JPH01142450A - 高圧交流負荷開閉器用のsf↓6分解ガスセンサ - Google Patents

高圧交流負荷開閉器用のsf↓6分解ガスセンサ

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JPH01142450A
JPH01142450A JP30209787A JP30209787A JPH01142450A JP H01142450 A JPH01142450 A JP H01142450A JP 30209787 A JP30209787 A JP 30209787A JP 30209787 A JP30209787 A JP 30209787A JP H01142450 A JPH01142450 A JP H01142450A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
gas
decomposition gas
glass cloth
electrodes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30209787A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenzo Kadotani
門谷 建蔵
Minoru Tomita
實 富田
Tadashi Yamazaki
忠 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saneisha Seisakusho KK
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
Saneisha Seisakusho KK
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Publication date
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Publication of JPH01142450A publication Critical patent/JPH01142450A/ja
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は消弧媒質としてSF’sガスを封入しな高圧交
流負荷開閉器(以下、ガス開閉器と称する)の容器内く
配置する8Fg分解ガスセンサに関する。
(従来の技術) 従来から変電所に置かれるSFaガス絶縁開閉装置(G
IS)の絶縁診断方法の一種として、 SF6ガス中の
部分放電によって生じる分解ガスの濃度を化学的に検出
するセンナが開発されている。これらのセンナは8Fm
分解ガスに接触すると抵抗値が急変するアルミナフォト
フィルムポリマやポリアセチレンの薄膜を用いたセンサ
である。GI8の場合のように、8Fm分解ガス濃度が
比較的低く(0,lppm以下)、また部分放電の持続
時間とともに次第に濃度が高くなる場合には、このセン
サが有効である。
しかしガス開閉器では、容器内に開閉接点とセ/すとS
Fm分解ガスの吸着剤が一緒になって入っている。接点
の開閉によるアーク放電で、かなり多量の分解ガスが生
じ、容器内の分解ガス濃度は一時的K100〜1001
00O111達する。コの分解ガスは次第に吸着剤によ
って吸着され9分解ガス濃度も平衡に近づくのであるが
、前述の薄膜センサは、−時的に高濃度になった際に作
用してしまい、以後は使えなくなってしまう。
ガス開閉器におけるSF’s分解ガスセンサの役割は、
接点開閉時のアーク放電によって生じた分解ガスが9次
第に吸着剤によって吸着されに〈〈ナシ、平衡時の分解
ガス濃度が次第に高くなるのを検出することにある。開
閉動作が不良でアーク時間が長くなったり、開閉回数そ
のものが多くなれば。
発生する分解ガスの総量も多くなる。一方で吸着剤が失
効していたり、その量が不十分であれば。
内部の分解ガス濃度が平衡に達する時間も長くかかり、
平衡濃度も高くなる。これでは開閉器の接点の消耗や絶
縁物の劣化が異常に激しく9機器の寿命も短いことにな
る。
そこでガス開閉器用のSFg分解ガスセンサとしては、
瞬時の分解ガス濃度に連名する必要はないが、濃度の時
間累積に対応するものがよい。なおGISでは内部のガ
スを採取し、ガス検知管やガスクロマトグラフを用いて
分解ガス濃度を検出することも行なわれている。しかし
どの方法は主に平衡時の分解ガス濃度をみるものであり
、また柱上や地中に置かれる多数のガス開閉器の、1台
1台からガスを採取していたのでは非能率的である。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、瞬時のSF”s々解ガス濃度には比較的反応
せず1時間とともに変化する分解ガス濃度(つまシ開閉
時に高くなυ11次第平衡するが。
運転年数の経過とともに平衡に達するまでの時間が長く
なり、また平衡濃度も高くなる)の1時間累積に対応し
て徐々に絶縁抵抗が変化する。新規なセンサを提供する
ものである。とのセンサの絶縁抵抗の変化を運転年数と
ともに追跡することにより1機器の異常(接点の異常お
よび吸着剤の異常)を検出でき、また正常な機器におい
ても余寿命の推定が可能になる。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、固体絶縁材料としてガラスクロス積層板から
切出した小片を用い、その沿層方向の表面抵抗を測定す
るように電極をもうけてなるガス開閉器用のSFg分解
ガスセンサに関する。このガラスクロス積層板の小片の
表面の電極間の絶縁抵抗が測定される。
第1図は本発明の分解ガスセンサの構成の1例を示す断
面図である。センサ1はSFg分解ガスに長時間さらさ
れると表面抵抗が次第に低下するガラスクロス積層板の
小片20円板の両面に銀ペースト電極3をもうけ、この
電極からリード線4を引出したものである。絶縁物の円
板の端面がSFg分解ガスにさらされているうちに9次
第に表面絶縁抵抗が低下してくるが、これを電極3の間
に直流高電圧を印加して111++ 矩するのである。
ガラスクロス積層板の小片の形状は円板である必要はな
く、直方体であってもよい。電極は銀ペースト、導電性
塗料のほか、金属蒸着や金属箔を接着剤ではり付けても
よい。
ガス開閉器の接点を開閉する際に生ずるアークにより、
SFsF2ガスず次のように分解する。
SF6→SF4+2F 次にSF4が微量に残留する水分と反応する。
S F4 + HzO→80F2+ 2 HF5OFz
+H暑0→S 02 + 2 HFこのようKして生じ
たHF(ふつ化水素)はSiと非常に反応し易い。例え
ばシリカ(SiO2)と激しく反応する。
5ins + 4 HF→2 H3O+ 5iF4HF
は分子の大きさが小さいので、プラスチック内によく浸
透する。セしてSiのあるところに至シ9反応してS 
iF4を生じる。SiF4は沸点−86℃の気体なので
1表面のプラスチック被膜を破裂させて穴ができる。S
iF4はさらに微量のHFおよび水分と反応する。
5iFa + 2 HF + HzO→H2S1F’6
 +H20このHhSiFsは強い電解質性があり9表
面抵抗を著しく低下させる。高電圧が印加されている絶
縁部分の表面抵抗が局所的に低下すると局所的な電界集
中が生じて沿面絶縁破壊がおこる。
そこで一般KSFgガス絶縁機器に使用する絶縁部品は
、シリカの代りにHFKおかされないアルミナなどの粉
末を充てんしたエポキシ樹脂成形品が使われている。ま
たガラス繊維もSiを含むので。
ガラス繊維強化エポキシ樹脂成形品(GFRP)では表
面に耐食性塗料をぬるか、又は表面には有機質繊維基材
の層をもうけている。その耐食層の厚さはHFの浸透を
さけるため、厚さ0.3 am以上にしている。また気
密パツキンのOリングには、Siを含むシリコーンゴム
をさけて、一般にネオプレンゴムを使用している。
材料の耐SFs分解ガス性を評価するには、一般に材料
をHF’ガスふん囲気中において0表面抵抗の経時変化
をみる。かつてはSFgガス中で放電させて分解ガスを
生じさせ、そのふん囲気中においていたが、その後HF
ガスふん囲気中でも十分に模擬できることがわかってい
る。
第2図は本発明の実施例で測定に用いた器具であり、ポ
リ四ふつ化エチレン製の容器5の下部に。
3(IHF’水溶液7を入れ、上部の空間に供試センサ
1を引出し端子6からぶら下げておいた。そして室温に
放置しておき、所定の期日後に端子間に直流tooov
を印加し1分後の絶縁抵抗を測定した。
本発明ではSFg分解ガスに長時間さらすと表面抵抗が
低下する固体絶縁材料として、ガラスクロス積層板から
切出した小片を用い沿層方向の表面絶縁抵抗を測定する
ように電極がもうけられる。
ここでガラスクロス積層板とは、ガラスクロスを積層し
、エポキシ樹脂組成物、不飽和ポリエステル樹脂組成物
などの合成樹脂組成物を含浸して硬化したものである。
第3図は比較例のセンナを示す斜視図、第4図は本発明
の実施例のセンサを示す斜視図である。
いずれもガラスクロス積層板から切出した小片20両平
面に銀ペーストを塗布した電極3をもうけ。
リード線4を引出している。しかしガラス積層板から切
出した小片2のガラスクロス8と樹脂9の重なり方向を
みると第3図のセンサでは貫層方向く電圧がかかるよう
になっており、第4図のセンサでは沿層方向に電圧がか
かるようになっている。
本発明のセンサは第4図のように、小片2の沿層方向に
電圧がかかるようにする。この小片の形状は円板状に限
るわけではない。第5図は本発明の他の実施例を示すセ
ンサの斜視図である。小片は直方体であり、その1面の
みに沿層方向九電圧がかかるよう釦電極3を配置してい
る。第4図お上び第5図において4はリード線である。
(実施例) 以下、実施例について説明する。センナの形状は第1図
のようであシ、エポキシガラスクロス積層板rVL−E
zooJ (日立化成工業■製)から直径20am+*
厚さ10amの円板を切り出した。
比較例は第3図のように貫層方向になるように切り出し
、実施例は第4図のように沿層方向になるように切り出
した。それらの円板の平面面に、エポキシ樹脂系銀ペー
スト[エビナールEN−40804(日立化成工業■製
)を塗布し、130℃で1時間硬化し電極3とした。リ
ード線4にはポリ四ふつ化エチレン被覆銅線を用いた。
実施例のセンサは3種類あり、実施例1はそのままであ
るが、実施例2と3はガラスクロス積層板の小片上にア
クリル系ラッカー「タツフイ−TF’−11414(日
立化成工業■製)をスプレーしたのち風乾し、アクリル
樹脂の塗膜をもうけた。塗膜の厚さは実施例2について
は10μm。
実施例3については15μmとした。
第6図は前述の方法で測定した絶縁抵抗の経日変化を示
すグラフである。比較例のセンサでは。
HFガスふん囲気においても、絶縁抵抗が約2桁低下し
ただけで飽和してしまうので、センサとしては感度が不
足する。一方で実施例1のセンサは絶縁抵抗が約7桁も
低下するので、センサとしての感度は十分である。しか
し逆に感度がよすぎるため、開閉時のSFg分解ガス濃
度の高い状態でかなりの劣化を生じてしまう可能性があ
る。これに対して実施例2および3のセンサは9表面に
アクリル樹脂の塗膜をもうけて(へるので、HFガスが
塗膜を透過してガラス繊維の位置まで達するのに時間が
かかるため、放置日数とともに絶縁抵抗の桁がほぼ一様
に低下するので、センナの機能としてすぐれている。
ガラスクロス積層板から切出した小片上の樹脂塗膜が薄
すぎると実施例IK近くなり、逆に厚すぎると感度が悪
くなるので、厚さは5〜15μmの範囲にするのが好ま
しい。また樹脂塗膜の材質はアクリル樹脂のほか、ポリ
ウレタン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂
などでもよい。
(発明の効果) 本発明のSF’a分解ガスセンサは、ガラスクロス積層
板から切出した小片の沿層方向の表面抵抗が。
8F@分解ガスに長時間さらされると次第に低下する現
象を応用したセンサである。
このセンサをカス開閉器内に配置し、外部から絶縁抵抗
の経年変化tチエツクすることにより。
接点開閉動作の不良や吸着剤の失効を診断でき。
事故を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は0本発明の分解ガスセンサの構成の1例を示す
断面図、第2図は、セ/すの機能評価用装置の断面図、
第3図は比較例のセンサ、第4図と第5図は本発明の実
施例のセ/すを示す斜視図。 第6図は実施例および比較例のセンサの絶縁抵抗の経時
変化を示すグラフである。 符号の説明 1・・・センサ 2・・・カラスクロス積層板から切出した小片3・・・
銀ペースト電極  4・・・リード線5・・・容器  
     6・・・引出し端子7・・・HF水溶液  
  8・・・ガラスクロス9・・・樹脂 璃 l 囚 第 2 国 鵠 3 国 一一、−=/ @ 4 圀 第 5 記

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、固体絶縁材料としてガラスクロス積層板から切出し
    た小片を用い、その沿層方向の表面抵抗を測定するよう
    に電極をもうけてなる高圧交流負荷開閉器用のSF_6
    分解ガスセンサ。 2、ガラスクロス積層板から切出した小片の表面に合成
    樹脂塗膜を厚さ5〜15μmに塗布した特許請求の範囲
    第1項記載の高圧交流負荷開閉器用のSF_6分解ガス
    センサ。
JP30209787A 1987-11-30 1987-11-30 高圧交流負荷開閉器用のsf↓6分解ガスセンサ Pending JPH01142450A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30209787A JPH01142450A (ja) 1987-11-30 1987-11-30 高圧交流負荷開閉器用のsf↓6分解ガスセンサ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30209787A JPH01142450A (ja) 1987-11-30 1987-11-30 高圧交流負荷開閉器用のsf↓6分解ガスセンサ

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Publication Number Publication Date
JPH01142450A true JPH01142450A (ja) 1989-06-05

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ID=17904890

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30209787A Pending JPH01142450A (ja) 1987-11-30 1987-11-30 高圧交流負荷開閉器用のsf↓6分解ガスセンサ

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JP (1) JPH01142450A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014222167A (ja) * 2013-05-13 2014-11-27 日本碍子株式会社 電極検査方法および電極検査装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014222167A (ja) * 2013-05-13 2014-11-27 日本碍子株式会社 電極検査方法および電極検査装置

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