JP7845467B2 - オブジェクト検出装置、学習装置、オブジェクト検出方法、学習方法、オブジェクト検出プログラム及び学習プログラム - Google Patents

オブジェクト検出装置、学習装置、オブジェクト検出方法、学習方法、オブジェクト検出プログラム及び学習プログラム

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Description

本発明は、画像からオブジェクトを検出する技術に関する。
画像からオブジェクトを検出する技術が知られている。オブジェクト検出において、主画像に加えて(対象物体がないとき等の)背景画像を併用できるときは、差分情報による検出精度の向上が見込める。例えば特許文献1には、オブジェクトを含む入力画像と背景画像とを用いてオブジェクトの位置を検出することが記載されている。また、非特許文献1及び非特許文献2には、追加情報として深度画像を利用する学習方式(privileged learning)が提案されている。
日本国特開2017-191501号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、推論の実行のために常に背景画像が必要であり、新規撮影地点でのオブジェクト検出を行う場合など背景画像が得られない状況では推論を実行できないという問題がある。また、非特許文献1及び2に記載の技術では、反対に、推論時に背景画像があっても背景画像を活用できないという問題がある。
本発明の一態様は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的の一例は、状況に応じて背景画像等の画像を併用することで精度のよいオブジェクト検出を実現することである。
本発明の一側面に係るオブジェクト検出装置は、第1の画像を取得する画像取得手段と、第1のモデルを用いて前記第1の画像から第1のマップを算出する算出手段と、前記第1のマップを少なくとも参照してオブジェクト検出を行う検出手段とを備え、前記画像取得手段が前記第1の画像に加えて第2の画像も取得した場合に、前記算出手段は、第2のモデルを用いて、前記第2の画像から、又は前記第1の画像と前記第2の画像とから第2のマップを算出し、前記検出手段は、前記第1のマップに加え、前記第2のマップも参照してオブジェクト検出を行う。
本発明の一側面に係る学習装置は、1又は複数の第1の画像と、1又は複数の第2の画像と、当該第1の画像に含まれるオブジェクトを示すラベル情報とを含む教師データを取得する教師データ取得手段と、第1の画像から第1のマップを算出する第1のモデルを、前記教師データに含まれる前記第1の画像と前記ラベル情報とを参照して学習させる第1の学習手段と、前記第1のモデルと、第2の画像から第2のマップを算出する第2のモデルとを、前記教師データに含まれる前記第1の画像と前記第2の画像と前記ラベル情報とを参照して学習させる第2の学習手段とを備えている。
本発明の一側面に係るオブジェクト検出方法は、第1の画像を取得することと、第1のモデルを用いて前記第1の画像から第1のマップを算出することと、前記第1のマップを少なくとも参照してオブジェクト検出を行うこととを含み、前記第1の画像に加えて第2の画像も取得した場合に、前記算出する工程において、第2のモデルを用いて、前記第2の画像から、又は前記第1の画像と前記第2の画像とから第2のマップを算出し、前記オブジェクト検出を行う工程において、前記第1のマップに加え、前記第2のマップも参照してオブジェクト検出を行う。
本発明の一側面に係る学習方法は、1又は複数の第1の画像と、1又は複数の第2の画像と、当該第1の画像に含まれるオブジェクトを示すラベル情報とを含む教師データを取得することと、第1の画像から第1のマップを算出する第1のモデルを、前記教師データに含まれる前記第1の画像と前記ラベル情報とを参照して学習させることと、前記第1のモデルと、第2の画像から第2のマップを算出する第2のモデルとを、前記教師データに含まれる前記第1の画像と前記第2の画像と前記ラベル情報とを参照して学習させることとを含む。
本発明の一側面に係るオブジェクト検出プログラムは、コンピュータを、第1の画像を取得する画像取得手段、第1のモデルを用いて前記第1の画像から第1のマップを算出する算出手段、及び前記第1のマップを少なくとも参照してオブジェクト検出を行う検出手段、として機能させるオブジェクト検出プログラムであって、前記画像取得手段が前記第1の画像に加えて第2の画像も取得した場合に、前記算出手段は、第2のモデルを用いて、前記第2の画像から、又は前記第1の画像と前記第2の画像とから第2のマップを算出し、前記検出手段は、前記第1のマップに加え、前記第2のマップも参照してオブジェクト検出を行う。
本発明の一側面に係る学習プログラムは、コンピュータを、1又は複数の第1の画像と、1又は複数の第2の画像と、当該第1の画像に含まれるオブジェクトを示すラベル情報とを含む教師データを取得する教師データ取得手段、第1の画像から第1のマップを算出する第1のモデルを、前記教師データに含まれる前記第1の画像と前記ラベル情報とを参照して学習させる第1の学習手段、及び前記第1のモデルと、第2の画像から第2のマップを算出する第2のモデルとを、前記教師データに含まれる前記第1の画像と前記第2の画像と前記ラベル情報とを参照して学習させる第2の学習手段、として機能させる。
本発明の一態様によれば、状況に応じて背景画像等の画像を併用することで精度のよいオブジェクト検出を実現できる。
例示的実施形態1に係るオブジェクト検出装置の構成を示すブロック図である。 例示的実施形態1に係るオブジェクト検出方法の流れを示すフロー図である。 例示的実施形態1に係る学習装置の構成を示すブロック図である。 例示的実施形態1に係る学習方法の流れを示すフロー図である。 例示的実施形態2に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 例示的実施形態2に係るオブジェクト検出処理の概要を示す図である。 例示的実施形態2に係るオブジェクト検出処理の具体例を示す図である。 例示的実施形態2に係るオブジェクト検出方法の流れを示すフロー図である。 例示的実施形態3に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 各例示的実施形態におけるオブジェクト検出装置、学習装置、情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
〔例示的実施形態1〕
本発明の第1の例示的実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。本例示的実施形態は、後述する例示的実施形態の基本となる形態である。
(オブジェクト検出装置の構成)
本例示的実施形態に係るオブジェクト検出装置1の構成について、図1を参照して説明する。図1は、オブジェクト検出装置1の構成を示すブロック図である。オブジェクト検出装置1は、画像取得部11、算出部12及び検出部13を備える。
画像取得部11は、第1の画像を取得する。算出部12は、第1のモデルを用いて上記第1の画像から第1のマップを算出する。検出部13は、上記第1のマップを少なくとも参照してオブジェクト検出を行う。
また、画像取得部11が上記第1の画像に加えて第2の画像も取得した場合に、算出部12は、第2のモデルを用いて、上記第2の画像から、又は上記第1の画像と上記第2の画像とから第2のマップを算出し、検出部13は、上記第1のマップに加え、上記第2のマップも参照してオブジェクト検出を行う。
以上のように、本例示的実施形態に係るオブジェクト検出装置1においては、第1の画像を取得する画像取得部11と、第1のモデルを用いて上記第1の画像から第1のマップを算出する算出部12と、上記第1のマップを少なくとも参照してオブジェクト検出を行う検出部13とを備え、画像取得部11が上記第1の画像に加えて第2の画像も取得した場合に、算出部12は、第2のモデルを用いて、上記第2の画像から、又は上記第1の画像と上記第2の画像とから第2のマップを算出し、検出部13は、上記第1のマップに加え、上記第2のマップも参照してオブジェクト検出を行う構成が採用されている。このため、本例示的実施形態に係るオブジェクト検出装置1によれば、状況に応じて背景画像等の画像を併用することで精度のよいオブジェクト検出を実現できるという効果が得られる。
(オブジェクト検出方法の流れ)
本例示的実施形態に係るオブジェクト検出方法S1の流れについて、図2を参照して説明する。図2は、オブジェクト検出方法S1の流れを示すフロー図である。オブジェクト検出方法S1における各ステップの実行主体は、オブジェクト検出装置1が備えるプロセッサであってもよいし、他の装置が備えるプロセッサであってもよく、各ステップの実行主体がそれぞれ異なる装置に設けられたプロセッサであってもよい。
ステップS11では、少なくとも1つのプロセッサが、第1の画像を取得する。ステップS12では、少なくとも1つのプロセッサが、第1のモデルを用いて上記第1の画像から第1のマップを算出する。ステップS13では、少なくとも1つのプロセッサが、上記第1のマップを少なくとも参照してオブジェクト検出を行う。
また、上記第1の画像に加えて第2の画像も取得した場合に、少なくとも1つのプロセッサが、上記算出する工程において、第2のモデルを用いて、上記第2の画像から、又は上記第1の画像と上記第2の画像とから第2のマップを算出し、少なくとも1つのプロセッサが、上記オブジェクト検出を行う工程において、上記第1のマップに加え、上記第2のマップも参照してオブジェクト検出を行う。
以上のように、本例示的実施形態に係るオブジェクト検出方法S1は、第1の画像を取得することと、第1のモデルを用いて上記第1の画像から第1のマップを算出することと、上記第1のマップを少なくとも参照してオブジェクト検出を行うこととを含み、上記第1の画像に加えて第2の画像も取得した場合に、上記算出する工程において、第2のモデルを用いて、上記第2の画像から、又は上記第1の画像と上記第2の画像とから第2のマップを算出し、上記オブジェクト検出を行う工程において、上記第1のマップに加え、上記第2のマップも参照してオブジェクト検出を行う構成が採用されている。このため、本例示的実施形態に係るオブジェクト検出方法S1によれば、状況に応じて背景画像等の画像を併用することで精度のよいオブジェクト検出を実現できるという効果が得られる。
(学習装置の構成)
本例示的実施形態に係る学習装置2の構成について、図3を参照して説明する。図3は、学習装置2の構成を示すブロック図である。学習装置2は、教師データ取得部21、第1の学習部22及び第2の学習部23を備える。
教師データ取得部21は、1又は複数の第1の画像と、1又は複数の第2の画像と、当該第1の画像に含まれるオブジェクトを示すラベル情報とを含む教師データを取得する。第1の学習部22は、第1の画像から第1のマップを算出する第1のモデルを、上記教師データに含まれる上記第1の画像と上記ラベル情報とを参照して学習させる。第2の学習部23は、上記第1のモデルと、第2の画像から第2のマップを算出する第2のモデルとを、上記教師データに含まれる上記第1の画像と上記第2の画像と上記ラベル情報とを参照して学習させる。
以上のように、本例示的実施形態に係る学習装置2においては、1又は複数の第1の画像と、1又は複数の第2の画像と、当該第1の画像に含まれるオブジェクトを示すラベル情報とを含む教師データを取得する教師データ取得部21と、第1の画像から第1のマップを算出する第1のモデルを、上記教師データに含まれる上記第1の画像と上記ラベル情報とを参照して学習させる第1の学習部22と、上記第1のモデルと、第2の画像から第2のマップを算出する第2のモデルとを、上記教師データに含まれる上記第1の画像と上記第2の画像と上記ラベル情報とを参照して学習させる第2の学習部23とを備える構成が採用されている。このため、本例示的実施形態に係る学習装置2によれば、状況に応じて背景画像等の画像を併用することで精度のよいオブジェクト検出を実現するモデルを提供できるという効果が得られる。
(学習方法の流れ)
本例示的実施形態に係る学習方法S2の流れについて、図4を参照して説明する。図4は、学習方法S2の流れを示すフロー図である。学習方法S2における各ステップの実行主体は、学習装置2が備えるプロセッサであってもよいし、他の装置が備えるプロセッサであってもよく、各ステップの実行主体がそれぞれ異なる装置に設けられたプロセッサであってもよい。
ステップS21では、少なくとも1つのプロセッサが、1又は複数の第1の画像と、1又は複数の第2の画像と、当該第1の画像に含まれるオブジェクトを示すラベル情報とを含む教師データを取得する。ステップS22では、少なくとも1つのプロセッサが、第1の画像から第1のマップを算出する第1のモデルを、上記教師データに含まれる上記第1の画像と上記ラベル情報とを参照して学習させる。ステップS23では、少なくとも1つのプロセッサが、上記第1のモデルと、第2の画像から第2のマップを算出する第2のモデルとを、上記教師データに含まれる上記第1の画像と上記第2の画像と上記ラベル情報とを参照して学習させる。
以上のように、本例示的実施形態に係る学習方法S2は、1又は複数の第1の画像と、1又は複数の第2の画像と、当該第1の画像に含まれるオブジェクトを示すラベル情報とを含む教師データを取得することと、第1の画像から第1のマップを算出する第1のモデルを、上記教師データに含まれる上記第1の画像と上記ラベル情報とを参照して学習させることと、上記第1のモデルと、第2の画像から第2のマップを算出する第2のモデルとを、上記教師データに含まれる上記第1の画像と上記第2の画像と上記ラベル情報とを参照して学習させることとを含む。このため、本例示的実施形態に係る学習方法S2によれば、状況に応じて背景画像等の画像を併用することで精度のよいオブジェクト検出を実現できるモデルを提供できるという効果が得られる。
〔例示的実施形態2〕
本発明の第2の例示的実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、例示的実施形態1にて説明した構成要素と同じ機能を有する構成要素については、同じ符号を付し、その説明を適宜省略する。
<情報処理装置の構成>
図5は、例示的実施形態2に係る情報処理装置1Aの構成を示すブロック図である。情報処理装置1Aは、画像からオブジェクトを検出する装置である。ここで、オブジェクトは一例として、衛星画像に含まれる車両又は人物等の移動体である。ただし、オブジェクトは上述した例に限られない。
情報処理装置1Aは、制御部10A、記憶部20A、入出力部30A及び通信部40Aを備える。
(入出力部)
入出力部30Aには、キーボード、マウス、ディスプレイ、プリンタ、タッチパネル等の入出力機器が接続される。入出力部30Aは、接続された入力機器から情報処理装置1Aに対する各種の情報の入力を受け付ける。また、入出力部30Aは、制御部10Aの制御の下、接続された出力機器に各種の情報を出力する。入出力部30Aとしては、例えばUSB(Universal Serial Bus)などのインタフェースが挙げられる。また、入出力部30Aは、表示パネル、スピーカ、キーボード、マウス、タッチパネル等を備えていてもよい。
(通信部)
通信部40Aは、情報処理装置1Aの外部の装置と通信回線を介して通信する。通信回線の具体的構成は本例示的実施形態を限定するものではないが、通信回線は一例として、無線LAN(Local Area Network)、有線LAN、WAN(Wide Area Network)、公衆回線網、モバイルデータ通信網、又は、これらの組み合わせである。通信部40Aは、制御部10Aから供給されたデータを他の装置に送信したり、他の装置から受信したデータを制御部10Aに供給したりする。
(制御部)
制御部10Aは、画像取得部11、算出部12、検出部13、判定部14、及び提示部15を備える。
(画像取得部)
画像取得部11は、第1の画像IMG1、又は、第1の画像IMG1及び第2の画像IMG2を取得する。第1の画像IMG1は、オブジェクトの検出処理の対象であり、一例として、オブジェクトを撮影した画像である。オブジェクトは一例として、車両又は人物等の移動体であるが、オブジェクトはこれらに限定されない。第1の画像IMG1は、一例として、R、G、Bチャネルの画像を含む。ただし、第1の画像IMG1は上述した例に限られず、他の画像であってもよい。
第2の画像IMG2は、オブジェクトの検出処理に用いられる画像であり、一例として、第1の画像IMG1に対応する背景画像、深度センサによりセンシングされた深度画像、又は赤外線カメラで撮影した赤外画像である。ただし、第2の画像IMG2は上述した例に限られず、他の画像であってもよい。
(算出部)
算出部12は、第1のモデルMD1を用いて第1の画像IMG1から第1のマップMAP1を算出する。ここで、第1のモデルMD1は、第1の画像IMG1を入力とし、第1のマップMAP1を出力するモデルであり、一例として畳み込みニューラルネットワークである。また、第1のマップMAP1は、第1の画像IMG1から算出されるマップであり、一例として、第1の画像IMG1に対する畳み込み演算等の処理により得られる特徴マップである。算出部12が算出する第1のマップは、オブジェクトの検出処理において参照される。
また、画像取得部11が第1の画像IMG1に加えて第2の画像IMG2も取得した場合、算出部12は、第2のモデルMD2を用いて、第2の画像IMG2から、又は第1の画像IMG1と第2の画像IMG2とから、第2のマップMAP2を算出する。第2のモデルMD2は、第2のマップMAP2を出力するモデルであり、一例として畳み込みニューラルネットワークである。ここで、第2のモデルMD2の入力は、一例として、第2の画像IMG2、又は、第1の画像IMGと第2の画像IMG2を含む。第2のマップMAP2は、第2の画像IMG2、又は、第1の画像及び第2の画像から算出されるマップである。第2のマップMAP2は、一例として、第2の画像の特徴を表す特徴マップ、又は、第2の画像IMG2と第1の画像IMG1との差分を表す重みマップである。
(検出部)
検出部13は、第1のマップMAP1を少なくとも参照してオブジェクト検出を行う。検出部13は一例として、Faster R-CNN(Regions with CNN features)、SSD(Single Shot MultiBox Detector)、YOLO(You Only Look Once)等のオブジェクト検出の手法によりオブジェクト検出を行う。ここで、検出部13は、Faster R-CNNの後段(R-CNN)、あるいは算出部12と接続した検出部13がFaster R-CNNの前段(RPN(Region Proposal Networks))、SSD、YOLOなどのモデルとなっていてもよい。ただし、検出部13がオブジェクト検出を行う手法は上述した例に限られず、検出部13は他の手法によりオブジェクト検出を行ってもよい。
また、画像取得部11が第1の画像IMG1に加えて第2の画像IMG2も取得した場合、検出部13は、第1のマップMAP1に加え、第2のマップMAP2も参照してオブジェクト検出を行う。一例として、検出部13は、第1のマップMAP1と第2のマップMAP2とを用いた演算により得られる第3のマップを参照してオブジェクト検出を行う。
第3のマップは、第1のマップMAP1と第2のマップMAP2とを用いた演算により得られるマップであり、一例として、第1のマップMAP1に第2のマップMAP2を乗算して得られるマップである。この場合、換言すると、画像取得部11が第1の画像IMG1に加えて第2の画像IMG2も取得した場合に、検出部13は、第1のマップMAP1に第2のマップMAP2を乗算して得られる第3のマップを参照してオブジェクト検出を行う。ただし、第3のマップは上述した例に限られず、他の演算により得られるマップであってもよい。第3のマップは例えば、第1のマップMAP1に第2のマップMAP2を加算して得られるマップであってもよい。
(判定部)
判定部14は、画像取得部11が第1の画像IMG1を取得するのか、又は、第1の画像IMG1と第2の画像IMG2とを取得するのかを判定する判定処理を行う。判定部14は一例として、第1の画像IMG1を取得するのか、又は、第1の画像IMG1と第2の画像IMG2とを取得するのかを示すフラグを参照して上記判定処理を行う。ただし、判定部14の判定処理は上述した例に限られず、判定部14は他の手法により上記判定処理を行ってもよい。
(提示部)
提示部15は、検出部13によるオブジェクト検出の結果を提示する。提示部15は上記結果を入出力部30Aに接続された出力装置(ディスプレイ、スピーカ、プリンタ、等)に出力することにより提示してもよく、また、通信部40Aを介して接続された他の装置に送信してもよい。提示部15は一例として、オブジェクト検出の結果を表す画像を入出力部30Aが備える表示パネルに表示する。
(記憶部)
記憶部20Aは、第1の画像IMG1、第2の画像IMG2、第1のマップMAP1、第2のマップMAP2、第1のモデルMD1、第2のモデルMD2及び検出結果DRを記憶する。
<オブジェクト検出処理の概要>
図6は、情報処理装置1Aが実行するオブジェクト検出処理の概要の一例を示す図である。図6の例で、算出部12は、第1の算出部12-1及び第2の算出部12-2を備える。第1の算出部12-1は、第1のモデルMD1を用いて第1の画像IMG1から第1のマップMAP1を算出する。また、第2の算出部12-2は、第2のモデルMD2を用いて、第2の画像IMG2から、又は第1の画像IMG1と第2の画像IMG2とから第2のマップMAP2を算出する。第2のマップMAP2は一例として、第1の画像IMG1と第2の画像IMG2との差分を表す重みマップである。なお、第2の画像IMG2が取得されていない場合、算出部12は第2のマップMAP2の算出処理を行わない。
また、検出部13は、乗算部13-1及び検出実行部13-2を備える。乗算部13-1は、第1のマップMAP1に第2のマップMAP2を乗算して第3のマップを算出する。乗算部13-1は、第1のマップMAP1の全部に乗算処理を適用してもよく、また、第1のマップMAP1の一部に乗算処理を適用してもよい。
画像取得部11が第2の画像IMG2を取得した場合、検出実行部13-2は第3のマップを参照してオブジェクト検出を行う。一方、画像取得部11が第2の画像IMG2を取得していない場合、検出実行部13-2は第1のマップMAP1を参照してオブジェクト検出を行う。
検出実行部13-2は一例として、特徴マップ(第1のマップMAP1又は第3のマップ)を学習済モデルに入力して得られる出力に基づき、オブジェクトを検出する。ここで、学習済モデルは一例として、教師あり機械学習により構築されたモデルであり、例えば畳み込みニューラルネットワークである。当該学習済モデルの入力は一例として、候補領域の特徴マップを含み、当該学習済モデルの出力は一例として、オブジェクト種別とオブジェクトの外接矩形を示す情報とを含む。検出実行部13-2が特徴マップからオブジェクトを検出する手法としては、例えば上述のFaster R-CNN、SSD等の手法が挙げられる。
<オブジェクト検出処理の具体例>
図7は、例示的実施形態2に係るオブジェクト検出処理の具体例を示す図である。図7の例で、主画像IMG1_1は第1の画像IMG1の一例であり、追加画像IMG2_1は第2の画像IMG2の一例である。図7の例では、画像取得部11は、上述のRPNにより抽出された候補領域の画像である主画像IMG1_1と、当該候補領域の背景画像である追加画像IMG2_1とを取得する。主画像IMG1_1はオブジェクトを撮影した画像の一部であり、追加画像IMG2_1は主画像IMG1_1画像に対応する撮影画像であってオブジェクトを含まない撮影画像の一部である。
主画像IMG1_1は、オブジェクトo1と、オブジェクトo2とを含む。オブジェクトo1は検出対象のオブジェクトである。一方、オブジェクトo2は追加画像IMG2_1にも含まれるオブジェクトであり、検出する必要のないオブジェクトである。このように、特徴マップMAP1_1は、検出対象であるオブジェクトo1とは異なる、誤った注目であるオブジェクトo2を含む。
算出部12は、主画像IMG1_1を第1のモデルMD1に入力することにより、特徴マップMAP1_1を算出する。特徴マップMAP1_1は第1のマップMAP1の一例である。また、算出部12は、主画像IMG1_1と追加画像IMG2_1とを第2のモデルMD2に入力することにより、重みマップMAP2_1を算出する。重みマップMAP2_1は第2のマップMAP2の一例である。ここで、オブジェクトo2は主画像IMG1_1と追加画像IMG2_1の両方に含まれているため、両者の差分を表す重みマップMAP2_1にはオブジェクトo2は現れないか、又は現れにくい。
検出部13は、特徴マップMAP1_1に重みマップMAP2_1を乗算して特徴マップMAP3_1を算出する。特徴マップMAP3_1は第3のマップの一例である。重みマップMAP2_1を特徴マップMAP1_1に乗算することにより、特徴マップMAP1_1に含まれていたオブジェクトo2は特徴マップMAP3_1には現れないか、又は現れにくくなる。
検出部13は、特徴マップMAP3_1を参照してオブジェクトの検出結果DR_1(オブジェクトの種別とオブジェクトの外接矩形の再推定結果)を算出する。検出結果DR_1は、一例として、提示部15により提示される。
<オブジェクト検出方法の流れ>
図8は、例示的実施形態2に係るオブジェクト検出方法の一例の流れを示すフロー図である。
(ステップS201)
ステップS201において、算出部12は、主画像IMG1_1から特徴マップMAP1_1を算出する。
(ステップS202)
ステップS202において、判定部14は、追加画像IMG2_1があるかを判定する。判定部14は一例として、所定のフラグ(例えば、主画像IMG1_1に付されたフラグ)を参照して追加画像IMG2_1があるかを判定する。追加画像IMG2_1がある場合(ステップS202にて「YES」)、判定部14はステップS203の処理に進む。一方、追加画像IMG2_1がない場合(ステップS202にて「NO」)、判定部14はステップS204の処理に進む。
(ステップS203)
ステップS203において、検出部13は、追加画像IMG2_1から算出された重みマップMAP2_1を特徴マップMAP1_1に乗算し、特徴マップMAP3_1を算出する。
(ステップS204)
ステップS204において、検出部13は、ステップS203で算出した特徴マップMAP3_1からオブジェクトの検出結果を算出する。
<情報処理装置の効果>
以上のように、本例示的実施形態に係る情報処理装置1Aにおいては、画像取得部11が第1の画像IMG1に加えて第2の画像IMG2も取得した場合に、検出部13は、第1のマップMAP1に第2のマップMAP2を乗算して得られる第3のマップを参照してオブジェクト検出を行う構成が採用されている。このため、本例示的実施形態に係る情報処理装置1Aによれば、第2のマップMAP2を第1のマップMAP1に乗算して得られる第3のマップを参照してオブジェクト検出を行うことにより、オブジェクトをより精度よく検出できるという効果が得られる。
また、本例示的実施形態に係る情報処理装置1Aにおいては、画像取得部11が第1の画像IMG1を取得するのか、又は、第1の画像IMG1と第2の画像IMG2とを取得するのかを判定する判定処理を行う判定部14を更に備えるという構成が採用されている。このため、本例示的実施形態に係る情報処理装置1Aによれば、第2の画像を取得する場合としない場合との両方の場合でオブジェクトを検出でき、かつ、第2の画像がある場合にオブジェクトをより精度よく検出できるという効果が得られる。より具体的には、例えば、主画像に加えて背景画像が得られる場合がある状況で、背景画像を推論時の精度向上に活用することができる。
また、本例示的実施形態に係る情報処理装置1Aにおいては、判定部14は、第1の画像IMG1を取得するのか、又は、第1の画像IMG1と第2の画像IMG2とを取得するのかを示すフラグを参照して上記判定処理を行うという構成が採用されている。このため、本例示的実施形態に係る情報処理装置1Aによれば、第2の画像を取得するかをフラグを参照して判定することにより、第2の画像を取得する場合としない場合との両方の場合でオブジェクトを検出でき、かつ、第2の画像がある場合にオブジェクトをより精度よく検出できるという効果が得られる。
〔例示的実施形態3〕
本発明の第3の例示的実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、例示的実施形態1にて説明した構成要素と同じ機能を有する構成要素については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
<情報処理装置の構成>
図9は、例示的実施形態3に係る情報処理装置1Bの構成を示すブロック図である。情報処理装置1Bの制御部10Aは、画像取得部11、算出部12、検出部13、判定部14及び提示部15に加えて、教師データ取得部16、第1の学習部17及び第2の学習部18を備える。教師データ取得部16、第1の学習部17及び第2の学習部18が本明細書に係る学習装置を構成する。
(教師データ取得部)
教師データ取得部16は、1又は複数の第1の画像と、1又は複数の第2の画像と、当該第1の画像に含まれるオブジェクトを示すラベル情報とを含む教師データを取得する。ここで、第1の画像、第2の画像は上述した例示的実施形態2において説明した通りである。ラベル情報は一例として、オブジェクトの種別を示す情報を含む。
(第1の学習部)
第1の学習部17は、上記教師データに含まれる上記第1の画像と上記ラベル情報とを参照して、第1のモデルMD1を機械学習(machine learning)により学習させる。第1のモデルMD1は、上述したように、算出部12が第1のマップMAP1を算出する際に用いるモデルであり、一例として畳み込みニューラルネットワークである。本例示的実施形態において、第1の学習部17は、一例として、教師データに第2の画像が含まれている場合であっても、当該第2画像を用いることなく、上記第1の画像と上記ラベル情報とのセットを用いた教師あり機械学習により、第1のモデルMD1を学習させてもよい。
(第2の学習部)
第2の学習部18は、上記教師データに含まれる上記第1の画像と上記第2の画像と上記ラベル情報とを参照して、第1のモデルMD1と第2のモデルMD2とを機械学習により学習させる。第2のモデルMD2は、上述したように、算出部12が第2のマップMAP2を算出する際に用いるモデルであり、一例として畳み込みニューラルネットワークである。このとき、第2の学習部18は、重みマップをかける前の第1のマップMAP1と、重みマップをかけた後の第3のマップMAP3との差が小さくなるようにする損失関数を併用してもよい。
<情報処理装置の効果>
また、本例示的実施形態に係る情報処理装置1Bにおいては、1又は複数の第1の画像と、1又は複数の第2の画像と、当該第1の画像に含まれるオブジェクトを示すラベル情報とを含む教師データを取得する教師データ取得部16と、上記教師データに含まれる上記第1の画像と上記ラベル情報とを参照して、第1のモデルMD1を機械学習により学習させる第1の学習部17と、上記教師データに含まれる上記第1の画像と上記第2の画像と上記ラベル情報とを参照して、第1のモデルMD1と第2のモデルMD2とを機械学習により学習させる第2の学習部18とを備える構成が採用されている。このため、本例示的実施形態に係る情報処理装置1Bによれば、例示的実施形態1に係るオブジェクト検出装置1の奏する効果に加えて、状況に応じて背景画像等の画像を併用することで精度のよいオブジェクト検出を実現できるモデルを提供できるという効果が得られる。
〔実施例〕
本開示に係る実施例について以下に説明する。本実施例は、上述の例示的実施形態に係る情報処理装置1A、1Bを、医療・ヘルスケア分野に応用した実施例である。本実施例において、第1の画像IMG1は、対象者の内視鏡検査により撮影された画像である。第2の画像IMG2は、同一の対象者において、過去の内視鏡検査により撮影された画像である。第2の画像IMG2は、病変が検出されなかったときの画像であり、第1の画像IMG1と同一箇所を写した画像である。
また、本実施例において検出部13が検出するオブジェクトは、対象者の内視鏡検査により撮影された画像から検出される病変である。検出部13は、対象者の過去の内視鏡検査画像(第2の画像IMG2)がある場合は過去の内視鏡画像を用いて、病変検出を行う。提示部15は、病変の検出の結果を、医療従事者に提示する。
医療従事者は、提示された病変の検出の結果を参照し、例えば、対象者への対処法を決定する。換言すると、提示部15は、医療従事者の意思決定(decision making)を支援するための、病変の検出結果を出力する。すなわち、本実施例によれば、情報処理装置1A、1Bは、医療従事者の意思決定を支援することができる。
また、例えば、提示部15は、病変の検出結果と対処法との対応関係を機械学習することで生成されたモデルと、対象者の病変の検出結果と、に基づいて決定された対処法を、医療従事者に提示してもよい。対処法の決定方法は、上述の方法に限定されない。これにより、情報処理装置は、ユーザの意思決定を支援することができる。
また、本実施例によれば、対象者の過去の内視鏡検査画像がある場合とない場合との両方の場合でオブジェクト(病変)を検出でき、かつ、対象者の過去の内視鏡検査画像がある場合に病変をより精度よく検出できるという効果が得られる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
オブジェクト検出装置1、情報処理装置1A、1B、学習装置2(以下「オブジェクト検出装置1等」という)の一部又は全部の機能は、集積回路(ICチップ)等のハードウェアによって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、オブジェクト検出装置1等は、例えば、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータによって実現される。このようなコンピュータの一例(以下、コンピュータCと記載する)を図10に示す。コンピュータCは、少なくとも1つのプロセッサC1と、少なくとも1つのメモリC2と、を備えている。メモリC2には、コンピュータCをオブジェクト検出装置1等として動作させるためのプログラムPが記録されている。コンピュータCにおいて、プロセッサC1は、プログラムPをメモリC2から読み取って実行することにより、オブジェクト検出装置1等の各機能が実現される。
プロセッサC1としては、例えば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphic Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、MPU(Micro Processing Unit)、FPU(Floating point number Processing Unit)、PPU(Physics Processing Unit)、マイクロコントローラ、又は、これらの組み合わせなどを用いることができる。メモリC2としては、例えば、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、又は、これらの組み合わせなどを用いることができる。
なお、コンピュータCは、プログラムPを実行時に展開したり、各種データを一時的に記憶したりするためのRAM(Random Access Memory)を更に備えていてもよい。また、コンピュータCは、他の装置との間でデータを送受信するための通信インタフェースを更に備えていてもよい。また、コンピュータCは、キーボードやマウス、ディスプレイやプリンタなどの入出力機器を接続するための入出力インタフェースを更に備えていてもよい。
また、プログラムPは、コンピュータCが読み取り可能な、一時的でない有形の記録媒体Mに記録することができる。このような記録媒体Mとしては、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、又はプログラマブルな論理回路などを用いることができる。コンピュータCは、このような記録媒体Mを介してプログラムPを取得することができる。また、プログラムPは、伝送媒体を介して伝送することができる。このような伝送媒体としては、例えば、通信ネットワーク、又は放送波などを用いることができる。コンピュータCは、このような伝送媒体を介してプログラムPを取得することもできる。
〔付記事項1〕
本発明は、上述した実施形態に限定されるものでなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。例えば、上述した実施形態に開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても、本発明の技術的範囲に含まれる。
〔付記事項2〕
上述した実施形態の一部又は全部は、以下のようにも記載され得る。ただし、本発明は、以下の記載する態様に限定されるものではない。
(付記1)
第1の画像を取得する画像取得手段と、第1のモデルを用いて前記第1の画像から第1のマップを算出する算出手段と、前記第1のマップを少なくとも参照してオブジェクト検出を行う検出手段とを備え、前記画像取得手段が前記第1の画像に加えて第2の画像も取得した場合に、前記算出手段は、第2のモデルを用いて、前記第2の画像から、又は前記第1の画像と前記第2の画像とから第2のマップを算出し、前記検出手段は、前記第1のマップに加え、前記第2のマップも参照してオブジェクト検出を行うオブジェクト検出装置。
(付記2)
前記画像取得手段が前記第1の画像に加えて第2の画像も取得した場合に、前記検出手段は、前記第1のマップに前記第2のマップを乗算して得られる第3のマップを参照してオブジェクト検出を行う付記1に記載のオブジェクト検出装置。
(付記3)
前記画像取得手段が前記第1の画像を取得するのか、又は、前記第1の画像と前記第2の画像とを取得するのかを判定する判定処理を行う判定手段を更に備えている付記1又は2に記載のオブジェクト検出装置。
(付記4)
前記判定手段は、前記第1の画像を取得するのか、又は、前記第1の画像と前記第2の画像とを取得するのかを示すフラグを参照して前記判定処理を行う付記3に記載のオブジェクト検出装置。
(付記5)
1又は複数の第1の画像と、1又は複数の第2の画像と、当該第1の画像に含まれるオブジェクトを示すラベル情報とを含む教師データを取得する教師データ取得手段と、前記教師データに含まれる前記第1の画像と前記ラベル情報とを参照して、前記第1のモデルを機械学習により学習させる第1の学習手段と、前記教師データに含まれる前記第1の画像と前記第2の画像と前記ラベル情報とを参照して、前記第1のモデルと前記第2のモデルとを機械学習により学習させる第2の学習手段とを備えている付記1又は2に記載のオブジェクト検出装置。
(付記6)
前記検出手段による検出結果を出力する提示手段を更に備え、前記検出手段が検出するオブジェクトは、対象者の内視鏡検査により撮影された画像から検出されうる病変であり、前記提示手段は、医療従事者の意思決定を支援するための、前記病変の検出結果を出力する、付記1又は2に記載のオブジェクト検出装置。
(付記7)
1又は複数の第1の画像と、1又は複数の第2の画像と、当該第1の画像に含まれるオブジェクトを示すラベル情報とを含む教師データを取得する教師データ取得手段と、第1の画像から第1のマップを算出する第1のモデルを、前記教師データに含まれる前記第1の画像と前記ラベル情報とを参照して学習させる第1の学習手段と、前記第1のモデルと、第2の画像から第2のマップを算出する第2のモデルとを、前記教師データに含まれる前記第1の画像と前記第2の画像と前記ラベル情報とを参照して学習させる第2の学習手段とを備えている学習装置。
(付記8)
第1の画像を取得することと、第1のモデルを用いて前記第1の画像から第1のマップを算出することと、前記第1のマップを少なくとも参照してオブジェクト検出を行うこととを含み、前記第1の画像に加えて第2の画像も取得した場合に、前記算出する工程において、第2のモデルを用いて、前記第2の画像から、又は前記第1の画像と前記第2の画像とから第2のマップを算出し、前記オブジェクト検出を行う工程において、前記第1のマップに加え、前記第2のマップも参照してオブジェクト検出を行うオブジェクト検出方法。
(付記9)
1又は複数の第1の画像と、1又は複数の第2の画像と、当該第1の画像に含まれるオブジェクトを示すラベル情報とを含む教師データを取得することと、第1の画像から第1のマップを算出する第1のモデルを、前記教師データに含まれる前記第1の画像と前記ラベル情報とを参照して学習させることと、前記第1のモデルと、第2の画像から第2のマップを算出する第2のモデルとを、前記教師データに含まれる前記第1の画像と前記第2の画像と前記ラベル情報とを参照して学習させることとを含む学習方法。
(付記10)
コンピュータを、第1の画像を取得する画像取得手段、第1のモデルを用いて前記第1の画像から第1のマップを算出する算出手段、及び前記第1のマップを少なくとも参照してオブジェクト検出を行う検出手段、として機能させるオブジェクト検出プログラムであって、前記画像取得手段が前記第1の画像に加えて第2の画像も取得した場合に、前記算出手段は、第2のモデルを用いて、前記第2の画像から、又は前記第1の画像と前記第2の画像とから第2のマップを算出し、前記検出手段は、前記第1のマップに加え、前記第2のマップも参照してオブジェクト検出を行う、オブジェクト検出プログラム。
(付記11)
コンピュータを、1又は複数の第1の画像と、1又は複数の第2の画像と、当該第1の画像に含まれるオブジェクトを示すラベル情報とを含む教師データを取得する教師データ取得手段、第1の画像から第1のマップを算出する第1のモデルを、前記教師データに含まれる前記第1の画像と前記ラベル情報とを参照して学習させる第1の学習手段、及び前記第1のモデルと、第2の画像から第2のマップを算出する第2のモデルとを、前記教師データに含まれる前記第1の画像と前記第2の画像と前記ラベル情報とを参照して学習させる第2の学習手段、として機能させる学習プログラム。
〔付記事項3〕
上述した実施形態の一部又は全部は、更に、以下のように表現することもできる。
少なくとも1つのプロセッサを備え、前記プロセッサは、第1の画像を取得する画像取得処理と、第1のモデルを用いて前記第1の画像から第1のマップを算出する算出処理と、前記第1のマップを少なくとも参照してオブジェクト検出を行う検出処理とを実行するオブジェクト検出装置であって、前記画像取得処理において前記第1の画像に加えて第2の画像も取得した場合に、前記算出処理において、第2のモデルを用いて、前記第2の画像から、又は前記第1の画像と前記第2の画像とから第2のマップを算出し、前記検出処理において、前記第1のマップに加え、前記第2のマップも参照してオブジェクト検出を行う、オブジェクト検出装置。
なお、このオブジェクト検出装置は、更にメモリを備えていてもよく、このメモリには、前記画像取得処理と、前記算出処理と、前記検出処理とを前記プロセッサに実行させるためのプログラムが記憶されていてもよい。また、このプログラムは、コンピュータ読み取り可能な一時的でない有形の記録媒体に記録されていてもよい。
少なくとも1つのプロセッサを備え、前記プロセッサは、1又は複数の第1の画像と、1又は複数の第2の画像と、当該第1の画像に含まれるオブジェクトを示すラベル情報とを含む教師データを取得する教師データ取得処理と、第1の画像から第1のマップを算出する第1のモデルを、前記教師データに含まれる前記第1の画像と前記ラベル情報とを参照して学習させる第1の学習処理と、前記第1のモデルと、第2の画像から第2のマップを算出する第2のモデルとを、前記教師データに含まれる前記第1の画像と前記第2の画像と前記ラベル情報とを参照して学習させる第2の学習処理とを実行する学習装置。
なお、この学習装置は、更にメモリを備えていてもよく、このメモリには、前記教師データ取得処理と、前記第1の学習処理と、前記第2の学習処理とを前記プロセッサに実行させるためのプログラムが記憶されていてもよい。また、このプログラムは、コンピュータ読み取り可能な一時的でない有形の記録媒体に記録されていてもよい。
1 オブジェクト検出装置
1A、1B 情報処理装置
2 学習装置
11 画像取得部
12 算出部
13 検出部
14 判定部
15 提示部
16、21 教師データ取得部
17、22 第1の学習部
18、23 第2の学習部

Claims (9)

  1. 第1の画像を取得する画像取得手段と、
    第1のモデルを用いて前記第1の画像から第1のマップを算出する算出手段と、
    前記第1のマップを少なくとも参照してオブジェクト検出を行う検出手段と
    を備え、
    前記画像取得手段が前記第1の画像に加えて第2の画像も取得した場合に、
    前記算出手段は、第2のモデルを用いて、前記第1の画像と前記第2の画像とから、前記第1の画像と前記第2の画像との差分を表す重みマップである第2のマップを算出し、
    前記検出手段は、前記第1のマップに前記第2のマップを乗算して得られる第3のマップを参照してオブジェクト検出を行う
    オブジェクト検出装置。
  2. 前記画像取得手段が前記第1の画像を取得するのか、又は、前記第1の画像と前記第2の画像とを取得するのかを判定する判定処理を行う判定手段を更に備えている
    請求項に記載のオブジェクト検出装置。
  3. 1又は複数の第1の画像と、1又は複数の第2の画像と、当該第1の画像に含まれるオブジェクトを示すラベル情報とを含む教師データを取得する教師データ取得手段と、
    前記教師データに含まれる前記第1の画像と前記ラベル情報とを参照して、前記第1のモデルを機械学習により学習させる第1の学習手段と、
    前記教師データに含まれる前記第1の画像と前記第2の画像と前記ラベル情報とを参照して、前記第1のモデルと前記第2のモデルとを機械学習により学習させる第2の学習手段と
    を備えている請求項1又は2に記載のオブジェクト検出装置。
  4. 前記検出手段による検出結果を出力する提示手段を更に備え、
    前記検出手段が検出するオブジェクトは、対象者の内視鏡検査により撮影された画像から検出されうる病変であり、
    前記提示手段は、医療従事者の意思決定を支援するための、前記病変の検出結果を出力する、
    請求項1又は2に記載のオブジェクト検出装置。
  5. 1又は複数の第1の画像と、1又は複数の第2の画像と、当該第1の画像に含まれるオブジェクトを示すラベル情報とを含む教師データを取得する教師データ取得手段と、
    第1の画像から第1のマップを算出する第1のモデルを、前記教師データに含まれる前記第1の画像と前記ラベル情報とを参照して学習させる第1の学習手段と、
    前記第1のモデルと、第2の画像から第2のマップを算出する第2のモデルとを、前記教師データに含まれる前記第1の画像と前記第2の画像と前記ラベル情報とを参照して学習させる第2の学習手段と
    を備えている学習装置。
  6. 第1の画像を取得することと、
    第1のモデルを用いて前記第1の画像から第1のマップを算出することと、
    前記第1のマップを少なくとも参照してオブジェクト検出を行うことと
    を含み、
    前記第1の画像に加えて第2の画像も取得した場合に、
    前記算出する工程において、第2のモデルを用いて、前記第1の画像と前記第2の画像とから、前記第1の画像と前記第2の画像との差分を表す重みマップである第2のマップを算出し、
    前記オブジェクト検出を行う工程において、前記第1のマップに前記第2のマップを乗算して得られる第3のマップを参照してオブジェクト検出を行う
    オブジェクト検出方法。
  7. 1又は複数の第1の画像と、1又は複数の第2の画像と、当該第1の画像に含まれるオブジェクトを示すラベル情報とを含む教師データを取得することと、
    第1の画像から第1のマップを算出する第1のモデルを、前記教師データに含まれる前記第1の画像と前記ラベル情報とを参照して学習させることと、
    前記第1のモデルと、第2の画像から第2のマップを算出する第2のモデルとを、前記教師データに含まれる前記第1の画像と前記第2の画像と前記ラベル情報とを参照して学習させることと
    を含む学習方法。
  8. コンピュータを、
    第1の画像を取得する画像取得手段、
    第1のモデルを用いて前記第1の画像から第1のマップを算出する算出手段、及び
    前記第1のマップを少なくとも参照してオブジェクト検出を行う検出手段、として機能させるオブジェクト検出プログラムであって、
    前記画像取得手段が前記第1の画像に加えて第2の画像も取得した場合に、
    前記算出手段は、第2のモデルを用いて、前記第1の画像と前記第2の画像とから、前記第1の画像と前記第2の画像との差分を表す重みマップである第2のマップを算出し、
    前記検出手段は、前記第1のマップに前記第2のマップを乗算して得られる第3のマップを参照してオブジェクト検出を行う、オブジェクト検出プログラム。
  9. コンピュータを、
    1又は複数の第1の画像と、1又は複数の第2の画像と、当該第1の画像に含まれるオブジェクトを示すラベル情報とを含む教師データを取得する教師データ取得手段、
    第1の画像から第1のマップを算出する第1のモデルを、前記教師データに含まれる前記第1の画像と前記ラベル情報とを参照して学習させる第1の学習手段、及び
    前記第1のモデルと、第2の画像から第2のマップを算出する第2のモデルとを、前記教師データに含まれる前記第1の画像と前記第2の画像と前記ラベル情報とを参照して学習させる第2の学習手段、として機能させる学習プログラム。
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