JPH01135721A - 腹腔内感染を除去するための方法及び溶液 - Google Patents

腹腔内感染を除去するための方法及び溶液

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JPH01135721A
JPH01135721A JP62278128A JP27812887A JPH01135721A JP H01135721 A JPH01135721 A JP H01135721A JP 62278128 A JP62278128 A JP 62278128A JP 27812887 A JP27812887 A JP 27812887A JP H01135721 A JPH01135721 A JP H01135721A
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iodine
bladder
irrigation
weight
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JP62278128A
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English (en)
Inventor
Eugene Gaseley B
ビー、ユージーン、ガセリー
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Original Assignee
Geneco Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 関連出願の相互参照 本出願は、1982年9月30日出願の現在放棄されて
いる5erial No、430. 680号の部分係
属出願であった1986年2月27日出願の現在米国特
許第       号である5erial No、83
4.152号の部分係属出願である。
発明の背景 本発明は腹腔内感染の予防、特に内在膀胱カテーテルに
付随する感染の予防の方法、その様な方法に用いるため
の安定な組成物の製造及びその様な組成物の各種のその
他の用途に関する。
ある種の腹腔は典型的に細菌数が低く、無感染と分類さ
れているが、通常の腹腔内機器、例えばカテーテル類の
これらの腔内における使用はしばしば多数の感染(即ち
高い相対的細菌数)を伴う。
その様な感染のうち、尿路のものが最も普通であり、全
ての全病院感染の40%をも占める。病院感染は患者が
病院に入れられた際には存在或いはインキュベートして
いなかった病院看護時に獲得する感染である。尿路感染
の大部分は内在尿道カテーテルその他のタイプの尿道及
び膀腔進入機器に付随するものである。尿路カテーテル
から生ずる感染はカテーテルを入れられた人々の間の過
剰な死亡率並びに罹病率の原因であり、又それを制御或
いは予防する数多くの、最もしばしば少なくとも部分的
には不成功な試みの主題であった。
その様な尿路感染の潜在的後追病としては次のものが挙
げられるニゲラム−陰性桿状細菌症、治療時の抗菌毒性
、急性及び慢性腎孟腎炎、慢性細菌圧、腎周囲、膀胱及
び尿道膿瘍、膀胱及び腎結石、膀胱癌、腎不全及び死C
0これらの合併症の結果、実質的に治療の増大が生ずる
機器を用いない膀胱は通常無菌であるか極めて細菌数が
低い。尿道を通してのカテーテルの通過は膀胱の防御を
圧倒する生物体の入口を提供する。
一つの尿道生物体源はカテーテルの挿入により膀胱内に
運ばれる生物体である。直ちに除去されず、内部に残さ
れるカテーテルは更に付加的細菌の進入の機会を提供す
る。感染生物体の頻繁な源は患者自身の便或いは尿道フ
ローラ−からの内在的なものである。−度これらの生物
体が尿道周囲領域にあると、それらは尿道粘膜と外部カ
テーテル表面の間の膀胱中に進入することがある。
感染の付加的源はカテーテル及び採集管或いは採集袋上
の排水ホースの連結における病院のヒトによる外因性汚
染である。即ち、最終袋を消毒する試みはこれらの病院
感染を減少させるが、しかし除去はしない。これらの感
染は明らかに尿道周囲領域の汚染により女性においてよ
り頻繁である。
更に尿道周囲領域の消毒剤による洗浄などの方法による
病院感染の減少はしばしば非白″効的或いは更に感染数
を増大させることすらある。
従来技術のカテーテル及び方法のいずれもその様なカテ
ーテルに付随する尿道感染の予防或いは抑制に十分成功
するものではなかった。
以下にカテーテル挿入から生ずる感染、特に膀胱感染を
予防するのに試みられたものの幾つかの一般的概要を示
す。
1928年の早期において、成る医師及び理論家が閉鎖
ドレナージカテーテル系を提唱したが、それは採集袋が
それに付随したドレナージ管に管中への破壊を防止する
密封或いは融着方法で接続して、それにより細菌その他
の微生物をカテーテルの内部中に進入させ、そこから膀
胱へ移動するようにしている。これらの閉鎖ドレナージ
系は1%0年代の初期まで普及されなかった。細菌尿の
発生は開放系に比べて閉鎖系において実質的により低い
ものであったが、しかし感染はなお生ずる。より最近の
密閉系の概念はカテーテルが採集管にそれが連結が不注
意に開放された場合に目測できるようにテーピングされ
ている、即ちテープが破壊した場合に開路を修正する手
段をとることができるようにテーピングされている。
抗生物質も又カテーテル挿入により発生する膀胱内の感
染の防止にしばしば利用されている。特に抗生物質はカ
テーテル挿入患者にカテーテル挿入時或いは前に与えら
れ及び患者がカテーテル挿入され且つ感染を防止或いは
延期するように実際の尿路感染の発生前に継続されてい
る。その様な治療からのデータの注意深い分析は抗生物
質の使用の結果カテーテル挿入思考において感染の発生
がより少なく及び熱病の発現がより少なくなっているこ
とを示唆している。しかしながら、抗生物質の使用に伴
う深刻な欠点は抗生物質に対するアレルギー性或いは毒
性反応、耐性生物体の選択的増大及び費用の増加などが
挙げられる。特に、特別の抗生物質に耐性の微生物菌株
は同様に増殖し、或いは抗生物質が使われない場合には
より良好にさえなる。
抗生物質は又感染が一度起こった後に生物体を処理する
ために利用されてきた。カテーテルが長時間内在して残
る場合には、その様な治療は通常患者が初期の感染が抑
制された後に再び感染されるので成功しないものである
。カテーテルが72時間以内に取除かれるならば、その
様な治療は特別の感染微生物に対して有効な適当な抗生
物質が選ばれるならば予防抗生物質の制限及び危険性を
もっておそらく成功するものであろうと一般的に思われ
ている。
もう一つのタイプの治療は微生物の尿道への進入及びカ
テーテル外部の膀胱への移動を防止するのに向けられて
いる。その様な治療はしばしばポリマインンBの様な防
腐性の軟膏或いはBctadlncの名前で市販されて
いる様な有機的に錯体化されたヨウ素溶液などの使用を
しばしば含むものである。カテーテル挿入時点における
尿道周囲空間或いはカテーテル外部への軟膏の塗布はし
ばしば病院尿路感染の発生を遅らせるが、しかし、−度
カチーチルが配置されてから毎日軟膏を尿道及びカテー
テルの周りの外部領域に塗布することは予防的であるよ
りもむしろ通常有害であり、しばしば増大した感染を引
起こす。
断続的カテーテル挿入は神経囚症膀胱をaする患者に最
も首尾良く用いられている技術である。
この技術においては、小孔カテーテルが毎1」3回挿入
される。これはその様なカテーテル挿入を行うのに8廿
とされる実質的な量の時間のために病院人口においては
実用的ではない。
過去において利用されたもう一つの方法においてはMa
nde l am l neの商標名で市販されている
ヘキサメチレンテトラミンマンプレートなどの尿酸性他
剤を潜在的膀胱感染患者に接種させることであった。M
endelamlneは腎臓においてホルムアルデヒド
に代謝変換され、それは次いで膀胱に入って尿pHを6
.0未満に低下させる。この治療は非−カテーテル挿入
患者における再発感染を防止するのに最も成功したもの
であった。その様な治療はカテーテル挿入された患者に
おいては連続的接種と共に膀胱内においてホルムアルデ
ヒドを機能させる十分な時間ホルムアルデヒドを維持す
るための不適切な保持時間のためにしばしば失敗する。
カテーテル挿入に伴う感染を予防或いは除去するために
各種タイプの膀胱潅注が試みられている。
抗菌剤を用いる膀胱潅注がおそらくカテーテル挿入に引
続いて尿路感染を防11−するために最も広〈実施され
ている試みであると思われる。カテーテル系が開放され
ていた初期の技術においては、細菌の進入は予防可能で
なかったので抗菌溶液を用いる潅注は生物体の増殖及び
おそらくは細菌縁の発生を防止するものと考えられた。
連続的及び断続的方法による開放系における潅注が両方
用いられてきた。断続的潅注はしばしばカテーテルドレ
ナージ管腔を通しての膀胱への抗菌剤を含む溶液の添加
を含むものであった。管腔を次いでクランプ締めし、溶
液を短時間保持する。この技術は内在尿路カテーテルを
有する患者及び断続的カテーテル挿入を受ける患者にお
ける細菌感染を防止するために用いられた。この方法は
細菌縁の防止には余りa効ではなかった。
内(E三重−管腔カテーテルを用いる連続潅注系は連続
的洗浄を行なわせて尿生殖経路の手術後の血液凝固によ
るカテーテルの妨害を防11−8するために元々設計さ
れたものである。感染の防11−のためにカテーテルの
入口内に抗菌溶液をしたたらし、第二の管腔を通して抜
出される。第三の管腔は適当な配置を確保するカテーテ
ルの先端の風船を膨らませるためのものである。この系
は洗浄、即ち潅注溶液の膀胱中への連続的な流れを可能
にするものである。この系を用いると、膀胱の;■江刺
との接触はカテーテル先端の周りの領域に制限される。
抗菌溶液が全膀胱粘膜と接触しなければこの治療は未処
理領域における尿路感染を防止しない。
能動的或いは受動的に膀胱感染を防止するカテーテル構
造を設計する各種その他の試みがなされている。例えば
、ある種の構造は膀胱からの排尿を容易にするように設
計されている。その他のカテーテルは尿道周囲領域、特
に膀胱を酒注し、膀胱を漕注液により、膀胱粘膜が潅注
に際して液に対して全て直接的に曝露されるようには拡
張されないように排液管腔に直接あけるように設計され
ている。
感染を克服するように設計されたもう一つのカテーテル
は生物体を銀の作用により殺すために膀胱内に銀をゆっ
くり放出する銀棒よりなるものである。この治療は微量
作用に耐性でないある種の生物体を選択的に殺すのみで
あり、殺菌的というよりもむしろ静菌的であり且つ高価
である。
一般的に、膀胱の連続潅注のためには多管腔カテーテル
が従来開発されてきた。しかしながら、これらのカテー
テルは理論的に幾つかの理由により完全に成功したもの
ではなかった。第一に、連続潅注は前記の如く、膀胱壁
を潅注溶液内の防腐剤即ち抗生物質への完全な曝露を生
じなかった。
第二に、連続itu注時の日常的維持に必要とされる環
境へのカテーテル系の開放はカテーテル系への細菌の進
入を許して連続潅注それ自体から生ずる任意の積極的効
果に対抗するものである。事大、再感染は連続潅注を全
くの潅注なしよりも有効性を少なくする。第三に、用い
られた潅注剤は広範囲の細菌種及びその他の微生物から
生ずる感染を予防或いは除去するのに有効性に問題があ
るものであった。
流出ラインが膀胱が生理学的容積に達するまで(1ml
/分の潅注剤流速において約2時間)クランプ締めされ
る還流ドレナージ潅注技術は潅注剤の接触時間及び分/
+iを増大させる。成る種の潅注について起こることの
ある痛みのある膀胱収縮は還流ドレネージにより防11
−することができる。しかしながら、三方カテーテルに
おける狭い流出管腔は目詰りしやすく、及び、増大した
流出した液流にも拘らず、妨害を一掃するために閉鎖系
の断絶を必要とすることがある。その様な閉鎖系の開放
は微生物の進入を許容し、望ましくないものと考えられ
る。
カテーテル挿入患者における膀胱感染の発生を低下させ
るために断続潅注を利用する各種技術も又利用されてい
る。例えば、カテーテル挿入に引続いてネオマイシン溶
液の添加が試みられたが、しかし尿路感染の発生を減少
させるのに殆んど或いは全く効果のないことが判明した
。更に、より耐性のある病原体に感染するより大きな割
合の感染がネオマイシン潅注を受取る患者に見られた。
特に、シュードモナスφアエルギノザ (Pseudomonas aeruginosa)及
びグループDストレブトコッキ(Cnterococc
us)による多くの感染の増大があった。
クロロへキシジンによる単一カテーテル挿入潅注におい
て、ジグルコネート(0,02%)が感染の発生の減少
に幾分有効であることが判明した。
又現存する感染を有する患者においては、クロロへキシ
ジンジクルコネート(0,02%)による毎112回の
潅注が尿における細菌数を減少させるが、しかし尿をJ
21!iL、ないことが判明した。この様にその様な治
療は現存する尿路感染には推奨されない。その様なりロ
ロへキシジンの4%溶液が直ちに殺菌効果を得るために
必要とされるが、しかし、0.02%より大きい溶液は
膀胱に対して刺激を示す傾向がある。
酢酸(0,025%)はおそらく最も頻繁に用いられる
通常の断続的潅注溶液であると思われる。
それは残骸を減少するのにH効である。しかしながら酢
酸をfi注江刺して用いる制御研究は内在カテーテルを
白″する患者における減少した細菌数を示すことに失敗
した。
硫酸銀も又断続的潅注剤として試験された。これらの試
験の患者は完全な殺菌作用のために30分間溶液を保持
することを要請された。この溶液は激しい痛みを引起こ
し、患者が硝酸銀を膀胱中に保持する最大時間は2分間
であった。
更に、ポリビニルピロリドン−ヨウ素(10%)溶液が
実験動物において感染を防止するための膀胱潅注剤とし
て使用された。全ての動物において中程度乃至激しいび
らん性膀胱炎が生じ、その様な治療がヒトにおいては使
用6■能でないことを示唆した。
開放カテーテル系においては、連続的抗菌膀胱;苗l+
が尿路感染の総括速度を減少するのに幾分有効であった
。0.25%における連続的酢酸及びネオマイシン/ポ
リミキシンB潅注剤の両者も又聞h(カテーテル系にお
ける細菌尿の開始を遅らせるのに幾分白°効であった。
ニトロフラゾンを用いる連続的潅注が利用されたが、し
かしカテーテル挿入患者における細菌尿を防止するのに
ネオマイシン/ポリミキシンBに劣ることが示され、又
、相当な血尿の発生をもたらし、従ってその相対的非有
効性及び実質的毒性のために使用が推奨されない。
閉鎖カテーテル系においては、連続的抗菌潅注は尿路感
染の発生を減少させることが示されていない。ネオマイ
シン単独或いはポリミキシンBとの組合わせによる潅注
はいづれも細菌尿が起こる速度を余り変更させなかった
。連続温性により投り、されたクロロへキシジン溶液は
潅注のない場合に対して改良を示さなかった。
現存する感染を除去するため′の連続的膀胱潅注は限定
された価値のものであるか或いは全く価値を杓゛シなか
った。ネオマイシン/ポリミキシンBによる開放カテー
テル系の潅注は殆んどの感染生物は抗生物質に対して感
受性であるにも拘らず尿の殺菌には白゛効でないことが
判明した。事実、耐性生物による重感染が殆んどの場合
に起こった。
激しい真菌膀胱炎或いは下部尿路に限られた菌球を有す
る患者においては、AtaphoLerIcIn Bに
よる連続的潅注は有効であるが、しかし、AmphOt
Ori−eln 13は細菌に対しては有効でない。
生物体の一部がカテーテル挿入された系に入るのを阻止
する過程において、抗菌温性はエンテロコツカス(En
terococcus) 、シュードモナス(Pscu
domonas)、プロテウス(Protcus)及び
カウデイアット(CaudiaL)などの耐性生物の頻
度を増大させる選択的圧力を働かせる。
医学文献においては、任意の溶液を用いる予防潅注が閉
鎖カテーテルドレナージ系において尿路感染速度を減少
させるという決定的な証拠は見られない。予防的潅注は
非何効的であるように思われ、系の汚染及び引続く尿路
感染に対する感染性因子となることがある。
従って、感染を抑制するために連続的腹腔の潅注を含む
通常の方法は有効でなかった。加えて前記方法には、そ
の他の問題が付随した。第一に、連続的潅注を維持する
ために必要な装置が煩雑であり、患者の動き及び居心地
の良さを制限する。
第二に、連続的潅注装置は適当な潅注を確実にするため
に衛生作業上による頻繁な監現を必要とする。第三に、
従来技術の潅注装置は再感染の1:11題及び排液を防
11−するような流体の潜在的閉塞の両者を引起こす患
者の病気を長引かせる。第四に、従来技術の連続的潅注
は痙牽を抑制し、患者の居心地の良さを最大にする麻酔
薬の様な投薬による患者の腹腔の臨時の治療を容易に許
容しない。及び第五番口に、従来技術の連続的潅注装置
はその他の厄介な腹腔の感染(例えば、膀胱鏡検査法、
肪胱炎特に膀胱膿症からのもの)の治療に容易に適応さ
れるものではない。
従来の尿路感染を防止するための試みに伴うもう一つの
問題は、微生物の成長を殺し、及び防止する完全に満足
できる溶液が認められなかったことである。各種溶液が
各種効果をもって用いられた。例えば、前記のような抗
生物質溶液の使用はしばしば細菌が抗生物質により影響
を受ける場合にはある細菌の生育を防+tしたが、しか
しその他の耐性細菌は特別の抗生物質に対して免疫を白
°し、これらは生育し続けた。又、ある種のその他の非
−細菌微生物は通常抗生物質により影ツを及ぼされない
腹腔内、特に膀胱を無菌にするための適当な溶液或いは
潅注剤を見出すその他の試みは潅注剤のあるもの、例え
ば硝酸銀は微生物を殺すのに極めて有効であるが、患者
に対して11常的に用いるには余りに苦痛を伴い且つ刺
激的であるので満足できるものではなかった。その他の
潅注剤は微生物を殺すのに有効であるが、組織に対して
有害或いは致命的であるか或いは毒性のために内部的に
用いることができない。例えば、有機塩化物のあるもの
は毒性である。
特に、標準的ポビドン−ヨウ素溶液を潅注剤として用い
る試みがなされたが、しかしその様な溶液はしばしば深
刻な問題を生じた。例えば、ラットについての研究はポ
ビドン−ヨウ素潅注剤はびらん性膀胱炎を引起こすこと
のあることを示唆している。理論的には、ポビドン溶液
及びその他の有機ヨウ素錯形成化合物についての問題は
、例えば標準10%ポビドン溶液は10,000pp1
1(ZII量)の錯体化ヨウ素及び約1 ppmの遊離
ヨウ素(温度などに依存する)を有することである。
1 ppmの遊離ヨウ素の溶液は非毒性であるべきであ
るが、しかし、ポビドン溶液にはその使用時に遊離ヨウ
素を殆んど直ちに置換する比較的早く作用する化学・1
色街機能がある。従って、その様な溶液における全10
,000ppmの錯体化ヨウ素は容易に且つ迅速に遊離
ヨウ素として利用可能である。10,000ppI11
の遊離ヨウ素を有する溶液は深刻な組織損傷を起こすこ
とができ、ヒトにおいて内的に用いられるならば、致命
的である。又、ポビドンは47+剤と共に用いられるカ
テーテルの分解を引起こすことがある。更に、ポビドン
−ヨウ素は一度体内に吸収されると、比較的高分子量の
基質(例えば、ポビドン−ヨウ素)は体が追い出すのが
極めて困難であるので、内服用に連邦薬物管理委員会(
1’erleral Drug AdIIlinist
ration)により設定された限度を越える分子量を
Hする。
酢酸及びネオマイシン/ポリミキシンB溶液などのその
他の前記溶液はカテーテル挿入患者における膀胱感染を
殺すのに無効であることが示された。前記問題の結果、
従来技術は膀胱潅注において問題なしに安全な有効な潅
注剤の使用を開示していない。
腹腔のその他の部分においては感染に関しである種の特
別な問題が生ずる。例えば、腹部手術或いは大腸手術後
感染は正常な大腸においては問題にならないが、人腸壁
が手術時に妨害されると感染が生ずることがある。従来
技術はその様な感染の有効な防止方法を開示していない
従って、腹腔内の感染特にカテーテル挿入などの機器使
用によるものの増殖を停止させるために腹腔内感染の有
効な抑制方法に対して従来満足されなかった需要が存在
する。同様に、体の他の部分に用いるのに適した殺菌溶
液が望ましい。加えて、本願の溶液に用いられるヨウ素
の放射線不透過性はその様な溶液の殺生物特性と共にこ
れらの溶液を内部放射線不透過性物質を必要とする技術
において使用するための強い候補とする。
本発明はヒト腹腔の感染の治療方法に用いる組成物を提
供する。この方法は、以下において濯注溶液或いは/Y
u注剤江刺称される防腐性の溶液特にプルロニックポリ
オールを含む溶液を腹腔、特にヒト膀胱中に導入し、少
なくとも部分的及び通常の全殺菌が到達するまで腹腔内
にある濃度の潅注剤を維持し、及びその後、潅注溶液を
腹腔から排液することを含んでなるものである。適当な
防腐性の溶液は0.0002重量%乃至7重−%の範囲
のヨウ素a度をグリコール(典型的には1乃至40重量
?6、好ましくは約20重量%の量で存在する)及びピ
リジウム(plrldlua+)  (好ましくは約1
m 量%の濃度で存在する)の一方又は両方と共に有す
るものである。一つの便利なその様なヨウ素源はルゴー
ル溶液である。典型的には、これが溶液中の唯一のヨウ
素源である。
ヨウ素及びヨウ化カリウムの水溶液よりなり(1,0(
1(12虫二%乃至7重量%の範囲のヨウ素濃度を自白
゛する防腐性の溶液が白゛効であると決定された。又通
常ヨウ化カリウムの重量%はヨウ素の重量%の約2倍で
あるが、しかし、広いヨウ化カリウム対ヨウ素の比が可
能である。このヨウ素溶液の白゛効性は最小濃度を越え
る保持時間及び膀胱内に用いられた際の賎存尿の量に応
じて幾分比例して異なり、例えば約0.01乃至約0.
02f1ML 9iJの範囲のヨウ素濃度を有する溶液
はヒトの膀胱の感染において生ずる各種細菌及び酵母を
含む普通の病原性微生物の全てを実質的に殺すに際し、
その様な微生物が体温においてml当り1千万(1(1
7)の生物体濃度にある場合にin vttroで約1
分間の間白゛効であることが判明した。
膀胱内の残存尿はヨウ素に対して僅かの不活性化効果を
Hするので膀胱においてin vivoで使用する場合
にはIn vltroに比べて幾分より高濃度のヨウ素
が必要とされる。潅注溶液における0、05重量%ヨウ
素の濃度は通常尿の効果を打消すが、尚膀胱の潅注剤と
して用いられた場合に有効な殺菌剤に留どまる。
尿路カテーテル挿入を行っている患者において、本発明
に従う治療方法は患者にカテーテルを挿入し、及びその
後適当な潅注剤溶液で断続的に潅注することである。通
常、患者はカテーテル挿入時のカテーテルからの尿の流
れの終了後直ちに先ず潅注する。膀胱をその後周期的基
準で潅注する。
例えば潅注はカテーテルに伴う採集容器の空になる直前
の8時間に1回が行われるように時間決定することがで
きる。
このha注温溶液次いで約1分間膀胱内に保持する。殆
んどの成人において、ヨウ化カリウム水溶液中0.05
!Iim%ヨウ素の約250m1の容量が白′効である
が、しかし、この溶液の容量が子供及び四肢麻痺患者に
対しては20乃至30m1から大人の患者が不快を感じ
始め、吐気を何する場合の約300m1まで変り得るこ
とが予見される。水溶液を用いる或いはより短時間の複
数の潅注も又有効である。
膀胱ヘルニアを有する患者は500m1まで必要とする
ことがある。膀胱の全粘膜が膀胱中の完全な殺菌を確実
にするように潅注剤と接触することが好ましく、従って
、膀胱壁のひだに届く十分な容量の潅注剤が好ましい。
これは膀胱から30インチに保って膀胱からの排液を防
止しながら袋を膀胱との流れ関係に置くことにより達成
することができることが判明した。
カテーテル挿入前に患者が感染に悩むならば、カテーテ
ル装置及び方法を用いて迅速な一連の潅注を行う。カテ
ーテルを腔内に入れ、及び潅注操作を流出液が残骸なし
に現われヨウ素の更に酸化が起っていないことを示すヨ
ウ素色を有するまで繰返す。特に、二つの膀胱感染、膀
胱膿症及び急性或いは再発性膀胱炎はこの様にして治療
される。
更に、患者からの内在カテーテルの取出し直前に、潅注
剤の最終アリコートが膀胱中に導入され(患者に排尿願
望を開始するに十分量)及びその中に保持され、風船を
後退させ及びカテーテルを潅注剤を膀胱内に保持しなが
ら取出す。カテーテルの取出し後、患者が次いで排尿し
て潅注剤を膀胱から排出する。尿道を通過する際に、潅
注剤はその殺菌を促進して汚染尿道からの後−カチーチ
ル挿入感染の機会を減少させる。
大腸の手術を行なわんとする患者の治療は大腸中へのカ
テーテルへの挿入及び完全な浣腸に引続いて膀胱につい
て説明したのと同様な大腸が清浄且つ一般的に無菌であ
るようにされるような好ましくはヨウ素溶液による潅注
剤の挿入を含むものである。
通常の膀胱鏡検査において、潅注剤は光学機器を通して
導入され、操作時に腹腔内に保持される。
潅注剤は又機器が膀胱及び尿道から取出された後にロビ
ンソンカテーテルを通しても導入される。
これらの潅注剤は機器による感染の発生を減少させる。
治療されるnfj域を麻酔化する量の内服用に適した麻
酔剤は患者の安楽を最大にし、鼾つ膀胱の産学をコント
ロールするために防腐性の溶液に添加されてよい。この
麻酔剤は好ましくはヒト組織に用いるのに適したカイン
或いはアゾ基、例えばピリジウムから潅注剤の1m;%
の量で選ばれるのが好ましい。この様に、潅注時に麻酔
が生ずる。
ヨウ素はジー2−エチルへキシルナトリウムスルホスク
シネート(^erosol OTの商標名で販売)及び
塩化第二鉄−塩化第一鉄などの酸化−還元系などの試剤
により増強される。これらの試剤の存在ドにおける増大
されたヨウ素の殺菌効率はより低濃度のヨウ素を含有す
る溶液の使用を許容する。
殺菌剤としてのヨウ素溶液の有効性はその様な増強剤の
添加により10倍までの因子により改良されたことが示
されている。
グリコールは潅注剤溶液に有利に添加される。
グリコールは潅注される腹腔の壁に接着する傾向を示し
、又、大部分の潅注剤が腔から排液された後に潅注剤中
のヨウ素を壁面に接触させ残存させる傾向を有する。約
20mW1%のグリコールを含有する溶液はこの目的の
ために極めて有効であることが判明したが、この目的の
ためには広範囲の潅注剤中゛のグリコールの%が有効で
ある。溶液中のより高い%のヨウ素をグリコールが溶液
中に含まれる際には組織への1jlt (Mなしに用い
ることができることが判明した。
ヒト膀胱に使用するのに好ましいヨウ素溶液はプルロニ
ックポリオールを含む。プルロニックポリオール類は典
型的には良好な界面活性剤であり、このポリオールがヨ
ウ素を細菌などの感染性微生物が最も発生しやすいか或
いは少なくとも有害である膀胱の壁により近く置き、且
つヨウ素をその近辺に保持することによりヨウ素の有効
性を増大するものと思われる。
未発明賃は特別のプルロニックポリオールがPluro
nic F1aと称され、約8350の分子量をHし、
BASF ′1dyandotle Corporat
ionから販売されていることを見出し、このポリオー
ルをF1aと称する。
本発明者はヨウ素及びF1aを含む有効な溶液には幾つ
かの重要なパラメーターがあることを見出した。特に、
ヨウ素(I2)対ヨウ化物(I−)比、ヨウ素対ヨウ化
物比の函数として存在するF1aの%率、(′j在する
ヨウ素の総量及び溶液のpHなどである。溶液のこれら
のパラメーターは多少変化することかできるか、極めて
有効な溶iflはヨウ素対ヨウ化物比が1:3重量比で
あり、pHが5乃至7の範囲であり(水酸化ナトリウム
−クエン酸緩面液により調整)、総ヨウ素が約1 ’5
(1(’)重量ppmであり、及びF1aが5重量?6
乃至10重重二の量で存在するものであることが判明し
た。長期間の貯蔵のためには水或いは通常の塩水により
稀釈されて稀釈溶液を生成してよい30重量%のF1a
の溶液が極めて安定(6ケ月以上)であるのに対し、稀
釈されたら%溶液は僅かに数日間安定であるに過ぎない
好ましくは、F68ヨウ素溶液はカテーテル使用に際し
て3日毎に及びカテーテル取外しの直前に膀胱の潅注の
ために予防的に用いられる。膀胱外部の腹腔使用のため
には(膀胱内では残存ヨウ素は最終的に尿により不活性
化される)、約250ccの約6000重ffippm
のビタミンCの洗浄がヨウ素を不活性化して肪胱炎の機
会を減少させる。
このF6gヨウ素溶液のある種の用途に対しては、追加
の成分が添加されてよい。例えば、商標名Crcama
phorで販売されているグリセロールポリエチレング
リコールリシルレートなどの潤滑剤及び皮膚軟化薬及び
1乃至2重量%のMDSの名前で市販されているビスビ
リトロンマグネシウムサルフェードなどの静菌剤などが
挙げられる。
本願によるF68ヨウ素溶液は次のものを含むその他の
用途を有することが予見される:特にMDSを含む手洗
液即ち外科用手洗液、膀胱など或いは逆行性腎孟像の造
影のための及び各種タイプの胆管造影像用の殺菌及び放
射線不透過組合わせ組成物として、胸管、カテーテルな
どを含む進入性管、ドレーン或いは針の周り及び上の塗
料或いはスプレーとして、成形外科装置、器具上のスプ
レーとして及び成形外科手術の際のパルス潅注剤として
、移植材料中の導入物及び病院肺炎の発生を減少させる
咽頭スプレーとしての用途などが挙げられる。
上記方法に用いられるカテーテル装置は、複数の内部管
腔を収納する柔軟な管よりなる。一つの管腔は腹腔から
の廃液或いは潅注液の排水路を堤供する。第二の管腔は
腹腔中への潅注溶液の導入のための通路を堤供する。第
−及び第二の管腔は好ましくは別々の回路であるのか好
ましいが、ある態様においては連結されて111−回路
を形成してよい。或いは第三の管腔が風船保持手段に連
絡して設けられ、それを選択的に膨らませ、及びすほま
せる。
各管腔はそれぞれの管腔を通して流れを操作的に遮断或
いは許容するための別々のバルブ組立物と連係している
。相互に組合わされたこれらのバルブ組立物の選択的作
動が姓に説明される治療方法の適用を可能にする。
排水路管腔はバルブ組立物き連係されることにより腹腔
からの潅注剤の排液が制御されて外部腹腔液採集系に連
結されるようにされている。潅注剤液の防腐特性は又そ
の中に排水された時点で液採集系を殺菌する。
潅注管腔はバルブ組立物と連係されてその様な潅注管腔
か潅注剤を腹腔特に膀胱中に導入するために操作的に開
放され、及び感染の導入を予防するために治療間閉じら
れる。この潅注バルブ組立物は潅注剤への貯蔵器への施
錠タイプの接続器、例えば1.uer−1ok接続器に
適応されている。この潅注管腔は感染性細菌その他の微
生物が殺されて潅注の間に潅注バルブ組立物から腹腔へ
通過するのをH効に防止するように潅注の間に無菌潅注
を保持するのが好ましい。管腔の部分における潅注剤の
保持はこの様に感染への有効な障壁であり、この系はか
くして恰も潅注源をバルブ組立物から断絶させながら完
全に「閉じられた」ように機能して患者により大きな運
動の自由度をもたらすことができる。
保持管腔は保持手段としての風船と連係されている。保
持管腔はバルブ組立物と接続されて、流体例えば空気が
膨らませるために風船中に導入され、及びしぼませるた
めに抜出される。この膨張バルブ組立物は膨張注射器に
接続するための大きさ及び形状であるが、しかし爪間違
いを防ぐために;ずu滓剤貯蔵器には接続されていない
これらのバルブ組立物は干渉防止、即ちそれによりカテ
ーテル挿入される患者により容易に操作されないように
設計されており、この様にしてカテーテルの担当者では
ない患者その他の者による意図されないバルブの作動及
び治療の妨害を回避するものである。各バルブ組立物は
バルブから取外すことのできる作動道具により作動され
、それにより道具が取外された際にバルブを干渉防止に
する。好ましくは、同一の道具がカテーテルに連係した
バルブの全てに適合して操作するのがよい。
これらのバルブ組立物は又誤り或いは混乱なしにカテー
テルの使用を容易にするように色分けするのが好ましい
。又、これらのバルブの大きさ及び相対的位置は効用を
失うことなしに使用の容易さを促進するようなものであ
る。
潅注方法の実施、好ましくは膀胱の潅注のためのキット
が提供される。このキットは次の部品を含んでなる:膀
胱から流体を排出するための保持風船及び膀胱中に潅注
溶液を導入するための手段を提供する内部管腔を有する
カテーテル装置;バルブ組立物の選択的作動のための作
動道具;濯江刺溶illを保持し、及び潅注バルブ組立
物に断続的に付着し、及び濯江刺溶液をそれから潅注剤
管腔及び膀胱中に放出するための濯注貯蔵器;風船バル
ブ組立物に付着するための及び保持風船め膨張及び収縮
のための風船拡張注射器;及び濯江刺貯蔵器を潅注剤の
容器に接続するようにされたバルブ組立物。
発明の目的 従って、本発明の目的は以下の通りである:ヒト腹腔時
に膀胱の有効な治療方法を提供して腔内の微生物の増殖
を抑制してその中の感染を除去すること;治療される患
者に一般的に白゛害或いは痛みを与えない試剤を利用す
るその様な方法を提供すること;腹腔感染特に尿道内P
o l eyタイプカテーテルを内在する患者における
病院感染を抑制するためのその様な方法を提供すること
;感染を予防するのに極めて有効であり、且つその溶液
により治療される患者に有害でないその様な方法におい
て用いる溶液を提供すること;安仝であり、微生物を殺
すのに有効であり、及び体により良く許容され且つ適当
なpHに調整されたヨウ素、ヨウ化物及びF68の混合
物よりなるその様な濯江刺溶液を提供すること;比較的
殆んど或いは全く耐性を有しない細菌、酵母などに対し
て広範囲の殺菌活性を有するその様な溶液を提供するこ
と一測滑剤一皮膚軟化剤を含むその様な溶液を提供する
こと;静菌剤を含むその様な溶液を提供すること;比較
的極めて安定である濃縮溶液を提供すること;その中の
活性殺菌剤の強度が追加成分の添加により増強されるそ
の様な溶液を提供すること;麻酔特性を有するその様な
溶液を提供すること;及び比較的製造が容易であり、使
用が容易であり、且つその目的用途に良く適用した溶液
を提供すること。
本発明のその他の目的及び利点は本発明のある種の実施
態様が例示により示されている添付図面と共に行われる
以下の説明から明らかとなるであろう。
これらの図面は本明細書の一部を構成し、本発明の実施
態様例を含み、その各種目的及び特徴を例示するもので
ある。
好ましい実施態様の具体的説明 要請される通りに、本発明の具体的実施態様を蔓に開示
するが、しかし、これらの開示される実施態様は各種形
態で具現化されてよい本発明の単なる例示に過ぎないこ
とが了解されるべきである。
従って、在に開示される特別の構造的及び機能的詳細は
限定的なものと了解されるべきではなく、illに特許
請求の範囲のための基礎及び当業者に本発明を実質的に
任意の適当な詳細な構造にて用いることを教示する代表
的な基礎として解釈されるべきである。
第1図乃至第10図における参照番号1は一般的に本発
明に従うカテーテル装置の第一の実施態様を示すもので
ある。社における説明は一般的にカテーテル装置1の一
部がユーザーの腹腔から外部腹腔環境中に延在し、及び
カテーテル装置1が腹腔1ill注及び排液系の一体的
部分である機能的位置を有するカテーテル装置1を指す
。以下の説明はカテーテル装置1が患者或いはそのユー
ザーの腹部内に部分的に位置している場合及び腹部の外
部の非−操作的部分にある場合の両者に適用される。
第1図には、排液ライン2を介して排液採集袋3に流体
流接続され、又潅注源4と流れ連絡されているカテーテ
ル装置1が図示されている。
このカテーテル装置1は腹部孔を介して腹腔中に挿入さ
れるようにされた近位末端6及び遠位末端7を有する長
尺柔軟性管5を含んでなる。好ましくは、長尺柔軟性管
5は腹部環境内において比較的不活性であり、且つ使用
時に患者に対して比較的安楽であるシリコン−ゴム材質
により構成されるのがよい。第5図において、このカテ
ーテル装置1はヒト膀胱8内に配置され、及び膀胱8に
連係した尿道9を貫通して示されている。このカテーテ
ルは大腸などのその他の腹腔内においても利用可能であ
ることが予測される。このカテーテルの遠位末端7はカ
テーテル装置1が使用位置にある際に膀胱8内に置かれ
る。
カテーテル装置を通して排液袋3中に膀胱8から流体を
通過させるための排液管腔10は管5内に収納されてい
る。複数の開口部11は膀胱8と排液管腔10の間の流
れ連絡を提供する。
排液管腔10は排液バルブ組立物13に連結する近位末
端12を含有する。第1図乃至第10図に図示された実
施態様においては近位末端12は内径が排液バルブ組立
物13に向って幅が増大している広げられた柔軟性のシ
リコーンアダプター14を介して排液バルブ組立物13
に連結している。
排液バルブ組立物13は第1の末端15及び第2の末端
16を有する。図示されるように、第1の末端15は嵌
合わされるようにテーパ付けされ、柔軟性アダプター1
4により密封可能に受取られ、及び第2の末端16は排
液ライン2の弾性的に柔軟性の末端17中に密封口S能
に受取られるようにテーバ付けされている。排液管腔開
口部11はこの様にして選択的にバルブ組立物13によ
り閉塞されている以外は排液袋3と流体流接続されてい
る。
第3図に最も良く見られるように、排液バルブ組立物1
3は閉鎖位置及び開放位置を白゛するバルブ20を何す
る。バルブ20が閉鎖位置にある場合には、排液バルブ
組立物13は膀胱8からの流体の排液を防1卜する。バ
ルブ20がその開放位置にある場合には、排液バルブ組
立物13は膀胱8から排液管腔10を通って排液袋3中
への流体の自由な流れを許す。図示されるように、排液
バルブ20は回転軸或いは心棒23が円盤の中心を通り
、及び円盤の面に平行な平面にあり、排液ライン2の内
部の外側に密封可能に延在している一般的に丸い或いは
円盤状形状を有するバタフライバルブ部材21よりなる
排液バルブ20は排液バルブ作動器24により選択的に
配置されている。バルブ作動器24は排液バルブ組立物
13から一体的且つ共軸的に外方に延在する回転心棒2
3の部分である。バルブ部材作動器24はその中にバル
ブ部材21がその開放或いは閉鎖部分のいずれにあるか
を視覚的に示す方向指示形状(第2図参照)を有する遠
位空洞25を有する。特に、第2図に見られるように、
空洞25は担当者が上から見た際に等長の三辺を有する
90度の二つの内部角度を有し、斯して一般的に矢印形
状の容積を規定する多角形の形状を白°する。
排液バルブ作動器24はその上に空洞25とぴったりか
み合う突起27を有する作動器道具26を25中に挿入
し、その後排液バルブ部材21を回転時に道具26によ
りかけられる梃子の力による90度の回転で回転させる
ことによりバルブ20の開放及び閉鎖位置の間を選択的
に操作される。道具はそこで使用後に空洞25から選択
的に且つ容易に取外し可能である。作動器道具26は排
液バルブ部材21を回転させることが必要であるので、
排液バルブ組立物13の意図されない妨害即ち干渉は実
質的に回避される。患者における余りにも長時間の排液
ライン2の閉塞は膀胱8への損傷及び患者の外傷を生じ
得る。同様に、膀胱8の適当な濯注前に適当に閉塞或い
は妨害することを失敗すると患者の膀胱8の不十分な治
療結果となり得る。作動器空洞25及び道具26の配置
は未熟練者による干渉により望ましくない排液ライン2
の閉塞或いは開放が容易に起こり得ないことを保障する
ものである。
潅注管腔30も又管5内に収納されている。開口部31
は潅注管腔30と膀胱8の間の流れ連絡を提供する。
潅注管腔30は近位末端32及び遠位末端33を有する
。近位末端32は潅注バルブ組立物35に連結し、及び
遠位末端33は開口部31中に開口する。潅注管腔30
の近位末端32は外側に広がってその中に挿入される潅
注バルブ組立物へのその連結を容易にする。特に、潅注
管腔近位末端32は内径の幅が潅注バルブ組立物35の
最近傍のアダプター36の部分において増大している柔
軟性のあるシリコーンアダプター36を有する。
潅注バルブ組立物35は第1の末端37及び第2の末端
38を自°する。好ましくは、第1の末端37は潅注管
腔30の近位末端36において柔軟アダプター36と嵌
合わされ、その中に受けられるようにテーパ付けされる
潅注バルブ組立物35は開放部分及び閉鎖部分をHする
バルブ39を含む。バルブ39がその閉鎖位置にある場
合には、潅注管腔30は有効に閉塞されて潅注流体の膀
胱8への導入を防止する。
バルブ39がその開放位置にある場合には、潅注管腔3
0は開放されて潅注剤の膀胱8中への流れを許す。
バルブ3つはバルブ部材46及び空洞48を規定するよ
うに終る軸47をHする。バルブ39は空洞25におい
て用いられたと同様に空洞48において同一の作動器道
具26により排液バルブ組立物13について説明したと
同様にして選択的に作動される。
潅注バルブ組立物の第2末端38は第1図に柔軟性溶液
として示されている濯注源或いは中間貯蔵器49に取外
し可能に接続されている。潅注貯蔵器49は示された袋
よりもむしろ潅注剤を含有するのに適した注射器などの
ものであってもよいことが予7111Jされる。貯蔵器
49はそれらの間に洩れ防止接続が確実になされ、及び
意図されない断続を防止するために潅注バルブ組立物3
5に施錠nJ能に接続されている。本実施態様において
は、商標名1.uer−Iokの下で販売されているタ
イプの迅速接続施錠機構50が示されているが、その他
のタイプの迅速接続装置も又使用することが可能である
。この施錠機構50はメス部分51及びオス部分52と
して示されている二つの分離可能な部分を有する。在で
、オス部分52は潅注剤貯蔵器4つに取付けられ、ネジ
切りされたフランジ54で囲まれた空洞心棒53よりな
る。メス部分51は潅注バルブ組立物35の第2末端3
7に接続され、バルブ組立物35の末端上にリップ55
を有する。オス部分52はそれがメス部分51とオス部
分52のフランジ54上のネジ切りされた隆起を潅注バ
ルブ組立物35上のリップ55と係合させるように連結
する際に回転され、斯くしてインターロック連結をり、
える。
膀胱8内にカテーテル装置1を保持するために、保持手
段が必要とされることがあることが予測される。風船保
持手段が本実施例において示されている。特に、風船膨
張管腔60が管5内に収納されている。この膨張管腔6
0は膨張バルブ組立物61に接続された近位末端62を
有する。図示されるように、近位末端62は膨張バルブ
組立物61にバルブ組立物61に近付くにつれて内径の
幅か増大する広がった、柔軟なアダプタ一部分63を介
して接続している。
風船保持手段は更にカテーテル遠位末端7の周りを包み
、且つその中に置かれた際に膀胱8内で膨張されるよう
にされた良く知られたタイプの膨張口■能風船64を含
む。この風船64は管5の周りを密封し、その間に膨張
管腔60と連絡する開口部67を介して膨張バルブ組立
物61と流れ連絡する室66を規定する膜65を含む。
この膨張バルブ組立物61は第1の末端70及び第2の
末端71を自゛する。第2の末端71は風船膨張管腔6
0の近位末端62に接続する。この膨張バルブ組立物6
1の遠位末端71は広げられたアダプタ一部分63への
接続を容易にするためにテーパ付けされている。
膨張バルブ組立物の第1末端70は選択的且つ取外し可
能に膨張注射器72に接続する。この図示された膨張注
射器72はバルブ組立物61の第2の末端71に摩擦的
に係合するテーパを付した末端73を有する。
この膨張バルブ組立物61はその中に空洞83を有する
末端に終る回転軸及び作動器82を有するバルブ部材8
0を有する。バルブ80及びその部品は排液バルブ20
と構造及び操作が同様であり、道具26により選択的に
作動される。
カテーテル系Aの操作を更に容易にするために、3個の
バルブ組立物13゜35及び61が色分けされることが
TS l1IIJされる。好ましくは、排液バルブ組立
物13は黄色に色分けされ、潅注バルブ組立物35は橙
色に色分けされ、及び膨張バルブ組立物61は青色に色
分けされる。更に、各種バルブ組立物13.35及び6
1のその管5の反対側に接続する各々の場合の機構は間
違ったバルブ組立物に接続することを防止するために大
きさ或いは形状が異なる。又、作動器道具26はバルブ
の開放及び閉鎖のための運動方向を示す矢印などで印を
つけるのが好ましい。
本発明に従う膀胱の潅注及び排液のためのキットは前記
カテーテル装置1、袋として図示されたが又注射器など
であってもよい温性中間源49、作動器道具26、膨張
注射器72、バルブ組立物82が開放している際に容器
81の内部と流れ連絡を与える導管83を介して流れを
閉塞するように操作的に位置したバルブ組立物82をH
し、濯t+源49と連結するのに適した潅注剤81の貯
蔵再充填容器を含んでなる。バルブ組立物82は又作動
器道具26により作動されて容器81から源49の再充
填を可能にする。
カテーテル装置1は膀胱潅注及び排液装置としての用途
において説明される。その様な用途において、カテーテ
ル装置1の遠位末端7は風船61の膜65が完全に膀胱
8により含まれるまで尿道9中に挿入される。膨張バル
ブ組立物61を作動器道具26で開放し、風船注射器7
1を第8図に示す始く膨張バルブ組立物61に接続し、
及び風船64を膨らませる。この膨張バルブ組立物61
は風船64が膨張された状態に留どまるように膨張注射
器72がそれから分離される前に閉じられる。排液バル
ブ組立物13は作動器道具26を用いて排液バルブ作動
器24をその開放位置まで回転させることにより開けら
れる。同様に、潅注バルブ組立物35は既に閉じられて
いる。
カテーテル装置1は排水機能の役割を果しているか、そ
れは膀胱8から排液採集袋3への尿の排液を許すように
排液バルブ組立物13を開放して前段で述べたように放
置される。膀胱8の潅注が望まれる場合には、潅注貯蔵
器49は所定容量の潅注流体で満たされる。その後貯蔵
器49を施錠機構50により潅注バルブ組立物35に接
続する。
排液バルブ組立物13を次いで作動器道具26を用いて
排液バルブ20をその閉鎖位置まで回転することにより
閉じて膀胱8からの流体18の更なる排出を防止する。
同様にして、潅注バルブ組立物35が開放される。濯江
刺好ましくはヨウ素を含む溶液を次いで膀胱8中に流入
させ、溶液が全膀胱粘膜に接触するように第6図に示す
ように膨張した膀胱壁90を生ぜしめる。第5図は、カ
テーテル装置1及びその中への潅注剤の流入直前の膀胱
を示し、及び第6図はカテーテル装置及び膀胱8をi?
u注剤江刺填した直後の膀胱8を図示する。
膀胱8中への潅注剤の流入に続いて、潅注バルブ組立物
35を閉じ、潅注剤を膀胱8内に残す。
潅注貯蔵器4つを次いで必要に応じて潅注バルブ組立物
35から分離する。約0.01重量%乃至0.10重二
%の範囲のヨウ素濃度、特に0.05重量%のヨウ素を
有する好ましい無菌ヨウ素溶液が潅注剤として用いられ
、ヒト組織に対して比較的緩和な副作用を有する。この
潅注剤は無菌を確実にするために約1分間膀胱8内に保
持される。所望の保持時間後、潅注流体を排液バルブ組
立物13を再開することにより膀胱8がら排iIkする
。排液バルブ組立物13は膀胱8の連続的排液を可能に
するように開放状態に放置される。
潅注剤の柱がその中の無菌を促進し、且つバルブ組立物
35の操作時に管腔30に入る可能性のある感染性物質
による膀胱8の汚染を防11−するように潅注管腔30
内に残される。
濯江刺貯蔵器49は又、通當潅注される膀胱8により保
持される容量よりも幾分大きい容量例えば連結導管83
を介して潅注貯蔵器81への接続により貯蔵器49内に
入れられる500m1の濯注剤溶液まで充填されること
が予測される。その場合には、貯蔵器49を膀胱8より
約30インチ上につるし、その時点においてバルブ組立
物13を閉じ、及びバルブ組立物35を開放する。潅注
剤は膀胱8がその中で作用する流体の圧力により膨張さ
れ、膀胱粘膜が溶液と完全に接触するまで膀胱8中に流
入される。潅注剤は約1分間保持され、次いでバルブ組
立物35を閉じ、及びバルブ組立物]3を開けて膀胱8
の排液を行う。貯蔵器4つを次いでバルブ組立物35か
ら分離する。
本発明に従うカテーテルの第2の即ち修正された実施態
様を第11図及び第12図に図示し、−般的に参照番号
100により示す。カテーテル100は装置1のカテー
テルと同様であり、カテーテル100及び装置1の同様
な部分は前者が接尾語“a”を含む以外は同一番号を付
する。
カテーテル100は近位末端6a及び遠位末端7aを有
する長尺管5aを含む。管5aはその中を軸方向に通過
し、遠位末端7a近傍の管5aの外部の開口部11aを
通る排液及び潅注管腔101を含む。この管腔101は
三方或いはY字形導管102に操作的に連結されている
。この導管は管腔101の反対側に縮小流路103及び
104を白゛する。流路103はバルブ組立物13aを
介して排液ライン2aに操作的に接続されている。流路
104はバルブ組立物35aを介して濯江刺源導管10
6に操作的に接続されている。
導管106は池江刺源(図示せず)と連絡されていてよ
い。
第12図において、最も良く見られる制限オリフィス1
08は圧力下に外方に摩擦的に拡張され、da注江刺管
腔101中に流入させるが、しかし、バルブ組立物35
aが管腔101とバルブ組立物35aの間にdP注江刺
柱を操作的に維持するように閉じられた際に、閉じられ
た位置に弾力的に戻す。
遠位末端7aの近傍の管5aの周りに保持風船64aが
配置され、注射器などの膨張装置(図示せず)と接続す
るために管腔60a及び膨張バルブ組立物61aを介し
て接続することのできる内部膨張可能空7ji109を
有する。
操作に当り、カテーテル100は単一管腔101が潅注
及び排液両者に利用される以外は装置1と同様である。
潅注時にバルブ組立物35aが開放され、及びバルブ組
立物13aが閉鎖される。排液時にはバルブ組立物13
aおよび35aの)目対的位置が反転される。
以ドに本発明において説明した装置及び方法を利用する
実施方法の具体例を示す。これらの例は当業者が在に説
明した発明を実施するようにするために提供されるもの
であり、同等本発明を限定する趣旨のものではない。
例   1 0.01重量%のヨウ素を含有する水溶液を用いてヨウ
素の普通の細菌及び酵母に対する防腐剤としての効力を
調べた。1mlのヨウ素溶液のアリコートをml当り最
低1千万(107)の生物体を含有する溶液中の1ml
の微生物の試料に添加した。
微生物の試料はMcPar I and標準に合わせて
作成した。混合しながら微生物試料にヨウ素溶液を添加
後、綿棒を混合試料に入れ、その後培養培地に移した。
全ての場合において、微生物試料へのヨウ素溶ltEの
添加と生物体のプレート培養の間の時間は60秒であっ
た。試験された全ての微生物はこれらの反応条件下にお
いて殺された。次の細菌も試験した:スタフィロコツカ
スやアウレウス(Staphyloeoecus au
reus)、シュードモナス・アエルギノザ(Pseu
domonas aeruglnosa) 、サルモネ
ラ(Salmonella) 、セラチア−フルセウス
(Serratia marseeus)、エシェリキ
ア・コリ(lEsehcrichla colt) 、
クレブシェラ、(Klcbsic−11a)、アンチツ
バクチリアシア(Entcrobactcri−acc
ac)、エンテロコツカス(Entcrococcus
) 、シゲラ(Shigclla) 、アンチツバクチ
リアシア(Antinobactcrjaccac) 
、プロテウス・ブルガリス6380 (Protcus
 vulgaris f3380)、及びプロテウス舎
ブルガリス13315 (ProLcus vulga
−ris 13315)。次の酵母も又試験した:カン
ジダ・アルビカンス(Candida albican
s)及びトルロプシス・ゲラブラタ(Torulops
is glal>rata)。これらの試験は21℃で
行った。
例  2 カテーテル挿入される患者が次の操作で治療されること
が予測される。無菌のカテーテルを無菌技術を利用して
尿道開口部を通して膀胱中に挿入する。挿入はカテーテ
ルの風船部分が完全に膀胱内に含有されるまで継続され
る。バルブ組立物を全て閉じ、排液採集袋をカテーテル
に接続する。
保持風船を風船膨張バルブの選択作動と共に風船注射器
を用いて膨らませる。排液バルブを開放して尿を膀胱か
ら排出させ、カテーテルを通じて採集袋に導入し、そこ
に溜める。通常膀胱に残る少量の尿量外は実質的に全て
の尿が排出された直後に、膀胱に以下のようにして直ち
に潅注を行う。
排出された潅注剤が残骸を含Hするか或いは感染性物質
で曇らされている場合には、更に膀胱から排出される流
体中に目に見える残骸或いは感染性物質が無くなるまで
潅注を行う。定期的に、好ましくは8時間毎に、排液採
集袋をそこに配置されたドレーンを通じて開けられるが
、可能である場合にはカテーテル排液ライン及び採集袋
は決してカテーテルから外されない。
その後、8時間毎に、排液採集袋を空にする直前に、膀
胱の潅注を防腐剤を用いて行う。患者が通常の成人であ
る場合には、各潅注に対して通常の塩水に0.05重量
%のヨウ素溶液及び0.1i1rffi%のヨウ化カリ
ウムの250m1を含有する貯蔵器を潅注バルブ組立物
に接続する。排液バルブを閉め、潅注バルブを開ける。
潅注溶液を膀胱内に流入させる。潅注バルブを閉じ、潅
注溶液を膀胱内に1乃至2分間保持させる。次いで排液
バルブを開け、流体を膀胱から排液採集袋中に排出させ
て、その結果採集袋内の流体を殺菌する。
患者からカテーテルを取外す直前に膀胱に再び涌l]:
、剤を充填し、風船をしはませる。カテーテルを次いで
取除いてから膀胱をuト液する。好ましくは、尿意を起
こさせるために十分な潅注剤を患者中に残す。患者を次
いて排尿させ、膀胱から潅注剤を流出させて潅注剤で尿
道を殺菌する。
例   3 膀胱炎に悩む患者において次の治療を利用する。
カテーテルを実施例2と同様にして膀胱中に挿入した。
以下に示す以外は実施例2と同様1こして、膀胱が膀胱
炎からの排液から浄化され、茶色のヨウ素色のみをHす
ると考えられるまで数回迅速にヨウ素潅注刺溶液で連続
的に洗浄する。毎回ヨウ素溶液は膀胱内に1分間保持さ
れる。1重量%量のピリジウムを膀胱内に流入する前に
ヨウ素溶液に添加し、カテーテル及びカテーテルの挿入
前に存在した膀胱内の感染からの患者の苦痛を柔らげる
麻酔剤として作用させた。排液に残骸及び感染物質が無
くなった後にカテーテルを無菌ヨウ素溶液を用いる尿道
の最終濯ぎのための潅注操作を用いてカテーテルを取外
した。
例   4 初めに、最初の約125m1の潅注剤を膀胱内に通過さ
せ、約1分間保持して排液した以外は例2と同様にして
患者を治療する。この操作において膀胱内の残存床は最
初の瓜の潅注剤と混合し、残存床のヨウ素酸化構成成分
がほぼ中和される間に膀胱から実質的に流出される。そ
の後追加量の約125m1の潅注剤を膀胱に通し、約1
分間保持して排液する。この操作をカテーテル挿入直後
及びカテーテル取外し前に加えて8時間毎に繰返した。
例   5 潅注貯蔵器に約500m1の潅注剤を充たした以外は一
般的に例2と同様にして患者を治療する。
貯蔵器を潅注剤が重力により膀胱中に流入するようにカ
テーテル排液バルブを閉じ且つカテーテル潅注バルブを
開けて膀胱より約30インチの高さに吊す。これを流れ
が終るまで継続し、約1分間保持する。その後膀胱内の
dlf注剤江刺液管を通り排液採集袋に入るように排液
バルブを開け、Wli注バルブを閉じる。
例   6 図示された実施態様に示された装置を膀胱中に挿入する
。この潅注バルブ組立物は、膀胱造影図に適した染料源
であって、膀胱より約30インチ上に吊された染料源に
操作し得るように接続する。
排液バルブ組立物を閉じ、潅注バルブを開ける。
染料を膀胱が可視化されるように拡張されるまで膀胱中
に流入させた。その後、排液バルブ組立物を開放し、潅
注バルブ組立物を閉じることにより染料を排出させる。
例   7 染料がそれに約0.5重量%のヨウ素を与えるに十分な
ヨウ素及びヨウ化ナトリウムを添加する以外は例6と同
様の操作を行う。
例   8 膀胱鏡検査を患者について行う。その後、図示された実
施態様において説明されたカテーテル或いはRob I
 n5onカテーテルを尿道及び膀胱中に挿入する。約
0.02重量%ヨウ素の潅注溶液をカテーテル内の管腔
を通して膀胱中に流入させ、3分間保持した後カテーテ
ルを引抜く。患者に次いで潅注剤が尿道を殺菌するよう
に排尿するように言う。
例   9 大腸の外科手術前に、浣腸を与える。その後、上記本発
明の実施態様で説明したカテーテルに従ったカテーテル
を肛門から大腸に挿入する。約0.05重量%ヨウ素を
含んでなる池江刺溶液をカテーテル潅注バルブを通して
大腸に流入させ、その中に5分間保持する。その後、排
液バルブを開けることにより潅注剤を排液し、カテーテ
ルを取外す。このカテーテルは又大腸の内部を可視化す
るためにバリウム浣腸を行うために大腸内に挿入しなが
ら使用することもできる。
例  10 腹膜透析を行っている患者において、透析溶液に溶液中
に0.0005005重量部ウ素濃度を生成するに十分
なヨウ素をHする塩水を添加した。
この溶液を腹膜腔内に通常の間保持する。
例  11 患者が胃潰瘍を有するか無酸症であるか或いは胃癌を有
する場合の胃−食道手術前に患者に鼻胃管を据付ける。
約0.01%のヨウ素を含んでなる溶液を管を通し、数
分間保持する。この管を次いで吸引する。吸引後、胃或
いは腸に残る溶液は外科手術時に取出される。
例12及び13は出願時において仮定的なものである。
例12 透析溶液の50.000.100,000゜200.0
00及び400,000重量部に対して1重量部の比で
ヨウ素を含む透析溶液を調製した。これらの溶液を、そ
れぞれスタフィロコッカス・アウレウス、シュードモナ
ス◆アエルイノア、エシェリキア・コリ及びストレプト
コッカスをそれぞれ約1,000乃至10,000のそ
の様な微生物がm1当り存在するように添加した四つの
アリコートに分割した。15分後、各溶液の試料を培養
培地をHする培養器に入れ、細菌生育の試験を行った。
全ての培養物は微生物生育を示さなかった。
例  13 適当な濃度のヨウ化ナトリウムを有する0、05%ヨウ
素を含む潅注塩水溶液を調製した。
例1において述べた各種微生物を少なくともml当り1
07微生物の割合で添加した30m1の尿を含Hする複
数の試料を調製した。尿及び微生物の各試料に125m
1の潅注溶液を添加した。1分後にもう一つの125m
1の潅注溶液を各溶液に添加し、次いで1分後綿棒を試
料に通し、培養培地に移して微生物の生育を試験した。
各場合において、成長は記録されず、従って全ての微生
物試料はこの潅注溶液により殺菌された。
例  14 池江刺溶液を次の方法により調製した:A) 第1の流
体を次の様にして製造した:1)  24.51gのヨ
ウ化ナトリウムを18.49m1の水中に溶解させて全
重量を43gにした。
2)その後57gのヨウ素を添加して全重量を100g
にした。(20,79ciヨウ素、57?6ヨウ化物、
77.7%総Iは60丁において2.59g/ccの重
量をHする)。
B) 第2の溶液を次のようにして製造した:■)  
29.53gのプルロニックポリオールF68を68.
91gの水に溶解させて 98.44gの総量にした。
2)その後1.561の第1溶液を添加して100gの
総量にした。この第2の溶液は約8900 ppIll
の全1を有し、pH約3において僅かに30%未満のF
1aであった。
C) その後第3溶液を次の様にして製造した:1) 
第2溶液のpHを水酸化物−1%クエン酸緩衝液を添加
して5乃至7に調整した。
例  15 第4の潅注溶液を100gの例14の第3溶液を500
gの水で稀釈して調製し、約5%F68.1500pp
IIl総T、l:3のヨウ化物対ヨウ素比及び5乃至7
のpHを有する溶液を得る。
例  16 カテーテル挿入された患者をカテーテル挿入されている
間3目毎に及びカテーテル除去約3時間前に例15に従
って治療した。患者はカテーテルの除去に際し及びその
直後に膀胱の感染が無かった。
例  17 第2の溶液について、例14により説明した方法で三つ
の濃縮液を調製した。得られた溶液は下シ己の通りであ
った: 1農縮液A  濃縮液B  濃縮液C ヨウ化ナトリウム−ヨウ素  2.65%   2,1
6%   2.15%(重量) プルロニックポリオール   30%    20% 
   30%(F1a)(重ff1) クエン酸(重量)1.0%    1.0%%   1
.0%p H5,7%  6.0〜6.3% 5.7〜
6.0%丈際のヨウ素(重ff1) 総ヨウ化物(重量)       2.04%   1
,66%   1.66%実際のヨウ化物(重量>  
   0.70%   0.51%   0.51%例
  18 例17からの濃縮液Aはその後次の様にして稀釈した(
特に断りのない限り瓜は重量基準である)。
35    17.5   77.5 4    5    42.5   52.5岳釈後こ
れらの溶液は次の性質を6した:1   5 0.1 
  0.1   −−−0.152  10 0.10
1  0.103  B、9 0.153   5 0
.047 0.055 5.9 0.0755  10
 0.044 0,058 4.10.075F68は
沈澱の形成を防止するために稀釈溶液に添加したことが
認められる。又、F1aが50重量%より大きいF6H
の濃度のものはゲル化する傾向を有するので、一般的に
容認できないことが分る。
例19 例17からの濃縮液Bを以下の様に稀釈したが、断りの
ない限り量は重量基準である: 5101574,90,1 6101574,050,95 稀釈後この溶液は次の性質を有した; F68  チオ硫酸塩層 実際のヨウ 遊離ヨウ 理論
的に利用1   5  0.109  0.057  
6.2  0.12B2  10  0.103  0
.063  4.5  0.1233  5  0.0
530.030  8.2  0.0614  10 
 0.049  0.034  5.2  0.061
5  5  0.112  0.102  3.1  
0゜1236  5  0.114  0.512  
0.9  0.123稀釈液3に伴う高遊離ヨウ素値の
ためにこの溶液が他の溶液に比べて好ましいものと考え
られる。
しかしながら、その他の稀釈液の遊離ヨウ素濃度も本願
に従う殺菌剤として有効なものである。濃縮液のpHは
稀釈により余り変化しないことが認められる。
例20 例17の10重量%の濃縮液Cを10重量%の混合物(
20%F68及び80%水)及び80重量%の通常塩水
で稀釈した。得られた稀釈液は5重量!’6 F 68
であり、チオ硫酸塩滴定により0.106重量%の利用
可能ヨウ素を有した。この稀釈液は0.06363重量
部実際のヨウ化物及び0.123重瓜火の理論ヨウ化物
を6した。遊離ヨウ素は7. 6ppmであった。この
稀釈液は比較的大きいJ!iy離ヨウ素値により良好な
殺菌特性を白゛するものと考えられた。
例21 例17で説明した方法により12,700ppIIl(
1,27重量%)の実際のヨウ素、30重量%のF 6
 S lQ度及び5.7のpHを有する濃縮液を作った
。稀釈溶液を10重量部の濃縮液、10ffl量部の2
0%F68と80%水の混合物、及び80重量部の塩水
から調製した。
例22 予め無菌の尿及び次の生物体の各々の1/2McPar
land標弗からtn vitro混合物を形成した:
エシエリキア・コリ、シュードモナス・アエロギノイア
、エンテロコツカス、カンジダ(酵母)及び混合された
全ての四つの組合せ。例21からの稀釈溶i(Ml/2
ccを各混合物のIceに30秒の曝露時間で添加した
。結果はF記の通りであった二カウント放冷 カウント
数 加削より大  30秒後 E、コリ       too、ooo     e、
oo。
シュードモナス   100.000   4,000
エンテロコツカス  too、ooo   殆んど減少
無カンジダ       100.000      
0上記の全て四つ   100.000    800
例21からの稀釈溶液leeをこれらの混合物のice
にそれぞれ1分間曝露で添加したところ、次□の結果を
示した: カウント放冷 カウ′ント数 加削より大  1分後 E、コリ       100,000      0
シユードモナス    100.000     1エ
ンテロコツカス   +00,000   10,00
0カンジダ      100.000     0上
記の全て四つ   100.000    800例2
1からの稀釈溶液iceをこれらの混合物のleeにそ
れぞれ10分間曝露で添加したところ、次の結果を示し
た: カウント放冷  カウント数 加削より大  10分後 E、コリ       too、000      0
シユードモナス    100.000     0エ
ンテロコツカス  100.000     0カンジ
ダ       100.000     0上記の全
て四つ   too、ooo      。
例23 四肢麻痺患者であり慢性的内在Folcyカテーテルを
必要とする34才の白人男性は8時間毎に5001ng
のAugmenLin  (アンピシリン及びクラブリ
ン酸)による治療を必要とする右座骨粗面を含む嫌気性
骨髄炎を白゛するものと診断された。この患者は膀胱感
染を発生し、尿培養液は尿のcrd当り100.000
を越えるエシェリキア・コリ、プロテウスφミラビチス
(ProLeus m1rabiLis)及びプロビデ
ンシアeスチュアルティ (Providenclas
tuartli)の各々を示した。この患者のカテーテ
ルを取換え患者に例21からの稀釈溶液を潅注した。患
者の膀胱は最大各々120ccの溶液の濯注を許容した
。各潅注に対して、溶液を完全に満たすまで膀胱に入れ
、次いで約30秒滞留後膀胱から排出された。潅注は排
出溶液が潅注前の溶液の色に対比して色変化を感じさせ
ることがなくなるまで背中合わせに行った(600cc
の全量)。治療後30分に培養液が得られ、尿は無菌で
あった。
この患者をBetadyne (ポビドン−ヨウ素)を
用いてカテーテルを通して膀胱中に注入することによる
この患者を治療する不成功な試みが先になされていた。
これの結果は実質的出血及び膀胱組織の腐肉を生じた。
本発明による溶液を用いた最初の治療の約4ケ月後及び
本出願の溶液を用いる最近のr防治療なしに、この患者
は再び尿培養液が余りに多すぎて数えきれず、セフタチ
ジン、セホトキシム、ピペラジラン及びアミカシン硫酸
塩以外の実質的に全ての抗生物質に耐性のシュードモナ
ス・アエルギノザを示した膀胱感染を発生した。この患
者を再び上記方法による本出願の溶液で治療した。治療
後15分後に採集された尿培養液は無菌であった。
例24 12、]00ppI+1 (1,21重量%)の実際の
ヨウ素、400重量部のF68濃度、及び5,7のp 
Hをaする濃縮液を例17で説明した方法により作製し
た。稀釈溶液を、5重量部の濃縮液を100重量部の通
常塩水と混合することにより調製した。
例25 82才の白人女性は++j発性尿路感染を有した。
彼女の感染は5cpta  ()リメトプリン及びスル
ファメトキサゾールを含有する組合せ抗生物質)及びN
oroxinの商(票名で市販されているキノロンによ
る標苧的治療を含む治療によっては抑制することができ
なかった。彼女はためらい、頻発、緊急及び重い排尿困
難(疼痛)に悩み続けた。Fo l eyカテーテルを
彼女の膀胱に挿入し、尿を抜出した。
尿の試料が得られ、実質的な感染を示した。例24に従
う稀釈溶液を調製した。この女性の膀胱を300m1の
稀釈溶液で3回;fu注した。潅注は、その間に遅れ無
しに、溶液を膀胱中に流入及び溶液をカテーテルから排
出するのに必要な時間以外は実質的な保持時間なしに行
った。3回の潅注後300m1の稀釈溶液を再びカテー
テルを通してこの女性の膀胱中に入れ、それをその後取
出し、この女性が次いで尿をした。この女性の尿の引続
く培養が行われ、それは無菌であることが証明された。
この溶液による全ての潅注の時間は約10分間であった
例26 濃縮溶液の貯蔵寿命を求めるために、1,25!]6の
実際のヨウ素、30%のF68及び6.05のpHをf
イする溶液を調製した。この溶液を50°Cに維持し、
週基準で実際のヨウ素及びpHについて試験した。1週
間後、ヨウ素は1.15%及びpHは5.78であり、
2週間後にヨウ素は1.05、pHは5.69であり、
4週間後にはヨウ素は1.03及びpHは5,68であ
った。
50℃における2週間は企業においては約2年間の貯蔵
寿命と考えられる。
要約すると、プルロニックポリオール及びヨウ索溶液か
特に膀胱の感染性生物体に対して有効な殺菌活性を与え
ることが判明した。長期間の貯蔵寿命のためには、溶液
は濃縮形態で維持されるのが最良であり、稀釈溶液は使
用時間前に製造される。
有効溶液を製造するために数多くのパラメータが考慮さ
れなければならない。特に、もし全ヨウ素が稀釈溶液内
で500ppI11未満に低下されるならば、活性は生
じてもそれは比較的遅く膀胱内の残存尿酸いは残骸のた
めに多数の適用を必要となる。2000ppmを越える
全ヨウ素量では患もが不快を感じることがある。約50
重量%を越えるとF6gポリオールは室温でゲル化する
傾向を示し、実質的に5重量%未満(溶液に応じて異な
る)にドげられると沈澱が生ずることがある。例えば、
例21の濃縮溶液を3.75重量%のF68濃度に稀釈
すると沈澱が生ずる。水による稀釈は通常の塩水よりも
沈澱の生成がより少ない。溶液中に保持されることので
きるヨウ素の量も又全F68の函数であり、F68の量
の増大につれて溶液中に保持されるヨウ素量は典型的に
増大する。例えば、12,100ppIの総ヨウ素を有
する40%F68溶液を約20:1に通常塩水で稀釈し
ても溶液状態に留どまった。殆んどの稀釈液において、
なるべく高い遊離ヨウ素値を杓°するのが望ましい。
1重量ppfflのオーダーの値で有効であるが、各溶
液は細菌を殺すのに白゛効であるためには多くの分数を
必要とし、及び/又は繰返し適用を必要とする。最後に
、pHを約5乃至7にするのが望ましい。これらのパラ
メータの全ては一般的に相互に影響を及ぼす。その結果
、一つの修正は他のパラメータの一つ或いは全てを変更
することがある。
極めて有効な溶液は、濃縮液中の全ヨウ素が5.000
乃至15,000重ff1ppnであり、F68が混合
物を安定化するのに十分(約30重量%)であり、5乃
至7のpHであるものであることが判明した。1対10
及び1対20の稀釈液が沈澱を防止するために十分なF
68を添加するために極めて有効であることが判明した
本発明のある種の形態が益に例示され説明されたが、本
発明は示された特別の形悪或いは配置に限定されるもの
ではないことが了解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるカテーテル装置の斜視図であり、
温性溶液源及びそれに付随する排液採集袋を図示する。 第2図は内部の詳細を図示するために一部破断されたカ
テーテル装置の拡大断片頂部゛10而図面ある。 第3図はその排液管腔を示し、排irk管腔に伴うバル
ブ部材の詳細を示すカテーテル装置の断片側立面図であ
る。 第4図は第2図の線4−4に沿ってとられたカテーテル
装置の更に拡大された横断面図であり、その内部管腔を
図示するものである。 第5図はその遠位部分が膀胱内に配置され、その風船部
分が膨らまされ、それに接続されて潅注源が潅注剤の膀
胱中への投与直前にあるカテーテル装置の拡大断片側立
面図である。 第6図は潅注剤の膀胱中への投与直後の第5図と同様の
カテーテルの図である。 第7図は潅注源をそれに接続するための機構を例示する
ために一部破壊して潅注バルブ組立物を示すカテーテル
の拡大断片側立面図である。 第8図は保持風船バルブ組立物と風船注射器を示すカテ
ーテル装置の拡大断片頂部平面図である。 第9図は第1図のカテーテル装置を含むキットに使用す
るための濯江刺供給貯蔵器の透視図である。 第10図はバルブ作動器をそれに開放位置で接続した潅
注管腔及びバルブ組立物の拡大断片頂部平面図であり、
作動器を幻影で閉鎖位置に示す。 第11図は一部破断してその詳細を示す本発明による修
正されたカテーテル装置の頂部平面図である。 第12図は第11図の線12−12に沿ってとられた制
限オリフィスを示す修正カテーテルの拡大部分断面図で
ある。 手続ン市正書(方式) ]、・1「件の表示 昭和62年 特許願 第278128号2、発明の名称 腹腔内感染を除去するための方法及び溶液3、補IFを
する者 )11件との関係  特許出願人 ジエネコ、インコーホレーテッド 4、代 理 人(郵便番号100) 昭 和 62年 12月 24日 (発送口 昭和63年1月2611) 6、補正の対象 願書の出願人の欄、委任状、明細書。 7、補正の内容 (+)  別紙の通り (2)  明細書の浄書(内容に変更なし)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、腹腔内感染の治療に有用な防腐性の溶液であって、
    該無菌溶液が約0.0002重量%乃至7重量%の範囲
    のヨウ素濃度を有する溶液であって、該溶液が更に約1
    重量%乃至40重量%の範囲のグリコールを含むことを
    特徴とする防腐性の溶液。 2、該ヨウ素が実質的に完全にルゴール溶液の稀釈液の
    形態である、特許請求の範囲第1項記載の防腐性の溶液
    。 3、(a)該グリコールが約20重量%の濃度で存在す
    る、特許請求の範囲第1項又は第2項記載の防腐性の溶
    液。 4、(a)該溶液が約1重量%の濃度のピリジウム(p
    yridium)を含有する、特許請求の範囲第1項、
    第2項又は第3項記載の防腐性の溶液。 5、約0.0002重量%乃至7重量%の範囲のヨウ素
    濃度を有するルゴール溶液の稀釈液を含んでなるヒト膀
    胱の無菌化を促進するのに有用な防腐性の溶液であって
    、該ルゴール溶液が該溶液中の実質的に唯一のヨウ素源
    であり、該溶液が約1重量%の濃度のピリジウムを含有
    することを特徴とする防腐性の溶液。 6、下記成分を含んでなることを特徴とする防腐剤組成
    物: (a)1対10乃至10対1の範囲の重量比のヨウ素及
    びヨウ化物、 (b)1%乃至50%のプルロニックポリオール、 (c)全ヨウ素が0.0002乃至7重量%の範囲にあ
    り、及び (d)pHが4乃至9に調整されている。 7、(a)該ヨウ素対ヨウ化物の比が約3:1であり、 (b)該プルロニックがF68であり、該 溶液の約2重量%乃至10重量%の範囲にあり、(c)
    該全ヨウ素が約500乃至2000 重量ppmであり、及び (d)該溶液のpHが5乃至7である、 特許請求の範囲第6項記載の組成物。 8、下記成分を含んでなることを特徴とする防腐剤組成
    物濃縮物: (a)約1対10乃至10対1重量比の範囲のヨウ素及
    びヨウ化物、 (b)ゲルを生成することなく該濃縮物を実質的に安定
    化するのに十分なプルロニックポリオール、 (c)約5000乃至20,000ppmの範囲の全ヨ
    ウ素、及び (d)約5乃至7のpHを有する。 9、(a)該ヨウ素対ヨウ化物比が約3:1であり、及
    び (b)該ポリオールが約25重量%乃至 40重量%の範囲のF68である、 特許請求の範囲第8項記載の濃縮物。 10、(a)該濃縮物が水を含んでなる混合物を添加す
    ることにより稀釈されて稀釈溶液を形成し、 (b)該稀釈溶液が、 (c)約2乃至10重量%の範囲の F68、及び (d)500乃至2000重量ppmの範 囲の全ヨウ素を含んでなる、 特許請求の範囲第8項又は第9項記載の濃縮物。 11、更に静菌的に有効濃度のMDSを含む、特許請求
    の範囲第8項、第9項又は第10項記載の濃縮物。 12、更に有効濃度の潤滑剤を含む、特許請求の範囲第
    8項、第9項、第10項又は第11項記載の濃縮物。 13、該潤滑剤がクリーマフオアであり、約20重量%
    までの濃度で存在する、特許請求の範囲第12項記載の
    濃縮物。
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