JPH01136099A - キャスク開口密封用クロージャー - Google Patents

キャスク開口密封用クロージャー

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Publication number
JPH01136099A
JPH01136099A JP63263830A JP26383088A JPH01136099A JP H01136099 A JPH01136099 A JP H01136099A JP 63263830 A JP63263830 A JP 63263830A JP 26383088 A JP26383088 A JP 26383088A JP H01136099 A JPH01136099 A JP H01136099A
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JP
Japan
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lid
opening
cask
closure
around
Prior art date
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Pending
Application number
JP63263830A
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English (en)
Inventor
George V B Hall
ジョージ・バン・ボルト・ホール
Charles W Mallory
チャールズ・ウィリアム・マロリー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CBS Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Westinghouse Electric Corp filed Critical Westinghouse Electric Corp
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    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21FPROTECTION AGAINST X-RADIATION, GAMMA RADIATION, CORPUSCULAR RADIATION OR PARTICLE BOMBARDMENT; TREATING RADIOACTIVELY CONTAMINATED MATERIAL; DECONTAMINATION ARRANGEMENTS THEREFOR
    • G21F5/00Transportable or portable shielded containers
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21FPROTECTION AGAINST X-RADIATION, GAMMA RADIATION, CORPUSCULAR RADIATION OR PARTICLE BOMBARDMENT; TREATING RADIOACTIVELY CONTAMINATED MATERIAL; DECONTAMINATION ARRANGEMENTS THEREFOR
    • G21F5/00Transportable or portable shielded containers
    • G21F5/06Details of, or accessories to, the containers
    • G21F5/10Heat-removal systems, e.g. using circulating fluid or cooling fins
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21FPROTECTION AGAINST X-RADIATION, GAMMA RADIATION, CORPUSCULAR RADIATION OR PARTICLE BOMBARDMENT; TREATING RADIOACTIVELY CONTAMINATED MATERIAL; DECONTAMINATION ARRANGEMENTS THEREFOR
    • G21F5/00Transportable or portable shielded containers
    • G21F5/06Details of, or accessories to, the containers
    • G21F5/12Closures for containers; Sealing arrangements

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、放射性物質輸送用キャスクに関し、更に詳細
には、キャスクとクロージヤーの間のガスケットシール
に摩擦力がかからないように、或いはシールを引剥すよ
うな力がかからないようにキャスクを密封出来る二重葺
成クロージヤーに関する。 原子力発電施設からの廃棄物のような放射性物質を輸送
するためのキャスクが当該技術分野で知られている。か
かるキャスクの目的は放射性廃棄物をできるだけ安全に
輸送することである。かかるキャスクは、例えばガラス
に封入した高レベル廃棄物を容れたのキャニスタ−を廃
棄物永久隔離サイト、または燃料棒を再処理施設へ輸送
するのに利用される。現在のところ、かかる輸送用キャ
スクは比較的少数製造され、使用されているにすぎない
。その理由は、原子力発電所で発生する使用済み燃料及
び他の廃棄物はほとんど原子炉施設それ自体に貯蔵され
るからである。しかしながら、原子炉施設のかかる利用
可能な貯蔵空間は、これらの施設の使用済み燃料プール
へ貯蔵される燃料集合体及び他の廃棄物の量が増加する
につれて若実に減少している。加えて、1983年の廃
棄物政策法により、エネルギー省(DOE)は、全ての
原子力発電所の使用済み燃料集合体を所内貯蔵施設から
1998年稼動開始予定の連邦政府の該廃棄物処理施設
へ移送することを義務づけられている。 従来技術の輸送用キャスクは一般的に使用済み燃料のよ
うな廃棄物を最終目的地まで安全に輸送可能であるが、
特にかかるキャスクを密封するためのクロージヤーに関
して改良の余地がある。しかしながら、これらの改良の
余地について完全な理解を得る前に従来技術のクロージ
ヤーの構造及び作用についである程度の理解が必要であ
ろう。 典型的な従来型輸送用キャスクの一部クロージャーは、
その概略において、キャスクの開放端部上に24個のボ
ルトで固着される円形の蓋より成る。これらのボルトの
螺設端部は蓋の外縁部近くに同一間隔で形成した24偲
の孔部に受容される。更に、キャスクの開放端部の周り
に溶接されるボルトリングは、ボルトがクロージヤーの
蓋を完全に貫通するとそれらの端部と整列する24個の
螺設孔を有する。蓋とボルトリングとの間に流体を通さ
ない密封状態を形成するために、蓋の円周部近くには可
撓性材料で形成したガスケット或いはローリングが設け
られている6使用法について説明すると、24個のクロ
ージヤーのボルトを蓋の円周部のボルト孔に挿入する。 次いで蓋をキャスクのボルトリング上に持ち上げ、蓋を
貫通するボルトの螺設端部がリングの螺設孔と整列する
ように注意深く調整する。次いでボルトをボルトリング
の螺設孔内へ螺入して密閉する。しかしながら、蓋の外
縁部とボルトリングの間に挟まれたリング上のガスケッ
トに−様な係合力が印加されるようにするため、複雑な
トルク印加パターンに従って24個のボルトを締める必
要がある。このパターンでは、キャスクの蓋の互いに反
対側に位置するボルトを同時に締める。かかるパターン
によりトルクの印加を行なとすると、キャスクの密閉に
作業員が著しく長い時間を消費することにあり、このた
め作業員が多量の放射線を被曝することになる。更に、
例えば、特定のボルトを不用意に締めすぎてキャスクの
ボルトリングの螺設孔の任意のものが損傷した場合、ボ
ルトリングは木質的にキャスクの交換不能な部品であっ
てキャスクの壁へ永久に溶接されるため、キャスク全体
が密封不能となり従って使用不能である。ボルトリング
式クロージヤーのもう一つの欠点は、キャスクの壁自体
と同程度の構造的強度をもたないことである。かくして
、キャスクの構造全体で事故が発生した場合量も破損し
易い最も弱い部分となることが多い。この従来型クロー
ジヤーの第4の重大な欠点は、蓋のボルトをボルトリン
グの螺設孔と横方向に整列させる際、ガスケットを引き
剥すような大きな摩擦力がかかることが多い点である。 ガスケットを引き剥すような摩擦力はガスケットの密封
能力を著しく損なう場合があり、少なくともその摩耗を
加速させる。最後に、ボルトリングの最小直径はそれが
囲む開口の口の部分の直径より小さい。従って、ボルト
リングにより開口の周りに不都合な張り出し或いはフラ
ンジが形成され、これがキャスクへの放射性物質の充填
或いはキャスクからの放射性物質の取出し作業を妨害す
ることになる。 以上より明白なことは、上述した従来技術の欠点を全て
克服するキャスク用クロージヤーが要望されていること
である。理想的には、かかるクロージヤーは、ガスケッ
トの早期摩耗を防止するためガスケットシールを引き剥
すような摩擦力の印加を回避できることが必要である。 加えて、キャスクの密閉に従事する作業員の潜在的に有
害な放射線への被曝を最小限に抑えるようにキャスクの
開放端部ヘクロージャーを迅速に固着できると共に、キ
ャスクへの充填及び取出し作業を妨げるような不都合な
張出し或いはフランジを具備しないことである。最終的
に、クロージヤーは少なくともキャスクの壁自体と同じ
程度の強度を有し、キャスクへ相当な衝撃を与える事故
が発生した場合でもキャスクの周りで効果的な密封状態
を維持てきることが望ましい。 一般的に、本発明は上述した全ての欠点を解消する、放
射性物質収納用キャスクの段部付開口を密封するための
改良型クロージヤーに関する。改良型クロージヤーは、
外縁部が開口の段部上に着座可能な内蓋と、回転すると
キャスク開口部の周りに固定可能な内蓋へ回転自在に連
結される外蓋とよりなる。改良型のクロージヤーは好ま
しくは、外蓋を開口へ固定するブリーチロツク機構を有
し、この機構は開口の周りに同一の間隔で設けた第1の
組のフランジと、外蓋の周りに離隔して設けた第2の組
のフランジとよりなり、第2の組のフランジは第1の組
のフランジ間の空間を通して挿入可能であり、外蓋を回
転すると該第1の組のフランジの背後で移動出来る。ブ
リーチロツク機構の代わりに、外蓋とキャスク開口との
間に相補的な螺設部を設けてもよい。改良型クロージヤ
ーとキャスク開口の間の密封を行なうために、内蓋の外
縁部には蓋をキャスク開口の周りに固定すると該開口を
囲む段部と係合するガスケットを設ける。しかしながら
、外蓋を回転してキャスク開口と係合させる際外蓋から
内蓋へ回転力が伝達されないため、蓋の密閉作業中ガス
ケットと段部の間にガスケットを引き剥すような摩擦力
はかからない。 改良型クロージヤーは、内蓋と外蓋を回転自在に連結す
るための、複数のサスペンションピン組立体で形成され
る手段を具備することができる。 これらのサスペンションピン組立体は、外蓋の円周部の
周りに一様に取付けられるブラケットと、内蓋の縁部の
周りに延びる溝内ヘロツクされ、その溝の中を摺動可能
なピンとを含むことができる。内蓋と外蓋の間をこのよ
うに回転自在に連結する方式によると、内蓋は外蓋に関
して自由に回転でき、しかもいずれの蓋の遮蔽能力を低
下することがない。 改良型クロージヤーは更に、キャスク開口の周りに形成
した段部上へ内蓋の外縁部を密封係合状態を形成するよ
う押圧する手段を含んでもよい。 この押圧手段は、外蓋を完全に貫通する螺設孔内に係合
する複数のボルトであってもよい。これらのボルトをそ
れぞれ内蓋の頂面と係合するように螺入すると、内蓋の
縁部がキャスク開口の周りの段部との間で緊密な係合状
態を生じるように押圧される。 最後に、改良型クロージヤーは外蓋が内蓋に関して回転
自在に動くのを防止する固定手段を含ましめることがで
きる。好ましい実施例では、この固定手段は外蓋をキャ
スク開口へ固定すると内蓋と外蓋のフランジ間の空間へ
挿入可能な脚を有するブラケットよりなる。この固定ブ
ラケットは改良型クロージヤーの外蓋上へ着脱自在に取
り付は可能である。 以下、添付図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明
する。 (以  下  余  白) 今、第1図を参照すると(なお、同一の参照番号は図面
全体に亙り同一の構成要素を措示している)、本発明の
熱防護用シェル20は好ましくは、トレーラ−トラック
のような乗り物に載せて放射能の強さが異なる放射性物
質を輸送するキャスク組立体lの保護に用いられる。使
用に当たり、キャスク組立体1は熱防護用シェル20で
覆った状態で、二輪拘束クレードル3内に取付けるのが
良い。クレードル3はトレーラ−トラック(図示せず)
のフルトレーラ−に固定するのが良い。 −Sに、キャスク組立体はそれ自体、円筒形の本体5を
有し、該本体の各端のまわりにはドーナッツ形重塔すミ
フタ7a、7bが装着されている。 これら衝撃リミッタ?a、7bはそれぞれ、厚さ約1/
4インチの撓みやすいアルミニウムで作られたドーナッ
ツ形シェルである。ドーナツツ形衝撃リミッタ1a、7
bはそれぞれ、支持リング組立体8a、8bにより円筒
形本体5の各端のまわりに取付けられているが、支持リ
ング組立体8a。 8bはia本のポルト9によって円筒形本体5に固定さ
れている。一対の対向したトラニオ711a。 11b及び11c、11dが衝撃リミッタ7a。 7b間に位置している。二対のトラニオンは、キャスク
組立体lの円筒形本体5のまわりに180’の角度間隔
で配置されてるが、クレードル3の一部をなす二対のタ
ーンバックル組立体12a。 12b及び12c、12d (なお、図面ではこれらタ
ーンバックル組立体のうち12a、12bだけが示され
ている)内に嵌入できる0円筒形本体5の一端にはクロ
ージヤー13が取付けられ、他端には端部プレート&f
l立体15が取付けられている(第3図参照)、第3図
及び第5図で最も良く分かるように、キャスク組立体l
の円筒形本体5は全体的に外側コンテナ18で形成され
ているが、この外側コンテナ18の外部は警防1用シェ
ル20で包囲され、該コンテナの内部には、輸送物質が
発生する放射線の放射能強さ及び種類に応じて2つの別
種の遮蔽インサート22.23のうち一方が設けられて
いる。2つの特定の種類の遮蔽インサート22,23L
が具体的に示していないが、インサー1−22.23は
単なる例示に過ぎず、事実、キャスク組立体には、広範
囲の放射能強さ及び放射線の種類の放射性物質を取り扱
うことができるように、種々の遮蔽材で形成され、種々
の肉厚を有する多種多様な遮蔽インサートが利用できる
ことに注目されたい。 次に第2A図、第2B図及び第2C図を参照すると、キ
ャスク組立体lの外側コンテナ18を包囲する熱防護用
シェル20は一対の半円筒形シェル部分24a、24b
で形成されているが、これらシェル部分は互いに熱的接
触するよう剛結できる。シェル部分24a、24bはそ
れぞれ、トラニオンlla、llb、llc、lidを
受は入れる一対の切欠き26a〜26dを有する(第3
図参照)、シェル部分24a、24bはそれぞれ、熱膨
張率が外側コンテナ18の壁を形成する金属よりも大き
く且つ熱伝導率が外側コンテナ18の壁54を形成する
金属と少なくとも同程度の金属で形成されている。外側
コンテナ18の外壁を鋼テ作る場合、好ましくはシェル
部分24a、24bをアルミニウム又はマグネシウム或
いはこれら金属の一方又は両方の合金で作る。これら金
属の熱膨張率は鋼の熱膨張率の約2倍である。キャスク
組立体l内に保持された放射性物質により発生する崩壊
熱は外側コンテナ18の壁を通って伝導するが、かかる
熱伝導は上記金属のそれぞれの熱膨張率が大きいので熱
防護用シェル20によっては著しくは妨げられない、外
側コンテナ1日の直径が40〜60インチ(1,02〜
1.52 m )の場合、シェル部分24a、24bの
壁の肉厚を約1/2インチ(12,71)にするのが好
ましい、シェル部分の厚さをこのような肉厚にすると、
熱vi護用シェル20は全体として、既存の多くの輸送
用キャスクの重量を増すことなく該キャスク上に楽に’
A(faできるほど十分な薄さになり、しかも、火災の
ような強烈な熱放射源にさらされたときに膨張して外側
コンテナの外壁から離れるのに必要な構造上の一体性を
保つに十分な厚さになる。最後に、シェル部分の肉厚を
好ましい1重2インチ(12,7m)の厚さにすると、
熱防護用シェル20全体は著しく大きな融解熱をもつに
十分な質量となり、したがって万が一キャスクlが強烈
な熱にさらされてもこれを熱から防護できる度合いがさ
らに一層大きくなる。 複数の最下部連結用組立体28及び最下部連結用組立体
29が2つの半円筒形シェル部分24a。 24bの相互の剛結のために用いられている。連結用組
立体28.29のti造は同一なので第2A図で円で囲
んだ最上部連結用組立体28についてのみ説明する。 この連結用組立体28は、シェル部分24a。 24bの縁に沿ってそれぞれ一体形成された一対の対向
する半円形突出部30a、30bで構成されている。こ
れら突出部30a、30bは互いに整列して連結ポルト
32を通すことができる穴31a、31bを有する。ポ
ルト32の螺設端部33は第2B図に示すように押さえ
ナツト34と螺合している。2つの突出部30a、30
b間の距#(それゆえシェル部分24a、24bの縁の
間の距離)は主として、押さえナツト34へのポルト3
2の端部33のねじ込み程度で決まる。ナツト34の弛
み傾向防止のため、ばね座金35が押さえす7ト34と
突出部30aとの間に位置している。一対の止めナツト
36a、36bが2つの突出部30a、30bの間で連
結ボルト32の中央部近くに螺合している。これら止め
ナツトは2つの役目をもっている。第1の役目として、
止めナツト36a、36bは正しく調整されていれば、
キャスク組立体が火災又は他の強烈な熱源にさらされた
とき押さえナフト34が過度の引張力を2つのシェル部
分24a、24bに及ぼして、これらシェル部分が熱膨
張により外側コンテナ18から離隔しないような事態を
防止する。第2の役目として、止めナツト36a、36
bは、突出部30a、30b間のゆるみ又は遊びを全く
無くし、かくして連結用組立体28が2つの突出部30
a、30bを剛結できるようにする。また、ナツト36
a、36bの弛み防止のために、ばね座金37a、37
bがナフト36a、36bとそれぞれの突出部30a、
30bとの間に位置している。 2つのシェル部分24a、24bの縁部の間には重なり
部40が形成されているが、これにより、2つのシェル
部分は互いに十分に熱接触し、それ故、これらシェル部
分の間には十分な熱伝導性が得られている0重なり部4
0は、シェル部分24aの縁部に沿って形成された突出
フランジ42及び四部44とシェル部分24bの対向縁
部に沿って形成された突出フランジ46及び凹部48が
互いに嵌合することにより形成される。重なり部40の
実際の長さは、ポルト32、押さえナンド34及び止め
ナツト36a、36bの操作により調節可能な2つの突
出部30a、3Ob間の距離に応じてまちまちである。 使用法を説明すると、熱防護用シェル20の2つのシェ
ル部分24a、・24bをキャスク組立体lに装着する
には、切欠き26a、26b、26c。 26dをそれぞれ円筒形本体5から突出した対応するト
ラニオンlla、llb、llc、lidに整合させ、
連結用組立体28.29のそれぞれの突出部30a、3
0bが互いに整合し且つ各市なり部40のフランジ42
.46及び四部44゜48が互いに嵌合するようシェル
部分24a。 24bを互いに連結する0次に、ボルト32、押さえナ
ンド35、止めナツト36a、36b及びばね座金35
.37a、37bを連結用組立体28.29のそれぞれ
の突出部30a、30bに対し正しい位置に取付ける0
次いで、シェル部分24a、24bのそれぞれの内面が
引き寄せられて外側コンテナ18の外壁54に密に熱接
触するまで押さえナツト34を連結ボルト32の螺設端
部33上でねじる。熱防護用シェルの好ましい取付は法
では、連結用組立体28.29のそれぞれの押さえナツ
ト34が2つの突出部30a、30b間にかなり大きな
引張力を及ぼすまで、最初該ナフト34に最大所定限度
のトルクを与える。この引張力は2つのシェル部分24
a、24bを、クランプを用いたように外側コンテナ1
8の外壁54のまわりで互いに締めつけようとするが、
これにより、これらシェル部分は互いに璧54の外面形
状に一致して撓むので壁54の外面とシェル部分24a
、24bとの間に大きな隙間は無(なる。 次の段階では、かかる引張締付は力が火災の場合に熱防
護用シェル20の膨張を妨害しないほど十分、しかしな
がら、シェル20の表面と外側コンテナの表面が互いに
離れる傾向がないほどにナツト34をそれぞれ弛める。 しかる後、止めナツト36a、36bを突出部30a、
30bのフェースにそれぞれ締付けて各連結用組立体2
8.29の弛みを完全に無くす。その結果、シェル部分
24a、24bの対向縁部が剛結され、対向した突出部
30a、30bはそれぞれ、押さえナツト34と止めす
7トの間、ボルト3日の頭部と止めナフト36bの間に
しっかりと挟まれる。 もし外側コンテナにトラニオン11a、11b。 tic、lidが設けられず、或いはシェル20の表面
と外側コンテナ18の表面を互いに密に熱接触させない
ような他の横這部材が設けられていれば、シェル20を
、事実上コンテナ18上に接触するよう熱収縮できる管
状スリーブで構成するのが良い。この別の取付は法では
、衝撃リミッタ7a、7bを取り外し、シェルを半径方
向に膨張させるに十分な温度まで加熱し、該シェルを外
側コンテナ18の壁54に嵌着し、放冷により熱収縮さ
せて壁54に密に熱接触させ、次いで、衝撃リミッタ7
a、7bを再び取付ける。 第2C図は、熱防護用シェル20の内面と外側コンテナ
18の外面との間の一殿的な隙間状態を示している。周
囲条件の下では、これら2つの対向した表面は、互いに
直に接触するか、最大lミル(0,0254am)のご
く僅かな隙間50だけ離隔するかの何れかである。かか
るIミルの隙間がキャスク組立体lのまわりの幾つかの
箇所で存在していても、外側コンテナ18の壁54と熱
防護用ノニル20との間の熱伝導は殆ど阻害されない。 しかしながら、キャスク組立体lが火災のような強烈な
熱放射源にさらされると、シェル20の構成材料である
アルミニウム又はマグネシウムの熱膨張率はかなり大き
いので、シェル20は半径方向に膨張して外側コンテナ
18の外面から離れ、空隙53(これは想像線で図示さ
れている)が2つの表面の間に生じる。さらに、熱防護
用シェル20は良好な熱伝導特性の金属で作られている
ので、この熱膨張率の差はシェル20の外面全体に亙り
実質的に一定であるが、これは結果的に生じた断熱空隙
53の大きさも同様に実質的に同一であることを意味し
ている。この空隙53が約2.5ミル(0,0635■
)よりも大であると、主要な伝熱モードは熱伝導及び対
流から熱放射に切り替わる。かくして、3ミル(0,0
762m)の空隙は火災又は他の強烈な赤外線源とキャ
スクlの外側コンテナ18との間で実質的な伝熱抵抗手
段となる。 次に第2A図、第2B図、第3図、第4A図及び第5図
を参照すると、改良型キャスクlの外側コンテナ18の
側壁は、上述の外壁54、内壁56、及び中央遮蔽材層
58で形成された積層体である。好ましい実施例では、
外壁54は、厚さ約1/4インチ(6,4m )の低合
金鋼で作られている。かかる低合金鋼は経済的且つ容易
に製造できるし、かなり良好な熱伝導体でもある。変形
例として、低合金鋼ではなくステンレス鋼を用いても良
い、ステンレス鋼を使用するt費用が高くつくが、耐腐
食性という別の利点が得られる。内壁56も低合金鋼で
作るのが好ましい、しかしながら、外側コンテナ18に
十分な構造剛性及び構造強度を与えるために内壁56の
厚さを2インチ(50,8閣)にしている、ボローシリ
コン(Boro−5ilicon)の層58が外壁54
と内壁56との間に位置している。このボローシリコン
という材料は有利な点として中性子放出放射性物質(例
えば、超ウラン元素)からの中性子を唆収するが、また
、かなり良好な熱伝導体でもある。ボローシリコンは成
形容易なゴム状材料であり、外側コンテナ18の12造
中、その外壁54及び内壁56の間に熔融状態で注入で
きる。ボローシリコンはりアクタ−・エキスペリメンツ
・インコーポレーテノド(ReacLor Exper
imenLs、Inc、)から入手できる。 なお、ボローシリコン(Boro−5ilicon)は
この会社の登録商標である。 外側コンテナ18の底部は、外側プレート60、内側プ
レート62及び中央遮蔽材層64を存する端部プレート
組立体15によって形成されている。 好ましい実施例では、外側てし、 −) 60はこれ又
、厚さ約174インチ(6,4wn )の低合金鋼で形
成も又、厚さ約2インチ(50,8閣)の低合金鋼の層
で形成されている。中央の遮蔽材64はこれ又ボローシ
リコンjであるのが好ましいが、その理由はコンテナ1
8の側壁の中央遮蔽材58に関連して説明した理由と同
じである。低合金鋼の内側プレート62は溶接部66を
介して内壁56aの底縁部のまわりに360@に亙り接
合されている。 外側コンテナ18の頂部は低合金鋼製の鍛造リング68
を存している。このリング68は好ましくはその長さ全
体に亙り厚さ4インチ(101,61)であり、360
1に亙り形成された溶接部69を介してコンテナ18の
内壁56に一体に接合されている。リング68の上縁部
は、後で詳細に説明するように2種類の改良型クロージ
ヤー115b。 117bのうち一方を受は入れるようねじ切り又は段付
けの何れかが施されている。 今、特に第3図及び第5図を参照すると、キャスク組立
体lば、2つの互いに異なる遮蔽インサート22(第3
図に示す)、 23 (第5図に示す)のうち一方と併
用される外側コンテナ18及びシェル20によって形成
されている。遮蔽インサート22.23はそれぞれ、好
ましくは厚さ1インチ(25,4■)の円筒形外壁72
及び厚さ約1/4インチ(6,4■)の円筒形内壁74
で形成されている。壁72.74は両方ともAl5I 
(アメリカantl!会)規定の304ステンレス鋼で
形成されている。ステンレス鋼は耐腐食性があるので、
外壁74の外部の寸法形状は請による変形傾向が無いが
、これにより得られる有利な点として、遮蔽インサート
22.23と外側コンテナ18との間の比較的密で遊び
の無い嵌合の保持が助長される。 遮蔽インサート22.23はそれぞれ、外壁72と内壁
74との間に遮蔽材層76を有している。しかしながら
、遮蔽インサート22の場合、この遮蔽材層76は、減
損ウラン又はタングステンの何れかでできた複数個のリ
ング状部分78a。 78b、78cで形成されている。これらの材料は優れ
たガンマ線遮蔽特性を有するので、高レベルのガンマ線
を放出する放射性物質の封じ込め及び遮蔽に最適である
。当然のことながら、3つの積み重ねたリング状部分7
8a、78b、78cの代わりに減損ウラン又はタング
ステンの単一管状の層を用いても良い、しかしながら、
これら金属の製造及び加工は困難なので積み重ね式リン
グ状部分を使用するのが好ましい、これらリング状部分
の間の接合部からの放射線漏れを効果的に防ぐために、
各接合部にはオーパラ7プ凹凸嵌合部79(第4A図参
照)が形成されている。対照的に、遮蔽インサート23
の場合、遮蔽材76の代わりに、流込み成形された鉛の
層80が用いられている。鉛のガンマ線遮蔽特性は減損
ウランはど優れていないが、鉛は超ウラン元素のような
中性子を多量に放出するllff質に対しては優れた物
質である、中性子を多量に放出する物質は、減損ウラン
が遮蔽材とじて用いられた場合、二次中性子の放出を引
き起こす場合がある。かかる二次中性子の放出はタング
ステンを用いる場合には問題とならないが、タングステ
ンは鉛よりも製作が温かに難しく又それに要する費用も
逼かに高く、鉛と比べるとガンマ線吸収材としてかろう
じて良好であるに過ぎない、したがって、鉛は中性子を
多量に放出する物質を輸送する場合には好ましい遮蔽材
である。遮蔽インサート22.23の内部の半径を、輸
送する廃棄物の特定の種類に合わせ特別に設定してイン
サートの内壁74をこの中に入っている放射性物質に出
来るだけ密接させるべきであることに注目されたい0本
出願人の認識によれば、上述の要件を満たすような構成
の遮蔽材は、重量が同じであるけれども他の構成をとる
遮蔽材と比べて中性子を最も効率的に遮蔽できる。さら
に、キャスク組立体lの表面放射線量が決して200m
rを越えないように、遮蔽材76の厚さ及び種類を、遮
蔽インサート22.23の中に封じ込められた物質の放
射能の強さに応じて定める。これら2つの要件が満たさ
れると、キャスク組立体lの放射性物質軸送容量が最大
限に増大すると共にキャスク組立体の重量が最少限に抑
えられる。 第4A図及び第4B図は、外側コンテナ1日のガス抜き
・パージ・排液組立体90を示している。 この組立体90は、排液用プラグ94がねじ込まれる排
液用螺設バイブ92を存している。排液用プラグ94の
内端部96は円錐形に作られtおり、バイブ92の内端
に位置した相補する弁座97に密封係合状態で着座でき
る。レンチフラット98が排液用プラグ94の外端に一
体形成されているので、プラグ94の把持及び回転が容
易であり、該プラグを容易に弁座97に密封係合させた
り、或いはこれから離説させることができる。ガス抜き
用プラグ100が斜めに配置された状態で排液用バイブ
92の端部に流体連通している。ガス抜き用螺設プラグ
102がガス抜き用パイプ100に着脱自在に螺合して
いる。ガス抜き用パイプ■OOの螺設内部へ房螺設プラ
グ102の螺入又は螺出を容易にするために、ねじ廻し
用頭部103がガス抜き用プラグ102の外端部に形成
されている。排液用管104の上端部が継手106によ
って弁座97の底に流体連通状態で連結されている。好
ましい実施例では、排液用管104はステンレス鋼で作
られ、外側コンテナ18の壁56の内面に沿って配設さ
れた側溝1’08内に収容されている。第4B図で最も
良く分かるように、−排液用管104の下部開口端10
9は、外側コンテナ18の浅い円錐形フロア112を貫
通して形成された底溝110内に位置している。 操作方法を説明すると、ガス抜き・パージ・排液組立体
を外側コンテナ18の内部のガス抜きに用いることがで
き゛るが、このためには、ガス抜き用パイ°ブ100か
らガス抜き用プラグl゛02を取り外し、ガスを質量分
析計に導くために適当な取付け′具(図示せず)を°ガ
ス抜き用螺設バイブ100内にねじ込み、非数用プラグ
94の円錐形端部96を単純にiじ戻して弁座97との
密封係合を解<、Fn液が必要ならば排液用プラグ94
とガス抜き用プラグ102の両方を取り外す。排液後好
ましくはガス・パージを行うが、このためには−、ガス
抜き用プラグ102を取り外し、不活性ガス源を排液用
バイブ92に連結する。吸引ポンプによりコンテナ1日
内部に得られる部分真空の助けにより、不活性ガス番毎
排液用管104を通って流下する。特に図示してはいな
いが、キャスク組立体lが火災のような強烈な熱放射源
に長時間さらされた場合に非常時の圧力逃がし手段とな
る−又は二基上の破裂盤を徘液爾プラグ64の内部に設
けるのが良い。外側コンテナ18の円錐形フロア112
の底溝110に溜まっている液体を排液用管104によ
6抜き出ずために吸引ポンプが排液用バイブ92に連結
されている。 キャスク組立体1に用いられるクロージヤー13は、ね
じ込み型の二重1式クロージヤー115a 。 115b(これらは第3図に示されている)又はプリー
チロツク(breech−1ock)型の二重1式クロ
ージヤー11’7a:117ti’(これらは第5図に
示されている)の何れかで゛あるのが良い。 令弟3図を参照すると、ねじ込み型クロージヤ−115
a、115bはそれぞれ、外11120 a 。 120b及び内1i122a、I22bを有している。 内!1122a、122bは、遮蔽インサート22の開
口128a、外側コンテナ18の開口128bのまわり
にそれぞれ形成された段部126a。 126bに着座し得る外縁部124a、124bを有し
ている。2つのクロージヤー115a。 115bの内11122a、122bのそれぞれの外縁
部124a、124bのまわりにはガスケット130a
、=130bが設けられている。好ましい実施例では、
これらのガスケット130a。 130bはビトン(Viton )で作られているが、
その理由は、ビトンは他のエラストマーと比べ、密封特
性に優れ、また、温度限界が比較的畜い(392@F又
は200°C)からである、内蓋+22a、122bの
それぞれのガスケット+30a 。 +30bは好ましくは、外蓋の外縁部124a。 +24bのまわりに設けられた環状凹部(図示せず)内
に嵌合保持されている。これらガスケット130a、1
30bはそれぞれ、内Ml 122 a 。 122bのそれぞれの外縁部124a、124bと段部
126a、126bとの間で360@に亙り流体を通さ
ない密封を行うことが出来る。遮蔽インサート22をコ
ンテナ1日内に差し込み易くするためには、コンテナ1
Bの開口128bはコンテナ18の内部とあらゆる箇所
において少なくとも同じ広さであることが重要である。 ねじ込み型クロージヤー115a、115bの外蓋12
0a、120bはそれぞれ、遮蔽インサート22の開口
128a、外側コンテナ18の開口128bのまわりに
位置した螺設内縁部136a。 136b内に係合できる螺設外縁部134a。 134bを有する。M締めを容易にするためにスイベル
フック137a、137b (想像線で示されている)
を外I 120a、 I 20bの中央部に着脱自在に
取付けるのが良い、最後に、ねじ込み型クローン+−1
15a、115bの外1120 a 。 120bは共にそれぞれ1、外蓋120 a、 120
bを貫通したボアにねじ込まれる複数本の密封用ポルト
138a−138h、139a−139hを有するが、
この目的については間もなく明らかにする。 キャスク組立体1の密封のために、内M122aを遮蔽
インサート22の段部126’a上に下降させ、ガスケ
ット130が内IF 122 aの外縁部124aと段
部126aとの間に位置するようにする。着脱自在なス
イベルフック137を外蓋120aの中央部に取付ける
0次に、外1120aを持ち上げて遮蔽インサート22
の螺設内縁部1a6a上に位置させる。次いで、外M 
I 20 aの螺設外縁部134aを螺設内縁部136
aに出来るだけ一杯までねじ込む、螺設部134a。 136aの軸方向長さは、外IE420aを開口128
aに出来るだけ一杯までねじ込んだ後、外1120’a
の内面と内i1122 aの外面との間に隙間が存在す
るような設定がなされている。上記作業を終えると固定
用ポル)138a〜138hをそれぞれ外’IE I 
2’Oaのボアを通して一杯にねじ込み、該ボルトが内
1122’aに係合するようにし、それによりガスケッ
ト130aを押圧して段部126aと内蓋122 aの
外縁部124aとの間で密着させる。この最後の段階に
ついての詳細は、後述するブリーチロツク型の二重1式
クロージヤー117a、117bの操作にいての説明を
読むと明らかになろう、キャスク組立体lの蓋締めを完
了すると外側のねじ込みクロージヤー115bを、遮蔽
インサート22の開口128aに関して説明したのと全
く同じ方法で外側コンテナ18の開口128bに取付け
る。 次に第5図、第6A図及び第6B図を参照すると、ブリ
ーチロツタ型の二重1式クロージヤー117a、11’
7bも又、一対の内M 142 a 。 142bの上にそれぞれ位置する一対の外蓋140a 
。 140bを有している。内蓋142a、、142bはそ
れぞれ同様に外縁部144a、144bを有するが、こ
れら外縁部はそれぞれ、遮蔽インサート23の開口14
8a、外側コンテナ18の開口148bのまわりに形成
された段部146a。 146bに着座する。外縁部14’4a、144bのま
わりにはそれぞれ、これらと段部146a。 146bとの間の密封を行うためのガスケット150a
、150bが設けられている。開口128bと同様、開
口148bは少なくとも外側コンテナ18の内部と同じ
程度の広さである。 今までのところ、プリーチロツク型の二重1式クロージ
ヤー117a、117bは上述のねじ込み型の二重1式
クロージヤー115a、115bの構造と本質的には同
一である。しかしながら、本実施例では、上述した螺設
部134a、134bに代えて、外蓋140a、140
bのそれぞれの外縁部154a、154bのまわりには
、複数の弧状フランジ158a、158bを画定する複
数の弧状の切欠き156a、156bが一定の間隔を置
いて設けられている。同様に、遮蔽インサート23の開
口148a、外側コンテナ18の開口148bのまわり
にそれぞれ位置した内縁部160a 。 160bは弧状フランジ164a、164bを画定する
切欠き162a、162bを有している。 外!140a、140bのまわりにそれぞれ設けられた
フランジ158a、158bは遮蔽インサート23の内
縁部160a、外側コンテナ18の内縁部160bのま
わりに形成された弧状切欠き162a、162bに差し
込むことができるような寸法形状になっている。第6A
図及び第6C図で最も良く分かるように、かかる寸法形
状の設定により、外1140a、140bのそれぞれの
フランツ164a、164bを開口148 a、 14
8bのそれぞれの切欠き162a、162bに差し込み
、外1140a、140bの弧状フランジ+58a 。 158bが、内縁部160a、160bの回りに位置し
た弧状フランジ164a、164bと重なり、これによ
り拘束される、しっかりとロックされる位置まで少し回
転させる。さらに、互いに係合した状態のフランジ15
8a、164a及び158b、164bの軸方向長さL
l(第6B図に示されている)は外1140a、140
bの内面と内2f142a、142bの外面との間に僅
かな隙間L2が生じるに足りる短さであることに注目さ
れたい、かかる僅かな隙間L2が外蓋と内蓋との間に存
在するので、外1140a、140bを少し回転させて
切欠きのある内縁部160a。 160bに係合させることが出来るが、この場合、内!
142a、142bには回転運動は伝わらず、従って、
段部146a、146bは内蓋のガスヶy)150a、
150bにより擦られることはない。 3つのサスベンジタンピン組立体166 a 。 166b、166c及び167a、167b、167c
 (図示せず)が外1140a、140bの外縁部のま
わりに連結されている。これらサスペンションピン組立
体166a、166b。 166c及び167a、167b、1=67cはそれぞ
れ、外蓋140a、140bの縁部に120aの等角度
間隔で配置されている。各サスペンシコンピン組立体の
構造は同一なので、サスベンジタンピン組立体!66a
についてのみ説明する。 今、第6C図を参照すると、サスベンジタンピン組立体
166aは、内!142a、142bのそれぞれの周囲
に形成された環状渦170に沿っテ摺動できるサスペン
ションピン16Bを有する。 真直ぐな廊のような単一のブラケット+72により、サ
スベンソヨンピン168が外蓋の底縁部に連結されてい
る。 操作方法を説明すると、サスペンションピン組立体+6
6a、166b、166c及び167a。 167b、167cは2つの役目を果たす。第;の役目
として、2つの外1ji140a、140bの縁部のま
わりに取付けられた3つのサスベンジタンピン組立体は
ブリーチロツク型クロージヤー117a、1I7bのそ
れぞれの内蓋と外〃に機械的に接触してこれらを結合し
、クロージヤー117a、ll7bのそれぞれの内蓋と
外lの両方の持ち上げ及び開口148a、148bkへ
の下降をただ一操作で楽に行うことが出来る。第2の役
目として、2つのブリーチロツク型クロージヤー117
a、117bのそれぞれの内蓋と外蓋はピンと溝の関係
で互いに係合しているので、外1140a、140bを
、内1142a、I42bにあまり大きなトルクを与え
ることなくコンテナの切欠き付きの外縁部160a、1
60bへの固定に必要なほど回転させることが出来る。 この有利な機械的作用により、ガスケラ) 150 a
 、 150bは段部146a、146bにより擦られ
るのが防止される。好ましい実施例では、溝170の幅
はピン16Bの幅よりも実質的に広くなるよう細心の注
意を払って定められており、従って、ピン168は、外
1i140a、140bを回転させて遮蔽インサート2
3及び外側コンテナ18に係合するよう回転させても溝
170には接触しないようになる。 もう−度、第6A図及び第6C図を参照すると、外蓋1
40a、140bはそれぞれ、その周囲に等角度間隔に
配置された8本の密封用ボルト174a−174h、1
74.1a−174,Ihを有している。これら密封ボ
ルト174a−174h、174、1 a = 174
.1 hはそれぞれ、第6C図に最も良く示すボア17
5内に嵌入できる。 これらボア175はそれぞれ、ボルト174a〜174
h、174.1 a −174,I hの螺設部176
、1に係合できる螺設底部176及び中央に位置した非
螺設収容部177を有している。ボア175はその上部
に環状保持肩部178を有し、この肩部178はボルト
174a−174h。 174、1 a −174,1hのそれぞれのシャンク
179のまわりに密接位置している。保持肩部178の
作用により、密封用ボルト174a〜174h、174
.1a−174,1hは外蓋140a。 140bの各ボア175から不用意に抜は落ちることは
ない、操作方法を説明すると、密封用ポル)174a〜
174h、174.1a−174,1hをそれぞれ、そ
の末端部1711がボア175の螺設部176に嵌入す
るまで、ボア175に上方にねじ込む、外M 140 
a又は140bを遮蔽インサート23又は外側コンテナ
18の切欠き付き内縁部160a、160b内に固定し
た後、密封用ボルト174a−174h、174、la
〜174、1 hを第6C図に示す位置までねじ込んで
ボルトの末端部179.1がついには内蓋142a。 142bの外縁部144a、144bのまわりに下向き
の力を及ぼすようにする。かかる下向きの力により、ガ
スケット150a、150bは段部146a、146b
に密着する。上述と同じ構成のボルト及びボアをねじ込
み型の二重型式クロージヤー115a、115bに利用
できることに注目されたい。 外M140a、140bが不用意に回転して遮蔽インサ
ート23又は外側コンテナ18から外れないようにする
ために、これら外蓋を回転させて蓋締めした後、固定用
ブラケット180を第6A図及び第6B図に示す位置で
外蓋140 a、 140bのそれぞれに設ける。各固
定用ブラケット180はロック用11182を有するが
、このロック用脚182は、外蓋140a、140bを
回転させて遮蔽インサート23の内縁部160a又は外
側コンテナ18の内縁部160bの何れか一方にロック
した後、相互に重なり合う切欠き156a。 156b、162a、162bを通って摺動させる。外
蓋140bの場合、取付け11184を止めナツト18
6a、186bによって固定する。外蓋140aの場合
には取付け11184を内蓋142bに当接させること
により定位置に捕捉する0図面には特に示してはいない
が、ねじ込み型の二重型式クロージヤー115a、11
5bの外1120a、120bはそれぞれ同様に固定す
る。 しかしながら、固定用ブラケット180ではなくて、止
めねじ(図示せず)を外!120 a、 120bのそ
れぞれの外縁部を通してねじ込み、内11122a。 122bのそれぞれに予め形成された凹部内に螺入させ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の熱防護用シェルを用いる新規なキャ
スク組立体の斜視図である。 第2A図は、ドーナツツ形衝撃リミッタを取り外した状
態の第1図の2A−2A線におけるキャスク組立体の横
−面図であり、本発明の熱防護用シェルの構造を全体的
に示す図である。 第2B図は、本発明の熱防護用シェルを形成する半円筒
形部分を互いに剛結する、第2A図において円で囲んだ
連結用組立体の拡大横断面図である。 第2C図は、熱防護用シェルが火災のような熱放射線源
にさらされた場合に、外側コンテナの外面と熱防護用シ
ェルの内面との間の距離がどのように増大するかを示す
、第2B図の円で囲んだ領域の拡大図である。 第3図は、遮蔽インサートの一つがどのように外側コン
テナの内部に摺動自在に嵌め込まれるか、及びねじ込み
型の二重1式クロージヤー(展開図で示す)をどのよう
に用いて遮蔽インサートと外側コンテナの両方を密閉す
るかを示す、キャスク組立体の側横断面図である。 第4A図は、第3図において円で囲んだガス抜き・パー
ジ・排液組立体の拡大横断面図であり、排液用パイプ、
ガス抜き用パイプ、排液用プラグ及び排液用管を示す図
である。 第5図は、本発明に関連して用いられるキャスク組立体
の側横断面図であり、中性子を放出する放射性物質の輸
送に最適な、外側コンテナの内部に設けられた別の遮蔽
インサートを示す図である。 第6A図は、遮蔽インサートと外側コンテナの両方の密
閉に用いられるブリーチロツク型の二重1式クロージヤ
ーの平面図である。 第6B図は、第6A図の6B−6B線におけるクロージ
ヤーの横断面図である。 第6C図は、第6B図の円で囲んだ領域の拡大図であり
、クロージヤーの外縁部及び外側コンテナの出し入れ開
口の内縁部のまわりに設けられたフランジ及び切欠きか
どのように互いに嵌合するか、さらに、密封ボルトがこ
の開口のまわりで内蓋のガスケットにどのように密封係
合するかを示す図である。 〔主要な参照番号の説明] l・−・キャスク組立体、3・−・クレードル、5・・
・円筒形本体、7・・・衝撃リミッタ、11・・・トラ
ニオン、13・−蓋、15・−・端部プレート組立体、
18・・・外側コンテナ、20・・・熱防護用シェル、
22.23・・・遮蔽インサート、24・・−シェル部
分、28.29・一連結用組立体、32・・・ボルト、
76・・・遮蔽材層、90・・・ガス抜き・パージ・排
液組立体、115a、L15b・・・ねじ込み型の二重
1式クロージヤー、12Qa、120b、140a、1
.40b・・・外蓋、142a、142b、122a、
122b・−・内蓋。 出願人:ウェスチングハウス・エレクトリック・コーポ
レーシーゴン 代理人:加藤 紘一部(ほか1名) ! −≧ FIG、6C 手   続   補   正   書 (自 発)1、
事件の表示   昭和63年特許願第263830号2
、発明の名称   キャスク開口密封用クロージヤー3
、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所    アメリカ合衆国、ペンシルベニア州、ピ
ッツバーグ。 ゲイトウェイ・センター (番地ナシ)名 称(711
)   ウェスチングハウス・エレクトリック・コーポ
レーション 代表者    エム・ピー・リンチ 国 籍    アメリカ合衆国 ゛41代理人 住 所    東京都渋谷区桜丘町14番−5−101
渋谷サニーヒル 〒150  電話03 (496) 
00556、補正の対象   明細書全文 7、補正の内容   明細書を別紙の通り全文訂正する
。 明  細  書 1、発明の名称 キャスク間口密封用クロージヤー 2、特許請求の範囲 (1)放射性物質を収納するためのキャスクの段部付き
間口を密封するクロージヤーであって、段部上に着座可
能な外縁部を有し開口内へ嵌入可能な内蓋と、同じく開
口内へ嵌入可能で該開口に関して回転させると該開口の
周りで固定できる外蓋とよりなることを特徴とするクロ
ージヤー。 (2)前記外蓋の周面近くとクロージヤーの開口の周り
に外蓋を開口の周りで固定するための螺設部を設けたこ
とを特徴とする請求項第(1)項に記載のクロージヤー
。 (3)外蓋を開口に関して最大120度相対的に回転さ
せて外蓋を開口に固定する手段を設けてなることを特徴
とする請求項第(1)項に記載のクロージヤー。 (4)外蓋を開口へ固定するプリーチロツク手段が、開
口の周りに同一間隔で設けた第1の組のフランジと、外
蓋の周りに間隔を置いて設けた第2の組のフランジとに
より形成され、第2の組のフランジは第1の組のフラン
ジ間の空間を介して挿入可能であり、外蓋を回転させる
と該第1の組のフランジの背後で穆動可能なことを特徴
とする請求項第(1)乃至(3)項に記載のクロージヤ
ー。 (5)内蓋の外縁部は段部と内蓋の間で密封を行なうた
めのガスケット手段を含み、外蓋をキャスク開口へ固定
するため外蓋を回転する際内蓋はキャスク開口に関して
静止状態にあることを特徴とする請求項第(1)項に記
載のクロージヤー。 (6)内蓋を外蓋へ回転自在に連結する手段は、少なく
とも一部が一方の蓋に接続された複数のピンと、もう一
方の蓋にピンを受容可能に形成した溝とよりなることを
特徴とする請求項第(1)項に記載のクロージヤー。 (7)内蓋の外縁部を段部上に押圧して緊密な係合状態
を得るための手段を設けてなることを特徴とする請求項
第(1)項に記載のクロージヤー。 (8)前記回転可能な連結手段は、一方の蓋の周りに実
質的に同一間隔で配置した3つのサスペンションピン組
立体と、他方の蓋の縁部の少なくとも一部の周りに形成
した溝とよりなり、各サスペンションピン組立体は溝に
沿って摺動可能で該溝の中にロックされるピンを有する
ことを特徴とする請求項第(6)項に記載のクロージヤ
ー。 (9)一部がブラケットより成る固定手段は外蓋へ着脱
自在に連結可能であり、その脚は外蓋を容器へ固定する
ため第2の組のフランジを第1の組のフランジを介して
挿入し該第1の組のフランジの背後で8勤させると開口
を囲む2つのフランジ間へ挿入可能であることを特徴と
する請求項第。 (4)項に記載のクロージヤー。 (10)内蓋の外縁部を段部上に押圧して緊密な係合状
態を生ぜしめる前記手段は、外蓋に螺入可能な一組のボ
ルトを有し、該ボルトは伸張位置で内蓋と係合し、また
該内蓋から引抜き可能であることを特徴とする請求項第
(7)項に記載のクロージヤー。 3、発明の詳細な説明 本発明は、放射性物質輸送用キャスクに関し、更に詳細
には、キャスクとクロージヤーの間のガスケットシール
に摩擦力がかからないように、或いはシールを引剥すよ
うな力がかからないようにキャスクを密封出来る二重1
式クロージヤーに関する。 原子力発電施設からの廃棄物のような放射性物質を輸送
するためのキャスクが当該技術分野で知られている。か
かるキャスクの目的は放射性廃棄物をできるだけ安全に
輸送することである。かかるキャスクは、例えばガラス
に封入した高レベル廃棄物を容れたのキャニスタ−を廃
棄物永久隔離サイト、または燃料棒を再処理施設へ輸送
するのに利用される。現在のところ、かかる輸送用キャ
スクは比較的少数製造され、使用されているにすぎない
。その理由は、原子力発電所で発生する使用済み燃料及
び他の廃棄物はほとんど原子炉施設それ自体に貯蔵され
るからである。しかしながら、原子炉施設のかかる利用
可能な貯蔵空間は、これらの施設の使用済み燃料プール
へ貯蔵される燃料集合体及び他の廃棄物の量が増加する
につれて着実に減少している。加えて、1983年の廃
棄物政策法により、エネルギー省(DOE)は、全ての
原子力発電所の使用済み燃料集合体を所内貯蔵施設から
1998年稼動開始予定の連邦政府の該廃棄物処理施設
へ移送することを義務づけられている。 従来技術の輸送用キャスクは一般的に使用済み燃料のよ
うな廃棄物を最終目的地まで安全に輸送可能であるが、
特にかかるキャスクを密封するためのクロージヤーに関
して改良の余地がある。しかしながら、これらの改良の
余地について完全な理解を得る前に従来技術のクロージ
ヤーの構造及び作用についである程度の理解が必要であ
ろう。 典型的な従来型輸送用キャスクの一部クロージャーは、
その概略において、キャスクの開放端部上に24個のボ
ルトで固着される円形の蓋より成る。これらのボルトの
螺設端部は蓋の外縁部近くに同一間隔で形成した24個
の孔部に受容される。更に、キャスクの開放端部の周り
に溶接されるボルトリングは、ボルトがクロージヤーの
蓋を完全に貫通するとそれらの端部と整列する24個の
螺設孔を有する。蓋とボルトリングとの間に流体を通さ
ない密封状態を形成するために、蓋の円周部近くには可
撓性材料で形成したガスケット或いはローリングが設け
られている。使用法について説明すると、24個のクロ
ージヤーのボルトを蓋の円周部のボルト孔に挿入する。 次いで蓋をキャスクのボルトリング上に持ち上げ、蓋を
貫通するボルトの螺設端部がリングの螺設孔と整列する
ように注意深く調整する。次いでボルトをボルトリング
の螺設孔内へ螺入して密閉する。しかしながら、蓋の外
縁部とボルトリングの間に挟まれたリング上のガスケッ
トに−様な係合力が印加されるよう′にするため、複雑
なトルク印加パターンに従って24個のボルトを締める
必要がある。このパターンでは、キャスクの蓋の互いに
反対側に位置する゛ボルトを同時に締める。かかるパタ
ーンによりトルクの印加を行なとすると、キャスクの密
閉に作業員が著しく長い時間を消費することにあり、こ
のため作業員が多量の放射線を被曝することになる。更
に、例えば、特定のボルトを不用意に締めすぎてキャス
クのボルトリングの螺設孔の任意のものが損傷した場合
、ボルトリングは木質的にキャスクの交換不能な部品で
あってキャスクの壁へ永久に溶接されるため、キャスク
全体が密封不能となり従って使用不能である。ボルトリ
ング式クロージヤーのもう一つの欠点は、キャスクの壁
自体と同程度の構造的強度をもたないことである。かく
して、キャスクの構造全体で事故が発生した場合量も破
損し易い最も弱い部分となることが多い。この従来型ク
ロージヤーの第4の重大な欠点は、蓋のボルトをボルト
リングの螺設孔と横方向に整列させる際、ガスケットを
引き剥すような大きな摩擦力がかかることが多い点であ
る。ガスケットを引き剥すような摩擦力はガスケットの
密封能力を著しく損なう場合があり、少なくともその摩
耗を加速させる。最後に、ボルトリングの最小直径はそ
れが囲む開口の口の部分の直径より小さい。従って、ボ
ルトリングにより開口の周りに不都合な張り出し或いは
フランジが形成され、これがキャスクへの放射性物質の
充填或いはキャスクからの放射性物質の取出し作業を妨
害することになる。 以上より明白なことは、上述した従来技術の欠点を全て
克服するキャスク用クロージヤーが要望されていること
である。理想的には、かかるクロージヤーは、ガスケッ
トの早期摩耗を防止するためガスケットシールを引き剥
すような摩擦力の印加を回避できることが必要である。 加えて、キャスクの密閉に従事する作業員の潜在的に有
害な放射線への被曝を最小限に抑えるようにキャスクの
開放端部ヘクロージャーを迅速に固着できると共に、キ
ャスクへの充填及び取出し作業を妨げるような不都合な
張出し或いはフランジを具備しないことである。最終的
に、クロージヤーは少なくともキャスクの壁自体と同じ
程度の強度を有し、キャスクへ相当な衝撃を与える事故
が発生した場合でもキャスクの周りで効果的な密封状態
を維持できることが望ましい。 一般的に、本発明は上述した全ての欠点を解消する、放
射性物質収納用キャスクの段部付開口を密封するための
改良型クロージヤーに関する。改良型クロージヤーは、
外縁部が開口の段部上に着座可能な内蓋と、回転すると
キャスク開口部の周りに固定可能な内蓋へ回転自在に連
結される外蓋とよりなる。改良型のクロージヤーは好ま
しくは、外蓋を開口へ固定するブリーチロツク機構を有
し、この機構は開口の周りに同一の間隔で設けた第1の
組のフランジと、外蓋の周りに離隔して設けた第2の組
のフランジとよりなり、第2の組のフランジは第1の組
のフランジ間の空間を通して挿入可能であり、外蓋を回
転すると該第1の組のフランジの背後で移動出来る。ブ
リーチロツク機構の代わりに、外蓋とキャスク開口との
間に相補的な螺設部を設けてもよい。改良型クロージヤ
ーとキャスク開口の間の密封を行なうために、内蓋の外
縁部には蓋をキャスク開口の周りに固定すると該開口を
囲む段部と係合するガスケットを設ける。しかしながら
、外蓋を回転してキャスク開口と係合させる際外蓋から
内蓋へ回転力が伝達されないため、蓋の密閉作業中ガス
ケットと段部の間にガスケットを引き剥すような摩擦力
はかからない。 改良型クロージヤーは、内蓋と外蓋を回転自在に連結す
るための、複数のサスペンションピン組立体で形成され
る手段を具備することかできる。 これらのサスペンションピン組立体は、外蓋の円周部の
周りに一様に取付けられるブラケットと、内蓋の縁部の
周りに延びる溝内ヘロツクされ、その溝の中を摺動可能
なピンとを含むことができる。内蓋と外蓋の間をこのよ
うに回転自在に連結する方式によると、内蓋は外蓋に関
して自由に回転でき、しかもいずれの蓋の遮蔽能力を低
下することがない。 改良型クロージヤーは更に、キャスク開口の周りに形成
した段部上へ内蓋の外縁部を密封係合状態を形成するよ
う押圧する手段を含んでもよい。 この押圧手段は、外蓋を完全に貫通する螺設孔内に係合
する複数のボルトであってもよい。これらのボルトをそ
れぞれ内蓋の頂面と係合するように螺入すると、内蓋の
縁部がキャスク開口の周りの段部との間で緊密な係合状
態を生じるように押圧される。 最後に、改良型クロージヤーは外蓋が内蓋に関して回転
自在に動くのを防止する固定手段を含ましめることがで
きる。好ましい実施例では、この固定手段は外蓋をキャ
スク開口へ固定すると内蓋と外蓋のフランジ間の空間へ
挿入可能な脚を有するブラケットよりなる。この固定ブ
ラケットは改良型クロージヤーの外蓋上へ着脱自在に取
り付は可能である。 以下、添付図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明
する。 (以  下  余  白) 今、第1図を参照すると(なお、同一の参照番号は図面
全体に亙り同一の構成要素を指示している)、本発明が
直接利用される熱防護用シェル20は好ましくは、トレ
ーラ−トラックのような乗り物に載せて放射能の強さが
異なる放射性物質を輸送するキャスク組立体lの保護に
用いられる。 使用に当たり、キャスク組立体lは熱防護用シェル20
で覆った状態で、二軸拘束クレードル3内に取付けるの
が良い、クレードル3はトレーラ−トラック(図示せず
)のトレーラ−上に固定するのが良い。 一般に、キャスク組立体はそれ自体、円筒形の本体5を
有し、該本体の各端のまわりにはドーナツツ形の衝撃リ
ミッタ7a、7bが装着されている。これらdj Mリ
ミッタ?a、7bはそれぞれ、jV、さ約1//Iイン
チの撓みやすいアルミニウムで作られたドーナッツ形シ
ェルである。ドーナツツ形aiオリミッタ?a、7bは
それぞれ、支持リング組立体8a、11bにより円筒形
本体5の各端のまわりに取付けられているが、支持リン
グtU立体8a、8bは複数本のボルト9によって円筒
形本体5に固定されている。一対の対向したトラニオン
IIa、Ilb及びllc、lidが衝〒リミック7a
、?b間に位置している。二対のトラニオンは、キャス
ク組立体lの円筒形本体5のまわりに180°の角度間
隔で配置されてるが、クレードル3の一部をなす二対の
ターンバックルAll立体+2a、12b及び12c、
12d (なお、図面ではこれらターンバックル組立体
のうち+2a。 12bだけが示されている)内に嵌入できる0円筒形本
体5の一端にはクロージヤ−13が取付けられ、他端に
は端部プレート組立体!5が取付けられている(第3図
参照)、第3図及び第5図で最も良く分かるように、キ
ャスク組立体1の円筒形本体5は全体的に外側コンテナ
18で形成されているが、この外側コンテナ!8の外部
は熱防護用シェル20で包囲され、該コンテナの内部に
は、輸送物質が発生する放射線の放射能強さ及びJ−R
YQに応じて2つの別種の遮蔽インサー)22.23の
うら一方が設けられている。2つの特定の種類の遮蔽イ
ンサート22,23Lか具体的に示していないが、イン
サート22.23は単なる例示に過ぎず、事実、キャス
ク組立体には、広範囲の放射能強さ及び放射線のJll
 頚の放射性物質を取り扱うことができるように、種々
の遮蔽材で形成され、種々の肉Jγを有する多種多様な
遮蔽インサートが利用で6るごとに注目されたい。 次に第2A図、第2[3rf4及び第2C図を参照する
と、キャスク組立体lの外側コンテナ18を包囲する熱
防護用シェル20は一対の半円筒形シェル部分24a、
24bで形成されているが、これらシェル部分は互いに
熱的に、即ち熱伝導可能に接触するよう剛結できる。シ
ェル部分24a。 24bはそれぞれ、トラニオンlla、11b。 11c、lidを受は入れる一対の切欠き2−6a〜2
6dを有する(第3図参照)、シェル部分24a、24
bはそれぞれ、熱膨張率が外側コンテナ18の壁を形成
する金属よりも大きく且つ熱伝導率が外側コンテナ18
の壁54を形成する金属と少なくとも同程度の金属で形
成されている。 外側コンテナ18の外壁を鋼で作る場合、好ましくはシ
ェル部分24a、24bをアルミニウム又はマグネシウ
ム或いはこれら金属の一方又は両方の合金で作る。これ
ら金属の熱膨張率は鋼の熱膨張率の約2倍である。キャ
スク組立体!内に保持された放射性物質により発生する
崩壊熱は外側コンテナ18の壁を通って伝導するが、か
かる熱伝導は上記金属のそれぞれの熱膨張率が大きいの
で熱防護用シェル20によっては著しくは妨げられない
、外側コンテナ!8の直径が40〜60インチ(1,0
2〜1.52 m )の場合、シェル部分24a。 24bの壁の肉厚を約1/2インチ(12,7鵬)にす
るのが好ましい、シェル部分のIV、さをこのような肉
厚にすると、熱防護用シェル20は仝休として、既存の
多くの輸送用キャスクの重11#、を増ずことなく該キ
ャスク上に楽に装備できるほど十分な)′!すさになり
、しかも、火災のような強烈な熱放射源にさらされたと
きに膨張して外側コンテナの外壁からに1れるのに必要
な構造上の健全性を保つに十分な厚さになる。最後に、
シェル部分の肉1ゾを好ましいPlさである1重2イン
チ(12,7m)にすると、警防=5用シェル20全体
は著しく大きな融解熱をもつに十分な質…
【となり、し
たがって万が一キ+スク1が強烈な熱にさらされてちり
アブレージジン(ablaLion)によりこれを熱か
ら防護できる度合いがさらに一層大きくなる。 複数の最上部連結用t11立体2日及び最下部連結用組
立体29が2つの半円筒形シェル部分24a。 24bの相互の剛結のために用いられている。連結用組
立体28.29の構造は同一なので第2A図に2Bで示
す円で囲んだ最上部連結用t11立体28についてのみ
説明する。 この連結用組立体2日は、シェル部分24a。 24bの縁に沿ってそれぞれ一体形成された一対の対向
する半円形突出部30a、30bで構成されても層る。 これら突出部30a、30bは互いに整列して連結ボル
ト32を通すことができる穴31a、31bを有する。 ボルト32の螺設端部33は第28121に示すように
押さえ(又は引張用)ナフト34と螺合している。2つ
の突出部30a。 30b間の距n目(それゆえシェル部分24a。 24bの縁の間の距Ul )は主として、押さえナツト
34へのボルト32の端部33のねじ込み程度で決まる
。ナツト34の弛み回向防IFのため、ばね座金35が
押さえナツト34と突出部30aとの間に位置している
。一対の止めナツト36a。 3(ibが2つの突出部30a、30bの間で連結ボル
ト32の中央部近くに螺合している。これら止めナツト
は2つの役目をもっている。第1の役目として、止めナ
ンl−36a、3Gbは正しく調整されていれば、キャ
スク組立体が火災又は他の強烈な熱源にさらされたとき
押さえす7ト34が過度の引張力を2つのシェル部分2
4a、24bに及ぼして、これらシェル部分が2.す膨
張により外側コンテナ1Bから離隔しない、という事態
を防II:する。第2の役目として、止めナツト36a
。 36bは、突出部30a、30b間のゆるみ又は遊びを
全く無くし、かくして連結用111立体21Nが2つの
突出部30a・、30bを剛結できるようにする。また
、ナツト36a、3(ibの弛み防【l:のために、ば
ね座金37a、37bがナツト36a。 36bとそれぞれの突出部30a、30bとの間に位置
している。 2つのシェル部分24a、24bの縁部の間には重なり
部40が形成されているが、これにより、2つのシェル
部分は互いに十分に熱的接触し、それ故、これらシェル
部分の間には十分な熱伝導性が得られている0重なり部
40は、シェル部分2’laの縁部に沿って形成された
突出フランジ42及び凹部44とシェル部分24bの対
向縁部に沿って形成された突出フランジ46及び四部4
8が互いに嵌合することにより形成される0重なり部4
0の実際の長さは、ボルト32、押さえナツト34及び
止めナフト36a、36bの操作により調節可能な2つ
の突出部30a、30b間の距離に応じてまちまちであ
る。 使用法を説明すると、熱防護用シェル20の2つのシェ
ル部分24a、24bをキャスク組立体lに装着するに
は、切欠き26a、2にib、2にc。 26dをそれぞれ円筒形本体5から突出した対応するト
ラニオンlla、Ilb、llc、lidに整合させ、
連結用組立体20.2’lのそれぞれの突出部30a、
30bが互いに整合し且つ外爪なり部40のフランジ4
2.4G及び四部44゜48が互いに嵌合するようシェ
ル部分24a。 2flbを互いに連結する0次に、ボルト32、押さえ
ナツト35、+hめナツト36a、36b及びばね座金
35.37a、37bを連結用組立体28.29のそれ
ぞれの突出部30a、30bに対し正しい位置に取付け
る0次いで、シェル部分24a、24bのそれぞれの内
面が引き寄せられて外側コンテナ18の外壁54に密に
熱的接触するまで押さえナツト34を連結ボルト32の
螺設端部33上でねじる。警防訛用シェルの好ましい取
付は法では、連結用組立体28.29のそれぞれの押さ
えナツト34が2つの突出部30a。 30b間にかなり大口な引張力を及ぼすまで、最初該ナ
ツト34に最大所定限度のトルクを与える。 この引張力は2つのシェル部分24a、24bを、クラ
ンプを用いたように外側コンテナ!8の外壁54のまわ
りで互いに締めつけようとするが、これにより、これら
シェル部分は互いに壁57Iの外面形状に一致して撓む
ので壁54の外面とシェル部分24a、24bとの間に
大きな隙間は無くなる0次の段階では、かかる引張締付
は力が火災の場合に警防3f5川シェル20の膨張を妨
害しないほど十分、しかしながら、シェル20の表面と
外側コンテナの表面が互いに力1れる傾向がないほどに
ナツト34をそれぞれ弛める。しかる後、11:めナツ
ト16a、36bを突出部30a、30bのフェースに
それぞれ締付けて各連結用組立体28゜29の弛みを完
全に無くす、その結果、シェル部分24a、24bの対
向縁部が剛結され、対向した突出部30a、30bはそ
れぞれ、押さえナツト34と止めナツトの間、ボルト3
8の頭部と止めナツト36bの間にしっかりと挟まれる
。 もし外側コンテナにトラニオン11a、Ilb。 11c、lidが設けられず、或いはシェル20の表面
と外側コンテ→・1Bの表面を互いに密にフ、さ的接触
させないような他の構造部材が設けられていれば、シェ
ル20を、事実上コンテナlB上に接触するよう熱収縮
できる管状スリーブで構成するのが良い、この別の取付
は法では、衝撃リミッタ7a、7bを取り外し、シェル
を半径方向に膨張さ−Uるに十分な温度まで加熱し、該
シェルを外側:Iンテナ18の壁54に嵌着し、放冷に
より熱収縮させて壁54に密に熱接触させ、次いで、衝
撃リミッタ7a、7bを再び取付ける。 第2C図は、熱防護用シェル20の内面と外側コンテナ
18の外面との間の一段的な隙間状態を示している。周
囲条件の下では、これら2つの対向した表面は、互いに
直に接触するか、1−大lミル(0,0254m)のご
く僅かな隙間50だけ離隔するかの何れかである。かか
る!ミルの隙間がキャスクI11立体゛lのまわりの幾
つかの箇所で存在していても、外側コンテナ】8の壁5
4と熱防護用シェル20との間の熱伝導関係は殆どtl
lなわれない、しかしながら、キャスク組立体1が火災
のような強烈な熱放射源にさらされると、シェル20の
構成材料であるアルミニウム又はマグネシウムの熱膨張
率はかなり大きいので、シェル20は半径方+i++に
膨張して外側コンテナ18の外面から闘1れ、空隙53
(これは想像線で図示されている)が2つの表面の間に
生じる。さらに、熱防護用シェル20は良好な熱伝導特
性の全屈で作られているので、この熱膨張率の差はシェ
ル20の外面全体に亙り実質的に一定であるが、これは
結果的に生じた断熱空隙53の大きさも同様に実質的に
同一であることを意味している。この空隙53が約2.
5ミル(0,0(i35m)よりも大であると、主要な
伝熱モードは熱伝導及び対流から夕、さ放射に切り替わ
る。かくして、3ミル(0,0762111■)の空隙
は火災又は他の強烈な赤外線源とキャスク!の外側コン
テナ18との間で実質的な伝熱抵抗手段となる。 次に第2八図、第2B図、第3図、第4A図及び第5図
を参照すると、改良型キャスクlの外側コンテナ18の
側壁は、上述の外壁54、内壁56、及び中央遮蔽材層
58で形成された417層体である。好ましい実施例で
は、外壁54は、1〃さ約1/4インチ(6,4■)の
低合金鋼で作られている。かかる低合金鋼は経済的且7
つ容易に製造できるし、かなり良好な熱伝導体でもある
。変形例として、低合金鋼ではなくステンレス鋼を用い
ても良い、ステンレス鋼を使用すると費用が高(つくが
、耐腐食性という別の利点が得られる。内壁5Gも低合
金鋼で作るのが好ましい、しかしながら、外側コンテナ
!8に十分な構造剛性及び構造強度を与えるために内壁
5GのPlさを2インチ(50,8rm )にしている
、ボローシリコン(flora−5ilicon)の層
58が外壁54と内壁5Gとの間に位置している。この
ボローシリコンという材料は有利な点として中性子放出
放射性物質(例えば、超ウラン元素)からの中性子を吸
収するが、また、かなり良好な熱伝導体でもある。ボロ
ーシリコンは成形容易なゴム状材料であり、外側コンテ
ナ!8の製造中、その外壁54及び内壁5Gの間に溶畿
状!原で注入でき乞、ボローシリコンはりアクタ−・エ
キスペリメンツ・インコーホレーテッド(ReacLo
r lミxper’i+s’enLs、 Inc、 )
から入手できる。 2(お、ボローシリコン(口oro
−5ilicon)はこの会社の登録商標である。 外側コンテナI8の底部は、外側プレート60、内側プ
レート62及び中央遮蔽材層64を有する端部プレ−ト
ル11立体15によって形成されている。 好ましい実施例では、外側プレート60はこれ又、厚さ
約1/4インチ(’6.4 m )の低合金鋼で形成さ
れている。内壁56と同様に内側プレート62も又、J
ゾさ約2インチ(50,8閤)の低合金鋼の層で形成さ
れている。中央の遮蔽材64はこれ又ボローシリコンで
あるのが好ましいが、その理由はコンテナ1Bの側壁の
中央遮蔽材58に関連して説明した理由と同じである。 低合金鋼の内側プレート62は溶接部66を介して内壁
56aの底縁部のまわりに360°に亙り接合されてい
る。 外側コンテナ18の頂部は低合金鋼製の鍛造リング68
を有している。このリングG8は好ましくはその長さ全
体に亙り厚さ4インチ(101,6mm)であり、36
0°に亙り形成された溶接部69を介してコンテナ18
の内壁5Gに一体に接合されている。リング6日の上縁
部は、後で!’P !IIに説明するように2種類の改
良型クロージヤー115b。 117bのうち一方を受は入れるようねじ切り又は段付
けの何れかが施されている。 今、特に第3図及び第5図を参照すると、キャスク組立
体lは、2つの互いに異なる遮蔽インサート22(第3
図に示す)、  23 (第5図に示す)のうら一方と
併用される外側コンテナ18及びシェル20によって形
成されている。遮蔽インサート22.23はそれぞれ、
好ましくはP7さ1インチ(25,4m )の円筒形外
壁72及び1γさ約1/4インチ(6,4m )の円筒
形内壁74で形成されている。壁12.74は両方とも
八!S1 (アメリカ鉄鋼協会)規格の304ステンレ
ス鋼で形成されている。ステンレス鋼は耐腐食性がある
ので、外壁74の外部の寸法形状は錆による変形1頃向
が戸!1いが、これにより得られる有利な点として、遮
蔽インサー)22.23と外側コンテナ18との間の比
較的密で遊びの無い嵌合の保持が助長される。 遮蔽インサート22.23はそれぞれ、外壁72と内壁
74との間に遮蔽材層7Gを有している。しかしながら
、遮蔽インサート22の場合、この遮蔽材層76は、減
tnウラン又はクンゲス゛テンの何れかでできた?SJ
数個のリング状部分78a。 70b、18cで形成されている。これらの材料はイ豪
れたガンマ線遮蔽特性を有するので、高レベルのガンマ
線を放出する放射性物質の収納及び返金に最適である。 当然のことながら、3つのJ+1重ね式リング状部分7
0a、70b、7Flcの代わりに減tJIウラン又は
タングステンで形成された単一管状の層を用いても良い
、しかしながら、これら金属の製造及び加fは困難なの
で積重ね式リング状部分を使用するのが好ましい、これ
ら3つのリング状部分の間の接合部からの放射yA泪れ
を効果的に防ぐために、各接合部にはオーバーラツプ状
凹凸嵌合部79(第4Δ図参照)が形成されている。対
照的に、遮蔽インサート23の場合、遮蔽材76の代わ
りに、流込み成形された鉛の層80が用いられている。 鉛のガンマ線遮蔽特性ばkl tnウランはど優れてい
ないが、鉛は超ウラン元素のような中性子を多量に放出
する物質に対しては優れた物質である。中性子を多g【
に放出する物質は、減#ルシランが遮蔽材として用いら
れた場合、二次中性子の放出を引き起こす場合がある。 かかる二次中性子の放出はタングステンを用いる場合に
は問題とならないが、タングステンは鉛よりも装作が溝
かに難しく又それに要する費用も遥かに高く、鉛と比べ
るとガンマ線吸収材として使用するにはかろうじて良好
であるに過ぎない、したがって、鉛は中性子を多h【に
放出する物質を輸送する場合には好ましい遮蔽材である
。遮蔽インサー)22.23の内部の半径を、輸送する
廃臭物の特定の種類に合わせ特別に設定してインサート
の内壁74を、収納している放射性物質に出来るだけ密
接させるべきであることに注目されたい。 本発明者の認識によれば、上述の要件を満たすような構
成の遮蔽材は、重!itは同じであるけれども別構成を
とる遮蔽材と比べて中性子を最も効率的に遮蔽できる。 さらに、キャスク組立体Iの表面放射線f′Itが決し
て200mrを越えないように、遮蔽材76のJゾさ及
び種類を、遮蔽インサート22.23の中に封じ込めら
れた物質の放射能の強さに応じて定める。これら2つの
要件が満たされると、キャスク組立体lの放射性物質輸
送容量が最大限に増大すると共にキャスク組立体の型組
が最小限に抑えられる。 第4八図及び第4B図は、外側コンテナ!8のガス抜き
・パージ・lJ#液組型組立体90している。 この組立体90は、JJj液用プラグ94がねじ込まれ
る排液用螺設パイプ92を有している。排液用プラグ9
4の内端部96は円ffP形に作られており、パイプ9
2の内端に位置した相補する弁座97に密封係合状態で
着座できる。レンチフラット98が排液用プラグ94の
外端に一体形成されているので、プラグ94の把持及び
回転が容易であり、該プラグを容易に弁座97に密封係
合させたり、或いはこれから朋脱させることができる。 ガス抜き用プラグ100が斜めに配置された状態で排液
用パイプ92の端部に流体連通している。ガス抜き用螺
設プラグ102がガス抜き用バイブ100に着脱自在に
螺合している。ガス抜き用パイプ100の螺設内部への
螺設プラグ102の螺入又は螺出を容易にするために、
ねじ廻し用頭部103がガス抜き用プラグ+02の外端
部に形成されている。排液用管104の上Diii部が
継手106によってブF庄97の底に流体連通状態で連
結されている。好ましい実施例では、排液用管!04は
ステンレス鋼で作られ、外側コンテナ18の壁5Gの内
面に沿って配設された側溝10B内に収容されている。 第4B図で最も良く分かるように、tJF、液用管I(
)4の下部開口端109は、外側コンテナ!8の浅い円
1(を形フロア1!2をt′1通して形成された底溝1
10内に位置している。 操作方法を説明すると、ガス抜き・パージ・排液組立体
を外側コンテナ18の内部のガス抜きに用いることがで
きるが、このためには、ガス抜き用パイプ!00からガ
ス抜き用プラグ102を取り外し、ガスを’ff量分析
計に導(ために適当な取付け!番(図示せず)をガス抜
き用螺設バイ1100内にねじ込み、排液用プラグ94
の円錐形端部96を単純にねじ戻して弁座97との密封
係合を解く、排液が必要ならば排液用プラグ94とガス
抜き用プラグ102の両方を取り外す、排液後好ましく
はガス・パージを行うが、このためには、ガス抜き用プ
ラグ!02を取り外し、不活性ガス源を排液用バイブ9
2に連結する。vjL引ポンプによりコンテナ18内部
に得られる部分真空の助けにより、不活性ガスはtJj
液川’用T 104を通って流下する。特に図示しては
いないが、4−中スフ組立体!が火災のような強烈な熱
放射源に長時間さらされた場合に非常時の圧力逃がし手
段となる−又は二基上の破52盤を排液用プラグ94の
内部に設けるのが良い、外側コンテナ鳳8の円錐形フロ
ア112の底溝110に溜まっている液体を排液用管1
04により抜き出すために吸引ポンプが排液用バイブ9
2に連結されている。 キャスク組立体lに用いられる改良型クロージヤ−13
は、ねじ込み型の二重葺成りロージ→・−115a、l
l5b(これらは第3図に示されている)又はプリーチ
ロツク(brecch−lock)型の二重苦式クロー
ジヤー117a、  里17b(これらは第5図に示さ
れている)の何れかであるのが良い。 合筆3図を参照すると、ねじ込み型クロージヤ−115
a、115bはそれぞれ、外蓋120 a 。 夏20b及び内M122a、122bを有している。内
?2122a、122bは、遮蔽インサート22の開口
128 a s外側コンテナ1日の開口128bのまわ
りにそれぞれ形成された段部126a 。 126bに着座し得る外縁部124a、124bを有し
ている。2つのクロージヤ−115a。 115bの内蓋122a、122bのそれぞれの外縁部
124a、124bのまわりにはガスケア)130a、
130bが設けられている。好ましい実施例では、これ
らのガスケット130a。 130bはビトン(ViLon)で作られているが、そ
の理由は、ビトンは他のエラストマーと比べ、密11特
性に優れ、また、温度限界が比較的高い(,392°F
又は200℃)からである、内蓋122a、、122b
のそれぞれのガスケット130a 。 130bは好ましくは、外蓋の外縁部124a。 124bのまわりに設けられた環状四部(図示せず)内
に龜合保持されている。これらガスケット130a、1
30bはそれぞれ、内M 122 a 。 122bのそれぞれの外縁部124a、124bと段部
126a、126bとの間で360°に亙り流体を通さ
ない密封を行うことが出来る。遮蔽インサート22をコ
ンテナ18内に差し込み易くするためには、コンテナ!
8の開口128bはコンテナ18の内部とあらゆる箇所
において少なく七も同じ広さであることが重要である。 ねじ込み型クロージヤ−115a、115bの外M12
0a、120bはそれぞれ、遮蔽インサート22の開口
128a、外側コンテナ18の開口12[1bのまわり
に位置した螺設内縁部136a。 1311;b内に係合できる螺設外縁部134a。 134bを有する0M締めを容易にするためにスイベル
フック137a、137b(想像線で示されている)を
外M 120a、 120bの中央部に着脱自在に取付
けるのが良い、Q後に、ねじ込み型クロージヤー115
a、115bの外V11120 a 。 120bは共にそれぞれ1、外ml 20 a、 12
0bを貫通したボアにねじ込まれる複数本の密封用ボル
ト138a 〜138h、139a〜139hを有する
が、この目的については間もな(明らかにする。 キャスク組立体!の密封のために、内m122aを遮蔽
インサート22の段部126a上に下降させ、ガスケア
)130が内S’Z 122 aの外縁部124aと段
部126aとの間に位置するようにする0着脱自在なス
イベルフック137を外蓋120aの中央部に取付ける
0次に、外M120aを持ち上げて遮蔽インサート22
の螺設内縁部136a上に位置させる0次いで、外E4
120 aの螺設外縁部134aを螺設内縁部136a
に出来るだけ一杯までねじ込む、螺設部134a。 136aの軸方向長さは、外蓋120 aを開口128
aに出来るだけ一杯までねじ込んだ後、外M I 20
 aの内面と内11122 aの外面との間に隙間が存
在するような設定がなされている。上記作業を終えると
固定用ポル)!38a〜138hをそれぞれ外M 12
0 aのボアを通して一杯にねじ込み、該ボルトが内Z
’l 122 aに係合するようにし、それによりガス
ケット130aを押圧して段部126aと内蓋122 
aの外縁部124aとの間で密着させる。この最後の段
階についての詳細は、後述するプリーチロツク型の二1
「葺成りロージ中−117a、117bの抛作にいての
説明を読むと明らかになろう、キャスク組立体lの型締
めを完了すると外側のねじ込みクロージヤ−115bを
、遮蔽インサート22の開口1211aに関して説明し
たのと全(同じ方法で外側コンテナ!8の開口128b
に取付ける。 次に第5図、第6A図及び第6B図を参照すると、プリ
ーチロツク型の二重葺成クロージヤー117a、117
bも又、一対の内v1142 a 。 142bの上にそれぞれ位置する一対の外v1140a
。 140bを有している。内M142a、142bはそれ
ぞれ同様に外縁部144a、144bを有゛・Iリ ′
、;°、・ するが、これら外縁部はそれぞれ、遮蔽インサート23
の11110148a、外側コンテナ18の開口148
bのまわりに形成された段部1/16a。 146bに着座する。外縁部144a、144bのまわ
りにはそれぞれ、これらと段部146a。 1/16bとの間の密封を行うためのガスケット150
a、150bが設けられているII I;;1口121
1bと同様、開口zffbは少なくとも外側コンテナ1
8の内部と同じ程度の広さである。 今までの七ころ、ブリーチロツク型の二重苦式りロージ
中−117a、117bは上述のねじ込み型の二重苦式
クロージヤー115a、115bの構造と木質的には同
一である。しかしながら、本実施例では、上述した螺設
部134a、134bに代えて、外2T140 a、 
 140 bノ+レソt1.ノ外縁部154a、154
bのまわりには、複数の弧状フランジ158a、158
bを画定する複数の弧状の切欠き156a、156bが
一定の間隔を置いて設けられている。同様に、遮蔽イン
サート23の開口148a、外側コンテナ18の開口特
開平1−x3eoq9(24) !48bのまわりにそれぞれ位置した内縁部+60a 
。 160bは弧状フランジ164a、164bを画定する
切欠き+62a、162bを有している。 外v1140a、140bのまわりにそれぞれ設けられ
たフランジ158a、158bは遮蔽インサート23の
内縁部160a、外側コンテナ18の内部(部160b
のまわりに形成された弧状切欠き162a、162bに
差し込むことができるような寸法膨軟になっている。第
6八図及び第6C図で最も良く分かるように、かかる寸
法膨軟の設定により、外蓋+ 40 a 、  l 4
 (l bのそれぞれの7ランジ164a、16/Ib
を開口148 a、 +48bのそれぞれの切欠き16
2a、162bに、差し込み、外M140a、140b
の弧状7ランジ158a。 +58bが、内縁部160a、160bの回りに位置し
た弧状フランジ164a、164bと重なり、これによ
り拘束される、しっかりとロックされる位置まで少し回
転させる。さらに、互いに係合した状態のフランジ15
0a、164a及び158b、16/Ibの軸方向長さ
Ll(第68図に示されている)は外?1140 a、
  l 40 bノ内面と内蓋142a、142bの外
面との間に僅かな隙間L2が生じるに足りる短さである
ことに注目されたい、かかる僅かな隙間L2が外蓋と内
蓋との間に存在するので、外L4140a、140bを
少し回転させて切欠きのある内縁部I G Oa 。 160bに係合させることが出来るが、この場合、内蓋
1.42a、142bには回転運動は伝わらず、従って
、段部146a、146bが内蓋のガスケ2) 150
 a 、  l 50 bと擦れ合うことはない。 3つのサスベンジジンピン組立体166 a 。 166b、+6fl;c及び167a、167b。 167c (図示せず)が外m140a、140bの外
縁部のまわりに連結されている。これらサスベンジジン
ピン組立体166a、166b。 166c及び167a、167b、167cはそれぞれ
、外M140a、140bの縁部に120@の等角度間
隔で配置されている。各サスベンジジンピン組立体の構
造は同一なので、サスペンションピン組立体166aに
ついてのみ説明する。 今、第6C図を参照すると、サスペンションピン組立体
IGGaは、内2T142a、142bのそれぞれの周
囲に・形成された環伏i:4170に沿ってFP1動で
きるサスベンジタンピン1[1111を有する。 真直ぐな脚のような単一のブラケット172により、サ
スベンジジンピン16Bが外蓋の底縁部に連結されてい
る。 良作方法を説明すると、サスベンジジンピン組立体16
6a、1(iGb、IG6c及び167a。 167b、167cは2つの役目を果たす、第1の役[
1として、2つの外2114’Oa、140bの縁部の
まわりに取付けられた3つのサスベンジジンピン組立体
はプリーチロツク型クロージヤ−117a、117bの
それぞれの内蓋と外蓋に機械的に係合してこれらを結合
し、クロージヤ−117a、l17bのそれぞれの内蓋
と外蓋の両方の持ち−Lげ及び開口148a、140b
上への下降をただ一操作で楽に行うことが出来るように
する。第2の役目として、2つのプリーチロツク型クロ
ージヤー117a、117bのそれぞれの内蓋と外蓋は
ピンと溝の嵌合関係により互いに係合しているので、外
蓋140a、1/lObを、内’dT142a、142
bにあまり大きなトルクを与えることなくコンテナの切
欠き付きの外縁部160a、160bへの固定に必要な
ほど回転させることが出来る。この好都合な機械的作用
により、ガスケット150a、’150bと段部146
a。 146bとの1璽れ合いが防止される。好ましい実施例
では、溝170の幅はピン16Bの幅よりも実質的に広
くなるよう意図的に定められており、従って、ピン16
Bは、外¥L140a、140bを回転させて遮蔽イン
サート23及び外側コンテナ18に係合させても溝!7
0には接触しないようになる。 もう−度、第6A図及び第6C図を参照すると、外’2
Y140a、140bはそれぞれ、その周囲に等角度間
隔に配置された8本の密封用ボルト+74a 〜174
h、174.1a〜!?4.1h合有している。これら
密封ポル)174a〜+ 7/I h 。 174、1 a 〜I 74.1 hはそれぞれ、第6
C図に最も良(示すボア175内に嵌入できる。 これらボア!75はそれぞれ、ボルト174a〜174
h、174.1a N1?4.1hの゛螺設部176、
1に係合できる螺設底部176及び中央に位置した非螺
設収容部177を有している。ボア175はその上部に
環1に保持肩部17Bを有し、この肩部178はボルト
174a 〜174h。 174、1 a 〜l 74.1 hのそれぞれのシャ
ンク!79のまわりに密接位置している。保持肩部17
Bの作用により、密封用ボルト174a〜174h% 
174.1a−174,lhは外蓋140a。 zobの各ボア175から不用意に抜は落ちることはな
い、操作方法を説明すると、密封用ポル)174a〜1
74hS174.1a〜174.1hをそれぞれ、その
末端部179.1がボア175の螺設部176に嵌入す
るまで、ボア175に上方にねじ込む、外’A I 4
0 a又は+40bを遮蔽インサート23又は外側コン
テナ18の切欠き付き内縁部160a、160b内に固
定した後、密封用ボルト174a−174h、174.
1a 〜174、1 hを第6C図に示す位置までねじ
込んでボルトの未t1部179.1がついには内DI 
142 a 。 142bの外縁部144a、144bのまわりに下向き
の力を及ぼすようにする。かかる下向きの力により、ガ
スケット150a、150bは段部146a、+46b
に密着する。上述と同じ構成のボルト及びボアをねじ込
み型の二重葺成クロージヤー115a、115bに利用
できることに注目されたい。 外−a140a、140bが不用意に回転して遮蔽イン
サート23又は外側コンテナ18から外れないようにす
るために、これら外蓋を回転させて型締めした後、固定
用ブラケット180を第6八図及び第6B図に示す位置
で外蓋t 40 a、 140bのそれぞれに設ける。 各固定用ブラケット180はロック用[182を有する
が、このロック用脚182は、外蓋140 a 、  
140 bを回転させて遮蔽インサート23の内縁部1
60a又は外側コンテナ!8の内縁部160bの(呵れ
か一方にロックした後、相互に重なり合う切欠き15G
a。 156b、1G2a、162bに滑り込ませる。 外1140 bの場合、取付けm184を止めナラ)1
B(ia、186bによって固定する。外蓋140aの
場合には取付けJIl1184を内1142bに当接さ
せることにより定位置に何1捉する6図面には特に示し
てはいないが、ねじ込み型の二重葺成りロージ中 11
5a、115bの外M120a。 120bはそれぞれ同様に固定する。しかしながら、固
定用ブラケット180ではなくて、止めねじ(図示せず
)を外M120a、120bのそれぞれの外縁部を通し
て下方へねじ込み、内Ef122a。 122bのそれぞれに予め形成されている凹部内に螺入
させる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の改良型クロージ中−が併用される新
規なキャスク組立体の斜視図である。 第2A図は、ドーナッツ形uiMリミッタを取り外した
状態の第1図の2A−2A腺におけるキャスク組立体の
横断面図である。 第2B図は、キャスク組立体用熱防護用シェルを形成す
る半円筒形部分を互いに剛結する、第2A図において2
Bで示す円で囲んだ連結用組立体の拡大横断面図である
。 第2C図は、熱防護用シェルが火災のような熱放射線源
にさらされた場合に、外側コンテナの外面と熱防護用シ
ェルの内面との間の距離がどのように変化するかを示す
、第2B図に20で示す円で囲んだ領域の拡大図である
。 第3図は、遮蔽インサートとキャスク組立体の外側コン
テナの両方を密閉封止するため改良型クロージヤーのう
ちねじ込み型の二重苦式りロージ中−(展開図で示す)
がどのように用いられるかを示すキャスク組立体のt!
11横断面図である。 第4A図は、第3図に4Aで示す円で囲んだガス抜き・
パージ・排液組立体の拡大!!l!断面図であり、排液
用パイプ、ガス抜き用パイプ、排液用プラグ及び排液用
管を示す図である。 第4B図は、第3図に4Bで示す円で囲んだ領域の横断
面側面図であり、排液用管の底端部がキャスク組立体の
外側コンテナの円jtl形底部に配設された流体窓内用
溝にどのように嵌入するかを示す図である。 第5図は、本発明に関連して用いられるキャスク組立体
のa横断面図であり、中性子を放出する放射性物質の輸
送に最適な、外側コンテナの内部に設けられた別の遮蔽
インサートを示す図である。 第6八図は、遮蔽インサートと外側コンテナの両方の密
閉封止に用いられる改良型クロージヤーのうちプリーチ
ロツク型の二!ItM式りロージ中−の平面図である。 m6B11g!、第6A図f) VI B −VI B
 t!il ニオLt ルクロージ中−の横断面図であ
る。 第6C図は、第6B図にVTCで示す円で囲んだ領域の
拡大図であり、クロージヤーの外縁部及び外側コンテナ
の出し入れ1;tlo、の内縁部のまわりに設けられた
フランジ及び切欠きかどのように互いに嵌合するか、さ
らに、密封用ボルトがこの開口のまわりで内蓋のガスケ
ットにどのように密封係合するかを示す図である。 〔主要な参照番号の説明〕 l・・・キャスク組立体、3・・・クレードル、5・・
・円筒形本体、7・・・街震リミッタ、夏!・・・トラ
ニオン、!3・・・葭、15・・・罐i部プレート組立
体、1日・・・外側コンテナ、20・・・熱防護用シェ
ル、22.23・・・遮蔽インサー)、24−・・シェ
ル部分、28.29・・・連結用組立体、32・・・ボ
ルト、76・・・遮蔽材層、90・・・ガス抜き・パー
ジ・排液組立体、115a、115b・・・ねじ込み型
の二重葺成りロージ十−5120a、120b、140
a。 140 b ・・・外面、142a、142b、122
a。 122b・・・内蓋。 出願人:ウェスチングハウス・エレクトリック・コーポ
レーシリン 代理人:加藤 紘一部(ほか1名)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)放射性物質を収納するためのキャスクの段部付き
    開口を密封するクロージャーであって、段部上に着座可
    能な外縁部を有し開口内へ嵌入可能な内蓋と、同じく開
    口内へ嵌入可能で該開口に関して回転させると該開口の
    周りで固定できる外蓋とよりなることを特徴とするクロ
    ージャー。
  2. (2)前記外蓋の周面近くとクロージャーの開口の周り
    に外蓋を開口の周りで固定するための螺設部を設けたこ
    とを特徴とする請求項第(1)項に記載のクロージャー
  3. (3)外蓋を開口に関して最大120度相対的に回転さ
    せて外蓋を開口に固定する手段を設けてなることを特徴
    とする請求項第(1)項に記載のクロージャー。
  4. (4)外蓋を開口へ固定するブリーチロック手段が、開
    口の周りに同一間隔で設けた第1の組のフランジと、外
    蓋の周りに間隔を置いて設けた第2の組のフランジとに
    より形成され、第2の組のフランジは第1の組のフラン
    ジ間の空間を介して挿入可能であり、外蓋を回転させる
    と該第1の組のフランジの背後で移動可能なことを特徴
    とする請求項第(1)乃至(3)項に記載のクロージャ
    ー。
  5. (5)内蓋の外縁部は段部と内蓋の間で密封を行なうた
    めのガスケット手段を含み、外蓋をキャスク開口へ固定
    するため外蓋を回転する際内蓋はキャスク開口に関して
    静止状態にあることを特徴とする請求項第(1)項に記
    載のクロージャー。
  6. (6)内蓋を外蓋へ回転自在に連結する手段は、少なく
    とも一部が一方の蓋に接続された複数のピンと、もう一
    方の蓋にピンを受容可能に形成した溝とよりなることを
    特徴とする請求項第(1)項に記載のクロージャー。
  7. (7)内蓋の外縁部を段部上に押圧して緊密な係合状態
    を得るための手段を設けてなることを特徴とする請求項
    第(1)項に記載のクロージャー。
  8. (8)前記回転可能な連結手段は、一方の蓋の周りに実
    質的に同一間隔で配置した3つのサスペンションピン組
    立体と、他方の蓋の縁部の少なくとも一部の周りに形成
    した溝とよりなり、各サスペンションピン組立体は溝に
    沿って摺動可能で該溝の中にロックされるピンを有する
    ことを特徴とする請求項第(6)項に記載のクロージャ
    ー。
  9. (9)一部がブラケットより成る固定手段は外蓋へ着脱
    自在に連結可能であり、その脚は外蓋を容器へ固定する
    ため第2の組のフランジを第1の組のフランジを介して
    挿入し該第1の組のフランジの背後で移動させると開口
    を囲む2つのフランジ間へ挿入可能であることを特徴と
    する請求項第(4)項に記載のクロージャー。
  10. (10)内蓋の外縁部を段部上に押圧して緊密な係合状
    態を生ぜしめる前記手段は、外蓋に螺入可能な一組のボ
    ルトを有し、該ボルトは伸張位置で内蓋と係合し、また
    該内蓋から引抜き可能であることを特徴とする請求項第
    (7)項に記載のクロージャー。
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