JPH01131426A - 導電性液体の加圧検出器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は液体の圧力検出に関し、特に液体が導電性であ
る場合の加圧力が設定値以上であるか未満であるかを検
出する加圧有無の検出に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の圧力検出は、ブルドン管やダイヤフラム
等を測定子とするものがある。これらは、圧力による測
定子の微小な変形を指針等に伝え圧力を読みとる。加圧
検出をする場合は指針等によりスイッチを動作させるこ
とで検出していた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の加圧検出器は、ブルド管やダイヤフラム
の微小な変形を利用しているため、そｈらに液体側から
付着物が有る場合には、短期間で特性が劣化し使用でき
なくなる欠点があった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の加圧検出器は、適量の気体を残しながら加圧さ
れた液体が注入される容器と、その容器内の気体量を調
節し加圧力値の設定を行うコックと、加圧力が減少した
場合に、残されていた気体により液体の液面が押し下げ
られたことを検出するための付着物があっても特性が劣
化しにくい棒状の電極対とを有している。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例の断面図である。適量の気体
１３を残しながら加圧された液体１４が注入される容器
は、上蓋１と筒２と下蓋３により構成される。上蓋１に
コック４と電極封栓５が取り付けられている。電極封栓
５には電極対７が組み込まれている。下蓋３には加圧さ
れた液体１４の導入管６が取り付けられている。

次に動作について説明する。まずコック４は閉じておく
。加圧された液体１４を導入管６を通し容器内に注入す
ると、液面は内部の気体を圧縮しつつ上昇し圧力のつり
あいがとれた高さで静止する。ココでコック４を開くと
気体は抜けるため液面はまた上昇するので高圧時の液面
１１まで上昇させた時点でコック４を閉じる。このとき
電極対の先端は液中にあるため、電極間の電気抵抗は小
さい。液体の圧力が減少すると、液面は気体によって押
し下げられる。そして低圧時の液面１２まで下がると電
極対は気体中に出る。このとき電極間の電気抵抗は非常
に大きくなる。この電極間の電気抵抗が液体の加圧力の
変化により大きく変ることを利用して液体の加圧検出を
行う。

〔発明の効果〕 以上説明したように本発明は、容器の大きさ、電極対間
の距離を適正に決めることにより、付着物を発生する液
体に対しても充分長期間使用できる加圧検出器を提供で
きる効果がある。本発明に用いる測定子は棒状電極対で
あり、かつスイッチとして用いているため付着物があっ
てもすぐ特性劣化に結びつくことがない。電極対が付着
物により短絡状態になった場合に使用不能となるが、こ
れは前述したように適正な大きさ、距離を確保すること
により他の方式に比較し充分な寿命が得られる。さらに
単純な構造であるがゆえに適正な大きさ距離を確保する
ための自由度が大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の断面図である。 １・・・・・・上蓋、２・・・・・・筒、３・・・・・
・下蓋、４・・・・・・コック、５・・・・・・電極封
栓、６・・・・・・導入管、７・・・・・・電極対、１
１・・・・・・高圧時の液面、１２・・団・低圧時の液
面、１３・・・・・・気体、１４・旧・・液体。 代理人　弁理士　　内　原　　　晋

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 適量の気体を残しながら加圧された液体が注入される容
   器と、その容器内の気体量を調節するコックと、液体の
   液面を検出するための電極対を有することを特徴とする
   導電性液体の加圧検出器。