JPH01139842A - 複合成形用シート及びその製造方法 - Google Patents

複合成形用シート及びその製造方法

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JPH01139842A
JPH01139842A JP62301088A JP30108887A JPH01139842A JP H01139842 A JPH01139842 A JP H01139842A JP 62301088 A JP62301088 A JP 62301088A JP 30108887 A JP30108887 A JP 30108887A JP H01139842 A JPH01139842 A JP H01139842A
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JP
Japan
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yarn
liquid crystal
crystal polymer
filaments
thermotropic liquid
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JP62301088A
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English (en)
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Kiyohide Hayashi
清秀 林
Masumi Goto
後藤 真澄
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Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02GCRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
    • D02G3/00Yarns or threads, e.g. fancy yarns; Processes or apparatus for the production thereof, not otherwise provided for
    • D02G3/22Yarns or threads characterised by constructional features, e.g. blending, filament/fibre
    • D02G3/40Yarns in which fibres are united by adhesives; Impregnated yarns or threads
    • D02G3/402Yarns in which fibres are united by adhesives; Impregnated yarns or threads the adhesive being one component of the yarn, i.e. thermoplastic yarn

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、空どう率が少なく且つ引張強度が大きい複合
成形用シート及びその製造法に関する。
(従来の技術) 熱可塑性樹脂と強化材からなる複合シートにおいて、溶
融粘度の高い熱可塑性樹脂を該強化材に含浸せしめたも
のがいろいろと提案されている。
例えば、ガラス繊維ストランドを静電気を利用して開繊
し、熱可塑性樹脂の粉末を付着した後加熱溶融し、テー
プ状ストランドを成形するもの(特公昭47−3646
7号公報参照)、熱可塑性樹脂の粉末を付着させた強化
繊維のストランドに柔軟性熱可塑性樹脂を被覆コーティ
ングした柔軟性ストランドを製造し、該柔軟性ストラン
ドを用いて織物等にして熱成形するもの(特開昭60−
36156号公報参照)、さらに、弾性率5t/m”以
上の強化繊維材料(炭素繊維)5〜50重量%と成形条
件下で溶融可能の熱可塑性繊維状マトリックス重合体9
5〜50重量%よりなり、両繊維が均一に混合された炭
素繊維強化複合材料成形用准合繊維マット(特公昭62
−1969)や、炭素繊維などの強化材を芯にしてその
まわりを熱可塑性繊維でカバリングしたカバード糸で編
織物を作り、圧力下で加熱成形するものが提案されてい
る。
(発明が解決しようとする問題点) 第1のガラス繊維ストランドを静電気を利用して開繊し
、熱可塑性樹脂の粉末を付着した後加熱溶融するものは
、繊維ストランドと粉末との混合が充分でなく、また、
結合材を用いたとしても粉末がどうしても成形前に分離
してしまう場合が多く、このため引張強度の充分なもの
は得られにくかった。
第2の熱可塑性樹脂の粉末を付着させた強化繊維のスト
ランドに柔軟性ストランドを用いて織物等にして熱成形
するものは、第1のものと同じく粉末が分離しゃすく引
張強度が低いという欠点を有し、また方法的にも熱可塑
性樹脂の粉末と柔軟性熱可塑性樹脂とを別々の工程で付
与するなど工程が複雑になるという欠点を有していた。
第3の炭素繊維と溶融可能の熱可塑性繊維状マトリック
ス重合体とが均一に混合されたものは、両者の繊維がラ
ンダムな方向に重なり合ったマットであり、従って成形
した場合には空どう率が必ずしも低くならず、また、ス
テープルファイバーの形態で用いるため工程的にコスト
がかかる難点を有していた。
第4の強化材を芯にしてそのまわりを熱可塑性繊維でカ
バリングしたカバード系で編織物にするものは、成形後
において空どう率は大きく、また引張強度も低いという
欠点を有していたし、方法的にも高品質のものが得られ
にくかった。
本発明は、従来の複合成形用シートとは異なり空どう率
が少なくしかも引張強度が高い複合成形用シートとその
製造法とを提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、かかる問題点を解決するために次のような手
段をとるものである。すなわち、本発明は成形条件下で
溶融可能でありかつ融点が250℃未満の熱可塑性有機
フィラメント20〜95重量%とサーモトロピック液晶
高分子フィラメント80〜5重量%との混繊糸かうなる
編織物であることを特徴とする複合成形用シート、及び
成形条件下で溶融可能でありかつ融点が250℃未満の
熱可塑性樹脂マルチフィラメントとサーモトロピック液
晶高分子マルチフィラメントとを、後者の割合が5〜8
0重量%となるように混繊して混繊糸を作り、ついで該
混繊糸を用いて編織物を製編織することを特徴とする複
合成形用シートの製造法である。
以下に本発明の詳細な説明する0本発明において、混繊
糸が用いられるのは、サーモトロピック液晶高分子フィ
ラメントと成形条件下で溶融可能でありかつ融点が25
0″C未満の熱可塑性樹脂フィラメントとが均一に混繊
されているために成形段階に前記熱可塑性有機フィラメ
ントが溶融してサーモトロピック液晶高分子フィラメン
トのみになったときに空どう率が少な(なり、ひいては
サーモトロピック液晶高分子フィラメントからなる編織
物の引張強度や弾性率が大となるためである。
前記サーモトロピック液晶高分子フィラメントとはp、
p’−ビスフェノール、ヒドロキシ安息−I M、テレ
フタル酸の共重合ポリマーよりなる繊維、P−ヒドロキ
シ安息香酸、芳香族ジカルボン酸、芳香族ジフェニール
の共重合ポリマーからなる繊維、P−ヒドロキシ安息香
酸、2.6−ヒドロキシナフタリンカルボン酸の共重合
ポリマーからなる繊維、エチレンテレフタレート、P−
ヒドロキシ安息香酸の共重合ポリマーからなる繊維、あ
るいは上記共重合ポリマーに第三成分を共重合させたポ
リマーからなる繊維など融点又は分解点が250℃以上
450℃未満であり該融点又は分解点よりも低い温度で
液晶相を形成するポリマーをいう。殊に該サーモトロピ
ック液晶高分子フィラメントは紡糸、熱処理工程を施す
ることにより優れた引張強度、弾性率を示し、複合材料
として極めて有効な作用を及ぼす。
該サーモトロピック液晶量分子フィラメントが前記混繊
糸の中で占める割合は5〜80重量%の範囲にする。5
重量%未満の場合には成形後のシートの引張強度が低く
、他方80重量%をこえると逆に混繊状態が悪くなって
空どう率が多くなり、ひいては引張強度が低くなるので
好ましくない。
他方、前記サーモトロピック液晶高分子フィラメントと
混繊されている熱可塑性有機フィラメントは前記サーモ
トロピック液晶高分子フィラメントに影響を及ぼさない
成形条件下において溶融可能でなければならず融点は2
50℃未満が必要である。これは熱可塑性有機フィラメ
ントを溶融して接着剤としての役目を果たせるためであ
る。この意味から、該熱可塑性有機フィラメントは20
〜95重量%を占めなければならない、20重量%未満
になると接着効果が少なく、また95重量%をこえると
シートの引張強度が低下してしまう。この熱可塑性有機
フィラメントとしてはポリエチレン、ポリプロピレン等
のオレフィン類等が挙げられるが融点が250℃未満で
あればいかなる熱可塑性ポリマーからなるフィラメント
でも良く、これらに限定されるものでなく適用が可能で
ある。
なお、前記サーモトロピック液晶高分子フィラメントは
、太さが1〜10デニールが好ましく、さらには1〜3
デニールが好ましい。これは、空どう率を少なくすると
ともに、引張強度を高くするためである。
また、前記熱可塑性有機フィラメントは、太さが1〜1
0デニールが好ましく、さらには1〜3デニールが好ま
しい。これも空どう率を少なくして優れた複合成形シー
トとするためである。前記混繊糸の太さは、100〜1
0000デニールが好ましく、またフィラメントは10
〜1000本が好ましい。これは、加工性、生産性の点
から特に編織工程及び溶融成形においても加工しやすい
との理由にもとづくものである。
次に、前記混繊糸を用いて織物を製織するに際し、組織
としては三原組織である平織、綾織、朱子繊はもちろん
のこと、それらの誘導Mi織である斜子織、うね織、破
れ綾織、杉綾織などがあげられる。また通常ガラス繊維
を用いた強化布の織組織として用いられている目抜平織
、からみ織、模紗織等、用途により種々の織組織が考え
られるがこれらに限定されるものではない。さらに熔融
成形シートを一方向強化材または斜交積層板として使用
する場合には、経糸および緯糸のどちらか一方、好まし
くは経糸に該混繊糸を用い、他の一方に該混繊糸に用い
たものと同種類の熱可塑性有機繊維を用いて製織し、所
定枚数、所定角度に積層したのち溶融成形することによ
り達成される。また、該混繊糸を用いて編地を構成する
に際しては経編、丸編、横編のいずれの方式でも良く、
またいかなる編組織でも良い。とりわけ、裂開り溶融成
形した成形シートでの強力利用率を高めるためには、該
混繊糸は、編目を形成しないで、レイインまたはタック
インの形で編込まれている方が好ましく、より好ましく
はレイインである。経編方式でレイインを与える編組織
としては該混繊糸の経糸をO−0/1−1の筬運動など
で挿入編させることによって可能であり、この編地は縦
方向に高度に強化されたものとなる。また縦方向、横方
向の両方向を高度に強化するためには前記経糸挿入編に
加えて緯糸挿入編を付加すれば良い。これらの編地は経
編機で容易に製編可能である。丸編や横編については一
方向のみの強化に優れているため、該編地を所望の方向
に積層することにより一方向強化材または斜交積層板と
して使用することが可能である。なお、前記編織物の目
付は100−1000 g /ポが好ましく、特に20
0〜800 g /ボが好ましい。
ここで、複合成形用シートの製造法について説明する。
まず、成形条件下で溶融可能でありかつ融点が250℃
未満の熱可塑性有機マルチフィラメントとサーモトロピ
ック液晶高分子フィラメントを高電圧例えば1000V
olt以上5000Vo l を以下の電圧ヲカケて開
繊して混繊するか、又はインクレース法(特公昭36−
12230号、特公昭37−1175号公報参照)によ
り両方のマルチフィラメント糸を混繊して混繊糸を製造
する。
インクレース法は、糸軸とほぼ平行に2個またはそれ以
上の渦流乱流帯域をつくり、この帯域にフィラメント糸
を導いてループやクリンプを生じない程度に張力をかけ
、非かさ高性の緊密なストランドを製造する技術である
。インターレース法の原理は流体がフィラメント軸に対
して垂直になるよう衝突させると同時にフィラメントに
対し平行な乱渦流を生じるように構成しこの乱渦流が糸
の張力および流体の速度または圧力に応じた程度にフィ
ラメント束を分繊し、同時にまったく不作為に個々のフ
ィラメントに仮撚をかけたたみ込みインクレースさせる
ものである。得られるインタレースの度合いは張力、流
体圧、オーバーフィード率、フィラメントのデニール、
フィラメント数、糸のモジュラスなどに影響される。混
繊の手段として、インクレース法は、マルチフィラメン
ト糸を生産性高く、均一に混繊して複合成形用シートに
したときに空どう率を低く下げることができるので好ま
しい、インターレースにおこることができるので好まし
い。インターレースにおけるとくに重要なポイントはオ
ーバーフィード率、張力、流体圧力およびデニール、フ
ィラメント数である。
サーモトロピック液晶高分子繊維は一般に熱可塑性有機
繊維に比べてモジュラスが高いため、オーバーフィード
率をやや高く、好ましくは5〜lO%に設定することが
重要である。熱可塑性有機繊維は含有率に応じサーモト
ロピック液晶高分子繊維のオーバーフィード率を基準に
設定すればよい。
同様に張力および流体圧力においてもサーモトロピック
液晶高分子繊維を□基準として従来の衣料用糸の製造条
件に比べてやや高い条件で加工することがポイントとな
る。とくに、流体圧力は均一な混合を得るためには10
〜50Psig好ましくは30〜50Psigが好適で
ある。また、均一な混繊には上述の条件の他に混繊する
繊維のデニールおよびフィラメント数も重要である。乱
渦流域内における混繊は線密度と密接に関係し、均一な
混繊を得るには同一線密度であることが好ましい。
次に、叙上の混繊糸を用いてすでに述べたような三原&
Ii織の手織、綾織、朱子繊及びこれらの変化組織又は
経編、丸編、横編その他の編地に編成する。なお、織物
の場合には経糸密度(本/インチ)は10〜100本/
インチ、緯糸密度(本/インチ)はlO〜100本/イ
ンチが空どう率を下げる上で好ましい。
ところで、以上のようにして得られた編織物からなる複
合成形用シートを用いて成形する例を以下に示す、前記
複合成形用シートは、二次加工プロセスにおける使用の
ために所定の大きさに裁断され、成形品の重量に等しく
なる枚数を重ねてブランクとされる6次いで熱可塑性有
機繊維の軟化点より高い温度、好ましくは該熱可塑性有
機繊維を溶融させるに充分な温度に予熱された該ブラン
クをチャージする。最後に金型をプレスして所望の形態
に成形する。プレス圧力は通常、投影面積に対して50
〜150 kg / am ”が必要であり、加圧速度
は速いほど好ましく1〜2秒が好適である。金型の温度
は熱可塑性有機繊維の融点以下が好ましく、冷却時間は
成形品のもっとも厚い部分の厚さにより決定される。ま
た該複合成形用シートはあらかじめ熱間ブレスロール等
により、熱可塑性有機繊維を溶融含浸せしめたものをブ
ランクに使用し、予熱温度を熱可塑性有機繊維の融点以
下とし塑性変形による固相スタンピングに供することも
できる。
(実施例) 実施例1〜3 サーモトロピック液晶高分子マルチフィラメント糸とし
てP−ヒドロキシ安息香酸、2.6−ヒドロキシナフタ
リンカルボン酸の共重合ポリマーからなる繊維のマルチ
フィラメント糸(以下「サーモトロピック液晶高分子繊
維」とする。)を、熱可塑性有機マルチフィラメント糸
としてポリプロピレンマルチフィラメント糸(450デ
ニール、144フイラメント)を用い、第1表に示す割
合で、2対の向い合った流体導管(4カ所)が開口して
いるインターレースノズルで混繊糸を製造した。
流体圧力を50Psigとし約500m/分の速度で乱
渦流域で混繊して第1表に示す割合の混繊糸を製造した
ついで、該混繊糸を経糸とし、該混繊糸に用いたものと
同一のポリプロピレンマルチフィラメント糸(詳細は実
施例中に示す。)を緯糸とし第1表に示す経糸密度、緯
糸密度で平織物を製織した。
該平礒より20cmx20cmの寸法で切り出したシー
トをブランクとし、80℃、16時間、0.lmmHg
以下の条件で真空乾燥を行い、3枚のシートを各層の混
繊糸が同一方向になるように重ねて積層シートを作った
。該積層シートを予め200℃に加熱した金型に充填し
、軽荷重で3〜5分間予熱、溶融し、その後50〜70
 kg / cts ”の圧力で加熱圧縮成形を行った
。金型から取り出す前に加圧下で60℃まで急冷した。
以上の手順で溶融成形することにより混繊糸及び緯糸に
用いたポリプロピレンフィラメントは溶融し、含浸して
サーモトロピック液晶高分子繊維のみが強化材として残
り、一方向強化積層板を得た。この一方向強化積層板に
ついて繊維含有率(溶融温度を熱可塑性有機繊維の融点
以上250℃未満の温度にしてJIS K 7052に
準拠)と引張強度(JISK7054に準拠してサーモ
トロピック液晶高分子繊維の軸方向を試験片の長手方向
とした。)とを測定して第1表に示した。なお従来法と
して、サーモトロピック液晶高分子繊維の÷ルチフィラ
メント糸(380デニール、260フイラメント)を芯
糸としポリプロピレンマルチフィラメント糸をさや糸に
して、前者の割合を42重量%となるようにしてカバー
ド糸を製造し、該カバード糸を経糸とし、緯糸として実
施例と同じマルチフィラメント糸を用いて、実施例と同
じ方法で強化積層板を製造し、同様にして繊維含有率、
空どう率、引張強度を測定して第1表に示した。第1表
中で、実施例1〜3は本発明に係り、比較例1〜2は本
発明の範囲を外れるものである。
以  下  余  白 第1表において、従来法のものは、経糸にカバード糸を
用いたものであるが、強化積層板に成形した場合、熱可
塑性フィラメントが溶融したときに糸構造によって空ど
うが発生しやすく、そのため空どう率が比較的高く、サ
ーモトロピック液晶高分子フィラメントの含有率が高い
にもかかわらす引張強度が低かった。比較例1のものは
、サーモトロピック液晶高分子フィラメントの含有率が
低いために引張強度が低かった。実施例1〜3は、サー
モドロピンク液晶高分子フィラメントの含有:r=がi
l!i量含まれているために空どう率も低く、引張強度
も高かった。比較例2のものは、サーモドロピンク液晶
高分子フィラメントの含有率が極端に多いため当然のこ
となから引張強度は高いものの、空どう率が高くなり高
品位のものにはほど遠いものであった。
(発明の効果) 本発明の複合成形用シートは、熱可塑有機フィラメント
とフィラメントとが特定の割合で混繊してなる混繊糸を
用いた編織物であるので、成形品の状態において従来の
ものに比して空どう率が低くしかも引張強度が高くなり
、また本発明の方法によれば従来の方法に比して高品質
の成形品につながる複合成形用シートを確実に生産でき
るという顕著な効果が奏される。
特許出願人  東洋紡績株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、成形条件下で溶融可能でありかつ融点が250℃未
    満の熱可塑性有機フィラメント20〜95重量%とサー
    モトロピック液晶高分子フィラメント80〜5重量%と
    の混繊糸からなる編織物であることを特徴とする複合成
    形用シート。 2、成形条件下で溶融可能でありかつ融点が250℃未
    満の熱可塑性有機マルチフィラメント糸とサーモトロピ
    ック液晶高分子マルチフィラメント糸とを後者の割合が
    5〜80重量%となるように混繊して混繊糸を作り、つ
    いで該混繊糸を用いて編織物を製編織することを特徴と
    する複合成形用シートの製造法。
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