JP7734836B2 - 信号認識装置、信号認識方法およびプログラム - Google Patents

信号認識装置、信号認識方法およびプログラム

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Description

本発明は、信号認識装置、信号認識方法、プログラムに関する。本発明は、特に、鉄道用の信号を認識するのに適した信号認識装置等に関する。
例えば、鉄道等の輸送事業において、コスト低減およびサービス向上の手段として、車両のドライバレス運行が注目されている。鉄道等の事業者にとって運転士の人件費や育成にかかるコストは大きく、ドライバレス化による運転士コスト低減への鉄道事業者の期待は高い。また、サービス面では運転士の割当制約がなくなるため、運行の自由度が向上するとともに高頻度な運行による利用者の利便性の向上も期待できる。
鉄道において、ドライバレス運行は、踏切などがない、地下鉄や高架を走行する路線においては既に実現している。しかし、踏切などが存在する路線や作業員が存在する車両基地内の路線など、人が立ち入る可能性がある路線における実用例はない。そしてこのような路線で、ドライバレス運行を実現するためには、運転士に対して停止や速度制限などの指示を出していた信号機を検出し、現示を認識する手段が必要である。そのため、カメラにより撮影された画像を基に、画像処理によって信号機を検出し、現示を認識することが考えられている。画像処理によって物体を認識、検出する技術としては、一般物体認識技術がある。画像処理による物体認識では画像に物体の形状が明確に映っているほど認識しやすい。
特許文献1では、自動検出装置について記載されている。自動検出装置は、道路画像と撮影時の車両位置データと撮影時の車両姿勢データとを取得し、情報データベースから、車両位置データと車両姿勢データとに基づいて、撮影時に車両の進行方向に位置していた交通安全施設である対象施設の情報データを取得する。自動検出装置は、車両位置データと車両姿勢データと対象施設の情報データに含まれる位置データと対象施設の情報データに含まれるサイズデータとに基づいて、道路画像から、対象施設が映る範囲を限定範囲として抽出する。自動検出装置は、限定範囲を対象施設の情報データに含まれる特徴データと照合することによって、対象施設を検出する。
特許文献2では、交通信号認識方法について記載されている。この交通信号認識方法では、車両のカメラによって撮影画像を取得し、複数の信号機の中から、車両に対向する認識対象信号機を検索し、地図情報、車両の状態およびカメラの状態に基づいて、撮影画像の中から、認識対象信号機を含む領域をROIとして算出し、ROI内の各位置における認識対象信号機の存在確率を示す事前確率分布を算出し、ROIの画像のコントラストを、事前確率分布にしたがって更新することによって、コントラスト更新画像を生成し、コントラスト更新画像から特徴点を抽出することによって、ROI内における認識対象信号機の点灯部分の領域を点灯領域として特定し、特定された点灯領域の色に基づいて、認識対象信号機の点灯色を認識する。
特開2021-76884号公報 特開2018-63580号公報
車両の減速や停止を安全に行うためには早いタイミングでの制動が必要であり、そのためには遠距離にある信号機を検出、認識できることが望ましい。また、明所のみならず、夜間やトンネル内などの暗所においても検出、認識できることが望ましい。
しかしながら、暗所における信号機は物体の形状が明確に映らないため認識が困難である。一方、信号機のライトは発光体であるため、夜間でも位置の認識は可能であるが大きさを認識することは困難である。また、信号機のライトと信号機以外の発光体とを区別するための仕組みが必要である。
本発明は、明所のみならず暗所においても信号機の現示を読み取ることができる信号認識装置、信号認識方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため本発明は、移動体に配された撮影装置により撮影された画像を取得する画像取得部と、取得した画像の中から発光体を検出する発光体検出部と、撮影装置の位置を推定する位置推定部と、推定された撮影装置の位置を基に、検出された発光体の中から信号機のライトを特定する特定部と、特定されたライトから信号機の現示を読み取る読取部と、を備える信号認識装置を提供するものである。
また、本発明は、移動体に配された撮影装置により撮影された画像を取得し、取得した画像の中から発光体を検出し、撮影装置の位置を推定し、推定された撮影装置の位置を基に、検出された発光体の中から信号機のライトを特定し、特定されたライトから信号機の現示を読み取る、信号認識方法を提供するものである。
さらに、本発明は、コンピュータに、移動体に配された撮影装置により撮影された画像を取得する画像取得機能と、取得した画像の中から発光体を検出する発光体検出機能と、撮影装置の位置を推定する位置推定機能と、推定された撮影装置の位置を基に、検出された発光体の中から信号機のライトを特定する特定機能と、特定されたライトから信号機の現示を読み取る読取機能と、を実現させるためのプログラムを提供するものである。
請求項1に記載の発明によれば、明所のみならず暗所においても信号機の現示を読み取ることができる信号認識装置を提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、複数のライトにより信号を現示する信号機であっても1つの信号機のものであると特定できる。
請求項3~5に記載の発明によれば、複数のライトが1つの信号機のものであることを、より容易に特定できる。
請求項6に記載の発明によれば、撮影装置と信号機との距離を利用しなくても、複数のライトが1つの信号機のものであることを特定できる。
請求項7に記載の発明によれば、撮影された発光体の中から信号機のライトを特定できる。
請求項8、9に記載の発明によれば、撮影装置や信号機の位置や方位の計測誤差が生じても、信号機を、より正確に特定できる。
請求項10、11に記載の発明によれば、信号機のライトをさらに正確に特定できる。
請求項12に記載の発明によれば、1つの信号機で複数のランプが点灯または点滅しても信号機の現示を読み取ることができる。
請求項13に記載の発明によれば、信号機の現示の読み取りが、より容易になる。
請求項14に記載の発明によれば、明所のみならず暗所においても信号機の現示を読み取ることができる信号認識方法を提供することができる。
請求項15に記載の発明によれば、明所のみならず暗所においても信号機の現示を読み取ることができる信号認識装置を提供することができる機能をコンピュータにより実現できる。
本実施の形態の信号機検出システムのハードウェア構成について示した図である。 本実施の形態の信号機検出システムの機能構成について示したブロック図である。 信号機判定部の機能構成を示したブロック図である。 信号機検出システムの動作について説明したフローチャートである。 図4のステップS409で行う処理の具体的な例について、示した図である。 (a)~(b)は、ステップS412で行う処理の具体的な例について、示した図である。 信号現示認識部が、信号機の現示を認識するフローを示した図である。 (a)は、ライトの水平パターンについて示した図である。(b)は、ライトの垂直パターンについて示した図である。 (a)~(f)は、ライトの点灯パターンの例を示した図である。
以下、添付図面を参照し、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
ここでは、鉄道の車両に取り付けられ、前方を監視するカメラによって撮影された画像を受け取り、自列車が読み取るべき信号機を検出して、信号機の現示を認識する信号機検出システム1を例に取り説明する。
<信号機検出システム1の全体説明>
図1は、本実施の形態の信号機検出システム1のハードウェア構成について示した図である。
図示する信号機検出システム1は、信号機の現示を認識する信号認識装置の一例である。信号機検出システム1は、プログラムの実行を通じて各部を制御するプロセッサ11と、画像その他の情報を出力する出力部12と、文字などを入力する入力部13と、画像を撮影するカメラ14と、外部装置との通信に用いられる通信モジュール15と、システムデータや内部データが記憶される内部メモリ16と、補助記憶装置としての外部メモリ17等を有している。
プロセッサ11は、OS(基本ソフトウェア)やアプリケーションソフトウェア(応用ソフトウェア)等のプログラムを実行する。プロセッサ11は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)である。
本実施の形態の場合、内部メモリ16は、半導体メモリである。内部メモリ16は、BIOS(Basic Input Output System)等が記憶されたROM(Read Only Memory)と、主記憶装置として用いられるRAM(Random Access Memory)とを有している。プロセッサ11と内部メモリ16はコンピュータを構成する。プロセッサ11は、RAMをプログラムの作業スペースとして使用する。また、外部メモリ17は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等のストレージであり、ファームウェアやアプリケーションソフトウェア等が記憶される。
出力部12は、例えば、液晶ディスプレイや有機EL(Electro Luminescent)ディスプレイ等の出力デバイスである。この場合、出力部12には、画像その他の情報が表示される。また、出力部12は、スピーカなどであり、音声や通知音等の音を出力する装置としてもよい。
入力部13は、ユーザが文字等を入力する際に使用する入力デバイスであり、例えば、キーボードである。また、入力部13は、出力部12に表示されるカーソルの移動や画面のスクロールなどの際に用いられる入力デバイスであり、例えば、タッチパッドである。なお、タッチパッドの代わりにマウス、トラックボール等であってもよい。また、入力部13は、ボタンやレバーなどの装置であってもよい。
カメラ14は、撮影装置の一例であり、動画または静止画を撮影する。この場合、カメラ14は、車両の運転席等に設けられ、車両の進行方向前方の風景を撮影する。カメラ14は、撮影の対象物からの光を収束する光学系と、光学系により収束された光を検出するイメージセンサとを備える。光学系は、単一のレンズまたは複数のレンズを組み合わせて構成される。例えば、2つの半球レンズを使用し、その球面側を向かい合わせに組み合わせたツインレンズが用いられる。イメージセンサは、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等を配列して構成される。
通信モジュール15は、外部との通信を行うための通信インタフェースである。
図2は、本実施の形態の信号機検出システム1の機能構成について示したブロック図である。
図示する信号機検出システム1は、画像取得部101と、発光体検出部102と、自己位置推定部103と、信号位置取得部104と、発光体追跡部105と、信号情報取得部106と、軌道検出部107と、信号機判定部108と、信号現示認識部109と、結果出力部110とを備える。
画像取得部101は、車両に配されたカメラ14により撮影された画像を取得する。
発光体検出部102は、画像取得部101が取得した画像の中から発光体を検出する。発光体の検出は、画像処理による物体検出技術や、画像内で明度が高い画素を抽出する方法などで検出できる。
自己位置推定部103は、位置推定部の一例であり、カメラ14の位置を推定する。ここで、「位置」は、地球上でのカメラ14の位置である。なお、この位置は、必ずしも地球の地表上である必要はなく、地表の近傍であればよい。即ち、高架上、橋脚上、トンネル内、地下等での位置も入る。具体的には、自己位置推定部103は、GPS(Global Positioning System)やトリップメータなどから、カメラ14の地図上での位置座標を取得し、この位置を推定する。
信号位置取得部104は、地図情報DB(データベース)に問い合わせるなどして、次に読み取るべき信号機の位置座標を取得する。地図としては、例えば、高精度3次元地図データ(HDマップ)を使用することができる。
発光体追跡部105は、発光体検出部102で検出された発光体の画像内での位置を画像フレーム毎に記憶し、連続する複数フレームに亘り発光体を追跡する。そして、その移動軌跡を記録する。
信号情報取得部106は、地図情報DBに問い合わせるなどして、読み取るべき信号機の形状と、取り得る現示パターンの情報を取得する。つまり、地図情報DBに各信号機の点灯パターンを保持させ、信号情報取得部106は、これを取得する。「点灯パターン」とは、信号のライトの色や点滅の有無、点滅周期、複数のライトが点灯する場合はその間隔や配置など、ライトの見え方に関する情報である。なお、列車が走行する線区における運行情報を基に、取り得る現示パターンを取得または推定してもよい。
軌道検出部107は、画像内の軌道を画像処理によって検出する。
信号機判定部108は、発光体検出部102で検出された発光体のうち、読み取るべき信号機に属する発光体(ライト)はどれであるかを判定する。このとき、信号機判定部108は、自己位置推定部103~軌道検出部107によって取得された情報として、少なくとも推定されたカメラ14の位置を用いる。信号機判定部108は、推定されたカメラ14の位置を基に、検出された発光体の中から信号機のライトを特定する特定部として機能する。なおこの際、信号機判定部108は、カメラ14のカメラパラメータを利用することができる。カメラパラメータとしては、世界座標をカメラ座標に変換する外部パラメータや、カメラ座標を画像座標に変換する内部パラメータが挙げられる。
信号現示認識部109は、信号機判定部108で判定された発光体(ライト)の色、配置、点滅状態などのパターンと、信号情報取得部106で取得された信号機の取りうる現示パーンとを比較し、パターンが合致するものをその信号の現示と認識する。信号現示認識部109は、特定されたライトから信号機の現示を読み取る読取部として機能する。
結果出力部110は、信号現示認識部109が認識した信号の現示の結果である現示認識結果を出力する。
次に、信号機判定部108の詳細について説明する。
図3は、信号機判定部108の機能構成を示したブロック図である。
信号機判定部108は、自己位置取得部201と、信号位置取得部202と、信号情報記憶部203と、画像内信号ライト移動軌跡推定部204と、画像内信号ライト間隔推定部205と、信号ライト点滅周波数推定部206と、発光体追跡結果記憶部207と、信号ライト周波数計測部208と、信号ライト・発光体照合部209と、を備える。
自己位置取得部201は、自己位置推定部103から、時々刻々変化する位置座標(経度、緯度、高度)を取得し、カメラ14で撮影された画像の一定のフレーム数分記憶する。
信号位置取得部202は、信号位置取得部104から画像内に出現する可能性のある信号機の位置座標(緯度、経度、高度)を取得し記憶する。
信号情報記憶部203は、信号位置取得部202で記憶する信号機それぞれについて、信号機の形状と取り得る現示パターンの情報を、信号情報取得部106から取得し記憶する。
画像内信号ライト移動軌跡推定部204は、自己位置取得部201に記憶されている一定フレーム分の自己位置座標、および信号位置取得部202に記憶されている信号機の位置座標に基づき、画像内の信号機のライトの、一定のフレーム数分の移動軌跡を推定する。
画像内信号ライト間隔推定部205は、自己位置取得部201に記憶されている一定フレーム分の自己位置座標、信号位置取得部202に記憶されている信号機の位置座標、および信号情報記憶部203に記憶されている信号情報に基づき、1つの信号機が2つ以上のライトを点灯させる場合の、画像内でのライト同士の間隔を推定する。
信号ライト点滅周波数推定部206は、信号情報記憶部203で取得された信号情報に基づき、ライトの点滅の周波数成分を推定する。このとき、周波数成分を推定するために用いられる信号情報としては、信号現示においてライトが点滅する周期や信号ライトがLED(Light-Emitting Diode)であった場合のフリッカー周波数などが考えられる。
発光体追跡結果記憶部207は、発光体追跡部105によって記録された画像内のすべての発光体のそれぞれについて、一定フレーム数分の移動軌跡を取得し記憶する。
信号ライト周波数計測部208は、発光体追跡結果記憶部207で記憶されているすべての発光体のそれぞれについて、ライトの明るさの周波数成分を計測する。ライトの明るさの周波数成分を計測するには、ライトの色に近い特定の色成分の輝度値をフーリエ変換する方法が考えられる。
信号ライト・発光体照合部209は、画像内信号ライト移動軌跡推定部204、画像内信号ライト間隔推定部205および信号ライト点滅周波数推定部206に記憶されている、信号機の画面内での見え方の推定値と、発光体追跡結果記憶部207および信号ライト周波数計測部208に記憶されている、発光体それぞれの画面内での見え方を比較する。そして、信号ライト・発光体照合部209は、双方の類似度を計算することで、最も信号機に近い見え方をする発光体を選択し、信号機の検出結果であるとして出力する。
<信号機検出システム1の動作の説明>
次に、信号機検出システム1の動作について説明する。
図4は、信号機検出システム1の動作について説明したフローチャートである。
まず、画像取得部101が、カメラ14から画像を取得する(ステップS401)。
次に、発光体検出部102が、画像取得部101が取得した画像の中から発光体を検出する(ステップS402)。
また、自己位置推定部103が、カメラ14の位置を推定する(ステップS403)。
さらに、信号位置取得部104が、読み取るべき信号機の位置座標を取得する(ステップS404)。
一方、発光体追跡部105は、発光体検出部102で検出された発光体の画像内での位置を追跡し、その移動軌跡を記録する(ステップS405)。
また、信号情報取得部106が、読み取るべき信号機の形状の情報と、取り得る現示パターンの情報を取得する(ステップS406)。
さらに、信号機判定部108が、カメラ14と読み取るべき信号機との相対速度を取得する(ステップS407)。これは、ステップS403で推定したカメラ14の位置と、ステップS404で取得した信号機の位置座標との変化から求めることができる。
またさらに、信号機判定部108が、カメラ14と読み取るべき信号機との相対位置を取得する(ステップS408)。これは、ステップS403で推定したカメラ14の位置と、ステップS404で取得した信号機の位置座標とから求めることができる。信号機判定部108は、この相対位置から双方の距離を求めることができる。
信号機判定部108の内部では、自己位置取得部201が、カメラ14の位置を取得する。また、信号位置取得部202が、信号機の位置座標を取得する。そして、上記相対速度や上記相対位置を算出する。
次に、信号機判定部108は、ステップS402で検出された全ての発光体を対象とし、想定される信号機の動きに合致する否かの判定を行う(ステップS409)。これは、発光体追跡部105が記録した移動軌跡を基に求めることができる。また、信号機の動きは、詳しくは後述するが、ステップS407で求めた相対速度やステップS408で求めた相対位置を基にして判断できる。
信号機判定部108の内部では、発光体追跡結果記憶部207に記憶されている移動軌跡を基に、画像内信号ライト移動軌跡推定部204が、ステップS409の処理を行う。
その結果、合致する発光体があった場合(ステップS410でYes)、信号機判定部108は、合致する発光体は2つ以上であるか否かの判定を行う(ステップS411)。
そして、合致する発光体は2つ以上である場合(ステップS411でYes)、信号機判定部108は、想定されるライトの間隔に合致する発光体の組があるか否かの判定を行う(ステップS412)。この判定は、詳しくは後述するが、ステップS406で取得した信号機の形状の情報を基にして求める。またこのとき、ステップS406で取得した現示パターンの情報を基にして求めることもできる。現示パターンは、ライトが点滅する周期、ライトの色およびライトの組み合わせの少なくとも1つである。
信号機判定部108の内部では、信号情報記憶部203に記憶されている信号機の形状と取り得る現示パターンの情報を基に、画像内信号ライト間隔推定部205、信号ライト点滅周波数推定部206、信号ライト周波数計測部208および信号ライト・発光体照合部209が、ステップS411~ステップS412の処理を行う。
その結果、想定されるライトの間隔に合致する発光体の組があった場合(ステップS412でYes)、およびステップS410で合致する発光体が2以上でなく1つである場合(ステップS410でNo)、信号現示認識部109が、信号機の現示の認識を行う。つまり、信号現示認識部109は、特定されたライトから信号機の現示を読み取る。そして、結果出力部110が、現示認識結果を出力する(ステップS413)。そして、ステップS415に移行する。
また、ステップS410で、合致する発光体がなかった場合(ステップS410でNo)、およびステップS412で、想定されるライトの間隔に合致する発光体の組がなかった場合(ステップS412でNo)、信号機判定部108は、信号機の検出が失敗したと判断する(ステップS414)。
さらに、画像取得部101は、次の画像の入力があるか否かを判断する(ステップS415)。
そして、次の画像の入力があった場合(ステップS15でYes)、ステップS401に戻る。
対して、次の画像の入力がない場合(ステップS415でNo)、一連の信号機検出の処理を終了する。
<ステップS409の詳細説明>
次に、図4のステップS409について、具体的に説明する。
図5は、図4のステップS409で行う処理の具体的な例について、示した図である。
ここでは、画像中に発光体H1~H4が撮影されており、この中から信号機のライトを抽出する場合について説明を行う。
信号機判定部108は、画像の中の発光体H1~H4の動きを基に、信号機のライトを特定する。具体的には、以下のような方法が使用できる。
まず、発光体H1~H4の動きとして、発光体H1~H4の画像中の移動方向に着目する方法がある。
この方法では、信号機判定部108は、信号機のライトが画像の中で移動する方向である移動方向を推定し、この移動方向に基づきライトを特定する。つまり、車両が走行するに従い、カメラ14と信号機との相対位置が変化する。このとき、相対位置の変化に伴い、信号機のライトは画像中で移動する。そしてこの移動方向は、相対位置の変化から推定できる。即ち、信号機判定部108は、カメラ14と信号機との相対位置の変化を基に移動方向を推定する。
図5では、発光体H1~H4が画像中に撮影されている。この場合、信号機判定部108は、発光体H1~H4の画像中の移動方向を、発光体追跡結果記憶部207に記憶されている移動軌跡を基に求める。図5では、この移動方向を点線矢印にて図示している。一方、信号機判定部108は、カメラ14と信号機との相対位置を基に、信号機のライトの画像中の移動方向を推定する。そして、両者の移動方向が一致する場合、信号機判定部108は、移動方向が一致した発光体H1~H4を、信号機のライトであると特定する。即ち、信号機判定部108は、推定した移動方向と発光体H1~H4の動きとして発光体H1~H4の移動方向とに基づき信号機のライトを特定する。
また他の方法として、信号機判定部108は、相対位置と車両の速度を基に、ライトが画像の中で移動する速度である移動速度を推定し、この移動速度に基づきライトを特定することができる。つまり上述したように、車両が走行するに従い、カメラ14と信号機との相対位置が変化する。このとき、相対位置の変化および車両の速度に従い、信号機のライトは画像中で所定の速度で移動する。そしてこの移動速度は、相対位置の変化および車両の速度から推定できる。なお、車両の移動速度は、自己位置推定部103が取得する、GPSやトリップメータの情報を利用することで求めることができる。
この場合、信号機判定部108は、図5の発光体H1~H4の画像中の移動速度を、発光体追跡結果記憶部207に記憶されている移動軌跡および車両の速度を基に求める。一方、信号機判定部108は、カメラ14と信号機との相対位置および車両の速度を基に、信号機のライトの画像中の移動速度を推定する。そして、両者の移動方向が一致する場合、信号機判定部108は、移動速度が一致した発光体を、信号機のライトであると特定する。即ち、信号機判定部108は、推定した速度方向と発光体H1~H4の動きとして発光体の移動速度とに基づき信号機のライトを特定する。
また、信号機判定部108は、ライトが点滅する周期、ライトの間隔、およびライトの色の少なくとも1つをさらに加味してライトを特定するようにしてもよい。つまり、ライトが点滅する周期は、信号機として決まっている。これにより、信号機判定部108は、号機の中のライトと他の発光体との区別をすることができる。また、1つの信号機の中のライトの間隔は決まっている。よって、画像中の発光体の間隔から、信号機判定部108は、信号機の中のライトと他の発光体との区別をすることができる。さらに、ライトの色は、信号機として決まっている。これにより、信号機判定部108は、信号機のライトと他の発光体との区別をすることができる。そして信号機判定部108は、これらを信号機のライトと他の発光体との区別をするために、いわば補助的に使用する。これにより信号機のライトの特定の信頼性が向上する。
また、信号機判定部108は、カメラ14が撮影する方向をさらに加味し、信号機のライトを特定することもできる。即ち、カメラ14が撮影する方向の情報を利用することで、画像中での信号機の位置を絞り込むことができる。
<ステップS411~S412の詳細説明>
次に、図4のステップS411~S412の処理について、具体的に説明する。
ステップS409で、信号機のライトであると特定される発光体は複数である場合がある。つまり、信号機判定部108は、複数の信号機のライトを検出する場合がある。また、鉄道用の信号機では、1つの信号機で複数のライトを点灯または点滅させることがある。よって、このような場合、信号機判定部108は、複数の発光体を信号機のライトであると特定する場合がある。
図4のステップS411~S412では、信号機判定部108は、複数のライトについて1つの信号機のものであるか否かを特定する。
図6(a)~(b)は、ステップS412で行う処理の具体的な例について、示した図である。
図6(a)では、信号機Sg1が撮影されており、信号機Sg1で点灯するライトL1、L4が特定された場合を示している。この信号機Sg1は、5つのライトが点灯または点滅する5灯式信号機である。図6(a)では、上から1つ目ライトL1と上から4つ目のライトL4が点灯し、他のライトL2、L3、L5は消灯する場合を示している。また、ここでは、ライトL1とライトL4とは、画像中で間隔Wの距離で撮影されているものとする。なお、図中、「〇」は、点灯していることを表し、「●」は、消灯していることを表す。
信号機判定部108は、カメラ14と信号機との距離に基づき、複数のライトが1つの信号機のものであると特定する。
具体的には、信号機判定部108は、この距離に基づき画像の中の複数のライトの間隔を推定する。そして、推定された間隔を基に、複数のライトが1つの信号機のものであると特定する。つまり、信号機判定部108は、図6(a)のライトL1とライトL4との画像中の間隔Wを推定する。そして、ライトであると特定された発光体の間隔が、推定された間隔Wと一致した場合、信号機判定部108は、複数のライトについて1つの信号機のものであると特定する。
図6(b)は、この方法について説明した図である。
ここでは、発光体H5~H9が撮影された場合を示している。そして、発光体H5、H6の間隔が、Wであり、発光体H5、H6が、ライトL1、L4であると特定された場合を示している。また、このときライトL1、L4の配列する方向を考慮に入れてもよい。この場合、ライトL1~L5は、上下方向に配列する。そのため、この向きと同様の方向に配列し、間隔がWである発光体H5、H6について、ライトL1、L4であると特定する。
また、他の方法として、信号機判定部108は、距離に基づき画像の中の信号機が撮影される大きさを推定し、推定された大きさを基に、複数のライトが1つの信号機のものであると特定することもできる。
図6(b)では、この方法についても示している。
ここでは、発光体H5~H9が撮影された場合を示している。そして、発光体H5、H6が信号機のライトL1、L4であると特定された場合を示している。このとき、信号機判定部108は、距離に基づき画像の中の信号機が撮影される大きさを推定する。図6(b)では、推定された信号機の画像中の大きさを点線矩形にて図示している。そして、図6(b)では、信号機判定部108が、推定された大きさに合致するライトの組としてライトL1、L4を選択した場合を示している。これにより、信号機判定部108は、ライトL1、L4が1つの信号機のものであると特定することができる。
なお、2つの信号機が近い位置にあり、ライトが画像上で近接する場合がある。しかしながらこの場合でも、図5で説明した、発光体の移動方向や移動速度を求める方法で、それぞれの信号機のライトを区別できる。つまり、2つの信号機は、異なる位置にあるため、ライトの移動方向や移動速度は、異なる。そのため、それぞれを区別することができる。そして、図6に示した方法で、それぞれの信号機に属するライトの組み合わせを判断できる。
さらに上述した例では、地図情報DBから取得する地図情報を用いていたが、これを用いることは必ずしも必要ではない。この場合、信号機判定部108は、軌道(例えば、レール)R(図5参照)の幅に基づき、複数のライトが1つの信号機のものであると特定することができる。この場合、信号機判定部108は、軌道の幅や信号機の高さ等の情報を使用し、画像の中の信号機が撮影される大きさを推定する。そして、推定された大きさを基に、複数のライトが1つの信号機のものであると特定する。軌道の幅は、軌道検出部107が検出する。
<ステップS413の詳細説明>
次に、図4のステップS413の処理について、具体的に説明する。図4のステップS413では、信号現示認識部109が、信号機の現示の認識を行う。
図7は、信号現示認識部109が、信号機の現示を認識するフローを示した図である。
まず、信号機判定部108が、上述したように、信号機のライトを検知する(ステップS701)。
そして、信号現示認識部109が、ライトの水平パターンや垂直パターンを検知する(ステップS702、ステップS703)。
さらに、信号現示認識部109は、ライトの色を判定する(ステップS704)。
またさらに、信号現示認識部109は、ライトの位置を判定する(ステップS705)。
このようにして、信号現示認識部109は、複数のライトの組み合わせから信号機の現示を読み取る。
図8(a)は、ライトの水平パターンについて示した図である。なお、図中、「〇」は、点灯していることを表し、「●」は、消灯していることを表す。「水平パターン」は、ライトが点灯または点滅する水平方向のパターンである。図示する信号機Sg2~Sg4は、水平方向に2個のライトが点灯するパターンを有する。ステップS202では、信号現示認識部109は、この点灯パターンを検知する。
また、図8(b)は、ライトの垂直パターンについて示した図である。「垂直パターン」は、ライトが点灯または点滅する垂直方向のパターンである。図示する信号機Sg5~Sg9は、垂直方向に2個のライトが点灯するパターンを有する。
ステップS413で、信号現示認識部109は、点灯または点滅するライトの組み合わせとして、点灯または点滅するライトの並びのパターンを、水平方向および垂直方向にて検知する。即ち、信号現示認識部109は、点灯または点滅するライトの水平パターンおよび垂直パターンを検知する。そして、信号現示認識部109は、これらのパターンにより、信号機の現示を読み取る。これにより、信号現示認識部109は、点灯や点滅するライトの数やライトの位置の組合せを解釈して信号機の現示を読み取ることができる。
なお、図8(a)~(b)では、2個のライトが点灯するパターンを示したが、点灯するライトは、1個であっても、3個以上であってもよい。また、点灯するライトのみならず、点滅するライトを検知することもできる。
ライトの位置判定は、例えば、水平パターンで、左/右、垂直パターンで、上/中/下の区分とする。これにより、信号現示認識部109は、水平パターンとして、左と右に位置する2個のライトを区別する。また、信号現示認識部109は、垂直パターンとして、上/中/下に位置する3個のライトを区別する。なお、ライトが4個以上点灯するときは、ライト色または水平パターン/垂直パターンの組み合わせを使用して、点灯パターンを決定する。
図9(a)~(f)は、以上のようにして求めることができるライトの点灯パターンの例を示した図である。なお、図中、「〇」は、点灯していることを表し、「●」は、消灯していることを表す。また、「☆」は点滅していることを表す。
図示する例は、信号機Sg11~Sg15についてライトの点灯パターンを示している。
図9(a)~(c)は、通行不可の場合のライトの点灯パターンを示している。そして、図9(a)の点灯パターンは、信号機Sg11~Sg14について、赤色の点灯により信号の現示を行う場合を示している。この場合、信号機Sg11では、ランプL112、L113を点灯し、他は消灯する。また、信号機Sg12では、ランプL121、L124を点灯し、他は消灯する。さらに、信号機Sg13では、ランプL132、L135を点灯し、他は消灯する。そして、信号機Sg14では、ランプL142、L145を点灯し、他は消灯する。
図9(b)の点灯パターンは、信号機Sg11~Sg14について、紫色の点灯により信号の現示を行う場合を示している。この場合、信号機Sg11では、ランプL113を点灯し、他は消灯する。また、信号機Sg12では、ランプL121を点灯し、他は消灯する。さらに、信号機Sg13では、ランプL131を点灯し、他は消灯する。そして、信号機Sg14では、ランプL141を点灯し、他は消灯する。
図9(c)の点灯パターンは、信号機Sg15について、ランプL152を黄色で、またランプL156を赤色で点灯し、他は消灯する。
図9(d)は、一時停止の場合のライトの点灯パターンを示している。この場合、鉄道車両は、一時停止の後に通行してもよい。この点灯パターンは、例えば、車両間隔の確保の目的を有する。そして、図9(d)の点灯パターンは、信号機Sg11~Sg14について、赤色の点灯により信号の現示を行う場合を示している。この場合、信号機Sg11では、ランプL112を点灯し、他は消灯する。また、信号機Sg12では、ランプL124を点灯し、他は消灯する。さらに、信号機Sg13では、ランプL135を点灯し、他は消灯する。そして、信号機Sg14では、ランプL145を点灯し、他は消灯する。
図9(e)は、警告の場合のライトの点灯パターンを示している。
図9(e)の点灯パターンは、信号機Sg11~Sg15について、黄色の点灯により信号の現示を行う場合を示している。この場合、信号機Sg11では、ランプL113を点灯し、他は消灯する。また、信号機Sg12では、ランプL125を点灯し、他は消灯する。さらに、信号機Sg13では、ランプL136を点灯し、他は消灯する。そして、信号機Sg14では、ランプL146を点灯し、他は消灯する。またさらに、信号機Sg15では、ランプL154を点灯し、他は消灯する。
図9(f)は、予備警告の場合のライトの点灯パターンを示している。
図9(f)の点灯パターンは、信号機Sg11~Sg15について、黄色の点滅により信号の現示を行う場合を示している。この場合、信号機Sg11では、ランプL113を点滅させ、他は消灯する。また、信号機Sg12では、ランプL125を点滅させ、他は消灯する。さらに、信号機Sg13では、ランプL136を点滅させ、他は消灯する。そして、信号機Sg14では、ランプL146を点滅させ、他は消灯する。またさらに、信号機Sg15では、ランプL154を点滅させ、他は消灯する。
<効果の説明>
以上説明した信号機検出システム1によれば、以下の効果が得られる。
鉄道ドライバレスを実現するためには信号機の検知と現示の認識が必要である。これを実現するために、本実施の形態では、画像認識技術を使用する。画像認識技術では、センサ(この場合、例えば、カメラ14)の価格が安く、検出対象に手を加える必要がないなどの利点があり、導入コスト面に優れる。この場合、トンネル内や夜間などの暗所では、信号機の認識が困難であるという問題があったが、本実施の形態では、発光体である信号機のライトを認識して、画像分類により現示の判定を行う。また、本実施の形態では、沿線環境には前照灯や街灯などの発光体が存在し、誤認識につながるという問題に対し、発光体の中から、信号機のライトを識別することで解決を図る。さらに、画像中に複数の信号機が存在する場合でも、それの信号機を区別でき、現示を読み取るべき信号を選択することができる。
また、鉄道用の信号機の現示は、以下の(1)~(3)のように、自動車向け信号と異なる特徴がある。そのため既存の自動車向けの信号認識の技術は適用困難である。即ち、自動車向けの信号認識では、ライトの色および形のみ判別できればよいが、鉄道用の信号機では、それだけでは不足である。
(1)ライトが複数点灯する可能性がある。
(2)ライトの位置が意味を持つ。
(3)同色のライトが複数存在する。
本実施の形態では、信号機の現示を読み取るのに、ライトの色だけでなく、点灯する数や位置の組合せを解釈して、現示の認識を行う。そのため、信号機が、(1)~(3)のような特徴を有していても、信号機の現示を読み取ることができる。
地図情報を用いて信号機の出現位置を予測する方法はすでに存在するが、以下の(4)~(5)の課題がある。
(4)位置情報の計測誤差の影響が大きい。特にカメラ14の向き(方位)の誤差の影響が大きい。
(5)出現位置を予測したとしても夜間は信号機の外形が見づらく、ライトのみで認識する必要がある。街灯や対抗列車の前照灯などが誤検知要因となる。
このうち、(5)については、上記の問題と同様であり、本実施の形態では、解決することができる。
(4)については、本実施の形態では、以下のようにして解決を図ることができる。
信号機の見え方は、画像内のライトの位置、時刻変化および列車速度によるライトの動き、ライト同士の間隔、ライトの色、ライトの点滅周期の複合条件として表される。そして、本実施の形態では、検出されたライトのうち、推測された見え方に近いライトの組合せを信号機として認識し、現示の読み取りを行う。つまり、時刻変化および列車速度によるライトの動き、ライト同士の間隔、ライトの色、ライトの点滅周期などは、位置や方位の計測誤差、さらに暗所に対し、頑健な特徴量である。即ち、これらは、カメラ14と信号機との相対位置により決まり、車両の位置情報の計測誤差や信号機の位置座標の誤差に影響されにくい。よって、これらの特徴量を使用することで、上記(4)の問題の解決を図ることができる。また、信号機の形状、設置高さ、想定される現示、背面板のゼブラ柄などの情報が、HDマップや外部DBから得られるならば、その情報を用いて条件を修正することもできる。
<信号認識方法の説明>
ここで、信号機検出システム1が行う処理は、車両に配されたカメラ14により撮影された画像を取得し、取得した画像の中から発光体を検出し、カメラ14の位置を推定し、推定されたカメラ14の位置を基に、検出された発光体の中から信号機のライトを特定し、特定されたライトから信号機の現示を読み取る、信号認識方法であると捉えることができる。
<プログラムの説明>
また、以上説明を行った本実施の形態における信号機検出システム1が行う処理は、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働することにより実現される。即ち、信号機検出システム1に設けられたCPU等のプロセッサが、信号機検出システム1の各機能を実現するプログラムを実行し、これらの各機能を実現させる。
よって、本実施の形態で信号機検出システム1が行う処理は、コンピュータに、車両に配されたカメラ14により撮影された画像を取得する画像取得機能と、取得した画像の中から発光体を検出する発光体検出機能と、カメラ14の位置を推定する位置推定機能と、推定されたカメラ14の位置を基に、検出された発光体の中から信号機のライトを特定する特定機能と、特定されたライトから信号機の現示を読み取る読取機能と、を実現させるためのプログラムとして捉えることもできる。
なお、本実施の形態を実現するプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD-ROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
なお、以上説明した信号機検出システム1は、鉄道用の信号機を認識する場合に、特に好適に使用することができる。ただし、これに限られるものではなく、自動車用の信号などを認識する場合に対しても適用可能である。即ち、鉄道の車両のみならず、自動車等の移動体に対し適用可能である。
また、以上説明した信号機検出システム1は、鉄道の車両等の移動体に搭載することができる、地上設備として設置することもできる。この場合、図1のカメラ14は、移動体に搭載することが必要であるが、プロセッサ11、出力部12、入力部13、通信モジュール15、内部メモリ16、外部メモリ17は地上設備とすることができる。
以上、本実施の形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、種々の変更または改良を加えたものも、本発明の技術的範囲に含まれることは、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1…信号機検出システム、101…画像取得部、102…発光体検出部、103…自己位置推定部、104…信号位置取得部、105…発光体追跡部、106…信号情報取得部、107…軌道検出部、108…信号機判定部、109…信号現示認識部、110…結果出力部、Sg1~Sg9、Sg11~Sg15…信号機、H1~H9…発光体、L1~L5、L111~L113、L121~L125、L131~L139、L141~L147、L151~L156…ライト

Claims (15)

  1. 移動体に配された撮影装置により撮影された画像を取得する画像取得部と、
    取得した画像の中から発光体を検出する発光体検出部と、
    前記撮影装置の位置を推定する位置推定部と、
    推定された前記撮影装置の位置を基に、検出された発光体の中から信号機のライトを特定するとともに、前記撮影装置と前記信号機との距離に基づき前記画像の中の前記複数のライトの間隔を推定し、ライトであると特定された発光体の間隔が、推定された間隔と一致した場合、複数のライトが1つの信号機のものであると特定する特定部と、
    前記複数のライトの組み合わせから前記信号機の現示を読み取る読取部と、
    を備える信号認識装置。
  2. (削除)
  3. (削除)
  4. (削除)
  5. 前記特定部は、前記距離に基づき前記画像の中の前記信号機が撮影される大きさを推定し、推定された大きさを基に、複数のライトが1つの信号機のものであると特定する請求項1に記載の信号認識装置。
  6. 移動体に配された撮影装置により撮影された画像を取得する画像取得部と、
    取得した画像の中から発光体を検出する発光体検出部と、
    前記撮影装置の位置を推定する位置推定部と、
    推定された前記撮影装置の位置を基に、検出された発光体の中から信号機のライトを特定するとともに、複数のライトについて1つの信号機のものであると特定する特定部と、
    前記複数のライトの組み合わせから前記信号機の現示を読み取る読取部と、
    を備え、
    前記移動体は、鉄道の車両であり、
    前記特定部は、軌道の幅の情報を使用して画像の中の信号機が撮影される大きさを推定し、推定された大きさに基づき、複数のライトが1つの信号機のものであると特定する信号認識装置。
  7. 前記特定部は、前記画像の中の前記発光体の動きを基に、前記ライトを特定する請求項1に記載の信号認識装置。
  8. 前記特定部は、前記ライトが前記画像の中で移動する方向である移動方向を推定し、推定した移動方向と前記発光体の動きとして前記発光体の移動方向とに基づき前記ライトを特定する請求項7に記載の信号認識装置。
  9. 前記特定部は、前記ライトが前記画像の中で移動する速度である移動速度を推定し、推定した移動速度と前記発光体の動きとして前記発光体の移動速度に基づき前記ライトを特定する請求項7に記載の信号認識装置。
  10. 前記特定部は、前記ライトが点滅する周期、前記ライトの間隔および前記ライトの色の少なくとも1つをさらに加味して前記ライトを特定する請求項8または9に記載の信号認識装置。
  11. 前記特定部は、前記撮影装置が撮影する方向をさらに加味して前記ライトを特定する請求項8または9に記載の信号認識装置。
  12. (削除)
  13. 前記読取部は、前記組み合わせとして、前記ライトが点灯または点滅する水平方向のパターンである水平パターン、および前記ライトが点灯または点滅する垂直方向のパターンである垂直パターンにより、前記信号機の現示を読み取る請求項1に記載の信号認識装置。
  14. 移動体に配された撮影装置により撮影された画像を取得し、
    取得した画像の中から発光体を検出し、
    前記撮影装置の位置を推定し、
    推定された前記撮影装置の位置を基に、検出された発光体の中から信号機のライトを特定するとともに、前記撮影装置と前記信号機との距離に基づき前記画像の中の前記複数のライトの間隔を推定し、ライトであると特定された発光体の間隔が、推定された間隔と一致した場合、複数のライトが1つの信号機のものであると特定し、
    前記複数のライトの組み合わせから前記信号機の現示を読み取る、
    信号認識方法。
  15. コンピュータに、
    移動体に配された撮影装置により撮影された画像を取得する画像取得機能と、
    取得した画像の中から発光体を検出する発光体検出機能と、
    前記撮影装置の位置を推定する位置推定機能と、
    推定された前記撮影装置の位置を基に、検出された発光体の中から信号機のライトを特定するとともに、前記撮影装置と前記信号機との距離に基づき前記画像の中の前記複数のライトの間隔を推定し、ライトであると特定された発光体の間隔が、推定された間隔と一致した場合、複数のライトが1つの信号機のものであると特定する特定機能と、
    前記複数のライトの組み合わせから前記信号機の現示を読み取る読取機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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