JPH0112940Y2 - - Google Patents

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JPH0112940Y2
JPH0112940Y2 JP1983143663U JP14366383U JPH0112940Y2 JP H0112940 Y2 JPH0112940 Y2 JP H0112940Y2 JP 1983143663 U JP1983143663 U JP 1983143663U JP 14366383 U JP14366383 U JP 14366383U JP H0112940 Y2 JPH0112940 Y2 JP H0112940Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主軸がX軸乃至はY軸及びZ軸方向に
移動可能に形成されたラジアルボール盤のような
工作機械の自動工具交換装置に関するものであ
る。
従来より既設の数値制御(以下、NCという)
工作機械に後から自動工具交換(以下、ATCと
いう)機能を付与するいわゆるレトロフイツトが
行われており、また、このためのATC装置も数
多くの提案されてはいる。
しかし、従来提案されているボール盤のレトロ
フイツト用のATC装置には、次に述べるような
難点が見られる。
例えば、ボール盤のレトロフイツトによる
ATC化に於て、主コラムにATC装置を付加する
形式では主軸の作動空間或は作業時間を確保する
ため、ATC装置を前記コラムに付し旋回可能に
取附けた支持アームに装設する形式のものがある
が、コラムに支持アームを取附ける主軸頭の主コ
ラムに対する上下動範囲が狭められ上下方向での
作業範囲がATC装置を付加する前より狭くなつ
てしまうという不都合を生じている。
一方のボール盤にサブコラムを設けそれに
ATC装置を装設する形式のものでは上記のよう
な難点は見られないものの、工具マガジン自体が
サブコラムに直装され、該コラムの軸上で旋回す
るようにされているため、該マガジンがテーブル
側へ常時張出している形態となり、作業空間が狭
められてしまう難点がある。
この点に関して、工具マガジンを旋回アームの
先端に取付け、このアームの旋回、位置決めによ
り工具マガジンを主軸の直下に移動させるように
した装置が提案(特開昭53−80082号)されてい
るが、この装置は旋回アームが相当長目に形成さ
れていること、及び、この長目のアームの先端に
多数の交換工具を具備して重量が大きくなつた工
具マガジンが取付けられていることによつて、旋
回時の回転モーメントが大きくなりがちになり、
このため旋回速度を高くしたり、旋回の位置決め
精度を上げにくいという問題がある。
本考案は上述のようなレトロフイツト形式の
ATC装置に於て、本機の元の作業範囲を狭める
ことがないコンパクトな大きさと作動範囲をも
ち、しかも、工具交換に際しては、比較的簡単な
構造であり乍ら工具交換に十分な割出精度を安定
的且つ迅速に実現できるATC装置を提供するこ
とを目的としてなされたもので、その精度は、Z
軸方向に相対移動可能な主軸のX軸又はY軸に関
する相対移動外端部に、前記主軸のZ軸方向と平
行な支柱を立設し、該支柱に支持案内される
ATC取附アームを前記支柱に角回転、固定自在
に設け、該取附アームにゼネバ歯車を用いた間欠
回転を工具交換のため出力する割出機構を配設し
て成る自動工具交換装置に於て、取附アームは工
具ホルダを含む工具マガジンの旋回径と略同長に
形成し、割出機構はその駆動源を含み前記取附ア
ームの中間部に吊設された支持筒の中心側に内装
すると共に、該支持筒には、その同軸上に於て支
持筒の上部に遊貫された上部環と支持筒の底部外
周に回転可能に支持された下部環とこれら両環を
連結すると共にホルダ支持具を上下摺動可能に案
内する複数本の連結杆とによりほぼカゴ型に形成
されて当該支持筒に外装させられ、且つ、前記割
出機構の間欠回転が伝達されるようにした工具マ
ガジンを取附け、この工具マガジンには、工具ホ
ルダを支持する外向き二又爪状をなす複数のホル
ダ支持具を上記連結杆において上下摺動自在に設
ける一方、前記ATC取附アームの先端側に主軸
のクイツクチエンジチヤツクを開閉するチヤツク
操作フオークを上下揺動自在に設けると共に、該
フオークに対応してその下方に位置する前記支持
筒の下面側に、取附アーム先端側に位置付けられ
た前記ホルダ支持具に係合して当該支持具を上下
動させる作動体を設けて成ることを特徴とするも
のである。
次に、本考案の実施例を、既設のラジアルボー
ル盤に適用した場合について、図に拠り説明す
る。
第1図は本考案ATC装置を装着したラジアル
ボール盤の一例の正面図、第2図はその平面図、
第3図は第1図に於ける本考案ATC装置部分の
拡大図、第4図は同じく第2図におけるATC部
分の拡大図で、1はコラム、2は該コラムに旋回
及び上下動可能に取附けられた支持腕、2aはY
軸方向の送りネジ、3は該腕2に取附けられY軸
方向、及び、Z軸方向に摺動案内される主軸頭、
4は該主軸頭に設けられた主軸、5は上面にX軸
方向に摺動案内されるテーブル6を設けたベツド
で、これら1乃至6により公知のラジアルボール
盤の一例を構成する。
7は上記ボール盤における支持腕2の外端側
に、その下端部をベツド5に固着してZ軸と平行
な向きに立設した支柱、8は該支柱に支持案内さ
れ且つ前記支持腕2の外端に一体化した本考案
ATC装置の取附サドルで、該サドル8は支持腕
2の上下動に同動するようにしてある。
9はサドル8の下端側において、支柱7に対し
旋回自在に設けたATC取附アームで、該アーム
9の旋回駆動源は前記サドル8に後方へ向け水平
に突設した支持杆8aに枢着支持されたエアシリ
ンダ9aが果し、そのロツド91aが進行させら
れると、前記取附アーム9を支柱7を中心にして
旋回させ支持腕2の摺動面側に該面と略平行な姿
勢にし、前記ロツド91aが後退させられると前
記アーム9を第2図の鎖線で示す位置に旋回後退
させるように作動する。
尚、上記取附アーム9は、支持腕2と略平行で
コラム1側に向けて支柱7に旋回しないように設
けると共に、そのアーム9自体をテレスコピツク
構造などにより伸縮可能な構造とし、伸縮自在の
アーム9を、アームに内装したエアシリンダ9a
のようなアクチユエータにより支持腕2に沿つて
任意量進退させてその位置で固定するようにして
もよい。
上記の旋回しないで進退可能な取附アーム9
は、例えば穴あけ専用機のように取附アーム9の
旋回をさせることが不能又は不用の機械に本考案
ATC装置を適用する場合において有用である。
第3図に於て、10は上記取附アーム9の下面
に固着吊下した支持筒で、後述する工具マガジン
11を回転可能に支持する。即ち、支持筒10の
下端には、第5図に示すように、その底板10a
に取附けたフランジ状の支持環10bが周設して
あり、該支持環10bに、カゴ型に形成されて前
記支持筒10を外側から囲むように位置付けられ
る工具マガジン11が回転可能に装架されている
のである。
第5図に於て、上記支持筒10の内部には、前
記マガジン11の回転駆動源となるモータ10
c、その出力を受けるゼネバ歯車の原車10d、
同従車10e、該従車10eと同軸にした間欠回
転の出力歯車10fが前記マガジンの割出機構と
して設けられている。一方、前記工具マガジン1
1の下部環11aの内周面には上記出力歯車10
fと噛合する内歯歯車11bが固設され、上記歯
車10fの間欠回転を工具マガジン11に伝達す
るようにしてある。
而して、工具マガジン11は、下部環11aと
上部環11cとを同径の内周上に等ピツチで設け
た連結杆11dにより一体化したカゴ形に形成さ
れ、支持筒10に遊挿された形態で装設されてお
り、下部環11aの外周上には、後述する工具ホ
ルダ16を把持するホルダ支持具12の複数が上
記連結杆11dと等ピツチで装設してある。
即ち、ホルダ支持具12は一般的な先開二又状
をなす爪部材12aの後端部を上記マガジン11
の連結杆11dに上下摺動自在に貫挿させると共
に、該爪部材12aの後方下面に上記連結杆11
dと平行な向きの案内杆12bを吊設し、該杆1
2bを上記マガジン11における下部環11aの
外周上に等ピツチで貫設した摺動案内孔111a
に貫挿することにより、工具マガジン11上にお
いて上下摺動可能にして等ピツチで設けられてい
るのである。尚、12cは案内杆12bの下端
に、前記支持筒10の中心側へ向け突設した係合
片、12dはいずれかの案内杆12bに近接させ
て対設した位置検出センサで、上記係合片12c
は、後述する当該支持具12の昇降機構13に関
連し、また、センサ12dはモータ10cの起
動、停止に係る信号を検出するためのものであ
る。
而して、昇降機構13は前記ATC取附アーム
9の先端側に位置付けられたホルダ支持具12の
昇降をさせるため、前記アーム9の先端側に位置
する支持筒10内に設けたエアシリンダ13aの
ロツドの先端(図の下端)に、上記係合片12c
を遊嵌する支持切欠13cを有する作動体13b
を設けると共に、該作動体13bの上下摺動案内
並びに回り止めのため前記支持筒10の底板10
aに下向きに植設されて前記作動体13bに貫通
した2本の支持案内杆13dによつて構成してあ
る。
この結果、ホルダ支持具12は、工具マガジン
11の旋回によつて上記昇降機構13に対応する
箇所に位置付けられたとき、その係合片12cが
上記作動体13bの支持切欠13cに入るので、
エアシリンダ13aを作動させれば、その支持具
を前記マガジン11上で昇降させることができ
る。
14は、いずれかのホルダ支持具12が上記の
ような昇降可能位置にある場合に於て、該ホルダ
支持具12が支持されている工具マガジン11の
連結杆11dと同一半径上に位置する前記支持筒
10の外側面であつて、取附腕9の先端側に設け
たチヤツク操作機構で、主軸4に装着されている
クイツクチエンジチヤツク15を開閉する。
而して、チヤツク操作機構14は支持筒10の
外壁面に下端部を枢着したエアシリンダ14a
と、先端側を二又状の支持杆14bに形成すると
共に該杆14bの内側でピボツト支持14dされ
た半円環状のフオーク部材14cとからなり、前
記支持杆14bの中程を前記取附腕9の先端部に
枢着14eすると共に、該支持杆14bの後端を
前記エアシリンダ14のロツド先端(図の上端)
に枢着して構成されている。
本機の主軸4に装着したクイツクチエンジチヤ
ツク15はそのシヤンク部15aのテーパを本機
の主軸4のテーパに合わせ、ここではモールテー
パに形成してある。而して、該チヤツク15にお
ける15bはこのチヤツク18に脱着される工具
ホルダ16の着脱を開閉するための作動環で、図
に表われないバネにより常に下方に向け付勢され
ているが、先に述べたチヤツク操作機構14のフ
オーク部材14cが係合溝15cに嵌合し、該フ
オーク部材14cに支持杆14bの上向揺動によ
り上動されたとき工具ホルダ16を前記チヤツク
15から抜出すように作用する。尚、フオーク部
材14cが作動環の係合溝15cに嵌合している
とき、ホルダ支持具12もその昇降機構13によ
り上昇位置におかれ主軸4の工具ホルダ16を把
持している。
而して、本考案に於ては、工具ホルダ16に一
般的なATC用の工具ホルダを用いるが、一般的
な工具ホルダ16はそのシヤンク部がナシヨナル
テーパに形成されている一方、本考案を適用すべ
き既設の汎用機における主軸4の工具把持部はモ
ールステーパであるところから、上記クイツクチ
エンジチヤツク15はそのシヤンク部15aがモ
ールステーパで、工具ホルダ16の把持部をナシ
ヨナルテーパに形成したものが用いられる。尚、
図中、17は工具交換位置、即ち、取附アーム9
の先端側を切開した円筒状のカバーで、工具マガ
ジン11をカバーできる大きさに形成してある。
本考案によるATC装置の一例の構成は以上の
通りであり、次にその作動例について説明する。
まず、主軸4に任意の工具(以下1番工具T1
という)を工具ホルダ16を介して装着し適宜の
加工をするとき、工具マガジン11のホルダ支持
具12には前記主軸4に装着された1番工具の工
具ホルダ16の支持具12を除いて順次使用する
工具(以下、順次2番工具乃至n番工具T2乃至
Tnという)が各工具ホルダ16に保持された状
態で支持され、且つ、取附腕9は後退旋回した位
置におかれている。
而して、1番工具T1による所定加工が完了す
ると取付腕9がエアシリンダ9aの作動によりス
イングし工具交換位置へ進出位置決めされる。こ
の位置決めは、図示しない近接スイツチで進出終
点を検出することにより行うようにしてあるが、
スイング角自体は前記シリンダ9aにおけるロツ
ド91aの進退量を調整することにより調整可能
にしてある。
このとき、工具ホルダ16が支持されていない
支持具12はその昇降機構13の作動で、第5図
に示すように、上昇位置にあると共に、クイツク
チエンジチヤツク15の操作機構14の支持杆1
4bは先端側が降下位置、即ち、そのシリンダ1
4aのロツドが進出した状態にある。
本考案ATC装置が上記状態にあるとき、主軸
頭3は主軸4をZ軸原点に復帰させて支持腕2の
外端側に設定した工具交換位置、即ち、工具ホル
ダ16の支持具12及び前記操作機構14側へ移
動する。
この移動量は予め設定されているもので、チヤ
ツク操作機構14のフオーク部材14cがクイツ
クチエンジチヤツク15の係合溝15cに嵌り合
うと共に、支持具12の爪部材12bが工具ホル
ダ16の支持溝16aに嵌り合う位置で停止する
ようにしてある。
この状態で操作機構14のエアシリンダ14a
が作動し、支持杆14bの先端側を上動させる
と、クイツクチエンジチヤツク15の作動環15
bが上動され、該チヤツク15から工具ホルダ1
6の抜出が可能になる。そこで、ホルダ昇降機構
13が作動し、その作動体13bを降下させて工
具ホルダ16を挟持した支持具12を下降させる
と、1番工具T1が工具マガジン11に収装され
る。
次いで、モータ10cが回転しゼネバ歯車10
d,10eなどから成る割出機構により工具マガ
ジン11が間欠回転し、2番工具が工具交換位置
に位置付けられる。2番工具の位置決めセンサ1
2dの対向面に、他の工具ホルダ支持具12にお
ける案内杆12bが位置したときを前記センサ1
2dで検出し、モータ10cの回転を停止させる
ことにより行う。
而して、2番工具が交換位置に位置付けられれ
ば、工具ホルダ16の支持具12の係合片12c
が昇降機構13の作動体13bの係合切欠13c
に嵌入し、2番工具の主軸4への装着準備が整
う。この段階で主軸4が回転され始めると共に、
昇降機構13が作動されその作動体13bを上昇
することにより2番工具の支持具12を上昇さ
せ、2番工具の工具ホルダ16のシヤンク部分を
クイツクチエンジチヤツク15に嵌入させる。次
いで、チヤツク操作機構14の支持杆14bの下
降により前記チヤツク15の作動環15bを元の
位置に戻し、上記2番工具を当該チヤツク15に
装着させると共に、この間回転していた主軸4の
回転を停止させることにより工具交換を完了す
る。
主軸4に2番工具が装着されると、主軸頭3が
支持腕2に沿つて加工位置に戻り、次の作業に入
るのである。
上述の工具交換作動は、本機がNC機であると
きは、NCプログラムにおけるM指令を利用し、
主軸頭3の移動や工具交換時における主軸4の回
転、或は、本考案ATC装置の各作動部の動作を、
プログラムに従つて自動的に行わせるが、手動操
作によつて上記各動作を行わせてもよいこと勿論
である。
また、上記実施例はラジアルボール盤について
のものであるが、本考案装置は、この外、中ぐり
盤やフライス盤などにも適用することができる。
本考案は以上の通りであつて、工具が交換され
る主軸のX軸又はY軸の相対移動外端に支柱を立
設し、該支柱に、取附アームに設けられて工具交
換位置に旋回進退する割出機構、並びに、昇降可
能なホルダ支持具及びチヤツク操作機構を有する
工具マガジンを始めとするATC装置を設けたか
ら、ATC装置を設けることによつて既設機械の
本来の作業空間を狭めてしまうという従来のレト
ロフイツトによるATC装置の一般的難点を払拭
できるほか、次のような固有の効果が得られる。
取付アーム9は工具ホルダ16を含む工具マガ
ジン11の旋回径と大略同長に形成し、割出機構
をこの取附アーム9の中間部に吊設した支持筒1
0に内装する一方、工具マガジン11を略カゴ型
に形成して上記支持筒10を外側から覆うような
形態で当該支持筒10に回転可能に取付けたの
で、取附アーム9は短か目ですみ、回転モーメン
トも大きくならず。また、ATC装置全体のコン
パクト化を図ることができる。
また、本考案における取附アーム9が短か目で
あり、しかも、このアームの長さ内に工具マガジ
ン11が収まつていることにより、アーム9の旋
回角が小さく(実施例で90度弱)ても、工具マガ
ジン11を始めとする本考案のATC機構が本機
やワークに干渉することがない。
更に、工具マガジン11の割出しに用いたゼネ
バ歯車10d,10eは、取附アーム9の中程に
吊設された支持筒10に内装されていると共に、
その駆動源も当該支持筒10に収められているの
で、割出機構自体もコンパクトに形成することが
できる。
しかも、本考案では工具マガジン11を取付け
た取附アーム9の旋回位置決め精度や工具マガジ
ン11の割出し精度が構成部材の加工誤差や組立
誤差が累積することなどにより多少粗くなつて
も、工具マガジン11における任意のホルダ支持
具12が工具交換位置に位置決めされると、外向
き二又爪状をなす当該ホルダ支持具12が位置付
けられたところに、高精度の位置決めが可能な工
具ホルダ16を取付けた状態の主軸頭3が、支持
腕2の上をスライドすると共にこの主軸頭3の主
軸4がZ軸方向にスライドして移動して来るの
で、割出し位置に多少のズレが生じていても、前
記ホルダ支持具12の外向き爪は、その内側に主
軸4の工具ホルダ16を案内導入することがで
き、従つて、工具マガジンの割出し回転角のズレ
は、ホルダ支持具12が主軸4の工具ホルダ16
を受け入れることによつて矯正されつつ、前記ホ
ルダ支持具12が当該ホルダ16に正確に嵌合
し、これによつて工具交換を確実に行うことがで
きる。
従つて、本考案は既設機構のレトロフイツトに
よる自動効換装置としてきわめて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置を取附けたラジアルボール
盤の正面図、第2図はその平面図、第3図は第1
図における要部を拡大して一部を断面とした正面
図、第4図はその平面図、第5図は本考案装置の
要部の正断面図である。 1……コラム、2……支持腕、3……主軸頭、
4……主軸、5……ベツド、6……テーブル、7
……支柱、8……サドル、9……ATC取附アー
ム、9a……エアシリンダ、10……支持筒、1
1……工具マガジン、12……ホルダ支持具、1
3……昇降機構、14……チヤツク操作機構、1
5……クイツクチエンジチヤツク、16……工具
ホルダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. Z軸方向に相対移動可能な主軸のX軸又はY軸
    に関する相対移動外端部に、前記主軸のZ軸方向
    と平行な支柱を立設し、該支柱に支持案内される
    ATC取附アームを前記支柱に角回転、固定自在
    に設け、該取附アームにゼネバ歯車を用いた間欠
    回転を工具交換のため出力する割出機構を配設し
    て成る自動工具交換装置に於て、取附アームは工
    具ホルダを含む工具マガジンの旋回径と略同長に
    形成し、割出機構はその駆動源を含み前記取附ア
    ームの中間部に吊設された支持筒の中心側に内装
    すると共に、該支持筒には、その同軸上に於て支
    持筒の上部に遊貫された上部環と支持筒の底部外
    周に回転可能に支持された下部環とこれら両環を
    連結すると共にホルダ支持具を上下摺動可能に案
    内する複数本の連結杆とによりほぼカゴ型に形成
    されて当該支持筒に外装させられ、且つ、前記割
    出機構の間欠回転が伝達されるようにした工具マ
    ガジンを取附け、この工具マガジンには、工具ホ
    ルダを支持する外向き二又爪状をなす複数のホル
    ダ支持具を上記連結杆において上下摺動自在に設
    ける一方、前記ATC取附アームの先端側に主軸
    のクイツクチエンジチヤツクを開閉するチヤツク
    操作フオークを上下揺動自在に設けると共に、該
    フオークに対応してその下方に位置する前記支持
    筒の下面側に、取附アーム先端側に位置付けられ
    た前記ホルダ支持具に係合して当該支持具を上下
    動させる作動体を設けて成ることを特徴とする自
    動工具交換装置。
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