JPH01168987A - 製紙機用シリンダドライヤの乾燥方法および装置 - Google Patents

製紙機用シリンダドライヤの乾燥方法および装置

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JPH01168987A
JPH01168987A JP63239892A JP23989288A JPH01168987A JP H01168987 A JPH01168987 A JP H01168987A JP 63239892 A JP63239892 A JP 63239892A JP 23989288 A JP23989288 A JP 23989288A JP H01168987 A JPH01168987 A JP H01168987A
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wire
drying
cylinder
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air
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JP63239892A
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English (en)
Inventor
Heitsukira Perutsutei
ペルッティ ヘイッキラ
Markku Karlsson
マルック カールッソン
Hannu Kokkala
ハンヌ コッカラ
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Valmet Technologies Oy
Original Assignee
Valmet Paper Machinery Inc
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F5/00Dryer section of machines for making continuous webs of paper
    • D21F5/02Drying on cylinders
    • D21F5/04Drying on cylinders on two or more drying cylinders
    • D21F5/042Drying on cylinders on two or more drying cylinders in combination with suction or blowing devices

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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、製紙機用シリンダドライヤにおける次のよう
な方法に関する。すなわち、この方法では、被−・クラ
ニブは、上部ワイヤを使用して上部シリンダに関連し、
かつ下部ワイヤを使用して下部シリンダに関連して案内
され、両ワイヤは乾燥用シリンダの表面とそのシリンダ
との間の空間に置かれたガイドロールとによって案内さ
れ、このシリンダの上部ライン上において、ウェブは上
部ワイヤに押されて上部シリンダの表面と直接接触し乾
燥され、したがって、ウェブは下部ワイヤによって下部
シリンダの表面に押しつけられ、さらに、ウェブは、シ
リンダのあるラインから他のラインへ、ある距離を持つ
オープンドローとして通される。
本発明はさらに、製紙機用のこのような方法のための装
置に関する。この装置は、隣接する乾燥用シリンダ間の
空間に置くことができ、この空間は隣接乾燥用シリンダ
上を走行する乾燥用ワイヤと、このワイヤを案内するガ
イドロールの自由セクタとによって画成され、さらにこ
の装置はブローボックスを含み、ブローボックスは実質
的に乾燥ワイヤの全幅員上に延在し、その内部には少く
とも1個のノズルスロットまたは一連のノズルホールが
設けられている。
背景技術 本明細書では、シングルヮイヤドロートハ、加熱乾燥用
シリンダ上をウェブが通るモードを意味し、ウェブは乾
燥用ワイヤに支持されてシリンダのあるラインから他の
ラインへ走行する。
ここで、前者のライン上では、ウェブは乾燥用ワイヤと
シリンダ面の間にあシ、後者のライン上では、ウェブは
外部に置かれ、乾燥ワイヤはシリンダ面と乾燥用繊維の
間に誼かれる。続いて、ウェブは乾燥用ワイヤに支持さ
れて、シリンダのライン間のドロ一部を走行する。この
シングルファブリックドローの利点はウェブは常時乾燥
ワイヤに支持される点で、全くオープンドローがないか
、少くとも実質的に長いオープンドローはないので、ウ
ェブのしわおよび破損の危険が減少される。
本明細書では、ツインワイヤドローとは、加熱乾燥用シ
リンダに関連して、ウェブを支持し引き出す従来のモー
ドであり、上部ワイヤは上部シリンダに関連して使用さ
れ、下部ワイヤは下部シリンダに関連して使用される。
これらのワイヤは、乾燥用シリンダの表面と、乾燥用シ
リンダ間の空間内に置かれたガイドロールとによって案
内され、シリンダの上部ライン上では。
ウェブは上部ワイヤに押されて、上部シリンダ表面に直
接接触し乾燥され、したがって、ウェブは下部ワイヤに
押されて、下部シリンダ表面に接触する。
本発明は特にツインワイヤドローに関する。
ツインワイヤドローでは、通常、ウェブはシリンダのあ
るラインから他のラインへの通過時に実質的に長いオー
プンドローを持つ。これらのオープンドローによって、
ウェブは振動し、その結果として破損し易く、かつしわ
がより易い。この欠点は、ウェブがまだ比較的高湿度で
したがって長さも短かく、伸縮性によって揺れやすい乾
燥部のスタート部内では特に強調される。
今日では、ウェブの振動は、主に、ポケット内の内部空
気流が強すぎるためと、ポケット内の圧力゛の相異並び
にウェブ、ワイヤ、およびシリンダ面によって刑成され
るニップ内の圧力の相異に起因すると考えられている。
これらの強い空気流と圧力の相異とは、境界層流に起因
する。この境界層流は、ワイヤ、ウェブ、およびシリン
ダ面によってこれらが移動するときに生成される。
従来技術において、ウェブの振動に起因する欠点を除去
する試みとして、乾燥部のスタート部にあるウェブのオ
ープンドローを短がくする方法がある。これは、シリン
ダの上部ラインと下部ラインの各々の軸を通る仮想平面
を従来よりも、またはこれまで例えば乾燥効果に関して
最適とされていた距離よりも短かい間隔で配置すること
で実施される。
さらlで、ツインワイヤドローを含む乾燥用グループ内
の被−・ぞウェブの振動減少のために、フェルトのガイ
ドロールを移動させてd −ie 17エブが支持なし
で走行する距離を短縮することも行なわれている。
これらのウェブのオープンドロー、シリンダの自由面、
およびガイドロールに案内されたワイヤまたはフェルト
はマルチシリンダドライヤ内のポケットを画成する。ポ
ケットは端が開いているが、別の見方では閉じている。
これは、I?ポケット換気は、マルチシリンダドライヤ
内の乾燥の効果と一様性(湿度状態)に関して重要な要
素と考えられるからである。
従来技術によれば、ポケット内の湿度状態の制御は、ポ
ケット内の吹出し管が装置の横方向にブロック分けされ
ていて、これらのブロックが開閉することでポケット内
に吹き出される空気量が制御される。この解決法につい
ては、本出願人によるフィンランド特許第68,278
号を参照されたい。
近年、製紙機械の運転速度は常に上昇中であり限界速度
は1500m/分に近づきつつある。
ウェブのオープンドローの揺れは製紙機の運転品質を悪
化させるますます重大な間粗となっている。
目的 本発明の目的の一部はこのドローの振動を減少させるこ
とである。
ツインワイヤドローでは、シリンダ上をワイヤが走行し
、R−t#から蒸発して水蒸気がワイヤを通して拡散さ
れるときに、ワイヤ上に湿度境界層が形成される。ワイ
ヤがシリンダを離れるときには、湿度境界層は、ニップ
内の負圧力のために、ワイヤを通してポケット内に入る
本発明に最も関連の深い従来技術については本出願人の
フィンランド特許公報第73,259号、およびフィン
ランド特許出願第854494号、同第87.2691
号を参照され度い。本発明の基礎はこれらの特許公報に
提案された方法並びに装置にある。しかし、これらによ
っては、ツインワイヤドロー内でワイヤ上に形成される
湿度境界層の破壊とこの現象による欠点の除去とは不可
能である。したがって本発明の主目的は上記欠点を除去
することである。
本発明の他の目的は、より多量の乾燥空気をポケットに
供給し、ポケットを換気するだめの装置と方法を提供す
ることである。
本発明の他の目的は、ポケット内に供給される空気の量
をワイヤによる吐き出し効果によって、ポケットから出
る空気の量よりもずっと多く子るための装置と方法を提
供することであって、これによって、ポケットには正の
圧力が生じる。この圧力は、ポケット内の乾燥用空気の
湿度分布を強化するとともに、ウェブの揺れを、特にウ
ェブの側部領域において阻止するものと考えられる。
本発明の他の目的はウェブの横方行の湿度状態を調節す
る能力においても効果のある装置と方法を提供すること
である。
発明の開示 上記目的および他の目的を達成するため、本発明の方法
の特徴は、乾燥用ワイヤが乾燥用シリンダから離れるラ
イン領域内で、乾燥用空気の吹出しを乾燥用ワイヤに向
けること、およびこの吹出しによって乾燥対象ウェブか
らワイヤに関連して拡散される水分から生じる高湿度境
界層が破壊されることである。
他方、本発明による装置の主な特徴は、第1のブローノ
ズルを有することであって、このノズルは、乾燥用ワイ
ヤがさらにガイドロール上へ走行するときにウェブおよ
び乾燥シリンダから離れる領域内で横方向に実質的に乾
燥ワイヤの全幅員上に置かれ、さらに、第1のブローノ
ズルは、ワイヤ上に生成される高湿度空気境界層を十分
に破壊する吹出しをこのノズルから供給できるように方
向づけられていることにある。
本発明によれば、上記のように乾燥ワイヤ上に生成され
た高湿度境界層は、ワイヤが乾燥シリンダから離れるラ
インの手前で吹きとばされる。この境界層破壊は、ワイ
ヤに向けられた空気噴射によって生じる。この空気噴射
は、以下のように方向づけられた1個以上のノズルから
導かれる。すなわち境界層が十分に破壊され、同時に、
吹出し装置の壁と、乾燥用シリンダから隣接ガイドロー
へのワイヤ走行内でのワイヤとの間の空間内に十分な量
の乾燥空気が吹き込めるように構成されている。
本発明の望ましい実施態様によれば空気噴射は第2のノ
ズルによって乾燥ワイヤとその緊張ロールとで形成され
る入ロニツゾ内に吹き込ま札より多量の乾燥空気がこの
空気噴射によってポケット内に供給される。
本発明の望ましい実施態様によれば、ワイヤとポケット
換気装置との間には狭い通路があり。
この位置でワイヤのポンプ効果によって通路の始端に正
圧力が形成される傾向となり、ワイヤを介してポケット
に達する乾燥空気量が増加する。
本発明の望ましい実施態様によれば、ワイヤがガイドロ
ールから次の乾燥用シリンダへ走行′する、ブローボッ
クスに関してワイヤの後尾の側には、ノズル吹出しが設
けられ、これによってワイヤによって生じるポケットか
ら外部への吐き出しが減少する。このようにポケットへ
供給される空気量は、ワイヤの吐き出し効果によって、
ポケットから排出される空気量よりもずっと多量になる
。すなわち、ポケットは高圧となり、超過空気はポケッ
トの両端から排出され、その結果、実質的な利点として
、ウェブの端の揺れがなくなり、ポケットの湿度状態も
ウェブの横領域で一様にできる。
ウェブの横方向湿度状態の調節能力に関しては、境界層
を破壊する吹出しの影響、およびニップに直接印加され
る吹出しの影響は主として幅員上に拡がり、ここで、吹
出し空気は横方向に向けられる。本発明により方向づけ
られる吹出し空気を使用してブロックによって横方向へ
の吹出しが調節可能とされれば、ウェブの横方向湿度状
態の調節も可能となる。
次に、本発明の実施例を添付図面を参照して説明するが
、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
第1図に示す乾燥対象ウェブWのツインワイヤドローに
おいてはウェブWは、低部ワイヤF2と加熱シリンダ表
面11′の間で低部乾燥用シリンダ11上に置かれる。
これによって、ツインワイヤドローにおいてシリンダ1
0.11とウェブWとの間の接触が良好となる。その結
果、ウェブWからの蒸発とウェブWの乾燥とは相対的に
効果的になる。第4図に示す従来技術のツインワイヤド
ローでは、上部シリンダー。
と低部シリンダー1との間の長い走行部W上では、ウェ
ブWはワイヤF I  * F 2によっては支持され
ないままである。これは、上部ワイヤF!は上部ワイヤ
ガイドロール12を介して走行し、低部ワイヤF2は低
部ワイヤガイドロール13を介して走行するからである
。ウェブWの支持されない長走行物W、は、機械速度が
上昇けとき・特′・走行部W−揺れによ・て開運を生じ
る。
第1図は、本発明による方法と装置を示す概略的な垂直
方向断面図である。第1図に示すように、乾燥用シリン
ダ10の間の空間内に、ガイトロール12上に本発明に
よるブローボックス20が設けられている。ブローボッ
クス2゜は水平壁24と壁25.26とによって画成さ
れる。本発明の実際の応用では、ガイドロールl3の下
方に、第1図に示す下部シリンダ10の間の空間に、対
応する?ツクス20が設けられている。ボックス20は
ツインワイヤドローの領域、例えば、ツインワイヤドロ
ーを有する1個または数個の第1グループ内に置かれる
第1図によれば、第1吹出しPlは、ワイヤF1がシリ
ンダ10から離れる領域内でボックス20の第1ノズル
21から乾燥ワイヤF1に向けて放出される。この吹出
しPlによって、ワイヤF1上に生じる高湿度境界層S
L(第5図)はワイヤF1の離れてゆくラインLの前方
または近傍で破壊される。ノズル21からの吹出しP、
は、境界層SLができるだけ効果的に破壊されるように
方向づけられる。乾燥空気の吹出しPlによって、同時
に、ボックス20の壁25とワイヤF1との間の空間A
内への十分な量の空気の供給が保証される。乾燥空気は
、空間計の領域内の正圧力の効果によって、空気流P1
 として、ワイヤF、を通ってポケットTへ達する。
第1図によればブローボックス20は第2ノズル22を
含み、これから吹出しP2が、ガイドロール12とワイ
ヤ21間の加圧入口二ノゾN+へ向けられる。吹出しP
2によって、空気流がワイヤF1を通して流され、空間
A+内には部分的に高レベルの正圧力が生じる。この正
圧力は、ワイヤF1の入口走行部を介してポケットTへ
供給される乾燥空気の量を増加させる。
第1図によれば、ガイドロール12と乾燥用シリンダ1
0との間のワイヤFlの後尾側において、ワイヤF1が
乾燥シリンダに接する領域内で、ブローボックスには第
3ノズル23が設けられていて、第3ノズル23から、
ワイヤF。
の出口走行部に対して吹出しPlが放出される。
この吹出しP3によってワイヤFlによってポケットT
の外部に生じる空気の排出が減少する。
吹出しP3の効果で、ポケットTへ供給される空気量は
、ポケットから矢印Pu方向へ逃げ出す空気量よりも実
質的に多量になる。上記のようにポケットT内に供給さ
れる過剰空気は、ポケットの両端から除去される。つま
り、ポケットは高圧となり、これによる利点としては特
に、ウェブの横方向領域の走行が安定し、その揺れは減
少し、または完全に除去される。さらに、ポケッ)T内
の乾燥用空気の湿度状態はポケット端部の近傍において
も一様となる。
しかし、第1図に関してブローボックス20の動作は上
部シリンダ10と上部ワイヤF1.とに関連して説明さ
れるが、対応する方法のステップは、ボックス20と同
様なブロー手段によって低部シリンダ11と低部ワイヤ
F2に関連しても実施されることを強調したい。
第2図は、本発明による装置の実施例の詳細図である。
第1図と異なり、ブローボックス20は壁部26a 、
26bを含み、これらは互いに直交して、壁部26aは
ガイドロール12の自由セクタにできるだけ近接して置
かれる。
壁部26aの延長部は壁部26cを含み、これは第2ノ
ズル22で終端する。第1ノズル21と第2ノズル23
とは、管状部28と平坦壁部29の間に形成される。ノ
ズル21.23は望ましくは、いわゆるコアンダノズル
で、高湿度境界層SLの破壊に関して最適なようにワイ
ヤF1に向けられている。乾燥空気は、入口パイプ27
を介してブローボックス20に供給される。
乾燥空気は、ボックス20の内部からノズル21.22
.23を通して排出され、上記の効果をもたらす。
第2図において乾燥シリンダ10の直径はDlで示され
、ガイドロールの直径はD2で示される。DI とD2
とは、例えば、D1=1830咽。
D2 =600 tmである。0里とD2のこれらのf
直は、本発明による装置の寸法上の相対的関係を与える
ものである。これらの比率を、実用上の応用に実質的に
対応するものとして第2図に示すO 第3図は、本発明による第2の実施例の詳細図である。
第3図によれば、ブローボックス20は3個のチャンバ
31,32.33に分割される。第1チヤンバ31は第
1ノズル21に接続し、第2チヤンバ32は第2ノズル
22に導通し、第3チヤンバ33は第3ノズル23に結
合する。吹出し空気は入口・やイブ34に沿ってパイプ
35と制御手段36を介して第1チヤンバに導かれる。
したがって、吹出し空気は入力バイブ37、分配・母イ
ブ38、それらの制御r−ト39を介して第2チヤンバ
32に達する。供給された空気は、入口パイプ40、分
配・ぐイブ41、それらの制御f−)42を介して第3
チヤンバに送られる。必要であれば、チャンバ31.3
2.33は、横方向にブロック分けされる。空気は、別
々の分配、ぐイブ35,38゜41に沿りて各ブロック
に供給される。ブロックの個数は、例えば、5〜10個
で、各々並列に配置されている。チャンバ31〜33内
に並べられたこれらのブロックは、垂直区分壁(図示せ
ず)によって互いに分離され、各々の空気量は、制御用
ダンパまたはケ゛−)36 、39 。
42によって制御できる。ブローがックスの構造、並び
に、特にブロックによる制御の詳細については、本出願
人のフィンランド特許出願公報第73,259号の第5
図、およびその発明の関連説明を参照され度い。
第3図に示すブロー?ツクス20の各々のチャンバ31
〜33には、乾燥交換空気、高温循環空気、および/ま
たはそれらの適当な混合気体等の各種空気を供給でき、
これによって、各吹出しPHI P2  r P3の効
果のモード並びに装置の湿度状態調節能力が考慮される
本発明の望ましい実施例は、これら3個のノズル21〜
33をすべて含んでいる。ノズル21.22内のノズル
スロットの福sは、通常s=2〜511IIIの範囲で
、望ましくはs=3鵡である。
一方、ノズル22のノズルスロットの幅Sは、通常s=
4〜10I+II+の範囲で、望ましくは、s=6mで
ある。吹出しPt+P21PMの速度Vは通常、v=1
5〜30m/秒の範囲で、望ましくはv=20m/秒で
ある。
本発明は、第3吹出しP3と対応する第3ノズル23を
除去しても実施できる。この実施例は、特に、ウェブW
の揺れが重大問題にならない場合に使用可能である。
いくつかの例外的な場合では本発明は、第3吹出しと第
2吹出し、並びにこれらに対応するノズル22.23を
除去しても実施でき、この場合、シリンダ10.11と
ワイヤF l  e F 9とに関連して出現する高湿
度境界層は、本発明にしたがって、ノズル21の吹出し
P!だけによって破壊される。このような場合には、吹
出しP!の空気量は、入口側で、ワイヤFl+F2の走
行部、および、加圧経路領域A+を介して供 補給され
る適当量の空気取入れを保証する。
本発明を要約すると、製紙機用シリンダドライヤの方法
と装置において4−パラニブは上部ワイヤを使用して上
部シリンダに関連して、並びに下部ワイヤを使用して下
部シリンダに関連して案内される。両ワイヤは乾燥用シ
リンダの表面とシリンダ間の空間に置かれたガイドロー
ルとによって案内されシリンダの上部ライン上において
、ウェブは上部ワイヤに押されて上部シリンダの表面と
直接接触し乾燥され、下部ワイヤによって下部シリンダ
の表面に押しつけられる。この方法と装置では、ウェブ
はシリンダのあるラインから他のラインへ、ある距離を
持つオープンドローとして渡される。乾燥用吹出しは、
乾燥用ワイヤが乾燥用シリンダから離れる前記ラインの
領域内で、乾燥用ワイヤに向けられる。この吹出しによ
って乾燥対象ウェブからワイヤに関連して拡散された水
分より得られる高湿度境界層が破壊される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による方法と装置を示す概略断面図、 第2図は1本発明の第1の実施例を示す垂直方向断面図
、 第3図は、本発明の第2の実施例を示す概略図、 第4図は、本発明の応用分野であるツインワイヤドロー
を備えた従来技術の乾燥用シリンダグループを示す概略
側面図、 第5図は、乾燥用シリンダと乾燥用ワイヤに関する高湿
度境界層の形成を示す概略図である。 主要部分の符号の説明 Wol、ベーパウェブ 10・・・上部シリンダ 11・・・下部シリンダ 10’、11・・・シリンダ表面 21mF2 ・・・ワイヤ 12.13・・・ガイドロール W、・・・オープン(自由)ドロー P1 、P、eP3・・・吹出しく空気)SL・・・高
湿度境界層 A+・・・加圧空間 T・・・ポケット空間 N+・・・加工入ロニッゾ 特許出願人  パルメット ベーノソ  マシーナリイ
ンコーポレーテッド

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、上部ワイヤを使用して上部シリンダに関連し、下部
    ワイヤを使用して下部シリンダに関連してペーパウェブ
    が案内され、両ワイヤは乾燥用シリンダの表面と該シリ
    ンダ間の空間に置かれたガイドロールとによって案内さ
    れ、該シリンダの上部ライン上において、前記ウェブは
    該上部ワイヤに押されて前記上部シリンダの表面と直接
    接触し乾燥され、したがって、該ウェブは前記下部ワイ
    ヤによって前記下部シリンダの表面に押しつけられ、さ
    らに、該ウェブはシリンダのあるラインから他のライン
    へ、ある距離を持つオープンドローとして渡される製紙
    機用シリンダドライヤの乾燥方法において、該方法は、 前記乾燥用ワイヤが前記乾燥用シリンダから離れる前記
    ラインの領域内で乾燥用空気吹出しを該乾燥用ワイヤに
    向け、 前記吹出しによって、乾燥対象ウェブから前記ワイヤに
    関連して拡散された水分より得られる高湿度境界層が破
    壊されることを特徴とする製紙機用シリンダドライヤの
    乾燥方法。 2、請求項1に記載の方法において、 前記吹出しによって、十分な量の乾燥空気が前記乾燥用
    シリンダから前記案内ロールへの前記ワイヤの入口走行
    部に供給され、 前記空気は該入口走行部上に形成された加圧領域から、
    該ワイヤを経て、前記シリンダと該ワイヤと前記ウェブ
    の自由走行部とで画成されるポケット空間に流れること
    を特徴とする製紙機用シリンダドライヤの乾燥方法。 3、請求項1または2に記載の方法において、該方法は
    、 前記ワイヤガイドロールと該ワイヤとの間の加圧入口ニ
    ップに、第2の吹出しが供給され、該第2の吹出しによ
    って、該ワイヤを通る強化された空気流が生成され、前
    記ポケット空間に付加的乾燥用空気が供給されることを
    特徴とする製紙機用シリンダドライヤの乾燥方法。 4、請求項3に記載の方法において、前記第2の吹出し
    は、該吹出しの前方にある前記加圧空間内の正の圧力レ
    ベルと、前記ポケット空間内への乾燥空気の供給とを増
    加させることを特徴とする製紙機用シリンダドライヤの
    乾燥方法。 5、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の方法におい
    て、該方法は、前記ワイヤガイドロールと前記乾燥用シ
    リンダとの間に置かれた前記乾燥用ワイヤの後尾側の領
    域であって該乾燥用ワイヤが該乾燥用シリンダと接する
    領域に、第3の吹出しが印加されることを特徴とする製
    紙機械用シリンダドライヤの乾燥方法。 6、請求項1に記載の方法において、前記第1、第2お
    よび/または第3の吹出しの前記乾燥対象ウェブの横方
    向への分布は、望ましくは、ブロックごとに制御され、
    該乾燥対象ウェブの湿度状態と、前記ポケット空間内の
    横方向の空気の流れとを制御することを特徴とする製紙
    機用シリンダドライヤの乾燥方法。 7、ツインファブリックドローを使用し、請求項1乃至
    6のいずれか1項に記載の方法を実行するための装置で
    あって、 該装置は隣接する乾燥用シリンダ間の空間に置かれ、該
    空間は、該隣接乾燥用シリンダ上を走行する乾燥用ワイ
    ヤと、関連する該ワイヤを案内するガイドロールの自由
    セクタとによって画成され、 該装置はブローボックスを含み、該ブローボックスは実
    質的に、該乾燥ワイヤの全幅員上に延在し、該ブローボ
    ックス内には少くとも1個のノズルスロットまたは対応
    する一連のノズルホールが設けられている装置において
    、 該装置は第1のブローノズルを含み、該ノズルは、前記
    ウェブが前記ガイドロール上に走行中に、前記乾燥ワイ
    ヤが該ウェブと前記乾燥用シリンダとから離れる領域内
    で、実質的に、前記乾燥ワイヤの全幅員上を横切る方向
    に置かれ、前記第1のブローノズルは、前記ワイヤ上に
    生じる高湿度空気の境界層を十分に破壊する吹出しを該
    ノズルから供給可能なように方向づけられることを特徴
    とする製紙機用シリンダドライヤ装置。 8、請求項7に記載の装置において、 該装置は第2のノズルを含み、該ノズルは、前記ブロー
    ボックスから前記乾燥用ワイヤと前記ガイドロールとの
    間の加圧入口ニップへ吹込みを行なうように方向づけら
    れ、 前記第1のノズルと前記第2のノズルの間で、該ボック
    ス内には壁部が設けられ、該壁部は、該ワイヤ走行部に
    実質的に平行で、かつ該壁部に対向し、該ワイヤから距
    離を有して置かれ、前記壁部と該壁部に対向する前記ワ
    イヤとは長方形通路を画成し、 該長方形通路内において、主に前記吹出しの影響によっ
    て正の圧力が生じ、該圧力の影響によって、前記正圧力
    空気は、前記ワイヤの前記入口走行部を介して、前記乾
    燥部内の内部ポケット空間へ流入することを特徴とする
    製紙機用シリンダドライヤ装置。 9、請求項7または8に記載の装置において、前記ブロ
    ーボックスは、前記第1のノズルに対向する前記壁部に
    、第3のノズルを備え、該第3のノズルは、前記乾燥用
    ワイヤが前記ガイドロールから出るときに前記乾燥シリ
    ンダに接する領域に、第3の空気吹出しが該第3のノズ
    ルから供給されるように通用され配置されていることを
    特徴とする製紙機用シリンダドライヤ装置。 10、請求項7乃至9のいずれか1項に記載の装置にお
    いて、 前記ブローボックスは、別々のチャンバを含み、該チャ
    ンバから前記ノズルにそれぞれ空気が通され、 前記チャンバは、パイプまたは一連の分配パイプを介し
    て別々の空気供給パイプに導通することを特徴とする製
    紙機用シリンダドライヤ装置。 11、請求項7乃至10のいずれか1項に記載の装置に
    おいて、 前記ブローボックス、または該ボックス内の別々のチャ
    ンバは、垂直区分壁によって別々のブロックに分割され
    、 該ブロックは制御手段に導通し、該制御手段は前記別々
    のブロックへ通る空気量を制御し、前記ウェブの横方向
    の湿度状態および/または前記ポケット空間内の横方向
    の空気流を制御することを特徴とする製紙機用シリンダ
    ドライヤ装置。
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