JP7846443B2 - パーソナルケア器具 - Google Patents

パーソナルケア器具

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Description

本開示の主題は、モータにより駆動される駆動ブリッジを持つパーソナルケア器具に関する。
カミソリなどのパーソナルケア器具は、機能装置(例えばカッター)と、カッターに結合された駆動ブリッジと、モータと、モータ及び駆動ブリッジの間に延びるリンケージとを含む。リンケージの選択は、駆動ブリッジに対するモータの位置に依存する。駆動ブリッジに近接するモータは、偏心器を採用することができる。偏心器は、駆動ブリッジのスロットに適合することができ、スロットは、偏心器が押し付けられるための対向する駆動面を形成する。
しかしながら、モータが駆動ブリッジから遠ざけられると、偏心器にかかる負荷のため、偏心器が適さなくなる場合がある。
そのため、リンケージとしてレバーが採用されることができる。しかしながら、モータ偏心器に使用するために設計された駆動ブリッジは、レバーには適さない場合がある。これは主に、偏心器と共に使用する駆動面が一般的に小さいためであり、例えば駆動ブリッジが比較的薄いためである。こうして、摩擦が減らされることができる。しかしながら、薄い駆動ブリッジがレバーと共に使用される場合、パーソナルケア器具の長さに沿った積み重ね公差のために、レバーを駆動ブリッジのスロットに位置合わせすることが困難な場合がある。
本開示の主題の目的は、従来技術を改良することである。
本発明の第1の態様によれば、パーソナルケア器具が提供され、これは、ハンドルと、ハンドルのヘッドにある機能装置と、機能装置を駆動するための駆動ブリッジであって、スロットを含む、駆動ブリッジと、上記ハンドル内のモータと、モータと駆動ブリッジとの間に連結され、駆動ブリッジを往復駆動するレバーとを有し、レバーは、駆動ブリッジのスロットに挿入された先端においてシリンダを含み、スロットは、対向する駆動面の間に設けられ、シリンダは、駆動ブリッジに対して傾斜しており、上記シリンダの直径Dと個別の駆動面の高さHとの比D/Hは、1より大きい。
シリンダが駆動ブリッジに対して傾斜していることは、モータ偏心器に係合するよう設計された駆動ブリッジが、レバーと共に使用されることができることを意味する。その結果、モータは、駆動ブリッジから遠ざけられることができる。
一実施形態では、駆動ブリッジに対するシリンダの傾斜角度は10度と30度との間である。
一実施形態では、傾斜角度は約20度である。
一実施形態では、比D/Hは約2.2である。
一実施形態では、シリンダの長さは約4mmと8mmとの間である。
一実施形態では、シリンダの長さは、L=e/tan(α)+L_startにより支配され、ここで、Lはmmで測定されるシリンダの長さであり、eは、mmで測定されるスロット内のシリンダの最高位置と最低位置との間の誤差範囲であり、αはスロットに対するシリンダの傾斜角であり、L_startは、eがゼロであると仮定した場合のmmで測定されるシリンダ長の開始値である。
一実施形態では、誤差eは約1mmである。
一実施形態では、シリンダ軸はレバーの回転軸に実質的に平行である。
一実施形態では、レバーは先端部とは反対側のモータ端を有し、モータ端はスロットを持ち、上記モータが、上記ハンドルが延びる軸の方向に延びる偏心器駆動機構を有し、偏心器駆動機構は、レバーのモータ端のスロット内に収容される。
一実施形態では、偏心器駆動機構は、レバーのモータ端のスロット内に含まれる実質的に球形状の先端部を有する。こうして、偏心器駆動機構の先端がスロット内で詰まりにくくなる。
一実施形態では、レバーのモータ端は、組立中に偏心器駆動機構をそこに案内するためのガイドを有する。こうして、組み立てがより簡単かつ迅速にされる。
一実施形態では、レバーのモータ端のガイドは、対向するランプを有する。
一実施形態では、駆動ブリッジは、組立中にレバーの先端を駆動ブリッジのスロットに案内するためのガイドを有する。こうして、組み立てが素早く簡単になる。
一実施形態では、駆動ブリッジのガイドは、対向する傾斜面を有する。
一実施形態では、レバーは、ハンドルが延びる軸と実質的に平行な方向に延び、オプションで、上記モータは、上記ヘッドに対する上記ハンドルの遠位端に配置される。
一実施形態では、パーソナルケア器具はシェーバーであり、機能装置はカッターを有する。
一例によれば、パーソナルケア器具が提供され、これは、ハンドルと、ハンドルのヘッドにある機能装置と、機能装置を駆動するための駆動ブリッジであって、スロットを含む、駆動ブリッジと、上記ハンドル内のモータと、モータと駆動ブリッジとの間に結合され、駆動ブリッジを往復駆動するレバーとを有し、レバーは、駆動ブリッジのスロットに挿入された先端においてシリンダを含み、シリンダは駆動ブリッジに対して傾斜している。
本発明のこれら及び他の側面が、以下に記載される実施形態から明らかとなり、実施形態を参照して説明されることになる。
駆動ブリッジとそのスロット内のモータ偏心器とを含むパーソナルケア器具のヘッド部分の透視表示を示す図である。 図1のパーソナルケア器具のヘッド部分の断面の透視表示を示す図である。 駆動ブリッジとそのスロット内のレバーとを含むパーソナルケア器具のヘッド部分の透視表示を示す図である。 図3のヘッド部分の断面表示を示す図である。 1つ又は複数の実施形態による、駆動ブリッジと、駆動ブリッジのスロット内にシリンダを備える先端部を持つレバーとを含むパーソナルケア器具のヘッド部分の透視表示を示す図である。 図5のヘッド部分の断面表示を示す図である。 図6の断面表示の拡大された部分を示す図である。
本発明の実施形態が、添付図面を参照して最も好適に理解されることができる。
例示的な実施形態が、本書で議論される要素、モジュール及びユニットを参照して説明されるが、斯かる機能要素は、より少ない要素へと組み合わされてもよいし、又は追加の要素へと分離されてもよい。本書では、オプションの特徴の様々な組み合わせが説明されるが、説明される特徴は、任意の適切な組み合わせにおいて組み合わせられることができる点を理解されたい。特に、任意の1つの例示的な実施形態の特徴は、斯かる組み合わせが相互に排他的である場合を除き、適宜、他の任意の実施形態の特徴と組み合わせられることができる。本書を通じて、「有する」又は「含む」という用語は、指定された要素を含むことを意味するが、他の要素の存在を排除するものではない。
パーソナルケア器具は例えば、パーソナルケア又はグルーミングに使用されるハンドヘルド装置とすることができる。パーソナルケア器具は、クリーニング器具、皮膚処置器具、脱毛器具、マッサージ装置などを含む。一般に、パーソナルケア器具は、人間又は動物の身体に処置又は動作を施すものである。
毛髪切断器具及びヘアグルーミング器具は当該技術分野においてよく知られ、例えば、シェーバー、カミソリ、トリマー、脱毛器、ヘアスタイリング器具及びそれらの組み合わせを有し得る。一般的に、ヘアグルーミング器具は、髪の切断及び/又はグルーミング動作を行うように、切断ユニット(又はカッター)、例えばブレードセットを駆動するよう構成された電気モータを有する。より一般的には、毛髪切断器具はグルーミング器具とも呼ばれる。
図1及び図2を参照すると、毛髪切断器具又はシェーバーの形態のパーソナルケア器具が提供される。パーソナルケア器具は、ガード102、機能装置(この場合はカッター)104、駆動ブリッジ106、及びリンケージ108を含む。カッター104及びガード102は共に複数の歯を持つ。カッター104は、往復運動する態様で前後に動くことによりガード102と協働し、個別の歯の間の毛を切断する。カッター104は駆動ブリッジ106に接続される。駆動ブリッジはスロット110を含む。スロットは駆動ブリッジ106の移動方向と直交する方向に向いている。
図1及び図2におけるリンケージ108は偏心器駆動機構である。なぜなら、モータ(図示省略)が駆動ブリッジ106に近接して配置されるからである。偏心器駆動機構は、モータの回転軸と平行に延びる細長いステムを有する。しかしながら、細長いステムはモータの回転軸と直列ではなく、オフセットしている。こうして、ステムは偏心器駆動機構を提供する。
スロット110は、対向する駆動面の間に設けられる。動作中、偏心器駆動機構は駆動面を押し、モータの回転中に駆動ブリッジ106が往復運動される。偏心器駆動機構と駆動面との間の摩擦を減らすため、駆動面が比較的薄くされることができる。こうして、駆動面は、モータ偏心器との少ない接触面を持つ。駆動ブリッジは、組立中に偏心器駆動機構を駆動ブリッジ106に案内するのに役立つ対向するランプ112を有する。
図3及び図4を参照すると、図1及び図2のパーソナルケア器具と比較して、モータが駆動ブリッジから離れた位置にあるパーソナルケア器具が提供される。言い換えると、モータは駆動ブリッジから遠位にある。遠位に位置するモータに対応するため、リンケージはレバーになっている。レバーは、先端部114、ハブ116、及びモータ端部を含む。先端部は、駆動面との摩擦を軽減するための実質的に球状のボールを含む。ハブ116は、パーソナルケア器具のハンドルに固定された軸(図示省略)に取り付けるための穴を含む。ハブの中心がレバーの回転軸を提供する。
モータ端118は、そこにモータ偏心器122を受け入れるためのスロット121を提供するフォーク120を含む。
パーソナルケア器具に沿って積み重ねられた公差は、先端部114とスロット110との間の位置合わせの問題を引き起こす点を理解されたい。
この問題は、図5から図7のシェーバーの形をしたパーソナルケア器具により解決される。図5から図7には記載されていないが、図1から図4に関連して記載されたパーソナルケア器具に共通する特徴は、同じ参照符号を100増加させた符号を持つとみなされることができる。
図5から図7を参照すると、パーソナルケア器具は、ハンドル(図示省略)と、ハンドルのヘッドに設けられた機能装置203と、機能装置を駆動するための駆動ブリッジ206と、ハンドル内に設けられたモータ(図示省略)と、駆動ブリッジを往復駆動するためにモータと駆動ブリッジ206との間に設けられたレバー208とを有する。モータはヘッドに対してハンドルの遠位端に配置される。
この場合の機能装置は、カッター204を有する。なぜなら、パーソナルケア器具がシェーバーであるからである。機能装置は、図1から図4のパーソナルケア器具と同様に、ガード202も含む。
上記と同様に、駆動ブリッジ206はスロット210を有する。スロット210は、駆動面と呼ばれることができる駆動ブリッジの対向する2つの面の間に形成される。駆動面は、高さはHを持つ。駆動ブリッジは、組立中にレバー208の先端部214をスロット210に案内するためのガイド230を有する。ガイド230は対向する傾斜面を含む。
レバー208は、モータの回転軸と実質的に同じ方向に延び、これは、ハンドルが延びる軸と実質的に同じである。
レバー208は、先端部214にシリンダ232を有する。シリンダ232は直径Dを持つ。シリンダ232は駆動ブリッジ206のスロット210に挿入される。駆動ブリッジ206はシリンダに対して傾斜している。別の言い方をすれば、シリンダ232はスロット210に対して又はこれに相対的に傾斜している。言い換えると、スロットが延びる方向は、シリンダの中心軸に対して傾斜している。こうして、スロット210がシリンダ232の中心軸に平行な方向、又は中心軸に沿った方向に延びる構成と比較して、駆動ブリッジ206の駆動面にシリンダ232を位置合わせするのが容易になる。シリンダ232の中心軸は、レバーの回転軸と平行であってもよい。更に、シリンダ232の直径Dは、駆動面の高さHよりも大きい。従って、シリンダ232の直径Dと駆動面の高さHとの比は1より大きい値を持つ。比D/Hは例えば、1.2から5の範囲である。比D/Hは例えば、1.2、1.26、1.5、2、2.2、2.5、3、3.4、4、4.5、5などとすることができる。製造公差を管理するための最適なD/H比の値は、約2.2であろう。図7は、D/H比が約2.2であることを示す。D/H比を1より大きくすることで、機能装置を駆動するために使用される駆動ブリッジ206は、直径Dの細長いステムを有する偏心器駆動機構に適していること、言い換えると適合性を維持する。従って、機能装置を駆動するための傾斜した駆動ブリッジ206は、本発明の文脈で説明されるように、偏心器駆動機構又はレバー208のいずれかを組み込んだパーソナルケア器具に適合し得ることが、当業者には理解されよう。
いくつかの実施形態では、駆動ブリッジに対するシリンダの傾斜角度は10度と30度との間である。傾斜角度は約20度とすることができる。この点を考慮し、シリンダの長さは4と8mmとの間とすることができる。シリンダの長さは、以下の式(1)を用いて支配されることができる。
式(1)中、Lはmmで測定されるシリンダの長さであり、eは、mmで測定されるスロット内のシリンダの最高位置と最低位置との誤差であり、αはスロットに対するシリンダの傾斜角であり、L_startは、eがゼロであると仮定した場合のmmで測定されるシリンダ長の開始値である。誤差eは約1mmとすることができる。
レバー208は、先端部214とは反対側のモータ端部を有することができる。モータ端はスロット234を含むことができる。モータは、ハンドルが延びる軸の方向に延びる偏心器駆動機構236を有することができる。偏心器駆動機構236は、レバー208のモータ端のスロット234内に収容されることができる。
偏心器駆動機構236は、レバー208のモータ端部のスロット234内に含まれる実質的に球形状の先端部240を有し得る。レバーのモータ端は、組立時に偏心器駆動機構を案内するガイド238を有する。レバーのモータ端のガイド238は、対向するランプを有する。
本発明が図及び説明において詳細に図示及び説明されてきたが、斯かる図示及び説明は説明的又は例示的なものに過ぎず、限定的なものではない。本発明は、開示された実施形態に限定されるものではない。
開示された実施形態に対する他の変形が、図、説明、及び添付の請求項の検討から、請求項に記載された発明を実施する当業者により理解及び実施されることができる。特許請求の範囲において、「有する」という語は、他の要素又はステップを除外するものではなく、不定冠詞「a」又は「an」は複数性を除外するものではない。1つのプロセッサ又は他のユニットが、特許請求の範囲に記載される複数の項目の機能を果たすことができる。ある手段が相互に異なる従属請求項に記載されるという単なる事実は、これらの手段の組み合わせが有利に使用されることができないことを示すものではない。特許請求の範囲に記載される任意の参照符号は、本発明の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。

Claims (15)

  1. パーソナルケア器具であって、
    ハンドルと、
    前記ハンドルのヘッドにある機能装置と、
    前記機能装置を駆動する駆動ブリッジであって、スロットを含む、駆動ブリッジと、
    前記ハンドル内のモータと、
    前記モータと前記駆動ブリッジとの間に結合され、前記駆動ブリッジを往復駆動するレバーとを有し、前記レバーが、前記駆動ブリッジのスロットに挿入された先端においてシリンダを含み、前記スロットは、対向する駆動面の間に設けられ、
    前記シリンダが、前記駆動ブリッジに対して傾斜しており、
    前記シリンダの直径Dと個別の駆動面の高さHとの比D/Hは、1より大きい、パーソナルケア器具。
  2. 前記駆動ブリッジに対する前記シリンダの傾斜角度が、10度と30度との間であり、好ましくは、前記傾斜角度が、約20度である、請求項1に記載のパーソナルケア器具。
  3. 前記比D/Hが、約2.2である、請求項1記載のパーソナルケア器具。
  4. 前記シリンダの長さが、約4mmと8mmとの間である、請求項2又は3に記載のパーソナルケア器具。
  5. 前記シリンダの長さが、
    L=e/tan(α)+L_start
    により支配され、
    Lは、mmで測定される前記シリンダの長さであり、eが、mmで測定される前記スロット内のシリンダの最高位置と最低位置との間の誤差範囲であり、αは、前記駆動ブリッジに対する前記シリンダの傾斜角度であり、L_startは、eがゼロであると仮定した場合のmmで測定されるシリンダ長の開始値である、請求項4に記載のパーソナルケア器具。
  6. 前記誤差eが、約1mmである、請求項5に記載のパーソナルケア器具。
  7. 前記シリンダの軸が、前記レバーの回転角度と実質的に平行である、請求項1乃至のいずれかに記載のパーソナルケア器具。
  8. 前記レバーが、前記先端に対向するモータ端を有し、前記モータ端は、スロットを持ち、前記モータが、前記ハンドルが延びる軸の方向に延びる偏心器駆動機構を有し、前記偏心器駆動機構は、前記レバーのモータ端のスロット内に収容される、請求項1乃至のいずれかに記載のパーソナルケア器具。
  9. 前記偏心器駆動機構が、前記レバーのモータ端のスロット内に含まれる実質的に球形状の先端を有する、請求項8に記載のパーソナルケア器具。
  10. 前記レバーのモータ端が、組立中に前記偏心器駆動機構を案内するガイドを有する、請求項9に記載のパーソナルケア器具。
  11. 前記レバーのモータ端のガイドが、対向するランプを有する、請求項10に記載のパーソナルケア器具。
  12. 前記駆動ブリッジが、組立中に前記レバーの先端を前記駆動ブリッジのスロットに案内するガイドを有する、請求項1乃至のいずれかに記載のパーソナルケア器具。
  13. 前記駆動ブリッジのガイドが、対向する傾斜面を有する、請求項12に記載のパーソナルケア器具。
  14. 前記レバーが、前記ハンドルが延びる軸と実質的に平行な方向に延び、オプションで、前記モータは、前記ヘッドに対する前記ハンドルの遠位端に配置される。請求項1乃至のいずれかに記載のパーソナルケア器具。
  15. 前記パーソナルケア器具がシェーバーであり、前記機能装置はカッターを有する、請求項1乃至のいずれかに記載のパーソナルケア器具。
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