JP7843926B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Description

本開示は、空気が吹き出される筐体側吹出口が形成された筐体を備える空気調和機に関する。
従来、空気が吹き出される筐体側吹出口が形成された筐体を備える空気調和機が知られている。特許文献1には、空気が吹き出される筐体側吹出口であるダクトが形成されたケーシングを備える空気調和機が開示されている。特許文献1は、送風機によって、空気がダクトを通ってケーシングの外側に吹き出される。ここで、筐体側吹出口から吹き出された空気がそのまま筐体の外側に吹き出されるのではなく、筐体側吹出口から吹き出された空気を整流するプレナムチャンバを介して、整流された空気が吹き出される空気調和機も知られている。この場合、プレナムチャンバは、筐体の筐体側吹出口側に接続されており、筐体側吹出口から吹き出された空気を空調対象空間に吹き出す。
特開2006-10177号公報
プレナムチャンバを備える空気調和機には、概して、少なくとも2つの筐体側吹出口が形成されている。プレナムチャンバにおいて、隣り合った2つの筐体側吹出口に対応するプレナム空間の容積がそれぞれ異なる場合、それぞれの筐体側吹出口から吹き出された空気が、プレナム空間の容積が大きい側に対応する筐体側吹出口の上方で合流する。このように、少なくとも2つの筐体側吹出口にそれぞれ空気を送る少なくとも2つの送風機の負荷が不均一となり、非効率の運転となるおそれがある。
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたもので、少なくとも2つの筐体側吹出口にそれぞれ空気を送る少なくとも2つの送風機の負荷が均一となって、効率的な運転を行う空気調和機を提供するものである。
本開示の空気調和機は、空気が吹き出される少なくとも2つの筐体側吹出口が形成される筐体と、筐体の内部に設けられ、少なくとも2つの筐体側吹出口側にそれぞれ空気を送る少なくとも2つの送風機と、筐体の筐体側吹出口に接続され、送風機によって筐体側吹出口から吹き出された空気を空調対象空間に吹き出すものであり、隣り合った2つの筐体側吹出口に対応するプレナム空間の容積がそれぞれ異なるプレナムチャンバと、を備え、プレナムチャンバは、隣り合った2つの筐体側吹出口に対応するプレナム空間のうち、容積が小さい側に対応する筐体側吹出口の上方に設けられ、それぞれの筐体側吹出口から吹き出された空気を整流する整風板を有する。
本開示の空気調和機によれば、プレナムチャンバは、隣り合った2つの筐体側吹出口に対応するプレナム空間のうち、容積が小さい側に対応する筐体側吹出口の上方に設けられ、それぞれの筐体側吹出口から吹き出された空気を整流する整風板を有する。このため、それぞれの筐体側吹出口から吹き出された空気が、整風板に整流されて、隣り合った2つの筐体側吹出口に対応するプレナム空間の中央部で合流する。これにより、2つの送風機の負荷が均一となって、効率的な運転を行うことができる。
実施の形態1に係る空気調和機を示す回路図である。 実施の形態1に係る室内機を示す組立斜視図である。 実施の形態1に係る室内機を示す分解斜視図である。 実施の形態1に係る室内機本体を示す斜視図である。 実施の形態1に係る室内機本体において、前板を外した状態を示す斜視図である。 実施の形態1に係る熱交換器の二次側領域を示す斜視図である。 実施の形態1に係るプレナムチャンバを示す斜視図である。 実施の形態1に係るプレナムチャンバを示す分解斜視図である。 実施の形態1に係るプレナムチャンバにおける空気の流れを示す模式図である。 実施の形態1に係るプレナムチャンバにおける空気の流れを示すシミュレーション結果を示す図である。 比較例に係るプレナムチャンバにおける空気の流れを示す模式図である。 比較例に係るプレナムチャンバにおける空気の流れを示すシミュレーション結果を示す図である。
以下、本開示の空気調和機の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本開示は、以下に説明する実施の形態によって限定されるものではない。また、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、以下の説明において、本開示の理解を容易にするために方向を表す用語を適宜用いるが、これは本開示を説明するためのものであって、これらの用語は本開示を限定するものではない。方向を表す用語としては、例えば、「上」、「下」、「右」、「左」、「前」又は「後」等が挙げられる。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る空気調和機1を示す回路図である。空気調和機1は、空調対象空間の空気を調整する装置であり、図1に示すように、室外機2と、室内機3とを備えている。室外機2には、例えば圧縮機6、流路切替装置7、室外熱交換器8、室外送風機9、膨張部10及び制御箱13が設けられている。室内機3には、例えば熱交換器11及び送風機12が設けられている。
圧縮機6、流路切替装置7、室外熱交換器8、膨張部10及び熱交換器11が冷媒配管5により接続されて冷媒回路4が構成されている。圧縮機6は、低温且つ低圧の状態の冷媒を吸入し、吸入した冷媒を圧縮して高温且つ高圧の状態の冷媒にして吐出するものである。圧縮機6は、例えば容量制御可能なインバータ圧縮機である。流路切替装置7は、冷媒回路4において冷媒が流れる方向を切り替えるものであり、例えば四方弁である。室外熱交換器8は、例えば室外空気と冷媒との間で熱交換するものである。室外熱交換器8は、冷房運転時には凝縮器として作用し、暖房運転時には蒸発器として作用する。膨張部10は、冷媒を減圧して膨張する減圧弁又は膨張弁である。膨張部10は、例えば開度が調整される電子式膨張弁である。
熱交換器11は、例えば室内空気と冷媒との間で熱交換するものである。熱交換器11は、冷房運転時には蒸発器として作用し、暖房運転時には凝縮器として作用する。送風機12は、熱交換器11に室内空気を送る機器である。
(運転モード、冷房運転)
次に、空気調和機1の運転モードについて説明する。先ず、冷房運転について説明する。冷房運転において、圧縮機6に吸入された冷媒は、圧縮機6によって圧縮されて高温且つ高圧のガス状態で吐出する。圧縮機6から吐出された高温且つ高圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置7を通過して、凝縮器として作用する室外熱交換器8に流入し、室外熱交換器8において、室外送風機9によって送られる室外空気と熱交換されて凝縮して液化する。凝縮された液状態の冷媒は、膨張部10に流入し、膨張部10において膨張及び減圧されて低温且つ低圧の気液二相状態の冷媒となる。そして、気液二相状態の冷媒は、蒸発器として作用する熱交換器11に流入し、熱交換器11において、送風機12によって送られる室内空気と熱交換されて蒸発してガス化する。このとき、室内空気が冷やされ、室内において冷房が実施される。蒸発した低温且つ低圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置7を通過して、圧縮機6に吸入される。
(運転モード、暖房運転)
次に、暖房運転について説明する。暖房運転において、圧縮機6に吸入された冷媒は、圧縮機6によって圧縮されて高温且つ高圧のガス状態で吐出する。圧縮機6から吐出された高温且つ高圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置7を通過して、凝縮器として作用する熱交換器11に流入し、熱交換器11において、送風機12によって送られる室内空気と熱交換されて凝縮して液化する。このとき、室内空気が暖められ、室内において暖房が実施される。凝縮された液状態の冷媒は、膨張部10に流入し、膨張部10において膨張及び減圧されて低温且つ低圧の気液二相状態の冷媒となる。そして、気液二相状態の冷媒は、蒸発器として作用する室外熱交換器8に流入し、室外熱交換器8において、室外送風機9によって送られる室外空気と熱交換されて蒸発してガス化する。蒸発した低温且つ低圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置7を通過して、圧縮機6に吸入される。
なお、空気調和機1は、流路切替装置7を有していなくてもよい。この場合、空気調和機1は、冷房専用機又は暖房専用機となる。
(室内機3)
図2は、実施の形態1に係る室内機3を示す組立斜視図であり、図3は、実施の形態1に係る室内機3を示す分解斜視図である。図2及び図3に示すように、室内機3は、室内機本体3aと、室内機本体3aの上部に設けられたプレナムチャンバ60とを有している。
(室内機本体3a)
図4は、実施の形態1に係る室内機本体3aを示す斜視図であり、図5は、実施の形態1に係る室内機本体3aにおいて、前板21を外した状態を示す斜視図である。図4及び図5に示すように、室内機本体3aは、外郭を構成する筐体20と、熱交換器11と、送風機12と、熱交換器11からの凝縮水を回収するドレンパン24と、送風機12等を制御する制御部を有する制御箱13とを備えている。室内機3は、筐体20の前板21に形成された吸入口21aから空気を取り込む(図4及び図5の白抜き矢印)。吸入口21aの内部には熱交換器11が配置されている。
筐体20の内部には、前板21に形成された吸入口21aから天板23に形成された筐体側吹出口23aに至る風路が形成されている。筐体20の内部に取り込まれた空気は、熱交換器11を通過し調和され、筐体20の天板23に形成された筐体側吹出口23aから吹き出す(図5の白抜き矢印)構造になっている。筐体20の両側面は、それぞれサイドパネル22となっており、筐体20の背面は、背面パネル25となっている。なお、以下の説明において、筐体20の前板21が配置されている側を前側、前板21と対向する側を背面側、と呼ぶ。また、筐体20の左側及び右側は、筐体20を前板21に向かって見た時の左右に対応している。即ち、x軸の正方向であるx方向が右、x軸に沿った逆向きが左である。なお、xz軸により定義される平面に平行な方向を水平方向、y方向を上方向とする。
熱交換器11は、筐体20の前板21が配置されている側から見て、吸入口21aの裏側に配置されている。送風機12は、2つの送風機12を含み、熱交換器11の上方に配置されており、筐体側吹出口23aと熱交換器11との間に位置している。送風機12は、ファン12b(図6参照)とモータ12c(図6参照)とが連結されており、モータ12cをインバータ制御してファン12bを駆動している。吸入口21aから流入した空気は、筐体20の内部において傾斜して配置されている熱交換器11を通過して筐体20の内部を上方に流れる。熱交換器11を通過した空気は、送風機12のファンケーシング12aの内部に流入し、ファン12bにより筐体側吹出口23aから吹き出される。ドレンパン24は、筐体20の内部において傾斜して配置されている熱交換器11の下方で流下するドレン水を捕集できるように配置されている。なお、実施の形態1において、ファン12bはシロッコファンにより構成されている。
図6は、実施の形態1に係る熱交換器11の二次側領域を示す斜視図である。ここで、熱交換器11の二次側領域とは、筐体20の内部において熱交換器11を通過した空気が存在する領域を意味する。なお、熱交換器11の一次側領域は、熱交換器11を通過する前の空気が存在する領域を意味する。即ち、一次側領域は、筐体20の内部の風路において熱交換器11よりも上流の領域である。二次側領域は、筐体20の内部の風路において熱交換器11よりも下流の領域である。
熱交換器11の二次側領域には、モータ12cと、モータ12cに直結されたファン12bと、ファン12bの周囲を覆って天板23に固定されたファンケーシング12aとが設置されている。実施の形態1においては、x方向に2つの送風機12が並べられている。制御箱13は、これらの送風機12の水平方向、即ちx軸に沿って送風機12と共に並べて配置されている。送風機12の側方に制御箱13が配置されているため、前板21を取り外して送風機12周辺をメンテナンスする際に、制御箱13を空気調和機1から取り外す必要が無く、メンテナンスの作業性が向上する。また、制御箱13の配線取出し口(図示なし)及びモータ12cを養生すれば、送風機12周辺の洗浄も容易に行うことができる。なお、本実施の形態1において、ファンケーシング12aは、空気調和機1の前後方向に分割して取り外し自在に構成されているため、内部のファン12bの洗浄などのメンテナンスが可能である。ここで、空気調和機1の前後方向とは、図4に示すz軸に沿った方向である。
熱交換器11の一次側領域には、ドレンパン24が配置されている。熱交換器11及びドレンパン24は、凝縮水で粉塵やゴミなどが付着しやすい。そのため、熱交換器11の一次側領域は、洗浄頻度が高い。室内機3において熱交換器11の一次側領域であってドレンパン24の上方に制御箱13を設置した場合、制御箱13が熱交換器11及びドレンパン24の洗浄の妨げとなり、洗浄作業が煩雑になる。また、洗浄作業において制御箱13に洗浄水が大量にかかると制御箱13の内部に水が侵入する。これにより空気調和機1の故障の原因となるため、洗浄作業の際には、制御箱13の養生が必要となる。実施の形態1に係る制御箱13は、洗浄頻度が高い一次側領域ではなく、二次側領域に配置されることにより、空気調和機1のメンテナンス作業を容易に行うことができる。また、制御箱13は、二次側領域に配置されることにより、冷却の効率も高くすることができる。
(プレナムチャンバ60)
図7は、実施の形態1に係るプレナムチャンバ60を示す斜視図である。図7に示すように、プレナムチャンバ60は、室内機本体3aの上部に設けられた箱体である。プレナムチャンバ60の内部は中空状であり、プレナム空間60aが形成されている。2つの筐体側吹出口23aから吹き出された空気は、プレナムチャンバ60の内部のプレナム空間60aに流入する。
図8は、実施の形態1に係るプレナムチャンバ60を示す分解斜視図である。プレナムチャンバ60は、図8に示すように、プレナム底板61と、プレナム背板62と、プレナム内壁63と、プレナム側板64と、プレナム前側天板65と、プレナム後側天板66と、プレナム前板67と、ルーバ部68と、整風板70とを有している。プレナム底板61は、枠状の部材であり、室内機本体3aの筐体20の上部に取り付けられている。プレナム底板61は、筐体側吹出口23aに対応する部分が開口している。プレナム背板62は、プレナム底板61の背部から上方に延びる板状の部材であり、プレナムチャンバ60の背面を塞いでいる。
一対のプレナム内壁63は、プレナム底板61の両側部から上方に延びる板状の部材である。一対のプレナム側板64は、一対のプレナム内壁63のそれぞれの外側に設けられた板状の部材である。プレナム内壁63及びプレナム側板64は、プレナムチャンバ60の側面を塞いでおり、二重構造となっている。プレナム前側天板65は、一対のプレナム内壁63の前側の上端部を接続する幅方向に延びる板状の部材である。プレナム後側天板66は、一対のプレナム内壁63の後側の上端部と背板の上端部とを接続する幅方向に延びる板状の部材である。プレナム前側天板65及びプレナム後側天板66は、プレナムチャンバ60の天面を塞いでいる。
一対のプレナム前板67は、一対のプレナム内壁63の前側に設けられる板状の部材である。ルーバ部68は、プレナム底板61と、一対のプレナム前板67と、プレナム前側天板65との間に嵌め込まれる部材である。ルーバ部68には、格子状のプレナム側吹出口69が形成されており、プレナムチャンバ60内の空気がプレナム側吹出口69から吹き出される。
(整風板70)
整風板70は、プレナム底板61の開口を仕切るように設けられている。整風板70は、2つの筐体側吹出口23aに対応するプレナム空間60aのうち、容積が小さい側に対応する筐体側吹出口23aの上方に設けられ、それぞれの筐体側吹出口23aから吹き出された空気を整流するものである。
(プレナムチャンバ60における空気の流れ)
図9は、実施の形態1に係るプレナムチャンバ60における空気の流れを示す模式図である。次に、プレナムチャンバ60のプレナム空間60aにおける空気の流れについて説明する。図9に示すように、本実施の形態1において、2つの筐体側吹出口23aの境界は、筐体20の一側方(図面左側)に制御箱13が配置されているため、筐体20の中央から筐体20の他側方(図面右側)にずれている。整風板70は、一側方の筐体側吹出口23aの上方に設けられている。これにより、一側方の筐体側吹出口23aから吹き出される空気は、プレナムチャンバ60のプレナム空間60aに流入する際、整風板70によって2方に分岐する。このため、一側方の筐体側吹出口23aから吹き出され他側方に分岐した空気と、他側方の筐体側吹出口23aから吹き出された空気のうち一側方に流れる空気とが、プレナムチャンバ60のプレナム空間60aの中央付近で合流する。即ち、図9において、一側方の筐体側吹出口23aから流れる空気のスペースの幅L1と、他側方の筐体側吹出口23aから流れる空気のスペースの幅L2とが同等となる。
(空気の流れを示すシミュレーション結果)
図10は、実施の形態1に係るプレナムチャンバ60における空気の流れを示すシミュレーション結果を示す図である。次に、空気の流れを示すシミュレーションを行った結果について説明する。図10に示すように、一側方の筐体側吹出口23aから吹き出され他側方に分岐した空気と、他側方の筐体側吹出口23aから吹き出された空気のうち一側方に流れる空気とは、プレナムチャンバ60のプレナム空間60aの中央付近で合流する。即ち、一側方の筐体側吹出口23aから流れる空気のスペースの幅L1と、他側方の筐体側吹出口23aから流れる空気のスペースの幅L2とが同等となる。
本実施の形態1によれば、プレナムチャンバ60は、隣り合った2つの筐体側吹出口23aに対応するプレナム空間60aのうち、容積が小さい側に対応する筐体側吹出口23aの上方に設けられる。そして、プレナムチャンバ60は、それぞれの筐体側吹出口23aから吹き出された空気を整流する整風板70を有する。このため、それぞれの筐体側吹出口23aから吹き出された空気が、整風板70に整流されて、隣り合った2つの筐体側吹出口23aに対応するプレナム空間60aの中央部で合流する。
プレナムチャンバ60において、隣り合った2つの筐体側吹出口23aに対応するプレナム空間60aの容積がそれぞれ異なる場合について説明する。この場合、それぞれの筐体側吹出口23aから吹き出された空気が、プレナム空間60aの容積が大きい側に対応する筐体側吹出口23aの上方で合流する。このように、少なくとも2つの筐体側吹出口23aにそれぞれ空気を送る少なくとも2つの送風機12の負荷が不均一となり、非効率の運転となるおそれがある。本実施の形態1は、上記のとおり、それぞれの筐体側吹出口23aから吹き出された空気が、整風板70に整流されて、隣り合った2つの筐体側吹出口23aに対応するプレナム空間60aの中央で合流する。このため、2つの送風機12の負荷が均一となって、効率的な運転を行うことができる。
図11は、比較例に係るプレナムチャンバ60における空気の流れを示す模式図であり、図12は、比較例に係るプレナムチャンバ60における空気の流れを示すシミュレーション結果を示す図である。次に、比較例について示す。比較例に係るプレナムチャンバ60は、整風板70を有していない。図11及び図12において、一側方の筐体側吹出口23aから吹き出され他側方に流れる空気と、他側方の筐体側吹出口23aから吹き出された空気のうち一側方に流れる空気とが存在する。そして、これらの空気は、プレナムチャンバ60のプレナム空間60aの中央よりも筐体20の他側方にずれた位置で合流する。
この場合、他側方の筐体側吹出口23aから吹き出される空気の量が少ないため、他側方の送風機12の負荷が増加するおそれがある。また、一側方の筐体側吹出口23aから吹き出される空気の量が多いため、一側方の送風機12の負荷が増加するおそれもある。このように、比較例に係るプレナムチャンバ60を備える空気調和機1は、2つの筐体側吹出口23aにそれぞれ空気を送る少なくとも2つの送風機12の負荷が不均一となり、非効率の運転となるおそれがある。
これに対し、本実施の形態1に係るプレナムチャンバ60を備える空気調和機1は、それぞれの筐体側吹出口23aから吹き出された空気が、整風板70に整流されて、隣り合った2つの筐体側吹出口23aに対応するプレナム空間60aの中央部で合流する。このため、2つの送風機12の負荷が均一となって、効率的な運転を行うことができる。
なお、本実施の形態1では、筐体側吹出口23aが2つの場合について例示しているが、筐体側吹出口23aが3つ以上であってもよい。
1 空気調和機、2 室外機、3 室内機、3a 室内機本体、4 冷媒回路、5 冷媒配管、6 圧縮機、7 流路切替装置、8 室外熱交換器、9 室外送風機、10 膨張部、11 熱交換器、12 送風機、12a ファンケーシング、12b ファン、12c モータ、13 制御箱、20 筐体、21 前板、21a 吸入口、22 サイドパネル、23 天板、23a 筐体側吹出口、24 ドレンパン、25 背面パネル、60 プレナムチャンバ、60a プレナム空間、61 プレナム底板、62 プレナム背板、63 プレナム内壁、64 プレナム側板、65 プレナム前側天板、66 プレナム後側天板、67 プレナム前板、68 ルーバ部、69 プレナム側吹出口、70 整風板。

Claims (3)

  1. 空気が吹き出される少なくとも2つの筐体側吹出口が形成される筐体と、
    前記筐体の内部に設けられ、少なくとも2つの前記筐体側吹出口側にそれぞれ空気を送る少なくとも2つの送風機と、
    前記筐体の前記筐体側吹出口に接続され、前記送風機によって前記筐体側吹出口から吹き出された空気を空調対象空間に吹き出すものであり、隣り合った2つの前記筐体側吹出口に対応するプレナム空間の容積がそれぞれ異なるプレナムチャンバと、を備え、
    前記プレナムチャンバは、
    隣り合った2つの前記筐体側吹出口に対応するプレナム空間のうち、容積が小さい側に対応する前記筐体側吹出口の上方に設けられ、それぞれの前記筐体側吹出口から吹き出された空気を整流する整風板を有する
    空気調和機。
  2. 前記送風機の側方に設けられ、前記送風機を制御する制御部が収納された制御箱を備え、
    前記制御箱は、
    前記筐体において、前記筐体側吹出口に対応する部分とは異なる部分に設けられている
    請求項1記載の空気調和機。
  3. 隣り合った2つの前記筐体側吹出口から吹き出される空気が、隣り合った2つの前記筐体側吹出口に対応するプレナム空間の中央部で合流する
    請求項1又は2記載の空気調和機。
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