JP7656301B2 - 擬似触覚提示装置、擬似触覚提示方法、およびプログラム - Google Patents
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Description
[原理]
発明者は以下のような実験を行い、前提となる自然法則(生理学上の法則)を発見した。
実験手順:
画面上にクリック可能なテストボタン(正方形)が表示される。被験者がテストボタンをクリックすると、このクリックから遅延時間(0,100,200,300,500msのいずれかの時間)が経過した時点で、周波数200Hzまたは400Hzの純音(テスト音)が0.5秒間提示(音響出力)される。また画面上には、テストボタンとは別の基準ボタン(正方形)も表示されている。被験者が基準ボタンをクリックすると、このクリックから200msの遅延時間が経過した時点で周波数300Hzの純音(基準音)が提示される。被験者は、テストボタンをクリックしたときに感じた重さ感を、基準ボタンをクリックしたときに感じた重さ感と比較し、以下の1-5の5段階で回答する。
1:基準ボタンの方がとても重い
2:基準ボタンの方が重い
3:基準ボタンとテストボタンの重さは同じくらい
4:テストボタンの方が重い
5:テストボタンの方がとても重い
図2に実験1の実験結果を例示する。図2の横軸は遅延時間(delay)を表し、縦軸は回答結果の平均値(ansAve)を表す。実線のグラフは周波数200Hzのテスト音が提示された際の結果を表し、破線のグラフは周波数400Hzのテスト音が提示された際の結果を表す。図2に例示するように、いずれの周波数のテスト音が提示された場合でも、遅延時間が長いほど、被験者が知覚する重さ感が有意に増加することが分かる。また、周波数200Hzのテスト音が提示された場合の方が、周波数400Hzのテスト音が提示された場合よりも重さ感が増加したことが分かる。この結果より、クリック操作が行われてからテスト音の提示を開始するまでの遅延時間が長いほど、テスト音の周波数が低いほど、被験者が知覚する重さ感が大きくなることが分かる。
実験手順:実験1では、被験者がテストボタンをクリックすると、このクリックから遅延時間が経過した時点で、テスト音が提示された。これに対し、実験2では、最初から周波数200Hzまたは400Hzの純音(テスト音)が提示されており、被験者がテストボタンをクリックすると、このクリックから遅延時間(0,100,200,300,500msのいずれかの時間)が経過した時点で、テスト音の提示を停止(終了)する。その他は実験1と同じである。
図3に実験2の実験結果を例示する。図3の横軸は遅延時間(delay)を表し、縦軸は回答結果の平均値(ansAve)を表す。実線のグラフは周波数200Hzのテスト音が提示された際の結果を表し、破線のグラフは周波数400Hzのテスト音が提示された際の結果を表す。図3に例示するように、いずれの周波数のテスト音が提示された場合でも、遅延時間が長いほど、被験者が知覚する重さ感が有意に増加することが分かる。また、周波数200Hzのテスト音が提示された場合の方が、周波数400Hzのテスト音が提示された場合よりも重さ感が増加したことが分かる。この結果より、クリック操作が行われてからテスト音が停止するまでの遅延時間が長いほど、テスト音の周波数が低いほど、被験者が知覚する重さ感が大きくなることが分かる。
実験1では、200Hzまたは400Hzのテスト音を提示し、周波数300Hzの基準音を提示した。これに対し、実験3では、周波数200Hzのテスト音に代えて大きな音圧(大きな音量)の純音(テスト音)を提示し、周波数400Hzのテスト音に代えて小さな音圧(小さな音量)の純音(テスト音)を提示し、周波数300Hzの基準音に代えて中程度の音圧(中程度の音量)の純音(基準音)を提示する。なお、中程度の音圧の大きさは、小さな音圧よりも大きく、大きな音圧よりも小さい。その他は実験1と同じである。
図4に実験3の実験結果を例示する。図4の横軸は遅延時間(delay)を表し、縦軸は回答結果の平均値(ansAve)を表す。実線のグラフは大きな音圧のテスト音が提示された際の結果を表し、破線のグラフは小さな音圧のテスト音が提示された際の結果を表す。図4に例示するように、いずれの大きさのテスト音が提示された場合でも、遅延時間が長いほど、被験者が知覚する重さ感が有意に増加することが分かる。また、大きな音圧のテスト音が提示された場合の方が、小さな音圧のテスト音が提示された場合よりも重さ感が増加したことが分かる。この結果より、クリック操作が行われてからテスト音が停止するまでの遅延時間が長いほど、テスト音の音圧が大きいほど、被験者が知覚する重さ感が大きくなることが分かる。
以上のように、テスト音の周波数にかかわらず、クリック操作が行われてからテスト音の提示を開始するまでの遅延時間が長いほど、被験者が知覚する重さ感が大きくなる。また、テスト音の周波数にかかわらず、クリック操作が行われてからテスト音が停止するまでの遅延時間が長いほど、被験者が知覚する重さ感が大きくなる。さらに、テスト音の周波数にかかわらず、テスト音の音圧が大きいほど、被験者が知覚する重さ感が大きくなる。このような自然法則(生理学上の法則)はこれまで知られていなかったものである。なお、この実験では、正方形のテストボタンがクリックされてから遅延時間経過後にテスト音の提示を開始したり、テスト音の提示を停止したりした。しかしながら、この自然法則は、何等かの被験者の動作に基づく操作が行われてから遅延時間経過後にテスト音の提示を開始したり、テスト音の提示を停止したりする場合に、一般的に成り立つ。被験者の動作に基づく操作は、被験者の身体部位の動作に基づく操作であればよく、被験者の身体部位が物体に接触した状態で行う操作であってもよいし、物体に接触しない状態で行う操作であってもよい。ただし、被験者の身体部位が物体に接触した状態で行う操作の場合、より明確な効果が期待できる。また、この自然法則は、被験者の動作に基づく操作が行われてから第1遅延時間が経過した時点でテスト音の提示を開始し、被験者の動作に基づく操作が行われてから第2遅延時間(ただし、第2遅延時間は第1遅延時間よりも長い)が経過した時点でテスト音の提示を停止する場合にも成り立ち、第1遅延時間および第2遅延時間が長いほど、被験者が知覚する重さ感が大きくなる。さらには、テスト音の提示を開始してから終了するまでの時間によって被験者が知覚する重さ感を制御することも可能であり、テスト音の提示を開始してから終了するまでの時間が長いほど、被験者が知覚する重さ感が大きくなると期待できる。また、このような自然法則は、テスト音が純音以外の聴覚情報(音響情報)、例えば、自然音、音楽、音声、アラーム音、ノイズ音、機械音などの純音以外の音の場合にも、一般的に成り立つ。また、被験者が知覚する重さ感は、抵抗感と知覚されるかもしれないし、硬さ感と知覚されるかもしれない。より一般的に、上述のように被験者に知覚される感覚は擬似触覚と表現できる。すなわち、操作情報が入力されてから聴覚情報の提示を開始するまでの時間に対応する発生遅延量、または、操作情報が入力されてから聴覚情報の提示を終了するまでの時間に対応する停止遅延量、または、聴覚情報の提示を開始してから終了するまでの時間に対応する継続量、または、聴覚情報の音量、の少なくともいずれかを制御することで、被験者に所望の擬似触覚を知覚させることができる。つまり、発生遅延量または停止遅延量または継続量または音量が大きいほど、被験者が知覚する重さ感などの擬似触覚が大きくなる。
各実施形態では、擬似触覚提示装置が、動作に基づく操作情報が入力されたときに、聴覚調整情報に基づく聴覚情報を提示するための提示信号を生成する。ただし、聴覚調整情報は、操作情報が入力されてから聴覚情報の提示を開始するまでの時間に対応する発生遅延量(以下、単に「発生遅延量」という場合がある)、または、操作情報が入力されてから聴覚情報の提示を終了するまでの時間に対応する停止遅延量(以下、単に「停止遅延量」という場合がある)、または、聴覚情報の提示を開始してから終了するまでの時間に対応する継続量(以下、単に「継続量」という場合がある)、または、聴覚情報の音量(以下、単に「音量」という場合がある)、のうちの少なくともいずれか1つである聴覚調整パラメータを制御するための情報である。或いは、擬似触覚提示装置が、動作装置を動作させるための動作情報が出力されるときに、聴覚調整情報に基づく聴覚情報を提示するための提示信号を生成する。ただし、聴覚調整情報は、動作情報が出力されてから聴覚情報の提示を開始するまでの時間に対応する発生遅延量(以下、単に「発生遅延量」という場合がある)、または、動作情報が出力されてから聴覚情報の提示を終了するまでの時間に対応する停止遅延量(以下、単に「停止遅延量」という場合がある)、または、聴覚情報の提示を開始してから終了するまでの時間に対応する継続量、または、聴覚情報の音量、のうちの少なくともいずれか1つである聴覚調整パラメータを制御するための情報である。ただし、聴覚調整パラメータは所望の擬似触覚に対応する。これは新たに発見された上述の自然法則に基づくものであり、このような発見がなければ擬似触覚に提示のために利用されない情報である。このような提示信号に基づく聴覚情報が利用者に提示されることにより、聴覚情報の周波数にかかわらず、当該音響信号によって知覚される擬似触覚を制御することができる。以下、各実施形態を詳細に説明する。
本発明の第1実施形態を説明する。
<構成>
図1に例示するように、本実施形態の擬似触覚提示装置1は、聴覚調整情報生成部11、提示信号生成部12、出力部13、入力部14、操作検出部15、聴覚調整情報生成部17、制御部18、および記憶部19を有し、制御部18の制御に基づいて各処理を実行する。擬似触覚提示装置1への入力情報および各部で得られた情報は記憶部19に格納され、必要に応じて読み出されて使用される。擬似触覚提示装置1のハードウェア構成については後述する。
次に、図1及び図5を用いて第1実施形態の処理を説明する。
擬似触覚提示装置1の聴覚調整情報生成部11は、初期の聴覚情報(初期聴覚情報)を表す情報V0を生成する。初期聴覚情報はどのようなものであってもよい。例えば、可聴領域に属する予め定められた周波数および音量の純音が初期聴覚情報とされる。初期聴覚情報を表す情報V0は提示信号生成部12に送られる(ステップS11)。
・操作情報Oinが入力部14、操作検出部15、聴覚調整情報生成部17の何れかに入力されてから、聴覚情報の提示が開始されるまでの時間Ds1
・時間Ds1を特定可能な情報
発生遅延量の大きさに制限はないが、例えば、0-2000[ms]の間の何れかの時間Ds1、または当該時間Ds1を特定可能な情報を発生遅延量とすればよい。Ds1=αであり、Ds1=βであり、α>βの場合、Ds1=αのときに知覚される擬似触覚(例えば、重量感)の大きさは、Ds1=βのときに知覚される擬似触覚の大きさよりも大きい。例えば、時間Ds1が長いほど大きな擬似触覚を提示できる。
・操作情報Oinが入力部14、操作検出部15、聴覚調整情報生成部17の何れかに入力されてから、聴覚情報の提示を終了するまでの時間De1
・時間De1を特定可能な情報
停止遅延量の大きさに制限はないが、例えば、0-2000[ms]の間の何れかの時間De1、または当該時間De1を特定可能な情報を停止遅延量とすればよい。ただし、Ds1<De1の関係を満たす。De1=αであり、De1=βであり、α>βの場合、De1=αのときに知覚される擬似触覚の大きさは、De1=βのときに知覚される擬似触覚の大きさよりも大きい。例えば、時間De1が長いほど大きな擬似触覚を提示できる。
・聴覚情報の提示を開始してから終了するまでの時間Du1
・時間Du1を特定可能な情報
継続量の大きさに制限はないが、例えば、10-2000[ms]の間の何れかの時間Du1、または当該時間Du1を特定可能な情報を継続量とすればよい。Du1=αであり、Du1=βであり、α>βの場合、Du1=αのときに知覚される擬似触覚(例えば、重量感)の大きさは、Du1=βのときに知覚される擬似触覚の大きさよりも大きい。例えば、時間Du1が長いほど大きな擬似触覚を提示できる。
・一定の音量Am1
・聴覚情報の提示を開始してから終了するまで間に時間経過とともに段階的に大きくなる音量Am2
・聴覚情報の提示を開始してから終了するまで間に時間経過とともに段階的に小さくなる音量Am3
・聴覚情報の提示を開始してから終了するまで間に時間経過とともに段階的に大きくなってから小さくなる音量Am4
・聴覚情報の提示を開始してから終了するまで間に時間経過とともに段階的に小さくなってから大きくなる音量Am5
・聴覚情報の提示を開始してから終了するまで間に所定の速度で大きさが変化する(例えば、所定の速度で大きくなるか、所定の速度で小さくなるか、所定の速度で大きくなってから小さくなるか、所定の速度で小さくなってから大きくなる)音量Am6
・聴覚情報の提示を開始してから終了するまで間に選択された速度で大きさが変化する(例えば、選択された速度で大きくなるか、選択された速度で小さくなるか、選択された速度で大きくなってから小さくなるか、選択された速度で小さくなってから大きくなる)音量Am7
・聴覚情報の提示を開始してから終了するまで間に大きさが不連続に変化する(例えば、不連続に大きくなるか、不連続に小さくなるか、不連続に大きくなってから小さくなるか、不連続に小さくなってから大きくなる)音量Am8
・聴覚情報の提示を開始してから終了するまで間に時間経過とともに特定の周波数成分の大きさのみが変化する音量(特定の周波数成分の大きさの変化の仕方は、例えば上述の具体例の何れかである)Am9
α>βの場合、音量がαのときに知覚される擬似触覚の大きさは、音量がβのときに知覚される擬似触覚の大きさよりも大きい。例えば、音量が長いほど大きな擬似触覚を提示できる。
本実施形態の擬似触覚提示装置1は、動作に基づく操作情報Oinが入力されたときに、聴覚調整情報Aに基づく聴覚情報を提示するための提示信号Vtを生成して出力する。ここで、聴覚調整情報Aは、操作情報Oinが入力されてから聴覚情報の提示を開始するまでの時間に対応する発生遅延量、操作情報Oinが入力されてから聴覚情報の提示を終了するまでの時間に対応する停止遅延量、または、聴覚情報の提示を開始してから終了するまでの時間に対応する継続量、または、聴覚情報の音量、のうちの少なくともいずれか1つである聴覚調整パラメータを制御するための情報である。ただし、聴覚調整パラメータは所望の擬似触覚に対応する。このような提示信号Vtに従って各時刻tでの聴覚情報を利用者100に提示することにより、利用者100(ヒト)の身体部位(例えば、指などの操作を行った身体部位)に重さ感などの所望の擬似触覚を知覚させることができる。これらの原理は前述の自然法則の発見に基づく。前述のように、このような擬似触覚の大きさは、発生遅延量、停止遅延量、継続量、および聴覚情報の音量によって異なる。そのため、聴覚調整パラメータを制御することで、擬似触覚の大きさ(例えば、重さ感の大きさや硬さ感の大きさなど)を変化させることができる。このように、聴覚情報の周波数にかかわらず、当該聴覚情報によって擬似触覚を制御することができる。
第1実施形態では、操作装置101への操作が行われた後に聴覚情報が提示された(ステップS122)。しかし、操作装置101への操作が行われる前に初期聴覚情報が提示され、操作装置101への操作が行われた後に聴覚調整情報Aに基づく聴覚情報が提示されてもよい。以降、これまで説明した事項との相違点を中心に説明し、説明済みの事項については同じ参照番号を流用して説明を簡略化する。
第1実施形態と同じである。
図5を用いて本変形例の処理を説明する。
前述したステップS11の処理の後、提示信号生成部12は、初期聴覚情報を表す情報V0を用い、初期聴覚情報を表す情報V0によって特定される初期聴覚情報を提示(出力)するための初期提示信号V0を生成する。初期提示信号V0は聴覚情報提示装置102に送られ、聴覚情報提示装置102は、この初期提示信号V0に従って初期聴覚情報を利用者100に提示する(初期聴覚情報を利用者100に聞かせる)。なお、ステップS122で提示信号Vtに基づく聴覚情報(聴覚調整情報Aに基づく聴覚情報)の提示が開始されるまで、聴覚情報提示装置102による初期聴覚情報の提示が継続される(ステップS121)。
このようにしても第1実施形態と同様な効果を得ることができる。
第1実施形態では、擬似触覚提示装置に操作情報が入力された後に、聴覚調整情報を生成し(ステップS172)、当該聴覚調整情報に基づく聴覚情報を提示するための提示信号を生成して出力した(ステップS122)。しかしながら、これは本発明を限定するものではなく、その他の処理順序で本発明が実施されてもよい。例えば、擬似触覚提示装置に操作情報が入力される前に、聴覚調整情報を生成し、当該聴覚調整情報に基づく聴覚情報を提示するための提示信号を生成しておいてもよい。
第1実施形態と同じである。
図6を用いて、本変形例の処理を説明する。擬似触覚提示装置1の聴覚調整情報生成部11は、初期聴覚情報を表す情報V0を生成する。初期聴覚情報を表す情報V0は提示信号生成部12に送られる(ステップS11)。
このようにしても第1実施形態と同様な効果を得ることができる。
第1実施形態の変形例2では、操作装置101への操作が行われた後に聴覚情報が提示された(ステップS122’)。しかし、操作装置101への操作が行われる前に、聴覚調整情報Aが生成され、初期聴覚情報が提示され、操作装置101への操作が行われた後に聴覚調整情報Aに基づく聴覚情報が提示されてもよい。
<構成>
第1実施形態と同じである。
図6を用いて、本変形例の処理を説明する。第1実施形態の変形例2で説明したステップS11,S172’,S12の処理の後、第1実施形態の変形例1で説明したステップS121の処理が実行される。その後、ステップS15’の処理が行われ、操作情報Oinが入力されたと判断された場合、操作検出部15は、操作情報Oinが入力された旨を示すトリガー信号Tを提示信号生成部12に送る(ステップS15’)。トリガー信号Tが入力された提示信号生成部12は、聴覚情報を提示するための提示信号Vtを出力部13に送り、出力部13はこれを聴覚情報提示装置102に送る。聴覚情報提示装置102は、この提示信号Vtに従って各時刻tでの聴覚情報を提示する(ステップS122’)。
このようにしても第1実施形態と同様な効果を得ることができる。
本実施形態は第1実施形態の変形例であり、操作内容に基づく聴覚調整情報を用いて聴覚情報を生成する点が第1実施形態と相違する。
図1に例示するように、本実施形態の擬似触覚提示装置2は、聴覚調整情報生成部11、提示信号生成部12、出力部13、入力部14、操作検出部15、聴覚調整情報生成部27、制御部18、および記憶部19を有し、制御部18の制御に基づいて各処理を実行する。擬似触覚提示装置2のハードウェア構成については後述する。擬似触覚提示装置2の入力部14には、有線または無線で操作装置101が接続されている。擬似触覚提示装置2の出力部13には、有線または無線で聴覚情報提示装置102が接続されている。前述のように、操作装置101および聴覚情報提示装置102はどのようなものであってもよい。
本実施形態では、前処理として、複数の操作内容と、当該操作内容のそれぞれに対応する聴覚調整情報と、を対応付けた対応付け情報(例えば、テーブル)を記憶部19に格納しておく。対応付け情報に格納される操作内容は、操作装置101に対して行われる身体部位の動作に基づく操作内容であってもよいし、図示していない操作装置101以外の操作装置(第2操作装置)に対して行われる身体部位の動作に基づく操作内容であってもよい。本実施形態では、説明の簡略化のため、操作装置101に対して行われる身体部位の動作に基づく操作内容を記憶部19に格納しておく例を説明する。しかし、これは本発明を限定するものではない。
利用者100が身体部位を用いて操作装置101に対する操作を行うと、その操作内容を表す操作情報Oが入力部14に送られ、さらに操作検出部15に送られる。操作検出部15は、入力された操作情報Oを聴覚調整情報生成部27に送る(ステップS261)。
このようにしても第1実施形態と同じ効果を得ることができる。さらに、操作内容に基づく聴覚調整情報を用いて聴覚情報を生成することで、操作内容に応じた疑似触覚を提示することができる。
記憶部19の対応付け情報に格納される操作内容が、図示していない操作装置101以外の第2操作装置に対して行われる身体部位の動作に基づく操作内容の場合、第2操作装置に対して身体部位の動作に基づく操作が行われると、その操作内容を表す操作情報Oが第2操作装置から出力される。また、操作装置101に対して身体部位の動作に基づく操作が行われると、その操作内容を表す操作情報Oinが操作装置101から出力される。操作情報Oおよび操作情報Oinはそれぞれ入力部14に送られ、さらに操作検出部15に送られる。それ以外の処理は第2実施形態と同じである。
第2実施形態または第2実施形態の変形例1において、図6に示すように、操作装置101への操作が行われる前に、聴覚調整情報Aが生成され(ステップS272’)、初期聴覚情報が提示され(ステップS121)、操作装置101への操作が行われた後に聴覚調整情報Aに基づく聴覚情報が提示されてもよい(ステップS122’)。なお、聴覚調整情報Aに基づく聴覚情報が提示されるまで、初期聴覚情報の提示が継続される。
本実施形態は第1実施形態の変形例であり、操作状態に基づく聴覚調整情報を用いて聴覚情報を生成する点が第1実施形態と相違する。
図1に例示するように、本実施形態の擬似触覚提示装置3は、聴覚調整情報生成部11、提示信号生成部12、出力部13、入力部14、操作検出部15、状態検出部36、聴覚調整情報生成部37、制御部18、および記憶部19を有し、制御部18の制御に基づいて各処理を実行する。擬似触覚提示装置3のハードウェア構成については後述する。擬似触覚提示装置3の入力部14には、有線または無線で操作装置101が接続されている。擬似触覚提示装置3の出力部13には、有線または無線で聴覚情報提示装置102が接続されている。前述のように、操作装置101および聴覚情報提示装置102はどのようなものであってもよいが、本実施形態では、操作装置101がタッチパネルである場合を例示する。
本実施形態では、前処理として、複数の操作状態と、当該操作状態のそれぞれに対応する聴覚調整情報と、を対応付けた対応付け情報(例えば、テーブル)を記憶部19に格納しておく。対応付け情報に格納される操作状態は、操作装置101に対して行われる身体部位の動作に基づく操作状態であってもよいし、図示していない操作装置101以外の操作装置(第2操作装置)に対して行われる身体部位の動作に基づく操作状態であってもよい。本実施形態では、説明の簡略化のため、操作装置101に対して行われる身体部位の動作に基づく操作状態を記憶部19に格納しておく例を説明する。しかし、これは本発明を限定するものではない。
まず、第1実施形態で説明したステップS11の処理の後、ステップS15の処理が行われる。ただし、本実施形態で例示する操作装置101は物理キーであり、利用者100は指で操作装置101への操作(本実施形態の例ではタッチ操作)を行うことができる。操作装置101に対して身体部位の動作に基づく操作が行われると、その操作内容および操作状態を表す操作情報Oが操作装置101から出力される。操作装置101から出力された操作情報Oは、擬似触覚提示装置1の入力部14に入力され、操作検出部15に送られる。操作情報Oin(特定の操作内容を表す操作情報O)の入力の有無を監視している。ステップS15において、操作情報Oinが入力されていないと判断された場合、操作検出部15は操作情報Oinの入力の有無の監視を継続する。一方、操作情報Oinが入力されたと判断された場合、操作検出部15は、操作情報Oinが入力された旨を示すトリガー信号Tを聴覚調整情報生成部37に送り、操作情報Oを状態検出部36に送る。
このようにしても第1実施形態と同じ効果を得ることができる。さらに、操作状態に基づく聴覚調整情報を用いて聴覚情報を生成することで、操作状態に応じた疑似触覚を提示することができる。
記憶部19の対応付け情報に格納される操作状態が、図示していない操作装置101以外の第2操作装置に対して行われる身体部位の動作に基づく操作状態の場合、第2操作装置に対して身体部位の動作に基づく操作が行われると、その操作状態を表す操作情報Oが第2操作装置から出力される。また、操作装置101に対して身体部位の動作に基づく操作が行われると、その操作状態を表す操作情報Oinが操作装置101から出力される。操作情報Oおよび操作情報Oinはそれぞれ入力部14に送られ、さらに操作検出部15に送られる。それ以外の処理は第3実施形態と同じである。
第3実施形態または第3実施形態の変形例1において、図5に示すように、操作装置101への操作が行われる前に初期聴覚情報が提示され(ステップS121)、操作装置101への操作が行われた後に聴覚調整情報Aに基づく聴覚情報が提示されてもよい(ステップS122)。なお、聴覚調整情報Aに基づく聴覚情報が提示されるまで、初期聴覚情報の提示が継続される。
本実施形態は第1実施形態の変形例であり、対象装置の状態(装置状態)に基づく聴覚調整情報を用いて聴覚情報を生成する点が第1実施形態と相違する。
図1に例示するように、本実施形態の擬似触覚提示装置4は、聴覚調整情報生成部11、提示信号生成部12、出力部13、入力部14、操作検出部15、状態検出部46、聴覚調整情報生成部47、制御部18、および記憶部19を有し、制御部18の制御に基づいて各処理を実行する。擬似触覚提示装置4のハードウェア構成については後述する。擬似触覚提示装置4の入力部14には、有線または無線で操作装置101が接続されている。擬似触覚提示装置4の出力部13には、有線または無線で聴覚情報提示装置102が接続されている。前述のように、操作装置101および聴覚情報提示装置102はどのようなものであってもよいが、本実施形態では、操作装置101が利用者100の指で押し込み操作される物理キー(例えば、リモートコントローラのボタン)である場合を例にとって説明する。
本実施形態では、前処理として、複数の装置状態(対象装置の状態)と、当該装置状態のそれぞれに対応する聴覚調整情報と、を対応付けた対応付け情報(例えば、テーブル)を記憶部19に格納しておく。対象装置は、擬似触覚提示装置4であってもよいし、擬似触覚提示装置4を含む装置(例えば、操作装置101である物理キーを持つリモートコントローラ)であってもよいし、擬似触覚提示装置4の外部の装置であってもよい。また、対象装置は、擬似触覚提示装置4の機能と相関関係のある機能を持つ装置であってもよいし、擬似触覚提示装置4の機能と相関関係のない機能を持つ装置であってもよい。
まず、第1実施形態で説明したステップS11の処理の後、ステップS15の処理が行われる。ただし、ステップS15では、操作情報Oinが入力されていないと判断された場合、操作検出部15は操作情報Oinの入力の有無の監視を継続する。一方、操作情報Oinが入力されたと判断された場合、操作検出部15は、操作情報Oinが入力された旨を示すトリガー信号Tを聴覚調整情報生成部17および状態検出部46に送る。
このようにしても第1実施形態と同じ効果を得ることができる。さらに、装置状態に基づく聴覚調整情報を用いて聴覚情報を生成することで、装置状態に応じた疑似触覚を提示することができる。
第4実施形態において、図5に示すように、操作装置101への操作が行われる前に初期聴覚情報が提示され(ステップS121)、操作装置101への操作が行われた後に聴覚調整情報Aに基づく聴覚情報が提示されてもよい(ステップS122)。なお、聴覚調整情報Aに基づく聴覚情報が提示されるまで、初期聴覚情報の提示が継続される。
擬似触覚提示装置に操作情報が入力される前に、装置状態を検出して聴覚調整情報Aが生成され、操作装置101への操作が行われた後に聴覚調整情報Aに基づく聴覚情報が提示されてもよい。
第4実施形態と同じである。
図6を用いて、本変形例の処理を説明する。
状態検出部46は、対象装置の装置状態を検出し、当該装置状態を表す情報Cを聴覚調整情報生成部47に送る(ステップS461)。
第4実施形態の変形例2において、図6に示すように、操作装置101への操作が行われる前に初期聴覚情報が提示され(ステップS121)、操作装置101への操作が行われた後に聴覚調整情報Aに基づく聴覚情報が提示されてもよい(ステップS122’)。なお、聴覚調整情報Aに基づく聴覚情報が提示されるまで、初期聴覚情報の提示が継続される。
第1から4実施形態およびそれらの変形例では、利用者100の身体部位の動作に基づく操作情報が入力されたときに、聴覚調整情報に基づく聴覚情報を、利用者100に提示した。しかしながら、利用者100以外の人間、動物、動作装置(例えば、ロボット等)の動作に基づく操作情報が入力されたときに、聴覚調整情報に基づく聴覚情報を当該利用者100に提示させてもよい。この場合であっても、利用者100がその操作の様子を見ていれば、利用者100は提示された聴覚情報から間接的な擬似触覚(例えば、「重そう」といった感覚)を知覚する。また、発生遅延量または停止遅延量または継続量または聴覚情報の音量の少なくともいずれかを制御することで、このような擬似触覚を変化させることもできる。
このようにしても、第1から4実施形態およびそれらの変形例と同様の効果を得ることができる。ただし、利用者100が知覚する擬似触覚は「重そう」といった間接的な擬似触覚となる。
第5実施形態では、動作装置の動作に基づく操作情報が入力されたときに、聴覚調整情報に基づく聴覚情報を当該利用者100に提示する例を示した。さらにこの変形例として、動作装置(例えば、クレーンゲームのクレーン)を動作させるための動作情報が出力されるときに、聴覚調整情報に基づく聴覚情報を当該利用者100に提示してもよい。このような場合にも、利用者100は、「重そう」といった間接的な擬似触覚を知覚する。また、発生遅延量または停止遅延量または継続量または聴覚情報の音量のうちの少なくともいずれかを制御することで、このような擬似触覚を変化させることができる。例えば、動作装置がクレーンゲームのクレーンである場合、当該クレーンが物を掴む際に利用者100に提示される聴覚情報の発生遅延量または停止遅延量または継続量または聴覚情報の音量のうちの少なくともいずれかを制御することで、掴んだ物の重さや硬さが異なっているように知覚させることができる。ただし、この場合の発生遅延量は、動作情報が出力されてから聴覚情報の提示を開始するまでの時間に対応し、停止遅延量は、動作情報が出力されてから聴覚情報の提示を終了するまでの時間に対応する。
図7に例示するように、本実施形態の擬似触覚提示装置6は、入力部14および操作検出部15に代え、出力部64および動作制御部65を備える。これ以外の擬似触覚提示装置6の構成は、第1から4実施形態の擬似触覚提示装置1から4の何れかと同一である。
以下、第1から4実施形態およびそれらの変形例の処理との相違点を中心に本実施形態の処理を説明する
≪第1実施形態の処理との相違点≫
図5を用いて、第1実施形態の処理に基づく第6実施形態の処理を説明する。第1実施形態の処理に基づく場合、第6実施形態の処理は以下のようになる。
・動作情報Ooutが出力部64または動作制御部65の何れかから出力されてから、聴覚情報の提示が開始されるまでの時間Ds1'
・時間Ds1'を特定可能な情報
発生遅延量の大きさに制限はないが、例えば、0-2000[ms]の間の何れかの時間Ds1'、または当該時間Ds1'を特定可能な情報を発生遅延量とすればよい。Ds1'=αであり、Ds1'=βであり、α>βの場合、Ds1'=αのときに知覚される擬似触覚(例えば、重量感)の大きさは、Ds1'=βのときに知覚される擬似触覚の大きさよりも大きい。例えば、時間Ds1'が長いほど大きな擬似触覚を提示できる。
・動作情報Ooutが出力部64または動作制御部65の何れかから出力されてから、聴覚情報の提示を終了するまでの時間De1'
・時間De1'を特定可能な情報
停止遅延量の大きさに制限はないが、例えば、0-2000[ms]の間の何れかの時間De1'、または当該時間De1'を特定可能な情報を停止遅延量とすればよい。ただし、Ds1'<De1'の関係を満たす。De1'=αであり、De1'=βであり、α>βの場合、De1'=αのときに知覚される擬似触覚の大きさは、De1'=βのときに知覚される擬似触覚の大きさよりも大きい。例えば、時間De1'が長いほど大きな擬似触覚を提示できる。
図5を用いて、第1実施形態の変形例1の処理に基づく第6実施形態の処理を説明する。第1実施形態の変形例1の処理に基づく場合、第6実施形態の処理は以下のようになる。前述したステップS11の処理の後、ステップS121の処理が実行される。その後、ステップS65,S172,S122の処理が実行される。
図6を用いて、第1実施形態の変形例2の処理に基づく第6実施形態の処理を説明する。第1実施形態の変形例2の処理に基づく場合、第6実施形態の処理は以下のようになる。
動作制御部65は動作装置601の動作を制御している。動作制御部65が動作装置601を動作させるための動作情報Ooutを出力していないときには、制御部18は制御を継続する。一方、動作制御部65は、任意のタイミング、予め定められたタイミング、または指定されたタイミングで、動作装置601を動作させるための動作情報Ooutを生成して出力することができる。出力された動作情報Ooutは、出力部64に送られ、さらに動作装置601に送られる。動作装置601は、入力された動作情報Ooutに基づく動作を行う。この際、利用者100は、動作装置601の動作を見ているものとする。動作制御部65は、動作情報Ooutが出力された旨を示すトリガー信号Tを提示信号生成部12に送る(ステップS65’)。
図6を用いて、第1実施形態の変形例3の処理に基づく第6実施形態の処理を説明する。第1実施形態の変形例3の処理に基づく場合、第6実施形態の処理は以下のようになる。前述したステップS11,S172’,S12の処理の後、第1実施形態の変形例1で説明したステップS121の処理が実行される。その後、ステップS65’,S122’の処理が実行される。
図6を用いて、第2実施形態の変形例1の処理に基づく第6実施形態の処理を説明する。第2実施形態の変形例1の処理に基づく場合、第6実施形態の処理は以下のようになる。
図6を用いて、第2実施形態の変形例2の処理に基づく第6実施形態の処理を説明する。第2実施形態の変形例2の処理に基づく場合、第6実施形態の処理は以下のようになる。図6に示すように、ステップS261,S11の処理が実行され、動作装置601を動作させるための動作情報Ooutが出力される前に聴覚調整情報Aが生成され(ステップS272’)、初期聴覚情報が提示され(ステップS121)、動作装置601を動作させるための動作情報Ooutが出力された後に(ステップS65’)、聴覚調整情報Aに基づく聴覚情報が提示されてもよい(ステップS122’)。なお、聴覚調整情報Aに基づく聴覚情報が提示されるまで、初期聴覚情報の提示が継続される。
図5を用いて、第3実施形態の変形例1の処理に基づく第6実施形態の処理を説明する。第3実施形態の変形例1の処理に基づく場合、第6実施形態の処理は以下のようになる。
図5を用いて、第1実施形態の変形例1の処理に基づく第6実施形態の処理を説明する。第1実施形態の変形例1の処理に基づく場合、第6実施形態の処理は以下のようになる。前述したステップS11の処理の後、ステップS121の処理が実行される。その後、ステップS65,S172,S122の処理が実行される。
図5を用いて、第4実施形態の処理に基づく第6実施形態の処理を説明する。第4実施形態の処理に基づく場合、第6実施形態の処理は以下のようになる。
図5に示すように、動作装置601を動作させるための動作情報Ooutが出力される前に初期聴覚情報が提示され(ステップS121)、動作装置601を動作させるための動作情報Ooutが出力された後に(ステップS65’)、聴覚調整情報Aに基づく聴覚情報が提示されてもよい(ステップS122)。なお、聴覚調整情報Aに基づく聴覚情報が提示されるまで、初期聴覚情報の提示が継続される。
図6を用いて、第4実施形態の変形例2の処理に基づく第6実施形態の処理を説明する。第4実施形態の変形例2の処理に基づく場合、第6実施形態の処理は以下のようになる。
図6を用いて、第4実施形態の変形例3の処理に基づく第6実施形態の処理を説明する。第4実施形態の変形例3の処理に基づく場合、第6実施形態の処理は以下のようになる。図6に示すように、ステップS461,S11の処理が実行され、動作装置601を動作させるための動作情報Ooutが出力される前に聴覚調整情報Aが生成され(ステップS472’)、提示指示信号が生成され(ステップS12)、初期聴覚情報が提示され(ステップS121)、動作装置601を動作させるための動作情報Ooutが出力された後に(ステップS65’)、聴覚調整情報Aに基づく聴覚情報が提示される(ステップS122’)。なお、聴覚調整情報Aに基づく聴覚情報が提示されるまで、初期聴覚情報の提示が継続される。
このようにしても、第1から4実施形態およびそれらの変形例と同様の効果を得ることができる。ただし、利用者100が知覚する擬似触覚は「重そう」といった間接的な擬似触覚となる。
各実施形態における擬似触覚提示装置1-4,6は、例えば、CPU(central processing unit)等のプロセッサ(ハードウェア・プロセッサ)やRAM(random-access memory)・ROM(read-only memory)等のメモリ等を備える汎用または専用のコンピュータが所定のプログラムを実行することで構成される装置である。すなわち、各実施形態における擬似触覚提示装置1-4,6は、例えば、それぞれが有する各部を実装するように構成された処理回路(processing circuitry)を有する。このコンピュータは1個のプロセッサやメモリを備えていてもよいし、複数個のプロセッサやメモリを備えていてもよい。このプログラムはコンピュータにインストールされてもよいし、予めROM等に記録されていてもよい。また、CPUのようにプログラムが読み込まれることで機能構成を実現する電子回路(circuitry)ではなく、単独で処理機能を実現する電子回路を用いて一部またはすべての処理部が構成されてもよい。また、1個の装置を構成する電子回路が複数のCPUを含んでいてもよい。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。例えば、上述の実施形態では、擬似触覚提示装置1-4の外部に操作装置101および聴覚情報提示装置102が設けられていた。しかしながら、擬似触覚提示装置1-4に操作装置101が設けられていてもよいし、擬似触覚提示装置1-4に聴覚情報提示装置102が設けられていてもよい。同様に、擬似触覚提示装置6に動作装置601が設けられていてもよいし、擬似触覚提示装置6に聴覚情報提示装置102が設けられていてもよい。
12 提示信号生成部
36,46 状態検出部
17,27,37,47 聴覚調整情報生成部
101 操作装置
601 動作装置
102 聴覚情報提示装置
Claims (7)
- 動作に基づく操作情報が入力されたときに、聴覚調整情報に基づく聴覚情報を提示するための提示信号を生成する提示信号生成部を有し、
前記聴覚調整情報は、
前記操作情報が入力されてから前記聴覚情報の提示を開始するまでの時間に対応する発生遅延量、または、
前記操作情報が入力されてから前記聴覚情報の提示を終了するまでの時間に対応する停止遅延量、のうちの少なくともいずれか1つである聴覚調整パラメータを制御するための情報であり、
前記聴覚調整パラメータは所望の擬似触覚に対応し、
少なくとも前記発生遅延量が前記聴覚調整パラメータであり、第1時間が第2時間よりも大きく、前記操作情報が入力されてから前記聴覚情報の提示を開始するまでの時間が前記第1時間であるときに呈示される前記擬似触覚が、前記操作情報が入力されてから前記聴覚情報の提示を開始するまでの時間が前記第2時間であるときに呈示される前記擬似触覚よりも大きいか、または、
少なくとも前記停止遅延量が前記聴覚調整パラメータである、擬似触覚提示装置。 - 動作装置を動作させるための動作情報が出力されるときに、聴覚調整情報に基づく聴覚情報を提示するための提示信号を生成する提示信号生成部を有し、
前記聴覚調整情報は、
前記動作情報が出力されてから前記聴覚情報の提示を開始するまでの時間に対応する発生遅延量、または、
前記動作情報が出力されてから前記聴覚情報の提示を終了するまでの時間に対応する停止遅延量、のうちの少なくともいずれか1つである聴覚調整パラメータを制御するための情報であり、
前記聴覚調整パラメータは所望の擬似触覚に対応し、
少なくとも前記発生遅延量が前記聴覚調整パラメータであり、第1時間が第2時間よりも大きく、前記動作情報が出力されてから前記聴覚情報の提示を開始するまでの時間が前記第1時間であるときに呈示される前記擬似触覚が、前記動作情報が出力されてから前記聴覚情報の提示を開始するまでの時間が前記第2時間であるときに呈示される前記擬似触覚よりも大きいか、または、
少なくとも前記停止遅延量が前記聴覚調整パラメータである、擬似触覚提示装置。 - 請求項1または2の擬似触覚提示装置であって、
前記聴覚調整情報は、操作内容に基づく情報であり、
前記操作内容が第1操作内容のときの前記聴覚調整パラメータの値は、前記操作内容が前記第1操作内容と異なる第2操作内容のときの前記聴覚調整パラメータの値と異なる、および/または、前記操作内容が前記第1操作内容のときの前記聴覚調整パラメータの種別は、前記操作内容が前記第2操作内容のときの前記聴覚調整パラメータの種別と異なる、擬似触覚提示装置。 - 請求項1から3の何れかの擬似触覚提示装置であって、
前記聴覚調整情報は、操作状態に基づく情報であり、
前記操作状態が第1操作状態のときの前記聴覚調整パラメータの値は、前記操作状態が前記第1操作状態と異なる第2操作状態のときの前記聴覚調整パラメータの値と異なる、および/または、前記操作状態が前記第1操作状態のときの前記聴覚調整パラメータの種別は、前記操作状態が前記第2操作状態のときの前記聴覚調整パラメータの種別と異なる、擬似触覚提示装置。 - 請求項1から4の何れかの擬似触覚提示装置であって、
前記聴覚調整情報は、装置状態に基づく情報であり、
前記装置状態が第1状態のときの前記聴覚調整パラメータの値は、前記装置状態が前記第1状態と異なる第2状態のときの前記聴覚調整パラメータの値と異なる、および/または、前記装置状態が前記第1状態のときの前記聴覚調整パラメータの種別は、前記装置状態が前記第2状態のときの前記聴覚調整パラメータの種別と異なる、擬似触覚提示装置。 - 請求項1から5の何れかの擬似触覚提示装置の提示信号生成部によって実行される処理ステップを有する擬似触覚提示方法。
- 請求項1から5の何れかの擬似触覚提示装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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