JPH0114390Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0114390Y2 JPH0114390Y2 JP17536186U JP17536186U JPH0114390Y2 JP H0114390 Y2 JPH0114390 Y2 JP H0114390Y2 JP 17536186 U JP17536186 U JP 17536186U JP 17536186 U JP17536186 U JP 17536186U JP H0114390 Y2 JPH0114390 Y2 JP H0114390Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide
- plate
- clamp
- case
- slide valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は2段式スライドバルブ装置に関する。
従来の技術
溶融金属などの(以下単に容器という)容器用
スライドバルブ装置は溶融金属などの流量制御用
として種々の機構のものが開発されかつ普及され
ていることは周知のとおりである。一般に、この
種のスライドバルブ装置は容器内の溶湯などの排
出流量を制御するもので、スライドプレートを油
圧シリンダなどで摺動させ、容器側に固着された
ボトムプレートのノズル孔に対しスライドプレー
トのノズル孔をずらせノズル孔の開度を変え、溶
湯などの排出流量が調整される。溶鋼などの排出
流量は鋼などの品質に対し影響が大きいため通常
流量調整が頻繁に行われるため、スライドプレー
トの摺動回数は非常に多く、取鍋用スライドバル
ブ装置の場合1鍋当り100〜200回摺動せられる。
したがつてプレートれんが(ボトムプレート及び
スライドプレート)のノズル孔周りの摺動面は損
傷が激しく、取鍋用スライドバルブ装置では通常
2〜4鍋使用するとプレートれんがを交換するも
のである。
スライドバルブ装置は溶融金属などの流量制御用
として種々の機構のものが開発されかつ普及され
ていることは周知のとおりである。一般に、この
種のスライドバルブ装置は容器内の溶湯などの排
出流量を制御するもので、スライドプレートを油
圧シリンダなどで摺動させ、容器側に固着された
ボトムプレートのノズル孔に対しスライドプレー
トのノズル孔をずらせノズル孔の開度を変え、溶
湯などの排出流量が調整される。溶鋼などの排出
流量は鋼などの品質に対し影響が大きいため通常
流量調整が頻繁に行われるため、スライドプレー
トの摺動回数は非常に多く、取鍋用スライドバル
ブ装置の場合1鍋当り100〜200回摺動せられる。
したがつてプレートれんが(ボトムプレート及び
スライドプレート)のノズル孔周りの摺動面は損
傷が激しく、取鍋用スライドバルブ装置では通常
2〜4鍋使用するとプレートれんがを交換するも
のである。
考案が解決しようとする問題点
ノズル孔周りの摺動面が過度に損傷した状態で
使用すると損傷部分に付着した凝固鉄や耐火物の
破片がスライドプレートを摺動させた時摺動面に
噛込み、摺動面が開いて漏鋼事故を起こすことに
なる。そのため作業者は鋳造作業前毎回ノズル孔
から摺動面の損傷度合をチエツクし再使用してい
る。しかしノズル孔からでは摺動面の損傷度合を
正確にチエツクすることはできなく、余命がある
プレートれんがを交換したり、チエツクミスによ
り漏鋼事故を起こすことがある。
使用すると損傷部分に付着した凝固鉄や耐火物の
破片がスライドプレートを摺動させた時摺動面に
噛込み、摺動面が開いて漏鋼事故を起こすことに
なる。そのため作業者は鋳造作業前毎回ノズル孔
から摺動面の損傷度合をチエツクし再使用してい
る。しかしノズル孔からでは摺動面の損傷度合を
正確にチエツクすることはできなく、余命がある
プレートれんがを交換したり、チエツクミスによ
り漏鋼事故を起こすことがある。
問題点を解決するための手段
本考案者等は前述の如き従来方式の諸欠点を解
決するため種々検討した結果、本考案の如き2段
式スライドバルブ装置の開発に成功したものであ
り、本考案の技術的構成は前記実用新案登録請求
の範囲に明記したとおりであるが、本考案の具体
例を示す添付図面に基づいて詳細に説明する。
決するため種々検討した結果、本考案の如き2段
式スライドバルブ装置の開発に成功したものであ
り、本考案の技術的構成は前記実用新案登録請求
の範囲に明記したとおりであるが、本考案の具体
例を示す添付図面に基づいて詳細に説明する。
第1図は本考案装置の一例を示す縦断面図、第
2図は第1図のA−A線に沿つた要部断面図、第
3図は第1図の右方側面図である。
2図は第1図のA−A線に沿つた要部断面図、第
3図は第1図の右方側面図である。
本考案スライドバルブ装置は図示の如く、容器
鉄皮の底面にとりつけたハウジング11に支持さ
れたボトムプレート1下方に、第1スライドケー
ス12に装着された第1スライドプレート2、シ
ールケース13に装着されたシールプレート3及
び第2スライドケース14に装着された第2スラ
イドプレート4及びシユートノズル5を、順次垂
直方向に積層、配設してある。
鉄皮の底面にとりつけたハウジング11に支持さ
れたボトムプレート1下方に、第1スライドケー
ス12に装着された第1スライドプレート2、シ
ールケース13に装着されたシールプレート3及
び第2スライドケース14に装着された第2スラ
イドプレート4及びシユートノズル5を、順次垂
直方向に積層、配設してある。
前述した主要構成部材の組立て態様は従来方式
と略同様であり、第1スライドケース12は摺動
源である第1油圧シリンダー21に連結してあ
り、第1クランプ17に摺動自在に装着してあ
る。前記第1クランプ17はハウジング11の両
側に設けた、スプリング24を内蔵するバネホル
ダー23に第1クランプボルト・ナツト25によ
り面圧付与機構を構成し、更に一側方に前記ハウ
ジング11と第1クランプ17を連結する第1ヒ
ンジ15が設けてあり、ボトムプレート1と第1
スライドプレート2の開閉時の枢着機構としてあ
る。
と略同様であり、第1スライドケース12は摺動
源である第1油圧シリンダー21に連結してあ
り、第1クランプ17に摺動自在に装着してあ
る。前記第1クランプ17はハウジング11の両
側に設けた、スプリング24を内蔵するバネホル
ダー23に第1クランプボルト・ナツト25によ
り面圧付与機構を構成し、更に一側方に前記ハウ
ジング11と第1クランプ17を連結する第1ヒ
ンジ15が設けてあり、ボトムプレート1と第1
スライドプレート2の開閉時の枢着機構としてあ
る。
前記第1スライドプレート2下方にはシールケ
ース13を介してシールプレート3が配置され、
そして第2スライドプレート4及びシユートノズ
ル5が組み込まれた第2スライドケース14は第
2油圧シリンダー22に連結してあり、第2クラ
ンプ18に摺動自在に装着してある。第2スプリ
ング26を具備する第2クランプボルト・ナツト
27により、第1クランプ17に面圧付与機構を
構成しており、更に前記第1ヒンジ15と反対側
に、第1クランプ17と第2クランプ18を連結
する第2ヒンジ16が設けてあり、第1スライド
プレート2とシール・プレート3および第2スラ
イドプレート4の開閉時の枢着機構としてある。
ース13を介してシールプレート3が配置され、
そして第2スライドプレート4及びシユートノズ
ル5が組み込まれた第2スライドケース14は第
2油圧シリンダー22に連結してあり、第2クラ
ンプ18に摺動自在に装着してある。第2スプリ
ング26を具備する第2クランプボルト・ナツト
27により、第1クランプ17に面圧付与機構を
構成しており、更に前記第1ヒンジ15と反対側
に、第1クランプ17と第2クランプ18を連結
する第2ヒンジ16が設けてあり、第1スライド
プレート2とシール・プレート3および第2スラ
イドプレート4の開閉時の枢着機構としてある。
本考案スライドバルブ装置は前述の如き、2段
式4枚プレートからなつており、ボトムプレート
1と第1スライドプレート2からなる第1スライ
ドバルブ及びシールプレート3と第2スライドプ
レート4からなる第2スライドバルブのそれぞれ
独立した機能からなつている。
式4枚プレートからなつており、ボトムプレート
1と第1スライドプレート2からなる第1スライ
ドバルブ及びシールプレート3と第2スライドプ
レート4からなる第2スライドバルブのそれぞれ
独立した機能からなつている。
従つて、本考案装置では例えば第1スライドバ
ルブを溶融金属等の注出・停止(ON−OFF)機
能として使用し、第2スライドバルブを流量制御
機能として使用することができる。
ルブを溶融金属等の注出・停止(ON−OFF)機
能として使用し、第2スライドバルブを流量制御
機能として使用することができる。
考案の効果
(1) 上部容器内に溶融金属又は溶融物(スラグ又
はガラス等)を収容したまゝでも、第2スライ
ドバルブ機構のプレート又はシユートノズル等
の点検および交換が可能である。
はガラス等)を収容したまゝでも、第2スライ
ドバルブ機構のプレート又はシユートノズル等
の点検および交換が可能である。
(2) 第1、第2スライドバルブ機構が分離してい
るが、それぞれのプレートの損傷程度が少な
く、耐用性が向上される。
るが、それぞれのプレートの損傷程度が少な
く、耐用性が向上される。
(3) 前述の如く各スライドバルブが分離している
ので、各機構の損傷条件に対応したプレート材
質の選択が可能であり、耐用性の向上及びコス
トダウンが計れる。
ので、各機構の損傷条件に対応したプレート材
質の選択が可能であり、耐用性の向上及びコス
トダウンが計れる。
(4) 流量制御機構として使用する第2スライドバ
ルブは絞り注入が行われるため前述の如く、噛
込みなどにより漏鋼事故を起しやすい。万一、
第2スライドバルブにおいて漏鋼事故が生じた
場合でも、第1スライドバルブの操作により、
安全に処置することが可能である。
ルブは絞り注入が行われるため前述の如く、噛
込みなどにより漏鋼事故を起しやすい。万一、
第2スライドバルブにおいて漏鋼事故が生じた
場合でも、第1スライドバルブの操作により、
安全に処置することが可能である。
第1図は本考案装置の一例を示す縦断面図、第
2図は第1図のA−A線に沿つた要部断面図、第
3図は第1図の右方側面図である。 図中、1……ボトムプレート、2……第1スラ
イドプレート、3……シールプレート、4……第
2スライドプレート、5……シユートノズル、1
1……ハウジング、12……第1スライドケー
ス、13……シールケース、14……第2スライ
ドケース、15……第1ヒンジ、16……第2ヒ
ンジ、17……第1クランプ、18……第2クラ
ンプ、21……第1油圧シリンダー、22……第
2油圧シリンダー、23……バネホルダー、24
……第1スプリング、25……第1クランプボル
ト・ナツト、26……第2スプリング、27……
第2クランプボルト・ナツト。
2図は第1図のA−A線に沿つた要部断面図、第
3図は第1図の右方側面図である。 図中、1……ボトムプレート、2……第1スラ
イドプレート、3……シールプレート、4……第
2スライドプレート、5……シユートノズル、1
1……ハウジング、12……第1スライドケー
ス、13……シールケース、14……第2スライ
ドケース、15……第1ヒンジ、16……第2ヒ
ンジ、17……第1クランプ、18……第2クラ
ンプ、21……第1油圧シリンダー、22……第
2油圧シリンダー、23……バネホルダー、24
……第1スプリング、25……第1クランプボル
ト・ナツト、26……第2スプリング、27……
第2クランプボルト・ナツト。
Claims (1)
- 溶融金属等の容器鉄皮底面にとり付けたハウジ
ング11に支持されたボトムプレート1下方に、
第1スライドケース12に支持された第1スライ
ドプレート2、シールケース13に支持されたシ
ールプレート3及び第2スライドケース14に支
持された第2スライドプレート4及びシユートノ
ズル5を、順次垂直方向に配設し、かつ前記ハウ
ジング11と第1スライドケース12用第1クラ
ンプ17とを第1ヒンジ15で、前記第1クラン
プ17と第2スライドケース14用第2クランプ
18とを第2ヒンジ16でそれぞれ連結してなる
溶融物容器用2段式スライドバルブ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17536186U JPH0114390Y2 (ja) | 1986-11-17 | 1986-11-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17536186U JPH0114390Y2 (ja) | 1986-11-17 | 1986-11-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6380067U JPS6380067U (ja) | 1988-05-26 |
JPH0114390Y2 true JPH0114390Y2 (ja) | 1989-04-26 |
Family
ID=31114615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17536186U Expired JPH0114390Y2 (ja) | 1986-11-17 | 1986-11-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0114390Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6363921B2 (ja) * | 2014-09-25 | 2018-07-25 | 黒崎播磨株式会社 | スライディングノズル装置におけるスライド金枠の開閉構造 |
-
1986
- 1986-11-17 JP JP17536186U patent/JPH0114390Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6380067U (ja) | 1988-05-26 |
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