JP7843883B2 - 加熱材料を含むエアロゾル生成物品 - Google Patents
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Description
本発明は、不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用するエアロゾル生成物品、エアロゾル生成物品を製造する方法、エアロゾル生成材料の本体、並びに不燃性エアロゾル供給デバイス及びエアロゾル生成物品を含む不燃性エアロゾル供給システムに関する。
特定のタバコ産業製品では、使用時にエアロゾルが発生し、これをユーザが吸引する。例えば、タバコ加熱デバイスがタバコ材料等のエアロゾル生成材料を加熱することにより、エアロゾル生成材料の燃焼ではなく加熱によって、エアロゾルを形成する。
本明細書に記載のいくつかの実施形態によれば、不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用する物品が提供される。この物品は、連続エアロゾル生成材料ロッドと、エアロゾル生成材料ロッドの周りに配設されたコイルと、を備える。コイルは、変動磁場の侵入により加熱可能な加熱材料を含む。
本明細書に記載のいくつかの実施形態によれば、不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用する物品が提供される。この物品は、エアロゾル生成材料と、エアロゾル生成材料を囲むラッパー(被覆体)と、変動磁場の侵入により加熱可能な加熱材料を含むコイルと、を備える。コイルは、ラッパーの周りに配設されている。
本明細書に記載のいくつかの実施形態によれば、不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用する物品が提供される。この物品は、螺旋断面を有するロールシートを備える。ロールシートは、エアロゾル生成材料と、変動磁場の侵入により加熱可能な加熱材料を含むメッシュと、を備える。
本明細書に記載のいくつかの実施形態によれば、不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用する物品が提供される。この物品は、長手方向軸線を有する連続エアロゾル生成材料ロッドと、エアロゾル生成材料ロッドの軸線方向領域に配設された1つ又は複数の本体であり、軸線方向領域が、ロッドの長手方向軸線に沿って延びる、1つ又は複数の本体と、を備える。1つ又は複数の本体は、円形断面を有するとともに、0.5mm~5mmの範囲の直径を有する。1つ又は複数の本体は、変動磁場の侵入により加熱可能な加熱材料を含む。
本明細書に記載のいくつかの実施形態によれば、不燃性エアロゾル供給デバイスと、上記のような物品と、を備えた不燃性エアロゾル送達システムが提供される。
本明細書に記載のいくつかの実施形態によれば、不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用する物品を製造する方法が提供される。この方法は、移動経路に沿ってエアロゾル生成材料を移動させるステップと、1つ又は複数の本体をエアロゾル生成材料の軸線方向領域に挿入するステップであり、1つ又は複数の本体が、円形断面を有するとともに、0.5mm~5mmの範囲の直径を有し、1つ又は複数の本体が、変動磁場の侵入により加熱可能な加熱材料を含む、ステップと、エアロゾル生成材料を連続エアロゾル生成材料ロッドとして構成するステップと、を含む。
本明細書に記載のいくつかの実施形態によれば、不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用するエアロゾル生成材料の本体であって、当該本体の全長にわたって延び、変動磁場の侵入により加熱可能な加熱材料で形成された1つ又は複数のフィラメントを備える、本体が提供される。
本明細書に記載のいくつかの実施形態によれば、不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用する物品を製造する方法が提供される。この方法は、移動経路に沿ってエアロゾル生成材料を移動させるステップと、1つ又は複数のフィラメントをエアロゾル生成材料に供給するステップであり、1つ又は複数のフィラメントが、変動磁場の侵入により加熱可能な加熱材料を含む、ステップと、エアロゾル生成材料を連続エアロゾル生成材料ロッドとして構成するステップと、を含む。
本明細書に記載のいくつかの実施形態によれば、不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用する物品を製造する方法が提供される。この方法は、連続エアロゾル生成材料ロッドを用意するステップと、変動磁場の侵入により加熱可能な加熱材料を含む細長部材を用意するステップと、細長部材をエアロゾル生成材料ロッドの長手方向端部に挿入するステップと、を含む。
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施形態を説明するが、これらは一例に過ぎない。
本開示によれば、「不燃性」エアロゾル供給システムは、少なくとも1つの物質のユーザへの送達を容易化するために、当該エアロゾル供給システムの構成物質であるエアロゾル生成材料(又は、その成分)が燃焼されないシステムである。
いくつかの実施形態において、送達システムは、給電式不燃性エアロゾル供給システム等の不燃性エアロゾル供給システムである。
いくつかの実施形態において、不燃性エアロゾル供給システムは、ベーピングデバイス又は電子ニコチン送達システム(END)としても知られる電子タバコであるが、エアロゾル生成材料中のニコチンの存在は要件ではない。
いくつかの実施形態において、不燃性エアロゾル供給システムは、非燃焼加熱式システムとしても知られるエアロゾル生成材料加熱システムである。このようなシステムの一例は、タバコ加熱システムである。
いくつかの実施形態において、不燃性エアロゾル供給システムは、エアロゾル生成材料(これらのうちの1つが加熱されるようになっていてもよいし、複数が加熱されるようになっていてもよい)の組み合わせによってエアロゾルを生成する混成システムである。エアロゾル生成材料はそれぞれ、例えば固体、液体、又はゲルの形態であってもよく、ニコチンを含んでいてもよいし、含んでいなくてもよい。いくつかの実施形態において、混成システムは、液体若しくはゲルエアロゾル生成材料並びに固体エアロゾル生成材料を含む。固体エアロゾル生成材料は、例えばタバコ又は非タバコ製品を含んでいてもよい。
通常、不燃性エアロゾル供給システムは、不燃性エアロゾル供給デバイスと、不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用する消耗品と、を備えていてもよい。
いくつかの実施形態において、本開示は、エアロゾル生成材料を含み、不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用するように構成された消耗品に関する。本開示の全体を通して、これらの消耗品を物品と称する場合がある。
消耗品は、エアロゾル生成材料を含む物品又はエアロゾル生成材料から成る物品であって、その一部又は全部がユーザによる使用時に消費されることが意図される。消耗品は、エアロゾル生成材料格納エリア、エアロゾル生成材料移動コンポーネント、エアロゾル生成エリア、ハウジング、ラッパー、マウスピース、及び/又はエアロゾル変性剤等の1つ又は複数の他のコンポーネントを備えていてもよい。また、消耗品は、使用時に熱を放出してエアロゾル生成材料からエアロゾルを生成させる加熱器等のエアロゾル生成器を備えていてもよい。加熱器は、例えば燃焼性材料、電気伝導により加熱可能な材料、又はサセプタを含んでいてもよい。
いくつかの実施形態において、不燃性エアロゾル供給システム(その不燃性エアロゾル供給デバイス等)は、動力源及びコントローラを備えていてもよい。動力源は、例えば電力源であってもよいし、発熱動力源であってもよい。いくつかの実施形態において、発熱動力源は、当該発熱動力源に近接するエアロゾル生成材料又は熱伝達材料に対して、熱の形の動力を供給するようにエネルギー供給可能な炭素基板を備える。
いくつかの実施形態において、不燃性エアロゾル供給システムは、消耗品を受容するエリア、エアロゾル生成器、エアロゾル生成エリア、ハウジング、マウスピース、フィルタ、及び/又はエアロゾル変性剤を備えていてもよい。
いくつかの実施形態において、不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用する消耗品は、エアロゾル生成材料、エアロゾル生成材料格納エリア、エアロゾル生成材料移動コンポーネント、エアロゾル生成器、エアロゾル生成エリア、ハウジング、ラッパー、フィルタ、マウスピース、及び/又はエアロゾル変性剤を備えていてもよい。
加熱材料(又は、サセプタ)は、交番磁場等の変動磁場の侵入により加熱可能な材料である。サセプタは、変動磁場の侵入によって加熱材料の誘導加熱が生じるように、導電性材料であってもよい。加熱材料は、変動磁場の侵入によって当該加熱材料の磁気ヒステリシス加熱が生じるように、磁性材料であってもよい。サセプタは、導電性及び磁性の両加熱メカニズムで加熱可能となるように、両特性であってもよい。本明細書においては、変動磁場を生成するように構成されたデバイスを磁場生成器と称する。
誘導加熱は、変動磁場の侵入によって導電性物体が加熱されるプロセスである。このプロセスは、ファラデーの誘導の法則及びオームの法則によって記述される。誘導加熱器は、電磁石と、交流電流等の変動電流を電磁石に通過させるデバイスとを備えていてもよい。電磁石及び加熱対象の物体が好適に、電磁石により生成される結果としての変動磁場が物体に侵入するように相対配置されると、物体の内側には、1つ又は複数の渦電流が生成される。物体は、電流の流れに対する抵抗を有する。したがって、物体中にこのような渦電流が生成されると、その物体の電気抵抗に対する流れによって、物体が加熱される。このプロセスは、ジュール加熱、オーム加熱、又は抵抗加熱と称する。誘導加熱可能な物体は、サセプタとして知られている。
一実施形態において、サセプタは、閉回路の形態である。サセプタが閉回路の形態である場合は、使用中のサセプタと電磁石との磁気結合が増強されて、ジュール加熱が増大又は向上することが分かっている。
磁気ヒステリシス加熱は、変動磁場の侵入によって、磁性材料で構成された物体が加熱されるプロセスである。磁性材料は、多くの原子スケールの磁石すなわち磁気双極子を含むものと考えられる。磁場がこのような材料に侵入すると、磁気双極子が磁場と一致する。したがって、例えば電磁石が生成するような交番磁場等の変動磁場が磁性材料に侵入すると、変動磁場の印加に伴って、磁気双極子の配向が変化する。このような磁気双極子の再配向によって、磁性材料中に熱が発生する。
物体が導電性且つ磁性である場合は、物体への変動磁場の侵入によって、ジュール加熱及び磁気ヒステリシス加熱の両者が物体中に生じ得る。さらに、磁性材料の使用により磁場が強くなるため、ジュール加熱が増大され得る。
いくつかの実施形態において、加熱材料は、例えば箔の形態のアルミニウム、金、又は銀等の金属であってもよい。いくつかの実施形態において、加熱材料は、強磁性材料であってもよい。強磁性材料の例としては、鉄、ニッケル、及びコバルト等の金属、並びに特定種類のステンレス鋼(例えば、430グレードのステンレス鋼)等の合金が挙げられる。いくつかの実施形態において、加熱材料は、例えば箔の形態の強磁性ステンレス鋼であってもよい。
いくつかの例において、加熱材料の熱伝導率は、1W/(m・K)~500W/(m・K)の範囲であってもよい。例えば、加熱材料の熱伝導率は、10W/(m・K)~60W/(m・K)、100W/(m・K)~250W/(m・K)、150W/(m・K)~250W/(m・K)、又は200W/(m・K)~250W/(m・K)の範囲であってもよい。いくつかの例において、加熱材料の比熱容量は、100J/(kg・K)~1000J/(kg・K)の範囲であってもよい。例えば、加熱材料の比熱容量は、450J/(kg・K)~550J/(kg・K)、800J/(kg・K)~1000J/(kg・K)、又は900J/(kg・K)~1000J/(kg・K)の範囲であってもよい。
上記プロセスのそれぞれにおいては、外部熱源からの伝熱ではなく、物体自体の内側で熱が発生するため、特に、好適な物体材料及び形状並びに好適な変動磁場の大きさ及び物体に対する配向の選択によって、物体中の急速な昇温及びより均等な熱分布が実現され得る。さらに、誘導加熱及び磁気ヒステリシス加熱では、変動磁場源と物体との物理的な接続が不要であるため、加熱プロファイルの設計自由度及び制御が増すとともに、コストが低下する可能性がある。
本明細書において使用する用語「上流(upstream)」及び「下流(downstream)」は、使用時の物品又はデバイスを通して引き出される主流エアロゾルの方向に対して定義される相対的な用語である。
本明細書に記載の図面においては、同じ参照番号を用いて、同じ特徴、物品、又はコンポーネントを示している。
図1は、エアロゾル生成物品の側断面図である。エアロゾル生成物品は、不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用する。
エアロゾル生成物品1は、連続エアロゾル生成材料ロッド10と、エアロゾル生成材料ロッド10の周りに配設されたコイル20と、を備える。エアロゾル生成材料は、本明細書に記載のエアロゾル生成材料のいずれであってもよい。本例において、エアロゾル生成材料は、タバコ材料である。
コイル20は、加熱材料を含む。本例において、コイル20は、全体としてアルミニウムから成る。他の例において、コイルは、金、鉄、ニッケル、コバルト、銅、導電性カーボン、及びグラファイトから選択される少なくとも1つの材料から成っていてもよい。いくつかの例において、コイルは、合金(例えば、青銅、普通炭素鋼、ステンレス鋼、又はフェライト系ステンレス鋼)から成っていてもよい。
使用時、コイル20の加熱材料は、不燃性エアロゾル供給デバイスにより生成された変動磁場により加熱される。コイル20において発生した熱は、ラッパー30を通じてエアロゾル生成材料10に移動し、エアロゾル生成材料10を加熱する。
また、エアロゾル生成物品1は、エアロゾル生成材料ロッド10を囲むラッパー30を備える。ラッパー30は、エアロゾル生成材料が配設されるキャビティを規定する。コイル20は、ラッパー30の周りに配設されている。
本例において、ラッパー30は、紙を含む。ラッパー30は、500コレスタ単位(CU)を下回る通気度を有する。いくつかの例において、ラッパーは、400CU、300CU、200CU、又は100CUを下回る通気度を有していてもよい。通気度が500コレスタ単位を下回るラッパーを使用することにより、ラッパーが燃えにくくなって、例えば消費者が炎で物品1に火をつけようとする場合のラッパーの発火のリスクが最小限に抑えられる。本例において、ラッパー30は、約0CUの通気度を有する。他の例において、ラッパーは、30CU、40CU、60CU、70CU、又は80CUの通気度を有していてもよい。通気度が500CUを下回る紙の追加又は代替として、ラッパー30は、燃焼抑制添加剤を含むことができる。燃焼抑制添加剤は、例えば炎に曝された場合のラッパー30の燃焼を防止又は制限し得る。
いくつかの例において、ラッパーは、紙のみから成っていてもよい。他の例において、ラッパーは、金属層から成っていてもよいし、紙のほかに金属層を含んでいてもよい。例えば、ラッパーは、アルミニウム箔の層を備えていてもよい。このような金属層は、物品のエアロゾル生成材料全体での一様な伝熱の補助となり得る。これは、エアロゾル生成材料の任意特定の領域がその燃焼温度に達することを防止するのに役立ち得る。
本例において、エアロゾル生成物品1は、エアロゾル生成材料ロッド10に接続されたマウスピース40を備える。いくつかの例においては、マウスピースが省略されてもよい。
本例において、エアロゾル生成材料ロッド10は、実質的に円筒状であって、実質的に円形の断面を有する。他の例において、エアロゾル生成材料ロッドは、長円又は楕円の断面等、他の断面を有していてもよい。いくつかの例において、エアロゾル生成材料ロッドは、長方形、正方形、三角形、又は星形の断面を有していてもよい。いくつかの例において、エアロゾル生成材料ロッドは、不規則な断面を有していてもよい。いくつかの例において、コイルの断面形状は、エアロゾル生成材料ロッドの断面形状に対応するように選定され得る。
本例においては、エアロゾル生成材料ロッド10が細長く、長手方向軸線を有する(図示せず)。本例において、コイル20は、ロッド10の長手方向軸線と位置合わせされた長手方向軸線(図示せず)を有する。言い換えると、エアロゾル生成材料ロッド10及びコイル20は、共通の長手方向軸線を共有する。この共通の長手方向軸線を物品1の長手方向軸線と称する場合がある。
本例において、コイル20は、エアロゾル生成材料ロッド10の上流長手方向端部10aから、物品1の長手方向軸線と平行な方向に延びているが、エアロゾル生成材料ロッド10の下流長手方向端部10bまでは延びていない。言い換えると、コイル20は、エアロゾル生成材料ロッド10に沿って一部だけ延びている。本例において、コイル20は、エアロゾル生成材料ロッド10の長さの約70%に沿って延びている。他の例において、コイルは、エアロゾル生成材料ロッドの長さの20%、30%、40%、50%、60%、80%、又は90%に沿って延びていてもよい。
本例においてコイル20は、円形螺旋の形状を有する。すなわち、コイル20は、その長さに沿って実質的に一定の半径を有する。本例において、コイル20は、その長さに沿って実質的に一定のピッチを有する。すなわち、コイル20の長手方向軸線と平行に、コイル20の隣り合う任意の2つの巻回間の間隙を測定した幅は、コイル20の隣り合うその他任意の2つの巻回間の間隙の幅と実質的に同じである。他の例においては、コイルのピッチがその長さに沿って変化していてもよい。
エアロゾル生成物品1の長さは、約80mm~約150mmであってもよい。本例において、エアロゾル生成物品は、約120mmの長さを有する。
エアロゾル生成物品1の幅(又は、直径)は、約4mm~約10mmであってもよい。本例において、エアロゾル生成物品は、約7.3mmの幅又は直径を有する。
図2は、エアロゾル生成物品の側断面図である。図2に示すエアロゾル生成物品1’は、不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用するためのものであり、図1に示すエアロゾル生成物品1に類似する。
エアロゾル生成物品1’は、エアロゾル生成材料ロッド10内に配設された細長部材21と、コイル20の上流端を細長部材21の上流端に接続する接続部材22と、を備える。
細長部材21は、金属等の伝熱材料を含む。これは、使用時のエアロゾル生成材料ロッド10全体での伝熱の補助となり得る。いくつかの例において、細長部材21は、変動磁場の侵入により加熱可能な伝熱材料を含む。これにより、使用中は、コイル20及び細長部材21の両者において熱が発生し得る。
本例において、細長部材21は、全体としてアルミニウムから成る。他の例において、細長部材は、金、鉄、ニッケル、コバルト、銅、導電性カーボン、及びグラファイトから選択される少なくとも1つの材料から成っていてもよい。いくつかの例において、細長部材は、合金(例えば、青銅、普通炭素鋼、ステンレス鋼、又はフェライト系ステンレス鋼)から成っていてもよい。細長部材は、例えばカンタル(Kanthal)(登録商標)ワイヤ又はリボン等の抵抗ワイヤ又はリボンを含んでいてもよい。
本例において、細長部材21は、物品1’の長手方向軸線と位置合わせされた長手方向軸線を有する。言い換えると、細長部材21は、物品1’の長手方向軸線に沿って延びている。いくつかの例において、細長部材は、物品の長手方向軸線と平行に延びていてもよい。
本例において、細長部材21は、実質的に円筒状である。本例において、細長部材21は、直径が2.5mmである。いくつかの例において、細長部材21は、直径が1.5mm~3mmの範囲であってもよい。他の例において、細長部材は、実質的に平面状であってもよい。
本例において、細長部材21は、エアロゾル生成材料10に囲まれている。言い換えると、エアロゾル生成材料10は、細長部材21の周りに延びている。
本例において、細長部材21は、空気又は揮発材料に対して不透過であり、不連続部が実質的に存在しない。このため、細長部材21は、製造が比較的容易となり得る。ただし、いくつかの例において、細長部材は、空気及び/又はエアロゾル生成材料10の加熱時に生成される揮発材料を透過可能であってもよい。これは、物品1’を通過する空気によって、エアロゾル生成材料10の加熱時に生成される揮発材料を取り込むのに役立ち得る。
接続部材22は、変動磁場の侵入により加熱可能な伝熱材料を含む。本例において、接続部材22は、全体としてアルミニウムから成る。使用時、接続部材22は、コイル20において発生した熱を直接、細長部材21に移動させるように作用する。これは、エアロゾル生成材料10全体での効率的な伝熱の補助となる。
本例においては、コイル20、細長部材21、及び伝導部材22が一体的に形成されている。言い換えると、コイル20、細長部材21、及び接続部材22は、単一の部材として形成されている。
いくつかの例において、物品1’は、細長部材21の少なくとも一部に触媒材料を含んでいてもよい。触媒材料は、細長部材21の全体に設けられていてもよいし、細長部材21の(1つ又は複数の)部分のみに設けられていてもよい。触媒材料は、細長部材21上の被膜の形態であってもよい。このような触媒材料を細長部材21に設けることは、使用時に、加熱された化学活性面を物品1’が有し得ることを意味する。触媒材料には、アルミノケイ酸塩材料、鉄、バナジウム、白金、又はニッケルから成る群から選択される1つ又は複数の材料を含み得る。
使用時、触媒材料は、潜在的な刺激物を刺激の少ない物質に変換する作用、又は、変換速度を増大させる作用を示し得る。使用時、触媒材料は、例えばギ酸をメタノールに変換する作用、又は、変換速度を増大させる作用を示し得る。他の実施形態において、触媒材料は、水素化によるアセチレンのエタンへの変換又はアンモニアの窒素及び水素への変換等、他の化学物質を変換する作用、又は、変換速度を増大させる作用を示し得る。この追加又は代替として、触媒材料は、一酸化炭素及び水蒸気を反応させて二酸化炭素及び水素を生成する反応(水性ガスシフト反応すなわちWGSR)、又は、反応速度を増大させる作用を示し得る。
図3は、エアロゾル生成物品の構成に用いられる構成要素の模式平面図である。
図3に示す構成要素には、エアロゾル生成材料を含むシート10及び加熱材料を含むメッシュ20を含む。
エアロゾル生成材料は、本明細書に記載のエアロゾル生成材料のいずれであってもよい。本例において、エアロゾル生成材料は、タバコ材料である。図3に示す例においては、エアロゾル生成材料10の単一の連続シートが提供される。他の例においては、エアロゾル生成材料の複数の離散シート又はストリップが用いられるようになっていてもよい。
本例において、メッシュ20は、全体としてアルミニウムから成る。他の例において、メッシュは、金、鉄、ニッケル、コバルト、銅、導電性カーボン、及びグラファイトから選択される少なくとも1つの材料から成っていてもよい。いくつかの例において、メッシュは、合金(例えば、青銅、普通炭素鋼、ステンレス鋼、又はフェライト系ステンレス鋼)から成っていてもよい。
本明細書において、用語「メッシュ(mesh)」は、加熱材料が接続されたストランド間で開口又は孔が規則的に離隔した構造を表す。図3に示す例においては、開口が菱形であるが、これは何ら制限を意図するものではない。他の例において、メッシュは、他の形状の開口を含んでいてもよい。例えば、メッシュは、正方向、長方形、六角形、又は円形の開口を含んでいてもよい。
本例において、シート10及びメッシュ20は、平面状又は実質的に平面状である。ただし、シート10及びメッシュ20は、屈曲又は巻回によって、例えば図4に示すようなロールシートを構成することも可能である。「ロールシート」は、シート10及びメッシュ20が折り曲げられることなく湾曲するため、断面視で螺旋形状を有することを意味する。このようなロールシートは、平面状のシートよりも損傷を受けにくく、保管及び取り扱いに便利で、エアロゾル供給デバイスとの使用に適している可能性がある。
本例において、メッシュ20は、シート10の第1の表面上に配設され、シート10のエアロゾル生成材料と接触している。より具体的に、本例においては、シート10の第1の表面の全体又は実質的に全体がメッシュ20により覆われている。ただし、他の例において、シート10の第1の表面は、メッシュ20により一部のみが覆われていてもよい。さらに、いくつかの例において、シート10の第1の表面と反対の第2の表面上には、第2のメッシュ(図示せず)が設けられていてもよい。いくつかの例においては、加熱材料を含むメッシュによって、シート10の第1及び第2の各表面の全体が覆われていてもよいし、実質的に全体が覆われていてもよいし、一部のみが覆われていてもよい。
いくつかの例において、加熱材料のメッシュは、エアロゾル生成材料のシートに埋め込まれていてもよい。いくつかの例において、加熱材料のメッシュは、シートと直接接触していなくてもよいが、使用時に加熱材料で発生した熱がエアロゾル生成材料を加熱し得るように、依然としてシートと熱連通していてもよい。
図4は、エアロゾル生成物品の端断面図である。エアロゾル生成物品は、不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用する。
図4の物品2は、図3を参照して上述した構成要素により形成されたロールシートを含む。言い換えると、ロールシートは、エアロゾル生成材料を含むシート10及び加熱材料を含むメッシュ20を含む。図4に示すように、ロールシートは、螺旋断面を有する。
本例において、物品2は、細長の円筒状で、実質的に円形の断面を有する。物品2は、長手方向軸線(図示せず)を有する。物品2のロールシートの軸線方向長さは、ロールシートの直径(又は、軸線方向長さと垂直な幅)よりも大きい。
使用中は、ロールシートの加熱材料20において熱が発生する。加熱材料20がロールシートのエアロゾル生成材料10と接触しているため、加熱材料20からエアロゾル生成材料10へと熱が容易に移動する。また、メッシュ20の開口は、エアロゾル生成材料10の異なる領域が加熱される程度を制御する断熱層として作用し得る。メッシュと熱的接触しているエアロゾル生成材料のエリアは、エアロゾル生成材料のエリアが加熱材料の連続シートと熱的接触している構成よりも加熱されにくい。これは、エアロゾル生成材料を徐々に加熱することによって、エアロゾルを徐々に生成するのに役立ち得る。開口は、使用時の複雑な渦電流の生成の最適化に使用可能である。
本例において、物品2は、ロールシートの重畳部間に配設され、これらの重畳部を互いに接着する接着剤(図示せず)を備える。これは、ロールシートの緩みを防止するのに役立つ。接着剤は、ポリ酢酸ビニル(PVA)又はエチレン酢酸ビニル(EVA)等の接着剤であってもよい。他の例においては、多糖類系接着剤等の接着剤が用いられるようになっていてもよい。接着剤は、例えばグアーガム、ペクチン、アルギン酸塩、又はこれらの組み合わせを含み得る。アルギン酸塩は、例えばアルギン酸ナトリウムを含み得る。
また、本例において、物品2は、ロールシートから離散するとともにロールシートに囲まれたエアロゾル生成材料塊11を備える。使用中は、加熱材料20において熱が発生し、ロールシートは、この熱を物品2内に保持するのに役立つ。また、この構成は、使用時に発生した熱によってエアロゾル生成材料塊11を加熱可能とするのにも役立つ。本例においては、エアロゾル生成材料塊11の全体が物品2の長手方向軸線に沿って配置されている。他の例においては、エアロゾル生成材料塊の一部が物品2内の他の位置に配置されていてもよい。例えば、エアロゾル生成材料塊の少なくとも一部がロールシートの重畳部間に挟まれていてもよい。いくつかの例においては、エアロゾル生成材料塊が省略されてもよいし、環状であってもよい。このような例においては、物品2が環状であってもよい。
また、本例においては、物品2は、ロールシートを囲むラッパー30及びロールシートに接続されたマウスピース(図示せず)を備える。いくつかの例においては、マウスピースが省略されてもよい。ラッパーは、図1及び図2に示す例に関して上述したラッパーのいずれかであってもよい。
図5aは、エアロゾル生成物品の側断面図である。エアロゾル生成物品は、不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用する。
物品3は、連続エアロゾル生成材料ロッド10を備える。ロッド10は、細長状で、長手方向軸線を有する。ロッド10は、物品3の長手方向軸線を中心とし、長手方向軸線に沿って延びた軸線方向領域を含む。
本例においては、物品3は、エアロゾル生成材料ロッド10の軸線方向領域に配設された単一の本体20を備える。本体20は、加熱材料を含む。本例において、本体20は、全体として430グレードのステンレス鋼から成る。他の例において、細長部材は、アルミニウム、金、鉄、ニッケル、コバルト、銅、導電性カーボン、及びグラファイトから選択される少なくとも1つの材料から成っていてもよい。いくつかの例において、細長部材は、合金(例えば、青銅又は普通炭素鋼)から成っていてもよい。
いくつかの例において、物品3は、本体20の少なくとも一部に触媒材料を含んでいてもよい。触媒材料は、本体20の全体に設けられていてもよいし、本体20の(1つ又は複数の)部分のみに設けられていてもよい。触媒材料は、本体20上の被膜の形態であってもよい。このような触媒材料を本体20に設けることは、使用時に、加熱された化学活性面を物品3が有し得ることを意味する。触媒材料には、アルミノケイ酸塩材料、鉄、バナジウム、白金、又はニッケルから成る群から選択される1つ又は複数の材料を含み得る。
エアロゾル生成材料ロッド10は、上流端10a及び下流端10bを有し、単一の本体20は、略中心が上下流端10a、10b間に配置されるように、エアロゾル生成材料ロッド10の軸線方向領域に配設されている。ただし、他の例においては、中心以外の位置(例えば、上流端10aよりも下流端10bの近く)に本体20を配置することも有益となり得る。例えば、本体20の中心は、下流端10bから上流端10aまでの距離の約25%~約45%に配置可能である。これは、本体20がエアロゾル生成材料ロッド10に保持され、上流端10aから脱落する可能性を低減するのに役立ち得る。
いくつかの例においては、2つ以上の本体が設けられていてもよい。図5bは、3つの本体20a、20b、20cを具備するエアロゾル生成物品3’の一例を示している。本例において、本体20a、20b、20cは、ロッド10の長手方向軸線に沿って一様に離隔している。言い換えると、隣り合う任意の2つの本体間の距離が隣り合うその他任意の2つの本体間の距離と同じである。連続する本体が少なくとも約2mm、少なくとも約3mm、又は少なくとも約4mmだけ離隔している。いくつかの例において、この間隔は、約3mm、約4mm、若しくは約5mm、又は約2mm~約10mm(例えば、約3mm~約6mm)である。
図5a及び図5bに示す例においては、本体が実質的に球状で、円形断面を有する。本体の直径は、約2mmである。他の例において、本体の直径は、約0.5mm、1mm、1.5mm、2.5mm、3mm、3.5mm、4mm、4.5mm、又は5mmであってもよい。
1つ又は複数の本体20、20a、20b、20cとしは、直径が約1mm~約5mm(例えば、約2mm~約4mm、約3mm、又は約3.5mm)の実質的に球状のものが可能である。いくつかの例において、1つ又は複数の本体20、20a、20b、20cの直径は、エアロゾル生成物品の直径の30%~70%(例えば、約40%~60%、又は約50%)である。
1つ又は複数の本体としては、中実のものも可能であるし、中空のものも可能である。例えば本体が導電性材料により形成されている場合は、中空の本体によって、本体を構成する材料を流れる電流の円形経路を提供可能となるため都合が良い。これは、本体における発熱を促進し得る。本体が中空である場合は、約0.5mm~約3mm(例えば、約1mm)の壁厚を有し得る。この追加又は代替として、1つ又は複数の本体としては、多孔質のものも可能であるし、通気性のものも可能である。例えば、1つ又は複数の本体を構成する材料としては、連続気泡発泡材料も可能であるし、他の多孔質材料も可能である。中空本体として設けられている場合は、本体の壁として、多孔質のものも可能であるし、通気性のものも可能であり、例えば開口部のパターンを壁に有する。壁は、例えば球状に形成されたメッシュとして形成可能である。
いくつかの例においては、本体が実質的に円筒状で、円形断面を有していてもよい。このような例において、本体の直径は、約0.5mm、1mm、1.5mm、2mm、2.5mm、3mm、3.5mm、4mm、4.5mm、又は5mmであってもよい。
図5a及び図5bに示す例において、物品3、3’は、エアロゾル生成材料ロッド10を囲むラッパー30及びエアロゾル生成材料ロッド10に接続されたマウスピース40を備える。いくつかの例においては、マウスピースが省略されてもよい。ラッパー30は、図1及び図2に示す例に関して上述したラッパーのいずれかであってもよい。
図6は、図5a及び図5bに示す物品の製造において使用可能な装置4の一部を示している。動作時には、タバコ材料が供給源から引き出され、一組の延伸ローラ(図示せず)において伸ばされ、スタッファジェット53及びガーニチュア55の舌部54を通って圧縮される。他の例において、例えばタバコ材料が成分の使用によって劣化する可能性がある形態の場合、延伸ローラ及び/又はスタッファジェットが省略されてもよい。図示のように、装置4は、回転可能な移送ホイール56を有する。回転可能な移送ホイール56は、複数の凹部56aを含み、加熱材料本体を円周方向凹部56aから直接、舌部54へと送達することによって、通過するタバコ材料と本体が接触するように構成されている。タバコ材料は、ガーニチュアにおいてラッパー(例えば、紙のラッパー)に包まれることで細長ロッドを構成した後、切断によってロッドセグメントを構成する。ロッドセグメントはそれぞれ所望の数だけ加熱材料本体(例えば、1つの本体、2つの本体、3つの本体、4つの本体、又は5つの本体)を含む。
移送ホイール56は、垂直方向に配向するとともに、シャフト上で装置4の本体57に対して回転可能に取り付けられている。ホイール56は、ディスク部58と、ディスク部56にボルト締めされたフロント部59と、を有する。ディスク部58は、ホッパー60と舌部54との間に配置され、その間で加熱材料本体を順次移動させるように構成されている。
ガーニチュア55の舌部54は、当該舌部54を通過する際のタバコ材料を半径方向に圧縮するように、その長さに沿ってテーパ状となっている。舌部54の頂部には開口が形成されているが、この開口は、図6に示すように、当該開口を通って舌部54に入り込む移送ホイール56のディスク部58を受容するのに十分な広さである。
ホイール56が回転すると、図6に示すように、ホッパー60から、ディスク部58のリムの周りで円周方向に配置された複数の凹部56aへと、加熱材料本体が重力により落下する。時計回りに回転するホイール56は、加熱材料本体を舌部頂部の開口から舌部内部へと搬送する。加熱材料本体は、ホイール56から出て、形成中のロッドに入る。ディスク部58のリムの周りには、加熱材料本体がホイール56から脱落するのを防止するハウジング57aが設けられている。
このように、加熱材料本体はガーニチュアの舌部へと直接送達されるが、タバコ材料の経路は安定して制御され、ロッドが形成されるまでその状態を維持する。さらに、タバコ材料の圧縮中に加熱材料本体が挿入されることから、タバコ材料は、加熱材料本体の周りで圧縮され、これらを適所に固定する。したがって、完成したロッドにおける加熱材料本体の位置及び間隔は、舌部を通過するタバコ材料において加熱材料本体が配置された位置のみによって決まる。これにより、この装置は、本体間又はロッド間の変動をほとんど伴わずに、加熱材料本体の位置の正確な制御を可能とする。加熱材料本体は、完成したロッドの軸線方向領域に配設されるように、タバコ材料中に配置されるのが好ましい。
ホイール56から出た加熱材料本体は、ホイール56の凹部56aから、舌部54を通過するタバコ材料へと重力により落下し得る。或いは、移送ホイール56は、リム部58の凹部から、舌部54を通過するタバコ材料へと加熱材料本体を順次排出するように構成された排出機構(例えば、エアジェット推進機構)を有していてもよい。この代替又は追加として、移送ホイールは、排出前に加熱材料本体を吸引して、凹部の適所に保持するように構成された吸引ポンプを備える。
また、本明細書においては、不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用するエアロゾル生成物品を製造する方法を提示する。この方法は、図7に示すように、移動経路に沿ってエアロゾル生成材料を移動させるステップ(S101)と、1つ又は複数の本体をエアロゾル生成材料の軸線方向領域に挿入するステップ(S102)であり、1つ又は複数の本体が、円形断面を有するとともに、0.5mm~5mmの範囲の直径を有し、1つ又は複数の本体が、変動磁場の侵入により加熱可能な加熱材料を含む、ステップ(S102)と、エアロゾル生成材料を連続エアロゾル生成材料ロッドとして構成するステップ(S103)と、を含む。
本体をエアロゾル生成材料の軸線方向領域に挿入するステップは、連続する本体が少なくとも約2mm、少なくとも約3mm、又は少なくとも約4mmだけ離隔するように実行され得る。例えば、ホイール56の凹部56a間の距離によって、エアロゾル生成材料中の本体の間隔を決めることができる。いくつかの例において、この間隔は、約3mm、約4mm、又は約5mmである。本体間の間隔は、切断によって、物品の製造に使用する個々のセグメント及び/又は個々のセグメントのグループを構成可能な連続ロッドの領域を提供可能である。
この方法は、連続エアロゾル生成材料ロッドを切断してロッドセグメントを提供するとともに、ロッドセグメントを1つ又は複数の物品として構成するステップをさらに含む。ロッドセグメントを1つ又は複数の物品として構成するステップは、完成した物品において上流端及び下流端をそれぞれ有し、エアロゾル生成部の上流端よりも下流端の近くに加熱材料本体が配設される1つ又は複数のエアロゾル生成部としてロッドセグメントを構成することを含み得る。代替実施形態において、加熱材料本体は、略中心を上下流端間に配置可能である。
図8a、図8b、及び図8cは、エアロゾル生成物品を製造する方法の一例と、1つ又は複数のフィラメントを含む材料又は本体と、を示している。エアロゾル生成物品は、不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用する。
図8aを参照して、本明細書に記載の通り、加熱材料(例えば、変動磁場への曝露によって誘導加熱可能な加熱材料)を含む1つ又は複数のフィラメント21が提供される。この方法は、移動経路に沿って、エアロゾル生成材料10(この場合は、タバコ材料)を移動させるステップを含む。この方法は、図8bに示すように、1つ又は複数のフィラメント21をエアロゾル生成材料10に供給して、フィラメント21がエアロゾル生成材料10に囲まれるようにするステップをさらに含む。フィラメント21は、スプール等の供給源から、出口を介して供給されるようになっていてもよい。
本例において、フィラメント21は、全体としてアルミニウムから成る。他の例において、フィラメントは、金、鉄、ニッケル、コバルト、銅、導電性カーボン、及びグラファイトから選択される少なくとも1つの材料を含んでいてもよいし、少なくとも1つの材料から成っていてもよい。いくつかの例において、フィラメントは、合金(例えば、青銅、普通炭素鋼、ステンレス鋼、又はフェライト系ステンレス鋼(430グレードのステンレス鋼))を含んでいてもよいし、合金から成っていてもよい。フィラメントは、例えばカンタル(Kanthal)(登録商標)ワイヤ又はリボン等の抵抗ワイヤ又はリボンを含んでいてもよい。エアロゾル生成材料ロッド又は本体10は、単一の材料ストランドとして形成されたフィラメント又は複数のストランドにより形成されたフィラメントを含み得る。例えば、複数の金属又は他の材料の繊維がマルチストランドワイヤ又はスレッドとして形成され、個々のフィラメント21として使用され得る。エアロゾル生成材料ロッド又は本体10内で分散するように、複数のフィラメントがエアロゾル生成材料に供給され得る。例えば、エアロゾル生成材料ロッド又は本体10は、1~20個のフィラメント(例えば、2~10個のフィラメント又は3~6個のフィラメント)を含み得る。
フィラメント21の供給は、例えば供給ローラ又はコンベヤ等の機械的又は電気機械的な送達デバイスを用いることにより実現されるようになっていてもよい。このような機械的又は電気機械的送達デバイスは、例えば出口を通過するエアロゾル生成材料10の速度に基づいて、適当な速度でフィラメント21をエアロゾル生成材料10へと測り取るように、その送達速度が調整されるようになっていてもよい。フィラメント21及びエアロゾル生成材料10の組み合わせがガーニチュアの舌部を通過するようになっていてもよく、また、その際にラッパーで包まれるようになっていてもよい。
フィラメント21をエアロゾル生成材料10中に設けることにより、フィラメント21を含む細長アセンブリがエアロゾル生成材料10内に形成される。
細長アセンブリに沿う予め定められた長手方向位置での細長アセンブリの切断によって、エアロゾル生成材料本体10とも称する連続エアロゾル生成材料ロッド10を構成する。図8cに示す例において、フィラメント21は、エアロゾル生成材料ロッド又は本体10の反対の長手方向端部まで延びている(例えば、ロッド又は本体の全長にわたって延びている)。エアロゾル生成材料ロッド又は本体10は、誘導により加熱材料を加熱するように構成された不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用可能である。或いは、例えばマウスピースコンポーネント等の1つ又は複数の付加的なコンポーネントのロッド又は本体への接続によって、エアロゾル生成材料ロッド又は本体10を物品として形成可能である。この物品は、誘導により加熱材料を加熱するように構成された不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用可能である。
他の例においては、物品の構成に細長アセンブリの切断を必要としない場合がある。このようないくつかの例において、フィラメント21は、製造中の物品のフィラメント21であってもよく、エアロゾル生成材料10自体が製造中の物品のエアロゾル生成材料ロッド10を構成していてもよい。このようないくつかの例において、1つ又は複数のフィラメントは、エアロゾル生成材料ロッド10の反対の長手方向端部まで延びていなくてもよい。
図9a及び図9bは、エアロゾル生成物品を製造する方法の一例を示している。エアロゾル生成物品は、不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用する。
この方法は、図9aに示すように、連続エアロゾル生成材料ロッド10及び加熱材料を含む細長部材21を用意するステップを含む。本例において、エアロゾル生成材料は、タバコ材料である。
本例において、細長部材21は、実質的に円筒状で、第1の長手方向端面21a、第2の長手方向端面21b、及び側面21cを有する。本例において、細長部材21の直径は、2.5mmである。いくつかの例において、細長部材21の直径は、1.5mm~3mmの範囲であってもよい。他の例において、細長部材は、平面状であってもよい。
本例において、細長部材21は、全体としてアルミニウムから成る。他の例において、細長部材は、金、鉄、ニッケル、コバルト、銅、導電性カーボン、及びグラファイトから選択される少なくとも1つの材料から成っていてもよい。いくつかの例において、細長部材は、合金(例えば、青銅、普通炭素鋼、ステンレス鋼、又はフェライト系ステンレス鋼)から成っていてもよい。細長部材は、例えばカンタル(Kanthal)(登録商標)ワイヤ又はリボン等の抵抗ワイヤ又はリボンを含んでいてもよい。
この方法は、細長部材21をエアロゾル生成材料ロッド10の長手方向端部10aに挿入するステップをさらに含む。挿入後は、図9bに示すように、細長部材21がエアロゾル生成材料10に囲まれ、細長部材21の第1の長手方向端面21aが露出する。言い換えると、細長部材21の第1の長手方向端面21aは、エアロゾル生成材料10等の別の材料により覆われない。
本例において、細長部材21は、エアロゾル生成材料10の長手方向端部10aを越えて延びている。他の例において、細長部材21は、エアロゾル生成材料の長手方向端部と同一平面であってもよい。
いくつかの例において、この方法は、エアロゾル生成材料ロッド10をラッパー(図示せず)に包むステップをさらに含んでいてもよい。
図10は、システムの一例の模式側断面図である。システム1000は、物品100及び不燃性エアロゾル供給デバイス200を備える。本例において、物品100は、図1に示す物品である。他の例において、物品100は、本明細書に記載のエアロゾル生成物品のうちのいずれか1つであってもよい。
不燃性エアロゾル供給デバイス200は、本体210と、物品100を受容する加熱ゾーン211と、を備える。また、不燃性エアロゾル供給デバイス200は、物品100が加熱ゾーン211に配置された場合に、物品100の加熱材料に侵入する変動磁場を生成するように構成された磁場生成器212を備える。
デバイス200は、加熱ゾーン211をデバイス200の外部と流体接続する空気入口(図示せず)を含んでいてもよい。このような空気入口は、本体210により規定されていてもよい。ユーザは、物品100のマウスピース102を通じてエアロゾルを取り込むことにより、物品100のエアロゾル生成材料により生成されたエアロゾルを吸引可能となり得る。エアロゾルが物品100から取り出されると、デバイス200の空気入口を介して、空気が加熱ゾーン211に取り込まれ得る。
本例において、本体210は、加熱ゾーン211を備える。本例において、加熱ゾーン211は、物品100の少なくとも一部を受容する凹部を含む。他の例において、加熱ゾーン211は、棚、表面、又は突起であってもよく、また、物品との協働又は物品の受容のため、物品との機械的係合を要するものであってもよい。本例において、加熱ゾーン211は、細長であり、物品100の一部を収容するようにサイズ規定及び成形されている。他の例において、加熱ゾーン211は、物品全体を受容するように寸法規定されていてもよい。
本例において、磁場生成器212は、電力源213と、コイル214と、交流電流等の変動電流をコイル214に通過させるデバイス216と、コントローラ217と、コントローラ217のユーザ操作のためのユーザインターフェース218とを備える。
本例において、電力源213は、充電式バッテリである。他の例において、電力源213は、他の非充電式バッテリ、キャパシタ、バッテリキャパシタ混成、又は商用電源への接続であってもよい。
コイル214は、任意好適な形態であってもよい。本例において、コイル214は、銅等の導電性材料のヘリカルコイルである。いくつかの例において、磁場生成器212は、コイル214が巻回された透磁性コアを備えていてもよい。このような透磁性コアは、使用中にコイル214により生成された磁束を集中させて、より強力な磁場を生成する。透磁性コアは、例えば鉄で構成されていてもよい。いくつかの例において、透磁性コアは、コイル214の長さに沿って一部のみが延びることで、磁束を特定の領域に集中させるようにしてもよい。いくつかの例において、コイルは、平坦なコイルであってもよい。すなわち、コイルは、2次元螺旋状であってもよい。本例において、コイル214は、加熱ゾーン211を囲む。コイル214は、加熱ゾーン211の長手方向軸線と実質的に整列する長手方向軸線に沿って延びる。整列した両軸線は、一致する。他の例において、整列した両軸線は、互いに平行であってもよいし、斜めであってもよい。
本例において、図10に示すように、物品100が凹部211に受容されている場合は、凹部211の長手方向軸線が物品100の長手方向軸線と実質的に一致する。本例において、磁場生成器212のコイル214のインピーダンスは、物品100のコイル104のインピーダンスに等しい。或いは、実質的に等しい。この代替として、物品100のコイル104のインピーダンスが磁場生成器212のコイル214のインピーダンスよりも低いと、使用時に物品100のコイル104に生じる電圧は、インピーダンスが一致する場合に物品100のコイル104に生じ得る電圧よりも低くなる。或いは、この代替として、物品100のコイル104のインピーダンスが磁場生成器212のコイル214のインピーダンスよりも高いと、使用時に物品100のコイル104に生じる電流は、インピーダンスが一致する場合に物品100のコイル104に生じ得る電流よりも小さくなる。インピーダンスを一致させることは、電圧及び電流の均衡によって、使用時の加熱に際して物品100のコイル104に生じる加熱電力を最大化するのに役立ち得る。本例のシステム1000は、図1の物品を備えるが、他の例においては、図2に示す物品を備えていてもよい。このような他の例において、磁場生成器212のコイル214のインピーダンスは、物品のコイルのインピーダンスに等しくてもよいし、実質的に等しくてもよい。
本例において、変動電流をコイル214に通過させるデバイス216は、電力源213とコイル214との間で電気的に接続されている。また、本例において、コントローラ217は、電力源213に対して電気的に接続されるとともに、デバイス216に対して通信可能に接続されて、デバイス216を制御する。より具体的に、本例において、コントローラ127は、デバイス216を制御することによって、電力源213からコイル214への電力の供給を制御するように構成されている。本例において、コントローラ217は、プリント配線板(PCB)上のIC等の集積回路(IC)を備える。他の例において、コントローラ217は、異なる形態であってもよい。いくつかの例において、不燃性エアロゾル供給デバイスは、デバイス216及びコントローラ217を備えた電気的又は電子的構成要素を1つだけ有していてもよい。
本例において、コントローラ217は、ユーザインターフェース218のユーザ操作によって動作する。本例において、ユーザインターフェース218は、本体210の外部に配置されている。ユーザインターフェース218は、押しボタン、トグルスイッチ、ダイヤル、タッチスクリーン等を備えていてもよい。他の例においては、不燃性エアロゾル供給デバイスから離れたユーザインターフェースが設けられていてもよい。このようなユーザインターフェースは、Bluetooth等の無線通信法を用いて不燃性エアロゾル供給デバイスに接続されていてもよい。例えば、なユーザインターフェースは、Bluetooth等の無線通信法を用いて不燃性エアロゾル供給デバイスと通信可能な携帯電話等のモバイル電子デバイスの一部として実装されていてもよい。ユーザは、それぞれの携帯電話のユーザインターフェースを用いることにより、不燃性エアロゾル供給デバイスをリモート制御可能であってもよい。
本例においては、ユーザによるユーザインターフェース218の操作によって、コントローラ217により、デバイス216が交流電流をコイル214に通過させる。これにより、コイル214は、交番磁場を生成する。不燃性エアロゾル供給デバイス200のコイル214及び加熱ゾーン211は、物品100が加熱ゾーン211に配置された場合に、コイル214により生成された変動磁場が物品100の加熱材料に侵入するように、好適に相対配置されている。本例において、コイル214により生成された変動磁場は、コイル104の加熱材料に侵入する。
いくつかの例において、物品の加熱材料は、アルミニウム等の導電性材料である。このような例において、加熱材料に磁場が侵入すると、加熱材料中に1つ又は複数の渦電流が生成される。加熱材料の電気抵抗に対する加熱材料中の渦電流の流れによって、加熱材料がジュール加熱により加熱される。いくつかの例において、加熱材料は、強磁性ステンレス鋼等の磁性材料である。このような例においては、加熱材料中の磁気双極子の配向が印加された変動磁場とともに変化するため、加熱材料中に熱が発生する。
不燃性エアロゾル供給デバイス200は、加熱ゾーン211の温度を検知するように構成された温度センサ219を備える。温度センサ219は、コントローラ217が加熱ゾーン211の温度をモニタリングできるように、コントローラ217に対して通信可能に接続されている。温度センサ219から受信された1つ又は複数の信号に基づいて、コントローラ217は、コイル214を通過する変動又は交流電流の特性を必要に応じてデバイス216に調整させることにより、加熱ゾーン211の温度が予め定められた温度範囲内に保たれるようにしてもよい。この特性は、例えば振幅、周波数、又はデューティサイクルであってもよい。予め定められた温度範囲内での使用時は、加熱ゾーン211に配置された物品内のエアロゾル生成材料の十分な加熱によって、エアロゾル生成材料の燃焼なく、エアロゾル生成材料の少なくとも1つの成分が揮発する。したがって、コントローラ217(全体として、デバイス200)は、エアロゾル生成の加熱によって、エアロゾル生成の燃焼なく、エアロゾル生成材料の少なくとも1つの成分を揮発させるように構成されている。いくつかの実施形態において、温度範囲は、約50℃~約250℃、約50℃~約150℃、約50℃~約120℃、約50℃~約100℃、約50℃~約80℃、又は約60℃~約70℃等、約50℃~約300℃である。いくつかの実施形態において、温度範囲は、約170℃~約220℃である。他の実施形態において、温度範囲は、この範囲以外であってもよい。いくつかの実施形態において、温度範囲の上限としては、300℃超も可能である。いくつかの実施形態においては、温度センサ219が省略されてもよい。いくつかの実施形態において、加熱材料は、当該加熱材料を加熱するのが望ましい最高温度に基づいて選択されるキュリー点温度を有していてもよく、加熱材料の誘導加熱による当該温度を超えたさらなる加熱が阻止又は防止される。
物品(例えば、ロッドの形状のもの)は、製品の長さに従って命名されることが多い(「レギュラー」(通常、68~75mmの範囲(例えば、約68mm~約72mm))、「ショート」若しくは「ミニ」(68mm以下)、「キングサイズ」(通常、75~91mmの範囲(例えば、約79mm~約88mm))、「ロング」又は「スーパーキング」(通常、91~105mmの範囲(例えば、約94mm~約101mm))、並びに「ウルトラロング」(通常、約110mm~約121mmの範囲))。
また、これらは、製品の外周に従って命名される(「レギュラー」(約23~25mm)、「ワイド」(25mm超)、「スリム」(約22~23mm)、「デミスリム」(約19~22mm)、「スーパースリム」(約16~19mm)、「マイクロスリム」(約16mm未満))。
したがって、キングサイズのスーパースリム型の物品は、例えば長さが約83mm、外周が約17mmとなる。
各型は、長さの異なるマウスピースにより生成されるようになっていてもよい。マウスピースの長さは、約30mm~50mmとなる。チップペーパーがマウスピースをエアロゾル生成材料に接続し、通例は、マウスピースを覆うとともにエアロゾル生成材料(例えば、基板材料のロッドの形態)に重なって、マウスピースをロッドに接続するように、マウスピースよりも大きな長さ(例えば、3~10mm長い)を有することになる。
本明細書に記載の物品並びにそれぞれのエアロゾル生成材料及びマウスピースは、上記型のいずれかにて構成可能であるが、これらに限定されない。
いくつかの実施形態において、送達される物質は、エアロゾル生成材料であってもよいし、エアロゾル化の対象ではない材料であってもよい。いずれの材料も、必要に応じて、1つ若しくは複数の活性構成物質、1つ若しくは複数の香料、1つ若しくは複数のエアロゾル形成材料、並びに/又は1つ若しくは複数の他の機能材料を含んでいてもよい。
エアロゾル生成器は、エアロゾル生成材料からエアロゾルを生成するように構成された装置である。いくつかの実施形態において、エアロゾル生成器は、エアロゾル生成材料に熱エネルギーを加えることにより、エアロゾル生成材料から1つ又は複数の揮発性物質を放出させてエアロゾルを形成するように構成された加熱器である。いくつかの実施形態において、エアロゾル生成器は、加熱なしにエアロゾル生成材料からエアロゾルを生成するように構成されている。例えば、エアロゾル生成器は、エアロゾル生成材料に振動、高圧、又は静電エネルギーのうちの1つ又は複数を加えるように構成されていてもよい。
エアロゾル生成材料は、例えば加熱、照射、又はその他任意の方法でエネルギー供給された場合にエアロゾルを生成可能な材料である。エアロゾル生成材料は、例えば固体、液体、又はゲルの形態であってもよく、活性物質及び/又は香味料を含んでいてもよいし、含んでいなくてもよい。いくつかの実施形態において、エアロゾル生成材料は、「アモルファス固体」を含んでいてもよく、これは代替として、「モノリシック固体」(すなわち、非繊維質)と称する場合もある。いくつかの実施形態において、アモルファス固体は、乾燥ゲルであってもよい。アモルファス固体は、液体等の何らかの流体を内部の保持可能な固体材料である。いくつかの実施形態において、エアロゾル生成材料は、例えば約50wt%、60wt%、又は70wt%~約90wt%、95wt%、又は100wt%のアモルファス固体を含んでいてもよい。
エアロゾル生成材料は、1つ若しくは複数の活性物質及び/若しくは香料、1つ若しくは複数のエアロゾル形成材料、並びに任意選択として、1つ若しくは複数の他の機能材料を含んでいてもよい。
エアロゾル形成材料は、エアロゾルを形成可能な1つ又は複数の構成物質を含んでいてもよい。いくつかの実施形態において、エアロゾル形成材料は、グリセリン、グリセロール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、1,3-ブチレングリコール、エリスリトール、メソ-エリスリトール、バニリン酸エチル、ラウリン酸エチル、ジエチル硫酸塩、クエン酸トリエチル、トリアセチン、ジアセチン混合物、安息香酸ベンジル、フェニル酢酸ベンジル、トリブチリン、酢酸ラウリル、ラウリン酸、ミリスチン酸、及び炭酸プロピレンのうちの1つ又は複数を含んでいてもよい。供給されるエアロゾル形成材料の総量としては、タバコ材料等のエアロゾル生成材料の10重量%~30重量%(例えば、12重量%~22重量%)の範囲が可能である。
1つ又は複数の他の機能材料は、pH調整剤、着色剤、防腐剤、バインダ、充填剤、安定剤、及び/又は酸化防止剤のうちの1つ又は複数を含んでいてもよい。
材料は、支持部上又は支持部中に存在して、基板を形成していてもよい。支持部は、例えば紙、ボール紙、板紙、厚紙、再生材料、プラスチック材料、セラミック材料、複合材、ガラス、金属、又は合金であってもよいし、これらの材料を含んでいてもよい。いくつかの実施形態において、支持部は、サセプタを備える。いくつかの実施形態において、サセプタは、材料内に埋め込まれている。いくつかの代替実施形態において、サセプタは、材料の片側又は両側にある。
エアロゾル変性剤は、通常はエアロゾル生成エリアの下流に配置され、例えばエアロゾルの風味、香味、酸味、又は別の特性を変更することによって、生成されたエアロゾルを変性させるように構成された物質である。エアロゾル変性剤は、当該エアロゾル変性剤を選択的に放出させるように動作可能なエアロゾル変性剤放出コンポーネントに設けられていてもよい。
エアロゾル変性剤は、例えば添加剤であってもよいし、吸着剤であってもよい。エアロゾル変性剤は、例えば香味料、着色料、水、及び炭素吸着剤のうちの1つ又は複数を含んでいてもよい。エアロゾル変性剤は、例えば固体であってもよいし、液体であってもよいし、ゲルであってもよい。エアロゾル変性剤は、粉末状であってもよいし、糸状であってもよいし、顆粒状であってもよい。エアロゾル変性剤は、ろ過材を有していなくてもよい。
本明細書において、用語「タバコ材料(tobacco material)」は、タバコ又はその派生物若しくは代替品を含む任意の材料を表す。用語「タバコ材料(tobacco material)」には、タバコ、タバコ派生物、拡張タバコ、再生タバコ、又はタバコ代替品のうちの1つ又は複数を含み得る。タバコ材料は、挽きタバコ、タバコ繊維、刻みタバコ、押出タバコ、タバコステム、タバコラミナ、再生タバコ、及び/又はタバコ抽出物のうちの1つ又は複数を含む。
いくつかの実施形態において、送達される物質は、活性物質を含む。
本明細書において使用する活性物質は、生理学的活性材料(生理学的反応の実現又は増強が意図される材料)であってもよい。活性物質は、例えば栄養補助食品、向精神薬、精神活性剤から選択されるようになっていてもよい。活性物質は、自然に存在するものであってもよいし、合成して得られるものであってもよい。活性物質は、例えばニコチン、カフェイン、タウリン、テイン、B6、B12、若しくはC等のビタミン類、メラトニン、カンナビノイド、又はこれらの構成物質、誘導体、若しくは組み合わせを含んでいてもよい。活性物質は、タバコ又は別の植物の1つ又は複数の構成物質、誘導体、又は抽出物を含んでいてもよい。
いくつかの実施形態において、活性物質は、ニコチンを含む。いくつかの実施形態において、活性物質は、カフェイン、メラトニン、又はビタミンB12を含む。
本明細書に記載の通り、活性物質は、1つ又は複数の植物性物質又は構成物質、その誘導体又は抽出物を含んでいてもよいし、これらに由来していてもよい。本明細書において、用語「植物性物質(botanical)」は、草木に由来する任意の材料を含んでいてもよく、抽出物、葉、樹皮、繊維、茎、根、種子、花、果実、花粉、殻、さや等が挙げられるが、これらに限定されない。或いは、この材料は、植物中に自然に存在し、合成して得られる活性化合物を含んでいてもよい。この材料は、液体、気体、固体、粉末、粉塵、粉砕粒子、顆粒、ペレット、細片、ストリップ、シート等の形態であってもよい。例示的な植物は、タバコ、ユーカリ、スターアニス、麻、ココア、アサ(cannabis)、ウイキョウ、レモングラス、ペパーミント、スペアミント、ルイボス、カモミール、亜麻、ジンジャー、イチョウ葉、ハシバミ、ハイビスカス、ローレル、リコリス(甘草)、抹茶、マテ、オレンジスキン、パパイヤ、ローズ、セージ、緑茶若しくは紅茶等の茶、タイム、クローブ、シナモン、コーヒー、アニシード(アニス)、バジル、ベイリーフ、カルダモン、コリアンダー、クミン、ナツメグ、オレガノ、パプリカ、ローズマリー、サフラン、ラベンダー、レモンピール、ミント、ジュニパー、ニワトコ、バニラ、ウィンターグリーン、シオガマギク、クルクマ、ターメリック、ビャクダン、シラントロ、ベルガモット、オレンジの花、ギンバイカ、カシス、バレリアン、ピメント、メース、ダミエン、マジョラム、オリーブ、レモンバーム、レモンバジル、チャイブ、カルビ、バーベナ、タラゴン、ゼラニウム、クワ、高麗人参、テアニン、テアクリン、マカ、アシュワガンダ、ダミアナ、ガラナ、クロロフィル、バオバブ、又はこれらの任意の組み合わせである。ミントは、Mentha Arventis、Mentha c.v.、Mentha niliaca、Mentha piperita、Mentha piperita citrata c.v.、Mentha piperita c.v、Mentha spicata crispa、Mentha cardifolia、Memtha longifolia、Mentha suaveolens variegata、Mentha pulegium、Mentha spicata c.v.、Mentha suaveolensといったミントの品種から選定可能である。
いくつかの実施形態において、活性物質は、1つ又は複数の植物性物質又は構成物質、その誘導体又は抽出物を含むか、或いは、これらに由来し、その植物はタバコである。
いくつかの実施形態において、活性物質は、1つ又は複数の植物性物質又は構成物質、その誘導体又は抽出物を含むか、或いは、これらに由来し、その植物は、ユーカリ、スターアニス、ココア、及び麻から選択される。
いくつかの実施形態において、活性物質は、1つ又は複数の植物性物質又は構成物質、その誘導体又は抽出物を含むか、或いは、これらに由来し、その植物は、ルイボス及びフェンネルから選択される。
いくつかの実施形態において、送達される物質は、香料を含む。
本明細書において、用語「香料(flavour)」及び「香味料(flavourant)」は、地域の規制が許す場合に、大人の消費者向けの製品において所望の風味、香り、又は他の体感を生成するのに使用可能な材料を表す。これらには、自然に存在する香味材料、植物性物質、植物性物質の抽出物、合成して得られた材料、又はこれらの組み合わせ(例えば、タバコ、アサ、甘草(リコリス)、アジサイ、オイゲノール、ホオノキの葉、カモミール、フェヌグリーク、クローブ、メープル、抹茶、メンソール、ハッカ、アニシード(アニス)、シナモン、ターメリック、インドスパイス、アジアスパイス、ハーブ、ウィンターグリーン、チェリー、ベリー、レッドベリー、クランベリー、桃、りんご、オレンジ、マンゴー、クレメンティーン、レモン、ライム、熱帯フルーツ、パパイヤ、ダイオウ、ぶどう、ドリアン、ドラゴンフルーツ、キュウリ、ブルーベリー、マルベリー、柑橘類、ドランブイ、バーボン、スコッチ、ウィスキー、ジン、テキーラ、ラム、スペアミント、ペパーミント、ラベンダー、アロエベラ、カルダモン、セロリ、カスカリラ、ナツメグ、ビャクダン、ベルガモット、ゼラニウム、チャット、ナスワール、キンマ、シーシャ、パイン、ハニーエッセンス、ローズ油、バニラ、レモン油、オレンジ油、オレンジの花、桜の花、カッシア、キャラウェイ、コニャック、ジャスミン、イランイラン、セージ、ウイキョウ、ワサビ、ピーマン、ジンジャー、コリアンダー、コーヒー、麻、ハッカ属の任意種のミント油、ユーカリ、スターアニス、ココア、レモングラス、ルイボス、亜麻、イチョウ葉、ハシバミ、ハイビスカス、ローレル、マテ、オレンジスキン、ローズ、緑茶若しくは紅茶等の茶、タイム、ジュニパー、ニワトコ、バジル、ベイリーフ、クミン、オレガノ、パプリカ、ローズマリー、サフラン、レモンピール、ミント、シオガマギク、クルクマ、シラントロ、ギンバイカ、カシス、バレリアン、ピメント、メース、ダミエン、マジョラム、オリーブ、レモンバーム、レモンバジル、チャイブ、カルビ、バーベナ、タラゴン、リモネン、チモール、カンフェン)、香味強化剤、苦味受容体部位遮断剤、感覚受容体部位活性化因子若しくは刺激因子、糖類及び/若しくは代替糖(例えば、スクラロース、アセスルファムカリウム、アスパルテーム、サッカリン、チクロ、ラクトース、スクロース、グルコース、フルクトース、ソルビトール、若しくはマンニトール)、並びにチャコール、クロロフィル、ミネラル、植物性物質、若しくは息清涼剤等の他の添加物を含む。これらは、模造品、合成若しくは天然成分、又はこれらの混合であってもよい。これらは、例えば油等の液体、粉末等の固体、又はガス等、任意好適な形態であってもよい。
いくつかの実施形態において、香料は、メンソール、スペアミント、及び/又はペパーミントを含む。いくつかの実施形態において、香料は、キュウリ、ブルーベリー、柑橘類、及び/又はレッドベリーの香味成分を含む。いくつかの実施形態において、香料は、オイゲノールを含む。いくつかの実施形態において、香料は、タバコから抽出された香味成分を含む。いくつかの実施形態において、香料は、アサから抽出された香味成分を含む。
いくつかの実施形態において、香料は、嗅覚神経又は味覚神経の追加又は代替として、通例化学的に誘導され、第5脳神経(三叉神経)の刺激によって知覚される体感の実現が意図される知覚物質を含んでいてもよく、これらには、加熱、冷却、うずき、麻痺効果をもたらす薬剤を含み得る。好適な熱効果剤は、バニリルエチルエーテルであってもよいが、これに限定されない。また、好適な冷却剤は、ユーカリプトール、WS-3であってもよいが、これらに限定されない。
本明細書に記載の種々実施形態は、特許請求の範囲に係る特徴の理解及び教示の補助としてのみ提示している。これらの実施形態は、実施形態の代表的なサンプルとして与えており、網羅的及び/又は排他的なものではない。本明細書に記載の利点、実施形態、例、機能、特徴、構造、及び/又は他の態様は、特許請求の範囲により規定される本発明の範囲に対する制限とも、特許請求の範囲の同等物に対する制限とも考えるべきではなく、また、特許請求の範囲に係る発明の範囲から逸脱することなく、他の実施形態の利用及び改良が可能であることが了解されるものとする。本発明の種々実施形態は、本明細書において具体的に記載した以外の開示の要素、構成要素、特徴、部分、ステップ、手段等の適当な組み合わせを好適に含んでいてもよいし、適当な組み合わせから成っていてもよいし、適当な組み合わせから本質的に成っていてもよい。また、本開示は、現時点では請求されていないものの、将来的に請求され得る他の発明を含んでいてもよい。
本明細書には以下の条項が記載されている。
[条項1]
不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用する物品であって、
連続エアロゾル生成材料ロッドと、
前記エアロゾル生成材料ロッドの周りに配設され、変動磁場の侵入により加熱可能な加熱材料を含むコイルと
を備える、物品。
[条項2]
前記エアロゾル生成材料ロッド内に配設され、伝熱材料を含む細長部材をさらに備える、条項1に記載の物品。
[条項3]
当該物品が、長手方向軸線を有し、前記細長部材が、当該物品の前記長手方向軸線に沿って延びるか、又は、当該物品の前記長手方向軸線と実質的に平行に延びる、条項2に記載の物品。
[条項4]
前記細長部材が、実質的に円筒状又は実質的に平面状である、条項2又は3に記載の物品。
[条項5]
前記細長部材の少なくとも一部に触媒材料をさらに含む、条項2~4のいずれか一項に記載の物品。
[条項6]
前記細長部材が、変動磁場の侵入により加熱可能な加熱材料を含む、条項2~5のいずれか一項に記載の物品。
[条項7]
前記コイルの第1の端部を前記細長部材の第1の端部と接続する接続部材をさらに備え、前記接続部材が、変動磁場の侵入により加熱可能な加熱材料を含む、条項6に記載の物品。
[条項8]
前記コイル、前記細長部材、及び前記接続部材が、一体的に形成されている、条項7に記載の物品。
[条項9]
前記コイルが、螺旋状である、条項1~8のいずれか一項に記載の物品。
[条項10]
前記コイルが、前記エアロゾル生成材料ロッドに沿って一部だけ延び、任意選択として、前記コイルが、前記エアロゾル生成材料の長さの20%~90%にわたって延びる、条項1~9のいずれか一項に記載の物品。
[条項11]
前記コイルが、全体として、又は実質的に全体として、前記加熱材料から成る、条項1~10のいずれか一項に記載の物品。
[条項12]
前記エアロゾル生成材料ロッドを囲むラッパーをさらに備え、前記コイルが、前記ラッパーの周りに配設されている、条項1~11のいずれか一項に記載の物品。
[条項13]
前記ラッパーが、紙及び/又は金属層を備える、条項12に記載の物品。
[条項14]
不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用する物品であって、
エアロゾル生成材料と、
前記エアロゾル生成材料を囲むラッパーと、
変動磁場の侵入により加熱可能な加熱材料を含み、前記ラッパーの周りに配設されたコイルと
を備える、物品。
[条項15]
不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用する物品であって、
螺旋断面を有するロールシートを備え、
前記ロールシートが、
エアロゾル生成材料と、
変動磁場の侵入により加熱可能な加熱材料を含むメッシュと
を有する、物品。
[条項16]
前記メッシュが、前記エアロゾル生成材料と接触している、条項15に記載の物品。
[条項17]
前記ロールシートが、前記エアロゾル生成材料を含むシートを備える、条項15又は16に記載の物品。
[条項18]
前記メッシュが、前記エアロゾル生成材料を含む前記シートの表面上にある、条項17に記載の物品。
[条項19]
前記ロールシートの重畳部間に配設された接着剤をさらに備える、条項15~18のいずれか一項に記載の物品。
[条項20]
前記ロールシートに囲まれた大量のエアロゾル生成材料を含む、条項15~19のいずれか一項に記載の物品。
[条項21]
当該物品が、長手方向軸線を有し、前記大量のエアロゾル生成材料が、当該物品の前記長手方向軸線に沿って延びる、条項20に記載の物品。
[条項22]
前記メッシュが、全体として又は実質的に全体として、前記加熱材料から成る、条項15~21のいずれか一項に記載の物品。
[条項23]
前記ロールシートを囲むラッパーをさらに備える、条項15~22のいずれか一項に記載の物品。
[条項24]
前記ラッパーが、紙及び/又は金属層を備える、条項23に記載の物品。
[条項25]
不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用する物品であって、
長手方向軸線を有する連続エアロゾル生成材料ロッドと、
前記エアロゾル生成材料ロッドの軸線方向領域に配設された1つ又は複数の本体であり、前記軸線方向領域が、前記ロッドの前記長手方向軸線に沿って延びる、1つ又は複数の本体と
を備え、
前記1つ又は複数の本体が、円形断面を有するとともに、0.5mm~5mmの範囲の直径を有し、
前記1つ又は複数の本体が、変動磁場の侵入により加熱可能な加熱材料を含む、物品。
[条項26]
前記本体を複数備える、条項25に記載の物品。
[条項27]
前記本体が、前記ロッドの前記長手方向軸線に沿って、一様又は実質的に一様に離隔する、条項26に記載の物品。
[条項28]
連続する本体間の間隔が、約2mm~約10mmである、条項26又は27に記載の物品。
[条項29]
前記1つ又は複数の本体が、実質的に球状又は実質的に円筒状である、条項25~28のいずれか一項に記載の物品。
[条項30]
前記1つ又は複数の本体が、全体として又は実質的に全体として、前記加熱材料から成る、条項25~29のいずれか一項に記載の物品。
[条項31]
前記1つ又は複数の本体の少なくとも一部に触媒材料をさらに含む、条項25~30のいずれか一項に記載の物品。
[条項32]
前記エアロゾル生成材料ロッドを囲むラッパーをさらに備える、条項25~31のいずれか一項に記載の物品。
[条項33]
前記ラッパーが、紙及び/又は金属層を備える、条項32に記載の物品。
[条項34]
前記1つ又は複数の本体が、中空で、約0.5mm~約3mmの壁厚を有し、及び/又は
前記1つ又は複数の本体が、多孔質及び/又は通気性材料により形成されている、条項25~33のいずれか一項に記載の物品。
[条項35]
前記加熱材料が、導電性材料及び/又は磁性材料を含む、条項1~34のいずれか一項に記載の物品。
[条項36]
前記加熱材料が、金属又は合金を含む、条項1~35のいずれか一項に記載の物品。
[条項37]
前記加熱材料が、ステンレス鋼又はアルミニウムを含む、条項36に記載の物品。
[条項38]
前記エアロゾル生成材料が、再生物、セルロース系、又はゲルフォームである、条項1~37のいずれか一項に記載の物品。
[条項39]
前記エアロゾル生成材料が、タバコ材料を含む、条項1~38のいずれか一項に記載の物品。
[条項40]
実質的に円筒状である、条項1~39のいずれか一項に記載の物品。
[条項41]
不燃性エアロゾル供給デバイスと、
条項1~40のいずれか一項に記載の物品と
を備える、不燃性エアロゾル送達システム。
[条項42]
不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用する物品を製造する方法であって、
移動経路に沿ってエアロゾル生成材料を移動させるステップと、
1つ又は複数の本体を前記エアロゾル生成材料の軸線方向領域に挿入するステップであり、前記1つ又は複数の本体が、円形断面を有するとともに、0.5mm~5mmの範囲の直径を有し、前記1つ又は複数の本体が、変動磁場の侵入により加熱可能な加熱材料を含む、ステップと、
前記エアロゾル生成材料を連続エアロゾル生成材料ロッドとして構成するステップと
を含む、方法。
[条項43]
前記1つ又は複数の本体が、複数の本体を含み、前記本体を前記エアロゾル生成材料の前記軸線方向領域に挿入する前記ステップが、連続する本体が少なくとも約2mm、少なくとも約3mm、又は少なくとも約4mmだけ離隔するように実行される、条項40に記載の方法。
[条項44]
前記連続エアロゾル生成材料ロッドを切断して複数のロッドセグメントを提供するとともに、各ロッドセグメントを1つ又は複数のエアロゾル生成部或いは1つ又は複数の各物品として構成するステップであり、各エアロゾル生成部が、前記各物品において上流端及び下流端を有し、当該エアロゾル生成部の前記上流端よりも前記下流端の近くに加熱材料本体が配設される、ステップを含む、条項42又は43に記載の方法。
[条項45]
不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用するエアロゾル生成材料の本体であって、当該本体の全長にわたって延び、変動磁場の侵入により加熱可能な加熱材料で形成された1つ又は複数のフィラメントを備える、本体。
[条項46]
前記フィラメントを複数備える、条項45に記載の本体。
[条項47]
前記1つ又は複数のフィラメントが、金、鉄、ニッケル、コバルト、銅、導電性カーボン、グラファイト、青銅、普通炭素鋼、ステンレス鋼、及びフェライト系ステンレス鋼から選択される少なくとも1つの材料、任意選択として、430グレードのステンレス鋼を含む、条項45又は46に記載の本体。
[条項48]
各フィラメントが、抵抗ワイヤ、マルチストランドワイヤ、又はリボンを含む、条項45~47のいずれか一項に記載の本体。
[条項49]
不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用する物品を製造する方法であって、
移動経路に沿ってエアロゾル生成材料を移動させるステップと、
1つ又は複数のフィラメントを前記エアロゾル生成材料に供給するステップであり、前記1つ又は複数のフィラメントが、変動磁場の侵入により加熱可能な加熱材料を含む、ステップと、
前記エアロゾル生成材料を連続エアロゾル生成材料ロッドとして構成するステップと
を含む、方法。
[条項50]
不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用する物品を製造する方法であって、
連続エアロゾル生成材料ロッドを用意するステップと、
変動磁場の侵入により加熱可能な加熱材料を含む細長部材を用意するステップと、
前記細長部材を前記エアロゾル生成材料ロッドの長手方向端部に挿入するステップと
を含む、方法。
[条項51]
前記細長部材が、当該細長部材の長手方向端面が露出するように挿入される、条項50に記載の方法。
[条項1]
不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用する物品であって、
連続エアロゾル生成材料ロッドと、
前記エアロゾル生成材料ロッドの周りに配設され、変動磁場の侵入により加熱可能な加熱材料を含むコイルと
を備える、物品。
[条項2]
前記エアロゾル生成材料ロッド内に配設され、伝熱材料を含む細長部材をさらに備える、条項1に記載の物品。
[条項3]
当該物品が、長手方向軸線を有し、前記細長部材が、当該物品の前記長手方向軸線に沿って延びるか、又は、当該物品の前記長手方向軸線と実質的に平行に延びる、条項2に記載の物品。
[条項4]
前記細長部材が、実質的に円筒状又は実質的に平面状である、条項2又は3に記載の物品。
[条項5]
前記細長部材の少なくとも一部に触媒材料をさらに含む、条項2~4のいずれか一項に記載の物品。
[条項6]
前記細長部材が、変動磁場の侵入により加熱可能な加熱材料を含む、条項2~5のいずれか一項に記載の物品。
[条項7]
前記コイルの第1の端部を前記細長部材の第1の端部と接続する接続部材をさらに備え、前記接続部材が、変動磁場の侵入により加熱可能な加熱材料を含む、条項6に記載の物品。
[条項8]
前記コイル、前記細長部材、及び前記接続部材が、一体的に形成されている、条項7に記載の物品。
[条項9]
前記コイルが、螺旋状である、条項1~8のいずれか一項に記載の物品。
[条項10]
前記コイルが、前記エアロゾル生成材料ロッドに沿って一部だけ延び、任意選択として、前記コイルが、前記エアロゾル生成材料の長さの20%~90%にわたって延びる、条項1~9のいずれか一項に記載の物品。
[条項11]
前記コイルが、全体として、又は実質的に全体として、前記加熱材料から成る、条項1~10のいずれか一項に記載の物品。
[条項12]
前記エアロゾル生成材料ロッドを囲むラッパーをさらに備え、前記コイルが、前記ラッパーの周りに配設されている、条項1~11のいずれか一項に記載の物品。
[条項13]
前記ラッパーが、紙及び/又は金属層を備える、条項12に記載の物品。
[条項14]
不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用する物品であって、
エアロゾル生成材料と、
前記エアロゾル生成材料を囲むラッパーと、
変動磁場の侵入により加熱可能な加熱材料を含み、前記ラッパーの周りに配設されたコイルと
を備える、物品。
[条項15]
不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用する物品であって、
螺旋断面を有するロールシートを備え、
前記ロールシートが、
エアロゾル生成材料と、
変動磁場の侵入により加熱可能な加熱材料を含むメッシュと
を有する、物品。
[条項16]
前記メッシュが、前記エアロゾル生成材料と接触している、条項15に記載の物品。
[条項17]
前記ロールシートが、前記エアロゾル生成材料を含むシートを備える、条項15又は16に記載の物品。
[条項18]
前記メッシュが、前記エアロゾル生成材料を含む前記シートの表面上にある、条項17に記載の物品。
[条項19]
前記ロールシートの重畳部間に配設された接着剤をさらに備える、条項15~18のいずれか一項に記載の物品。
[条項20]
前記ロールシートに囲まれた大量のエアロゾル生成材料を含む、条項15~19のいずれか一項に記載の物品。
[条項21]
当該物品が、長手方向軸線を有し、前記大量のエアロゾル生成材料が、当該物品の前記長手方向軸線に沿って延びる、条項20に記載の物品。
[条項22]
前記メッシュが、全体として又は実質的に全体として、前記加熱材料から成る、条項15~21のいずれか一項に記載の物品。
[条項23]
前記ロールシートを囲むラッパーをさらに備える、条項15~22のいずれか一項に記載の物品。
[条項24]
前記ラッパーが、紙及び/又は金属層を備える、条項23に記載の物品。
[条項25]
不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用する物品であって、
長手方向軸線を有する連続エアロゾル生成材料ロッドと、
前記エアロゾル生成材料ロッドの軸線方向領域に配設された1つ又は複数の本体であり、前記軸線方向領域が、前記ロッドの前記長手方向軸線に沿って延びる、1つ又は複数の本体と
を備え、
前記1つ又は複数の本体が、円形断面を有するとともに、0.5mm~5mmの範囲の直径を有し、
前記1つ又は複数の本体が、変動磁場の侵入により加熱可能な加熱材料を含む、物品。
[条項26]
前記本体を複数備える、条項25に記載の物品。
[条項27]
前記本体が、前記ロッドの前記長手方向軸線に沿って、一様又は実質的に一様に離隔する、条項26に記載の物品。
[条項28]
連続する本体間の間隔が、約2mm~約10mmである、条項26又は27に記載の物品。
[条項29]
前記1つ又は複数の本体が、実質的に球状又は実質的に円筒状である、条項25~28のいずれか一項に記載の物品。
[条項30]
前記1つ又は複数の本体が、全体として又は実質的に全体として、前記加熱材料から成る、条項25~29のいずれか一項に記載の物品。
[条項31]
前記1つ又は複数の本体の少なくとも一部に触媒材料をさらに含む、条項25~30のいずれか一項に記載の物品。
[条項32]
前記エアロゾル生成材料ロッドを囲むラッパーをさらに備える、条項25~31のいずれか一項に記載の物品。
[条項33]
前記ラッパーが、紙及び/又は金属層を備える、条項32に記載の物品。
[条項34]
前記1つ又は複数の本体が、中空で、約0.5mm~約3mmの壁厚を有し、及び/又は
前記1つ又は複数の本体が、多孔質及び/又は通気性材料により形成されている、条項25~33のいずれか一項に記載の物品。
[条項35]
前記加熱材料が、導電性材料及び/又は磁性材料を含む、条項1~34のいずれか一項に記載の物品。
[条項36]
前記加熱材料が、金属又は合金を含む、条項1~35のいずれか一項に記載の物品。
[条項37]
前記加熱材料が、ステンレス鋼又はアルミニウムを含む、条項36に記載の物品。
[条項38]
前記エアロゾル生成材料が、再生物、セルロース系、又はゲルフォームである、条項1~37のいずれか一項に記載の物品。
[条項39]
前記エアロゾル生成材料が、タバコ材料を含む、条項1~38のいずれか一項に記載の物品。
[条項40]
実質的に円筒状である、条項1~39のいずれか一項に記載の物品。
[条項41]
不燃性エアロゾル供給デバイスと、
条項1~40のいずれか一項に記載の物品と
を備える、不燃性エアロゾル送達システム。
[条項42]
不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用する物品を製造する方法であって、
移動経路に沿ってエアロゾル生成材料を移動させるステップと、
1つ又は複数の本体を前記エアロゾル生成材料の軸線方向領域に挿入するステップであり、前記1つ又は複数の本体が、円形断面を有するとともに、0.5mm~5mmの範囲の直径を有し、前記1つ又は複数の本体が、変動磁場の侵入により加熱可能な加熱材料を含む、ステップと、
前記エアロゾル生成材料を連続エアロゾル生成材料ロッドとして構成するステップと
を含む、方法。
[条項43]
前記1つ又は複数の本体が、複数の本体を含み、前記本体を前記エアロゾル生成材料の前記軸線方向領域に挿入する前記ステップが、連続する本体が少なくとも約2mm、少なくとも約3mm、又は少なくとも約4mmだけ離隔するように実行される、条項40に記載の方法。
[条項44]
前記連続エアロゾル生成材料ロッドを切断して複数のロッドセグメントを提供するとともに、各ロッドセグメントを1つ又は複数のエアロゾル生成部或いは1つ又は複数の各物品として構成するステップであり、各エアロゾル生成部が、前記各物品において上流端及び下流端を有し、当該エアロゾル生成部の前記上流端よりも前記下流端の近くに加熱材料本体が配設される、ステップを含む、条項42又は43に記載の方法。
[条項45]
不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用するエアロゾル生成材料の本体であって、当該本体の全長にわたって延び、変動磁場の侵入により加熱可能な加熱材料で形成された1つ又は複数のフィラメントを備える、本体。
[条項46]
前記フィラメントを複数備える、条項45に記載の本体。
[条項47]
前記1つ又は複数のフィラメントが、金、鉄、ニッケル、コバルト、銅、導電性カーボン、グラファイト、青銅、普通炭素鋼、ステンレス鋼、及びフェライト系ステンレス鋼から選択される少なくとも1つの材料、任意選択として、430グレードのステンレス鋼を含む、条項45又は46に記載の本体。
[条項48]
各フィラメントが、抵抗ワイヤ、マルチストランドワイヤ、又はリボンを含む、条項45~47のいずれか一項に記載の本体。
[条項49]
不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用する物品を製造する方法であって、
移動経路に沿ってエアロゾル生成材料を移動させるステップと、
1つ又は複数のフィラメントを前記エアロゾル生成材料に供給するステップであり、前記1つ又は複数のフィラメントが、変動磁場の侵入により加熱可能な加熱材料を含む、ステップと、
前記エアロゾル生成材料を連続エアロゾル生成材料ロッドとして構成するステップと
を含む、方法。
[条項50]
不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用する物品を製造する方法であって、
連続エアロゾル生成材料ロッドを用意するステップと、
変動磁場の侵入により加熱可能な加熱材料を含む細長部材を用意するステップと、
前記細長部材を前記エアロゾル生成材料ロッドの長手方向端部に挿入するステップと
を含む、方法。
[条項51]
前記細長部材が、当該細長部材の長手方向端面が露出するように挿入される、条項50に記載の方法。
Claims (19)
- 不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用する物品であって、
エアロゾル生成材料と、
前記エアロゾル生成材料を囲むラッパーと、
変動磁場の侵入により加熱可能な加熱材料を含み、前記ラッパーの周りに配設されたコイルと
を備える、物品。 - 前記エアロゾル生成材料内に配設され、伝熱材料を含む細長部材をさらに備える、請求項1に記載の物品。
- 当該物品が、長手方向軸線を有し、前記細長部材が、当該物品の前記長手方向軸線に沿って延びるか、又は、当該物品の前記長手方向軸線と実質的に平行に延びる、請求項2に記載の物品。
- 前記細長部材が、実質的に円筒状又は実質的に平面状である、請求項2又は3に記載の物品。
- 前記細長部材の少なくとも一部に触媒材料をさらに含む、請求項2~4のいずれか一項に記載の物品。
- 前記細長部材が、変動磁場の侵入により加熱可能な加熱材料を含む、請求項2~5のいずれか一項に記載の物品。
- 前記コイルの第1の端部を前記細長部材の第1の端部と接続する接続部材をさらに備え、前記接続部材が、変動磁場の侵入により加熱可能な加熱材料を含む、請求項6に記載の物品。
- 前記コイル、前記細長部材、及び前記接続部材が、一体的に形成されている、請求項7に記載の物品。
- 前記コイルが、螺旋状である、請求項1~8のいずれか一項に記載の物品。
- 前記コイルが、前記エアロゾル生成材料に沿って一部だけ延び、任意選択として、前記コイルが、前記エアロゾル生成材料の長さの20%~90%にわたって延びる、請求項1~9のいずれか一項に記載の物品。
- 前記コイルが、全体として、又は実質的に全体として、前記加熱材料から成る、請求項1~10のいずれか一項に記載の物品。
- 前記ラッパーが、紙及び/又は金属層を備える、請求項1~11のいずれか一項に記載の物品。
- 前記加熱材料が、導電性材料及び/又は磁性材料を含む、請求項1~12のいずれか一項に記載の物品。
- 前記加熱材料が、金属又は合金を含む、請求項1~13のいずれか一項に記載の物品。
- 前記加熱材料が、ステンレス鋼又はアルミニウムを含む、請求項14に記載の物品。
- 前記エアロゾル生成材料が、再生物、セルロース系、又はゲルフォームである、請求項1~15のいずれか一項に記載の物品。
- 前記エアロゾル生成材料が、タバコ材料を含む、請求項1~16のいずれか一項に記載の物品。
- 実質的に円筒状である、請求項1~17のいずれか一項に記載の物品。
- 不燃性エアロゾル供給デバイスと、
請求項1~18のいずれか一項に記載の物品と
を備える、不燃性エアロゾル送達システム。
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