JPH0110109Y2 - - Google Patents

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JPH0110109Y2
JPH0110109Y2 JP1981042691U JP4269181U JPH0110109Y2 JP H0110109 Y2 JPH0110109 Y2 JP H0110109Y2 JP 1981042691 U JP1981042691 U JP 1981042691U JP 4269181 U JP4269181 U JP 4269181U JP H0110109 Y2 JPH0110109 Y2 JP H0110109Y2
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fixed blade
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、窓枠等に用いられるアルミサツシユ
部材の切詰め加工装置に関するもので、例えばア
ルミサツシユ部材同士を連結するための加工や、
また該アルミサツシユ部材同士を連結して窓枠を
構成した場合に該連結部にレール部材等を通すた
めの切欠き加工を、予め上記端部に施こしておく
ための加工装置に関するもので、従来かかる加工
をアルミサツシユ部材端部に対して加えるに、中
間部に枢支点を設けたレバーを回動させることに
より、該レバーの一端に枢着させた加工具を上下
動させて上記加工を施こしていたレバー機構の不
都合を除去し得る加工装置を提供しようとするの
である。
即ち、上記アルミサツシユ部材は、押出機から
一定の断面形状で押出成形された長尺のアルミサ
ツシユを順次所定長さに切断して得られるもので
あり、これによつて一定断面形状を有するアルミ
サツシユ部材が一挙に大量生産されるのである
が、上記したようなアルミサツシユ部材への加工
は個個に対して行なわねばならず、従つてアルミ
サツシユ部材が大量生産できるものであるだけ
に、加工に要する時間や労力をできるだけ少なく
して加工を行なえる加工装置が望まれることにな
る。ところで、かかる加工装置として従来上記し
た構成のリンク機構を有するものが考えられたの
であるが、該加工装置の仕事量が“てこの原理”
による力点と支点間距離、支点と作用点間距離の
比によつて決まるものであるがために、加工具に
よるアルミサツシユへの加工をできるだけ少ない
力で且つ確実に行なわすためには上記比率を大き
く、つまり力点と支点間距離を非常に長くしなけ
ればならない。しかし乍ら実際上レバーを長大に
することは操作上問題があるため、支点と作用点
間距離を短くすることによつて上記比率を大きく
することが望まれるが、支点と作用点間距離を短
くすると加工具の摺動ストロークもそれだけ短く
なるために正確且つ確実な加工を施こすことが不
可能となり、故に従来では加工具の摺動ストロー
クをある程度保持するために、またレバーが長大
にならないように上記比率を低く抑えていた。こ
のためレバー回動に要する労力が非常に大きなも
のとなつて、大量生産されるアルミサツシユ部材
の加工を確実に処理するには到底最適な加工装置
とは云えなかつた。本考案はかかる欠点を除去
し、少ない力でもつてアルミサツシユ部材への加
工を施こせ得るとともに最大なアルミサツシユ部
材でもこれを正しく支持して正確に加工できる切
詰め加工装置を提供しようとするものである。以
下本考案を図面を参照して説明する。
第1図ないし第5図は本考案の一実施例を示す
もので、基台1に2個一対の固定刃(メン刃)2
が長さ方向に所定の間隔をおき、かつ端部どうし
を互いに対向させた状態で水平にボルト3で取り
付けられている。上記2個の固定刃2の間には、
水平方向に長い長孔4aが穿設された板状部4b
を有する可動刃(オン刃)4が上記板状部4bを
基台1にめじ5で止められた案内部材6にガイド
されて上下自在に設けられている。また、上記の
基台1には、偏心位置に偏心軸7を突設した回動
軸8が上記偏心軸7を可動刃4の長孔4aに挿入
して周方向に回動自在に取り付けられており、回
動軸8の端部に取り付けられた操作レバー9に力
を加えて回動軸8を回動させると、偏心軸7によ
り可動刃4が押圧されて下降し固定刃2と協働し
てアルミサツシユなどの被加工部材Wを切断する
ように構成されている。
また、上記基台1には上記固定刃2の上方に位
置し、かつ長さ方向を固定刃2の長さ方向と平行
にした部材押さえ10が設けられている。この部
材押え10は被加工部材Wの加工後に被加工部材
Wが可動刃4とともに上昇するのを防止するため
のもので、上面にその長さ方向に沿つて設けられ
た凹所10aにスケール11を有し、また被加工
部材Wを当接させる当て部材12を備える。当て
部材12には締めねじ13が螺着され、当て部材
12を部材押え10に沿つてその長さ方向に動か
してねじ13の締付けによつて任意位置に固定す
ることができるようになつている。なお、当て部
材12は同一断面の左右2個の部材押え10に共
用されている。更にまた、基台1の上部には、部
材押え10の長手方向と同方向に延びる孔16を
有するチヤンネル状のブロツク14がねじ15で
固定されており、ブロツク14の孔16には支持
棒19が軸線方向へ移動自在に挿入され、締付け
ボルト20により任意の位置で固定することがで
きるようになつている。この支持棒19の一方の
端部には、一対の支え腕17がねじ18によつて
固定されている。支え腕17は、被加工部材Wの
固定刃2から突出した端部を支えるためのもので
あつて、L字状に形成されている。そして、一方
の支え腕17は、その水平部17aが固定刃2の
延長上に位置し、しかも水平部17aの上面が固
定刃2の上面と同一面上に位置するように配置さ
れている。他方の支え腕17は、支持棒19に関
して一方の支え腕17と対称的に配置されてい
る。したがつて、図示の実施例では、支持棒19
をブロツク14の孔16に右から左に挿入し、第
2図において下側の支え腕17によつて被加工物
Wを支えるようになつているが、これをブロツク
14の左から右にさしかえて支え腕17をブロツ
ク14の左側に位置させることもできる。この場
合には、第2図において上側に位置する支え腕1
7が被加工部材Wを支えることになる。固定刃2
の前面2aと可動刃4の前面4c、及び部材押え
10の前面は垂直に揃えられている。2bは可動
刃4にに接する固定刃2の面の下方に形成された
ぬすみ部である。
次に上記のように構成された本考案に係る切詰
め加工装置の作用を説明する。
まず、締めねじ13と締付けボルト20をゆる
めて当て部材12と支え腕17を希望する位置に
動かし、締めねじ13と締付けボルト20を締め
付けて当て部材12と支え腕17を固定する。上
記において当て部材12の移動に当つてはスケー
ル11の目盛を読んで行う。
上記のようにして準備したら、被加工部材Wを
持ち上げて固定刃2と支え腕17の上にのせ(第
3図の場合はアルミサツシユ部材の側面に突設さ
れたリブWaがのせられている)、被加工部材W
の端面を当て部材12に当接させるとともに固定
刃2と可動刃4及び部材押え10の前面に被加工
部材Wを押し付けて固定させる。次に操作レバー
9に力を加えて回動軸8を第1図において時計方
向に回動させると回動軸8に突設された偏心軸7
が可動刃4の長孔4a内で回動して可動刃4を押
圧しこれを下降させる。この場合可動刃4は、最
大、偏心距離Lの2倍、つまり2L下降せしめら
れることになる。なお、実際には第1図イ,ロで
示すような角度範囲(約90度)で操作レバー9を
回動させて可動刃4を動かすのが普通である。こ
うして可動刃4は被加工部材W(リブWa)を固
定刃2と協働して切断する。被加工部材Wの反対
側の端部を加工する場合には、支持棒19をさし
かえるとともに、当て部材12を第2図の右側の
部材押え10につけかえて行う。また、当て部材
12を所望の間隔だけずらしながら上記の切断作
業を繰り返せば、リブWaの複数箇所をアルミサ
ツシユの一端側から他端側へ正確な間隔をもつて
順次切り落とすことができる。
ところで、本考案の切詰め加工装置において
は、被加工部材Wの一端部と他端部とをそれぞれ
加工する場合に、支持棒19をさしかえて被加工
部材Wの各端部を一対の支え腕17,17のいず
れかによつて支えるようにしているが、被加工部
材Wの各端部を単に支持するのであれば、支持棒
19をさしかえることなく、支え腕を1つだけ取
り付けておき、それを被加工部材の加工すべき端
部が変わる都度、支持棒の一方の端部と他方の端
部とに取り付け直すようにしたり、あるいは支持
棒の各端部に支え腕をそれぞれ取り付けることが
考えられる。
ところが、支え腕を取り付け直す場合には、支
え腕の水平部の上面が固定刃の上面と面一になる
ように上下方向の位置合わせを行わなければなら
ず、その調整作業に手間がかり、加工作業の能率
が低下する。なお、支え腕の水平部の上面が固定
刃の上面と面一になつていないと、支え腕が被加
工部材を支えることができず、被加工部材の支持
固定が不安定になる。また、支持棒の各端部に支
え腕をそれぞれ取り付けるようにした場合には、
被加工部材の固定刃からの突出量に対応して支持
棒を一方の端部側へ移動させる際に、他方の端部
側の支え腕が固定刃にぶつかる。このような事態
を回避するには、支持棒の長さを長くすればよい
が、そのようにすると装置が大型化し、持ち運び
に不便である。
この点、本考案の切詰め加工装置においては、
支持棒19の一端部に一対の支え腕17,17を
取り付けているから、被加工部材Wの加工すべき
端部が変わる場合には、支持棒19を単にさしか
えるだけでよく、支え腕17を上下方向に位置調
整する必要がない。したがつて、作業の能率化を
図ることができる。また、支持棒19の一端部に
だけ支え腕を取り付けているから、支持棒19が
ブロツク14の孔16から抜けない範内において
支持棒19を最大限移動させることができる。し
たがつて、支持棒19の長さを短くすることがで
き、ひいては装置を小型化することができる。
なお、可動刃、固定刃、当り部材あるいは支え
腕の形状や配置構造などは被加工部材の種類等に
応じて変更せしめられる。
第6図は板状部4bの両側にそれぞれ刃を設け
た例を示すもので、それぞれの刃に対応して固定
刃2,2を配置して1回の操作で2個の被加工部
材W,Wを切断することができる。
以上説明したように本考案の切詰め加工装置
は、基台と、長さ方向の端部どうしを互いに対向
させて上記基台に水平に固定された一対の固定刃
と、この一対の固定刃間を上下に移動するように
上下に移動自在に上記基台に設けられ上記固定刃
と協働してアルミサツシユ等の被加工部材を切断
する可動刃と、偏心位置に設けられた偏心軸を上
記可動刃の長孔に挿入して基台に回動自在に取り
付けられ操作レバーにより周方向に回動せしめら
れて上記可動刃を固定刃に対して上下に動かす回
動軸と、長さ方向に沿つて形成されたスケールを
備え上記固定刃の上方に長さ方向を固定刃の長さ
方向と平行にして基台に設けられた部材押えと、
この部材押えに部材押えの長さ方向に調節可能に
取り付けられた当て部材と、長さ方向の一端部に
一対の支え腕を備え長さ方向を上記部材押さえの
長さ方向と平行にして長さ方向に移動自在かつ挿
入脱に上記基台に取り付けられた支持棒とを具備
し、上記一対の支え腕の一方はその一部が上記固
定刃の延長上に位置するように配置され、他方の
支え腕は支持棒に関して一方の支え腕と対称的に
配置されているから、操作レバーを半回転させる
と可動刃は偏心軸の偏心距離Lの2倍動かされる
ことになり、したがつて操作レバーを長大にする
ことなく操作レバーの力点と可動刃の作用点間の
距離の比率を大きくすることができ、可動刃の摺
動ストロークを十分に保持できるとともに操作レ
バーの回動に要する労力を非常に小さくできる。
このためアルミサツシユ等の被加工部材を任意加
工装置に固定でき加工に要する時間や労力を低減
でき、大量生産される被加工部材の加工を確実に
処理できる。また、当て部材を部材押えにその長
さ方向に移動可能にとりつけ、しかも部材押えに
スケールを形成しているから、複数の切断箇所を
正確な間隔をもつて順次切断することができ、さ
らに可動刃の上下動を操作レバーによつて行うよ
うにしているから、可動刃の上下動をモータ等の
駆動源を用いて行う場合に比して装置全体の軽量
化をなし得る。さらにまた、支持棒の一端部に一
対の支え腕を取り付けているから、切詰め加工の
能率向上および装置の小型化をなし得るといつた
優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図は平面図、第3図は一部を破断して示した側面
図、第4図は可動刃の正面図、第5図は当て部材
の取付け状態を示す断面図、第6図は他の実施例
を示す側面図である。 1……基台、2……固定刃、4……可動刃、4
a……長孔、7……偏心軸、8……回動軸、9…
…操作レバー、10……部材押え、12……当て
部材、17……支え腕、19……支持棒、W……
被加工部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台と、長さ方向の端部どうしを互いに対向さ
    せて上記基台に水平に固定された一対の固定刃
    と、この一対の固定刃間を上下に移動するように
    上下に移動自在に上記基台に設けられ上記固定刃
    と協働してアルミサツシユ等の被加工部材を切断
    する可動刃と、偏心位置に設けられた偏心軸を上
    記可動刃の長孔に挿入して基台に回動自在に取り
    付けられ操作レバーにより周方向に回動せしめら
    れて上記可動刃を固定刃に対して上下に動かす回
    動軸と、長さ方向に沿つて形成されたスケールを
    備え上記固定刃の上方に長さ方向を固定刃の長さ
    方向と平行にして基台に設けられた部材押えと、
    この部材押えに部材押えの長さ方向に調節可能に
    取り付けられた当て部材と、長さ方向の一端部に
    一対の支え腕を備え長さ方向を上記部材押さえの
    長さ方向と平行にして長さ方向に移動自在かつ挿
    入脱に上記基台に取り付けられた支持棒とを具備
    し、上記一対の支え腕の一方はその一部が上記固
    定刃の延長上に位置するように配置され、他方の
    支え腕は支持棒に関して一方の支え腕と対称的に
    配置されていることを特徴とするアルミサツシユ
    等の切詰め加工装置。
JP1981042691U 1981-03-26 1981-03-26 Expired JPH0110109Y2 (ja)

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JPS57156232U JPS57156232U (ja) 1982-10-01
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5519631U (ja) * 1978-07-21 1980-02-07

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5519631U (ja) * 1978-07-21 1980-02-07

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JPS57156232U (ja) 1982-10-01

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