JPH01111911A - 止水シート - Google Patents
止水シートInfo
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- JPH01111911A JPH01111911A JP26653987A JP26653987A JPH01111911A JP H01111911 A JPH01111911 A JP H01111911A JP 26653987 A JP26653987 A JP 26653987A JP 26653987 A JP26653987 A JP 26653987A JP H01111911 A JPH01111911 A JP H01111911A
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- sheet
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 13
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明はダムや溜め池などの貯水池の漏水を防止するた
め、貯水池の底面に敷設する止水シートに関するもので
ある。
め、貯水池の底面に敷設する止水シートに関するもので
ある。
〈従来の技術〉
ダムや溜め池などの貯水池の漏水防止対策には、貯水池
をドライアップして、池の再構築あるいは池の底面の止
水を行うか、または水を溜めたまま漏水防止工を施すか
の2通りの方法が考えられる。
をドライアップして、池の再構築あるいは池の底面の止
水を行うか、または水を溜めたまま漏水防止工を施すか
の2通りの方法が考えられる。
しかし前者は、補修の期間中、池の機能が完全に停止す
ることになり、池の利用者に対する影響は非常に大きく
、また貴重な水資源を完全に捨て去ることになり、不経
済である。
ることになり、池の利用者に対する影響は非常に大きく
、また貴重な水資源を完全に捨て去ることになり、不経
済である。
従って、水を溜めたまま漏水防止工を施すことが望まれ
ている。
ている。
そこで水を溜めたままの漏水防止工としては以下の方法
が存在する。
が存在する。
(1)止水壁構築工法
貯水池の周囲に止水壁を構築する工法であるが、施工規
模が大きくなり、施工費が高くなる。
模が大きくなり、施工費が高くなる。
また、止水壁は不透水層まで構築する必要があるが、不
透水層が深い場合には、施工が不可能となるおそれがあ
る。
透水層が深い場合には、施工が不可能となるおそれがあ
る。
(2)注入工法
漏水部分に薬液を注入し、固化させる工法であるが、滞
水状態で行うと、地下水流があるため、注入コストの上
昇とフィニッシングが非常に困難となる。
水状態で行うと、地下水流があるため、注入コストの上
昇とフィニッシングが非常に困難となる。
また、地下水の汚染などが考えられる。
(3)シート工法(第3図)
貯水池の底面すの全体にシートaを敷設するものであり
、ドライな状態で施工できれば止水性は高い。
、ドライな状態で施工できれば止水性は高い。
本発明はこのシート工法における次のような問題点を解
決するものである。
決するものである。
く本発明が解決しようとする問題点〉
上記(3)のシート工法において、貯水したままでシー
トaを敷設するには、第3図に示すように、シートaの
下に潜り込んだ空気を追い出すことが難しく、またシー
トaの下にガスが溜まるなどして、シートaが浮かび上
がってしまう。
トaを敷設するには、第3図に示すように、シートaの
下に潜り込んだ空気を追い出すことが難しく、またシー
トaの下にガスが溜まるなどして、シートaが浮かび上
がってしまう。
さらに、シートaは薄い膜体であるため、シート8間の
ジヨイントが困難である。
ジヨイントが困難である。
従って、シートaの設置作業が非常に困難であるととも
に、止水効果も低減してしまう。
に、止水効果も低減してしまう。
〈本発明の目的〉
本発明は上記のような問題点を解決するため、次のよう
な止水シートを提供することを目的とする。
な止水シートを提供することを目的とする。
くイ〉貯水池の漏水に対する止水効果の高い止水シート
。
。
く口〉構造が簡単で、かつ容易な作業によって、止水作
業を行うことができる止水シート。
業を行うことができる止水シート。
〈本発明の構成〉
以下、図面を参照しながら本発明の一実施例について説
明する。
明する。
本発明の止水シートは下層シート1及び上層シート2よ
りなる。
りなる。
くイ〉下層シート(第1.2図)
下層シート1は、規則正しく開設した嵌合孔11を有す
るシート状体である。
るシート状体である。
下層シート1の材質には、例えばプラスチックやポリエ
チレンあるいはPvCなどの不透水性のものを用いる。
チレンあるいはPvCなどの不透水性のものを用いる。
嵌合孔11の内周面は、吸水することによって膨張する
膨張材12によって形成する。
膨張材12によって形成する。
膨張材12には、例えば無機質自然鉱物を含有する高分
子材料、あるいは水膨張性のゴム材などを用いることが
できる。
子材料、あるいは水膨張性のゴム材などを用いることが
できる。
く口〉上層シート(第1.2図)
上層シート2は、下層シート1と同様に、プラスチック
やポリエチレンあるいはPvCなどの不透水性材質で形
成されたシート状体である。
やポリエチレンあるいはPvCなどの不透水性材質で形
成されたシート状体である。
上層シート2の一方面には、下層シート1と上層シート
2を重ね合わせたときに、上記の嵌合孔11と正確に嵌
合する位置に突起体21を設ける。
2を重ね合わせたときに、上記の嵌合孔11と正確に嵌
合する位置に突起体21を設ける。
本実施例では嵌合孔11の内周面を膨張材12で形成し
た場合について説明しているが、この突起体21を膨張
材12で形成する場合もある。
た場合について説明しているが、この突起体21を膨張
材12で形成する場合もある。
上層シート2の突起体21間には、空気抜は孔22を開
設する。
設する。
この空気抜は孔22は、下層シート1と上層シート2を
重ね合わせたときに、嵌合孔11と重なる部分がないよ
うに開設する。
重ね合わせたときに、嵌合孔11と重なる部分がないよ
うに開設する。
く止水シートの設置方法〉(第2図)
上記のように構成した止水シートを次のように設置する
。
。
くイ〉下層シートの設置
先ず、下層シート1を貯水池の底面3に沈めて設置する
。
。
このとき、貯水された状態で下層シート1を沈めても、
嵌合孔11から空気が抜けていくため。
嵌合孔11から空気が抜けていくため。
下層シート1の裏側に空気が溜まることがない。
従って、容易に下層シート1を設置することができる。
く口〉上層シートの設置
次に、嵌合孔11に突起体21をはめ込みながら、上層
シート2を下層シート1の上に重ね合わせる。
シート2を下層シート1の上に重ね合わせる。
このとき、上層シート2は、空気抜は孔22から空気が
抜けていくため、裏側に空気が溜まることな(、設置す
ることができる。
抜けていくため、裏側に空気が溜まることな(、設置す
ることができる。
設置の際には、第2図に示すように、上層シート2の一
端から他端に向けて、重錘ローラー4を転がし、荷重を
かけてはめ込むようにするとよい。
端から他端に向けて、重錘ローラー4を転がし、荷重を
かけてはめ込むようにするとよい。
止水シート間のジ日インド方法は、第3図に示すように
、底面3に敷き詰めた下層シート1メ4つの角部が接す
る位置に、上層シート2が位置するように、下層シート
1と上層シート2をずらしてはめ込むようにする。
、底面3に敷き詰めた下層シート1メ4つの角部が接す
る位置に、上層シート2が位置するように、下層シート
1と上層シート2をずらしてはめ込むようにする。
このようにすれば、止水シート間のジヨイントを容易に
行うことができる。
行うことができる。
上層シート2を設置した後は、所々にアンカーを打ち込
んでもよいが、止水シート自体にある程度の厚さと剛性
を与えておけば、発生ガスによる浮き上りを防止できる
。
んでもよいが、止水シート自体にある程度の厚さと剛性
を与えておけば、発生ガスによる浮き上りを防止できる
。
くハ〉膨張材の膨張
嵌合孔11に突起体21をはめ込んだ当初は、間隙13
が生じているが、次第に膨張材12が吸水して膨張する
と、間隙13は埋め尽くされる。
が生じているが、次第に膨張材12が吸水して膨張する
と、間隙13は埋め尽くされる。
そのため、嵌合孔11は効果的に止水され、不透水層を
形成することができる。
形成することができる。
よって、貯水池の漏水を効果的に止水することができる
。
。
なお、前述のように突起体21を膨張材12で形成した
場合も、突起体21の膨張によって嵌合孔11を埋め尽
くし、同様な止水効果を得ることができる。
場合も、突起体21の膨張によって嵌合孔11を埋め尽
くし、同様な止水効果を得ることができる。
く本発明の効果〉
本発明は以上説明したようになるので、次のような効果
を期待することができる。
を期待することができる。
くイ〉貯水池の漏水防止工における従来のシート工法の
場合、貯水したままでシートを敷設するには、シートの
下に潜り込んだ空気を追い出すことが難しく、またシー
トの下にガスが溜まるなどして、シートが浮かび上がっ
てしまう。
場合、貯水したままでシートを敷設するには、シートの
下に潜り込んだ空気を追い出すことが難しく、またシー
トの下にガスが溜まるなどして、シートが浮かび上がっ
てしまう。
従って、シートの設置作業が非常に困難であるとともに
、止水効果も低減してしまう。
、止水効果も低減してしまう。
しかし本発明の場合は、貯水された状態で止水シートを
沈めても、止水シートに開設した孔から空気が抜けてい
くため、止水シートの裏側に空気が溜まることがない。
沈めても、止水シートに開設した孔から空気が抜けてい
くため、止水シートの裏側に空気が溜まることがない。
また、発生ガスによってシートが浮かび上がってしまう
こともない。
こともない。
従って、容易にかつ確実に止水シートを設置することが
でき、止水効果を高めることができる。
でき、止水効果を高めることができる。
く口〉膨張材が吸水して膨張すると、嵌合孔が埋め尽く
される。
される。
そのため、嵌合孔は効果的に止水され、不透水層を形成
することができる。
することができる。
よって、貯水池の漏水を効果的に止水することができる
。
。
くハ〉貯水池をドライアップして、池の再構築あるいは
池の底面の止水を行う場合は、補修の期間中、池の機能
が完全に停止することになり、池の利用者に対する影響
は非常に大きく、また貴重な水資源を完全に捨て去るこ
とになり、不経済である。
池の底面の止水を行う場合は、補修の期間中、池の機能
が完全に停止することになり、池の利用者に対する影響
は非常に大きく、また貴重な水資源を完全に捨て去るこ
とになり、不経済である。
それに対して本発明は、水を溜めたまま漏水防止工を確
実に施すことができる。
実に施すことができる。
従って、池の利用者に影響を及ぼすことな(、かつ貴重
な水資源を無駄に捨て去ることがない。
な水資源を無駄に捨て去ることがない。
く二〉貯水池の周囲に止水壁を構築する工法の場合、施
工規模が大きくなり、施工費が高くなる。
工規模が大きくなり、施工費が高くなる。
また、止水壁は不透水層まで構築する必要があるが、不
透水層が深い場合には、施工が不可能となるおそれがあ
る。
透水層が深い場合には、施工が不可能となるおそれがあ
る。
それに対して本発明は、下層シートと上層シートからな
る簡易構造である。
る簡易構造である。
そのため、施工が容易に行え、しかも施工費を低減する
ことができる。
ことができる。
また、不透水層が深(でも、従来のように施工が不可能
となるような場合がない。
となるような場合がない。
くホ〉漏水部分に薬液を注入し、固化させる注入工法の
場合、薬液による地下水の汚染などが考えられる。
場合、薬液による地下水の汚染などが考えられる。
しかし本発明の場合、シート工法を採用するため、地下
水の汚染などを招くおそれがない。
水の汚染などを招くおそれがない。
くへ〉従来の止水シートは薄い膜体であるため、シート
間のジヨイントが困難である。
間のジヨイントが困難である。
しかし本発明の場合、底面に敷き詰めた下層シートの4
つの角部が接する位置に、上層シートが位置するように
、下層シートと上層シートをずらしてはめ込むようにす
る。
つの角部が接する位置に、上層シートが位置するように
、下層シートと上層シートをずらしてはめ込むようにす
る。
このようにすれば、止水シート間のジヨイントを容易に
行うことができる。
行うことができる。
第1図1本発明の一実施例の説明図
第2図:止水シートの設置状態を示す説明図第3図:止
水シートのジヨイント方法の説明図第4図:従来技術の
説明図
水シートのジヨイント方法の説明図第4図:従来技術の
説明図
Claims (1)
- 嵌合孔を有する下層シートと、その孔に嵌合する突起体
を有し、かつ突起間に空気抜け孔を有する上層シートよ
りなり、前記嵌合孔の内周面または/および前記突起体
を膨張材で形成したことを特徴とする、止水シート
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26653987A JPH01111911A (ja) | 1987-10-23 | 1987-10-23 | 止水シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26653987A JPH01111911A (ja) | 1987-10-23 | 1987-10-23 | 止水シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01111911A true JPH01111911A (ja) | 1989-04-28 |
Family
ID=17432269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26653987A Pending JPH01111911A (ja) | 1987-10-23 | 1987-10-23 | 止水シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01111911A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH032020U (ja) * | 1989-05-30 | 1991-01-10 |
-
1987
- 1987-10-23 JP JP26653987A patent/JPH01111911A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH032020U (ja) * | 1989-05-30 | 1991-01-10 |
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