JP7779085B2 - 複合部材 - Google Patents
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Description
アスペクト比=補強部材の投影長さ(m)/補強部材の投影幅(m)・・・(1)
アスペクト比=補強部材の投影長さ(m)/補強部材の投影幅(m)・・・(1)
本発明の補強部材は、アスペクト比が1よりも大きく1,000,000,000よりも小さいことを特徴とする。ここで、補強部材のアスペクト比とは、補強部材の投影長さ(m)/補強部材の投影幅(m)として定義される。ここで、投影長さとは、補強部材の上面視による投影形状の、形状に沿った寸法の内最も大きいものとして定義され、投影幅は、前記上面視による投影形状において、前記投影長さ方向に略垂直な方向の寸法の平均値として定義される。
本発明の被補強部材は、パネル状の部材である。航空機の翼や胴体等のいわゆる外殻を為すものとして例示できる。特に航空機を始めとする飛行体では、被補強部材には軽量性が要求される。パネル状の部材は、構造としての剛性を高めようと板厚を増すと、軽量性を損なうようになる。そのため、上述の補強部材と一体化した複合部材の構成として使用するのが好ましい。
本発明に係る接着層は、補強部材と被補強部材との間に介在することにで、複合部材に与えられた外力を補強部材と被補強部材とに分配する機能を持つ。これにより、複合化された部材は設計上の剛性と耐力を獲得しうる。
強化繊維:炭素繊維“トレカ”(登録商標)T800S。東レ株式会社製。
熱硬化性樹脂:エポキシ樹脂3900-2。東レ株式会社製。
熱可塑性樹脂:ポリアミド6樹脂(融点225℃、重量平均分子量30,000)。東レ株式会社製
プリプレグ:一方向に引き揃えられた炭素繊維T800Sからなる繊維基材の上下面に、エポキシ樹脂3900-2からなる樹脂フィルムを配し、ホットメルト法で樹脂を繊維束内に含浸させ、一方向プリプレグを製造した。プリプレグの厚みは0.20mm、炭素繊維の体積含有率は52%であった。
フィルム接着剤:熱硬化性エポキシ系接着剤FM-300。SOLVAY S.A.社製。
シート状物:ポリアミド6樹脂を、樹脂温度300℃にてプレス成形して薄膜状とした後、冷却速度は50℃/分で室温まで冷却することでフィルムを得た。フィルムの目付は102g/m2であった。
30cm角としたプリプレグを[75/-15]2sの順に平面形状に積層し積層体とした。この積層体をシール材内に配置し、真空引きを実施しつつ、最高到達温度T=180℃、加圧0.4MPa、保持時間3時間の条件でオートクレーブ成形を行い、被補強部材を得た。
被補強部材を得るためにプリプレグを積層する際の積層順を[30/-60]2sとし、補強部材を得るためにプリプレグを積層する際の積層順を[30/-60]2sとし、その他は実施例1と同様の手順で補強部材、被補強部材を作成し、実施例1と同様の手順で両者を接合して複合成形品を得た。このとき、なす角α=30°であり、なす角β=30°であった。
30cm角としたプリプレグを[75/-15]2sの順に平面形状に積層し、同様に30cm角としたシート状物をその最上面に配すことにより積層体とした。この積層体を金型内に配置し、初期金型温度Ti=240℃、加圧力2.2MPa、圧力保持時間15分の条件で成形したのち、金型温度を保持したまま、脱型時における最終金型温度Te=90℃にて成形金型より取り出し、シート状物を接着層とした被補強部材を得た。
被補強部材を得るためにプリプレグを積層する際の積層順を[30/-60]2sとし、補強部材を得るためにプリプレグを積層する際の積層順を[30/-60]2sとし、その他は実施例3と同様の手順で補強部材、被補強部材を作成し、実施例3と同様の手順で両者を接合して複合成形品を得た。このとき、なす角α=30°であり、なす角β=30°であった。
被補強部材を得るためにプリプレグを積層する際の積層順を[20/-70]2sとし、補強部材を得るためにプリプレグを積層する際の積層順を[20/-70]2sとし、その他は実施例1と同様の手順で補強部材、被補強部材を作成し、実施例1と同様の手順で両者を接合して複合成形品を得た。このとき、なす角α=20°であり、なす角β=20°であった。
被補強部材を得るためにプリプレグを積層する際の積層順を[5/-85]2sとし、補強部材を得るためにプリプレグを積層する際の積層順を[5/-85]2sとし、その他は実施例1と同様の手順で補強部材、被補強部材を作成し、実施例1と同様の手順で両者を接合して複合成形品を得た。このとき、なす角α=5°であり、なす角β=5°であった。
被補強部材を得るためにプリプレグを積層する際の積層順を[20/-70]2sとし、補強部材を得るためにプリプレグを積層する際の積層順を[20/-70]2sとし、その他は実施例3と同様の手順で補強部材、被補強部材を作成し、実施例3と同様の手順で両者を接合して複合成形品を得た。このとき、なす角α=20°であり、なす角β=20°であった。
被補強部材を得るためにプリプレグを積層する際の積層順を[5/-85]2sとし、補強部材を得るためにプリプレグを積層する際の積層順を[5/-85]2sとし、その他は実施例3と同様の手順で補強部材、被補強部材を作成し、実施例3と同様の手順で両者を接合して複合成形品を得た。このとき、なす角α=5°であり、なす角β=5°であった。
2:補強部材1の投影長さの長手方向
3:補強部材1の接着層に接する最表層
4:補強部材1の接着層に接する最表層の強化繊維の配向方向
5:補強部材1の投影長さの長手方向と補強部材1の接着層に接する最表層の強化繊維の配向方向がなす角α
6:補強部材1の投影長さの長手方向と被補強部材の接着層に接する最表層の強化繊維の配向方向がなす角β
11:補強部材2
12:補強部材2の投影長さの長手方向
13:補強部材2の接着層に接する最表層
14:補強部材2の接着層に接する最表層の強化繊維の配向方向
15:補強部材2の投影長さの長手方向と補強部材2の接着層に接する最表層の強化繊維方向がなす角α
16:補強部材2の投影長さの長手方向と被補強部材の接着層に接する最表層の強化繊維の配向方向がなす角β
21:被補強部材
22:被補強部材の強化繊維の配向方向
31:面内で曲げ形状を持つ補強部材3
32:補強部材3の上面視による投影形状
33:補強部材3の投影長さの概略寸法
34:補強部材3の投影幅の概略寸法
35:補強部材3の投影長さの長手方向
36:補強部材3の接着層に接する最表層の強化繊維の配向方向
37:補強部材3の投影長さの長手方向と補強部材3の接着層に接する最表層の強化繊維の配向方向がなす角α
41:面外に曲げ形状を持つ補強部材4
42:補強部材4の上面視による投影形状
43:補強部材4の投影長さの概略寸法
44:補強部材4の投影幅の概略寸法
45:補強部材4の投影長さの長手方向
46:補強部材4の接着層に接する最表層の強化繊維の配向方向
47:補強部材4の投影長さの長手方向と補強部材3の接着層に接する最表層の強化繊維の配向方向がなす角α
48:補強部材4の接着層に接する最表層の内xy平面と平行な部分
49:補強部材4の接着層に接する最表層の内x‘y’平面と平行な部分
Claims (9)
- 下記式(1)によるアスペクト比が1よりも大きく1,000,000,000よりも小さい補強部材が、接着層を介して被補強部材と接合された複合部材であって、前記接着層が、少なくとも補強部材または被補強部材のいずれか一方または両方を構成する強化繊維を内包してなるとともに、接着層と接する補強部材の最表層の一部または全部が、強化繊維と熱硬化性樹脂を含む一方向プリプレグにより構成され、前記一方向プリプレグの強化繊維の配向方向と、補強部材の投影長さの長手方向とにおける、上面視においてなす角αが30°≦α<90°である複合部材。
アスペクト比=補強部材の投影長さ(m)/補強部材の投影幅(m)・・・(1) - 下記式(1)によるアスペクト比が1よりも大きく1,000,000,000よりも小さい補強部材が、接着層を介して被補強部材と接合された複合部材であって、前記接着層が、少なくとも補強部材または被補強部材のいずれか一方または両方を構成する強化繊維を内包してなるとともに、接着層と接する被補強部材の最表層の一部または全部が、強化繊維と熱硬化性樹脂を含む一方向プリプレグにより構成され、前記一方向プリプレグの強化繊維の配向方向と、補強部材の投影長さの長手方向とにおける、上面視においてなす角βが30°≦β<90°である複合部材。
アスペクト比=補強部材の投影長さ(m)/補強部材の投影幅(m)・・・(1) - 下記式(1)によるアスペクト比が1よりも大きく1,000,000,000よりも小さい補強部材が、接着層を介して被補強部材と接合された複合部材であって、接着層と接する補強部材の最表層の一部または全部が、強化繊維と熱硬化性樹脂を含む一方向プリプレグにより構成され、前記一方向プリプレグの強化繊維の配向方向と、補強部材の投影長さの長手方向とにおける、上面視においてなす角αが30°≦α<90°であるとともに、前記補強部材が接合される前記被補強部材の接着層と接する最表層の一部または全部が、強化繊維と熱硬化性樹脂を含む一方向プリプレグにより構成され、前記一方向プリプレグの強化繊維の配向方向と、補強部材の投影長さの長手方向とにおける、上面視においてなす角βが30°≦β<90°を満たす複合部材。
アスペクト比=補強部材の投影長さ(m)/補強部材の投影幅(m)・・・(1) - 前記接着層が熱硬化性樹脂から構成される請求項1~3のいずれかに記載の複合部材。
- 前記熱硬化性樹脂が、エポキシ樹脂、ベンゾオキサジン樹脂、シアネートエステル樹脂、ビスマレイミド樹脂、フェノール樹脂から選ばれる少なくとも一種である請求項4に記載の複合部材。
- 前記接着層が熱可塑性樹脂から構成される請求項1~3のいずれかに記載の複合部材。
- 前記熱可塑性樹脂が、ポリアミド樹脂、ポリフェニレンスルフィド樹脂、ポリエーテルケトンケトン樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂から選択される少なくとも一種である請求項6に記載の複合部材。
- 前記接着層が、少なくとも補強部材または被補強部材のいずれか一方または両方を構成する強化繊維を内包してなる請求項3に記載の複合部材。
- 前記接着層の厚みが10μm以上500μm未満である請求項1~8のいずれかに記載の
複合部材。
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| JP2021176309A JP7779085B2 (ja) | 2021-10-28 | 2021-10-28 | 複合部材 |
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| JP2023065898A JP2023065898A (ja) | 2023-05-15 |
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| JP2015085613A (ja) | 2013-10-31 | 2015-05-07 | 東レ株式会社 | 一体化成形体及びその製造方法 |
| JP2015143008A (ja) | 2013-12-27 | 2015-08-06 | Jx日鉱日石エネルギー株式会社 | 繊維強化複合材料製シャフト |
| JP2015145104A (ja) | 2014-02-03 | 2015-08-13 | 本田技研工業株式会社 | 軸状複合部材及びその製造方法 |
| US20170368815A1 (en) | 2016-06-28 | 2017-12-28 | The Boeing Company | Wrinkle Reduction in Formed Composite Laminates |
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-
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- 2021-10-28 JP JP2021176309A patent/JP7779085B2/ja active Active
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