JP7843427B2 - 排泄物判定方法、排泄物判定装置、及び排泄物判定プログラム - Google Patents

排泄物判定方法、排泄物判定装置、及び排泄物判定プログラム

Info

Publication number
JP7843427B2
JP7843427B2 JP2022566797A JP2022566797A JP7843427B2 JP 7843427 B2 JP7843427 B2 JP 7843427B2 JP 2022566797 A JP2022566797 A JP 2022566797A JP 2022566797 A JP2022566797 A JP 2022566797A JP 7843427 B2 JP7843427 B2 JP 7843427B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
determination
excrement
toilet
determining
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022566797A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2022118603A1 (ja
Inventor
英幸 前原
由佳 山田
博文 金井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PANASONIC HOUSING SOLUTIONS CO.,LTD.
Original Assignee
PANASONIC HOUSING SOLUTIONS CO.,LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PANASONIC HOUSING SOLUTIONS CO.,LTD. filed Critical PANASONIC HOUSING SOLUTIONS CO.,LTD.
Publication of JPWO2022118603A1 publication Critical patent/JPWO2022118603A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7843427B2 publication Critical patent/JP7843427B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V10/00Arrangements for image or video recognition or understanding
    • G06V10/70Arrangements for image or video recognition or understanding using pattern recognition or machine learning
    • G06V10/77Processing image or video features in feature spaces; using data integration or data reduction, e.g. principal component analysis [PCA] or independent component analysis [ICA] or self-organising maps [SOM]; Blind source separation
    • G06V10/776Validation; Performance evaluation
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03DWATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
    • E03D9/00Sanitary or other accessories for lavatories ; Devices for cleaning or disinfecting the toilet room or the toilet bowl; Devices for eliminating smells
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/483Physical analysis of biological material
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/90Determination of colour characteristics
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V20/00Scenes; Scene-specific elements
    • G06V20/50Context or environment of the image
    • G06V20/52Surveillance or monitoring of activities, e.g. for recognising suspicious objects
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/10Image acquisition modality
    • G06T2207/10024Color image
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/30Subject of image; Context of image processing
    • G06T2207/30232Surveillance

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Urology & Nephrology (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Description

本開示は、画像データに基づいて排泄物を判定する技術に関するものである。
特許文献1は、ボウル部の底部に形成された封水の水位の変化に基づいて大便又は小便が行われたか否かを検知し、大便又は小便が行われたことを検知した場合、大便又は小便の終了を検知するまで、撮影手段に大便又は小便を撮影させる技術を開示する。
しかしながら、特許文献1の技術は、便器に着座するユーザの着座状態が変化した場合、撮影手段が撮影した画像データから排泄物の画像を認識しようとすると、排泄物が誤認識される可能性があり、さらなる改善の必要がある。
特開2018-126331号公報
本開示は、このような課題を解決するためになされたものであり、便器に着座するユーザの着座状態が変化した場合において、画像データから排泄物の画像が誤認識されることを防止する技術を提供することを目的とする。
本開示の一態様における排泄物判定方法は、排泄物を判定する排泄物判定装置における排泄物判定方法であって、前記排泄物判定装置のプロセッサが、トイレ内の便器のボウル部が撮影可能に前記便器に設置されたカメラが撮影した画像データを取得し、前記便器へのユーザの着座及び離座を検知するセンサのセンシングデータを取得し、前記センシングデータの変化に基づいて、前記画像データを有効又は無効にするかを決定し、前記有効と決定された画像データのみに基づいて、前記ユーザにより排便及び排尿の少なくとも1つが行われたことを判定し、前記判定の結果を出力する。
本開示によれば、便器に着座するユーザの着座状態が変化した場合において、画像データから排泄物の画像が誤認識されることを防止することができる。
実施の形態1における排泄物判定システムの構成を示す図である。 実施の形態1におけるセンサユニット及び排泄物判定装置の配置位置を説明するための図である。 実施の形態1における排泄物判定装置の処理の概要を示すシーケンス図である。 実施の形態1における排泄物判定装置の処理の一例を示すフローチャートである。 無効判定処理の詳細を示すフローチャートである。 無効判定処理を説明するためのシーケンス図である。 排泄検知処理の一例を示すフローチャートである。 実施の形態2における排泄物判定システムの構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態2における無効判定処理の一例を示すフローチャートである。 実施の形態2における無効判定処理の説明図である。 実施の形態3における排泄物判定システムの構成の一例を示すブロック図である。 キャリブレーション処理の一例を示すフローチャートである。 キャリブレーション処理の説明図である。
(本開示の基礎となる知見)
介護施設において、被介護者の排泄回数及び排泄時間等の排泄情報は被介護者の健康リスクを把握するうえで重要な情報だが、排泄情報を記録する作業を介護者に課すと介護者の負担が大きくなる。また、被介護者のそばで介護者が排泄情報の記録作業を行うと、被介護者の心理的負担が大きくなる。そこで、便器に設置されたカメラが撮影した画像データから排泄物を認識し、認識結果に基づいて排泄情報を生成し、生成した排泄情報を自動的に記録することが求められている。
しかしながら、排便時には、座り直しにより便座からユーザのわずかの時間だけ臀部が持ち上げる、或いは着座中に排泄物を拭くために脚を開けるといった着座状態の変化が発生することがある。着座状態が変化すると、便器のボウル部内に入光する外光が急激に増大するので、カメラが撮影した画像データの輝度が急激に増大し、画像データから排泄物を正確に認識することが困難になる。この際、カメラの自動露出機能が作動するが、カメラの露出が外光に応じた適切な露出になるには一定の時間を要するので、その間に撮影された画像データから排泄物を正しく認識することは困難である。
特に、便器の着座に介護人の補助を必要とする被介護者は着座動作が完了するまでに何度も座り直すので、着座状態の変化が多発する。また、このような被介護者は、臀部を紙で拭くことも容易ではないので、この場合にも着座状態の変化が多発する。そのため、このような被介護者においては、画像データから排泄物を正しく認識することが困難となる。
本開示はこのような課題を解決するためになされたものである。
本開示の一態様における排泄物判定方法は、排泄物を判定する排泄物判定装置における排泄物判定方法であって、前記排泄物判定装置のプロセッサが、トイレ内の便器のボウル部が撮影可能に前記便器に設置されたカメラが撮影した画像データを取得し、前記便器へのユーザの着座及び離座を検知するセンサのセンシングデータを取得し、前記センシングデータの変化に基づいて、前記画像データを有効又は無効にするかを決定し、前記有効と決定された画像データのみに基づいて、前記ユーザにより排便及び排尿の少なくとも1つが行われたことを判定し、前記判定の結果を出力する。
この構成によれば、便器へのユーザの着座及び離座を検知するセンサのセンシングデータの変化に基づいて、画像データの有効及び無効が決定される。そのため、着座状態の変化に伴ってボウル部に入光する外光が急激に変化したとしても、当該変化した場合に撮影された画像データを無効な画像データとして決定することができる。これにより、ボウル部に入光する外光が急激に変化した場合の画像データに対して排泄検知処理が適用されなくなる。その結果、便器に着座するユーザの着座状態が変化した場合において、排泄物の誤認識を防止できる。
上記排泄物判定方法において、前記決定では、前記センシングデータが前記着座を示した後、前記センシングデータの変化が所定範囲を超えた場合、前記画像データを無効にしてもよい。
この構成によれば、便器に着座したユーザが座り直しをした場合において、画像データを無効にすることができる。
上記排泄物判定方法において、前記決定では、前記センシングデータが前記離座を示す期間が第1期間継続した場合、前記便器からの前記ユーザの前記離座を確定してもよい。
この構成によれば、センシングデータが離座を示す期間が第1期間継続した場合、離座が確定されるので、ユーザの便器からの離座を正確に確定できる。
上記排泄物判定方法において、前記決定では、前記センシングデータが前記着座を示した後、前記センシングデータの変化が前記所定範囲内にある期間が第2期間継続した場合、少なくとも前記第2期間に撮影された前記画像データを無効にしてもよい。
この構成によれば、センシングデータが着座を示した後、センシングデータの変化が所定範囲内にある期間が第2期間経過するまでに撮影された画像データが無効にされる。そのため、ユーザの便器への着座によってボウル部に入光する外光が急激に減少しても、自動露出機能によりカメラの露出が外光に応じた適切な露出になるのを待ってから画像データに対して排泄検知処理を適用することが可能になり、排泄物の誤認識を防止できる。
上記排泄物判定方法において、前記決定では、前記センシングデータが前記着座を示した後、前記センシングデータの変化が前記所定範囲内にある期間が第2期間継続した場合、前記着座を確定してもよい。
この構成によれば、カメラの露出が外光に応じた適切な露出になるのを待ってから着座を確定できる。
上記排泄物判定方法において、前記決定では、前記着座の確定後に前記センシングデータの変化が前記所定範囲外になった場合、前記画像データを無効にしてもよい。
この構成によれば、着座の確定後に着座状態が変化した場合、画像データを無効にすることができる。
上記排泄物判定方法において、前記センシングデータは、測距センサの測距値又は照度センサの照度値であってもよい。
この構成によれば、測距センサの測距値又は照度センサの照度値がセンシングデータとして採用されているので、ユーザの着座及び離座を正確に検知できる。
上記排泄物判定方法において、前記判定では、最新の画像データに対して所定期間前の有効な画像データを用いて、前記排便及び前記排尿の少なくとも1つが行われたことを判定してもよい。
この構成によれば、最新の画像データに対して所定期間前の有効な画像データを用いて排便及び排尿の少なくとも1つが行われたことが判定されるので、無効と決定された画像データに対して排泄検知処理が適用されることを確実に防止できる。
上記排泄物判定方法において、前記判定では、前記カメラが撮影した画像データと基準便器色データとを比較することで、前記排便及び前記排尿の少なくとも1つが行われたことを判定し、前記基準便器色データは、前記便器の縁から前記便器の溜まり部側に所定距離離間した前記ボウル部内の領域の色データに基づいて算出されてもよい。
この構成によれば、ボウル部の縁から便器の溜り部側に所定距離離間したボウル部内の領域の画像データに基づいて基準便器色データが生成されているので、付着した汚れの掃除が困難な縁付近以外のボウル部の領域の色データを用いて基準便器色データを生成することが可能となり、画像データから排泄物を精度よく検知することができる。
本開示の別の一態様における排泄物判定プログラムは、上記排泄物判定方法をコンピュータに実行させるものである。
この構成によれば、上記排泄物判定方法と同様の作用効果が得られる排泄物判定プログラムを提供できる。
本開示の別の一態様における排泄物判定装置は、排泄物を判定する排泄物判定装置であって、トイレ内の便器のボウル部が撮影可能に前記便器に設置されたカメラが撮影した画像データを取得する第1取得部と、前記便器へのユーザの着座及び離座を検知するセンサのセンシングデータを取得する第2取得部と、前記センシングデータの変化に基づいて、前記画像データを有効又は無効にするかを決定する決定部と、前記有効と決定された画像データのみに基づいて、前記ユーザにより排便及び排尿の少なくとも1つが行われたことを判定する判定部と、前記判定の結果を出力する出力部と、を備える。
この構成によれば、上記排泄物判定方法と同様の作用効果が得られる排泄物判定装置を提供できる。
本開示の別の一態様における排泄物判定方法は、排泄物を判定する排泄物判定装置における排泄物判定方法であって、前記排泄物判定装置のプロセッサが、トイレ内の便器のボウル部が撮影可能に前記便器に設置されたカメラが撮影した画像データを取得し、前記画像データの変化に基づいて、前記画像データを有効又は無効にするかを決定し、前記有効と決定された画像データのみに基づいて、排便及び排尿の少なくとも1つが行われたことを判定し、前記判定の結果を出力する。
便器の座り直しや排泄物を拭くために脚を開く等の着座状態が変化すると、ボウル部に入光する外光が急激に変化するので、その光量の変化が画像データの変化として現れる。この構成によれば、画像データの変化に基づいて画像データを有効にするか無効にするかが決定されている。そのため、着座状態の変化に伴ってボウル部に入光する外光が急激に変化したとしても、当該変化した期間に撮影された画像データを無効な画像データとして決定することができる。これにより、ボウル部に入光する外光が急激に変化した場合の画像データに対して排泄検知処理が適用されなくなる。その結果、便器に着座するユーザの着座状態が変化した場合において、排泄物の誤認識を防止できる。
上記排泄物判定方法において、前記決定では、前記画像データから所定の物体を検知し、検知した前記物体の画素数が急激に変化したことを示す所定の条件を満たす場合、前記画像データを無効にしてもよい。
着座状態の変化によりボウル部に入光する外光が急激に変化すると、その変化が画像データに含まれる所定の物体の画素数の変化として現れる。この構成によれば、画像データに含まれる所定の物体の画素数が急激に変化したことを示す所定の条件を満たす場合、画像データが無効と判定される。そのため、画像データから着座状態の変化を正確に検知できる。
上記排泄物判定方法において、前記所定の条件は、前記物体の画素数が所定の増加率以上で上昇し、且つ、所定の減少率以上で減少するという条件であってもよい。
この構成によれば、下痢便、排尿、及び出血による急激な画素数の変化と、着座状態の変化による所定の物体の画素数の変化とを区別できる。
上記排泄物判定方法において、前記所定の条件は、第t(tは正の整数)サンプリング点における前記画素数が、第t-1サンプリング点における前記画素数をP1倍した値より大きく、且つ、第tサンプリング点から過去一定期間における少なくとも1つのサンプリング点である第k(≦t-1)サンプリング点の前記画素数が、第k-1サンプリング点の前記画素数をP2(<P1)倍した値よりも小さいという条件であってもよい。
この構成によれば、着座状態の変化に伴う所定の物体のピクセル数の急激な変化を正確に検知できる。
上記排泄物判定方法において、前記所定の物体は、排尿、排便、及び血液の少なくとも1つであってもよい。
着座状態の変化によりボウル部に入光する外光が急激に変化すると、その変化が画像データから検知される排尿、排便、及び血液を示す画像のサイズの変化として現れる。したがって、この構成によれば、排尿、排便、及び血液を示す画素数の変化から着座状態の変化を正確に検知できる。
上記排泄物判定方法において、前記判定では、最新の画像データに対して所定期間前の有効な画像データを用いて、前記排便及び前記排尿の少なくとも1つが行われたことを判定してもよい。
この構成によれば、最新の画像データに対して所定期間前の有効な画像データを用いて排便及び排尿の少なくとも1つが行われたことが判定されるので、無効と決定された画像データに対して排泄検知処理が適用されることを確実に防止できる。
上記排泄物判定方法において、前記判定では、前記カメラが撮影した画像データと基準便器色データとを比較することにより、前記排便及び前記排尿の少なくとも1つが行われたことを判定し、前記基準便器色データは、前記ボウル部の縁から前記便器の溜まり部側に所定距離離間した前記ボウル部内の領域の色データに基づいて算出されてもよい。
この構成によれば、ボウル部の縁から便器の溜り部側に所定距離離間したボウル部内の領域の画像データに基づいて基準便器色データが生成されているので、付着した汚れの掃除が困難な縁付近以外のボウル部の領域の色データを用いて基準便器色データを生成することが可能となり、画像データから排泄物を精度よく検知することができる。
本開示の別の一態様における排泄物判定プログラムは、上記排泄物判定方法をコンピュータに実行させる。
この構成によれば、上記の排泄物判定方法と同様の作用効果が得られる排泄物判定プログラムを提供できる。
本開示の別の一態様における排泄物判定装置は、排泄物を判定する排泄物判定装置であって、トイレ内の便器のボウル部が撮影可能に前記便器に設置されたカメラが撮影した画像データを取得する取得部と、前記画像データの変化に基づいて、前記画像データを有効又は無効にするかを決定する決定部と、前記有効と決定された画像データに基づいて、排便及び排尿の少なくとも1つが行われたことを判定する判定部と、前記判定の結果を出力する出力部と、を備える。
この構成によれば、上述の排泄物判定方法と同様の作用効果が得られる排泄物判定装置を提供できる。
本開示は、このような排泄物判定プログラムによって動作する排泄物判定システムとして実現することもできる。また、このようなコンピュータプログラムを、CD-ROM等のコンピュータ読取可能な非一時的な記録媒体あるいはインターネット等の通信ネットワークを介して流通させることができるのは、言うまでもない。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本開示の一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、構成要素、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本開示を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。また全ての実施の形態において、各々の内容を組み合わせることもできる。
(実施の形態1)
図1は、本開示の実施の形態1における排泄物判定システムの構成を示す図である。図2は、本開示の実施の形態1におけるセンサユニット2及び排泄物判定装置1の配置位置を説明するための図である。
図1に示す排泄物判定システムは、排泄物判定装置1、センサユニット2、及びサーバ3を含む。排泄物判定装置1は、カメラ24が撮影した画像データに基づいてユーザの排泄の有無を判定する装置である。排泄物判定装置1は、図2に示すように例えば貯水タンク105の側面に設置されている。但し、これは一例であり、排泄物判定装置1は、トイレの壁に設置されてもよいし、センサユニット2に内蔵されていてもよいし、設置位置は特に限定されない。排泄物判定装置1は、ネットワークを介してサーバ3と接続される。ネットワークは例えばインターネット等の広域通信網である。サーバ3は、排泄物判定装置1により生成されたユーザの排泄情報を管理する。
センサユニット2は、図2に示すように例えば便器100の縁部101に掛けられている。センサユニット2は、排泄物判定装置1と所定の通信路を介して相互に通信可能に接続されている。通信路は、Bluetooth(登録商標)又は無線LAN等の無線の通信路であってもよいし、有線LANであってもよい。
図2に示すように、便器100は、縁部101及びボウル部102を含む。縁部101は、便器100の上端に配置され、便器100の開口部を画定する。ボウル部102は、縁部101の下側に配置され、排便及び排尿を受ける。
ボウル部102の底部には、水を溜める溜まり部104が設けられている。溜まり部104には不図示の排水口が設けられている。ボウル部102内に排泄された排便及び排尿は、排水口を通って下水管へと流される。すなわち、便器100は、水洗式の便器である。便器100の上部にはユーザが座るための便座103が設けられている。便座103は上下に回動する。ユーザは、便座103を縁部101の上に下ろした状態で座る。便器100の後方には、排便及び排尿を流すための洗浄水を蓄える貯水タンク105が設けられている。
図1に参照を戻す。センサユニット2は、着座センサ21、照度センサ22、照明装置23、及びカメラ24を含む。着座センサ21及び照度センサ22は便器100へのユーザの着座及び離座を検知するセンサの一例である。
着座センサ21は、便器100に着座したユーザの臀部までの距離が計測可能に便器100に配置されている。着座センサ21は、例えば、測距センサで構成され、便器100に着座したユーザの臀部の距離である測距値を計測する。測距センサの一例は例えば赤外線測距センサである。着座センサ21は、所定のサンプリングレートで測距値を計測し、計測した測距値を所定のサンプリングレートで排泄物判定装置1に入力する。着座センサ21は、ユーザの着座状態を検知するセンサの一例である。測距値はユーザの着座及び離座を示すセンシングデータの一例である。
照度センサ22は、ボウル部102内の照度を計測するために便器100に配置されている。照度センサ22は、所定のサンプリングレートでボウル部102内の照度を計測し、計測した照度値を所定のサンプリングレートで排泄物判定装置1に入力する。照度値はユーザの着座及び離座を示すセンシングデータの一例である。
照明装置23は、ボウル部102内を点灯するために便器100に配置されている。照明装置23は、例えば、白色LEDであり、排泄物判定装置1の制御の下、ボウル部102内を点灯する。
カメラ24は、ボウル部102が撮影可能に便器100に設置されている。カメラ24は、例えば、高感度且つ広角のカメラであって、R(赤)成分、G(緑)成分、及びB(青)成分を有するカラー画像が撮像可能なカメラである。カメラ24は、所定のフレームレートでボウル部102の内部を撮像し、得られた画像データを所定のサンプリングレートで排泄物判定装置1に入力する。
カメラ24は、自動露出部241を含む。自動露出部241は、ボウル部102内の照度に応じた適切な露出となるようにカメラ24の露出を制御する自動露出機能を実行する。ここで、自動露出部241は、照度センサ22が検知した照度値に基づいてカメラ24の露出を制御してもよい。
排泄物判定装置1は、プロセッサ11、メモリ12、通信部13、及び入退出センサ14を含む。
プロセッサ11は、例えば、中央演算処理装置(CPU)又はASIC(application specific integrated circuit)で構成されている。プロセッサ11は、第1取得部111、第2取得部112、決定部113、判定部114、及び出力部115を含む。
第1取得部111は、カメラ24が撮像した画像データを所定のサンプリングレートで取得する。
第2取得部112は、着座センサ21が計測した測距値を所定のサンプリングレートで取得する。第2取得部112は、照度センサ22が計測した照度値を所定のサンプリングレートで取得する。
決定部113は、着座センサ21又は照度センサ22のセンシングデータの変化に基づいて、第1取得部111が取得した画像データを有効又は無効にするかを決定する。詳細には、決定部113は、着座センサ21又は照度センサ22のセンシングデータが着座を示した後、センシングデータの変化が所定範囲を超えた場合、画像データを無効にする。ここで、無効にされる画像データは、現在から過去の一定期間までの画像データであってもよいし、現在を基準に前後一定期間の画像データであってもよい。
決定部113は、着座センサ21又は照度センサ22のセンシングデータが離座を示す期間が第1期間継続した場合、ユーザが便器100から離座したことを確定する。第1期間は、例えばセンシングデータが離座を示してからユーザが便器100から立ち上がったとみなせる予め定められた期間である。第1期間は、例えば、5秒、10秒、20秒等の適宜の値が採用できる。
決定部113は、着座センサ21又は照度センサ22のセンシングデータが着座を示した後、センシングデータの変化が所定範囲内にある期間が第2期間継続した場合、少なくとも第2期間に撮影された画像データを無効にする。第2期間は、例えば着座によりボウル部102内に入光する外光が減少し、それに伴ってカメラ24の自動露出部241が作動し、カメラ24の露出が減少した外光に応じて適切な露出になることが想定される予め定められた時間である。
また、決定部113は、着座センサ21又は照度センサ22のセンシングデータが着座を示した後、センシングデータの変化が所定範囲内にある期間が第2期間継続した場合、着座を確定する。
決定部113は、ユーザの便器100への着座の確定後に着座センサ21又は照度センサ22のセンシングデータの変化が所定範囲外になった場合、画像データを無効にする。これにより、着座の確定後に便器100の座り直しが発生した場合、画像データが無効にされ、排泄物の誤認識を防止できる。
判定部114は、決定部113により有効と決定された画像データのみに基づいて、ユーザにより排便及び排尿が行われたことを判定する。詳細には、判定部114は、有効な画像データに対して溜まり部104を含む検知エリアD1(図13参照)を設定し、検知エリアD1の画像データ(以下、検知エリアデータと呼ぶ。)と基準便器色データとを比較することで、排便及び排尿が行われたことを判定する。具体的には、判定部114は、検知エリアデータから基準便器色データが示す色(基準便器色)を有する画素データを除去する。ここで、判定部114は、検知エリアデータにおいて、R,G,B値が、基準便器色のR,G,B値に対して所定範囲内にある画素データを検知エリアデータから除去すればよい。
そして、判定部114は、基準便器色の画素データが除去された検知エリアデータ(以下、判定対象画像データと呼ぶ。)が、排尿条件を満たす場合、排尿が行われたと判定すればよい。また、判定部114は、判定対象画像データが、排便条件を満たす場合、排便が行われたと判定すればよい。
さらに、判定部114は、有効と決定された画像データに基づいてユーザの出血の有無を判定してもよい。この場合、判定部114は、判定対象画像データが、出血条件を満たす場合、ユーザが出血したと判定すればよい。
ここで、基準便器色データは、便器100の縁部101から溜まり部104側に所定距離離間したボウル部102内の領域である基準領域C2(図13参照)の画像データに基づいて算出される。具体的には、基準便器色データは、基準領域C2のR,G,B値のそれぞれの平均値を有する。
出力部115は、判定部114による判定結果を含む排泄情報を生成し、生成した排泄情報を出力する。ここで、出力部115は、通信部13を用いて排泄情報をサーバ3に送信してもよいし、排泄情報をメモリ12に記憶させてもよい。
メモリ12は、例えば、RAM(Random Access Memory)、SSD(Solid State Drive)又はフラッシュメモリ等の各種情報を記憶可能な記憶装置で構成されている。メモリ12は、例えば、排泄情報及び基準便器色データ等を記憶する。メモリ12は、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型のメモリであってもよい。
通信部13は、排泄物判定装置1をネットワークを介してサーバ3に接続する機能を有する通信回路である。通信部13は、排泄物判定装置1を通信路を介してセンサユニット2と接続する機能を備えている。排泄情報は、例えば排泄が行われたことを示す情報(排便、排尿、及び出血)及び排泄日時を示す日時情報等が対応付けられた情報である。排泄物判定装置1は、例えば、1日単位で排泄情報を生成し、生成した排泄情報をサーバ3に送信すればよい。
入退出センサ14は、例えば測距センサで構成される。入退出センサ14は、便器100が設置されたトイレにユーザが入室したことを検知する。ここで、入退出センサ14を構成する測距センサは、着座センサ21を構成する測距センサに比べて測定精度は低いが検知範囲は広い。入退出センサ14は、測距センサに代えて例えば人感センサで構成されてもよい。測距センサは、例えば赤外線測距センサである。人感センサは便器100に対して所定距離内にいるユーザを検知する。
以上が排泄物判定システムの構成である。引き続いて、排泄物判定装置1の処理の概要を説明する。図3は、本開示の実施の形態1における排泄物判定装置1の処理の概要を示すシーケンス図である。
図3において、1行目は人感センサで構成された入退出センサ14のシーケンスを示し、2行目は測距センサで構成された入退出センサ14のシーケンスを示し、3行目は、着座センサ21のシーケンスを示し、4行目は照度センサ22のシーケンスを示し、5行目は照明装置23のシーケンスを示す。図3の例では、人感センサからなる入退出センサ14と測距センサからなる入退出センサ14との両方のシーケンスが示されているが、排泄物判定装置1は少なくとも一方の入退出センサ14を備えていればよい。
タイミングt1において、ユーザがトイレに入室している。これに伴い、決定部113は、入退出センサ14(人感センサ)又は入退出センサ14(測距センサ)から入力されるセンシングデータに基づいて、ユーザがトイレに入室したと判定する。ここで、入退出センサ14(人感センサ)はユーザを検知するとセンシングデータをハイにし、ユーザを検知しなくなるとセンシングデータをローにするので、決定部113は、入退出センサ14(人感センサ)から入力されるセンシングデータがハイになった場合、トイレ内にユーザが入室したと判定する。また、決定部113は、入退出センサ14(測距センサ)により計測された測距値が閾値A1以下になった場合、トイレ内にユーザが入室したと判定する。閾値A1は、例えば、50cm、100cm、150cm等、適宜の値が採用できる。
また、タイミングt1において、決定部113は、入退出センサ14、着座センサ21、及び照度センサ22から入力されるセンシングデータのメモリ12への蓄積を開始する。
さらに、タイミングt1において、決定部113は、ユーザの検知に伴い、ユーザがトイレに入室したことを示す入室通知を通信部13を用いてサーバ3に送信する。
タイミングt2において、ユーザが便器100に着座している。これに伴い、着座センサ21から入力される測距値が着座検知閾値A2以下になり、決定部113は、ユーザが便器100に着座したと判定する。着座検知閾値A2は、例えば着座センサ21からユーザの臀部までの測距値が、ユーザが便器100に着座したことを示す予め定められた値を有する。着座検知閾値A2は、閾値A1よりも小さく、例えば、10cm、15cm、20cm等の適宜の値が採用できる。
また、タイミングt2において、着座によりボウル部102に入光する外光がユーザの臀部により遮られたため、照度センサ22から入力される照度値が減少している。
さらに、タイミングt2において、決定部113は、着座の検知に伴い、照明装置23をオンする。これにより、照明装置23がボウル部102内を点灯し、画像データから排泄物を抽出するうえで必要な光量が確保される。
さらに、タイミングt2において、決定部113は、カメラ24を起動させ、カメラ24によりボウル部102内を撮影させる。以後、第1取得部111は、所定のサンプリングレートで画像データを取得する。
なお、入室通知は、タイミングt2において送信されてもよい。
タイミングt3~タイミングt4の期間B1においてユーザの便器100の座り直しが発生している。それに伴って、タイミングt3において、着座センサ21の測距値が着座検知閾値A2を超え、タイミングt4において、着座センサ21の測距値が着座検知閾値A2を下回っている。また、タイミングt3において、決定部113は、照明装置23をオフし、タイミングt4において決定部113は、照明装置23をオンしている。また、照度センサ22の照度値も着座センサ21の測距値に連動して変化している。
タイミングt5において、ユーザは便器100からの離座している。これに伴い、着座センサ21の測距値が着座検知閾値A2を超えている。また、タイミングt5において、決定部113は、照明装置23をオフしている。
タイミングt6において、入退出センサ14の測距値が閾値A1を超えたので、決定部113は、ユーザがトイレから退出したと判定する。これに伴い、出力部115は、ユーザがトイレから退出したことを示す退出通知を通信部13を用いてサーバ3に送信する。さらに、タイミングt6において、出力部115は、画像データに基づいて生成した排泄情報を通信部13を用いてサーバ3に送信する。なお、退出通知及び排泄情報はタイミングt7において送信されてもよい。
タイミングt7において、タイミングt5で着座センサ21の測距値が着座検知閾値A2を超えた状態が期間B2続いたので、決定部113は、センシングデータのメモリ12への蓄積を終了すると共に、カメラ24によるボウル部102内の撮影を終了させる。
タイミングt8において、タイミングt7から入退出センサ14(人感センサ)のハイ状態が期間B4経過したので、決定部113は、排泄物判定装置1を待機状態にする。
次に、排泄物判定装置1の処理の詳細を説明する。図4は、本開示の実施の形態1における排泄物判定装置1の処理の一例を示すフローチャートである。以下のフローチャートでは、センシングデータは着座センサ21が検知する測距値であるものとする。
ステップS1において、決定部113は、ユーザが便器100に着座したか否かを判定する。ここで、決定部113は、第2取得部112が着座センサ21から取得した測距値が着座検知閾値A2以下になった場合(ステップS1でYES)、ユーザが着座したと判定し、処理をステップS2に進める。一方、決定部113は、当該測距値が着座検知閾値A2より大きい場合(ステップS1でNO)、処理をステップS1で待機する。
ステップS2において、決定部113は、画像データが有効であるか無効であるかを判定する無効判定処理を実行する。無効判定処理の詳細は、図5を用いて後述する。
ステップS3において、判定部114は、排尿が確定しているか否かを判定する。排尿が確定していない場合(ステップS3でNO)、処理はステップS4に進み、排尿が確定している場合(ステップS3でYES)、処理はステップS7に進む。排尿の確定とは、画像データに排尿の画像が含まれていると断定できたことを指す。
ステップS4において、判定部114は、画像データに基づいて、ユーザが排尿及び排便の少なくとも1つを行ったことを判定する排泄検知処理を実行する。排泄検知処理の詳細は、図7を用いて後述する。
ステップS5において、判定部114は、排泄検知処理において排尿有りと判定された場合(ステップS5でYES)、排尿を確定する(ステップS6)。一方、排泄検知処理において排尿が検知されていない場合(ステップS5でNO)、処理はステップS7に進む。
ステップS7において、判定部114は、排便が確定しているか否かを判定する。排便が確定している場合(ステップS7でYES)、処理はステップS11に進み、排便が確定していない場合(ステップS7でNO)、処理はステップS8に進む。排便の確定とは、画像データに排便の画像が含まれていると断定できたことを指す。
ステップS8において、判定部114は、排泄検知処理を実行する。
ステップS9において、判定部114は、排泄検知処理において排便有りと判定された場合(ステップS9でYES)、排便を確定させる(ステップS10)。一方、判定部114は、排泄検知処理において排便有りと判定されていない場合(ステップS9でNO)、処理をステップS11に進める。
ステップS11において、決定部113は、ユーザの離座が確定しているか否かを判定する。ここで、決定部113は、後述のステップS42で離座が確定している場合、ステップS11でYESと判定し、処理をステップS12に進める。一方、決定部113は、離座が確定していない場合(ステップS11でNO)、処理をステップS2に戻す。
ステップS12において、出力部115は退出通知及び排泄情報を通信部13を用いてサーバ3に送信する。
次に、無効判定処理の詳細について説明する。図5は、無効判定処理の詳細を示すフローチャートである。ステップS31において、決定部113は、第2取得部112が取得した測距値をサンプリングする。ここでは、最新のサンプリング点(t)における測距値SD(0)と、1つ前のサンプリング点(t-1)における測距値SD(-1)との2つの測距値がサンプリングされる。
ステップS32において、決定部113は、測距値SD(0)が、測距値SD(-1)-幅Nより大きく、且つ、測距値SD(-1)+幅Nより小さいか否かを判定する。すなわち、決定部113は、測距値SDの変化が所定範囲内にあるか否かを判定する。幅Nは、例えば、3mm、4mm、5mm、6mm、10mm等の適宜の値が採用できる。幅Nの2倍は所定範囲の一例である。
測距値SDの変化が所定範囲内にある場合(ステップS32でYES)、処理はステップS33に進み、測距値SDの変化が所定範囲を超える場合(ステップS32でNO)、処理はステップS38に進む。
ステップS33において、決定部113は、測距値SDの変化が所定範囲内にある期間が第2期間継続したか否かを判定する。当該期間が第2期間継続した場合(ステップS33でYES)、決定部113は、ユーザの便器100への着座を確定し(ステップS35)、処理をステップS41に進める。一方、測距値SDの変化が所定範囲内にある期間が第2期間継続していない場合(ステップS33でNO)、決定部113は、第2期間を計時するタイマーをカウントアップする(ステップS36)。
ステップS37において、決定部113は、画像データを無効にし、処理をステップS41に進める。ここで、決定部113は、ピクセルカウントデータPD(t)=0に設定することで、画像データを無効にする。ピクセルカウントデータPD(t)は、サンプリング点(t)の画像データに含まれる排便、排尿、及び血液のそれぞれを示す画素のカウント値である。例えば、サンプリング点(t)の画像データにおいて、排便を示す画素がX個、排尿を示す画素がY個、血液を示す画素がZ個ある場合、ピクセルカウントデータPD(t)=(X、Y、Z)である。
決定部113は、最新のサンプリング点から、20サンプリング点前までのサンプリング点の画像データにおけるピクセルカウントデータPD(t)、すなわち、ピクセルカウントデータPD(0)、PD(-1)、・・・、PD(-20)を0に設定することで画像データを無効にすればよい。ピクセルカウントデータPD(0)、PD(-1)、・・・、PD(-20)=0に設定された画像データは、後述する排泄検知処理において排泄の有無が検知されなくなる。したがって、ピクセルカウントデータPD(0)、PD(-1)、・・・、PD(-20)を0に設定することで、サンプリング点(0)からサンプリング点(-20)までの画像データを無効にすることができる。ピクセルカウントデータPDを0に設定するとは、排便、排尿、及び血液の全てのピクセルカウントデータPDを0に設定することを指す。
ここでは、最新のサンプリング点から20サンプリング点前までの画像データが無効にされたが、これは一例である。最新のサンプリング点の画像データのみが無効にされてもよいし、最新のサンプリング点から20以外の任意のサンプリング点前までの画像データが無効にされてもよいし、最新のサンプリング点を含む前後一定期間に撮影された画像データが無効にされてもよい。これらのことは、後述するステップS40においても同じである。
ステップS38において、決定部113は、測距値SDの変化が所定範囲を超えたため、着座確定を無効にする。
ステップS39において、決定部113は、第2期間をカウントするタイマーをリセットする。
ステップS40において、決定部113は、ピクセルカウントデータPD(0)・・・PD(-20)=0に設定することで、サンプリング点(0)から(-20)までの画像データを無効にする。
ステップS41において、決定部113は、測距値SD(0)が着座検知閾値A2よりも大きい期間が第1期間継続したか否かを判定する。当該期間が第1期間継続した場合(ステップS41でYES)、決定部113は、着座の確定を無効にすると共に離座を確定し、処理をステップS11(図4)に進める。一方、測距値SD(0)が着座検知閾値A2よりも大きい期間が第1期間継続していない場合(ステップS41でNO)、処理はステップS3(図4)に進む。
図6は、無効判定処理を説明するためのシーケンス図である。図6において1行目の波形W1は着座の確定の有無を示す。波形W1において、ハイは着座の確定を示し、ローは着座の無効を示す。
タイミングt1において、ユーザが便器100に着座したので、測距値SDが着座検知閾値A2以下になっている。また、タイミングt1において、測距値SDの変化が所定範囲内に入ったため、第2期間の計時が開始されている。
タイミングt2において、測距値SDの変化が所定範囲内にある期間が第2期間継続したので、着座が確定されている。その結果、タイミングt1~タイミングt2までの第2期間が無効区間となっている。無効区間においてはその区間に撮影された画像データが無効にされる。なお、無効区間の各サンプリング点において、最新のサンプリング点から過去20サンプリング点前までの画像データが無効にされてもよい。
タイミングt3~タイミングt4において、ユーザの便器100への座り直しが発生ししている。これにより、タイミングt3において、測距値SDの変化が所定範囲を超え、着座の確定が無効にされ、無効区間が開始されている。この座り直しによりボウル部102内に入光する外光は急激に増大するが、画像データが無効にされるので、画像データに対して排泄検知処理が適用されない。
タイミングt3~タイミングt4において、測距値SDが着座検知閾値A2を超えているが、ユーザの着座により、直ぐに測距値SDが着座検知閾値A2を下回っている。すなわち、測距値SDが着座検知閾値A2を超えた期間が第1期間継続されていない。そのため、無効区間が継続されている。
タイミングt4において、測距値SDの変化が所定範囲内に入ったため、第2期間の計時が開始されている。
タイミングt5において、測距値SDの変化が所定範囲内にある期間が第2期間継続したため、無効区間が終了され、着座が確定にされている。これにより、カメラ24の露光が適切な露光になるのを待ってから画像データを有効にすることができる。したがって、画像データから排泄物が誤認識されることが防止される。
タイミングt6において、ユーザは便器100からの離座を開始する。これにより、測距値SDの変化が所定範囲を超えるので、無効区間が開始され、着座が無効にされている。
タイミングt7において、測距値SDが着座検知閾値A2を超えたので、第1期間の計時が開始されている。
タイミングt8において、測距値SDが着座検知閾値A2を超えた期間が第1期間継続したので、離座が確定されている。
次に、排泄検知処理について説明する。図7は、排泄検知処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS110において、判定部114は、メモリ12から基準便器色データを取得する。
ステップS120において、判定部114は、第1取得部111が取得した画像データのうち処理タイミングの画像データを取得する。処理タイミングの画像データは、例えば、最新のサンプリング点から所定サンプリング点(例えば20サンプリング点)前の画像データである。但し、これは一例であり、処理タイミングの画像データは、最新のサンプリング点の画像データであってもよい。
ステップS130において、判定部114は、処理タイミングの画像データが有効であるか否かを判定する。ここで、判定部114は、処理タイミングの画像データにおいてピクセルカウントデータPDが0の場合、処理タイミングの画像データは無効であると判定し、ピクセルカウントデータPDが0でない場合、処理タイミングの画像データは有効であると判定する。詳細には、排便、排尿、血液の全てのピクセルカウントデータPDが0の場合、処理タイミングの画像データは無効と判定される。処理タイミングの画像データが有効の場合(ステップS130でYES)、処理はステップS140に進み、処理タイミングの画像データが無効の場合(ステップS130でNO)、処理はステップS5又はステップS9(図4)に進む。
ステップS140において、判定部114は、処理タイミングの画像データから検知エリアD1の画像データ(検知エリアデータ)を抽出する。
ステップS150において、判定部114は、検知エリアデータにおいて、基準便器色と異なる色の画素データが含まれているか否かを判定する。検知エリアデータにおいて基準便器色と異なる色の画素データが含まれている場合(ステップS150でYES)、処理はステップS160に進み、検知エリアデータにおいて基準便器色と異なる色の画素データが含まれていない場合(ステップS150でNO)、処理はステップS5又はS9に進む。
ステップS160において、判定部114は、検知エリアデータから基準便器色データのR,G,B値に対して所定範囲外のR,G,B値を有する画素データを除去することで、判定対象画像データを生成する。
ステップS170において、判定部114は、判定対象画像データが排尿条件を満たすか否かを判定する。ここで、排尿条件は、判定対象画像データにおいて、排尿を示す予め定められたR,G,B範囲内の画素データが存在するという条件である。排尿条件を満たす場合(ステップS170でYES)処理はステップS180に進み、排尿条件を満たさない場合(ステップS170でNO)、処理はステップS190に進む。なお、排尿条件は排尿を示す予め定められたR,G,B範囲内の画素データが所定画素数以上存在するという条件であってもよい。
ステップS180において、判定部114は、処理対象の画像データに対して排尿有りと判定し、処理をステップS5又はステップS9に進める(図4)。
ステップS190において、判定部114は、判定対象画像データが排便条件を満たすか否かを判定する。ここで、排便条件は、判定対象画像データにおいて、排便を示す予め定められたR,G,B範囲内の画素データが存在するという条件である。排便条件を満たす場合(ステップS190でYES)処理はステップS200に進み、排便条件を満たさない場合(ステップS190でNO)、処理はステップS210に進む。なお、排便条件は排便を示す予め定められたR,G,B範囲内の画素データが所定画素数以上存在するという条件であってもよい。
ステップS200において、判定部114は、処理対象の画像データに対して排便有りと判定し、処理をステップS5又はステップS9に進める(図4)。
ステップS210において、判定部114は、判定対象画像データが出血条件を満たすか否かを判定する。ここで、出血条件は、判定対象画像データにおいて、血液を示す予め定められたR,G,B範囲内の画素データが存在するという条件である。出血条件を満たす場合(ステップS210でYES)処理はステップS220に進み、出血条件を満たさない場合(ステップS210でNO)、処理はステップS230に進む。なお、出血条件は出血を示す予め定められたR,G,B範囲内の画素データが所定画素数以上存在するという条件であってもよい。
ステップS220において、判定部114は、処理対象の画像データに対して出血有りと判定し、処理をステップS5又はステップS9に進める(図4)。
ステップS230において、判定部114は、判定対象画像データに異物が有ると判定する。異物は、例えばおむつ、トイレットペーパ等である。
このように、実施の形態1の排泄物判定装置1によれば、便器へのユーザの着座及び離座を検知するセンサのセンシングデータの変化に基づいて、画像データの有効及び無効が決定される。そのため、着座状態の変化に伴ってボウル部102に入光する外光が急激に変化したとしても、当該変化した期間に撮影された画像データを無効な画像データとして決定することができる。これにより、ボウル部102に入光する外光が急激に変化した場合の画像データに対して排泄検知処理が適用されなくなる。その結果、便器100に着座するユーザの着座状態が変化した場合において、排泄物の誤認識を防止できる。
(実施の形態2)
実施の形態2は、画像データから検知した物体のピクセル数が急激に変化した場合、画像データを無効にするものである。図8は、本開示の実施の形態2における排泄物判定システムの構成の一例を示すブロック図である。実施の形態2において、実施の形態1と同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略する。
排泄物判定装置1Aは、プロセッサ21Aを含む。プロセッサ21Aは、取得部211、決定部212、判定部213、及び出力部214を含む。取得部211、判定部213、及び出力部214は、図1の第1取得部111、決定部113、判定部114、及び出力部115と同じである。
決定部212は、画像データから所定の物体を検知し、検知した物体のピクセル数が急激に変化したことを示す所定の条件(以下、無効条件と呼ぶ。)を満たす場合、画像データを無効にする。無効条件は後述する。所定の物体は、排尿、排便、及び血液の少なくとも1つである。
次に、実施の形態2における排泄物判定装置1Aの処理について説明する。排泄物判定装置1Aのメインルーチンは、図4と同じである。また、排泄物判定装置1Aにおいて、排泄検知処理は図7と同じである。排泄物判定装置1Aは、排泄物判定装置1に対して無効判定処理が相違するので、以下、無効判定処理について説明する。
図9は、実施の形態2における無効判定処理の一例を示すフローチャートである。ステップS51において、決定部212は、ピクセルカウントデータPDをシフトする。具体的には、決定部212は、ピクセルカウントデータPD(0)をピクセルカウントデータPD(1)に設定し、ピクセルカウントデータPD(1)をピクセルカウントデータPD(2)に設定し、・・・、ピクセルカウントデータPD(19)をピクセルカウントデータPD(20)に設定するというように、ピクセルカウントデータPD(1)~PD(20)を設定する。
ステップS52において、決定部212は、最新の画像データを取得する。
ステップS53において、決定部212は、最新の画像データから排尿、排便、及び血液のそれぞれの画素数を検知する。ここで、決定部212は、最新の画像データから検知エリアD1を抽出し、抽出した検知エリアD1において、排尿を示す予め定められたR,G,B範囲内の画素データをカウントすることで、排尿の画素数を検知する。また、決定部212は、最新の画像データの検知エリアD1において、排便を示す予め定められたR,G,B範囲内の画素データをカウントすることで、排便の画素数を検知する。さらに、決定部212は、最新の画像データの検知エリアD1において、血液を示す予め定められたR,G,B範囲内の画素データをカウントすることで、血液の画素数を検知する。
ステップS54において、決定部212は、最新の画像データから検知した、排尿、排便、及び血液の画素数をピクセルカウントデータPD(0)にセットする。
ステップS55において、決定部212は、ピクセルカウントデータPDが無効条件を満足するか否かを判定する。ここで、無効条件は、|PD(0)|>|PD(-1)|×P1、且つ、(Q×T)期間内における少なくとも1つのピクセルカウントデータPD(k)が、|PD(k)|<|PD(k-1)|×P2という条件である。
kは-1以下の整数である。P1は5、6、7等の適宜の値が採用できる。P2はP1より小さい値であり、2、3、4等の適宜の値が採用できる。Qは、例えば3、4、5等の適宜の値である。Tはサンプリング周期である。なお、決定部212は、排尿、排便、及び血液のうち、少なくとも1つのピクセルカウントデータPDが無効条件を満たす場合、ステップS55でYESと判定すればよい。或いは、決定部212は、排尿、排便、及び血液の合計値をピクセルカウントデータPDとして採用してもよい。
ピクセルカウントデータPDが無効条件を満足する場合(ステップS55でYES)、処理はステップS56に進み、ピクセルカウントデータPDが無効条件を満足しない場合(ステップS55でNO)、処理はステップS3(図4)に進む。
ステップS56において、決定部212は、PD(0)、PD(-1)、・・・、PD(Q)=0に設定する。これにより、サンプリング点(t)、(t-1)、・・・、(t-Q)における画像データが無効にされる。例えば、Q=3の場合、ピクセルカウントデータPD(0)、PD(-1)、PD(-2)、PD(-3)に対応する4つの画像データが無効にされる。ステップS56の処理が終了すると、処理はステップS3(図4)に進む。
図10は、実施の形態2における無効判定処理の説明図である。この例では、|PD(0)|>|PD(-1)|×P1である。さらに、|PD(-2)|<|PD(-3)|×P2である。そのため、ピクセルカウントデータPDは無効条件を満たしている。したがって、サンプリング点(0)~サンプリング点(t-3)までの期間が無効区間に設定されている。
便器の座り直しや排泄物を拭くために脚を開く等の着座状態が変化すると、ボウル部に入光する外光が急激に変化するので、その光量の変化がピクセルカウントデータPDの変化として現れる。
そこで、決定部212は、ピクセルカウントデータPDが急激に変化したことを示す所定の条件を満たす場合、急激に変化した場合の画像データが無効と判定する。これにより、ボウル部に入光する外光が急激に変化した期間における画像データに対して排泄検知処理が適用されなくなる。その結果、便器100に着座するユーザの着座状態が変化した場合において、排泄物の誤認識を防止できる。
なお、無効条件は、PD(0)>PD(-1)×P1、且つ、(Q×T)期間内における少なくとも1つのPD(k)が、PD(k)<PD(k-1)×P2であってもよい。
また、無効条件は、Q×Tの期間において、ピクセルカウントデータPDが所定の増加率以上の傾きで上昇する区間と、ピクセルカウントデータPDが所定の減少率の傾きで減少する区間とを有するという条件であってもよい。
(実施の形態3)
実施の形態3は、基準便器色のキャリブレーション処理を実行するものである。図11は、実施の形態3における排泄物判定システムの構成の一例を示すブロック図である。なお、実施の形態3において実施の形態1,2と同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略する。
排泄物判定装置1Bのプロセッサ31は、第1取得部311、第2取得部312、決定部313、判定部314、出力部315、及びキャリブレーション実行部316を備える。第1取得部311~出力部315は、図1の第1取得部111~出力部115と同じである。
キャリブレーション実行部316は、基準便器色を決定するためのキャリブレーション処理を実行する。
図12は、キャリブレーション処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS71において、キャリブレーション実行部316は、カメラ24が撮影した画像データを取得し、取得した画像データにパターンマッチング等の処理を適用し、マーカを検知する。図13は、キャリブレーション処理の説明図である。マーカM1は、便器100の縁部101の所定位置に位置している。マーカM1は画像データに検知エリアD1及び基準領域C2を設定する際の目印である。
ステップS72において、キャリブレーション実行部316は、マーカM1が検知できたか否かを判定する。マーカM1を検知できた場合(ステップS72でYES)、処理はステップS73に進み、マーカM1を検知できなかった場合(ステップS72でNO)、処理はステップS76に進む。
ステップS73において、キャリブレーション実行部316は、画像データに検知エリアD1及び基準領域C2を設定する。ここで、マーカM1を基準として、画像データのどの座標に検知エリアD1及び基準領域C2を設定するかを規定する設定情報が予め定められている。したがって、キャリブレーション実行部316はマーカM1から設定情報にしたがって検知エリアD1及び基準領域C2を画像データに設定すればよい。検知エリアD1は溜まり部104を含む矩形状の領域である。基準領域C2は縁部101から溜まり部104側に所定距離離間し、且つ、溜まり部104を含まないボウル部102内の矩形状の領域である。
ステップS74において、キャリブレーション実行部316は、基準領域C2から便器基準色データを算出する。便器基準色データは、基準領域C2を構成する各画素データのR,G,B値の平均値である。
ステップS75において、キャリブレーション実行部316は、キャリブレーション結果をメモリ12に記憶する。キャリブレーション結果は、設定された検知エリアD1の頂点の座標と、基準領域C2の頂点の座標と、基準便器色データとを含む。
図13を参照して、従来は、縁部101のすぐ下のボウル部102内の領域が基準領域C1として設定されていた。縁部101の直ぐ下の箇所は、掃除がしにくい箇所であるため、汚れが除去され難い。したがって、基準領域C1から基準便器色データを算出すると、汚れの影響により、ボウル部102の色を正確に示す基準便器色データを算出できない可能性がある。そこで、キャリブレーション実行部316は、基準領域C2から基準色データを算出する。
ステップS76において、キャリブレーション実行部316は、キャリブレーション結果をメモリ12に記憶せずに処理を終了する。
このように実施の形態3の排泄物判定装置1Bによれば、適切な基準便器色データを算出することができる。
本開示は、下記の変形例が採用できる。
(1)排泄物判定装置1は実施の形態1に示す無効判定処理に加えてさらに実施の形態2に示す無効判定処理を実行してもよい。この場合、図5のステップS41でNOの場合、図9のステップS51に処理を進めればよい。実施の形態1による無効判定処理は、例えば座り直しによる着座状態の変化を検知するのに有効である。一方、実施の形態2による無効判定処理は、着座したユーザが脚を開くことによる着座状態の変化を検知するのに有効である。したがって、実施の形態1と実施の形態2とを組み合わせることで、座り直しによる着座状態の変化と脚を開くことによる着座状態の変化とを検知することができる。
(2)図5のフローチャートでは、着座センサ21の測距値を用いて画像データの無効及び有効が決定されているが、照度センサ22が検知した照度値を用いて画像データの無効及び有効が決定されてもよい。この場合、ステップS32において、SD(0)はサンプリング点(0)の照度値を示し、SD(-1)はサンプリング点(t-1)における照度値を示す。また、ステップS41における着座検知閾値A2は、ユーザが便器100から離座したことを示す予め定められた照度値が採用される。
(3)実施の形態3に示すキャリブレーション処理は実施の形態2に適用されてもよい。
本開示における排泄物判定装置は、画像データから排泄が行われたことを判定する技術において有用である。

Claims (19)

  1. 排泄物を判定する排泄物判定装置における排泄物判定方法であって、
    前記排泄物判定装置のプロセッサが、
    トイレ内の便器のボウル部が撮影可能に前記便器に設置されたカメラが撮影した画像データを取得し、
    前記便器へのユーザの着座及び離座を検知するセンサのセンシングデータを取得し、
    前記センシングデータの変化に基づいて、前記画像データを有効又は無効にするかを決定し、
    前記有効と決定された画像データのみに基づいて、前記ユーザにより排便及び排尿の少なくとも1つが行われたことを判定し、
    前記判定の結果を出力する、
    排泄物判定方法。
  2. 前記決定では、前記センシングデータが前記着座を示した後、前記センシングデータの変化が所定範囲を超えた場合、前記画像データを無効にする、
    請求項1記載の排泄物判定方法。
  3. 前記決定では、前記センシングデータが前記離座を示す期間が第1期間継続した場合、前記便器からの前記ユーザの前記離座を確定する、
    請求項2記載の排泄物判定方法。
  4. 前記決定では、前記センシングデータが前記着座を示した後、前記センシングデータの変化が前記所定範囲内にある期間が第2期間継続した場合、少なくとも前記第2期間に撮影された前記画像データを無効にする、
    請求項2又は3のいずれかに記載の排泄物判定方法。
  5. 前記決定では、前記センシングデータが前記着座を示した後、前記センシングデータの変化が前記所定範囲内にある期間が第2期間継続した場合、前記着座を確定する、
    請求項2~4のいずれかに記載の排泄物判定方法。
  6. 前記決定では、前記着座の確定後に前記センシングデータの変化が前記所定範囲外になった場合、前記画像データを無効にする、
    請求項5記載の排泄物判定方法。
  7. 前記センシングデータは、測距センサの測距値又は照度センサの照度値である、
    請求項1~6のいずれかに記載の排泄物判定方法。
  8. 前記判定では、最新の画像データに対して所定期間前の有効な画像データを用いて、前記排便及び前記排尿の少なくとも1つが行われたことを判定する、
    請求項1~7のいずれかに記載の排泄物判定方法。
  9. 前記判定では、前記カメラが撮影した画像データと基準便器色データとを比較することで、前記排便及び前記排尿の少なくとも1つが行われたことを判定し、
    前記基準便器色データは、前記便器の縁から前記便器の溜まり部側に所定距離離間した前記ボウル部内の領域の色データに基づいて算出される、
    請求項1~8のいずれかに記載の排泄物判定方法。
  10. 請求項1~9のいずれかに記載の排泄物判定方法をコンピュータに実行させる、
    排泄物判定プログラム。
  11. 排泄物を判定する排泄物判定装置であって、
    トイレ内の便器のボウル部が撮影可能に前記便器に設置されたカメラが撮影した画像データを取得する第1取得部と、
    前記便器へのユーザの着座及び離座を検知するセンサのセンシングデータを取得する第2取得部と、
    前記センシングデータの変化に基づいて、前記画像データを有効又は無効にするかを決定する決定部と、
    前記有効と決定された画像データのみに基づいて、前記ユーザにより排便及び排尿の少なくとも1つが行われたことを判定する判定部と、
    前記判定の結果を出力する出力部と、を備える、
    排泄物判定装置。
  12. 排泄物を判定する排泄物判定装置における排泄物判定方法であって、
    前記排泄物判定装置のプロセッサが、
    トイレ内の便器のボウル部が撮影可能に前記便器に設置されたカメラが撮影した画像データを取得し、
    前記画像データの変化に基づいて、前記画像データを有効又は無効にするかを決定し、
    前記有効と決定された画像データのみに基づいて、排便及び排尿の少なくとも1つが行われたことを判定し、
    前記判定の結果を出力するとともに、前記決定では、前記画像データから所定の物体を検知し、検知した前記物体の画素数が急激に変化したことを示す所定の条件を満たす場合、前記画像データを無効にする、
    泄物判定方法。
  13. 前記所定の条件は、前記物体の画素数が所定の増加率以上で上昇し、且つ、所定の減少率以上で減少するという条件である、
    請求項12記載の排泄物判定方法。
  14. 前記所定の条件は、第t(tは正の整数)サンプリング点における前記画素数が、第t-1サンプリング点における前記画素数をP1倍した値より大きく、且つ、第tサンプリング点から過去一定期間における少なくとも1つのサンプリング点である第k(≦t-1)サンプリング点の前記画素数が、第k-1サンプリング点の前記画素数をP2(<P1)倍した値よりも小さいという条件である、
    請求項12又は13記載の排泄物判定方法。
  15. 前記所定の物体は、排尿、排便、及び血液の少なくとも1つである、
    請求項12~14のいずれかに記載の排泄物判定方法。
  16. 前記判定では、最新の画像データに対して所定期間前の有効な画像データを用いて、前記排便及び前記排尿の少なくとも1つが行われたことを判定する、
    請求項12~15のいずれかに記載の排泄物判定方法。
  17. 前記判定では、前記カメラが撮影した画像データと基準便器色データとを比較することにより、前記排便及び前記排尿の少なくとも1つが行われたことを判定し、
    前記基準便器色データは、前記ボウル部の縁から前記便器の溜まり部側に所定距離離間した前記ボウル部内の領域の色データに基づいて算出される、
    請求項12~16のいずれかに記載の排泄物判定方法。
  18. 請求項12~17のいずれかに記載の排泄物判定方法をコンピュータに実行させる排泄物判定プログラム。
  19. 排泄物を判定する排泄物判定装置であって、
    トイレ内の便器のボウル部が撮影可能に前記便器に設置されたカメラが撮影した画像データを取得する取得部と、
    前記画像データの変化に基づいて、前記画像データを有効又は無効にするかを決定する決定部と、
    前記有効と決定された画像データに基づいて、排便及び排尿の少なくとも1つが行われたことを判定する判定部と、
    前記判定の結果を出力する出力部と、を備えるとともに、
    前記決定部は、前記画像データから所定の物体を検知し、検知した前記物体の画素数が急激に変化したことを示す所定の条件を満たす場合、前記画像データを無効にする
    泄物判定装置。
JP2022566797A 2020-12-04 2021-11-05 排泄物判定方法、排泄物判定装置、及び排泄物判定プログラム Active JP7843427B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US202063121511P 2020-12-04 2020-12-04
US63/121,511 2020-12-04
JP2021147014 2021-09-09
JP2021147014 2021-09-09
PCT/JP2021/040776 WO2022118603A1 (ja) 2020-12-04 2021-11-05 排泄物判定方法、排泄物判定装置、及び排泄物判定プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2022118603A1 JPWO2022118603A1 (ja) 2022-06-09
JP7843427B2 true JP7843427B2 (ja) 2026-04-10

Family

ID=81853096

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022566797A Active JP7843427B2 (ja) 2020-12-04 2021-11-05 排泄物判定方法、排泄物判定装置、及び排泄物判定プログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US12511884B2 (ja)
JP (1) JP7843427B2 (ja)
WO (1) WO2022118603A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022149342A1 (ja) * 2021-01-06 2022-07-14 パナソニックホールディングス株式会社 排泄物判定方法、排泄物判定装置、及び排泄物判定プログラム
WO2024204579A1 (ja) * 2023-03-31 2024-10-03 Necプラットフォームズ株式会社 センサ窓汚れ判定装置、センサ窓汚れ判定方法及びプログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006061296A (ja) 2004-08-25 2006-03-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 排泄物確認装置およびこれを備えた衛生洗浄装置
JP2016004005A (ja) 2014-06-18 2016-01-12 関根 弘一 大便色検知装置
JP6777206B1 (ja) 2019-08-30 2020-10-28 Toto株式会社 便座装置及び排泄物検知装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11510765B2 (en) * 2015-01-23 2022-11-29 Spinal Singularity, Inc. Extended-use catheters
US11065093B2 (en) * 2015-01-23 2021-07-20 Spinal Singularity, Inc. Catheter mating devices
US11091903B2 (en) * 2016-07-07 2021-08-17 As America, Inc. Systems to automate adjustment of water volume release to a toilet bowl to correspond to bowl contents, toilets including the system and related methods
US11287415B2 (en) * 2016-12-30 2022-03-29 Withings Urine home analyser
JP6880529B2 (ja) 2017-02-08 2021-06-02 Toto株式会社 排泄物撮影装置
EP3606412A4 (en) * 2017-04-07 2020-12-23 Toi Labs, Inc. BIOSURVEILLANCE DEVICES, METHODS AND SYSTEMS FOR USE IN A BATHROOM LAYOUT
US10280605B2 (en) * 2017-07-06 2019-05-07 David R. Hall Split toilet bowl for separating fecal matter and urine for collection and analysis
US11536712B2 (en) * 2018-05-31 2022-12-27 Kohler Co. Health seat for toilets and bidets
US10507010B1 (en) * 2018-09-18 2019-12-17 Hong Min Kim Stool monitoring and health guidance apparatus

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006061296A (ja) 2004-08-25 2006-03-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 排泄物確認装置およびこれを備えた衛生洗浄装置
JP2016004005A (ja) 2014-06-18 2016-01-12 関根 弘一 大便色検知装置
JP6777206B1 (ja) 2019-08-30 2020-10-28 Toto株式会社 便座装置及び排泄物検知装置

Also Published As

Publication number Publication date
US12511884B2 (en) 2025-12-30
JPWO2022118603A1 (ja) 2022-06-09
US20230306724A1 (en) 2023-09-28
WO2022118603A1 (ja) 2022-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7128322B2 (ja) 便器装置、及び便座装置
JP7843427B2 (ja) 排泄物判定方法、排泄物判定装置、及び排泄物判定プログラム
CN114207660B (zh) 判定装置、判定方法以及存储介质
US11284599B2 (en) Animal toilet usage status management system
JP2007252805A (ja) データ検出装置及びデータ検出方法
JP7077497B2 (ja) 洋式便器及び人体洗浄方法
JP6850633B2 (ja) 便座装置
CN108431581A (zh) 便器装置
US20230074448A1 (en) Excrement determination method, excrement determination device, and non-transitory computer readable recording medium
JP7618667B2 (ja) 洗浄水制御方法、制御装置、及び洗浄水制御プログラム
CN121205275A (zh) 坐便器装置
US12249072B2 (en) Imaging device
CN109487877B (zh) 厕所自动冲水系统及控制方法
US20230360206A1 (en) Urination analysis method, urination analysis device, and non-transitory computer readable recording medium
WO2018124163A1 (ja) 便器
JP5631648B2 (ja) トイレ使用表示装置
JP4797859B2 (ja) 洋風便器装置
JP2022092102A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
US12592001B2 (en) Excrement determination method, excrement determination device, and non-transitory computer readable recording medium
CN116648544A (zh) 排泄物判定方法、排泄物判定装置以及排泄物判定程序
JP7591725B2 (ja) 便器装置
WO2021261128A1 (ja) 出力装置、方法、及びプログラム
US20230358027A1 (en) Information processing device, information processing method, and non-transitory computer readable recording medium storing information processing program
CN116710964A (zh) 排泄物判定方法、排泄物判定装置以及排泄物判定程序
JP7851165B2 (ja) 画像取得装置及びトイレシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240820

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20250617

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20250730

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20251002

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20260127

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20260213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20260225

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20260213

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20260317

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7843427

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150