JP7679291B2 - 導電性高分子含有液及びその製造方法、並びに導電性積層体の製造方法 - Google Patents
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Description
本発明は、導電性高分子含有液の塗膜を加熱加湿条件で処理することにより、導電層の表面抵抗値を低減できる導電性積層体の製造方法と、その製造方法における使用に適した導電性高分子含有液及びその製造方法を提供する。
(工程1)
基材の少なくとも一部の面に前記導電性高分子含有液を塗布して塗膜を形成し、塗膜を乾燥して導電層を形成することにより、導電性積層体Aを得る工程
(工程2)
前記基材と前記導電層を備えた導電性積層体Aを60℃以上85℃以下かつ60%RH以上85%RH以下の加熱加湿条件下で10日以上30日以下保持することにより、導電性積層体Bを得る工程
(工程3)
導電性積層体Bを60℃以上85℃以下かつ非加湿の加熱条件下で10日以上30日以下保持し、前記導電層を乾燥することにより、導電性積層体Cを得る工程
[2] 前記導電性積層体Bが備える前記導電層の表面抵抗値B(単位:Ω/□)が、前記導電性積層体Aが備える前記導電層の表面抵抗値A(単位:Ω/□)よりも低い、[1]に記載の導電性高分子含有液。
[3] 前記導電性積層体Cが備える前記導電層の表面抵抗値C(単位:Ω/□)が、前記導電性積層体Aが備える前記導電層の表面抵抗値A(単位:Ω/□)よりも低い、[1]又は[2]に記載の導電性高分子含有液。
[4] 前記導電性積層体Bが備える前記導電層の表面抵抗値B(単位:Ω/□)が、前記導電性積層体Cが備える前記導電層の表面抵抗値C(単位:Ω/□)よりも低い、[1]~[3]の何れか一項に記載の導電性高分子含有液。
[5] 前記高導電化剤が、ヒドロキシ基を2つ以上有する化合物、カルボキシ基を2つ以上有する化合物、アミド基を有する化合物、及び含窒素芳香族化合物から選択される1種以上である、[1]~[4]の何れか一項に記載の導電性高分子含有液。
[6] 前記π共役系導電性高分子がポリ(3,4-エチレンジオキシチオフェン)であるか、又は、前記ポリアニオンがポリスチレンスルホン酸である、[1]~[5]の何れか一項に記載の導電性高分子含有液。
[7] 前記導電性複合体が、エポキシ化合物、アミン化合物、及び第四級アンモニウム化合物から選択される1種以上との反応により修飾されている、[1]~[6]の何れか一項に記載の導電性高分子含有液。
[8] [1]~[7]の何れか一項に記載の導電性高分子含有液を用い、前記工程1~3を順に行うことにより前記導電性積層体Cを得ることを含む、導電性積層体の製造方法。
[9] 前記基材がフィルム基材である、[8]に記載の導電性積層体の製造方法。
[10] [7]に記載の導電性高分子含有液の製造方法であって、π共役系導電性高分子及びポリアニオンを含む導電性複合体と、水系分散媒とを含む原料液に、エポキシ化合物、アミン化合物、及び第四級アンモニウム化合物から選択される1種以上を添加する工程と、添加した化合物と前記導電性複合体との反応生成物を回収する工程と、前記反応生成物、溶剤、バインダ成分、及び高導電化剤を混合することにより、導電性高分子含有液を得る工程と、を含む、導電性高分子含有液の製造方法。
本発明の導電性高分子含有液は、上記の導電性積層体の製造方法での使用に有用である。
本発明の導電性高分子含有液の製造方法によれば、上記の導電性高分子含有液を容易に製造することができる。
本発明の第一態様は、π共役系導電性高分子及びポリアニオンを含む導電性複合体と、バインダ成分と、高導電化剤とを含む導電性高分子含有液である。本態様の導電性高分子含有液は、後述する導電性積層体の製造方法において使用することが好ましい。
本態様の導電性高分子含有液において、導電性複合体は、分散状態であってもよいし、溶解状態であってもよい。本明細書において、特に明記しない限り、分散状態と溶解状態とを区別しない。
π共役系導電性高分子としては、主鎖がπ共役系で構成されている有機高分子であれば本発明の効果を有する限り特に制限されず、例えば、ポリピロール系導電性高分子、ポリチオフェン系導電性高分子、ポリアセチレン系導電性高分子、ポリフェニレン系導電性高分子、ポリフェニレンビニレン系導電性高分子、ポリアニリン系導電性高分子、ポリアセン系導電性高分子、ポリチオフェンビニレン系導電性高分子、及びこれらの共重合体等が挙げられる。空気中での安定性の点からは、ポリピロール系導電性高分子、ポリチオフェン類及びポリアニリン系導電性高分子が好ましく、透明性の面から、ポリチオフェン系導電性高分子がより好ましい。
ポリピロール系導電性高分子としては、ポリピロール、ポリ(N-メチルピロール)、ポリ(3-メチルピロール)、ポリ(3-エチルピロール)、ポリ(3-n-プロピルピロール)、ポリ(3-ブチルピロール)、ポリ(3-オクチルピロール)、ポリ(3-デシルピロール)、ポリ(3-ドデシルピロール)、ポリ(3,4-ジメチルピロール)、ポリ(3,4-ジブチルピロール)、ポリ(3-カルボキシピロール)、ポリ(3-メチル-4-カルボキシピロール)、ポリ(3-メチル-4-カルボキシエチルピロール)、ポリ(3-メチル-4-カルボキシブチルピロール)、ポリ(3-ヒドロキシピロール)、ポリ(3-メトキシピロール)、ポリ(3-エトキシピロール)、ポリ(3-ブトキシピロール)、ポリ(3-ヘキシルオキシピロール)、ポリ(3-メチル-4-ヘキシルオキシピロール)が挙げられる。
ポリアニリン系導電性高分子としては、ポリアニリン、ポリ(2-メチルアニリン)、ポリ(3-イソブチルアニリン)、ポリ(2-アニリンスルホン酸)、ポリ(3-アニリンスルホン酸)が挙げられる。
上記π共役系導電性高分子のなかでも、導電性、透明性、耐熱性の点から、ポリ(3,4-エチレンジオキシチオフェン)が特に好ましい。
導電性複合体に含まれるπ共役系導電性高分子は、1種類でもよいし、2種類以上でもよい。
ポリアニオンとは、アニオン基を有するモノマー単位を、分子内に2つ以上有する重合体である。このポリアニオンのアニオン基は、π共役系導電性高分子に対するドーパントとして機能し、π共役系導電性高分子の導電性を向上させ得る。
ポリアニオンのアニオン基としては、スルホ基、またはカルボキシ基であることが好ましい。
このようなポリアニオンの具体例としては、ポリスチレンスルホン酸、ポリビニルスルホン酸、ポリアリルスルホン酸、スルホ基を有するポリアクリル酸エステル、スルホ基を有するポリメタクリル酸エステル(例えば、ポリ(4-スルホブチルメタクリレート、ポリスルホエチルメタクリレート、ポリメタクリロイルオキシベンゼンスルホン酸)、ポリ(2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸)、ポリイソプレンスルホン酸等のスルホ基を有する高分子や、ポリビニルカルボン酸、ポリスチレンカルボン酸、ポリアリルカルボン酸、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリ(2-アクリルアミド-2-メチルプロパンカルボン酸)、ポリイソプレンカルボン酸等のカルボキシ基を有する高分子が挙げられる。これらの単独重合体であってもよいし、2種以上の共重合体であってもよい。
これらポリアニオンのなかでも、導電性をより高くできることから、スルホ基を有する高分子が好ましく、ポリスチレンスルホン酸がより好ましい。
前記ポリアニオンは1種類でもよいし、2種類以上でもよい。
導電性複合体を形成したポリアニオンが有する全てのアニオン基の個数を100モル%としたとき、余剰のアニオン基は、30モル%以上90モル%以下が好ましく、45モル%以上75モル%以下がより好ましい。
上記範囲の下限値以上であると、形成する導電層の導電性がより高くなる。
上記範囲の上限値以下であると、導電性高分子含有液における導電性複合体の分散性を高め、均一な導電層を形成することができる。
本態様の導電性高分子含有液の総質量に対する、ポリアニオンの含有量は、例えば、0.03質量%以上10質量%以下とすることができる。
本態様の導電性高分子含有液に含まれるπ共役系導電性高分子:ポリアニオンの含有比は、質量基準で(1:2)~(1:5)が好ましく、(1:2)~(1:4)がより好ましく、(1:2)~(1:3)がさらに好ましい。
本態様の導電性高分子含有液は、バインダ成分を含む。バインダ成分を含むことにより、形成する導電層の強度を向上させ、特に後述する加熱加湿条件下での静置処理と、その後の非加湿の加熱条件下での乾燥処理に充分耐えることができる。
バインダ成分は1種のみが含まれていてもよいし、2種以上が含まれていてもよい。
上記のアクリル樹脂とポリエステル樹脂を併用すると、塗膜の強度と密着性がより一層高まるので好ましい。
水分散性樹脂が有するカルボキシ基、スルホ基等の酸基は、ナトリウムイオンやカリウムイオン等のカチオンと塩を形成していてもよい。
硬化性のモノマーとしては、例えば、アクリルモノマー(アクリル化合物)、エポキシモノマー、オルガノシロキサン等が挙げられる。硬化性のオリゴマーとしては、例えば、アクリルオリゴマー(アクリル化合物)、エポキシオリゴマー、シリコーンオリゴマー(硬化型シリコーン)等が挙げられる。
バインダ成分としてアクリルモノマー又はアクリルオリゴマーを用いた場合には、加熱又は光照射により容易に硬化させることができる。
バインダ成分としてオルガノシロキサン又はシリコーンオリゴマーを用いた場合には、導電層に離型性(非粘着性)を付与することができる。
上記範囲の下限値以上であれば、本態様の導電性高分子含有液を基材に塗工する際の製膜性と膜強度を向上させることができる。
上記範囲の上限値以下であれば、導電性複合体の含有割合の低下による導電性の低下を抑制することができる。
本態様の導電性高分子含有液は、高導電化剤を含む。高導電化剤を含むことにより、形成する導電層の導電性を向上させることができ、特に後述する加熱加湿条件下での静置処理によって導電性を格段に向上させることができる。
ここで、前述したπ共役系導電性高分子、ポリアニオン、バインダ樹脂、有機溶剤は、高導電化剤に分類しない。
本態様の導電性高分子含有液に含有される高導電化剤は、1種類であってもよいし、2種類以上であってもよい。
上記の好適な範囲であると、高導電化剤添加による導電性向上効果がより一層得られる。
上記の好適な範囲であると、高導電化剤添加による導電性向上効果がより一層得られる。
本態様の導電性高分子含有液は、導電性複合体を液中に分散させることが容易であることから、分散媒を含むことが好ましい。分散媒としては、水、有機溶剤、水と有機溶剤との混合液が挙げられる。前記高導電化剤は分散媒には該当しないものとする。
有機溶剤は1種を単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
本態様の導電性高分子含有液が含む水系分散媒の総質量に対する水の含有割合は、例えば、50質量%以上100質量%以下とすることができ、60質量%以上100質量%以下が好ましく、70質量%以上100質量%以下がより好ましい。水以外の分散媒としては、一価アルコールが好ましい。
後述する置換基(A)~(C)を有する修飾された導電性複合体は疎水性が高まっているので、修飾された導電性複合体に対する分散媒は有機溶剤であることが好ましい。
本態様の導電性高分子含有液には、その他の添加剤が含まれていてもよい。
添加剤としては、本発明の効果が得られる限り特に制限されず、例えば、界面活性剤、無機導電剤、消泡剤、カップリング剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤などを使用できる。
界面活性剤としては、ノニオン系、アニオン系、カチオン系の界面活性剤が挙げられるが、保存安定性の面からノニオン系が好ましい。また、ポリビニルピロリドンなどのポリマー系界面活性剤を添加してもよい。
無機導電剤としては、金属イオン類、導電性カーボン等が挙げられる。なお、金属イオンは、金属塩を水に溶解させることにより生成させることができる。
消泡剤としては、シリコーン樹脂、ポリジメチルシロキサン、シリコーンオイル等が挙げられる。
カップリング剤としては、ビニル基又はアミノ基を有するシランカップリング剤等が挙げられる。
酸化防止剤としては、フェノール系酸化防止剤、アミン系酸化防止剤、リン系酸化防止剤、硫黄系酸化防止剤、糖類等が挙げられる。
紫外線吸収剤としては、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、サリシレート系紫外線吸収剤、シアノアクリレート系紫外線吸収剤、オキサニリド系紫外線吸収剤、ヒンダードアミン系紫外線吸収剤、ベンゾエート系紫外線吸収剤等が挙げられる。
本態様の導電性高分子含有液が上記添加剤を含有する場合、その含有割合は、添加剤の種類に応じて適宜決められるが、例えば、前記π共役系導電性高分子及び全ポリアニオンの100質量部に対して、0.001質量部以上5質量部以下の範囲とすることができる。
第一態様の導電性高分子含有液は、例えば次に説明する重合工程を含む製造方法によって製造することができる。
重合工程は、ポリアニオンと、水系分散媒とを含む反応液で、π共役系導電性高分子を形成するモノマーを重合することにより、前記π共役系導電性高分子及び前記ポリアニオンを含む導電性複合体と、前記水系分散媒と、を含む導電性高分子含有液を得る工程である。重合工程で得た導電性高分子含有液に、バインダ成分と高導電化剤を添加することにより、第一態様の導電性高分子含有液が得られる。
重量平均分子量が上記の好適な範囲であると、前記導電層の導電性がより高まる。
なお、ポリアニオンの水溶液をGPCに供する前に、水溶液中に含まれる不純物等を除去する目的で、平均孔径0.2μmのメンブレンフィルターにより濾過し、そのろ液をGPC測定に供することが好ましい。
前記π共役系導電性高分子を形成するモノマーと、前記ポリアニオンとを任意の含有比で含む反応液を調製し、前記モノマーを重合させることにより、π共役系導電性高分子を形成する。前記反応液において、π共役系導電性高分子にポリアニオンが自然にドープし、π共役系導電性高分子とポリアニオンからなる導電性複合体が形成される。
前記酸化剤は予めイオン交換水に溶解した酸化剤溶液として、前記モノマー、前記ポリアニオン及び前記触媒を含む混合液S1に対してゆっくり添加し、重合を開始することが好ましい。
前記酸化剤溶液の濃度は、1.0質量%以上3.0質量%以下が好ましい。
上記範囲の下限値以上であると、ポリアニオンによるドープ効果が充分に発揮され、導電性複合体の分散安定性がより向上する。
上記範囲の上限値以下であると、導電性に優れた導電層を形成可能な導電性高分子含有液が容易に得られる。
上記範囲であると、重合反応を安定に進められるので、反応系に存在するポリアニオンとの複合化が容易に進む。
触媒及び酸化剤を添加した反応液を用いた場合、反応後に得られた導電性高分子含有液から触媒及び酸化剤を除去することが好ましい。
除去する方法としては、例えば、イオン交換樹脂に導電性高分子含有液を接触させ、触媒及び酸化剤をイオン交換樹脂に吸着させる方法、導電性高分子含有液を限外ろ過することにより水系分散媒の置換とともに除去する方法等が挙げられる。このうち、イオン交換樹脂を使用する方法が簡便であるため好ましい。前記イオン交換樹脂は、陽イオン交換樹脂及び陰イオン交換樹脂を併用することが好ましい。
重合工程で得た導電性高分子含有液を攪拌し、導電性複合体の分散処理を施してもよい。攪拌の方法は特に制限されず、スターラー等の剪断力が弱い攪拌であってもよいし、高圧ホモジナイザー等の高剪断力の分散機を用いて攪拌してもよいが、分散性を高める観点から高圧ホモジナイザー等を用いることが好ましい。
さらに、バインダ成分と、高導電化剤とを常法により添加し、混合することにより、目的の導電性高分子含有液が得られる。
本発明の第二態様は、π共役系導電性高分子及びポリアニオンを含む導電性複合体と、水系分散媒とを含む原料液に、エポキシ化合物、アミン化合物、及び第四級アンモニウム化合物から選択される1種以上を添加する工程(反応工程)と、添加した化合物と前記導電性複合体との反応生成物を回収する工程(回収工程)と、前記反応生成物、溶剤、バインダ成分、及び高導電化剤を混合することにより、導電性高分子含有液を得る工程(混合工程)と、を含む、導電性高分子含有液の製造方法である。
前記原料液として、上述の製造方法(1)で得た導電性高分子含有液(以下では、導電性高分子分散液ということがある。)を適用することができる。
導電性高分子分散液に、エポキシ化合物、アミン化合物及び第四級アンモニウム化合物から選択される1種以上を添加することにより、前記導電性複合体を含む反応生成物を析出させることができる。
本工程で析出した反応生成物のスルホン酸基等のアニオン基は、添加した上記の化合物が反応して、次の置換基(A)~(C)の何れかが形成されて疎水化されている。
一部のアニオン基とエポキシ化合物との反応によって下記の置換基(A)が形成される。
一部のアニオン基とアミン化合物との反応によって下記の置換基(B)が形成される。
一部のアニオン基と第四級アンモニウム化合物との反応によって下記の置換基(C)が形成される。
置換基(A)は下記式(A1)で示される基、又は下記式(A2)で表される基であると推測される。
式(A2)において、R5、R6、R7、及びR8の任意の置換基としては、置換基を有していてもよい炭素数1~20の脂肪族炭化水素基、置換基を有していてもよい炭素数6~20の芳香族炭化水素基等が挙げられる。R5とR7とは結合して置換基を有していてもよい環を形成していてもよい。環を形成する例は、上記と同様である。
ここで、「置換基を有していてもよい」とは、水素原子(-H)を1価の基で置換する場合と、メチレン基(-CH2-)を2価の基で置換する場合との両方を含む。
置換基としての1価の基としては、炭素数1~4のアルキル基、炭素数2~4のアルケニル基、ハロゲン原子(フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等)、トリアルコキシシリル基(トリメトキシシリル基等)、等が挙げられる。
置換基としての2価の基としては、酸素原子(-O-)、-C(=O)-、-C(=O)-O-等が挙げられる。
mは2以上の整数であり、2~100が好ましく、2~50がより好ましく、2~25がさらに好ましい。mが上記下限値以上であると、導電性複合体の疎水性が充分に高くなる。mが前記上限値以下であると、疎水性が高くなりすぎたり、導電性が低下したりするのを抑制することができる。
前記一部のアニオン基と反応するエポキシ化合物は1種類でもよいし、2種以上でもよい。
前記置換基(B)は、下記式(B)で表される基であると推測される。
[式(B)中、R11~R13はそれぞれ独立に、水素原子、又は置換基を有してもよい炭化水素基であり、ただし、R11~R13のうち少なくとも1つは置換基を有してもよい炭化水素基である。]
化学式(B)における炭化水素基は、置換基を有していてもよい炭素数1~20の脂肪族炭化水素基、置換基を有していてもよい炭素数6~20の芳香族炭化水素基が挙げられる。
脂肪族炭化水素基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基などが挙げられる。
脂肪族炭化水素基の置換基としては、フェニル基、水酸基等が挙げられる。
芳香族炭化水素基としては、フェニル基、ナフチル基等が挙げられる。
芳香族炭化水素基の置換基としては、炭素数1~5のアルキル基、水酸基等が挙げられる。
第一級アミンとしては、例えば、アニリン、トルイジン、ベンジルアミン、エタノールアミン等が挙げられる。
第二級アミンとしては、例えば、ジエタノールアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジプロピルアミン、ジフェニルアミン、ジベンジルアミン、ジナフチルアミン等が挙げられる。
第三級アミンとしては、例えば、トリエタノールアミン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリブチルアミン、トリヘキシルアミン、トリオクチルアミン、トリフェニルアミン、トリベンジルアミン、トリナフチルアミン等が挙げられる。
前記アミン化合物のうち、本態様の導電性複合体の導電性を高められることから、第三級アミンが好ましく、トリオクチルアミン及びトリブチルアミンの少なくとも一方がより好ましい。
また、アミン化合物が有する前記R11~R13の合計の炭素数は、6~33が好ましく、9~30がより好ましく、12~27がさらに好ましい。
前記窒素原子上の各置換基の炭素数の数は同じでもよいし、異なっていてもよい。
置換基(C)は下記式(C)で表される基であると推測される。
[式(C)中、R11~R14はそれぞれ独立に、置換基を有してもよい炭化水素基である。]
化学式(C)における炭化水素基は、置換基を有していてもよい炭素数1~20の脂肪族炭化水素基、置換基を有していてもよい炭素数6~20の芳香族炭化水素基が挙げられる。
脂肪族炭化水素基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基などが挙げられる。
脂肪族炭化水素基の置換基としては、フェニル基、水酸基等が挙げられる。
芳香族炭化水素基としては、フェニル基、ナフチル基等が挙げられる。
芳香族炭化水素基の置換基としては、炭素数1~5のアルキル基、水酸基等が挙げられる。
また、第四級アンモニウム化合物が有する前記R11~R14の合計の炭素数は、8~44が好ましく、12~40がより好ましく、16~36がさらに好ましい。
前記窒素原子上の各置換基の炭素数の数は同じでもよいし、異なっていてもよい。
アンモニウムカチオンのカウンターアニオンとしては、例えば、臭素イオン、塩素イオン等のハロゲンイオンやヒドロキシイオンが挙げられる。
上記範囲の下限値以上であると、導電性複合体の疎水性が充分に高くなり、有機溶剤に対する分散性が向上する。
上記範囲の上限値以下であると、未反応のエポキシ化合物による導電性低下を防止できる。
エポキシ化合物の添加の際には反応促進のために加熱してよい。加熱温度は、40℃以上100℃以下とすることが好ましい。
上記範囲の下限値以上であると、導電性複合体の疎水性が充分に高くなり、有機溶剤に対する分散性が向上する。
上記範囲の上限値以下であると、未反応のアミン化合物による導電性低下を防止できる。
上記範囲の下限値以上であると、導電性複合体の疎水性が充分に高くなり、有機溶剤に対する分散性が向上する。
上記範囲の上限値以下であると、未反応の第四級アンモニウム化合物による導電性低下を防止できる。
第四級アンモニウム化合物は、アミン化合物と類似した反応機構で、アミン化合物よりも少ない添加量で良好な反応性を示す。第四級アンモニウム化合物によって修飾された導電性複合体を含む導電層の導電性は、アミン化合物によって修飾された場合よりも優れる傾向がある。
析出した反応生成物を回収する方法は特に制限されず、例えば、ろ過処理、デカンテーション等によって回収することができる。
水分量を少なくする方法としては、例えば、有機溶剤で反応生成物を洗い流す方法、反応生成物を乾燥する方法等が挙げられる。
回収工程で回収した反応生成物を洗浄する洗浄工程を有してもよい。この洗浄工程によって、残留する水、未反応のエポキシ化合物、未反応のアミン化合物若しくは第四級アンモニウム化合物、及びエポキシ化合物の加水分解物等を除去する。
洗浄用有機溶剤は、反応生成物の溶解を最低限に抑えつつ洗浄可能なものが好ましい。このため、洗浄用有機溶剤としては、アルコール系溶剤が好ましい。洗浄用有機溶剤に含まれる有機溶剤は1種類でもよいし、2種類以上でもよい。
洗浄方法としては特に制限はなく、例えば、反応生成物の上から洗浄用有機溶剤をかけ流して反応生成物を洗浄してもよいし、洗浄用有機溶剤中で攪拌して反応生成物を洗浄してもよい。
反応生成物を分散させる溶剤(分散媒)は、有機溶剤を含むことが好ましい。
導電性高分子含有液が疎水化された導電性複合体を含む場合の前記溶剤の総質量に対する前記有機溶剤の含有量は、70質量%以上100質量%以下が好ましく、80質量%以上100質量%以下がより好ましく、90質量%以上100質量%以下がさらに好ましい。
上記範囲の下限値以上であると、導電性高分子含有液を塗布して形成する導電層の導電性をより向上させることができる。
上記範囲の上限値以下であると、導電性高分子含有液における前記反応生成物の分散性を高め、均一な導電層を形成することができる。
前記有機溶剤としては、例えば、アルコール系溶剤、エーテル系溶剤、ケトン系溶剤、エステル系溶剤、炭化水素系溶剤、窒素原子含有化合物系溶剤等が挙げられる。前記有機溶剤は1種類でもよいし、2種以上でもよい。
水溶性有機溶剤は、20℃の水100gに対する溶解量が1g以上の有機溶剤であり、非水溶性有機溶剤は、20℃の水100gに対する溶解量が1g未満の有機溶剤である。水溶性有機溶剤としては、アルコール系溶剤から選択される1種以上が好ましい。
エーテル系溶剤としては、例えば、ジエチルエーテル、ジメチルエーテル、プロピレングリコールジアルキルエーテル等が挙げられる。
ケトン系溶剤としては、例えば、ジエチルケトン、メチルプロピルケトン、メチルブチルケトン、メチルイソプロピルケトン、メチルイソブチルケトン、メチルアミルケトン、ジイソプロピルケトン、メチルエチルケトン、アセトン、ジアセトンアルコール等が挙げられる。
エステル系溶剤及び炭化水素系溶剤の例は、後述する。
窒素原子含有化合物系溶剤としては、例えば、N-メチルピロリドン、ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミド等が挙げられる。
上記に分類されない溶剤としては、例えば、ジメチルスルホキシドが挙げられる。
エステル系溶剤は、エステル基(-C(=O)-O-)を有するエステル基含有化合物である。
前記導電性複合体がエポキシ化合物及びアミン化合物若しくは第四級アンモニウム化合物との反応によって修飾されている場合、前記有機溶剤がエステル系溶剤を含むと、導電性複合体の分散性がより高まるので好ましい。
導電性複合体の分散性を高める観点から、下記式1zで表される1種類以上のエステル系溶剤を含むことが好ましい。
式1z:R21-C(=O)-O-R22
[式中、R21は水素原子、メチル基又はエチル基を表し、R22は炭素数1~6の直鎖状又は分岐鎖状のアルキル基を表す。]
エステル系溶剤以外の有機溶剤としては、例えば、後述の炭化水素系溶剤、前述のケトン系溶剤、アルコール系溶剤、窒素原子含有化合物系溶剤等が挙げられる。
本態様の導電性高分子含有液に含まれる導電性複合体がエポキシ化合物及びアミン化合物若しくは第四級アンモニウム化合物との反応によって修飾されている場合、分散媒として炭化水素系溶剤が含まれると、プラスチックフィルム基材に対する濡れ性が高くなり、低極性のバインダ成分を容易に添加できるので好ましい。
炭化水素系溶剤以外の有機溶剤としては、前述したケトン系溶剤、アルコール系溶剤、エステル系溶剤、窒素原子含有化合物系溶剤等が挙げられる。
反応生成物に溶剤を添加した後には導電性高分子含有液を攪拌して分散処理を施してもよい。攪拌の方法は特に制限されず、スターラー等の剪断力が弱い攪拌であってもよいし、高圧ホモジナイザー等の高剪断力の分散機を用いて攪拌してもよいが、分散性を高める観点から高圧ホモジナイザー等を用いることが好ましい。
さらに、バインダ成分と、高導電化剤とを常法により添加し、混合することにより、目的の導電性高分子含有液が得られる。
本発明の第三態様は、基材と、前記基材の少なくとも一部の面に形成された、第一態様の導電性高分子含有液の硬化層からなる導電層とを備えた、導電性積層体である。
本態様の導電性積層体は、後述の第四態様の製造方法によって製造することができる。
前記導電層の形成範囲は、基材が有する任意の面の全体でもよいし、一部でもよい。導電性フィルムにおいては、フィルム基材の一方の面又は他方の面のほぼ全体にほぼ均一な厚さの導電層が形成されていることが好ましい。基材が有する面の一部のみに導電層が形成されている場合、例えば、当該導電層は回路や電極などの微細な導電パターンであってもよいし、導電層が設けられた領域と設けられていない領域とが同じ面に存在して大まかに区分けされただけであってもよい。
導電層の平均厚さが前記下限値以上であれば、高い導電性を発揮でき、前記上限値以下であれば、導電層の基材に対する密着性がより向上する。
導電層の平均厚さは、無作為に選択される10箇所について厚さを測定し、その測定値を平均した値である。
前記基材は、絶縁性材料からなる基材であってもよいし、導電性材料からなる基材であってもよい。基材の形状は特に制限されず、例えば、フィルム、基板等の平面を主体とする形状が挙げられる。
絶縁性材料としては、ガラス、合成樹脂、セラミックス等が挙げられる。
導電性材料としては、金属、導電性金属酸化物、カーボン等が挙げられる。
前記基材としてフィルム基材を用いると、導電性積層体は導電性フィルムとなる。
前記フィルム基材としては、例えば、合成樹脂からなるプラスチックフィルムが挙げられる。前記合成樹脂としては、例えば、エチレン-メチルメタクリレート共重合樹脂、エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアルコール、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリアクリレート、ポリカーボネート、ポリフッ化ビニリデン、ポリアリレート、スチレン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ポリエーテルスルホン、ポリエーテルイミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリフェニレンスルフィド、ポリイミド、セルローストリアセテート、セルロースアセテートプロピオネートなどが挙げられる。
フィルム基材と導電層との密着性を高める観点から、フィルム基材用の合成樹脂はポリエステル樹脂であることが好ましく、なかでも、ポリエチレンテレフタレートが好ましい。
フィルム基材は、未延伸のものでもよいし、延伸されたものでもよい。
フィルム基材には、前記導電層の密着性をさらに向上させるために、コロナ放電処理、プラズマ処理、火炎処理等の表面処理が施されてもよい。
フィルム基材の平均厚みは、無作為に選択される10箇所について厚さを測定し、その測定値を平均した値である。
ガラス基材としては、例えば、無アルカリガラス基材、ソーダ石灰ガラス基材、ホウケイ酸ガラス基材、石英ガラス基材等が挙げられる。基材にアルカリ成分が含まれると、導電層の導電性が低下する傾向にあるため、前記ガラス基材のなかでも、無アルカリガラスが好ましい。ここで、無アルカリガラスとは、アルカリ成分の含有量がガラス組成物の総質量に対し、0.1質量%以下のガラス組成物のことである。
ガラス基材の平均厚みは、無作為に選択される10箇所について厚さを測定し、その測定値を平均した値である。
本発明の第四態様は、第一態様の導電性高分子含有液を用い、下記の工程1~3を順に行うことにより、導電性積層体を製造する方法である。
本工程は、基材の少なくとも一部の面に前記導電性高分子含有液を塗布して塗膜を形成し、塗膜を乾燥して導電層を形成することにより、導電性積層体Aを得る工程である。
上記の塗膜の厚さは、例えば、バーコーターの番手を変更することにより調整することができる。
塗膜を乾燥する方法としては、加熱乾燥、真空乾燥等が挙げられる。加熱乾燥としては、例えば、熱風加熱や、赤外線加熱などの方法を採用できる。
加熱乾燥を適用する場合、加熱温度は、使用する分散媒に応じて適宜設定されるが、通常は、50℃以上200℃以下の範囲内である。ここで、加熱温度は、乾燥装置の設定温度である。上記加熱温度の範囲における好適な乾燥時間としては、0.5分以上30分以下が好ましく、1分以上15分以下がより好ましい。
乾燥後にUV照射を行い、塗膜に含まれるバインダ成分を硬化させてもよい。
導電性積層体Aが有する導電層の平均厚さとしては、例えば、10nm以上100μm以下が好ましく、20nm以上50μm以下がより好ましく、30nm以上30μm以下がさらに好ましい。
導電層の平均厚さが前記下限値以上であれば、高い導電性を発揮でき、前記上限値以下であれば、導電層の基材に対する密着性がより向上する。
導電層の平均厚さは、無作為に選択される10箇所について厚さを測定し、その測定値を平均した値である。
本工程では、前段の工程で得た導電性積層体Aを60℃以上85℃以下かつ60%RH以上85%RH以下の加熱加湿条件下で10日以上30日以下保持することにより、導電性積層体Bを得る工程である。
加熱温度の範囲は、60℃以上85℃以下が好ましく、70℃以上85℃以下がより好ましく、75℃以上85℃以下がさらに好ましい。
加熱時の相対湿度の範囲は、60%RH以上85%RH以下が好ましく、70%RH以上85%RH以下がより好ましく、75%RH以上85%RH以下がさらに好ましい。
上記の加熱加湿条件下に導電性積層体Aを置き、導電層が雰囲気中の湿度に曝される状態にして保持する期間としては、10日以上30日以下が好ましく、10日以上20日以下がより好ましく、10日以上15日以下がさらに好ましい。なお、1日は24時間を意味する。
本工程では、前段の工程で得た導電性積層体Bを60℃以上85℃以下かつ非加湿の加熱条件下で10日以上30日以下保持し、前記導電層を乾燥することにより、導電性積層体Cを得る工程である。
加熱温度の範囲は、60℃以上85℃以下が好ましく、70℃以上85℃以下がより好ましく、80℃以上85℃以下がさらに好ましい。
本工程では非加湿で上記の加熱処理を行う。本工程を行う環境の25℃における湿度は、例えば、50%RH以上65%RH以下であることが好ましい。
上記の非加湿の加熱条件下に導電性積層体Bを置き、導電層が雰囲気中の温度に曝される状態にして保持する期間としては、10日以上30日以下が好ましく、10日以上20日以下がより好ましく、10日以上15日以下がさらに好ましい。なお、1日は24時間を意味する。
表面抵抗値C/表面抵抗値Bで表される比の値は、例えば、1.1以上100以下の範囲、1.2以上50以下の範囲、1.3以上20以下の範囲、又は1.4以上10以下の範囲等になることがある。
1000mlのイオン交換水に206gのスチレンスルホン酸ナトリウムを溶解し、80℃で攪拌しながら、予め10mlの水に溶解した1.14gの過硫酸アンモニウム酸化剤溶液を20分間滴下し、この溶液を12時間攪拌した。
得られたポリスチレンスルホン酸ナトリウム溶液に、10質量%に希釈した硫酸を1000ml添加し、得られたポリスチレンスルホン酸溶液の約1000mlの溶媒を限外ろ過法により除去した。次いで、残液に2000mlのイオン交換水を加え、限外ろ過法により約2000mlの溶媒を除去して、ポリスチレンスルホン酸を水洗した。この水洗操作を3回繰り返した。
得られた溶液中の水を減圧除去して、無色の固形状のポリスチレンスルホン酸を得た。
0.5gの3,4-エチレンジオキシチオフェンと、1.5gのポリスチレンスルホン酸を15.0gのイオン交換水に溶かした溶液を20℃で混合した。次に、イオン交換水89.5gを添加した。
得られた混合溶液を20℃に保ち、掻き混ぜながら、0.03gの硫酸第二鉄を4.97gのイオン交換水に溶かした溶液と、1.1の過硫酸アンモニウムを8.9gのイオン交換水に溶かした溶液とをゆっくり添加し、得られた反応液を24時間攪拌して反応させた。
上記反応により、π共役系導電性高分子であるポリ(3,4-エチレンジオキシチオフェン)及びポリスチレンスルホン酸を含む導電性複合体(PEDOT-PSS)と、分散媒である水とを含む導電性高分子含有液を得た。
この導電性高分子含有液にデュオライトC255LFH(住化ケムテックス社製、陽イオン交換樹脂)13.2gとデュオライトA368S(住化ケムテックス社製、陰イオン交換樹脂)13.2gを加え、濾過してイオン交換樹脂を除き、前記酸化剤及び前記触媒が除去された導電性高分子含有液を得た。得られた導電性高分子含有液の固形分(不揮発成分)は1.3質量%であった。
製造例2で得た導電性高分子含有液100gに、イソプロパノール50gとトリオクチルアミン10gを添加して1時間攪拌し、導電性複合体の一部のスルホン酸基にトリオクチルアミンを反応させた。その結果、反応生成物がすべて反応液上層に浮遊した。この反応液をろ過し、導電性複合体とトリオクチルアミンの反応生成物の粉体を得た。この粉体にイソプロパノールを加えて500gの混合液とし、高圧ホモジナイザーを用いて分散して500gの導電性高分子含有液(固形分0.6質量%)を得た。
製造例2で得た導電性高分子含有液100gに、エポキシ化合物(共栄社化学株式会社製、エポライトM-1230、C12,13混合高級アルコールグリシジルエーテル)25gを加え、60℃で4時間加熱攪拌し、導電性複合体の一部のスルホン酸基にエポキシ化合物を反応させた。その結果、反応生成物が析出した。この析出物を濾過し、導電性複合体とエポキシ化合物との反応生成物を回収した。この反応生成物にメチルエチルケトンを加えて300gの混合液とし、高圧ホモジナイザーを用いて分散して300gの導電性高分子含有液(固形分0.5質量%)を得た。
製造例2で得た導電性高分子含有液100gに、エポキシ化合物(共栄社化学株式会社製、エポライトM-1230、C12,13混合高級アルコールグリシジルエーテル)25gを加え、60℃で4時間加熱攪拌した。次に、イソプロパノール50gとトリオクチルアミン10gを添加して1時間攪拌することにより、導電性複合体の一部のスルホン酸基にエポキシ化合物及びトリオクチルアミンが反応した。その結果、反応生成物が析出した。この析出物を濾過し、導電性複合体とエポキシ化合物及びトリオクチルアミンとの反応生成物を得た。この反応生成物に酢酸エチルを加えて800gの混合液とし、高圧ホモジナイザーを用いて分散して800gの導電性高分子含有液(固形分0.3質量%)を得た。
製造例2で得た導電性高分子含有液60gにプラスコートRZ105(互応化学社製、水分散ポリエステル、固形分25質量%)40gと、ガリック酸メチル0.25gを添加した。この溶液にさらにメタノール900gを添加し、得られた導電性高分子含有液を#4のバーコーターを用いてPETフィルム上に塗布し、120℃で1分間乾燥して導電性フィルムを得た。この導電性フィルムの表面抵抗値Aを測定した結果を表1に示す。
次に、表面抵抗値Aを測定した導電性フィルムを、温度85℃、湿度85%RHの加湿条件下で、10日間放置した後、上記と同様にして表面抵抗値Bを測定した。
さらに、表面抵抗値Bを測定した導電性フィルムを、85℃の非加湿条件下で、10日間放置した後、上記と同様にして表面抵抗値Cを測定した。
表面抵抗値(単位:Ω/□)の各測定値を表1に示す。
実施例1においてガリック酸メチルの添加量を0.5gに変更したこと以外は実施例1と同様にして導電性高分子含有液を得て、導電性フィルムを作製し、各表面抵抗値を測定した。
実施例1においてガリック酸メチルの添加量を1.0gに変更したこと以外は実施例1と同様にして導電性高分子含有液を得て、導電性フィルムを作製し、各表面抵抗値を測定した。
実施例1においてガリック酸メチルの添加量を2.0gに変更したこと以外は実施例1と同様にして導電性高分子含有液を得て、導電性フィルムを作製し、各表面抵抗値を測定した。
実施例1においてガリック酸メチル0.25gに代えて、チオジプロピオン酸1.0gを添加したこと以外は実施例1と同様にして導電性高分子含有液を得て、導電性フィルムを作製し、各表面抵抗値を測定した。
実施例1においてガリック酸メチル0.25gに代えて、イミダゾール1.0gを添加したこと以外は実施例1と同様にして導電性高分子含有液を得て、導電性フィルムを作製し、各表面抵抗値を測定した。
実施例1においてガリック酸メチル0.25gに代えて、チオジグリコール1.0gを添加したこと以外は実施例1と同様にして導電性高分子含有液を得て、導電性フィルムを作製し、各表面抵抗値を測定した。
実施例1においてガリック酸メチル0.25gに代えて、ソルビトール1.0gを添加したこと以外は実施例1と同様にして導電性高分子含有液を得て、導電性フィルムを作製し、各表面抵抗値を測定した。
実施例1においてガリック酸メチル0.25gに代えて、ヒドロキシエチルアクリルアミド1.0gを添加したこと以外は実施例1と同様にして導電性高分子含有液を得て、導電性フィルムを作製し、各表面抵抗値を測定した。
実施例1においてプラスコートRZ105の40gに代えて、プラスコートRZ570(互応化学社製、水分散性ポリエステル、固形分25質量%)40gに変更したこと以外は実施例1と同様にして導電性高分子含有液を得て、導電性フィルムを作製し、各表面抵抗値を測定した。
製造例2で得た導電性高分子含有液40gに対してプラスコートRZ105を60g添加したこと以外は実施例1と同様にして導電性高分子含有液を得て、導電性フィルムを作製し、各表面抵抗値を測定した。
製造例2で得た導電性高分子含有液80gに対してプラスコートRZ105を20g添加したこと以外は実施例1と同様にして導電性高分子含有液を得て、導電性フィルムを作製し、各表面抵抗値を測定した。
実施例1において表面抵抗値Aを測定した導電性フィルムを、温度60℃、湿度60%RHの加湿条件下で、10日間放置した後、表面抵抗値Bを測定したこと以外は実施例1と同様にして導電性フィルムを作製し、各表面抵抗値を測定した。
なお、先に例示した実施例1~12、及び後で例示する実施例14~19は、参考例である。
実施例1において表面抵抗値Bを測定した導電性フィルムを、60℃の非加湿条件下で、10日間放置した後、上記と同様にして表面抵抗値Cを測定したこと以外は実施例1と同様にして導電性フィルムを作製し、各表面抵抗値を測定した。
実施例1において表面抵抗値Aを測定した導電性フィルムを、温度85℃、湿度85%RHの加湿条件下で、30日間放置した後、上記と同様にして表面抵抗値Bを測定した。こと以外は実施例1と同様にして導電性フィルムを作製し、各表面抵抗値を測定した。
実施例1において表面抵抗値Bを測定した導電性フィルムを、85℃の非加湿条件下で、30日間放置した後、上記と同様にして表面抵抗値Cを測定した。こと以外は実施例1と同様にして導電性フィルムを作製し、各表面抵抗値を測定した。
ガリック酸メチルを添加しなかったこと以外は実施例1と同様にして導電性高分子含有液を得て、導電性フィルムを作製してその表面抵抗値を測定した。
ガリック酸メチル及びプラスコートRZ105を添加しなかったこと以外は実施例1と同様にして導電性高分子含有液を得て、導電性フィルムを作製してその表面抵抗値を測定した。
製造例3で得た導電性高分子含有液98gにペンタエリスリトールトリアクリレート2gと、イルガキュア184(光重合開始剤、BASF社製)0.08gと、ガリック酸メチル0.1gを添加した。得られた導電性高分子含有液を#8のバーコーターを用いてPETフィルム上に塗布し、100℃で1分間乾燥し、400mJの紫外線を照射して導電性フィルムを得た。この導電性フィルムについて実施例1と同様にして表面抵抗値A~Cを測定した結果を表2に示す。
ガリック酸メチルを添加しなかったこと以外は実施例17と同様にして導電性高分子含有液を得て、導電性フィルムを作製してその表面抵抗値を測定した。
ペンタエリスリトールトリアクリレートとイルガキュア184を添加しなかったこと以外は実施例17と同様にして導電性高分子含有液を得て、導電性フィルムを作製してその表面抵抗値を測定した。
製造例4で得た導電性高分子含有液98gにペンタエリスリトールトリアクリレート2gと、イルガキュア184(光重合開始剤、BASF社製)0.08gと、ガリック酸メチル0.1gを添加した。得られた導電性高分子含有液を#8のバーコーターを用いてPETフィルム上に塗布し、100℃で1分間乾燥し、400mJの紫外線を照射して導電性フィルムを得た。この導電性フィルムについて実施例1と同様にして表面抵抗値A~Cを測定した結果を表3に示す。
ガリック酸メチルを添加しなかったこと以外は実施例18と同様にして導電性高分子含有液を得て、導電性フィルムを作製してその表面抵抗値を測定した。
ペンタエリスリトールトリアクリレートとイルガキュア184を添加しなかったこと以外は実施例18と同様にして導電性高分子含有液を得て、導電性フィルムを作製してその表面抵抗値を測定した。
製造例5で得た導電性高分子含有液98gにペンタエリスリトールトリアクリレート2gと、イルガキュア184(光重合開始剤、BASF社製)0.08gと、ガリック酸メチル0.1gを添加した。得られた導電性高分子含有液を#8のバーコーターを用いてPETフィルム上に塗布し、100℃で1分間乾燥し、400mJの紫外線を照射して導電性フィルムを得た。この導電性フィルムについて実施例1と同様にして表面抵抗値A~Cを測定した結果を表4に示す。
ガリック酸メチルを添加しなかったこと以外は実施例19と同様にして導電性高分子含有液を得て、導電性フィルムを作製してその表面抵抗値を測定した。
ペンタエリスリトールトリアクリレートとイルガキュア184を添加しなかったこと以外は実施例19と同様にして導電性高分子含有液を得て、導電性フィルムを作製してその表面抵抗値を測定した。
Claims (10)
- π共役系導電性高分子及びポリアニオンを含む導電性複合体と、バインダ成分と、高導電化剤とを含む導電性高分子含有液であって、下記の工程1~3を順に行うことにより導電性積層体を製造する用途で使用される、導電性高分子含有液であり、
下記導電性積層体Bが備える下記導電層の表面抵抗値B(単位:Ω/□)が、
下記導電性積層体Aが備える下記導電層の表面抵抗値A(単位:Ω/□)よりも低く、
下記導電性積層体Cが備える下記導電層の表面抵抗値C(単位:Ω/□)が、
下記導電性積層体Aが備える下記導電層の表面抵抗値A(単位:Ω/□)よりも低い、
導電性高分子含有液。
(工程1)
基材の少なくとも一部の面に前記導電性高分子含有液を塗布して塗膜を形成し、塗膜を乾燥して導電層を形成することにより、導電性積層体Aを得る工程
(工程2)
前記基材と前記導電層を備えた導電性積層体Aを60℃以上85℃以下かつ60%RH以上70%RH未満の加熱加湿条件下で10日以上30日以下保持することにより、導電性積層体Bを得る工程
(工程3)
導電性積層体Bを60℃以上85℃以下かつ非加湿の加熱条件下で10日以上30日以下保持し、前記導電層を乾燥することにより、導電性積層体Cを得る工程 - 前記導電性積層体Bが備える前記導電層の表面抵抗値B(単位:Ω/□)が、
前記導電性積層体Cが備える前記導電層の表面抵抗値C(単位:Ω/□)よりも低い、請求項1に記載の導電性高分子含有液。 - 前記高導電化剤が、ヒドロキシ基を2つ以上有する化合物、カルボキシ基を2つ以上有する化合物、アミド基を有する化合物、及び含窒素芳香族化合物から選択される1種以上である、請求項1又は2に記載の導電性高分子含有液。
- 前記π共役系導電性高分子がポリ(3,4-エチレンジオキシチオフェン)であるか、又は、前記ポリアニオンがポリスチレンスルホン酸である、請求項1~3の何れか一項に記載の導電性高分子含有液。
- 前記導電性複合体が、エポキシ化合物、アミン化合物、及び第四級アンモニウム化合物から選択される1種以上との反応により修飾されている、請求項1~4の何れか一項に記載の導電性高分子含有液。
- 前記高導電化剤が、ガリック酸又はガリック酸アルキルエステルである、請求項1に記載の導電性高分子含有液。
- 前記バインダ成分が、水分散性のポリエステル樹脂である、請求項6に記載の導電性高分子含有液。
- 請求項1~7の何れか一項に記載の導電性高分子含有液を用い、前記工程1~3を順に行うことにより前記導電性積層体Cを得ることを含む、導電性積層体の製造方法。
- 前記基材がフィルム基材である、請求項8に記載の導電性積層体の製造方法。
- 請求項5に記載の導電性高分子含有液の製造方法であって、
前記π共役系導電性高分子及び前記ポリアニオンを含む前記導電性複合体と、水系分散媒とを含む原料液に、前記エポキシ化合物、前記アミン化合物、及び前記第四級アンモニウム化合物から選択される1種以上を添加する工程と、
添加した化合物と前記導電性複合体との反応生成物を回収する工程と、
前記反応生成物、溶剤、前記バインダ成分、及び前記高導電化剤を混合することにより、前記導電性高分子含有液を得る工程と、を含む、導電性高分子含有液の製造方法。
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