JPH01107585A - 磁気抵抗効果素子 - Google Patents
磁気抵抗効果素子Info
- Publication number
- JPH01107585A JPH01107585A JP62263982A JP26398287A JPH01107585A JP H01107585 A JPH01107585 A JP H01107585A JP 62263982 A JP62263982 A JP 62263982A JP 26398287 A JP26398287 A JP 26398287A JP H01107585 A JPH01107585 A JP H01107585A
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- Japan
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- thickness
- stripe
- thin film
- magnetoresistive
- magnetoresistance effect
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- Pending
Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N—ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N50/00—Galvanomagnetic devices
- H10N50/10—Magnetoresistive devices
Landscapes
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Hall/Mr Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はロボット、マニプレータおよび工作機における
駆動用、制御用モータの速度1位置検出として使われる
磁気エンコーダ用磁気抵抗効果素子に関する。
駆動用、制御用モータの速度1位置検出として使われる
磁気エンコーダ用磁気抵抗効果素子に関する。
ロボットやマニプレータに組込まれた回転または直線運
動を行うアクチュエータの位置、速度を瞬時に正確に測
定できる検出器が要求されている。このような検出器と
して光電式が多用されてきたが小型化や耐熱性の点で問
題があり他方式が望まれていた。 ゛ これに対し磁化パターンの書込まれたドラムと磁気抵抗
効果素子(以下MR素子と略す)を組合せた磁気エンコ
ーダが発明された(#開閉54−115257 、54
−118259 ) 。
動を行うアクチュエータの位置、速度を瞬時に正確に測
定できる検出器が要求されている。このような検出器と
して光電式が多用されてきたが小型化や耐熱性の点で問
題があり他方式が望まれていた。 ゛ これに対し磁化パターンの書込まれたドラムと磁気抵抗
効果素子(以下MR素子と略す)を組合せた磁気エンコ
ーダが発明された(#開閉54−115257 、54
−118259 ) 。
この磁気エンコーダは、第4図に示すように。
回転軸13と連動して回転しピッチpで磁化パターン1
4が書込まれた磁気記録媒体15を有する回転体16と
、この磁化パターン14から漏れる周期的磁場分布を検
出するMR素子17から構成されており、このMR素子
17は−様な膜厚、幅からなるストライプ状の形状をし
ている。このような構成において回転体16が回転する
とMR素子】7に周期的磁場が印加されMR素子17の
抵抗変化が生じる。この変化を電圧変化としてとり出し
て、位置または速度の検出器として使用する。
4が書込まれた磁気記録媒体15を有する回転体16と
、この磁化パターン14から漏れる周期的磁場分布を検
出するMR素子17から構成されており、このMR素子
17は−様な膜厚、幅からなるストライプ状の形状をし
ている。このような構成において回転体16が回転する
とMR素子】7に周期的磁場が印加されMR素子17の
抵抗変化が生じる。この変化を電圧変化としてとり出し
て、位置または速度の検出器として使用する。
このような磁気エンコーダにおいて高分解能化する手段
の1つとして出力電圧波形を電圧レベルで分割する方法
があるが、この方法では波形が正弦波に近いことと出力
電圧が一定であることとが要求される。これに対し、従
来の磁気エンコーダの出力波形はMR素子と磁気記録媒
体との距離(スペーシング)によってかわり第5図に示
すようにスペーシングが小さくなると疑似正弦波、すな
わち正弦波率が悪くなる。正弦波率が100%になるス
ペーシング領域では出力電圧が回転体の偏心などによる
スペーシング変動の影響を受けるため、従来の磁気エン
コーダでは高分解能化への要求に十分対応できなかった
。つまり第5図において出カ一定領域でいかに正弦波率
を上げるかが課題であった。
の1つとして出力電圧波形を電圧レベルで分割する方法
があるが、この方法では波形が正弦波に近いことと出力
電圧が一定であることとが要求される。これに対し、従
来の磁気エンコーダの出力波形はMR素子と磁気記録媒
体との距離(スペーシング)によってかわり第5図に示
すようにスペーシングが小さくなると疑似正弦波、すな
わち正弦波率が悪くなる。正弦波率が100%になるス
ペーシング領域では出力電圧が回転体の偏心などによる
スペーシング変動の影響を受けるため、従来の磁気エン
コーダでは高分解能化への要求に十分対応できなかった
。つまり第5図において出カ一定領域でいかに正弦波率
を上げるかが課題であった。
本発明の目的は磁気エンコーダの高分解能化を計るため
のMR素子を提供することにある。
のMR素子を提供することにある。
本発明のMR素子は、磁気抵抗効果を有する薄膜の膜厚
がストライプ長さ方向に対して変化している。
がストライプ長さ方向に対して変化している。
本発明者は出力波形に及ぼすMR素子の形状効゛果につ
いて調べた結果、MR素子の膜厚が厚い程、正弦波率が
大きくなることが分った。ところが、厚くすると出力電
圧が小さくなるうえ、MR素子の抵抗減少に伴なう発熱
が生じるためさらに検討を加え、MRセンサストライプ
長さ方向の膜厚を一方から他方に向って変化させたとこ
ろ、出力電圧も大きく、スペーシングが変化しても一定
の出力がでる領域で正弦波率が大きくなった。
いて調べた結果、MR素子の膜厚が厚い程、正弦波率が
大きくなることが分った。ところが、厚くすると出力電
圧が小さくなるうえ、MR素子の抵抗減少に伴なう発熱
が生じるためさらに検討を加え、MRセンサストライプ
長さ方向の膜厚を一方から他方に向って変化させたとこ
ろ、出力電圧も大きく、スペーシングが変化しても一定
の出力がでる領域で正弦波率が大きくなった。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。
。
第1図(a)は本発明のMR素子の一実施例を示す斜視
図、第1図(b)はストライプ長さ方向の膜厚分布を示
す図である。
図、第1図(b)はストライプ長さ方向の膜厚分布を示
す図である。
ホウケイ酸ガラス基板1を電子ビーム蒸着装置にセット
して300℃に保持した状態でIQA/sの速度で81
%旧−Fe膜を形成し、フォトリンによりバターニング
しMR素子2を製作した。膜厚の分布は蒸発源に対する
ガラス基板lの角度をかえることによって調整した。膜
厚は表面あらさ計で測定したが、最も薄いところでll
0A、最も厚いところはIEIQ、230,320,5
00.1000.2000および5GOOAの7種類で
あった。この7種類のMR素子を着磁ピッチ120I!
jIの磁気記録媒体を有す回転体と組合せてスペーシン
グEIO,Llにおける出力波形の正弦波率(ここでは
sin 3ωtとsin 5ωtを除いた値)を従来例
として比較して次表に示す。
して300℃に保持した状態でIQA/sの速度で81
%旧−Fe膜を形成し、フォトリンによりバターニング
しMR素子2を製作した。膜厚の分布は蒸発源に対する
ガラス基板lの角度をかえることによって調整した。膜
厚は表面あらさ計で測定したが、最も薄いところでll
0A、最も厚いところはIEIQ、230,320,5
00.1000.2000および5GOOAの7種類で
あった。この7種類のMR素子を着磁ピッチ120I!
jIの磁気記録媒体を有す回転体と組合せてスペーシン
グEIO,Llにおける出力波形の正弦波率(ここでは
sin 3ωtとsin 5ωtを除いた値)を従来例
として比較して次表に示す。
この表かられかるように、膜厚勾配が大きくなるほど正
弦波率はほぼ100%になった。第2図はこの正弦波率
100%のMR素子の出力電圧、正弦波率とスペーシン
グの関係を示している。出力電圧も従来と変らず、一定
電圧領域で正弦波率が大きい。
弦波率はほぼ100%になった。第2図はこの正弦波率
100%のMR素子の出力電圧、正弦波率とスペーシン
グの関係を示している。出力電圧も従来と変らず、一定
電圧領域で正弦波率が大きい。
第3図は本発明のMR素子の他の実施例の側面図である
。
。
ホウケイ酸ガラス基板l上に80%旧−〇〇膜を形成し
、第3図に示すような膜厚が段階的に10OA 、
113OA 、 3GOAと変っているMR素子3を
フォトリソによって作製した。膜厚は蒸着時にシャッタ
を段階的に動かすことにより調整した。
、第3図に示すような膜厚が段階的に10OA 、
113OA 、 3GOAと変っているMR素子3を
フォトリソによって作製した。膜厚は蒸着時にシャッタ
を段階的に動かすことにより調整した。
このMR素子3を第1図の実施例と同様に評価したとこ
ろ、スペーシング80−の位置での正弦波率は82%と
従来に比べ大きく出力電圧も 100■Vであった。
ろ、スペーシング80−の位置での正弦波率は82%と
従来に比べ大きく出力電圧も 100■Vであった。
以上説明したように本発明は、MR素子ストライプの長
さ方向に膜厚を変化させることにより、スペーシングに
対する出力変動がない領域で正弦波に近い出力波形をと
り出せるため磁気エンコーダの高分解能化が可能になる
という効果がある。
さ方向に膜厚を変化させることにより、スペーシングに
対する出力変動がない領域で正弦波に近い出力波形をと
り出せるため磁気エンコーダの高分解能化が可能になる
という効果がある。
第1および3図は本発明のMR素子の一実施例を示す図
、第2図は第1図の実施例で得られたMR素子の出力例
を示す図、第4図は従来の磁気エンコーダの構成を示す
図、第5図は従来のMR素子の出力例を示す図である。 1・・・ホウケイ酸ガラス基板 2.3・・・MR素子
、第2図は第1図の実施例で得られたMR素子の出力例
を示す図、第4図は従来の磁気エンコーダの構成を示す
図、第5図は従来のMR素子の出力例を示す図である。 1・・・ホウケイ酸ガラス基板 2.3・・・MR素子
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、磁気抵抗効果を有する強磁性材料からなる薄膜によ
り絶縁性基板の主面上にストライプ状の回路パターンが
形成された磁気抵抗効果素子において、前記磁気抵抗効
果を有する薄膜の膜厚がストライプ長さ方向に対して変
化していることを特徴とする磁気抵抗効果素子。 2、磁気抵抗効果を有する薄膜の膜厚がストライプ長さ
方向に対して直線的に変化している特許請求の範囲第1
項記載の磁気抵抗効果素子。 3、磁気抵抗効果を有する薄膜の膜厚がストライライプ
長さ方向に対し段階的に変化している特許請求の範囲第
1項記載の磁気抵抗効果素子。 4、磁気抵抗効果を有する、薄膜の最大膜厚と最小膜厚
の差がストライプ内において200オングストローム以
上ある特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか1
項に記載の磁気抵抗効果素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62263982A JPH01107585A (ja) | 1987-10-21 | 1987-10-21 | 磁気抵抗効果素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62263982A JPH01107585A (ja) | 1987-10-21 | 1987-10-21 | 磁気抵抗効果素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01107585A true JPH01107585A (ja) | 1989-04-25 |
Family
ID=17396903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62263982A Pending JPH01107585A (ja) | 1987-10-21 | 1987-10-21 | 磁気抵抗効果素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01107585A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006347629A (ja) * | 2005-04-05 | 2006-12-28 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 電子レンジ用包装容器、及びその製造方法 |
US8245869B2 (en) | 2006-04-04 | 2012-08-21 | Toyo Seikan Kaisha, Ltd. | Packaging container for microwave oven and process for manufacturing the same |
-
1987
- 1987-10-21 JP JP62263982A patent/JPH01107585A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006347629A (ja) * | 2005-04-05 | 2006-12-28 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 電子レンジ用包装容器、及びその製造方法 |
US8245869B2 (en) | 2006-04-04 | 2012-08-21 | Toyo Seikan Kaisha, Ltd. | Packaging container for microwave oven and process for manufacturing the same |
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