JPH01154287A - 2値画像の縮小方法 - Google Patents
2値画像の縮小方法Info
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- JPH01154287A JPH01154287A JP62313692A JP31369287A JPH01154287A JP H01154287 A JPH01154287 A JP H01154287A JP 62313692 A JP62313692 A JP 62313692A JP 31369287 A JP31369287 A JP 31369287A JP H01154287 A JPH01154287 A JP H01154287A
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- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 claims abstract description 29
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
(発明の分野)
本発明は、原画像から画素を間引きして行う2値画像の
縮小方法に関する。 (従来技術とその問題点) 従来、2値画像において画像を縮小する場合、その縮小
倍率が、例えば、2/3とすると、原画像から水平画像
ラインにおいて3個目ごとの画素、さらに水平画像ライ
ンの3段目ごとのラインを間引きし、残存画像により縮
小画像を形成するようにしている。 しかしながら、上記の方法においては、間引山素におけ
る2値化データが、得られる縮小画像に全く反映されな
いので、縮小画像におけろ濃淡表現が荒くなって実際の
画像と相違する場合が生じる問題点があった。 例えば、−本の水平画素ラインにおいて、3個目ごとの
間引き位置にのみ丁度「a」に対応する2値化データ[
1]を有する画素があり、その画素が全て間引きされる
と、その水平画素ラインは2値化データか[0]である
「淡」の残存画素のみにより構成されてしまう。したが
って、実際の水平画素ラインに存在した3個目ごとの「
濃」の画素の存在は全く無視され、そのラインに相当す
る縮小画像は単に白く表現されてしまうものである。 (発明の目的) 本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、間引画素の2値化データを残存画素に反映するよう
にして、より原画像に近い縮小2値画像が得られる2値
画像の縮小方法を提供することを目的としている。 (発明の構成と効果) 本発明は、このような目的を達成するために、原画像か
り画素を間引きし、間引画素を除いた残存画素により縮
小倍率n/mの縮小画像を形成する2値画像の縮小方法
において、 前記原画像における各画素ごとに、2値化データ[0,
1]を取り込み、この取り込んだデータに前記nをかけ
て修正値とし、 前記修正値に前段の画素における2値化データの残差成
分を加えてその累積値とし、 当該画素が前記間引画素である場合は、前記累積値をそ
のまま前記残差成分として後段の画素に与え、 当該画素が前記残存画素である場合は、前記累積値を前
記mと比較して、 前記累積値が前記mより小さい場合は、前記残存画素の
縮小画像形成用データとしての変換2値化データを[0
]と設定するとともに、前記累積値をそのまま前記残差
成分として後段の画素に与え、 前記累積値が前記m以上の場合は、前記残存画素の前記
変換2値化データを[1]と設定するとともに、前記累
積値から前記mを差し引いた値を前記残差成分として後
段の画素に与え、前記残存画素により構成される縮小画
素列によって縮小画像形成を行う構成とした。 この構成によれば、間引画素の持っ2値化データが、残
差成分として後段の残存画素に与えられ、その残差成分
と残存画素の持っ2値化データに基づく修正値との累積
値によって、その残存画素の縮小画像形成用データとし
ての変換2値化データが設定される。 したがって、本発明によれば、縮小画像を形成する残存
画素の変換2値化データが、隣接する間引画素の2値化
データが反映されて設定されるので、縮小画像の濃淡表
現が繊細になされ、原画像に近い縮小画像が得られる。 (実施例の説明) 以下この発明の実施例を図面により説明する。 it図はこの発明の2値画像の縮小方法を行うイメージ
スキャナの全体構成を示す簡略溝成図である。 図において、符号lはCODカメラ等からなる撮像部、
2は増幅器、3は2値化処理部、4はパスライン、5は
中央処理部、6は画像メモリ、7はワードプロセッサ等
の外部機器接続用の外部インタフェースである。 そして、上記構成において、撮像部lからの画像信号を
増幅器2が増幅し、その増幅した画像信号を2値化処理
部3で2値化処理し、その2値化データを画像メモリ6
に一旦記憶し、その記憶した2値化データを順次外部イ
ンタフェース7を介してワードプロセッサ等の外部機器
に送り出すようになっている。外部インタフェース7の
処理スピードは、撮像部l側からの画像信号が与えられ
るスピードより遅く、したがって、上記のように2値化
データを一旦画像メモリ6に記憶し、外部インタフェー
ス7の処理状態に対応して画像メモリ6から2値化デー
タを外部インタフェース7に送るようになっている。 中央処理部5は、上記の画像メモリ6への記憶動作制御
や、画像メモリ6から外部インタフェース7への2値化
データの移送動作制御、さらには、本発明の画像縮小動
作制御等を行うもので、画像縮小動作は、画像メモリ6
から外部インタフェース7に送られる途中の2値化デー
タにおいてなされるものである。 以下、上記実施例における、画像縮小方法について、第
2図のフローチャート、第3図の画素処理説明図に基づ
いて説明する。縮小倍率は2/3である。 ワードプロセッサ等の外部機器から縮小指令信号が与え
られると、まず、画素番号j1画素ライン番号11残差
成分R1変換2値化データdを全て0にしくステップl
)、画素ライン番号(0)、画素番号(0)の原画像に
おける第1画素の2値化データ[0,1]を取り込み、
この取り込んだデータに上記縮小倍率の分子である「2
」をかけて修正値とする(ステップ2)。第3図は、画
素ライン番号(0)の1列の画素ラインについてのみ示
しているしので、この画素ラインは、例えば、画像にお
ける最上の水平画素ラインに相当し、その画素数は84
0gである。 上記ステップ2において、第1画素の2値化データは[
1]であるので、修正値は〈2〉となり、この修正値に
残差成分
縮小方法に関する。 (従来技術とその問題点) 従来、2値画像において画像を縮小する場合、その縮小
倍率が、例えば、2/3とすると、原画像から水平画像
ラインにおいて3個目ごとの画素、さらに水平画像ライ
ンの3段目ごとのラインを間引きし、残存画像により縮
小画像を形成するようにしている。 しかしながら、上記の方法においては、間引山素におけ
る2値化データが、得られる縮小画像に全く反映されな
いので、縮小画像におけろ濃淡表現が荒くなって実際の
画像と相違する場合が生じる問題点があった。 例えば、−本の水平画素ラインにおいて、3個目ごとの
間引き位置にのみ丁度「a」に対応する2値化データ[
1]を有する画素があり、その画素が全て間引きされる
と、その水平画素ラインは2値化データか[0]である
「淡」の残存画素のみにより構成されてしまう。したが
って、実際の水平画素ラインに存在した3個目ごとの「
濃」の画素の存在は全く無視され、そのラインに相当す
る縮小画像は単に白く表現されてしまうものである。 (発明の目的) 本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、間引画素の2値化データを残存画素に反映するよう
にして、より原画像に近い縮小2値画像が得られる2値
画像の縮小方法を提供することを目的としている。 (発明の構成と効果) 本発明は、このような目的を達成するために、原画像か
り画素を間引きし、間引画素を除いた残存画素により縮
小倍率n/mの縮小画像を形成する2値画像の縮小方法
において、 前記原画像における各画素ごとに、2値化データ[0,
1]を取り込み、この取り込んだデータに前記nをかけ
て修正値とし、 前記修正値に前段の画素における2値化データの残差成
分を加えてその累積値とし、 当該画素が前記間引画素である場合は、前記累積値をそ
のまま前記残差成分として後段の画素に与え、 当該画素が前記残存画素である場合は、前記累積値を前
記mと比較して、 前記累積値が前記mより小さい場合は、前記残存画素の
縮小画像形成用データとしての変換2値化データを[0
]と設定するとともに、前記累積値をそのまま前記残差
成分として後段の画素に与え、 前記累積値が前記m以上の場合は、前記残存画素の前記
変換2値化データを[1]と設定するとともに、前記累
積値から前記mを差し引いた値を前記残差成分として後
段の画素に与え、前記残存画素により構成される縮小画
素列によって縮小画像形成を行う構成とした。 この構成によれば、間引画素の持っ2値化データが、残
差成分として後段の残存画素に与えられ、その残差成分
と残存画素の持っ2値化データに基づく修正値との累積
値によって、その残存画素の縮小画像形成用データとし
ての変換2値化データが設定される。 したがって、本発明によれば、縮小画像を形成する残存
画素の変換2値化データが、隣接する間引画素の2値化
データが反映されて設定されるので、縮小画像の濃淡表
現が繊細になされ、原画像に近い縮小画像が得られる。 (実施例の説明) 以下この発明の実施例を図面により説明する。 it図はこの発明の2値画像の縮小方法を行うイメージ
スキャナの全体構成を示す簡略溝成図である。 図において、符号lはCODカメラ等からなる撮像部、
2は増幅器、3は2値化処理部、4はパスライン、5は
中央処理部、6は画像メモリ、7はワードプロセッサ等
の外部機器接続用の外部インタフェースである。 そして、上記構成において、撮像部lからの画像信号を
増幅器2が増幅し、その増幅した画像信号を2値化処理
部3で2値化処理し、その2値化データを画像メモリ6
に一旦記憶し、その記憶した2値化データを順次外部イ
ンタフェース7を介してワードプロセッサ等の外部機器
に送り出すようになっている。外部インタフェース7の
処理スピードは、撮像部l側からの画像信号が与えられ
るスピードより遅く、したがって、上記のように2値化
データを一旦画像メモリ6に記憶し、外部インタフェー
ス7の処理状態に対応して画像メモリ6から2値化デー
タを外部インタフェース7に送るようになっている。 中央処理部5は、上記の画像メモリ6への記憶動作制御
や、画像メモリ6から外部インタフェース7への2値化
データの移送動作制御、さらには、本発明の画像縮小動
作制御等を行うもので、画像縮小動作は、画像メモリ6
から外部インタフェース7に送られる途中の2値化デー
タにおいてなされるものである。 以下、上記実施例における、画像縮小方法について、第
2図のフローチャート、第3図の画素処理説明図に基づ
いて説明する。縮小倍率は2/3である。 ワードプロセッサ等の外部機器から縮小指令信号が与え
られると、まず、画素番号j1画素ライン番号11残差
成分R1変換2値化データdを全て0にしくステップl
)、画素ライン番号(0)、画素番号(0)の原画像に
おける第1画素の2値化データ[0,1]を取り込み、
この取り込んだデータに上記縮小倍率の分子である「2
」をかけて修正値とする(ステップ2)。第3図は、画
素ライン番号(0)の1列の画素ラインについてのみ示
しているしので、この画素ラインは、例えば、画像にお
ける最上の水平画素ラインに相当し、その画素数は84
0gである。 上記ステップ2において、第1画素の2値化データは[
1]であるので、修正値は〈2〉となり、この修正値に
残差成分
〔0〕を加えて累積値は「2」となる(ステッ
プ3)。第1画素の場合、前段に画素がないのでそこに
繰り越される残差成分は
プ3)。第1画素の場合、前段に画素がないのでそこに
繰り越される残差成分は
〔0〕となる。
次にその第1画素が間引画素であるかどうかの判断を行
う(ステップ4)。間引画素位置は適宜設定されており
、この実施例においては、間引画素がその間引画素番号
を3k +i (kは整数で0゜1.23・・・)とす
るように設定している。したがって、第1画素は上式値
がkおよびiがともに0であるので0となり、その画素
番号(0)と−致するので間引画素と判断される。画素
ラインにおいて以降、第4画素(画素番号3)、第7画
素(画素番号6)・・・が順次間引画素となる。間引画
素位置は、第3図の変換2値化データにおいて、×によ
って示すところである。 ステップ4で間引画素と判断されると、累積値「2」を
そのまま次の第2画素側に与える残差成分とする(ステ
ップ5)。次に画素ラインが変わったかどうかを判断し
くステップ6)、第1画素の処理が終わった段階では画
素ラインは変化しないのでステップ7で画素ライン番号
は加算せず、画素番号を1のみを加えて(2)として(
ステップ8)、ステップ2に戻る。 第2画素はその2値化データが「0]であるので、ステ
ップ2で「2」をかけて得られる修正値は<0>となり
、ステップ3でそのく0〉に第1画素からの残差成分〔
2〕が加算される。ステップ4で第2画素は間引画素で
ないと判断されると、その累積値「2」を縮小倍率の分
母値「3」と比較して「3」より小さいと判断しくステ
ップ9)、残存する第2画素の縮小画素形成用データと
しての変換2値化データを[0コと設定し、累積値「2
」をそのまま残差成分とする(ステップ10)。 そして、変換2値化データ番号に1を加算して(ステッ
プ11)、ステップ8に移行する。 第3画素はその2値化データが[1’lであるので、ス
テップ2で「2」をかけて得られる修正値はく2〉とな
り、ステップ3でその〈2〉に第2画素からの残差成分
〔2〕が加算される。第3画素もステップ4で間引画素
でないと判断されるので、ステップ9でその累積値「4
」を「3」と比較して、3より大きいと判断すると、残
存する第3画素の変換2値化データを[1]と設定し、
累積値「4」から「3」を差し引いた!を残差成分とし
くステップ!2)、ステップ11に移行する。 上記のようにして、順次画素の処理を行い、間引きされ
ない残存画素それぞれにおいて、ステップlOまたはス
テップ12における動作により、順次変換2値化データ
を設定していく。 画素番号が(9)である、第10画素においては、累積
値「4」が「3」以上となるが、間引画素であり上記動
作においてステップ4からステップ5に移行するので、
累積値「4」はそのまま残差成分とされろ。 第1画素ラインにおける最後の第840個目の画素の処
理がなされると、ステップ6で画素ラインの変更と判断
され、その場合はステップ7で画素ライン数をl加えて
(2)とする。このように画素ライン数が変化すると、
ステップ4での判断において、例えば、第2画素ライン
では間引画素番号3k +iがCI)、(4)、(7)
となり、第2画素、第5画素、第8画素・・・が順次間
引きされるようになり、さらに画素ラインが変わるごと
に間引画素は、第4図に示すように、1個づつ後ろの画
素に変わっていくようになっている(間引画素は×で示
している)。 上記のように、画素ラインが変わるごとに間引画素を1
個づつ後の画素に変える点について説明する。 例えば、第3図の画素番号(10)の第11画素におけ
るように、前の画素が間引画素である場合には、必ず残
差成分が持ち越されてその変換2値化データが[1コと
設定される場合が多くなる。 したがって、間引画素位置が画素ライン全てで同じであ
ると、画素ラインにおいて間引画素の次の画素それぞれ
に連続して変換2値化データ[1]が設定され、その結
果その部分に「濃」の画素が連続し、縮小画像において
その部分が黒い線となって表現されてしまうこととなる
。したがって、上記のように画素ラインが変わるごとに
間引画素がづらされることにより、「濃」の画素が連続
ずろことが回避され、画像に黒い線が多く表現されるこ
とが回避される。なお、間引周期をある程度ランダムと
して、画素ライン間における間引画素位置をずらすよう
にしても同様の効果が得られる。 さらに、上記縮小画像における黒い線の表現を回避する
には、上記のように間引画素の位置を画素ライン間にお
いて変化させる他に、例えば、間引画素における残差成
分を次の画素のみに配分することなく、次の画素とさら
にその次の画素とに分配するようし、間引画素の次の残
存画素に集中して変換2値化データ[1]が設定される
ことが少なくなるようにしてもよい。 上記のようにして、水平方向の全ての画素ラインの縮小
処理を行い、それら縮小画素ラインを集合することによ
り水平方向において縮小された画像を得る。そしてその
水平縮小画像の垂直方向の縮小を、上記と同様にして行
うことにより両方向に縮小倍率分縮小された画像が得ら
れる。 このようにして得られた縮小画像は、間引画像の2値化
データが残存画素に反映されているので、その濃淡表現
が繊細となり、原画像により近い表現を行う。 なお、上記において、全体の画像縮小処理スピードを上
げるには、水平もしくは垂直の1方向の縮小のみ上記縮
小方法を行い、他の1方向の縮小は、従来からの単純間
引方法によってもよく、その場合も、従来に比してその
表現が原画像により近い縮小画像が得られる。
う(ステップ4)。間引画素位置は適宜設定されており
、この実施例においては、間引画素がその間引画素番号
を3k +i (kは整数で0゜1.23・・・)とす
るように設定している。したがって、第1画素は上式値
がkおよびiがともに0であるので0となり、その画素
番号(0)と−致するので間引画素と判断される。画素
ラインにおいて以降、第4画素(画素番号3)、第7画
素(画素番号6)・・・が順次間引画素となる。間引画
素位置は、第3図の変換2値化データにおいて、×によ
って示すところである。 ステップ4で間引画素と判断されると、累積値「2」を
そのまま次の第2画素側に与える残差成分とする(ステ
ップ5)。次に画素ラインが変わったかどうかを判断し
くステップ6)、第1画素の処理が終わった段階では画
素ラインは変化しないのでステップ7で画素ライン番号
は加算せず、画素番号を1のみを加えて(2)として(
ステップ8)、ステップ2に戻る。 第2画素はその2値化データが「0]であるので、ステ
ップ2で「2」をかけて得られる修正値は<0>となり
、ステップ3でそのく0〉に第1画素からの残差成分〔
2〕が加算される。ステップ4で第2画素は間引画素で
ないと判断されると、その累積値「2」を縮小倍率の分
母値「3」と比較して「3」より小さいと判断しくステ
ップ9)、残存する第2画素の縮小画素形成用データと
しての変換2値化データを[0コと設定し、累積値「2
」をそのまま残差成分とする(ステップ10)。 そして、変換2値化データ番号に1を加算して(ステッ
プ11)、ステップ8に移行する。 第3画素はその2値化データが[1’lであるので、ス
テップ2で「2」をかけて得られる修正値はく2〉とな
り、ステップ3でその〈2〉に第2画素からの残差成分
〔2〕が加算される。第3画素もステップ4で間引画素
でないと判断されるので、ステップ9でその累積値「4
」を「3」と比較して、3より大きいと判断すると、残
存する第3画素の変換2値化データを[1]と設定し、
累積値「4」から「3」を差し引いた!を残差成分とし
くステップ!2)、ステップ11に移行する。 上記のようにして、順次画素の処理を行い、間引きされ
ない残存画素それぞれにおいて、ステップlOまたはス
テップ12における動作により、順次変換2値化データ
を設定していく。 画素番号が(9)である、第10画素においては、累積
値「4」が「3」以上となるが、間引画素であり上記動
作においてステップ4からステップ5に移行するので、
累積値「4」はそのまま残差成分とされろ。 第1画素ラインにおける最後の第840個目の画素の処
理がなされると、ステップ6で画素ラインの変更と判断
され、その場合はステップ7で画素ライン数をl加えて
(2)とする。このように画素ライン数が変化すると、
ステップ4での判断において、例えば、第2画素ライン
では間引画素番号3k +iがCI)、(4)、(7)
となり、第2画素、第5画素、第8画素・・・が順次間
引きされるようになり、さらに画素ラインが変わるごと
に間引画素は、第4図に示すように、1個づつ後ろの画
素に変わっていくようになっている(間引画素は×で示
している)。 上記のように、画素ラインが変わるごとに間引画素を1
個づつ後の画素に変える点について説明する。 例えば、第3図の画素番号(10)の第11画素におけ
るように、前の画素が間引画素である場合には、必ず残
差成分が持ち越されてその変換2値化データが[1コと
設定される場合が多くなる。 したがって、間引画素位置が画素ライン全てで同じであ
ると、画素ラインにおいて間引画素の次の画素それぞれ
に連続して変換2値化データ[1]が設定され、その結
果その部分に「濃」の画素が連続し、縮小画像において
その部分が黒い線となって表現されてしまうこととなる
。したがって、上記のように画素ラインが変わるごとに
間引画素がづらされることにより、「濃」の画素が連続
ずろことが回避され、画像に黒い線が多く表現されるこ
とが回避される。なお、間引周期をある程度ランダムと
して、画素ライン間における間引画素位置をずらすよう
にしても同様の効果が得られる。 さらに、上記縮小画像における黒い線の表現を回避する
には、上記のように間引画素の位置を画素ライン間にお
いて変化させる他に、例えば、間引画素における残差成
分を次の画素のみに配分することなく、次の画素とさら
にその次の画素とに分配するようし、間引画素の次の残
存画素に集中して変換2値化データ[1]が設定される
ことが少なくなるようにしてもよい。 上記のようにして、水平方向の全ての画素ラインの縮小
処理を行い、それら縮小画素ラインを集合することによ
り水平方向において縮小された画像を得る。そしてその
水平縮小画像の垂直方向の縮小を、上記と同様にして行
うことにより両方向に縮小倍率分縮小された画像が得ら
れる。 このようにして得られた縮小画像は、間引画像の2値化
データが残存画素に反映されているので、その濃淡表現
が繊細となり、原画像により近い表現を行う。 なお、上記において、全体の画像縮小処理スピードを上
げるには、水平もしくは垂直の1方向の縮小のみ上記縮
小方法を行い、他の1方向の縮小は、従来からの単純間
引方法によってもよく、その場合も、従来に比してその
表現が原画像により近い縮小画像が得られる。
第1図から第4図は本発明の実施例に係り、第1図は本
発明の方法を実施するイメージスキャナの簡略構成図、
第2図は縮小動作を示すフローチャート、第3図は画素
処理の説明図、第4図は原画像における画素の配置図で
ある。 3は2値化処理部、5は中央処理部。
発明の方法を実施するイメージスキャナの簡略構成図、
第2図は縮小動作を示すフローチャート、第3図は画素
処理の説明図、第4図は原画像における画素の配置図で
ある。 3は2値化処理部、5は中央処理部。
Claims (1)
- (1)原画像から画素を間引きし、間引画素を除いた残
存画素により縮小倍率n/mの縮小画像を形成する2値
画像の縮小方法において、 前記原画像における各画素ごとに、2値化データ[0,
1]を取り込み、この取り込んだデータに前記nをかけ
て修正値とし、 前記修正値に前段の画素における2値化データの残差成
分を加えてその累積値とし、 当該画素が前記間引画素である場合は、前記累積値をそ
のまま前記残差成分として後段の画素に与え、 当該画素が前記残存画素である場合は、前記累積値を前
記mと比較して、 前記累積値が前記mより小さい場合は、前記残存画素の
縮小画像形成用データとしての変換2値化データを[0
]と設定するとともに、前記累積値をそのまま前記残差
成分として後段の画素に与え、 前記累積値が前記m以上の場合は、前記残存画素の前記
変換2値化データを[1]と設定するとともに、前記累
積値から前記mを差し引いた値を前記残差成分として後
段の画素に与え、 前記残存画素により構成される縮小画素列によって縮小
画像形成を行う2値画像の縮小方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62313692A JPH01154287A (ja) | 1987-12-10 | 1987-12-10 | 2値画像の縮小方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62313692A JPH01154287A (ja) | 1987-12-10 | 1987-12-10 | 2値画像の縮小方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01154287A true JPH01154287A (ja) | 1989-06-16 |
Family
ID=18044368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62313692A Pending JPH01154287A (ja) | 1987-12-10 | 1987-12-10 | 2値画像の縮小方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01154287A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010154535A (ja) * | 2003-04-03 | 2010-07-08 | Thomson Licensing | ラスタ画像のスケーリング方法およびスケーリング回路 |
US10833287B2 (en) | 2017-12-29 | 2020-11-10 | Kunshan New Flat Panel Display Technology Center Co., Ltd. | Flexible display device and manufacturing method thereof |
-
1987
- 1987-12-10 JP JP62313692A patent/JPH01154287A/ja active Pending
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