JP7824552B2 - プロトコル中継装置、プロトコル中継システム、プロトコル中継方法、及びプロトコル中継プログラム - Google Patents

プロトコル中継装置、プロトコル中継システム、プロトコル中継方法、及びプロトコル中継プログラム

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Description

本発明は、プロトコル中継装置、プロトコル中継システム、プロトコル中継方法、及びプロトコル中継プログラムに関する。
近年、5GC(5th Generation Core network)が提供されている。5GCとは、5G無線を収容するモバイルコアネットワークシステムである。一方、従来の4GC(4th Generation Core network)のコアネッワーク(EPC: Evolved Packet Core)では、装置間のインターフェースをPoint to Pointで仕様を決めており、制御プレーン(Control Plane)とユーザプレーン(User Plane)の機能とが分離されていなかった。
これに対し、5GCでは、制御プレーンとユーザプレーンの機能が明確に分離されており(これを、C/U分離(CUPS:Control and User Plane Separation)とも言う。)、C/U分離することで、制御プレーンとユーザプレーンのそれぞれの機能を独立して開発することができる。これにより、5GCでは、制御プレーンの処理に、サービスベース・アーキテクチャ(SBA: Service Based Architecture)が導入されている。
5GCにおいて、サービスベース・アーキテクチャが導入されたことで、サービスメッシュが組み込まれ、制御プレーン関連装置においてコンテナ化によりマイクロサービス・アーキテクチャ(Micro Service Architecture)を構成することができる。
サービスベース・アーキテクチャ内では、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)によりistio等によるサービスメッシュを介した通信が行われる。一方、セッション管理部とユーザプレーン装置(UPF:User Plane Function)とのN4インターフェースでは、RFCP(パケット転送制御プロトコル)というプロトコルが使用されている。また、ユーザプレーン装置と基地局(gNB:next Generation Node B)とのN3インターフェースでは、GTP-U(GPRS Tunneling Protocol for User Plane)というプロトコルが使用されている。
ここで、例えば、5GCのオープンソースソフトウェア(Open Source Software)であるfree5gcには、ユーザプレーン装置をコンテナで構築できる旨が開示されている(非特許文献1)。
また、free5gcにおいて、RFCPとGTP-Uの各プロトコルでは、対向装置に自装置自身の固有のIP(Internet Protocol)アドレスを公開する必要がある。そのため、RFCPとGTP-Uの各プロトコルでは、コンテナ化された各ユーザプレーン装置にIP(Internet Protocol)アドレスを付与する必要がある。
そこで、各ユーザプレーン装置に外部装置と通信可能なIPアドレスを付与する技術として、例えば、Multusが開示されている(非特許文献2)。
"free5gc",[online],GitHub Inc.,[令和4年7月7日検索],インターネット<https://github.com/abousselmi/docker-free5gc> "Multus",[online],GitHub Inc.,[令和4年7月7日検索],インターネット<https://github.com/k8snetworkplumbingwg/multus-cni>
コンテナ化されたユーザプレーン装置に固有のIPアドレスを付与して通信する場合、柔軟な運用が難しい、という問題がある。例えば、各コンテナに固有のIPアドレスを付与して通信する場合、コンテナのスケールアウトやスケールインが必要な運用シーンにおいて装置毎に設定変更が必要となり、ダイナミックなスケールアウトまたはスケールインのような柔軟なコンテナの運用が難しい。
本発明は、このような点に鑑みてなされたのであり、コンテナ化されたユーザプレーン装置の柔軟な運用を図ることができる、プロトコル中継装置、プロトコル中継システム、プロトコル中継方法、及びプロトコル中継プログラムを提供することを課題とする。
本発明に係るプロトコル中継装置は、1又は2以上のUPF(User Plane Function)に接続されるプロトコル中継装置であって、前記UPFからの接続要求を受信して、接続要求元のインターフェースに応じたIPアドレスを保管し、当該UPFに接続の確立を通知するUPFコンテナ管理部と、パケット転送制御プロトコルの要求パケットを受信すると、当該要求パケット内で指定するPDU(Protocol Data Unit)セッションを転送処理するUPFを決定して、当該UPFにその決定した結果を通知する制御プレーン処理部と、基地局から受信したユーザプレーントラフィックのセッションID(identification)を識別し、前記結果に基づいて、前記ユーザプレーントラフィックにネットワークアドレス変換を実行して、該当するUPFに転送するユーザプレーン処理部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、プロトコル中継装置、プロトコル中継システム、プロトコル中継方法、及びプロトコル中継プログラムにより、コンテナ化されたユーザプレーン装置の柔軟な運用を図ることができる。
本実施形態に係るプロトコル中継システムの全体構成を示すブロック図である。 基地局に対する隠蔽の方式について示した、プロトコル中継システムの全体構成を示すブロック図である。 本実施形態に係るプロトコル中継システムのプロトコル中継装置と、UPFポッドの構成を示したブロック図である。 プロトコル中継システムのプロトコル中継装置が、UPFポッドの隠蔽処理を実行する全体の流れを示すフローチャートである。 プロトコル中継システムのプロトコル中継装置が、UPFポッドとの接続確立を実行する流れを示すフローチャートである。 プロトコル中継システムのプロトコル中継装置が、セッション管理部との通信を実行する流れを示すフローチャートである。 プロトコル中継システムのプロトコル中継装置が、Uプレーン処理による転送を実行する流れを示すフローチャートである。 プロトコル中継システムのプロトコル中継装置が、UPFポッドの切り離しを実行する流れを示すフローチャートである。 プロトコル中継装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。 5GCのシステムアーキテクチャを示したブロック図である。 Blue/Greenアップデートにおけるアップデート前の環境を示した説明図である。 Blue/Greenアップデートにおけるアップデート後の環境を示した説明図である。 UPFコンテナを隠蔽する前の状態を示した説明図である。 UPFコンテナを隠蔽した後の状態を示した説明図である。
次に、本発明を実施するための形態(以下、「本実施形態」と称する。)について説明する。まず、本技術の概要において、従来技術を比較例として説明する。以下、同一の部材や構成には、同一の符号を付し、説明を適宜、省略する。
<本技術の概要>
図10は、5GCのシステムアーキテクチャを示したブロック図である。図10に示すように、5GCのシステムアーキテクチャ500Pは、端末201、基地局202、アクセス/移動管理部203、セッション管理部204、ネットワーク機能公開管理部205、ネットワーク機能登録管理部206、ポリシー制御部207、統合データ管理部208、認証サーバ管理部209、UPFポッド300、及びデータネットワーク400を備えて構成されている。なお、「/」は、「および」の意図で使用している。
端末201は、無線端末(UE:User Equipment)を示している。
基地局202は、5Gの無線方式に対応した無線基地局(gNB:next generation Node B)を示している。
アクセス/移動管理部203は、アクセス及びモビリティを管理する機能(AMF:Access and Mobility Management Function)を示している。
セッション管理部204は、セッションを管理する機能(SMF:Session Management Function)を示している。
ネットワーク機能公開管理部205は、サービスを公開するために集中化された地点として機能(NEF:Network Exposure Function)し、システムの外部から発信された全ての接続要求を承認する役割を示している。
ネットワーク機能登録管理部206は、ネットワーク機能とそれらが生成するサービスを登録する機能(NRF:Network Repository Function)を示している。
ポリシー制御部207は、5Gシステムのポリシーと規則を制御する機能(PCF:Policy Control Function)を示している。
統合データ管理部208は、ユーザとサブスクリプションに関連する多くのサービスを担当する機能(UDM:Unified Data Management)を示している。
認証サーバ管理部209は、認証に関連する手順を処理する機能(AUSF:Authentication Server Function)を示している。
UPFポッド300は、ユーザデータのパケットを転送する機能(UPF:User Plane Function)を示している。データネットワーク400は、インターネットや何らかのサービスを提供するサーバが接続されたネットワークの総称(DN:Data Network)を示している。
なお、UPFポッド300は1つしか図示されていないが、複数のUPFポッド300が相互に接続されてネットワークを構成している。また、UPFポッド300は、UPFの一例であり、UPFは、例えば、コンテナ、仮想マシン、サーバなどで実現することができる。なお、UPFポッド300は、UPFコンテナを構成する最小単位として、表示する。
また、サービスベース・アーキテクチャ500Qは、アクセス/移動管理部203、セッション管理部204、ネットワーク機能公開管理部205、ネットワーク機能登録管理部206、ポリシー制御部207、統合データ管理部208、及び認証サーバ管理部209で実現されている。
本技術において、UPFコンテナのアップデート時の比較例について、説明する。UPFコンテナのアップデートには、新旧環境下において、可逆的な方式と不可逆的な方式とがあり、5Gのような公衆通信網を運用する事業会社においては、可逆的な方式が求められることが多い。
例えば、Blue/Greenアップデートは、可逆的な方式であり、新旧2面の環境を用意し、新環境に切り替え後、旧環境に切り戻しすることができる。一方、ローリングアップデート方式は、不可逆的な方式であり、コンテナの環境を順次、新環境に移行しつつ、旧環境を開放するため、旧環境に切り戻しすることができない。
UPFコンテナのBlue/Greenアップデート時は、Blue環境からGreen環境へUプレーントラフィックの方路が変更される。このため、UPFコンテナのBlue/Greenアップデートでは、端末201と、Blue環境のUPFポッド300との間で成立していたUプレーントラフィックの接続が切断されてしまい、端末201からの通信が、一時的に使用できなくなってしまう。
図11Aは、Blue/Greenアップデートにおけるアップデート前の環境を示した説明図であり、図11Bは、Blue/Greenアップデートにおけるアップデート後の環境を示した説明図である。
図11Aに示すように、アップデート前のUプレーントラフィックの方路Tは、Blue環境に向いている。また、UPFポッド301P~303Pは、Blue環境で使用され、UPFポッド304P~306Pは、Green環境で使用されることになっている。
図11Bに示すように、アップデート後において、Blue環境のUPFポッド301P~303Pで転送されていたUプレーントラフィックの方路Tは、アップデートによって切断され、アップデート後に発生した新規のUプレーントラフィックの方路Uは、Green環境で転送処理される。
この場合、Blue環境とGreen環境のUPFコンテナの構成を隠蔽することができれば、Uプレーントラフィックの方路Tが切断される影響を回避することができる。
<隠蔽の検討>
柔軟なUPFコンテナを運用するためには、UPFコンテナの構成を隠蔽することが考えられる。
図12Aは、UPFコンテナを隠蔽する前の状態を示した説明図であり、一方、図12Bは、UPFコンテナを隠蔽した後の状態を示した説明図である。
UPFコンテナ(UPFポッド301P~303P)の構成を隠蔽するために、UPFポッド301P~303Pとセッション管理部204との間に、中継装置100PというGatewayを設けることが考えられる(図12B参照)。この場合、セッション管理部204は、中継装置100PのIPアドレスと通信することになり、UPFポッド301P~303Pが、1つの装置として認識されてしまう。
セッション管理部204は、UPFポッド301P~303Pとの通信だけでなく、Cプレーン処理として、端末201側にUPFポッド301P~303PのIPアドレスを通知する機能を有している。そのため、図12BのようにUPFポッド301P~303Pを隠蔽した場合、端末201側には単一のIPアドレスが通知されることになる。
この場合、中継装置100Pは、端末201とUPFポッド301P~303Pとの間で処理されるUプレーン通信において、UPFポッド301P~303Pごとに、適切にPDUセッションを振り分ける必要がある(図12Bの実線矢印参照)。
ここで、N3インターフェースのGTP―UやN4インターフェースのFRCPには、サービスベース・アーキテクチャのような方式(Kubernetesの一般的な通信方式)は採用されていない。そのため、UPFコンテナを隠蔽する場合は、N3インターフェース及びN4インターフェースの双方を同時に隠蔽することが必要になる。
そこで、本実施形態に係るプロトコル中継装置は、UPFコンテナの構成を適切に隠蔽することにより、コンテナ化されたUPFの柔軟な運用を図れるようにする。
<プロトコル中継システムにおける隠蔽の概要>
[1.セッション管理部に対するUPFポッドの隠蔽]
図1は、本実施形態に係るプロトコル中継システムの全体構成を示すブロック図である。なお、図1では、セッション管理部204に対するUPFポッド300~303の隠蔽の方式について示している。
図1に示すように、プロトコル中継システム500は、端末201、基地局202、アクセス/移動管理部203、セッション管理部204、プロトコル中継装置100、及びUPFポッド301~303を備えて構成されている。UPFポッド301~303は、いずれかに限定する必要がない場合、単に、UPFポッド300という。
プロトコル中継装置100は、セッション管理部204とCプレーン処理を実行して、PFCP通信を終端させる。また、プロトコル中継装置100は、UPFポッド301~303へのCプレーン調整を実行して、各UPFポッド301~303に調整結果を通知する。なお、Cプレーン調整とは、PDUセッションに対するUPFポッド300を決定することを意味している。
[2.基地局に対するUPFポッドの隠蔽]
図2は、基地局に対する隠蔽の方式について示した、プロトコル中継システムの全体構成を示すブロック図である。
図2に示すように、プロトコル中継装置100は、端末201又は基地局202からのUプレーン通信を受信する。プロトコル中継装置100は、Cプレーン調整結果に基づき、Cプレーンのトラフィックを、該当するUPFポッド301~303に転送する。
<プロトコル中継装置の概要>
図3は、本実施形態に係るプロトコル中継システムのプロトコル中継装置と、UPFポッドの構成を示したブロック図である。
図3に示すように、プロトコル中継装置100は、Cプレーン処理部10(制御プレーン処理部)、Uプレーン処理部20(ユーザプレーン処理部)、及びUPFコンテナ管理部30を備えて構成されている。
Cプレーン処理部10は、セッション管理部204からのRFCPの要求パケットをバッファに一時保存する。Cプレーン処理部10は、RFCPの要求パケットを受信すると、当該要求パケット内で指定するPDUセッションを転送処理するUPFを決定する。Cプレーン処理部10は、UPFポッド301,302との間でやり取りするRFCPパケットを生成し、当該UPFポッド301,302に転送処理するPDUセッション情報を改変したRFCPパケットで通知する。このように、Cプレーン処理部10は、当該UPFポッド301,302に、転送処理の調整結果(決定した結果)を通知する。
Uプレーン処理部20は、基地局202から受信したUプレーントラフィックのセッションIDを識別し、調整結果に基づいて、Uプレーントラフィックにネットワークアドレス変換を実行して、該当するUPF301,302に転送する。
UPFコンテナ管理部30は、1又は2以上のUPFポッド301,302からの接続要求を受信して、接続要求元のインターフェースに応じたIPアドレスを保管し、当該UPFポッド301,302に接続の確立を通知する。また、UPFコンテナ管理部30は、UPFポッド301,302から切断要求を受信した場合は、切断要求元のUPFポッド301,302に対応するIPアドレスを削除するとともに、当該切断要求元のUPFポッド301,302のIPアドレスにネットワークアドレス変換する設定を削除する。このように、UPFコンテナ管理部30は、UPFポッド300の接続管理部310と通信し、UPFコンテナの構成を把握することができる。
<UPFポッドの構成>
UPFポッド301,302のそれぞれは、接続管理部310を備えて構成されている。接続管理部310は、プロトコル中継装置100に接続要求を通知して、接続を確立する。接続管理部310は、プロトコル中継装置100のUPFコンテナ管理部30と通信し、プロトコル中継装置100へUPFポッド300の構成を通知する。
<初期状態>
図3に示すように、一例として、プロトコル中継システム500は、2つのUPFポッド301,302を備えている。2つのUPFポッド301,302は、UPFコンテナを構成する。
プロトコル中継装置100は、プロトコル中継装置100の基地局202に対向するインターフェース(gNB対向インターフェース)と、プロトコル中継装置100のセッション管理部204に対向するインターフェース(SMF対向インターフェース)と、プロトコル中継装置100のUPFポッド300に対向するインターフェース(UPF対向インターフェース)を備えている。
UPFポッド301,302は、各UPFポッド300の基地局202に対向するインターフェース(gNB対向インターフェース)と、各UPFポッド300のセッション管理部204に対向するインターフェース(SMF対向インターフェース)とを備えている。
<UPFポッドの隠蔽処理>
本実施形態に係るプロトコル中継システム500では、プロトコル中継装置100が、UPFポッド300を隠蔽する処理を実行する。
図4~図8は、プロトコル中継システムのプロトコル中継装置が、UPFポッドの隠蔽処理を実行する流れを示すフローチャートである。図4では、プロトコル中継装置100が、UPFポッドの隠蔽処理を実行する全体の流れを示すフローチャートを示しており、図5~図8では、各ステップにおける詳細な流れを示すフローチャートを示している。
まず、図4において、プロトコル中継装置100は、UPFポッド300との接続を確立する(ステップS1)。具体的には、プロトコル中継装置100は、UPFコンテナ管理部30において、UPFポッド300からの接続要求を受信して、接続要求元のインターフェースに応じたIPアドレスを保管し、当該UPFポッド300に接続の確立を通知する。なお、ステップS1の詳細な処理については、図5を用いて後述する。
次に、プロトコル中継装置100は、セッション管理部204との通信を行う(ステップS2)。具体的には、プロトコル中継装置100は、Cプレーン処理部10において、RFCPの要求パケットを受信すると、当該要求パケット内で指定するPDUセッションを転送処理するUPFポッド300を決定して、当該UPFポッド300にその決定した結果を通知する。なお、ステップS2の詳細な処理については、図6を用いて後述する。
また、プロトコル中継装置100は、Uプレーン処理による転送を行う(ステップS3)。具体的には、プロトコル中継装置100は、Uプレーン処理部20において、基地局202から受信したUプレーントラフィックのセッションIDを識別し、決定した結果に基づいて、Uプレーントラフィックにネットワークアドレス変換を実行して、該当するUPFポッド300に転送する。なお、ステップS3の詳細な処理については、図7を用いて後述する。
そして、プロトコル中継装置100は、UPFポッド300の切り離しを実行する(ステップS4)。具体的には、プロトコル中継装置100は、UPFコンテナ管理部30において、UPFポッド300から切断要求を受信した場合、切断要求元のUPFポッド300に対応するIPアドレスを削除するとともに、当該切断要求元のUPFポッド300のIPアドレスにネットワークアドレス変換する設定を削除する。なお、ステップS4の詳細な処理については、図8を用いて後述する。
プロトコル中継装置100は、UPFコンテナ管理部30により、切断要求元のUPFポッド300のIPアドレスにネットワークアドレス変換する設定を削除すると、UPFポッド300の隠蔽処理を終了する。
このように、プロトコル中継システム500のプロトコル中継装置100は、基地局202及びセッション管理部204に対して、UPFポッド300を隠蔽することができるので、UPFポッド300の構成が変更されても対向装置に影響を与えることなく、コンテナ化されたUPFポッド300の柔軟な運用を図ることができる。
特に、プロトコル中継装置100のUPFコンテナ管理部30は、スケールインなどにより停止したUPFポッド300を切断することができるので、UPFポッド300の構成に合わせて、柔軟な運用を図ることができる。
次に、図4に示した、ステップS1のUPFポッド300との接続確立を実行する処理について、図5のフローチャートを用いて、詳細に説明する。
[UPFポッドとの接続確立]
各UPFポッド300は、接続管理部310から、プロトコル中継装置100のUPFコンテナ管理部30に接続要求を通知する。これにより、プロトコル中継装置100は、UPFコンテナ管理部30において、各UPFポッド300からの接続要求を受信する(ステップS11)。この接続要求には、接続要求元であるUPFポッド300の、対向する基地局202のインターフェースのIPアドレスと、対向するセッション管理部204のインターフェースのIPアドレスと、が含まれる。
UPFコンテナ管理部30は、受信した、接続要求元であるUPFポッド300の、対向する基地局202のインターフェースのIPアドレスと、対向するセッション管理部204のインターフェースのIPアドレスを、接続UPF情報として保管する(ステップS12)。
プロトコル中継装置100は、接続UPF情報の保管後、UPFコンテナ管理部30から、接続要求元であるUPFポッド300の接続管理部310に、接続の確立を通知する(ステップS13)。
この場合、UPFポッド300の接続管理部310は、プロトコル中継装置100と、接続が確立した状態とし、対向装置をプロトコル中継装置100としてGTP-Uの転送の間の処理を受け付け可能な状態とする。なお、GTP-Uの転送処理自体は、例えば、公知技術のfree5gcと同等のものを想定する。
プロトコル中継装置100は、ステップS13において、接続要求元のUPFポッド300の接続管理部310に接続の確立を通知すると、図4のステップS2に進む。
次に、図4に示した、ステップS2のセッション管理部204との通信処理について、図6のフローチャートを用いて、詳細に説明する。
[セッション管理部との通信]
プロトコル中継装置100は、Cプレーン処理部10において、セッション管理部204からRFCPの要求パケットを受信する(ステップS21)。プロトコル中継装置100は、受信した要求パケットをCプレーン処理部10のバッファで保管する。
次に、プロトコル中継装置100は、Cプレーン処理部10において、RFCPの要求パケット内で指定して、PDUセッションを転送処理するUPFポッド300を決定する(ステップS22)。この場合、例えば、2通りの決定論理を下記に例示し、プロトコル中継装置100は、PDUセッションが存在し続ける間、決定した結果(調整結果)をCプレーン処理部10において保管する。
1つ目の決定論理は、全てのUPFポッドに処理を割り付ける方法である。2つ目の決定論理は、特定のUPFポッドに処理を割り付ける方法である。
全てのUPFポッドに処理を割り付ける場合、プロトコル中継装置100のCプレーン処理部10は、全てのUPFポッド300を、当該PDUセッションIDのUプレーントラフィックの転送装置として決定する。これにより、プロトコル中継装置100は、当該PDUセッションIDのUプレーントラフィックを、ラウンドロビンなどで負荷分散することができる。
具体的には、Cプレーン処理部10は、例えば、所定のPDUセッションIDごとに、全てのUPFポッド301,302,・・・を、転送先に割り当てる。
一方、特定のUPFポッドに処理を割り付ける場合、一例として、PDUセッションを特定するPDUセッションIDをキーにして、接続状態のUPFポッド300の選択肢の範囲内で特定のUPFポッド300を選定するハッシュなどのロジックを用意して、当該PDUセッションIDに対応した転送先のUPFポッド300を決定する。これにより、プロトコル中継装置100は、Uプレーントラフィックを受信した際、PDUセッションID単位で特定のUPFポッド300に転送することができる。
具体的には、Cプレーン処理部10は、ある特定のPDUセッションIDに、転送先のUPFコンテナとしてUPFポッド301を割り当て、また他の特定のPDUセッションIDに、転送先のUPFコンテナとしてUPFポッド302を割り当てる。
次に、プロトコル中継装置100は、Cプレーン処理部10において、パケットの送信元を、プロトコル中継装置100のUPF対向インターフェースのIPアドレスに付け替え、また、送信先を、決定した転送先のUPFポッド300のSMF対向インターフェースのIPアドレスに付け替えて、パケットを転送する(ステップS23)。なお、ステップS22において、全てのUPFポッド300に処理を割り付ける場合は、複数のUPFポッド300に通知することになるため、その際は、Cプレーン処理部10は、転送先のUPFポッド300ごとに複数のパケットを生成し、当該UPFポッド300へ転送する。
次に、Cプレーン処理部10は、UPFポッド300からの応答パケットを受信する(ステップS24)。
そして、プロトコル中継装置100は、Cプレーン処理部10において、受信した応答パケットの送信元を、プロトコル中継装置100のSMF対向インターフェースのIPアドレスに付け替え、送信先を、セッション管理部204に付け替えて、パケットを転送する(ステップS25)。この場合、プロトコル中継装置100は、Cプレーン処理部10において、ステップS21でバッファに保管したPFCPの要求パケットを削除する。
プロトコル中継装置100は、ステップS25において、バッファに保管したPFCPの要求パケットを削除すると、図4のステップS3に進む。
次に、図4に示した、ステップS3のUプレーン処理による転送処理について、図7のフローチャートを用いて、詳細に説明する。
[Uプレーン処理による転送]
プロトコル中継装置100は、Uプレーン処理部20において、プロトコル中継装置100のgNB対向インターフェースと、プロトコル中継装置100のUPF対向インターフェースで、Uプレーンのトラフィックを受信した際、PDUセッションIDを識別する(ステップS31)。
プロトコル中継装置100は、Uプレーン処理部20により、基地局202からプロトコル中継装置100の方向と、UPFポッド300からプロトコル中継装置100の両方向からのUプレーントラフィックの転送を設定する(ステップS32)。
この場合、プロトコル中継装置100は、Uプレーン処理部20において、Cプレーン処理部10で決定した、当該PDUセッションIDのUプレーントラフィックの転送先のUPFポッド300の情報(すなわち調整結果のことであり、これを転送先UPFポッド情報ともいう。)を参照して、プロトコル中継装置100のgNB対向インターフェースのIPアドレスと、当該PDUセッションIDのUプレーントラフィックの転送先であるUPFポッド300のgNB対向インターフェースのIPアドレスとにより、ネットワークアドレス変換を設定する。
なお、図6のステップS22において、全てのUPFポッドに処理を割り付けた場合、転送先は全てのUPFポッド300になるため、ラウンドロビン等の負荷分散ロジックによりネットワークアドレス変換する転送先のUPFポッド300のgNB対向インターフェースのIPアドレスに変動させる。
また、プロトコル中継装置100は、Uプレーン処理部20において、UPFポッド300からの戻りのUプレーントラフィックを受信した場合、転送元のUPFポッド300のgNB対向インターフェースのIPアドレスと、プロトコル中継装置100のgNB対向インターフェースのIPアドレスとにより、ネットワークアドレス変換を設定する。
プロトコル中継装置100は、ステップS32において、Uプレーントラフィックの両方向の転送を設定すると、図4のステップS4に進む。
次に、図4に示した、ステップS4のUPFポッド300の切り離し処理について、図8のフローチャートを用いて、詳細に説明する。
[UPFポッドの切り離し]
UPFポッド300のスケールインなどを契機に、UPFポッド300を停止することがある。停止する各UPFポッド300は、接続管理部310から、プロトコル中継装置100のUPFコンテナ管理部30に切断要求を通知する。これにより、プロトコル中継装置100は、UPFコンテナ管理部30において、UPFポッド300から切断要求の通知を受信する(ステップS41)。
プロトコル中継装置100のUPFコンテナ管理部30は、切断要求元のUPFポッド300に対応する接続UPF情報を削除する(ステップS42)。
また、UPFコンテナ管理部30は、Uプレーン処理部20において、切断要求元のUPFポッド300に対応するネットワークアドレス変換の設定を削除する(ステップS43)。これにより、プロトコル中継装置100は、プロトコル中継システム500において、ステップS42で削除したUPFポッド300への転送を止めることができる。
プロトコル中継装置100のUPFコンテナ管理部30は、切断要求元のUPFポッド300の接続管理部310に、切断完了を通知する(ステップS44)。これにより、UPFポッド300の接続管理部310は、UPFコンテナ管理部30から切断完了の通知を受信すると、プロトコル中継装置100との接続が切断された状態(切断確立の状態)である判断し、対向装置(プロトコル中継装置100)に対し、GTP-Uの転送処理を受付不可能な状態にする。
プロトコル中継装置100は、UPFポッド300の接続管理部310に、切断完了を通知すると(ステップS44)、UPFポッド300の隠蔽処理を終了する。
<プロトコル中継装置のハードウェア構成>
本実施形態に係るプロトコル中継装置100は、例えば、図9に示すような構成のコンピュータ900によって実現される。
図9は、プロトコル中継装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ900は、CPU(Central Processing Unit)901、ROM(Read Only Memory)902、RAM903、HDD(Hard Disk Drive)904、入出力I/F(Interface)905、通信I/F906およびメディアI/F907を有する。
CPU901は、ROM902またはHDD904に記憶されたプログラム(プロトコル中継プログラム)に基づき作動することで、Cプレーン処理部10、Uプレーン処理部20、及びUPFコンテナ管理部30を具現化する。ROM902は、コンピュータ900の起動時にCPU901により実行されるブートプログラムや、コンピュータ900のハードウェアに係るプログラム等を記憶する。
CPU901は、入出力I/F905を介して、マウスやキーボード等の入力装置910、および、ディスプレイやプリンタ等の出力装置911を制御する。CPU901は、入出力I/F905を介して、入力装置910からデータを取得するともに、生成したデータを出力装置911へ出力する。なお、プロセッサとしてCPU901とともに、GPU(Graphics Processing Unit)等を用いても良い。
HDD904は、CPU901により実行されるプログラムおよび当該プログラムによって使用されるデータ等を記憶する。通信I/F906は、通信網(例えば、NW(Network)920)を介して他の装置からデータを受信してCPU901へ出力し、また、CPU901が生成したデータを、通信網を介して他の装置へ送信する。
メディアI/F907は、記録媒体912に格納されたプログラム(例えば、プロトコル中継プログラム)またはデータを読み取り、RAM903を介してCPU901へ出力する。CPU901は、目的の処理に係るプログラムを、メディアI/F907を介して記録媒体912からRAM903上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体912は、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto Optical disk)等の光磁気記録媒体、磁気記録媒体、半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ900が本発明のプロトコル中継装置100として機能する場合、コンピュータ900のCPU901は、RAM903上にロードされたプログラムを実行することにより、プロトコル中継装置100の各機能を実現する。また、HDD904には、RAM903内のデータが記憶される。CPU901は、目的の処理に係るプログラムを記録媒体912から読み取って実行する。この他、CPU901は、他の装置から通信網(NW920)を介して目的の処理に係るプログラムを読み込んでもよい。
<効果>
以下、本発明に係るプロトコル中継システム500において、UPFポッド300を隠蔽処理等の効果について、説明する。
本発明に係るプロトコル中継装置100は、1又は2以上のUPFポッド300に接続されるプロトコル中継装置であって、UPFポッド300からの接続要求を受信して、接続要求元のインターフェースに応じたIPアドレスを保管し、当該UPFポッド300に接続の確立を通知するUPFコンテナ管理部30と、RFCPの要求パケットを受信すると、当該要求パケット内で指定するPDUセッションを転送処理するUPFポッド300を決定して、当該UPFポッド300にその決定した結果を通知するCプレーン処理部10と、基地局202から受信したユーザプレーントラフィックのセッションIDを識別し、決定した結果に基づいて、ユーザプレーントラフィックにネットワークアドレス変換を実行して、該当するUPFポッド300に転送するUプレーン処理部20と、を備えることを特徴とする。
本発明に係るプロトコル中継装置100によれば、UPFコンテナ管理部30は、UPFポッド300からの接続要求を受信し、UPFポッド300と接続を確立する。Cプレーン処理部10は、RFCPの要求パケットを受信し、PDUセッションを転送処理するUPFポッド300を決定する。また、Cプレーン処理部10は、UPFポッド300に転送処理のその決定した結果を通知する。Uプレーン処理部20は、基地局202からユーザプレーントラフィックを受信すると、そのセッションIDを識別し、転送処理の決定した結果に基づいて、ユーザプレーントラフィックにネットワークアドレス変換を実行して、該当するUPFポッド300にユーザプレーントラフィックを転送する。
これにより、プロトコル中継装置100は、コンテナを構成するUPFポッド300の構成を、基地局202及びセッション管理部204に対して、隠蔽することができる。よって、プロトコル中継装置100は、コンテナ化されたUPFポッド300の柔軟な運用を図ることができる。
また、本発明に係るプロトコル中継装置100は、UPFコンテナ管理部30において、UPFポッド300から切断要求を受信した場合、切断要求元のUPFポッド300に対応するIPアドレスを削除するとともに、当該切断要求元のUPFポッド300のIPアドレスにネットワークアドレス変換する設定を削除する、ことを特徴とする。
本発明に係るプロトコル中継装置100によれば、UPFコンテナ管理部30は、UPFポッド300から切断要求を受信すると、切断要求元のUPFポッド300に対応するIPアドレスを削除するとともに、当該UPFポッド300のIPアドレスにネットワークアドレス変換する設定を削除する。
これにより、プロトコル中継装置100は、UPFポッド300の構成に合わせて、Cプレーン処理部10が転送処理を実行するUPFポッド300を決定することができるので、UPFポッド300の柔軟な運用を図ることができる。
本発明に係るプロトコル中継システム500は、1又は2以上のUPFポッド300と、UPFポッド300に接続されるプロトコル中継装置100と、を備えるプロトコル中継システムであって、UPFポッド300は、プロトコル中継装置100に接続要求を通知して、接続を確立する接続管理部310を、備え、プロトコル中継装置100は、UPFポッド300からの接続要求を受信して、接続要求元のインターフェースに応じたIPアドレスを保管し、当該UPFポッド300に接続の確立を通知するUPFコンテナ管理部30と、RFCPの要求パケットを受信すると、当該要求パケット内で指定するPDUセッションを転送処理するUPFポッド300を決定して、当該UPFポッド300にその決定した結果を通知するCプレーン処理部10と、基地局202から受信したユーザプレーントラフィックのセッションIDを識別し、決定した結果に基づいて、ユーザプレーントラフィックにネットワークアドレス変換を実行して、該当するUPFポッド300に転送するUプレーン処理部20と、を備えることを特徴とする。
本発明に係るプロトコル中継システム500によれば、プロトコル中継装置100のUPFコンテナ管理部30は、UPFポッド300からの接続要求を受信し、UPFポッド300と接続を確立する。Cプレーン処理部10は、RFCPの要求パケットを受信し、PDUセッションを転送処理するUPFポッド300を決定する。また、Cプレーン処理部10は、UPFポッド300にその決定した結果を通知する。Uプレーン処理部20は、基地局202からユーザプレーントラフィックを受信すると、そのセッションIDを識別し、決定した結果に基づいて、ユーザプレーントラフィックにネットワークアドレス変換を実行して、該当するUPFポッド300にユーザプレーントラフィックを転送する。
これにより、プロトコル中継システム500は、コンテナを構成するUPFポッド300の構成を、基地局202及びセッション管理部204に対して、隠蔽することができる。よって、プロトコル中継システム500は、コンテナ化されたUPFポッド300の柔軟な運用を図ることができる。
また、本発明に係るプロトコル中継システム500は、プロトコル中継装置100のUPFコンテナ管理部30において、UPFポッド300から切断要求を受信した場合、切断要求元のUPFポッド300に対応するIPアドレスを削除するとともに、当該切断要求元のUPFポッド300のIPアドレスにネットワークアドレス変換する設定を削除する、ことを特徴とする。
本発明に係るプロトコル中継システム500によれば、UPFコンテナ管理部30は、UPFポッド300から切断要求を受信すると、切断要求元のUPFポッド300に対応するIPアドレスを削除するとともに、当該UPFポッド300のIPアドレスにネットワークアドレス変換する設定を削除する。
これにより、プロトコル中継システム500は、UPFポッド300の構成に合わせて、Cプレーン処理部10が転送処理を実行するUPFポッド300を決定することができるので、UPFポッド300の柔軟な運用を図ることができる。
なお、本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、多くの変形が本発明の技術的思想内で、当分野において通常の知識を有する者により可能である。
10 Cプレーン処理部(制御プレーン処理部)
20 Uプレーン処理部(ユーザプレーン処理部)
30 UPFコンテナ管理部
100 プロトコル中継装置
100P 中継装置
201 端末
202 基地局
203 アクセス/移動管理部
204 セッション管理部
205 ネットワーク機能公開管理部
206 ネットワーク機能登録管理部
207 ポリシー制御部
208 統合データ管理部
209 認証サーバ管理部
300~303,301P~306P UPFポッド
310 接続管理部
400 データネットワーク
500 プロトコル中継システム
500P システムアーキテクチャ

Claims (8)

  1. 1又は2以上のUPF(User Plane Function)に接続されるプロトコル中継装置であって、
    前記UPFからの接続要求を受信して、接続要求元のインターフェースに応じたIP(Internet Protocol)アドレスを保管し、当該UPFに接続の確立を通知するUPFコンテナ管理部と、
    パケット転送制御プロトコルの要求パケットを受信すると、当該要求パケット内で指定するPDU(Protocol Data Unit)セッションを転送処理するUPFを決定して、当該UPFにその決定した結果を通知する制御プレーン処理部と、
    基地局から受信したユーザプレーントラフィックのセッションID(identification)を識別し、前記結果に基づいて、前記ユーザプレーントラフィックにネットワークアドレス変換を実行して、該当するUPFに転送するユーザプレーン処理部と、
    を備えることを特徴とするプロトコル中継装置。
  2. 前記UPFコンテナ管理部は、
    前記UPFから切断要求を受信した場合、切断要求元の前記UPFに対応するIPアドレスを削除するとともに、当該切断要求元の前記UPFのIPアドレスにネットワークアドレス変換する設定を削除する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプロトコル中継装置。
  3. 1又は2以上のUPFと、前記UPFに接続されるプロトコル中継装置と、を備えるプロトコル中継システムであって、
    前記UPFは、
    前記プロトコル中継装置に接続要求を通知して、接続を確立する接続管理部を、備え、
    前記プロトコル中継装置は、
    前記UPFからの前記接続要求を受信して、接続要求元のインターフェースに応じたIPアドレスを保管し、当該UPFに接続の確立を通知するUPFコンテナ管理部と、
    パケット転送制御プロトコルの要求パケットを受信すると、当該要求パケット内で指定するPDUセッションを転送処理するUPFを決定して、当該UPFにその決定した結果を通知する制御プレーン処理部と、
    基地局から受信したユーザプレーントラフィックのセッションIDを識別し、前記結果に基づいて、前記ユーザプレーントラフィックにネットワークアドレス変換を実行して、該当するUPFに転送するユーザプレーン処理部と、
    を備えることを特徴とするプロトコル中継システム。
  4. 前記UPFコンテナ管理部は、
    前記UPFから切断要求を受信した場合、切断要求元の前記UPFに対応するIPアドレスを削除するとともに、当該切断要求元の前記UPFのIPアドレスにネットワークアドレス変換する設定を削除する、
    ことを特徴とする請求項3に記載のプロトコル中継システム。
  5. 1又は2以上のUPFに接続されるプロトコル中継装置のプロトコル中継方法であって、
    前記プロトコル中継装置は、
    前記UPFからの接続要求を受信して、接続要求元のインターフェースに応じたIPアドレスを保管するステップと、
    前記UPFに接続の確立を通知するステップと、
    パケット転送制御プロトコルの要求パケットを受信すると、当該要求パケット内で指定するPDUセッションを転送処理するUPFを決定して、当該UPFにその決定した結果を通知するステップと、
    基地局から受信したユーザプレーントラフィックのセッションIDを識別し、前記結果に基づいて、前記ユーザプレーントラフィックにネットワークアドレス変換を実行して、該当するUPFに転送するステップと、
    を実行することを特徴とするプロトコル中継方法。
  6. 前記プロトコル中継装置は、
    前記UPFから切断要求を受信した場合、切断要求元の前記UPFに対応するIPアドレスを削除するとともに、当該切断要求元の前記UPFのIPアドレスにネットワークアドレス変換する設定を削除するステップを、
    更に実行することを特徴とする請求項5に記載のプロトコル中継方法。
  7. コンピュータに、
    1又は2以上のUPFからの接続要求を受信して、接続要求元のインターフェースに応じたIPアドレスを保管し、当該UPFに接続の確立を通知する手順、
    パケット転送制御プロトコルの要求パケットを受信すると、当該要求パケット内で指定するPDUセッションを転送処理するUPFを決定して、当該UPFにその決定した結果を通知する手順、
    基地局から受信したユーザプレーントラフィックのセッションIDを識別し、前記結果に基づいて、前記ユーザプレーントラフィックにネットワークアドレス変換を実行して、該当するUPFに転送する手順、
    を実行させるためのプロトコル中継プログラム。
  8. 前記UPFから切断要求を受信した場合、切断要求元の前記UPFに対応するIPアドレスを削除するとともに、当該切断要求元の前記UPFのIPアドレスにネットワークアドレス変換する設定を削除する手順、
    を更に実行させるための請求項7に記載のプロトコル中継プログラム。
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