JP7841785B1 - 金網用鋼線の切断装置 - Google Patents
金網用鋼線の切断装置Info
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Abstract
【解決手段】固定刃物20に直線刃26を有し、可動刃物30に鋼線41を収容可能な案内溝37を形成すると共に、案内溝37の端部に溝刃36を形成し、案内溝37内に鋼線41を位置決めした状態で直線刃26と溝刃36との間で切断可能に構成した。
【選択図】図6
Description
特許文献3には、固定刃物と可動刃物を組み合わせたギロチン式の切断装置が開示されている。
従来の固定刃物および可動刃物の刃は共に真直ぐな直線刃であり、一対の直線刃の間に鋼線を挟み込んで切断している。
一方、固定刃物および可動刃物には、金網を構成する鋼線よりも高い硬度が求められるため、高速度鋼(HSS)や低グレードの超硬合金等の刃物材料が選択される。
<1>例えば、横向きの鋼線に対して、上下から切断力を加えて切断する場合、一対の直線刃が円形断面の鋼線の外周面に対して点接触する上下2点に切断力が作用する。
鋼線の保持部材が存在しないため、鋼線が直線刃の刃上で横滑りしたり、自転したりし易い。
鋼線が直線刃の刃上で横滑りして変位すると、正規の位置で切断することができない。
鋼線が正規位置からずれて切断されると、次工程である金網端部のナックル加工が加工不良になり易い。
<2>破断強度が非常に大きい超高力鋼線で編成した菱形金網では、鋼線の切断荷重が格段に高くなるため、切断時における鋼線の横滑りや自転が発生し易くなる。
切断荷重を加えた超高力鋼線の切断中に、鋼線が横滑りしたり、自転したりすると、刃物端部での切断を誘発し、刃物の刃が欠けたり、刃こぼれを生じたりして刃物の寿命が短くなるうえに、直線刃の欠損に伴い作業停止を招くこととなる。
<3>さらに切断時に刃物の刃の一部が欠けると、その破片が周囲に飛び散って危険であり、作業環境が悪化する。
<4>上下2点により切断する場合、切断される鋼線の端材が周辺に飛散する。
状況によっては作業者への受傷や製造機械の故障を誘発する恐れがある。
本発明の他の形態において、前記固定刃物に直線刃を有し、前記可動刃物に案内溝と溝刃を有している。
本発明の他の形態において、前記可動刃物が軸部と押圧部とを有し、前記押圧部の先端に案内溝と溝刃とを形成した。
本発明の他の形態において、前記案内溝が断面略U字形または略V字形を呈し、前記溝刃が前記案内溝の断面形状と同形である。
本発明の他の形態において、前記金網用の鋼線が超高力鋼線である。
<1>固定刃物または可動刃物の一方にセンタリング機能と鋼線の位置決め機能を併有した案内溝を設けることで、鋼線の切断時における鋼線の突発的な横滑りと自転を確実に規制することができる。
したがって、鋼線を正確な寸法で、かつ、きれいな切断面に切断することができる。
<2>鋼線の切断時に、直線刃または溝刃の欠損や刃こぼれがなくなるので、刃物の損傷に起因した交換が不要となり、刃物を長期に亘って使用することができる。
<3>鋼線の切断時に、直線刃または溝刃の欠損を回避できるので、刃物の破片の飛び散りがなくなり、安全な環境で切断作業を行うことができる。
<4>これまできわめて高い切断力を必要として切断が困難とされてきた超高力鋼線であっても、効率よく安全に切断することができる。
<5>これまで一対の直線刃による切断のために鋼線の横滑りや自転が発生し、固定刃、可動刃が共に消耗するため、刃物交換は一対セットでの交換を余儀なくされたが、本発明では、可動刃が鋼線の横滑りと自転を抑制するため、可動刃の消耗は少なく、固定刃のみの刃物交換での対応が可能となる。
<6>可動刃物の案内溝によるセンタリング機能により、固定刃の一定の位置での切断が可能となり、固定刃の摩耗は一定部位となる。
このため固定刃の再研磨が可能となり、ライナープレートと併用することで固定刃自体の交換頻度を抑制することができる。
図1~3を参照して切断装置10について説明する。
本発明に係る金網用鋼線の切断装置10は、菱形金網40の製造装置の一部に配設し、らせん加工を施した鋼線41を切断するための装置であり、相対向して配置した固定刃物20と可動刃物30とを具備する。
本例では、固定刃物20と可動刃物30を縦向きに配列した形態について説明するが、固定刃物20と可動刃物30の対向方向は、横向きでもよいし、それ以外の方向でもよい。
固定刃物20は図外の刃物台にボルトで固定して使用する固定式の刃物である。
図2を参照して説明すると、固定刃物20は、刃物台に固定する角柱状の軸部21と刃部25とを有する。
軸部21と刃部25の間には段差面22を有しているが、段差面22は必須ではなく、省略が可能である。
軸部21は断面が矩形を呈する角柱体であり、その一部に、長孔のボルト孔24を有していて、ボルト孔24に固定ボルトを挿通して刃物台に固定可能である。
刃部25は軸部21の横断方向に沿って連続して形成していて、刃部25の突出法に沿った起立面23と、軸部21の横断方向に沿ったせん断用の直線刃26とを有している。
起立面23と先端面との角部に形成した直線刃26は、直線状の切断刃であり、切断予定の鋼線41に対して直交して位置する。
可動刃物30は油圧シリンダー等の押圧手段の先端に設けて使用する可動式の刃物である。
図3を参照して説明すると、可動刃物30は、角柱状の軸部31と、押圧部35とを有する。
軸部31と押圧部35の間には段差面32を有しているが、段差面32は必須ではなく、省略が可能である。
軸部31は断面が矩形を呈する角柱体であり、その一部に、長孔のボルト孔34を有している。
可動刃物30は、ボルト孔34に固定ボルトを挿通して螺着することで、油圧シリンダー等の押圧手段の先端部に固定可能である。
押圧部35は軸部31の横断方向に沿って連続して形成した突出部であり、切断予定の鋼線41に対して直交して位置する。
押圧部35の中央には、断面が略U字形または略V字形を呈する案内溝37を有する。
案内溝37は、押圧部35の幅方向に亘って連続して形成する。
案内溝37は、その出口側の溝幅が鋼線41の線径より大きく、溝奥へ向けて徐々に溝幅が狭い断面形状となっている。
案内溝37は、鋼線41を切断する際に鋼線41を押圧部35の中央位置に誘導するセンタリング機能と、鋼線41を定位置に位置決めする位置決め機能とを備えている。
可動刃物30の押圧部35は切断予定の鋼線41に対して直交する位置関係にあり、案内溝37は鋼線41と平行な位置関係にある。
案内溝37の一端の角部には、裁断機能を有する溝刃36を形成している。
溝刃36の形状と案内溝37の断面形状は同一である。
既述した固定刃物20の直線刃26と、可動刃物30の溝刃36との間に鋼線41を配置し、可動刃物30をスライドさせて鋼線41を切断する。
固定刃物20と可動刃物30は、その直線刃26と溝刃36が相対向するように配置し、固定刃物20の起立面23と可動刃物30の起立面33が摺接可能に取り付ける。
つぎに切断装置10による鋼線の切断方法について説明する。
相対向する固定刃物20の刃部25と可動刃物30の押圧部35の間に切断予定の鋼線41を位置させる。
可動刃物30を固定刃物20へ向けてスライドさせる。
可動刃物30のスライドに伴い、可動刃物30の押圧部35に形成した案内溝37内に鋼線41を収容し、案内溝37の傾斜した溝壁に沿って鋼線41を案内溝37の溝底へ誘導する。
すなわち、切断当初、鋼線41が案内溝37のどの位置にあってもセンタリングされて押圧部35の中央に誘導されて位置決めされる。
例えば、従来技術で説明したように、可動刃物と固定刃物の両刃物が共に直線刃の組み合わせである場合は、鋼線の切断時に鋼線が突発的に横滑りしたり、鋼線が自転したりして、正規位置での切断が困難となるだけでなく、鋼線の切断面がきたなくなる。
図6に示すように、鋼線41を変位不能に保持した状態で鋼線41に対する切断力が増していき、直線刃26と溝刃36の間で切断が進行する。
鋼線41の切断中においても、可動刃物30の案内溝37が鋼線41の外周面と圧接して鋼線41の横移動と自転を規制し続ける。
特に、鋼線41がきわめて高い切断力を必要とする超高力鋼線であっても、効率よく安全に切断することができる。
以上は、固定刃物20側に直線刃26を形成し、可動刃物30側に溝刃36を形成した形態について説明したが、直線刃26と溝刃36を入れ替えてもよい。
すなわち、本例では、溝刃を形成した固定刃物20と、直線刃を形成した可動刃物30とにより切断装置10を構成してもよい。
切断装置10による鋼線51の切断の作用効果は既述した実施例と同様である。
20・・・・固定刃物
21・・・・軸部
22・・・・段差面
23・・・・起立面
24・・・・ボルト孔
25・・・・刃部
26・・・・直線刃
30・・・・可動刃物
31・・・・軸部
32・・・・段差面
33・・・・起立面
34・・・・ボルト孔
35・・・・押圧部
36・・・・溝刃
37・・・・案内溝
40・・・・菱形金網
41・・・・鋼線
Claims (5)
- コイル状に屈曲した複数の鋼線を既設の鋼線のループ部に巻き掛けして製作した菱形金網の2本の鋼線の端部を相対向して配置した固定刃物と可動刃物の2組の刃の間にそれぞれ配置して切断するギロチン式の切断装置であって、
前記固定刃物または可動刃物のいずれか一方の刃物に直線刃を有し、
前記固定刃物または可動刃物のいずれか他方の刃物に前記鋼線を収容可能な案内溝を有すると共に、該案内溝の端部に溝刃を有し、
前記案内溝が前記鋼線を溝刃の中央に誘導するセンタリング機能と鋼線を溝刃の中央に位置決めする位置決め機能を有し、
前記案内溝内に鋼線を位置決めした状態で前記直線刃と前記溝刃の間でコイル状に屈曲した2本の前記鋼線の突発的な横移動と自転を規制しながら同時に切断可能に構成したことを特徴とする、
金網用鋼線の切断装置。 - 前記固定刃物に直線刃を有し、前記可動刃物に案内溝と溝刃を有していることを特徴とする、請求項1に記載の金網用鋼線の切断装置。
- 前記可動刃物が軸部と押圧部とを有し、前記押圧部の先端に案内溝と溝刃とを形成したことを特徴とする、請求項2に記載の金網用鋼線の切断装置。
- 前記案内溝が断面略U字形または略V字形を呈し、前記溝刃が前記案内溝の断面形状と同形であることを特徴とする、請求項1または2に記載の金網用鋼線の切断装置。
- 前記金網用の鋼線が超高力鋼線であることを特徴とする、請求項1に記載の金網用鋼線の切断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2025245287A JP7841785B1 (ja) | 2025-12-11 | 2025-12-11 | 金網用鋼線の切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2025245287A JP7841785B1 (ja) | 2025-12-11 | 2025-12-11 | 金網用鋼線の切断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
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| JP7841785B1 true JP7841785B1 (ja) | 2026-04-07 |
Family
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2025245287A Active JP7841785B1 (ja) | 2025-12-11 | 2025-12-11 | 金網用鋼線の切断装置 |
Country Status (1)
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Citations (4)
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| JPS5768720U (ja) * | 1980-10-09 | 1982-04-24 | ||
| JPS59107823A (ja) * | 1982-12-09 | 1984-06-22 | Matsui Kanaami Kogyo Kk | 金網切断刃 |
| JPS59162130U (ja) * | 1983-04-15 | 1984-10-30 | 三洋電機株式会社 | 線材切断装置 |
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2025
- 2025-12-11 JP JP2025245287A patent/JP7841785B1/ja active Active
Patent Citations (4)
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| JPS5019083A (ja) * | 1973-06-05 | 1975-02-28 | ||
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