JPH01133144A - 共用資源管理方式 - Google Patents

共用資源管理方式

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JPH01133144A
JPH01133144A JP62293020A JP29302087A JPH01133144A JP H01133144 A JPH01133144 A JP H01133144A JP 62293020 A JP62293020 A JP 62293020A JP 29302087 A JP29302087 A JP 29302087A JP H01133144 A JPH01133144 A JP H01133144A
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JP
Japan
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JP62293020A
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English (en)
Inventor
Yukitaka Saikawa
斎川 幸貴
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は共用資源管理方式に関し、特に電子計算機シス
テムのオペレーティングシステムにおいて不特定多数の
タスクによって複数の共用資源を占有する際に発生する
デッドロックを防止させる共用資源管理方式に関する。
〔従来の技術〕
電子計算機システムで使用される資源のうちには、例え
ば入出力装置、ファイル、データ、プログラム等のよう
に、2つ以上のタスクで同時に処理を行っては矛盾を生
じる資源がある。このような資源は、不特定多数のタス
クによって順番に使用される場合に共用資源といわれ、
オペレーティングシステムによって管理されている。
従来のオペレーティングシステムの共用資源管理方式で
は、各タスクの共用資源に対する占有要求により占有要
求された共用資源が他のどのタスクにも占有されていな
いときに、共用資源の占有許可を与えるように共用資源
を管理している。また、あるタスクにより占有要求され
た共用資源がすでに他のタスクによって占有されている
ときには、占有要求元のタスクを占有待ち状態にして共
用資源の占有解除待ちにする方式が採用されている。
ところが、あるタスクにより占有要求された共用資源が
すでに他のタスクによって占有されているときに占有要
求元のタスクを占有待ち状態にして共用資源の占有解除
待ちにする方式を採用する共用資源管理方式では、異な
るタスクからの同一の共用資源に対する占有要求の競合
によってデッドロックが発生するという問題点がある。
ここで、第10図を参照してデッドロックについて簡単
に説明する。いま、あるタスクAが共用資源aを占有し
、タスクBが共用資源すを占有しているとする。この状
態から、タスクAが共用資源すに対して占有要求し、タ
スクBが共用資源aに対して占有要求したとする。する
と、占有要求された共用資源がすでに他のタスクによっ
て占有されているときに占有要求元のタスクを占有待ち
状態にして共用資源の占有解除待ちにする方式を採用し
ている場合には、どちらかのタスクが共用資源の占有解
除をしない限り、タスクAおよびタスクBの両タスクは
占有待ち状態となったままとなる。このように、相手タ
スクが自タスクの占有している共用資源の占有待ち状態
にあり、自タスクが相手タスクの占有している共用資源
の占有待ち状態になっているときには、一般にデッドロ
ックであるといわれる。
従来、このようなデッドロックによる共用資源の無駄な
占有状態を解除するために、ある一定時間以上の共用資
源の占有を時間監視によって発見して強制的に共用資源
の占有を解除させる方式が知られている。
また、共用資源の占有時間をタスク側に指定させて、そ
の占有時間の指定値をできるだけ小さくさせることによ
り、デッドロックになったとしても短い時間でデッドロ
ックを解除できるようにした方式も知られている。
一方、デッドロックの回避方法としては、占有要求され
た共用資源がすでに他のタスクによって占有されている
ときに占有要求元のタスクを占有待ち状態とせずに、共
用資源の確保不能を示すリターンコード等の返却情報を
占有要求元のタスクに通知する方式を採用する方法があ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来の共用資源管理方式は、以下に示すように
、決定的なデッドロックの防止対策にはならないという
欠点がある。
fil  デッドロックによる共用資源の無駄な占有状
態を解除するために、ある一定時間以上の共用資源の占
有を時間監視によって発見して強制的に共用資源の占有
を解除する方式は、すでにデッドロックが発生した後の
占有解除方式であり、デッドロック自体の発生を防止す
ることはできない。
(2)共用資源の占有時間をタスク側に指定させて、そ
の占有時間の指定値をできるだけ小さくさせることによ
り、デッドロックになったとしても短い時間でデッドロ
ックを解除できるようにした方式も、すでにデッドロッ
クが発生した後の占有解除方式であり、デッドロック自
体の発生を防止することはできない。
(3)一方、占有要求された共用資源がすでに他のタス
クによって占有されているときに占有要求元のタスクを
占有待ち状態とせずに、共用資源の確保不能を示すリタ
ーンコード等の返却情報を占有要求元のタスクに通知す
る方式を採用するデッドロックの回避方法では、占有要
求元のタスクが占有待ち状態にならないので、占有要求
の順番を意識することができず、不特定多数のタスクか
らの占有要求に対して要求順に共用資源を割り当てるこ
とができない。
(4)  なお、利用者側のデッドロックの回避対策と
しては、利用者間の取決めにより共用資源の占有を調整
することもできるが、この方法では人的作業に依存して
いる性格上から不特定多数のタスクに対して管理するこ
とは難しく限界がある。
本発明の目的は、上述の点に鑑み、あるタスクから占有
要求があったときに占有要求された共用資源が他のタス
クにより1つも占有されていないときにだけ共用資源を
一括占有させることにより、デッドロックの発生を未然
に防止するようにした共用資源管理方式を提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の共用資源管理方式は、電子計算機システムにお
ける共用資源のタスクによる占有を制御する占有制御手
段を備えたオペレーティングシステムの共用資源管理方
式において、デッドロック防止を必要とする共用資源が
すでに占有状態であるか未占有状態であるかを記憶し共
用資源が占有状態であるときには現在占有中の占有中タ
スクを記憶しタスクが占有待ち状態であるときには占有
要求の順番に占有待ちタスクを記憶する占有状態管理手
段と、タスクからの占有要求および占有解除方式がデッ
ドロック防止を必要とする共用資源に対するものである
か否かを判定するデッドロック防止要否判定手段と、こ
のデッドロック防止要否判定手段によりタスクからの占
有要求がデッドロック防止を必要とする共用資源に対す
るものであると判定されたときに占有要求元のタスクが
すでにデッドロック防止を必要とする共用資源に対して
占有待ち状態および占有状態である場合に占有要求を異
常として受け付けないことを判定し占有要求元のタスク
がデッドロック防止を必要とする共用資源を1つも占有
していない場合に占有要求を正常として受け付けること
を判定する占有要求受付判定手段と、この占有要求受付
判定手段により占有要求が異常であると判定されたとき
に受付不能であることを占有要求元のタスクに通知する
受付不能通知手段と、前記占有要求受付判定手段により
占有要求が正常であると判定されたときに占有要求され
た全ての共用資源が占有できる場合には占有要求元のタ
スクに占有要求された共用資源を一括占有させ占有要求
された共用資源の1つでも占有できない場合には占有要
求元のタスクを占有待ち状態とする一括占有手段と、タ
スクからデッドロック防止を必要とする共用資源の占有
解除依頼があったときに前記タスクにより占有されてい
た共用資源を一括して占有解除する一括解除手段と、こ
の一括解除手段により共用資源が一括して占有解除され
たことを契機として前記占有状態管理手段に記憶されて
いる占有待ちタスクの中から占有要求されている全ての
共用資源を占有可能なタスクを選択する占有待ちタスク
選択手段とを有する。
〔作用〕
本発明の共用資源管理方式では、占有状態管理手段がデ
ッドロック防止を必要とする共用資源がすでに占有状態
であるか未占有状態であるかを記憶し共用資源が占有状
態であるときには現在占有中の占有中タスクを記憶しタ
スクが占有待ち状態であるときには占有要求の順番に占
有待ちタスクを記憶し、デッドロック防止要否判定手段
がタスクからの占有要求および占有解除依頼がデッドロ
ック防止を必要とする共用資源に対するものであるか否
かを判定し、占有要求受付判定手段がデッドロック防止
要否判定手段によりタスクからの占有要求がデッドロッ
ク防止を必要とする共用資源に対するものであると判定
されたときに占有要求元のタスクがすでにデッドロック
防止を必要とする共用資源に対して占有待ち状態および
占有状態である場合に占有要求を異常として受け付けな
いことを判定し占有要求元のタスクがデッドロック防止
を必要とする共用資源を1つも占有していない場合に占
有要求を正常として受け付けることを判定し、受付不能
通知手段が占有要求受付判定手段により占有要求が異常
であると判定されたときに受付不能であることを占有要
求元のタスクに通知し、−枯山有手段が占有要求受付判
定手段により占有要求が正常であると判定されたときに
占有要求された全ての共用資源が占有できる場合には占
有要求元のタスクに占有要求された共用資源を一括占有
させ占有要求された共用資源の1つでも占有できない場
合には占有要求元のタスクを占有待ち状態とし、一括解
除手段がタスクからデッドロック防止を必要とする共用
資源の占有解除依頼があったときにタスクにより占有さ
れていた共用資源を一括して占有解除し、占有待ちタス
ク選択手段が一括解除手段により共用資源が一括して占
有解除されたことを契機として占有状態管理手段に記憶
されている占有待ちタスクの中から占有要求されている
全ての共用資源を占有可能なタスクを選択する。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して詳細に説明する。
第1図は、本発明の共用資源管理方式の一実施例の構成
を示すブロック図である。本実施例の共用資源管理方式
は、占有状態管理手段1と、デッドロック防止要否判定
手段2と、占有要求受付判定手段3と、受付不能通知手
段4と、−枯山存手段5と、一括解除手段6と、占有待
ちタスク−枯山有手段7とから、その主要部が構成され
ている。
占有状態管理手段1には、第6図に示すように、デッド
ロック防止を必要とする共用資源63がすでに占有状態
64であるか未占有状態65であるかが記憶されている
。また、共用資i!163が占有状態64であるときに
は、共用資源63が現在占有されている占有中タスク6
1が記憶されている。さらに、タスクが共用資1is3
の占有解除待ち状態であるときには、占有要求の順番に
占有待ちタスク62が記憶されている。
第2図を参照すると、デッドロック防止要否判定手段2
における処理は、依頼内容判定ステップ21と、占有要
求パラメータ判定ステップ22と、占有解除依頼パラメ
ータ判定ステップ23と、占有要求受付判定手段への処
理依鯨ステップ24と、占有制御手段への処理依頼ステ
ップ25と、一括解除手段への処理依頼ステップ26と
からなる。
第3図を参照すると、占有要求受付判定手段3における
処理は、占有要求元タスク状態調査ステップ31と、占
有要求元タスク状態判定ステップ32と、受付不能通知
手段への処理依頼ステップ33と、−枯山存手段への処
理依頼ステップ34とからなる。
第4図を参照すると、−枯山有手段5における処理は、
共用資源状Mmmスステップ1と、未占有状態判定ステ
ップ42と、共用資源占有状態設定ステップ43と8、
インタフェース適合および占有制御手段への処理依頼ス
テップ44と、−枯山有通知ステップ45と、占有待ち
タスク記憶ステップ46とからなる。
第5図を参照すると、占有待ちタスク−枯山有手段7に
おける処理は、占有待ちタスク選択ステップ51と、占
有待ちタスク有無判定ステップ52と、共用資源状態調
査ステップ53と、未占有状態判定ステップ54と、−
枯山有およびタスク状態変更ステップ55と、インタフ
ェース適合および占有制御手段への処理依頼ステップ5
6と、−枯山を通知ステップ57とからなる。。
次に、このように構成された本実施例の共用資源管理方
式の動作について説明する。
まず、タスクからデッドロック防止を必要とする共用資
源63に対する占有要求があった場合について説明する
タスクから共用資S63に対する占有要求があると、デ
ッドロック防止要否判定手段2は、タスクからの依頼内
容が占有要求であるか占有解除依頼であるかを判定しく
ステップ21)、占有要求であるので、デッドロック防
止を必要とする共用資源63に対するものであるかデッ
ドロック防止を必要としない共用資源に対するものであ
るかを占有要求において利用者が指定したパラメータに
基づいて判定する(ステップ22)。
いま、タスクからの占有要求はデッドロック防止を必要
とする共用資源63に対するものであるので、デッドロ
ック防止要否判定手段2は、占有要求受付判定手段3に
占有要求受付処理を依頼する(ステップ24)。
なお、タスクからの占有要求がデッドロック防止を必要
としない共用資源に対するものである場合には、従来の
占有制御手段(図示せず)に占有処理を依頼する(ステ
ップ25)。
占有要求受付判定手段3は、占有状態管理手段1を参照
して占有要求元のタスクの状態を調べ(ステップ31)
、占有要求元のタスクが占有中タスク61または占有待
ちタスク62になっているか否かを判定する(ステップ
32)、占有要求元のタスクが占有中タスク61または
占有待ちタスク62になっている場合には、占有要求受
付判定手段3は、占有要求元のタスクが占有要求を受け
付けないので異常であるとして、受付不能通知手段4に
受付不能通知処理を依頼する(ステップ33)。
受付不能通知手段4は、受付不能であることを示すリタ
ーンコードを占有要求元のタスクに通知する。
一方、占有要求元のタスクが占有中タスク61または占
有待ちタスク62のいずれの状態にもなっていない場合
には、占有要求受付判定手段3は、占有要求元のタスク
が占有要求を正常に受け付けることができるので、−枯
山有手段5にデッドロック防止を必要とする共用資源6
3の一括占有処理を依頼する(ステップ34)。
一括占有手段5は、占有要求において利用者がパラメー
タで指定した共用資源63を一括して占有するために、
これら共用資源63の状態を占有状態管理手段lを参照
して調べ(ステップ41)、指定された共用資源63が
全て未占有状665であるか否かを判定する(ステップ
42)、指定された共用資源63が全て未占有状態65
である場合には、共用資源63を一括して占有すること
が可能であるので、−枯山有手段5は占有状態管理手段
1中の指定された共用資源63を一括して占有状n64
とする(ステップ43)、そして、−枯山有手段5は、
従来の占有制御手段により排他制御を行うために、イン
タフェースを合わせて占有制御手段に占有処理を依頼し
くステップ44)、占有要求元のタスクに指定された共
用資′IIA63を一括占有できたことを通知する(ス
テップ45)。
一方、占有状態管理手段1を参照して指定された共用資
源63が全て未占有状態65でない場合は、指定された
共用資源63を一括して占有することが不可能であるの
で、−枯山有手段5は占有状態管理手段lに占有要求元
のタスクを占有待ちタスク62として記憶して共用資源
63の占有解除待ち状態とする(ステップ46)。
次に、タスクからのデッドロック防止を必要とする共用
資′a63に対する占有解除依頼があった場合について
説明する。
タスクから共用資源63に対する占有解除依頼があると
、デッドロック防止要否判定手段2は、タスクからの依
頼内容が占有要求であるか占有解除依頼であるかを判定
しくステップ21)、占有解除依頼であるので、占有解
除依頼がデッドロック防止を必要とする共用資源63に
対するものであるかデッドロック防止を必要としない共
用資源に対するものであるかを、占有解除依頼において
利用者が指定したパラメータに基づいて判定する(ステ
ップ23)。
タスクからの占有解除依頼はデッドロック防止を必要と
する共用資源63に対するものであるので、デッドロッ
ク防止要否判定手段2は一括解除手段石に一括解除処理
を依牽頁する(ステップ26)。
なお、タスクからの占有解除依頼がデッドロック防止を
必要としない共用資源に対するものである場合には、従
来の占有制御手段に占有解除処理を依鯨する(ステップ
25)。
一括解除手段6は、占有解除依頼を発行したタスクがい
ままで一括占有していたデッドロック防止を必要とする
共用資源63を占有状態管理手段1の中から探して、該
当する共用資源63を未占存状[65とする。また、該
当するタスクを占有中タスク61から削除する。
続いて、占有待ちタスク−枯山有手段7は、一括解除手
段6の動作終了を契機として、占有状態管理手段1を参
照して占有待ちタスク62を占有要求順に1つ選択しく
ステップ51)、占有待ちタスク62があるか否かを判
定する(ステップ52)、占有待ちタスク62があれば
、占有待ちタスク62の占有要求のパラメータで指定さ
れた共用資源63の状態を占有状態管理手段1を参照し
て調べ(ステップ53)、指定された共用資源63が全
て未占有状態であるか否かを判定する(ステップ54)
。指定された共用資#63が全て未占有状態65である
場合は、共用資源63を一括して占有することが可能で
あるので、占有待ちタスク−枯山有手段7は、占有状態
管理手段1中の指定された共用資源63を一括して占有
状Li64とし、占有待ちタスク62を占有中タスク6
1として変更して記憶する(ステップ55)。
そして、占有待ちタスク−枯山有手段7は、従来の占有
制御手段により排他制御を行うために、インタフェース
を合わせて占有制御手段に占有処理を依頼しくステップ
56)、占有要求元のタスクに指定された共用資源63
を一括占有できたことを通知する(ステップ57)。
占有状態管理手段1を参照して指定された共用資源63
が全て未占有状態65でない場合は、一括して占有する
ことが不可能であるので、ステップ51に戻って次の占
有待ちタスク62について上記と同様に一括占有の可能
性を調べる。ステップ52の判定で占有待ちタスク62
がなくなれば、占有待ちタスク−枯山有手段7は処理を
終了する。
次に、本実施例の共用資源管理方式の動作を第7図およ
び第8図を参照してより具体的に説明する。
第7図では、タスクAによって共用資源aおよびb(た
だし、共用資源aおよびbは、デッドロック防止を必要
とする共用資源63であるものとする)がすでに占有さ
れているものとする0次に、このような状態において、
タスクBから共用資源aおよびbに対する占有要求を受
け付けた場合に・は、デッドロック防止要否判定手段2
は、占有要求であることを判定しくステップ21)、デ
ッドロック防止を必要とする共用資源aおよびbに対す
る占有要求であることを判定して(ステップ22)、占
有要求受付判定手段3に占有要求受付処理を依鯨する(
ステップ24)。
占有要求受付判定手段3は、占有状態管理手段1を参照
して占有要求元のタスクBの状態を調べ(ステップ31
)、占有要求元のタスクBが占有中タスク61または占
有待ちタスク62でないことを判定して(ステップ32
)、−枯山有手段5に一括占有処理を依頼する(ステッ
プ34)。
−枯山有手段5は、占有要求において利用者がパラメー
タでI旨定した共用資gaおよびbの状態を占有状態管
理手段1を参照して調べ(ステ、7プ41)、指定され
た共用資源aおよびbがすでにタスクAによって占有さ
れているので、指定された共用資源aおよびbが全て未
占有状態でないことを判定して(ステップ42)、占有
要求元のタスクBを占有状態管理手段1に占有待ちタス
ク62として記憶する(ステップ46)。
次に、第7図の状態からタスクAが占有解除依頼を行う
と、タスクAからの占有解除依頼を受け付けたデッドロ
ック防止要否判定手段2は、タスクAからの依頼内容が
占有解除依頼であることを判定しくステップ21)、占
有解除依頼において利用者が指定したパラメータがデッ
ドロック防止を必要とする共用資源aおよびbに対する
ものであることを判定して(ステップ23)、一括解除
手段6に一括解除処理を依頼する(ステップ26)。
一括解除手段6は、占有状態管理手段1中の共用資源a
およびbを未占有状態65に設定する。
次に、占有待ちタスク−枯山有手段7は、占有状態管理
手段1を参照して占有待ちタスク62を占有要求順に1
つ選択しくステップ51)、占有待ちタスク62がある
か否かを判定する(ステップ52)。
占有待ちタスク62としてタスクBがあるので、占有待
ちタスク−枯山有手段7は、タスクBからの占有要求の
パラメータで指定された共用資源aおよびbの状態を占
有状態管理手段lを参照して調べ(ステップ53)、指
定された共用資源aおよびbは全て未占有状態であるか
否かを判定する(ステップ54)、指定された共用資源
aおよびbは全て未占有状態であるので、占有待ちタス
ク−枯山有手段7は、占有状態管理手段1中の指定され
た共用資源aおよびbを占有状態とし、占有待ちタスク
62であったタスクBを占有中タスク61として記憶す
る(ステップ55)0次に、占有待ちタスク−枯山有手
段7は、従来の占有制御手段により排他制御を行うため
にインタフェースを合わせて占有制御手段に占有処理を
依頼しくステップ56)、占有要求元のタスクBに共用
資i1i!aおよびbを一括占有できたことを通知する
(ステップ57)。以上の結果、第8図に示すような状
態となる。
次に、デッドロック防止が不要な共用資源に対する占有
要求について、第9図を用いて説明する。
第9図において、共用資源aおよびbはデッドロック防
止を必要とする共用資源63であり、共用資源Cはデッ
ドロック防止を必要としない共用資源である。
第9図の状態は、タスクCが共用資源aを占有し、共用
資源すに占有要求を出したが、共用資源すが図示しない
他のタスクによりすでに占有されていたために受付不能
(エラーリターン)となり、共用資源Cに対して占有要
求を出したところである。
タスクCからの共用資源Cに対する占有要求があると、
デッドロック防止要否判定手段2は、タスクCからの依
頼内容が占有要求であることを判定しくステップ21)
、占有要求で指定されたパラメータに基づいてデッドロ
ック防止を必要としない共用責′aCに対する占有要求
であることを判定して(ステップ22)、従来の占有制
御手段に占有処理を依頼する(ステップ25)。
また、デッドロック防止を必要としない共用資源に対す
る占有解除処理があった場合も同様に、従来の占有制御
手段に占有解除処理を依鯨する(ステップ25)。
なお、本実施例では、タスクの占有待ち状態等に関する
タスク制御については特に言及しなかったが、オペレー
ティングシステムの従来からのタスク制御機構が使用さ
れるものである。
ところで、上記実施例では、−枯山有手段5と占有待ち
タスク−枯山有手段7との両手段において共用資源63
の一括占有が行われるようにしたが、占有待ちタスク−
枯山有手段7を共用資源63を一括占有可能な占有待ち
タスクを選択する占有待ちタスク選択手段のみとし、−
枯山有処理は一枯山を手段5に委ねるようにしてもよい
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、あるタスクからの占有要
求があった場合に占有要求された共用資源が他のタスク
により1つも占有されておらず全て占有可能なときにだ
け一括して占有処理を行い、すでに共用資源が1つでも
占有されていたときには占有要求元のタスクを占有待ち
タスクとすることにより、不特定多数のタスクによって
複数の共用資源を占有する場合にデッドロックの発生を
未然に防止することができるという効果がある。
また、上述の効果に基づいて、 fil  共用資源の無駄な占有状態を削減することが
できる、 (2)利用者間のデッドロック防止に関する管理をオペ
レーティングシステム側で行うために人的作業を軽減で
きる、 (3)実施例のように、共用資源をデッドロック防止の
必要なものとレッドロツタ防止の不必要なものとに分け
、本発明を従来からの共用資源管理方式のオプションと
することにより、デッドロックが起こり得ない共用資源
については従来通りの資源管理を行うことができる、 などの優れた効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の共用資源管理方式の一実施例の構成を
示すブロック図、 第2図は第1図中のデッドロック防止要否判定手段にお
ける処理を示す流れ図、 第3図は第1図中の占有要求受付判定手段における処理
を示す流れ図、 第4図は第1図中の一枯山を手段における処理を示す流
れ図、 第5図は第1図中の占有待ちタスク一括占有手段におけ
る処理を示す流れ図、 第6図は第1図中の占有状態管理手段の内容を示す図、 第7図、第8図および第9図は本実施例の共用資源管理
方式の動作を具体的に説明するための図、第10図はデ
ッドロックの概念を説明するための図である。 図において、 l・・・占有状態管理手段、 2・・・デッドロック防止要否判定手段、3・・・占有
要求受付判定手段、 4・・・受付不能通知手段、 5・・・一括占有手段、 6・・・一括解除手段、 7・・・占有待ちタスク一括占有手段である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 電子計算機システムにおける共用資源のタスクによる占
    有を制御する占有制御手段を備えたオペレーティングシ
    ステムの共用資源管理方式において、 デッドロック防止を必要とする共用資源がすでに占有状
    態であるか未占有状態であるかを記憶し共用資源が占有
    状態であるときには現在占有中の占有中タスクを記憶し
    タスクが占有待ち状態であるときには占有要求の順番に
    占有待ちタスクを記憶する占有状態管理手段と、 タスクからの占有要求および占有解除依頼がデッドロッ
    ク防止を必要とする共用資源に対するものであるか否か
    を判定するデッドロック防止要否判定手段と、 このデッドロック防止要否判定手段によりタスクからの
    占有要求がデッドロック防止を必要とする共用資源に対
    するものであると判定されたときに占有要求元のタスク
    がすでにデッドロック防止を必要とする共用資源に対し
    て占有待ち状態および占有状態である場合に占有要求を
    異常として受け付けないことを判定し占有要求元のタス
    クがデッドロック防止を必要とする共用資源を1つも占
    有していない場合に占有要求を正常として受け付けるこ
    とを判定する占有要求受付判定手段と、この占有要求受
    付判定手段により占有要求が異常であると判定されたと
    きに受付不能であることを占有要求元のタスクに通知す
    る受付不能通知手段と、 前記占有要求受付判定手段により占有要求が正常である
    と判定されたときに占有要求された全ての共用資源が占
    有できる場合には占有要求元のタスクに占有要求された
    共用資源を一括占有させ占有要求された共用資源の1つ
    でも占有できない場合には占有要求元のタスクを占有待
    ち状態とする一括占有手段と、 タスクからデッドロック防止を必要とする共用資源の占
    有解除依頼があったときに前記タスクにより占有されて
    いた共用資源を一括して占有解除する一括解除手段と、 この一括解除手段により共用資源が一括して占有解除さ
    れたことを契機として前記占有状態管理手段に記憶され
    ている占有待ちタスクの中から占有要求されている全て
    の共用資源を占有可能なタスクを選択する占有待ちタス
    ク選択手段と、を有することを特徴とする共用資源管理
    方式。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109901933A (zh) * 2019-01-18 2019-06-18 口碑(上海)信息技术有限公司 业务系统的操作方法及装置、存储介质、电子装置

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5439543A (en) * 1977-09-02 1979-03-27 Fujitsu Ltd Exclusive control processing system for resource in data processing system

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