JPH011690A - 遊転プロペラ装置 - Google Patents

遊転プロペラ装置

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Publication number
JPH011690A
JPH011690A JP62-155414A JP15541487A JPH011690A JP H011690 A JPH011690 A JP H011690A JP 15541487 A JP15541487 A JP 15541487A JP H011690 A JPH011690 A JP H011690A
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JP
Japan
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propeller
idling
wake
shaft
supported
Prior art date
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JP62-155414A
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JPS641690A (en
Inventor
隆一 佐藤
弘之 秋山
今清水 義紀
隆雄 森
藤野 良亮
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
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Publication date
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Publication of JPS641690A publication Critical patent/JPS641690A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、スクリュ推進器の後流を受けて回転駆動され
て補助的な推力を発生する遊転プロペラの段r構造上の
改善を図った遊転プロペラ装置に関する。
[従来の技術] 第5図に示すように、従来にあっては、スクリュ推進器
aの後方に同軸で設けられ、推進器aで発生される後流
Fを受けて回転駆動されて、推進器aの推力に対して補
助的な推力を発生するjヶ転プロペラCが知られている
。遊転プロペラCについて略述すると、この遊転プロペ
ラCはスクリュ推進器aと同様なブレードdを有し、こ
れらブレードdは、推進器後流F中に位置されるブレー
ド面がタービン翼形状で形成されると共に、このブレー
ド面より外方の推進器後流Fの外側に延出される先端ブ
レード面が通常のプロペラ・ピッチで形成されて、ター
ビン翼形状部分で後流「を受けて全体が回転駆動されそ
の先端ブレード面で補助的な推力を発生するようになっ
ている。
この遊転プロペラCの取付構造について説明すると第5
図及び第6図に示すように、遊転プロペラCの軸部を成
すスタブ軸eは、スクリュ推進器aのJft !!器ボ
スfの後端gに、これと同軸で且つ後流Fの流れ方向に
沿って延長されて配設され、後流Fに相対向する舵板り
側から(図中、矢印Aで示す)取付ボルトiで一体的に
取り付けられて支持されている。そして、遊転プロペラ
Cのブレードdを支持するボス部jは、このスタブ軸C
の外周に軸受部材kを介して回転自在に支持されている
。また遊転プロペラCのボス部jiMQβには、スクブ
@eとボス部jとの間に区画形成され軸受部材kを収容
すると共に潤滑油が供給される環状の潤滑空間mを封鎖
するためのエンドカバnが取り付けられている。そして
この潤滑空間mには、プロペラ軸(図示ぜず)の内部を
貫通し推進器ボスf’cfrして遊転プロペラCのスタ
ブ軸C内に延設された潤滑油倶給管pが接続されて、潤
滑油が供給されるようになっている。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、従来にあっては次のような問題点があった。
■ 遊転プロペラCは、スタブ軸C、ボス部j1並びに
ブレードdを含む全体が直接推進器ボス「に取り付【ノ
られ−01その全重量がスクリュltc進器aを介して
片持ち梁様のプロペラ軸で支持されるMlz e&とな
っているため、プロペラ軸系を支持するスターンチュー
ブのベアリングが片当りして焼損等の事故を起こすおそ
れがあった。
また、遊転プロペラCの付加による大きな[−メントを
支持させるために、プロペラ軸系を剛性高く設計する必
要があり、ロス1−アップを18いていた。
■ また遊転プロペラCのボス部jは、スクリュ推進器
aに直接取り付けられて推進器aと共に回転駆動される
スタブ軸Cに軸受部材りを介して支持される構造である
ため、軸受部材kかスティックした場合には)か転プロ
ペラCがスクリュ推進器aと連れ回りすることになる。
このような連れ回りが生ずると、スクリュ推進器aに過
大なトルクが作用することとなって、スクリュ推進器a
のブレードqの折j!1事故が発生し航行不能になるお
それがあった。
■ また遊転プロペラCをスクリュ推進器aに設備する
ようにしているので、潤滑空間mへ潤滑油を供給゛する
ための供給管pを、回転駆動されるプロペラ軸内に設け
る必要があり、プロペラ軸系の構造を1m化さulかつ
プロペラ軸の強度を低下させていた。
■ 更に、遊転プロペラCは推進器aの後方にδ受ける
必要があり、このため推進器後流Fの流れ方向(後流F
の流体力の作用方向)と反対方向の舵板hlll!Aか
ら取り付けなければならなかった。従って、取付ボルト
iの折損等の事故が起こった場合、後流Fの流体力によ
り遊転プロペラCが推進器ボスfから容易に脱落してし
まう、15それがあった。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、推進器後流により回転駆動されて推力を発1
するjIf1転プロペラを、推進器後方のラダホーンに
支持させて構成される。
「作 用」 本発明の作用について)ボベると、遊転プロペラを、推
進器後方のラダホーンに取り付けて支持させることによ
り、この機能を阻害することなく、プロペラ軸系による
重量支持の解消、プロペラ軸系からの動力伝達の遮断、
後流に対する取付方向の改善、並びに潤滑油供給構造の
簡素化を達成するようになっている。
[実施例] 以下に本発明の好適一実施例を添付図面に従つて詳述す
る。
第1図に示すように船尾1には、スクリュ推進器2が設
けられると共に、スクリュ推進器2の後方には推進器後
流F中に位置させて舵板3が設けられる。この舵板3は
、後流Fを受けて船体を旋回させる1能を有し、船尾゛
1から垂下されたラダホーン4に転回自在に支持される
。特に本実施例にあってはラダホーン4は、lit准芥
2位冒まで深く垂下されている。そしてこのラダホーン
4に、推進器1に流Fにより回転駆動されて推力を発生
する遊転プロペラ5が支持される。この遊転プロペラ5
は従来と略同様な構成で成り、第1図及び第2図に示す
ように主に軸部を成すスタブ軸6と、このスタブ軸6に
取り付番ノられブレード7を支持するボス部8と、この
ボス部8をスタブ軸6の外周に回転自在に支持する軸受
部材9とから構成される。殊にスタブ軸6は、スクリュ
推進器2と同軸位置で且つ推進器2の後方に間隔を隔て
てラダホーン4に固定して支持される。図示例にあって
は、スクブ1IIIl16はラダホーン4に一体的に形
成されているが、llt ’r’k ’;!j 211
11から後流Fの流れ方向に沿って取付ボルト等により
取り付けて固定するようにしてら良い(図中、矢印Bで
示す)。このようにラダホーン4に固定して支持させた
スタブ軸6 LD 9周には、その軸方向に一対の環体
状の軸受部材9が嵌装され、これら軸受部材9の外画に
スリーブ状のボス部8が嵌装されて、ブレード7はスタ
ブ軸6回りに回転できるように取り付けられる。またボ
ス部8の前端8aには、スタブ軸6の外周とボス部8の
内周との間に区画形成され軸受部材9を収容すると共に
潤滑油が供給される環状の潤滑空間10を封鎖するため
のヘッドカバ11が取り付けられる。そして殊にこの潤
滑空間10には、固定されたラダホーン4の内部を貫通
してスタブ軸6回に延設された潤滑油供給管゛12が接
続されて、潤滑油ポンプから潤滑油が供給されるように
なっている。
ところで本発明にあっては、遊転プロペラ5を推進器2
後方のラダホーン4に取り付けて支持させるようにした
のでプロペ゛う軸系に遊転プロペラ5の重量を支持させ
る必要がなく、従って従来に16けるスターンチューブ
のベアリングの焼Jn事故の発生を防止でき、他方プロ
ペラ軸系に対する剛性の要求等を解決することができる
また遊転プロペラ5を、回転する推進器2でなく固定系
を成すラダホーン4に支持させるようにしたので、軸受
部材9がスティックした場合であっても、単にその遊転
がロックされるのみであり、推進器2と連れ回りするこ
とがなく安全確実に継続航行することができる。
また潤滑空間゛10へのm滑油の供給に関し、単なる支
持構造を成すラダボーン4に潤滑油供給管12を設置す
ることで潤滑油を供給でさ、回転駆動されるプロペラ軸
系に設置する場合に比べて、構造簡単且つ信頼性高く構
成でき、プロペラ軸の強度を低下させることもない。
更に、ラダホーン4に対する3u転プロペラ5の取り付
けは、推進器2並びに舵板3の配置上、推進器後流「の
流れ方向に沿う推進器2111’lから行なわれる(図
中、Bで示す)こととなり、これは後流「の流体力の作
用方向と同じ方向であるので、ir1転プロペラ5の脱
落事故をできる限り防止することもできる。
尚、推進器2と遊転プロペラ5との間隔が若干広めにな
る傾向にあるが、遊転プロペラ5の機能が阻害されるこ
とはない。却って、後流Fの縮流化を考慮すれば、遊転
プロペラ5の直径を若干縮小できる利点があると考えら
れろ。
第3図及び第4図には、上記実施例の変形例が示されて
いる。本変形例にあっては、遊転プロペラの軸部を成し
ラダホーン4に固定される上述のスタブ軸6に酔えて、
ラダホーン4に回転自在に支持されブレード7と一体的
に回転する回転軸20が採用されており、この回転軸2
0はボス部8に一体的に接合されて構成される。回転軸
20は、ラダホーン4に穿設された孔部21に装着され
るスリーブ体22の両端部に配設された一対の軸受部材
9により、軸方向に距離を隔−ごて回転自在に両持支持
される。軸受部材9には、ラダホーン4内に設備された
潤滑油供給管12が接続され、この潤滑油供給管12に
は、潤滑油タンク23から専用の潤滑油ポンプ24で他
の設備とは独立に強制的に潤滑油が循環供給されるよう
になっている。
更に、この回転軸20がラダホーン4に挿通される部分
には、スリーブ22の前・後端部にシール部材25が配
設されて潤滑空間10を油密にシールするように構成さ
れている。このような変形実施例にあっても、上記実施
例と同様な効果を秦することは勿論である。
[発明の効果] 以上型するに本発明によれば、次のようなif hた効
果を発圧する。゛ 遊転プロペラを、推進器後方のラダボーンに取り付けて
支持させるようにしたので、その機能を阻害することな
く、プロペラ軸系による遊転プロペラの■用支持の解消
、遊転プロペラのプロペラ軸系との連れ回りの防止、後
流の流れ方向に沿う遊転プ1]ベラの取付けが可能にな
ることによるその脱落の規制、並びにラダホーンへの潤
滑油供給系の設備による構造の簡素化を達成して、遊転
ブロペラの取付配置構造上の改善を達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の好適一実施例を示す側面図、m2図は
その要部拡大側断面図、第3図は本発明の変形実施例を
示す側面図、第4図はその要部拡大側断面図、第5図は
従来例を示す側面図、第6図はその要部拡大側断面図で
ある。 図中、2は推進器たるスクリュ推進器、4はラダボーン
、5は遊転プロペラ、Fは1fC進′JS後流である。 特許出願人    石川島播磨m工桑株式会社代理人 
弁理士  絹  谷  信  雄部1図 第2図 第5図 第6図 手島υ#Ilj正W(自発) 昭和62年9月25日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 推進器後流により回転駆動されて推力を発生する遊転プ
    ロペラを、推進器後方のラダホーンに支持させたことを
    特徴とする遊転プロペラ装置。
JP62155414A 1987-06-24 1987-06-24 Propeller idling device Pending JPS641690A (en)

Priority Applications (4)

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JP62155414A JPS641690A (en) 1987-06-24 1987-06-24 Propeller idling device
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EP88110045A EP0296598A1 (en) 1987-06-24 1988-06-23 Propulsion auxiliary device
CN88103889A CN1030388A (zh) 1987-06-24 1988-06-24 船舶辅助推进装置

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JP (1) JPS641690A (ja)
KR (1) KR890000311A (ja)
CN (1) CN1030388A (ja)

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