JPH01149728A - 抗潰瘍剤 - Google Patents

抗潰瘍剤

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Publication number
JPH01149728A
JPH01149728A JP30821487A JP30821487A JPH01149728A JP H01149728 A JPH01149728 A JP H01149728A JP 30821487 A JP30821487 A JP 30821487A JP 30821487 A JP30821487 A JP 30821487A JP H01149728 A JPH01149728 A JP H01149728A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
salts
cefixime
ulcer
administered
gastric
Prior art date
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Pending
Application number
JP30821487A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaharu Ono
小野 隆治
Masaaki Tomoi
友井 正明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はセフィキシムまたはその塩類を含有する新規
抗潰瘍剤に関する。
[従来の技術] 本発明の抗潰瘍剤の有効成分であるセフィキシムは、7
−[2−(2−アミノデアゾール−4−イル)−2−カ
ルボキシメトキシイミノアセトアミドコ−3−ビニル−
3−セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)の−数名
であり、下記構造式該セフィキシムは、経口投与可能な
セフェム系抗生物質として、感染症治療の分野で用いら
れている。しかし該セフィキシムが抗潰瘍作用を有する
ことはまったく知られていなかった。
本発明の発明者らは、セフィキシムの抗菌剤としての開
発の過程で、該化合物を投与した際消化管における潰瘍
の発現が顕著に抑制きれるという新知見を得、該化合物
が抗潰瘍作用を有することを見い出し、本発明を完成す
るに至った。
[発明の構成] 本発明の抗潰瘍剤は、有効成分としてセフィキシムまた
はその塩類を含有する。
セフィキシムの適当な塩類としては、医薬上許容される
塩類特に慣用きれる非毒性塩が含まれ、塩基との塩類お
よび酸付加塩、すなわち無機塩基との塩類、例えばナト
リウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、カルシウム
塩、マグネシウム塩等のアルカリ土類金属塩、アンモニ
ウム塩、有機塩基との塩類、例えばトリエチルアミン塩
、ピリジン塩、ピコリン塩、エタノールアミン塩、トリ
エタノールアミン塩、ジシクロヘキシルアミン塩、N、
N’ −ジヘンジルエチレンジアミン塩等の有機アミン
塩、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、燐酸塩等の無機酸
付加塩、ぎ酸塩、酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、マレイ
ン酸塩、酒石酸塩、メタンスルホン酸塩、ベンゼンスル
ホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩等の有機カルボン
酸またはスルホン酸付加塩、アルギニン、アスパラギン
酸、グルタミン酸等の塩基性または酸性アミノ酸との塩
類等が含まれる。
本発明の抗潰瘍剤を患者に投与するにあたっては、前記
セフィキシムまたはその塩類を単独で投与するか、ある
いは該化合物を主成分として含みこれに医薬上許容され
る担体、例えば経口、または非経口に適した有機もしく
は無機、固体もしくは液体の賦形薬を加えた慣用製剤の
形で投与できる。このような製剤としては、錠剤、顆粒
剤、散剤、カプセル等の固体、および液剤、けんだく剤
、シロップ、乳剤、レモネード等の液体が含まれる。
さらに、必要に応じて、上記製剤中に補助剤、安定剤、
湿潤剤、そのほか乳糖、ステアリン酸マグネシウム、白
土、しょ糖、コーンスターチ、タルク、ステアリン酸、
ゼラチン、寒天、ペクチン、ピーナツ油、オリーブ油、
カカオ脂、エチレングリコール等の繁用される添加物を
含有させることができる。
有効成分であるセフィキシムまたはその塩類の投与量は
、患者の年令、状態および疾病の種類により異なるが、
一般に1日当り1mg/kgないし約1000mg/k
gまたはそれ以上の量を患者に1〜数回に分けて投与で
きる。
[発明の効果コ この発明の抗潰瘍剤は胃酸分泌抑制作用、抗ストレス潰
瘍作用等の抗潰瘍作用を有し、胃潰瘍、十二指腸潰瘍等
の消化管の潰瘍の治療および手助に有効である。セフィ
キシムの抗潰瘍作用を試験例により以下に説明する。
試験例1:十二指腸内投 による胃酸分泌抑制作用 試験法 4週齢、体重90〜130gのスプラーグ・ドーリ−(
Sprague−Dawley )系雄性ラット10匹
を1群とし、24時間絶食後胃酸分泌抑制試験に使用し
た。
ラットを手術台に固定後、ジエチルエーテルで軽度麻酔
下に腹部を除毛し正中線に沿って開腹した。幽門部を絹
糸で結紮し、試験薬物を注射にて十二指腸内に投与(5
mQ/kg)シた後、腹腔内に戻し縫合した。4時間後
、動物を放血致死させ開腹し、食道下部を動脈クレンメ
ルではさみ金胃を摘出した。胃内容物を目盛付きスピッ
ツロールに採取し、不溶物を300Orpmにて15分
間遠心分離して除き胃液量を測定した。酸度は自動滴定
装置を用い、O,lN*酸化ナトリウム水溶液でpH7
,0まで滴定して測定した。胃酸分泌量は胃液量に酸度
を乗じて算出した。尚、胃液量および胃酸分泌量は、体
重100gあたりに換算した。
K鼠週上 セフィキシムを用時、0.5%メチルセルロース水溶液
に懸濁したものを使用した。
尚、対照として0.5%メチルセルロース水溶液を投与
した。
試験結果 試験結果を表1に示す。
表 1 セフィキシムの十二指腸内投与による胃酸分泌
に対する効果 各個は平均値士標準誤差 試験例2:静脈内  による胃酸分泌抑制作試験法 4週齢、体重93〜120gのスブラーグ・ドーリ−(
Sprague−Dauley )系雄性ラットを試験
例工と同様に用いた。試験薬物は、幽門結紮手術直後、
尾静脈より317111/kgの容量で投与した。
ス狙!碧 セフィキシムを2倍モルの炭酸水素ナトリウム水溶液に
溶解したものを使用した。
対照として生理食塩水を投与した。
試験結果 試験結果を表2に示す。
(代りb) 表 2 セフィキシムの静脈内投与による胃酸分泌に対
する効果 各個は平均値上標準誤差 越)l坦Jじ」蓋上−−一によるストレス潰瘍の抑制試
験法 7週齢、体重220〜276gのスプラーグ・ドーリ−
(Sprague−Dauely )系雄性ラット10
匹を1群として使用した。各ラットを小ケージ中に固定
し、呼吸可能な状態で水浴中に浸し、水浴の温度は22
℃に保った。
試験薬物は、固定直前に5 mQ / kgの容量を経
口投与した。7時間後、ラットを殺し、胃を取り出した
後、胃を2%ホルマリンで処理し、腺胃部に発生した潰
瘍面積を各ラットについて測定した。
試験薬物 セフィキシムを用時、0.1%メチルセルロース水溶液
に懸濁したものを使用した。対照として0.1%メチル
セルロース水溶液を投与した。
K!墨1 結果を表3に示す。
表 3 セフィキシムの経口投与によるストレス潰瘍に
対する抑制効果 各個は平均値上標準誤差 試験例4:静脈 投 によるストレス潰瘍の抑制試験法 7週齢、体重的208〜250gのスプラーグ・ドーリ
−(Sprague−Dawley )系雄性ラット1
0匹を1群として使用した。各ラットを小ケージ中に固
定し、呼吸可能な状態で水浴中に浸し、水浴の温度は2
2℃に保った。
試験薬物および対照物は、固定直前に3mQ/kgの容
量を尾静脈内投与した。7時間後、ラットを殺し、胃を
取り出した後、次いで胃を2%ホルマリンで処理し、腺
背部に発生した潰瘍面積を各ラットについて測定した。
K!11 セフィキシムを2倍モルの炭酸水素ナトリウム水溶液に
溶解したものを使用した。
対照として生理食塩水を投与した。
K!囚ゑ 表 4 セフィキシムの静脈内投与によるストレス潰瘍
に対する抑制効果 各個は平均値上標準誤差 急性毒性 雄性ラットに対する経口投与では、10.000mg/
kgでも死亡例は観られず、LD5o値は10.000
mg/ kg以上である。
X及■ユ ・セフィキシム         93.5重量%拳カ
ルボキシメチルセル ロースカルシウム ・ステアリン酸マグネシウム   1.9//・軽質無
水ケイ酸        Q.9  //上記重量%の
各成分を常法によりよく混合し、カプセルに充填してカ
プセル剤を製造する。
実施例2 ・セフィキシム・2ナトリウム     1g上記成分
を無菌的にバイヤルに充填し、注射用製剤とする。
特許出願人  藤沢薬品工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. セフィキシムまたはその塩類を含有する抗潰瘍剤。
JP30821487A 1987-12-04 1987-12-04 抗潰瘍剤 Pending JPH01149728A (ja)

Priority Applications (1)

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JP30821487A JPH01149728A (ja) 1987-12-04 1987-12-04 抗潰瘍剤

Applications Claiming Priority (1)

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JP30821487A JPH01149728A (ja) 1987-12-04 1987-12-04 抗潰瘍剤

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Publication Number Publication Date
JPH01149728A true JPH01149728A (ja) 1989-06-12

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ID=17978291

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30821487A Pending JPH01149728A (ja) 1987-12-04 1987-12-04 抗潰瘍剤

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JP (1) JPH01149728A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2669221A1 (fr) * 1990-11-15 1992-05-22 Rhone Poulenc Sante Procede de preparation par compression directe de comprimes de derives de l'acide cephalosporanique.
EP0890359A4 (ja) * 1996-02-29 1999-01-13
CN105392771A (zh) * 2013-05-20 2016-03-09 日产化学工业株式会社 三苯胺衍生物及其利用

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2669221A1 (fr) * 1990-11-15 1992-05-22 Rhone Poulenc Sante Procede de preparation par compression directe de comprimes de derives de l'acide cephalosporanique.
EP0890359A4 (ja) * 1996-02-29 1999-01-13
CN105392771A (zh) * 2013-05-20 2016-03-09 日产化学工业株式会社 三苯胺衍生物及其利用

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