JP7843733B2 - 加熱調理器 - Google Patents
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Description
その内の1つは、キッチンカウンター等の厨房家具の中に設置される、所謂「ビルトイン式(組込式)」である。2つ目は、厨房家具の所定の位置に、ガス台(「ガス燃焼式テーブル」ともいう)等のように置かれて使用される「据置式」である。3つ目は、食卓等の上の任意の位置に置かれて使用される、小型で可搬式の「卓上式」である。
また、利便性向上のために、タイマー機能を内蔵して加熱手段の動作を自動制御するものも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
そこで、特許文献2に示したように、1つの表示部を設けて、複数の加熱部に共通した制御条件(タイマー機能の設定時間)の入力等を、その1つの表示画面を利用して集中的に行うことが提案されている。
しかしながら、複数の表示部分を有した表示手段を使用する場合には、ユーザーが目的とする個々の加熱部や加熱手段と、表示エリア、表示画面等の対応関係について、誤解や視覚的な迷いを生じないように、入力操作部を含めて工夫する必要がある。しかしながら、上記特許文献2では、このような課題に対する対策が未だ十分でない。
複数の加熱部と、
ユーザーが操作して前記加熱部を個々に選択できる選択部と、
前記加熱部に共通の入力を行う共用操作部と、
前記加熱部毎に割り当てられた個別表示エリアと、
前記加熱部の加熱動作を個々に制御する制御装置と、
を備え、
前記共用操作部は、前記個別表示エリアにおいて表示される時間情報を選択できるタイマー操作部を有し、
前記制御装置は、前記タイマー操作部を操作した場合、当該タイマー操作部の操作に応じて、前記個別表示エリアの範囲で規定の順番に従って、前記加熱動作を実行中の前記加熱部に対応する前記個別表示エリアには加熱動作時間を制限する切タイマー機能による時間情報、または、前記加熱動作が行われていない前記加熱部に対応する前記個別表示エリアには経過時間をカウントアップするための簡単タイマー機能による時間情報の何れか1つを選択して順次表示すること、
を特徴とする構成である。
前記共用操作部は、前記切タイマー機能の設定時間を入力できる時間入力部を有すること、
を特徴とする構成である。
前記制御装置は、前記タイマー操作部が操作され、前記加熱動作が行われていない前記加熱部に対応する前記個別表示エリアが選択された後、別の入力キーからの指令を受けると、経過時間をカウントアップするための前記簡単タイマー機能を起動できること、
を特徴とする構成である。
複数の加熱部と、
前記加熱部に共通したタイマー機能を選択できるタイマー操作部と、
前記加熱部毎に割り当てられた個別表示エリアと、
前記加熱部の加熱動作と前記個別表示エリアの表示動作とを制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記タイマー操作部の操作を受け付ける第1ステップと、
前記第1ステップの操作のたびに、前記加熱動作が行われている前記加熱部に対応した前記個別表示エリアには切タイマー機能のデフォルト設定時間情報の表示、および、前記加熱動作が行われていない前記加熱部に対応した前記個別表示エリアには経過時間をカウントアップするための簡単タイマー機能の初期時間情報の表示を順次行う第2ステップと、を実行し、
前記第2ステップの段階で、時間調節指令を受け付けた場合、前記デフォルト設定時間情報の表示状態から設定時間情報の表示状態に変更し、当該表示状態で、待機期間が経過すると前記切タイマー機能のカウントダウン動作を自動的に開始すること、
を特徴とする構成である。
前記第2ステップは、前記加熱動作が行われている前記加熱部に対応した前記個別表示エリアで、前記デフォルト設定時間情報を表示させる表示状態Aと、前記加熱動作が行われていない前記加熱部に対応した前記個別表示エリアにおいて、前記初期時間情報を表示させる表示状態Bと、があり、
前記表示状態Bの期間中に、前記簡単タイマー機能の選択指令キーからの入力を受け付けた場合には、前記簡単タイマー機能のカウントアップ動作を開始し、当該カウントアップ動作に伴って前記初期時間情報に代えて経過時間情報の表示を開始すること、
を特徴とする構成である。
左右方向に配置された複数の加熱部と、
ユーザーが操作して前記加熱部を個々に選択できる選択部と、
前記加熱部に割り当てられ、左右方向に並んだ個別表示エリアと、
タイマー機能に係る表示を行う前記個別表示エリアを選択できるタイマー操作部と、
前記加熱部の加熱動作を個々に制御する制御装置と、
を備え、
前記タイマー操作部を操作した場合、当該操作に応じて、
(1)前記加熱動作が行われている前記加熱部に対応した前記個別表示エリアでは、カウントダウン用のデフォルト設定時間情報を表示する動作、
(2)前記加熱動作が行われていない他の前記加熱部に対応した前記個別表示エリアでは、カウントアップ用の初期時間情報を表示する動作、
の何れか1つを、当該個別表示エリア単位で1つずつ所定の順番に行うこと、
を特徴とする構成である。
以下の説明で「トッププレートの上に載置された被加熱物」という場合は、後述するトッププレート3の上面に鍋等の被加熱物を直接載せて(第1の加熱手段HM1により)加熱する場合と、ガス燃焼器(バーナー)等のように、トッププレートの上方に配置された五徳等の支持部材の上に被加熱物を載せて加熱する場合の、両方を含む意味である。つまり、第1の加熱手段HM1とは、誘導加熱手段に限定されない。
実施の形態1では、第2の加熱手段HM2としてマイクロ波加熱源を有している。マイクロ波加熱源は、マグネトロンを使用しているが、半導体素子を利用したマイクロ波発振器等、マイクロ波発振原理や方式に制限はない。また加熱源を複数個備えても良い。
また、実施の形態1では、輻射式電熱源(シーズヒーター、マイカヒーター、カーボンヒーター、セラミックヒーター、赤外線ヒーター、ラジアント・ヒーター等)を用いた加熱源を使用しているが、他の形態や方式で発熱する加熱源であっても良い。
また、誘導加熱方式で高温になる発熱部材を加熱室に配置し、この発熱部材で加熱室6の壁面を外側から加熱する形態でも良い。更には、加熱室6の外部に熱源を有し、当該加熱室6の内部に高温の空気を供給する形態であっても良い。
すなわち、後述する連携調理モードKM1と、複合調理モードKM2と、単独調理モードKM3の、3種類である(これら3つを、「メイン調理モード」と総称する)。
以下の説明において、「サブ調理モード」とは、前記連携調理モードKM1と、複合調理モードKM2と、単独調理モードKM3のそれぞれに属した下位の分類の呼称であり、第1の加熱手段HM1~第3の加熱手段HM3を実際に駆動する制御形態で分類した呼称である。例えば、(誘導加熱又はマイクロ波加熱の何れか一方だけを利用した)単独調理モードKM3に属する「加熱」や「保温」、「揚げ物」は、サブ調理モードの1種である。詳しくは、図17と図27で説明する。
以下の説明で、特に混乱を招かない限り、前記「調理モード」には、前記メイン調理モードとサブ調理モードの両者を含む。
以下の説明では、「音声入力モード」の種類には、加熱調理器1に直接音声で入力する「音声入力モード1」と、スマートスピーカ等の外部入力機器を通じて、外部サーバー等の外部情報処理機器経由で音声信号を入力する「音声入力モード2」がある。
後述するように、連携調理モードKM1では、少なくとも調理工程1と調理工程2を有する。説明の都合上で、前記調理工程1のための前記設定情報を「設定情報A」と呼び、前記調理工程2のための前記設定情報を「設定情報B」と呼ぶ場合がある。
レシピデータCDの1つの形態は、加熱手段を特定したデータ、加熱工程や順番を規定したデータ、加熱時の制御条件(火力や目標温度、加熱調理時間等を含むが、これらに限定されない)を、全て含んだ命令であり、また、その命令を実現するためのコンピュータプログラムである。
例えば、後述する連携調理モードKM1で加熱調理する場合、1つの調理メニューを実行する加熱手段固有の情報(加熱手段の属性を示す情報や加熱口の情報等を含む)、調理工程の情報、駆動する加熱手段の順番を示す情報等は含まないものをいう。
この場合、加熱能力や加熱時間等の制御条件を決める指令やデータ等(以下、「コマンド」又は「コマンドデータ」という)が主体になったデータとなる。このケースの場合、加熱調理器1で保有しているレシピデータCDが、例えば1人前の被調理物を前提に構成されたものであった場合、外部からのコマンドによって、加熱調理器側で2人前又は4人前等に対応するように、内蔵のプログラムによって制御条件(例えば、加熱時間という1つのパラメータ)を変更することで対応しても良い。
述べる。
例えば、前記第1の加熱手段HM1を調理工程1で使用するケースでは、調理工程1で使用する調理工程1の動作内容を設定する第1部分M1と、前記第2の加熱手段HM2を使用する調理工程2を設定する第2部分M2の、2段階に分けて加熱調理器1がレシピデータを取得する。
すなわち、前記第1の加熱手段HM1を使用する調理工程1を設定する第1部分M1と、前記第2の加熱手段HM2を使用する調理工程2を設定する第2部分M2の、2つから構成されている。なお、前記第2の加熱手段HM1を調理工程1で使用するケースでも、同様に調理工程1と調理工程2のそれぞれの設定情報は、別々に加熱調理器1が取得する。なお、前記第1部分M1は前記「設定情報A」に対応し、前記第2部分M2は、前記「設定情報B」に対応している。
また、表示画面の中に自動的に立ち上がる「ポップアップ画面」を含んでいる。「ポップアップ」とは、インターネットブラウザー(「Web ブラウザー」ともいう)の画面上で、自動的に立ち上がった(起動して表示開始する)別のウィンドウーのことである。
例えば、後述する通信端末200の端末側表示部(表示画面)216において、第1画面216Aや第2画面216B等の説明をするが、それらをポップアップ画面で構成しても良い。
(1.加熱調理システムの構成)
本開示に係る実施の形態1は、図1~図25に記載している。
図1について説明する。
本実施形態1の加熱調理システムは、加熱調理器1と、この加熱調理器1との間で、双方向の無線通信を行う機能を有するスマートフォン200(高機能通信端末器とも呼ぶが、以下の説明では、統一的に「通信端末」と呼ぶ)と、情報処理手段の1種であるクラウドサーバー300と、を備えて構成されている。なお、通信端末200は、スマートフォン以外でも良く、例えば通信機能付きタブレット端末器やパーソナルコンピュータ等でも良い。これら機器も含めて、この実施の形態1では統一的に、通信端末200と呼んでいる。
前記通信端末200は、加熱調理器1との間で、Bluetooth(登録商標)等の通信方式による無線通信202BTを行う(図2参照)。
1つ目の調理モードは、前記した連携調理モードKM1である。
2つ目の調理モードは、複合調理モードKM2である。
3つ目の調理モードは、単独調理モードKM1である。
つまり、複合調理モードKM2と連携調理モードKM1では、レシピデータの内容が異なる。
一方、加熱調理可能な被調理物、料理名等を特定する場合には「調理メニュー」と呼ぶ。例えば「ハンバーグ」は調理メニューの1つである。
例えば、第1の加熱手段HM1による調理工程1を終えて調理工程2に移るため、被調理物を前記加熱室6に移動させ、その後、前記第2の加熱手段HM2の駆動を開始するため、この調理工程1と調理工程2の間には、加熱動作を行わない「加熱休止期間」(移行期間TR)が存在する。
前記レシピデータCDは、使用する加熱手段と、その加熱手段を駆動する順番、及び加熱手段の制御条件(火力や加熱時間、温度等の少なくとも何れか1つを含む)が、調理工程1(第1部分M1)と調理工程2(第2部分M2)別に、それぞれ指定されている。つまり、調理工程1の設定情報と、調理工程2の設定情報とが、それぞれ加熱調理器1に送信される。
これに対し、ユーザーが、通信端末200を使用してレシピデータ提供サーバー301から取得し、加熱調理器1にレシピデータを提供した調理メニューは「追加メニュー」という。
従って、マイクロ波加熱等の制御メニューの中に、後述する「あたため」、「レンジ手動」、「葉菜下ゆで」、「根菜下ゆで」、「肉解凍」等の、各種制御メニューがあるが、このような制御メニュー単位では、通信端末200はレシピデータCDを提供しない。例えば解凍の場合には、被加熱物を特定した「〇〇の解凍」というレシピデータ(識別情報を含む)で通信端末200から提供される。
加熱調理器1のユーザーは、このようなレシピデータ取得機能を利用するために、レシピ提供サイト(レシピデータ提供サーバー301)にアクセスしてレシピ選択用のアプリケーション(以下、「レシピ選択アプリ」という)を、通信端末200にインストールする。
以下の説明では、前記したインターネット回線等のネットワークNWを説明する場合には、統一的な符号として「NW」を使用する。
前記クラウドサーバー300は、前記機器識別情報を利用して目的の加熱調理器1と接続される。
一方、通信端末200側から制御データを加熱調理器1のNFC記憶部へ送り、加熱調理器1を、前記制御データに従って制御することもできる。
400は、加熱調理器1等を設置したキッチン家具である。400Dは、キッチン家具400に設置した水道の給水口である。
201は、加熱調理器1と無線通信が可能な無線ルーターである。この無線ルーター201は、インターネット等のネットワークNWのアクセスポイントでもある。
前記トッププレート3の上に、(磁性金属製の鍋等の)被加熱物を載置し、IHコイル9(図3と図4に示す符号9C、9L、9R)によって誘導加熱する。すなわち、トッププレート3には、左加熱口4Lと右加熱口4R及び中央加熱口4Cを備えた加熱口4を有している。
次に、前記加熱調理器1の具体的な構成について、図3~図6を参照しながら説明する。
図3について説明する。図3(A)は、加熱調理器1の平面図である。図3(B)は、加熱調理器1の正面図である。
この図3では、図2で説明したキッチン家具400は図示していない。加熱調理器1は、上部に調理台を備えたキッチン家具(厨房家具)400に組み込まれて使用されるビルトイン型(組込み型)のIHクッキングヒーターである。
加熱調理器1は、本体2と、本体2の上に設置されたトッププレート3とを有する。
トッププレート3は、キッチン家具400の天面を構成するキッチン天板の上に露出している。
加熱部HPの1種である「上面加熱部」という場合、前記左加熱口4Lと、右加熱口4Rと、中央加熱口4Cの、全部又はその一部をいうものである。なお、参照符号は、UHを用いる。
前述したようにトッププレート3の上面を「第1の場所」と定義すれば、この第1の場所に置いた被加熱物N(図示していないが、磁性金属製の鍋、フライパン等)を加熱するため、前記第1の加熱手段HM1は、誘導加熱手段が使用される構成である。そして、前記上面加熱部UHは、前記第1の加熱手段HM1によって加熱動作が実行される場所である。なお、上面加熱部UHの加熱手段は、1種類(例えば、誘導加熱)の加熱手段で統一する必要はなく、加熱原理の異なる複数の加熱手段で加熱動作するものであっても良い。例えば、誘導加熱源と輻射熱を発する電気加熱源を併用しても良い。
前記中心線CLの上には、更に中央火力表示部16Mと、統合表示部15と、中央操作部17が、それぞれ一直線上に並ぶように配置されている。
図3(B)において、7は、本体2の内部に形成されている加熱室6(図示せず)の前方開口部を開閉自在に覆うドア7である。このドア7の上端部には取手8が設けてある。ドア7の中央部には、透明な耐熱性ガラスと、マイクロ波遮蔽用の無数の貫通孔が形成された金属遮蔽板(図示せず)とで覆われた、覗き窓7Wが形成されている。
19Sは、本体2の内部空間を、上下2つに仕切る金属製の仕切板である。この仕切板19Sよりも上方にあるのが、第1の加熱手段HM1の(第1の)設置空間19Aである。また、仕切板19Sより下方にあり、加熱室6等を収容しているのが(第2の)設置空間19Bである。
つまり、右加熱口4Rの下方には右誘導加熱手段としての右IHコイル9Rが、また、中央加熱口4Cの下方には中央誘導加熱手段としての中央IHコイル9Cが、それぞれ設けられている。左加熱口4Lの下方には、左誘導加熱手段としての左IHコイル9Lが設置されている。
図5は、加熱調理器1の主要な機能を示した制御ブロック図である。
図5に示すように、加熱調理器1は、加熱調理器1の全体を統合制御する制御装置22を備える。
24は、データ取得部であり、通信部25を介して、通信端末200やクラウドサーバー300から、前記レシピデータCDを取得することが可能である。また、前記通信部25を介して、通信端末200やクラウドサーバー300から、前記表示条件データを取得する場合もある。
前記通信部25は、後述するように少なくとも2つに通信方式に対応した第1通信部25A(図示せず)と第2通信部25B(図示せず)と、を有している。
第1通信部25Aは、通信端末200との間の通信方式が、Bluetooth(ブルートゥース)(登録商標)であるため、この通信方式に対応している。また、第2通信部25B(図示せず)は、無線ルーター201(図2参照)との間の通信方式が、WiFi(登録商標)等の無線LANによる通信方式を使用しているので、この通信方式に対応した機能を有している。
27は、電源回路であり、前記制御装置22に対して一定電圧の電力を供給する。20は、この電源回路27に挿入された主電源スイッチであり、ユーザーにより開閉される操作ボタン20Aを有している。
連携調理モードKM1に関する前記レシピデータCDについては、後述するように調理工程1を設定する第1部分M1を受信する段階で、前記許可条件判定部26が調理の許可を判定し、その段階で許可されない場合には、調理工程1が実行できず、また調理工程2の第2部分M2の取得工程には進まない。
制限部28は、前記連携調理モードKM1の調理を開始する前の待機期間中(つまり、後述する「調理工程1」の前)に、前記データ取得部24が前記通信部25を介して前記レシピデータCDの取得を制限する機能を有する。
なお、制限部28は、制御装置22を構成するコンピュータ(図示せず)の1つの制御プログラムで実現されても良く、制御装置22とハードウエア上で別に構成されることは、必ずしも必須ではない。
31は、前記音声入力モードが選択されている期間中、ユーザーが発する音声をマイク(図示せず)で受けて所定の音声信号に変換する音声信号受信部である。
人感知センサー35として赤外線センサーを用いた場合、加熱調理器1の前方方向に向けて前記赤外線センサーが設置され、加熱調理器1から所定範囲内に存在する熱源から放射される赤外線を検出する。つまり、赤外線は、赤外線センサー35側から放射しなくとも、ユーザーが発する赤外線を検知することができるので、制御装置22は、当該赤外線センサー(人感知センサー)35からの検知信号を受けて、ユーザーが所定範囲に居るかどうかを判定できる。なお、この人感知センサー35の人検知判定は、通常は一定時間(例えば、5秒間隔)で繰り返し行われるが、当該判定間隔は、連携調理モードKM1の場合には、後述する「加熱休止期間」では長く設定しても良い。
前記中央火力表示部16Mは、左火力表示部16L及び右火力表示部16Rには、LED等から構成された多数の発光素子37A(図示せず)が配置されている。前記発光素子37Aは、発光色の異なる2つ以上の発光素子を規則的に配置しており、それら複数の発光素子の発光状態によって、ユーザーに対しては発光色が変化したような視覚効果がある。これについては、図9~図12で説明する。
図5に示しているように、この加熱調理器1の入力操作部36は、前記前方操作部17Fと、後方操作部17B及び右操作部18の、3つの操作部から構成されている。
37は、発光制御部であり、主電源投入表示部38を、主電源が投入されている期間中において下方から赤色光で照らして、電源投入の有無を表示する。また、火力表示部16(16L、16M、16R)と中央操作部17においても発光を制御する。
図6は、加熱調理器1の統合表示部15、中央操作部17(後方操作部17B、前方操作部17F)及び右操作部18を拡大した平面図である。
加熱調理器1を上方から見た場合、トッププレート3の左右中心部を貫通する前後方向の中心線CLの真上に、前記中央加熱口4CのIHコイル9Cの中心が位置している。
前記中心線CLの真上に、前記中央加熱口4CのIHコイル9Cと、中央火力表示部16M、統合表示部15及び中央操作部17が、それぞれ(前後方向に)直線的に並ぶように配置されている。
前記中心線CLの真上に、中央操作部17Mが配置され、この中央操作部17Mを挟んで左右に左操作部17Lと右操作部17Rが配置されている。
前方操作部17Fの前方端縁を真横に横切るような左右方向の基準線(直線)BLに沿って、その前方操作部17Fの右側に少し離れて右操作部18が配置されている。
右操作部18の最も右端部には、前記主電源スイッチ20の操作ボタン20Aが配置され、その左側近傍には、前記入力キー29が配置されている。
この実施の形態1では、前記第1~第3エリア15L、15M、15Rは、境界線15Sによって分割されているように図示しているが、実際の表示画面ではそのような境界線15Sを表示しなくとも良い。つまり、ユーザーが前記第1~第3エリア15L、15M、15Rの個々の(平面視での)範囲を厳密に視認できなくとも良い。
同様に、前記第3エリア15Rは、基本的には右加熱口4Rで行う調理のために、各種制御情報やサブ調理モード等を表示する。
第2エリア15Mは、基本的には中央加熱口4Cで行う調理と、前記加熱室6で行う調理のために、各種制御情報やサブ調理モードの情報等を表示する。但し、この第2エリア15Mでは、中央加熱口4Cで行う調理と、前記加熱室6で行う調理のための情報は、同時に表示することはない。加熱室6の加熱手段(第2の加熱手段HM2等)と、中央加熱口4Cの加熱手段であるIHコイル9Cは、排他的に使用されるように前記制御装置22によって統合的に制御される。
前記中央共用スイッチ42Mは、加熱室6の加熱手段(第2の加熱手段HM2と第3の加熱手段HM3)の制御条件(加熱調理時の火力や加熱時間等)を設定することができる。
また、これら左切入キー41L、中央切入キー41M及び右切入キー41Rの3者を総称して「選択部」と呼ぶ場合がある。その場合、参照符号は、SKを用いる。
また、前記左共用スイッチ42L、中央共用スイッチ42M及び右共用スイッチ42Rは、以下の説明では、左共用キー42L、中央共用キー42M及び右共用キー42Rと呼ぶ。
更に、連携調理モードKM1において、1つの調理メニューを選択する場面では、左共用キー(42L)は、「左選択キー」(42L)と呼び、中央共用キー(42M)は、「中央選択キー」(42M)と呼び、更に右共用キー(42R)は、「右選択キー」(42Rと呼ぶ場合がある。
43は、「タイマー操作部」に相当するタイマースイッチであり、ユーザーが設定した所望の時間経過後に、第1~第3の加熱手段HM1~HM3の何れかの加熱調理を自動的に停止させることができる。このため、例えば、加熱室6の加熱調理を設定時間経過時点で、自動停止させることができる。
44は、このタイマースイッチ43の設定時間の変更を行うための、設定キー(以下、「時間入力部」とも呼ぶ場合がある)であり、押圧操作やタッチ操作に応じて当該設定時間を長くすることができる設定キーと、逆に、押圧操作やタッチ操作に応じて前記設定時間を短くすることができる設定キーの、2つを有し、左右に隣接して配置している。
前記機能設定キー45を押すと、前記制御装置22は「機能設定モード」に切り替わり、統合表示部15の表示画面に以下のような「機能設定メニュー」を表示する。
(1)チャイルドロック設定(各種入力キーの操作無効化設定)。
(2)換気装置の連動モード設定(加熱調理器1の動作に連動して換気装置運転)。
(3)お掃除ガイド設定(加熱室6と排気口カバー5の清掃時期自動報知機能設定)。
(4)ピークカット設定(最大消費電力を、5700W、5000W、4800W及び4000Wの4段階から1つ選択)。
(5)音声ガイドの音声設定。
(6)音声ガイドの音量設定。
(7)加熱室6からの被調理物、調理器具等の出し忘れを防止する設定(音声報知部49と統合表示部15における警報の要否)。
(8)HEMS登録設定(家庭用電力制御装置による電力使用制限機能に関する設定)。
(9)タイマー調理の時間単位(1分単位設定を、5分や30分単位等へ変更)設定。
(10)初心者モードと通常(習熟者)モードの切り替え。
(11)連携調理モードKM1の各調理メニュー(例えば、「ハンバーグ」)の表示優先度(デフォルト表示にすべき具体的な調理メニュー)の設定。
(12)複合調理モードKM2の各制御メニュー(例えば、「レンジグリル」、「葉菜下ゆで」)の表示優先度(デフォルト表示にすべき具体的な制御メニュー)の設定。
(13)主電源スイッチ20の「ON」の後、加熱室6のドア7が開けられた場合、自動的に統合表示部15に表示する調理モードの設定(連携調理モードKM1と複合調理モードKM2の2者の間の、表示優先度など)。
(14)タイマー機能(切タイマー機能)を利用する場合に外部へ設定時間情報を報知する「外部報知モード」の設定
図6に示したように、ユーザーは、例えば右加熱口4Rを使用したい場合には、右操作部17Rの範囲で入力操作を行い、また、右加熱口4Rの調理に関する制御条件やサブ調理モードの入力結果や、加熱調理の進捗状況等は、基本的に第3エリア15Rに表示される情報によって、リアルタイムで知ることができる。
図7は、統合表示部15と中央操作部17(後方操作部17B・前方操作部17F)を拡大した平面図である。
統合表示部15の前方側に、後方操作部17Bが配置され、この後方操作部17Bよりも更に前方に隣接して前方操作部17Fが配置されている。
図7に示しているように、統合表示部15の表示画面の内、第1エリア15Lには、誘導加熱手段(第1の加熱手段)HM1を使用した左加熱口4Lを使用時に、ユーザーが設定した誘導加熱火力値が、1~9までの9段階で表示される。48は、その火力表示部である。これは、火力値そのものや火力レベルの大小を表示する部分である。
63は、ユーザーが設定した加熱時間の「残り時間」を示す残存時間表示部である。この図7では、火力は第7段階(例えば、2500W)であり、残存時間は7分間であることが分かる。
更に、第2エリア15Mには、第1の加熱手段HM1の内、中央加熱口4Cに対応した中央IHコイル9Cを使用した加熱調理の情報も表示することができる。47は、その中央IHコイル9Cを使用した調理(単独調理モードKM3)を示す加熱源表示部である。
46Aは、その右IHコイル9Rを使用した(単独調理モードKM3に属した)サブ調理モードの内、次の候補を特定するための、名称や略称、記号等の固有の識別情報である。この図7の例では、サブ調理モードの候補を示す識別情報46Aは、「揚げ物」である。サブ調理モードの識別情報46Aは、3つの前記エリア15L、15M、15Rの前後方向の中央部に表示された時点で、サブ調理モード表示部46と呼称が変化する。
そして、1つの識別情報46が、共用キー42L、42M、42Rの入力操作によって、3つの前記エリア15L、15M、15Rの前後方向の中央部に表示されている時点で、その識別情報46の調理モードを、実行すべき調理モードに決定することができる。その決定は、3つの切入りキー41L、41M、41Rによって行う。
例えば、右側の左共用キー42Lを1回押すたびに、設定火力が1段階ずつ上位火力になる。逆に左の左共用キー42Lを1回押すたびに、設定火力が1段階ずつ下位の火力になる。言い換えると、これら1対の左共用キー42Lは、アップダウンキーであるため、第1エリア15Lに表示された火力レベルや加熱時間、温度等のパラメータを、一定の順番で第1エリア15Lに表示させることができる。また、複数のサブ調理モード(図17で詳しく説明する)も、一定の順序で1つずつ第1エリア15Lの前後方向中央部へ表示させることができる機能を有している。
前述した3組の切入キー41L、41M、41Rは、それぞれ前記左操作部17L、中央操作部17M及び右操作部17Rの前方側近傍に配置されている。
図8は、中央操作部17の入力操作ステップを示す説明図である。なお、説明を簡略化するために、この図8では、統合表示部15は、第1エリア15Lと第3エリア15Rの2つの場合で説明する。
最初に主電源スイッチ20をONにすると、制御装置22は統合表示部15を起動する。最初のステップS1では、特定の調理モードを表示させない「待機時初期画面」を表示させることが基本である。しかしながら、この図8では説明の都合上、第1エリア15Lと第3エリア15Rには、1つのサブ調理モードとしてデフォルト表示に指定してある「保温」のサブ調理モードの識別情報46を表示した例で説明する。
この場合の加熱動作は、誘導加熱動作であるが、デフォルト設定された所定の火力、例えば、火力6(例えば、2000W)で誘導加熱が開始される。
当該加熱動作開始から一定時間内は、火力値の変更が可能であるので、ユーザーは、右共用キー42Rを押せば、デフォルト火力を上げることも、逆に下げることもできる(ステップS6)。
図9は、統合表示部15、中央操作部(後方操作部・前方操作部)17、右操作部18及び右火力表示部16Rの、表示状態と入力操作とを示す説明図1である。
この図9は、図8のステップS5の段階で加熱動作を開始した直後の状態を示している。
この図9では、右加熱口4Rでの誘導加熱の火力レベルが(9段階の内の)「第6段階」であることを示している。この状態で前記変更マーク53Rが表示されている場合、図9に示すように1対の右共用キー42Rの内、右にある共用キー42Rを押すと、1段階上の火力7に変更でき、逆に左にある共用キー42Rを1回押すと、1段階下の火力5に変更できる。2回押すと2段階火力を上げること又は逆に下げることができる。
右火力表示部16Rは、この図9に示すように少なくとも9組(18個)並んだ発光素子16REの発光有無とその発光色によって火力の大きさが9段階に表示される。
例えば、それぞれの発光素子は、青色発光のLED1個と赤色発光のLED1個の計2個を1組に並べられ、それらが合計9組配置されている。
そのため、例えば、火力6は、赤色に発光する6つの発光素子16REによる発光域55と、青色に発光した3つの発光素子16REのグループ(集合体)による発光域56によって表示される。ユーザーから見た場合、赤色発光部が6個並んで表示されることで、火力6であることが容易に分かる。前記発光素子16REは、前記発光制御部37によって発光動作が制御される。
更に、中央火力表示部16Mは、直線的に並んだ5組の発光素子16ME(5組の赤色発光素子5個と青色発光素子5個)(図18と図19参照)の発光有無と、その発光色によって火力の大きさが5段階(火力5段階:1500Wまで)に表示される。前記発光素子16ME、16LE(図示せず)は、前記発光制御部37によって発光動作が制御される。
図10は、統合表示部15、中央操作部(後方操作部・前方操作部)17、右操作部18及び右火力表示部16Rの、表示状態と入力操作とを示す説明図2である。
この図10(A)では、図9に示した加熱動作を開始した直後の状態を示し、図10(B)では、加熱動作を停止させた直後の状態を示している。
この段階で、右切入キー41Rを押すと、右IHコイル9Rに駆動は停止し、誘導加熱動作が即時停止する。そして、第3エリア15Rには、トッププレート3の温度が高温、例えば50℃以上である場合には、高温注意表示情報54が表示される。そして、50℃未満に温度が下がるまでその注意表示が継続する。
図11は、統合表示部15、中央操作部(後方操作部・前方操作部)17、右操作部18及び右火力表示部16Rの、表示状態と入力操作とを示す説明図3である。
図11(A)に示すようにサブ調理モードとして「加熱」の識別情報(サブ調理モード表示部)46を、右共用キー42Rで選択した状態から、図8のステップS4で説明したように右切入キー41Rを押さずに、左側の右共用キー42Rを押した場合について説明する。
この場合は、図11(B)に示すように第3エリア15Rには、前記「加熱」の識別情報(サブ調理モード表示部)46に代わり、「揚げ物」の識別情報(サブ調理モード表示部)46が表示される。
右火力表示部16Rは、まだ加熱動作開始前であるので、火力表示を行っていない。青色に発光した9つの発光素子16REのグループ(集合体)による発光域56によって、加熱開始指令を待っている「スタンバイ状態」であることを表示している。
図12は、右火力表示部16Rにおける表示動作の変遷を示した拡大説明図である。左火力表示部16Lにおける表示動作も同じである。
右火力表示部16Rと左火力表示部16Lは、火力の大きさを最大9段階で表示できるが、図12に示すように予熱工程の進捗度合いも段階的に表示できる。以下、右火力表示部16Rに限定して、予熱工程の進捗度合いの表示動作を説明する。
予熱段階2は、赤色に発光する1つの発光素子16REと、それと隣接した1つの発光素子が青色に発光することにより、紫色の発光域57が初めて出現する。
この紫色の発光域57は、予熱段階3、予熱段階4と進むに伴って段階的に右横方向に増える。そして、予熱完了段階では、紫色の発光域57だけが横に長く帯状に現れた状態となり、予熱工程の完了を表示する。
以上のように、紫色の発光域57の変化、大きさによって、ユーザーは予熱動作の進捗を知ることができる。
図13は、統合表示部15、中央操作部(後方操作部・前方操作部)17、右操作部18及び右火力表示部16Rの、表示状態と入力操作とを示す説明図4である。
サブ調理モードとして「揚げ物」を選択した図11(B)の状態から、右切入キー41Rを操作すると、この図13に示すように加熱動作を開始する場面に進む。揚げ物の設定温度は180℃で加熱動作が開始される。
右火力表示部16Rは、赤色の表示領域55と、青色の表示領域56の表示になる。
50は、図7で説明した設定温度表示部である。この図13では。設定温度が180℃であることを示している。
図14は、統合表示部15、中央操作部(後方操作部・前方操作部)17、右操作部18及び右火力表示部16Rの、表示状態と入力操作とを示す説明図5である。
サブ調理モードとして「揚げ物」を選択し、加熱動作開始した図13に示す状態から、1対の右共用キー42Rの1つ(右側)を操作すると、この図14に示すように、前記設定温度の「180℃」を「190℃」に上げる場面に変化する。このように、揚げ物の設定温度は加熱動作を開始した後で、一定の範囲(例えば、140℃~200℃の範囲)で、10℃刻みで設定できる。1対の右共用キー42Rの1つを操作する都度、10℃ずつ変更できるようになっている。
この場合でも、右火力表示部16Rは、図13に示した状態と変化はなく、赤色の表示領域55と、青色の表示領域56の表示が維持されたままになる。
図15は、統合表示部15、中央操作部(後方操作部・前方操作部)17、右操作部18及び右火力表示部16Rの、表示状態と入力操作とを示す説明図6である。
この図15は、右加熱口4Rを最初に選択し、かつ、サブ調理モードを選択する場面を示している。
第3エリア15Rには、図8のステップS3のように、1つのサブ調理モード「加熱」が表示されても、左側の右共用キー42Rを1回押すと、「保温」に変更できる。つまり、図15に示すように第3エリア15Rには、前記「加熱」の識別情報(サブ調理モード表示部)46に代わり、「保温」の識別情報(サブ調理モード表示部)46が表示される。この場合、右火力表示部16Rの表示内容は、図11に示した状態と変化はなく、青色の表示領域56だけの表示になる。従って、火力の大きさをこの右火力表示部16Rで確認することはできないし、また、その必要もない。なお、サブ調理モードが「保温」の場合は、右IHコイル9Rは、例えば最大火力が150Wに自動的に設定される。
図16は、統合表示部15、中央操作部(後方操作部・前方操作部)17、右操作部18及び右火力表示部16Rの、表示状態と入力操作とを示す説明図7である。
図15に示したサブ調理モードが「保温」の状態から、右側の右共用キー42Rを1回押すと、図16に示しているように、「取り消し」を選択できる入力場面に変更できる。つまり、図16に示すように第3エリア15Rには、前記「保温」の識別情報(サブ調理モード表示部)46に代わり、全てのサブ調理モードの設定を取り消すことを表示する取消表示部46Cが表示される。この場合、右火力表示部16Rの表示内容は、赤色の表示領域55も、青色の表示領域56もなく、起動前の状態に戻る。
図17は、中央操作部15によって選択できるサブ調理モードの種類全体を示した説明図である。第1エリア15Lと第3エリア15Rには、この図17に示しているように、4つの識別情報(サブ調理モード表示部)46と取消表示部46Cとが、正方向と逆方向の順番で順次表示される。
1対の前記右共用キー42Rの内、右側にある右共用キー42Rを押した場合、この図17の正方向R1に、順次サブ調理モードを選択できる。逆に、右共用キー42Rの内、左側の右共用キー42Rを押した場合、この図17の逆方向R2に順次サブ調理モードを選択できる。つまり、右共用キー42Rの内、左側の右共用キー42Rを押した場合、1回押す都度、サブ調理モードは「保温」から「加熱」に代わり、更に「揚げ物」、「焼き物」と変わり、更に1回押すと、取消表示部46Cが表示される(図16参照)。
図18は、中央加熱口4Cを使用する場合の統合表示部15と中央操作部(後方操作部・前方操作部)17の、表示状態と入力操作とを示す説明図1である。
図18(A)は、加熱室6を使用したサブ調理モードとして、「姿焼き」の識別情報(サブ調理モード表示部)46を第2エリア15Mの前後方向中央部に表示させた例である。
図18(B)は、中央IHコイル9Cを使用した調理(単独調理モードKM3)を示した加熱源表示部47を、第2エリア15Mの前後方向中央部に表示させた例である。
図19は、中央加熱口4Cを使用する場合の、統合表示部15と中央火力表示部16Mにおける、表示状態と入力操作の状態を示す説明図であり、図18(B)の表示状態で加熱動作を開始した場合を示している。
中央加熱表示部16においては、2つの発光素子16MEの発光により、赤色の表示領域55が表示され、また、3つの発光素子16MEは青色の表示領域56を表示する。これにより、赤色の表示領域55によって「火力2」の状態であることをユーザーが明瞭に認識できる。
図20(A)は、図18(B)の表示状態で、1対の中央共用キー42Mの内、左側の中央共用キー42Mを押した場合の状態を示す説明図である。統合表示部15と中央火力表示部16Mにおける、表示状態と入力操作の状態を示している。
この図20(A)に示したように、第2エリア15Mの中央部に表示されていた加熱源表示部47に代わり、加熱室6を使用する「姿焼き」の識別情報(サブ調理モード表示部)46が表示される。
図20(A)(B)のような加熱室6を使用する調理は、中央加熱口4Cを使用する調理と同時に選択することはできない。すなわち、加熱室6を使用する調理と、中央加熱口4Cを使用する調理とは、互いに排他的関係にあり、それらの何れか一方しか選択できない。
図21(A)は、加熱室6を使用したサブ調理モードの、加熱動作開始のための入力操作を示す説明図である。具体的には、第2エリア15Mの中に適宜タイミングで現れる補助表示部60の表示動作の変化を示す模式図である。
前記補助表示部60は、加熱動作が開始された以降の、火力レベルの大きさや、設定温度の高低等を表示するものである。
図21(A)に示すように、加熱室6における火力の大きさは、5段階の棒グラフ形態で表示される。赤色表示部61の位置が右方向に表示されるに伴って、火力1~火力5まで順次火力値が大きいことを示す。なお、ここでいう火力とは、上側輻射熱加熱手段12aと、下側輻射熱加熱手段12bとの駆動条件をいう。つまり、第3の加熱手段HM3の加熱能力をいい、マイクロ波加熱手段11(第2の加熱手段HM2)のマイクロ波出力を表示するものではない。
また、設定温度の高低は、赤色表示部61の位置が右方向に表示されるに伴って、高い温度に設定されていることを示す。
図20(B)に示した状態で、中央切入スイッチ41Mを図21(B)に示したように押すと、加熱室6の第3の加熱手段HM3による加熱動作が確定する。
そして、第2エリア15Mの表示は、この図21(B)に示したように、後方位置に「切り身」の識別情報(サブ調理モード)を示すために、サブ調理モード表示部46が表示される。
53Mは、前記変更マーク53R(図13参照)と同様な変更マークであり、第2エリア15Mの調理に関して、制御条件が変更可能であることを示すものである。
図21(B)の状態は、加熱強度が「標準」であるので、まだ加熱強度を上げることも、逆に下げることも可能である。そのため、変更マーク53Mは、前記加熱強度情報62の左右両側に、それぞれ表示されていた。
ユーザーが、図21(B)の加熱強度「標準」から、更に加熱強度を上げた場合の例が、図22である。1対の中央共用キー42Mの内、右側の中央共用キー42Mを図22に示すように押せば、加熱強度情報62を「標準」から「強め」へ変更することができる。
この図22の状態では、更に加熱強度を上げることは不可能であるので、変形マーク53Mは、加熱強度情報62の左側だけに表示される。
図20(B)に示した「切り身」のサブ調理モードの状態で、1対の中央共用キー42Mの内、右側の中央共用キー42Mを1回押せば、「切り身」を「グリル」に変更できる。更に、右側の中央共用キー42Mを1回押せば、「グリル」を「オーブン」に変更できる。 図23(A)に示した状態で、中央切入スイッチ41Mを押すと、加熱室6の第3の加熱手段HM3による、オーブン加熱のサブ調理モードによる加熱動作が確定する。
そして、第2エリア15Mの表示は、この図23(B)に示したように、後方位置にはサブ調理モード「オーブン」を示すために、加熱源表示部47が表示される。
つまり、この23(B)の状態では、180℃で「オーブン」を行う状態であることが分かる。加熱室6は、加熱制御部23(図5参照)と温度センサー群30とにより、加熱室6の内部の雰囲気温度が、180℃になるまで第3の加熱制御手段HM3により一気に加熱される。そして180℃になった段階で、予熱完了となる。なお、予熱が完了すると、報知手段40の音声報知部49や統合表示部15によって報知される。そして、その設定温度(例:180℃)を維持するために、一定の時間だけ第3の加熱制御手段HM3の通電が加熱制御部23によって自動的に制御される。
図24(B)に示したサブ調理モードの状態で、1対の中央共用キー42Mの内、左側の中央共用キー42Mを1回押せば、前記した設定温度(180℃)を下げることができる。1回中央共用キー42Mを押す都度、10℃だけ温度を下げることができる。図24(A)は、このようにして170℃に変更した場面を示している。なお、図23(B)と図24の何れの状態でも、前記変更マーク53Mは、前記設定温度表示部50の左右両側に、それぞれ表示されているので、設定温度を上げることも、逆に下げることも可能である。
図25は、加熱調理器1の、中央操作部17によって選択できる加熱室6を使用したサブ調理モードの種類全体を示した説明図である。
この図25から明らかなように、サブ調理モードは、全部で5つある。すなわち、「中央IH」、「姿焼き」、「切り身」、「グリル」及び「オーブン」である。これら5つのサブ調理モードを識別できるように前記サブ調理モード表示部46が、前記第2エリア15Mに表示される。
また、この図25に示したように、1つの取消表示部46Cと、前記サブ調理モード表示部46及び加熱源表示部47は、正方向R1と逆方向R2の順番で、前記第2エリア15Mの範囲に順次表示される。
図26は、加熱調理器1の起動時の動作を示すフローチャート1である。
図8で説明したように、最初に右操作部18の右端部にある主電源スイッチ20の操作用ボタン(キー)20Aを(一定時間以上継続して)押し続けると、主電源スイッチ20が閉じられて電源回路27に商用電源が印加される。なお、電源回路27がONの状態において、再び操作用ボタン20Aを、例えば数秒間押し続けることにより、電源回路27はOFFとなる。
最初に、前記主電源スイッチ20の操作ボタン20Aが押された場合(ST1)、電源回路27に商用電源を印加する。
次のステップST2では、加熱制御部23が、異常の有無を判定(以下、「初期自己チェック」という)する。また、このステップST2の段階で、前記通信端末200又はクラウドサーバー300に対して、加熱調理器1から起動情報を送信するような設定になっていた場合、この段階で通信部25から起動情報(運転状態データ)を無線で送信する。なお、前記初期自己チェックの結果、異常があった場合には、異常検知の情報が起動情報に含めて外部へ送信される場合がある。
次のステップST4では、統合表示部15において、ユーザーへ入力操作を促す表示を行う。すなわち、使用する加熱手段の選択やサブ調理モードの選択を求める情報(以下、「初期入力推奨情報」という)の表示を行う。なお、初期入力推奨情報の表示の次の段階で図8に示したように、第1エリア15L~第3エリア15Rの全てにおいて、サブ調理モードのデフォルト表示として「保温」を示す前記サブ調理モード表示部46を表示しても良い。あるいは、第2エリア15Mには「中央IH」という加熱源表示部47を表示しても良い。
この図26の場合は、主電源スイッチ20をONにした直後であるので、別の調理で先に使用されていることはあり得ないため、「使用可」、すなわち、「Yes」判定となる
ここで「許可条件1」とは、
(1)加熱調理器1で使用できる最大使用電力の上限値を規定している「ピークカット値」が、5000W以上であること、
(2)外部のクラウドサーバー300又は通信端末200から、通信部25経由で制御装置22が受信した電力削減指令信号がある場合、その削減指令のピークカット値が5000W以上であること、
の2つであり、この2つを満たせば、ステップST6は「Yes」判定になる。
(1)第1の加熱手段HM1において、中央加熱口4Cが加熱動作中ではない。
(2)第2の加熱手段HM2又は第3の加熱手段HM3の、一方又は両方が加熱動作中ではない。
(4)トッププレート3と加熱室6の最新の温度が制限値(例えば、50℃)を超えるような高温ではないこと。
ユーザーが加熱室6を使用する調理を行うものと推定し、前記初期待機画面においては、図18~図24に示したように第2エリア15Mに、識別情報(サブ調理モード表示部)46や加熱源表示部47を、自動的に表示させる機能がある。
つまり、主電源スイッチ20が「ON」になった直後、統合表示部15の表示画面は、前述した「待機時初期画面」が表示される。この後、ドア7が開放された直後には、後方操作部17Bにある1対(2個)の共用スイッチ42Mの、操作部の1つが操作されなくとも、自動的に第2エリア15Mだけに、サブ調理モード表示部46や加熱源表示部47が表示される。
また、第1エリア15L~第3エリア15Rでは、加熱動作を終えた後には、図10(B)で説明したような高温注意表示情報54が自動的に表示される。
図27は、加熱調理器1の、連携調理モードKM1の種類全体と調理工程の概要を示した説明図である。この図27に示すものは、加熱調理器1のレシピデータ記憶部21Aに最初から格納されて提供されるものであり、通信端末200等の外部の情報提供手段からユーザーの要求に応じて、その都度1つずつ提供されるレシピデータCDは含まれていない。
図27から明らかなように、加熱調理器1には、合計8つの連携調理メニューを有しており、8つの識別情報72が中央エリア15Mに順番に表示される。これら連携調理メニューは、後述する「基本メニュー」である。この識別情報72は、「識別情報A」と呼ぶ場合がある。
8つの連携調理メニューの識別情報72(識別情報A)は、1対の中央共用キー42Mの内、右側の中央共用キー42Mを押すと、正方向(R1)の順番で1つずつ中央表示部15Mの前後方向中央部に表示される。
反対に、1対の中央共用キー42Mの内、左側の中央共用キー42Mを押すと、正方向(R1)と反対の逆方向(R2)の順番で、1つずつ中央表示部15Mの前後方向中央部に表示される。なお、デフォルト設定では、「ハンバーグ」が表示されるが、これは機能設定キー45によって事前に変更し、他の識別情報72が表示されるようにしておいても良い。
図28は、加熱調理器1において、連携調理モードKM1を実行する場合の制御装置22の動作を示すフローチャートである。
ステップSA1~SA12に示した動作は、制御装置22の基本動作プログラムに規定されている。
ステップSA1では、ユーザーへ入力操作を促す表示を行う。すなわち、使用する加熱手段の選択やサブ調理モードの選択を求める、前記初期入力推奨情報の表示を行う。
次に、ユーザーが右操作部18に設けた連携調理モード選択用の前記選択キー70を押した場合、図27で説明したような(記憶装置41に格納された)連携調理メニューが1つずつ呼び出され、中央エリア15Mに表示される(ステップSA2)。
ステップSA4が「Yes」判定の場合には、ステップSA6に進み、第1エリア15L~第3エリア15Rの中で、1つのエリアに対応した切入キー41L、41M、41Rを押す(ステップSA6)。すると、加熱動作が開始される(ステップSA7)。なお、ステップSA6の段階のまま一定時間(例えば30分間)放置されると、安全上の観点で統合表示部15で警告表示された後、自動的に主電源スイッチ20を開放する。
図29(A)は、連携調理モードKM1で調理する場合、ユーザーが選択キー70を最初に操作する場面を示したものである。
図29(B)は、連携調理モードKM1において、1つの調理メニューとして「ハンバーグ」の調理メニュー表示部72が表示された状態を示したものである。「パエリア」と「天ぷら」の、調理メニュー候補表示部72Aが、それぞれ調理メニュー表示部72の前後において、少し小さな文字で表示される。
図30は、連携調理モードKM1で調理する場合における、統合表示部15、中央操作部(後方操作部・前方操作部)17、右操作部18及び右火力表示部16Rの、表示状態と入力操作とを示す説明図2である。
図29(B)の状態で「ハンバーグ」を選択せず、更に1対の中央共用キー42Mの内、左側の中央共用キー42Mを押した場合、図30に示したように「パエリア」の調理メニュー表示部72が第2エリア15Mの中央部に表示される。また、第1エリア15Lには、加熱部選択指示部71Lが表示される。
更に、この図30に示すように、第1エリア15Lに対応した左切入りキー41Lは、発光制御部37(図5参照)によって発光素子(図示)により下方から照らされて、例えば青色又は黄色等の図形を表示し、左切入りキー41Lの操作部分を強調する。
図31は、連携調理モードKM1で調理する場合における、統合表示部15、中央操作部(後方操作部・前方操作部)17、右操作部18及び右火力表示部16Rの、表示状態と入力操作とを示す説明図3である。
この図31は、図29(B)の操作の続きを示したものであるが、図30と異なった構成を示すものである。すなわち、図30では、1つの連携調理メニュー(ハンバーグ)は、左加熱口4Lだけで実行できるように事前に機能設定キー45で設定していたため、最後に操作すべき左切入りキー41Lを、第1エリア15Lにおいて、加熱部選択指示部71Lによってユーザーに示していた。
図31において、73Lは、左IHコイル9Lで連携調理メニュー(この場合、「パエリア」)の調理を開始できることを示した左加熱口選択案内部である。73Rは、右IHコイル9Rで連携調理メニュー(この場合、「パエリア」)の調理を開始できることを示した右加熱口選択案内部である。なお、この図31では、左加熱口選択案内部73Lと右加熱口選択案内部73Rにそれぞれ対応して、前記左切入りキー41Lと右切入りキー41Rの部分を、発光制御部37(図5参照)によって発光素子(図示)により下方から照らして、操作を促している。この場合、左切入りキー41Lと右切入りキー41Rは、両方入力操作することはできない。先に操作した側だけが有効な信号として制御装置22に認識される。
図32は、連携調理モードKM1で調理する場合における、統合表示部15、中央操作部(後方操作部・前方操作部)17、右操作部18及び右火力表示部16Rの、表示状態と入力操作とを示す説明図4である。
この図32は、図30に示した構成を少し変更した例を示すものである。すなわち、図32では、1つの連携調理メニュー(パエリア)は、左加熱口4Lだけで実行できるように事前に機能設定キー45で設定してある。そして、最後に操作すべき左切入りキー41Lを明瞭に表示するため、第1エリア15Lにおいて、加熱部受付指示部74Lを表示した例である。つまり、この加熱部受付指示部74Lによってユーザーには、左切入りキー41Lの操作をするように案内する。
図33は、連携調理モードKM1で調理する場合における、統合表示部15、中央操作部(後方操作部・前方操作部)17、右操作部18及び右火力表示部16Rの、表示状態と入力操作とを示す説明図5である。
この図33は、連携調理メニューとして、調理工程1が加熱室6において行われる例として、「からあげ」の例を示したものである。すなわち、図33では、連携調理メニュー(からあげ)は、図27に示したように、右加熱口4Rにおいて「予熱」動作を必要とするが、調理工程1は、加熱室6においてマイクロ波加熱で行う(レンジ加熱)ものである。そこで、調理工程1の加熱手段である第2の加熱手段HM2を指定するために、中央切入りキー41Mの操作が必要である。なお、この図33の例では、第3エリア15Rに前記加熱部選択指示部71Rが表示される。なお、この「からあげ」の調理開始後、右加熱口4Rの上に載置したフライパン等の被加熱物は、右IHコイル9Rの駆動により予熱が開始されるが、これと並行して、加熱室6ではドア7を開放し、その後、再びドア7が閉鎖されたことを制御装置22が検知した場合に限り、加熱室6での調理工程1がマイクロ波加熱によって実行される。つまり、右加熱口4Rでの予熱動作と、加熱室6での調理工程1は同じ時間帯で実行されることになる。
図34は、連携調理モードKM1の場合の、1つのレシピデータCDを、外部の通信端末200から取得する場合における、通信端末200と加熱調理器1の主要な動作を、時系列に示すタイムチャートである。
外部から取得したレシピデータCDを使用して、連携調理モードKM1で調理する場合には、通信端末200と加熱調理器1は、この図34のステップSB1~SB7のように順次動作する。
次に、通信端末200から特定の調理メニューのレシピデータCDを加熱調理器1に送信する前に、どのような調理メニューのデータであるのかを、加熱調理器1側で事前に識別できるように、予告情報201を送信する(ステップSB2)。
前記ステップSB1とステップSB2は、通信端末200で行う動作である。
まず、ステップSB3においては、加熱調理器1の入力信号解析部52で解析することに加え、データ取得部53で1つのレシピデータCDの予告情報1(201)の内容を解析することにより、少なくとも実行する調理工程1の加熱手段や加熱口を特定する。例えば、調理工程1は、第1の加熱手段HM1を使用し、左加熱口4Rで行う調理工程1であると判定する。
このような解析結果により、この後、前記予告情報201の受信を表示すべき表示エリアが、左エリア(第1エリア)15L~右エリア(第3エリア)15Rの何れであるかを判別する。
そして、第1エリア15L~第3エリア15Rの何れか1つに対応した共用スイッチ(キー)42L~42Rの何れかを操作することを、ユーザーに勧告する。この表示と並行して、音声報知部49によって入力操作をするように音声で案内しても良い。
通信端末200は、選択情報202を受信した場合、当該情報を分析し、正しい選択情報202であれば、調理メニューのレシピデータCDを送信する待機状態に進む(ステップSB6)。通信端末200の入力画面で所定のタッチ操作等の送信操作を行うと、加熱調理器1に対してレシピデータCDの送信が行われる(ステップSB7)。なお、この図34に示した加熱調理器1と通信端末200との間の情報授受については、図39、図44及び図45で詳しく説明する。
図35は、外部から取得したレシピデータCDを使用して、連携調理モードKM1で調理する場合における、統合表示部15、中央操作部(後方操作部・前方操作部)17、右操作部18及び右火力表示部16Rの、表示状態と入力操作とを示す説明図1である。
この図35は、図34に説明したステップSB3の段階を示すものである。
この図35の例では、左エリア(第1エリア)15Lに、外部からのレシピデータCDを取得する準備段階に入ったことを、受信待機情報80によってユーザーに知らせている状態である。
なお、前記受信待機情報80には、調理メニューを特定する識別情報72が含まれていない例であるが、そのような識別情報72を含めて、受信待機情報80で表示しても良い。その場合、通信端末200からは1つの調理メニューの予告情報201しか送信できないので、複数の調理メニューの識別情報72が、左エリア15Lに同時に表示されることはない。
図36は、外部から取得したレシピデータCDを使用して、連携調理モードKM1で調理する場合における、統合表示部15、中央操作部(後方操作部・前方操作部)17、右操作部18及び右火力表示部16Rの、表示状態と入力操作とを示す説明図2である。
この図36は、図34に説明したステップSB5の段階を示すものである。
つまり、この図36の例では、外部からレシピデータCDを取得するために、前記左共用キー42Lを押して前記予告情報201に対応した、前記選択情報202を送信する段階を示している。この後、前記選択情報202が通信端末200に到着し、通信端末200からレシピデータCDが送信された場合、前記レシピデータCDは、加熱調理器1に取得される。そして、左切入りキー41Lの操作をすれば、調理工程1が開始される。
図37は、外部の通信端末200等から送信されたレシピデータCDに関する予告情報201の受信から、選択情報202の送信までの一連の動作を示したものであり、制御装置22の中に格納されている制御プログラムの一部を示したフローチャートである。
この図37は、図34に説明したステップSB3~SB5の詳細を示すものである。
図37において、破線の枠で示す範囲は、入力キー29を操作した場合に設定できる「音声入力モード」において、音声で入力できる範囲を示している。
ステップSC7~SC10は、第2エリア15Mに対応している中央加熱口4C又は加熱室6で調理するレシピデータCDの場合である。
ステップSC11~SC14は、第3エリア15Rに対応している右加熱口4Rで調理するレシピデータCDの場合である。
すなわち、対応するエリアが左エリア15Lの場合には、ステップSC3が「Yes」判定となり、ステップSC4に進む。
第1エリア15Lにおいて、前記予告情報201を受信したことが、例えば前記した受信待機情報80によって表示されるので、ユーザーは左共用キー42Lの操作が必要であることが分かる。
ステップSC6では、前記通信部25から選択情報202が送信される。
なお、ステップSC15では、入力キー29を押した場合に設定される音声入力モードにも対応している。すなわち、ユーザーが音声で入力した場合(例えば音声によって「左IH 選択」と発声すれば)、当該音声情報が音声信号受信部31で音声信号に変換され、音声信号解析部32によって、所定の音声指令信号であるかどうかが判断される。
正規の音声入力と判定された場合、左共用キー42Lの操作と同様な入力となり、同様に選択情報202が発信される。なお、この音声入力では、選択情報202の発信前に、間違った音声入力でないことを確認する意味で、左エリア15Lにおいて、「音声入力確認」等の、確認情報を表示させ、その後(一定時間内に)、選択情報202を自動的に送信するような動作プログラムにしても良い。
ステップSC2における「予告情報201」の分析により、受信した予告情報201から、調理工程1が加熱室6で行われること、又は中央加熱口4Cで行われることが分かった場合、ステップSC7は「Yes」判定となる。
第2エリア(中央エリア)15Mにおいて、前記予告情報201を受信したことが、例えば前記した受信待機情報80によって表示されるので、ユーザーは中央共用キー42Mの操作が必要であることが分かる。
ステップSC10では、前記通信部25から選択情報202が送信される。
なお、ステップSC16では、ステップSC15と同様に、入力キー29を押した場合に設定される音声入力モードにも対応している。すなわち、ユーザーが音声で入力した場合(例えば音声によって「中央 選択」と発声すれば)、当該音声情報が音声信号受信部31で音声信号に変換され、音声信号解析部32によって、所定の音声指令信号であるかどうかが判断される。
正規の音声入力と判定された場合、中央共用キー42Mの操作と同様な入力となり、同様に選択情報202が発信される。なお、この音声入力では、選択情報202の発信前に、間違った音声入力でないことを確認する意味で、中央エリア15Mにおいて、「音声入力確認」等の、確認情報を表示させ、その後(一定時間内に)、選択情報202を自動的に送信するような動作プログラムにしても良い。
ステップSC2における「予告情報201」の分析により、受信した予告情報201から、調理工程1が右加熱口4Rで行われることが分かった場合、ステップSC11は「Yes」判定となる。
第3エリア(右エリア)15Rにおいて、前記予告情報201を受信したことが、例えば前記した受信待機情報80によって表示されるので、ユーザーは右共用キー42Rの操作が必要であることが分かる。
ステップSC14では、前記通信部25から選択情報202が送信される。
なお、ステップSC17では、ステップSC15と同様に、入力キー29を押した場合に設定される音声入力モードにも対応している。すなわち、ユーザーが音声で入力した場合(例えば音声によって「右IH 選択」と発声すれば)、当該音声情報が音声信号受信部31で音声信号に変換され、音声信号解析部32によって、所定の音声指令信号であるかどうかが判断される。
正規の音声入力と判定された場合、右共用キー42Rの操作と同様な入力となり、同様に選択情報202が発信される。なお、この音声入力では、選択情報202の発信前に、間違った音声入力でないことを確認する意味で、右エリア15Rにおいて、「音声入力確認」等の、確認情報を表示させ、その後(一定時間内に)、選択情報202を自動的に送信するような動作プログラムにしても良い。
図38は、加熱調理器1において、外部からレシピデータCDを取得する動作を示すフローチャート1である。
図38において、ステップSL1では、図34のステップSB3の処理に相当する処理を行う。すなわち、予告情報201を受信し、その識別情報72等の内容を判定する。
すなわち、受信したレシピデータCDの調理を実施することが、事前に定めた許可条件に合致しているかどうかを判定する処理である。前述したように、連携調理モードKM1では、「許可条件1」と「許可条件2」を満たさないものは調理メニューとして許可されない。因みに、複合調理モードKM2においても、特定の「許可条件3」を満たしているかどうかの判定が行われる。
図39において、ステップSE1~SE12は、通信端末200における、調理メニューの検索機能起動時からの主要な動作ステップを示したものである。この図39では、レシピデータCDを送信するまで動作を主体に示している。
端末側表示部216をユーザーがタッチ操作して、目的の調理メニューを端末側表示部216に表示させることができる(例えば、1つの表示画面に、1つ又は複数個の調理メニューの候補が表示される)(ステップSE3)。
一方、端末側表示部216には、検索結果を表示した画面に、「他のメニューを探す」や「再度検索する」等の入力キー(アイコン)も同時に表示されているので、それにタッチすると、このステップSE4は「No」の判定となり、検索入力画面の表示に戻る。
ステップSE5の第1画面216Aにおいて、特定の決定用キーをタッチ操作すること、又は音声入力によって選択すると、1つの調理メニューの送信指令が行われたことを、レシピ選択部(図示せず)が検知する(ステップSE6)。そして、予告情報201を送信する。
この予告情報(201)は、特定の調理メニューを示す識別情報だけの情報で良く、連携調理モードKM1や複合調理モードKM2、単独調理モードKM1の3種類の調理モード名を特定できる情報を、含まなくても良い。例えば、「ハンバーグ」や「ラタトゥイユ」を特定できれば良い。なお、後述する図42(A)で説明するように、調理工程の数や調理工程情報(加熱手段と、その制御条件等を含む)226を含めても良い。
また、調理工程1が、左加熱口4Lで行われる場合は、左エリア15Lに対応している左共用キー42Lを操作して選択信号202を発信すれば良い。
更に、調理工程1が、中央加熱口4C又は加熱室6で行われる場合は、中央エリア15Mに対応した中央共用キー42Mを操作して選択信号202を発信すれば良い。
以上のように、この実施の形態1の選択情報202は、連携調理モードKM1の調理工程1で使用される加熱口や加熱手段に対応した、個々の表示エリアで予告情報201の受信が表示される。そして、1つの表示エリアに対応した1つの共用キー42L、42M、42Rの操作に応じて、選択情報202の送信が決定される。
この図39において、ステップSE6AとステップSE8は、オプション機能として用意されているものであるから、破線で示している。
オプション機能を使用しない場合には、ステップSE6の段階から表示が開始された第2画面216Bの状態のまま、ステップSE9に進む。
正しい共用キー42L、42M、42Rを押す動作があると、加熱調理器1がその結果を示す信号を通信端末200に送信するので、ステップSE8の判定は「Yes」となり、ステップSE8Aに進む。
そして、第2画面A(216B1)に表示したレシピデータCD送信用の入力キー240をタッチ操作するように勧告する。これについては、図44で詳しく説明する。
ステップSE10では、ステップSE6で選択した調理メニュー(レシピデータCD)を加熱調理器1に送信する。
図40は、通信端末(情報処理端末器)200からレシピデータCDを受信した以後の、加熱調理器1の制御装置22の動作を示すフローチャート1である。
制御装置22において、レシピデータCDの取得処理を担当する通信部25は、データ取得部24(図5参照)と連携して、以下に説明するステップSF1~SF11の動作を行う。
通信部25では、最初に加熱調理器1の全体の状態情報を取得する。この状態情報とは、加熱調理器1の制御装置22の状態を示す情報である。そのため、例えば第1の加熱手段HM1~第3の加熱手段HM3が、加熱制御部23によって、どのような状態であるかを確認した情報となる。
こうして、加熱調理器1が受信したレシピデータCDの内容に従った制御に移行できる状態であるかどうかを判断できる情報が、この通信部25によって集約される。つまり、加熱調理器1の通信部25は、直前で送信した前記機器識別情報を始めとしたデータの内容と、通信端末200から前記ステップSC1で受信したレシピデータCDの内容を照合する(ステップSF3)。なお、図40に破線で示しているように、データの収集と照合は、一定の制限時間内に何度も実行される。
この段階で通信端末200からレシピデータCDに含まれた「設定情報」は、通信端末200側で事前に用意された制御条件(例えば、火力は1000W、加熱時間は10分間)である。つまり、事前にデフォルト設定された制御条件を含んでいるため、以後の説明では「事前設定情報A」と呼ぶ。
図41は、通信端末(情報処理端末器)200からデータを受信した以後の、加熱調理器1の制御装置22の動作を示すフローチャート2である。
この図41は、図40の構成の変形例を示している。制御装置22において、データの取得処理を担当する通信部25は、データ取得部24(図5参照)と連携して動作を行う。図40との差異は、ステップSF7とSF12であるので、これら相違点について説明する。
制御装置22は、通信端末200から取得した事前設定情報Aを「確定設定情報A」として扱い、レシピデータ記憶部21Aの中の「確定設定情報A」記憶エリアに格納する(ステップSF8)。
次にステップSF9では、加熱動作を開始し、加熱制御部23から第1の加熱手段HM1や第2の加熱手段HM2等に対し、実施の駆動開始信号が発信されて、誘導加熱やマイクロ波加熱等の状態に移行する(ステップSF9)。
制御条件の変更入力が有効であると、制御装置22に判定された場合、当該制御装置22が定めるタイミングで制御条件が加熱動作中に変更される。
図42は、通信端末200の表示動作を示す説明図1である。
図42(A)に示したものは、前記第1画面216Aである。すなわち、ユーザーが既に希望する1つの調理メニューのレシピ情報を探し出して、それを表示させた状態を示している。
第1画面216Aには、調理メニューの対象となる調理物を端的にイメージできる模式図や写真(静止画)等の画像表示部235が、調理名と近接した位置に表示される。
(1)識別情報72(例えば、「アクアパッツァ」という調理の名称)
(2)調理メニューの画像情報(画像表示部235)
(3)調理時間
(4)分量(2人前、4人前など)
(5)材料
(6)下ごしらえ
(7)作り方(加熱調理器1で行う調理工程1、調理工程2等における調理方向など)
(8)調理工程情報(加熱手段と、その制御条件等を含む)226
なお、この図42(A)は、第1画面216Aの一部しか示していない。この第1画面216Aを指先FGでタッチしながら上方向へ移動させるように、画面をスクロールすると、この第1画面216Aは縦方向に長く続いて表示され、詳細な材料や下ごしらえ等の情報が表示されるようになる。詳しくは図45で説明する。
ユーザーが、前記第1画面216Aにおいて、調理メニューの確定キー(アイコン)237をタッチ操作すると、そのタッチ操作による入力を受けて中央処理装置(図示せず)は、前記第1画面216Aの表示から、図42(B)に示したような第2画面216Bの表示に切り替える。
240は、送信を指令する入力キー(アイコン)であり、これを押すと、図42(A)で選択されていた調理メニューのレシピデータが加熱調理器1に送信される。
この第2画面216Bの状態で、ユーザーは加熱調理器1の中央操作部17の中の、1つの共用キー42L、42M、42Rの中の、何れか1つを操作する必要があることを、ユーザーが認識できる。この図42(B)の例では、調理工程1は左加熱口4Lを使用するため、左共用キー42Lの押圧操作を促す表示をしている。
その操作の後で、この第2画面216Bの入力キー240をタッチ操作する。なお、241は、取り消し用の入力キーであり、これをタッチ操作すると、図42(A)の状態まで戻ることができる。
図43は、通信端末200の表示動作を示す説明図2である。
図43(A)は、送信結果を表示する第3画面216C1である。また、図43(B)は、送信結果を表示する別の第3画面216C2である。
これら第3画面216C1、216C2の何れか一方は、通信端末200からレシピデータCDを送信後、端末側表示部216に必ず表示される専用画面である。
もう1つは、加熱調理器1からの送信が失敗に終わった場合に表示される、別の第3画面216C2である。
図43(B)に示しているように、前記第3画面216C2には、加熱調理器1からの送信が失敗したことと、その原因が文字で表示される。
図44は、通信端末200の表示動作を示す説明図3である。
図37で説明したように、オプション設定機能によって図44(A)に示すような第2画面A(216B1)が表示される。240は、図42(B)で説明した送信用の入力キー(アイコン)である。
この図44(B)の第2画面B(216B2)から明らかなように、先に使用している調理(右加熱口4R)を終えてから、レシピデータCDを送信することを示したアドバイス情報が表示される。
図45は、通信端末(情報処理端末器)200の、レシピデータの表示画面と調理工程との関係を示す動作説明図である。
図45(A)に示したものは、前記第1画面216Aの模式図である。すなわち、ユーザーが既に希望する1つの調理メニュー(この場合、「アクアパッツァ」)のレシピ情報を探し出して、それを表示させた状態を示している。
235は、調理メニューの対象となる調理物を端的にイメージできる模式図や写真(静止画)等の画像表示部であり、前記識別情報表示部245と近接した位置に表示される。
この図45(A)では、後述する第1表示部分251と第2表示部分252に示しているように、「IHで適温200℃」と「グリル10分」等の制御条件のデフォルト値が示されている。このような制御条件のデフォルト値も、レシピデータCDに含めて送信できる。従って加熱調理器1側では、制御装置22に対する(調理工程1用の)設定情報Aとして「予熱温度200℃」等のデータを最初から取得できる。
この図45(A)には、第1画面216Aの一部しか図示していない。この第1画面216Aを、破線で示すように指先FGをタッチしながら上方向へ移動させると、画面を上方向にスクロールすることができる。つまり、この第1画面216Aは縦方向に長く続いており、画面を上方向にスクロールすることに伴い、下方から順次別の関連情報が表示される。これにより、詳細な材料や下ごしらえ等の情報が、順次表示されるようになる。
251は、調理の作り方(レシピ)の中で、調理工程1に関する説明文が表示されている第1表示部分である。
この図45(A)から明らかなように、第1画面216Aにおいて、調理工程1の「作り方」を表示した部分の最も末尾の位置、すなわち、第1表示部分251の下端と隣接した位置に、前記入力キー237Aと、前記調理工程情報226Aと、が配置された画面構成になっている。
図45(B)は、図45(A)に示した第1画面216Aの下端に連続した画面であるため、レシピデータCDの識別情報(調理メニュー名)表示部245と、画像表示部235とは、何れも表示していないが、常に第1画面216Aの上部に表示されるようにしても良い。
調理の作り方(レシピ)の中で、調理工程2に関する第2表示部分252の下方に隣接して、前記調理工程情報226Bと、入力キー(アイコン)237Bとが、それぞれ配置されている。なお、図45(B)に示しているように、調理工程1と調理工程2の間の「加熱休止期間P3」における調理の方法も表示される。
このように、図45(A)(B)に示すように、第1画面216Aには、調理工程1から加熱休止期間P3、更には調理工程2における調理の仕方や食材の情報、火力や加熱時間等の制御条件に関する情報も、調理工程の順番通りに、画面の上部から下方に連続的に表示される。
図46は、実施の形態1の加熱調理システムにおける、通信端末(情報処理端末器)200と加熱調理器1の連携動作を示すタイムチャート1である。
ここで、「予告情報A」とはレシピデータCDの内、調理工程1を実行するために必要な情報をいう。前記予告情報201の一部である。
レシピデータCDの対象となる調理メニューが、連携調理モードKM1の調理メニューである場合、少なくとも調理工程1と調理工程2の2つの部分を含む。そして、調理工程1と調理工程2を、通信端末200から順次(2回に分けて)取得する場合には、調理工程1の部分の予告情報201を「予告情報A」(201A)と呼び、調理工程2の部分の予告情報を「予告情報B」(201B)と呼ぶ。但し、2つの調理工程の情報を一括して送信する場合には、単に「予告情報」と総称する。この図46に示した例は、調理工程1と調理工程2を、通信端末200から順次(2回に分けて)取得する方式を採用した場合の例である。
SP1は、通信状態確立した以後の「通信確立ステップ」(準備ステップ)である。特定のレシピデータCDに関する情報を送信又は受信しない段階である。
SP4は、調理の対象となる1つの被調理物に関するレシピデータCDの情報を取得する「受信ステップ」である。
SP5は、レシピデータCDを加熱調理器1が正常に取得できた後で、加熱調理動作の開始指令を待っている「待機ステップ」である。
図46においては、加熱調理器1と通信端末200との間で通信状態を確立した時点(ステップSG1)以降を主体にして、以下の通り説明する。
準備信号203は、加熱手段や調理メニューに関係なく、統一された信号であり、加熱調理器1の少なくとも機器識別情報を含む。また、通信端末200をクラウドサーバー300に誘導する二次元情報が、統合表示部15に最初に表示される待機時初期画面に表示されるので、通信端末200でその二次元コードを読み取り、クラウドサーバー300に誘導するので、レシピデータCDをクラウドサーバー300から取得する準備も簡単に行える。
図42(B)の例では、右加熱口4Lに対応した左共用キー42Lの操作が指定された。この図46の例でも、連携調理モードKM1の場合であって、最初の調理工程1は誘導加熱であり、例えば、左加熱口4Lを使用するので、左共用キー42Lを操作する必要がある。
つまり、加熱調理器1では何らかの取消し操作をしないと、占用された加熱手段を利用する、他の調理メニューの選択ができない状態になる。
ステップSG5において、例えば、左共用キー42Lを操作すると、この入力操作結果を示すデータ(選択情報A)(202A)が通信端末200にて取得される(ステップSG6)。このため、通信端末200における端末側表示部216には、図44(A)に示すように、「共用キー(共用ボタン)が押された」旨の案内文が、第2画面A(216B1)に表示される(オプション設定の場合)。オプション設定していない場合には、図42(B)に示した第2画面216Bの状態が維持される。
こうして、加熱調理器1の状態情報と、受信したコマンドデータとの内容を分析し、受信したコマンドデータに従った加熱調理の実行に問題がないかどうかを判定する(図47のステップSG9参照)。
そして、図43(A)に示した第3画面216C1、又は図43(B)に示した第3画面216C2の、何れかを表示する(ステップSG12)。
図47は、実施の形態1の加熱調理システムにおける、通信端末(情報処理端末器)200と加熱調理器1の連携動作を示すタイムチャート2である。図46のタイムチャート1を更に詳しく説明したものである。
図47では、図46と同じ部分については、同じ符号を付しているので、相違する部分を主体に以下説明する。
ここで、加熱調理器1の前記「状態情報」とは、例えば、「誘導加熱の火力はゼロであり、加熱開始直前の待機状態である」ことや、温度センサー群30からの温度検出信号を受けた状態と検出温度などの情報を、前記通信アダプター(通信部)25が取得する。なお、通信アダプター25の内部では、このような状態確認の動作を、一定時間間隔で何度も繰り返し行い、最新の正確なデータを収集する。
こうして、加熱調理器1の状態情報と、受信したコマンドデータとの内容を分析し、受信したコマンドデータに従った加熱調理の実行に問題がないかどうかを判定する。なお、このような判定処理は、図40のステップSC3で詳しく説明したので、詳細は省略する。
あるいは、操作すべき共用キー15L,15M、15Rの1つだけを、発光制御部37によって発光素子(図示せず)によって下方から照らして、他のキーと明瞭に識別できるようにする(ステップSG13)。
次に、ステップSG15に進む。このステップSG15では、左共用キー42Lの前方にある左切入りキー41Lを押せば、誘導加熱調理が開始される。加熱調理器1の通信アダプター25では、この加熱開始直後から、再び状態情報の取得動作を一定時間毎に行い、通信端末200に送信する。
これに対して、外部から取得したレシピデータCDを連携調理モードKM1の調理に利用する場合には、以上の説明から明らかなように、調理工程1で使用する加熱口や加熱手段、加熱室6等の情報を基準にして、識別情報72や受信待機情報80(図36参照)を表示する場所が変化する。
図48は、主電源スイッチ20をONにした以降の、主な各動作ステップに対応した統合表示部15の表示内容を模式的に示した説明図である。
図48(A)のように、主電源スイッチ20をOFFにしている状態では、統合表示部15は起動されていないので、何も情報を表示していない。
主電源スイッチ20をONにすると、制御装置22は、前述したように異常有無等の自己診断を行ったあとで図48(B)に示したような待機時初期画面1を、統合表示部15の表示画面全体に亘って表示させる。
68Eは、外部からのレシピデータCDを使用して調理ができることを説明した案内文である。これら操作誘導情報68Dと案内文68Eは、待機時共通情報68の1種である。
図48(D)は、統合表示部15の表示画面に、前記受信待機情報80が表示された状態を示したものである。この図48(D)は、既に図47で説明した「通信状態確立」のステップSG1よりも後の段階で、ステップSG5よりも前の時点の状態を示している。
この図48(E)の状態は、図46で示したステップSG4の段階である。なお、この図48(E)の表示内容は、自動的に音声報知部50により、音声で報知しても良い。この場合、音声では「レシピデータを受信して良い場合には、左の共用キーを押してください」というような内容になる。
図49は、統合表示部15における、レシピデータ受信過程を示す動作説明図である。 図49(A)と図49(B)は、図48(D)(E)の表示例の変形例を示している。
図49(A)は、通信端末200から予告情報201を受信した直後に表示される表示例を示している。図49(A)の状態は、図46で示したステップSG4の段階である。
図49(B)は、図49(A)の表示時点から短時間(数秒以内)に自動的に切り替えられて表示される表示画面の例である。この図49(B)の状態も、図46で示したステップSG4の段階である。
80Cは、操作すべき共用キー42L、42M、42Rのイメージを図形で表示した図形である。これは共用キー42L、42M、42Rの平面形状を模した形状で表示される。前記待機状態表示部80Aと、前記案内情報80Bと、前記図形80Cは、何れも前記受信待機情報80の一種である。
図49(C)において、90Aは、受信動作の進捗に応じて現れる、複数個の進捗マークである。この進捗マーク90Aは、黒い三角図形と白い三角図形の2種類ある。
90は、受信動作表示部である。この場面では、外部からレシピデータCDを受信している途中段階にあることを文字で表示している。
次に、図49(D)は、レシピデータCDの受信動作の結果を示した模式図である。
レシピデータCDが、前記許可条件(許可条件1等)の判定によって「不許可処理」となった場合、図49(D)に示すように、図49(C)の受信動作表示部90は、受信動作に失敗した不受信情報(不許可情報)91の表示に変化する。
この図49(D)の状態は、図46で示したステップSG10の段階である。
91Aは、受信支援情報である。この図49(D)では、許可条件の内、ピークカット電力の設定値が5000W未満であったことがレシピデータCDの不許可の理由であったことを指摘している。そのため、改善方法を表示している。この図49(D)の例では、ユーザーに対して、機能設定キー45を操作して加熱調理器1のピークカット機能の設定変更をすることを推奨している。
すなわち、調理工程1は、設定時間経過時又はユーザーが終了キー(切入りキー)を押した場合等で、それぞれ終了するため、その終了時点から加熱休止期間P3が開始される。この加熱休止期間P3では、ユーザーが調理工程2の開始前の準備を行うことができるので、この加熱休止期間P3中に、調理工程2の取得のために予告情報201(201B)を受けることができる。その後、調理工程2のための確認信号を発信するため、正しい入力キー(共用キー42L、42M、42R)を押すという手順で、確実に調理工程2のレシピデータを取得し、調理工程2を開始することができる。
図50は、タイマー機能(切タイマー機能)を使用した場合における、統合表示部15、中央操作部(後方操作部・前方操作部)17、右操作部18及び右火力表示部16Rの、表示状態と入力操作とを示す説明図1である。
ここで、前記時限条件とは、加熱動作を時間的要素で制限する条件のことをいう。例えば、加熱動作時間TAとして30分間という条件をユーザーが入力した場合、当該時間が設定時間PTであり、この「30分間」が前記時限条件でもある。
右加熱口4Rでは、火力レベル6で誘導加熱を行っている段階であり、右火力表示部16Rでは「火力6」を表示している。
一方、左加熱口4Lでは、火力レベル2で誘導加熱を行っているが、その加熱は、タイマー機能(切タイマー機能)によって設定時間経過時に自動的に停止される。
図50に示すように、タイマー操作部43をユーザーが1回操作した場合、制御装置22は、加熱動作に使用中の上部加熱部UHがあるかどうかを判定する。また、加熱室6についても加熱動作中であるかどうかを判定する。
すなわち、表示する順番は基本的に第1エリア(左エリア)15L、第2エリア(中央エリア)15M、第3エリア(右エリア)15Rの順である。ここで、図50に示した例のように、第2エリア15Mが加熱動作に使用されていない場合は、当該表示エリアで表示せず、次の第3エリア15Rで表示する。
従って、第1エリア15Lの設定時間表示部67には、最初に30分間という時間が表示される。そして、その30分間を増減させるのは、第1エリア15Lに対応した入力キー(共用キー42L)ではなく、右操作部18に配置した1対の入力キー(アップダウンキー)44である。時間を長く設定したい場合は、右側の時間調整キー44である。逆に時間を短く設定したい場合は、左側の時間調整キー44を操作すれば良い。
以下の説明では、時間調整キー44は、1回操作する度に30秒変更できるという前提で説明を簡略化する。なお、1つの候補時間情報TXの表示が開始されてから、そのまま5秒間以上、何も右操作部18から入力が行われないと、5秒経過時点でその候補時間情報TXの時間が、設定時間PTとして確定する。
66Aは、残り加熱時間表示部66に付随した補助情報であり、残り加熱時間表示部66に表示された時間が、設定時間(例:30分間)を基準にした残り時間であることを示す目的で表示されている。
この火力表示部48の代わりに、サブ調理モードの識別情報46(図25参照)を表示しても良い。あるいは、調理メニューの識別情報72(図27参照)を表示しても良い。つまり、残り時間表示部66と、これら識別情報46、72を同時に表示しても良い。
図51は、タイマー機能(切タイマー機能)を使用した場合における、統合表示部15、中央操作部(後方操作部・前方操作部)17、右操作部18及び右火力表示部16Rの、表示状態と入力操作とを示す説明図2である。
この図51では、第1エリア15Lに、候補時間情報TX(例えば、15分間)が表示された後、ユーザーが機能設定キー45を操作せずに、タイマー操作部43を更に1回操作した場合を示している。
この図51では、火力レベル6で誘導加熱を行っている右加熱口4Rの加熱動作を、タイマー機能(切タイマー機能)を使用して、設定時間PTだけ継続させる場合を示している。図51に示しているように、残り時間は10分間であるので、10分経過後に右加熱口4Lの加熱動作は自動的に停止する。
図51は、タイマー機能(切タイマー機能)を使用した場合における、統合表示部15、中央操作部(後方操作部・前方操作部)17、右操作部18及び右火力表示部16Rの、表示状態と入力操作とを示す説明図3である。
この図52は、図51に示した操作に続く、操作内容と表示内容を示している。
図53は、タイマー機能(切タイマー機能)を使用した場合における、統合表示部15、中央操作部(後方操作部・前方操作部)17、右操作部18及び右火力表示部16Rの、表示状態と入力操作とを示す説明図4である。
この図53は、図52に示した操作に続く、操作内容と表示内容を示している。
なお、図53に示したように、候補時間情報TXを残り時間表示部66に表示させたまま、一定時間(例えば、5秒間)放置すると、当該候補時間情報TXが示す時間が前記設定時間PTに採用される。
図54は、タイマー機能(切タイマー機能)を使用した場合における、制御装置22の制御動作のステップ説明図(タイムチャート)である。
ステップSD1~SD8は、制御装置22の中に切タイマー機能の実行プログラムとして記憶(格納)されている。
図54では、加熱動作の開始から設定時間PTのカウントダウン開始指令待ち(待機状態)までの動作を時系列に示している。
残り時間表示部66には、「あと」という文字が点滅表示され、それに隣接して「10:00」という候補時間情報TXを表示する(ステップSD3)。
更に、ステップSD5から何も入力操作をせずに5秒間経過した場合、又は、タイマー操作部43を1回操作すると(ステップSD6)、設定時間PTは、ステップSD5の段階の「9分30秒間」で確定する。そして、図53で説明したように、点滅状態で示していた前記補助情報66Aは、連続点灯の表示状態になり、補助情報66Bに変化する(ステップSD7)。
この後、制御装置22は、前記機能設定キー45が押されたかどうかを検知する待機状態に移行する(ステップSD8)。
図55は、タイマー機能(切タイマー機能)と前記「外部通報モード」を使用した場合における、制御装置22の制御動作を示すフローチャートである。
ステップSH1~ステップSH4は、制御装置22の中に「切タイマーの外部通報モード」の実行プログラムとして記憶(格納)されている。
ステップSH3では、ユーザーが機能設定キー45を操作して、計時動作(カウントダウン)が開始されかどうかを判定する。カウントダウンが開始されると、ステップSH4に進む。
ステップSH4では、事前に相互認証を行っている特定の通信端末200又は外部サーバー(クラウドサーバー)300に対して、ステップSH3でカウントダウンを開始した最初の時間情報、すなわち、設定時間情報(例えば、10分間)を送信する。
図56は、タイマー機能(簡単タイマー機能)を使用した場合における、統合表示部15の、表示状態と入力操作とを示す説明図1である。この図56では、統合表示部15の近傍に、タイマー操作部(タイマースイッチ)43又は機能設定キー45を描いているが、これは説明を分かり易くするために描いたものであり、平面視でこのような位置関係にタイマー操作部43や機能設定キー45が存在するという意味ではない。
ここで、タイマー操作部(タイマースイッチ)43を1回押すと、第1エリア15Lに補助情報66Aと、「10分00秒」という残り時間表示部66とが、一連に表示される。
次に、タイマー操作部43を更に1回押すと、第1エリア15Lの残り時間表示部66が消えるとともに、第2エリア15Mには経過時間表示部69が表示される(ステップSM1A)。69Tは、初期時間情報であり、この図に示すように「0秒」である。
次に、ユーザーが機能設定キー45を操作すると、経過時間表示部69の表示内容は1秒経過毎に順次変化し、前記初期時間情報69T(0秒)は、以後は経過時間(カウントアップ時間)となって、1秒単位で表示される(ステップSM2)。
この後、タイマー操作部43を更に1回押すと、第2エリア15Lの残り時間表示部66は、計測した経過時間の表示に戻る。この後、ユーザーが機能設定キー45を操作すると、経過時間表示部69の表示内容は1秒経過毎に順次変化し、経過時間を1秒単位で表示する(ステップSM4)。更に、ユーザーが機能設定キー45を1回操作すると、計時部30の経過時間の計測は終了する。そのため、それまでの経過時間が経過時間表示部69に、例えば「1分30秒」のように表示された状態で終了する(ステップSM5)。
図57は、切タイマー機能と簡単タイマー機能とを選択する場合の、入力操作と表示エリアの対応を時系列で示す説明図である。
図57(A)が切タイマー機能の説明図であり、図57(B)が、簡単タイマー機能の説明図である。
図57(A)(B)において、符号43は、タイマー操作部43を示し、符号44は、機能設定キー45を示している。また、符号15L、15M、15Rは、個別表示エリアを示している。すなわち、15Lは第1エリア(左エリア)、15Mは第2エリア(中央エリア)、15Rは第3エリア(右エリア)を、それぞれ示している。
図57(A)において、設定時間のカウントダウンを開始する直前のタイマー操作部43の操作は、必ずしも必要ではないので、破線の枠で示している。すなわち、図53で説明したように、候補時間情報TXを残り時間表示部66に表示させたまま、一定時間(例えば、5秒間)である「待機期間TY」だけ経過すると、当該候補時間情報TXが示す時間が前記設定時間PTに採用されるので、そのままにしておくと、計時部39による「切タイマー機能」のカウントダウンが自動的に開始されるからである。
図58は、図39に示した通信端末200の、レシピデータの表示画面216と調理工程との関係を示す動作説明図2である。図45の連携調理メニュー(アクアパッツァ)とは別の調理メニューの例を示している。
この図58では、中央加熱口4Cを調理工程1で使用し、調理工程2は加熱室6を使用する、1つの連携調理モードKM1の場合の例である。
(1)調理時間
(2)分量(2人前、4人前など)
(3)材料
(4)下ごしらえ
(5)作り方(加熱調理器1で行う調理工程1、調理工程2等における調理方向など)
(6)調理工程情報(加熱手段と、その制御条件等を含む)226A、226B。
そして、このカウント開始時点からの経過時間は、1分単位で第2エリア(中央エリア)15Mに表示される。この点については、次の図59で詳しく説明する。
図59は、タイマー機能(簡単タイマー機能)を使用した場合における、統合表示部15の、表示状態を示す説明図である。この図59では、図58で説明した連携調理メニューの場合の、調理工程1の終盤における余熱工程段階の表示内容を示している。
調理工程1を中央加熱口4Cで実行していたので、第2エリア15Mには、加熱源表示部47を表示し、それが停止していることを文字情報76で表示している。
また、この第2エリア15Mには、余熱工程を開始したことを示す文字情報77Aを併せて表示している。なお、中央加熱口4Cの上から調理工程1で使用した被加熱物Nが他の場所へ移動されてしまった場合には、その時点以降、被加熱物Nの不存在を温度センサー群30が検知し、余熱工程の文字情報77Aの表示は行わなくなる。
その後、規定の時間(前述した例では、15分間)を経過すると、ステップSN3に示すように、余熱工程が終わることを予告情報78Cで表示する。
以上の説明から明らかなように、この実施の形態1では、以下の通り第1の開示に関する加熱調理器1を開示していた。
すなわち、第1の開示に関する加熱調理器1の1つの形態は、
複数の加熱部(加熱口4L、4C、4R)と、
ユーザーが操作すると前記加熱部(加熱口4L、4C、4R)を個々に選択できる選択部41L、41M、41Rと、
前記加熱部(加熱口4L、4C、4R)に共通したタイマー機能を選択できるタイマー操作部43と、
前記加熱部(加熱口4L、4C、4R)に対応している個別表示エリア15L、15M、15Rと、
前記加熱部(加熱口4L、4C、4R)の加熱動作と前記個別表示エリアの表示動作とを制御する制御装置22と、
を備え、
前記制御装置22は、前記タイマー操作部43を操作した場合、当該タイマー操作部43の操作に応じて、前記個別表示エリアのそれぞれに対して規定の順番に従って、2種類の時間情報の何れか1つを順次表示すること、
を特徴とする構成である。
すなわち、第2の開示に関する加熱調理器1の1つの形態は、
複数の加熱部(加熱口4L、4C、4R)と、
ユーザーが操作して前記加熱部を個々に選択できる選択部41L、41M、41Rと、
前記加熱部(加熱口4L、4C、4R)に共通の入力を行う共用操作部18と、
前記加熱部毎に割り当てられた個別表示エリア15L、15M、15Rと、
前記加熱部(加熱口4L、4C、4R)の加熱動作を個々に制御する制御装置22と、
を備え、
前記共用操作部18には、前記加熱部(加熱口4L、4C、4R)の加熱動作時間を制限する切タイマー機能と前記加熱部(加熱口4L、4C、4R)の加熱動作時間を制限しない簡単タイマー機能とを選択できるタイマー操作部43と、前記切タイマー機能の設定時間PTを入力できる時間入力部44と、を有し、
前記制御装置22は、前記タイマー操作部43を操作した場合、当該タイマー操作部43の操作に応じて、前記個別表示エリアの範囲で規定の順番に従って、2種類の時間情報の何れか1つを順次表示すること、
を特徴とする構成である。
外部の情報処理手段(通信端末200等)と通信を行う通信部25と、
前記上面加熱部を加熱する第1の加熱手段HM1と、
前記本体2の内部にある加熱室6で加熱調理を行う第2の加熱手段HM2と、を更に備え、
前記制御装置22は、1つの調理メニューに関して、前記第1の加熱手段と前記第2の加熱手段の何れか一方を使用する調理工程1と、他方を使用する調理工程2とを、有した連携調理モードKM1の実行機能を有し、
前記制御装置22は、前記連携調理モードKM1の1つの調理メニューに関する予告情報201を、前記通信部25から取得した場合、当該調理メニューの調理工程1を実行可能な前記加熱口(左加熱口4L、右加熱口4R)又は前記第2の加熱手段HM2の何れか1つに対応している(前記第1エリア15L、前記第3エリア15R又は前記第2エリア15Mの前方に配置された)前記左選択キー42L、前記右選択キー42R又は前記中央選択キー42Mを操作することによって、前記通信部25から外部に対しレシピデータCDの提供を求めるための選択情報202を発信できること、
を特徴とする構成である。
このため、ユーザーは、選択すべき対象である、
(1)(左右)加熱口4L、4Rと加熱室6、
(2)連携調理モードKM1とその調理メニュー
(3)制御条件(火力や設定温度等)を入力する各種入力スイッチ類(左共用スイッチ41L、右共用スイッチ41R、左切入スイッチ42L、右切入スイッチ42R)、
の対応関係について、前後方向の配置を基準にして、正しく、かつ、容易に認識でき、誤操作を防止することが期待できる。そのため、ユーザーにとって使い勝手の良い加熱調理器1を提供することができる。
前記入力操作部36には、前記連携調理モード選択スイッチ(キー)70を有し、
前記連携調理モード選択キー70によって前記連携調理モードKM1を選択した場合、前記第1エリア15L、前記第2エリア15M及び前記第3エリア15Rの中で統一された1つの表示エリア(実施の形態1では、第2エリア15M)には、1つの連携調理メニューを選択するための識別情報72が表示され(図30参照)、
前記識別情報72が表示された表示エリア(実施の形態1では、前記中央エリア15M)とは関係なく、調理工程1で使用する加熱口や加熱手段の何れか1つに対応した前記左切入りキー41L、中央切入りキー41M及び右切入りキー41Rの何れか1つの操作によって、連携調理メニューの調理の実施を確定できること、を特徴とする構成であった。
前記選択スイッチ70で連携調理モードを選択した場合、1つの連携調理メニューの識別情報72と、次の候補となる連携調理メニューの識別情報72Aとを、同時に統合表示部15の同じ表示エリア(実施の形態1では、第2エリア15M)に表示し、
前記左選択キー(左共用キー)42Lや右選択キー(右共用キー)42R等は、何れも1回操作する都度、表示されている前記連携調理メニューを順次更新する構成であった。
前記制御装置22に対して電源の供給を制御する主電源スイッチ20を、更に有し、
前記主電源スイッチ20を閉じた後、前記連携調理モード選択キー70によって前記連携調理モードKM1を選択していない状態で、前記左選択キー42L、前記中央選択キー又は前記右選択キー42Rを操作した場合、当該操作に応じて、1つの調理モードの識別情報46と、次の選択候補となる別の調理モードの識別情報46Aとを、前記第1エリア15L、前記第2エリア15M又は前記第3エリア15Rにおいて、同時に表示させることができる構成である。
前記左選択キー42L、前記中央選択キー42M及び前記右選択キー42Rは、それぞれが1対のキーを有し、それらキーは、規定の順序で前記識別情報46と連携調理メニューの識別情報72とを表示させるアップキーと、前記規定の順序と反対の順序で表示させるダウンキー、の組み合わせで構成していること、を特徴とする構成であった。
前記左加熱口4Lと前記右加熱口4Rとの間に(上部加熱部の1つである)中央加熱口4Cを、更に設け、
前記統合表示部15は、前記中央加熱口4Cにおける調理の情報と、前記加熱室6における調理の情報を、択一的に前記中央エリア15Mにおいて表示する機能を有していること、を特徴とする構成であった。
前記中央選択キー42Mと前記中央切入りキー41Mは、前記中央加熱口4Cと前記第2の加熱手段HM2の両方に共用されること、を特徴とする構成であった。
前記制御装置22は、前記レシピデータCDを通信端末200から取得する場合、前記調理工程1に係る部分の設定情報Aと前記調理工程2に係る設定情報Bとを、別々に前記通信端末200から取得するものであり、
前記制御装置22は、前記設定情報Aと、前記設定情報Bとを、順次取得するものであり、
前記制御装置22は、前記入力操作部36の1つの前記入力キー(例:左選択キー42L)を操作したときに、前記設定情報Aを取得できる工程に進み(図47のステップSG5参照)、
前記設定情報Aの取得時に使用した前記入力キーと別の入力キーを(前記調理工程1が
終了した後の、加熱休止期間において)操作したときに、前記設定情報Bを取得できる工程に進むこと、を特徴とする構成である。
すなわち、加熱調理器1の側において、ユーザーが操作すべき特定入力キー(例えば、左選択キー42L)を事前に入力操作した場合、そのようなユーザーによる確認動作(中央操作部17における特定の操作有無)を経てから、レシピデータCDの取得動作に進むので、ユーザーの操作間違いを防止し、また、使い勝手を向上させることができる。
更に、連携調理モードKM1のように、複数の調理工程がある調理メニューの場合は、前記予告情報1、予告情報2等のように、調理工程毎の設定情報の受信と、前記特定入力キー(左選択キー42L等)による確認動作(図46のステップSG4、SG5参照)の段階を通じて、確実にレシピデータCD全体を取得できるため、複数の調理工程を利用して幅広い調理に対応できる加熱調理器1において、そのレシピデータの取得の確実性や操作性を向上させることが期待できる。
前記左選択キー(左共用キー)42Lと右選択キー(右共用キー)42Rは、複数のサブ調理モードの識別情報46と、サブ調理モードの設定を取り消す場合に選択する取消表示部46Cとを、規定の順序で表示させるアップキー42Mと、前記規定の順序と反対の順序で表示させるダウンキー42M、の組み合わせで構成していることを特徴とする構成であった。
前記中央選択キー(中央共用キー)42Mは、第1の加熱手段HM1と第2の加熱手段HM2のそれぞれを排他的に選択できる加熱源表示部47と、「姿焼き」や「切り身」等のサブ調理モードの識別情報46とを、規定の順序で表示させるアップキー42Mと、前記規定の順序と反対の順序で表示させるダウンキー42M、の組み合わせで構成していることを特徴とする構成であった。
前記タイマー操作部43を操作しない状態で、前記加熱口4L、4C、4Rを前記選択部41L、41M、41Rによって選択した場合、選択された前記加熱口に対応する前記個別表示エリア15L、15M、15Rには、前記調理メニューの識別情報72又は前記調理モードの識別情報46が表示され、
前記調理メニューの識別情報72又は当該調理モードの識別情報46は、前記共用キー42L、42M、42Rを、更に操作することによって、別の識別情報の表示に変更できること、を特徴とする構成であった。
前記タイマー操作部43を操作しない状態で、前記加熱口4L、4C、4Rを前記選択部41L、41M、41Rによって選択した場合、選択された前記加熱口4L、4C、4Rに対応する前記個別表示エリア15L、15M、15Rには、前記調理メニューの識別情報72又は前記調理モードの識別情報46と、火力や加熱時間、加熱温度等の制御条件とが表示され、
前記制御条件は、前記共用キー42L、42M、42Rを、更に操作することによって、別の制御条件に変更できること、を特徴とする構成であった。
すなわち、第3の開示に関する加熱調理器1の1つの形態は、
複数の加熱部(加熱口4L、4C、4R、加熱室6)と、
前記加熱部(加熱口4L、4C、4R、加熱室6)に共通したタイマー機能を選択できるタイマー操作部43と、
前記加熱部(加熱口4L、4C、4R、加熱室6)毎に割り当てられた個別表示エリア(15L、15M、15R)と、
前記加熱部(加熱口4L、4C、4R、加熱室6)の加熱動作と前記個別表示エリア(15L、15M、15R)の表示動作とを制御する制御装置22と、
を備え、
前記制御装置22は、
前記タイマー操作部43の操作を受け付ける第1ステップ(図54のステップSD2、図57のステップSQ1~SQ2参照)と、
前記第1ステップの操作のたびに、前記加熱動作が行われている前記加熱部に対応した前記個別表示エリア(15L、15M、15R)と、前記加熱動作が行われていない残りの前記加熱部に対応した前記個別表示エリア(15L、15M、15R)とにおいて、切タイマー機能のデフォルト設定時間情報(例:10分間)又は簡単タイマー機能の初期時間情報69T(例:0秒)の、何れか一方を順次表示させる第2ステップ(図57のステップSQ3、図56のステップSM2参照)と、を実行し、
前記第2ステップの段階で、時間調節指令(キー44の入力)を受け付けた場合(図57のステップSQ3参照)、設定時間を前記デフォルト設定時間から変更して表示し、(図57のステップSQ4A参照)、待機期間TYが経過すると前記切タイマー機能のカウントダウン動作を自動的に開始すること、
を特徴とする構成である。
すなわち、第4の開示に関する加熱調理器1の1つの形態は、
左右方向に配置された複数の加熱部(加熱口4L、4C、4R)と、
ユーザーが操作して前記加熱部(加熱口4L、4C、4R)を個々に選択できる選択部41L、41M、41Rと、
タイマー機能を選択できるタイマー操作部43と、
前記加熱部(加熱口4L、4C、4R)に割り当てられ、左右方向に並んだ個別表示エリア(第1表示エリア15L、第2表示エリア15M、第3表示エリア15R)と、
前記加熱部(加熱口4L、4C、4R)の加熱動作を個々に制御する制御装置22と、
を備え、
前記タイマー操作部43を操作した場合、当該操作に応じて、
(1)前記加熱動作が行われている前記加熱部(加熱口4L、4C、4R)に対応した前記個別表示エリアでは、カウントダウン用のデフォルト設定時間情報(例:10分間)を表示する動作(図50~図53参照)、
(2)前記加熱動作が行われていない他の前記加熱部対応した前記個別表示エリアでは、カウントアップ用の初期時間情報69Tの情報(例:0秒)を表示する動作(図56参照)、
の何れか1つを、当該個別表示エリア単位で1つずつ所定の順番(例:第1表示エリアから第2表示エリア、次に第3表示エリア)に行うこと、
を特徴とする構成である。
しかも、この構成であるから、加熱動作が行われている前記加熱部(加熱口4L、4C、4R)に対応した前記個別表示エリアと、加熱動作が行われていない個別表示エリアの区別を自動的に行って、表示する時間情報の内容を変化させるから、初心者であっても入力操作の間違いを防止できる。そのため、ユーザーにとって使い勝手の良い加熱調理器1を提供することができる。
この構成によれば、タイマーの設定時に、対応する調理メニュー又は制御モードを同時に確認できるから、ユーザーの誤解や混乱を招くことがなく、この面でも使い勝手の良い加熱調理器1となる。
すなわち、
本体2の上面に配置された複数の加熱口4L、4M、4Rと、
ユーザーが操作して前記加熱口4L、4M、4Rを個々に選択できる選択部41L、41M、41Rと、
前記加熱口4L、4M、4Rの加熱動作時間を制限する切タイマー機能を選択できるタイマー操作部43と、
前記加熱口4L、4M、4Rに関する調理情報を表示する統合表示部15と、
前記統合表示部15と前記加熱口4L、4M、4Rとを制御する制御装置22と、
を備え、
前記制御装置22には、複数の加熱調理メニュー又は複数の調理モードの実行機能を有し、
前記統合表示部15には、前記加熱口4L、4M、4R毎に割り当てられた個別表示エリア15L、15M、15Rが、当該加熱口4L、4M、4Rの配置と同じ配置で並んでおり、
前記制御装置22は、前記加熱口4L、4M、4Rの少なくとも1つが、前記加熱調理メニューの1つのために加熱動作しているときに前記タイマー操作部43が操作されると、当該加熱調理メニューに前記切タイマー機能を適用するかどうか判定し、適用する場合は、前記加熱調理メニューを実行中の前記加熱口4L、4M、4Rに対応した、前記個別表示エリア15L、15M、15Rの何れか1つにおいて、前記切タイマー機能の設定時間情報66を表示すること、
を特徴とする構成である。
しかも、この構成であるから、前記選択部41L、41Rと複数の加熱口4L、4Rとの対応関係について、前後方向の配置を基準にして、正しく、かつ、容易に認識でき、誤操作を防止することが期待できる。そのため、ユーザーにとって使い勝手の良い加熱調理器1を提供することができる。
また、切タイマー機能を適用する加熱調理メニューであるかどうかを自動的に判定し、適用する加熱調理メニューの場合には、所定の個別表示エリア15L、15M、15Rの何れか1つにおいて、前記切タイマー機能の設定時間情報66を表示するから、不適当な調理メニューに誤って調理時間条件を設定することがない。
すなわち、実施の形態1の加熱調理器1では、
図6で説明したように、統合表示部15の直ぐ右側方向の位置には、右火力表示部16Rが配置されている。また、前方操作部17Fの前方端縁を真横に横切るような左右方向の基準線BLに沿って、その前方操作部17Fの右側に少し離れて右操作部18が配置されている。
前記右操作部18には、タイマースイッチ43、このタイマースイッチ43の設定時間の変更を行うための、設定キー44及び音声入力モードの設定用入力キー29が、一直線上に配置されている。
図60は、実施の形態2を示す加熱調理器1の、統合表示部15と中央操作部(後方操作部・前方操作部)17の、表示状態と入力操作とを示す説明図1である。図61は、実施の形態2を示す加熱調理器1の、統合表示部15と中央操作部(後方操作部・前方操作部)17の、表示状態と入力操作とを示す説明図2である。図62は、図60に示した加熱調理器1において、外部からレシピデータCDを取得する動作を示すフローチャートである。図63は、図60に示した加熱調理器において、調理を行っている状態を示す統合表示部と中央操作部の説明図である。なお、図1~図59に説明した実施の形態1の構成と、同一又は相当部分は、同じ符号を付けている。
すなわち、この実施の形態2では、統合表示部15の表示画面を、タッチ入力パネルで構成し、その統合表示部15の中に、タッチ入力式の(3対の)共用キー42L、42M、42Rを設けた点で、実施の形態1と大きく異なる。
この図60は、連携調理モードKM1以外の場合で、1つのサブ調理モードの複数の調理を、同時に行っている状態を示している。
統合表示部15は、その表示画面の少なくとも前半領域が、タッチパネル入力手段の一部であるタッチパネルによって構成されている。つまり、前半領域には指先FGのタッチを検知する検知電極等(図示せず)が配置されている。
実施の形態1と同様に、統合表示部15の表示画面は、左右方向において隣接するように並んでいる左表示エリア(左エリア)15Lと、中央表示エリア(中央エリア)15Mと、右表示エリア(右エリア)15Rと、を有している。つまり、1つの表示画面は、横に3分割されて表示動作が制御される。
中央エリア15Mに示されるように、中央加熱口4Cを使用する調理と、加熱室6を使用した調理(サブ調理メニューは「姿焼き」)の何れかが選択できる状態である。なお、左側の中央共用キー42Mを押せば、サブ調理モードの設定を取り消す場合に選択する取消表示部46Cが中央エリア15Mの中央部に表示されるので、それ以前に設定したサブ調理メニュー(例えば「姿焼き」)を取り消すことができるし、また中央加熱口4Cの選択も取り消すことができる。
この図60から明らかなように、左加熱口4Lで制御条件(例えば、加熱時間)を設定途中である場合には、左共用キー41Lは、下方からLED等の発光素子(図示せず)で照らされて、動作中であることを表示している。例えば、黄色い光で照らされて左共用キー42Lの存在感を増すようにしている。なお、この場合、前記発光素子は、発光制御部37(図5参照)により発光動作が制御される。
図60に示すように、左加熱口4Lと右加熱口4Rの両方において、別のサブ調理メニューを既に実行中である場合には、機能表示部51は点滅していない。しかし、仮にこのレシピデータ取得キー75を操作しても、制御装置22はレシピデータCDの取得動作を許可しないので、前記レシピデータ取得キー75は実質的に機能を発揮できない。
図61は、図60に示した加熱調理器1において、実際に調理を行っている場合の、統合表示部15と中央操作部(後方操作部・前方操作部)17の、表示状態と入力操作とを示した説明図である。
この図61から明らかなように、左加熱口4Lで加熱動作中である場合には、左切入キー41Lは、下方からLED等の発光素子(図示せず)で照らされて、動作中であることを表示している。なお、この場合、前記発光素子は、発光制御部37(図5参照)により発光動作が制御される。
中央加熱口4Cと加熱室6が使用できない理由は、加熱調理器1で使用できる最大使用電力の上限値を規定している「ピークカット値」が、4000Wに設定されているからです。つまり、右加熱口4Rと左加熱口4Lを同時に使用するため、電力不足になることを制御装置22が判定し、使用できないことを使用禁止表示情報72Nで示している。
この図62において、ステップSS1~SS8は、制御装置22の統合制御プログラムの中に規定された、連携調理モードKM1の「レシピデータCDの取得用」の動作ステップである。
次に、統合表示部15が起動されるので、第1エリア15L~第3エリア15Rに、それぞれ待機時初期画面を表示する(ステップSS2)。
例えば、最初に通信端末200から特定の調理メニュー(例えば「ハンバーグ」)のレシピデータCDを送信する前の段階で、当該調理メニューを特定するための予告情報201を加熱調理器1に送信する。すると、この予告情報201を加熱調理器1が解析し、ハンバーグのレシピデータCDであることを確認できた場合、統合表示部15において、レシピ取得操作を促す表示を行う。
例えば、前記ハンバーグの調理は、最初に右加熱口4R又は左加熱口4Lにおいて調理工程1を行う必要があるため、左エリア(第1エリア)15Lと右エリア(第3エリア)15Rの両方において、レシピデータ取得キー(スイッチ)75の操作をするように表示する。
前記通信端末200からは、前記選択情報202を受けて、レシピデータCDを送信する。この送信データを受けて加熱調理器1は、内部の状態状態(例えば、総電力消費量の設定値等)を確認し、問題なければ、次の段階に進めるというデータ取得プロセスを実行する(ステップSS6)。
(1)特定の通信端末200と通信状態を確立する通信確立ステップ(SS3)と、
(2)前記通信確立ステップ(SS3)の後に、前記通信部25から取得した予告情報201に応じて、前記レシピデータ取得キー(スイッチ)75の操作が必要であることを示す情報を、前記報知手段40において報知する報知ステップ(SS4)と、
(3)前記報知手段40で報知されたレシピデータ取得キー(スイッチ)75が操作された場合、選択情報202を発信する確認ステップ(SS5)と、
(4)前記選択情報202を送信後に、前記レシピデータCDの受信に備える受信待機ステップ(SS6)と、
を順次実行する構成になっている。
この図63は、外部から取得した連携調理モードKM1における、1つの調理メニュー(ローストビーフ)を行っている状態を示す統合表示部15と中央操作部17の説明図である。
この図63から明らかなように、連携調理モードKM1の1つの調理メニュー(例えば、「ローストビーフ)に関して、外部からレシピデータCDを取得した場合、当該調理メニューは、右加熱口4Rで最初に予熱動作を開始し、その後、右加熱口4Rにおいて調理工程1を実行する必要がある。調理工程2は加熱室6を使用する調理メニューである。
ところが、ユーザーが設定キー45を事前に操作し、「右加熱口4R優先モード」で行うという「デフォルト設定」をしておくと、最初には右エリア15Rに識別情報72が表示される。
つまり、図63に示しているように、右エリア(第3エリア)15Rには、識別情報72と、連携調理モードKM1の総括表示情報72Pが文字で表示される。
なお、この図63に示す実施の形態2では、左右1対の切入りキー41Rは、他の切入りキー41L、41Mとは明瞭に識別できるように、前記発光制御部37によって、タッチキー部分の全体が発光形態で表示されているか、又は点滅表示された状態で表示されており、ユーザーが操作すべきキーは、右切キー41Rであることを強調している。
そのため、許可条件2を満たした場合には、図63に示すように中央エリア15Mに、使用禁止表示情報72Nが表示される。図63では、「グリル庫(加熱室)使用不可」という文字情報で、前記使用禁止表示情報72Nが表示される。つまり、加熱室6を占用することを表示する。
以上の説明から明らかなように、この実施の形態2では、第1の開示に関する加熱調理器1を、以下の形態で開示していた。
すなわち、第1の開示に関する加熱調理器1の1つの形態は、
本体2の上面にそれぞれ配置された左加熱口4L及び右加熱口4Rにおいて加熱動作を行う第1の加熱手段HM1と、
前記本体2の内部にある加熱室6で加熱動作を行う第2の加熱手段HM2と、
前記左加熱口4L、前記右加熱口4R及び前記加熱室6における、それぞれの調理に関する情報を表示する統合表示部15と、
入力操作部36の入力を受ける制御装置22と、
外部の情報処理手段(通信端末200等)との間で無線通信を行う通信部25と、
を備え、
前記統合表示部15は、1つの表示エリアの中を、前記左加熱口4L用の左後方エリア63Bと、前記第2の加熱手段用の中央後方エリア64Bと、前記右加熱口4R用の右後方エリア65Bと、前記左後方エリア63Bの手前にある左前方エリア63Fと、前記中央後方エリア64Bの前方にある中央前方エリア64Fと、前記右後方エリア65Bの手前にある右前方エリア65Fと、に分割(区画)して表示する機能を有し、
前記左後方エリア63Bの中にはタッチ式で入力が可能な左選択キー(左共用キー)42Lを配置し、
前記中央後方エリア64Bの中にはタッチ式で入力が可能な中央選択キー(中央共用キー)42Mを配置し、
前記右後方エリアの65Bの中にはタッチ式で入力が可能な右選択キー(右共用キー)42Rを配置し、
前記入力操作部36が、前記統合表示部15の手前に配置され、
前記入力操作部36には、前記左選択キー41Lよりも更に手前に位置し、前記左加熱口4Lを選択する左切入キー42Lと、前記中央選択キー41Mよりも更に手前に位置し、前記第2の加熱手段を選択する中央切入キー42Mと、前記右選択キー41Rよりも更に手前に位置し、前記右加熱口4Rを選択する右切入キー42Rと、を配置し、
前記制御装置22は、前記第1の加熱手段HM1と前記第2の加熱手段HM2とを使用して、1つの調理メニューに関して、調理工程1及び調理工程2を実行させる連携調理モードKM1の実行機能を有し、
前記制御装置22は、前記入力操作部36と別の右操作部18に設けたタイマー操作部43を操作した場合、当該タイマー操作部43の操作に応じて、前記左後方エリア63B、中央後方エリア64B、前記右後方エリア65B、のそれぞれに対して規定の順番に従って、2種類の時間情報の何れか1つを順次表示すること、
を特徴とする構成である。
このため、ユーザーは、選択すべき対象である、
(1)(左右)加熱口4L、4Rと加熱室6、
(2)連携調理モードKM1とその調理メニュー
(3)制御条件(火力や設定温度等)を入力する各種入力スイッチ類(左選択キー41L、右選択キー41R、左切入スイッチ42L、右切入スイッチ42R)、
の対応関係について、前後方向の配置を基準にして、正しく、かつ、容易に認識でき、誤操作を防止することが期待できる。そのため、ユーザーにとって使い勝手の良い加熱調理器1を提供することができる。
前記入力操作部36にあるレシピデータ取得キー(スイッチ)75により、前記連携調理モードKM1を選択した場合、つまり、外部からのレシピデータCDを利用して1つの調理メニューを実行する場合、その1つの連携調理メニューの識別情報72を、調理工程1に関係するエリアに表示し、
前記連携調理モードKM1の加熱動作を開始させるための入力操作は、前記識別情報72が表示された、前記左エリア15L、前記右エリア15R又は前記中央エリア15Mの前方に配置された、前記左切入キー42L、右切入キー42R又は中央切入キー42Mの何れか1つで行うこと、を特徴とする構成である。
このため、ユーザーは選択すべき2つの(左右)加熱口4L、4R及び加熱室6と、サブ調理モードや制御条件(火力や設定温度等)を入力する各種入力スイッチ類(左選択キー42L、右選択キー42R、中央選択キー42M、左切入キー41L、中央切入りキー41M、右切入スイッチ41R)の対応関係について、正しく認識でき、誤操作を防止することが期待できる。そのため、ユーザーにとって使い勝手の良い加熱調理器1を提供することができる。
前記左共用スイッチ42L又は前記右共用キースイッチ42Rを操作する動作に応じて、1つのサブ調理モードの前記識別情報(調理モード表示部)46と、次の選択候補となる別の調理モードの前記識別情報(調理モード表示部)46Aとを、前記左エリア15L又は前記右エリア15Rにおいて、同時に表示させることができる構成であった。
前記前記連携調理モードKM1の1つの調理メニューに対応する調理メニュー表示部72と、次の選択候補となる調理メニュー候補表示部72Aとを、前記中央エリア15Mにおいて、同時並行的に表示させることができる構成であった。
この構成であるから、目的とする1つの(連携)調理メニューを簡単に選択することができる。
前記左選択キー42L、前記右選択キー42R及び中央選択キー42Mは、それぞれが1対のキーを有し、それらキーの何れか一方は、複数の前記識別情報46や前記調理メニュー表示部72を、規定の順序(正方向R1)で表示させるアップキーであり、他方の前記キーは、前記規定の順序と反対の順序(逆方向R2)で表示させるダウンキーであること、を特徴とする構成であった。
前記左加熱口4Lと前記右加熱口4Rとの間に位置している中央加熱口4Cを、更に有し、
前記統合表示部15は、前記左エリア15Lと、前記右エリア15Rとの間に、前記中央加熱口4C用の中央エリア15Mを表示する機能を有していること、を特徴とする構成であった。
前記後方操作部17Bには、前記中央エリア15Mの手前に中央共用スイッチ(キー)42M、更に配置しており、
前記前方操作部17Fには、前記中央共用スイッチ(キー)42Mよりも更に手前に、前記中央加熱口4C(中央IHコイル9C)を選択するための、中央左切入キー41Mを配置していること、を特徴とする構成であった。
図64は、実施の形態3を示す加熱調理器1の、統合表示部15と中央操作部(後方操作部・前方操作部)17、右操作部18及び右火力表示部16Rの、表示状態と入力操作とを示す説明図である。図65は、連携調理モードの調理を行う場合の、統合表示部15の表示とダイヤル式の入力部170の動作とを示す模式図である。図66は、図65に示した構成の変形例を示す動作ステップ図である。なお、図1~図63に説明した実施の形態1及び2の構成と、同一又は相当部分は、同じ符号を付けている。
すなわち、この実施の形態3では、実施の形態1における選択キー70に相当する構成として、ダイヤル(回動)式入力部170を設けた点で、実施の形態1及び2と大きく異なる。
図64(A)(B)において、170は、右操作部18の左端部に配置したダイヤル式入力部である。
前記右操作部18には、ダイヤル回転検知部180(図示せず)を有している。
前記ダイヤル検知部180は、前記したダイヤル式入力部170の回動に応じて発生するパルス信号を検知し、回動した角度に応じた指令信号に変換して、当該指令信号を入力信号解析部34(図5参照)に入力する。そのため、ダイヤル式入力部170の回動した量と方向(正方向R2と反対方向R1)に応じた信号を入力信号解析部34で取得し、統合表示部15の表示指令情報に反映させることができる。
この表示ルールについては、次の図65で詳しく説明する。なお、ダイヤル式入力部170は、1回転(360度)を超えるような回転は出来ず、例えば120度又は180度等の、一定の角度だけしか回動しない構成であっても良いが、前記した正方向R2と逆方向R2に回動できるようにする。
その後、主電源スイッチ20の操作ボタン20Aを押すと、統合表示部15の表示エリア全体には、実施の形態1(特に、図48)に示したように、待機時初期画面に切り替わる。
例えば、図64(B)は、デフォルト設定されている調理メニューとして「パエリア」の識別情報72が、左エリア15Lに表示された状態を示している。
つまり、この図63(B)の状態では、まだ、1つの調理メニュー(パエリア)の選択は確定していない。しかし、左エリア15Lに「パエリア」が表示されているので、この左エリア15Lで表示されている「パエリア」、「ハンバーグ」及び「グラタン」の3種類は、左加熱口4Lで調理工程1を開始できることが分かる。
また、「パエリア」の識別情報72が左エリア15Lの中央に表示されている状態で、図64(B)に示すように、左切入りキー41Lを押せば、このままパエリアの調理開始が確定する。
図65(A)は、連携調理モードKM1の調理を行う場合の、統合表示部15の表示とダイヤル式入力部170の動作とを示す模式図である。
図65(A)に示すように、連携調理モードKM1の調理を行う場合の、デフォルト設定は、統合表示部15の左エリア15Lに最初に識別情報72を表示する。しかも、左エリア15Lに表示される調理メニューは、合計3つある。図64(B)に示したように、それらの3つの調理メニューの内、最初に表示される識別情報72は、「パエリア」である。
また、図65(A)から分かるように、右エリア15Rに「ローストビーフ」の識別情報72が表示されたのは、右エリア15Rでは、「ローストビーフ」がデフォルト設定で最優先に表示されるように、機能設定キー45を使用してユーザーが事前に設定しているためである。但し、右加熱口4Rと左加熱口4LにおけるIHコイル9R、9Lの加熱能力に差がある場合があり、その能力差によって実行できる調理メニューが変化する場合もあるので、その場合は、ユーザーが個々に設定する必要はなく、制御装置22の側で適合する調理メニューを、左右の加熱口4L、4Rで自動的に振り分けて表示する。
以上の説明から分かるように、前記ダイヤル式入力部170を、ユーザー正方向R2に回動する度に、左エリア15L、中央エリア15M、右エリア15Rと、識別情報72の表示エリアは順次1つずつ変化するが、更に逆方向R1に回すと、今度は右エリア15Rから中央エリア15M、左エリア15Lのように、表示されるエリアされるは、左側へ1つずつ戻ることになる。
図65(B)は、連携調理モードKM1の調理を行う場合の、ダイヤル式入力部170の動作と、中央操作部17の入力及び統合表示部15の表示内容を示す模式図である。
最初に、ダイヤル式入力部170を回動させると、その回動範囲に対応して、左エリア15Lから右エリア15Rに、調理メニューの識別情報72が順次表示される(ステップSW1)。つまり、このステップSW1では、3つの表示エリア15L、15M、15Rの何れか1つを選択することに対応して、調理工程1で使用される加熱口4L、4R又は加熱室6や中央加熱口4Cの選択動作となる。
この後、加熱制御部23は左加熱口4LのIHコイル9Lへ高周波電力を印加し、加熱動作を開始できる(ステップSW4)。なお、この後、誘導加熱の火力は、左共用キー42Lによって増減(アップダウン)できる。
図66は、図65に示した構成の変形例を示す動作ステップ図である。
この図66の変形例では、前記ダイヤル式入力部170の構成を変更している。
すなわち、この図66に示したダイヤル式入力部170は、回動動作に応じて位置信号を出すことに加え、円形のダイヤルの中心部CPにある回動中心軸を兼ねた回動軸(図示せず)が、その軸線方向に押し込まれることにより、「表示エリア確定指令信号」を制御装置22(入力信号解析部34)に対して発する構成である。
最初に、ダイヤル式入力部170を回動させると、その回動範囲に対応して、左エリア15Lから右エリア15Rに、1つの表示エリア毎に調理メニューの識別情報72が順次表示されていく(ステップSW1)。つまり、図65の(B)で示したステップSW1と同じ動作を行う。そのため、3つの表示エリア15L、15M、15Rの何れか1つを選択することとなるが、これを言い換えれば、調理工程1で使用される加熱口4L、4R又は加熱室6や中央加熱口4Cを選択する動作でもある。
すなわち、ステップSW2Aでは、1つの表示エリア(例えば、左エリア15L)を選択することを確定する処理が行われる。図65の構成では、対応する共用キー(例えば、42L)の操作を行った。
これに対し、この図66の構成では、ダイヤル式入力部170を前記中心部CPにある前記回動軸(図示せず)の軸線に沿った方向(鉛直方向)に押し込むと、「表示エリア確定指令信号」が制御装置22に入力されるので、統合表示部15では、識別情報72を表示すべき表示エリアが固定されることになる。なお、ダイヤル式入力部170は、押し込まれても、押し込む動作を止めれば、圧縮バネ等の力によって自動的に元の位置に復帰する。
このように、このステップSW2Bは、左右1対の左共用キー42Lを使用せずに、ダイヤル式入力部170の回動操作に応じて、1つずつ調理メニューの識別情報72を左エリア15Lに表示することができる(ステップSW2B)。
この後、加熱制御部23は左加熱口4LのIHコイル9Lへ高周波電力を印加し、加熱動作を開始できる(ステップSW4)。なお、この後、誘導加熱の火力は、左共用キー42Lによって増減(アップダウン)できる。
更に、そのような表示エリアの固定に続いて、そのままダイヤル式入力部170を握ったまま、更に左右に回動すれば、別の調理メニューに変更することができるので、ダイヤル式入力部170を主体にして、異なる種類の複数の入力操作を円滑に行うことができる。
以上の説明から明らかなように、この実施の形態3では、第1の開示に関する加熱調理器1を、以下の形態で開示していた。
すなわち、第1の開示に関する加熱調理器1の1つの形態は、
本体2の上面にそれぞれ配置された左加熱口4L及び右加熱口4Rにおいて加熱動作を行う第1の加熱手段HM1と、
前記本体2の内部にある加熱室6で加熱動作を行う第2の加熱手段HM2と、
前記左加熱口4L、前記右加熱口4R及び前記加熱室6における、それぞれの調理に関する情報を表示する統合表示部15と、
入力操作部36の入力を受ける制御装置22と、
を備え、
前記統合表示部15は、1つの表示エリアの中が、前記左加熱口用の第1エリア(左エリア)15Lと、前記第2の加熱手段HM2用の第2エリア(中央エリア)15Mと、前記右加熱口4R用の第3エリア(右エリア)15Rと、に区画されて表示する機能を有し、
前記統合表示部の外側で、かつ、それに隣接した前方の位置には、
(1)前記左エリア15L、前記中央エリア15M及び前記右エリア33別に存在している、左共用キー(左選択キー)42L、中央共用キー(中央選択キー)42M及び右共用キー(右選択キー)42Rと、
(2)第1の加熱手段HM1と第2の加熱手段HM2の、それぞれの加熱動作の開始と終了を決定できる切入キー41L、41M、41Rと、
をそれぞれ(前後2列に)配置してあり、
前記制御装置22は、1つの調理メニューに関して、前記第1の加熱手段HM1と前記第2の加熱手段HM2の何れか一方を使用する調理工程1と、他方を使用する調理工程2と、を有した連携調理モードKM1の実行機能を有し、
前記入力操作部36には、前記連携調理モードKM1を選択する場合に操作するダイヤル式選択部170を有し、
前記ダイヤル式入力部170は、所定方向(正方向R2)及びそれと反対方向R1に回動することに伴って、前記左エリア15L、前記中央エリア15M及び前記右エリア15Rに、前記連携調理モードKM1で実行できる調理メニューの識別情報72を、所定の順番及びこれとは逆の順番で順次表示し、
前記制御装置22は、前記左加熱口4L、中央加熱口4C又は右加熱口4Rの何れか1つにおいて加熱調理を実行しているときに前記タイマー操作部43が操作されると、当該加熱動作中の前記左加熱口4L、中央加熱口4C又は右加熱口4Rの何れか1つに対応した、前記個別表示エリア15L、15M、15Rの何れか1つにおいて、前記切タイマー機能の設定時間情報66を表示すること、
を特徴とする構成である。
そして、前記制御装置22は、前記タイマー操作部43を操作した場合、当該タイマー操作部4の操作に応じて、前記個別表示エリア(15L、15M、15R)のそれぞれに対して規定の順番に従って、2種類の時間情報(デフォルト時間情報TX、初期時間情報69T)の何れか1つを順次表示する構成である。
このため、ユーザーは、選択すべき対象である、
(1)(左右)加熱口4L、4Rと加熱室6、
(2)連携調理モードKM1とその調理メニュー
(3)加熱動作の開始を指令する各種入力スイッチ類(左切入キー41L、中央切入りキー41M、右切入スイッチ41R)、
の対応関係について、前後方向の配置を基準にして、正しく、かつ、容易に認識でき、誤操作を防止することが期待できる。そのため、ユーザーにとって使い勝手の良い加熱調理器1を提供することができる。
このため、ダイヤル式選択部170の回動と軸方向移動という2つの操作を連続させて行うことで、更にユーザーにとって使い勝手の良い加熱調理器1を提供することができる。
図67は、実施の形態4を示す加熱調理器1における2種類のタイマー機能(切タイマー機能と簡単タイマー機能)を実行する制御装置22の主要な動作を示すフローチャート1である。図68は、図67に示した動作の続きを示す制御装置22のフローチャート2である。図69は、更に図68に示した制御装置の動作の続きを示すフローチャート3である。なお、図1~図66に説明した実施の形態1~3の構成と、同一又は相当部分は、同じ符号を付けている。
図67は、2種類のタイマー機能(切タイマー機能と簡単タイマー機能)を実行する制御装置22の主要な動作を示すフローチャート1である。ステップSU1~SU17を実行する制御プログラムは、制御装置22の記憶装置21の中に格納されている。
この図67において、四角の枠の中に白抜き数字(43と44)で示した数字は、右操作部18の各種入力キー(操作部)を示している。例えば、ステップSU1の段階にある「43」は、タイマー操作部43を操作することを意味している。
実施の形態1では、図50で説明したように、タイマー操作部43をユーザーが1回操作した場合、制御装置22は、加熱動作に使用中の上部加熱部UHがあるかどうかを判定する。また、加熱室6についても加熱動作中であるかどうかを判定する。
そして、制御装置22が上部加熱部UHの内、左加熱口4L又は右加熱口4Rが加熱動作中であると判定すると、表示する順番を定めた「ルール」に従って候補時間情報TXを関係する表示エリアに表示する。当該「ルール」が、第1表示エリア15L~第3表示エリア15Rの順であれば、最初に第1表示エリア15Lに候補時間情報TXを表示する。加熱室6は、第2表示エリア15Mを使用するので、上記順番で表示動作が行われる。
次のステップSU3では、第1表示エリア15Lに対応する左加熱口4Lの加熱動作有無が判定される。加熱動作中でない場合には、ステップSU10に進む。つまり、加熱動作中であるかどうかの判定により、判定結果が「No」であった場合には、前記した「ルール」の通り、第1表示エリア15Lから、第2表示エリア15M、その次は第3表示エリア15Rと、順次変動する。
前記候補時間情報TXが第1表示エリア15Lに表示された時点から、「切替(猶予)時間」(例:5秒間)のカウントを開始する。この一定の長さの「切替(猶予)時間」(例:5秒間)内において、タイマー操作部43を、ユーザーが更に1回操作した場合は、ステップSU5の判定結果は「No」となり、ステップSU10に進む。つまり、切タイマー機能の候補時間情報TXを表示すべき表示エリアが、第1表示エリア15Lから第2表示エリア15Mに強制的に切り替わる。
1対の設定キー(時間入力部)44を押すと、ステップSU6において設定時間の変更入力の有無が判定される。1対の設定キー(時間入力部)44は、アップダウンキーであるので、押した回数に応じて、表示されていた候補時間は、別の候補時間に変更される。
こうして、表示されていた候補時間の変更が行われると、第1表示エリア15Lに表示されていた候補時間情報TXは、別の候補時間情報TXに変更されて表示される(ステップSU7)。なお、このステップSU6において、四角の枠の中に白抜き数字(44)で示した数字は、設定キー(時間設定部)44の操作が必要であることを示している。
設定時間の入力をステップSU6で行った場合、ステップSU7の時点からの経過時間の計測を開始し、当該経過時間が所定の閾値、すなわち、前記待機期間TY1を超えると、ステップSU8は「Yes」判定となる。
ステップSU10では、中央加熱口4Cに対応した中央エリア(第2表示エリア)15Mを表示対象として選定する。
次のステップSU11では、第2表示エリア15Mに対応する中央加熱口4C又は加熱室6が加熱動作中であるかどうかの判定が実行される。加熱動作中でない場合には、ルートAの通り、ステップSU18に移る(図68参照)。つまり、加熱動作中であるかどうかの判定により、判定結果が「No」であった場合には、前記した「ルール」の通り、第2表示エリア15Mから、第3表示エリア15Rに表示対象エリアが自動的に切り替わる。
1対の設定キー(時間入力部)44を押すと、ステップSU14において設定時間の変更入力の有無が判定される。1対の設定キー(時間入力部)44は、アップダウンキーであるので、押した回数に応じて、表示されていた候補時間は、別の候補時間に変更される。
こうして、表示されていた候補時間の変更が行われると、第2表示エリア15Mに表示されていた候補時間情報TXは、別の候補時間情報TXに変更されて(点滅状態で)表示される(ステップSU15)。なお、このステップSU6において、四角の枠の中に白抜き数字(44)で示した数字は、設定キー(時間設定部)44の操作が必要であることを示している。
図68は、2種類のタイマー機能(切タイマー機能と簡単タイマー機能)を実行する制御装置22の主要な動作を示すフローチャート1であり、図67に示した動作ステップの続きを示している。
次に、ステップSU18~SU32について説明する。
ステップSU18では、右加熱口4Rに対応した右エリア(第3表示エリア)15Rを表示対象として選定する。
次のステップSU19では、第3表示エリア15Rに対応する右加熱口4Rが加熱動作中であるかどうかの判定が実行される。加熱動作中でない場合には、前記した表示ルールの順番に従って、第1表示エリア15Lの表示動作に進む。つまり、加熱動作中であるかどうかの判定により、判定結果が「No」であった場合には、前記した「ルール」の通り、第3表示エリア15Rから、第1表示エリア15Lに表示対象エリアが自動的に切り替わる。
1対の設定キー(時間入力部)44を押すと、ステップSU22において設定時間の変更入力の有無が判定される。1対の設定キー(時間入力部)44は、アップダウンキーであるので、押した回数に応じて、表示されていた候補時間は、別の候補時間に変更される。
こうして、表示されていた候補時間の変更が行われると、第3表示エリア15Rに表示されていた候補時間情報TXは、別の候補時間情報TXに変更されて(点滅状態で)表示される(ステップSU23)。なお、ステップSU22において、四角の枠の中に白抜き数字(44)で示した数字は、設定キー(時間設定部)44の操作が必要であることを示している。
ステップSU26では、左加熱口4Lに対応した左エリア(第1表示エリア)15Lを表示対象として選定する。
次のステップSU27では、第1表示エリア15Mに対応する左加熱口4Lが加熱動作していない「加熱非動作中」であるかどうかの判定が実行される。加熱動作中でない場合には、「Yes」判定となり、ステップSU28に進む。「No」判定の場合には、ルートBの通り、ステップSU33に移る(図69参照)。つまり、加熱動作中でないかどうかの判定により、判定結果が「No」であった場合には、前記した「ルール」の通り、第3表示エリア15Rから、第1表示エリア15Lに表示対象エリアが自動的に切り替わる。
ステップSU28では、第1表示エリア16Lの中に、経過時間表示部69が表示される。この表示部には初期時間情報69T(例えば、0秒)が最初に表示される。
前記初期時間情報69Tが第1表示エリア15Lに(点滅形態で)表示された時点(ステップSU28)から、「切替(猶予)時間」(例:5秒間)のカウントを開始する。この一定の長さの「切替(猶予)時間」(例:5秒間)内において、タイマー操作部43を、ユーザーが更に1回操作した場合は、ステップSU29の判定結果は「No」となり、ステップSU33(図69参照)に進む。つまり、簡単タイマー機能の初期時間情報69Tを表示すべき表示エリアが、第1表示エリア15Lから第2表示エリア15Mに強制的に切り替わる。
このため、ステップSU31では、即時にカウントアップ動作が開始され、経過時間の情報が連続的に(例えば、1秒単位でカウントアップされて)表示される(ステップSU32)。なお、ステップSU30において、四角の枠の中に白抜き数字(45)で示した数字は、前記スタートキー45の操作が必要であることを示している。
次に、ステップSU33以降について説明する。
ステップSU33では、中央加熱口4L又は加熱室6に対応した中央エリア(第2表示エリア)15Mを、簡単タイマー機能の初期時間情報69Tとその後の経過時間の情報の表示対象として選定する。
加熱動作中でない場合には、「Yes」判定となり、ステップSU35に進む。「No」判定の場合には、ステップSU40に進む。つまり、加熱動作中でないかどうかの判定により、判定結果が「No」であった場合には、前記した「ルール」の通り、第3表示エリア15Rから、第1表示エリア15Lに表示対象エリアが自動的に切り替わる。
ステップSU35では、第2表示エリア16Mの中に、経過時間表示部69が表示される。この表示部には初期時間情報69T(例:0秒)の情報が最初に表示される。
この初期時間情報69Tが第2表示エリア15Mに表示されてから、所定の長さの「切替(猶予)時間」(例:5秒間)を経過した場合、自動的に表示エリアが「第2表示エリア15M」に確定する(ステップSU36)。
そしてカウントアップ動作開始(ステップSU38)後は、初期時間情報69Tの表示は、0秒に連続し、例えば1秒置き又は数秒置きの累積時間(カウントアップ時間)情報が、第2表示エリア15Mに表示される。なお、ステップSU37において、四角の枠の中に白抜き数字(45)で示した数字は、前記スタートキー45の操作が必要であることを示している。
ステップSU40では、右加熱口4Rに対応した右エリア(第3表示エリア)15Rを表示対象として選定する。
次のステップSU41では、第3表示エリア15Mに対応する右加熱口4Rが加熱動作していない「加熱非動作中」であるかどうかの判定が実行される。加熱動作中でない場合には、「Yes」判定となり、ステップSU42に進む。「No」判定の場合には、ルートCの通り、ステップSU1に戻る(図67参照)。つまり、加熱動作中でないかどうかの判定により、判定結果が「No」であった場合には、前記した「ルール」の通り、第3表示エリア15Rから、第1表示エリア15Lに表示対象エリアが自動的に切り替わる。
ステップSU42では、第3表示エリア16Rの中に、経過時間表示部69が表示される。この表示部には初期時間情報69Tの情報(例:0秒)が最初に表示される。
この初期時間情報69Tの情報が第2表示エリア15Mに表示されてから、所定の長さの「切替(猶予)時間」(例:5秒間)を経過した場合、自動的に表示エリアが「第3表示エリア15R」に確定する(ステップSU43)。
そしてカウントアップ動作開始(ステップSU45)後は、初期時間情報69Tの表示は、0秒に連続して、例えば1秒置き又は数秒置きの累積時間(カウントアップ時間)の情報として、第3表示エリア15Rに表示される。なお、ステップSU44において、四角の枠の中に白抜き数字(45)で示した数字は、前記スタートキー45の操作が必要であることを示している。
以上の説明から明らかなように、この実施の形態4では、以下の通り第3の開示に関する加熱調理器1を開示していた。
すなわち、第3の開示に関する加熱調理器1の1つの形態は、
本体2の上面に配置された複数の加熱部(3つの加熱口4L、4C、4Rと加熱室6)と、
ユーザーが操作して前記加熱部を個々に選択できる選択部41L、41M、41Rと、
前記加熱口に共通の入力を行う共用操作部18と、
前記加熱口に関する調理情報を表示する統合表示部15と、
前記統合表示部15の表示動作と前記加熱部の加熱動作とを個々に制御する制御装置22と、
を備え、
前記共用操作部18には、前記複数の加熱部(3つの加熱口4L、4C、4Rと加熱室6)と、それら加熱部の加熱動作時間を制限する切タイマー機能を選択できるタイマー操作部43と、前記切タイマー機能の設定時間を入力できる時間入力部(入力キー)44と、を有し、
前記統合表示部15には、前記加熱部(3つの加熱口4L、4C、4Rと加熱室6)毎に割り当てられた個別表示エリア15L、15M、15Rが、前記加熱部の左右方向における配置と同じ配置で並んでおり、
前記制御装置22は、
(1)前記タイマー操作部43が操作されると、加熱動作中の前記加熱部の個々に対応した前記個別表示エリア15L、15M、15Rの何れか1つにおいて、前記切タイマー機能の候補時間情報TXを表示し(図67のステップSU4と、SU12及び図68のステップSU20参照)、
(2)前記候補時間情報の表示又は前記設定時間情報の表示から、所定の時間(待機時間TY)経過した段階で前記切タイマー機能を自動的に開始できること、
を特徴とする構成である。
前記スタートキー45の操作によって、前記簡単タイマー機能を開始できることを特徴とする構成である。
また、加熱動作中ではない表示エリアでは、簡単タイマー機能を使用した、初期時間情報(例:0秒間)を表示させることができる。そして、他の入力キー45を押せば、カウントアップ動作の結果である累積時間の情報も、当該表示エリアの中の経過時間表示部69において、表示させることができる。
このため、複数の加熱部を使用して各種の加熱調理に幅広く対応でき、しかも、切タイマー機能と簡単タイマー機能とを活用するために、ユーザーによる設定時間の入力操作及び切タイマー機能の開始指令等の、作業負荷軽減に貢献する加熱調理器1を提供することができる。
図70は、実施の形態5に係る加熱調理器1において、タイマー機能(切タイマー機能)を使用した場合における、統合表示部15、中央操作部(後方操作部・前方操作部)17、右操作部18及び右火力表示部16Rの、表示状態と入力操作とを示す説明図である。図71は、図70に示した加熱調理器1の、タイマー機能(切タイマー機能と簡単タイマー機能)の動作を示すフローチャートである。なお、図1~図69に説明した実施の形態1~4の構成と、同一又は相当部分は、同じ符号を付けている。
図70は、切タイマー機能を使用した場合における、統合表示部15、中央操作部(後方操作部・前方操作部)17、右操作部18及び右火力表示部16Rの、表示状態と入力操作とを示す説明図である。
この図70は、左加熱口4Lと右加熱口4Rで、それぞれ加熱調理を行っている途中段階を示している。
右加熱口4Rでは、火力レベル6で誘導加熱を行っている段階であり、右火力表示部16Rでは「火力6」を表示している。
図70に示す状態で、タイマー操作部43をユーザーが1回操作した場合、制御装置22は、加熱動作に使用中の上部加熱部UHがあるかどうかを判定する。また、加熱室6についても加熱動作中であるかどうかを判定する。
そして、この実施の形態5では、前記「サブ調理モード」の1つである「揚げ物」には、切タイマー機能を使用しないように制限している。この点は、図71で説明する。
このため、第1エリア15Lには、66 残り加熱時間表示部66に候補時間情報TXは表示されない。
このため、第1エリア15Lのサブ調理モード(揚げ物)に対して切タイマー機能を設定することはない。
この図70では、火力レベル6で誘導加熱を行っている右加熱口4Rの加熱動作を、タイマー機能(切タイマー機能)を使用して、設定時間PTだけ継続させることができる。図70に示したように、候補時間情報TXとして、デフォルト設定値の10分間が最初に表示されるので、このまま何もユーザーが入力操作をしなければ、待機期間TY(例えば、5秒間)が経過した時点で設定時間は10分間で確定し、自動的に切タイマー動作が開示される。そのため、10分経過後に右加熱口4Lの加熱動作は自動的に停止する。
図71は、2種類のタイマー機能(切タイマー機能と簡単タイマー機能)を実行する制御装置22の主要な動作を示すフローチャートである。この図71は、実施の形態4の図67に相当する図であるが、ステップSU6~SU9及びステップSU10以降の動作は割愛している。この図71の動作プログラムは、制御装置22の記憶装置21の中に格納されている。
すると表示する順番を定めた「ルール」に従って、ステップSU2では、左加熱口4Lに対応した左エリア(第1表示エリア)15Lにおいて、切タイマー機能の候補時間情報TXを表示する候補に設定する(しかし、この時点では、実際に時間情報を表示しない)。
このステップSU3Aでは、切タイマー動作を適用しない調理メニュー又はサブ調理モードであるかどうかの判定をする。図70で説明したように「揚げ物」は切タイマー動作を適用しないサブ調理モードの1つである。
そのため、「揚げ物」の場合には、第2エリア15Mで時間情報を表示するステップ10に進む。なお、仮に実施の形態1(図17)で説明した「加熱」というサブ調理モードであった場合には、ステップSU4に進み、第1エリア15Lにおいて、切タイマー機能の候補時間情報TXを表示する。
以上の説明から明らかなように、この実施の形態5では、以下の通り第5の開示に関する加熱調理器1を開示していた。
すなわち、第5の開示に関する加熱調理器1の1つの形態は、
複数の加熱部(加熱口4L、4C、4R)と、
ユーザーが操作して加熱部を個々に選択できる選択部と、
前記加熱部のそれぞれにおける加熱動作時間を制限する切タイマー機能と、前記加熱部の加熱動作時間を制限しない計時機能とを、それぞれ選択できるタイマー操作部43と、
前記加熱部毎に割り当てられた個別表示エリア15L、15M、15Rと、
前記加熱部の加熱動作を個々に制御する制御装置22と、
を備え、
前記制御装置22は、複数の加熱調理メニューの中からユーザーが選択した1つの調理メニュー又は調理モード(サブ調理モード)の実行機能を有し、
前記制御装置22は、前記加熱部の少なくとも1つが、前記加熱調理メニュー又は調理モードの1つのために加熱動作しているときに前記タイマー操作部43が操作されると、当該加熱調理メニュー又は前記調理モードに対して前記切タイマー機能の適用可否を判定し(図71のステップSU3A参照)、適用可能な場合は、前記加熱調理メニュー又は前記調理モードを実行中の前記加熱部に対応した、前記個別表示エリアにおいて、前記切タイマー機能の候補時間情報TX又は設定時間PTの情報を表示すること、
を特徴とする構成である。
図72は、実施の形態6に係る加熱調理器1において、タイマー機能(切タイマー機能と簡単タイマー機能)を使用した場合における、制御装置22の動作を示すフローチャートである。図73は、実施の形態6に係る加熱調理器1において、連携調理モードKM1で調理する場合における、統合表示部15の表示内容を示す説明図1である。図74は、実施の形態6に係る加熱調理器において、連携調理モードで調理する場合における、統合表示部の表示内容の変化を示す説明図2である。図75は、実施の形態6に係る加熱調理器において、連携調理モードで調理する場合における、統合表示部の表示内容の変化を示す説明図3である。なお、図1~図71に説明した実施の形態1~5の構成と、同一又は相当部分は、同じ符号を付けている。
が開始される。
また、「連携調理モードKM1」の場合には、図72のステップSU103から「表示ルール2」の適用が開始される。
図72は、連携調理モードKM1の調理の途中で、タイマー機能(切タイマー機能と簡単タイマー機能)を使用した場合における、制御装置22の動作を示すフローチャートである。ステップSU100~SU115を実行する制御プログラムは、制御装置22の記憶装置21の中に格納されている。
すると、ステップSU101では、少なくとも1つの加熱口又は加熱室6において加熱動作中であるかどうかの判定が行われる。
ステップSU105から前記待機期間TYが開始される。この待機期間TY中に、タイマー操作部43を更に1回押す(ステップSU106)と、候補時間情報TXが第2エリア15Mから消えるとともに、当該第2エリア15Mの経過時間表示部69には、初期時間情報69T(0秒)が表示される(ステップSU107)。
ステップSU112は、初期時間情報69Tが表示された場合であり、この場合は、前記したステップSU113に進み、ユーザーからの「簡単タイマー機能」の開始指令待ちの処理に移行する。
図73は、実施の形態6に係る加熱調理器1において、連携調理モードKM1で調理する場合における、統合表示部15の表示内容を示す説明図1である。
連携調理モードKM1の内、左加熱口4L又は右加熱口2の何れか一方を調理工程1で使用するパターンの場合を示している。
92は、調理工程番号であり、この図73(A)では「調理工程1」と文字で表示している。
48は、誘導加熱手段(第1の加熱手段)HM1を使用した左加熱口4Lを使用時に、ユーザーが設定した誘導加熱火力値又は火力レベル(段階)を示す火力表示部である。この図73では、火力レベルは「6」になっていることが分かる。
そこで、この2つの(表示)エリア15L、15Mの一体感、統一感を、より鮮明にするため、第1エリア15Lと第2エリア15Mの間の境界線15Sは、破線で示すように、実際には目視できないようにしている。反対に第2エリア15Mと第3エリア15Rの間の境界線15Sは、実線で示すように明瞭に視認できる太さや色彩の線で描き、分離しているイメージを強調している。
つまり、2つの個別表示エリア15L、15Mを結合して、より表示面積が大きくなった、1つの一体化表示エリア15Xを視覚的に実現している。
そこで、第1エリア15Lと第2エリア15Mの表示内容は、電気的にも機械的にも無関係であるから、図73(A)のように、特定の2つの表示エリア(15L、15M)だけで一体感、統一感を強調する必要はない。そのため、通常通りに、第1エリア15Lと第2エリア15Mの間の境界線15Sは、破線で示すように、実際には目視できないようにしている。第2エリア15Mと第3エリア15Rの間の境界線15Sも、破線で示すように、実際には目視できないようにしている。
図73(C)は、連携調理モードKM1の調理工程2を、加熱室6で行う調理メニューの場合を示したものである。図73(A)で説明した連携調理メニューの、調理工程2を実行している段階を示したものである。
図73(C)では、加熱室6に対応した第2エリア(中央エリア)15Mと、第3エリア15Rの表示内容を示している。
92は、調理工程番号であり、この図73(C)では「調理工程2」と文字で表示している。
48は、加熱室6に対して照射されるマイクロ波加熱手段(第2の加熱手段)HM2の出力値又は出力レベル(段階)を示す火力表示部である。この図73(C)では、500Wのマイクロ波加熱が行われることを示している。
そこで、1つの調理工程2の関係する制御条件(マイクロ波出力値)とデフォルト設定時間情報TXとを、それぞれ一覧状態で表示するための、2つの(表示)エリア15M、15Rの、一体感、統一感をより鮮明にする工夫をしている。
具体的には、第2エリア15Mと第3エリア15Rの間の境界線15Sは、破線でしめすように、実際には目視できないようにしている、反対に第1エリア15Lと第2エリア15Mの間の境界線15Sは、実線で示すように明瞭に視認できる太さや色彩の線を描き、分離しているイメージを強調している。
つまり、2つの表示エリア15M、15Rを結合して、より表示面積が大きくなった、1つの一体化表示エリア15Xを実現している。
図74は、連携調理モードKM1で調理する場合における、統合表示部15の表示内容を示す説明図2である。この図74は、図73の構成の変形例を示しており、図73に示した構成との相違点は、図74(B)にある。
すなわち、図74(B)に示しているように、第1表示エリア15Lと第2エリア15Mの間の境界線15S及び第1表示エリア15Lと第2エリア15Mの間の境界線15Sは、何れも破線で示すように、実際には目視できないようにしている。
図75は、実施の形態6に係る加熱調理器1において、連携調理モードKM1で調理する場合における、統合表示部15の表示内容を示す説明図3である。
連携調理モードKM1の内、加熱室6を調理工程1で使用するパターンの場合を示している。
92は、調理工程番号であり、この図75(A)では「調理工程1」と文字で表示している。
48は、第2の加熱手段HM2を使用時に、ユーザーが設定したマイクロ波出力値又は自動的に制御装置22が選択したマイクロ波出力値を示す火力表示部である。
そこで、この2つの(表示)エリア15M、15Rの一体感、統一感を、より鮮明にするため、第2エリア15Mと第3エリア15Rとの間の境界線15Sは、破線でしめすように、実際には目視できないようにしている、反対に第1エリア15Lと第2エリア15Mの間の境界線15Sは、実線で示すように明瞭に視認できる太さや色彩の線で描き、分離しているイメージを強調している。
つまり、2つの個別表示エリア15M、15Rを結合して、より表示面積が大きくなった、1つの一体化表示エリア15Xを実現している。
図75(C)は、連携調理モードKM1の調理工程2を、左加熱口4Lで行う調理メニューの場合を示したものである。図75(A)の場合の連携調理メニューの、調理工程2の段階を示している。
また、図75(C)は、加熱室6に対応した第2エリア(中央エリア)15Mと、第1エリア15Lの表示内容を示している。92は、調理工程番号であり、この図75(C)では「調理工程2」と文字で表示している。
48は、誘導加熱手段(第1の加熱手段)HM1を使用した左加熱口4Lを使用時に、ユーザーが設定した誘導加熱火力値又は火力レベル(段階)を示す火力表示部である。
つまり、2つの個別表示エリア15L、15Mを結合して、より表示面積が大きくなった、1つの一体化表示エリア15Xを実現している。
以上の説明から明らかなように、この実施の形態1では、以下の通り第6の開示に関する加熱調理器1を開示していた。
すなわち、第6の開示に関する加熱調理器1の1つの形態は、
本体2の上面に、左右に離れて配置された左加熱口4L及び右加熱口4Rと、
前記本体2の内部にある加熱室6と、
前記左加熱口4L、前記右加熱口4R及び前記加熱室6毎に割り当てられ、かつ、前記本体の上面に配置されていて、それぞれが左右方向に接近又は隣接するように並んでいる左表示部(第1表示エリア)15L、中央表示部(第2表示エリア)15M、右表示部(第3表示エリア)15Rと、
前記左加熱口4L、前記右加熱口4R及び前記加熱室6の各加熱源の加熱動作を個々に制御する制御装置22と、を備え、
前記制御装置22は、前記左加熱口4L又は前記右加熱口4Rの何れか1つを調理工程1で使用し、前記加熱室6を調理工程2で使用する、「連携調理モードKM1」の実行機能を有し、
前記制御装置22は、
(1)前記調理工程1の加熱動作を制御中に、タイマー操作部43から指令を受け付けた場合、前記中央表示部で、カウントダウン用のデフォルト設定時間情報TX(例:10分間)を表示し、
(2)前記調理工程2の加熱動作を制御中に、前記タイマー操作部43から指令を受け付けた場合、前記左表示部15L又は前記右表示部15Rにおいて、前記デフォルト設定時間情報TX(例:20分間)を表示すること、
を特徴とする構成である。
すなわち、第7の開示に関する加熱調理器1の1つの形態は、
本体2の上面に互いに間隔を置いて配置された左加熱口4L及び右加熱口4Rと、
前記本体2の内部にある加熱室6と、
前記左加熱口4L、前記右加熱口4R及び前記加熱室6毎に割り当てられ、かつ、前記本体の上面に配置されていて、それぞれが左右方向に接近又は隣接するように並んでいる左表示部(第1表示エリア)15L、中央表示部(第2表示エリア)15M、右表示部(第3表示エリア)15Rと、
前記左加熱口4L、前記右加熱口4R及び前記加熱室6の各加熱源の加熱動作を個々に制御する制御装置22と、を備え、
前記制御装置22は、前記加熱室6を調理工程1で使用し、前記左加熱口4L又は前記右加熱口4Rの何れか1つを調理工程2で使用する、「連携調理モードKM1」の実行機能を有し、
前記制御装置22は、
(1)前記調理工程1の加熱動作を制御中に、タイマー操作部43から指令を受け付けた場合、前記左表示部15L又は前記右表示部15Rにおいて、カウントダウン用のデフォルト設定時間情報TX(例:20分間)を表示し、
(2)前記調理工程2の加熱動作を制御中に、前記タイマー操作部43から指令を受け付けた場合、前記中央表示部において、カウントダウン用のデフォルト設定時間情報TX(例:10分間)を表示すること、
を特徴とする構成である。
しかも、連携調理モードKM1の調理では、調理工程1又は調理工程2で使用していない加熱手段と対応する個別表示エリアにおいて、自動的に切タイマー機能のための時間情報を表示できる。
すなわち、第8の開示に関する加熱調理器1の1つの形態は、
本体2の上面で、配置された左加熱口4L及び右加熱口4Rと、
前記本体2の内部にある加熱室6と、
前記左加熱口4L、前記右加熱口4R及び前記加熱室6毎に割り当てられ、かつ、前記本体の上面に配置されていて、それぞれが左右方向に接近又は隣接するように並んでいる左表示部(第1表示エリア)15L、中央表示部(第2表示エリア)15M、右表示部(第3表示エリア)15Rと、
前記左加熱口4L、前記右加熱口4R及び前記加熱室6の各加熱源の加熱動作を個々に制御する制御装置22と、を備え、
前記制御装置22は、前記左加熱口4L又は前記右加熱口4Rの何れか1つを調理工程1で使用し、前記加熱室6を調理工程2で使用する連携調理モードの実行機能を有し、
前記制御装置22は、
(1)前記調理工程1の加熱動作を制御中に、タイマー操作部43から指令を受け付けた場合、前記中央表示部15Mで、カウントダウン用のデフォルト設定時間情報TX(例:10分間)を表示し、
(2)前記デフォルト設定時間情報TX(例:10分間)を表示している待機期間TY中に再び前記タイマー操作部43から指令を受けた場合、前記中央表示部15Mにおいて、前記デフォルト設定時間情報TXの表示は消して、カウントアップ用の初期時間情報69T(例:0秒)を表示すること、
を特徴とする構成である。
すなわち、第9の開示に関する加熱調理器1の1つの形態は、
本体2の上面で、配置された左加熱口4L及び右加熱口4Rと、
前記本体2の内部にある加熱室6と、
前記左加熱口4L、前記右加熱口4R及び前記加熱室6毎に割り当てられ、かつ、前記本体の上面に配置されていて、それぞれが左右方向に接近又は隣接するように並んでいる左表示部(第1表示エリア)15L、中央表示部(第2表示エリア)15M、右表示部(第3表示エリア)15Rと、
前記左加熱口4L、前記右加熱口4R及び前記加熱室6の各加熱源の加熱動作を個々に制御する制御装置22と、を備え、
前記制御装置22は、前記加熱室6を調理工程1で使用し、前記左加熱口4L又は前記右加熱口4Rの何れか1つを調理工程2で使用する連携調理モードの実行機能を有し、
前記制御装置22は、
(1)前記調理工程1の加熱動作を制御中に、タイマー操作部43から指令を受け付けた場合、前記左表示部15L又は前記右表示部15Rにおいて、カウントダウン用のデフォルト設定時間情報TX(例:20分間)を表示し、
(2)前記デフォルト設定時間情報TX(例:20分間)を表示している待機期間TY中に再び前記タイマー操作部43から指令を受けた場合、前記左表示部15L又は前記右表示部15Rにおいて、前記デフォルト設定時間情報TX(例:20分間)の表示は消して、カウントアップ用の初期時間情報69T(例:0秒)を表示すること、
を特徴とする構成である。
しかも、連携調理モードKM1の調理では、調理工程1又は調理工程2で使用していない加熱手段と対応する個別表示エリアにおいて、自動的に切タイマー機能と簡単タイマー機能のための、2種類の時間情報(デフォルト設定時間情報TX、初期時間情報69T)を表示できる。
前記待機時間TY(例:5秒間)が経過する前に、前記タイマー操作部43を更に操作した場合、
前記制御装置22は、
前記デフォルト設定時間情報TX(例:10分00秒)を表示した前記個別表示部(例:中央表示部15M)と同じ前記個別表示部(中央表示部15M)において、前記調理工程1又は前記調理工程2の停止に影響されず計時動作を継続する、簡単タイマー機能の初期時間情報を表示する第3のステップを、更に実行することを特徴とする構成である。
加熱調理器1と通信端末200を構成する各回路、部品、装置の各構成要素を説明するために、レシピデータCD1とレシピデータCD2、予告情報1,予告情報2、選択情報A、選択情報B、設定情報A等のようにデータや情報に符号(1、2やA、B)を付けて説明したが、この両者は実質的に同じデータであっても良い。例えば、加熱調理器1で最初から保有している1つのレシピデータ(例:ハンバーグのレシピデータCD)と、通信部25を介して外部から取得するレシピデータ(例:ハンバーグのレシピデータCD)が、同一の内容であっても良い。
主電源スイッチ20を投入後に異常検知した場合や加熱動作中に異常検知した場合、隣接関係にある2つの表示エリア(例えば、第1エリア15Lと第2エリア15M)を結合して、ユーザーが視覚的には1つの表示画面のように見える形にし、広い表示エリアの中で必要な情報を表示するようにしても良い。
また、例えば、主電源スイッチ20をONにした後で、加熱動作を実行していない期間中に、前記機能設定キー45を押した場合、上記と同様に隣接関係にある2つの表示エリア(例えば、第1エリア15Lと第2エリア15M)又は3つの表示エリアを結合して、ユーザーが視覚的には1つの表示画面のように見える形にし、広い表示エリアの中で各種機能設定に必要な情報を表示して、機能設定を実行できるようにしても良い。
また、第2の加熱手段HM2又は第3の加熱手段HM3の一部又は全部を、ガス燃焼バーナーや誘導加熱源に変えても良い。
従って、加熱調理器1の傍でユーザーが発した音声(自然言語)を、音声信号として取得し、前記支援サーバーによってユーザーからの指令信号に変換し、最終的には加熱調理器1に対する指令信号を生成することができる。
このため、このような音声入力方式を利用すれば、ユーザーが加熱調理器1の近傍に居ても、調理の準備や食材の処理等で、両手が塞がっていて入力操作部36に直接タッチする頻度が制限されているような場合にも、自然な発声(音声)で加熱調理器1を操作でき、便利である。
本体の上面において、互いに左右方向に離れた場所にある複数の加熱部と、
ユーザーが操作して前記加熱部を個々に選択できる選択部と、
前記加熱部に共通したタイマー機能を選択できるタイマー操作部と、
前記加熱部毎に割り当てられた個別表示エリアと、
前記加熱部の加熱動作を個々に制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、前記加熱部の少なくとも何れか1つにおいて加熱動作が実行されている期間中に、前記タイマー操作部からの入力を受け付けると、当該加熱動作中の前記加熱部に対応した前記個別表示エリアの範囲内で、当該個別表示エリア毎に、前記切タイマー機能の設定時間情報を表示し、
前記個別表示エリアは、左右方向において他の個別表示エリアと隣接している位置関係にあり、
前記個別表示エリアのそれぞれの前方位置には、当該個別表示エリアの横幅の範囲内に、前記選択部をそれぞれ配置し、
更に、前記個別表示エリアのそれぞれの前方位置には、当該個別表示エリアの横幅の範囲内に、前記加熱部の1つずつに対応して、調理メニュー、調理モード、又は制御条件の内、少なくとも2つを選択できる入力用スイッチ(入力キー)の操作部を、それぞれ配置していること、
を特徴とする加熱調理器。
( 付記2 )
左右方向の異なる位置にそれぞれ配置された複数の加熱部(加熱口)と、
ユーザーが操作して前記加熱部を個々に選択できる選択部と、
前記加熱部にタイマー機能を適用することを選択できるタイマー操作部と、
前記加熱部毎に割り当てられ、左右方向に並んだ個別表示エリアと、
前記加熱部の加熱動作を個々に制御する制御装置と、
を備え、
前記タイマー操作部を操作した場合、当該操作のたびに、
(1)前記加熱動作が行われている前記加熱部に対応した前記個別表示エリアでは、カウントダウン用の候補時間情報TX(例:10分間)を表示し、
(2)前記加熱動作が行われていない他の前記加熱部に対応した前記個別表示エリアでは、カウントアップ用の初期時間情報69T(例:0秒)を表示すること、
の何れかを、当該個別表示エリア単位で1つずつ所定の順番(例:第1エリア~第2エリア、第3エリアの順)に行うこと、
を特徴とする加熱調理器。
( 付記3 )
前記加熱動作が行われている前記加熱部に対応した前記個別表示エリアでは、当該加熱動作の制御条件(火力レベル等を含む)を示す情報と、前記候補時間情報TXとを同時に表示すること、
を特徴とする付記2に記載の加熱調理器。
( 付記4 )
複数の加熱部と、
前記加熱部に共通したタイマー機能を選択できるタイマー操作部と、
前記加熱部毎に割り当てられて個別の表示動作を行う複数の個別表示部と、
前記加熱部の加熱動作を個々に制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記タイマー操作部の操作を受け付ける第1ステップと、
前記第1ステップの操作のたびに、前記加熱動作が行われている前記加熱部に対応した前記個別表示部と、前記加熱動作が行われていない残りの前記加熱部に対応した前記個別表示部とにおいて、切タイマー機能の候補時間情報TX(例:10分間)又は通常(簡単)タイマー機能の初期時間情報69T(例:0秒)の情報の、何れか一方を、当該個別表示エリア単位で順次表示させる第2ステップと、を実行し、
前記候補時間情報TX又は前記初期時間情報69Tの情報を表示させている段階で、
(1)時間調節指令(時間入力部の設定キーの入力)を受け付けた場合、前記候補時間情報TXを変更して設定時間情報を表示し、当該表示状態で、「切替(猶予)時間」(例えば、5秒間)が経過すると前記切タイマー機能のカウントダウン動作を自動的に開始すること、
を特徴とする加熱調理器。
( 付記5 )
第1の加熱部4Lと第2の加熱部4R毎に割り当てられた個別表示部15L、15Rを有する表示手段と、
前記第1の加熱部と前記第2の加熱部を個々に制御する制御装置22と、
を備え、
前記制御装置22は、前記第1の加熱部と前記第2の加熱部の両方が加熱動作中である場合に、
(1)タイマー操作部43からの入力Aを受け付けた場合、前記第1の加熱部に対応した前記個別表示部において、第1の候補時間情報TX1(例:10分間)を表示し、
(2)前記第1の候補時間情報TX1の表示中、時間入力部44から設定時間A(例:30分)を指定する入力Bを受け付けた場合、前記設定時間A(例:30分)で前記第1の加熱部の操作を停止するための、切タイマー動作を予約し、
(3) 前記第1の候補時間情報TX1の表示中、前記タイマー操作部43から再び入力Aを受け付けた場合、前記第1の候補時間情報TX1(例:10分間)の表示を止めて、前記第2の加熱部に対応した前記個別表示部において、第2の候補時間情報TX2(例:15分間)を表示すること、
を特徴とする加熱調理器。
( 付記6 )
前記制御装置22は、
待機期間(前記第1の候補時間情報TX1を表示した時点からの経過時間が閾値を超える前)TYに、前記入力Bを受け付けなかった場合、前記第1の候補時間情報TX1で示す時間(例:10分間)で、前記第1の加熱部の加熱動作を終了させること、
を特徴とする付記5に記載の加熱調理器。
( 付記7 )
本体2の上面で、左右方向に配置された複数の加熱部4L、4C、4Rと、
前記加熱部毎に割り当てられ、かつ、前記本体2の上面に配置されていて、それぞれが左右方向に接近又は隣接するように並んでいる個別表示部15L、15M、15Rと、
前記加熱部の加熱動作を個々に制御する制御装置22と、
を備え、
前記本体2には、前記個別表示部の前方に位置している第1操作部16と、この第1操作部に隣接している第2操作部18と、を備え、
前記第1操作部には、前記個別表示部のそれぞれに対応して、前記加熱部を個々に選択できる選択キー41L、41M、41Rと、前記加熱部毎の制御条件設定キー42L、42M、42Rと、を配置し、
前記制御装置22は、前記加熱部の少なくとも何れか1つが加熱動作中である場合に、 (1)前記第2操作部18にあるタイマー操作部43の入力Aを受け付けた場合、前記加熱動作が行われている1つの前記加熱部に対応した前記個別表示エリアでは、カウントダウン用の候補時間情報TX(例:10分間)を表示し、
(2)前記候補時間情報TXの表示中(又は当該情報の表示時点から一定の時間である、「待機期間TY」内)に時間を変更する入力Bを受け付けた場合、当該入力Bに応じた設定時間に基づき、自動的に切タイマー動作が開始されること、
を特徴とする加熱調理器。
( 付記8 )
前記制御装置22は、前記加熱部の何れも加熱動作中でない場合には、前記第2操作部18からの前記入力Aを受け付けたあと、加熱動作中でない1つの前記加熱部の個別表示部に、カウントアップ用の初期時間情報を表示すること、
を特徴とする付記7に記載の加熱調理器。
( 付記9 )
本体2の上面で、左右方向に配置された複数の加熱部4L、4C、4Rと、
前記加熱部毎に割り当てられ、かつ、前記本体の上面に配置されていて、それぞれが左右方向において互いに接近又は隣接するように並んでいる複数の個別表示部15L、15M、15Rと、
前記加熱部の加熱動作を個々に制御する制御装置22と、
を備え、
前記本体2には、前記個別表示部の前方に位置している第1操作部16と、この第1操作部に隣接している第2操作部18と、を備え、
前記第1操作部には、前記個別表示部のそれぞれに対応して、前記加熱部を個々に選択できる選択キー41L、41M、41Rと、前記加熱部毎の制御条件設定キー42L、42M、42Rと、を配置し、
前記制御装置22は、前記加熱部の少なくとも何れか1つが加熱動作中である場合に、
(1)ユーザーの入力操作に従って前記第2操作部18からのタイマー設定用の入力Aを受け付けた場合、前記加熱動作が行われている前記加熱部に対応した前記個別表示エリアでは、カウントダウン用の候補時間情報TX(例:10分間)を表示し、
(2)前記入力Aに続いて前記第2操作部18からタイマー設定時間の入力Bを受け付けた場合、別の前記個別表示エリアにおいて、前記候補時間情報TX(例:17分間)を表示すること、を特徴とする加熱調理器。
( 付記10 )
前記制御装置22は、 前記入力Aに続いて、再び前記入力Aを受け付けた場合、前記候補時間情報TX(例:10分間)の表示を消し、当該表示をしていた前記個別表示部とは別の個別表示部において、デフォルト設定時間情報B(例:20分間)の表示を行うこと、
を特徴とする付記9に記載の加熱調理器。
( 付記11 )
本体2の上面に、左右に離れて配置された左加熱口4L及び右加熱口4Rと、
前記本体2の内部にある加熱室6と、
前記左加熱口4L、前記右加熱口4R及び前記加熱室6毎に割り当てられ、かつ、前記本体2の上面に配置されていて、それぞれが左右方向に接近又は隣接するように並んでいる左表示部15L、中央表示部15M、右表示部15Rと、
前記左加熱口4L、前記右加熱口4R及び前記加熱室6の各加熱源の加熱動作を個々に制御する制御装置22と、を備え、
前記制御装置22は、前記左加熱口4L又は前記右加熱口4Rの何れか1つと、前記加熱室6との中で、その一方を調理工程1で使用し、他方を調理工程2で使用する連携調理モードKM1の機能を有し、
前記制御装置22は、前記連携調理モードKM1の調理メニューのために、前記左加熱口4L又は前記右加熱口4Rの何れか一方を、前記調理工程1又は前記調理工程2で使用中に、タイマー操作部43から簡単タイマーの選択指令を受け付けた場合、
(1)前記左加熱口4L又は前記右加熱口4Rが加熱動作中のときは、前記中央表示部15Mで、カウントアップ用の初期時間情報(例:0秒)を表示し、
(2)前記加熱室6が加熱動作中のときは、前記左表示部15L又は前記右表示部15Rで、前記初期時間情報(例:0秒)を表示すること、を特徴とする加熱調理器。
( 付記12 )
前記制御装置22は、前記連携調理モードの調理メニューのために、前記左加熱口4L又は前記右加熱口4Rの何れか一方を、前記調理工程1又は前記調理工程2で使用中に、前記タイマー操作部43から切タイマーの選択指令を受け付けた場合、
(1)前記左加熱口4L又は前記右加熱口4Rが加熱動作中のときは、前記中央表示部15Mで、カウントアップ用の初期時間情報(例:0秒)を表示し、
(2)前記加熱室6が加熱動作中のときは、前記左表示部4L又は前記右表示部4Rで、前記初期時間情報(例:0秒)を表示すること、を特徴とする付記11に記載の加熱調理器。
( 付記13 )
本体2の上面に配置された左加熱口4L及び右加熱口4Rと、
前記本体2の内部にある加熱室6と、
前記左加熱口4L、前記右加熱口4R及び前記加熱室6毎に割り当てられ、かつ、前記本体の上面に配置されていて、それぞれが左右方向に接近又は隣接するように並んでいる左表示部(第1表示エリア)15L、中央表示部(第2表示エリア)15M、右表示部(第3表示エリア)15Rと、
前記左加熱口4L、前記右加熱口4R及び前記加熱室6の各加熱源の加熱動作を個々に制御する制御装置22と、を備え、
前記制御装置22は、前記左加熱口4L又は前記右加熱口4Rの何れか1つを調理工程1で使用し、前記加熱室6を調理工程2で使用する連携調理モードの実行機能を有し、
前記制御装置22は、
(1)前記調理工程1の加熱動作を制御中に、タイマー操作部43から指令を受け付けた場合、前記中央表示部15Mで、カウントアップ用の初期時間情報69Tを表示し、
(2)前記カウントアップ用の初期時間情報69Tを表示している期間中に再び前記タイマー操作部43から指令を受けた場合、前記中央表示部15Mにおいて、前記初期時間情報69Tの表示は消して、前記デフォルト設定時間情報TXを表示すること、を特徴とする加熱調理器。
( 付記14 )
本体2の上面に配置された左加熱口4L及び右加熱口4Rと、
前記本体2の内部にある加熱室6と、
前記左加熱口4L、前記右加熱口4R及び前記加熱室6毎に割り当てられ、かつ、前記本体の上面に配置されていて、それぞれが左右方向に接近又は隣接するように並んでいる左表示部(第1表示エリア)15L、中央表示部(第2表示エリア)15M、右表示部(第3表示エリア)15Rと、
前記左加熱口4L、前記右加熱口4R及び前記加熱室6の各加熱源の加熱動作を個々に制御する制御装置22と、を備え、
前記制御装置22は、前記加熱室6を調理工程1で使用し、前記左加熱口4L又は前記右加熱口4Rの何れか1つを調理工程2で使用する連携調理モードの実行機能を有し、
前記制御装置22は、
(1)前記調理工程1の加熱動作を制御中に、タイマー操作部43から指令を受け付けた場合、前記左表示部15L又は前記右表示部15Rにおいて、カウントアップ用の初期時間情報69Tを表示し、
(2)前記初期時間情報69Tを表示している期間中に再び前記タイマー操作部43から指令を受けた場合、前記左表示部15L又は前記右表示部15Rにおいて、前記初期時間情報69Tの表示は消して、カウントダウン用のデフォルト設定時間情報TXを表示すること、を特徴とする加熱調理器。
( 付記15 )
複数の加熱手段HM1~HM3と、
前記加熱手段によって加熱動作が行われる複数の加熱部4L、4C、4R、6と、
ユーザーが操作すると前記加熱部を個々に選択できる選択部41L、41M、41Rと、
前記加熱部に共通したタイマー機能を選択できるタイマー操作部43と、
前記加熱部に対応している個別表示エリア15L、15M、15Rと、
前記加熱部と前記個別表示エリアとを制御する制御装置22と、
を備え、
前記制御装置22は、単独調理モードKM3の機能と、1つの調理メニューに関して調理工程1と調理工程2を実行する連携調理モードKM1の機能と、をそれぞれ有し、
前記制御装置22は、前記タイマー操作部43の入力操作があった場合、前記単独調理モードKM3を実行中の場合は表示ルール1を選択し、前記連携調理モードを実行中の場合は、表示ルール2を選択し、
前記表示ルール2は、
(1)前記調理工程1を実行中の前記加熱手段に対応した特定の前記個別表示エリアを、表示対象に選択するステップ1(SU103)と、
(2)前記ステップ1で選択された前記個別表示エリアにおいて、切タイマー用デフォルト設定時間情報TXと、簡単タイマー用初期時間情報69Tとの組の中から、事前に定めた一方を表示するステップ2(SU105)と、
を順次実行すること、
を特徴とする加熱調理器。
2 本体
3 トッププレート
4 加熱口
4L 左加熱口
4C 中央加熱口
4R 右加熱口
5 排気口カバー
6 加熱室
7 ドア
8 取手
9 IHコイル
9C 中央IHコイル
9L 左IHコイル
9R 右IHコイル
10 開閉検知部
11 マイクロ波発振部(マグネトロン)
12 輻射熱加熱手段
12a 上側輻射熱加熱手段
12b 下側輻射熱加熱手段
13 赤外線センサー
14 サーミスタセンサー
15 統合表示部
15L 第1エリア
15M 第2エリア
15R 第3エリア
16L 左火力表示部
16M 中央火力表示部
16R 右火力表示部
17 中央操作部
17B 後方操作部
17F 前方操作部
17L 左操作部
17M 中央操作部
17R 右操作部
18 右操作部
19A 設置空間
19B 設置空間
19S 仕切板
20 主電源スイッチ
20A 主電源スイッチの操作用ボタン(キー)
21 記憶装置
21A レシピデータ記憶部
22 制御装置
23 加熱制御部
24 データ取得部
25 通信部
26 許可条件判定部
27 電源回路
28 制限部
29 入力キー
30 温度センサー群
31 音声信号受信部
32 音声信号解析部
33 入力処理部
34 入力信号解析部
35 人感知センサー
36 入力操作部
37 発光制御部
39 計時部
40 報知手段
41L 左切入スイッチ(キー)(選択部)
41M 中央切入スイッチ(キー)(選択部)
41R 右切入スイッチ(キー)(選択部)
42L 左共用スイッチ(キー)
42M 中央共用スイッチ(キー)
42R 右共用スイッチ(キー)
43 タイマー操作部(タイマースイッチ)
44 設定キー(時間入力部)
45 機能設定キー(スタートキー)
46 調理モード表示部(識別情報B)
46A 候補表示部
46C 取消表示部
47 加熱源表示部
48 火力表示部
49 音声報知部
50 設定温度表示部
51 機能表示部
53L 変更マーク
53M 変更マーク
53R 変更マーク
54 高温注意表示情報
60 補助表示部
61 赤色表示部
62 加熱強度情報
63B 後方エリア
63F 前方エリア
64B 後方エリア
64F 前方エリア
65B 後方エリア
65F 前方エリア
66 残り加熱時間表示部
66A 補助情報
66T 設定時間(切タイマー機能用)
67 設定時間表示部(設定時間情報)
68 待機時共通情報
68A 表示文
68B 二次元情報
68C 二次元情報説明文
68D 操作誘導情報
69 経過時間表示部
69T 初期時間情報
70 連携調理モード選択スイッチ(キー)
71L 加熱部選択指示部
71M 加熱部選択指示部
71R 加熱部選択指示部
72 調理メニュー表示部(識別情報A)
72A 調理メニュー候補表示部
73L 左加熱口選択案内部
73R 右加熱口選択案内部
74L 加熱部受付指示部
75 レシピデータ取得キー(スイッチ)
76 文字情報
77A 文字情報
78A 経過時間情報
78B 残り時間情報
79 文字情報
79A 進捗情報
79B 経過時間情報
80 受信待機情報
80A 待機状態表示部
80B 案内情報
90 受信動作表示部
90A 進捗マーク
91 不受信情報(不許可情報)
91A 受信支援情報
92 調理工程番号
170 ダイヤル(回動)式入力部
200 通信端末(情報処理端末器)
201 予告情報
202 選択情報
203 準備情報
216 表示画面
216A 第1画面
216B 第2画面
216C 第3画面
224 メニュー表示部
226 調理工程情報
229 送信画面種類情報
237 確定キー(アイコン)
240 入力キー(アイコン)
250 無線ルーター
260 監視装置
300 クラウドサーバー
301 レシピデータ提供サーバー
302 レシピデータベース(レシピDB)
330 無線通信
400 キッチン家具
CD レシピデータ
CD1~CD2 レシピデータ
HM1 第1の加熱手段
HM2 第2の加熱手段
HM3 第3の加熱手段
HP 加熱部
NW ネットワーク
PT 設定時間
SK 選択部
TA 加熱動作時間
TEX 制限時間
TY(TY1、TY2) 待機期間
TX 候補時間情報(デフォルト設定時間情報)
UH 上面加熱部。
Claims (6)
- 複数の加熱部と、
ユーザーが操作して前記加熱部を個々に選択できる選択部と、
前記加熱部に共通の入力を行う共用操作部と、
前記加熱部毎に割り当てられた個別表示エリアと、
前記加熱部の加熱動作を個々に制御する制御装置と、
を備え、
前記共用操作部は、前記個別表示エリアにおいて表示される時間情報を選択できるタイマー操作部を有し、
前記制御装置は、前記タイマー操作部を操作した場合、当該タイマー操作部の操作に応じて、前記個別表示エリアの範囲で規定の順番に従って、前記加熱動作を実行中の前記加熱部に対応する前記個別表示エリアには加熱動作時間を制限する切タイマー機能による時間情報、または、前記加熱動作が行われていない前記加熱部に対応する前記個別表示エリアには経過時間をカウントアップするための簡単タイマー機能による時間情報の何れか1つを選択して順次表示すること、
を特徴とする加熱調理器。 - 前記共用操作部は、前記切タイマー機能の設定時間を入力できる時間入力部を有すること、を特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
- 前記制御装置は、前記タイマー操作部が操作され、前記加熱動作が行われていない前記加熱部に対応する前記個別表示エリアが選択された後、別の入力キーからの指令を受けると、経過時間をカウントアップするための前記簡単タイマー機能を起動できること、を特徴とする請求項1または2に記載の加熱調理器。
- 複数の加熱部と、
前記加熱部に共通したタイマー機能を選択できるタイマー操作部と、
前記加熱部毎に割り当てられた個別表示エリアと、
前記加熱部の加熱動作と前記個別表示エリアの表示動作とを制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記タイマー操作部の操作を受け付ける第1ステップと、
前記第1ステップの操作のたびに、前記加熱動作が行われている前記加熱部に対応した前記個別表示エリアには切タイマー機能のデフォルト設定時間情報の表示、および、前記加熱動作が行われていない前記加熱部に対応した前記個別表示エリアには経過時間をカウントアップするための簡単タイマー機能の初期時間情報の表示を順次行う第2ステップと、を実行し、
前記第2ステップの段階で、時間調節指令を受け付けた場合、前記デフォルト設定時間情報の表示状態から設定時間情報の表示状態に変更し、当該表示状態で、待機期間が経過すると前記切タイマー機能のカウントダウン動作を自動的に開始すること、
を特徴とする加熱調理器。 - 前記第2ステップは、前記加熱動作が行われている前記加熱部に対応した前記個別表示エリアで、前記デフォルト設定時間情報を表示させる表示状態Aと、前記加熱動作が行われていない前記加熱部に対応した前記個別表示エリアにおいて、前記初期時間情報を表示させる表示状態Bと、があり、
前記表示状態Bの期間中に、前記簡単タイマー機能の選択指令キーからの入力を受け付けた場合には、前記簡単タイマー機能のカウントアップ動作を開始し、当該カウントアップ動作に伴って前記初期時間情報に代えて経過時間情報の表示を開始すること、を特徴とする請求項4に記載の加熱調理器。 - 左右方向に配置された複数の加熱部と、
ユーザーが操作して前記加熱部を個々に選択できる選択部と、
前記加熱部に割り当てられ、左右方向に並んだ個別表示エリアと、
タイマー機能に係る表示を行う前記個別表示エリアを選択できるタイマー操作部と、
前記加熱部の加熱動作を個々に制御する制御装置と、
を備え、
前記タイマー操作部を操作した場合、当該操作に応じて、
(1)前記加熱動作が行われている前記加熱部に対応した前記個別表示エリアでは、カウントダウン用のデフォルト設定時間情報を表示する動作、
(2)前記加熱動作が行われていない他の前記加熱部に対応した前記個別表示エリアでは、カウントアップ用の初期時間情報を表示する動作、
の何れか1つを、当該個別表示エリア単位で1つずつ所定の順番に行うこと、
を特徴とする加熱調理器。
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