JPH01114595A - 空中浮遊装置 - Google Patents

空中浮遊装置

Info

Publication number
JPH01114595A
JPH01114595A JP27152387A JP27152387A JPH01114595A JP H01114595 A JPH01114595 A JP H01114595A JP 27152387 A JP27152387 A JP 27152387A JP 27152387 A JP27152387 A JP 27152387A JP H01114595 A JPH01114595 A JP H01114595A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duct
propeller
rotor
engine
center
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27152387A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuaki Miki
修昭 三木
Hideya Michiwaki
道脇 秀也
Koichi Saito
浩一 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP27152387A priority Critical patent/JPH01114595A/ja
Publication of JPH01114595A publication Critical patent/JPH01114595A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Aerodynamic Tests, Hydrodynamic Tests, Wind Tunnels, And Water Tanks (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、VTOL機(垂直離着陸飛行機)に係わり、
1つのダクテッドファンを有する空中浮遊装置に関する
〔従来の技術〕
ダクテッドファンを使用するVTOLIIは、別名フラ
イングプラットフォームとして1940年から1960
年ごろにわたり主としてアメリカで研究と試作が行われ
た。試作機のほとんどは軍用飛行ジープを目的としたが
、結果としては安定性と移動性が軍用としての要求を満
たすにいたらず失敗に終わっている。1940年、チャ
ンスブオート社のチャールズ・ジンマーマン氏により考
案せられたこの種のVTOL機は重心がロータより上に
あり、バイロフトはロータの上に直立し、体型移動のみ
により簡単に機体を操縦可能にするというものである。
そして1950年代にヒラ−■Z−1などの実験機によ
り実証され、1950年代後半から1960年代前半に
はアメリカで多くの文献が発表された。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来のダクテンドファン型VTOL機が現在まで実
用化されるに至っていない理由としては、機体の傾きお
よび推進方向の移動に対して自己安定性が悪いために複
雑な姿勢制御を必!とすること、ヘリコプタに比して燃
料効率が劣るとともに用途が限定されるため需要が無か
ったこと等が挙げられる。
機体の自己安定性に関しては、ビークル重心を空力中心
よりも下方におくと、機体が不安定になるとともに、長
い脚を備えなければならないとか、シェド流路を妨げる
ために揚力損失が生じるとか、事故で落下した時、パイ
ロットに危険であると言う問題を有しているが、ビーク
ル重心を空力中心よりも上方におくとしても、ダクトの
径を考慮せずに単にその距離が正の一定範囲内とするだ
けでは、具体的な設計条件を設定することができないと
いう問題をかかえている。
そこで上記問題を解決するために、本出願人は先に出願
した特願昭62−20970号により、外部要因による
影響をうけても自己安定性を確保することができると共
に、特別の姿勢制御を必要とすることがない空中浮遊装
置を提案している。
その特徴は、1つのダクトを有する機体と、該機体に固
定される駆動装置と、前記ダクト内に配設され該駆動装
置により駆動されるローターと、該ローター駆動時の反
力トルクを吸収する反トルク消去手段とを備えた空中浮
遊装置において、機体の傾き及び推進方向の移動に対し
て運動方程式をたて、その特性方程式の係数を機体の重
心と空力中心との距離に対するダクトの径の比の関数と
なるように変換し、機体の安定条件を求めることにより
、機体の重心と空力中心との距離に対する前記ダクトの
径の比を機体のIllきおよび推進方向の移動に対して
安定する領域に設定したことにあしかしながら、上記空
中浮遊装置について種々の試作、実験を試みた結果、解
決しなければならない幾つかめ課題が判明した。すなわ
ち、前後(ピッチング)の安定性、左右(ローリング)
の安定性、垂直軸回りの回転(ヨーイング)の安定性を
達成するための安定構造を得ることであり、また、軽量
構造、軽量材料および高出力軽量のエンジンを得ること
である。
本発明は上記課題のうち、前後(ピッチング)の安定性
、左右(ローリング)の安定性を達成させることができ
る空中浮遊装置を提供することを目的とする。
c問題点を解決するための手段〕 そのために本発明の空中浮遊装置は、支持台上に配置さ
れるエンジンと、該エンジンと同一水平面上で反対側に
配置される燃料タンクと、前記支持台を支持する支柱と
、該支柱に取付けられるダクトと、該ダクト内に配設さ
れるプロペラと、該プロペラを回転させるドライブシャ
フトと、プロペラ駆動時の反力トルクを吸収する反トル
ク消去手段とを備え、前記ダクトを上下に移動可能にす
ることにより、装置重心と空力中心位置との距離を安定
位置に設定することを特徴とするものである。
〔作用および発明の効果〕
本発明においては、例えば第1図に示すように、エンジ
ンの動力は、二重反転機構2を介してプロペラ7とロー
タ8に伝達され、ダクト9を流れる空気流により浮力が
生じて空中浮遊装置は上昇する。このとき、プロペラ7
の回転によりダクト9がヨーイングの作用を受けるが、
ロータ8はプロペラ7に対して反対方向に回転する構造
となっているため、ロータ8の回転により反転トルクが
生じてヨーイングが防止される。また、コントロールヘ
ーン10の角度を変えることにより、ピッチング、ロー
リングおよびヨーイングが防止される。
この空中浮遊装置の安定性を得るために、ダクト9を上
下に移動可能にすることにより、ダクトの径に対する装
置の重心と空力中心との距離の比を0.9前後に設定す
る。
従って本発明によれば、ダクト9を上下に移動させて空
力中心を可変にすることにより、装置重心と空力中心位
置との距離を安定位置に設定することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。第
1図は本発明の空中浮遊装置の1実施例を示す斜視図、
第2図は本発明の空中浮遊装置を一人乗りに適用した概
略図、第3図は第1図の正面図、第4図は二重反転機構
を説明するための図、第5図は第1図の平面図、第6図
は第1図の底面図、第7図はコントロールベーンの作用
を説明するための図である。
第1図において、本発明に係わる空中浮遊装置の概略は
、エンジン1、二重反転機構2、燃料タンク3、エンジ
ンコントロールサーボ4、受信制御袋25、ドライブシ
ャフト6、プロペラ7、ロータ8、ダクト9、コントロ
ールベーン10、支柱11および重心調整ウェイ)12
から構成されている。なお、この実施例は無人機用であ
り、人間が搭乗する場合には、上記エンジンコントロー
ルサーボ4、受信制御装置5が不用となり、第2図に示
すような構成となる。この場合には、エンジン1の回転
をアクセルペダル13により調節し、11作レバー14
によりコントロールベーン10を調節することになる。
この空中浮遊装置の安定性を得るために、後述するよう
に、ダクト9を上下に移動させることにより、ダクトの
径に対するHaの重心と空力中心との距離の比を0.9
前後に設定する。
次に第3図ないし第6図によりさらにその構成を詳述す
る。
第3図および第5図において、支持台15の一方の側に
はエンジン1、強制空冷装置16が配置され、反対側に
は燃料タンク3、エンジンコントロールサーボ4、受信
制御装置5が配置され、また、中央部に取付られたギヤ
ボックス17には二重反転機構2が配置されている。エ
ンジン1の動力は遠心クラッチ19を介して二重反転機
構2に伝達され、さらに、ドライブシャフト6およびロ
ータ軸18の両方に伝達されてプロペラ7およびロータ
8を回転させるようになっている。また、ドライブシャ
フト6およびロータ軸は、ベアリングを有する支持部材
20を介して支柱11に支持されるとともに、支柱11
にはダクト9およびコントロールベーン10が取付けら
れている。なお、25は始動用プーリである。
前記二重反転機構2は、第4図に示すように、エンジン
の回転をベベルギヤ21を介してプロペラ7とロータ8
に伝達させる機構であり、エンジンの出力軸22に固定
した傘歯車23aに、ドライブシャフト6に固定した傘
歯車23bとロータ軸18に固定した傘歯車23cとを
噛み合わせている。ロータ軸18はドライブシャフト6
内に嵌合され、それぞれロータ8とプロペラ7が取付ら
れ、ロータ8はプロペラ7に対して反対方向に回転する
構造となっている。
第6図は前記コントロールベーン10の構造を示してい
る。コントロールベーン10はダクト9の円周を等分割
するように4枚設けられ、第7図(a)に示すように、
ベーン10a、lObがそれぞれ反対方向に傾斜するよ
うに回転する場合と(b)に示すように、ベーン10a
、10bが同一方向に傾斜するように回転する場合とが
可能な機構になっている。
第8図はダクト9の取付構造を示している。支柱11の
外周には、摺動自在な固定部材30が嵌挿されており、
該固定部材30とダクト9は、ボルト31により連結さ
れ、ナンド32.33を調節し固定部材30を上下させ
ることにより、ダクト9は上下に移動せられ、螺子35
を締め付けるこきにより、ダクト9を支柱11に対して
固定している。そして、ダクト9を上下させることによ
り、空力中心を可変にすることができ、′ji置装心と
空力中心位置との距離を安定位置に設定することができ
る。
次に本発明の作用について説明する。エンジンの動力は
、二重反転機構2のベベルギヤ21を介してプロペラ7
とロータ8に伝達され、ダクト9を流れる空気流により
浮力が生じて空中浮遊装置は上昇する。このとき、プロ
ペラ7の回転によりダクト9がヨーイングの作用を受け
るが、ロータ8はプロペラ7に対して反対方向に回転す
る構造となっているため、ロータ8の回転により反転ト
ルクが生じてヨーイングが防止される。
また、第7図(a)に示すように、ベーン10a、10
bをそれぞれ反対方向に傾斜するように回転させたとき
には、矢印A方向にダクト9を回転させる作用をしてヨ
ーイングを防止し、第7図と(b)、(C)に示すよう
に、ベーン10a、10b或いはベーン10c、10d
を同一方向に傾斜するように回転させたときには、それ
ぞれ矢印B、Cのようにダクト9の姿勢を調整して、ロ
ーリング、ピッチング防止するものである。
上記実施例における二重反転機構2により駆動サレるロ
ータ8およびコントロールベーン10は、本発明の反ト
ルク消去手段を構成するものであるが、必ずしも、ロー
タ8およびコントロールベーン10の両方を備える必要
はなく、いずれか一方を採用しても達成されるものであ
る。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
種々の変更が可能である0例えば、上記実施例において
はエンジンを駆動源としているが、電動モータを採用し
てもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の空中浮遊装置の1実施例を示す斜視図
、第2図は本発明の空中浮遊装置を一人乗りに適用した
概略図、第3図は第1図の正面図、第4図は二重反転機
構を説明するための図、第5図は第1図の平面図、第6
図は第1図の底面図、第7図はコントロールベーンの作
用を説明するための図、第8図はダクトの取付構造を示
す図である。 1・・・エンジン、2・・・二重反転機構、3・・・燃
料タンク、6・・・ドライブシャフト、7・・・プロペ
ラ、8・・・ロータ、9・・・ダクト、10・・・コン
トロールベーン、11・・・支柱、15・・・支持台、
18・・・ロータ軸、21・・・ベベルギヤ、30・・
・固定部材、31・・・ボルト、32.33・・・ナン
ド、35・・・螺子。 /N’−,/ 第5図 第6図 第7図 (b) (c) (イ)     35 (ロ) 第8図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持台上に配置されるエンジンと、該エンジンと
    同一水平面上で反対側に配置される燃料タンクと、前記
    支持台を支持する支柱と、該支柱に取付けられるダクト
    と、該ダクト内に配設されるプロペラと、該プロペラを
    回転させるドライブシャフトと、プロペラ駆動時の反力
    トルクを吸収する反トルク消去手段とを備え、前記ダク
    トを上下に移動可能にすることにより、装置重心と空力
    中心位置との距離を安定位置に設定することを特徴とす
    る空中浮遊装置。
  2. (2)上記反トルク消去手段は、エンジンの回転をベベ
    ルギヤを介してプロペラとロータに伝達させる機構であ
    り、ロータをプロペラの回転と逆方向に回転させること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の空中浮遊装置
  3. (3)上記反トルク消去手段は、プロペラの下部に設け
    られるコントロールベーンであり、ベーンの角度が可変
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の空
    中浮遊装置。
JP27152387A 1987-10-27 1987-10-27 空中浮遊装置 Pending JPH01114595A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27152387A JPH01114595A (ja) 1987-10-27 1987-10-27 空中浮遊装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27152387A JPH01114595A (ja) 1987-10-27 1987-10-27 空中浮遊装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01114595A true JPH01114595A (ja) 1989-05-08

Family

ID=17501253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27152387A Pending JPH01114595A (ja) 1987-10-27 1987-10-27 空中浮遊装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01114595A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010105654A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Honeywell Internatl Inc ダクテッドファン無人航空機用の騒音を抑える支柱支持システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010105654A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Honeywell Internatl Inc ダクテッドファン無人航空機用の騒音を抑える支柱支持システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3251952B1 (en) Variable directional thrust for helicopter tail anti-torque system
US5421538A (en) VTOL aircraft
US7249732B2 (en) Aerodynamically stable, VTOL aircraft
US8128033B2 (en) System and process of vector propulsion with independent control of three translation and three rotation axis
US8016226B1 (en) Vertical take off and landing aircraft system with energy recapture technology
US6402088B1 (en) Passenger vehicle employing a circumferentially disposed rotatable thrust assembly
US6719244B1 (en) VTOL aircraft control using opposed tilting of its dual propellers or fans
US4778128A (en) Flying disc aircraft
US2807428A (en) Aircraft with enclosed rotor
WO2016136848A1 (ja) マルチコプター
WO2018090790A1 (zh) 一种旋翼控制机构和双旋翼无人机
US3584810A (en) Stacked rotor vtol aircraft
EP2394914A1 (en) A rotorcraft with a coaxial rotor system
US20160368597A1 (en) Torque balanced, lift rotor module providing increased lift with few or no moving parts
JPS63291798A (ja) 飛行するプラットホーム
CN113636072A (zh) 一种基于可倾转涵道螺旋桨的跨介质无人机
JP2006021733A (ja) 2重反転2軸ティルトの急速風量発生風向変更装置を機体の揚力と推進の装置として設置するとともに操縦の手段としても使用する垂直離着陸機
US6669138B1 (en) Rotary aeronautical lifting cell
EP3434591A1 (en) Vertical takeoff and landing aircraft
JPH01114595A (ja) 空中浮遊装置
JP4702882B2 (ja) 小型回転翼機
JPH01114592A (ja) 空中浮遊装置
JPH01114594A (ja) 空中浮遊装置
WO2022049764A1 (ja) 飛行体
JPH01114596A (ja) 空中浮遊装置