JP7644331B2 - 情報処理装置、情報処理システム及び問合せ回答方法 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム及び問合せ回答方法 Download PDF

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本発明は、情報処理装置、情報処理システム及び問合せ回答方法に関する。
例えば、利用者にサービスを提供する事業者(以下、単に事業者とも呼ぶ)は、利用者によるサービスの利用をサポートするための情報処理システムを構築して稼働させる。
具体的に、事業者は、例えば、利用者からサービスに関する問合せ(以下、単に問合せとも呼ぶ)を受け付けた場合に、過去に発生した問合せ及び回答の組合せ(以下、過去事例とも呼ぶ)を蓄積した記憶装置にアクセスし、受け付けた問合せに対応する過去事例を検索する情報処理システムの構築を行う(例えば、特許文献1及び2参照)。
特開2012-043290号公報 特開2006-318244号公報
ここで、上記のような過去事例の検索は、例えば、問合せを行った利用者固有の情報(利用者が保有する情報処理システムの情報等)を考慮することなく行われる場合がある。そのため、利用者から電話やメールによる問合せを受けたオペレータは、例えば、問合せを行った利用者固有の情報を参照し、情報処理システムによる過去事例の検索結果に対して必要な補正を行ってから回答を行う。これにより、オペレータは、問合せを行った利用者固有の情報が考慮された回答を行うことが可能になる。
しかしながら、例えば、利用者から問合せを受けたオペレータの経験が浅い場合、情報処理システムによる検索結果と利用者固有の情報とを適切に突き合わせることができず、利用者に対して適切な回答を行うことができない場合がある。
そこで、一つの側面では、本発明は、利用者からの問合せに対して適切な回答を行うことを可能とする情報処理装置、情報処理システム及び問合せ回答方法を提供することを目的とする。
実施の形態の一態様における情報処理装置は、特定の情報処理システムの状態に関する問合せを受信した場合、各情報処理システムについての環境情報を記憶した第1記憶装置から、前記特定の情報処理システムに対応する所定の環境情報を取得する環境情報取得部と、前記問合せを受信した場合、各情報処理システムの過去の状態に関する過去事例を記憶した第2記憶装置から、受信した前記問合せに対応する複数の過去事例を取得する過去事例取得部と、取得した前記所定の環境情報に基づいて、取得した前記複数の過去事例のそれぞれに対応するスコアを算出するスコア算出部と、取得した前記複数の過去事例を各過去事例に対応する前記スコアと対応付けて出力する結果出力部と、を有する。
一つの側面によれば、利用者からの問合せに対して適切な回答を行うことを可能とする。
図1は、情報処理システム10の構成について説明する図である。 図2は、情報処理装置1のハードウエア構成を説明する図である。 図3は、情報処理装置1の機能のブロック図である。 図4は、第1の実施の形態における問合せ回答処理の概略を説明するフローチャート図である。 図5は、第1の実施の形態の詳細における情報処理システム10に構成を説明する図である。 図6は、環境検索装置2のハードウエア構成を説明する図である。 図7は、事例検索装置3のハードウエア構成を説明する図である。 図8は、環境検索装置2の機能のブロック図である。 図9は、事例検索装置3の機能のブロック図である。 図10は、第1の実施の形態における問合せ回答処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図11は、第1の実施の形態における問合せ回答処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図12は、第1の実施の形態における問合せ回答処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図13は、第1の実施の形態における問合せ回答処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図14は、第1の実施の形態における問合せ回答処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図15は、第1の実施の形態における問合せ回答処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図16は、重み情報131の具体例について説明する図である。 図17は、問合せ情報132の具体例について説明を行う。 図18は、環境情報133の具体例について説明を行う。 図19は、過去事例134の具体例について説明を行う。 図20は、スコア情報135の具体例について説明を行う。 図21は、スコア情報135の具体例について説明を行う。 図22は、過去事例134の具体例について説明を行う。 図23は、重み情報131の具体例について説明する図である。 図24は、重み情報131の具体例について説明する図である。
[情報処理システムの構成]
初めに、情報処理システム10の構成について説明を行う。図1は、情報処理システム10の構成について説明する図である。
図1に示す情報処理システム10は、例えば、情報処理装置1と操作端末5とを有する。
操作端末5は、例えば、オペレータOPが必要な情報の入力等を行うPC(Personal Computer)であり、インターネット等のネットワークNWを介して情報処理装置1と接続する。
具体的に、オペレータOPは、例えば、利用者Uが保有する情報処理システム20(以下、特定の情報処理システム20とも呼ぶ)の状態についての問合せを受け付けた場合、受け付けた問合せ(問合せに含まれる内容)を操作端末5に入力する。そして、操作端末5は、入力された問合せを情報処理装置1に送信する。
情報処理装置1は、例えば、1以上の物理マシンであり、操作端末5に入力された問合せに対応する回答を行う処理(以下、問合せ回答処理とも呼ぶ)を行う装置である。
具体的に、情報処理装置1は、例えば、利用者Uが保有する情報処理システム20の状態についての問合せを受信した場合、情報処理システム20に対応する環境情報(以下、所定の環境情報とも呼ぶ)を第1記憶装置STaから取得する。また、情報処理装置1は、この場合、受信した問合せに対応する複数の過去事例を第2記憶装置STbから取得する。第1記憶装置STa及び第2記憶装置STbは、例えば、それぞれ異なるデータベースである。
そして、情報処理装置1は、取得した所定の環境情報に基づいて、取得した複数の過去事例のそれぞれに対応するスコアを算出する。その後、情報処理装置1は、取得した複数の過去事例を各過去事例に対応するスコアと対応付けて操作端末5に送信する。
すなわち、本実施の形態における情報処理装置1は、例えば、利用者Uから受け付けた問合せに対応する過去事例だけでなく、問合せの対象である情報処理システム20の環境情報についても用いることによって、問合せに対応する過去事例の検索を行う。
これにより、情報処理装置1は、問合せに対応する過去事例の検索を、問合せの対象である情報処理システム20の環境情報(利用者固有の情報)についても考慮した上で行うことが可能になる。そのため、オペレータOPは、例えば、問合せに対応する過去事例と利用者固有の情報との人手による突き合わせを行う必要がなくなり、より精度の高い回答を短時間で行うことが可能になる。
[情報処理装置のハードウエア構成]
次に、情報処理装置1のハードウエア構成について説明する。図2は、情報処理装置1のハードウエア構成を説明する図である。
情報処理装置1は、図2に示すように、プロセッサであるCPU101と、メモリ102と、通信装置103と、記憶媒体104とを有する。各部は、バス105を介して互いに接続される。
記憶媒体104は、例えば、問合せ回答処理を行うためのプログラム110を記憶するプログラム格納領域(図示せず)を有する。また、記憶媒体104は、例えば、問合せ回答処理を行う際に用いられる情報を記憶する記憶部130(以下、情報格納領域130とも呼ぶ)を有する。なお、記憶媒体104は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)であってよい。
CPU101は、記憶媒体104からメモリ102にロードされたプログラム110を実行して問合せ回答処理を行う。
また、通信装置103は、例えば、ネットワークNWを介して操作端末5との通信を行う。
[情報処理装置の機能]
次に、情報処理装置1の機能について説明を行う。図3は、情報処理装置1の機能のブロック図である。
情報処理装置1は、図3に示すように、例えば、CPU101やメモリ102等のハードウエアとプログラム110とが有機的に協働することにより、情報受信部111と、情報管理部112と、問合せ受信部113と、環境情報取得部114と、過去事例取得部115と、スコア算出部116と、結果出力部117とを含む各種機能を実現する。
また、情報処理装置1は、例えば、図3に示すように、重み情報131を情報格納領域130に記憶する。
情報受信部111は、例えば、情報処理装置1の管理者(以下、単に管理者とも呼ぶ)が管理者端末(図示せず)を介して送信した重み情報131を受信する。重み情報131は、後述するように、例えば、スコア算出部116が各過去事例のスコアを算出する際に用いられる情報である。そして、情報管理部112は、例えば、情報受信部111が受信した重み情報131を情報格納領域130に記憶する。
問合せ受信部113は、例えば、オペレータOPが操作端末5を介して入力した問合せを受信する。
環境情報取得部114は、例えば、問合せ受信部113が問合せを受信した場合、第1記憶装置STaにアクセスし、受信した問合せの対象である情報処理システム20についての環境情報を取得する。
過去事例取得部115は、例えば、問合せ受信部113が問合せを受信した場合、第2記憶装置STbにアクセスし、受信した問合せに対応する複数の過去事例を取得する。具体的に、過去事例取得部115は、例えば、問合せ受信部113が受信した問合せとの間における内容の一致度が高い複数の過去事例(例えば、予め定められた所定数の過去事例)を第2記憶装置STbから取得する。また、過去事例取得部115は、例えば、問合せ受信部113が受信した問合せとの間における内容の一致度が所定の閾値以上である複数の過去事例を第2記憶装置STbから取得する。
スコア算出部116は、環境情報取得部114が取得した環境情報に基づいて、過去事例取得部115が取得した複数の過去事例のそれぞれに対応するスコアを算出する。具体的に、スコア算出部116は、例えば、環境情報取得部114が取得した環境情報と、情報格納領域130に記憶した重み情報131とを用いることによって、過去事例取得部115が取得した複数の過去事例のそれぞれに対応するスコアを算出する。
結果出力部117は、過去事例取得部115が取得した複数の過去事例を各過去事例に対応するスコア(スコア算出部116が算出したスコア)と対応付けて出力する。具体的に、結果出力部117は、例えば、過去事例取得部115が取得した複数の過去事例を各過去事例に対応するスコアと対応付けて操作端末5に送信する。
[第1の実施の形態の概略]
次に、第1の実施の形態の概略について説明する。図4は、第1の実施の形態における問合せ回答処理の概略を説明するフローチャート図である。
問合せ受信部113は、図4に示すように、例えば、操作端末5から送信された問合せを受信するまで待機する(S11のNO)。
そして、問合せを受信した場合(S11のYES)、環境情報取得部114は、例えば、情報処理システム20を含む複数の情報処理システムについての環境情報を記憶した第1記憶装置STaから、S11の処理で受信した問合せに対応する環境情報を取得する(S12)。具体的に、環境情報取得部114は、例えば、S11の処理で受信した問合せの対象が情報処理システム20である場合、情報処理システム20の環境情報を取得する。
また、過去事例取得部115は、この場合、例えば、情報処理システム20を含む複数の情報処理システムについての過去の状態に関する過去事例を記憶した第2記憶装置から、S11の処理で受信した問合せに対応する複数の過去事例を取得する(S13)。
続いて、スコア算出部116は、S12の処理で取得した環境情報に基づいて、S13の処理で取得した複数の過去事例のそれぞれに対応するスコアを算出する(S14)。
その後、結果出力部117は、S13の処理で取得した複数の過去事例を各過去事例に対応するスコアと対応付けて出力する(S15)。
これにより、情報処理装置1は、問合せに対応する過去事例の検索を、問合せの対象である情報処理システム20の環境情報(利用者固有の情報)についても考慮した上で行うことが可能になる。そのため、オペレータOPは、例えば、問合せに対応する過去事例と利用者固有の情報との人手による突き合わせを行う必要がなくなり、より精度の高い回答を短時間で行うことが可能になる。
[第1の実施の形態の詳細]
次に、第1の実施の形態の詳細について説明する。図5は、第1の実施の形態の詳細における情報処理システム10に構成を説明する図である。
図5に示す情報処理システム10は、図1で説明した場合と異なり、例えば、情報処理装置1と操作端末5とに加え、環境検索装置2と事例検索装置3とを有する。
環境検索装置2は、例えば、1以上の物理マシンであり、第1記憶装置STaに対してアクセスを行う装置である。また、事例検索装置3は、例えば、1以上の物理マシンであり、第2記憶装置STbに対してアクセスを行う装置である。
すなわち、図5に示す情報処理システム10では、情報処理装置1と環境検索装置2と事例検索装置3とが連携して問合せ回答処理を行う。
[環境検索装置のハードウエア構成]
次に、環境検索装置2のハードウエア構成について説明する。図6は、環境検索装置2のハードウエア構成を説明する図である。
環境検索装置2は、図6に示すように、プロセッサであるCPU201と、メモリ202と、通信装置203と、記憶媒体204とを有する。各部は、バス205を介して互いに接続される。
記憶媒体204は、例えば、問合せ回答処理を行うためのプログラム210を記憶するプログラム格納領域(図示せず)を有する。また、記憶媒体204は、例えば、問合せ回答処理を行う際に用いられる情報を記憶する記憶部230(以下、情報格納領域230とも呼ぶ)を有する。なお、記憶媒体204は、例えば、HDDやSSDであってよい。
CPU201は、記憶媒体204からメモリ202にロードされたプログラム210を実行して問合せ回答処理を行う。
また、通信装置203は、例えば、第1記憶装置STa及び情報処理装置1のそれぞれと通信を行う。
[事例検索装置のハードウエア構成]
次に、事例検索装置3のハードウエア構成について説明する。図7は、事例検索装置3のハードウエア構成を説明する図である。
事例検索装置3は、図7に示すように、プロセッサであるCPU301と、メモリ302と、通信装置303と、記憶媒体304とを有する。各部は、バス305を介して互いに接続される。
記憶媒体304は、例えば、問合せ回答処理を行うためのプログラム310を記憶するプログラム格納領域(図示せず)を有する。また、記憶媒体304は、例えば、問合せ回答処理を行う際に用いられる情報を記憶する記憶部330(以下、情報格納領域330とも呼ぶ)を有する。なお、記憶媒体304は、例えば、HDDやSSDであってよい。
CPU301は、記憶媒体304からメモリ302にロードされたプログラム310を実行して問合せ回答処理を行う。
また、通信装置303は、例えば、第2記憶装置STb及び情報処理装置1のそれぞれと通信を行う。
[環境検索装置の機能]
次に、環境検索装置2の機能について説明を行う。図8は、環境検索装置2の機能のブロック図である。
環境検索装置2は、図8に示すように、例えば、CPU201やメモリ202等のハードウエアとプログラム210とが有機的に協働することにより、検索条件受信部211と、環境情報検索部212と、検索結果送信部213とを含む各種機能を実現する。
検索条件受信部211は、情報処理装置1から送信された検索条件(以下、第1検索条件とも呼ぶ)を受信する。具体的に、情報処理装置1の環境情報取得部114は、図3で説明した場合と異なり、例えば、問合せ受信部113が情報処理システム20についての問合せを受信した場合、情報処理システム20についての環境情報を検索するための検索条件を環境検索装置2に送信する。そして、検索条件受信部211は、環境情報取得部114が送信した検索条件を受信する。
環境情報検索部212は、第1記憶装置STaにアクセスし、検索条件受信部211が受信した検索条件に応じた検索を行う。
検索結果送信部213は、環境情報検索部212が検索を行った検索結果(環境情報)を情報処理装置1に送信する。
[事例検索装置の機能]
次に、事例検索装置3の機能について説明を行う。図9は、事例検索装置3の機能のブロック図である。
事例検索装置3は、図9に示すように、例えば、CPU301やメモリ302等のハードウエアとプログラム310とが有機的に協働することにより、検索条件受信部311と、過去事例検索部312と、検索結果送信部313とを含む各種機能を実現する。
検索条件受信部311は、情報処理装置1から送信された検索条件(以下、第2検索条件とも呼ぶ)を受信する。具体的に、情報処理装置1の過去事例取得部115は、図3で説明した場合と異なり、例えば、問合せ受信部113が問合せを受信した場合、受信した問合せに対応する過去事例を検索するための検索条件を事例検索装置3に送信する。そして、検索条件受信部311は、過去事例取得部115が送信した検索条件を受信する。
過去事例検索部312は、第2記憶装置STbにアクセスし、検索条件受信部311が受信した検索条件に応じた検索を行う。
検索結果送信部313は、過去事例検索部312が検索を行った検索結果(過去事例)を情報処理装置1に送信する。
[第1の実施の形態の詳細についてのフローチャート]
次に、第1の実施の形態の詳細についてのフローチャートについて説明を行う。図10から図15は、第1の実施の形態における問合せ回答処理の詳細を説明するフローチャート図である。また、図16から図24は、第1の実施の形態における問合せ回答処理の詳細を説明する図である。
[情報管理処理]
初めに、問合せ回答処理のうち、重み情報131の管理を行う処理(以下、情報管理処理とも呼ぶ)について説明を行う。図10は、情報管理処理について説明するフローチャート図である。
情報処理装置1の情報受信部111は、図10に示すように、例えば、管理者が管理者端末(図示せず)を介して送信した重み情報131を受信するまで待機する(S21のNO)。
そして、重み情報131を受信した場合(S21のYES)、情報管理部112は、S21の処理で受信した重み情報131を情報格納領域130に記憶する(S22)。具体的に、情報管理部112は、例えば、利用者ごとに異なる複数の重み情報131を情報格納領域130に記憶する。
さらに具体的に、管理者は、例えば、各利用者が重要であると判断した項目に対応する重みが他の項目に対応する重みよりも大きくなるように、各利用者(各情報処理システム)に対応する重み情報131を生成する。そして、情報管理部112は、管理者によって生成された利用者ごとの重み情報131を情報格納領域130に記憶する。以下、重み情報131の具体例について説明を行う。
[重み情報の具体例]
図16、図23及び図24は、重み情報131の具体例について説明する図である。具体的に、図16等は、図1等で説明した情報処理システム20についての重み情報131の具体例を説明する図である。
図16等に示す重み情報131は、環境情報に含まれる各項目を識別する「項目」と、各項目の内容が過去事例と一致する場合に用いられる重みが設定される「重み(正)」と、各項目の内容が過去事例と一致しない場合に用いられる重みが設定される「重み(負)」とを項目として有する。
図16等に示す「項目」には、例えば、情報処理システム20において動作するOS(Operating System)の種別及びアプリケーションのバージョンのそれぞれが設定される「OS」及び「バージョン」が設定される。また、「項目」には、例えば、情報処理システム20を構成するサーバの識別情報及び用途が設定される「サーバ名」及び「サーバ用途」が設定される。また、「項目」には、例えば、情報処理システム20を構成するネットワークの識別情報及びストレージの識別情報が設定される「ネットワーク」及び「ストレージ」が設定される。さらに、「項目」には、例えば、情報処理システム20に設定された設定値やパラメタ(例えば、タイムアウト値)が設定される「設定値/パラメタ」が設定される。
具体的に、図16に示す重み情報131において、1行目の情報には、「項目」として「OS」が設定され、「重み(正)」として「3」が設定され、「重み(負)」として「-2」が設定されている。
また、図16に示す重み情報131において、2行目の情報には、「項目」として「バージョン」が設定され、「重み(正)」として「3」が設定され、「重み(負)」として「-2」が設定されている。
さらに、図16に示す重み情報131において、3行目の情報には、「項目」として「サーバ名」が設定され、「重み(正)」として「2」が設定され、「重み(負)」として「-1」が設定されている。図16に含まれる他の情報についての説明は省略する。
なお、例えば、情報処理システム20を構成するOSやアプリケーションのバージョンについての十分な更新が行われていない場合、管理者は、情報処理システム20に対応する重み情報131として、例えば、「項目」が「OS」である情報や「項目」が「アプリケーション」である情報の「重み(正)」の値を大きく(「重み(負)」の値を小さく)した重み情報131の生成を行う。
[問合せ回答処理のメイン処理]
次に、問合せ回答処理のメイン処理について説明を行う。図11から図15は、問合せ回答処理のメイン処理について説明するフローチャート図である。
[情報処理装置における処理]
初めに、情報処理装置1における処理について説明を行う。
問合せ受信部113は、図11に示すように、例えば、操作端末5から送信された問合せ情報132を受信するまで待機する(S31のNO)。
具体的に、オペレータOPは、利用者Uから問合せを受け付けた場合、例えば、受け付けた問合せの内容を示す文字列と利用者Uの識別情報とを含む問合せ情報132を生成して操作端末5に入力する。そして、操作端末5は、オペレータOPが生成(入力)した問合せ情報132を情報処理装置1に送信する。その後、情報処理装置1の問合せ受信部113は、操作端末5が送信した問合せ情報132を受信する。以下、問合せ情報132の具体例について説明を行う。
[問合せ情報の具体例]
図17は、問合せ情報132の具体例について説明を行う。具体的に、図17は、利用者Uから問合せを受けた場合に生成される問合せ情報132の具体例を説明する図である。
図17に示す問合せ情報132は、利用者Uの識別情報が設定される「利用者ID」と、オペレータOPが利用者Uから受け付けた問合せの内容(文字列)が設定される「問合せ内容」とを項目として有する。
具体的に、図17に示す問合せ情報132には、「利用者ID」として「USER08」が設定され、「問合せ内容」として「AAAコマンドを実行すると「BBB」が出力され、CCCを停止できませんでした。」が設定されている。
なお、オペレータOPは、利用者Uから問合せを受け付けた場合、例えば、利用者Uの識別情報と問合せの内容に対応する1以上のキーワードとを含む問合せ情報132を生成するものであってもよい。また、オペレータOPは、この場合、例えば、問合せの対象である情報処理システム20を構成するサーバやアプリケーションの識別情報を問合せ情報132に含めるものであってもよい。
図11に戻り、問合せ情報132を受信した場合(S31のYES)、環境情報取得部114は、受信した問合せ情報132に対応する検索条件を環境検索装置2に送信する(S32)。
具体的に、環境情報取得部114は、例えば、利用者Uの識別情報とサーバの識別情報とアプリケーションの識別情報とを検索条件として環境検索装置2に送信する。
その後、環境情報取得部114は、環境検索装置2から送信された環境情報133(検索結果)を受信するまで待機する(S33のNO)。以下、環境情報133の具体例について説明を行う。
[環境情報の具体例]
図18は、環境情報133の具体例について説明を行う。具体的に、図18は、情報処理システム20についての環境情報133の具体例を説明する図である。
図18に示す環境情報133は、図16で説明した重み情報131の「項目」に設定される情報である「OS」、「バージョン」、「サーバ名」、「サーバ用途」、「ネットワーク」、「ストレージ」及び「設定値/パラメタ」を項目として有している。
具体的に、図18に示す環境情報133には、「OS」として「OS-A」が設定され、「バージョン」として「V.2.0」が設定され、「サーバ名」として「Server04」が設定され、「サーバ用途」として「運用管理」が設定されている。また、図18に示す環境情報133には、「ネットワーク」として「NW-A03」が設定され、「ストレージ」として「ST-14」が設定され、「設定値/パラメタ」として「10(秒)」が設定されている。
図11に戻り、環境情報133を受信した場合(S33のYES)、過去事例取得部115は、S31の処理で受信した問合せ情報132に対応する検索条件を事例検索装置3に送信する(S34)。
具体的に、過去事例取得部115は、例えば、利用者Uからの問合せの内容(文字列)を検索条件として事例検索装置3に送信する。
その後、過去事例取得部115は、事例検索装置3から送信された1以上の過去事例134(検索結果)と各過去事例134に対応するスコア情報135とを受信するまで待機する(S35のNO)。スコア情報135は、例えば、S34の処理で事例検索装置3に送信した検索条件と各過去事例134との内容の一致度(以下、スコアとも呼ぶ)を含む情報である。以下、過去事例134及びスコア情報135の具体例について説明を行う。
[過去事例の具体例]
初めに、過去事例134の具体例について説明を行う。図19及び図22は、過去事例134の具体例について説明を行う。
図19等に示す過去事例134は、各過去事例134の識別情報が設定される「事例ID」と、事例検索装置3が情報処理装置1や他の情報処理装置(図示せず)から過去に受信した検索条件が設定される「問合せ内容」と、「問合せ内容」に設定された検索条件によって過去に検索された回答が設定される「回答内容」とを項目として有する。また、図19等に示す過去事例134は、図18で説明した環境情報133と同様に、図16で説明した重み情報131の「項目」に設定される情報である「OS」及び「バージョン」等を項目として有する。
具体的に、図19に示す過去事例134において、1行目の情報には、例えば、「事例ID」として「1」が設定され、「問合せ内容」として「AAAコマンドでサーバを起動しようとしたところ、CCCが起動しませんでした。原因と対処方法を教えてください。」が設定され、「回答内容」として「起動時にFFFプロセスがダウンしたことでCCCの起動に失敗しています。原因究明のため再現時に資料採取をお願いします。」が設定され、「OS」として「OS-A」が設定され、「バージョン」として「V.2.1」が設定されている。
また、図19に示す過去事例134において、2行目の情報には、例えば、「事例ID」として「2」が設定され、「問合せ内容」として「インストールして初期設定を行い、OSを再起動してDDDコマンドを実行したところ、CCCがストップの状態になりました。」が設定され、「回答内容」として「CCCのサービスがデフォルト手動設定になっているためです。自動設定に変更して正常に起動したことを確認しました。」が設定され、「OS」として「OS-C」が設定され、「バージョン」として「V.5.2」が設定されている。図19に含まれる他の情報についての説明は省略する。
[スコア情報の具体例]
次に、スコア情報135の具体例について説明を行う。図20及び図21は、スコア情報135の具体例について説明を行う。
図20等に示すスコア情報135は、各過去事例134の識別情報が設定される「事例ID」と、各過去事例134に対応するスコアが設定される「スコア」とを項目として有する。「スコア」には、例えば、S34の処理で送信した検索条件に含まれる単語のうち、各過去事例134に含まれる単語の割合がスコアとして設定される。
具体的に、図20に示すスコア情報135において、1行目の情報には、例えば、「事例ID」として「1」が設定され、「スコア」として「72.4(%)」が設定されている。また、図20に示すスコア情報135において、1行目の情報には、例えば、「事例ID」として「2」が設定され、「スコア」として「67.1(%)」が設定されている。図20に含まれる他の情報についての説明は省略する。
図11に戻り、過去事例134とスコア情報135とを受信した場合(S35のYES)、スコア算出部116は、図12に示すように、S35の処理で受信した過去事例134を1つ特定する(S41)。
具体的に、スコア算出部116は、例えば、図19で説明した過去事例134に含まれる1行目の情報を特定する。
そして、スコア算出部116は、S33の処理で受信した環境情報133に含まれる項目を1つ特定する(S42)。
具体的に、スコア算出部116は、例えば、図18で説明した環境情報133における「OS」に対応する情報を特定する。
続いて、スコア算出部116は、S41の処理で特定した過去事例134とS42の処理で特定した項目との内容が一致しているか否かを判定する(S43)。
そして、スコア算出部116は、情報格納領域130に記憶した重み情報131及びS43の処理における判定結果に基づいて、S42の処理で特定した項目に対応する重みを特定する(S44)。
具体的に、図19で説明した過去事例134における1行目の情報には、「OS」として「OS-A」が設定されている。また、図18で説明した環境情報133には、「OS」として「OS-A」が設定されている。そのため、例えば、S41の処理で特定した過去事例134が図19で説明した過去事例134に含まれる1行目の情報であり、S42の処理で特定した項目が図18で説明した環境情報133における「OS」である場合、スコア算出部116は、S41の処理で特定した過去事例134とS42の処理で特定した項目との内容が一致していると判定する。
さらに、図16で説明した重み情報131における1行目の情報には、「OS」に対応する「重み(正)」として「3」が設定されている。そのため、スコア算出部116は、この場合、S42の処理で特定した項目に対応する重みとして「3」を特定する。
一方、図19で説明した過去事例134における2行目の情報には、「OS」として「OS-C」が設定されている。また、図18で説明した環境情報133には、「OS」として「OS-A」が設定されている。そのため、例えば、S41の処理で特定した過去事例134が図19で説明した過去事例134に含まれる2行目の情報であり、S42の処理で特定した項目が図18で説明した環境情報133における「OS」である場合、スコア算出部116は、S41の処理で特定した過去事例134とS42の処理で特定した項目との内容が一致していないと判定する。
さらに、図16で説明した重み情報131における1行目の情報には、「OS」に対応する「重み(負)」として「-2」が設定されている。そのため、スコア算出部116は、この場合、S42の処理で特定した項目に対応する重みとして「-2」を特定する。
図12に戻り、スコア算出部116は、S44の処理で特定した重みを用いることによって、S35の処理で受信したスコア情報135を補正する(S45)。
具体的に、スコア算出部116は、以下の式(1)を用いることによって、スコア情報135に含まれるスコアの補正を行う。
Figure 0007644331000001
上記の式(1)において、「スコア(補正前)」は、S35の処理で受信したスコア情報135に含まれるスコアを示し、「重み」は、S44の処理で特定した重みを示している。
その後、スコア算出部116は、図13に示すように、S42の処理において全ての項目を特定したか否かについて判定を行う(S51)。
その結果、S42の処理において全ての項目を特定していないと判定した場合(S51のNO)、スコア算出部116は、S42以降の処理を再度行う。
一方、S42の処理において全ての項目を特定したと判定した場合(S51のYES)、スコア算出部116は、S41の処理で特定した過去事例134の発生日時を特定する(S52)。
具体的に、スコア算出部116は、例えば、S41の処理で特定した過去事例134に含まれる情報から、S41の処理で特定した過去事例134の発生日時を特定する。
そして、スコア算出部116は、S52の処理で特定した発生日時に基づいて、S45の処理で補正したスコアをさらに補正する(S53)。
具体的に、スコア算出部116は、以下の式(2)を用いることによって、スコア情報135に含まれるスコアのさらなる補正を行う。
Figure 0007644331000002
上記の式(2)において、「スコア(補正前)」は、S45の処理で補正したスコアを示し、「経過年数」は、S52の処理で特定した発生日時から現在までに経過した年数を示している。
すなわち、情報処理装置1は、S31の処理で受信した問合せ情報132の対象である情報処理システム20の環境情報133だけでなく、S31の処理で受信した問合せ情報132に対応する過去事例134の発生日時(過去事例134の古さ)についても考慮することによってスコアを算出する。
これにより、情報処理装置1は、後述するように、S31の処理で受信した問合せ情報132に対応する過去事例134としてより適切な過去事例134の出力順がより上位になるように、各過去事例134の出力を行うことが可能になる。
その後、スコア算出部116は、S41の処理において全ての過去事例134を特定したか否かについて判定を行う(S54)。
その結果、S41の処理において全ての過去事例134を特定していないと判定した場合(S54のNO)、スコア算出部116は、S41以降の処理を再度行う。
一方、S41の処理において全ての過去事例134を特定したと判定した場合(S54のYES)、結果出力部117は、例えば、S35の処理で受信した過去事例134をスコア(S53の処理で補正を行ったスコア)の大きい順に並び替えて出力する(S55)。
具体的に、例えば、図21の下線部分に示すように、図20で説明したスコア情報135のうち、「事例ID」が「3」である過去事例134に対応する「スコア」が「79.2(%)」に補正された場合、結果出力部117は、図22に示すように、S35の処理で受信した複数の過去事例134を、「事例ID」が「3」である過去事例134が先頭になるように並び替えてから出力する。
なお、結果出力部117は、S55の処理において、例えば、S45の処理やS53の処理において行われた補正の根拠を併せて出力するものであってもよい。これにより、オペレータOPは、例えば、問合せを行った利用者に対してより詳細な回答を行うことが可能になる。
[環境検索装置における処理]
次に、環境検索装置2における処理について説明を行う。
検索条件受信部211は、図14に示すように、情報処理装置1から送信された検索条件を受信するまで待機する(S61のNO)。すなわち、検索条件受信部211は、情報処理装置1の環境情報取得部114が検索条件を送信するまで待機する。
そして、検索条件を受信した場合(S61のYES)、環境情報検索部212は、第1記憶装置STaに記憶した環境情報133から、S61の処理で受信した検索条件に対応する環境情報133を検索する(S62)。
具体的に、環境情報検索部212は、例えば、第1記憶装置STaに記憶した環境情報133のうち、例えば、情報処理装置1がS31の処理で受信した問合せの対象である情報処理システム20についての環境情報133を取得する。
その後、検索結果送信部213は、S62の処理で検索した環境情報133を情報処理装置1に送信する(S63)。
[事例検索装置における処理]
次に、事例検索装置3における処理について説明を行う。
検索条件受信部311は、図15に示すように、情報処理装置1から送信された検索条件を受信するまで待機する(S71のNO)。すなわち、検索条件受信部311は、情報処理装置1の過去事例取得部115が検索条件を送信するまで待機する。
そして、検索条件を受信した場合(S71のYES)、過去事例検索部312は、第2記憶装置STbに記憶した過去事例134ごと、S71の処理で受信した検索条件と各過去事例134との間における一致度(スコア)を算出する(S72)。
具体的に、過去事例検索部312は、例えば、第2記憶装置STbに記憶した過去事例134のそれぞれについて、検索条件に含まれる単語のうちの各過去事例134に含まれる単語の割合をスコアとして算出する。
続いて、過去事例検索部312は、S72の処理で算出したスコアに基づいて、第2記憶装置STbに記憶した過去事例134から、S71の処理で受信した検索条件に対応する過去事例134を検索する(S73)。
具体的に、過去事例検索部312は、例えば、第2記憶装置STbに記憶した過去事例134のうち、S72の処理算出したスコアが高い所定数の過去事例134を取得する。
なお、過去事例検索部312は、例えば、第2記憶装置STbに記憶した過去事例134のうち、S72の処理で算出したスコアが所定の閾値以上である1以上の過去事例134を取得するものであってもよい。
その後、検索結果送信部313は、S73の処理で検索した過去事例134と、S72の処理で算出したスコアを含むスコア情報135とを情報処理装置1に送信する(S74)。
このように、本実施の形態における情報処理装置1は、例えば、利用者Uが保有する情報処理システム20の状態についての問合せ情報132を受信した場合、情報処理システム20に対応する環境情報133を第1記憶装置STaから取得する。また、情報処理装置1は、この場合、受信した問合せ情報132に対応する1以上の過去事例134を第2記憶装置STbから取得する。
そして、情報処理装置1は、取得した環境情報133に基づいて、取得した1以上の過去事例134のそれぞれに対応するスコアを算出する。その後、情報処理装置1は、取得した1以上の過去事例134を各過去事例134に対応するスコアと対応付けて操作端末5に送信する。
すなわち、本実施の形態における情報処理装置1は、例えば、利用者Uから受け付けた問合せに対応する過去事例134だけでなく、問合せ情報132の対象である情報処理システム20の環境情報133についても用いることによって、問合せ情報132に対応する過去事例134の検索を行う。
これにより、本実施の形態における情報処理装置1は、問合せ情報132に対応する過去事例134の検索を、問合せ情報132の対象である情報処理システム20の環境情報133についても考慮した上で行うことが可能になる。そのため、オペレータOPは、例えば、問合せ情報132に対応する過去事例134と、問合せ情報132の対象である情報処理システム20の環境情報133との人手による突き合わせを行う必要がなくなり、より精度の高い回答を短時間で行うことが可能になる。
また、本実施の形態における情報処理装置1は、例えば、利用者Uからの問合せに対応する過去事例134(検索結果)の出力順を、各過去事例134の発生日時(過去事例134の古さ)についても考慮することによって決定する。そのため、オペレータOPは、例えば、情報処理装置1から出力された各過去事例134の出力順を参照することで、各過去事例134の発生日時についても考慮された回答を行うことが可能になる。
さらに、本実施の形態における情報処理装置1は、例えば、利用者Uからの問合せに対応する過去事例134(検索結果)の出力順を、利用者U(情報処理システム20)に対応する重み情報131を用いることによって決定する。そのため、オペレータOPは、例えば、情報処理装置1から出力された各過去事例134の出力順を参照することで、情報処理システム20の特有の問題点を含む過去事例134に基づく回答を行うことが可能になる。
なお、図16で説明した重み情報131は、情報処理システム20の構成に関する情報(「OS」や「バージョン」等)を「項目」として有する。これに対し、重み情報131は、例えば、情報処理システム20の構成に関する情報に加え、情報処理システム20の性能や処理に関する情報についても「項目」として有するものであってもよい。また、重み情報131は、例えば、情報処理システム20の運用に関する情報についても「項目」として有するものであってもよい。
具体的に、重み情報131は、図23に示すように、例えば、CPUやメモリの最大使用率や単位時間内の平均使用率が設定される「リソース使用率」と、処理量が一時的に増加する処理(日次や月次等の定期的な処理)が実行される時間帯が設定される「処理量増加タイミング」とを項目として有するものであってよい。また、重み情報131は、図23に示すように、例えば、情報処理システム20の工程スケジュール(試験中や稼働中等の期間)が設定される「工程スケジュール」と、情報処理システム20の保守が行われた直後のタイミングであるか否かを示す情報が設定される「保守日直後」と、各種の作業手順書等に従って実行したコマンドが設定される「実行コマンド」とを項目として有するものであってもよい。
すなわち、情報処理装置1のスコア算出部116は、S43の処理において、例えば、S35の処理で受信した過去事例134に含まれるリソース使用率に関する情報と、S33の処理で受信した環境情報133に含まれるリソース使用率に関する情報とが一致するか否かについても判定を行うものであってよい。そして、スコア算出部116は、S45の処理において、例えば、重み情報131に含まれる重みのうち、判定結果に対応する重みについても用いることによってスコアの補正を行うものであってよい。
なお、例えば、情報処理システム20が高い処理能力を要求される情報処理システムである場合、管理者は、情報処理システム20に対応する重み情報131として、例えば、「項目」が「リソース使用率」である情報の「重み(正)」の値を大きく(「重み(負)」の値を小さく)した重み情報131の生成を行うものであってよい。
また、重み情報131は、例えば、情報処理システム20を構成するハードウエア(サーバやストレージ等)やソフトウエア(OSやアプリケーション)に関する情報を「項目」として有するものであってもよい。
具体的に、重み情報131は、図24に示すように、例えば、各ハードウエアやソフトウエアの固有の情報が設定される「固有情報」と、各ソフトウエアのバージョン間差異についての情報(例えば、各バージョンに対応可能なハードウエアの情報)が設定される「バージョン間差異」とを「項目」として有するものであってよい。また、重み情報134は、図24に示すように、例えば、各ソフトウエアの異なるバージョン間における互換性についての情報が設定される「互換性」と、各ソフトウエアの対応可能なハードウエアについての情報が設定される「対応ハード」と、各ソフトウエアに同梱されている他のソフトウエア等の情報が設定される「同梱情報」とを「項目」として有するものであってよい。
さらに、重み情報131は、例えば、株価の動きが所定の条件を満たしていたか否かを示す情報が設定される「株価」を項目として有するものであってもよい。また、重み情報131は、例えば、法律改正が行われた直後のタイミングであるか否かを示す情報が設定される「法律改正」を項目として有するものであってもよい。
以上の実施の形態をまとめると、以下の付記のとおりである。
(付記1)
特定の情報処理システムの状態に関する問合せを受信した場合、各情報処理システムについての環境情報を記憶した第1記憶装置から、前記特定の情報処理システムに対応する所定の環境情報を取得する環境情報取得部と、
前記問合せを受信した場合、各情報処理システムの過去の状態に関する過去事例を記憶した第2記憶装置から、受信した前記問合せに対応する複数の過去事例を取得する過去事例取得部と、
取得した前記所定の環境情報に基づいて、取得した前記複数の過去事例のそれぞれに対応するスコアを算出するスコア算出部と、
取得した前記複数の過去事例を各過去事例に対応する前記スコアと対応付けて出力する結果出力部と、を有する、
ことを特徴とする情報処理装置。
(付記2)
付記1において、
前記過去事例取得部は、前記問合せとの間における内容の一致度が高い所定数の過去事例を前記複数の過去事例として前記第2記憶装置から取得し、
前記スコア算出部は、前記所定の環境情報と前記複数の過去事例のそれぞれに対応する前記一致度とから、前記複数の過去事例のそれぞれに対応する前記スコアを算出する、
ことを特徴とする情報処理装置。
(付記3)
付記1において、
前記過去事例取得部は、前記問合せとの間における内容の一致度が閾値以上である前記複数の過去事例を前記第2記憶装置から取得し、
前記スコア算出部は、前記所定の環境情報と前記複数の過去事例のそれぞれに対応する前記一致度とから、前記複数の過去事例のそれぞれに対応する前記スコアを算出する、
ことを特徴とする情報処理装置。
(付記4)
付記2または3において、
前記スコア算出部は、
各項目に対応する情報と重みとを対応付けた重み情報を記憶した記憶部を参照して、前記複数の過去事例ごとに、各過去事例に含まれる1以上の項目のそれぞれに対応する前記重みを特定し、
前記複数の過去事例ごとに、各過去事例に対応する前記重みのそれぞれと各過去事例に対応する前記一致度とに基づいて前記スコアを算出する、
ことを特徴とする情報処理装置。
(付記5)
付記4において、
前記スコア算出部は、前記複数の過去事例ごとに、各過去事例に対応する前記一致度と各過去事例に対応する前記重みのそれぞれとを乗算することによって前記スコアを算出する、
ことを特徴とする情報処理装置。
(付記6)
付記1において、
前記スコア算出部は、第1の過去事例の前記スコアが前記第1の過去事例よりも前の時間帯に対応する第2の過去事例の前記スコアがよりも高くなるように、前記複数の過去事例のそれぞれに対応する前記スコアを算出する、
ことを特徴とする情報処理装置。
(付記7)
付記1において、
前記結果出力部は、前記複数の過去事例のそれぞれを前記スコアが大きい順に出力する、
ことを特徴とする情報処理装置。
(付記8)
情報処理装置と、前記情報処理装置にアクセス可能な環境検索装置と、前記情報処理装置にアクセス可能な事例検索装置とを有する情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、
特定の情報処理システムの状態に関する問合せを受信した場合、受信した前記問合せに対応する第1検索条件及び第2検索条件を前記環境検索装置及び前記事例検索装置のそれぞれに送信し、
前記環境検索装置は、
前記第1検索条件を受信した場合、各情報処理システムについての環境情報を記憶した第1記憶装置から、受信した前記第1検索条件に対応する所定の環境情報を取得し、
取得した前記所定の環境情報を前記情報処理装置に送信し、
前記事例検索装置は、
前記第2検索条件を受信した場合、各情報処理システムの過去の状態に関する過去事例を記憶した第2記憶装置から、受信した前記第2検索条件に対応する複数の過去事例を取得し、
取得した前記複数の過去事例を前記情報処理装置に送信し、
前記情報処理装置は、さらに、受信した前記所定の環境情報に基づいて、受信した前記複数の過去事例のそれぞれに対応するスコアを算出し、
受信した前記複数の過去事例を各過去事例に対応する前記スコアと対応付けて出力する、
ことを特徴とする情報処理システム。
(付記9)
情報処理装置と、前記情報処理装置にアクセス可能な環境検索装置と、前記情報処理装置にアクセス可能な事例検索装置とを有する情報処理システムにおける問合せ回答方法であって、
前記情報処理装置は、
特定の情報処理システムの状態に関する問合せを受信した場合、受信した前記問合せに対応する第1検索条件及び第2検索条件を前記環境検索装置及び前記事例検索装置のそれぞれに送信し、
前記環境検索装置は、
前記第1検索条件を受信した場合、各情報処理システムについての環境情報を記憶した第1記憶装置から、受信した前記第1検索条件に対応する所定の環境情報を取得し、
取得した前記所定の環境情報を前記情報処理装置に送信し、
前記事例検索装置は、
前記第2検索条件を受信した場合、各情報処理システムの過去の状態に関する過去事例を記憶した第2記憶装置から、受信した前記第2検索条件に対応する複数の過去事例を取得し、
取得した前記複数の過去事例を前記情報処理装置に送信し、
前記情報処理装置は、さらに、受信した前記所定の環境情報に基づいて、受信した前記複数の過去事例のそれぞれに対応するスコアを算出し、
受信した前記複数の過去事例を各過去事例に対応する前記スコアと対応付けて出力する、
ことを特徴とする問合せ回答方法。
1:情報処理装置 2:環境検索装置
3:事例検索装置 5:操作端末
NW:ネットワーク STa:第1記憶装置
STb:第2記憶装置

Claims (7)

  1. 特定の情報処理システムの状態に関する問合せを受信した場合、各情報処理システムについての環境情報を記憶した第1記憶装置から、前記特定の情報処理システムに対応する所定の環境情報を取得する環境情報取得部と、
    前記問合せを受信した場合、各情報処理システムの過去の状態に関する過去事例を記憶した第2記憶装置から、受信した前記問合せとの間における内容の一致度が高い所定数の過去事例を複数の過去事例として取得する過去事例取得部と、
    取得した前記所定の環境情報と前記複数の過去事例のそれぞれに対応する前記一致度とから、取得した前記複数の過去事例のそれぞれに対応するスコアを算出するスコア算出部と、
    取得した前記複数の過去事例を各過去事例に対応する前記スコアと対応付けて出力する結果出力部と、を有する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項において、
    前記スコア算出部は、
    各項目に対応する情報と重みとを対応付けた重み情報を記憶した記憶部を参照して、前記複数の過去事例ごとに、各過去事例に含まれる1以上の項目のそれぞれに対応する前記重みを特定し、
    前記複数の過去事例ごとに、各過去事例に対応する前記重みのそれぞれと各過去事例に対応する前記一致度とに基づいて前記スコアを算出する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項において、
    前記スコア算出部は、前記複数の過去事例ごとに、各過去事例に対応する前記一致度と各過去事例に対応する前記重みのそれぞれとを乗算することによって前記スコアを算出する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項1において、
    前記スコア算出部は、第1の過去事例の前記スコアが前記第1の過去事例よりも前の時間帯に対応する第2の過去事例の前記スコアりも高くなるように、前記複数の過去事例のそれぞれに対応する前記スコアを算出する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項1において、
    前記結果出力部は、前記複数の過去事例のそれぞれを前記スコアが大きい順に出力する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  6. 情報処理装置と、前記情報処理装置にアクセス可能な環境検索装置と、前記情報処理装置にアクセス可能な事例検索装置とを有する情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    特定の情報処理システムの状態に関する問合せを受信した場合、受信した前記問合せに対応する第1検索条件及び第2検索条件を前記環境検索装置及び前記事例検索装置のそれぞれに送信し、
    前記環境検索装置は、
    前記第1検索条件を受信した場合、各情報処理システムについての環境情報を記憶した第1記憶装置から、受信した前記第1検索条件に対応する所定の環境情報を取得し、
    取得した前記所定の環境情報を前記情報処理装置に送信し、
    前記事例検索装置は、
    前記第2検索条件を受信した場合、各情報処理システムの過去の状態に関する過去事例を記憶した第2記憶装置から、受信した前記第2検索条件との間における内容の一致度が高い所定数の過去事例を複数の過去事例として取得し、
    取得した前記複数の過去事例を前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置は、さらに、受信した前記所定の環境情報と前記複数の過去事例のそれぞれに対応する前記一致度とから、受信した前記複数の過去事例のそれぞれに対応するスコアを算出し、
    受信した前記複数の過去事例を各過去事例に対応する前記スコアと対応付けて出力する、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  7. 情報処理装置と、前記情報処理装置にアクセス可能な環境検索装置と、前記情報処理装置にアクセス可能な事例検索装置とを有する情報処理システムにおける問合せ回答方法であって、
    前記情報処理装置は、
    特定の情報処理システムの状態に関する問合せを受信した場合、受信した前記問合せに対応する第1検索条件及び第2検索条件を前記環境検索装置及び前記事例検索装置のそれぞれに送信し、
    前記環境検索装置は、
    前記第1検索条件を受信した場合、各情報処理システムについての環境情報を記憶した第1記憶装置から、受信した前記第1検索条件に対応する所定の環境情報を取得し、
    取得した前記所定の環境情報を前記情報処理装置に送信し、
    前記事例検索装置は、
    前記第2検索条件を受信した場合、各情報処理システムの過去の状態に関する過去事例を記憶した第2記憶装置から、受信した前記第2検索条件との間における内容の一致度が高い所定数の過去事例を複数の過去事例として取得し、
    取得した前記複数の過去事例を前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置は、さらに、受信した前記所定の環境情報と前記複数の過去事例のそれぞれに対応する前記一致度とから、受信した前記複数の過去事例のそれぞれに対応するスコアを算出し、
    受信した前記複数の過去事例を各過去事例に対応する前記スコアと対応付けて出力する、
    ことを特徴とする問合せ回答方法。
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