JPH01115021A - ガス遮断器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明はガス遮断器、特に高電圧ＳＦ６ガス遮断器に
関する。

［従来の技術］ 基準容積を有し外部に置かれた少なくとも一つのガス密
度モニタを備え、このモニタが遮断器の閉鎖されたガス
室に結合され、かつ制御箱の中に収容された保護装置又
は表示装置に通じる電気接点を有するようになっている
ガス遮断器が知られている。

ガス密度モニタのかかる使用は一般に行われ、特にドイ
ツ連邦共和国特許第２５２９７３３号明細書から知られ
ている。基準容積を有するガス密度モニタは遮断器の消
弧装置又は絶縁装置の中のガス室を監視し、ガスの密度
が確実な遮断に対してもはや十分でないときに警報信号
又は鎖錠を作動させる。ガス密度モニタによる自動的な
監視の際に基準容積により環境条件特に圧力と温度との
変化が自動的に補正され、また場合によっては複数のガ
ス密度モニタを使用することにより監視系の誤差が自動
的に補正される。基準容積を有するガス密度モニタは、
遮断器と同じ周囲温度を持つために外気中に置かれるよ
うに配置しなければならない、その際保護装置又は表示
装置に結合された電気接点が容易に汚れ又は結露するお
それがあるという閘題が生じる。

［発明が解決しようとする課題］ この発明は、ガス遮断器で使用され基準容積を有するガ
ス密度モニタの作動能力と監視能力とを改善することを
目的とする。

［課題を解決するための手段］ この目的は前記の種類のガス遮断器においてこの発明に
基づき、ガス密度モニタがそれぞれ電気接点のために一
側を開放された接続室を有しかつ接続ブロックに結合さ
れ、接続ブロックには遮断器のガス室に結合するための
管継手と保守又は充填のための管継手とが設けられ、接
続室は制御箱の壁の孔の中へ制御箱の中に向かって開放
されて突入し、孔の縁は接続室の側壁を間隙を置いて囲
み、かつ弾性材口から成るリップパツキンを支持し、こ
のリップパツキンが制御箱の壁の孔の縁を覆いかつこの
壁に取り付けられ、接続ブロックには弓形支持体が設け
られ、これらの支持体がリップパツキンに結合されるこ
となく制御箱の壁に取り付けられていることにより達成
される。

［作用効果］ 電気接点のための一側を開放された接続室が制御箱の中
に導入され、一方ガス密度モニタ自体は外気温度が直接
作用する外部空間に留まっている。これに反して電気接
点は一般に暖めることもできる制御箱の内部空間の中に
保護して置かれている。それにより結露又は汚損が発生
するおそれがない、接続室と制御箱の壁との直接の固定
又は結合が回避されているゆえに、開閉動作の際に発生
するおそれのある振動又は制御箱上に作用する衝撃力が
ガス密度モニタに伝達されないので、ガス密度モニタは
その機能について影響を受けない。

更に遮断器のガス室に結合するための管継手と充填及び
保守のための管継手どを備えガス密度モニタの運転のた
めに必要な比較的重い部分は接続ブロックにまとめられ
、この接続ブロックはリップパツキンとは結合されず分
離して制御箱の壁に直接取り付けられ壁により支持され
ている。

遮断器のガス室に通じる管継手の中に逆止弁を設けるの
が有利であり、逆止弁は管継手を接続ブロックから取り
外した際に自動的に閉じる。それにより管継手を接続ブ
ロックから取り外さなければならないようなガス密度モ
ニタの保守又は交換の際に、ガスが遮断器のガス室から
逃げることが防止される。このために逆止弁の弁体が自
動的に閉じ終るまでに必要な僅かな道程を問題無く通過
するために、接続ブロックに対する差し込みパツキンを
この管継手に設けることが更に合目的である。

接続ブロックの弓形支持体の配置又は形状は、日照によ
るガス密度モニタの過度の温度上昇が避けられるように
選択すべきである。このために二つの弓形支持体を９０
’ずらして配置することができ、これらの弓形支持体の
うちの一つの支持体は接続ブロックの上側に取り付けら
れる。しかし弓形支持体をつぼ形に形成し通気孔を設け
るのも合目的であろう、そのときガス密度モニタは弓形
支持体の中に置かれるので直接の日照が防止され、それ
にもかかわらずガス密度モニタは外気にさらされたまま
である。それにより異なる材料から成る個々の部品の温
度上昇の異なる時定数による誤表示が防止される。

［実施例］ 次にこの発明に基づくガス遮断器の一実施例を示す図面
により、この発明の詳細な説明する。

第１図において、ガス遮断器特にＳＦ６を用いて運転さ
れる屋外形の高電圧ガス遮断器の台架１は、遮断器の支
持がいしｚ上に配置された遮断ユニット３と接触子の操
作のための図示されていなしく装置と更に制御箱４とを
支持する。制御箱の中には、操作液正系の圧力発生、制
御及び監視のための全部品、並びに遮断器のＳＦ６ガス
充填のために必要なモジュールと、Ｍｉ！Ｉ＊線のため
の接続端子と共に測定装置とが収容されている。制御箱
４の内部は暖めることができる。

屋外に据え付けられたかかるガス遮断器はその機能につ
いてガス室の中に存在するガス特にＳＦ６ガスに依存し
ているので、遮断器は第３図に示すように基準容積を有
するガス密度モニタ６を備えたガス監視ユニット５を有
し、このユニットは制御箱４の側壁７に配置されている
。このガス監視ユニット５は、十分な遮断能力が与えら
れている圧力及び温度の範囲だけで遮断器が運転できる
ことを保証する。ガス密度が低下している場合には、ガ
ス密度モニタ６は電気接点８に接続された保護装置又は
表示装置を介してまず開閉操作を実施してはならないと
いう警報を発し、ついで遮断器の操作装置の鎖錠を指令
する。

ガス密度モニタ６の電気接点８は一側を開放された円筒
形の接続室９の中に置かれている。接続室は制御箱４の
側壁７の孔１０を貫通し、孔の縁１１は接続室９を間隙
を保って囲む、この孔１０を閉鎖するために、接続室９
はゴムから成り弾性を有するリップパツキン１２を支持
する。このために接続室９はリップパツキン１２の円形
の中央の孔１３に貫挿され、リップパツキンは接続室９
の挿入の際に広がらなければならないような寸法に選ば
れ、その弾性によりしっかりとかつ封止して接続室９の
外壁に接触する。

このリップパッキン１２自体は四角形に形成され、暗示
されているにすぎない固定ポルト１４が容易に場所を取
れるような範囲まで制御箱４の側壁７の縁１１を覆う、
側壁７でのリップパツキン１２の−様な面圧を得るため
に、リップパツキン１２の周縁は、固定ポル）１４によ
り貫通され同様に四角形のカバー板１５により覆われて
いる。

こうして、電気接点８を備えた接続室９が制御箱４の中
へ突入し、内部から裸で手が届き、また更に制御箱４の
振動又は制御箱に作用する衝撃力がガス密度モニタ６に
伝達されないように、側壁７に封止して取り付けられる
ということが達成される。

ガス密度モニタ６は制御箱４の外側に置かれ。

従って周囲の外気にさらされている。ガス密度モニタ６
は更に遮断器の支持がいし２と遮断ユニット３の中の監
視すべきガス室に結合されていなければならない、その
ために分離して構成された接続ブロック１６に管継手１
７が設けられ、この管継手はフランジ１８を介して接続
ブロック１６に取り付けられている。第２図に示すよう
に管継手１７の内部には逆止弁１９が設けられ、その弁
棒２０の端面２１は接続ブロック１Ｂの内壁２４の凹所
２３の底２２に接触する。それにより逆止弁１９はガス
密度モニタ６の正常運転中は開放位置に保持されている
。

管継手１７のフランジ１８の中央部分にはリング状付加
部２５が設けられ、この付加部は凹所２３に係合しかつ
弁棒２０により貫通されている。凹所２３の円筒面に向
かう付加部の外側円筒面上に、このリング状付加部２５
は差し込みパツキン２６を支持する。ガス密度モニタ６
の保守又は交換のために遮断器のガス室に結合°された
管継手１７を接続ブロック１６から取り外さなければな
らないときは、逆止弁１９が管継手１７の内孔２７を閉
鎖し終るまで、差し込みパツキン２′６は凹所２３の範
囲に留まっている。こうしてかかる保守作業の際にガス
が遮断器のガス室から流出するおそれがないということ
が保証される。従って遮断器の運転準備態勢は影響を受
けない、更に接続ブロック１６は管継手２８を備え、こ
の管継手を用いて最初の組み立て又は保守の際に遮断器
のガス室の補給をＳＦ６により行うことができる。

制御箱４の側壁７での接続ブロック１６の分離された取
り付けのために、リップパツキン１２の固定部の外側で
側壁７にねじ止めされた固有の弓形支持体２９．３０が
用いられる０両弓形支持体のうち一方の支持体２９は接
続ブロック１６とガス密度モニタ６との上側に横にして
配置され、これらを同時に雨又は日照の作用に対し並び
に落下物に対し保護するようになっている。第２の弓形
支持体３０は前記の弓形支持体に対して９０°ずらして
配置され、従って第２の弓形支持体はガス密度モニタ６
と接続ブロック１６との前側を覆い、同様に日照に対し
て保護する。それにもかかわらず周囲の外気はガス密度
モニタ６に容易に到達する。遮断器の据え付は方向が異
なる場合には、第２の弓形支持体３０をガス密度モニタ
６の後ろに置くこともできる。

複数のガス密度モニタ６が制御箱４に上下に並べて横向
きに固定されているときには、相応に一層大きく形成さ
れた接続ブロック１６の重量を支持できるまで弓形支持
体３０を大きくすることが推奨されるが、また別の第３
の弓形支持体を設けることもできる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に基づくガス遮断器の一実施例の正面
図、第２図及び第３図はそれぞれ第１図に示すガス監視
ユニットの部分的断面を含む側面図及び背面図である。 ４・・・制御箱 ６・・・ガス密度モニタ ７・・・壁 ８・・・電気接点 ９・・・接続室 １０・・・孔 １１・・・縁 １２・・・リップパツキン １３・・・孔 １４・・・固定ボルト １５・・・カバー板 １６・・・接続ブロック １７．２８・・・管継手 １９・・・逆止弁 ２６・・・差し込みパツキン ２９．３０・・・弓形支持体

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）基準容積を有し外部に置かれた少なくとも一つのガ
   ス密度モニタを備え、このモニタが遮断器の閉鎖された
   ガス室に結合され、かつ制御箱の中に収容された保護装
   置又は表示装置に通じる電気接点を有するようになって
   いるガス遮断器において、ガス密度モニタ（６）がそれ
   ぞれ電気接点（８）のために一側を開放された接続室（
   ９）を有しかつ接続ブロック（１６）に結合され、接続
   ブロックには遮断器のガス室に結合するための管継手（
   １７）と保守又は充填のための管継手（２８）とが設け
   られ、接続室（９）は制御箱（４）の壁（７）の孔（１
   ０）の中へ制御箱の中に向かって開放されて突入し、孔
   の縁（１１）は接続室（９）の側壁を間隙を置いて囲み
   、かつ弾性材口から成るリップパッキン（１２）を支持
   し、このリップパッキンが制御箱（４）の壁（７）の孔
   （１０）の縁を覆いかつこの壁に取り付けられ、接続ブ
   ロック（１６）には弓形支持体（２９、３０）が設けら
   れ、これらの支持体がリップパッキン（１２）に結合さ
   れることなく制御箱（４）の壁（７）に取り付けられて
   いることを特徴とするガス遮断器。 ２）遮断器のガス室に通じる管継手（１７）の中に逆止
   弁（１９）が設けられ、この逆止弁が管継手（１７）を
   接続ブロック（１６）から取り外した際に自動的に閉じ
   ることを特徴とする請求項１記載のガス遮断器。 ３）ガス室に通じる管継手（１７）が接続ブロック（１
   ６）に対して差し込みパッキン（２６）を備えることを
   特徴とする請求項２記載のガス遮断器。 ４）制御箱（４）の壁に取り付けられたリップパッキン
   （１２）の周縁がカバー板（１５）により覆われ、この
   カバー板が固定手段（１４）により貫かれていることを
   特徴とする請求項１ないし３の一つに記載のガス遮断器
   。 ５）接続室（９）が円筒形に形成され、四角形のリップ
   パッキン（１２）の中央の円形の孔（１３）を貫くこと
   を特徴とする請求項１又は４記載のガス遮断器。 ６）リップパッキン（１２）がゴムから成ることを特徴
   とする請求項１又は４又は５の一つに記載のガス遮断器
   。 ７）第１の弓形支持体（２９）が接続ブロック（１６）
   の上側に取り付けられ、第２の弓形支持体（３０）が第
   １の弓形支持体に対し９０°ずらして配置されているこ
   とを特徴とする請求項１記載のガス遮断器。 ８）ガス密度モニタが複数の場合に第３の弓形支持体が
   接続ブロック（１６）に取り付けられることを特徴とす
   る請求項１又は７記載のガス遮断器。 ９）弓形支持体がつぼ状に形成され通気孔を備えている
   ことを特徴とする請求項１記載のガス遮断器。