JP7690896B2 - 機電一体ユニット - Google Patents

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Description

本明細書が開示する技術は、車両用の機電一体ユニットに関する。
特許文献1に、車両用の機電一体ユニットが開示されている。この機電一体ユニットは、モータ及びギア機構を有する機械的ユニットと、電力制御回路を含む電気回路ユニットとを有し、機械的ユニットの上方に電気回路ユニットが固定されている。
特開2020-150632号公報
上記した機電一体ユニットでは、機械的ユニットと電気回路ユニットとのそれぞれが、独立したハウジングを有している。これに対して、機械的ユニットと電気回路ユニットとの両者を、共通のハウジングに収容することによって、機電一体ユニットの小型化を図ることが考えられる。しかしながら、共通のハウジングを採用したとしても、そのハウジングの内部には、機械的ユニットを収容する室と、電気回路ユニットを収容する室とを、それぞれ設ける必要がある。従って、単に共通のハウジングを採用するだけでは、機電一体ユニットの小型化を図ることは難しい。本明細書は、機電一体ユニットを小型化するための新規で有用な技術を提供する。
本明細書は、車両用の機電一体ユニットを開示する。機電一体ユニットは、第1室及び第2室を有するハウジングと、第1室に配置された少なくとも一つのモータと、第1室に配置されているとともに、少なくとも一つのモータに接続された少なくとも一つのギア機構と、第2室に配置されているとともに、少なくとも一つのモータに電気的に接続された電気回路ユニットと、第1室に配置されているとともに、電気回路ユニットに電気的に接続された電気部品と、を備え、電気部品は、電気回路ユニットの少なくとも一部と合わせて、少なくとも一つのモータへ供給される電力を制御するための電力制御回路を構成している。
上記した機電一体ユニットでは、ハウジングが第1室と第2室とを有しており、モータ及びギア機構が第1室に収容されているとともに、電気回路ユニットが第2室に収容されている。加えて、電力制御回路の一部を構成する電気部品が、電気回路ユニットが配置されている第2室に代えて、モータ及びギア機構とともに第1室に配置されている。このような構成によると、第1室に配置された電気部品のサイズだけ、第2室を小さくすることができる。モータ及びギア機構が配置された第1室には、モータ及びギア機構の円形を基本とする形状に起因して、余剰のスペースが形成されやすい。その余剰のスペースを利用することで、第1室を特に拡大することなく、第1室に電気部品を配置することができる。これにより、機電一体ユニットの小型化を図ることができる。
車両100の構成を模式的に示す図。 機電一体ユニット10の電気的構成を示すブロック回路図。 機電一体ユニット10の内部構成を示す図。 図3におけるIV-IV線で切断した機電一体ユニット10の端面図である。図4では、第2電気回路ユニット36bと、第1モータ12及び第2モータ13との位置関係を説明するために、第1モータ12及び第2モータ13が破線で図示されており、第2電気回路ユニット36bの降圧コンバータ回路32が実線で図示されている。
本技術の一実施形態において、電気部品は、リアクトルであってもよい。但し、他の実施形態において、電気部品はリアクトルに限定されず、電力制御回路を構成する他の電気部品であってもよい。
上記構成に加えて、電力制御回路は、昇圧コンバータとインバータとを有してもよい。この場合、昇圧コンバータは、車両の電源からの直流電力を昇圧して、インバータに供給し、インバータは、昇圧コンバータからの直流電力を交流電力に変換して、モータに供給してもよい。加えて、リアクトルは、昇圧コンバータの一部を構成していてもよい。このような構成によると、リアクトルは、昇圧コンバータのコンバータ回路から離間している。これにより、リアクトルとコンバータ回路との間で生じ得る電磁ノイズが低減される。
本技術の一実施形態において、第2室は、第1室の上方に位置してもよく、少なくとも一つのモータは、第1モータと第2モータとを有してもよい。この場合、第1モータと第2モータとは、車両の前後方向に沿って配置されているとともに、第2モータの一部は第1モータよりも上方に位置してもよく、電気回路ユニットの少なくとも一部は、車両の前後方向又は車両の左右方向において、第2モータと対向してもよい。このような構成によると、電気回路ユニットの少なくとも一部を、第1モータと第2モータとの配置によって生じ得る余剰スペースに配置することができる。従って、電気回路ユニットが第1モータ及び第2モータの余剰スペースに埋め込まれた分だけ、車両の上下方向における機電一体ユニットの寸法を小さくできる。
上記構成に加えて、電気回路ユニットは、第1電気回路ユニットと、第1電気回路ユニットの下方に位置する第2電気回路ユニットとを有してもよい。この場合、第1モータの上方には、第1電気回路ユニットと第2電気回路ユニットとの両者が位置してもよく、第2モータの上方には、第1電気回路ユニットが位置する一方で第2電気回路ユニットは位置しなくてもよい。このような構成によると、第2モータ上には、第1電気回路ユニットのみが位置するだけであり、第2モータ上に第2電気回路ユニットが位置する場合と比較して、車両の上下方向における機電一体ユニットの寸法を小さくできる。
本技術の一実施形態において、ハウジングは、上部に開口を有するハウジング本体と、開口に取り付けられたカバープレートとを有してもよい。この場合、第1電気回路ユニットは、カバープレートに固定されていてもよい。このような構成によると、第1電気回路ユニットを支持する部品を、ハウジングのカバープレートと共通化することができる。これにより、機電一体ユニットの構成が簡素化されるとともに、機電一体ユニットの組み立て作業を簡素化することもできる。また、ハウジングは比較的に高い剛性を有しているので、第1電気回路ユニットがハウジングのカバープレートに取り付けられていると、ハウジングの高い剛性によって第1電気回路ユニットが強固に保持される。
本技術の一実施形態において、第2電気回路ユニットは、車両の電源からの直流電力を降圧して、車両の補機バッテリに供給する降圧コンバータを有してもよい。このような構成によると、機電一体ユニットの余剰スペースに降圧コンバータも含むことができ車室の省スペース化が図れるとともに、降圧コンバータを電力制御回路に近接することができ、電力配線が簡素化される。
本技術の一実施形態において、第1室は、潤滑油が循環するように構成されていてもよい。このような構成によると、潤滑油によって電気部品を冷却することができる。
(実施例)図面を参照して、実施例の機電一体ユニット10について説明する。図1~3に示すように、機電一体ユニット10は、車両100に搭載される。車両100は、エンジン2と、電源4と、機電一体ユニット10と、複数の車輪6と、補機バッテリ8とを備える。機電一体ユニット10は、複数の走行用モータ12,13を備える。エンジン2及び複数の走行用モータ12,13は、複数の車輪6の少なくとも一つを駆動する駆動装置である。電源4は、車輪6を駆動させるための電力を複数の走行用モータ12,13にそれぞれ供給する。複数の走行用モータ12,13は、第1モータ12と第2モータ13とを有する。従って、本実施例の車両100は、いわゆる二モータ式のハイブリッド自動車である。但し、車両100は、ハイブリッド自動車に限定されず、例えば電気自動車、燃料自動車等の走行用モータを有する車両であってよい。また、走行用モータ12,13の数は、二つに限定されず、一つ又は三つ以上であってもよい。
ここで、図面における機電一体ユニット10の各方向は、車両100に搭載されたときの方向、即ち車両100の方向に準ずる。従って、方向FRは、車両100の前後方向における前方を示し、方向RRは車両100の前後方向における後方を示す。また、方向LHは車両100の左右方向における左方を示し、方向RHは車両100の左右方向における右方を示す。そして、方向UPは車両100の上下方向における上方を示し、方向DWは車両100の上下方向における下方を示す。
図1~3(主に図3)に示すように、機電一体ユニット10は、上述した複数の走行用モータ12,13に加え、電気回路ユニット36a,36bと、リアクトル28と、複数のギア機構14,15,16,17と、複数のオイルポンプ18,19と、ハウジング42と、を備える。車両100は、エンジン2及び/又は複数の走行用モータ12,13からの動力によって、複数のギア機構14,15,16,17を介して、左右の車輪6を駆動することができる。
ハウジング42は、第1室R1と、第2室R2とを有する。第2室R2は、第1室R1の上方に位置する。第1室R1には、複数の走行用モータ12,13と、複数のギア機構14,15,16,17と、リアクトル28と、図3には図示されていないが、複数のオイルポンプ18,19と、が配置されている。第2室R2には、電気回路ユニット36a,36bが配置されている。リアクトル28は、電気回路ユニット36a,36bに電気的に接続されている。
電気回路ユニット36a,36bは、第1電気回路ユニット36aと、第2電気回路ユニット36を有する。第1電気回路ユニット36aには、DC-DCコンバータ回路26と、複数のインバータ回路22,24と、複数のコンデンサ30,31と、冷却器38とが含まれる。冷却器38は、少なくともDC-DCコンバータ回路26及び複数のインバータ回路22,24に隣接して配置される。冷却器38は、冷却水を循環して、DC-DCコンバータ回路26及び複数のインバータ回路22,24を冷却する。DC-DCコンバータ回路26と、複数のインバータ回路22,24と、複数のコンデンサ30,31とは、第1室R1に配置されたリアクトル28とともに、電力制御回路20を構成する。電力制御回路20は、電源4から複数の走行用モータ12,13へ供給される電力を制御する。
DC-DCコンバータ回路26及びリアクトル28は、昇圧コンバータ回路25を構成する。昇圧コンバータ回路25は、電源4と複数のインバータ回路22,24との間に接続されている。昇圧コンバータ回路25は、電源4からの直流電力を昇圧し、昇圧した電力を各インバータ回路22,24にそれぞれ供給する。DC-DCコンバータ回路26は、二つのスイッチング素子26sを有する。一方のスイッチング素子26sの一端は、電源4の負極4bに接続されている。一方のスイッチング素子26sの他端は、他方のスイッチング素子26sの一端に接続されている。他方のスイッチング素子26sの他端は、リアクトル28を介して、電源4の正極4aに接続されている。
特に限定されないが、DC-DCコンバータ回路26のスイッチング素子26sは、RC-IGBT(Reverse conducting Insulated Gate Bipolar Transistor)素子である。即ち、スイッチング素子26sは、IGBT構造と、それに対して逆並列に接続されたダイオード構造とを有している。前述したスイッチング素子26sの一端には、IGBT構造のエミッタ及びダイオード構造のアノードが接続されており、スイッチング素子26sの他端には、IGBT構造のコレクタ及びダイオード構造のカソードが接続されている。但し、スイッチング素子26sは、RC-IGBT素子に限定されず、MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)素子又は他の種類のスイッチング素子であってもよい。
複数のインバータ回路22,24は、第1インバータ回路22と第2インバータ回路24とを有する。第1インバータ回路22と、第2インバータ回路24とは互いに並列に接続されている。第1インバータ回路22は、六つのスイッチング素子22sを備えており、三相交流のインバータ回路である。第1インバータ回路22は、昇圧コンバータ回路25と第1モータ12との間に接続されている。第1インバータ回路22は、昇圧コンバータ回路25からの直流電力を交流電力に変換して、第1モータ12に供給する。第2インバータ回路24は、第1インバータ回路22と同様に、六つのスイッチング素子(不図示)を備えており、三相交流のインバータ回路である。第2インバータ回路24は、昇圧コンバータ回路25と第2モータ13との間に接続されている。第2インバータ回路24は、昇圧コンバータ回路25からの直流電力を交流電力に変換して、第2モータ13に供給する。特に限定されないが、各インバータ回路22,24のスイッチング素子22sには、昇圧コンバータ回路25に採用されたスイッチング素子26sと同様のものが採用されている。
複数のコンデンサ30,31は、第1コンデンサ30と第2コンデンサ31を有する。電源4と昇圧コンバータ回路25との間には、第1コンデンサ30が接続されており、昇圧コンバータ回路25と複数のインバータ回路22,24との間には、第2コンデンサ31が接続されている。各コンデンサ30,31は、静電容量コンデンサである。
第2電気回路ユニット36bには、降圧コンバータ回路32と冷却器40とが含まれる。降圧コンバータ回路32は、電力制御回路20の直流電力を降圧して、車両100の補機バッテリ8へ供給する。降圧コンバータ回路32は、DC-DCコンバータ回路を含み、昇圧コンバータ回路25と同様に構成されることができる。冷却器40は、降圧コンバータ回路32に前後方向に隣接して配置される。冷却器40は、冷却水を循環して、降圧コンバータ回路32を冷却する。補機バッテリ8の定格電圧は、12ボルトである。補機バッテリ8は、車両100の種々の制御システムやその他の補機に接続されており、これらに電力を供給する。
ここで、図1を参照して、第1室R1に配置された複数のギア機構14,15,16,17について説明する。複数のギア機構14,15,16,17の各々は、対応する各車軸S1~S4上に構成されている。各車軸S1~S4は、左右方向に沿って配置されている。第1モータ12は、第1車軸S1上に配置され、第2モータ13は、第3車軸S3上に配置されている。複数のギア機構14,15,16,17は、遊星ギア機構14と、減速ギア機構15と、モータ出力ギア機構16と、ディファレンシャルギア機構17とを備える。なお、ギア機構の数は、複数に限定されず、機電一体ユニット10は、少なくとも一つのギア機構を有していればよい。
遊星ギア機構14は、第1車軸S1上に沿って構成されており、サンギア14sと、リングギア14rと、複数のプラネタリギア14pと、キャリア14cと、を有する。サンギア14sは、外歯歯車である。リングギア14rは、サンギア14sと同軸に配置された内歯歯車である。複数のプラネタリギア14pは、外歯歯車であり、サンギア14sとリングギア14rとの間に位置し、サンギア14sとリングギア14rとに噛み合うように構成されている。キャリア14cは、複数のプラネタリギア14pの各々に連結されており、複数のプラネタリギア14pを自転及び公転可能に保持する。エンジン2に連結された第1車軸S1にキャリア14cが連結されており、サンギア14sに第1モータ12が連結されており、リングギア14rの外周縁には駆動ギア14dが設けられている。
減速ギア機構15は、第2車軸S2上に沿って構成されており、第1減速ギア15aと第1減速ギア15aよりも径寸法が小さい第2減速ギア15bとを有する。第1減速ギア15aと第2減速ギア15bとは、同軸(即ち第2車軸S2)上に配置されている。第1減速ギア15aは、遊星ギア機構14の駆動ギア14dと噛み合うように配置されている。
モータ出力ギア機構16は、第3車軸S3上に沿って構成されており、モータ出力ギア16mを有する。モータ出力ギア16mは、減速ギア機構15の第1減速ギア15aと噛み合うように配置されている。第3車軸S3は、第2モータ13に連結されている。
ディファレンシャルギア機構17は、第4車軸S4上に沿って構成されており、デフリングギア17dと、複合ギア17mを有する。デフリングギア17dは、減速ギア機構15の第2減速ギア15bと噛み合うように配置されている。減速ギア機構15の第2減速ギア15bの動力は、デフリングギア17dを介して複合ギア17mに入力される。第4車軸S4上において、複合ギア17mは左右の車輪6に連結されており、複合ギア17mに入力された動力を左右の車輪6に出力する。
複数のオイルポンプ18,19は、第1室R1において潤滑油を循環させている。潤滑油を循環させることにより、第1室R1に設けられた複数の走行用モータ12,13等を冷却することができる。本実施例では、電力制御回路20の一部であるリアクトル28が第1室R1に配置されており、リアクトル28も、循環油によって冷却することができる。複数のオイルポンプ18,19は、第1オイルポンプ18と、第2オイルポンプ19とを有する。第1オイルポンプ18は、エンジン2と連結されており、エンジン2の動力によって駆動される。第2オイルポンプ19は、ポンプ駆動ギア19pを有する。ポンプ駆動ギア19pは、ディファレンシャルギア機構17のデフリングギア17dと連結されている。従って、第2オイルポンプ19は、車輪6が回転する(即ち車両100が走行する)と駆動される。
ここで、ハウジング42の詳細について説明する。ハウジング42は、筐体部材である。ハウジング42は、ハウジング本体44と、カバープレート46を有する。ハウジング本体44は、底壁44aと、底壁44aの外周縁から上方に延びる四つの側壁44bとを有する。ハウジング本体44は、上部に開口44cを有する。ハウジング本体44の開口43cは、四つの側壁44bによって画定されている。ハウジング本体44は、隔壁44wを有する。ハウジング42では、隔壁44wによって、第1室R1と、第2室R2とが画定される。ハウジング本体44は、例えばアルミニウムといった導体材料を用いて構成されている。
カバープレート46は、開口44cに取り付けられている。カバープレート46は、ハウジング本体44の開口44cを塞ぐ。カバープレート46は、板状の部材であり、例えばアルミニウムといった導体材料を用いて構成されている。第1電気回路ユニット36aは、カバープレート46に固定されている。特に限定されないが、カバープレート46の下面には、複数のインバータ回路22,24及びDC-DCコンバータ回路26が配置されており、カバープレート46の上面には、複数のインバータ回路22及びDC-DCコンバータ回路26に接続された制御基板47が配置されている。制御基板47は、CPUやメモリを内蔵するプロセッサ等の部品を有しており、インバータ回路22,24及びDC-DCコンバータ回路26のスイッチング素子22s,26sを制御する。カバープレート46上には、保護カバー48が設けられている。保護カバー48は、カバープレート46の上面に位置する制御基板47を覆っている。
次いで、図3~4を参照して、ハウジング42における電気回路ユニット36a,36bと複数の走行用モータ12,13の配置について説明する。図3に示すように、ハウジング42の第1室R1において、第1モータ12と第2モータ13は、前後方向に沿って配置されている。第2モータ13の一部(上側部分)は、第1モータ12よりも上方に位置する。ハウジング42の第2室R2において、第2電気回路ユニット36bは、第1電気回路ユニット36aの下方に位置する。第1電気回路ユニット36aと第2電気回路ユニット36bは、重畳配置されている。第1モータ12の上方には、第1電気回路ユニット36a及び第2電気回路ユニット36bの両者が位置する。第2モータ13の上方には、第1電気回路ユニット36aが位置する一方で、第2電気回路ユニット36bが位置しない。このような構成によると、第2モータ13上には、第1電気回路ユニット36aのみが位置するだけであり、第2モータ13上に第2電気回路ユニット36bが位置する場合と比較して、車両100の上下方向における機電一体ユニット10の寸法を小さくできる。
図4に示すように、第2電気回路ユニット36は、平面視したときに、概してL字形状を有する。第2電気回路ユニット36bは、ハウジング42の隔壁44wを挟んで、第2モータ13と対向する。第2電気回路ユニット36bは、第2モータ13に対して、前後方向に対向する部分と左右方向に対向する部分とを有する。
機電一体ユニットでは、上述した走行用モータ及びギア機構等の機械的ユニットと電気回路ユニットとのそれぞれが、独立したハウジングを有している。これに対して、機械的ユニットと電気回路ユニットとの両者を、共通のハウジングに収容することによって、機電一体ユニットの小型化を図ることが考えられる。しかしながら、共通のハウジングを採用したとしても、そのハウジングの内部には、機械的ユニットを収容する室と、電気回路ユニットを収容する室とを、それぞれ設ける必要がある。従って、単に共通のハウジングを採用するだけでは、機電一体ユニットの小型化を図ることは難しい。
上記した課題を解決するために、本実施例における機電一体ユニット10では、ハウジング42が第1室R1と第2室R2とを有しており、複数の走行用モータ12,13及び複数のギア機構14,15,16,17が第1室R1に収容されているとともに、電気回路ユニット36a,36bが第2室R2に収容されている。加えて、電力制御回路20の一部を構成するリアクトル28が、電気回路ユニット36a,36bが配置されている第2室R2に代えて、複数の走行用モータ12,13及び複数のギア機構14,15,16,17とともに第1室R1に配置されている。このような構成によると、第1室R1に配置されたリアクトル28のサイズだけ、第2室R2を小さくすることができる。複数の走行用モータ12,13及び複数のギア機構14,15,16,17が配置された第1室R1には、複数の走行用モータ12,13及び複数のギア機構14,15,16,17の円形を基本とする形状に起因して、余剰のスペースが形成されやすい。その余剰のスペースを利用することで、第1室R1を特に拡大することなく、第1室R1にリアクトル28を配置することができる。これにより、機電一体ユニット10の小型化を図ることができる。
上述したように、本実施例では、特に、昇圧コンバータ回路25の一部を構成するリアクトル28が、ハウジング42の第1室R1に設けられている。このような構成によると、リアクトル28は、昇圧コンバータ回路25のDC-DCコンバータ回路26から離間している。これにより、リアクトル28とDC-DCコンバータ回路26との間で生じ得る電磁ノイズが低減される。
ここで、リアクトル28は、本明細書が開示する技術における「電気部品」の一例である。但し、他の実施形態において、第1室R1に配置される電気部品はリアクトル28に限定されず、電力制御回路20を構成する他の電気部品であってもよい。
本実施例では、第1モータ12と第2モータ13とは、車両100の前後方向に沿って配置されている。加えて、第2モータ13の一部は第1モータ12よりも上方に位置しているとともに、第2電気回路ユニット36bは、車両100の前後方向又は車両100の左右方向において、第2モータ13と対向している。このような構成によると、第2電気回路ユニット32bを、第1モータ12と第2モータ13との配置によって生じ得る余剰スペースに配置することができる。従って、第2電気回路ユニット32bが第1モータ12及び第2モータ13の余剰スペースに埋め込まれた分だけ、車両100の上下方向における機電一体ユニット10の寸法を小さくできる。
本実施例における第2電気回路ユニット38bは、車両100の電源4からの直流電力を降圧して、車両100の補機バッテリ8に供給する降圧コンバータ回路32を有している。このような構成によると、機電一体ユニット10の余剰スペースに降圧コンバータ回路32も含むことができ車室の省スペース化が図れるとともに、降圧コンバータ回路32を電力制御回路20に近接することができ、電力配線が簡素化される。
本実施例では、ハウジング42は、上部に開口44cを有するハウジング本体44と、開口44cに取り付けられたカバープレート46とを有しており、第1電気回路ユニット38aは、カバープレート46に固定されている。このような構成によると、第1電気回路ユニット36aを支持する部品を、ハウジング42のカバープレート46と共通化することができる。これにより、機電一体ユニット10の構成が簡素化されるとともに、機電一体ユニット10の組み立て作業を簡素化することもできる。
以上、本明細書が開示する技術の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書、又は、図面に説明した技術要素は、単独で、あるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組合せに限定されるものではない。本明細書又は図面に例示した技術は、複数の目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:エンジン
4:電源
6:車輪
8:補機バッテリ
10:機電一体ユニット
12,13:走行用モータ
14,15,16,17:ギア機構
18,19:オイルポンプ
20:電力制御回路
22,24:インバータ回路
25:昇圧コンバータ回路
26:DC-DCコンバータ回路
28:リアクトル
30,31:コンデンサ
32:降圧コンバータ回路
36a,36b:電気回路ユニット
38,40:冷却器
42:ハウジング
44:ハウジング本体
44c:開口
44w:隔壁
46:カバープレート
R1:第1室
R2:第2室

Claims (6)

  1. 車両用の機電一体ユニットであって、
    第1室及び前記第1室の上方に位置する第2室を有するハウジングと、
    前記第1室に配置された第1モータ及び第2モータと、
    前記第1室に配置されているとともに、前記少なくとも一つのモータに接続された少なくとも一つのギア機構と、
    前記第2室に配置されているとともに、前記少なくとも一つのモータに電気的に接続された電気回路ユニットと、
    前記第1室に配置されているとともに、前記電気回路ユニットに電気的に接続された電気部品と、を備え、
    前記電気部品は、前記電気回路ユニットの少なくとも一部と合わせて、前記少なくとも一つのモータへ供給される電力を制御するための電力制御回路を構成しており
    前記第1モータと前記第2モータとは、前記車両の前後方向に沿って配置されているとともに、前記第2モータの一部は前記第1モータよりも上方に位置し、
    前記電気回路ユニットは、第1電気回路ユニットと、前記第1電気回路ユニットの下方に位置する第2電気回路ユニットとを有し、
    前記第2電気回路ユニットの一部は、前記車両の前後方向において、前記第2モータと対向し、
    前記第2電気回路ユニットの他の一部は、前記車両の左右方向において、前記第2モータと対向し、
    前記第1モータの上方には、前記第1電気回路ユニットと前記第2電気回路ユニットとの両者が位置し、
    前記第2モータの上方には、前記第1電気回路ユニットが位置する一方で前記第2電気回路ユニットは位置しない、
    機電一体ユニット。
  2. 前記電気部品は、リアクトルである、請求項1に記載の機電一体ユニット。
  3. 前記電力制御回路は、昇圧コンバータとインバータとを有し、
    前記昇圧コンバータは、前記車両の電源からの直流電力を昇圧して、前記インバータに供給し、
    前記インバータは、前記昇圧コンバータからの直流電力を交流電力に変換して、前記少なくとも一つのモータに供給し、
    前記リアクトルは、前記昇圧コンバータの一部を構成している、
    請求項2に記載の機電一体ユニット。
  4. 前記ハウジングは、上部に開口を有するハウジング本体と、前記開口に取り付けられたカバープレートとを有し、
    前記第1電気回路ユニットは、前記カバープレートに固定されている、請求項1から3のいずれか一項に記載の機電一体ユニット。
  5. 前記第2電気回路ユニットは、前記車両の電源からの直流電力を降圧して、前記車両の補機バッテリに供給する降圧コンバータを有する、請求項1から4のいずれか一項に記載の機電一体ユニット。
  6. 前記第1室は、潤滑油が循環するように構成されている、請求項1からのいずれか一項に記載の機電一体ユニット。
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