JP7546281B2 - 作業支援器具 - Google Patents
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Description
そこで、従来から上腕を支持して、上述の作業能率を向上させるために、種々の支援器具が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
従来公知の作業支援器具では、上向き作業の他に、このような下向き作業や横向き作業が混在していた場合に、作業者が装着している作業支援器具が(下向き作業・横向き作業を行う上で)邪魔となるという問題があった。
また、下向き作業・横向き作業の際に、作業支援器具を、身体から取外すための手間と時間が(無駄に)費やされている。
また、上記首振り自在連結具は、球面頭部と、該球面頭部が嵌着される球面凹窪部を有する嵌合雌部と、を備えた球面軸受であって;上記嵌合雌部の周囲起立壁部の断面形状と寸法を、周方向に変化させて、又は、上記周囲起立壁部の平面視形状を、長円形乃至楕円形として、作業者が腰に取着した状態下で、腰バンドから分離する外方向に倒れることを規制するよう構成したものである。
また、作業者の背面から見て、2本のサポート縦材の間には、構成部材の無い背中丸出し状態となる。
図1~図4に於て、2は作業者M(図5参照)の腰に巻付けて取着される腰バンドである。この腰バンド2は着脱自在なバックル3を有し、作業者Mの前方中央位置にくるように装着される。
10,10は左右一対のサポート縦材であり、その各下端10Aと、腰バンド2とは、首振り自在連結具15にて、首振り自在───ごま摺り運動自在───に連結されている。
弾発部材12は、図6に於ては、閉環状弾性ゴム紐をもって構成されている場合を示す。これを、コイルスプリング等とすることも好ましい(図示省略)。
そして、上記水平状枢着軸8廻りに揺動可能として、枢支突片7に、揺動ボス部材20が、枢着される。
即ち、サポート縦材10の上端の枢支突片7には、前記上腕サポートアーム5及び揺動ボス部材20が、共通の水平状枢着軸8廻りに、揺動可能として、枢着されている。
17は、ワイヤーや紐状体や帯状体等の連繋部材であって、この連繋部材17は、図6に示すように、パイプ部11内の弾発部材12と、ボス部材20とを、連結している。即ち、弾発部材12の弾発的引張力F12を、連繋部材17を介して、ボス部材20に伝達する。
揺動ボス部材20は、図6~図8に示す側面図に於て、水平状枢着軸8から上腕サポートアーム5の先端(前方)へ向かって延伸する前方延伸部20Aと、鈍角をもって後方へ延伸する後方延伸部20Bとを、有している。
このように、揺動ボス部材20の前方延伸部20Aの凹窪部20C内に、水平状ピン23にて係止エッジ22Aが上下揺動可能として、付設されている。
図例では、側面視が略平行四辺形状の爪片22の先端辺を凹状に形成し、ボール25を介して上記スプリング24の弾発付勢力をもって押圧し、(別途、外力が作用しなければ、)係止用小凹部21に係止させる。
この回転トルク調整手段50によって上腕サポートアーム5が作業者Mの上腕に付与する支持力を大小調整できる。
そして、図9と図10に於て、前記首振り自在連結具15について説明する。この首振り自在連結具15は、球面頭部30と、この球面頭部30が嵌着される球面凹窪部31を有する嵌合雌部32とを、備えた球面軸受Qをもって構成する。
球面頭部30には一体に(小径の)軸部33が上方へ突設され、この軸部33の上端には円形状取付板部34が一体に形成されている。
つまり、球面頭部30と軸部33と取付板部34から成る雄部材35が、サポート縦材10の下端10Aに固着されている。
この押さえ環体38の内周面には、球面凹窪部31の上部を形成する球面部を有する(図9,図10参照)。つまり、前記嵌合雌部32は、受け具37及び押さえ環体38等をもって、構成される。
即ち、図9のように、作業者Mの身体に沿って一定間隔で、サポート縦材10が揺動する際は、十分に大きい角度αをもって、前又は後に、自由に揺動できる。
なお、図10(B)とは逆方向に、(即ち、作業者Mの身体に近づく方向に、)サポート縦材10が倒れる場合は、作業者Mの身体に当たるため、起立壁部40は省略している場合を、図10に示す。なお、図10に於て、外方向Nへの規制のための背の高い起立壁部40を、側内方の位置に形成するも、自由である(図示省略)。
即ち、アシスト不要作業にあって、逆にアシスト力が付与されると、作業の邪魔となってしまうが、このような問題を、解決できる。
4 上腕
5 上腕サポートアーム
5A 基部
6 上腕受け具
7 枢支突片
8 水平状枢着軸
10 サポート縦材
10A 下端
10B 上端
11 パイプ部
12 弾発部材
13 弾発部材収納空間
15 首振り自在連結具
17 連繋部材
20 揺動ボス部材
21 係止用小凹部
22 揺動係止爪片
24 スプリング
26 手動コントロールワイヤ
30 球面頭部
31 球面凹窪部
32 嵌合雌部
40 周囲起立壁部
F12 引張力
M 作業者
N 外方向
Q 球面軸受
Claims (4)
- 作業者(M)の腰に取着する腰バンド(2)と、
作業者(M)の上腕(4)を受持する上腕受け具(6)を先端に有する上腕サポートアーム(5)と、
上記上腕サポートアーム(5)の基部(5A)を上下揺動自在として枢着する枢支突片(7)を上端(10B)に有すると共に、弾発部材収納空間(13)を形成するパイプ部(11)を備えたサポート縦材(10)と、
上記上腕サポートアーム(5)の基部(5A)と上記枢支突片(7)とを枢着する水平状枢着軸(8)と、
上記サポート縦材(10)の下端(10A)と、上記腰バンド(2)とを、連結する首振り自在連結具(15)と、
上記弾発部材収納空間(13)に収納した弾発部材(12)と、
上記水平状枢着軸(8)廻りに揺動可能として、上記枢支突片(7)に枢着されると共に、上記弾発部材(12)の引張力(F12)を受けるように連繋部材(17)にて、連繋された揺動ボス部材(20)と、
上記揺動ボス部材(20)に付設されて、上記上腕サポートアーム(5)の基部(5A)に形成された係止用小凹部(21)に対して、係止離脱自在に揺動する揺動係止爪片(22)と、
上記揺動係止爪片(22)を係止方向に弾発付勢するスプリング(24)と、
作業者(M)の他方の手にて操作可能であって、上記揺動係止爪片(22)を、上記スプリング(24)の弾発付勢力に抗して離脱させる手動コントロールワイヤ(26)とを、
具備することを特徴とする作業支援器具。 - 上記サポート縦材(10)(10)は、作業者の背中の左側縁と右側縁に沿って各々配設された2本から成る請求項1記載の作業支援器具。
- 上記首振り自在連結具(15)は、球面頭部(30)と、該球面頭部(30)が嵌着される球面凹窪部(31)を有する嵌合雌部(32)と、を備えた球面軸受(Q)であって、
上記嵌合雌部(32)の周囲起立壁部(40)の断面形状と寸法を、周方向に変化させて、又は、上記周囲起立壁部(40)の平面視形状を、長円形乃至楕円形として、作業者(M)が腰に取着した状態下で、腰バンド(2)から分離する外方向(N)に倒れることを規制するよう構成した請求項1又は2記載の作業支援器具。 - 作業者(M)の背面から見て、2本のサポート縦材(10)(10)の間には、構成部材の無い背中丸出し状態とした請求項1,2又は3記載の作業支援器具。
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JP2003509117A (ja) | 1999-09-14 | 2003-03-11 | ザ・フリンダーズ・ユニバーシティ | 人工関節 |
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JP2018535762A (ja) | 2015-11-18 | 2018-12-06 | ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ カリフォルニア | 体幹支持外骨格およびその使用方法 |
CN110450139A (zh) | 2019-08-28 | 2019-11-15 | 苏州瑞步康医疗科技有限公司 | 一种上肢抬举助力装置 |
WO2020094549A1 (de) | 2018-11-05 | 2020-05-14 | Ottobock Se & Co. Kgaa | Vorrichtung zum unterstützen wenigstens eines armes eines benutzers |
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