JPH01153329A - コンパーチブル車の幌収納装置 - Google Patents

コンパーチブル車の幌収納装置

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JPH01153329A
JPH01153329A JP31060387A JP31060387A JPH01153329A JP H01153329 A JPH01153329 A JP H01153329A JP 31060387 A JP31060387 A JP 31060387A JP 31060387 A JP31060387 A JP 31060387A JP H01153329 A JPH01153329 A JP H01153329A
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Yoshinori Kodama
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    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/20Vehicle storage compartments for roof parts or for collapsible flexible tops
    • B60J7/202Vehicle storage compartments for roof parts or for collapsible flexible tops being characterised by moveable cover parts for closing the gap between boot lid and rearmost seats
    • B60J7/203Vehicle storage compartments for roof parts or for collapsible flexible tops being characterised by moveable cover parts for closing the gap between boot lid and rearmost seats the cover part comprising cover side flaps

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、折り畳み可能な幌でルーフが形成されたコン
バーチブル車の幌の収納装置に関する。
(従来の技術) 従来、幌の収納装置としては、例えば、雑誌カー・アン
ド・ドライバー 87年9月26日号(発行 ■ダイヤ
モンド社)の第20〜23頁に記載されているもの(以
下第1従来技術という)や、同じくカー−アンド・ドラ
イバー誌の87年5月10日号の第31〜34頁に記載
されているもの(以下第2実施例という)等が知られて
いる。
前記第1従来技術は、車室後部に幌の収納部が設けられ
、この収納部を覆うカバーが複数のフックにより脱着可
能に車体に取り付けられたものであった。
従って、幌を装着する場合には、カバーのフックを外し
カバーを車体から取り外し収納部の上面全体を開口して
から、幌を装着する。また、幌の収納時には、幌を収納
部に収納後、カバーのフッりを止めて収納部を覆った状
態でカバーを車体に取り付けるものであった。
尚、この第1従来技術では、カバーを完全に車体から外
すことができるため、幌は後端部を車体に固定でき、幌
を装着する際には、基本的には幌の前端部を固定するだ
けでよいものであった。
また、第2従来技術は、カバーが硬い材質のパネルによ
り形成され、このカバーは車体に対し後端部を回動可能
に支持され、収納部を覆う位置でカバーをロックするロ
ック部材が設けられていた。
従って、幌を装着する場合には、カバーを上方に回動さ
せて収納部の車室側を開口し、この開口部分から幌を車
室側に完全に取り出し、その後、カバーを元の収納部を
覆う位置に、即ち、車室側へ戻し、それから、このカバ
ーを覆うようにして幌の後端部をカバーの後部に固定す
る。
また、幌を収納する場合には、まず、幌の後端部をカバ
ー後部から外して収納部よりも前方位置に移動させ、次
にカバーを回動して収納部の車室側を開口し、この開口
部分から幌を収納部に収納し、その後、カバーを元の位
置に回動させてロックするものであった。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来のコンバーチブル車の幌
収納装置にあっては、以下に述べるような問題点があっ
た。
即ち、第1従来技術では、カバーが複数のフックにより
車体に取り付けられているため、その脱着を行う際には
乗員は車両から降りて作業を行わなければならない。ま
た、このフックの脱着の自動化も困難である。
従って、脱着作業が煩雑になるという問題点があった。
また、第2従来技術においても、収納部の開閉はカバー
の回動により成されるため、作業が容易であるが、カバ
ーが収納部の車室側を開口するように設けられていたた
めに、幌を収納部から取り出した時には、幌が車内側に
位置されるのに対しカバーが車外に位置され、このため
、幌をルーフ状態とするには、幌を一旦車内側に取り出
した後に幌の後端部をその取り出し方向とは逆にカバー
の後方まで移動させるという動きになり、このように幌
の移動が複雑であり、また、カバーとクロスするように
移動させなければならないから、自動化が困難であった
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上述のような問題点を解決し、カバーの開閉
及び幌をルーフ状態としたり収納したりする作業が容易
で、かつ、この作業の自動化も容易な構造のコンバーチ
ブル車の幌収納装置を提供することを目的とする。
この目的達成のため本発明では、車体の後部に、上方に
開口して設けられた収納部と、前記車体のルーフを形成
する幌を支持すると共に、伸長状態で幌をルーフ形成状
態とし、短縮状態で幌を折り畳んで前記収納部内に配置
可能に形成され、かつ、前記収納部内に配設された幌リ
ンク機構と、前記収納部を上方から覆い隠すカバーと、
を備えたコンバーチブル車の幌収納装置において、前記
カバーが、収納部を閉じた閉位置と、この閉位置から車
室内側に変位して前記収納部の左右及び後端部の車外側
を開口する開口位置とに変位可能に形成され、このカバ
ーを閉位置と開口位置とに変位させる°開閉機構が設け
られている手段とした。
(作 用) (イ)幌を収納状態からルーフ状態とする場合まず、開
閉機構によりカバーを閉位置から開位置に変位させる。
これにより、カバーは収納部に対して車室側へ移動され
、収納部の左右及び後端部である車外側が開口される。
次に、短縮状態で収納部内に収納されている幌リンク機
構を伸長させ、それにより、収納部内に降り畳まれて収
納状態となっている幌を、車体のルーフを形成するルー
フ状態とする。この時、幌及びリンクは、カバーに対し
車外側を通って伸長されるから、カバーは幌の内側に配
置される。
その後、開閉機構によりカバーを閉位置に戻し、収納部
を再び閉じる。
(ロ)幌をルーフ状態から収納状態とする場合まず、開
閉機構によりカバーを閉位置から開位置へ変位させて収
納部の車外側を開口する。
次に、幌リンク機構を短縮作動させ幌及び幌リンク機構
を収納部内に収納する。
そして、開閉機構によりカバーを車外側に変位させ、収
納部を閉じる。
このように、本発明では、カバーを車室側に移動させて
収納部の車外側を開口したため、幌を収納状態とルーフ
状態とに相互変化させる際の幌の移動方向は一方向だけ
でよく、動きが単純である。さらに、その際に幌とカバ
ーとがクロスして変位することもない。
従って、幌リンクの伸縮作動及び開閉機構の開閉作動を
、容易に自動化することが可能である。
また、上述のように幌とカバーはクロスすることがない
ため、幌の後端を車体に固定したままとしておく構造が
採用でき、それによっても、構造を簡略化できる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
まず、実施例の構成について説明する。
第1〜3図は、本発明第1実施例のコンバーチブル車の
幌収納装置の作動を示す斜視図であって、この図におい
て、IOはカバーを示す。
このカバー10は、車両Aの車室lの後端部に設けられ
た収納部20(第2.9図参照)を覆うよう配置されて
いる。
前記収納部20は、第2図に示すように、略凹形状に形
成され、周囲を側壁21に囲まれ、下面に底板22が設
けられ、上方が開口されている。
この収納部20には、幌30と幌リンク機構40が収納
される。この幌30は、折り畳み可能なキャンパス地の
シートで形成され、第3図に示すように車体2のルーフ
を形成するもので、本明細書ではこの状態をルーフ状態
(r)と称する。
この幌30は、前縁部と左右縁部を前記幌リンク機構4
0により支持されると共に、後縁部を第9図に示すよう
にビス31で固定されている。
尚、この図に示すようにカバー10と車体2間にはドリ
ップ3が形成されている。
第4図〜第6図は、前記幌リンク機構40の作動を示す
もので、この幌リンク機構40は、幌30の左右両側に
設けられ、リンク用油圧シリンダ51の伸縮により、第
4図に示すように前記収納部20内に折り畳まれた短縮
状態(a)から、第6図に示す伸長状態(b)まで、伸
縮可能に構成されている。そして、この幌リンク機構4
0は、左右に設けられ伸縮可能なサイドリンク部材41
.41と、該サイドリンク部材41.41の先端部に車
幅方向に架設されたルーフ側フロントルーフレール42
と、前記サイドリンク部材41の中間部に車幅方向に架
設された第1クロスリンク43及び、幌30のルーフ部
分の後端部に配設されたコの字形状を成す第2クロスリ
ンク44とから構成されている。
尚、前記幌リンク機構40の短縮状態では、第4図に示
すように、コの字形状に折り畳まれ、従って、幌30も
これと同様に折り畳まれる。
また、前記サイドリンク部材41は、複数のリンクによ
りリンク用油圧シリンダ51の伸縮に対応して伸縮され
るように構成されている。この構成は、周知のものであ
るから、図示により詳細な説明は省略する。
また、第11図に示すように、前記幌リンク機構40の
ルーフ側フロントルーフレール42とフロントウィンド
4に連続する車体側フロントルーフレール5との間には
ロック装置60が設けられている。
このロック装置60は、第11図のB矢視図である第1
2図に示すように、車体側フロントルーフレール5に形
成された係合部61と、ルーフ側フロントルーフレール
42に設けられた係合レバー62とで構成され、図示す
る状態で両者61.62は係合状態となってロックされ
、また。
係合レバー62を矢印C方向へ略180°回動させると
両者61.62の係合が外れ、ロック解除状態となるよ
うになっている。
前記カバー10は、前記収納部20の形状に対応して、
略凹形状に形成されると共に、左右に配置され前後方向
に延在された左端部11及び右端部12と両端部11.
12間で車幅方向に延在された中央部13に分割されて
いる(第1図)。
また、各部It、12.13は、それぞれ、表面を形成
する鋼板等の硬い素材で形成された表面パネルlla、
12a、13a、と(第1.8図参照)、この表面パネ
ル1la−13aの周縁部を支持すべく形成されたフレ
ーム部11b、12b、13bとで構成されている(第
7図参照)。
尚、左端部11と右端部12とは、対称に形成されてい
るので、第7.8図では、右端部I2を省略している。
第7〜9図に示すように、中央部13のフレーム部13
bは、車体2に対して前端部を中央ヒンジ部材14によ
り、第7図の閉位置(c)から第8図の開位置(d)ま
での範囲で回動可能に取り付けられている。
尚、図において、15はスプリングであって、中央部1
3の閉位置(C)において、中央ヒンジ部材14の回動
中心よりも下側に配置され、短縮方向への付勢力により
前記中央部13を閉方向へ回動付勢している。また、こ
のスプリング15は中央部13を開方向へ回動して行く
と、中央ヒンジ部材14の回動中心よりも上側に移動さ
れ、その短縮力により今度は開方向に回動付勢するよう
に設けられている。
また、左右両部11(12)のフレーム部11b(12
b)は、前記中央部13のフレーム13b部に対して、
第1O図に示す、表面パネル11a(12a)が中央部
の表面パネル13aと同一面上に配置される閉位置から
、第8図に示す、車室中央側へ回動した開位置まで回動
可能に、側部ヒンジ部材16により連結されている。
そして、前記側部ヒンジ部材16は、第10図に示すよ
うに、左右両端部11(12)が開位置まで回動された
ときに、この部の表面パネル11(12)aが中央部1
3の表面パネル13aに干渉することのないように、両
端部11.12側が一旦上方に移動して回動するように
できるダブルリンク構造となっている。
また、この左右端部11.12と中央部13との間にも
スプリング17が設けられていて、このスプリング17
も、閉位置では、回動中心よりも下側に配置されてその
短縮力により開方向に回動付勢し、一方、開位置では回
動中心の上側に相対移動して短縮力により開方向へ回動
付勢するように設けられている。
また、第7図に示すように、左右両端部11(12)の
フレーム部11(12)bには、小ロッド11(12)
cが内側へ突設され、この小ロッド11(12)cの先
端部がユニバーサルジヨイント1i12)dを介してカ
バー用油圧シリンダ52に連結されている。
即ち、前記カバー用油圧シリンダ52は、シリンダチュ
ーブ521の下端を収納部20の底板22に対し傾動可
能に取り付けられ、このシリンダチューブ521に対し
退入−突出方向へ摺動可能なピストンロッド522の上
端部が前記小ロッド11(12)dに連結されている。
従って、このカバー用油圧シリンダ52が駆動して、ピ
ストンロッド522が上方へ摺動して行くと、左右両端
部11.12は中央部13に対し、側部ヒンジ部材16
により車体中央側(車室側)に回動し、また、左右両端
部11.12に入力される上向きの力が中央部13にも
伝達され、中央部13は中央ヒンジ部材14をにより車
体前方向(車室側)へ回動され、前記収納部20は、第
2図に示すように、後部及び左右両端部から開口される
以上のように、中央ヒンジ部材14と側部ヒンジ部材1
6とにより、カバーlOを閉位置(c)から車室l側の
開位置(d)に変位可能な開閉機構が構成されている。
尚、53はカバー用油圧シリンダ52に油圧を供給する
油圧ポンプである。
次に実施例の作用を説明する6 (イ)幌を収納状態からルーフ状態とする場合幅30を
収納した状態では、カバーlOは、中央部13及び左右
両端部11.12ともスプリング15.17の短縮力に
より閉方向に回動付勢され、この付勢力により収納部を
閉じた状態を保っている(第1.9図)。
この状態から、カバー用油圧シリンダ52を駆動させ伸
長させると、第2.8図に示すように、カバー10の左
右両端部11.12が側部ヒンジ部材16により車体中
央方向(車室側)へ回動して収納部20を左右両端の車
外側から開口すると共に、中央部13が車体前方向(車
室側)に中央ヒンジ部材14により回動して、収納部2
0を後端部側から開口する。また、この中央部13の回
動に伴ない、左右両端部11.12は上述のような車体
中央方向への回動を行いながら車体前方(車室側)へも
回動され、カバー10は、第2.8図に示す開位置へ変
位される。
尚、カバー10をこの開位置(d)もしくは、それより
前の後端部を上昇させた状態で固定させることにより、
空気の流れを整える整流板としても使用することができ
る。
次に、リンク用油圧シリンダ51を駆動させると、幌リ
ンク機構40のサイドリンク部材41が、第4図の短縮
状態(a)から、第5図のように段々と前方に伸びて行
き、それと共に幌30も一緒に収納部20から出されて
行く。
そして、幌リンク機構40のルーフ側フロントルーフレ
ール42が車体側フロントルーフレール5に達すると、
ロック装置60により両レールをロックし、これで、幌
30が第3図のルーフ状態(r)となる。尚、ロック装
置60は両ルーフレール3.42間に設けられているか
ら、このロック操作は、車両Aから降りることなく運転
席から行うことができる。
この後、カバー用油圧シリンダ52を短縮側に駆動する
と、左右両端部11.12が中央部13に対し側部ヒン
ジ部材16により回動しながら降下し、また、それに伴
ない、中央部13も中央ヒンジ部材14を中心に回動し
ながら降下し、収納部20を閉じる。
即ち、このカバーlOを閉じた状態で、幌30及びサイ
ドリンク部材42の薄板状の部分は、車体2とカバー3
0の外周部分との間に挟まれた状態となっている。
(ロ)幌収納時 ルーフ状態(r)の幌30を収納するには、まず、ロッ
ク装置60のロック解除を行う。この操作は、運転席か
ら行うことができる。
次に、カバー用油圧シリンダ52を装着時と同様にまず
伸長方向に駆動させる。これによりカバーlOが、第2
図のよう開位置(d)に変位して収納部20が開口され
る。
収納部20が開口すると、次にリンク用油圧シリンダ5
1を短縮方向に駆動させ、これにより装着時とは逆に、
サイドリンク部材41を短縮して折り畳みながら後方に
移動させる。このような幌リンク機構40の折り畳みに
伴ない幌30も折り畳まれて行く。
そして、幌リンク機構40と幌30とが完全に収納部2
0に収納されると、今度はカバー用油圧シリンダ52を
短縮方向に駆動させ、それによりカバーlOが閉位置(
c)に変位され収納部20が閉じられる。
第1実施例装置では、以下に列挙する効果が得られる。
■ カバーIOを閉位置(C)から開位置(d)に変位
させた際には、収納部20は車外側から開口されるため
、幌30及び幌リンク機構40は、カバーlOの車外側
を移動させることができ、幌30及び幌リンク機構40
とカバー10とがクロスすることがない。
このため、幌30の後端部を車体2に固定する構造を採
用することができ、それによって、幌30の装着時のロ
ックを前部でのみ行うようにして、乗員が車両から降り
ることなく、運転席で幌のロックを行えるようにでき、
作業を容易化することができる。しかも、幌30及び幌
リンク機構40の移動方向が一方向であるので、構造が
簡単で、実施例のように容易に自動化が成されるもので
ある。
■ 上述のような自動化により、幌30をルーフ状態(
r)とするときも収納するときも乗員は、車両から降り
るこなく運転席に座ったままで操作でき、操作が非常に
簡単である。
■ カバー10を前部を中心に回動して収納部20を開
口するようにしたので、カバーIOの開位置(d)で後
端部は車室l側に変位するが前端部は車室l側へ変位す
ることがなく、よって、車室空間を狭めることがなく、
カバー10の前方に物を置いていても、開閉の際に物を
移動させる必要がな(使い勝手が良い。
■ カバーIOの左端部11と中央部13との回動及び
右端部12と中央部13との回動を、それぞれ1つのカ
バー用油圧シリンダ52により行うようにしたので、構
造を簡略化して製造コストを低減することができる。
■ カバーIOを開位置もしくは、その手前で止めて整
流板として使用できる。
■ カバーIOを鋼板等の硬い素材、で形成したので、
カバー10をキャンパス地で形成したときのように表面
にしわが寄るようなことがなく、見栄えが良い。
■ また、カバーIOの閉位置(C)でのロックをスプ
リング15.17で行うようにしたため、@30及び幌
リンク機構40をよけてカバーIOと車体2間にロック
装置を設ける困難を解消した。
次に、第13〜15図に示す第2実施例について説明す
る。尚、第1実施例と同様の構成については、第1実施
例と同様の符合を付は説明を省略する。
第13図の断面図に示すように、カバー80の表面はキ
ャンパス地のシート80aで形成され、このシート80
aの車室1側周縁部は収納部20の側壁21にビス80
bで固定され、車外側周縁部はフレーム81b、83b
の外周部に固定されている。そして、このシート80a
は収納部20の車室l側縁部に設けられてたリテーナ8
0cと、前記フレーム81b、83bの車外側部分に設
けられたパネル80d、80eにより表面形状を整えら
れている。
前記フレーム81b、83bは、第14図の斜視図に示
すように、左右端部81の剛性を保持する端部フレーム
81b (右端部のフレームは図示省略)と中央部83
の剛性を保持する中央部フレーム83bとで形成され1
両フレーム81b。
83bとも、車室1例の端部が車体2の側壁21に対し
ヒンジベース部材84及び側部ヒンジ部材85により回
動可能に取り付けられている。
また、端部フレーム81bと中央部フレーム82bとの
間には、カバー用油圧シリンダ52に連結され、車室側
端部を車体に対し回動可能に取り付けられた、入力リン
ク86が設けられている。
そして、この入力リンク86は、両フレーム81b、8
3bとそれぞれ連結リンク87a、87bにより回動可
能に連結されている。
尚、前記ヒンジベース部材84と両フレーム81b、8
3bとの間には、このカバー80が閉位置(c)である
とき閉方向へ回動付勢し、開位置(d)側へある程度回
動すると開方向へ回動付勢するスプリング88が設けら
れている。
従って、カバー用油圧シリンダ52を伸長駆動させると
、第15図の斜視図に示すように、入力リンク86が車
室l側へ起立するように回動され、これに伴ない、中央
部83と左(右)端部81との間のシート80aを上方
へ折り曲げながら中央部83と左(右)端部81を車室
l側へ回動させ、収納部20を車外側から開口するもの
である8 このように、第2実施例では、カバー80の車室l側端
部位置が全く変位しないので、車体2とこのカバー80
の車室側端部との間に物挟み等が生じることがない。
他の作用及び効果は第1実施例と同様であるので説明を
省略する。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、例え
ば、実施例では、カバーを回動のみにより車室側へ変位
させるものを示したが、要は、収納部を車外側から開口
するべくカバーが車室側へ変位すればよ(、その変位の
手段としては車室側へスライドするものや、スライドし
ながら回動するもの等、他の手段を用いてよいし、また
、カバーに蛇腹状のものを用いて伸縮により車室側へ変
位させるようにしてもよい。
また、実施例では、油圧シリンダを用いて自動的に幌を
ルーフ状態としたり収納状態とするものを示したが、手
動により行うようにしてもよl/1゜ また、アクチュエータとして実施例では油圧シリンダを
示したが、モータ等地のものを用いてもよい。
また、実施例では、中央部と左右両端部とを1つのアク
チュエータで同時に回動させるものを示したが、中央部
用と左右両端部用と別々にアクチュエータを設けてもよ
い。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明のコンバーチブル車の
幌収納装置にあっては、収納部を開くときに、カバーを
車室側へ移動させるよう開閉機構を構成したため、幌を
収納状態とルーフ状態とに相互変化させる際の幌の移動
方向は一方向だけでよく、動きが単純であり、その際に
幌とカバーとがクロスして変位することもないようにな
るので、幌リンクの伸縮作動及び開閉機構の開閉作動を
、容易に自動化することが可能であるという効果が得ら
れる。加えて、上述のように幌とカバーはクロスするこ
とがないため、幌の後端を車体に固定したままとしてお
く構造が採用して、構造を簡略化できるという効果も得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明第1実施例のコンバーチブル車
の幌収納装置の外観及び作動を示す斜視図、第4図〜第
6′図は第1実施例装置の幌リンク機構の作動を示す斜
視図、第7図は第1実施例装置の表面パネルを取り除い
た状態のカバーを示す斜視図、第8図は第1実施例装置
のカバーの開位置を示す斜視図、第9図は第1図のI−
I断面図、第io図は第1図のII −II断面図、第
11図は第6図のIII −III断面図、第12図は
第11図のB矢視図、第13図は本発明第2実施例装置
の要部を示す縦断面図、第14図は第2実施例装置の要
部を示す斜視図、第15図は第2実施例装置のカバーの
開位置を示す斜視図である。 2・−・車体 10−・・カバー 14・−中央ヒンジ部材(開閉機構) 16−側部ヒンジ部材(開閉機構) 20・・−収納部 30・・・幌 40・・・幌リンク機構 80・・・カバー 84・・・ヒンジベース部材(開閉機構)85−−・側
部ヒンジ部材(開閉機構)特  許  出  願  人 株式会社 才一テックジャパン 第8図 第9図 第10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)車体の後部に、上方に開口して設けられた収納部と
    、 前記車体のルーフを形成する幌を支持すると共に、伸長
    状態で幌をルーフ形成状態とし、短縮状態で幌を折り畳
    んで前記収納部内に配置可能に形成され、かつ、前記収
    納部内に配設された幌リンク機構と、 前記収納部を上方から覆い隠すカバーと、を備えたコン
    バーチブル車の幌収納装置において、前記カバーが、収
    納部を閉じた閉位置と、この閉位置から車室内側に変位
    して前記収納部の左右及び後端部の車外側を開口する開
    口位置とに変位可能に形成され、このカバーを閉位置と
    開口位置とに変位させる開閉機構が設けられていること
    を特徴とするコンバーチブル車の幌収納装置。
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