JPH01135544A - 液体分注器具 - Google Patents

液体分注器具

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JPH01135544A
JPH01135544A JP29578387A JP29578387A JPH01135544A JP H01135544 A JPH01135544 A JP H01135544A JP 29578387 A JP29578387 A JP 29578387A JP 29578387 A JP29578387 A JP 29578387A JP H01135544 A JPH01135544 A JP H01135544A
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Yoshiaki Kanda
善昭 神田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は、臨床検査や食品Φ化学・薬品の実験の各種分
野における検査や実験において、液体試料を定量分注す
る液体分注器具に係り、より具体的には、例えば、細菌
同定キットの多数のセルヘ所定濃度の菌液を定量ずつ分
注するための菌液分注器、薄層クロマトグラフィーやペ
ーパークロマトグラフィー等の定量スポット器具、マイ
クロプレートもしくはマルチプレート等の細胞培養容器
のセルへの微量成分分注器具、あるいは真空採血管用の
血液摂取器具として好適な液体分注器具に関する。
〈従来技術及びその問題点〉 従来、臨床検査等において、液体を定量的に多数分注す
る必要があるときに用いられる簡易な液体分注器具とし
ては、スポイト、メスピペット、シリンジ、マイクロピ
ペット、ステッパー等がある。
メスピペットとシリンジは、目盛を注視しなから分注を
行う必要があり、多量の検体を扱う際の作業者の負担は
相当なものであった。また、スポイトについては、−滴
の滴下量をノズル先端の径を調節することでコントロー
ル可能であるが、滴下時の押し具合により微妙にかつ大
きなバラツキが生じ、連続操作する場合には手に疲労が
蓄積される。マイクロピペットとステッパーは、高精度
に分注できるが高価である。
く本発明の目的〉 本発明は、構造が簡素で製作コストが安く、しかも定量
分注の操作性が良く、高い定量性の分注ができる液体分
注器具を提供することを目的としている。
く上記目的を達成するための手段〉 本発明の液体分注器具の構成を説明する。
本発明の液体分注器具は、第一実施例に係る第1図に示
すように。
分注すべき試料液を収容した試験管、その他の試料容器
の蓋、栓体もしくはキャップとして、該試料容器の口部
の内側または外側に液密に嵌着し得る器具本体1と、 該器具本体1を前側にして該器具本体1を嵌着した前記
試料容器を片手で握ったときに指を当て得る位置にくる
ように該器具本体lの所要位置に開口されている指で塞
ぎ得る小径な吸気口2aと、 該吸気口2aと連通し、かつ、前記試料容器に前記器具
本体1を嵌着したときに前記試料容器中に開口するよう
4に前記器具本体lに設けられた空気導入孔2と、 一端が前記試料容器内に開口し、他端が試料容器を前記
のように握ったときに孔口3aが前側または下側にくる
ように該器具本体1の所要位置に設けられており、かつ
、他端が前記試料液を滴下し得る小径な開口である排出
管3とからなることを特徴とするものである。
次に、本発明の液体分注器具の作用及び使用方法を説明
する。
本発明の液体分注器具は、第2図に示すように。
本発明の液体分注器具を分注すべき試料原文を収容した
試験管、その他の試料容器Sに嵌着したら、指fを吸気
口2aを塞ぐように試料容器Sを片手りで保持し、水平
ないし逆さにして、排出孔の孔口3aを下向きに略水平
に保つようにして。
符合pで示す細菌同定キットや薄層クロマトグラフィー
もしくはペーパークロマトグラフィーやマルチウェルプ
レートもしくはマイクロプレート等の所望のセルもしく
は所望箇所の真上にもってきて、空気導入孔2を数秒間
開放する。すると、大気が空気導入孔2より試料容器S
内に流入するとともに、試料容器S内が大気圧の作用下
となる。
このとき、フィルター4が空気流入量を少量に制限する
ので、排出孔3を通過する試料原文が微小流量となるよ
うにコントロールされ、該排出孔外端の孔口3aに、試
料原文の一滴gがゆっくりと形成されていき、比較的大
きな一定の大きさに成長する。そして、一定の大きさに
成長した該−滴gが落たらすぐに上述したように吸気口
2aを指fで塞ぐようにすれば、次の一滴gが形成しな
いように滴下を容易にコントロールすることができ、こ
のため、同一のセルに必要な数だけ滴下させることがで
き1滴下量にバラツキが生じない。
従って、菌液分注器、定量スポット器具、細胞培養にお
ける微量成分分注器具等として好適である。
く第一実施例・・Φ第1図、第2図〉 この実施例の液体分注器具は、菌液分注器、定量スポッ
ト器、細胞培養における微量成分分注器として好適なも
のとして具体化した。先ず、構成を説明する。
第1図に示すように、分注すべき試料液を収容した試験
管、その他の試料容器の蓋、栓体もしくはキャップとし
て機能し、該試料容器の口部の内側または外側に液密に
嵌着し得る器具本体1が主体として形成されている。
器具本体lには、それぞれ小径な空気導入孔2と排出管
3が設けられている。そして、空気導入孔2は、第2図
に示すように、外端の吸気口2aが、該器具本体1を前
側にして該器具本体1を嵌着した試料容器Sを片手りで
握ったときに、指fで塞ぎことができるように、該器具
本体lの上または横にくるように設けられ、また内端が
、試料容器Sに器具本体1を嵌着したときに試料容器S
中に開口するように設けられている。排出孔3は、器具
本体lの前側または下側にくるように、かつ、孔口3a
が下向きに形成され試料原文を滴下し得るように設けら
れている。
ここまでの説明は、請求範囲及び上記目的達成手段で述
べた本発明の構成と同一であり、作用説明は重複するの
で省略する。以下、実施例としてより限定した構成部分
について作用効果と合せて説明を続ける。
器具本体lは、長尺で試料容器Sの口の外側に被嵌する
外筒部1aと、短尺で試料容器Sの口部の内側に嵌入す
る内筒部1bとを有する二重嵌合式で、試料容器Sに対
する高い液密嵌合が確保される。空気導入孔2は、外端
の吸気口2aが、器具本体1の外筒部1aの先端に位置
するようにして、器具本体1の端壁ICの肉厚内に穿設
されており、さらに端壁1cの内面より後方に細管部分
2bを有するように延びて形成されている。孔口2aは
若干突出して形成されるのが、指fを当てがい易いので
好まし−い、後方に細管部分2bを延ばして空気導入孔
2を形成するのは1分注時に試料容器S内の試料原文の
液面レベルが細管部分2bの上端よりも低くなるように
保つこととあいまって、空気導入が滑らかにでき、もっ
て液排出を滑らかにできるので好ましい、(試料原文の
液面レベルを細管部分2bの上端よりも高くすると、空
気導入が滑らかに行われなくなる。)空気導入孔2を塞
ぐようにフィルター4が備えられている。フィルター4
は、空気導入孔2のどの位置に備えても差支えないが1
図では空気導入孔2を形成している細管状内に内端より
若干引込めるように挿入しである。該フィルター4は、
空気導入孔2を通る空気流量を少量に制限するとともに
大気中に浮遊する微小な塵や細菌等の微生物の通過を阻
止する。該フィルター4は、四フッ化エチレン、ポリプ
ロピレン、ポロエチレン等からなる多孔質プラスチック
スもしくは通気性薄膜、あるいは、多孔質焼結体を疎水
性処理したものが採用されるのが好ましい、第2図は片
手りでペン嗜ホールドとなるように試料容器Sを握り、
人差し指fを空気導入孔2から離し、排出管3の外端の
孔口3aに一滴gを形成して細菌同定キットpの所望セ
ルに滴下させる所を示している。
排出管3は、器具本体1の端壁ICの外面より前方に延
設されて形成されており、分注時に試料原文の一滴gの
形成状態が見易くなっている。排出管3は、先端が属目
下向きに平にカットされており、これによって第2図に
示す分注時には、孔口3aが水平となり、孔口3a全周
に表面張力が生起するように重力が作用する結果、該孔
口3aに形成する試料原文の一滴gは、該−滴gは容易
に落ることなく比較的大きな一定の大きさに成長する。
器具本体lと、空気導入孔2の内端側を形成している細
管部分と、排出管3は、別部材であっても良いが、この
実施例では、プラスチックスにより一体に射出成形され
ている。かかるプラスチックスとしては5例えば、LD
PE (低密度ポロエチレン)、LLDPE (リニア
e低密度ポリエチェレン)、ポリプロピレン、TPE 
(熱可塑性エラストマー)等が好適である。
く第二実施例@Φ・第3図、第4図〉 この実施例の液体分注器具も、菌液分注器、定量スポッ
ト器、細胞培養における微量成分分注器として好適なも
のとして具体化した。
この実施例の説明は、第一実施例と相違する構成部分に
ついての比較説明に留める。
器具本体lは筒部1aを有している。該筒部laは、第
一実施例の外筒部1aに対応しており、544図のよう
に試料容器Sの口の外側に被嵌する。空気導入孔2は、
器具本体lの厚い端壁lc内にL字形に穿設されており
、孔径が大きい入口側にフィルター4が収容されている
。排出管3は、別部材の細管よりなり、器具本体1の端
壁lc下部より下向き属目前方に短尺に延設されており
、排出孔3の内端に液溜り6が形成されている。第4図
は片手りでシェイク・ホールドとなるように試料容器S
を握り1人差し指fを空気導入孔2から離し、排出管3
の孔口3aに一滴gを形成して細菌同定キラ)pの所望
セルに滴下させる所を示している。
く第三実施例φ・Φ第5図、第6図〉 この実施例の液体分注器具は、減圧採血管用の血液摂取
器に好適なものとして具体化した。この実施例の説明も
、第一実施例と相違する構成部分についての比較説明に
留める。
器具本体1は筒部1aを有している。空気導入孔2を形
成している細管部分2b及び排出管3は、器具本体lと
は別部材であり、ステンレス管、その他錆にくい金属管
でできている。排出管3は、第一実施例とは異なり、器
具本体lの端壁lcを貫通して細管部分2bと平行に延
びかつ、細管部分2bよりも若干短く延びている。
第5図のように、細管部分2bが上で排出管3が下にく
るように置いたとき、細管部分2bの後方(図面右方)
へ延びる端部上側が属目カットされ針先5aとなってお
り、排出管3は、内端下側が属目カットされ針先3bと
なっている。器具本体lの筒部1aの内側に細管部分2
b及び排出管3は、それぞれ針先2c、3bを有するの
で、これら針先2c、3bをともに血液摂取した減圧採
血管Sのゴム栓mに刺通させて筒部1aをゴム栓mと減
圧採血管Sに被嵌させ、第6図に示すように、片手りで
ペン・ホールドとなるように試料容器Sを握り、人差し
指fを空気導入孔2から離し、細管部分2bの先端に一
滴gを形成して細菌同定キラ)pの所望セルに滴下させ
ることができる。
〈発明の効果〉 以上説明してきた本発明の液体分注器具によれば、 ■試験管や減圧採血管等への液密嵌合が簡単・確実にで
き、通気孔の開は閉めを指でコントロールすることによ
り、−滴の形成及び滴下速度を容易にコントロールでき
て、定量分注、微量分注操作が容易かつ高精度にできる
■−滴の形成及び滴下速度を容易にコントロールできる
ので、多数回分注する場合にも、手際良く行えて、分注
時間を大幅に短縮でき、作業者の負担を軽くすることが
できる。
■従来の分注精度が高いマイクロピペットやステッパー
に比して、大幅にコストダウンでき、従来のスポイトと
大体同じコストで射出成形により大量生産できる。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は本発明の液体分注器具の第一実施例に
係り、第3図と第4図は第二実施例に係り、第5図と第
6図は第二実施例に係るもので、第1図と第3図と第5
図はそれぞれ液体分注器具の縦断面図であり、第2図と
第4図と第6図はそれぞれ液体分注器具を試料容器と嵌
合し1片手で握り、細菌同定キットに滴下させる所を示
している。 l−φ拳器具本体。 2・・・空気導入孔、 2a・・・吸気口、 3・・・排出管、 3a・・・孔口。 第1図 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)分注すべき試料液を収容した試験管、その他の試料
    容器の蓋、栓体もしくはキャップとして機能し、該試料
    容器の口部の内側または外側に液密に嵌着し得る器具本
    体と、 該器具本体を前側にして該器具本体を嵌着した前記試料
    容器を片手で握ったときに指を当て得る位置にくるよう
    に該器具本体の所要位置に開口されている指で塞ぎ得る
    小径な吸気口と、 該吸気口と連通し、かつ、前記試料容器に前記器具本体
    を嵌着したときに前記試料容器中に開口するように前記
    器具本体に設けられた空気導入孔と、 一端が前記試料容器内に開口し、他端が試料容器を前記
    のように握ったときに試料容器の前側または下側にくる
    ように該器具本体の所要位置に設けられており、かつ、
    該他端が前記試料液を滴下し得る小径な開口である排出
    管とからなることを特徴とする液体分注器具。 2)前記空気導入孔を塞ぐように設けられており、前記
    空気導入孔を通して前記試料容器内に流入する空気流入
    量を少量になるように制限するとともに空気中に浮遊す
    る微小な塵や細菌等の微生物の通過を阻止するフィルタ
    ーを有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の液体分注器具。 3)前記排出管の前記他端の開口は、分注時に、開口縁
    が下向きに略水平となるように、前記試料容器の軸線に
    対して所要領斜した状態に形成されていることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項または第2項記載の液体分注
    器具。
JP29578387A 1987-11-24 1987-11-24 液体分注器具 Granted JPH01135544A (ja)

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JPH0431739B2 JPH0431739B2 (ja) 1992-05-27

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015221405A (ja) * 2014-05-22 2015-12-10 株式会社アイカムス・ラボ 分注装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015221405A (ja) * 2014-05-22 2015-12-10 株式会社アイカムス・ラボ 分注装置

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