JP7805825B2 - 吸収性物品 - Google Patents
吸収性物品Info
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Description
<第1の態様>
股間部と、前記股間部の前側及び後側にそれぞれ延出する前側部分及び後側部分と、
前記股間部及び前記後側部分にわたる吸収体と、
前記吸収体の表側に設けられた液透過性のトップシートと、を備え、
前記吸収体は、高吸収性ポリマー粒子及び短繊維の混合集積体であり、
前記トップシートと前記吸収体の最上面との間に、吸収シートが設けられ、
前記吸収シートは、液透過性を有する上シート及び下シートと、前記上シート及び前記下シートの間に高吸収性ポリマー粒子が収容された収容部と、この収容部の周りを囲むように配置された接合部とを有する、
使い捨ておむつであって、
前記吸収体は、第1の表面高さを有する第1領域と、前記第1の表面高さよりも低い第2の表面高さを有する第2領域とを有し、
前記吸収シートは、前記高吸収性ポリマー粒子を含有しない空収容部であるか、又は前記高吸収性ポリマー粒子を200g/m2以下含有する第1収容部と、前記第1収容部よりも多くの前記高吸収性ポリマー粒子を含有する第2収容部とを有し、
前記第2収容部は、前記第2領域上にのみ位置しており、
前記第1の表面高さと、前記第2の表面高さとの差が、前記第2収容部の未吸収時の厚み以上である、
ことを特徴とする吸収性物品。
本吸収性物品では、トップシートの表面に肌を押し付けたとき、肌に当たりやすい第1領域上には高吸収性ポリマー粒子が無いか又は非常に少ない第1収容部しかないため、ジャリ感が肌に伝わりにくい。また、高吸収性ポリマー粒子の量が多い第2収容部を有する第2領域は、吸収体の表面高さが第1領域よりも低く、第1の表面高さと第2の表面高さとの差が、第2収容部の未吸収時の厚み以上であるため、トップシートの表面に肌を押し付けたとき、第1領域が肌を支え、第2領域の吸収シートには肌が押し付けられにくくなる結果、第2領域上でもジャリ感が肌に伝わりにくくなる。そして、第2領域上の第2収容部の高吸収性ポリマー粒子を多くすることができるので、吸収性ポリマー粒子によるジャリ感を抑制しつつ、吸収量の増加を図ることができる。
前記吸収体は、上吸収体及び下吸収体の二層構造を有し、
前記下吸収体は、前記股間部より後側に、前記上吸収体の両側縁よりも両側方に延び出た後部サイド領域を有し、
前記第1領域は、前記上吸収体及び前記下吸収体が重なる領域であり、前記第2領域は、前記後部サイド領域である、
第1の態様の吸収性物品。
吸収量を確保するために吸収体を二層構造にすることや、臀部へのフィット性を考慮して両側部より中央側を高く形成することは知られているが、この場合、フィット性を損ねずに吸収量を確保するのには限界がある。そこで、本態様のように後部サイド領域の表面高さの低さを利用して、前述の吸収シートの第2収容部を配置するのは好ましい。
前記トップシートの表面の幅方向両側にそれぞれ設けられた起き上がりギャザーを備え、
前記起き上がりギャザーは、展開状態で前記第2領域の上方全体を覆っている、
第2の態様の吸収性物品。
ある程度の吸収量が要求される吸収性物品においては、幅方向の両側に起き上がりギャザー(一般に立体ギャザーといわれる)を設けることが多い。よって、この起き上がりギャザーを利用して、本態様のように展開状態で第2領域の上方全体を覆うように構成するのも好ましい。これにより、トップシートの表面に肌を押し付けたとき、第2領域の吸収シートに肌が弱く押し付けられたとしても、起き上がりギャザーが緩衝材となり、第2領域上でもジャリ感が肌に伝わりにくくなる。
前記第1領域と前記第2領域との境界を折り位置として、前記第2領域を有する側が前記第1領域の上方に折り返されており、
前記折り位置には、前記第1収容部及び前記第2収容部が位置しておらず、前記接合部が位置している、
第1~3のいずれか1つの態様の吸収性物品。
例えば前述のような二層構造の製品では、上吸収体及び下吸収体が重なる中央領域と、下吸収体のみの後部サイド領域との境界で、境界よりも側方の部分を中央領域上に折り返した後、前後方向に三つ折り又は二つ折りにした折り畳み状態で販売されることが多い。しかし、折り位置に高吸収性ポリマー粒子を含む収容部が位置していると、高吸収性ポリマー粒子が折り位置に多く拘束される結果、使用時にジャリ感が伝わりやすくなるおそれがある。これに対して、本態様のように折り位置に収容部ではなく、接合部を配置すると、このような問題を防止することができる。
前記第2収容部は、その隣に前記第1収容部を少なくとも1つ有しており、
前記第1収容部と前記第2収容部との境界に位置する境界接合部の一部又は全部は、前記境界接合部に隣接する前記収容部内の前記高吸収性ポリマー粒子が排泄液を吸収して膨張するときの膨張圧により剥離するようになっている、
第1~4のいずれか1つの態様の吸収性物品。
収容部内の高吸収性ポリマー粒子が吸収膨張して収容部内に充満したとき、その内圧により収容部の周囲の接合部が剥離しないように、接合部における上シート及び下シートを強力に接合することもできる。しかし、高吸収性ポリマー粒子が収容部内に充満すると、いわゆるゲルブロッキング(高吸収性ポリマー粒子間の隙間が減少し、排泄液が内部の高吸収性ポリマー粒子に行き渡らないこと)と膨張阻害とにより吸収量・吸収速度が低下するおそれがある。特に、より多量の高吸収性ポリマー粒子を包含する第2収容部においてこのような問題が発生しやすい。そこで、本態様のように、第1収容部と第2収容部との境界接合部の一部又は全部が、隣接する収容部の膨張圧により剥離可能になっていると好ましい。これにより、排泄液を吸収して膨張した高吸収性ポリマー粒子が第1収容部及び第2収容部の少なくとも一方に充満したとき、境界接合部が剥離して、隣接する第1収容部及び第2収容部が合体し、容積が拡大した合体収容部が形成される。ここで、合体収容部の容積は第1収容部及び第2収容部の容積の総和より大きく、かつ第1収容部内には高吸収性ポリマー粒子が存在しないか又は少量しか存在しないため、ゲルブロッキングや吸収阻害はより発生しにくくなる。また、排泄液を吸収した高吸収性ポリマー粒子はゲル状となるため、もはやジャリ感をもたらすこともない。
前記第1収容部は、前記空収容部ではなく、
前記第1収容部の最大容積を第1容積とし、前記第1収容部に収容された前記高吸収性ポリマー粒子の吸収飽和時の体積を第1体積とし、前記第2収容部の最大容積を第2容積とし、前記第2収容部に収容された前記高吸収性ポリマー粒子の吸収飽和時の体積を第2体積としたとき、
前記第1容積は前記第2容積よりも小さく、
前記第1容積よりも前記第1体積の方が大きく、前記第1収容部内の前記高吸収性ポリマー粒子が排泄液を吸収して膨張するときの膨張圧により、前記第1収容部と前記第2収容部との境界に位置する境界接合部の一部又はすべてが剥離するようになっているとともに、
前記第2容積よりも前記第2体積の方が大きく、前記第2収容部内の前記高吸収性ポリマー粒子が排泄液を吸収して膨張するときの膨張圧により前記境界接合部の一部又はすべてが剥離するようになっている、
第5の態様の吸収性物品。
本態様の場合、第1収容部及び第2収容部のどちらの吸収膨張によっても境界接合部が剥離するため好ましい。
上吸収体23A及び下吸収体23Bが重なる領域のうち、溝23Dを有しない部分が第1の表面高さh1を有する第1領域A1となり、溝23Dの底部が第2の表面高さh2を有する第2領域A2となる。なお、図10及び図11に示す例のように、吸収体23の上面から下面まで厚み方向に貫通するスリットを設けた場合、このスリットの部分における吸収体23の表面高さは0である。よって、この場合のスリットの部分は、第1の表面高さh1よりも低い第2の表面高さh2を有する第2領域A2となる。
明細書中で以下の用語が使用される場合、明細書中に特に記載が無い限り、以下の意味を有するものである。
Claims (6)
- 股間部と、前記股間部の前側及び後側にそれぞれ延出する前側部分及び後側部分と、
前記股間部及び前記後側部分にわたる吸収体と、
前記吸収体の表側に設けられた液透過性のトップシートと、を備え、
前記吸収体は、高吸収性ポリマー粒子及び短繊維の混合集積体であり、
前記トップシートと前記吸収体の最上面との間に、吸収シートが設けられ、
前記吸収シートは、液透過性を有する上シート及び下シートと、前記上シート及び前記下シートの間に高吸収性ポリマー粒子が収容された収容部と、この収容部の周りを囲むように配置された接合部とを有する、
使い捨ておむつであって、
前記吸収体は、第1の表面高さを有する第1領域と、前記第1の表面高さよりも低い第2の表面高さを有する第2領域とを有し、
前記吸収シートは、前記高吸収性ポリマー粒子を含有しない空収容部であるか、又は前記高吸収性ポリマー粒子を200g/m2以下含有する第1収容部と、前記第1収容部よりも多くの前記高吸収性ポリマー粒子を含有する第2収容部とを有し、
前記第2収容部は、前記第2領域上にのみ位置しており、
前記第1の表面高さと、前記第2の表面高さとの差が、前記第2収容部の未吸収時の厚み以上である、
ことを特徴とする吸収性物品。 - 前記吸収体は、上吸収体及び下吸収体の二層構造を有し、
前記下吸収体は、前記股間部より後側に、前記上吸収体の両側縁よりも両側方に延び出た後部サイド領域を有し、
前記第1領域は、前記上吸収体及び前記下吸収体が重なる領域であり、前記第2領域は、前記後部サイド領域である、
請求項1記載の吸収性物品。 - 前記トップシートの表面の幅方向両側にそれぞれ設けられた起き上がりギャザーを備え、
前記起き上がりギャザーは、展開状態で前記第2領域の上方全体を覆っている、
請求項2記載の吸収性物品。 - 前記第1領域と前記第2領域との境界を折り位置として、前記第2領域を有する側が前記第1領域の上方に折り返されており、
前記折り位置には、前記第1収容部及び前記第2収容部が位置しておらず、前記接合部が位置している、
請求項1~3のいずれか1項に記載の吸収性物品。 - 前記第2収容部は、その隣に前記第1収容部を少なくとも1つ有しており、
前記第1収容部と前記第2収容部との境界に位置する境界接合部の一部又は全部は、前記境界接合部に隣接する前記収容部内の前記高吸収性ポリマー粒子が排泄液を吸収して膨張するときの膨張圧により剥離するようになっている、
請求項1~4のいずれか1項に記載の吸収性物品。 - 前記第1収容部は、前記空収容部ではなく、
前記第1収容部の最大容積を第1容積とし、前記第1収容部に収容された前記高吸収性ポリマー粒子の吸収飽和時の体積を第1体積とし、前記第2収容部の最大容積を第2容積とし、前記第2収容部に収容された前記高吸収性ポリマー粒子の吸収飽和時の体積を第2体積としたとき、
前記第1容積は前記第2容積よりも小さく、
前記第1容積よりも前記第1体積の方が大きく、前記第1収容部内の前記高吸収性ポリマー粒子が排泄液を吸収して膨張するときの膨張圧により、前記第1収容部と前記第2収容部との境界に位置する境界接合部の一部又はすべてが剥離するようになっているとともに、
前記第2容積よりも前記第2体積の方が大きく、前記第2収容部内の前記高吸収性ポリマー粒子が排泄液を吸収して膨張するときの膨張圧により前記境界接合部の一部又はすべてが剥離するようになっている、
請求項5記載の吸収性物品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022037975A JP7805825B2 (ja) | 2022-03-11 | 2022-03-11 | 吸収性物品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022037975A JP7805825B2 (ja) | 2022-03-11 | 2022-03-11 | 吸収性物品 |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2023132574A JP2023132574A (ja) | 2023-09-22 |
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| JP7805825B2 true JP7805825B2 (ja) | 2026-01-26 |
Family
ID=88065269
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2022037975A Active JP7805825B2 (ja) | 2022-03-11 | 2022-03-11 | 吸収性物品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP7805825B2 (ja) |
Citations (3)
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| JP6001713B2 (ja) | 2015-03-16 | 2016-10-05 | 大王製紙株式会社 | 吸収性物品 |
| JP2017093828A (ja) | 2015-11-25 | 2017-06-01 | 大王製紙株式会社 | 吸収性物品 |
-
2022
- 2022-03-11 JP JP2022037975A patent/JP7805825B2/ja active Active
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2011120710A (ja) | 2009-12-10 | 2011-06-23 | Livedo Corporation | 吸収性物品 |
| JP6001713B2 (ja) | 2015-03-16 | 2016-10-05 | 大王製紙株式会社 | 吸収性物品 |
| JP2017093828A (ja) | 2015-11-25 | 2017-06-01 | 大王製紙株式会社 | 吸収性物品 |
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|---|---|
| JP2023132574A (ja) | 2023-09-22 |
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