JPH01112029A - 軸受装置 - Google Patents

軸受装置

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JPH01112029A
JPH01112029A JP26777887A JP26777887A JPH01112029A JP H01112029 A JPH01112029 A JP H01112029A JP 26777887 A JP26777887 A JP 26777887A JP 26777887 A JP26777887 A JP 26777887A JP H01112029 A JPH01112029 A JP H01112029A
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JP
Japan
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temperature
bearing
bearing member
control device
limit value
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Pending
Application number
JP26777887A
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English (en)
Inventor
Takanobu Sato
佐藤 高信
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NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ターボ分子ポンプ、フライホイール、遠心
分離機等のたて形高速回転機械に使用される軸受装置に
関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の軸受装置は、第4図に示すように、潤滑
油lを収容したハウジング2の中に軸受部材3が配設し
てあり、軸受部材3はボール4を介してハウジング2の
底面により軸方向に支持され、軸受部材3の上面に設け
た凹球面状の軸受面5に軸6の下端部に設けた半球面状
の凸形面7を対向させて、軸6を軸方向および半径方向
に支持している。軸6の凸形面7にはスパイラル状の動
圧発生用みぞ8が形成されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
−iに、この種の軸受装置は性能上の特徴として、最適
仕様の設計諸元に対し過大な荷重条件で使用すると軸受
の焼き付きが生じ、過小な荷重条件で使用するとホワー
ル等の不安定振動が生じるため、使用条件にはかなりの
厳しい制限がある。
軸受の使用温度範囲については、温度変化が潤滑油の粘
度の変化として現われ、温度が高い場合には潤滑油の粘
度が低下して負荷容量が不足し、温度が低い場合には潤
滑油の粘度が高くなって不安定振動が発生することにな
り、周囲温度が変化する場合、広い温度範囲にわたって
軸受性能を安定して発揮させることが困難であるという
問題がある。
このような問題を解決するため、従来の軸受装置におい
ては、第4図に示すようにハウジング2に通水孔9が設
けてあり、この通水孔9に常に冷却水を循環させている
しかし、冷却水を常時循環させる方法では、起動時の潤
滑油の粘度が高い状態から軸受の発熱によって潤滑油の
粘度が低下して所定の回転数に達するまでに長時間を要
することになる。
この発明は上記の問題を解決して、軸受の温度変化を広
範囲にわたって制御する手段を備えた軸受装置を提供す
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明の軸受装置は、軸受部材の温度を直接、または
駆動モータのトルクを介して間接に検出する手段と、軸
受部材の温度の上限値と下限値とが設定され、かつ軸受
部材の温度検出手段の信号が入力される制御装置と、軸
受部材の温度が上限値に達したとき制御装置の出力信号
により作動する軸・受部材冷却手段と、軸受部材の温度
が下限値に達したとき制御装置の出力信号により作動す
る軸受部材加熱手段とを設けている。
〔実施例〕
以上、この発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は、この発明をターボ分子ポンプの軸受装置に適
用した実施例である。
ターボ分子ポンプのケース10を構成する底壁tOaに
円筒状の外筒1)aと内筒1)bとが取り付けられてい
る。ケースの底壁10aはハウジング1)の一部を構成
し、底壁10aと外筒1)aと内筒1)bとでハウジン
グ1)が構成され、また外筒1)aの中に潤滑油12が
収容されている。この潤滑油12の中には、上面に凹球
面状の軸受面15を有する軸受部材14が外筒1)aの
内周面との間に適宜の半径方向すきまを隔てて配設され
、この軸受部材14は外筒1)aの底面に配置した複数
個のボール16によって軸方向に支持されている。外筒
1)aには通水孔17が両側面に貫通して設けられてい
る。
ハウジング1)の内筒1)bに挿入された軸20は、下
端部に設けられた凸球面状の凸形面21゛が軸受部材1
4の軸受面15と対向して軸方向および半径方向に支持
されている。軸20の凸形面21に形成されたスパイラ
ル状の動圧発生用みぞ22により、軸20の凸形面21
と軸受部材14の軸受面15との間にラジアルおよびス
ラスト流体軸受が構成されている。
また、軸20の上端部には永久磁石24が取り付けてあ
り、この永久磁石24と半径方向に対向する永久磁石2
5がケースlOの頂壁10bに取り付けである。−これ
らの一対の永久磁石24,25は同一磁極で対向する反
発形の磁石であって、軸20の上端部を支持するラジア
ル磁気軸受を構成している。
ハウジング1)の内筒1)bの内周面には、ステータコ
イル26が取り付けてあり、このステータコイル26と
ステータコイル26に半径方向に対向して軸20に取り
付けられたロータマグネット27とが軸20の駆動モー
タを構成している。
上記の軸20の上端部には、外周面に複数段の動翼28
が取り付けられたアーム29が固着され、この動翼28
は、ケース10の側壁10cの内周面に取り付けられた
静翼30と交互に組み合わされている。
駆動モータの作動により軸20が回転すると、動翼28
と静翼30との間でポンプ作用が発生し、ケース10の
頂壁10bに設けである吸気口31から吸引された気体
がケースlOの底壁10aに設けられた図示しない排気
口へ流出して、吸気口31に接続された個所の気体が超
高真空度に減圧されるようになっている。
上記のターボ分子ポンプの軸受部材14には熱電対40
が取り付けてあり、そのリード線41が制御装置42に
接続されている。制御装置42には軸受部材14の温度
の上限値と下限値とが設定されている。
ハウジング1)の外筒1)aの通水孔17にホース43
を介して接続された水槽45内の循環用水46にはヒー
タ47を挿入し、ヒータ47は制御装置42に接続して
いる。符号Pはポンプである。
上記構成のターボ分子ポンプの運転時において、軸受部
材14の温度が熱電対40により検出され、その検出信
号が制御装置42に入力されている。
軸受部材14の温度が低下して下限値になると、制御装
置42からの出力信号がヒータ47に送られてヒータ4
7が作動し、水槽45内の循環用水46を加熱する。
一方、軸受部材14の温度が上昇して上限値に達すると
、制御装置42の出力信号によりヒータ47の作動が停
止し、自然冷却により循環用水46が冷却されて軸受部
材14の冷却手段となる。
上記実施例のヒータ47に代えて、加熱手段のほかに自
然冷却以外の冷却手段を備える装置、たとえばチリング
ユニット、オイルマチック等を使用してもよく、これら
の装置によればより好適な水温調整が可能となる。
温度制御の一例を挙げると、球径31■の球面スパイラ
ル溝付き軸受を軸方向荷重2Kgf、回転数90.00
Orpmで使用する場合には、軸受部材14の温度が4
0°C以下になれば加熱手段が作動して40℃の温水を
循環させ、軸受部材14の温度が75°Cに達すると冷
却手段が作動して20℃の冷却水を循環させ、40℃を
超えて75℃より下までの温度範囲では加熱手段と冷却
手段との双方とも作動しないような制御方法を採用する
のが最も効率的である。
上記のように、軸受温度が設定値よりも高(なれば冷却
手段が作動し、設定値よりも低くなれば加熱手段が作動
して循環水の温度が調整されるから、軸受温度が設定値
の範囲内に制御されることになる。
また、駆動モータの電源49を制御装置42に接続し、
制御装置42には軸受温度の上限値よりもある程度高い
温度と下限値よりもある程度低い温度とを併せて設定し
て、これらの温度が検出されたときの出力信号により駆
動モータの電源49が遮断されるようにしておくことも
できる。
このようにすれば、周囲温度の異常な変化が生じて加熱
および冷却手段の能力が不足した場合、あるいは加熱お
よび冷却手段が故障した場合においても、軸受温度が設
定温度よりもある程度高くなるか、あるいはある程度低
くなったときに駆動モータの回転を停止することができ
る。
第2図はこの発明の他の実施例として、フライホイール
の軸受装置を示したものである。
ハウジング1)は円筒状部lieと円筒状部1)eに取
り付けた外筒1)aと円筒状部lieに取り付けた頂壁
lidとから構成されている。外筒1)a内の潤滑油1
2の中に、受部材14aと可動部材14bとからなる軸
受部材14が配設され、可動部材14bの半径方向外周
部とこれに対向する外筒1)aの基台13との各対向面
には、それぞれシート32.33が取り付けてあり、シ
ート32.33を介して配設されたりテーナ16aに保
持されたボール16によって軸受部材14が軸方向に支
持されている。
軸受部材14の可動部材14bの中央部とこれに対向す
る基台13との間には、求心機構として吸引形の永久磁
石34.35が取り付けられている。
ハウジング1)の中に配設されたフライホイール50は
、軸方向下側の軸20の下端部の凸形面21が、軸受部
材14の受部材14aの軸受面15によって軸方向およ
び半径方向に支持されている。
軸20の凸形面21にはスパイラル状の動圧発生用みぞ
22が設けてあり、凸形面21と受部材14aの軸受面
15との間にラジアルおよびスラスト流体軸受が構成さ
れている。
フライホイール50の軸方向上側の軸36の上端面とハ
ウジング1)の頂壁lidの対向面とには、それぞれ吸
引形の永久磁石37.38が取り付けてあり、これらの
一対の永久磁石37.38がラジアルおよびスラスト磁
気軸受を構成している。
また、フライホイール50の軸方向上側の軸36の外周
面にはロータマグネット27が取り付けてあり、このロ
ータマグネット27と半径方向に対向するステータコイ
ル26がハウジング1)に取り付けられて、これらのロ
ータマグネット27とステータコイル26とが駆動モー
タを構成している。
上記構成の軸受装置において、外筒1)aの底壁1)c
にはヒータ47が埋設され、底壁1)Cの底面にはファ
ン48が取り付けてあり、ヒータ47とファン48とは
それぞれ駆動モータの電源49に接続されている。
駆動モータの電源49には、図示しない電流計。
電圧計が内蔵されており、電流計、電圧計の指示値によ
り駆動モータのトルクを検出し、トルクが上限値を超え
たときの信号をヒータ47に出力し、トルクが下限値に
なったときの信号をファン48に出力する制御装置42
としての機構を備えている。
駆動モータのトルクは軸受の摩擦損失に比例し、軸受の
摩擦損失は軸受温度が低いほど大きくなるから、駆動ト
ルクを検出することにより間接に軸受温度を検出するこ
とができる。
第3図は、軸受の摩擦損失と温度との関係の一例を、球
径3 mmのスパイラル溝付き軸受(軸方向荷重2Kg
f、回転数90. 00 Orpm)について示したも
のである。
したがって、駆動モータのトルクが下限値まで低下する
と、電源49の出力信号によりファン4日が作動して外
筒1)aを冷却し、駆動モータのトルクが上限値まで増
大すると、電源49の出力信号によりヒータ47が作動
して外筒1)aを加熱することにより、軸受温度が設定
値の範囲内に制御されることになる。
また、駆動モータの起動時における回転数を制御装置4
2に設定しておけば、起動時にヒータ47が作動するよ
うに制御することもできる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明の軸受装置は、軸受部材
の温度を直接または間接に検出して、その検出信号を制
御装置に入力し、制御装置に設定された温度の上限値お
よび下限値に基づいて軸受部材の加熱および冷却手段を
作動させるように構成しているから、軸受温度を所定の
設定値範囲に制御することができ、広い温度範囲にわた
って軸受性能を安定して発揮させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す縦断側面図、第2図は
この発明の他の実施例を示す縦断側面図、第3図は軸受
の摩擦損失と温度との関係を示すグラフ、第4図は従来
の軸受装置を示す縦断側面図である。 図中、1)はハウジング、12は潤滑油、14は軸受部
材、15は軸受面、20は軸、21は軸の凸形面、22
は動圧発生用みぞ、26はステータコイル、27はロー
タマグネット、40は熱電対、42は制御装置、47は
ヒータ、48はファン、49は駆動モータの電源である
。 特許出願人  日本精工株式会社 代理人 弁理士 森   哲 也 代理人 弁理士 内 藤 嘉 昭 代理人 弁理士 清 水   正 第1図 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)軸の端部を動圧形流体軸受を介して支持する軸受
    部材を、ハウジング内に配設し、軸に取り付けるロータ
    マグネットとハウジングに取り付けたステータコイルと
    が対向して駆動モータを構成してなる軸受装置において
    、前記軸受部材の温度を直接、または駆動モータのトル
    クを介して間接に検出する手段と、軸受部材の温度の上
    限値と下限値とが設定され、かつ軸受部材の温度検出手
    段の信号が入力される制御装置と、軸受部材の温度が上
    限値に達したとき制御装置の出力信号により作動する軸
    受部材冷却手段と、軸受部材の温度が下限値に達したと
    き制御装置の出力信号により作動する軸受部材加熱手段
    とを設けたことを特徴とする軸受装置。
  2. (2)軸受部材の温度の上限値よりもある程度高い温度
    と下限値よりもある程度低い温度とが制御装置に設定さ
    れ、軸受部材の温度が前記設定値に達したとき、駆動モ
    ータの回転を停止させる手段を備えた特許請求の範囲第
    1項記載の軸受装置。
JP26777887A 1987-10-23 1987-10-23 軸受装置 Pending JPH01112029A (ja)

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JP26777887A JPH01112029A (ja) 1987-10-23 1987-10-23 軸受装置

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JP (1) JPH01112029A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0542747U (ja) * 1991-11-05 1993-06-11 セイコー精機株式会社 動圧軸受調整装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0542747U (ja) * 1991-11-05 1993-06-11 セイコー精機株式会社 動圧軸受調整装置

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