JP7698642B2 - 自己ロック用背部ブレースを備えた安全ハーネス - Google Patents

自己ロック用背部ブレースを備えた安全ハーネス Download PDF

Info

Publication number
JP7698642B2
JP7698642B2 JP2022529509A JP2022529509A JP7698642B2 JP 7698642 B2 JP7698642 B2 JP 7698642B2 JP 2022529509 A JP2022529509 A JP 2022529509A JP 2022529509 A JP2022529509 A JP 2022529509A JP 7698642 B2 JP7698642 B2 JP 7698642B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
self
back plate
brace
locking
safety harness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022529509A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2021099940A5 (ja
JP2023502462A (ja
Inventor
エス. マクレオド,クリストファー
ダブリュ. サフェ,ナサン
エー. スキランゲン,ディヴィッド
ディー. シェーヴァー,ステフェン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
3M Innovative Properties Co
Original Assignee
3M Innovative Properties Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 3M Innovative Properties Co filed Critical 3M Innovative Properties Co
Publication of JP2023502462A publication Critical patent/JP2023502462A/ja
Publication of JPWO2021099940A5 publication Critical patent/JPWO2021099940A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7698642B2 publication Critical patent/JP7698642B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A62LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
    • A62BDEVICES, APPARATUS OR METHODS FOR LIFE-SAVING
    • A62B35/00Safety belts or body harnesses; Similar equipment for limiting displacement of the human body, especially in case of sudden changes of motion
    • A62B35/0006Harnesses; Accessories therefor
    • A62B35/0018Full body harnesses covering at least shoulders and thighs
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A62LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
    • A62BDEVICES, APPARATUS OR METHODS FOR LIFE-SAVING
    • A62B35/00Safety belts or body harnesses; Similar equipment for limiting displacement of the human body, especially in case of sudden changes of motion
    • A62B35/0006Harnesses; Accessories therefor
    • A62B35/0025Details and accessories
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A62LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
    • A62BDEVICES, APPARATUS OR METHODS FOR LIFE-SAVING
    • A62B35/00Safety belts or body harnesses; Similar equipment for limiting displacement of the human body, especially in case of sudden changes of motion
    • A62B35/0006Harnesses; Accessories therefor
    • A62B35/0025Details and accessories
    • A62B35/0037Attachments for lifelines and lanyards

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Emergency Lowering Means (AREA)

Description

安全ハーネスは、多くの場合、ユーザが落下を経験する可能性を低減するために、及び/又は落下の場合にユーザを安全に抑制するために使用される。そのようなハーネスは、多くの場合、自己格納式命綱(例えば、個人用自己格納式命綱)、エネルギ吸収ランヤード、及び他の落下防止装置のうちの1つ以上と組み合わせて使用される。
大まかに要約すると、本明細書には、左右の肩ストラップと、腰ストラップと、背部交差点で左右の肩ストラップに装着された背部プレートと、を含む落下防止安全ハーネスが開示される。また、そのようなハーネスと使用するための背部ブレースであって、背部ブレースの上端部に自己ロック用締結具を備える背部ブレースも開示される。締結具は、背部プレートに締結可能であり、自己ロックし、背部ブレースの下端部が、腰ストラップに接続可能である。また、そのような背部ブレースを安全ハーネスに装備する方法も開示される。これら及び他の態様は、以下の詳細な説明から明らかになるであろう。しかし、この広範な要約は、請求可能な主題を限定するように解釈してはならず、これは、かかる主題が出願において最初に出願された特許請求の範囲に提示されているか、又は、出願経過中に修正されたか又は他の方法で提示された請求項に提示されているかに関わらない。
本明細書に開示されるような背部ブレースと使用され得る、例示的な落下防止安全ハーネスの一般的な表現の後面図である。 ユーザによって着用されたときの、例示的な背部ブレースを装備した例示的な落下防止安全ハーネスの一般的な表現の後面図である。 例示的な背部プレートに締結された例示的な背部ブレースの後側面図である。 例示的な背部ブレースの上部、及び背部ブレースが締結された例示的な背部プレートの拡大図である。 例示的な背部ブレースの上部、及び背部ブレースが締結された例示的な背部プレートの(横方向に沿って見た)側面図である。 互いに締結されるように準備された、例示的な背部ブレースの上部及び例示的な背部プレートの一部の後側面図である。 例示的な背部ブレースの上部及び背部ブレースが締結された例示的な背部プレートの一部の前側面図である。 例示的な背部ブレースの上部の後側面分離図である。 図8の背部ブレースの上部の前側面分離図である。 図8の背部ブレースの上部の後面分離図である。 図8の背部ブレースの上部の(左から横方向軸線に沿って見た)側面分離図である。 背部ブレースが締結され得る例示的な背部プレートの一部の前側面図である。 例示的な背部ブレースの後側面図である。 図12及び図13の例示的な背部プレートの、本体並びに上部及び下部延長部を示す後側面分解図である。 例示的なコネクタの細長い部材が挿入された例示的な一体型スリーブを備え、Dリングが枢動可能に軟質接続された例示的な背部プレートの後側面図である。 背部プレートに枢動可能に硬質装着された例示的なスリーブを備え、Dリングが枢動可能に硬質接続された別の例示的な背部プレートの後側面図である。 背部プレートに枢動可能に硬質装着され、例示的なコネクタの細長い部材が挿入された別の例示的なスリーブを備え、Dリングが枢動可能に硬質接続された別の例示的な背部プレートの後側面図である。 様々な図における同様の参照番号は、同様の要素を示す。いくつかの要素は、同一又は等価の複数で提示されることが可能であり、つまり1つのみ又はそれ以上の代表的要素が参照番号で示されることが可能な場合であっても、かかる参照番号は、かかる同一要素の全てに適用されると理解されたい。特に指示がない限り、本文書における全ての図及び図面は、縮尺どおりではなく、本発明の異なる実施形態を例示する目的で選択される。特に、様々な構成要素の寸法は、指示のない限り、単に例示的な意味合いとして示されているにすぎず、様々な構成要素の寸法間の関係は、図面から推測されるべきではない。「第1」及び「第2」などの用語を本開示に使用することができるが、特に断らない限り、これらの用語はあくまで相対的な意味においてのみ使用される点を理解すべきである。
以下の用語は、ユーザの背後から見たときの、直立しているユーザによって着用されたときの落下防止安全ハーネスに対して定義される。
垂直、上向き及び下向き、上及び下などの用語は、ハーネスを着用しているユーザの矢状面及び冠状面に対して少なくとも概ね平行である方向に対応する。垂直軸(V)、及び垂直軸に沿った上向き(u)及び下向き(d)方向は、様々な図に示されている。垂直軸は、多くの場合、例えば、直立しているユーザによってハーネスが着用されたときに、地球の重力に関して「垂直」方向に対応する。用語「前向き」は、垂直軸線に対して概ね垂直であり、かつハーネスのユーザの身体に向かう方向を指す。用語「後向き」は、ハーネスのユーザの身体から離れる概ね反対の方向を指す。前後方向(f)及び(r)は、様々な図に示されており、典型的には、直立しているときのユーザの横断面に概ね平行である。具体的な例として、図1及び図2では、前向き方向は、面内に入る方向であり、後向き方向は、面外に出る方向である。(図中、「後向き」の「r」は、右の「r」と区別するためにイタリック表記されている)。用語「横向き」は、垂直方向に対して概ね垂直であり、かつユーザの冠状面に概ね平行な方向、すなわち、左右横方向に走る方向を指す。横軸(L)、並びに横軸に沿った左(l)及び右(r)方向は、様々な図に示されている。説明を容易にするために、上記の用語は、物品が落下防止ハーネスにまだ実装されていない場合でも、物品、例えば背部ブレースに適用される。
用語「背部」は、ヒトの解剖学的構造に関する通常の意味を有し、人の背中に近接した領域を示し、概ね肩部から材木領域(lumber region)まで延びる。
特性又は特質の修飾子として本明細書で使用する場合、「概ね」という用語は、特に定めのない限り、当業者には、高度の近似を要することなく(例えば、定量化可能な特性の場合、指定されない限り、+/-20%以内)性質又は特質を容易に認識可能であることを意味する。角度配向に関し、用語「概ね」とは、指定されない限り、時計方向又は反時計方向40°以内であることを意味する。特に定めのない限り、「実質的に」という用語は、高度の近似(例えば、定量化可能な特性の場合、+/-10%以内)を意味する。角度配向に関し、用語「実質的に」とは、時計方向又は反時計方向20°以内であることを意味する。用語「本質的に」は、かなり高い程度の近似(例えば、定量化可能な特性の場合、+/-2%以内;角度配向の場合、+/-10度以内)を意味するが、語句「少なくとも本質的に」は、「厳密な」一致の具体的な場合を包含することが理解されよう。しかし、「厳密な」一致、又は例えば、同じ、等しい、同一、均一、一定などの用語を使用する任意の他の特徴付けであっても、絶対の正確さ又は完全な一致を必要とするというよりもむしろ、特定の状況に当てはまる通常の許容範囲又は測定誤差の範囲内であることを理解されたい。「構成される」などの用語は、少なくとも「適応される」という用語と同程度に制限的であり、明記された機能を遂行する単なる物理的な能力ではなく、その機能を遂行しようとする実際の設計意図を必要とする。数値パラメータ(寸法、比率など)に対する本明細書の全ての参照は、(特に断らない限り)パラメータの複数の測定値から導き出される平均値を用いて計算可能であると理解される。
落下防止安全ハーネス(全身安全ハーネスと呼ばれることもある)は、作業者が高所にいる、又はそうではないが落下の危険がある状況において広く使用されている。落下防止安全ハーネスは、落下防止を提供するために、例えば、自己格納式命綱又は水平命綱、ランヤードなどの落下防止器具又は装置と組み合わせて機能するように構成されている。したがって、通常の使用では、少なくとも1つのそのような落下防止器具は、典型的には、安全ハーネス、例えば、ハーネスによって支えられるDリング(又は他の好適な接続点)に接続される。落下防止安全ハーネスは、例えば、バックパックなどの汎用品と区別されるであろう。
図1の一般的な表現に示されるように、全身落下防止安全ハーネス1は、図2に示されるように肩部の頂部の上に延びる第1及び第2の肩ストラップ2及び3を備える。ハーネス1はまた、ユーザの腰部/臀部領域を取り囲む腰ストラップ5を備える。そのようなストラップは、多くの場合、例えば、ポリアミド、ポリアラミド(例えば、ケブラーなど)、超高分子量ポリエチレン(例えば、Dyneemaなど)などの織布合成布地から作製された平坦なウェビングで構成される。そのようなストラップは、典型的には可撓性である(例えば、着用者の身体の表面に適合することができ、バックル、ガイド、ループなどのうちの1つ以上を通過することができるように)が、典型的には、有意に伸張性はない。十分に理解されるように、そのようなストラップ(及び、例えば、存在し得るような脚又は大腿ストラップなどの他のストラップ)は、互いに相互接続され、多くの場合、ハーネスの快適性を向上させるための様々なパッド(例えば、肩パッド4及び腰/臀パッド8)、並びに様々なバックル、ラッチ、コネクタ、ループ、ガイド、例えば胸パッド及び/又は脚パッドなどの追加のパッドなどを取り付けられる。そのような構成要素及びそのような構成要素の例示的な構成は、例えば、米国特許第8959664号、同第9174073号、及び同第10137322号に記載されており、これらの全ては、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。図1及び図2の特定の構成が例示的な表現を意図しており、実際には、安全ハーネスが、これらの図に示される構成とは異なってもよいことが理解されるであろう。
多くの安全ハーネス設計では、第1及び第2の肩ストラップ2及び3は、図1及び図2に示されるように、背部交差点10で互いに交わり、重なり合い、交差する。そのような背部交差点は、概ねユーザの背中の中央に向かって、例えば、肩ブレードの部分の間に位置する。用語「点」は、説明の便宜上使用され、ストラップが数学的な意味で単一の「点」で交差することを必要としない。むしろ、第1及び第2の肩ストラップ2及び3はそれぞれ、典型的にはそれらの長さに沿って肉眼でわかる距離(例えば、数cm)にわたって少なくとも部分的に重なり合う関係にある、重なり合うセクション12及び13を含む。いくつかの例では、ストラップの重なり合うセクションが、例えば、様々なスロット、ガイドなどを通過するときに、短い距離にわたって少なくとも概ね平行になるように、ストラップを案内することができる。(前後方向に沿って見たときに)肩ストラップが互いに少なくとも部分的に重なり合っている背部領域が、本明細書では背部交差点と呼ばれる。
落下防止安全ハーネスは、多くの場合、例えば、ストラップ、パッド、クッションなどの他の比較的可撓性のハーネス構成要素に比べて、比較的剛性であり得る(例えば、成形されたプラスチック及び/又は金属で作製され得る)様々なプレートを含む。例えば、多くのハーネスは、図1及び図2の様々な例示的な構成に示されるように背部プレート300を含む。そのような背部プレートは、背部交差点に位置し、典型的に、肩ストラップを案内する、かつ/又は背部パッド若しくはクッションを支持するのに役立つ。すなわち、第1及び第2のストラップ2及び3は、図1及び図2の例示的な一般的な表現に示されるように、典型的に、ストラップの配置及び案内を支援する様々なガイド、スロットなどを備える背部プレート300が占める箇所で出会って交差する。多くの実施形態では、背部プレートが、背部Dリング40(又は所望の物品又は装置をハーネスに接続し得る任意の適切な要素)を支持してもよい。
図2の一般的な表現に示されるように、本明細書では、背部プレート300に締結された上端部101と、腰ストラップ5の背部6に接続された下端部140とを有する、ブレース100の使用が開示される。上端部101が背部プレート300に締結され、下端部140が腰ストラップ5に接続される機構は、本明細書で後ほど詳細に説明される。
背部ブレース100は、力伝達部材として機能し、このことは、そうでなければ肩ストラップ2及び3によって(直接又は間接的に)支えられることになる荷重の少なくとも一部を腰ストラップ5に伝達するように作用することを意味する。背部力伝達部材とは、そのような荷重が着用者の前面又は側面に沿ってではなく、ハーネスの着用者の背中に沿って伝達されることを意味する。そのような荷重は、肩ストラップ2及び3並びに/又は背部プレート300に直接若しくは間接的に取り付けられた、又は別の方法で接続された、様々な物品(例えば、フック、自己格納式命綱、Dリング、カラビナ、締結具、バックル、ラッチ、ツール、装置などのうちの1つ以上)の重量に起因し得る。荷重は、多くの場合、例えば、ハーネスに取り付けられた物品に加えて、ハーネス自体の構成要素の集合効果に起因し得る。荷重の源に関わらず、背部ブレース100は、この荷重の一部をユーザの肩からユーザの腰/臀部に伝達するように、ブレース100が圧縮により荷重されるように構成されている。すなわち、力伝達の方向は、例えば、少なくとも概ねハーネスの垂直軸に沿って、下向きである。したがって、定義上、背部ブレース100は、(腰から肩に向かって)反対の上向き方向に荷重を伝達するように構成された任意の部材又は構成要素とは区別される。(腰部から肩部に向かって上向きに荷重を伝達するように構成された部材としては、例えば、米国特許第6405728号に開示されている脊椎支持プレートが挙げられる)
本明細書に開示される背部ブレース100は、荷重をより均一に分散させることができ、特にハーネスが長期間着用される場合に、落下防止安全ハーネスの快適性を向上させることができる。更に、本明細書で後ほど詳細に説明されるように、背部ブレース100は、恒久的に工場で実装されるのではなく、ハーネスに手動で接続可能である(かつ、いくつかの実施形態では、ハーネスから取り外し可能であってもよい)。したがって、必要な場合に、ブレース100は、必要に応じて、例えば、現地でユーザによって手動で、(すなわち、特別なツール又は固定具を必要とせずに手で)実装することができる。(この特定の文脈では、「ユーザ」とは、ハーネスを実際に着用することになる人であってもよく、又は実装を行うように指定された他の人であってもよい。)そのような構成は、ハーネスが製造されるときに背部ブレースを工場で実装することが必要となるもの、及びハーネスに背部ブレースを後付けするためにハーネスを工場若しくはサービスセンターに戻すことが必要となるものとは区別される。
背部ブレース100の更なる詳細及び特性は、背部プレート300に締結された例示的な背部ブレース100を示す図3を参照して説明される。これら及び多くの他の図では、これらの物品の特徴及び機能の提示を容易にするために、ハーネス1の(肩ストラップ2及び3を含む)他の全ての構成要素が省略されている。しかし、当業者は、例えば、背部プレート300を肩ストラップ2及び3にどのように装着できるか、またストラップ2及び3を背部プレート300の様々なガイド、スロットなどにどのように通すことができるかを容易に理解するであろう。
背部ブレース100は、図3に明らかなように、少なくとも1つの細長い部材105を含む。ブレース100が背部プレート300に締結され得るように構成された締結具150が、細長い部材105の上端部106に設けられ、典型的に、締結具150は、ブレース100の上端部101を提供する。ブレース100の下端部140は、腰ストラップ5に接続される。ハーネス1及び背部ブレース100の通常の使用において、細長い部材105は、典型的に、着用者が、例えば、上体を傾ける、曲げるなどしている場合を除いて、少なくとも概ね垂直に配向される。
上で説明された力伝達機能を果たすために、背部ブレース100は剛性である。「剛性である」とは、ハーネス1の通常の使用(例えば、ハーネスのユーザが立つ、歩く、かがむ、上体を傾けるときなど)において、ブレース100が、変形する(例えば、曲がる)のではなく、その元の形状に留まることを意味する。様々な実施形態では、ブレース100は、少なくとも1.0、2.0、3.0、4.0、5.0、10、15又は20GPaの曲げ弾性率を有する材料で作製されてもよい(又はその材料からなる細長い梁を含んでもよい)。更なる実施形態では、曲げ弾性率は、最大で30、25、18、13又は8GPaであってもよい。いくつかの実施形態では、ブレース100は、部材105の表面の少なくとも一部に適用された弾力性のあるコーティング、詰め物、クッションなどを備えてもよい。しかし、ブレース100は、所望の剛性をもたらす適切な硬さの細長い梁を少なくとも含む必要がある。更に、ブレース100の部材105は、荷重下でその元の形状を維持するのではなく、変形したり、折り畳まれたりし得るようないかなる方法でもヒンジ式又は関節式であってはならない。
いくつかの例示的な実施形態では、ブレース100の部材105が、鋼、アルミニウムなどの金属の細長い梁の形態をとってもよく、又はそのような梁を含んでもよい。そのような実施形態では、梁は、例えば、詰め物又はクッションとして機能する軟質の材料、例えばゴム状の材料で、所望される様々な箇所にコーティング又はオーバーモールドされてもよい。いくつかの実施形態では、ブレース100の少なくとも細長い部材105は、少なくとも1.0、2.0、3.0、4.0、5.0、10、15又は20GPaの曲げ弾性率を有する剛性の有機高分子材料(例えば、射出成形可能な樹脂)で形成されてもよい。(「剛性」材料とは、少なくとも1.0GPaの曲げ弾性率を示す材料を意味する)。いくつかの実施形態では、有機高分子材料は、所望の曲げ弾性率を材料に付与するために、1種類以上の充填剤、例えば、ガラス粒子、ガラス繊維、炭素繊維などを含んでもよい。
いくつかの実施形態では、ブレース100の上端部101にある締結具150が、細長い部材105と同じ有機高分子材料で構成されてもよい。例えば、いくつかの実施形態では、部材105及び締結具150は、これらの物品が、締結具150が細長い部材105から一体的に延びる、単一の成形された背部ブレース100の一体部分となるように単一工程で成形されてもよい。これは、例えば、(部材105とは異なる材料で作製され得る)別途に作製された締結具150が部材105の上端部に取り付けられる、例示的な実施形態とは対照的である。
したがって、いくつかの実施形態では、背部ブレース100の細長い部材105と、ブレース100の上端部にある一体型の締結具150とが、成形された有機高分子材料から本質的になり、また少なくとも1.0、2.0、3.0、4.0、5.0、10、15又は20GPaの曲げ弾性率を示す、単一の一体物の部分であってもよい。更なる実施形態では、そのような材料は、最大で30、25、18、13又は8.0GPaの曲げ弾性率を示してもよい。この文脈において、「から本質的になる」という用語は、特に、ブレース100の下端部におけるコネクタ(例えば、図3に示されるような金属ポスト又はスタッド141)の形態で巨視的な金属構成要素が存在することを許容する。そのような実施形態では、他の巨視的な金属構成要素(特に、細長い金属製の支材(strut)又は梁)が、部材105及び/又は締結具150に存在することは許容されない。しかし、そのような構成は、例えば、(例えば、上記の曲げ弾性率の値のうちの1つを達成するために、)成形された有機高分子材料の機械的特性を向上させる粉末又は繊維の形態で添加される無機充填剤の存在を排除するものではない。そのような充填剤としては、例えば、金属又は金属酸化物、ガラス粉末、ガラス繊維、炭素繊維などを挙げることができる。特定の実施形態では、部材105、締結具150又はそれらの両方は、ガラス繊維充填剤が加えられたポリアミド樹脂(例えば、ナイロン6、ナイロン66など)で成形されてもよい。
背部ブレース100の下端部140(例えば、細長い部材105の下端部)は、ハーネス1の腰ストラップ5に接続される。いくつかの実施形態では、背部ブレース100の下端部140は、例えば、図2の例示的な実施形態に示されるように腰ストラップ5の少なくとも背部6に設けられた、腰部プレート7に接続されてもよい。そのような腰部プレート7の存在により、ブレース100によって下向きに伝達される力を腰ストラップ5に沿って分散させ得る度合いを向上させることができる。そのような腰部プレート7は、例えば、容易に理解されるように、恒久的に、又は取り外し可能に腰ストラップ5に取り付けられてもよい(例えば、腰ストラップ5は、腰部プレート7に設けられたガイド若しくはスロットを通り抜けてもよく、又はそれに沿って通ってもよい)。したがって、ブレースの下端部が腰ストラップに接続されるというコンセプトは、具体的には、それ自体が腰ストラップに装着された腰部プレートに部材の下端部を接続する状況を含むことが明らかになるであろう。言い換えれば、ブレースの下端部の腰ストラップに対する接続は、例えば、直接的であってもよく、又は間接的であってもよい。
ブレース100の下端部140は、現地でユーザによって、特別なツール又は固定具を使用せずに手動で腰ストラップ5に接続することができる。いくつかの実施形態では、例えば、ハーネス1からブレース100を取り外したい場合に、そのようないかなる接続も分離することができる。いくつかの実施形態では、ブレース100の下端部140は、ブレースの下端部と腰ストラップに(枢動不能に)装着された腰部プレートとの間に枢動接続部を設けることによって、腰ストラップ5に枢動可能に接続されてもよい。これにより、ブレース100の上部を(例えば、左右横方向に沿って)所望の角度で枢動させることができる。これにより、ブレースの力伝達能力を依然として好都合に維持しながら、例えば、着用者が上体を一方の側又は他方の側に傾けるときに、ハーネスの快適性を向上させることができる。いくつかの実施形態では、ブレース100の下端部140と腰部プレート7との間の接続部は、部材の左右の枢動だけでなく、矢状面に沿った部材の少なくとも限られた量の前後の枢動も可能にし得る、多軸接続部(例えば、ボールソケット接続部)であってもよい。これにより、例えば、着用者がかがんでいる、腰を曲げている、又は座っているときの、ハーネスの快適性を更に向上させることができる。
要約すると、ブレース100の下端部140は、任意の好適な接続部を介して腰部プレート7に接続する、例えば、枢動可能に接続することができる。例えば、ブレース100の下端部140は、腰部プレート7の相補的特徴部と係合して、下端部140を腰部プレート7に取り外し可能に接続できる、回り止め特徴部、例えば、スタッド若しくはポスト、又は空洞若しくは穴を備えてもよい。図3の例示的な実施形態では、接続部141は、金属ポストの形態である。そのような接続部、例えば枢動接続部を達成し得る多くの方法があることが理解されるであろう。そのような構成、並びに一般に腰部プレート7の形状、サイズ、及び構成、並びに腰ストラップとどのように相互作用するかは、所望に応じて変化させることができる。したがって、図1及び図2に示される特定の構成が例示であることが強調される。背部ブレースの下端部を腰ストラップに接続できる他の構成及び方法が、米国仮特許出願第62/793163号に提示されており、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
必要な場合に、背部ブレース100は、垂直方向に調整可能であってもよい。いくつかの実施形態では、このことは、部材105が調整可能な細長い長さを有し得ることにより、例えば、部材を第1及び第2の伸縮セクションから作製し、セクションを互いに対して移動させ、次いで所望の位置でロックできるアクチュエータ(例えば、ばね付勢押しボタン)を備えるようにすることにより、達成することができる。(部材の長さは調整可能であってもよく、又は調整可能でなくてもよい)いくつかの実施形態では、腰部プレート7は、部材105の下端部を接続できるいくつかの垂直に離間した接続点を備えてもよい。
多くの実施形態では、背部ブレース100が、前後方向に沿って見たとき、比較的真っ直ぐであり、かつ部材の細長い長さの大部分又は全体に沿ってハーネスの着用者の矢状面に対して少なくとも概ね平行に配向される(すなわち、概ね垂直に延びる)、細長い部材105を備えてもよい。いくつかの特定の実施形態では、そのような部材は、図2の例示的な設計のように、ユーザの矢状面と少なくとも概ね整列していてもよい。多くのそのような実施形態では、そのような部材105は、この場合もやはり図2の例示的な設計のように、ハーネスの着用者の矢状面を中心とする腰部プレート7に接続されてもよい。
いくつかの実施形態では、部材105は、(部材の上端部で締結具150の特徴部の形態で存在し得るそのような変更に加えて)そのような線形幾何学的形状からの局所的な変更を示してもよい。例えば、いくつかの実施形態では、部材105の下部は、例えば、腰ベルトに近づくにつれて概ね逆「Y」字状の構成になるように分岐(分割)されてもよい。そのような構成は、例えば、背部/腰領域に沿って横方向に大きな距離で延びる腰部プレートに接続する部材、又は矢状面をブラケットで支えるように横方向に離間した第1及び第2の腰部プレート(この一般的なタイプの腰部プレート7は、図1の例示的なハーネスに見られる)に接続する部材と使用することができる。そのような構成は、部材105、及びブレース100の全体が、本明細書に記述されるように腰ストラップの少なくとも背部に向かって少なくとも概ね垂直方向に沿って荷重を伝達するように機能する限り、本明細書の開示に含まれる。そのような構成は、部材又は他の物品が、大きな横方向成分を有する方向に、例えば、ユーザの臀部の側部のみに荷重を伝達するように構成されているものとは区別される。
なお、前後方向に沿って見たときに、そのような部材105が概ね、実質的に、又は本質的に真っ直ぐである場合でも、多くの実施形態では、そのような部材は、横方向に沿って見たときに湾曲していてもよいことに留意する。例えば、力伝達部材は、着用者の背中の湾曲に概ね追従するように、かつ/又は着用者の背中との部材の接触を最小限に抑えるために、その長さの一部に沿って外向き(後向き)に曲がっていてもよい。
背部プレートに対する締結具の自己ロック
本明細書に開示される構成では、背部ブレース100の上端部101を背部プレート300に締結し得る締結具150が、ブレース100の上端部101に設けられる。そのような構成は、図3の例示的な一般的な表現に示されている。図4は、ブレース100の上端部及びプレート300の拡大図を提示している。図5は、これらの物品(また肩ストラップ2及び3の部分も含む)の側面図を提示している。上記のように、多くの実施形態では、締結具150は、ブレース100の一体部分であってもよく、すなわち、ブレース100の細長い部材105から一体的に延びる。
締結具150は、背部プレート300に締結可能であり、更に、定義上、締結具150は、背部プレート300に「自己ロック可能」である。自己ロック可能(また自己ロックする、自己ロックされるなどの同様の用語)とは、プレート300に対する締結具150の締結が、プレート300と一体である構成要素及び特徴部と組み合わされて機能する、締結具150と一体である構成要素及び特徴部のみによって達成されることを意味する。言い換えれば、そのような締結は、いかなる追加の要素、例えば、1つ以上のピン、ロッド、ボルト、ねじ、クリップ、クランプ、バックル、バンド、バインダ、ステープル、ラッチ、リベット、コードなどの別個に作製された機械的締結具の使用を必要としないか、又は使用に依存しない。したがって、本明細書に開示される構成は、例えば、ブレースの上端部が背部プレートの受け部内に着座され、例えば、割りピン又はRクリップなどの機械的締結具でそこに固定される構成とは区別される。
自己ロック可能とは、締結具150と背部プレート300とが、これら2つの物品を単に互いに対して移動させた結果として(例えば、図6に示され、本明細書で後ほど詳細に説明されるような概略的な方法で、プレート300に締結具150を押し付けることにより)、「自動的に」互いにロックするように互いに係合するように構成されることを更に意味する。言い換えれば、締結を達成するために、締結具150又はプレート300の他の部分に対する締結具150又は背部プレート300のいかなる部分又は構成要素の個々の操作も必要とされない。実際、締結は、締結プロセス中又は締結プロセス後に、ユーザが締結具150に接触する必要なしに達成することができる。例えば、締結を達成するために、締結具150又はプレート300のいかなる構成要素も、例えば、個々に押したり、回転させたり、捩じったり、ロックしたり、あるいは一般的に直接個々に操作したりする必要がない。
直接的又は間接的のいずれかであり得る「接続」という用語とは異なり、背部プレート300にブレース100の締結具150を締結するというコンセプトは、「直接的」である必要がある。すなわち、締結具150は、例えば、それ自体がプレート300に係合される何らかの物品又は要素に係合されるのではなく、プレート300に直接係合される。
背部プレート300に締結具150を締結するプロセスの簡潔な説明を容易にするために、(締結具150を含む)ブレース100の上端部101及び背部プレート300の部分が、図6に示されている。この図では、これらの物品は、例えば、図3~図5に示される一般的なタイプの構成を提供するために、一緒にされて所望の締結を達成する準備が整っている。簡潔に要約すると、背部プレート300は、ブレース100の締結具150の特定の部分が通ることができ、かつ/又はそれらが内部に存在できるように構成された前後貫通開口部310を備えてもよい。締結具150は、少なくとも1つの棚部(shelf)159から上向きに延びる少なくとも1つのタブ166を備えてもよく、少なくとも1つのタブ166から離間した少なくとも1つのロック用フック170(図11の側面図に最も容易に見られる)を更に備えてもよい。締結を行うために、ブレース100の上端部101は、(図6の垂直配向に対して)わずかに前方に傾けられ、タブ166が貫通開口部310内に移動するように、図6の直線状のブロック矢印によって示される概略的な方向で前方に移動されてもよい。ブレース100は、次いで、締結具150のロック用フック170がプレート300のノッチ312内に着座されるように、図6の湾曲したブロック矢印によって示される概略的な様式で回転されてもよい。その結果、締結具150は、図4(後側面図)、図5(側面図)及び図7(前側面図)に示される概略的な様式で、プレート300に自己ロックされる。
ここで、ブレース100の締結具150の特徴及び機能が、記述され、更に詳細に説明される。図3及び図6を参照すると、いくつかの例示的な実施形態では、締結具150は、背部ブレース100の細長い部材105の上端部106から概ね横方向に延びる(例えば、一体的に延びる)細長い梁151と、細長い梁151から概ね上向きに延びる少なくとも1つのスパー(spar)154とを備えてもよい。締結具150は、少なくとも1つのスパー154の上端部から概ね横方向に延びる少なくとも1つの支材156と、少なくとも1つの支材156の少なくとも一部から概ね前向きに延びる少なくとも1つの棚部159とを更に備えてもよい。締結具150は、少なくとも1つの棚部159の少なくとも一部から概ね上向きに延びる少なくとも1つのタブ166を更に備えてもよい。上記のように、いくつかの実施形態では、そのような物品は全て、一体成形されたブレース100の一体型の締結具150の部分であってもよい。
いくつかの実施形態では、締結具150は、2つ(例えば、左右)のスパー(153、154)、支材(155、156)、棚部(157、159)、及び/又はタブ(163、166)を備えてもよい。締結具150のこれら及び他の特徴は、様々な視点から図8~図11に示されている。いくつかの実施形態では、左右のタブ、棚部及び/又は支材の横方向最も内側の面は、概ね垂直に配向されたスロット161(図10に最も明確に見られるが、図6及び図8~図9にも見られる)を画定してもよい。そのようなスロット161の存在により、安全ハーネスに背部ブレースを実装するプロセス中に、左右の肩ストラップ2及び3のセクションをスロット161に斜めに通すことができる。これにより、コネクタ150の様々なスパー、支材及び/又は棚部によって画定された(図10に最も容易に見られる)前後貫通開口部162内に、左右の肩ストラップ2及び3の部分が存在することができる。すなわち、ハーネス1に背部ブレース100を実装した後、左右の肩ストラップ2及び3は、図5に示される概略的な様式で貫通開口部162を通って長手方向に延びることができる。
いくつかの実施形態では、締結具150は、(図9及び図11に最も容易に見られる)前方に突出したロック用フック170を備える。いくつかの実施形態では、ロック用フック170は、左右の棚部157及び159から離間して、それらの下方に配置されてもよい。いくつかの実施形態では、ロック用フック170は、細長い梁151の前縁部から概ね前向きに延びるフランジ171と、フランジ171の前縁部から概ね下向きに延びるロック用リップ173と、を備えてもよい。いくつかの実施形態では、フランジ171の上面172が、平面状であってもよく、図11のように、左右の棚部157及び159の下面182及び183と概ね平行であってもよい。いくつかの実施形態では、フランジ171の上面172は、図8の例示的な設計のように、細長い梁151の上面152から延び、上面と少なくとも概ね同一平面上にあってもよい。
いくつかの実施形態では、後ほど明らかにされる理由のために、ロック用フック170の最前面174が、締結具150の少なくとも1つのタブの前面と(概ね前後方向に沿って)同一平面上にあってもよく、又は前面に対して後向きに0.1mm~1.0mm引っ込んでいてもよい。(フック170の最前面174が左右のタブ163及び166の前面164及び167と同一平面上にある例示的な実施形態が、図11に示されている。)多くの実施形態では、ロック用フック170は、締結具150の他の構成要素と一体的に形成されてもよく、例えば、フック170は、図9に明らかなように、細長い梁151から一体的に延びてもよい。
前記のように、背部プレート300は、所望の締結を達成するために、締結具150の様々な構成要素を内部に通す、かつ/又は通過させることができるように構成された(すなわち、形作られ、サイズ決定された)前後貫通開口部310を備える。図12及び図13を参照すると、いくつかの実施形態では、貫通開口部310は、概ね横向きに延びる上部まぐさ部(lintel)315と、概ね横向きに延びる下部敷居部(sill)311とを備える(すなわち、それらによって部分的に画定される)。すなわち、まぐさ部315は、開口310の上縁部を画定してもよく、敷居部311は、開口部310の下縁部を画定してもよい。
敷居部311の一部が、横向きに延びるノッチ312によって中断されてもよく、ノッチには、図12及び図13に見られるように、ロック用フランジ313がノッチ312の下縁部を画定している。(垂直深さ及び横幅が所望に選択され得る)ノッチ312は、締結具150がプレート300に締結されるときに、図7の概略的な様式で、ロック用フック170の前述のロック用リップ173がロック用フランジ313に前方で当接するように、締結具150のロック用フック170を受けるように構成される。貫通開口部310は、例えば図13に見られるように、横方向縁部によって更に画定されてもよい。
ここで、ハーネス1に背部ブレース100を実装するプロセスが、更に詳細に記述される。プロセスは、典型的に、背部プレート300(典型的に、工場で実装されている)が存在する状態で行われる。当業者は、安全ハーネス1の製造中に背部プレートをどのように実装できるかを容易に理解するであろう。図4、図5及び図13を参照すると、典型的に、左の肩ストラップ2が、左上からプレート300に近づき、上部補助ストラップガイド342を通って前側に進み得る。ストラップは、プレート300の前方面301に沿って下向きに進んだ後に、このために設けられた貫通開口部341を通って後側に出現し得る。(図5のように)Dリング40が存在する場合、ストラップは、次いで、このために設けられたDリング40のスロット42を通って後側に進み得る。次いで、ストラップは、(存在する場合には、スリーブ330の正面を通って)下向きに進み続けることができ、次いで、貫通開口部310を通って前側に進む。ストラップは、次いで、プレート300の前方面301に沿って下向きに進み続けた後に、下部補助ストラップガイド346を通って後側に出現し得る。(そのようなストラップの配置が図5に示されており、ここでは、ブレース100及びその締結具150の存在を無視している)。典型的に、左の肩ストラップが、左上からプレート300に近づき、右下でプレート300を離れる。右の肩ストラップ3が、右上から近づき、左下で肩ストラップを離れる点を除いて同様の経路に従うことで、左右の肩ストラップが、図1及び図2に示される概略的な様式で交差する(したがって、前述の背部交差点10を示す)。
上述の概略的な様式でハーネス1の肩ストラップ2及び3に背部プレート300が装着されることで、背部ブレース100を実装することができる(プレート300は、典型的に工場で実装されており、いくつかの実施形態では、ブレース100は、現地で、例えば、プレート300が実装された後かなりの時間が経過したときに実装されてもよい)。ブレース100を実装するために、左右の肩ストラップ2及び3の背部プレート300の後側を進む部分を、それらが、操作される十分な量の遊びを有するほど十分にプレート300から後方に突出する(膨らむ)ように、緩める(プレート300の様々なスロットを通して引っ張る)ことができる。ストラップ2及び3の緩んだ部分は、次いで、締結具150の貫通開口部162内に存在し、それを通って長手方向に延びるように、ブレース100の締結具150のスロット161に斜めに通すことができる。この予備ステップを達成することで、締結具150を背部プレート300に締結することができる。
図6を参照して前述されたように、背部プレート300に対する締結具150の締結は、ブレース100の上端部101が前方に傾くようにブレース100を一瞬傾けた後に、締結具150のタブ163及び166がプレート300の貫通開口部310に入ってプレート300の上部まぐさ部315を通るように、上端部101及び締結具150を前方に移動させることによって達成することができる。ブレース100の下端部140は、次いで、ロック用フック170の前端部がノッチ312に入り、フック170のロック用リップ173が、ノッチ312の下縁部を画定するロック用フランジ313に当たるように、前方に回転させることができる。前方に力を加え続けることで、ロック用リップ173が、フランジ313を通過してロック用フランジ313を越えて前方に貫通できるほど十分な、締結具150の1つ以上の構成要素の撓みが引き起こされる。フック170が十分に前方に貫通した場合、フック170は、ロック用リップ173がロック用フランジ313の前方に存在する着座(係合)構成になる所定の位置へと下向きにスナップする。ここで、ブレース100の締結具150のタブ163及び166は、所定の位置にあり、プレート300の上部まぐさ部315の前縁部317の前方に存在する(図12に見られる)。ここで、締結具150(又はブレース300)のいかなる構成要素も個々に操作する必要なしに、また締結具150を所定の位置に保持するために追加の機械的締結具(例えば、別個に作製されたピン、クランプなど)を使用する必要なしに、締結具150は、ブレース300上の所定の位置に自己ロックされる。
締結具150が背部プレート300に自己ロックされた後に、必要に応じて肩ストラップ2及び3をきつく締め付けることができる。この点で、背部プレート300及び背部ブレース100の自己ロックアセンブリは、肩ストラップ2及び3の部分が上述のような経路に沿うことを示す図5に示される構成に類似する。ここで、ストラップ2及び3はまた、締結具150の貫通開口部162を通って延びる。したがって、多くの実施形態では、ブレース100が上述のように実装されることで、背部ブレース100の締結具150の貫通開口部162は、図4及び図5に明らかなように、ストラップ2及び3が通って延びることができるように、(前後方向に沿って)背部プレート300の貫通開口部310と少なくとも部分的に位置合わせされる。
背部プレート300及び背部ブレース100の締結具150の本明細書に記述される構成の他の特徴が、図7に見られる。上記のように、背部プレート300は、後方面302及び前方面301を備える。前方面301は、ハーネス1を着用している人の背中に面するので、前方面301が、比較的一様な、例えば、平滑なかつ/又は平面状の、前側主表面303を提示することが有利となり得る。図7を確認すると、締結具150が背部プレート300の所定の位置にある場合に、締結具150のタブ163及び166の前面164及び167が、プレート300の主表面303と少なくとも概ね同一平面上にあるように位置し得ることが明らかになる。少なくとも概ね同一平面上にあるとは、(前後方向に沿って)主表面303の最も近い部分の1.0mm以内にあることを意味する。これにより、タブが主表面303を越えて前向きに延びて、ユーザにとって不快となり得るなんらかの圧力点を生じさせないことを確実にすることができる。(同様に、ロック用フック170の最も前側の点174がタブの表面164及び167と同一平面上にあるか、又はそれに対して後方に引っ込んでいるかのいずれかである、前述の構成により、ロック用フック170が前方に大きく突出して不快となるなんらかの圧力点を生じさせないことを確実にすることができる)
タブ163及び166の前面164及び167がプレート300の主表面303の前方に位置しない構成を達成するために、プレート300の上部まぐさ部315の前縁部317は、タブ163及び166によって占有され得る空間を提供するために、プレート300の主表面303に対して後方に引っ込んでいてもよい。そのような構成は、図12に見ることができる。したがって、いくつかの実施形態では、上部まぐさ部315の前面317は、背部プレート300の前側主表面303に対して後方に締結具150のタブ163及び166の(最大)厚さの±20%以内の距離で引っ込んでいてもよい。このようにして締結具150が背部プレート300に締結される(また自己ロックされる)場合に、タブ163及び166の(図8に見られるような)後面165及び168は、上部まぐさ部315の(図12に見られるような)前面317に前方で当接する。
背部ブレース100の下端部140は、例えば、ブレース100の上端部101が背部プレート300に接続される前又は接続された後に、腰ストラップ5(例えば、腰ストラップ5に装着された腰部プレート7)に接続されてもよい。(言い換えれば、背部プレート300に対するブレース100の上端部の接続及び腰ストラップに対するブレース100の下端部の接続を任意の所望の順序で行うことができる)
締結具150の様々な構成要素(例えば、様々なタブ、棚部、支材及び/又はスパー並びにロック用フック)の構成は、それらの個々の設計及び締結具150の他の構成要素とのそれらの関係を含めて、上述の締結を実行できる程度の撓み性を許容するように選択されてもよい。すなわち、ロック用フック170及び/又は様々なタブ、棚部などのいずれか若しくは全ては、自己ロックを行い得るほど十分な撓み性を示してもよい。図11の締結具150の側面図を参照すると、タブ163及び166は、前向きにわずかに撓むことができ、棚部157及び159は、下向きにわずかに撓むことができ、かつ/又はロック用フック170は、フック170の前端部が背部プレートのロック用フランジ313を越えて前方に貫通するときに、上向きにわずかに撓むことができる。
少なくともいくつかの実施形態では、この能力は、一緒に動作する、締結具150の複数の構成要素のわずかな撓み性に起因し得る。このことは、任意の単一の構成要素(例えば、フック170)に依存して撓むことができ、他のものが撓まないままであるのとは対照的であり得る。言い換えれば、いくつかの実施形態では、これらの構成要素の全ての幾何学的特性は、それらが作製される材料とともに、締結具150の全体が、自己ロックできる所望の撓み性を示すように選択することができる。前述のように、(例えば、締結具150がブレース100の細長い部材105と一体化される)いくつかの実施形態では、同じ材料(例えば、成形樹脂)が、細長い部材105と締結具150の全ての構成要素との両方に使用されてもよい。そのような実施形態では、これらの構成要素の幾何学的特性は、締結具が所望の撓み性を示し、それにもかかわらず、細長い部材が所望の剛性を示すように選択することができる。自己ロックが生じるために必要な撓み性は、比較的小さくてもよいことが強調される(例えば、締結具150の個々の構成要素は、自己ロックを行うために、例えば、1ミリメートルを超えて撓められる必要がない場合がある)。したがって、ブレースの一体型の締結具150が、自己ロックが生じるほど十分に撓み性である場合には、本明細書で「剛性」として特徴付けられる材料をブレース100に使用してもよい。
いくつかの実施形態では、締結具150及び背部プレート300は、プレート300に対する締結具150の締結が恒久的な自己ロック接続部をもたらすように構成されてもよく、このことは、ハーネス1の通常の使用において、接続部がユーザによって分離可能でないことを意味する。他の実施形態では、締結具150及び背部プレート300は、締結具150(したがって、ブレース100)が背部プレート300から分離可能であるように構成されてもよい。そのような実施形態では、ユーザは、背部プレート300の前方面301にアクセスできるように肩ストラップを緩める必要があるかもしれない。ユーザは、次いで、フック170をロック用フランジ313から解放するためにロック解除するためのクリアランスができるよう、背部プレート300に対してブレース100を上方に付勢するステップを含めて、上述のプロセスを逆転させる。いくつかの実施形態では、接続解除を行うために、フック170のロック用リップ173がプレート300のロック用フランジ313から離れるよう、ロック用フック170の前端部を上向きに撓ませることを支援するために、小型の梃子棒又はツールの使用が有用となる場合がある。したがって、ブレース100が背部プレート300から接続解除可能である実施形態でも、ブレース100は、必ずしもプレート300から自己ロック解除可能でなくてもよい。ブレース100及びプレート300の具体的な構成、特に、ブレース100及びプレート300が、ハーネス1の通常の使用においてユーザによって互いに接続解除可能であるように構成されているかどうかは(その場合、接続解除に使用される手順も)、エンドユーザに提供される指示で指定されてもよい。
(図13の例示的な実施形態の分離図に示されるような)背部プレート300は、本明細書に記述される構成を達成できる任意の好適な設計(例えば、貫通開口部、スロット、補強リブなどの形状、厚さ、縦横比、数、サイズ及び配置)を含んでもよい。いくつかの実施形態では、背部プレート300の全体が、単一のユニット、例えば、熱可塑性の有機高分子樹脂を成形することによって作製された単一の射出成形部品からなってもよい。しかし、いくつかの実施形態では、背部プレート300は、図14の分解図の例示的な実施形態に示されるような複数部品構造体の形態をとってもよい。そのような実施形態では、背部プレート300は、(例えば、少なくとも1.0、2.0、3.0、4.0、5.0、10、15又は20GPaの曲げ弾性率を有する有機高分子材料で構成される)剛性の中央本体320を備えてもよい。更なる実施形態では、中央本体は、最大で30、25、18、13又は8.0GPaの曲げ弾性率を有する有機高分子材料で構成されてもよい。
背部プレート300は、可撓性の上部延長部321及び/又は可撓性の下部延長部322を更に備えてもよい。いくつかの実施形態では、そのような延長部は、1.0GPa未満の曲げ弾性率を有する有機高分子材料で構成されてもよい。更なる実施形態では、任意のそのような可撓性延長部は、0.8、0.5、0.3、0.2又は0.1GPa未満の曲げ弾性率を有する有機高分子材料で構成されてもよい。(そのような材料は、任意の適切な最小曲げ弾性率、例えば、0.05GPaを有してもよい)。いくつかの便利な実施形態では、任意のそのような可撓性延長部(321及び/又は322)は、先に成形された剛性本体320にオーバーモールドされてもよい。本体320に対する任意のそのようなオーバーモールドされた延長部の結合を向上させる様々な特徴部(例えば、図14に見られるような穴)が、本体320に設けられてもよい。様々な実施形態では、オーバーモールドされた可撓性延長部が、任意の好適な有機高分子樹脂、例えば、熱可塑性エラストマ、熱可塑性加硫物、ポリウレタン、天然又は合成ゴムなどで構成されてもよい。
このようにして、背部プレート300の上セクション321及び/又は下セクション322を比較的可撓性の材料で作製することにより、背部プレート300の全体がユーザの背中の形状により容易に適合でき、これにより、ハーネス1の快適性を向上させることができる。しかし、ブレース100の締結具150が確実に自己ロックできるように、ブレース100の締結具150が取り付けられる貫通開口部310を画定するプレート300の部分が比較的剛性であることが有利となる場合がある。したがって、いくつかの実施形態では、(剛性)本体320の部分が、図14に示される様式で、背部プレートの貫通開口部310の4辺の全てを取り囲んでもよい。いくつかの特定の実施形態では、開口部310の少なくとも1つの縁部が、図14から明らかなように、剛性本体の材料に重なる上述の可撓性材料の薄いオーバーモールド層を含んでもよい。また更に、ロック用フランジ313がフック170のロック用リップ173を所定の位置に保持する能力を向上させるために、背部プレート300の(ブレース100のロック用フック170が係合される)ロック用フランジ313が、可撓性材料ではなく剛性材料で作製され得ることが有利となる場合がある。したがって、図14に示されるタイプの実施形態では、ノッチ312の下縁部を画定するロック用フランジ313は、背部プレート300の剛性本体320の露出部分によって設けられてもよい。剛性本体320のこの露出部分は、剛性本体の露出部分313に隣接し得る、(図14に見られるような)可撓性の下部延長部322の任意の1つ以上の部分323を越えて上方に突出する。言い換えれば、図13に示されるようなノッチ312は、可撓性の下部延長部322の部分323によって部分的に画定されてもよいが、少なくともロック用フランジ313は、図14に示される構成によって例示されるように、剛性本体320の一部によって設けられてもよい。
本明細書に開示される落下防止安全ハーネス1は、多くの場合、安全ライン(例えば、ランヤード、又は自己格納式命綱のケーブル)又は安全器具(例えば、個人用自己格納式命綱)をハーネスに接続できる背部接続点を提供するために使用される。この箇所でハーネスに接続することで、ユーザが作業活動に取り組むときに、ライン(又は器具)は、作業活動を必要以上に妨げないようにユーザの背中の概ね後ろに留まることができる。多くの便利な実施形態では、背部接続点が、(例えば、適切な強度及び耐久性を示すように鋼、アルミニウム、任意の好適な合金などの金属で構成された)Dリングの形態をとることができる。Dリングという用語は、よく使用されている技術用語であり、当業者は、そのような物品のサイズ、形状、幾何学的形状などを変更してもよいことを理解するであろう。
したがって、いくつかの実施形態では、背部Dリング40が、図1~図4の例示的な実施形態に示されるように、背部プレート300に近接して設けられてもよい。いくつかのそのような実施形態では、例えば、Dリングに対するラインの取り付けを容易にするために(例えば、図1~図4のように)Dリングを「上」位置に回転させることができるように、背部Dリングが枢動可能であってもよい。
図4、図5及び図15の例示的な実施形態に示されるように、いくつかの実施形態では、背部Dリングが、Dリング40に設けられたスロット42を通って延びるとともにDリング40のベース43の後側を進む肩ストラップ2及び3により、背部プレート300に近接する所定の位置に保持されてもよい。図5の側面図から明らかなように、そのような実施形態では、ストラップ2及び3の不在下で、背部プレート300に近接する所定の位置にDリング40を保持する1つ以上の物品が存在しない。すなわち、そのような実施形態では、Dリング40は、剛性又は半剛性の構成要素による背部プレート300に対する「硬質の」接続部を有していない。むしろ、Dリング40は、肩ストラップによる背部プレート300に対する「軟質の」接続部のみを備える。そのような構成では、Dリング40は、Dリング40のベース41と概ね一致する回転軸43を中心に回転させることができる。そのような構成では、Dリング40は、例えば、背部プレート300の様々なスロット及びガイドにストラップを通すのと同じ動作で、肩ストラップ2及び3をスロット42に通すことにより、典型的に工場で実装される。
他の実施形態では、Dリング40は、図16及び図17の例示的な実施形態に示されるように、背部プレート300に対する「硬質の」接続部を備えてもよい。硬質の接続部の例示的なタイプでは、Dリング40は、背部プレート300に装着されたベース(例えば、シャフト)41を備えてもよい(例えば、ベースに装着されてもよい)。例えば、背部プレート300は、図16及び図17から明らかなように、シャフト41の両端部を受けるように構成された、横方向に互いに離間し、横内側を向いた受け部を備えてもよい。そのようなDリング40は、シャフト41に対して回転可能であってもよく、かつ/又はシャフト41は、背部プレート300に対して回転可能であってもよい。いずれの場合も、Dリング40は、シャフト41と概ね一致する回転軸43を基準に回転することができる。いくつかのそのような実施形態では、Dリング40は、図16及び図17に示される一般的なタイプの上向き構成へと(例えば、ねじりばね又はコイルばねによって)付勢されてもよい。任意のそのような硬質の接続構成では、Dリングは、例えば、Dリング40、シャフト41などを背部プレート300の所定の位置に装着することにより、典型的に工場で実装される。典型的に、肩ストラップ2及び3は、スロット42を通って延び、当業者によって十分に理解されるようにシャフト41の後側を進む。
本明細書の様々な図に示されるような、Dリング40及び背部プレート30の具体的な形状、サイズ及び幾何学的形状、特に、様々なストラップガイド、スロットなどの配置は、単なる例示であり、任意の好適な変形が想定されることが理解されるであろう。
いくつかの実施形態では、Dリング40が、安全ライン及び/又は安全器具に対する背部接続部を作ることを可能にする、背部プレート300に関連付けられる唯一の物品又は構成要素であってもよい。他の実施形態では、Dリングの代わりか、又はそれに加えてかのいずれかで、何らかの他のタイプの接続部が設けられてもよい。この一般的なタイプのいくつかの実施形態では、スリーブ(すなわち、コネクタの細長い部材を通すことができる中空空間を画定する概ね管状の要素)を使用することができる。いくつかの実施形態では、背部プレート300に一体のスリーブ330が設けられてもよい(例えば、スリーブ330は、プレート300の前述の本体320と共に、その一部として成形されてもよい)。そのようなスリーブ330は、図13の例示的な実施形態に示されている。スリーブ330は、プレート300に沿って概ね横方向に延び、横向きに延びる細長い内部空間331を内部に画定する。そのようなスリーブ330は、必ずしもスリーブ330の横方向長さの全体に沿う周面全体で(又はスリーブ330の長さに沿う任意の場所でさえ)囲まれる必要がないことが理解されよう。例えば、例えば図6及び図7に示されるような例示的なスリーブ330は、その長さの任意の部分に沿って完全には囲まれておらず、その長さ全体に沿って前方に開いており、それにもかかわらず、以下で説明される目的に適う方法で内部空間331を画定する。
図15に示されるように、スリーブ330によって背部プレート300にコネクタ400を接続することができる。コネクタという用語は一般に、背部プレート300に接続され得、かつハーネスの通常の使用において安全ライン又は安全器具が接続され得る、任意の要素を示すために使用される。いくつかの実施形態では、コネクタ400はカラビナであってもよい。いくつかの実施形態では、コネクタ400は、図15に示される一般的な形態をとってもよい。そのようなコネクタは、本体に対して摺動自在に移動可能な細長い閉鎖ピン401と、閉鎖ピンを摺動自在に移動させ得るように作動させることができる1つ以上のアクチュエータ(例えば、ばね付勢ボタン)と、を備えた本体を備えてもよい。コネクタ400の細長い閉鎖ピン401は、スリーブ330の内部空間331に通され、コネクタ400の本体にロックすることができる。そのようなコネクタ(単一ピンコネクタと呼ばれることもある)、他のコネクタ、並びに背部ブレース、背部プレート及びハーネスの他の潜在的に有用な特徴は全般的に、米国仮特許出願第62/793163号に更に詳細に説明され記載されており、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
他の実施形態では、コネクタが、図17に示される一般的な形態をとってもよい。例えば、それは、米国仮特許出願第62/532005号、及びその結果としての国際(PCT)特許出願公開第WO2019/012468号に記載されている一般的なタイプの2ピンコネクタ410であってもよく、両方の文献の全体が参照により本明細書に組み込まれる。いくつかのそのようなコネクタ、特に特定の2ピンコネクタは、それに複数の安全器具を取り付けることを可能にすることができる。特定の実施形態では、例えば、100%の結び留め構成を達成するために、2本のいわゆる個人用自己格納式命綱(例えば、3M Fall Protectionから入手可能なTwin-Leg Nano-Lok個人用自己格納式命綱)を、図17に示される一般的なタイプの2ピンコネクタに接続してもよい。安全ハーネス及びその構成要素及び使用の他の特徴及び特質は、米国特許第10137322号及び同第10232199号に説明されており、両方の文献の全体が参照により本明細書に組み込まれる。
例えば、図4及び図13を確認すると、ブレース100の締結具150が締結される貫通開口部310の真上に一体型スリーブ330を配置する有利な特性が明らかになる。具体的に、スリーブ330の下部が、貫通開口部310の上縁部を画定する前述の上部まぐさ部315として機能することができる。締結具150が所定の位置にある場合に、締結具150の棚部157及び159の(図8に見られるような)上面158及び160は、上部まぐさ部315の(図12及び図13に見られる)下面316に密接に当接する(すなわち、最も近い接近点から2.0mm以内にある)。すなわち、棚部157及び159の上面は、スリーブ330の下面の非常に近くに位置する。この一般的なタイプの構成が、図7に見られる。様々な実施形態では、これらの物品は、1.5、1.0又は0.5mm以内で当接してもよく、又は実際に互いに接触してもよい。
そのような構成により、(例えば、スリーブ330に装着されたコネクタ400に接続された1つ以上の個人用自己格納式命綱の重量の結果として)スリーブ330に力が加えられると、この力のかなりの部分が、締結具150の密に当接する構成要素に伝達されることになり得る。そのような構成は、スリーブ330に接続された物品の荷重のかなりの部分が、荷重が肩ストラップ2及び3を通る必要なしに、スリーブ330からブレース100に直接伝達され、そこから腰ストラップ5へと下向きに伝達されることを可能にすることができる。このことは、そのような荷重のかなりの部分が代わりに肩ストラップ2及び3に伝達される構成とは対照的であることができる。したがって、本構成は、背部ブレースに直接また背部ブレースに沿って最大限効率的に力を伝達することを可能にし、これにより、ユーザの肩にかかる荷重を軽減することによってユーザの快適性を向上させることができる。
図16及び図17は、図13及び図15に示されるものとは異なるスタイルのスリーブ330を示している。すなわち、背部プレート300の一部として一体的に成形されたスリーブを備えるのではなく、図16及び図17は、別途に作製され、更に背部プレート300からオフセットされた(離間された)スリーブ330を示している。例えば、そのようなスリーブ330は、図16に示される例示的な構成のように、スリーブ330を背部プレート300から(例えば、一般に後向きに)離間させるのに役立つ支持アーム337の端部に設けられてもよい。そのようなスリーブは、例えば、成形された有機高分子材料、金属又は任意の好適な材料で作製されてもよい。構成材料に関係なく、そのようなスリーブは、コネクタの細長い部材(例えば、ピン)が通ることができる細長い内部空間331を備える。いくつかの実施形態では、そのようなスリーブの支持アーム337は、図16及び図17の例示的な設計のようにDリング40とスリーブ330が共通の回転軸を有するよう、Dリング40によって使用されるのと同じシャフト41に装着されてもよい。
任意のタイプの1つ以上のスリーブ330が存在し、任意のタイプのコネクタに取り付けられる実施形態では、当業者は、そのような設計において、肩ストラップ2及び3が、存在する様々なギャップ及びスロットを通ってどのように延びることができるかを容易に理解するであろう。例えば、図15の例示的な実施形態では、ストラップ2及び3は、コネクタ400によって画定されたギャップ402を通って延びる(かつ背部プレート330の前述の貫通開口部310を通って延びる)ことができる。
上記の構成の多くの変形が可能であることが理解されるであろう。特に、タブ、支材、棚部及び/又はスパーの数及び幾何学的配置は、必要に応じて変更されてもよい。例えば、本明細書に開示されるような自己ロック用締結具が、概ね前向きに延びる少なくとも1つの棚部、棚部から概ね上向きに延びる少なくとも1つのタブ、及び棚部の下に位置し、棚部から離間された少なくとも1つのロック用フックを備えてもよいことが理解されるであろう。これらの物品及びそれらを支持する任意の構成要素は、これらの物品のうちの1つ以上が、背部プレートの相補的な貫通穴に物品が自己ロック可能となるのに必要な程度に一時的に撓み得るように構成することができる。したがって、スパー、支材、棚部などの物品の多種多様な構成、特に、異なる数、形状、サイズ、角度配向などが可能である。特に、本明細書で「棚部」と記された物品と、本明細書で「支材」と記された物品との間には、何らかの確固とした区分が必ずしも存在しない場合がある。すなわち、支材は、支材の一部が棚部を提供するように設計されてもよい。更に、いくつかの実施形態では、1つ以上のタブ及び1つ以上のロック用フックが、概ね垂直方向に沿ってではなく、概ね横方向に沿って離間してもよく、又は両方のアプローチの組み合わせが使用されてもよい。また更に、例えば、背部プレートの周縁形状及び/又はサイズなどのパラメータが変更されてもよく、例えば、図1及び図2に示される例示的な背部プレート300は、他の図のものと周縁形状が異なる。
本明細書に記述される任意の落下防止器具、装置、システム又はそれらの構成要素のユーザには、該当する法律、規則、規範、基準及び/又は指示によって必要とされるような、任意の適切なステップ、アクション、予防措置、動作手順などを実行することが課せられることが強調される。すなわち、いかなる状況下においても、本明細書に開示される任意の構成の存在により、ユーザが全ての適切な法律;規則;規範;該当する機関(例えばANSI)によって公布された基準;落下防止システム、装置又は構成要素の製造業者によって提供される指示;落下防止システム、装置、構成要素の製造業者によって提供される指示;作業現場を監督する主体によって提供される指示などに従う義務を免除するものではない。
本明細書に開示される具体的な例示的な実施形態、要素、構造、特徴、詳細、配置、構成などは、多数の方法において修正及び/又は組み合わせが可能であることは、当業者には明らかであろう。本明細書に開示される任意の実施形態は、本明細書に開示される任意の他の1つ以上の実施形態と、実施形態同士が適合する限り組み合わせて使用されてもよいことが強調される。例えば、本明細書に記述される背部ブレースの任意の特徴又は構成が、本明細書に記述される背部プレートの任意の特徴又は構成と、そのような特徴同士及び構成同士が適合する限り組み合わせて使用されてもよい。同様に、本明細書に開示される方法は、本明細書に開示される特徴又は構成のうちのいずれかを備える背部ブレース及び背部プレートと使用されてもよい。具体的な例として、本明細書に開示される物品(例えば、締結具)の幾何学的特徴のいずれかは、物品が作製される材料の本明細書に開示される組成及び/又は物理的特性(例えば、曲げ弾性率)の特徴のいずれかと組み合わせて使用されてもよい。ここでは他の具体的な例を列挙しないが、そのような組み合わせの全てが想定され、適合性がない組み合わせの特定の事例のみが禁止されることが強調される。
要約すると、そのような変形及び組み合わせは全て、単に例示的な例示としての役割を果たすように選択された代表的な設計ではなく、着想された発明の範囲内にあると考えられる。したがって、本発明の範囲は、本明細書に記載された特定の例示的な構造に限定してはならず、少なくとも請求項の文言によって記載された構造及びそれらの構造の均等物に拡張される。本明細書において選択肢として積極的に記載されている要素はいずれも、所望に応じた任意の組み合わせで、請求項に明示的に含めてもよい、又は請求項から除外してもよい。オープンエンド言語(例えば、「を含む」とその派生語)で本明細書に記載される、要素のいずれか又は要素の組み合わせは、クローズドエンド言語(例えば、「からなる」とその派生語)及び部分的クローズドエンド言語(例えば、「から本質的になる」とその派生語)で更に記載されると考えられる。様々な理論及び可能な機構が本明細書で検討され得るが、いかなる場合であっても、このような検討は、特許請求可能な主題を限定するものではない。本明細書の記載と、参照によって本明細書に組み込んだいずれかの文書の開示との間に何らかの矛盾又は不一致が存在するが、それに対する優先性が主張されていない場合、本明細書の記載が優先するものとする。以下に例示的実施形態を示す。
[項目1]
背部交差点で重なり合い、交差する左右の肩ストラップと、
前記背部交差点で前記左右の肩ストラップに装着された背部プレートと、
腰ストラップと、
背部ブレースであって、前記背部ブレースの上端部に自己ロック用締結具を備え、一体型の前記締結具が前記背部プレートに自己ロックされ、前記背部ブレースの下端部が前記腰ストラップに接続される、背部ブレースと、
を備える、落下防止安全ハーネス。
[項目2]
前記背部ブレースの細長い概ね垂直な部材と、前記背部ブレースの前記上端部にある前記自己ロック用締結具とが、単一の一体成形物の部分であり、前記単一の一体成形物が、少なくとも1.0GPa~10.0GPaの曲げ弾性率を示す有機高分子材料から本質的になり、かつ細長い金属製の補強用支材又は補強用梁を含んでいない、項目1に記載の安全ハーネス。
[項目3]
前記背部ブレースの前記上端部にある前記自己ロック用締結具が、
前記背部ブレースの細長い概ね垂直な部材の上端部から概ね横方向に延びる細長い梁と、
前記細長い梁から概ね上向きに延びる少なくとも1つのスパーと、
前記少なくとも1つのスパーの上端部から概ね横方向に延びる少なくとも1つの支材と、
前記少なくとも1つの支材の少なくとも一部から概ね前向きに延びる少なくとも1つの棚部と、
前記少なくとも1つの棚部の少なくとも一部から概ね上向きに延びる少なくとも1つのタブと、
を備える、項目1又は2に記載の安全ハーネス。
[項目4]
前記細長い梁、前記少なくとも1つのスパー、及び前記少なくとも1つの支材が、前記安全ハーネスが人間であるユーザによって着用されたときに前記安全ハーネスの前記左右の肩ストラップが通って延び得るように構成された前後貫通開口部を少なくとも部分的に画定している、項目3に記載の安全ハーネス。
[項目5]
前記背部ブレースの前記上端部にある前記自己ロック用締結具が、
前記背部ブレースの細長い概ね垂直な部材の上端部から概ね横方向に延びる細長い梁と、
前記細長い梁の左端部から概ね上向きに延びる左のスパーと、
前記左のスパーの上端部から概ね横内側方向に延びる左の支材と、
前記左の支材の少なくとも一部から概ね前向きに延びる左の棚部と、
前記左の棚部の少なくとも一部から概ね上向きに延びる左のタブと、を備え、
前記背部ブレースの前記上端部にある前記一体型の締結具が、
前記細長い梁の右端部から概ね上向きに延びる右のスパーと、
前記右のスパーの上端部から概ね横内側方向に延びる右の支材と、
前記右の支材の少なくとも一部から概ね前向きに延びる右の棚部と、
前記右の棚部の少なくとも一部から概ね上向きに延びる右のタブと、
を更に備える、項目3に記載の安全ハーネス。
[項目6]
前記左の支材及び前記右の支材、前記左の棚部及び前記右の棚部、並びに前記左のタブ及び前記右のタブの横方向最も内側の末端部が、前記安全ハーネスに前記背部ブレースを実装するプロセス中に前記安全ハーネスの前記左右の肩ストラップを通し得るように構成された概ね垂直に配向されたスロットを画定している、項目5に記載の安全ハーネス。
[項目7]
前記背部ブレースの前記上端部にある前記自己ロック用締結具が、前方に突出するロック用フックを更に備え、前記前方に突出するロック用フックが、前記細長い梁の前縁部から概ね前向きに延びるフランジを備え、かつ前記フランジの前縁部から概ね下向きに延びるロック用リップを備える、項目3~6のいずれか一項に記載の安全ハーネス。
[項目8]
前記ロック用フックの最前面が、前記少なくとも1つのタブの前面と同一平面上にあるか、又は前記前面から後方に0.1mm~1.0mm引っ込んでいる、項目7に記載の安全ハーネス。
[項目9]
前記背部プレートが前後貫通開口部を備え、前記前後貫通開口部は、前記背部ブレースの前記自己ロック用締結具の部分を受け入れるように形作られサイズ決定されており、前記自己ロック用締結具が前記背部プレートに締結され自己ロックされる、項目1~8のいずれか一項に記載の安全ハーネス。
[項目10]
前記背部プレートの前記貫通開口部が、横向きに延びる上部まぐさ部及び横向きに延びる下部敷居部を備え、前記まぐさ部及び前記敷居部がそれぞれ、前記貫通開口部の上縁部及び下縁部を形成している、項目9に記載の安全ハーネス。
[項目11]
前記横向きに延びる下部敷居部の一部が、横向きに延びるノッチによって中断されており、前記ノッチ内には、ロック用フランジが前記ノッチの下縁部を画定しており、前記ノッチが、前記背部ブレースの前記自己ロック用締結具の前方に突出するロック用フックを受けるように構成されて、前記自己ロック用締結具が前記背部プレートに締結されているときに、前記ロック用フックの下向きに延びるロック用リップが前記背部プレートの前記ロック用フランジに前方で当接して、前記締結具を前記背部プレートに自己ロックさせる、項目10に記載の安全ハーネス。
[項目12]
前記自己ロック用締結具が前記背部プレートに締結され自己ロックされているときに、前記締結具の上向きに延びるタブの後面が前記背部プレートの前記上部まぐさ部の前面に前方で当接するように、前記背部ブレースの前記自己ロック用締結具及び前記背部プレートの前記上部まぐさ部が構成されている、項目10又は11に記載の安全ハーネス。
[項目13]
前記背部プレートの前記上部まぐさ部の前記前面が、前記自己ロック用締結具の前記上向きに延びるタブの厚さの±20%以内の距離で前記背部プレートの本体の前側主表面に対して後方に引っ込んでおり、前記背部ブレースが前記背部プレートに締結されているときに、前記締結具の前記上向きに延びるタブの前面が、前記背部プレートの前記本体の前記前側主表面と少なくとも概ね同一平面上にある、項目12に記載の安全ハーネス。
[項目14]
前記背部ブレースの前記自己ロック用締結具が前記背部プレートに締結されているときに、前記背部プレートの前記前後貫通開口部が、前記締結具の細長い梁、少なくとも1つのスパー、及び少なくとも1つの支材によって画定された前後貫通開口部と、前後方向に沿って少なくとも部分的に位置合わせされ、前記安全ハーネスが人間であるユーザによって着用されたときに、前記安全ハーネスの前記左右の肩ストラップが、前記背部プレートの前記貫通開口部及び前記締結具の前記貫通開口部の位置合わせされた部分を通って延びる、項目9~13のいずれか一項に記載の安全ハーネス。
[項目15]
前記ハーネスが、前記背部プレートに枢動可能に接続された背部Dリングを備え、前記ハーネスが、コネクタの細長い部材を受けるように構成されたスリーブを更に備える、項目9~14のいずれか一項に記載の安全ハーネス。
[項目16]
前記スリーブが、前記背部プレートの本体の一体部分であり、前記スリーブが下外面を備え、前記背部ブレースの前記自己ロック用締結具及び前記背部プレートの前記スリーブが、前記締結具が前記背部プレートに締結されているときに、前記締結具の少なくとも1つの棚部の上面が、前記背部プレートの前記スリーブの前記下外面の下に位置し、前記背部プレートの前記スリーブの前記下外面の2.0mm以内に密接に当接するように構成されている、項目15に記載の安全ハーネス。
[項目17]
前記スリーブの下部が、前記背部プレートの前記前後貫通開口部の上縁部及び下縁部を画定する横向きに延びる上部まぐさ部として機能する、項目15又は16に記載の安全ハーネス。
[項目18]
前記背部プレートが、
成形された有機高分子材料で構成され、1.0GPa~10.0GPaの曲げ弾性率を示す剛性本体と、
前記剛性本体の上部にオーバーモールドされた可撓性の上部延長部であって、前記剛性本体の上部から上向きに延びており、1.0GPa未満の曲げ弾性率を有する有機高分子材料で構成されている、可撓性の上部延長部と、
前記剛性本体の下部にオーバーモールドされた可撓性の下部延長部であって、前記剛性本体の下部から上向きに延びており、1.0GPa未満の曲げ弾性率を有する有機高分子材料で構成されている、可撓性の下部延長部と、を備え、
前記背部プレートの前記剛性本体の部分が、前記背部プレートの前記前後貫通開口部の4辺全てを取り囲んでいる、項目9~17のいずれか一項に記載の安全ハーネス。
[項目19]
前記貫通開口部の下縁部を画定する横向きに延びる敷居部に設けられたノッチの下縁部を画定するロック用フランジが、前記剛性本体の露出部分によって設けられており、前記露出部分が、前記剛性本体の前記露出部分に隣接する前記可撓性の下部延長部の一部を越えて上方に突出している、項目18に記載の安全ハーネス。
[項目20]
前記背部ブレースの前記下端部が、前記腰ストラップに装着された後部腰ストラッププレートに接続されることにより、前記腰ストラップに取り外し可能に接続される、項目1~19のいずれか一項に記載の安全ハーネス。
[項目21]
背部ブレースを落下防止安全ハーネスに装備する方法であって、
左右の肩ストラップの背部交差点で前記ハーネスの前記左右の肩ストラップに装着された背部プレートに対して、前記背部ブレースの上端部の自己ロック用締結具を前方に手動で押し付けて、一体型の前記締結具が、前記背部プレートに締結し自己ロックすることで、前記背部ブレースの前記上端部を前記ハーネスに接続させることと、
前記背部ブレースの下端部を前記ハーネスの腰ストラップに手動で接続することと、
を含む方法。
[項目22]
前記方法が、前記ハーネスのユーザによる現地実装である、項目21に記載の方法。
[項目23]
落下防止安全ハーネスに実装されるように構成された背部ブレースであって、
細長い部材と、前記細長い部材の上端部から一体的に延びる自己ロック用締結具と、を備え、
前記自己ロック用締結具が、概ね前向きに延びる棚部と、前記棚部の少なくとも一部の前縁部から概ね上向きに延びるタブと、を備え、
前記自己ロック用締結具が、前記棚部の下に位置し、かつ前記棚部から離間されたロック用フックを更に備え、前記ロック用フックが、概ね前向きに延びるフランジと、前記フランジの前縁部の少なくとも一部から概ね下向きに延びるロック用リップと、を備える、背部ブレース。
[項目24]
前記棚部の下側主表面が平面状であり、前記ロック用フックの前記フランジの上面が平面状であり、前記棚部の前記下側主表面が、前記ロック用フックの前記フランジの前記上面と概ね平行である、項目23に記載の背部ブレース。

Claims (8)

  1. 背部交差点で重なり合い、交差する左右の肩ストラップと、
    前記背部交差点で前記左右の肩ストラップに装着された背部プレートと、
    腰ストラップと、
    背部ブレースであって、前記背部ブレースの上端部に一体型の自己ロック用締結具を備え、前自己ロック用締結具が前記背部プレートに自己ロックされ、前記背部ブレースの下端部が前記腰ストラップに接続される、背部ブレースと、
    を備え
    自己ロックとは、前記背部プレートに対する前記自己ロック用締結具の締結が、前記背部プレートと一体である構成要素及び特徴部と組み合わされて機能する、前記自己ロック用締結具と一体である構成要素及び特徴部のみによって達成され、前記自己ロック用締結具と前記背部プレートとが、これら2つの物品を単に互いに対して移動させた結果として、自動的に互いにロックするように互いに係合することを意味する、
    落下防止安全ハーネス。
  2. 前記背部ブレースの細長い概ね垂直な部材と、前記背部ブレースの前記上端部にある前記自己ロック用締結具とが、単一の一体成形物の部分であり、前記単一の一体成形物が、少なくとも1.0GPa~10.0GPaの曲げ弾性率を示す有機高分子材料から本質的になり、かつ細長い金属製の補強用支材又は補強用梁を含んでいない、請求項1に記載の安全ハーネス。
  3. 前記背部ブレースの前記上端部にある前記自己ロック用締結具が、
    前記背部ブレースの細長い概ね垂直な部材の上端部から概ね横方向に延びる細長い梁と、
    前記細長い梁から概ね上向きに延びる少なくとも1つのスパーと、
    前記少なくとも1つのスパーの上端部から概ね横方向に延びる少なくとも1つの支材と、
    前記少なくとも1つの支材の少なくとも一部から概ね前向きに延びる少なくとも1つの棚部と、
    前記少なくとも1つの棚部の少なくとも一部から概ね上向きに延びる少なくとも1つのタブと、
    を備える、請求項1に記載の安全ハーネス。
  4. 前記背部ブレースの前記上端部にある前記自己ロック用締結具が、前方に突出するロック用フックを更に備え、前記前方に突出するロック用フックが、前記細長い梁の前縁部から概ね前向きに延びるフランジを備え、かつ前記フランジの前縁部から概ね下向きに延びるロック用リップを備える、請求項3に記載の安全ハーネス。
  5. 前記背部プレートが前後貫通開口部を備え、前記前後貫通開口部は、前記背部ブレースの前記自己ロック用締結具の部分を受け入れるように形作られサイズ決定されており、前記自己ロック用締結具が前記背部プレートに締結され自己ロックされる、請求項1に記載の安全ハーネス。
  6. 前記背部ブレースの前記自己ロック用締結具が前記背部プレートに締結されているときに、前記背部プレートの前記前後貫通開口部が、前記自己ロック用締結具の細長い梁、少なくとも1つのスパー、及び少なくとも1つの支材によって形成された前後貫通開口部と、前後方向に沿って少なくとも部分的に位置合わせされ、前記安全ハーネスが人間であるユーザによって着用されたときに、前記安全ハーネスの前記左右の肩ストラップが、前記背部プレートの前記前後貫通開口部及び前記自己ロック用締結具の前記前後貫通開口部の位置合わせされた部分を通って延びる、請求項5に記載の安全ハーネス。
  7. 前記背部プレートが、
    成形された有機高分子材料で構成され、1.0GPa~10.0GPaの曲げ弾性率を示す剛性本体と、
    前記剛性本体の上部にオーバーモールドされた可撓性の上部延長部であって、前記剛性本体の上部から上向きに延びており、1.0GPa未満の曲げ弾性率を有する有機高分子材料で構成されている、可撓性の上部延長部と、
    前記剛性本体の下部にオーバーモールドされた可撓性の下部延長部であって、前記剛性本体の下部から向きに延びており、1.0GPa未満の曲げ弾性率を有する有機高分子材料で構成されている、可撓性の下部延長部と、を備え、
    前記背部プレートの前記剛性本体の部分が、前記背部プレートの前記前後貫通開口部の4辺全てを取り囲んでいる、請求項5に記載の安全ハーネス。
  8. 背部ブレースを落下防止安全ハーネスに装備する方法であって、
    左右の肩ストラップの背部交差点で前記落下防止安全ハーネスの前記左右の肩ストラップに装着された背部プレートに対して、前記背部ブレースの上端部の自己ロック用締結具を前方に手動で押し付けて、一体型の前記自己ロック用締結具が、前記背部プレートに締結し自己ロックすることで、前記背部ブレースの前記上端部を前記落下防止安全ハーネスに接続させることと、
    前記背部ブレースの下端部を前記落下防止安全ハーネスの腰ストラップに手動で接続することと、
    を含み、
    自己ロックとは、前記背部プレートに対する前記自己ロック用締結具の締結が、前記背部プレートと一体である構成要素及び特徴部と組み合わされて機能する、前記自己ロック用締結具と一体である構成要素及び特徴部のみによって達成され、前記自己ロック用締結具と前記背部プレートとが、これら2つの物品を単に互いに対して移動させた結果として、自動的に互いにロックするように互いに係合することを意味する、
    方法。
JP2022529509A 2019-11-21 2020-11-17 自己ロック用背部ブレースを備えた安全ハーネス Active JP7698642B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201962938706P 2019-11-21 2019-11-21
US62/938,706 2019-11-21
PCT/IB2020/060822 WO2021099940A1 (en) 2019-11-21 2020-11-17 Safety harness with self-locking dorsal brace

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2023502462A JP2023502462A (ja) 2023-01-24
JPWO2021099940A5 JPWO2021099940A5 (ja) 2023-11-24
JP7698642B2 true JP7698642B2 (ja) 2025-06-25

Family

ID=75980432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022529509A Active JP7698642B2 (ja) 2019-11-21 2020-11-17 自己ロック用背部ブレースを備えた安全ハーネス

Country Status (7)

Country Link
US (2) US12350529B2 (ja)
EP (1) EP4061491A4 (ja)
JP (1) JP7698642B2 (ja)
CN (1) CN114728188B (ja)
CA (1) CA3162174A1 (ja)
TW (1) TW202126349A (ja)
WO (1) WO2021099940A1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20210060365A1 (en) * 2013-05-16 2021-03-04 Norman E. Wood FireCoat FEDS (Fullbody Emergency Descent System)
US20200107615A1 (en) * 2018-10-09 2020-04-09 Checkmate Lifting & Safety Ltd Combination strap connector and adjuster
CN112823041B (zh) * 2018-10-12 2023-01-20 Msa技术有限公司 具有可调节式腰带的保护带
US12274899B2 (en) * 2019-01-16 2025-04-15 3M Innovative Properties Company Safety harness with removable rigid dorsal force-transfer member
JP7698642B2 (ja) * 2019-11-21 2025-06-25 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 自己ロック用背部ブレースを備えた安全ハーネス
WO2022043818A1 (en) * 2020-08-26 2022-03-03 3M Innovative Properties Company Safety harness with pseudo-crossover ventral straps
US20220249887A1 (en) * 2021-02-05 2022-08-11 Werner Co. Harness spacer, harness including the same, and method of attaching a harness spacer
CN115671597A (zh) * 2021-07-23 2023-02-03 霍尼韦尔国际公司 与可穿戴安全带一起使用的集成个人防护设备连接器元件
FR3131852B1 (fr) * 2022-01-18 2024-10-25 Delta Plus Group Harnais antichute amélioré
EP4286017A1 (en) * 2022-06-01 2023-12-06 3M Innovative Properties Company Harness shock absorber assembly, harness shock absorber, fall protection safety or scba harness and method of retrofitting a harness shock absorber
CN118787878A (zh) * 2023-04-13 2024-10-18 霍尼韦尔安全产品美国股份有限公司 用于坠落保护的吊带
US20250177788A1 (en) * 2023-12-04 2025-06-05 Msa Technology, Llc Self-retracting device harness tunnel adapter

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10343072A1 (de) 2003-06-06 2005-01-05 Eduard Kaufmann Gmbh Auffanggurt, insbesondere für Feuerwehrleute
US20140331459A1 (en) 2013-05-10 2014-11-13 Honeywell International Inc. Self-Retracting Lifeline Connecting System
JP2017532121A (ja) 2014-09-26 2017-11-02 ディー ビー インダストリーズ,リミテッド ライアビリティー カンパニー セーフティハーネス
US20190313746A1 (en) 2018-04-13 2019-10-17 Msa Technology, Llc "Harness Connection Arrangement"
JP2020110275A (ja) 2019-01-10 2020-07-27 藤井電工株式会社 法面用ハーネス型安全帯

Family Cites Families (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2302030B (en) 1995-06-09 1999-06-09 Draeger Ltd Improvements in or relating to breathing apparatus
US5762251C1 (en) 1996-08-14 2001-12-11 Dana Design Ltd External frame backpack with flexible harness
DE60331863D1 (de) * 2002-12-19 2010-05-06 Rapid Intervention Technologie Ganzkörpergurtzeug
WO2005025677A1 (en) * 2003-09-05 2005-03-24 D B Industries, Inc. Dorsal pad assembly for use with a safety harness
US6971476B2 (en) 2003-09-05 2005-12-06 D B Industries, Inc. Safety harness
US20060102423A1 (en) 2004-07-12 2006-05-18 Lang Tracy H Safety harnesses
US20060048723A1 (en) * 2004-09-07 2006-03-09 Rohlf Bradley A Shock absorbing safety harness
US8177025B2 (en) * 2006-09-08 2012-05-15 Honeywell International Inc. Safety harnesses, connective ring attachments for use in safety harnesses and back pads for use in safety harnesses
WO2008089128A2 (en) * 2007-01-12 2008-07-24 Emerald Touch, Inc. Individual body support system
US8959664B2 (en) 2009-02-09 2015-02-24 D B Industries, Llc Harness webbing protection system
CA2708544A1 (en) 2009-06-25 2010-12-25 Steven C. Nichols, Jr. Methods, systems and apparatus directed to safety harnesses, and tool bags and holders, for construction workers and the like
US8701674B2 (en) 2009-11-13 2014-04-22 Ossur Hf Immobilization device
US8356604B2 (en) * 2009-11-13 2013-01-22 Ossur Hf Immobilization device
US9273717B2 (en) * 2011-10-27 2016-03-01 D B Industries, Llc Connector for lifelines
WO2013155065A1 (en) * 2012-04-09 2013-10-17 Fawcett John Christopher Support vest
US9174073B2 (en) * 2013-02-08 2015-11-03 D B Industries, Llc Energy absorber assembly and components thereof
US9320924B2 (en) * 2013-03-15 2016-04-26 Honeywell International Inc. Self-locking webbing connectable device attachment plate
EP2835152B1 (en) * 2013-08-05 2017-11-08 Honeywell International Inc. Dorsal wear-pad
US9993669B2 (en) * 2015-06-10 2018-06-12 D B Industries, Llc D-ring keeper assembly
US10232199B2 (en) 2015-06-10 2019-03-19 D B Industries, Llc Integral safety harness connector assembly
US10561866B1 (en) 2016-10-05 2020-02-18 Garrett Lee Hinnant Adjustable back, neck, and head support for fall arrest harness
US20190001165A1 (en) * 2017-06-28 2019-01-03 Alexander Andrew, Inc. Dba Falltech Attachment lock with self-retracting device adapter
CA3069385A1 (en) 2017-07-13 2019-01-17 3M Innovative Properties Company Fall arresting device connector
DE102017008754A1 (de) * 2017-09-15 2019-03-21 Andreas Stihl Ag & Co. Kg Tragvorrichtung zum Tragen eines handgeführten Arbeitsgerätes durch einen Benutzer
CN207745433U (zh) 2017-12-20 2018-08-21 李贤坤 一种安全背带
US11369816B2 (en) 2018-04-26 2022-06-28 Pure Safety Group, Inc. Positionable connector assembly
CN112823041B (zh) * 2018-10-12 2023-01-20 Msa技术有限公司 具有可调节式腰带的保护带
KR200489690Y1 (ko) 2018-11-07 2019-07-23 이미경 바지형태의 안전대
US12274899B2 (en) * 2019-01-16 2025-04-15 3M Innovative Properties Company Safety harness with removable rigid dorsal force-transfer member
US11660476B2 (en) * 2019-06-28 2023-05-30 Msa Technology, Llc Articulated harness connection arrangement with integrated attachment element
JP7698642B2 (ja) * 2019-11-21 2025-06-25 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 自己ロック用背部ブレースを備えた安全ハーネス

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10343072A1 (de) 2003-06-06 2005-01-05 Eduard Kaufmann Gmbh Auffanggurt, insbesondere für Feuerwehrleute
US20140331459A1 (en) 2013-05-10 2014-11-13 Honeywell International Inc. Self-Retracting Lifeline Connecting System
JP2017532121A (ja) 2014-09-26 2017-11-02 ディー ビー インダストリーズ,リミテッド ライアビリティー カンパニー セーフティハーネス
US20190313746A1 (en) 2018-04-13 2019-10-17 Msa Technology, Llc "Harness Connection Arrangement"
JP2020110275A (ja) 2019-01-10 2020-07-27 藤井電工株式会社 法面用ハーネス型安全帯

Also Published As

Publication number Publication date
TW202126349A (zh) 2021-07-16
US12350529B2 (en) 2025-07-08
EP4061491A1 (en) 2022-09-28
EP4061491A4 (en) 2023-11-08
WO2021099940A1 (en) 2021-05-27
CN114728188B (zh) 2024-02-09
US20220355134A1 (en) 2022-11-10
JP2023502462A (ja) 2023-01-24
US20250303204A1 (en) 2025-10-02
CN114728188A (zh) 2022-07-08
CA3162174A1 (en) 2021-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7698642B2 (ja) 自己ロック用背部ブレースを備えた安全ハーネス
US11471314B2 (en) Trunk supporting exoskeleton and method of use
JP7720781B2 (ja) 取り外し可能な剛性の背部力伝達部材を有する安全ハーネス
RU2508139C2 (ru) Система переноски для дыхательного аппарата
CN106794367B (zh) 安全带具
US5954250A (en) Harnesses
US20200406072A1 (en) Articulated Harness Connection Arrangement with Integrated Retractable Attachment Element
US10524974B2 (en) Trunk supporting exoskeleton and method of use
US12521869B2 (en) Trunk supporting exoskeleton and method of use
US20250042014A1 (en) Body support device
WO2004098430A2 (en) Anterior support device
EP3737347B1 (en) Trunk supporting exoskeleton and method of use
AU2018256552A1 (en) A Personal Lift Assist Apparatus
US20240000598A1 (en) Adjustable Back Supporter

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231114

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20231114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20241022

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20241112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20250207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20250516

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20250613

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7698642

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150