JPH0113590Y2 - - Google Patents

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JPH0113590Y2
JPH0113590Y2 JP1985065281U JP6528185U JPH0113590Y2 JP H0113590 Y2 JPH0113590 Y2 JP H0113590Y2 JP 1985065281 U JP1985065281 U JP 1985065281U JP 6528185 U JP6528185 U JP 6528185U JP H0113590 Y2 JPH0113590 Y2 JP H0113590Y2
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JP
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slide plate
slide
rice
milling machine
rice milling
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  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、精米機のスライド掃除装置に関す
るもので、更に述べると精米機の斜板に堆積する
白糖などを掃除する装置に関するものである。
〔従来の技術〕
精米機の風選部は、米粒の白重落下を斜板によ
りジグザグに方向転換し、その落下米粒層中の空
気を吸収し、空気中に浮遊する籾ガラ、米糠、ワ
ラゴミ等を吸引空気に含有して選別するように構
成されている。この斜板には、白糠などが固着し
やすいので、その表面にバフ仕上、ニツケルメツ
キ、クロームメツキ等を施して、滑面性を向上せ
しめている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来例では、落下米粒、並びに米糠が衝突する
斜板の表面には、ねばりのある白糠が外気温度が
低いとき、例えば、5℃以下のとき、堆積固着し
易く、固着糠が棚状となり、その棚の上に米粒が
滞留し、滞留した米粒が吸引空気により吸引され
糠中に混入する現象が生じる。
又、米粒を吸引しなくても、堆積固着糠が多量
になると、米粒の自重落下をさまたげ、精米性能
の低下をきたすことになる。
本考案は、上記の問題点を解決するスライド掃
除装置を提出することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、精米機の風選部の米粒の落下する
斜板の上面に、スライド板を横方向に摺動可能に
設け、該スライド板を風選部の側壁のスライド板
支持穴に嵌合することにより、上記の問題点を解
決せんとするものである。
〔作用〕
米糠などは、斜板の上面に設けたスライド板の
上面に固着するが、このスライド板を前後方向に
動かすと、スライド板は、風選部の側壁に擦られ
ながらか摺動するのでスライド板の米糠などは、
側壁により削り取られて除去される。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を添付図面により説明す
るが、ここでは各種の精米機のうち自動循環式精
米機について述べる。精米機1の循環タンク2よ
り排出する米粒は、矢印A2に示す様に風選部3
の斜板4,5によりジグザグに方向転換させられ
ながら落下し、その落下中に風選別を受けた後、
精白室6に入る。精白室6の米粒は送穀ロール7
の作用により精白室6内で精白された後、タンク
2内の米粒の重量と抵抗装置8とによる圧力によ
つて、摩擦、擦離による精白作用を受けつつ、垂
直精白室9内を送上昇し、循環タンク2内を矢印
A9の様に循環し精白される。なお、図において
10は、精米機駆動用モータ、11は、吸引用ブ
ロワアー、12,13は吸込パイプである。
次に風選部3のスライド装置Sを第2図により
説明する。斜板5の上面には、横方向に摺動可能
なスライド板14が設けられている。このスライ
ド板14は、風選部3の左右の側壁15,16の
スライド板支持穴15a,16aに挿通され、そ
の一端14aには、レバー17が固定されてい
る。このレバー17は、精米機械体外に突出しそ
の端部には、ツマミ18が設けられている。
1回〜数回の精米によりスライド板14の表面
の斜線部分18に米糠が固着したら、ツマミ18
を握つてレバー17を矢印A17方向に移動させ
る。このレバー17の移動によりスライド板14
は、斜板5の上面を摺動しながら、レバー17と
同方向に移動するが、この時スライド板14は、
風選部3の左右側壁15,16に擦られながら摺
動するので、斜線部分18に固着した米糠は、側
壁15,16にこすりつけられて削り取られる。
なお、スライド板14の摺動は、運休時のみなら
ず運転中に行うことも可能である。又、スライド
板14の長さを精米機械外に突出する長さに形成
してもよい。
〔考案の効果〕
本考案は、以上のように斜面の上面にスライド
板を横方向に摺動可能に設け、該スライド板を風
選部の側壁のスライド板支持穴に嵌合したので、
スライド板を横方向に摺動させると、該スライド
板は側壁のスライド板支持穴の内面に擦りつけら
れる様にして移動する。
従つて、スライド板上面に堆積した米糠など
は、側壁に削り取られて除去されるのでスライド
板を簡単にかつ確実に掃除することができる。
また、スライド板を横方向に摺動可能に設けた
ので、縦方向に摺動する場合に比べ、低い位置で
その操作ができるので、スライド板の摺動操作が
しやすくなり、作業能率を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例を示す縦断面図、第
2図は、第1図の要部を示す拡大斜視図で、スラ
イド装置を示す図である。 1……精米機、3……風選部、4,5……斜
板、14……スライド板、15,16……風選部
の側壁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 精米機の風選部の米粒の落下する斜板の上面
    に、スライド板を横方向に摺動可能に設け、該
    スライド板を風選部の側壁のスライド板支持穴
    に嵌合したことを特徴とする精米機のスライド
    掃除装置。 (2) 斜板が、二箇所に設けられていることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲1項記載の精米
    機のスライド掃除装置。 (3) スライド板が、レバーに固定されていること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の精米機のスライド掃除装置。 (4) スライド板が、精米機外に突出していること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の精米機のスライド掃除装置。
JP1985065281U 1985-05-01 1985-05-01 Expired JPH0113590Y2 (ja)

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JPS61183184U JPS61183184U (ja) 1986-11-15
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JPS62136278A (ja) * 1985-12-10 1987-06-19 マルマス機械株式会社 循環式精穀機における選別装置

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JPS61183184U (ja) 1986-11-15

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