JPH01156123A - 変位伝達機構の作動液体量調節装置 - Google Patents

変位伝達機構の作動液体量調節装置

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JPH01156123A
JPH01156123A JP31803387A JP31803387A JPH01156123A JP H01156123 A JPH01156123 A JP H01156123A JP 31803387 A JP31803387 A JP 31803387A JP 31803387 A JP31803387 A JP 31803387A JP H01156123 A JPH01156123 A JP H01156123A
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hydraulic oil
chamber
sleeve
hydraulic
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茂 神谷
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石田 年伸
Yasumasa Hagiwara
康正 萩原
Masatoshi Kuroyanagi
正利 黒柳
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/43Filling or drainage arrangements, e.g. for supply of gas
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2202/00Indexing codes relating to the type of spring, damper or actuator
    • B60G2202/20Type of damper
    • B60G2202/24Fluid damper
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2500/00Indexing codes relating to the regulated action or device
    • B60G2500/10Damping action or damper

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明9且煎 [産業上の利用分野] 本発明は、自動車の車体と軍輪との間に架設されるショ
ックアブソーバの減衰力切換装置等に用いられる変位伝
達機構の作動液体量調節装置に関する。
[従来の技術] 従来、自動車の乗り心地の改良のために、車体の振動状
態や運転状態に応じて、減衰力が切り換え可能なショッ
クアブソーバを設けていた(特開昭60−143237
号、特開昭60−1 ’43238号等)。この内、応
答性を向上させるため、m5B力切換弁のアクチュエー
タにピエゾスタックを利用したものがある(特開昭61
−85210号等)。ピエゾスタックは直接に切換弁と
して用いるには、その変位が不十分であるため、この種
の切換弁は、例えば、第7図に示すように作動油を利用
してとニジスタックの変位を増幅する構成となっていた
このアクチュエータ100は、ハウジング102内に作
動油で満たされた円筒状の収納室104を設け、この収
納室104内で一端’106 aが固定されているピエ
ゾスタック106に、端子107a、107bから電圧
を印可することにより、ピエゾスタック106の自由端
106bに嵌合されているピストン10日を摺動させ、
油圧室120を介してスリーブ121内のプランジャ1
22を移動させて、ショックアブソーバの減衰力を切り
換えてい゛た。はね124,126はピストン108ま
たはプランジャ122を各々復帰させるためである。
このようにして、ピエゾスタック106のごとく、その
変位の極めて小さいものでも、プランジャ122の径が
ピストン10日の径より十分に小さいため、油圧室12
0内の作動油を介してその変位が増幅され、十分に応答
性が高い減衰力切換アクチュエータを実現することがで
きる。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、上記油圧室120の完全なるシールは困難で
あり、特にプランジャ122の摺動部分からは、0リン
グ128にてシールしても、プランジャ122の作動を
繰り返すたびに、徐々に作動油が漏れ出ていった。その
ため上記油圧室120内は負圧となり、第8図のタイミ
ングチャートに示すごとく、ピエゾスタック106の駆
動電圧は同一の変化をしているにもかかわらず、次第に
プランジャ122の変位量が低下してゆき、減衰力切り
替え動作が不十分となってしまう場合があった。
また、これとは相反する問題として、そのような作動油
漏れを完全に防止したとしても、雰囲気温度の変化によ
り油圧室120内の作動油が熱膨張してプランジャ12
2に意図しない変位が生じ、切換不要なときに減衰力の
切り換えがなされる場合がある。
この両者を解決するために、作動油の漏出を許して熱膨
張による異常作動を防止すると共に、外部の作動油供給
源と油圧室120との間に、逆上弁を備えた通路を設け
、ピエゾスタック106が復動する際、その復動の際の
負圧ににす、漏出量の作動油を油圧室120に吸入する
構成が考えられる。しかし、この構成では、プランジャ
122の慣性による移動遅れのためプランジャ122が
完全に復帰していない内に外部から作動油が吸入される
場合がある。このような状況下では、次第に油圧室12
0の作動油量が増加し、ビニ゛ブスタック106の復帰
にもかかわらず、プランジャ122のLX j?6が不
完全となり、減衰力の回復が■可能となる場合があった
光匪p講滅 そこで、本発明は上記問題点を解決することを目的とし
、次のような構成を採用した。
[問題点を解決するための手暗] 即ち、本発明の要旨とするところは、 アクチュエータの変位に基づき、作動)α体で満たされ
た液圧室内の体積を変化させ、この液圧室内の体積変化
に応じてプランジャをスリーブ内で往復動作させること
により上記アクチュエータの変位をプランジャに伝達す
る変位伝達機構に用いられる作動液体量調節装置おいて
、 外部に設けられた作動液体供給源からの作動)α体を上
記液圧室内へ供給する方向のみ流通可能な供給通路を設
けると共に、この供給通路が上記プランジャと上記スリ
ーブとの間隙を介して作動)α体を上記液圧室内へ供給
するよう構成されていることを特徴とする変位伝達機構
の作動)茂体量調節装置にある。
[作用] 本変位伝達機構の作動液体量調節装置は、液圧室内から
の作動)α体の漏出を補充するため、プランジャの復動
時に供給通路から作動)α体の供給がなされる。単に供
給されただけでは、漏出量に対して、供給量の過不足が
生ずる。しかし、上記供給通路がプランジャとスリーブ
との間隙を介して作動ン夜体をン夜圧室内へ供給してい
るため、プランジャとスリーブとの間隙からの漏出量と
供給量とがバランスし、液圧室内の油量が自動補償され
ることとなる。
[実施例] 次に、本発明の詳細な説明する。本発明はこれらに限ら
れるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲の種々の
態様のものが含まれる。
第6図は本発明の一実施例が適用されている自動車用シ
ョックアブソーバ制御システムの構成図である。
左右前後輪1. 3. 5. 7のサスペンションアー
ム11,13.15.17と車体21との間には、コイ
ルスプリング31.33,35.37と、このコイルス
プリング31.33.35.37に並設された本発明一
実施例の減衰力可変ショックアブソーバ41.43.4
5.47と、を有するサスペンションが備えられている
上記減衰力可変ショックアブソ・−バ41. 43゜4
5.47は、その所定の条件下で減衰力が可変となるよ
う制御部されている。この減衰力可変ショックアブソー
バ41.43.45.47の構造は全て同一のため、左
前輪1の減衰力可変ショックアブソーバ41を例として
説明する。
減衰力可変ショックアブソーバ41は、第1図(A)に
示すように、シリンダ51の内部にメインピストン53
が、軸方向(同図に矢印A、  Bで示す。)に摺動自
在に嵌合し、上記シリンダ51内部は上記メインピスト
ン53により第1油圧室55と第2油圧室57とに区分
されている。上記メインピストン53は、ピストンロッ
ド59の一端に接続されており、一方、このピストンロ
ッド59の他端はシャフト61に固定されている。なお
、上記シリンダ51の図示しない下部は既述したサスペ
ンションアーム11に、一方、上記シャフト610図示
しない上部は既述した車体21に各々接続されている。
上記メインピストン53には、上記第1油圧室55と第
2油圧室57とを連通させる伸び側固定オリフィス63
および縮み側固定オリフィス65が穿設され、この伸び
側固定オリフィス63および縮み側固定オリフィス65
の出口側には、その流通方向を一方向に制限するプレー
トバルブ63a、65aが各々配設されている。従って
、上記メインピストン53が上記シリンダ51内部を軸
方向に摺動する場合、上記第1油圧室55および第2油
圧室57内部の作動油は、上記伸び側固定オリフィス6
3および上記縮み側固定オリフィス65を通って相互に
流動するため、作動油の流路断面積が比較的小さく、そ
の流量も少ない。このため、このときのWs力可変ショ
ックアブソーバ41の減衰力の特性は、減衰力穴(HA
RD)の特性になる。
ところで、上記ピストンロッド59から上記シャフト6
1にかけて、その軸方向に穿設された収納室67が設け
られ、この収納室67には、P ZT等の圧電性セラミ
ックスからなる電歪素子積層体であるピエゾスタック6
7FLが内蔵されている。このピエゾスタック67FL
の下端面にはその受は部材67aを介してピストン69
が配設され、このピストン69は、通常時、板スプリン
グ69aにより同図に矢印Aで示す方向に付勢されてい
るが、上記収納室67内部をその軸方向に摺動可能であ
る。このピストン69は上記ピエゾスタック67FLに
数百[V]の電圧が印加されると、同図に矢印Bで示す
方向に数十[μml移動する。一方、上記ピエゾスタッ
ク67FLに印加されている数百[V]の電圧を放電す
ると、上記ピストン69は上記板スプリング69aの付
勢力により矢印Aで示す方向に移動する。なお、上記ピ
エゾスタック67FLの充電および放電は、上記シャフ
ト61内部にその軸方向に穿設された通路に配設された
リード線6゛7b及びリード線端子67cを介して行わ
れる。
また、第1図(B)の部分拡大図に示すごとく、上記収
納室67と上記ピストン69の底面とは、油圧室71を
形成し、上記油圧室71の底部にはスリーブ71aが設
けられている。そのスリーブ71aの中心部には、上記
ピストンロッド59の軸方向に穿設された摺動孔71b
が存在し、棒状のプランジャ73が摺動自在に嵌入され
ている。
上記スリーブ71aの下端側には上記プランジャ73に
貫通された0リング75が、やはり上記プランジャ73
に貫通された閉寒板76にてスリーブ71a及びプラン
ジャ73に密着されて配置されている。
上記プランジャ73の下端には上記摺動孔71bより径
の大きなキャップ部材73aが嵌合固定され、スプール
弁77の上部に設けられた凹部77aに遊嵌されている
更に、油圧室71の底部には、作動油供給通路83aが
開口し、この作動油供給通路83aは逆止弁85と、上
記スリーブ71aに設けられた連通孔87とを介して、
一連の作動油供給通路83b、83cに連通している。
上記逆止弁85は作動油が油圧室71へ供給される場合
のみ作動油の通過を許している。また上記連通孔87は
上記プランジャ73の径よりも小さく形成されるととも
に、上記摺動孔71bに交差している。従って、上記連
通孔87は上記プランジャ73にて閉塞された状態とな
っている。ただし、この閉塞は完全でなく、上記プラン
ジャ73と上記摺動孔71bとの間には、前述したごと
く作動油の圧力によってその漏洩を引き起こす間隙が存
在するので、その間隙の大きさに応じた油量の通過を許
している。
上記スプール弁77は、プランジャ73の摺動孔71b
と同軸で連通し、更に大径に形成されている摺動孔71
cに摺動可能に嵌入され、通常時スプリング79により
同図に矢印Aで示す方向に付勢されている。また、上記
スプール弁77の下部には外周部に環状溝77bが刻設
されている。
更に、上記摺動孔71cは、ピストンロッド59に穿設
され上記第1油圧室55と第2油圧室57とを接続する
一連の副流路88a、88b、88c、88dと交差し
ている。ただし、この一連の副流路88a、88b、8
8c、88dは第1図(A)に示すごとく、上記第2油
圧室57側へはオリフィス88eを介して連通している
従って、スプール弁77がスプリング79の付勢力によ
り同図に矢印Aで示す方向の移動端にあるときは、円柱
形状に整形されたこのスプール弁77の最下部77cに
より、上記2つの副流路88a、88bは、その間の流
通が遮断されている。
一方、端子67cに電圧が印加されると上記ピエゾスタ
ック67FLが微小量伸張し、上記ピストン69も同図
に矢印Bで示す方向に移動して上記油圧室71内部の圧
力が上昇する。このため、上記プランジャ73の受圧面
積と上記ピストン69の受圧面積との比率に応じて上記
ピエゾスタック67FLの伸張した1版小量が増幅され
た距離だけ、プランジャ73が、矢印Bで示す方向に移
動するので、上記スプール弁77も同方向に同一の増幅
された距離だけ下降し、第1図(C)の状態となる。こ
の状態では上記スプール弁77の外周部に刻設された環
状m 77 bは2つの副流路88a、88bの間に位
置する。従って、上記2つの副流路88a、88bは、
上記環状ン笥77bを介して連通ずることになる。
この様に上記第1油圧室5′5と第2油圧室57とが副
流路88a、88b、88c、88dを介して連通ずる
ため、メインピストン53を介して流動する作動油の流
路断面積が比較的大きくなり、流動抵抗が低下し、その
流量も増加する。このときの減衰力可変ショックアブソ
ーバ41の減衰力の特性は減衰カル(S OF T)の
特性になる。
このような上記スプール弁77を繰り返し駆動させる際
、特に油圧室71内の作動油の圧力を上げている状態で
は、上記プランジャ73と上記スリーブ71aとの間隙
から油圧室71内の作動油が漏出する。この漏出量は主
に上記プランジャ73と上記スリーブ71aとの間隙の
大きさに応じたものとなっている。
しかし、上記スプール弁77を復帰させる動作時におい
ては、油圧室71内の作動油の圧力は負圧となる。この
負圧とスプール弁77用スプリング79の付勢力とによ
り上記プランジャ73はfカ帰す′るが、同時に逆止弁
85が上記負圧により開放されて、外部の作動油供給源
から作動油供給通路83c、83b、83aを介して作
動油が油圧室71内に吸入・供給される。
乙の吸入は上記スリーブ71aに設けられた連通孔87
を介してなされる。即ち、作動油は上記プランジャ73
と上記スリーブ71aとの間隙を絞りとして上記逆止弁
85側へ流人することとなる。従って、その流人量は上
記プランジャ73と上記スリーブ71aとの間隙の大き
さに応じたものとなる。
このように、作動油の油圧室71への供給が上記プラン
ジャ73とスリーブ71aとの間隙を介してなされるた
め、作動油の漏出量と供給量とが各々、上記プランジャ
73とスリーブ71aとの間隙の大きさに応じて決定さ
れるものとなる。そのため、上記間隙及び上記連通孔8
7の径を適宜選択すれば、作動油の漏出と供給とがバラ
ンスし、油圧室71内の油量が一定に保たれる。従って
、上記プランジ、ヤ73は、上記ピエゾスタック67F
Lの伸縮に応じて常に正常な上死点と下死点との間を往
復でき、減衰力切換駆動信号に対応した動作を正確に実
行できる。即ち、第2図に示すごとく、駆動信号オンの
間開は、上記プランジ+73と上記スリーブ71aとの
間隙からの作動油の漏出により、次第にプランジャ73
は後退してゆくが、駆動信号がオンからオフに変化した
ときに作動油量が元に戻り、次の駆動信号オンのときに
は、プランジャ73の変位は同一のパターンを描く。
また上記スプール弁77の上端面は連通路89a、89
bにて上記第1油圧室55に開放され、その下端面は連
通路89cでやはり上記第1油圧室55に開放されてい
る。
従って、上記スプール弁77の両端面は常に同一の圧力
に調整され、上記副流路88a、88b。
88c、88d等の作動油圧が変動してもその影響を受
けることがなく、プランジャ73に対して確実に従動す
る。
また上記収納室67と上記第1油圧室55との間には連
通路90が設けられ側圧力を同一としている。従って、
上記収納室67側からピストン69及び油圧室71を介
して、プランジャ73にかかる圧力と、連通路89c側
から上記スプール弁77を介してプランジャ73にかか
る圧力とが同一となり、側圧力の偏差から生じる、プラ
ンジャ73の異常な動きを防止できる。
次に第2実施例について説明する。第3図(A)は一実
施例としての減衰力切換弁95の断面図を示している。
本実施例はハウジング97内に、第1実施例と同様にピ
エゾスタック67FL、油圧室71、プランジャ73、
スプール弁77等を備え、端子67t)からの駆動信号
により最終的にスプール弁77が、副流路88a、08
bの開閉を行う。従って、第1実施例と同様な構成及び
機能を果たすものについては第1実施例と同一の番号を
付して、詳細な説明は省略する。
■第1実施例と異なる構成の第1は、第3図(B)の部
分拡大図に示すごとく、プランジャ73周面に環状溝7
3bが刻設されている点である。
この環状溝73bは、プランジャ73の往復運動の内、
はぼプランジャ73が元の位置に復帰したときに、図示
のごとくスリーブ71aに設けられた連通孔87の位置
ζこ存在するように刻−″、されている。
従って、第3図(C)に示すごとく、上記プランジャ7
3が前進状態で、環状溝73b以外の部分が連通孔87
に位置する場合は、第1実施例と同程度に作動油を漏出
する。しかし、プランジャ73の前進状態からほぼ完全
にプランジャ73が元の位置に復帰したときに、上記環
状?rA 7.3 bが上記連通孔87に位置すること
となり、急激に供給時の作動油流動抵抗が低下し、給油
量の不足があっても、これを十分に補う流量とすること
ができる。また上記プランジャ73の復帰途中では上記
環状n473 bが上記連通孔87に位置していないた
め、供給過剰となることがない。このようなことから供
給量の調整もこ高精度を要せず、精密な減衰力切換弁の
製造がきわめて容易となる。
■第1実施例と異なる構成の第2は、上記収納室67と
第1油圧室55との間に設けられた連通路90がゴム膜
90aにて閉塞されている点である。これは、本減衰力
切換弁95をユニットとして提供する場合に、後述する
可撓性の球状栓体による作動油供給通路83bの閉塞や
その他側流路88a、88b等の閉塞と同様に、内部に
充填された作動油が、ショックアブソーバ41へのキM
み付は作業時や運暗時の振動や姿勢による漏出、あるい
は単に雰囲気温度の変化による作動油の膨張による漏出
にては、外部に漏れ出ないようにするためのものである
。また、上記ゴム膜90aは柔軟であるために、圧力に
ほとんど影響を与えずに、内部の作動油量の変化に追随
できる。
しかし、ショックアブソーバ41に絹み込んだ場合に、
その内部の油量は長間的には変動する場合がある。特に
ピストン69のOリング69bやプランジャ73のOリ
ング75のシール部分より作動油が漏出することにより
、上記収納室67内の油量が減少し易い。この点を考慮
して上記ゴム11190aの内側に破断用ピン90bを
ゴムv1.90aに向けて設けてもよい。このような構
成とした場合には、上記収納室67内の油量が減少して
くると、次第に内部方向に上記ゴム膜90aは膨張する
。その結果、破断用ピン90bに接触し、最後に破断さ
れて、上記収納室67と上記第1油圧室55とが完全に
連通状態となる。従って、上記ゴム膜90aによる遮断
に起因する圧力差が大きくならない内に、完全に圧力差
を消失させることができる。
尚、ユニット化における作動油供給通路83bのシール
構成としては、第4図(A)、(B)に示す構成とする
ことができる。即ち、第4図(A)では作動油供給通路
83b内に大径部83dを設け、この作動油供給通路8
3bの人口部分をゴムあるいは樹脂からなる可撓性の球
状栓体98で閉塞している。一方、第4図(B)では作
動油供給通路83bに小径の分岐路83eを設け、この
分岐路83eの人口部分をゴムあるいは樹脂からなる可
撓性の球状栓体99で閉塞している。従フて、ユニット
の取扱時に各通路からの作動油の漏出が防止できると共
に、更に、ショックアブソーバ41にこのまま絹み付け
ても、ユニット内部の作動油が減少して行くに従い、可
撓性の球状栓体9B。
99が大径部83dまたは作動油供給通路83b方向に
移動し、最終的には球状栓体98,99より大径の大径
部83dまたは作動油供給通路83bに落ち込む。この
ことにより、外部の作動油供給源に対して作動油供給通
路83bが開放される。
このようにしてユニット内部と外部との完全な連通を自
動的に達成することができる。尚、第4図(B)の作動
油供給通路83bは鋼球B3fにて閉塞されているが、
この鋼球83fは強固に嵌合されているため単なる油圧
差では移動しない。また、上記分岐路83eは、ショッ
クアブソーバ41に鉗み付けて車体21に適用した場合
、斜め上方を向くこととなるため、気泡が内部に侵入し
にくいという利点もある。
次に第3実施例について説明する。第5図は一実施例と
しての減衰力切換弁ユニッ)−135の断面図を示して
いる。
本実施例はハウジング137内に、第1実施例と同様に
ピエゾスタック67FL、油圧室71、プランジャ73
、スプール弁77等を備え、端子67bからの駆動信号
により最終的にスプール弁77が、副流路88a、88
bの開閉を行う。従って、第1実施例と同様な構成及び
機能を果たすものについては第1実施例と同一の番号を
付して、詳細な説明は省略する。
上記第3実施例が第2実施例と異なる構成は、作動油供
給通路83bの外部開放端側に油溜め140が設けられ
、ゴム膜140aにて密閉されている点である。この目
的は、第2実施例と同様に減衰力切換弁をユニットとし
て提供する場合に、油圧室71から油溜め140までを
密閉することにより、内部に充填された作動油が、シヨ
・ンクアブソーバ41への絹み付は作業時や運慝時の振
動や姿勢による漏出、あるいは単に雰囲気温度の変化に
よる作動油の膨張による漏出にては、外部に漏れ出ない
ようにするためのものである。上記ゴム膜140aの機
能及び確固用ビン140bζこよる作用も第2実施例と
同じである。尚、収納室67は貫通孔137aにて外部
と連通している。
本ユニ・ント135への作動油の充填は次の手順で行わ
れる。各部品間み付は後、プラグ141を纒め、ユニッ
)135全体を作動油中に浸漬し、真空容器中で真空引
きする。このことにより、油圧室71から油溜め140
に至る油圧系続すべてに作動油が充填される。その後、
真空容器より取り出して、プラグ141を締め付は密封
すれは充填は完了する。
上記各実施例では、ピエゾスタック67FLの変位を増
幅してプランジャ73に伝達する場合のみであったが、
変位が同一で伝達される場合、あるいは減少されて伝達
される場合にも本発明は適用できる。
九咀辺力釆 本発明の作動液体量調節装置は、作動液体の供給通路が
、作動)α体の漏出を律しているプランジャとスリーブ
との間隙を介して)後圧室内へ作動液体を供給している
ため、作動)α体の漏出量と作動)α体の供給量とがバ
ランスすることになり、液圧室内作動液体量の自動補償
が達成され、漏出過多あるいは供給過多による変位伝達
機構の動作不良が防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は本発明の第1実施例の構成を示す断面図
、第1図(B)、  (C)はその作動状態を説明する
ための拡大断面図、第2図は駆動信号。 ピストン変位、プランジャ変位及び作動油量変化のタイ
ミングチャート、第3図(A)は第2実施例の構成を示
す新面図、第3図(B)、  (C)はその作動状態を
説明するための拡大断面図、第4図(A)、  (B)
はユニットのシール状態を示す説明図、第5図は第3実
施例の構成を示す断面図、第6図は実施例が適用されて
いる自動車用ショックアブソーバ制御システムの構成図
、第7図は従来例の減衰力切換弁のアクチュエータの断
面図、第8図は従来例の動作を示すタイミングチャート
である。 41、 43. 45. 47 ・・・減衰力可変ショックアブソーバ 51・・・シリンダ    53・・・メインピストン
55・・・第1油圧室   57・・・第2油圧室G7
FL・・・ピエゾスタック 71・・・油圧室     71 a・・・スリーブ7
1b・・・摺動孔    71c・・・摺動孔73・・
・プランジャ   73L】・・・環状溝77・・・ス
プール弁 83 a、83 b 、83 c ”・作動油供給通路
85・・・逆止弁     87・・・連通孔88a、
88b、88c、88d・−・副流路90a、140a
−]’ム11莫 90b、140b・・・硝断用ビン 95・・・減衰力切換弁 135・・・減衰力切換弁ユニッ)・

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アクチュエータの変位に基づき、作動液体で満たさ
    れた液圧室内の体積を変化させ、この液圧室内の体積変
    化に応じてプランジャをスリーブ内で往復動作させるこ
    とにより上記アクチュエータの変位をプランジャに伝達
    する変位伝達機構に用いられる作動液体量調節装置おい
    て、 外部に設けられた作動液体供給源からの作動液体を上記
    液圧室内へ供給する方向のみ流通可能な供給通路を設け
    ると共に、この供給通路が上記プランジャと上記スリー
    ブとの間隙を介して作動液体を上記液圧室内へ供給する
    よう構成されていることを特徴とする変位伝達機構の作
    動液体量調節装置。 2 上記プランジャが、その復帰状態にあるときに上記
    供給通路に合致する位置に環状溝を有することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の変位伝達機構の作動液
    体量調節装置。 3 プランジャへのアクチュエータからの変位の伝達が
    、増幅されて伝達されることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項または第2項記載の変位伝達機構の作動液体量
    調節装置。
JP31803387A 1987-12-15 1987-12-15 変位伝達機構の作動液体量調節装置 Granted JPH01156123A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5209453A (en) * 1989-11-20 1993-05-11 Nippondenso Co., Ltd. Laminated type piezoelectric apparatus

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61191407A (ja) * 1985-02-20 1986-08-26 Nippon Soken Inc 減衰力可変シヨツクアブソ−バ

Patent Citations (1)

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