JPH0110872Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0110872Y2 JPH0110872Y2 JP114785U JP114785U JPH0110872Y2 JP H0110872 Y2 JPH0110872 Y2 JP H0110872Y2 JP 114785 U JP114785 U JP 114785U JP 114785 U JP114785 U JP 114785U JP H0110872 Y2 JPH0110872 Y2 JP H0110872Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- spark plug
- skirt
- insertion hole
- plug
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 12
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 12
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 3
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Spark Plugs (AREA)
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、シリンダー上方のスパークプラグに
被着するエンジンにおけるプラグキヤツプに関す
る。
被着するエンジンにおけるプラグキヤツプに関す
る。
従来は、コードに接続するスパークプラグをシ
リンダーカバーの挿通孔から突出するようにシリ
ンダーのヘツド部に装着して構成するエンジンに
おいて、例えば実開昭58−113291号公報に見られ
るように、シリンダーカバーより外方のスパーク
プラグ部分にはプラグキヤツプが被着されている
が、該プラグキヤツプに障害物が当たると、緩衝
構造になつていないためにスパークプラグまたは
シリンダーヘツド側が破損することになるといつ
た欠点を有していた。
リンダーカバーの挿通孔から突出するようにシリ
ンダーのヘツド部に装着して構成するエンジンに
おいて、例えば実開昭58−113291号公報に見られ
るように、シリンダーカバーより外方のスパーク
プラグ部分にはプラグキヤツプが被着されている
が、該プラグキヤツプに障害物が当たると、緩衝
構造になつていないためにスパークプラグまたは
シリンダーヘツド側が破損することになるといつ
た欠点を有していた。
本考案は、プラグキヤツプの外方から障害物が
当たつて衝撃を受けても、確実良好に緩衝して内
方のスパークプラグやシリンダーヘツド側が破損
するのを防止できることになり、しかもエンジン
冷却風がシリンダー側からプラグキヤツプ内に流
入して、内部を冷却したのち、良好に排除するこ
とができてプラグキヤツプ内に悪影響を及ぼさな
いようにすることができ、簡単な構造にして好適
に実施できるよう提供するものである。
当たつて衝撃を受けても、確実良好に緩衝して内
方のスパークプラグやシリンダーヘツド側が破損
するのを防止できることになり、しかもエンジン
冷却風がシリンダー側からプラグキヤツプ内に流
入して、内部を冷却したのち、良好に排除するこ
とができてプラグキヤツプ内に悪影響を及ぼさな
いようにすることができ、簡単な構造にして好適
に実施できるよう提供するものである。
そのため、本考案では、コードの接続部分およ
びスパークプラグの上部を嵌挿する支持筒部と、
該支持筒部の周囲から挿通孔の周囲上方を被覆で
きる弾性材のスカート部と、支持筒部の周囲とス
カート部の内面との間に介装して空間を保持する
井桁状や格子状の弾性緩衝支持部とからなり、前
記スカート部の下部周囲には内外に通じる開口９
を形成して構成したものである。
びスパークプラグの上部を嵌挿する支持筒部と、
該支持筒部の周囲から挿通孔の周囲上方を被覆で
きる弾性材のスカート部と、支持筒部の周囲とス
カート部の内面との間に介装して空間を保持する
井桁状や格子状の弾性緩衝支持部とからなり、前
記スカート部の下部周囲には内外に通じる開口９
を形成して構成したものである。
この構成により、外方から障害物が当たつて
も、空間を保持する弾性緩衝支持部が弾性変形し
て衝撃力を吸収し分散させながら良好に緩衝でき
ることになり、また、シリンダー側からプラグキ
ヤツプ内に流入する冷却風は、内部を冷却したの
ち開口から直ちに外方に排除できることになる。
も、空間を保持する弾性緩衝支持部が弾性変形し
て衝撃力を吸収し分散させながら良好に緩衝でき
ることになり、また、シリンダー側からプラグキ
ヤツプ内に流入する冷却風は、内部を冷却したの
ち開口から直ちに外方に排除できることになる。
次に、図面に示す実施例について説明する。
５はエンジンのシリンダーで、該シリンダー５
の上方側となるシリンダーカバー３の部分には挿
通孔４を形成し、シリンダー５のヘツド部に着脱
自在に装着して挿通孔４の上方に延出するスパー
クプラグ２の上部にはコード１を接続して従来形
構造同様に構成するが、前記挿通孔４の近傍とな
るシリンダーカバー３の部分には小さい丸孔１０
を穿設して構成する。
の上方側となるシリンダーカバー３の部分には挿
通孔４を形成し、シリンダー５のヘツド部に着脱
自在に装着して挿通孔４の上方に延出するスパー
クプラグ２の上部にはコード１を接続して従来形
構造同様に構成するが、前記挿通孔４の近傍とな
るシリンダーカバー３の部分には小さい丸孔１０
を穿設して構成する。
Ａはプラグキヤツプ全体を示し、上方側の支持
筒部６の内部にはスパークプラグ２の上部を嵌入
できる縦孔６ａと、スパークプラグ２の上部に接
続するコード１を挿入する横孔６ｂとを連通させ
て形成し、支持筒部６の周囲には間隔をおいてス
カート部７の上端を連ねるよう形成するととも
に、支持筒部６の外周とスカート部７の内周との
間には多くの空間Ｃを保持した井桁状の緩衝支持
部８を形成し、前記挿通孔４の外周となるシリン
ダーカバー３の上面に接触できるスカート部７の
下部の一部からは前記丸孔１０に嵌入して係止で
きる係止突起１１を垂設し、スカート部７の下部
周囲の一部には内外に通じる開口９を形成し、全
体を一体のゴム製にして形成する。
筒部６の内部にはスパークプラグ２の上部を嵌入
できる縦孔６ａと、スパークプラグ２の上部に接
続するコード１を挿入する横孔６ｂとを連通させ
て形成し、支持筒部６の周囲には間隔をおいてス
カート部７の上端を連ねるよう形成するととも
に、支持筒部６の外周とスカート部７の内周との
間には多くの空間Ｃを保持した井桁状の緩衝支持
部８を形成し、前記挿通孔４の外周となるシリン
ダーカバー３の上面に接触できるスカート部７の
下部の一部からは前記丸孔１０に嵌入して係止で
きる係止突起１１を垂設し、スカート部７の下部
周囲の一部には内外に通じる開口９を形成し、全
体を一体のゴム製にして形成する。
なお、前記緩衝支持部８は格子状、ハニカム状
に形成することもでき、また、前記支持筒部６、
スカート部７、緩衝支持部８をそれぞれ組付ける
ことができるように独立して成形したり、あるい
はそのうちの２者が一体となるように成形して構
成することもできる。
に形成することもでき、また、前記支持筒部６、
スカート部７、緩衝支持部８をそれぞれ組付ける
ことができるように独立して成形したり、あるい
はそのうちの２者が一体となるように成形して構
成することもできる。
したがつて、第１図ないし第４図に示すように
取付けた状態で、係止突起１１が丸孔１０に嵌入
して外れない状態となり、シリンダーカバー３の
内方から挿通孔４を通してスカート部７の内方に
流入する冷却風は、スパークプラグ２の基部やス
カート部内を冷却したのち、そのまま開口９より
外方に流出することになる。
取付けた状態で、係止突起１１が丸孔１０に嵌入
して外れない状態となり、シリンダーカバー３の
内方から挿通孔４を通してスカート部７の内方に
流入する冷却風は、スパークプラグ２の基部やス
カート部内を冷却したのち、そのまま開口９より
外方に流出することになる。
プラグキヤツプＡの外方から障害物が当たる
と、空間Ｃを保持した井桁状の弾性緩衝支持部８
が弾性変形して衝撃力を吸収し分散させながら緩
衝できることになり、スパークプラグ２に直接に
衝撃力が及ぶことを防止できることになる。
と、空間Ｃを保持した井桁状の弾性緩衝支持部８
が弾性変形して衝撃力を吸収し分散させながら緩
衝できることになり、スパークプラグ２に直接に
衝撃力が及ぶことを防止できることになる。
このように本考案は、支持筒部６の下部外周が
広くなるスカート部７になるので、スパークプラ
グ２の上部にプラグキヤツプを嵌挿しやすくな
り、プラグキヤツプの外方から障害物が当たつて
衝撃を受けた場合には、空間Ｃを保持した井桁状
や格子状の弾性緩衝支持部８が大きく弾性変形し
て衝撃力を吸収し分散させながら良好に緩衝でき
ることになつて、スパークプラグ２やシリンダー
ヘツド側が破損するのを良好に防止できることに
なり、しかも、シリンダーカバー３内から挿通孔
４を通してプラグキヤツプ内に流入する冷却風は
スパークプラグ２の基部を冷却したあと、開口９
より外方に排除してプラグキヤツプ内に悪影響を
及ぼすことを防止できることになり、簡単な構造
にして好適に実施できる特長を有する。
広くなるスカート部７になるので、スパークプラ
グ２の上部にプラグキヤツプを嵌挿しやすくな
り、プラグキヤツプの外方から障害物が当たつて
衝撃を受けた場合には、空間Ｃを保持した井桁状
や格子状の弾性緩衝支持部８が大きく弾性変形し
て衝撃力を吸収し分散させながら良好に緩衝でき
ることになつて、スパークプラグ２やシリンダー
ヘツド側が破損するのを良好に防止できることに
なり、しかも、シリンダーカバー３内から挿通孔
４を通してプラグキヤツプ内に流入する冷却風は
スパークプラグ２の基部を冷却したあと、開口９
より外方に排除してプラグキヤツプ内に悪影響を
及ぼすことを防止できることになり、簡単な構造
にして好適に実施できる特長を有する。
第１図は本考案の実施例である要部の側断面
図、第２図は第１図の−線における断面図、
第３図および第４図は第２図の−線および
−線における断面図をそれぞれ示し、第５図は
プラグキヤツプの側面図を示す。 １……コード、２……スパークプラグ、３……
シリンダーカバー、４……挿通孔、５……シリン
ダー、６……支持筒部、７……スカート部、８…
…弾性緩衝支持部、９……開口。
図、第２図は第１図の−線における断面図、
第３図および第４図は第２図の−線および
−線における断面図をそれぞれ示し、第５図は
プラグキヤツプの側面図を示す。 １……コード、２……スパークプラグ、３……
シリンダーカバー、４……挿通孔、５……シリン
ダー、６……支持筒部、７……スカート部、８…
…弾性緩衝支持部、９……開口。
Claims (1)
- コード１に接続するスパークプラグ２をシリン
ダーカバー３の挿通孔４から突出するようにシリ
ンダー５のヘツド部に装着して構成するエンジン
において、前記コード１の接続部分およびスパー
クプラグ２の上部を嵌挿する支持筒部６と該支持
筒部６の周囲から前記挿通孔４の周囲上方を被覆
できる弾性材のスカート部７と、支持筒部６の周
囲とスカート部７の内面との間に介装して空間Ｃ
を保持する井桁状や格子状の弾性緩衝支持部８と
からなり、前記スカート部７の下部周囲には内外
に通じる開口９を形成して構成したことを特徴と
するプラグキヤツプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP114785U JPH0110872Y2 (ja) | 1985-01-09 | 1985-01-09 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP114785U JPH0110872Y2 (ja) | 1985-01-09 | 1985-01-09 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61117489U JPS61117489U (ja) | 1986-07-24 |
| JPH0110872Y2 true JPH0110872Y2 (ja) | 1989-03-29 |
Family
ID=30473629
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP114785U Expired JPH0110872Y2 (ja) | 1985-01-09 | 1985-01-09 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0110872Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-01-09 JP JP114785U patent/JPH0110872Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61117489U (ja) | 1986-07-24 |
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