JP7843853B2 - 容器保管装置 - Google Patents

容器保管装置

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Description

本発明は、容器保管装置に関する。
精度管理に用いられる精度管理試料等の液体を管理する技術として、予め設定された時刻に精度管理試料が使用できるように調整処理を開始する自動分析装置が開示される(特許文献1参照)。
特開2015-135282号公報
特許文献1によれば、精度管理試料を含む液体の搬入及び搬出に係る作業者の負担に対する配慮がなされていない。
そこで本発明は、液体の搬入及び搬出に係る作業者の負担を軽減可能な容器保管装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様の容器保管装置は、液体を収容する容器を保管する保管部と、前記保管部を制御する制御部を備え、前記制御部は、新たな容器が搬入されるときに、前記保管部に保管される容器の中から搬出候補である容器を選び出し、選び出された容器を搬出させると共に、前記新たな容器を搬入させる。
本発明によれば、液体の搬入及び搬出に係る作業者の負担を軽減可能な容器保管装置を提供することができる。
実施例1の自動分析システムの構成例を示す概略図。 検体テーブルの一例を示す図。 ラックテーブルの一例を示す図。 精度管理の処理の流れの一例を示す図。 実施例1の処理の流れの一例を示す図。 搬出条件の入力依頼画面の一例を示す図。 空のラックの補充依頼画面の一例を示す図。 精度管理画面の一例を示す図。 実施例1の自動分析システムの変形例を示す概略図。 実施例2の処理の流れの一例を示す図。 新規検体の搬入依頼画面の一例を示す図。 実施例3の処理の流れの一例を示す図。
以下、添付図面に従って容器保管装置の好ましい実施例について説明する。実施例では、自動分析システムで分析される液体のうち検体について説明する。また液体が収容される容器には、検体が収容される検体容器や試薬が収容される試薬ボトル等が含まれる。なお、以下の説明及び添付図面において、同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略することにする。
図1を用いて自動分析システムの全体構成の一例を説明する。自動分析システムは、精度管理に用いられる精度管理試料や、患者から供される血液や尿等の検体を分析するシステムであり、自動分析装置100と容器保管装置101を備える。自動分析装置100は、検体搬入部102、検体搬出部103、ラック搬送ライン104、ラック情報取得部105、検出部112、操作部111、制御部113、記録装置114を有する。容器保管装置101は、バッファ106、ラック停止部107、検体移動用機構108、検体保管モジュール109、検体情報取得部110を有する。以下、各部について説明する。
検体搬入部102では、検体を収容する検体容器が搬入される。検体容器はラックに搭載され、検体容器の搬入は作業者によって実施される。検体搬出部103では、ラックに搭載された検体容器が搬出される。搬出された検体容器は作業者によって受け取られる。
ラック搬送ライン104では、検体搬入部102や検体搬出部103、検出部112、容器保管装置101に接続され、それらの間でラックを搬送する。ラック情報取得部105はラック搬送ライン104の上に設けられ、ラックに付与された識別子、例えばラックに貼り付けられたバーコードを読み取る。
検出部112は、光電子増倍管や光源ランプ、分光器、フォトダイオードを備え、検体の測定を行う。検出部112には、内部の温度を調整する機能が備えられていても良い。
操作部111は、例えばディスプレイやタッチパネル、マウス、キーボード等を備え、検体の搬出入や測定に関する作業者からの指示の入力に用いられたり、検体の搬出入に係るデータや測定結果が表示されたりする。制御部113は、操作部111に入力された指示や、記録装置114から読み出される各種プログラムに従って各部を制御する。記録装置114には、各種プログラムや検体の搬出入や測定に係るデータが記録される。
バッファ106には、検体容器の搬送に用いられる空のラックが保管される。なお検体容器の搬送に支障をきたさないように、バッファ106には少なくとも1つの空のラックが保管される。検体容器の搬出が依頼されると、バッファ106に保管される空のラックに検体容器が搭載され、検体容器を搭載したラックが検体搬出部103へ搬出される。また、検体容器の搬入に使用されたラックは、検体容器の搬入後にバッファ106に保管され、他の検体容器の搬出に使用される。
ラック停止部107はラック搬送ライン104の上に設けられ、ラックへの検体容器の積み下ろしが行わる場所である。すなわち検体搬入部102からラック停止部107に搬送されたラックから検体容器が下ろされたり、ラック停止部107に停止しているラックに検体容器が積まれたりする。ラック停止部107での検体容器の積み下ろしは、検体移動用機構108によって行われる。
検体移動用機構108は、ラックから下した検体容器を検体保管モジュール109の中に移動させたり、検体保管モジュール109の中の検体容器をラック停止部107に停止しているラックに積んだりする。
検体保管モジュール109には、検体容器が保管される複数の保管場所が設けられる。また検体容器に収容される検体の温度を一定保つために、検体保管モジュール109は温度調整機構を有する。なお検体保管モジュール109の保管場所の数がM、検体保管モジュール109に保管されている検体容器の数がNであるとき、検体保管モジュール109にはM-N個の空き場所が生じる。
検体情報取得部110は、検体移動用機構108の移動経路上に設けられ、検体保管モジュール109に出し入れされる検体容器に付与された識別子、例えば検体容器に貼り付けられたバーコードを読み取る。検体容器毎の識別子には、検体に係るデータが対応付けられる。
図2Aを用いて、検体容器の識別子と検体に係るデータが対応付けられた検体テーブルの一例を説明する。図2Aに例示される検体テーブルは、検体IDと、残量、使用期限、OBS、保管位置、搬出フラグの列を有し、記録装置114に記録される。
検体IDの列には、検体容器の識別子が記録される。残量の列には、検体容器に残っている検体の量が記録される。使用期限の列には、検体容器に収容される検体を使用可能な期限が記録される。OBS(On Board Stability)の列には、検体容器を開封した後に使用可能な期限が記録される。保管位置の列には、検体容器が保管される検体保管モジュール109の中の位置が記録される。搬出フラグの列には、搬出される検体容器の候補であることを示すフラグが記録される。すなわち図2Aには、検体IDがCである検体容器は、残量がV_C、使用期限がEXD_C、OBSがOBS_C、保管位置がP_Cであって、搬出される候補であることが示される。またラック毎の識別子に、ラックに係るデータが対応付けられても良い。
図2Bを用いて、ラックの識別子とラックに係るデータが対応付けられたラックテーブルの一例を説明する。図2Bに例示されるラックテーブルは、ラックIDと検体IDの列を有し、記録装置114に記録される。ラックIDの列には、ラックの識別子が記録される。検体IDの列には、ラックに搭載される検体容器の識別子が記録される。
図3を用いて精度管理の処理の流れの一例についてステップ毎に説明する。
(S301)
制御部113は、作業者が操作部111を介して入力した測定指示を受信する。
(S302)
制御部113は、検体移動用機構108を制御し、検体保管モジュール109から検体容器を取り出す。
(S303)
制御部113は、S302にて取り出された検体容器に収容される検体が使用可能か否かを判定する。検体が使用不可であればS303を介してS302へ処理が戻され、検体が使用可能であればS305へ処理が進められる。
検体の使用可否は、例えば図2Aの検体テーブルに記録されるデータに基づいて判定される。すなわち、検体情報取得部110によって読み取られる検体容器の識別子に対応付けられる残量が測定に必要な量に満たなかったり、使用期限やOBSを超過していたりする場合、使用不可との判定がなされる。
(S304)
制御部113は、S303にて使用不可との判定がなされた検体容器を搬出候補に登録する。搬出候補への登録は、例えば図2Aの検体テーブルの搬出フラグに1を記録することでなされる。搬出候補への登録が済むと、S302においてまだ取り出されていない検体容器が取り出される。
(S305)
制御部113は、S303にて使用可能との判定がなされた検体を検出部112に測定させる。より具体的には、使用可能とされた検体を収容する検体容器が、ラック停止部107に停止しているラックに検体移動用機構108によって搭載され、ラック搬送ライン104によって検出部112に搬送される。
(S306)
制御部113は、S305にて測定を終えた検体容器を容器保管装置101へ搬送させる。より具体的には、測定後の検体容器が、検出部112への搬送に用いられたラックに搭載されたまま、ラック搬送ライン104によって容器保管装置101に搬送される。
(S307)
制御部113は、S306にて搬送された検体容器に収容される検体の残量が十分か否かを判定する。残量が十分であればS309へ処理が進められ、不十分であればS308を介してS309へ処理が進められる。
(S308)
制御部113は、S307にて残量が不十分との判定がなされた検体容器を搬出候補に登録する。搬出候補への登録は、S304と同様である。
(S309)
制御部113は、検体移動用機構108を制御し、S306にて搬送された検体容器を検体保管モジュール109に格納する。
(S310)
制御部113は、S306にて検体容器の搬送に用いられたラックをバッファ106に格納させる。
図3を用いて説明した処理の流れにより、精度管理が実施されるとともに、使用不可との判定がなされた検体容器が搬出候補として登録される。搬出候補である検体容器の多くによって検体保管モジュール109の中が満たされると、使用可能な検体容器を一定数格納しておくことが困難になるので、搬出候補である検体容器は適時搬出されることが望ましい。また検体の搬入と搬出は作業者により行われるため、例えば新たな検体容器が搬入されるときに、搬出候補である検体容器が搬出されると、作業者の負担が軽減される。
図4を用いて、実施例1の処理の流れの一例として、新たな検体容器が搬入されるときに、使用不可である検体容器が搬出されることについてステップ毎に説明する。
(S401)
制御部113は、作業者が操作部111を介して入力した検体搬入指示を受信する。なお作業者は、新たな検体容器が搭載されたラックを検体搬入部102に搬入してから操作部111を操作する。新たな検体容器が搭載されたラックは、ラック搬送ライン104によってラック情報取得部105へ搬送され、ラック情報取得部105によってラックの識別子が読み取られる。
(S402)
制御部113は、搬出される検体数を取得する。例えば、図2Aに例示される検体テーブルにおいて搬出フラグが記録された検体数がカウントされる。
(S403)
制御部113は、検体容器が搬出された後の検体保管モジュール109の中の空き場所が十分か否かを判定する。空き場所が不十分であればS404を介してS403へ処理が戻され、十分であればS405へ処理が進められる。
検体容器が搬出された後の検体保管モジュール109の中の空き場所が十分か否かは、新たに搬入される検体容器の数に基づいて判定される。すなわち、搬出後の空き場所の数が新たに搬入される検体容器の数以上であれば十分との判定がなされ、搬入数に満たなければ不十分との判定がなされる。
(S404)
制御部113は、作業者に対して搬出条件の入力依頼を通知する。すなわち空が不十分であると、新たに搬入される検体容器を検体保管モジュール109に保管できないため、追加で搬出される検体容器を抽出するための条件である搬出条件の入力が作業者に依頼される。図5Aに、搬出条件の入力依頼を通知する画面の一例を示す。なお搬出条件が入力されると、S403において再び検体容器が搬出された後の検体保管モジュール109の中の空き場所に関する判定がなされる。
(S405)
制御部113は、容器保管装置101に保管される空のラックの数が十分か否かを判定する。空のラックの数が不十分であればS406を介してS405へ処理が戻され、十分であればS407へ処理が進められる。
容器保管装置101に保管される空のラックの数が十分か否かは、予め定められた閾値に基づいて判定される。すなわち、ラックの数が閾値以上であれば十分との判定がなされ、閾値に満たなければ不十分との判定がなされる。閾値は、例えば検体容器の搬送に支障をきたさないための最小数である1であっても良いし、容器保管装置101に保管可能な最大数であっても良い。閾値が最大数であれば、検体容器の搬送を停止させるリスクを最小限に抑えることができる。
(S406)
制御部113は、作業者に対して空のラックの補充依頼を通知する。すなわち空のラックの数が不十分であると、検体容器の搬送に支障をきたすため、空のラックの補充が作業者に依頼される。図5Bに、空のラックの補充依頼を通知する画面の一例を示す。なお補充依頼に応じて空のラックが補充されると、S405において再び空のラックの数に関する判定がなされる。
(S407)
制御部113は、検体容器の搬出と搬入を実施させる。より具体的には、搬出候補である検出容器や搬出条件を満たす検出容器がバッファ106から供給されるラックに搭載されて搬出されたのち、S401にて指示された検体容器が搬入され、搬入に用いられたラックがバッファ106に保管される。
なお検体容器の搬入に用いられるラックが複数である場合には、搬入に用いられたラックが、搬出候補である検出容器や搬出条件を満たす検出容器の搬出に用いられても良い。搬入に用いられたラックが搬出に用いられることにより、容器保管装置101に保管される空のラックの数を減らさずに済む。
図4を用いて説明した処理の流れにより、新たな検体容器が搬入されるときに、使用不可である検体容器が搬出されるので、検体の搬出入に係る作業者の負担が軽減される。なお図3や図4の処理の流れが実行される際、操作部111に操作に係る画面が表示されても良い。
図6を用いて、精度管理に係る画面の一例である精度管理画面600について説明する。精度管理画面600には、メニューボタン601、ルーチン操作ボタン602、装置状況ボタン603、メンテナンスボタン604、アラームボタン605、リポートボタン606、ストップボタン607、スタートボタン608、精度管理保管ボタン609が含まれる。
メニューボタン601はメニューに関する画面を表示するときに押下される。ルーチン操作ボタン602は、ルーチン操作に関する画面を表示するときに押下される。装置状況ボタン603は、装置状況に関する画面を表示するときに押下される。メンテナンスボタン604は、メンテナンスに関する画面を表示するときに押下される。アラームボタン605は、アラームに関する画面を表示するときに押下される。リポートボタン606は、リポートに関する画面を表示するときに押下される。ストップボタン607は、動作の停止を指示するときに押下される。スタートボタン608は、分析処理等の動作を開始するときに押下される。精度管理保管ボタン609は、検体保管モジュール内状況画面610を表示するときに押下される。
検体保管モジュール内状況画面610には、精度管理用検体ボタン611、設定ボタン612、搬入ボタン613、搬出ボタン614、閉じるボタン615が含まれる。精度管理用検体ボタン611は、検体情報テーブル616を表示するときに押下される。設定ボタン612は、搬出条件を設定するときに押下される。搬入ボタン613は、検体搬入を指示するときに押下される。搬出ボタン614は、検体搬出を指示するときに押下される。閉じるボタン615は、検体保管モジュール内状況画面610を閉じるときに押下される。
検体情報テーブル616は、ckと、状況、ポジション、検体名、ロット番号、使用期限、使用、テスト、OBSの列を有する。ckの列はチェックボックスであり、対応する行が選択されるときにチェックされる。状況の列には、検体の状況が表示される。ポジションの列には、検体の保管位置が表示される。検体名の列には、検体の名称が表示される。ロット番号の列には、検体のロット番号が表示される。使用期限の列には、検体の使用期限が表示される。使用の列には、検体が使用可能であるか否かが表示される。テストの列には、検体のテスト項目が表示される。OBSの列には、検体容器を開封した後の使用期限が表示される。図6の検体情報テーブル616では、2行目の検体が搬出予定としてチェックされており、搬出ボタン614が押下されると搬出指示がなされる。
なお搬入される検体容器が搭載されるラックが多数である場合には、検体搬入部102の前段に多数のラックを待機させられるようにしても良い。図7には、検体搬入部102の前段に検体待機部700が設けられた自動分析システムが示される。図1との差異である検体待機部700について説明する。
検体待機部700は、搬入される検体容器が搭載される多数のラックを保管するとともに、多数のラックを検体搬入部102に順次搬入する。なお検体容器に収容される検体の温度を一定保つために、検体待機部700は温度調整機構を有する。さらにバーコードリーダやカメラ等が検体待機部700に設けられても良い。バーコードリーダやカメラが設けられることにより、検体待機部700に保管されるラックの数や、ラックに搭載される検体容器の中の検体の種類を記録装置114に記録することができる。さらに記録装置114に記録されたデータに基づいて、使用不可能な検体容器の有無が判定されても良い。
実施例1では、作業者による検体搬入指示に連動して使用不可である検体容器を搬出することについて説明した。検体の搬出と搬入の連動は実施例1に限定されない。実施例2では、搬出される検体を確認した自動分析システムが新たな検体の搬入依頼を通知することについて説明する。なお実施例1との違いは処理の流れであるので、それ以外の説明を省略する。
図8を用いて実施例2の処理の流れについてステップ毎に説明する。
(S402)
制御部113は、実施例1と同様に、搬出される検体数を取得する。
(S800)
制御部113は、作業者に対して新規検体の搬入依頼を通知する。すなわち使用不可である検体容器の搬出に連動させて新たな検体容器を搬入させるために、新規検体の搬入が作業者に依頼される。図9に、新規検体の搬入依頼を通知する画面の一例を示す。なお作業者が操作部111を介して検体搬入指示を入力すると、S403以降の処理が実行される。
(S403~S407)
制御部113は、実施例1と同様に、検体保管モジュール109の中の空き場所やラックの数を確認したのち、検体容器の搬出と搬入を実施させる。
図8を用いて説明した処理の流れにより、使用不可である検体容器が搬出されるときに、新たな検体容器が搬入されるので、検体の搬出入に係る作業者の負担が軽減される。また新規検体の搬入依頼が適時なされることにより、作業者が新規検体を入れ忘れずに済む。さらに自動分析システムの中に、使用可能な検体が一定数格納されるので、分析の自動化に支障をきたさずに済む。
実施例1及び実施例2では、作業者による検体搬入指示をトリガ―とする処理の流れについて説明した。実施例3では、作業者による検体搬出指示をトリガ―とする処理の流れについて説明する。なお実施例1及び実施例2との違いは、処理の流れであるので、それ以外の説明を省略する。
図10を用いて実施例3の処理の流れについてステップ毎に説明する。
(S1001)
制御部113は、作業者が操作部111を介して入力した検体搬出指示を受信する。検体搬出指示は、例えば図6の精度管理画面600の検体情報テーブル616における検体の選択と、搬出ボタン614の押下とによってなされる。
(S402)
制御部113は、実施例1と同様に、搬出される検体数を取得する。
(S405~S406)
制御部113は、実施例1と同様に、容器保管装置101に保管される空のラックの数を確認し、不十分であれば補充依頼を通知する。
(S1007)
制御部113は、検体容器の搬出を実施させる。より具体的には、S1001にて搬出指示された検体容器と搬出候補である検出容器とが、バッファ106から供給されるラックに搭載されて搬出される。なお搬出指示された検体容器と搬出候補である検出容器とは同じラックで搬出されても良いし、別のラックで搬出されても良い。同じラックで搬出される場合、検体容器の搬出に要する時間を短縮できる。別のラックで搬出される場合、搬出指示された検体容器と搬出候補である検出容器との区別が容易になる。
図10を用いて説明した処理の流れにより、作業者によって搬出指示がなされた検体容器が搬出されるときに、搬出候補である検体容器も搬出されるので、検体の搬出に係る作業者の負担が軽減される。また検体容器は自動的に搬出されるため、作業者は検体搬出部103の付近で待機する必要が無く、検体の搬出にともなう処理を任意のタイミングで実施することができる。
以上、本発明の複数の実施例について説明した。本発明は上記実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形しても良い。また、上記実施例に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせても良い。さらに、上記実施例に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除しても良い。
100:自動分析装置、101:容器保管装置、102:検体搬入部、103:検体搬出部、104:ラック搬送ライン、105:ラック情報取得部、106:バッファ、107:ラック停止部、108:検体移動用機構、109:検体保管モジュール、110:検体情報取得部、111:操作部、112:検出部、113:制御部、114:記録装置、600:精度管理画面、601:メニューボタン、602:ルーチン操作ボタン、603:装置状況ボタン、604:メンテナンスボタン、605:アラームボタン、606:リポートボタン、607:ストップボタン、608:スタートボタン、609:精度管理保管ボタン、610:検体保管モジュール内状況画面、611:精度管理用検体ボタン、612:設定ボタン、613:搬入ボタン、614:搬出ボタン、615:閉じるボタン、616:検体情報テーブル、700:検体待機部。

Claims (13)

  1. 液体を収容する容器を保管する保管部と、
    前記容器の搬送に用いられるラックを保管するラック保管庫と、
    前記保管部と前記ラック保管庫を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、新たな容器が搬入されるときに、前記保管部に保管される容器の中から搬出候補である容器を選び出し、選び出された容器を搬出させた後の前記保管部の空き場所が十分であって、前記ラック保管庫に保管される前記ラックの数が十分である場合に、前記ラックを用いて前記選び出された容器を搬出させると共に、前記新たな容器を搬入させることを特徴とする容器保管装置。
  2. 液体を収容する容器を保管する保管部と、
    前記保管部を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、新たな容器が搬入されるときに、前記保管部に保管される容器の中から搬出候補である容器を選び出し、選び出された容器を搬出させると共に、前記新たな容器を搬入させ、前記新たな容器が格納される、前記保管部の中の空き場所が不十分であるときに、追加で搬出される容器を抽出するための条件である搬出条件の入力依頼を通知することを特徴とする容器保管装置。
  3. 請求項2に記載の容器保管装置であって、
    前記搬出条件には、液体の使用期限、容器が開封された後の使用期限、液体の残量の中の少なくとも一つが含まれることを特徴とする容器保管装置。
  4. (削除)
  5. 請求項1に記載の容器保管装置であって、
    前記制御部は、前記新たな容器の搬入に用いられたラックを前記ラック保管庫に保管させることを特徴とする容器保管装置。
  6. 請求項1に記載の容器保管装置であって、
    前記制御部は、前記ラック保管庫に保管されるラックの数が不十分であるときに、ラックの補充依頼を通知することを特徴とする容器保管装置。
  7. 請求項6に記載の容器保管装置であって、
    前記制御部は、前記ラックの数が前記ラック保管庫に保管可能な最大数に満たないときに、前記ラックの数が不十分であると判定することを特徴とする容器保管装置。
  8. 請求項1に記載の容器保管装置であって、
    前記制御部は、前記新たな容器の搬入に用いられるラックが複数であるとき、搬入に用いられたラックを用いて、前記選び出された容器を搬出させることを特徴とする容器保管装置。
  9. 請求項1に記載の容器保管装置であって、
    前記制御部は、搬出候補である容器が確認されたときに、新たな容器の搬入依頼を通知することを特徴とする容器保管装置。
  10. 請求項1に記載の容器保管装置であって、
    前記ラック保管庫は、前記容器を複数載置可能なラックを複数保管可能であり、
    前記制御部は、前記ラック保管庫に載置可能な所定数以上のラックが該ラック保管庫に載置されており、かつ、第1容器が載置された第1ラックが前記保管部に搬入された場合、前記保管部に保管されており、かつ、所定条件を満たす第2容器を、前記ラック保管庫に載置されているラックのうちの第2ラックに載置して、該第2ラックを該第2容器と共に搬出するよう制御する、容器保管装置。
  11. 請求項10に記載の容器保管装置であって、
    前記制御部は、前記第2ラックを前記第2容器と共に搬出するのに並行して、前記第1ラックを前記ラック保管庫に載置するよう制御し、かつ、前記第1容器を前記保管部に保管するよう制御する、容器保管装置。
  12. 請求項10に記載の容器保管装置であって、
    前記所定条件とは、前記容器保管装置に接続される分析装置において分析に必要な量の液体が収容されていない、又は、前記保管部に保管されている期間が所定日時よりも長いことを示す、容器保管装置。
  13. 請求項10に記載の容器保管装置であって、
    前記所定数以上のラックとは、該ラック保管庫に載置可能な最大数のラックを示す、容器保管装置。
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