JPH01112032A - クラッチ機構 - Google Patents

クラッチ機構

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Publication number
JPH01112032A
JPH01112032A JP26762987A JP26762987A JPH01112032A JP H01112032 A JPH01112032 A JP H01112032A JP 26762987 A JP26762987 A JP 26762987A JP 26762987 A JP26762987 A JP 26762987A JP H01112032 A JPH01112032 A JP H01112032A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hollow body
elastic hollow
pulley
clutch mechanism
peripheral surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP26762987A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Takemoto
剛 竹本
Takao Kasagi
笠木 孝雄
Kimihiro Ishikawa
石川 公寛
Yasuo Tabuchi
泰生 田渕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH01112032A publication Critical patent/JPH01112032A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば自動車用空調機のコンプレッサに対し
て駆動力の伝達遮断を行なうクラッチ機構に関する。
〔従来の技術および問題点〕
従来この種のクラッチ機構は、電磁クラッチが用いられ
ている。すなわち、固定側に設けられたソレノイドコイ
ルを励磁することにより、アーマチャを変位させてロー
タに密着させ、駆動源の回転力をコンプレッサに伝達さ
せている。
ところが、コンプレッサを駆動するための回転力を伝達
させるには、ソレノイドコイルに30〜6゜Wの電力を
供給する必要があり、このためソレノイドコイルは通常
銅線を約3ooターンも@回して、成形され、クラッチ
機構の重量および体格が大きくなるという問題がある。
また従来のクラッチ機構は、遮断時におけるアーマチャ
とロータの間隙の大きさが不正確であると、アーマチャ
とロータの断続動作が不充分になるので、その間隙を高
精度に定めなければならないという問題がある。
本発明は、軽里かつ小型であり、しがも駆動側と被駆動
側の非作動時における間隙を高精度に定める必要がない
、クラッチ機構を得ることを目的としてなされたもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係るクラッチ機構は、回転駆動源に連結され、
軸心周りに回転自在に設けられた回転部材と、被駆動部
に連結され、かつ上記回転部材に対して同軸的に配設さ
れるとともに軸心周りに回転自在に設けられ、膨張収縮
可能な弾性中空体と、この弾性中空体に対する圧力流体
の供給および排出を制御して弾性中空体を膨張あるいは
収縮させる制御機構とを備えるものであり、上記弾性中
空体は、膨張することにより上記回転部材に摩擦係合し
て上記回転駆動源の回転を被駆動部に伝達し、収縮して
上記回転部材から解放される。
〔実施例〕
以下図示実施例に基づいて本発明を説明する。
第1図は本発明の一実施例に係るクラッチ機構を適用し
たコンプレッサ100を示す。この図において、コンプ
レッサのハウジング101には、吸入ポート102と吐
出ボート103が形成される。ロータ104は大径部1
04 aと小径部104 b 、 104 cとを有し
、小径部104 b 、 104 cはハウジング10
1内に設けられた壁部材105.106に回転自在に支
持され、また大径部104 aは壁部材105.106
の間に配設された筒状部材107内に収容される。ベー
ン108はロータ104から径方向に延び、ベーン10
8の先端は筒状部材107の内壁面に摺接し、ベーン1
08、ロータ104および筒状部材107により圧力室
が形成される。筒状部材107に穿設された孔111は
、リード弁112により開閉される。ストッパ113は
リード弁112の開度を制限する。
従来公知のように、ロータ104の回転により圧力室の
容積が変化し、これにより、吸入ボート102から吸入
された冷媒は壁部材105に形成された孔(図示せず)
から圧力室に導かれ、加圧される。そしてこの加圧され
た冷媒は、リード弁112を開放して孔111から吐出
され、吐出ポート103からコンプレッサの外部へ排出
される。
ロータ104の小径部104 bの先端に連設された回
転軸121はクラッチ機構130に連結される。クラッ
チ機構130は、回転駆動源であるエンジンの出力軸(
図示せず)に連結される回転部材すなわちプーリ 13
1と、被駆動部すなわちコンプレッサの回転軸121に
ハブ132を介して連結された弾性中空体133とを有
する。
ハフ132は、回転軸121にスプライン134を介し
て連結される内側円筒部132aと、この内側円筒部1
32aを囲繞する外側円筒部132bと、これらの円筒
部132 a 、 132 bを連結する環状部132
cとを有する。弾性中空体133は外側円筒部132 
bの外周面に固定される。ハブ132は回転軸121の
先端面に螺着されたポルト135によりこの回転軸12
1に対する抜止めが施されており、またスプライン13
4の両端は銅ワッシャ等のシール材136.137によ
りシールされる。
プーリ 131は、ハブ132の内側円筒部°132 
aと外側円筒部132 bの間に位置する支持筒部13
1aと、弾性中空体133の外周面を囲繞する外周筒部
131bと、これら支持筒部131 aおよび外周筒部
131 bを連結して弾性中空体133の一側面を覆う
カバ一部131cとを有する。支持筒部131 aはベ
アリング138を介してハブ132の内側円筒部132
aに回転自在に支持される。外周筒部131bは無端状
のベルトを介して図示しないエンジンの出力軸に連結さ
れ、エンジンにより回転駆動される。
弾性中空体133はプーリ 131の回転をコンプレッ
サの回転軸121に伝達させるものであり、プーリ13
1に対して同軸的に配設され、弾性中空体133の外周
面はプーリ131の外周筒部131 bの内周面131
dに近接している。また弾性中空体133は、その内部
に導入される圧力流体すなわち冷媒の圧力に応じて膨張
あるいは収縮する。弾性中空体131が膨張した時、そ
の外周面は外周筒部131 bの内周面131 dに摩
擦係合し、これによりプーリ131の回転は回転軸12
1に伝達され、弾性中空体131が収縮した時、その外
周面は内周面131 dから解放され、プーリ131の
回転は回転軸121に伝達されない。
第2図は弾性中空体133の構造を示す。この弾性中空
体133の外側部材133aは、主として合成ゴムから
成り、その外周面133bには、例えばアスベストを含
んだ摩擦材が張付けられる0弾性中空体133の内側部
材133 cは、スチールワイヤコードあるいは伸度の
小さい繊維コードから成る層を数枚重ねて形成された補
強部材であり、これにより弾性中空体133の縦ばね定
数および横ばね定数が高められる。
弾性中空体133に対する圧力流体すなわち冷媒の供給
および排出を制御して、この弾性中空体133を膨張あ
るいは収縮させる制御機構を説明する。
再び第1図を参照すると、ハブ132に穿設された通路
141の一端は弾性中空体133に連通し、また通路の
他端はスプライン134とシール材137の間に臨み、
回転軸121に形成された通路°142の一端に連通ず
る。この回転軸121の通路142の他端は、回転軸1
21に嵌合する環状部材143の内周面に形成された環
状溝144に連通ずる。環状溝144には径方向に延び
る連通孔145が連結され、この連通孔145はハウジ
ング101に穿設された通路146に連通ずる。この通
路146はハウジング101の外側面に開口し、第3図
に示される流体回路の制御ライン201に連結される。
したがって弾性中空体133は、通路141,142、
環状溝144、連通孔145および通路14Gを介して
、常時制御ライン201に連通する。
第3図は本実施例を用いた空調機の流体回路を示す。コ
ンプレッサ100の吐出ポート103から延び吸入ポー
) 102に連結される冷媒循環ライン202の途中に
は、凝縮器203、レシーバ204、膨張弁205およ
び蒸発器206が設けられる。従来公知のように、コン
ブレフす100から吐出された気体の冷媒は凝縮器20
3により液化されたレシーバに“より一時的に蓄えられ
る。液体冷媒は膨張弁205により減圧し、蒸発器20
6により気化する。気体冷媒は吸入ポート102からコ
ンプレッサ100内に流入し、以下同様の動作を繰返す
本実施例において、高圧の液体冷媒をクラッチ機構13
0の弾性中空体133に導くための構成が設けられる。
アキュムレータ210は逆止弁221を介してレシーバ
204に連結され、高圧の液体冷媒を保持する。アキュ
ムレータ210は、ケーシング211内に、逆止弁21
3を有するピストン212を摺動自在に収容して構成さ
れ、ピストン212の上側に形成される圧力室214は
レシーバ204から高圧の冷媒を供給される。ピストン
212の下側に形成されたばね室215内には、ピスト
ン212を圧力室214側へ付勢するばね216が設け
られる゛。逆止弁213は、圧力室214内の圧力が所
定値以上のとき開弁して冷媒をばね室215に解放する
。ばね室215は還流ライン209を介して冷媒循環ラ
イン202の蒸発器206よりも下流側に連結される。
しかして圧力室214内には、コンプレッサ100の運
転時8〜10kg/cdの液体冷媒が保持される。この
液体冷媒の圧力はコンプレッサ100の負荷に応じて変
化する。
圧力室214は高圧ライン207を介して制御弁220
の第1ボート221に連結され、弾性中空体133(第
1図)は制御ライン201を介して制御弁220の第2
ボート222に連結される。制御弁220は2位置3ボ
ート弁であり、第3ポート223は低圧ライン208を
介して冷媒循環ライン202の蒸発器206の下流側に
連結される。制御弁220は電磁弁であり、非作動時、
図示された第1位置にあって高圧ライン207を遮断し
、制御ライン201を低圧ライン208に連通させる。
この結果、弾性中空体133内の冷媒は、制御ライン2
01、低圧ライン208および冷媒循環ライン202を
通って吸入ポー) 102からコンプレッサ100内へ
還流し、これにより弾性中空体133は収縮してプーリ
 131から解放される。これに対し、制御弁220が
励磁されて第2位置にある時、高圧ライン207が制御
ライン201に連通するとと佇に、低圧ライン20Bが
遮断される。この結果、アキュムレータ210内の高圧
の冷媒が高圧ライン207および制御ライン201を通
って弾性中空体133へ圧送され、弾性中空体133は
膨張してプーリ131の内周面131 dに密着する。
したがって弾性中空体133とプーリ131は相互に連
結され、プーリ131の回転は弾性中空体133に伝達
されてコンプレッサ100が回転駆動される。
コンプレッサ100の稼動時、弾性中空体133内の冷
媒の圧力は、コンプレッサ100の負荷の大きさに従っ
て変化し、低負荷から高負荷になるに従い、8kg /
 ctlから10kg/cdへ変化する。しかして負荷
が高いほど、冷媒の圧力が高くなり、弾性中空体133
の膨張率が大きくなってプーリ131に対する連結力が
大きくなる。一方、制御弁220が切換えられて弾性中
空体133内の冷媒が吸入ボート102へ還流する時、
弾性中空体133内の冷媒圧力は約2kg / ctA
まで低下する。どれにより弾性中空体133は収縮し、
プーリ 131の内周面131dから解放され、プーリ
 131の回転は弾性中空体133に伝達されずコンプ
レッサ100が停止する。
コンプレッサ100の停止直後、低圧ライン208内の
圧力は上述のように約2kg/−まで低下するが、冷媒
循環ライン202内の圧力はその停止の直前まで約15
kg/aaであり、停止後長時間経過すると、ライン2
02 、208の圧力は約5 kg / cdになる。
しかし、この約5にぎ/c11の圧力は弾性中空体13
3をプーリ 131に密着させるほど高くはなく、弾性
中空体133はプーリ131から解放された状態を維持
する。
ま、たコンプレッサ100の停止時、圧力室214内の
圧力は逆止弁213 、221の作用により、約8 k
g/dに維持される。したがって、その後制御弁220
を切換えると、弾性中空体133には充分な圧力が供給
され、プーリ 131に連結される。
このように本実施例は、弾性中空体133の膨張収縮に
よりクラッチ機構130の断続制御を行なうように構成
されている。すなわちクラッチ機構130は電磁クラッ
チでないので、励磁コイルが不要であり、その構造が簡
単かつ軽量小型である。
また本クラッチ機構130は、弾性中空体133の膨張
収縮を利用するものであるため、プーリ131の内周面
131dと弾性中空体133との間の間隙を高精度に定
める必要がなく、安価である。さらに、弾性中空体13
3はエンジンおよびコンプレッサのトルク変動を吸収す
ることができ、コンプレッサ100の回転がスムーズな
ものとなる。
なお、弾性中空体133に制御圧力を付与する流体は、
コンプレッサ100の冷媒に限られるものではなく、空
調機の外部から導入してもよく、例えばパワーステアリ
ングの油圧、あるいはブレーキシステムの高圧空気を用
いてもよい。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、軽量かつ小型であり、し
かも駆動側と被駆動側の非作動時における間隙を高精度
に定める必要がない、簡単な構成のクラッチ機構が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は弾性
中空体を示す断面図、 第3図は空調機の流体回路図である。。 131・・・プーリ (回転部材)、 133・・・弾性中空体、 210・・・アキュムレータ、 220・・・制御弁。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.回転駆動源に連結され、軸心周りに回転自在に設け
    られた回転部材と、被駆動部に連結され、かつ上記回転
    部材に対して同軸的に配設されるとともに軸心周りに回
    転自在に設けられ、膨張収縮可能な弾性中空体と、この
    弾性中空体に対する圧力流体の供給および排出を制御し
    て該弾性中空体を膨張あるいは収縮させる制御機構とを
    備え、上記弾性中空体は、膨張することにより上記回転
    部材に摩擦係合して上記回転駆動源の回転を被駆動部に
    伝達し、収縮して上記回転部材から解放されることを特
    徴とするクラッチ機構。
  2. 2.上記被駆動部が空調機のコンプレッサであり、上記
    圧力流体が空調機の冷媒であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のクラッチ機構。
JP26762987A 1987-10-24 1987-10-24 クラッチ機構 Pending JPH01112032A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26762987A JPH01112032A (ja) 1987-10-24 1987-10-24 クラッチ機構

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26762987A JPH01112032A (ja) 1987-10-24 1987-10-24 クラッチ機構

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JPH01112032A true JPH01112032A (ja) 1989-04-28

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ID=17447338

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26762987A Pending JPH01112032A (ja) 1987-10-24 1987-10-24 クラッチ機構

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JP (1) JPH01112032A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6433992B2 (en) 1999-12-28 2002-08-13 Murata Manufacturing Co., Ltd. Monolithic capacitor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6433992B2 (en) 1999-12-28 2002-08-13 Murata Manufacturing Co., Ltd. Monolithic capacitor

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