JPH01146432A - 通信装置用調整装置 - Google Patents

通信装置用調整装置

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JPH01146432A
JPH01146432A JP30494687A JP30494687A JPH01146432A JP H01146432 A JPH01146432 A JP H01146432A JP 30494687 A JP30494687 A JP 30494687A JP 30494687 A JP30494687 A JP 30494687A JP H01146432 A JPH01146432 A JP H01146432A
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signal
knob
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Masahiro Takase
高瀬 正広
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はL個の調整用ノブを用いて所定の複数の調整を
行う通信装置用調整装置に関する。
[従来の技術] 従来、無線受信機の前面パネルには、受信周波数を変化
させるための同調ノブ、復調された低周波信号の音量を
調節するボリュームノブ、高周波増幅部又は中間周波増
幅部等の利得を調整するためのRFゲインノブ、電信(
CW)を受信するとき場合の電信のトーンを変化させる
ためのBFOノブ、信号レベルメータの照明及び表示装
置の各照度を調整するためのデイマーノブ、並びに、所
定レベルの雑音信号を受信したとき受信信号を遮断する
ノイズブランカを動作させる際のしきい値レベルを設定
するためのレベル設定ノブ等の複数の調整用ノブが設け
られている。
[発明が解決しようとする問題点コ 従来の装置では、1つの機能に対応して1つの調整用ノ
ブが必要であるので、無線受信機が多くの機能を備える
のに伴って、無線受信機の前面パネルに多くの調整用ノ
ブが備えられる。これによって、操作者が調整したい所
望の調整用ノブをさがすのに比較的長い時間を要し、通
信操作が繁雑になる。また、調整用ノブの個数がさらに
増加した場合、前面パネルに上記調整用ノブを収容する
ことができなくなるという問題点があった。
本発明の目的は以上の問題点を解決し、1個の調整用ノ
ブを用いて所定の複数の調整を行うことができる通信装
置用調整装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、回転可能又は移動可能に設けられる調整用ノ
ブと、上記調整用ノブの回転量又は移動量に対応したデ
ータを出力するデータ出力手段と、上記データに基づい
てそれぞれ通信装置のための所定の調整を行う複数の調
整手段と、上記データ出力手段から出力されるデータを
上記複数の調整手段のうちの1つに出力するように切り
換える切り換え手段とを備えたことを特徴とする。
[作用] 以上のように構成した装置において、上記切り換え手段
によって、上記データ出力手段から出力されろデータを
上記複数の調整手段のうちの1つに出力するように切り
換えた後、上記調整用ノブを回転又は移動することによ
って、上記データ出力手段が、上記調整用ノブの回転量
又は移動量に対応したデータを上記切り換え手段を介し
て上記複数の調整手段のうちの1つに出力する。これに
応答して上記データを受信した上記調整手段は通信装置
のための所定の調整を行う。
「実施例コ 第1図ないし第6図は本発明の一実施例である受信周波
数0.IMHzないし40MHzの無線受信機のブロッ
ク図である。
本実施例の無線受信機は、次の各点の特徴を有している
(1)マルチノブ22、同調ノブ23、高周波ゲインノ
ブ(以下、RFゲインノブという。)24、ボリューム
ノブ25の各回転に関するデータ並びに、押下されるキ
ー21に関する各データが中央演算処理装置(以下、C
PUという。月Oに伝送され、これに応答して、CPU
l0が上記各データをパラレル入出力ボート16に出力
する。このとき、パラレル入出カポ−)16か上記各デ
ータを含むソリアルデータSrをPL、L制御回路28
、信号制御回路29、及びフィルタ制御回路30に出力
する。ここで、上記シリアルデータSIは、受信すべき
各回路28,29.30を指定する受信指定データを含
み、各回路2.8,29.30が各回路に予め割り当て
られた特定の受信指定データを受信するときのみ受信さ
れるデータをラッチし所定の処理を行う。
(2)上記(1)の構成により、パスバンドシフトのシ
フト最の調整、アンテナとのインピーダンス整合の調整
、面部パネルのLED I 9及び信号レベルメーク(
以下、Sメータという。)68用の照明の照度の調整、
ノイズブランカゲート46によるブランキングを開始す
るしきい値レベルの調整、ノツチフィルタ52の通過帯
域の中心周波数の調整、受信周波数の走査を行うメーク
、スキャン及びスイープ時に各動作を停止させる信号レ
ベルの調整、推びに、復調された低周波信号を外部装置
に出力するライン出力の信号レベルの調整を、1個のマ
ルチノブ22を用いて調整できろ。
(3)上記(1)の構成により、該無線受信閤の受信周
波数を、電信及び電話を用いた場合の遭難通信、緊急通
信、又は安全通信用周波数(以下、遭難通信等用周波数
という。)に、それぞれ設定するためのキー211,2
12を備えるとともに、該キー2夏1,212を押下し
た後、アップキー2I9を押下したときそれぞれ、受信
周波数518kHz及び電波型式周波数偏移キーイング
(以下、FSKという。)であるナブテックス信号を、
受信周波数を中心として所望の信号のみを通過させるた
めに用いられる帯域フィルタの帯域幅(以下、受信帯域
幅という。月kHzで、並びに、受信周波数2187.
5kHz及び電波型式FSKであるデジタルセルコール
信号を受信帯域幅1kHzで受信するように設定できる
。また、キー211,2I2を押下した後、ダウンキー
217を押下したときそれぞれ、受信周波数490kH
z及び電波型式FSKである放送サービス信号を受信帯
域幅IkHzで、並びに、受信周波数2174.5kH
z及び電波型式FSKであるテレックス信号を受信帯域
幅!kHzで受信するように設定できる。
第1図において、アンテナ31で受信された無線信号は
アンテナ端子32、スイッチKlのa側、及びスイッチ
に2のa側を介してスイッチに3の共通側に接続される
。スイッチに1のb側は減衰器33を介してスイッチに
2のb側に接続される。
ここで、スイッチKl及びに2は連動してフィルタ制御
回路30によって切り換えられる。
スイッチに3のa側は、23ないし40Ml4zの信号
のみを通過さ仕る帯域通過フィルタ(以下、BPFとい
う。)Bllを介してスイッチに8のa側に接続される
。スイッチに3のb側はスイッチに4の共通側に接続さ
れる。スイッチに4のa側は、アンテナ3Iの出力イン
ピーダンスを該無線受信機の高周波増幅部のLPF36
の入カインビーグンスに整合さ仕るためのインピーダン
ス整合回路34を介してスイッチに7のa側に接続され
る。該インピーダンス整合回路34は、例えば、該回路
34の入出力端間に接続される直列接続された10個の
インダクタと、上記各インダクタと並列に接続される1
0個のスイッチと、該回路34の出力端とアース間に接
続されるコンデンサとを備える。該インピーダンス整合
回路34内の各スイッチはそれぞれ、シリアルデータS
Iに含まれる整合設定データに応答して動作する制御駆
動回路35によってオン又はオフに切り換えられ、これ
によって、該回路34のインダクタンス値が変化され、
上記インピーダンス整合動作が行なイっれる。
スイッチに5及びに6の連動した切り換えによって、1
1個のBPP  BlないしBIOのいずれか1個のB
PFが、スイッチに5の共通側とスイッチに6の共通側
間に接続される。Blは0.1ないし0.3MHzの信
号のみを通過させるBPPであり、B2は0.3ないし
0.53MHzの信号のみを通過さ什るBPFであり、
B3は0.53ないし1.6MHzの信号のみを通過さ
せるBPFである。また、B4は1,6ないし2,4M
Hzの信号のみを通過させるBPFであり、B5は2.
4ないし3.6MHzの信号のみを通過させるBPFで
あり、B6は3.6な1)シ5.4MHzの信号のみを
通過させるBPFである。さらに、B7は5.4ないし
8 M Hzの信号のみを通過させるBPFであり、B
8は8ないし12MHzの信号のみを通過させるBPF
であり、B9は12ないし18MHzの信号のみを通過
させるBPFであり、BIOは18ないし23MHzの
信号のみを通過さ什るBPFである。
スイッチに6の共通側はスイッチに7のb側に接続され
、スイッチに7の共通側はスイッチに8のb側に接続さ
れ、スイッチに8の共通側は、この無線受信機の高周波
増幅部の低域通過フィルタ(以下、LPFという。)3
6の入力端子に接続される。上記スイッチに3とに8、
スイッチに4とに7、並びにスイッチに5とに6はそれ
ぞれ、連動してフィルタ制御回路30によって切り換え
られる。
L P F 36に人力された信号は、40MHz以上
の不要な信号が除去された後、高周波増幅器37を介し
て第1混合器38に入力される。一方、第1局部発振器
+00から出力される周波数80゜555ないし120
.455MHzの第1局部発振信号は、緩衝増幅器39
を介して第1混合器38に入力される。第1混合器38
は入力される受信信号と第1局部発振信号とを乗算した
後、第1中間周波信号を抽出して、該第1中間周波信号
を後置増幅器40、及び中間周波増幅器41を介して第
2混合器42に出力する。ここで、中間増幅器41の利
得は直流増幅器71から出力されろ自動fll得調整制
御(以下、AGCという。)直流電圧によって制御され
る。一方、第2局部発振器I20から出力される周波数
80MHzの第2号部発振信号は、緩衝増幅器43を介
して第2混合器・12に人力される。
第2混合器42は入力される第1中間周波信号と第2司
部発振信号とを乗算した後、第2中間周波信号を抽出し
て、該第2中間周波信号を後置増幅器44及び緩衝増幅
器・15に出力する。後置増幅器/I4から出力される
信号は、入力信号を通過させるか否かを切り換えるノイ
ズブランカゲート・16及び中間周波増幅器、18を介
してスイッチに8の共通側に出力される。一方、緩衝増
幅器45は、入力された信号から雑音成分を抽出して増
幅した後、ノイズブランカ制御回路47に出力する。
ノイズブランカ制御回路47は、緩衝増幅器45から入
力される雑音信号が信号制御回路29から入力されるノ
イズブランカのしきい値レベルデータ値NBVを超えた
とき、ノイズブランカゲート46をオンからオフと切り
換える。
スイッチに9とKIOは連動して信号制御回路29によ
って切り換えられ、これによって、4個の上記受信帯域
幅選択用BPP  B21ないしB24のうち1個のB
PFが、スイッチに9の共通側とスイッチKIOの共通
側との間に接続される。
ここで、B21は、受信周波数を中心として6kHzの
受信帯域幅を有するBPFであり、同様に、B22ない
しB24はそれぞれ、3kHz、IkHz。
0.2kHzの受信帯域幅を有するBPFである。
スイッチKIOの共通側から出力される第2中間周波信
号は、中間周波増幅器49を介して第3混合器50に入
力される。第3局部発振器130から出力される380
kHz±3kHzの第3局部発振信号は、緩衝増幅器5
1を介して第3混合器50に人力される。第3混合器5
0は、入力される第2中間周波信号と第3局部発振信号
とを乗算し、第3中間周波信号を抽出した後、スイッチ
Kllの共通側に出力する。ここで、中間周波増幅器4
9の利得は、直流増幅器7Iから出力されるAGC直流
電圧によって制御される。
スイッチKllのa側はスイッチに12のa側に接続さ
れ、スイッチKllのb側は所定の通過帯域幅を有する
ノツチフィルタ52を介してスイッチKI2のb側に接
続される。ここで、スイッチK11及びKI2は、連動
して信号制御回路29によって切り換えられる。スイッ
チKI2の共通側から出力される第3中間周波信号は、
中間周波増幅器53を介して緩衝増幅器54、緩衝増幅
器56及びAGC検波器58に入力される。ここで、上
記中間周波増幅器53の利得は、直流増幅器71から出
力されるAGC直流電圧によって制御される。
緩衝増幅器54から出力される第3中間周波信号は、単
側波帯振幅変調信号(以下、SSBという。)復調器5
5、及び前置増幅器60を介してスイッチKI3のa側
に出力される。また、緩衝増幅器56から出力される第
3中間周波信号は、両側波帯振幅変調信号(以下、DS
Bという。)復調器57、及び前置増幅器6Iを介して
スイッチKi3のb側に出力される。一方、第4局部発
振器140から出力される75kHz±6kHzの第4
局部発振信号は、ビート周波数発振信号(以下、BFO
信号という。)として、緩衝増幅器72を介してSSB
復調器55に出力される。
スイッチに13は信号制御回路29によって切り換えら
れ、スイッチK13の共通側から出力される復調された
低周波信号は、低周波音量調節器62及び低周波増幅器
63を介してスピーカ64に出力されるとと乙に、低周
波音量調節器65及び低周波増幅器66を介してライン
出力端子67、及びスイッチKI4のa仰1に出力され
る。ここで、低周波音788節器62及び65は、信号
制御回路29から出力されるスピーカ出力音量制御デー
タAPV及びライン出力音量制御データLINEGに応
答して、各調節器の減衰量を制御する。
また、スイッチに13の共通側から出力される低周波信
号は、AGC検波器69を介してAGC制御回路59に
出力される。AGC検波器58は、入力された信号を包
路線検波して、検波出力をAGC制御回路59に出力す
る。
AGC制御回路59は、信号制御回路29から出力され
るAGCのオン・オフの制御、AGCの高速(FAST
)及び低速(SLOW)の制御を含むAGC制御信号、
並びに、高周波利得制御データRFCに応答して、AG
C検波器56から入力される検波出力とAGC検波器6
9から入力される検波出力から、第1中間周波信号の利
得制御ためのAGC直流電圧、並びに、第2及び第3中
間周波信号の利得制御ためのAGC直流電圧を生成して
、各信号を直流増幅器70及び7Iに出力する。
ここで、AGC制御回路59は、入力される高周波利得
制御データRFCの値に比例して、中間周波増幅器41
の利得が増加するように、直流増幅器70に出力するA
GC直流電圧を制御する。また、AGC制御回路59は
、AGC検波器58から入力される検波出力から受信信
号の平均レベルを示すレベル信号を生成して、該レベル
信号を比較器74の反転入力端子に出力するとともに、
スイッチに14のb側を介してSメータ68に出力する
。ここで、スイッチに14は信号制御回路29によって
切り換えられる。
信号制御回路29から出力される走査停止しきい値デー
タ5CANVは、デジタル/アナログ変換(以下、D/
A変換という。)器75においてD/A変換された後、
比較器74の非反転入力端子に入力される。比較器74
は、反転入力端子に入力されるレベル信号のレベルが非
反転入力端子に入力されるしきい値データ5CANVの
レベルを超えるとき、Lレベルの走査停止信号5TOP
をパラレル入出力ボート16に出力する。
次に第3図及び第4図を参照して、第1ないし第4局部
発振器100,120,130,140の構成について
説明する。
第3図において、基準発振器101は、!0゜24MH
zの信号を発生して、該基準信号を位相同期ループ回路
(以下、PLLという。)1102、PLLIII 1
31. PLLIV 141、及び混合器111に出力
するとともに、115分周器103を介してPLL[1
04に出力する。
PLL1102は、PLL制御回路28から入力される
データNl、AIに基づいて周波数逓倍比16/17を
有するプリスケーラ107から入力される信号を分周し
た信号と、入力される10゜24MHzの基準信号とを
位相検波し、該検波出力を所定のカットオフ周波数を有
するLPFを介して電圧制御発振器(以下、vCOとい
う。月105に、位相側mM圧として出力する。vco
r105は入力される位相制御電圧に応答して80゜5
55ないし120.455MHzの第1局部発振信号を
、緩衝増幅器39及び混合器106に出力する。混合器
106は、入力される第1局部発振信号とBPF114
から入力される信号とを乗算した後、両信号の各周波数
の差の信号を抽出しプリスケーラ107を介してPLL
lIO2に出力する。ここで、P、LL■102とプリ
スケーラ107によるPLL回路全体の分周比NTIは
次式て与えられる。
NT1=16NI+AI     ・・・・・・(1)
また、PLL1102、VCOII05、混合器106
、及びプリスケーラ107から構成される回路によって
、40kHzのステップで変化する第1局部発振信号を
得る。
PLLlll04は、PI、L制御回路28から人力さ
れるデータN2.A2に基づいて周波数逓倍比+28/
129を有するプリスケーラ109から入力される信号
を分周した信号と、115分周された基準信号とを位相
検波し、該検波出力を所定のカットオフ周波数を有する
LPFを介してVCOIII08に、位相側gII電圧
として出力する。
VCOff+08は入力される位相制御電圧に応答して
44ないし48MHzの信号を、I/100分周器11
0を介して混合器II+に出力するとともに、プリスケ
ーラ109を介してPLLlll04に出力する。ここ
で、PLLl1104とプリスケーラ109によるPL
L回路全体の分周比NT2は次式で与えられる。
NT2=128N2+A2     ・・・・・・(2
)また、PLLn104、VCOI1108、及びプリ
スケーラ109から構成される回路によって、IkHz
のステップで変化するVCOI1108の出力信号を得
る。
混合器111は、分周器110から入力される信号と、
10.24MHzの基準信号とを乗算した後、両信号の
各周波数の差の信号を抽出した後、該信号を、通過帯域
10.7±20kHzを存するBPF I 12を介し
て混合器113に出力する。
混合器+13は、BPF I l 2から入力される信
号と、第2局部発振器120から出力される80MHz
の第2局部発振信号とを乗算し、両信号の各周波数の差
の信号を抽出した後、該抽出した信号を、通過周波数6
9.28ないし69.32MHzを存するBPF’11
4を介して混合器106に出力する。
第2局部発振器120は、80MHzの第2局部発振信
号を発生し、混合器+13及び緩衝増幅器43に出力す
る。
第4図において、基準発振器101から出力されるIO
,24MHzの基準信号が、PLI、、I[ll31及
びPLL]VI41+、1人力される。
PLLI[ll31は、PLL制御回路28から入力さ
れるデータN 3 、 A 3に基づいて周波数逓倍比
16/17を有するプリスケーラ+33から人力される
信号を分周した信号と、入力された基準信号とを位相検
波し、該検波出力を所定のカットオフ周波数を有するL
PFを介してVCO[II I 32に、位相制御電圧
として出力する。VCOI[I I32は入力される位
相制御電圧に応答して76MHz±0.6MT(zの信
号を、I/100分周器I34及び1/2分周器135
を介して緩衝増幅器51に、380KHz±3kHzの
信号として出力するとともに、プリスケーラ+33を介
してPLLIII+31に出力する。ここで、PLI、
III I 31とプリスケーラ133によるPLL回
路全体の分周比NT3は次式で与えられる。
N T 3 = 16 N 3 +A 3     ・
・・・・・(3)また、PLLII[I31、VCOI
II 132、及びプリスケーラ133から構成される
回路によって、5kHzのステップで変化するVCOI
Ir 132の出力信号を得ることができ、従って、第
3局部発振信号として25Hzステツプの信号を得るこ
とができる。
PLLIV1411J:、PLL制御回路28から入力
されるデータN4.A4に基づいて周波数逓倍比16/
I 7を有するプリスケーラ143から入力される信号
を分周した信号と、入力された基準信号とを位相検波し
、該検波出力を所定のカットオフ周波数を有するLPF
を介してVCOIV I 42に、位相制御電圧として
出力する。VC(HVI42は入力されろ位相制御電圧
に応答して75MHz±6 M Hzの信号を、171
00分周器144及び1/lO分周器+45を介して緩
衝増幅器72に、75MHz±6kHzの信号として出
力するとともに、プリスケーラ143を介してPLLI
’V141を出力する。上記分周器145は、PLL制
御回路28から出力される■(レベルのBFO信号が入
力されるときイネーブルされて上記第4局部発振信号を
出力し、一方、LレベルのBFO信号が人力されるとき
ディスエーブルされて上記第4局部発振信号の出力を停
止する。ここで、PLLIVI41とプリスケーラ+4
3によるPLL回路全体の分周比NT4は次式で与えら
れる。
N T 4 = I 6 N 4 +A 4     
・・・・・・(4)また、PLLIVI41、VCOI
V I 42、及びプリスケーラ143から構成される
回路によって、5kHzのステップで変化するVCOI
V142の出力信号を得ることができ、従って、第4局
部発振信号として5Hzステツプの信号を得ろことがで
きろ。
第5図において、CPUl0はこの無線受信機の全体の
制御を行う制御回路であって、クロック発生器11から
所定の周波数のCPU動作用のクロックを受信し、該ク
ロックに応答して動作する。
CPUl0にはアドレスバス12及びデータバス13を
介して、該無線受信機の全体の制御のたののプログラム
及びデータを記憶するリードオンリーメモリ(以下、R
OMという。)14と、電池Bによって電源がバックア
ップされ、該無線受信機の受信周波数内の任意の400
チヤンネルの受信周波数、及び上記非常通信用受信周波
数、並びに各受信周波数に対する各設定データを記憶す
るとともにCPUl0のワークエリアとして用いられる
RAM15か接続される。
また、CPUl0にはアドレスバス12及びデータバス
13を介して、パラレル入出力ボート16及びI7が接
続される。パラレル入出力ボート16は、CPUl0か
らの命令に応答してクロックSCK、シリアルデータS
1及びラッチ信号RCKを送信するとともに、アナログ
/デジタル変換(以下、A/D変換という。)器26か
ら人力されるRFゲインノブ24とボリュームノブ25
の回転位置に対応する設定データをCPUl0に転送す
る。また、パラレル入出力ボート16は、第2図の比較
器74から出力される走査停止信号5TOPを受信した
とき、該信号5TOPをCPU10に転送する。ここで
、RFゲインノブ24及びボリュームノブ25の各直流
電圧出力回路はそれぞれ、該ノブ24,25の回転位置
に応じて所定の直流電圧をA/D変換器26に出力する
。これに応答して、A/D変換器26は、入力された直
流電圧をノブ24.25の6ビツトの設定データに変換
してパラレル入出力ポート16に出力する。
パラレル入出力ポート17は、第7図に示される無線受
信機の前面パネルの各種のキー21の押下による設定デ
ータを取り込み、該設定データをデータバス13上に出
力するとともに上記前面パネルの各種表示用発光ダイオ
ード(以下、発光ダイオードをLEDという。月9を駆
動するためのデータをラッチ及びLED駆動回路18を
介してLED I 9に出力する。ここで、パラレル入
出力ポート17が周期的にキースキャン回路20をイネ
ーブルし、これに応答してイネーブルされたキースキャ
ン回路20がキー21の各キーを走査して、押下された
キーのデータが上記パラレル入出力ポートI7及びデー
タバス13を介してCPUl0に出力される。これによ
って、キー21が押下されたか否かのデータがCPUl
0に取り込まれる。
さらに、CPUl0にはデータバスI3を介してエンコ
ーダカウンタ!8が接続される。該エンコーダカウンタ
I8には、マルチノブ22のパルス出力回路の出力端子
及び同調ノブ23のパルス出力回路の出力端子が接続さ
れ、該マルチノブ22又は同調ノブ23が回転されたと
き回転方向に応じてパルスの位相が異なり回転中にのみ
パルスがエンコーダカウンタ18に出力される。エンコ
ーダカウンタI8は、マルチノブ22又は同調ノブ23
のパルス出力回路からパルスが入力されたとき、割り込
み信号IRQをCPUl0に出力した後、該パルスの位
相とパルス数に応じたパルスデータ及びマルチノブ22
か同調ノブ23かの識別データをデータバス■3を介し
てCPUl0に出力する。CPUl0は上記割り込み信
号IRQを受信したとき、エンコーダカウンタI8から
の上記パルスデータ及び識別データを受信する。
パラレル入出力ポート16は、詳細後述する各データの
送出時に、PLL制御回路28、信号制御回路29、及
びフィルタ制御回路30に、クロックSCKとと乙にシ
リアルデータSrを出力した後、ラッチ信号RCKを出
力する。上記シリアルデータSlは、受信すべき制御回
路28,29.30内の詳細後述されるシフトレジスタ
グループを示す8ビツトの受信指定データと、上記受信
される制御回路28,29.30によって異なるビット
数を有し、19ビツト、24ビツト又は16ビツトの設
定データから構成される。このノリアルデータSlのフ
ォーマットについては、第8図を参照して詳細後述する
LED I 9は、第7図に示すように、7個の7セグ
メントLED200aないし200gと、11個のLE
D201aないし201kを有し、該LEDI9が無線
受信機の前面パネルの中央上部に備えられる。また、無
線受信機の前面パネルの中央部及びその右側にそれぞれ
同調ノブ23とマルチノブ22が回転可能に備えられ、
該同調ノブ23の左側の前面パネルに、RFゲインノブ
24とボリュームノブ25が回転可能に並置される。 
   ゛無線受信機の前面パネルに備えられるキー2I
は、第7図に示すように多数のキーを有する。すなわち
、202aないし202rは、電波型式USB、LSB
(以下、下側波帯を用いるSSBをLSBという。)、
電信(CW)、FSK、ファクシミリ(FAX)、及び
DSBをそれぞれ指定するためのキーであり、203a
ないし203dは受信周波数を中心として所望の信号を
通過させるための6kHz、3kHz、IkHz、及び
0.2kHzの受信帯域幅を指定するためのキーである
204aないし204 el並びに205aないし20
5c、208は、マルチノブ22を用いて詳細後述する
所定の調整を行うことができるキーである。
204aは、電波型式として電信(CW)以外を選択し
ているときパスバンドシフトキーとなり、一方、電波型
式として電信(CW)が選択されているときBFOキー
となる。ここで、パスバンドシフトとは、無線受信機の
選択度特性を決定する中間周波信号の帯域通過フィルタ
の通過中心周波数を擬似的に偏移させることであり、こ
れによって混信を除去することができる。電波型式とし
て電信(CW)以外が選択されている場合にパスバンド
シフトキー204aを押下したとき、マルチノブ22を
回転することにより、該パスバンドシフトの偏移量を変
化することができる。本実施例においては、第1局部発
振信号の周波数と第4局部発振信号の周波数をそれぞれ
同一の周波数だけ偏移させるように設定データAI又は
Nlと設定データA4又はN4を変更することにより上
記パスバンドシフトを実現している。
一方、電波型式として電信(CW)が選択されている場
合にキー204aを押下したとき、マルチノブ22を回
転することにより、スピーカ64から出力される電信の
トーンを調整することができる。本実施例においては、
第4局部発振信号の周波数が変化するように設定データ
A4又はN4を変更することにより上記電信のトーンを
変化させている。
204bはフィルタキーであり、該フィルタキー204
bを押下したとき、スイッチに3.に8がb側に切り換
えられるととも1ご、スイッチに4.に7がa側に切り
換えられ、アンテナ3Iと高周波増幅部のLPF36間
にインピーダンス整合回路34が接続される。ここで、
マルチノブ22を回転することにより上記整合設定デー
タを変化させることができる。204cはデイマーキー
であり、該デイマーキー2040を押下し、マルチノブ
22を回転することにより、LED 19の照度及びS
メータ68用の照明(図示せず。)の照度を制御するこ
とができる。204dはノイズブランカキーであり、該
ノイズブランカキー204dを押下したとき、ノイズブ
ランカ制御回路47がイネーブルされ、マルチノブ22
を回転することによりブランキングを行う雑音信号のレ
ベルを調整することができる。
204eはノツチフィルタキーであり、該ノツチフィル
タキー204eを押下したとき、スイッチKll、K1
2がそれぞれa側からb側に切り換えられ、受信周波数
を含む受信帯域幅内の特定の周波数成分のみを減衰さ仕
るノツチフィルタ52が第3混合器50と中間周波増幅
器53間に接続される。ここで、マルチノブ22を回転
することにより、ノツチフィルタ52の中心周波数を擬
似的に偏移させることができ、これによって、例えばビ
ート混信を除去することができる。本実施例においては
、第3局部発振信号の周波数と第4局部発振信号の周波
数をそれぞれ同一の周波数だけ偏移させるように設定デ
ータA3又はN3と設定データA4又はN4を変更する
ことにより、上記ノツチフィルタ52の中心周波数を変
化させることを実現している。
なお、キー22aはホールドキーであり、該ホールドキ
ー22aを押下したとき、上記マルチノブ22が回転さ
れん場合であってもマルチノブ22のパルス出力回路が
パルスを出力せず、これによってマルチノブ22の機能
をディスエーブルして該マルチノブ22により設定され
たデータを保持することができる。
さらに、キー204b、202b、203b、204c
、202c、203c、204d、202d、203d
、202eによりテンキーを構成しており、また、該テ
ンキーを用いて所定のデータを入力した場合、キー20
3aは、テンキーを用いて入力したデータをCPUl0
に転送するためのエンターキーとして用いられる。
205aはシークキーであり、シークキー205aを押
下した後アップキー2+9又はダウンキー217を押下
することによりそれぞれ、受信周波数を上方又は下方に
連続的に変化させ、マルチノブ22を回転して設定され
る走査停止しきい値以上の信号レベルを受信したときに
、該シークによる走査が停止される。
205bはスキャンキーであり、該スキャンキー205
bを押下し、予めRAM+5に登録した上記チャンネル
内の所定のグループ番号を上記テンキーを用いて入力し
た後、エンターキー203aを押下するとき、上記登録
されたグループ内の各チャンネル間で受信周波数が走査
される。このとき、上記シークの場合と同様に、マルチ
ノブ22を回転して設定される走査停止しきい値以上の
信号レベルを受信したときに、該スキャンによる走査が
停止される。
205cはスイープキーであり、該スィーブキー205
cを押下し、予めRAMl5に登録した下端周波数、上
端周波数、及び走査した時のステップ周波数をひとまと
めにしたグループ番号を上記テンキーを用いて入力した
後、エンターキー203aを押下するとき、上記登録さ
れたグループ内で指定された周波数で受信周波数が走査
される。
このとき、上記シーク及びスキャンの場合と同様に、マ
ルチノブ22を回転して設定される走査停止しきい値以
上の信号レベルを受信したときに、該スィーブによる走
査が停止される。
208はラインキーであり、該ラインキー208が押下
されたとき、スイッチKI4がb側からa側に切り換え
られ、Sメータの表示がライン出力端子67に出力され
る信号レベルの表示となる。
このときさらに、キー218を押下しながら、マルチノ
ブ22を回転することにより、ライン出力音m制御デー
タLINEGを変化させ、これによって低周波音m調節
器65の減衰量を変化させることができ、ライン端子6
7に出力されるライン出力の信号レベルを変化させるこ
とができる。
206aはAGCをオフとするためのキーであり、20
6bは高速(RAST)のAGCを設定するためのキー
であり、206Cは低速(sr、ow)のAGCを設定
するためのキーである。207は、スイッチKl、に2
を連動してa側からb側に切り換えて該無線受信機の入
力端に減衰器33を挿入するためのキーである。
210は同調ノブ23を用いて同調の微調整を行うこと
を設定するファインキーであり、21!は受信周波数を
電話のための遭難通信等用周波数2182kHzに設定
するためのキーであり、212は受信周波数を電信のた
めの遭難通信等用周波数500kHzに設定するための
キーである。さらに、213は、上記キー210及び同
調ノブ23、もしくはキー211,212を用いて受信
周波数を設定した後、該設定された受信周波数を保持さ
せるためのロックキーである。
214はチャンネルキーであり、該キー214を押下し
、上記テンキーを用いてチャンネル番号を入力した後、
エンターキー203aを押下することにより、受信周波
数をRAMl5に予め登録された上記入力されたチャン
ネルの周波数に設定することができる。215は周波数
キーであり、該キーを押下することにより、上記テンキ
ーを用いて受信周波数を入力した後、エンタキ−203
aを押下することで、任意の周波数に設定することがで
きる。
216はメモリキーであり、上述の操作で受信周波数を
設定するとと乙に、電波型式の設定、受信帯域幅の設定
、AGCの設定、減衰器33を挿入するか否かの設定、
インピーダンス整合回路34を挿入するか否かの設定、
並びに、インピーダンス整合回路34内の整合設定デー
タの設定(以下、受信周波数以外の上記7つの項目の設
定データをプリセットデータという。)を行つ゛た後、
該メモリキー216を押下し、上記テンキーを用いて上
記受信周波数と上記プリセットデータを登録したチャン
ネル番号を入力しエンターキー203aを押下すること
により、RAM15内の上記チャンネルに対応する所定
のアドレスに上記受信周波数及び上記プリセットデータ
が記憶される。
217は、現在設定中のチャンネル又は受信周波数をチ
ャンネル番号のより小さいチャンネルにもしくはより低
い周波数に変更するダウンキーである。218は、チャ
ンネル又は受信周波数の設定もしくはインピーダンス整
合部3内の整合設定データを設定する際に所定の付加的
機能を行わせるためのファンクションキーである。21
9は、現在設定中のチャンネル又は受信周波数を、チャ
ンネル番号のより大きなチャンネルにもしくはより高い
周波数に変更するアップキーである。
第6図において、パラレル入出力ボート16から出力さ
れるクロックSCKは、PLL制御回路28内の東芝電
気(株)製TC74HC595P型8ビットシフトレジ
スタ集積回路UIOのSCK端子と、モトローラ製MC
I45156P型の4個のシリアル人力PLL周波数ノ
セサイザ集積回路UllないしUI4の各CLOCK端
子に入力されるとともに、インバータINVIを介して
集積回路UIOのRCK端子に入力される。ここで、集
積回路U11ないしUI4はそれぞれ、7ビツトシフト
レジスタと、10ビツトシフトレジスタと、2ビツトシ
フトレジスタを含み、計19ビットのシフトレジスタを
備える。上記クロックSCKはまた、信号制御回路29
内のTC74HC595P型の7個のソフトレジスタ集
積回路U20ないしU26の各SCK端子に入力される
とともに、フィルタ制御回路30内のTC74HC59
5P型ンフトレジスタ集積回路U30のSCK端子、並
びに、フィルタ制御回路30内の三菱電気(製)M54
975P型の41mの8ビツトシフトレジスタ集積回路
U31ないしU34の各クロック入力端子Tに入力され
る。上記クロックSCKは、インバータrNV2を介し
て上記集積回路[I30のRCKに入力される。
パラレル入出力ボート16から出力されるシリアルデー
タSIは、集積回路UIOの1端子、集積回路U20の
Sl端子、及び集積回路U30のSr端子に入力される
。さらに、パラレル入出力ボート16から出力されるラ
ッチ信号RCKは、PLL制御回路28内のアンドゲー
トANDIないしAND4の各第1の入力端子に入力さ
れるとともに、信号制御回路29内の集積回路[I20
のRCK端子に入力される。また、上記ラッチ信号は、
フィルタ制御回路30内のアンドゲートAND11及び
ANDI2の各第2の入力端子に入力される。
PLL制御回路28において、シフトレジスタ集積回路
UIOのQE、QP、QG、QHの各出力端子はそれぞ
れアンドゲートANDlないしAND4の各第2の入力
端子に接続され、該集積回路UIOのQH’データ出力
端子はシフトレジスタ集積回路UllないしUI4の各
データ入力端子DATAに接続される。アンドゲートA
ND IないしAND4の各出力端子はそれぞれ、シフ
トレジスタ集積回路U11ないしUI4の各E N A
 BLE端子に接続される。集積回路UllないしUI
4のデータ出力端子はそれぞれ、PLIIO2、PLL
n104、PLLI[ll31、並びにPLLIVI4
1の各データ入力端子及び分周器145のイネーブル端
子に接続される。
信号制御回路29において、シフトレジスタ集積回路U
20のQC出力端子は集積回路(I24ないしU26の
各RCK入力端子に接続され、集積回路U20のQD出
力端子は集積回路U21ないしU23の各RCK入力端
子に接続される。集積回路U20のQH’出力端子は集
積回路U21及びU24の各Sr端子に接続される。集
積回路U2!のQH’出力端子は集積回路U22のS1
入力端子に接続され、集V11t回路U22のQll’
出力端子は集積回路U23のsr入力端子に接続される
。集積回路U24のQH’出力端子は集積回路U25の
Sr入力端子に接続され、集積回路U25のQH’出力
端子は集積回路U26のSr入力端子に接続される。
フィルタ制御回路30において、集積回路U30のQA
出力端子はアンドゲートANDI2の第1の入力端子に
接続され、集積回路U30のQB出力端子はアンドゲー
トANDI+の第1の入力端子に接続される。アンドゲ
ートANDI+の出力端子は集積回路U31及びU32
の各LATC1(端子に接続され、アンドゲートAND
+2の出力端子は集積回路U33及びU34の各L A
 T C1−T端子に接続される。集積回路U30のQ
H’出力端子は集積回路U31及びU33の各STN入
力端子に接続され、集積回路U31の5OUT出力端子
は集積回路U32のSIN入力端子に接続され、集積回
路U33の5OUT出力端子は集積回路U34のS■N
入力端子に接続される。集積回路031のQA及びQC
ないしQG出力端子、並びに集積回路U32のQAない
しQP及びQG出力端子は、スイッチKlないしに8を
切り換える切り換え制御回路SCに接続される。集積回
路U33のQDないしQH出力端子、並びに集積回路U
34のQDないしQH出力端子は制御駆動回路35のデ
ータ入力端子に接続される。
上記シフトレジスタ集積回路UIO1U20ないしU2
6、並びにU30は、公知の通り、クロックSCKの立
ち上がりで内部のシフトレジスタにST端子から入力さ
れるデータを読み込んだ後、ラッチ信号RCKの立ちL
がり時に読み込んだデータをラッチして出力端子−QA
ないし0行及びQHoに出力する。上記集積回路Ull
ないしU14は、公知の通り、CLOCK端子に入力さ
れるクロックの立ち上がりで内部のシフトレジスタにD
ATA端子から入力されるデータを読み込んだ後、EN
ABLE端子に入力されるラッチ信号がHレベル(論理
レベルで”ビ)のときに読み込んだデータをラッチして
データ出力端子に出力する。
上記シフトレジスタ集積回路U31ないしU34は、公
知の通り、T端子に入力されるクロックの立ち上がりで
内部のシフトレジスタにSIN端子から人力されるデー
タを読み込んだ後、LATC11端子に入力されるラッ
チ信号がHレベル(論理レベルで”I”)のときに読み
込んだデータをラッチしてOAないしQH出力端子に出
力する。
シリアルデータSIは、第8図に示すように、設定デー
タを受信すべき1個又は複数のシフトレジスタ(以下、
シフトレジスタグループという。)を指定する8ビツト
の受信指定データblないしb8と、19ビツト、24
ビツト又は16ビツトの設定データ(b9以降)から構
成され、大きなビット番号のビットからパラレル入出力
ボート16によって各回路2g、29.30に伝送され
る。なお、第8図において、”−”は空きビットを示す
PLL制御回路28において、集積回路UIOのSr入
力端子に入力されたシリアルデータSIは、集積回路U
IOのQH’出力端子を介して、集積回路Ullないし
U14の各データ入力端子DATAに入力される。集積
回路UIOは8ビツトの受信指定データblないしb8
をラッチするためのシフトレジスタである。また、4個
の集積回路UllないしU14は上記■9ビットの設定
データを受信するためのシフトレジスタを含み、各集積
回路U11ないしUI4がそれぞれ単独で、上記シフト
レジスタグループGlないしG4を構成する。第8図の
人ないしDはそれぞれ、集積回路UIO及び集積回路U
llないしU14に対応するシフトレジスタグループG
lないしG4で受信すべきデータを示すフォーマット図
であり、第8図の各AないしDのシリアルデータは、8
ビツトの受信指定データbtないしb8と19ビツトの
設定データb9ないしb27から構成される。
第8図のA及びBにおいて、AI、Nl、A2及びN2
はそれぞれ、第!局部発振信号の周波数を変化させるた
めの7ビツト、10ビツト、7ビツト、及びIOビット
の各設定データであり、データAI、Nlは集積回路t
J11からPL、L I I 02に出力され、データ
A2.N2が集積回路U12からPLLl1104に出
力される。第8図のCにおいて、A3及びN3はそれぞ
れ、第3局部発振信号の周波数を変化させるための7ビ
ツト及び10ビツトの各設定データであり、データA3
゜N3は集積回路U13からPLLI[[I31に出力
される。第8図のDにおいて、A4及びN4はそれぞれ
、第4局部発振信号の周波数を変化させるための7ビツ
ト及び10ビツトの各設定データであり、データA4.
N4は集積回路U14からPLLI’/141に出力さ
れる。また、第8図のDのビットb27は分周器145
をイネーブルするか否かを制御するビットである。
信号制御回路29において、集積回路U20は8ビツト
の受信指定データをラッチするためのシフトレジスタで
ある。また、各3Pの集積回路U21ないし23、並び
にU24ないし26はそれぞれ、24ビツトの設定デー
タをラッチするためのシフトレジスタグループG5.G
6を構成する。
第8図のE、Fはそれぞれ、シフトレジスタグループG
5.G6で受信すべきデータを示すフォーマット図であ
り、第8図の各E、FのシリアルデータSrは、8ビツ
トの受信指定データb1ないしb8と24ビツトの設定
データb9ないしb32から構成される。ここで、第8
図のE及びFの8ビツトの設定データb9ないしb16
は集積回路U2+、U24でラッチされ、8ビツトの設
定データb17ないしb24は、集積回路U22.U2
5でラッチされ、8ビツトの設定データb25ないしb
32は、集積回路U23.U26でラッチされる。
第8図のEにおいて、b15及びb16は、Sメータ6
8への出力信号を切り換えるスイッチK14をa側又は
b側に切り換えるための制御データであり、b17ない
しb22は6ビツトのライン出力音景制御データLIN
EGである。また、第8図のEにおいて、b25ないし
b30は6ビツトのスピーカ出力音量制御データAFV
であり、b31及びb32は、SSB復調器55又はD
SB復調器57の出力を低周波音量調節器62に切り換
えて出力するためにスイッチKI3をa側又はb側に切
り換えるための制御データである。第8図のFにおいて
、b9ないしb12は4ビツトの走査停止しきい値デー
タ5CANVであり、b14はスイッチKll及びに1
2を連動してa側又はb側に切り換えノツチフィルタ5
2を挿入するか否かを切り換えるための制御データであ
る。また、第8図のFにおいて、b15及びb16はA
GC制御のAGCオフ及びAGC高速(FAST)の制
御設定を行う制御データであり、b17ないしb22は
6ビツトの高周波利得制御データRFCである。さらに
、第8図のFにおいて、b25ないしb28は受信帯域
幅を切り換えるためのスイッチに9及びKIOを切り換
えるための制御データであり、b29ないしb32は4
ビツトのノイズブランカ制御のしきい値データNBVで
ある。
フィルタ制御回路30において、集積回路U30は8ビ
ツトの受信指定データをラッチするためのシフトレジス
タである。また、各2個の集積回路U31及びU32、
並びにU33及びtJ34でそれぞれ、16ビツトの設
定データをラッチするためのシフトレジスタグループG
7.G8を構成する。第8図のG及びHはそれぞれ、シ
フトレジスタグループG7.G8で受信すべきデータを
示すフォーマット図であり、第8図の各G、Hのシリア
ルデータは、8ビツトの受信指定データblないしb8
と16ビツトの設定データb9ないしb24から構成さ
れる。ここで、第8図のG及びHの8ビツトの設定デー
タb9ないしb16は集積回路U31.U33でラッチ
され、8ビツトの設定データb17ないしb24は集積
回路U32.U34でラッチされる。
第8図のGにおいて、b9はスイッチKl及びに2を連
動して切り換えて減衰器33を挿入するか否かを切り換
えるための制御データであり、bIIないしb15及び
b17ないしb22は、スイッチに3ないしに8を切り
換えてBPF  B1ないしBllのいずれか1個のB
PF’を挿入するための制御データであり、b23はス
イッチに3ないしに8を切り換えてインピーダンス整合
回路34を挿入するか否かを切り換えるための制御デー
タである。また、第8図のHにおいて、b12ないしb
16及びb20ないしb24は、インピーダンス整合回
路34内の10個のスイッチを切り換えてインダクタン
ス値を設定するための整合設定データである。
以上のように構成された無線受信機の動作について、特
に、パラレル入出力ボート16とPLL制御回路28、
信号制御回路29、フィルタ制御回路30間のシリアル
データ伝送の動作を説明する。
例えば操作者が同調ノブ23を回転させて受信周波数を
変化させる場合、第5図の同調ノブ23のパルス出力回
路から所定のパルスがエンコーダカウンタI8に出力さ
れ、これに応答してエンコーダカウンタ18は割り込み
信号IRQをCPUl0に出力するとともに、上記パル
スに関するデータをデータバス13を介してCPUl0
に出力する。このとき、CPUl0は、RAM15に記
憶されである現在の受信周波数のデータと入力された上
記データから、上記同調ノブ23の回転に対応する受信
周波数を算出し、該算出された受信周波数に対応する設
定データA+ないしA3及びNlないしN3を算出した
後、該データをパラレル入出力ボートI6に出力する。
これに応答してパラレル入出力ボートI6は、まず、2
7ビツトのクロックSCKとともに、第8図のAの信号
フォーマットで設定データAI及びNlを含む27ビツ
トのシリアルデータS■をb27・・・blの順で送出
した後、Hレベルの1個のパルスであるラッチ信号RC
Kを送出する。一方、PLL制御回路28において、上
述のようにクロックSCKの反転信号が集積回路UIO
のRCK入力端子に入力されているので、上記シリアル
データSrの送出の終了時に、集積回路UIOのQH端
子のみがHレベルとなる。次いで、ラッチ信号RCKが
アンドゲートANDIの第2の入力端子に入力されたと
き、アンドゲートAND 1はHレベル信号を集積回路
UllのENABLE端子に出力する。これによって、
シフトレジスタグループG1に対応する集積回路Ull
に入力された19ビツトの設定データがラッチされ、該
設定データに含まれる設定データAI及びN1がPLL
1102に出力される。このとき“、シリアルデータS
rのうちblないしb7がすべて”0”であるので、他
のシフトレジスタグループG2ないしG8の各シフトレ
ジスタに入力されたシリアルデータSIはラッチされな
い。
次いで、パラレル入出力ボート16は、上述と同様に、
第8図のBの信号フォーマットで設定データA2及びN
2を集積回路U12に転送してラッチさせるとともに、
第8図のCの信号フォーマットで設定データA3及びN
3を集積回路UI3に転送してラッチさせる。これによ
って、設定データA2及びN2が集積回路UI2からP
LLlll04に転送され、設定データA3及びN3が
集積回路U13からPLLll1131に転送される。
以上のように設定データAI、Nl、A2.N2、及び
A3.N3が各PLL102,104,131に設定さ
れるので、第1及び第3局部発振信号の各周波数が変化
され、これによって、受信周波数が変化される。
また、設定データA4.N4を設定するときに第8図の
Dの信号フォーマットでシリアルデータS■を送出する
場合、並びに、インピーダンス整合回路34の整合設定
データの変更の場合等、並びに、第8図のG又はHの信
号フォーマットでシリアルデータS!を送出する場合に
おいても、−パラレル入出力ボート16が上述の第8図
のAの信号フォーマットでシリアルデータSIを送出す
る手順で送出し、これに応答して各制御回路28゜30
が同様に動作する。
さらに、例えば操作者がスピーカ64から出力される復
調された信号の音量を変化させるため、ボリュームノブ
25を回転させた場合、第5図のボリュームノブ25の
直流電圧出力回路から該ノブ25の回転位置に対応する
所定電圧の直流電圧がA/D変換器26を介してパラレ
ル入出力ボートI6に出力され、これに応答してパラレ
ル入出力ボート16は、上記A/D変換された直流電圧
データである6ビツトのスピーカ出力音貴制御データA
FVをCPUl0に出力する。これに応答してCPUl
0は、パラレル入出力ボート!6に対して該データAF
Vを信号制御回路29に転送するように指示する。
これに応答してパラレル入出力ボート16は、まず、8
ビツトのクロックSCKとともに8ビツトのLレベルの
シリアルデータSlを送出した後、Hレベルの1個のパ
ルスであるラッチ信号RCKを送出する。これによって
、シフトレジスタ集積回路U10.U20.U30に8
ビツトのデータ”oooooooo”がラッチされ、各
集積回路U10、U20.U30の各QAないしQH出
力端子からそれぞれデータ”O”であるしレベノー信号
が出力され、この結果、各上記制御回路2 g、29.
30がリセットされる。次いで、パラレル入出力ボート
16は、32ビツトのクロックSCKとともに、第8図
のEの信号フォーマットで上記スピーカ出力音量制御デ
ータAFVを含む32ビツトのシリアルデータS■をb
32・・・blの順で送出した後、Hレベルの1個のパ
ルスであるラッチ信号RCKを送出する。一方、信号制
御回路29において、受信指定データb!ないしb8の
うちb4のみが“ビとなっているので、上記シリアルデ
ータSIの送出の終了時に、集積回路U20のQD端子
のみがHレベルとなり、該Hレベル信号が集積回路U2
1ないしU23のRCK端子に入力される。
これによって、シフトレジスタグループG5に対応する
集積回路U21ないしU23に入力された上記受信指定
データを除く24ビツトの設定データbりないしb32
がラッチされ、該設定データに含まれるスピーカ出力音
量制御データAFVが、低周波音量調節器62に出力さ
れる。これに応答して低周波音m調節器62は、入力さ
れjこデータAFVに対応して減衰量で、スイッチKI
3の共通側から出力される低周波信号を減衰させる。こ
れによって、スピーカ64から出力されろ復調低周波信
号の音量が調節される。     ゛さらに、第8図の
EにおけるデータAFV以外のデータ、並びに、第8図
のFにおける各データの転送も、上述のデータAFVの
転送と同様の手順で行なわれる。
以上説明したように、パラレル入出力ボートI6から各
制御回路28,29.30への各設定データの伝送にお
いて、伝送するシリアルデータSrが、受信すべきシフ
トレジスタグループGlないしG8を指定するための受
信指定データb1ないしb8と所定の上記各設定データ
を含み、上記受信指定データが予め設定された自己の受
信指定データと同一でありかつラッチ信号が入力された
とき、当該シフトレジスタグループに属するシフトレジ
スタがラッチ動作を行う。従って、第8図のように、複
数の信号フォーマットのシリアルデータSlを、クロッ
クSCK、シリアルデータS11及びラッチ信号RCK
を伝送するための3木のデータ線のみを用いて、パラレ
ル入出力ボートI6から所望のシフトレジスタグループ
GlないしG8の各シフトレジスタに転送してラッチさ
せることができるという利点がある。
さらに、上述した無線受信機におけるマルチノブ22を
用いて調整する場合の操作及び動作について説明する。
まず、上述のパスバンドシフトの調整においては、電信
(CW)キー202C以外の例えばUSBキー202a
を押下して受信する電波型式をUSBとした後、パスバ
ンドシフトキー204aを押下する。次いで、マルチノ
ブ22を回転することにより、該マルチノブ22のパル
ス出力回路は、該マルチノブ22の回転方向に応じてパ
ルスの位相が異なり回転中にのみパルスをエンコーダカ
ウンタI8に出力する。これに応答してエンコーダカウ
ンタI8は、割り込み信号Ir(QをCPUl0に出力
するとともに、上記入力されたパルスの位相とパルス数
に応じたパルスデータ及びマルチノブ22のデータであ
ることを示す識別データをデータバス13を介してCP
Ul0に出力する。
CPUl0は、上記割り込み信号rRQを受信したとき
、エンコーダカウンタ18からの上記パルスデータ及び
識別データを受信する。
次いで、CPUl0は、受信されたパルスデータから、
現在の受信周波数からのパスバンドシフトの周波数偏移
量を算出し、RAMl5に記憶されている現在の受信周
波数と上記算出された周波数偏移量から、上記周波数偏
移量だけ第1局部発振信号の周波数と第4局部発振信号
の周波数をともに偏移させるための、第1局部発振器+
00内のPLLl102及びPL、I、II I 04
にそれぞれ設定する設定データNl、AI及びN2.A
2と、第4局部発振器140内のPLLIV1411.
4定する設定データN4及びA4を算出する。さらに、
CPUl0は、該設定データNl、AI、N4及びA4
をパラレル入出力ボートI6に転送した後、該パラレル
入出力ボート16に対して上記転送された設定データの
送信を指示する。また、CPU1Oは、上記算出した周
波数偏移量を11個のしED201aないし201にで
表示するためのデータを、パラレル入出力ボート17並
びに、ラッチ及びLED駆動回路18を介してLEDI
 9のしED201aないし201kに出力する。ここ
で、上記周波数偏移量はLED201aないし201に
のいずれか1つを点灯することによって表示され、LE
D201fが点灯しているとき、上記周波数偏移量がO
であり、また、LED201gないし201にのいずれ
か1つが点灯しているとき上記周波数偏移量は元の受信
周波数から上方に偏移された量であり、一方、LED2
01aないし201eのいずれか1つが点灯していると
き上記周波数偏移量は元の受信周波数から下方に偏移さ
れた電である。
パラレル入出力ポートI6は、上記CPUl0の送信指
示に応答して、上述のように該設定データを含むシリア
ルデータSrをPLL制御回路28に出力し、該シリア
ルデータSrを受信したPLL制御回路28は、設定デ
ータN I 、A I及びN2.A2をそれぞれ、第1
局部発振器100のPLI、1102及びPL、LII
104に出力するとともに、設定データN4及びA4を
第1局部発振器10のPLLIV140に出力する。こ
れによって、第1及び第4局部発振信号の各周波数が上
記マルチノブ22の回転量に応じた同一の上記周波数偏
移量だけ元の各周波数から偏移されて、このパスバンド
シフトの動作が終了する。
また、キー202cを押下して電波型式として電信(C
W)を選択しUFOキー204aを押下した後マルチノ
ブ22を回転させて電信(CW)のトーンを調整する場
合においても、上述のパスバンドシフトの調整の場合と
同様に動作する。
さらに、インピーダンス整合回路34を挿入し該回路3
4内のインダクタンス値を変化させアンテナ31の出力
インピーダンスを該無線受信機の高周波増幅部のLPF
36の入力インピーダンスに整合させるためのインピー
ダンス整合調整においては、まず、操作者はフィルタキ
ー204bを押下した後、スピーカ64から出力される
復調された低周波信号を聞きもしくは信号受信中のSメ
ータ68が示す信号レベルを直視しながら、該受信信号
レベルが最大になり、これによって無線受信機の感度が
最大となるように、マルチノブ22を回転させて調整す
る。このとき、該無線受信機は以下のように動作する。
マルチノブ22の回転方向及び回転量に対応した整合設
定データが上述と同様にCPUl0に出力され、これに
応答してCPUl0は、該整合設定データに対応する!
0ビットのデータをパラレル入出力ポートI7並びにラ
ッチ及びLED駆動回路!8を介してLED l 9の
LED201aないし201kに出力してインピーダン
ス整合回路34内のインダクタンス値に対応する量をL
ED201aないし201にのいずれか1つを点灯する
ことによって表示させる。また、CPUl0は、上記整
合設定データをパラレル入出力ポート16に転送すると
ともに、該ボート!6に対し7て、該整合設定データの
送信及びインピーダンス整合回路34を挿入する命令信
号の送信の指示を行う。
これに応答してパラレル入出力ポート16は、第8図の
Gの信号フォーマットで”ビのビットb23を含むシリ
アルデータSIをフィルタ制御回路30に伝送するとと
らに、第8図のHの信号フォーマットでビットb12な
いしb16及びb20ないしb24において上記整合設
定データを含むシリアルデータS1を制御駆動回路35
に出力する。
これに応答して、フィルタ制御回路30は、スイッチに
3及びに8をb側に切り換えるとともにスイッチに4及
びに7をa側に切り換えてインピーダンス整合回路34
を挿入する。また、制御駆動回路35は伝送される整合
設定データに基づいてインピーダンス整合回路34内の
10個のスイッチのオン・オフの切り換えを行い、これ
によって、該回路34内のインダクタンス値を上記整合
設定データに対応した値に設定する。以上の動作により
、アンテナ31の出力インピーダンスを無線受信機の高
周波増幅部のLPF36の入力インピーダンスに整合さ
せるインピーダンス整合の動作が終了する。
さらに、デイマーキー2040を押下して府面パネルの
LED 19の照度及びSメータの照度を調整する場合
、ノイズブランカキー204dを押下してノイズブラン
カ制御回路47をイネーブルし該ノイズブランカのしき
い値レベルを調整する場合、ノツチフィルタキー204
eを押下してノツチフィルタ52を挿入し該ノツチフィ
ルタの中心周波数を調整する場合、キー205a、20
5b、又は205cを押下して上記シーク、スキャン及
びスイープを用いて受信周波数を走査させ該走査中にお
いて該走査を停止させる信号レベルのしきい値レベルの
調整を行う場合、並びに、ラインキー208を押下しラ
イン出力レベルをSメータに表示させファンクションキ
ー218を押下しながら行うライン出力の調整を行う場
合においては、各調整をマルチノブ22を用いて行うこ
とによって、上述と同様にC)’UIOが動作し、上記
所定の各調整を行うことができる。なお、マルチノブ2
2を用いる上記10項目のすべての調整においては、各
調整量がLEDI 9の201aないし201kに表示
され、これによって、各調整量の把握を容易にしている
本実施例の無線受信機においては、使用頻度が比較的多
い高周波利得調整、スピーカ音量調節、及び同調操作の
ためのRFゲインノブ24、ボリュームノブ25、及び
同調ノブ23をそれぞれ独立した調整用ノブとして設け
、−一方、使用頻度が比較的少ないバスバンドシフトの
調整など上記10項目の調整を、切り換えのためのキー
204aないし204e1205aないし205c、及
び208を押下した後1個のマルチノブ22を回転させ
て調整できるように構成している。
従って、無線受信機における複数の調整を、1個のマル
チノブ22を用いて行うことができるので、多くの調整
用ノブを備えた従来の装置のように操作者が調整したい
所望の調整用ノブをさがす必要がなく、通信操作が簡単
になる。また、無線受信機の機能が増加し、調整項目が
さらに増加した場合であっても、前面パネルにおける上
記調整用ノブの収容面積が、増加しないという利点があ
る。
以上の実施例においては、マルチノブ22は回転可能に
設けられ該ノブ22を回転することによって上記所定の
調整を行うことができるが、これに限らず、マルチノブ
22が例えば直線状に摺動して移動するよう1こ設けら
れ、該マルチノブ22を調整のために移動させ、該移動
量に対応して上記所定の調整を行うように構成してもよ
い。
以上の実施例においては、無線受信機について述べてい
るが、これに限らず、本発明の調整装置は通信装置に広
く適用することができる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、回転可能又は移動
可能に設けられる調整用ノブの回転量又は移動量に対応
したデータを出力するデータ出力手段と、上記データに
基づいてそれぞれ通信装置のための所定の調整を行う複
数の調整手段と、上記データ出力手段から出力されるデ
ータを上記複数の調整手段のうちの1つに出力するよう
に切り換える切り換え手段とを備えたので、上記調整用
ノブを用いて複数の調整を行うことができる。
従って、多くの調整用ノブを備えた従来の装置のように
操作者が調整したい所望の調整用ノブをさがす必要がな
く、通信操作が簡単になる。また、無線受信機の機能が
増加し、調整項目がさらに増加した場合であっても、曲
面パネルにおける上記調整用ノブの収容面積が、増加し
ないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例である無線受信機
の信号処理部のブロック図、 第3図は第1図の無線受信機の第1及び第2局部発振器
のブロック図、 第4図は第1図の無線受信機の第3及び第4局部発振器
のブロック図、 第5図及び第6図は第1図の無線受信機の制御部のブロ
ック図、 第7図は第1図の無線受信機の前面パネルの正面図、 第8図は第1図の無線受信機で伝送されるデータの信号
フォーマット図である。 10・・・中央演算処理回路(CPU)、I4・・・リ
ードオンリメモリ(ROM)、I5・・・ランダムアク
セスメモリ(RA M)、16・・・パラレル人出力ポ
ート、 I8・・・エンコーダカウンタ、 22・・・マルチノブ、 23・・・同調ノブ、 24・・・RFゲインノブ、 25・・・ボリュームノブ、 28・・・PLL制御回路、 29・・・信号制御回路、 30・・・フィルタ制御回路、 3I・・・アンテナ、 34・・・インピーダンス整合回路、 35・・・制御駆動回路、 37・・・高周波増幅器、 38・・・第1混合器、 4!、48.49.53・・・中間周波増幅器、46・
・・ノイズブランカゲート回路、47・・・ノイズブラ
ンカ制御回路、 52・・・ノツチフィルタ、 55・・・SSB復調器、 57・・・DSB復調器、 62.65・・・低周波音量調節器、 63.66・・・低周波増幅器、 64・・・スピーカ、 67・・・ライン出力端子・ 68・・・信号レベルメータ(Sメータ)、100・・
・第1局部発振器、 +20・・・第2局部発振器、 130・・・第3局部発振器、 +40・・・第4局部発振器、 204a・・・パスバンドシフトキー又はBFOキ20
4b・・・フィルタキー、 204C・・・デイマーキー、 204d・・・ノイズブランカキー、 204e・・・ノツチフィルタキー、 205a・・・シークキー、 205b・・・スキャンキー、 205C・・・スィーブキー、 208・・・ラインキー、 218・・・ファンクションキー、 K1ないしK14・・・スイッチ、 UIO,U20ないしU26.U30.U31ないしU
34・・・シフトレジスタ集積回路、UllないしU1
4・・・シリアル人力P L I、周波数シンセサイザ
集積回路、 INVIないしINV2・・・インバータ、ANDlな
いしAND4.ANDl l、ANDl2・・・アンド
ゲート。 特許出願人  古野電気株式会社 代理人 弁理士 青白 葆ほか2名

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転可能又は移動可能に設けられる調整用ノブと
    、 上記調整用ノブの回転量又は移動量に対応したデータを
    出力するデータ出力手段と、 上記データに基づいてそれぞれ通信装置のための所定の
    調整を行う複数の調整手段と、 上記データ出力手段から出力されるデータを上記複数の
    調整手段のうちの1つに出力するように切り換える切り
    換え手段とを備えたことを特徴とする通信装置用調整装
    置。
JP30494687A 1987-12-02 1987-12-02 通信装置用調整装置 Granted JPH01146432A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30494687A JPH01146432A (ja) 1987-12-02 1987-12-02 通信装置用調整装置

Applications Claiming Priority (1)

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JPH01146432A true JPH01146432A (ja) 1989-06-08
JPH044779B2 JPH044779B2 (ja) 1992-01-29

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ID=17939219

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010028393A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Sanyo Electric Co Ltd 受信装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010028393A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Sanyo Electric Co Ltd 受信装置

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JPH044779B2 (ja) 1992-01-29

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