JPH0116058Y2 - - Google Patents

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JPH0116058Y2
JPH0116058Y2 JP19565983U JP19565983U JPH0116058Y2 JP H0116058 Y2 JPH0116058 Y2 JP H0116058Y2 JP 19565983 U JP19565983 U JP 19565983U JP 19565983 U JP19565983 U JP 19565983U JP H0116058 Y2 JPH0116058 Y2 JP H0116058Y2
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JP
Japan
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depth
flap
servo motor
storage battery
towing body
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JP19565983U
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JPS60102687U (ja
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、水中曳航体の深度維持装置に関す
る。
たとえば観測器材などを搭載した上記のような
水中曳航体には、その深度を一定に維持するため
にフラツプが設けられており、フラツプの駆動装
置として種々のものが提案されている。ところ
が、従来の装置は、構造が複雑でかつ大型であ
り、保守が面倒であるという欠点を有する。
この考案の目的は、小型化および軽量化が可能
で、かつ保守の簡単な水中曳航体の深度維持装置
を提供することにある。
この考案による水中曳航体の深度維持装置は、
回転自在な深度制御用フラツプ、往復直線運動す
る移動体、移動体の直線運動をフラツプの回転運
動に変換する変換手段、移動体を往復直線運動さ
せるねじ軸、ねじ軸を回転させる電気サーボモー
タ、深度の設定値と測定値に基いてサーボモータ
を制御する制御回路、ならびにサーボモータおよ
び制御回路を駆動するための電源装置を備えてお
り、電源装置が、蓄電池、水流により回転するプ
ロペラ水車、ならびにプロペラ水車の回転により
発電して蓄電池を充電する発電機および充電装置
を備えているものである。
この考案による水中曳航体の深度維持装置は、
上記のように電気サーボモータとその電源装置を
主体とする構造の簡単なものであり、油圧回路を
含んでいないため、小型化および軽量化が可能で
あり、保守も簡単である。また、電源装置が、水
流により回転するプロペラ水車、ならびにプロペ
ラ水車の回転により発電して蓄電池を充電する発
電機および充電装置を備えているので、蓄電池の
小型化および軽量化を図ることができ、曳航時間
が蓄電池の容量によつて制限されるようなことも
ない。
以下図面を参照してこの考案の実施例を説明す
る。
第1図は、母船1に接続された索2により曳航
されている水中曳航体3を示し、この曳航体3に
は観測器材(図示略)などが搭載されている。
水中曳航体3は、第2図および第3図に詳細に
示すように、左右1対の水平主翼4、上下1対の
垂直尾翼5、左右1対の水平尾翼6および各水平
尾翼6の後部に取付けられた深度制御用フラツプ
7をその外部に備えている。フラツプ7の前端部
は、水平尾翼6に回転自在に支持された左右方向
の水平軸8に固定されている。
また、曳航体3には、第2図〜第7図に詳細に
示すように、深度維持装置が設けられており、こ
の装置は、電源装置9およびフラツプ駆動装置1
0を備えている。
電源装置9は、尾翼5,6の後に配置されたプ
ロペラ水車11、プロペラ水車11の軸12に連
結された増速機13、増速機1の出力軸14に連
結された発電機15、発電機15の出力端子に接
続された充電装置16、充電装置16の出力端子
に接続された4個の蓄電池17および蓄電池17
の出力端子に接続された定電圧装置18より構成
されている。蓄電池17は、断熱材よりなる防水
ケース19の中に収容されており、防水コネクタ
20を介して外部充電が行なえる。
フラツプ駆動装置10は、調定深度の設定値に
基いてフラツプ7の角度を制御するものであり、
次のように構成されている。すなわち、駆動装置
10には、増幅器ユニツト(制御回路)21が設
けられており、このユニツト21は、調定深度を
設定するための可変抵抗器22、制御増幅器23
およびサーボ増幅器24を備えている。そして、
可変抵抗器22の出力信号は、制御増幅器23を
通してサーボ増幅器24に入力する。サーボ増幅
器24の出力信号は、電気式回転速度計25を備
えた電気サーボモータ26に送られ、速度計25
の出力信号はサーボ増幅器24にフイードバツク
される。サーボモータ26には、前後方向の水平
ねじ軸27が減速機28を介して連結されてお
り、前後方向の水平移動棒(移動体)29の前端
部に固定された移動ナツト30がこのねじ軸27
にねじはめられている。移動棒29は曳航体3に
前後移動自在に支持されており、移動棒29の後
端部にアーム(変換手段)31の下端部が回転自
在に連結され、アーム31の上端部はフラツプ7
の軸8に固定されている。そして、サーボモータ
26でねじ軸27を回転させることにより、移動
棒29がナツト30を介して前後に移動し、この
移動棒29の前後直線運動がアーム31によりフ
ラツプ7の水平軸8の回転運動に変換されて、そ
の結果、フラツプ7の角度が変化する。曳航体3
の固定部分と移動棒29との間にポテンシヨメー
タ32が設けられており、移動棒29の移動量す
なわちフラツプ7の角度に対応するポテンシヨメ
ータ32の出力信号はサーボ増幅器24にフイー
ドバツクされる。また曳航体3には、外側面に配
置された水圧検出器33と内部に配置された変換
器34とからなる深度計35が設けられており、
曳航体3の深度に対応する変換器34からの信号
は、制御増幅器23に送られる。そして、電源装
置9の定電圧装置18の出力電圧が、駆動装置1
0の必要部分に印加されている。
次に、母船1により水中曳航体3を曳航すると
きの深度維持装置の動作を説明する。
まず、曳航体3を水中に投入する前に、曳航体
3の調定深度を設定し、調定深度に対応する信号
が出力されるように可変抵抗器22を調節してお
く。このようにして曳航体3を水中に投入し曳航
を開始すると、フラツプ駆動装置10が作動し、
次のように、曳航体3を調定深度に維持するよう
にフラツプ7の角度が制御される。すなわち、フ
ラツプ駆動装置10の増幅器ユニツト21は、深
度計35から出力される曳航体3の深度と可変抵
抗器22から出力される調定深度とを比較し、そ
の差を電気信号としてサーボモータ26に送る。
そして、この信号によりサーボモータ26の回転
方向および回転速度が制御されて、前記のように
フラツプ7の角度が調節され、フラツプに発生す
る流体力により曳航体3は深度を修正して調定深
度に達する。このとき、フラツプ7の角度変化は
ポテンシヨメータ32によつてサーボ増幅器24
にフイードバツクされ、先に与えられた入力信号
との比較が行なわれる。これにより、曳航体3が
深度修正を行なう場合にフラツプ7の角度が急激
に変動して曳航体3の姿勢が不安定にならないよ
うに処理されている。そして、曳航中、フラツプ
駆動装置10により、曳航体3は調定深度に維持
される。
曳航体3が曳航されている間、電源装置9のプ
ロペラ水車11は水流によつて一定方向に回転
し、これにより発電機15および充電装置16が
作動して、蓄電池17の自己放電が補われるとと
もに、負荷に電力が供給される。したがつて、蓄
電池17の小型化および軽量化を図ることがで
き、曳航時間が蓄電池17の容量によつて制限さ
れるようなこともない。投入時のように曳航体3
の速度が小さい間は、プロペラ水車11の回転速
度が不足して十分な発電が行なえないので、蓄電
池17の放電により負荷に電力が供給される。し
かしながら、これは比較的短時間であるから、蓄
電池17を小型化しても問題はない。
上記のフラツプ駆動装置10は、油圧回路を含
んでいないため、小型化および軽量化が可能であ
り、保守も簡単になる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の1実施例を示し、第1図は母
船と水中曳航体の全体の斜視図、第2図は水中曳
航体の平面図、第3図は同部分切欠き側面図、第
4図および第5図は第3図−線および−
線の断面図、第6図は水中曳航体の深度制御用フ
ラツプおよびフラツプ駆動装置の一部を示す斜視
図、第7図は深度維持装置の回路図である。 3……水中曳航体、7……深度制御用フラツ
プ、9……電源装置、11……プロペラ水車、1
5……発電機、16……充電装置、17……蓄電
池、21……増幅器ユニツト(制御回路)、26
……電気サーボモータ、27……ねじ軸、29…
…移動棒(移動体)、31……アーム(変換手
段)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転自在な深度制御用フラツプ7、往復直線運
    動する移動体29、移動体29の直線運動をフラ
    ツプ7の回転運動に変換する変換手段、移動体2
    9を往復直線運動させるねじ軸27、ねじ軸27
    を回転させる電気サーボモータ26、深度の設定
    値と測定値に基いてサーボモータ26を制御する
    制御回路21、ならびにサーボモータ26および
    制御回路21を駆動するための電源装置9を備え
    ており、電源装置9が、蓄電池17、水流により
    回転するプロペラ水車11、ならびにプロペラ水
    車11の回転により発電して蓄電池17を充電す
    る発電機15および充電装置16を備えている水
    中曳航体の深度維持装置。
JP19565983U 1983-12-19 1983-12-19 水中曳航体の深度維持装置 Granted JPS60102687U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19565983U JPS60102687U (ja) 1983-12-19 1983-12-19 水中曳航体の深度維持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19565983U JPS60102687U (ja) 1983-12-19 1983-12-19 水中曳航体の深度維持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60102687U JPS60102687U (ja) 1985-07-12
JPH0116058Y2 true JPH0116058Y2 (ja) 1989-05-12

Family

ID=30420107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19565983U Granted JPS60102687U (ja) 1983-12-19 1983-12-19 水中曳航体の深度維持装置

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Publication number Publication date
JPS60102687U (ja) 1985-07-12

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