JP7530693B1 - 経皮的髄核除去装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】経皮的髄核除去装置において、椎間板ヘルニアのヘルニア腫瘤を容易に除去する。【解決手段】経皮的髄核除去装置1は、椎間板110の髄核112を除去する経皮的髄核除去装置1であって、椎間板110の線維輪111に挿入される外筒10と、髄核112を除去する可動除去部20とを備え、外筒10は、この外筒10の先端11から距離を隔てて外周面12に位置する開口部12aを有し、可動除去部20は、開口部12aから外筒10の外部に伸びる。【選択図】図2

Description

本発明は、椎間板ヘルニアの髄核を除去する経皮的髄核除去装置に関する。
椎間板ヘルニアは、椎間板が変性することで神経根や脊柱管を圧迫し、腰や足に痛みや痺れを引き起こす。このような椎間板ヘルニアを改善するために、椎間板の線維輪に覆われた内部(隆起部分以外)の髄核を摘出することによって、隆起した髄核であるヘルニア腫瘤を小さくする手法が知られている。
また、椎間板ヘルニア(ヘルニア腫瘤)を摘出するために、シャフトの先端から延び出る鍔部が回旋運動を行うことによって椎間板ヘルニアを摘出する器具が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014-69065号公報
ところで、ヘルニア腫瘤は、椎間板の後方(人の背中側)へ隆起するが、椎間板の後方には脊柱管や神経根などが位置する。そのため、鉗子、レーザ照射部などのヘルニア腫瘤を除去する除去部が挿入される外筒を、ヘルニア腫瘤に直接的に刺し入れるのは困難である。
また、外筒がヘルニア腫瘤に直接的に刺し入れられた状態では、線維輪のうちヘルニア腫瘤によって薄くなった部分に外筒の先端側のごく一部が挿入されるにすぎない。そのため、外筒が線維輪によって保持されず、外筒が安定しない。
したがって、外筒をヘルニア腫瘤に直接的に刺し入れるのが困難であること、及び、外筒が安定しないことによって、ヘルニア腫瘤に直接的に外筒を刺し入れてヘルニア腫瘤を摘出することは極めて困難である。
また、上述のように線維輪に覆われた内部の髄核(ヘルニア腫瘤以外)を摘出する場合、直接的にヘルニア腫瘤を摘出しないため、ヘルニア腫瘤を十分に小さくすることができない。
本発明の目的は、椎間板ヘルニアのヘルニア腫瘤を容易に除去することができる経皮的髄核除去装置を提供することである。
1つの態様では、経皮的髄核除去装置は、椎間板の髄核を除去する経皮的髄核除去装置であって、前記椎間板の線維輪に挿入される外筒と、前記髄核を除去する可動除去部とを備え、前記外筒は、当該外筒の先端から距離を隔てて外周面に位置する開口部を有し、前記可動除去部は、前記開口部から前記外筒の外部に伸びる。
前記態様によれば、椎間板ヘルニアのヘルニア腫瘤を容易に除去することができる。
椎間板ヘルニアを説明するための模式的な水平断面図である。 第1実施形態に係る経皮的髄核除去装置を示す斜視図である。 第1実施形態におけるヘルニア腫瘤の除去を説明するための模式的な水平断面図である。 第2実施形態に係る経皮的髄核除去装置を示す斜視図である。 第3実施形態に係る経皮的髄核除去装置を示す斜視図である。 第4実施形態における観察部及び反射部材を示す斜視図である。 第4実施形態に係る経皮的髄核除去装置を示す斜視図である。 外筒及び内針の組み合わせの例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態に係る経皮的髄核除去装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は、椎間板ヘルニアを説明するための模式的な水平断面図である。
図1に示すように、椎間板110は、腰椎などの上下に並んだ複数の椎骨140の間に位置し、線維輪111及び髄核112を有する。
線維輪111は、線維軟骨であり、髄核112を覆うように配置されている。髄核112は、水分を含む弾性の組織であり、椎骨140間に生じる衝撃を吸収する。なお、髄核112が後方に隆起して形成される部分であるヘルニア腫瘤112aは、神経根120や神経130(脊柱管)を圧迫し得る。ヘルニア腫瘤112aが神経根120や神経130を圧迫すると、腰や足に痛みや痺れを引き起こす。
なお、神経根120は、椎骨140の椎孔141を通る脊柱管の神経130から左右方向に延びる。神経130は、例えば馬尾神経である。
<第1実施形態>
図2は、第1実施形態に係る経皮的髄核除去装置1を示す斜視図である。
図2に示す経皮的髄核除去装置1は、椎間板110の髄核112(例えば、ヘルニア腫瘤112a)を除去する装置である。なお、髄核112の除去は、後述するが、例えば、蒸散(ablation)、摘出(例えば、鉗子やカッタや吸引などを用いた摘出)により、椎間板110から髄核112(ヘルニア腫瘤112a)を減らすことができるものであればよい。
経皮的髄核除去装置1は、外筒10及び可動除去部20を備える。外筒10は、例えば、中空の針(cannula)であり、患者の患部への穿刺時には、内針が内部に挿入された状態で患部に挿入され、外筒10の内部への組織の進入を防止する。なお、穿刺時には、エックス線透視装置やCT(Computed Tomography)を用いて慎重に針先の位置の確認が行われるとよい。外筒10と、この外筒10の内部に挿入される内針とは、例えば、図8(a)~(c)に示す組み合わせで用いられる。図8(a)に示す内針200-1は、先端にかけてテーパ形状に径が細くなっており、外筒10-1から例えば3mm程度突出する。図8(b)に示す内針200-2は、先端にかけてテーパ形状に径が細くなっており、図2の例とは異なり先端が斜めにカットされている外筒10-2から例えば3mm程度突出する。図8(c)に示す内針200-3は、外筒10-3と同じ角度で先端が斜めにカットされており、全体が外筒10-3内に挿入されている。図8(c)の例では、内針200-3の先端のカット面と、外筒10-3の先端のカット面とは同一面上に位置する。なお、図8(a)から(c)では、外筒10の後述する開口部12aの図示は省略する。
図3に示すように、外筒10は、例えば、線維輪111に挿入され、先端11が線維輪111の内部の髄核112に到達する。外筒10の外周面12には、先端11から距離を隔てて位置する開口部12aが設けられている。この開口部12aは、例えば、外筒10の周方向よりも外筒10の軸方向(患部への挿入方向)に長い楕円形状もしくは矩形状、又は真円形状を呈する。また、この開口部12aからは、後述する可動除去部20の湾曲部21が外筒10の外部に伸び、ヘルニア腫瘤112aを除去する。一例ではあるが、外筒10の外径は3~8mm程度であり、開口部12aは、外筒10の先端11から例えば1cm前後(5~15mm)程度経てて位置するとよい。この場合、外筒10の先端11が髄核112に到達するまで挿入された状態で、後述する可動除去部20が開口部12aからヘルニア腫瘤112aへアクセスしやすくなる。
可動除去部20は、例えば、線状(棒状)を呈し、外筒10の内部に挿入される。一例ではあるが、可動除去部20は、金属などの硬質材料からなる円筒部材の先端から湾曲部21が延出する。この湾曲部21は、商用電源によって変換される高周波電流を流すバイポーラ電極用接続ケーブルである。湾曲部21は、円筒部材から突出する部分において、例えば一方向(図2に示す矢印参照)に湾曲し、外筒10の開口部12aから外筒10の外部に伸びる。湾曲部21は、例えばバイポーラ電極(高周波熱凝固電極)を有し、この電極から高周波(例えば、ラジオ波)で発した熱エネルギーによってヘルニア腫瘤112aを蒸散させる。このように蒸散したヘルニア腫瘤112aは、例えば、酸素、窒素、水素、炭素、二酸化炭素などの気体となって消滅する。なお、湾曲部21の根元側には、湾曲部21に高周波を流す本体部が接続されている。また、湾曲部21と本体部との間には、術者が湾曲部21を湾曲させる操作を行うための操作部が配置されているとよい。なお、電極を有する湾曲部21が設けられた可動除去部20については、「L'DISQバイポーラ電極」(東京医研株式会社販売)や、特開2013-006046号公報(電極を介して誘導される無線周波数(RF)エネルギー或いはプラズマを利用するものであり、先端に湾曲部を有する装置)に記載の構成や、特表2009-504315号公報(局所的にアブレーションするのに用いられるRF電極)に記載の構成を適宜用いることができる。
図3に示すように、外筒10は、神経130や神経根120などとの干渉を回避するように、患者の左右後部からヘルニア腫瘤112aとは距離を隔てて線維輪111に挿入されることが望ましい。この場合、開口部12aは、ヘルニア腫瘤112aから距離を隔てて位置することになる。そのため、可動除去部20の湾曲部21は、例えば、線維輪111を蒸散させながら、開口部12aからヘルニア腫瘤112aまで進入するとよい。
可動除去部20は、上記の高周波熱凝固電極に代えて、又は高周波熱凝固電極とともに、鉗子やカッタや吸引手段を有し、ヘルニア腫瘤112aを除去してもよい。また、外筒10の先端11が線維輪111の内部の髄核112まで挿入されるため、可動除去部20又は他の除去部が、外筒10の先端11から髄核112(ヘルニア腫瘤112a以外の部分)に進入し、髄核112を除去してもよい。これにより、線維輪111の内部の髄核112の圧力や容積を減らすことができるため、ヘルニア腫瘤112aを小さくすることができる。
以上説明した第1実施形態に係る経皮的髄核除去装置1は、椎間板110の髄核112(ヘルニア腫瘤112a)を除去する経皮的髄核除去装置1であって、椎間板110の線維輪111に挿入される外筒10と、髄核112を除去する可動除去部20とを備える。外筒10は、この外筒10の先端11から距離を隔てて外周面12に位置する開口部12aを有し、可動除去部20は、開口部12aから外筒10の外部に伸びる。
このように外筒10に開口部12aが設けられていることによって、神経130や神経根120との干渉を回避するために、外筒10を、ヘルニア腫瘤112aから距離を隔てた位置で線維輪111に挿入させた場合でも、可動除去部20が開口部12aからヘルニア腫瘤112aに直接的にアクセスし、ヘルニア腫瘤112aを除去することができる。そのため、ヘルニア腫瘤112a以外の部分で髄核112を除去する場合と比較して、ヘルニア腫瘤112aを小さくすることができる。
更には、可動除去部20が開口部12aからヘルニア腫瘤112aに直接的にアクセスすることができるため、外筒10の先端11を線維輪111の内部中央の髄核112まで挿入することで、外筒10を線維輪111によって保持させ、安定させることができる。
よって、本第1実施形態によれば、椎間板ヘルニアのヘルニア腫瘤112aを容易に除去することができる。
<第2実施形態>
図4は、第2実施形態に係る経皮的髄核除去装置2を示す斜視図である。
図4に示す経皮的髄核除去装置2は、ガイド部30を更に備えることを除いて図2に示す経皮的髄核除去装置1と同様にすることができる。そのため、共通する説明は省略する。
経皮的髄核除去装置2は、外筒10と、可動除去部20と、ガイド部30とを備える。ところで、可動除去部20の先端に位置する湾曲部21を、外筒10の開口部12aから外筒10の外部に伸びるように操作するのが困難な場合がある。そのため、本第2実施形態では、外筒10の内部に挿入され、可動除去部20を外筒10の内部でガイドするガイド部30が配置されている。
ガイド部30は、例えば、円筒形状を呈し、ガイド部30の先端31は、可動除去部20の湾曲部21を開口部12aにガイドするように開口部12a側に向かって湾曲している。ガイド部30は、例えば、外筒10と可動除去部20との回転位置が一致するように外筒10及び可動除去部20に設けられた目印などに基づいて術者が回転位置を一致させた上でガイド部30が規定の挿入長さで外筒10に挿入されることで、先端31が開口部12aに対向するように配置されるとよい。或いは、先端31が例えば、外筒10の内周面のうち開口部12aの下部に引っ掛けられることによって、先端31が開口部12aに対向するようにガイド部30が配置されてもよく、ガイド部30の配置方法は制限されない。
以上説明した本第2実施形態に係る経皮的髄核除去装置2は、第1実施形態に係る経皮的髄核除去装置1と同様の事項に関して同様の効果、すなわち、ヘルニア腫瘤112aを容易に除去することができるなどの効果を得ることができる。
また、経皮的髄核除去装置2は、可動除去部20を外筒10の内部でガイドするガイド部30を更に備える。
これにより、可動除去部20(湾曲部21)を、外筒10の開口部12aから外筒10の外部に伸ばしやすくなる。したがって、ヘルニア腫瘤112aをより容易に除去することができる。
<第3実施形態>
図5は、第3実施形態に係る経皮的髄核除去装置3を示す斜視図である。
図5に示す経皮的髄核除去装置3は、観察部40を更に備えることを除いて図2に示す経皮的髄核除去装置1と同様にすることができる。そのため、共通する説明は省略する。
経皮的髄核除去装置3は、外筒10と、可動除去部20と、観察部40とを備える。観察部40は、外筒10の内部に挿入され、患部(ヘルニア腫瘤112aなど)を観察(撮像)するために用いられる。観察部40は、例えば、ファイバスコープである。観察部40の先端に位置する湾曲部41は、例えば一方向に湾曲し、外筒10の開口部12aから外筒10の外部に伸びる。なお、観察部40によって取得された患部の画像(動画)は、モニタ等に表示され、術者(医者)が可動除去部20の操作などを行いながら確認できるとよい。なお、観察部40の根元側(湾曲部41とは反対側)には、術者が湾曲部41の湾曲操作を行うための操作部が配置されているとよい。
本第3実施形態においても、可動除去部20は、第2実施形態に係る経皮的髄核除去装置2のガイド部30によってガイドされていてもよい。また、観察部40も可動除去部20ともにガイド部30によって外筒10の内部でガイドされていてもよいし、観察部40がガイド部30とは異なる他のガイド部によって外筒10の内部でガイドされてもよい。
以上説明した本第3実施形態に係る経皮的髄核除去装置3は、第1実施形態に係る経皮的髄核除去装置1と同様の事項に関して同様の効果、すなわち、ヘルニア腫瘤112aを容易に除去することができるなどの効果を得ることができる。
また、経皮的髄核除去装置3は、外筒10の内部に挿入され患部(ヘルニア腫瘤112a等)を観察するための観察部40を更に備える。
これにより、術者が患部(線維輪111やヘルニア腫瘤112aなど)の位置を確認しながら、可動除去部20を用いてヘルニア腫瘤112aを除去することができる。したがって、ヘルニア腫瘤112aをより容易に除去することができる。
また、第3実施形態では、経皮的髄核除去装置3の観察部40(湾曲部41)は、外筒10の開口部12aから外筒10の外部に伸びる。
これにより、椎間板110において観察部40が進入する隙間がある場合(例えば、可動除去部20が線維輪111を蒸散させながらヘルニア腫瘤112aまで進入する場合など)、術者がヘルニア腫瘤112aや線維輪111などの位置を確認しやすくなる。したがって、ヘルニア腫瘤112aをより一層容易に除去することができる。また、可動除去部20を外筒10の外部に伸ばすための開口部12aを用いて、観察部40を外筒10の外部に伸ばすことができるため、外筒10を簡素な構成にすることができる。
<第4実施形態>
図6は、第4実施形態における観察部40及び反射部材50を示す斜視図である。
図7は、第4実施形態に係る経皮的髄核除去装置4を示す斜視図である。
図7に示す経皮的髄核除去装置4は、観察部40及び反射部材50を更に備えることを除いて図2に示す経皮的髄核除去装置1と同様にすることができる。そのため、共通する説明は省略する。
経皮的髄核除去装置4は、外筒10と、可動除去部20と、観察部40と、反射部材50とを備える。ところで、第3実施形態における経皮的髄核除去装置3の観察部40では、先端に位置する湾曲部41を、外筒10の開口部12aから外筒10の外部に伸びるように操作するのが困難な場合がある。そこで、本第4実施形態では、観察部40は、湾曲部41を有さず、外筒10の内部において患部を撮像する。
反射部材50は、外筒10の内部に配置されている。反射部材50は、観察部40の先端に固定された支持棒60によって観察部40に連結され、患部から開口部12aを通る観察光Lを観察部40の先端に向けて反射する。
なお、反射部材50は、外筒10が患部に挿入され、外筒10から内針が引き抜かれた後に外筒10に挿入されるが、反射部材50の向きや位置(外筒10の中心軸方向の位置など)を調整するために、支持棒60によって反射部材50に連結された観察部40(例えば、ファイバスコープ)の向きや位置が調整可能であるとよい。
以上説明した本第4実施形態に係る経皮的髄核除去装置4は、第1実施形態に係る経皮的髄核除去装置1と同様の事項に関して同様の効果、すなわち、ヘルニア腫瘤112aを容易に除去することができるなどの効果を得ることができる。
また、経皮的髄核除去装置4は、第3実施形態に係る経皮的髄核除去装置3と同様に、外筒10の内部に挿入され患部(ヘルニア腫瘤112a等)を観察するための観察部40を更に備える。
これにより、術者が患部(線維輪111やヘルニア腫瘤112aなど)の位置を確認しながら、可動除去部20を用いてヘルニア腫瘤112aを除去することができる。したがって、ヘルニア腫瘤112aをより容易に除去することができる。
また、本第4実施形態では、経皮的髄核除去装置4は、外筒10の内部に配置される反射部材50を更に備え、観察部40は、患部から開口部12aを通って反射部材50を反射する観察光Lを用いて、外筒10の内部において患部を撮像する。
これにより、椎間板110において観察部40が進入する隙間がない場合にも、術者が患部の位置を確認しやすくなる。したがって、ヘルニア腫瘤112aをより一層容易に除去することができる。
なお、本発明は、上述の実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階でその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上述の実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、上述の実施の形態に示される全構成要素を適宜組み合わせても良い。このような、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることはもちろんである。
1~4 経皮的髄核除去装置
10 外筒
11 先端
12 外周面
12a 開口部
20 可動除去部
21 湾曲部
30 ガイド部
31 先端
40 観察部
41 湾曲部
50 反射部材
60 支持棒
110 椎間板
111 線維輪
112 髄核
112a ヘルニア腫瘤
120 神経根
130 神経
140 椎骨
141 椎孔
200 内針
L 観察光

Claims (5)

  1. 椎間板の髄核を除去する経皮的髄核除去装置であって、
    前記椎間板の線維輪に挿入され、当該線維輪によって保持される外筒と、
    前記髄核を除去する可動除去部とを備え、
    前記外筒は、患部への穿刺時に、内針が内部に挿入された状態で前記患部に挿入され、前記外筒の内部への組織の進入を防止する中空の針(ただし、前記患部に挿入される部分の一部に、前記針の他の部分よりもフレキシブルな部分を含むものを除く。)であり、
    前記外筒は、当該外筒の先端から距離を隔てて外周面に位置し、前記外筒が前記髄核のヘルニア腫瘤とは距離を隔てた位置で前記線維輪によって保持され安定した状態で前記可動除去部が前記線維輪を介して前記ヘルニア腫瘤に直接的にアクセスするための開口部を有し、
    前記可動除去部は、前記開口部から前記外筒の外部に伸びる
    ことを特徴とする経皮的髄核除去装置。
  2. 前記可動除去部を前記外筒の内部でガイドするガイド部を更に備えることを特徴とする請求項1記載の経皮的髄核除去装置。
  3. 前記外筒の内部に挿入され、前記患部を観察するための観察部を更に備える
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の経皮的髄核除去装置。
  4. 前記観察部は、前記開口部から前記外筒の外部に伸びる
    ことを特徴とする請求項3記載の経皮的髄核除去装置。
  5. 前記外筒の内部に配置される反射部材を更に備え、
    前記観察部は、前記患部から前記開口部を通って前記反射部材を反射する観察光を用いて、前記外筒の内部において前記患部を撮像する
    ことを特徴とする請求項3記載の経皮的髄核除去装置。
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