JP7526062B2 - Gaming Machines - Google Patents
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Description
本発明は、遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機に関する。 The present invention relates to a gaming machine that can be controlled to create an advantageous state for the player.
従来の遊技機には、画像表示装置において表示態様がレベル1からベル4まで変化可能なメータを表示しており、該メータの表示態様がレベル4となったことにもとづいて複数のスーパーリーチのリーチ演出のうちのいずれかが実行されるものがある(例えば、特許文献1参照)。
In some conventional gaming machines, a meter whose display state can change from
しかしながら、特許文献1にあっては、メータの表示態様がレベル4に変化したことにもとづいて複数のスーパーリーチのリーチ演出のうちのいずれかが実行されるのみで、遊技興趣を向上できないという問題がある。
However, in
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、遊技興趣を向上できる遊技機を提供することを目的とする。 The present invention was developed to address these problems, and aims to provide a gaming machine that can increase the player's interest in playing.
手段Aの遊技機は、
遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
前記有利状態に制御されることを示唆する示唆演出として、第1示唆演出と、第2示唆演出と、第3示唆演出と、第4示唆演出と、を含む複数種類の示唆演出を実行可能な示唆演出実行手段と、
前記第1示唆演出の演出結果が報知されるよりも前に第1発展演出を実行可能であるとともに、前記第2示唆演出の演出結果として前記有利状態に制御されないことが報知された後に前記第1発展演出とは異なる第2発展演出を実行可能な発展演出実行手段と、
前記示唆演出の実行中に、実行回数に応じて前記有利状態に制御される期待度が異なるチャンスアップ演出を実行可能なチャンスアップ演出実行手段と、
前記示唆演出が実行され、演出結果として前記有利状態に制御されないことが報知された後に、前記有利状態に制御されることを報知する復活特殊演出を実行可能な復活特殊演出実行手段と、
擬似可動体表示を第1表示位置から該第1表示位置とは異なる第2表示位置に移動表示可能な表示手段と、
前記有利状態に制御されることを報知する特別演出を実行可能な特別演出実行手段と、
前記特別演出が実行される前に特定演出を実行可能な特定演出実行手段と、
を備え、
前記示唆演出実行手段は、
前記第1発展演出が実行された後において前記第3示唆演出を実行可能であり、
前記第2発展演出が実行された後において前記第4示唆演出を実行可能であり、
前記チャンスアップ演出実行手段は、
前記第1示唆演出の演出結果として前記有利状態に制御されないことが報知されることなく前記第3示唆演出が実行されているときに実行される前記チャンスアップ演出の実行回数が、前記第1示唆演出が実行されているときに実行される前記チャンスアップ演出の実行回数よりも多くなるように前記チャンスアップ演出を実行可能であり、
前記第2示唆演出の演出結果として前記有利状態に制御されないことが報知された後に前記第4示唆演出が実行されているときに実行される前記チャンスアップ演出の実行回数が、前記第2示唆演出が実行されているときに実行される前記チャンスアップ演出の実行回数以下となるように前記チャンスアップ演出を実行可能であり、
前記復活特殊演出が実行される期間である第1期間は、前記第2示唆演出の演出結果として前記有利状態に制御されないことが報知されてから前記第4示唆演出が終了するまでの期間である第2期間よりも短く、
前記表示手段は、
前記特定演出と前記特別演出とにおいて前記擬似可動体表示の移動表示が可能であり、
前記特定演出において前記擬似可動体表示を移動表示する場合に、前記擬似可動体表示を前記第1表示位置から前記第2表示位置に移動表示させた後、該第2表示位置から前記第1表示位置に移動表示させることなく非表示とすることが可能であるとともに、前記特別演出の実行を示唆する示唆画像を、前記第2表示位置を含む表示領域に表示可能であり、
前記特別演出において前記擬似可動体表示を移動表示する場合に、前記擬似可動体表示を前記第1表示位置から前記第2表示位置に移動表示させた後、該第2表示位置から前記第1表示位置に移動表示させてから非表示とすることが可能である、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、遊技興趣を向上できる。
手段1の遊技機は、
遊技者にとって有利な有利状態(例えば、大当り遊技状態)に制御可能な遊技機(例えば、パチンコ遊技機1)であって、
前記有利状態に制御されることを示唆する示唆演出として、特別示唆演出(例えば、リーチ演出I)と該特別示唆演出よりも前記有利状態に制御される期待度が低い第1示唆演出(例えば、リーチ演出A)、第2示唆演出(例えば、リーチ演出B)、第3示唆演出(例えば、リーチ演出F)、第4示唆演出(例えば、リーチ演出E)とを含む複数種類の示唆演出を実行可能な示唆演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120が図10に示す可変表示中演出処理を実行する部分)と、
前記第1示唆演出の演出結果が報知されるよりも前に特別発展演出を第1発展パターンとして実行可能であるとともに(例えば、図11-8に示すように、スーパーリーチηの変動パターンでの可変表示において、リーチ演出Aの実行中から高期待度リーチ演出発展報知演出が実行される部分)、前記第2示唆演出の演出結果として前記有利状態に制御されないことが報知された後に前記特別発展演出とは異なる特殊発展演出を第2発展パターンとして実行可能(例えば、図11-8に示すように、スーパーリーチζの変動パターンでの可変表示において、リーチ演出Bの演出結果として可変表示結果(はずれ)が一旦報知された後にリーチ演出E発展報知演出が実行される部分)な発展演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120が図10に示す可変表示中演出処理を実行する部分)と、
擬似可動体表示を第1表示位置から該第1表示位置とは異なる第2表示位置に移動表示可能な表示手段と、
第1位置から該第1位置とは異なる第2位置に移動可能な可動体と、
演出を実行可能な演出実行手段と、
を備え、
前記示唆演出実行手段は、
前記発展演出実行手段によって前記第1発展パターンが実行されたときは、前記特別発展演出の実行後において前記第1示唆演出よりも前記期待度の高い前記第3示唆演出を実行可能であり(例えば、図11-8に示すように、スーパーリーチηの変動パターンの可変表示において、リーチ演出Aの実行中から高期待度リーチ演出発展報知演出が実行され、更にリーチ演出Fが実行される部分)、
前記発展演出実行手段によって前記第2発展パターンが実行されたときは、前記特殊発展演出の実行後において前記第4示唆演出を実行可能であり(例えば、図11-8に示すように、スーパーリーチζの変動パターンでの可変表示において、リーチ演出Bの演出結果として可変表示結果(はずれ)が一旦報知された後にリーチ演出E発展報知演出が実行され、更にリーチ演出Eが実行される部分)、
前記特別発展演出の演出期間は、前記特殊発展演出の演出期間よりも長く(例えば、図11-8及び図11-9に示すように、高期待度リーチ演出発展報知演出の実行期間の長さL7はリーチ演出E発展報知演出の実行期間の長さL6bよりも長い部分)、
前記特別発展演出は、演出画像の視認性が低下する第1次演出(例えば、図11-10及び図11-55に示すブラックアウト演出)と、該第1次演出の後に実行される演出であって前段情報が視認可能に表示される第2次演出(例えば、図11-10及び図11-55に示す前段演出)と、該第2次演出の後に実行される演出であって前記前段情報よりも強調度合いが高い後段情報が視認可能に表示される第3次演出(例えば、図11-10及び図11-55に示す後段演出)と、を含み、
前記特別発展演出が実行されてから前記有利状態に制御されることが報知されるまでの期間よりも、前記特殊発展演出が実行されてから前記有利状態に制御されることが報知されるまでの期間の方が短く(例えば、図11-8及び図11-9に示すように、高期待度リーチ演出発展報知演出開始タイミングからリーチ演出Iの終了タイミング(可変表示結果の報知タイミング)までの期間の長さL13と、高期待度リーチ演出発展報知演出の開始タイミングからリーチ演出Fの終了タイミングまでの期間の長さL12とは、リーチ演出E発展報知演出開始タイミングからリーチ演出Eの終了タイミング(可変表示結果の報知タイミング)までの期間の長さL11よりも長く設定されている部分)、
前記演出実行手段は、
前記擬似可動体表示を前記第1表示位置から前記第2表示位置に移動表示させる擬似可動体表示演出と、
前記可動体を前記第1位置から前記第2位置に移動させる可動体演出と、
を実行可能であり、
前記演出実行手段により所定期間において前記可動体演出と前記擬似可動体表示演出とが実行されるときの方が、前記演出実行手段により前記所定期間において前記可動体演出が実行されずに前記擬似可動体表示演出が実行されるときよりも前記有利状態に制御される割合が高い、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、特殊発展演出の実行後において第4示唆演出が実行される場合については、有利状態に制御されることが報知されるまでの期間が過度に長期化することによる遊技興趣の低下を抑制することができるとともに、特別発展演出の実行後において特別示唆演出が実行される場合については、有利状態に制御されることが報知されるまでに好適に遊技者を特別示唆演出に注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。また、可動体演出と擬似可動体表示演出とが実行されることに遊技者を注目させることができる。
The gaming machine of means A is
A gaming machine that can be controlled to an advantageous state that is advantageous to a player,
a suggestion performance execution means capable of executing a plurality of types of suggestion performances including a first suggestion performance, a second suggestion performance, a third suggestion performance, and a fourth suggestion performance as suggestion performances that suggest control to the advantageous state;
a development performance execution means capable of executing a first development performance before the performance result of the first suggestion performance is notified, and capable of executing a second development performance different from the first development performance after it is notified that the advantageous state will not be achieved as a performance result of the second suggestion performance;
A chance-up effect execution means for executing a chance-up effect in which the degree of expectation controlled to the advantageous state varies depending on the number of times the effect is executed during the execution of the suggestion effect;
A revival special performance execution means capable of executing a revival special performance that notifies the player that the advantageous state will be controlled after the suggestion performance is executed and a performance result is notified that the advantageous state will not be controlled;
a display means for moving and displaying a pseudo movable body display from a first display position to a second display position different from the first display position;
A special effect execution means capable of executing a special effect that notifies the player that the game is controlled to the advantageous state;
A specific performance execution means capable of executing a specific performance before the special performance is executed;
Equipped with
The suggestion performance execution means includes:
The third suggestion performance can be executed after the first development performance is executed,
The fourth suggestion performance can be executed after the second development performance is executed,
The chance-up effect execution means includes:
the chance-up effect can be executed so that the number of times that the chance-up effect is executed when the third suggestion effect is being executed without being notified that the advantageous state will not be reached as a result of the first suggestion effect is greater than the number of times that the chance-up effect is executed when the first suggestion effect is being executed;
the chance-up effect can be executed such that the number of times that the chance-up effect is executed when the fourth suggestion effect is being executed after it has been notified that the advantageous state will not be achieved as a result of the second suggestion effect is equal to or less than the number of times that the chance-up effect is executed when the second suggestion effect is being executed;
A first period during which the revival special effect is executed is shorter than a second period during which the fourth suggestion effect ends after it is notified that the advantageous state will not be achieved as a result of the second suggestion effect,
The display means includes:
The pseudo movable body display can be moved and displayed in the specific performance and the special performance,
When the pseudo-movable object display is moved in the specific performance, the pseudo-movable object display can be moved from the first display position to the second display position, and then hidden without being moved from the second display position to the first display position, and a suggestion image suggesting the execution of the special performance can be displayed in a display area including the second display position;
When the pseudo-movable object display is moved during the special performance, the pseudo-movable object display may be moved from the first display position to the second display position, and then moved from the second display position to the first display position before being hidden.
It is characterized by the following.
This feature can increase the player's interest in playing the game.
The gaming machine according to the first embodiment includes:
A gaming machine (e.g., a pachinko gaming machine 1) that can be controlled to a favorable state (e.g., a jackpot gaming state) that is favorable to a player,
a suggestion effect execution means (for example, a portion where the
a development performance execution means (for example, a portion in which the
a display means for moving and displaying a pseudo movable body display from a first display position to a second display position different from the first display position;
a movable body movable from a first position to a second position different from the first position;
A performance execution means capable of executing a performance;
Equipped with
The suggestion performance execution means includes:
When the first development pattern is executed by the development effect execution means, the third suggestion effect having a higher expectation than the first suggestion effect can be executed after the special development effect is executed (for example, as shown in FIG. 11-8, in the variable display of the fluctuation pattern of the super reach η, a high expectation reach effect development notification effect is executed during the execution of the reach effect A, and then the reach effect F is executed).
When the second development pattern is executed by the development performance execution means, the fourth suggestion performance can be executed after the special development performance is executed (for example, as shown in FIG. 11-8, in the variable display in the variable pattern of the super reach ζ, the variable display result (miss) is once notified as the performance result of the reach performance B, and then the reach performance E development notification performance is executed, and the reach performance E is further executed).
The performance period of the special development performance is longer than the performance period of the special development performance (for example, as shown in FIG. 11-8 and FIG. 11-9, the length L7 of the execution period of the high expectation reach performance development notification performance is longer than the length L6b of the execution period of the reach performance E development notification performance).
The special development effects include a first effect (e.g., a blackout effect shown in FIG. 11-10 and FIG. 11-55) in which the visibility of the effect image is reduced, a second effect (e.g., an early effect shown in FIG. 11-10 and FIG. 11-55) which is an effect executed after the first effect and in which early information is visibly displayed, and a tertiary effect (e.g., a late effect shown in FIG. 11-10 and FIG. 11-55) which is an effect executed after the second effect and in which late information with a higher degree of emphasis than the early information is visibly displayed,
The period from when the special development effect is executed to when it is notified that the control will be in the advantageous state is shorter than the period from when the special development effect is executed to when it is notified that the control will be in the advantageous state (for example, as shown in Figures 11-8 and 11-9, the length L13 of the period from the start timing of the high expectation reach performance development notification effect to the end timing of reach performance I (the notification timing of the variable display result) and the length L12 of the period from the start timing of the high expectation reach performance development notification effect to the end timing of reach performance F are set longer than the length L11 of the period from the start timing of the reach performance E development notification effect to the end timing of reach performance E (the notification timing of the variable display result)).
The performance execution means includes:
a pseudo movable body display effect of moving the pseudo movable body display from the first display position to the second display position;
A movable body effect of moving the movable body from the first position to the second position;
It is possible to execute
When the performance execution means executes the movable body performance and the pseudo-movable body display performance during a predetermined period, the rate of being controlled to the advantageous state is higher than when the performance execution means executes the pseudo-movable body display performance without executing the movable body performance during the predetermined period.
It is characterized by the following.
According to this feature, in the case where the fourth suggestion effect is executed after the execution of the special development effect, it is possible to suppress a decrease in interest in the game caused by an excessively long period until it is notified that the game will be controlled to an advantageous state, and in the case where the special suggestion effect is executed after the execution of the special development effect, it is possible to preferably draw the player's attention to the special suggestion effect before it is notified that the game will be controlled to an advantageous state, thereby improving interest in the game. Also, it is possible to draw the player's attention to the execution of the movable body effect and the pseudo movable body display effect.
また、後述する発明を実施するための形態には、以下の手段2の遊技機に係る発明が含まれる。従来より、遊技機において、特開2019-92949号公報に示されているような、動作可能な可動体を用いた演出を実行可能であり、擬似可動体表示を移動表示させることで、構造物としての可動体を移動させる演出と同じような演出を実行可能としたもの等があった。しかしながら、このような遊技機にあっては、擬似可動体を可動体と同じように移動表示させるだけであり、演出の興趣を高めることができないという問題があり、この点に鑑み、擬似可動体表示の興趣を高めることができる遊技機の提供が求められている。
In addition, the embodiments for implementing the invention described below include the invention relating to the gaming machine of
手段2の遊技機は、
遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
擬似可動体表示を第1表示位置から該第1表示位置とは異なる第2表示位置に移動表示可能な表示手段と、
第1位置から該第1位置とは異なる第2位置に移動可能な可動体と、
演出を実行可能な演出実行手段と、
を備え、
前記演出実行手段は、
前記擬似可動体表示を前記第1表示位置から前記第2表示位置に移動表示させる擬似可動体表示演出と、
前記可動体を前記第1位置から前記第2位置に移動させる可動体演出と、
を実行可能であり、
前記演出実行手段により所定期間において前記可動体演出と前記擬似可動体表示演出とが実行されるときの方が、前記演出実行手段により前記所定期間において前記可動体演出が実行されずに前記擬似可動体表示演出が実行されるときよりも前記有利状態に制御される割合が高い、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、可動体演出と擬似可動体表示演出とが実行されることに遊技者を注目させることができる。
The gaming machine according to the second means is
A gaming machine that can be controlled to an advantageous state that is advantageous to a player,
a display means for moving and displaying a pseudo movable body display from a first display position to a second display position different from the first display position;
a movable body movable from a first position to a second position different from the first position;
A performance execution means capable of executing a performance;
Equipped with
The performance execution means includes:
a pseudo movable body display effect of moving the pseudo movable body display from the first display position to the second display position;
A movable body effect of moving the movable body from the first position to the second position;
It is possible to execute
When the performance execution means executes the movable body performance and the pseudo-movable body display performance during a predetermined period, the rate of being controlled to the advantageous state is higher than when the performance execution means executes the pseudo-movable body display performance without executing the movable body performance during the predetermined period.
It is characterized by the following.
According to this feature, it is possible to draw the player's attention to the execution of the movable body presentation and the pseudo movable body display presentation.
尚、本発明は、本発明の請求項に記載された発明特定事項のみを有するものであって良いし、本発明の請求項に記載された発明特定事項とともに該発明特定事項以外の構成を有するものであっても良い。 The present invention may have only the invention-specific matters described in the claims of the present invention, or may have the invention-specific matters described in the claims of the present invention as well as configurations other than the invention-specific matters.
(基本説明)
まず、パチンコ遊技機1の基本的な構成及び制御(一般的なパチンコ遊技機の構成及び制御でもある。)について説明する。
(Basic explanation)
First, the basic configuration and control of the pachinko gaming machine 1 (which also applies to the configuration and control of a general pachinko gaming machine) will be described.
(パチンコ遊技機1の構成等)
図1は、パチンコ遊技機1の正面図であり、主要部材の配置レイアウトを示す。パチンコ遊技機(遊技機)1は、大別して、遊技盤面を構成する遊技盤(ゲージ盤)2と、遊技盤2を支持固定する遊技機用枠(台枠)3とから構成されている。遊技盤2には、遊技領域が形成され、この遊技領域には、遊技媒体としての遊技球が、所定の打球発射装置から発射されて打ち込まれる。
(Configuration of
1 is a front view of a
なお、特別図柄の「可変表示」とは、例えば、複数種類の特別図柄を変動可能に表示することである(後述の他の図柄についても同じ)。変動としては、複数の図柄の更新表示、複数の図柄のスクロール表示、1以上の図柄の変形、1以上の図柄の拡大/縮小などがある。特別図柄や後述の普通図柄の変動では、複数種類の特別図柄又は普通図柄が更新表示される。後述の飾り図柄の変動では、複数種類の飾り図柄がスクロール表示又は更新表示されたり、1以上の飾り図柄が変形や拡大/縮小されたりする。なお、変動には、ある図柄を点滅表示する態様も含まれる。可変表示の最後には、表示結果として所定の特別図柄が停止表示(導出または導出表示などともいう)される(後述の他の図柄の可変表示についても同じ)。なお、可変表示を変動表示、変動と表現する場合がある。 Note that the "variable display" of special symbols means, for example, a variable display of multiple types of special symbols (the same applies to other symbols described below). Variations include updating the display of multiple symbols, scrolling the display of multiple symbols, transforming one or more symbols, and enlarging/reducing one or more symbols. In the variation of special symbols and normal symbols described below, multiple types of special symbols or normal symbols are updated and displayed. In the variation of decorative symbols described below, multiple types of decorative symbols are scrolled or updated, or one or more decorative symbols are transformed or enlarged/reduced. Note that variations also include a mode in which a certain symbol is displayed flashing. At the end of the variable display, a specified special symbol is displayed stationary (also called derived or derived display) as the display result (the same applies to the variable display of other symbols described below). Note that the variable display may be expressed as a variable display or variation.
なお、第1特別図柄表示装置4Aにおいて可変表示される特別図柄を「第1特図」ともいい、第2特別図柄表示装置4Bにおいて可変表示される特別図柄を「第2特図」ともいう。また、第1特図を用いた特図ゲームを「第1特図ゲーム」といい、第2特図を用いた特図ゲームを「第2特図ゲーム」ともいう。なお、特別図柄の可変表示を行う特別図柄表示装置は1種類であってもよい。
The special pattern variably displayed on the first special
遊技盤2における遊技領域の中央付近には画像表示装置5が設けられている。画像表示装置5は、例えばLCD(液晶表示装置)や有機EL(Electro Luminescence)等から構成され、各種の演出画像を表示する。画像表示装置5は、プロジェクタおよびスクリーンから構成されていてもよい。画像表示装置5には、各種の演出画像が表示される。
An
例えば、画像表示装置5の画面上では、第1特図ゲームや第2特図ゲームと同期して、特別図柄とは異なる複数種類の装飾識別情報としての飾り図柄(数字などを示す図柄など)の可変表示が行われる。ここでは、第1特図ゲームまたは第2特図ゲームに同期して、「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおいて飾り図柄が可変表示(例えば上下方向のスクロール表示や更新表示)される。なお、同期して実行される特図ゲームおよび飾り図柄の可変表示を総称して単に可変表示ともいう。
For example, on the screen of the
画像表示装置5の画面上には、実行が保留されている可変表示に対応する保留表示や、実行中の可変表示に対応するアクティブ表示を表示するための表示エリアが設けられていてもよい。保留表示およびアクティブ表示を総称して可変表示に対応する可変表示対応表示ともいう。
The screen of the
保留されている可変表示の数は保留記憶数ともいう。第1特図ゲームに対応する保留記憶数を第1保留記憶数、第2特図ゲームに対応する保留記憶数を第2保留記憶数ともいう。第1保留記憶数と第2保留記憶数との合計を合計保留記憶数ともいう。 The number of reserved variable displays is also called the reserved memory number. The reserved memory number corresponding to the first special game is also called the first reserved memory number, and the reserved memory number corresponding to the second special game is also called the second reserved memory number. The sum of the first reserved memory number and the second reserved memory number is also called the total reserved memory number.
遊技盤2の所定位置には、複数のLEDを含んで構成された第1保留表示器25Aと第2保留表示器25Bとが設けられている。第1保留表示器25Aは、LEDの点灯個数によって、第1保留記憶数を表示する。第2保留表示器25Bは、LEDの点灯個数によって、第2保留記憶数を表示する。
A
画像表示装置5の下方には入賞球装置6Aが設けられており、該入賞球装置6Aの右側方には、可変入賞球装置6Bが設けられている。
A winning ball device 6A is provided below the
入賞球装置6Aは、例えば所定の玉受部材によって常に遊技球が進入可能な一定の開放状態に保たれる第1始動入賞口を形成する。第1始動入賞口に遊技球が進入したときには、所定個(例えば3個)の賞球が払い出されるとともに、第1特図ゲームが開始され得る。 The winning ball device 6A forms a first start winning hole that is always kept in a constant open state so that game balls can enter, for example, by a specified ball receiving member. When a game ball enters the first start winning hole, a specified number of prize balls (for example, three) are paid out and the first special game can be started.
可変入賞球装置6B(普通電動役物)は、ソレノイド81(図3参照)によって閉鎖状態と開放状態とに変化する第2始動入賞口を形成する。可変入賞球装置6Bは、例えば、一対の可動翼片を有する電動チューリップ型役物を備え、ソレノイド81がオフ状態であるときに可動翼片が垂直位置となることにより、当該可動翼片の先端が入賞球装置6Aに近接し、第2始動入賞口に遊技球が進入しない閉鎖状態になる(第2始動入賞口が閉鎖状態になるともいう。)。その一方で、可変入賞球装置6Bは、ソレノイド81がオン状態であるときに可動翼片が傾動位置となることにより、第2始動入賞口に遊技球が進入できる開放状態になる(第2始動入賞口が開放状態になるともいう。)。第2始動入賞口に遊技球が進入したときには、所定個(例えば3個)の賞球が払い出されるとともに、第2特図ゲームが開始され得る。なお、可変入賞球装置6Bは、閉鎖状態と開放状態とに変化するものであればよく、電動チューリップ型役物を備えるものに限定されない。
The variable winning
遊技盤2の所定位置(図1に示す例では、遊技領域の左下方3箇所と可変入賞球装置6Bの上方1箇所)には、所定の玉受部材によって常に一定の開放状態に保たれる一般入賞口10が設けられる。この場合には、一般入賞口10のいずれかに進入したときには、所定個数(例えば10個)の遊技球が賞球として払い出される。
At predetermined positions on the game board 2 (in the example shown in FIG. 1, three locations are provided at the lower left of the game area and one location is provided above the variable winning
入賞球装置6Aと可変入賞球装置6Bとの間には、大入賞口を有する特別可変入賞球装置7が設けられている。特別可変入賞球装置7は、ソレノイド82(図3参照)によって開閉駆動される大入賞口扉を備え、その大入賞口扉によって開放状態と閉鎖状態とに変化する特定領域としての大入賞口を形成する。
Between the winning ball device 6A and the variable winning
一例として、特別可変入賞球装置7では、大入賞口扉用(特別電動役物用)のソレノイド82がオフ状態であるときに大入賞口扉が大入賞口を閉鎖状態として、遊技球が大入賞口に進入(通過)できなくなる。その一方で、特別可変入賞球装置7では、大入賞口扉用のソレノイド82がオン状態であるときに大入賞口扉が大入賞口を開放状態として、遊技球が大入賞口に進入しやすくなる。
As an example, in the special variable winning
大入賞口に遊技球が進入したときには、所定個数(例えば14個)の遊技球が賞球として払い出される。大入賞口に遊技球が進入したときには、例えば第1始動入賞口や第2始動入賞口および一般入賞口10に遊技球が進入したときよりも多くの賞球が払い出される。
When a game ball enters the large prize opening, a predetermined number of game balls (for example, 14 balls) are paid out as prize balls. When a game ball enters the large prize opening, more prize balls are paid out than when a game ball enters the first start prize opening, the second start prize opening, or the
一般入賞口10を含む各入賞口に遊技球が進入することを「入賞」ともいう。特に、始動口(第1始動入賞口、第2始動入賞口)への入賞を始動入賞ともいう。
The entry of a game ball into each winning port, including the general winning
遊技盤2の所定位置(図1に示す例では、遊技領域の左下方)には、普通図柄表示器20が設けられている。一例として、普通図柄表示器20は、7セグメントのLEDなどからなり、特別図柄とは異なる複数種類の普通識別情報としての普通図柄の可変表示を行う。普通図柄は、「0」~「9」を示す数字や「-」などの点灯パターンなどにより表される。普通図柄には、LEDを全て消灯したパターンが含まれてもよい。このような普通図柄の可変表示は、普図ゲームともいう。
A
画像表示装置5の右方には、遊技球が通過可能な通過ゲート41が設けられている。遊技球が通過ゲート41を通過したことに基づき、普図ゲームが実行される。
A pass gate 41 through which the game ball can pass is provided to the right of the
普通図柄表示器20の下方には、普図保留表示器25Cが設けられている。普図保留表示器25Cは、例えば4個のLEDを含んで構成され、実行が保留されている普図ゲームの数である普図保留記憶数をLEDの点灯個数により表示する。
A regular symbol pending display 25C is provided below the
遊技盤2の表面には、上記の構成以外にも、遊技球の流下方向や速度を変化させる風車および多数の障害釘が設けられている。遊技領域の最下方には、いずれの入賞口にも進入しなかった遊技球が取り込まれるアウト口が設けられている。
In addition to the above features, the surface of the
遊技機用枠3の左右上部位置には、効果音等を再生出力するためのスピーカ8L、8Rが設けられている。遊技機用枠3における画像表示装置5の上方位置にはメインランプ9aが設けられており、該メインランプ9aの左右には、遊技領域を包囲するように枠ランプ9bが設けられている。更に、遊技盤2における特別可変入賞球装置7の近傍位置にはアタッカランプ9cが設けられている。
遊技盤2の所定位置(図1では画像表示装置5の上方位置)には、演出に応じて動作する可動体32が設けられている。また、可動体32には、可動体ランプ9dが設けられている。該可動体ランプ9dと前述したメインランプ9a、枠ランプ9b、アタッカランプ9cとは纏めて遊技効果ランプ9と呼称する場合がある。尚、これらメインランプ9a、枠ランプ9b、アタッカランプ9c、可動体ランプ9dは、LEDを含んで構成されている。
A
遊技機用枠3の右下部位置には、遊技球を打球発射装置により遊技領域に向けて発射するために遊技者等によって操作される打球操作ハンドル(操作ノブ)30が設けられている。
At the lower right position of the
遊技領域の下方における遊技機用枠3の所定位置には、賞球として払い出された遊技球や所定の球貸機により貸し出された遊技球を、打球発射装置へと供給可能に保持(貯留)する打球供給皿(上皿)が設けられている。尚、遊技機用枠3には、上皿とは別に、上皿満タン時に賞球が払い出される払出部(打球供給皿)を設けてもよい。
At a predetermined position of the
遊技領域の下方における遊技機用枠3の所定位置には、遊技者が把持して傾倒操作が可能なスティックコントローラ31Aが取り付けられている。スティックコントローラ31Aには、遊技者が押下操作可能なトリガボタンが設けられている。スティックコントローラ31Aに対する操作は、コントローラセンサユニット35A(図3参照)により検出される。
A
遊技領域の下方における遊技機用枠3の所定位置には、遊技者が押下操作などにより所定の指示操作を可能なプッシュボタン31Bが設けられている。プッシュボタン31Bに対する操作は、プッシュセンサ35B(図3参照)により検出される。
At a predetermined position on the
パチンコ遊技機1では、遊技者の動作(操作等)を検出する検出手段として、スティックコントローラ31Aやプッシュボタン31Bが設けられるが、これら以外の検出手段が設けられていてもよい。
In the
図2は、パチンコ遊技機1の背面斜視図である。パチンコ遊技機1の背面には、基板ケース201に収納された主基板11が搭載されている。主基板11には、設定キー51や設定切替スイッチ52が設けられている。設定キー51は、設定変更状態または設定確認状態に切り替えるための錠スイッチとして機能する。設定切替スイッチ52は、設定変更状態において大当りの当選確率や出玉率等の設定値を変更するための設定スイッチとして機能する。設定キー51や設定切替スイッチ52は、例えば電源基板17の所定位置といった、主基板11の外部に取り付けられてもよい。
Figure 2 is a rear perspective view of the
主基板11の背面中央には、表示モニタ29が配置され、表示モニタ29の側方には表示切替スイッチ31が配置されている。表示モニタ29は、例えば7セグメントのLED表示装置を用いて、構成されていればよい。表示モニタ29および表示切替スイッチ31は、遊技機用枠3を開放した状態で遊技盤2の裏面側を視認した場合に、主基板11を視認する際の正面に配置されている。
A display monitor 29 is disposed in the center of the back surface of the
表示モニタ29は、例えば連比や役比、ベースなどの入賞情報を表示可能である。連比は、賞球合計数のうち大入賞口(アタッカー)への入賞による賞球数が占める割合である。役比は、賞球合計数のうち第2始動入賞口(電チュー)への入賞による賞球数と大入賞口(アタッカー)への入賞による賞球数が占める割合である。ベースは、打ち出した遊技球数に対する賞球合計数が占める割合である。設定変更状態や設定確認状態であるときに、表示モニタ29は、パチンコ遊技機1における設定値を表示可能である。表示モニタ29は、設定変更状態や設定確認状態であるときに、変更や確認の対象となる設定値などを表示可能であればよい。
The display monitor 29 can display winning information such as consecutive win ratio, winning ratio, and base. The consecutive win ratio is the ratio of the number of winning balls that have entered the large winning port (attacker) to the total number of winning balls. The winning ratio is the ratio of the number of winning balls that have entered the second start winning port (electric chute) and the number of winning balls that have entered the large winning port (attacker) to the total number of winning balls. The base is the ratio of the total number of winning balls to the number of game balls shot out. When in the setting change state or setting confirmation state, the display monitor 29 can display the setting values in the
設定キー51や設定切替スイッチ52は、遊技機用枠3を閉鎖した状態であるときに、パチンコ遊技機1の正面側から操作が不可能となっている。遊技機用枠3には、ガラス窓を有するガラス扉枠3aが回動可能に設けられ、ガラス扉枠3aにより遊技領域を開閉可能に構成されている。ガラス扉枠3aを閉鎖したときに、ガラス窓を通して遊技領域を透視可能である。
When the
パチンコ遊技機1において、縦長の方形枠状に形成された外枠1aの右端部には、セキュリティカバー50Aが取り付けられている。セキュリティカバー50Aは、遊技機用枠3を閉鎖したときに、設定キー51や設定切替スイッチ52を含む基板ケース201の右側部を、背面側から被覆する。セキュリティカバー50Aは、短片50Aaおよび長片50Abを含む略L字状の部材であり、透明性を有する合成樹脂により構成されていればよい。
In the
(遊技の進行の概略)
パチンコ遊技機1が備える打球操作ハンドル30への遊技者による回転操作により、遊技球が遊技領域に向けて発射される。遊技球が通過ゲート41を通過すると、普通図柄表示器20による普図ゲームが開始される。なお、前回の普図ゲームの実行中の期間等に遊技球が通過ゲート41を通過した場合(遊技球が通過ゲート41を通過したが当該通過に基づく普図ゲームを直ちに実行できない場合)には、当該通過に基づく普図ゲームは所定の上限数(例えば4)まで保留される。
(Outline of game progress)
The game ball is launched toward the game area by the player rotating the ball hitting operation handle 30 provided on the
この普図ゲームでは、特定の普通図柄(普図当り図柄)が停止表示されれば、普通図柄の表示結果が「普図当り」となる。その一方、確定普通図柄として、普図当り図柄以外の普通図柄(普図はずれ図柄)が停止表示されれば、普通図柄の表示結果が「普図はずれ」となる。「普図当り」となると、可変入賞球装置6Bを所定期間開放状態とする開放制御が行われる(第2始動入賞口が開放状態になる)。
In this normal game, if a specific normal symbol (a normal winning symbol) is displayed as a fixed normal symbol, the display result of the normal symbol will be "normal winning". On the other hand, if a normal symbol other than a normal winning symbol (a normal losing symbol) is displayed as a fixed normal symbol, the display result of the normal symbol will be "normal losing". When a "normal winning" occurs, an opening control is performed to keep the variable winning
入賞球装置6Aに形成された第1始動入賞口に遊技球が進入すると、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図ゲームが開始される。
When a game ball enters the first start winning hole formed in the winning ball device 6A, the first special symbol game is started by the first special
可変入賞球装置6Bに形成された第2始動入賞口に遊技球が進入すると、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図ゲームが開始される。
When a game ball enters the second start winning hole formed in the variable winning
なお、特図ゲームの実行中の期間や、後述する大当り遊技状態に制御されている期間に、遊技球が始動入賞口へ進入(入賞)した場合(始動入賞が発生したが当該始動入賞に基づく特図ゲームを直ちに実行できない場合)には、当該進入に基づく特図ゲームは所定の上限数(例えば4)までその実行が保留される。 In addition, if the game ball enters (wins) the start winning hole during the period when the special game is being played or during the period when the game is controlled to the jackpot game state described below (if a start winning occurs but the special game based on that start winning cannot be played immediately), the special game based on that entry will be put on hold until a specified upper limit number (for example, 4) is reached.
特図ゲームにおいて、確定特別図柄として特定の特別図柄(大当り図柄、例えば「7」、後述の大当り種別に応じて実際の図柄は異なる。)が停止表示されれば、「大当り」となり、大当り図柄とは異なる特別図柄(はずれ図柄、例えば「-」)が停止表示されれば「はずれ」となる。尚、本パチンコ遊技機1における「はずれ」には、大当り遊技を経由することなく次回の可変表示から高ベース状態(時短状態)に制御される「時短付きはずれ」が含まれている。
In the special game, if a specific special symbol (a jackpot symbol, for example, "7"; the actual symbol varies depending on the type of jackpot, as described below) is displayed as a confirmed special symbol, it is a "jackpot", and if a special symbol different from the jackpot symbol (a losing symbol, for example, "-") is displayed as a stopped symbol, it is a "miss". Note that "misses" in this
特図ゲームでの表示結果が「大当り」になった後には、遊技者にとって有利な有利状態として大当り遊技状態に制御される。 After the display result in the special game becomes "jackpot," the game is controlled to a jackpot game state, which is an advantageous state for the player.
大当り遊技状態では、特別可変入賞球装置7により形成される大入賞口が所定の態様で開放状態となる。当該開放状態は、所定期間(例えば29秒間や1.8秒間)の経過タイミングと、大入賞口に進入した遊技球の数が所定個数(例えば9個)に達するまでのタイミングと、のうちのいずれか早いタイミングまで継続される。前記所定期間は、1ラウンドにおいて大入賞口を開放することができる上限期間であり、以下、開放上限期間ともいう。このように大入賞口が開放状態となる1のサイクルをラウンド(ラウンド遊技)という。大当り遊技状態では、当該ラウンドが所定の上限回数(15回や2回)に達するまで繰り返し実行可能となっている。
In the jackpot game state, the large prize opening formed by the special variable
大当り遊技状態においては、遊技者は、遊技球を大入賞口に進入させることで、賞球を得ることができる。従って、大当り遊技状態は、遊技者にとって有利な状態である。大当り遊技状態におけるラウンド数が多い程、また、開放上限期間が長い程遊技者にとって有利となる。 In the jackpot gaming state, the player can get prize balls by making the gaming ball enter the big prize opening. Therefore, the jackpot gaming state is an advantageous state for the player. The more rounds there are in the jackpot gaming state, and the longer the upper limit opening period, the more advantageous it is for the player.
なお、「大当り」には、大当り種別が設定されている。例えば、大入賞口の開放態様(ラウンド数や開放上限期間)や、大当り遊技状態後の遊技状態(通常状態、時短状態、確変状態など)を複数種類用意し、これらに応じて大当り種別が設定されている。大当り種別として、多くの賞球を得ることができる大当り種別や、賞球の少ない大当り種別、または、ほとんど賞球を得ることができない大当り種別が設けられていてもよい。 A jackpot type is set for a "jackpot." For example, there are multiple types of opening modes of the jackpot opening (number of rounds or maximum opening period) and game states after a jackpot game state (normal state, time-saving state, special state, etc.), and the jackpot type is set according to these. There may be jackpot types that offer many prize balls, jackpot types that offer few prize balls, or jackpot types that offer almost no prize balls.
大当り遊技状態が終了した後は、上記大当り種別に応じて、時短状態や確変状態に制御されることがある。 After the jackpot game state ends, the game may be controlled to a time-saving state or a special state depending on the type of jackpot mentioned above.
時短状態では、平均的な特図変動時間(特図を変動させる期間)を通常状態よりも短縮させる制御(時短制御)が実行される。時短状態では、平均的な普図変動時間(普図を変動させる期間)を通常状態よりも短縮させたり、普図ゲームで「普図当り」となる確率を通常状態よりも向上させる等により、第2始動入賞口に遊技球が進入しやすくなる制御(高開放制御、高ベース制御)も実行される。時短状態は、特別図柄(特に第2特別図柄)の変動効率が向上する状態であるので、遊技者にとって有利な状態である。 In the time-saving state, control (time-saving control) is executed to shorten the average special symbol fluctuation time (period during which the special symbol fluctuates) more than in the normal state. In the time-saving state, control (high opening control, high base control) is also executed to make it easier for the game ball to enter the second start winning hole by shortening the average regular symbol fluctuation time (period during which the regular symbol fluctuates) more than in the normal state and by improving the probability of a "regular symbol hit" in the regular symbol game more than in the normal state. The time-saving state is an advantageous state for the player because it is a state in which the fluctuation efficiency of special symbols (especially the second special symbol) is improved.
確変状態(確率変動状態)では、時短制御に加えて、表示結果が「大当り」となる確率が通常状態よりも高くなる確変制御が実行される。確変状態は、特別図柄の変動効率が向上することに加えて「大当り」となりやすい状態であるので、遊技者にとってさらに有利な状態である。 In the probability variable state (probability fluctuating state), in addition to time-saving control, probability variable control is executed, which increases the probability that the display result will be a "jackpot" compared to the normal state. The probability variable state is an even more advantageous state for the player, as it not only improves the efficiency of special symbol fluctuation, but also makes it easier to get a "jackpot."
時短状態や確変状態は、所定回数の特図ゲームが実行されたことと、次回の大当り遊技状態が開始されたこと等といった、いずれか1つの終了条件が先に成立するまで継続する。所定回数の特図ゲームが実行されたことが終了条件となるものを、回数切り(回数切り時短、回数切り確変等)ともいう。 The time-saving state or the probability of a special bonus state will continue until one of the end conditions is met first, such as the specified number of special games being played or the start of the next big win game state. The end condition of the state in which the specified number of special games have been played is also called a count-cut (count-cut time-saving state, count-cut probability of a special bonus state, etc.).
通常状態とは、遊技者にとって有利な大当り遊技状態等の有利状態、時短状態、確変状態等の特別状態以外の遊技状態のことであり、普図ゲームにおける表示結果が「普図当り」となる確率および特図ゲームにおける表示結果が「大当り」となる確率などのパチンコ遊技機1が、パチンコ遊技機1の初期設定状態(例えばシステムリセットが行われた場合のように、電源投入後に所定の復帰処理を実行しなかったとき)と同一に制御される状態である。
The normal state refers to a game state other than advantageous states such as a jackpot game state that is advantageous to the player, and special states such as a time-saving state and a probability-varying state, and is a state in which the
確変制御が実行されている状態を高確状態、確変制御が実行されていない状態を低確状態ともいう。時短制御が実行されている状態を高ベース状態、時短制御が実行されていない状態を低ベース状態ともいう。これらを組み合わせて、時短状態は低確高ベース状態、確変状態は高確高ベース状態、通常状態は低確低ベース状態などともいわれる。高確状態かつ低ベース状態は高確低ベース状態ともいう。 The state in which probability variable control is being executed is also called a high probability state, and the state in which probability variable control is not being executed is also called a low probability state. The state in which time-saving control is being executed is also called a high base state, and the state in which time-saving control is not being executed is also called a low base state. Combining these, the time-saving state is also called a low probability high base state, the probability variable state is a high probability high base state, and the normal state is a low probability low base state. The high probability state and low base state are also called a high probability low base state.
なお、遊技状態は、大当り遊技状態中に遊技球が特定領域(例えば、大入賞口内の特定領域)を通過したことに基づいて、変化してもよい。例えば、遊技球が特定領域を通過したとき、その大当り遊技状態後に確変状態に制御してもよい。
(演出の進行など)
The game state may change based on the game ball passing through a specific area (e.g., a specific area in a big prize hole) during the big win game state. For example, when the game ball passes through the specific area, the game state may be controlled to a probability variable state after the big win game state.
(Progression of the performance, etc.)
パチンコ遊技機1では、遊技の進行に応じて種々の演出(遊技の進行状況を報知したり、遊技を盛り上げたりする演出)が実行される。当該演出について以下説明する。なお、当該演出は、画像表示装置5に各種の演出画像を表示することによって行われるが、当該表示に加えて、または当該表示に代えて、スピーカ8L、8Rからの音声出力、遊技効果ランプ9の点灯や消灯、可動体32の動作、あるいは、これらの一部または全部を含む任意の演出装置を用いた演出として行われてもよい。
In the
遊技の進行に応じて実行される演出として、画像表示装置5に設けられた「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rでは、第1特図ゲームまたは第2特図ゲームが開始されることに対応して、飾り図柄の可変表示が開始される。第1特図ゲームや第2特図ゲームにおいて表示結果(確定特別図柄ともいう。)が停止表示されるタイミングでは、飾り図柄の可変表示の表示結果となる確定飾り図柄(3つの飾り図柄の組合せ)も停止表示(導出)される。
As an effect that is executed according to the progress of the game, in the "left", "middle" and "right" decorative
飾り図柄の可変表示が開始されてから終了するまでの期間では、飾り図柄の可変表示の態様が所定のリーチ態様となる(リーチが成立する)ことがある。ここで、リーチ態様とは、画像表示装置5の画面上にて停止表示された飾り図柄が後述の大当り組合せの一部を構成しているときに未だ停止表示されていない飾り図柄については可変表示が継続している態様などのことである。
During the period from when the variable display of the decorative symbols starts to when it ends, the state of the variable display of the decorative symbols may become a predetermined reach state (a reach is achieved). Here, a reach state refers to a state in which the decorative symbols that have not yet been stopped and displayed on the screen of the
また、飾り図柄の可変表示中に上記リーチ態様となったことに対応してリーチ演出が実行される。パチンコ遊技機1では、演出態様に応じて表示結果(特図ゲームの表示結果や飾り図柄の可変表示の表示結果)が「大当り」となる割合(大当り信頼度、大当り期待度とも呼ばれる。)が異なる複数種類のリーチ演出が実行される。リーチ演出には、例えば、ノーマルリーチと、ノーマルリーチよりも大当り信頼度の高いスーパーリーチと、がある。
In addition, when the above-mentioned reach state occurs during the variable display of the decorative symbols, a reach effect is executed. In the
特図ゲームの表示結果が「大当り」となるときには、画像表示装置5の画面上において、飾り図柄の可変表示の表示結果として、予め定められた大当り組合せとなる確定飾り図柄が導出される(飾り図柄の可変表示の表示結果が「大当り」となる)。一例として、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける所定の有効ライン上に同一の飾り図柄(例えば、「7」等)が揃って停止表示される。
When the display result of the special game is a "jackpot", a fixed decorative pattern that is a predetermined jackpot combination is derived as the display result of the variable display of decorative patterns on the screen of the image display device 5 (the display result of the variable display of decorative patterns is a "jackpot"). As an example, the same decorative patterns (for example, "7") are displayed stopped in line on a predetermined effective line in the "left", "center", and "right" decorative
大当り遊技状態の終了後に確変状態に制御される「確変大当り」である場合には、奇数の飾り図柄(例えば、「7」等)が揃って停止表示され、大当り遊技状態の終了後に確変状態に制御されない「非確変大当り(通常大当り)」である場合には、偶数の飾り図柄(例えば、「6」等)が揃って停止表示されるようにしてもよい。この場合、奇数の飾り図柄を確変図柄、偶数の飾り図柄を非確変図柄(通常図柄)ともいう。非確変図柄でリーチ態様となった後に、最終的に「確変大当り」となる昇格演出を実行するようにしてもよい。 In the case of a "probability jackpot" that is controlled to a probability jackpot state after the end of the jackpot game state, odd decorative symbols (e.g., "7") are displayed in a line, and in the case of a "non-probability jackpot (normal jackpot)" that is not controlled to a probability jackpot state after the end of the jackpot game state, even decorative symbols (e.g., "6") may be displayed in a line. In this case, odd decorative symbols are also called probability jackpot symbols, and even decorative symbols are also called non-probability jackpot symbols (normal symbols). After a reach state is reached with non-probability jackpot symbols, a promotion effect may be executed that ultimately results in a "probability jackpot".
特図ゲームの表示結果が「はずれ」となる場合には、飾り図柄の可変表示の態様がリーチ態様とならずに、飾り図柄の可変表示の表示結果として、非リーチ組合せの確定飾り図柄(「非リーチはずれ」ともいう。)が停止表示される(飾り図柄の可変表示の表示結果が「非リーチはずれ」となる)ことがある。また、表示結果が「はずれ」となる場合には、飾り図柄の可変表示の態様がリーチ態様となった後に、飾り図柄の可変表示の表示結果として、大当り組合せでない所定のリーチ組合せ(「リーチはずれ」ともいう)の確定飾り図柄が停止表示される(飾り図柄の可変表示の表示結果が「リーチはずれ」となる)こともある。 When the display result of the special game is a "miss," the state of the variable display of the decorative pattern does not become a reach state, and the display result of the variable display of the decorative pattern may display a fixed decorative pattern of a non-reach combination (also called a "non-reach miss") as a "non-reach miss" (the display result of the variable display of the decorative pattern may be a "non-reach miss"). Also, when the display result is a "miss," after the state of the variable display of the decorative pattern becomes a reach state, the display result of the variable display of the decorative pattern may display a fixed decorative pattern of a predetermined reach combination (also called a "reach miss") that is not a jackpot combination as a "reach miss" (the display result of the variable display of the decorative pattern may be a "reach miss").
パチンコ遊技機1が実行可能な演出には、上記の可変表示対応表示(保留表示やアクティブ表示)を表示することも含まれる。また、他の演出として、例えば、大当り信頼度を予告する予告演出等が飾り図柄の可変表示中に実行される。予告演出には、実行中の可変表示における大当り信頼度を予告する予告演出や、実行前の可変表示(実行が保留されている可変表示)における大当り信頼度を予告する先読予告演出がある。先読予告演出として、可変表示対応表示(保留表示やアクティブ表示)の表示態様を通常とは異なる態様に変化させる演出が実行されるようにしてもよい。
The effects that the
また、画像表示装置5において、飾り図柄の可変表示中に飾り図柄を一旦仮停止させた後に可変表示を再開させることで、1回の可変表示を擬似的に複数回の可変表示のように見せる擬似連演出を実行するようにしてもよい。
In addition, in the
大当り遊技状態中にも、大当り遊技状態を報知する大当り中演出が実行される。大当り中演出としては、ラウンド数を報知する演出や、大当り遊技状態の価値が向上することを示す昇格演出が実行されてもよい。 Even during a jackpot game state, a jackpot performance is executed to notify the player of the jackpot game state. The jackpot performance may include a performance to notify the player of the number of rounds, or an upgrade performance to show that the value of the jackpot game state is increasing.
また、例えば特図ゲーム等が実行されていないときには、画像表示装置5にデモ(デモンストレーション)画像が表示される(客待ちデモ演出が実行される)。 In addition, for example, when a special game or the like is not being executed, a demo (demonstration) image is displayed on the image display device 5 (a customer waiting demo performance is executed).
(基板構成)
パチンコ遊技機1には、例えば図3に示すような主基板11、演出制御基板12、音声制御基板13、ランプ制御基板14、中継基板15などが搭載されている。その他にも、パチンコ遊技機1の背面には、例えば払出制御基板、情報端子基板、発射制御基板などといった、各種の基板が配置されている。さらには、電源基板17も搭載されている。各種制御基板は、導体パターンが形成されて電気部品を実装可能なプリント配線板などの電子回路基板だけでなく、電子回路基板に電気部品が実装されて特定の電気的機能を実現するように構成された電子回路実装基板を含む概念である。
(Board configuration)
The
電源基板17には、電源スイッチ91が接続されており、該電源スイッチ91を操作する(ON状態にする)ことによって、商用電源などの外部電源におけるAC100Vといった交流電源からの電力を、電源基板17から主基板11や演出制御基板12などの各種制御基板を含めた電気部品に供給可能である。電源基板17は、例えば交流(AC)を直流(DC)に変換するための整流回路、所定の直流電圧を特定の直流電圧(例えば直流12Vや直流5Vなど)に変換するための電源回路などを備えている。
A
主基板11は、メイン側の制御基板であり、パチンコ遊技機1における上記遊技の進行(特図ゲームの実行(保留の管理を含む)、普図ゲームの実行(保留の管理を含む)、大当り遊技状態、遊技状態など)を制御する機能を有する。主基板11は、遊技制御用マイクロコンピュータ100、スイッチ回路110、ソレノイド回路111などを有する。
The
主基板11に搭載された遊技制御用マイクロコンピュータ100は、例えば1チップのマイクロコンピュータであり、ROM(Read Only Memory)101と、RAM(Random Access Memory)102と、CPU(Central Processing Unit)103と、乱数回路104と、I/O(Input/Output port)105とを備える。
The
CPU103は、ROM101に記憶されたプログラムを実行することにより、遊技の進行を制御する処理(主基板11の機能を実現する処理)を行う。このとき、ROM101が記憶する各種データ(後述の変動パターン、後述の演出制御コマンド、後述の各種決定を行う際に参照される各種テーブルなどのデータ)が用いられ、RAM102がメインメモリとして使用される。RAM102は、その一部または全部がパチンコ遊技機1に対する電力供給が停止しても、所定期間記憶内容が保存されるバックアップRAMとなっている。なお、ROM101に記憶されたプログラムの全部または一部をRAM102に展開して、RAM102上で実行するようにしてもよい。
The
乱数回路104は、遊技の進行を制御するときに使用される各種の乱数値(遊技用乱数)を示す数値データを更新可能にカウントする。遊技用乱数は、CPU103が所定のコンピュータプログラムを実行することで更新されるもの(ソフトウェアで更新されるもの)であってもよい。
The
I/O105は、例えば各種信号(後述の検出信号)が入力される入力ポートと、各種信号(第1特別図柄表示装置4A、第2特別図柄表示装置4B、普通図柄表示器20、第1保留表示器25A、第2保留表示器25B、普図保留表示器25Cなどを制御(駆動)する信号、ソレノイド駆動信号)を伝送するための出力ポートとを含んで構成される。
The I/
スイッチ回路110は、遊技球検出用の各種スイッチ(ゲートスイッチ21、始動口スイッチ(第1始動口スイッチ22Aおよび第2始動口スイッチ22B)、カウントスイッチ23)からの検出信号(遊技球が通過または進入してスイッチがオンになったことを示す検出信号など)を取り込んで遊技制御用マイクロコンピュータ100に伝送する。検出信号の伝送により、遊技球の通過または進入が検出されたことになる。
The switch circuit 110 takes in detection signals (such as a detection signal indicating that a game ball has passed or entered and the switch has been turned on) from various switches for detecting game balls (
スイッチ回路110には、電源基板17からのリセット信号、電源断信号、クリア信号が取り込まれて遊技制御用マイクロコンピュータ100に伝送される。リセット信号は、遊技制御用マイクロコンピュータ100などの制御回路を動作停止状態とするための動作停止信号であり、電源監視回路、ウォッチドッグタイマ内蔵IC、システムリセットICのいずれかを用いて出力可能であればよい。電源断信号は、パチンコ遊技機1において用いられる所定電源電圧が所定値を超えるとオフ状態となり、所定電源電圧が所定値以下になった期間が電断基準時間以上まで継続したときにオン状態となる。クリア信号は、例えば電源基板17に設けられたクリアスイッチ92に対する押下操作などに応じてオン状態となる。
The switch circuit 110 receives a reset signal, a power-off signal, and a clear signal from the
ソレノイド回路111は、遊技制御用マイクロコンピュータ100からのソレノイド駆動信号(例えば、ソレノイド81やソレノイド82をオンする信号など)を、普通電動役物用のソレノイド81や大入賞口扉用のソレノイド82に伝送する。
The
主基板11には、表示モニタ29、表示切替スイッチ31、設定キー51、設定切替スイッチ52、扉開放センサ90が接続されている。扉開放センサ90は、ガラス扉枠3aを含めた遊技機用枠3の開放を検知する。
The
主基板11(遊技制御用マイクロコンピュータ100)は、遊技の進行の制御の一部として、遊技の進行に応じて演出制御コマンド(遊技の進行状況等を指定(通知)するコマンド)を演出制御基板12に供給する。主基板11から出力された演出制御コマンドは、中継基板15により中継され、演出制御基板12に供給される。当該演出制御コマンドには、例えば主基板11における各種の決定結果(例えば、特図ゲームの表示結果(大当り種別を含む。)、特図ゲームを実行する際に使用される変動パターン(詳しくは後述))、遊技の状況(例えば、可変表示の開始や終了、大入賞口の開放状況、入賞の発生、保留記憶数、遊技状態)、エラーの発生等を指定するコマンド等が含まれる。
As part of controlling the progress of the game, the main board 11 (game control microcomputer 100) supplies presentation control commands (commands that specify (notify) the progress of the game, etc.) to the
演出制御基板12は、主基板11とは独立したサブ側の制御基板であり、演出制御コマンドを受信し、受信した演出制御コマンドに基づいて演出(遊技の進行に応じた種々の演出であり、可動体32の駆動、エラー報知、電断復旧の報知等の各種報知を含む)を実行する機能を有する。
The
演出制御基板12には、演出制御用CPU120と、ROM121と、RAM122と、表示制御部123と、乱数回路124と、I/O125とが搭載されている。
The
演出制御用CPU120は、ROM121に記憶されたプログラムを実行することにより、表示制御部123とともに演出を実行するための処理(演出制御基板12の上記機能を実現するための処理であり、実行する演出の決定等を含む)を行う。このとき、ROM121が記憶する各種データ(各種テーブルなどのデータ)が用いられ、RAM122がメインメモリとして使用される。
The
演出制御用CPU120は、コントローラセンサユニット35Aやプッシュセンサ35Bからの検出信号(遊技者による操作を検出したときに出力される信号であり、操作内容を適宜示す信号)に基づいて演出の実行を表示制御部123に指示することもある。
The
表示制御部123は、VDP(Video Display Processor)、CGROM(Character Generator ROM)、VRAM(Video RAM)などを備え、演出制御用CPU120からの演出の実行指示に基づき、演出を実行する。
The
表示制御部123は、演出制御用CPU120からの演出の実行指示に基づき、実行する演出に応じた映像信号を画像表示装置5に供給することで、演出画像を画像表示装置5に表示させる。表示制御部123は、さらに、演出画像の表示に同期した音声出力や、遊技効果ランプ9の点灯/消灯を行うため、音指定信号(出力する音声を指定する信号)を音声制御基板13に供給したり、ランプ信号(ランプの点灯/消灯態様を指定する信号)をランプ制御基板14に供給したりする。また、表示制御部123は、可動体32を動作させる信号を当該可動体32または当該可動体32を駆動する駆動回路に供給する。
The
音声制御基板13は、スピーカ8L、8Rを駆動する各種回路を搭載しており、当該音指定信号に基づきスピーカ8L、8Rを駆動し、当該音指定信号が指定する音声をスピーカ8L、8Rから出力させる。
The
ランプ制御基板14は、遊技効果ランプ9を駆動する各種回路を搭載しており、当該ランプ信号に基づき遊技効果ランプ9を駆動し、当該ランプ信号が指定する態様で遊技効果ランプ9を点灯/消灯する。このようにして、表示制御部123は、音声出力、ランプの点灯/消灯を制御する。
The
なお、音声出力、ランプの点灯/消灯の制御(音指定信号やランプ信号の供給等)、可動体32の制御(可動体32を動作させる信号の供給等)は、演出制御用CPU120が実行するようにしてもよい。
The
乱数回路124は、各種演出を実行するために使用される各種の乱数値(演出用乱数)を示す数値データを更新可能にカウントする。演出用乱数は、演出制御用CPU120が所定のコンピュータプログラムを実行することで更新されるもの(ソフトウェアで更新されるもの)であってもよい。
The
演出制御基板12に搭載されたI/O125は、例えば主基板11などから伝送された演出制御コマンドを取り込むための入力ポートと、各種信号(映像信号、音指定信号、ランプ信号)を伝送するための出力ポートとを含んで構成される。
The I/
演出制御基板12、音声制御基板13、ランプ制御基板14といった、主基板11以外の基板をサブ基板ともいう。パチンコ遊技機1のようにサブ基板が機能別に複数設けられていてもよいし、1のサブ基板が複数の機能を有するように構成してもよい。
The boards other than the
(動作)
次に、パチンコ遊技機1の動作(作用)を説明する。
(motion)
Next, the operation (function) of the
(主基板11の主要な動作)
まず、主基板11における主要な動作を説明する。パチンコ遊技機1に対して電力供給が開始されると、遊技制御用マイクロコンピュータ100が起動し、CPU103によって遊技制御メイン処理が実行される。図4は、主基板11におけるCPU103が実行する遊技制御メイン処理を示すフローチャートである。
(Main Operations of Main Board 11)
First, a description will be given of the main operations of the
図4に示す遊技制御メイン処理において、CPU103は、まず、割込禁止に設定する(ステップS1)。続いて、必要な初期設定を行う(ステップS2)。初期設定には、スタックポインタの設定、内蔵デバイス(CTC(カウンタ/タイマ回路)、パラレル入出力ポート等)のレジスタ設定、RAM102をアクセス可能状態にする設定等が含まれる。
In the game control main process shown in FIG. 4, the
次いで、復旧条件が成立したか否かを判定する(ステップS3)。復旧条件は、クリア信号がオフ状態であり、バックアップデータがあり、バックアップRAMが正常である場合に、成立可能である。パチンコ遊技機1の電力供給が開始されたときに、例えば電源基板17に設けられたクリアスイッチが押下操作されていれば、オン状態のクリア信号が遊技制御用マイクロコンピュータ100に入力される。このようなオン状態のクリア信号が入力されている場合には、ステップS3にて復旧条件が成立していないと判定すればよい。バックアップデータは、遊技制御用のバックアップRAMとなるRAM102に保存可能であればよい。ステップS3では、バックアップデータの有無やデータ誤りの有無などを確認あるいは検査して、復旧条件が成立し得るか否かを判定すればよい。
Next, it is determined whether the recovery condition is met (step S3). The recovery condition can be met when the clear signal is in the OFF state, backup data is present, and the backup RAM is normal. When power supply to the
復旧条件が成立した場合には(ステップS3;Yes)、復旧処理(ステップS4)を実行した後に、設定確認処理(ステップS5)を実行する。ステップS4の復旧処理により、RAM102の記憶内容に基づいて作業領域の設定が行われる。RAM102に記憶されたバックアップデータを用いて作業領域を設定することで、電力供給が停止したときの遊技状態に復旧し、例えば特別図柄の変動中であった場合には、停止前の状態から特別図柄の変動を再開可能であればよい。
If the recovery condition is met (step S3; Yes), recovery processing (step S4) is executed, followed by setting confirmation processing (step S5). The recovery processing in step S4 sets a working area based on the contents stored in
復旧条件が成立しなかった場合には(ステップS3;No)、初期化処理(ステップS6)を実行した後に、設定変更処理(ステップS7)を実行する。ステップS6の初期化処理は、RAM102に記憶されるフラグ、カウンタ、バッファをクリアするクリア処理を含み、クリア処理の実行により作業領域に初期値が設定される。
If the recovery condition is not met (step S3; No), an initialization process (step S6) is executed, and then a setting change process (step S7) is executed. The initialization process in step S6 includes a clearing process that clears flags, counters, and buffers stored in
ステップS5の設定確認処理では、予め定められた設定確認条件が成立したか否かを判定する。設定確認条件は、例えば電力供給が開始されたときに、扉開放センサ90からの検出信号がオン状態であるとともに設定キー51がオン操作されている場合に成立する。ステップS5の設定確認処理が実行されるのは、ステップS3において、クリア信号がオフ状態であることを含めた復旧条件が成立した場合である。したがって、設定確認条件が成立し得るのは、クリア信号がオフ状態である場合となるので、クリア信号がオフ状態であることも、設定確認条件に含めることができる。
In the setting confirmation process of step S5, it is determined whether a predetermined setting confirmation condition is met. The setting confirmation condition is met, for example, when power supply is started, the detection signal from the door
ステップS5の設定確認処理において設定確認条件が成立した場合には、パチンコ遊技機1において設定されている設定値を確認可能な設定確認状態となり、主基板11から演出制御基板12に対して、設定確認開始コマンドが送信される。設定確認状態においては、パチンコ遊技機1にて設定されている設定値を表示モニタ29の表示により確認することが可能となっている。設定確認状態を終了するときには、主基板11から演出制御基板12に対して、設定確認終了コマンドが送信される。
When the setting confirmation condition is met in the setting confirmation process of step S5, the
パチンコ遊技機1が設定確認状態であるときには、パチンコ遊技機1における遊技の進行を停止させる遊技停止状態としてもよい。遊技停止状態であるときには、打球操作ハンドルの操作による遊技球の発射、各種スイッチによる遊技球の検出などが停止され、また、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4B、普通図柄表示器20において、はずれ図柄などを停止表示したり、はずれ図柄とは異なる遊技停止状態に対応した表示が行われたりするように制御すればよい。設定確認状態が終了するときには、これに伴う遊技停止状態も終了すればよい。
When the
ステップS7の設定変更処理では、予め定められた設定変更条件が成立したか否かを判定する。設定変更条件は、例えば電力供給が開始されたときに、扉開放センサ90からの検出信号がオン状態であるとともに設定キー51がオン操作されている場合に成立する。設定変更条件は、クリア信号がオン状態であることを含んでいてもよい。
In the setting change process of step S7, it is determined whether a predetermined setting change condition is met. The setting change condition is met, for example, when power supply is started, the detection signal from the door
ステップS7の設定変更処理において設定変更条件が成立した場合には、パチンコ遊技機1において設定されている設定値を変更可能な設定変更状態となり、主基板11から演出制御基板12に対して、設定変更開始コマンドが送信される。設定変更状態においては、表示モニタ29に設定値が表示され、設定切替スイッチ52の操作を検出するごとに表示モニタ29に表示している数値を順次更新して表示する。その後、設定キー51が遊技場の係員などによる操作でオフとなったことに基づいて、表示モニタ29に表示されている設定値をRAM102のバックアップ領域に格納(更新記憶)するとともに、表示モニタ29を消灯させる。設定変更状態を終了するときには、主基板11から演出制御基板12に対して、設定変更終了コマンドが送信される。
When the setting change condition is met in the setting change process of step S7, the
パチンコ遊技機1が設定変更状態であるときには、設定確認状態であるときと同様に、パチンコ遊技機1を遊技停止状態としてもよい。設定変更状態が終了するときには、これに伴う遊技停止状態も終了すればよい。
When the
演出制御基板12側では、設定確認開始コマンドや設定変更開始コマンドを受信すると、設定確認中である旨や設定変更中である旨を報知する制御が行われてもよい。例えば、画像表示装置5において所定の画像を表示したり、スピーカ8L、8Rから所定の音を出力したり、遊技効果ランプ9といった発光部材を所定の態様により発光させたりしてもよい。
When the
クリア信号は、例えば電源基板17に設けられたクリアスイッチの押下操作などによりオン状態となる。したがって、電力供給が開始されたときに、扉開放センサ90からの検出信号がオンであるとともに設定キー51がオンである場合には、クリアスイッチがオンであればステップS6の初期化処理とともにステップS7の設定変更処理が実行されて設定変更状態に制御可能となり、クリアスイッチがオフであればステップS4の復旧処理とともにステップS5の設定確認処理が実行されて設定確認状態に制御可能となる。電力供給が開始されたときに、扉開放センサ90からの検出信号がオフである場合、または設定キー51がオフである場合には、クリアスイッチがオンであればステップS6の初期化処理が実行される一方で設定変更状態には制御されず、クリアスイッチがオフであればステップS4の復旧処理が実行される一方で設定確認状態には制御されない。
The clear signal is turned on by, for example, pressing a clear switch provided on the
設定確認処理または設定変更処理を実行した後に、CPU103は、乱数回路104を初期設定する乱数回路設定処理を実行する(ステップS8)。そして、所定時間(例えば2ms)毎に定期的にタイマ割込がかかるように遊技制御用マイクロコンピュータ100に内蔵されているCTCのレジスタの設定を行い(ステップS9)、割込みを許可する(ステップS10)。その後、ループ処理に入る。以後、所定時間(例えば2ms)ごとにCTCから割込み要求信号がCPU103へ送出され、CPU103は定期的にタイマ割込み処理を実行することができる。
After executing the setting confirmation process or setting change process, the
こうした遊技制御メイン処理を実行したCPU103は、CTCからの割込み要求信号を受信して割込み要求を受け付けると、図5のフローチャートに示す遊技制御用タイマ割込み処理を実行する。図5に示す遊技制御用タイマ割込み処理を開始すると、CPU103は、まず、所定のスイッチ処理を実行することにより、スイッチ回路110を介してゲートスイッチ21、第1始動口スイッチ22A、第2始動口スイッチ22B、カウントスイッチ23といった各種スイッチからの検出信号の受信の有無を判定する(ステップS21)。続いて、所定のメイン側エラー処理を実行することにより、パチンコ遊技機1の異常診断を行い、その診断結果に応じて必要ならば警告を発生可能とする(ステップS22)。この後、所定の情報出力処理を実行することにより、例えばパチンコ遊技機1の外部に設置されたホール管理用コンピュータに供給される大当り情報(大当りの発生回数等を示す情報)、始動情報(始動入賞の回数等を示す情報)、確率変動情報(確変状態となった回数等を示す情報)などのデータを出力する(ステップS23)。
When the
情報出力処理に続いて、主基板11の側で用いられる遊技用乱数の少なくとも一部をソフトウェアにより更新するための遊技用乱数更新処理を実行する(ステップS24)。この後、CPU103は、特別図柄プロセス処理を実行する(ステップS25)。CPU103がタイマ割込み毎に特別図柄プロセス処理を実行することにより、特図ゲームの実行および保留の管理や、大当り遊技状態の制御、遊技状態の制御などが実現される。
Following the information output process, a game random number update process is executed to update at least a portion of the game random numbers used on the
特別図柄プロセス処理に続いて、普通図柄プロセス処理が実行される(ステップS26)。CPU103がタイマ割込み毎に普通図柄プロセス処理を実行することにより、ゲートスイッチ21からの検出信号に基づく(通過ゲート41に遊技球が通過したことに基づく)普図ゲームの実行および保留の管理や、「普図当り」に基づく可変入賞球装置6Bの開放制御などを可能にする。普図ゲームの実行は、普通図柄表示器20を駆動することにより行われ、普図保留表示器25Cを点灯させることにより普図保留数を表示する。
Following the special symbol process, the normal symbol process is executed (step S26). The
普通図柄プロセス処理を実行した後、遊技制御用タイマ割込み処理の一部として、電断が発生したときの処理、賞球を払い出すための処理等などが行われてもよい。その後、CPU103は、コマンド制御処理を実行する(ステップS27)。CPU103は、上記各処理にて演出制御コマンドを送信設定することがある。ステップS27のコマンド制御処理では、送信設定された演出制御コマンドを演出制御基板12などのサブ側の制御基板に対して伝送させる処理が行われる。コマンド制御処理を実行した後には、割込みを許可してから、遊技制御用タイマ割込み処理を終了する。
After executing the normal symbol process processing, as part of the game control timer interrupt processing, processing when a power outage occurs, processing for paying out prize balls, etc. may be performed. After that, the
図6は、特別図柄プロセス処理として、図5に示すステップS25にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。この特別図柄プロセス処理において、CPU103は、まず、始動入賞判定処理を実行する(ステップS101)。
Figure 6 is a flow chart showing an example of the special symbol process executed in step S25 shown in Figure 5. In this special symbol process, the
始動入賞判定処理では、始動入賞の発生を検出し、RAM102の所定領域に保留情報を格納し保留記憶数を更新する処理が実行される。始動入賞が発生すると、表示結果(大当り種別を含む)や変動パターンを決定するための乱数値が抽出され、保留情報として記憶される。また、抽出した乱数値に基づいて、表示結果や変動パターンを先読判定する処理が実行されてもよい。保留情報や保留記憶数を記憶した後には、演出制御基板12に始動入賞の発生、保留記憶数、先読判定等の判定結果を指定するための演出制御コマンドを送信するための送信設定が行われる。こうして送信設定された始動入賞時の演出制御コマンドは、例えば特別図柄プロセス処理が終了した後、図4に示すステップS27のコマンド制御処理が実行されることなどにより、主基板11から演出制御基板12に対して伝送される。
In the start winning judgment process, a process is executed to detect the occurrence of a start winning, store the reserved information in a specified area of the
ステップS101にて始動入賞判定処理を実行した後、CPU103は、RAM102に設けられた特図プロセスフラグの値に応じて、ステップS110~S120の処理のいずれかを選択して実行する。なお、特別図柄プロセス処理の各処理(ステップS110~S120)では、各処理に対応した演出制御コマンドを演出制御基板12に送信するための送信設定が行われる。
After executing the start winning determination process in step S101, the
ステップS110の特別図柄通常処理は、特図プロセスフラグの値が“0”(初期値)のときに実行される。この特別図柄通常処理では、保留情報の有無などに基づいて、第1特図ゲームまたは第2特図ゲームを開始するか否かの判定が行われる。また、特別図柄通常処理では、表示結果決定用の乱数値に基づき、特別図柄や飾り図柄の表示結果を「大当り」とするか否かや「大当り」とする場合の大当り種別を、その表示結果が導出表示される以前に決定(事前決定)する。さらに、特別図柄通常処理では、決定された表示結果に対応して、特図ゲームにおいて停止表示させる確定特別図柄(大当り図柄、はずれ図柄のいずれか)が設定される。その後、特図プロセスフラグの値が“1”に更新され、特別図柄通常処理は終了する。なお、第2特図を用いた特図ゲームが第1特図を用いた特図ゲームよりも優先して実行されるようにしてもよい(特図2優先消化ともいう)。また、第1始動入賞口および第2始動入賞口への遊技球の入賞順序を記憶し、入賞順に特図ゲームの開始条件を成立させるようにしてもよい(入賞順消化ともいう)。
The normal special pattern processing in step S110 is executed when the value of the special pattern process flag is "0" (initial value). In this normal special pattern processing, a determination is made as to whether or not to start the first special pattern game or the second special pattern game based on the presence or absence of reserved information. In addition, in the normal special pattern processing, based on a random number value for determining the display result, whether or not the display result of the special pattern or the decorative pattern is to be a "jackpot", and if it is a "jackpot", the type of jackpot is determined (pre-determined) before the display result is derived and displayed. Furthermore, in the normal special pattern processing, a determined special pattern (either a jackpot pattern or a losing pattern) to be stopped and displayed in the special pattern game is set in response to the determined display result. After that, the value of the special pattern process flag is updated to "1", and the normal special pattern processing is terminated. Note that the special pattern game using the second special pattern may be executed in preference to the special pattern game using the first special pattern (also called
乱数値に基づき各種の決定を行う場合には、ROM101に格納されている各種のテーブル(乱数値と比較される決定値が決定結果に割り当てられているテーブル)が参照される。主基板11における他の決定、演出制御基板12における各種の決定についても同じである。演出制御基板12においては、各種のテーブルがROM121に格納されている。
When making various decisions based on random number values, various tables stored in ROM 101 (tables in which decision values compared with random number values are assigned to decision results) are referenced. The same applies to other decisions on the
ステップS111の変動パターン設定処理は、特図プロセスフラグの値が“1”のときに実行される。この変動パターン設定処理には、表示結果を「大当り」とするか否かの事前決定結果等に基づき、変動パターン決定用の乱数値を用いて変動パターンを複数種類のいずれかに決定する処理などが含まれている。変動パターン設定処理では、変動パターンを決定したときに、特図プロセスフラグの値が“2”に更新され、変動パターン設定処理は終了する。 The fluctuation pattern setting process of step S111 is executed when the value of the special chart process flag is "1". This fluctuation pattern setting process includes a process of determining one of multiple types of fluctuation patterns using a random number value for determining the fluctuation pattern based on a pre-determined result of whether or not the display result is a "jackpot". In the fluctuation pattern setting process, when a fluctuation pattern is determined, the value of the special chart process flag is updated to "2" and the fluctuation pattern setting process ends.
変動パターンは、特図ゲームの実行時間(特図変動時間)(飾り図柄の可変表示の実行時間でもある)や、飾り図柄の可変表示の態様(リーチの有無等)、飾り図柄の可変表示中の演出内容(リーチ演出の種類等)を指定するものであり、可変表示パターンとも呼ばれる。 The variation pattern specifies the execution time of the special game (special game variation time) (which is also the execution time of the variable display of the decorative symbols), the manner of the variable display of the decorative symbols (whether or not there is a reach, etc.), and the content of the presentation during the variable display of the decorative symbols (type of reach presentation, etc.), and is also called the variable display pattern.
ステップS112の特別図柄変動処理は、特図プロセスフラグの値が“2”のときに実行される。この特別図柄変動処理には、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bにおいて特別図柄を変動させるための設定を行う処理や、その特別図柄が変動を開始してからの経過時間を計測する処理などが含まれている。また、計測された経過時間が変動パターンに対応する特図変動時間に達したか否かの判定も行われる。そして、特別図柄の変動を開始してからの経過時間が特図変動時間に達したときには、特図プロセスフラグの値が“3”に更新され、特別図柄変動処理は終了する。
The special pattern change process of step S112 is executed when the value of the special pattern process flag is "2". This special pattern change process includes a process for making settings to change the special pattern in the first special
ステップS113の特別図柄停止処理は、特図プロセスフラグの値が“3”のときに実行される。この特別図柄停止処理には、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bにて特別図柄の変動を停止させ、特別図柄の表示結果となる確定特別図柄を停止表示(導出)させるための設定を行う処理が含まれている。そして、表示結果が「大当り」である場合には特図プロセスフラグの値が“4”に更新される。表示結果が「はずれ」である場合、時短状態や確変状態に制御されているときであって、回数切りの終了成立する場合には、遊技状態も更新される。特図プロセスフラグの値が更新されると、特別図柄停止処理は終了する。
The special pattern stop process in step S113 is executed when the value of the special pattern process flag is "3". This special pattern stop process includes a process for setting the first special
ステップS114の大当り開放前処理は、特図プロセスフラグの値が“4”のときに実行される。この大当り開放前処理には、表示結果が「大当り」となったことなどに基づき、大当り遊技状態においてラウンドの実行を開始して大入賞口を開放状態とするための設定を行う処理などが含まれている。大入賞口を開放状態とするときには、大入賞口扉用のソレノイド82に対してソレノイド駆動信号を供給する処理が実行される。このときには、例えば大当り種別がいずれであるかに対応して、大入賞口を開放状態とする開放上限期間や、ラウンドの上限実行回数を設定する。これらの設定が終了すると、特図プロセスフラグの値が“5”に更新され、大当り開放前処理は終了する。
The pre-opening process for the jackpot in step S114 is executed when the value of the special chart process flag is "4". This pre-opening process for the jackpot includes a process for starting the execution of a round in the jackpot game state and setting the jackpot opening port to an open state, based on the display result being "jackpot", etc. When the jackpot opening port is opened, a process for supplying a solenoid drive signal to the
ステップS115の大当り開放中処理は、特図プロセスフラグの値が“5”のときに実行される。この大当り開放中処理には、大入賞口を開放状態としてからの経過時間を計測する処理や、その計測した経過時間やカウントスイッチ23によって検出された遊技球の個数などに基づいて、大入賞口を開放状態から閉鎖状態に戻すタイミングとなったか否かを判定する処理などが含まれている。そして、大入賞口を閉鎖状態に戻すときには、大入賞口扉用のソレノイド82に対するソレノイド駆動信号の供給を停止させる処理などを実行した後、特図プロセスフラグの値が“6”に更新し、大当り開放中処理を終了する。
The jackpot opening process of step S115 is executed when the value of the special chart process flag is "5". This jackpot opening process includes a process for measuring the time that has elapsed since the jackpot opening was opened, and a process for determining whether or not it is time to return the jackpot opening from an open state to a closed state based on the measured elapsed time and the number of game balls detected by the
ステップS116の大当り開放後処理は、特図プロセスフラグの値が“6”のときに実行される。この大当り開放後処理には、大入賞口を開放状態とするラウンドの実行回数が設定された上限実行回数に達したか否かを判定する処理や、上限実行回数に達した場合に大当り遊技状態を終了させるための設定を行う処理などが含まれている。そして、ラウンドの実行回数が上限実行回数に達していないときには、特図プロセスフラグの値が“5”に更新される一方、ラウンドの実行回数が上限実行回数に達したときには、特図プロセスフラグの値が“7”に更新される。特図プロセスフラグの値が更新されると、大当り解放後処理は終了する。 The post-jackpot release process of step S116 is executed when the value of the special chart process flag is "6". This post-jackpot release process includes a process for determining whether the number of times the round that opens the big prize opening has been executed has reached a set upper limit, and a process for making settings to end the jackpot game state when the upper limit has been reached. When the number of times the round has been executed has not reached the upper limit, the value of the special chart process flag is updated to "5", whereas when the number of times the round has been executed has reached the upper limit, the value of the special chart process flag is updated to "7". When the value of the special chart process flag is updated, the post-jackpot release process ends.
ステップS117の大当り終了処理は、特図プロセスフラグの値が“7”のときに実行される。この大当り終了処理には、大当り遊技状態の終了を報知する演出動作としてのエンディング演出が実行される期間に対応した待ち時間が経過するまで待機する処理や、大当り遊技状態の終了に対応して確変制御や時短制御を開始するための各種の設定を行う処理などが含まれている。こうした設定が行われたときには、特図プロセスフラグの値が“0”に更新され、大当り終了処理は終了する。 The jackpot end process of step S117 is executed when the value of the special chart process flag is "7". This jackpot end process includes a process of waiting until a waiting time corresponding to the period during which an ending presentation is executed as a presentation operation that notifies the end of the jackpot game state has elapsed, and a process of making various settings for starting special rate control or time-saving control in response to the end of the jackpot game state. When such settings are made, the value of the special chart process flag is updated to "0", and the jackpot end process ends.
パチンコ遊技機1は、設定値に応じて大当りの当選確率や出玉率が変わる構成とされている。例えば、特別図柄プロセス処理の特別図柄通常処理において、設定値に応じた表示結果判定テーブル(当選確率)を用いることにより、大当りの当選確率や出玉率が変わるようになっている。例えば設定値は1~6の6段階からなり、6が最も大当りの当選確率が高く、6、5、4、3、2、1の順に値が小さくなるほど大当りの当選確率が低くなる。この例において、設定値として6が設定されている場合には遊技者にとって最も有利度が高く、6、5、4、3、2、1の順に値が小さくなるほど有利度が段階的に低くなる。設定値に応じて大当りの当選確率が変われば、出玉率も設定値に応じて変わってもよい。大当りの当選確率は設定値にかかわらず一定であるのに対し、大当り遊技状態におけるラウンド数が設定値に応じて変わってもよい。パチンコ遊技機1は、遊技者にとっての有利度が異なる複数の設定値のうちいずれかを設定可能に構成されていればよい。パチンコ遊技機1において設定されている設定値は、主基板11の側から演出制御基板12の側へ設定値指定コマンドが送信されることにより通知される。
The
図7は、表示結果判定テーブルの構成例を示している。図7(A)は、変動特図が第1特図である場合に用いられる第1特図用表示結果判定テーブルの構成例を示し、図7(B)は、変動特図が第2特図である場合に用いられる第2特図用表示結果判定テーブルの構成例を示している。表示結果判定テーブルは、ROM101に記憶されているデータの集まりである。表示結果判定テーブルでは、設定値に応じて、乱数値MR1と比較される当り判定値が特別図柄の可変表示結果である特図表示結果に割り当てられている。乱数値MR1は、表示結果決定用の乱数値であり、0~65535の範囲でランダムに値が更新される。表示結果判定テーブルとして、第1特図と第2特図とで共通の表示結果判定テーブルを用いるようにしてもよい。
Figure 7 shows an example of the configuration of a display result judgment table. Figure 7 (A) shows an example of the configuration of a display result judgment table for the first special symbol used when the variable special symbol is the first special symbol, and Figure 7 (B) shows an example of the configuration of a display result judgment table for the second special symbol used when the variable special symbol is the second special symbol. The display result judgment table is a collection of data stored in
図7(A)に示すように、変動特図が第1特図である場合については、設定値が1であり且つ遊技状態が通常状態または時短状態である場合は、0~65535の範囲で値を取り得る数値であり、特図表示結果判定用の乱数値MR1と比較される当り判定値のうち、1020~1237までが「大当り」に割り当てられており、65317~65535までが「時短付きはずれ」に割り当てられており、その他の数値範囲が「はずれ」に割り当てられている。また、設定値が1であり且つ遊技状態が確変状態である場合は、前述の当り判定値のうち、1020~1346までが「大当り」に割り当てられており、その他の数値範囲が「はずれ」に割り当てられている。なお、変動特図が第1特図における設定値が2~6で且つ遊技状態が通常状態または時短状態の場合については、図7(A)に示す通りである。 As shown in FIG. 7(A), when the variable special chart is the first special chart, if the setting value is 1 and the game state is normal or time-saving, the value can be a number in the range of 0 to 65535, and among the hit determination values compared with the random number value MR1 for determining the special chart display result, 1020 to 1237 are assigned to "jackpot", 65317 to 65535 are assigned to "miss with time-saving", and the other numerical ranges are assigned to "miss". Also, when the setting value is 1 and the game state is a probability variable state, among the hit determination values mentioned above, 1020 to 1346 are assigned to "jackpot", and the other numerical ranges are assigned to "miss". Note that, when the setting value in the first special chart is 2 to 6 and the game state is normal or time-saving, it is as shown in FIG. 7(A).
図7(B)に示すように、変動特図が第2特図である場合については、設定値が1であり且つ遊技状態が通常状態または時短状態である場合は、0~65535の範囲で値を取り得る数値であり、特図表示結果判定用の乱数値MR1と比較される当り判定値のうち、1020~1237までが「大当り」に割り当てられており、65317~65425までが「時短付きはずれ」に割り当てられており、その他の数値範囲が「はずれ」に割り当てられている。また、設定値が1であり且つ遊技状態が確変状態である場合は、前述の当り判定値のうち、1020~1346までが「大当り」に割り当てられており、その他の数値範囲が「はずれ」に割り当てられている。なお、変動特図が第2特図における設定値が2~6で且つ遊技状態が通常状態または時短状態の場合については、図7(B)に示す通りである。 As shown in FIG. 7(B), when the variable special chart is the second special chart, if the setting value is 1 and the game state is normal or time-saving, the value can be a number in the range of 0 to 65535, and of the hit determination values compared with the random number value MR1 for determining the special chart display result, 1020 to 1237 are assigned to "jackpot", 65317 to 65425 are assigned to "miss with time-saving", and the other numerical ranges are assigned to "miss". Also, when the setting value is 1 and the game state is a probability variable state, of the hit determination values mentioned above, 1020 to 1346 are assigned to "jackpot", and the other numerical ranges are assigned to "miss". Note that when the setting value in the second special chart is 2 to 6 and the game state is normal or time-saving, it is as shown in FIG. 7(B).
ここで、各表示結果判定テーブルにおいて「大当り」や「時短付きはずれ」に割り当てられている当り判定値の数値範囲に着目すると、図8に示すように、遊技状態が通常状態または時短状態の場合における第1特図用表示結果判定テーブルにおいては、当り判定値のうち1020~1237までの範囲が、設定値にかかわらず大当りを判定するための大当り判定値の共通数値範囲に設定されている。 Now, looking at the numerical range of hit determination values assigned to "jackpot" and "miss with time-saving" in each display result determination table, as shown in FIG. 8, in the display result determination table for the first special chart when the game state is normal or time-saving, the range of hit determination values from 1020 to 1237 is set as a common numerical range of jackpot determination values for determining a jackpot regardless of the set value.
尚、設定値が1の場合は、大当りを判定するための大当り判定値の共通数値範囲のみが設定されている(1020~1237までが「大当り」に割り当てられている)一方で、設定値2~設定値6の場合は、該大当り判定値の共通数値範囲から連続するように、1238から各設定値に応じた数値範囲が大当り判定値の非共通数値範囲に設定されている。この大当り判定値の非共通数値範囲は、設定値2では1238~1253の範囲、設定値3では1238~1272の範囲、設定値4では1238~1292の範囲、設定値5では1238~1317の範囲、設定値6では1238~1346の範囲にそれぞれ設定されている。
When the setting value is 1, only the common numerical range of the jackpot determination value is set (1020 to 1237 is assigned to "jackpot"), while when the setting value is 2 to 6, the numerical range corresponding to each setting value is set from 1238 as the non-common numerical range of the jackpot determination value so as to be continuous from the common numerical range of the jackpot determination value. This non-common numerical range of the jackpot determination value is set to the range of 1238 to 1253 for setting
つまり、遊技状態が通常状態または時短状態である場合における第1特図用表示結果判定テーブルにおいては、設定値が1の場合は0~65535の範囲で値を取り得る当り判定値のうち、共通数値範囲(1020~1237)内の数値のみが「大当り」に割り当てられている一方で、設定値が2以上である場合は、大当り判定値のうち、共通数値範囲に非共通数値範囲を加えた範囲内の数値が「大当り」に割り当てられている。更に、非共通数値範囲は、設定値の値が大きくなるに連れて1238を基準として増加していく。 In other words, in the first special chart display result judgment table when the game state is normal or time-saving, when the setting value is 1, among the hit judgment values that can take a value in the range of 0 to 65535, only values within the common numerical range (1020 to 1237) are assigned to "jackpot", while when the setting value is 2 or more, among the jackpot judgment values, values within the range obtained by adding the non-common numerical range to the common numerical range are assigned to "jackpot". Furthermore, the non-common numerical range increases with 1238 as the setting value increases.
このため、大当り確率は、1020を大当り判定値の基準値(大当り基準値)として、設定値が大きくなるに連れて共通数値範囲に連続する非共通数値範囲が増加していくことによって高くなっていく。 For this reason, the probability of a jackpot is increased by increasing the non-common numerical range that is adjacent to the common numerical range as the set value increases, with 1020 being the reference value for determining a jackpot (jackpot reference value).
更に、遊技状態が通常状態または時短状態である場合における第1特図用表示結果判定テーブルにおいては、当り判定値のうち65317~65535までの範囲が、設定値にかかわらず時短付きはずれを判定するための時短付きはずれ判定値の共通数値範囲に設定されている。ここで設定値が6の場合に注目すると、該設定値が6の場合は、前述したように当り判定値のうち1020~1346までが大当り判定値の数値範囲に設定されているとともに、時短付きはずれ判定値は、前期設定値6の大当り判定値の範囲(1020~1346)とは異なる数値範囲において、65317を時短付きはずれの基準値(時短付きはずれ基準値)として、65317~65535の範囲に設定されているので、時短付きはずれ判定値の数値範囲が各設定値に応じて変化する大当り判定値の範囲に重複することが防止されている。 Furthermore, in the first special chart display result judgment table when the game state is normal or time-saving, the range of hit judgment values from 65317 to 65535 is set as the common numerical range of the time-saving miss judgment value for judging a time-saving miss regardless of the setting value. If we focus on the case where the setting value is 6, as described above, the hit judgment value from 1020 to 1346 is set as the numerical range of the jackpot judgment value, and the time-saving miss judgment value is set to the range of 65317 to 65535 with 65317 as the reference value for time-saving miss (time-saving miss reference value) in a numerical range different from the range of the jackpot judgment value of the previous setting value of 6 (1020 to 1346), so that the numerical range of the time-saving miss judgment value is prevented from overlapping with the range of the jackpot judgment value that changes according to each setting value.
また、遊技状態が確変状態の場合における第1特図用表示結果判定テーブルにおいては、当り判定値のうち1020~1346までの範囲が、設定値にかかわらず大当りを判定するための大当り判定値の共通数値範囲に設定されている。 In addition, in the first special chart display result judgment table when the game state is in a special probability state, the range of hit judgment values from 1020 to 1346 is set as a common numerical range of jackpot judgment values for determining a jackpot regardless of the set value.
設定値が1の場合は、大当りを判定するための大当り判定値の共通数値範囲のみが設定されている(1020~1346までが「大当り」に割り当てられている)一方で、設定値2~設定値6の場合は、該大当り判定値の共通数値範囲から連続するように、1347から各設定値に応じた数値範囲が大当り判定値の非共通数値範囲に設定されている。この大当り判定値の非共通数値範囲は、設定値2では1347~1383の範囲、設定値3では1347~1429の範囲、設定値4では1347~1487の範囲、設定値5では1347~1556の範囲、設定値6では1347~1674の範囲にそれぞれ設定されている。
When the setting value is 1, only the common numerical range of the jackpot determination value is set (1020 to 1346 is assigned to "jackpot"), while when the setting value is 2 to 6, the numerical range corresponding to each setting value is set from 1347 as the non-common numerical range of the jackpot determination value so as to be continuous from the common numerical range of the jackpot determination value. This non-common numerical range of the jackpot determination value is set to the range of 1347 to 1383 for setting
つまり、遊技状態が確変状態である場合における第1特図用表示結果判定テーブルにおいては、設定値が1の場合は0~65535の範囲で値を取り得る当り判定値のうち、共通数値範囲(1020~1346)内の数値のみが「大当り」に割り当てられている一方で、設定値が2以上である場合は、大当り判定値のうち、共通数値範囲に非共通数値範囲を加えた範囲内の数値が「大当り」に割り当てられている。更に、非共通数値範囲は、設定値の値が大きくなるに連れて1347を基準として増加していく。 In other words, in the first special chart display result judgment table when the game state is in the high probability state, when the setting value is 1, among the hit judgment values that can take a value in the range of 0 to 65535, only values within the common numerical range (1020 to 1346) are assigned to "jackpot", while when the setting value is 2 or more, among the jackpot judgment values, values within the range obtained by adding the non-common numerical range to the common numerical range are assigned to "jackpot". Furthermore, the non-common numerical range increases with 1347 as the setting value increases.
このため、大当り確率は、1020を大当り判定値の基準値(大当り基準値)として、設定値が大きくなるに連れて共通数値範囲に連続する非共通数値範囲が増加していくことによって高くなっていく。 For this reason, the probability of a jackpot is increased by increasing the non-common numerical range that is adjacent to the common numerical range as the set value increases, with 1020 being the reference value for determining a jackpot (jackpot reference value).
遊技状態が通常状態または時短状態の場合における第2特図用表示結果判定テーブルにおいては、当り判定値のうち1020~1237までの範囲が、設定値にかかわらず大当りを判定するための大当り判定値の共通数値範囲に設定されている。 In the display result judgment table for the second special chart when the game state is normal or time-saving, the range of hit judgment values from 1020 to 1237 is set as the common numerical range of the jackpot judgment value for determining a jackpot regardless of the set value.
尚、設定値が1の場合は、大当りを判定するための大当り判定値の共通数値範囲のみが設定されている(1020~1237までが「大当り」に割り当てられている)一方で、設定値2~設定値6の場合は、該大当り判定値の共通数値範囲から連続するように、1238から各設定値に応じた数値範囲が大当り判定値の非共通数値範囲に設定されている。この大当り判定値の非共通数値範囲は、設定値2では1238~1253の範囲、設定値3では1238~1272の範囲、設定値4では1238~1292の範囲、設定値5では1238~1317の範囲、設定値6では1238~1346の範囲にそれぞれ設定されている。
When the setting value is 1, only the common numerical range of the jackpot determination value is set (1020 to 1237 is assigned to "jackpot"), while when the setting value is 2 to 6, the numerical range corresponding to each setting value is set from 1238 as the non-common numerical range of the jackpot determination value so as to be continuous from the common numerical range of the jackpot determination value. This non-common numerical range of the jackpot determination value is set to the range of 1238 to 1253 for setting
つまり、本パチンコ遊技機1では、遊技状態が通常状態または時短状態である場合における第2特図用表示結果判定テーブルにおいては、設定値が1の場合は0~65535の範囲で値を取り得る当り判定値のうち、共通数値範囲(1020~1237)内の数値のみが「大当り」に割り当てられている一方で、設定値が2以上である場合は、大当り判定値のうち、共通数値範囲に非共通数値範囲を加えた範囲内の数値が「大当り」に割り当てられている。更に、非共通数値範囲は、設定値の値が大きくなるに連れて1238を基準として増加していく。
In other words, in this
このため、大当り確率は、1020を大当り判定値の基準値(大当り基準値)として、設定値が大きくなるに連れて共通数値範囲に連続する非共通数値範囲が増加していくことによって高くなっていく。 For this reason, the probability of a jackpot is increased by increasing the non-common numerical range that is adjacent to the common numerical range as the set value increases, with 1020 being the reference value for determining a jackpot (jackpot reference value).
更に、遊技状態が通常状態または時短状態である場合における第2特図用表示結果判定テーブルにおいては、当り判定値のうち65317~65425までの範囲が、設定値にかかわらず時短付きはずれを判定するための時短付きはずれ判定値の共通数値範囲に設定されている。ここで設定値が6の場合に注目すると、該設定値が6の場合は、前述したように当り判定値のうち1020~1346までが大当り判定値の数値範囲に設定されているとともに、時短付きはずれ判定値は、前記設定値6の大当り判定値の範囲(1020~1346)とは異なる数値範囲において、65317を時短付きはずれの基準値(時短付きはずれ基準値)として、65317~65425の範囲に設定されているので、時短付きはずれ判定値の数値範囲が各設定値に応じて変化する大当り判定値の範囲に重複することが防止されている。 Furthermore, in the display result judgment table for the second special chart when the game state is the normal state or the time-saving state, the range of 65317 to 65425 among the hit judgment values is set as the common numerical range of the time-saving miss judgment value for judging a time-saving miss regardless of the setting value. If we focus on the case where the setting value is 6, as described above, the hit judgment value is set to 1020 to 1346 as the numerical range of the jackpot judgment value, and the time-saving miss judgment value is set to the range of 65317 to 65425 with 65317 as the reference value for the time-saving miss (time-saving miss reference value) in a numerical range different from the range of the jackpot judgment value of the setting value 6 (1020 to 1346), so that the numerical range of the time-saving miss judgment value is prevented from overlapping with the range of the jackpot judgment value that changes according to each setting value.
遊技状態が確変状態の場合における第2特図用表示結果判定テーブルにおいては、当り判定値のうち1020~1346までの範囲が、設定値にかかわらず大当りを判定するための大当り判定値の共通数値範囲に設定されている。他の第2特図用表示結果判定テーブルの特徴は、第1特図用表示結果判定テーブルと同様である。 In the second special symbol display result determination table when the game state is in a special probability state, the hit determination value range of 1020 to 1346 is set as a common numerical range of jackpot determination values for determining a jackpot regardless of the set value. The other features of the second special symbol display result determination table are the same as those of the first special symbol display result determination table.
以上のように、本パチンコ遊技機1においては、変動特図が第1特別図柄であるときは、遊技状態が通常状態である場合と時短状態である場合とにおいて、設定値にかかわらず65317~65535の範囲が時短付きはずれの共通数値範囲に設定されており、変動特図が第2特別図柄であるときは、遊技状態が通常状態である場合と時短状態である場合とにおいて、設定値にかかわらず65317~65425の範囲が時短付きはずれの共通数値範囲に設定されている。つまり、遊技状態が通常状態である場合と時短状態である場合については、可変表示結果が時短付きはずれとなる割合がいずれの設定値においても共通の割合となっているため、設定値によって射幸性が過度に高まってしまうことを防ぐことができる。更に、各設定値で共通の判定値数が割り当てられている時短付きはずれについては、いずれの設定値においても時短付きはずれ基準値である65317から連続した数値範囲に設定されているので、可変表示結果を時短付きはずれとすることの判定に関するCPU103の処理負荷を低減することができるようになっている。
As described above, in this
尚、本パチンコ遊技機1では、設定可能な設定値を1~6までの6個としているが、パチンコ遊技機1に設定可能な設定値は、5個以下や7個以上であってもよい。また、パチンコ遊技機1に設定される設定値が小さいほど遊技者にとって有利となるようにしてもよい。
In addition, in this
大当り種別は、大当り種別判定テーブルにおける判定値の割当てに基づいて、設定値に応じて異なる割合で決定されてもよい。あるいは、大当り種別は、設定値にかかわらず共通の割合で決定されてもよい。変動パターンは、変動パターン判定テーブルにおける判定値の割当てに基づいて、設定値に応じて異なる割合で決定されてもよい。あるいは、変動パターンは、設定値にかかわらず共通の割合で決定されてもよい。設定値に応じてノーマルリーチやスーパーリーチの実行割合が異なることで、ノーマルリーチやスーパーリーチが実行される頻度により設定値が示唆されてもよい。あるいは、設定値にかかわらずノーマルリーチやスーパーリーチの実行割合は共通であってもよい。その他、設定値に応じて、異なる割合で任意の設定示唆演出を実行可能としたものであってもよい。 The jackpot type may be determined at different rates depending on the set value, based on the allocation of judgment values in the jackpot type judgment table. Alternatively, the jackpot type may be determined at a common rate regardless of the set value. The fluctuation pattern may be determined at different rates depending on the set value, based on the allocation of judgment values in the fluctuation pattern judgment table. Alternatively, the fluctuation pattern may be determined at a common rate regardless of the set value. The execution rate of normal reaches and super reaches may differ depending on the set value, so that the setting value may be suggested by the frequency at which normal reaches and super reaches are executed. Alternatively, the execution rate of normal reaches and super reaches may be common regardless of the set value. In addition, any setting suggestion performance may be possible at different rates depending on the set value.
(演出制御基板12の主要な動作)
次に、演出制御基板12における主要な動作を説明する。演出制御基板12では、電源基板等から電源電圧の供給を受けると、演出制御用CPU120が起動して、図9のフローチャートに示すような演出制御メイン処理を実行する。図9に示す演出制御メイン処理を開始すると、演出制御用CPU120は、まず、所定の初期化処理を実行して(ステップS71)、RAM122のクリアや各種初期値の設定、また演出制御基板12に搭載されたCTC(カウンタ/タイマ回路)のレジスタ設定等を行う。また、初期動作制御処理を実行する(ステップS72)。初期動作制御処理では、可動体32を駆動して初期位置に戻す制御、所定の動作確認を行う制御といった可動体32の初期動作を行う制御が実行される。
(Main operations of the performance control board 12)
Next, the main operations of the
その後、タイマ割込みフラグがオンとなっているか否かの判定を行う(ステップS73)。タイマ割込みフラグは、例えばCTCのレジスタ設定に基づき、所定時間(例えば2ミリ秒)が経過するごとにオン状態にセットされる。このとき、タイマ割込みフラグがオフであれば(ステップS73;No)、ステップS73の処理を繰り返し実行して待機する。 Then, it is determined whether the timer interrupt flag is on or not (step S73). The timer interrupt flag is set to the on state every time a predetermined time (e.g., 2 milliseconds) elapses, for example based on the register setting of the CTC. At this time, if the timer interrupt flag is off (step S73; No), the process of step S73 is repeatedly executed and the system waits.
また、演出制御基板12の側では、所定時間が経過するごとに発生するタイマ割込みとは別に、主基板11からの演出制御コマンドを受信するための割込みが発生する。この割込みは、例えば主基板11からの演出制御INT信号がオン状態となることにより発生する割込みである。演出制御INT信号がオン状態となることによる割込みが発生すると、演出制御用CPU120は、自動的に割込み禁止に設定するが、自動的に割込み禁止状態にならないCPUを用いている場合には、割込み禁止命令(DI命令)を発行することが望ましい。演出制御用CPU120は、演出制御INT信号がオン状態となることによる割込みに対応して、例えば所定のコマンド受信割込み処理を実行する。このコマンド受信割込み処理では、I/O125に含まれる入力ポートのうちで、中継基板15を介して主基板11から送信された制御信号を受信する所定の入力ポートより、演出制御コマンドを取り込む。このとき取り込まれた演出制御コマンドは、例えばRAM122に設けられた演出制御コマンド受信用バッファに格納する。その後、演出制御用CPU120は、割込み許可に設定してから、コマンド受信割込み処理を終了する。
In addition, on the
ステップS73にてタイマ割込みフラグがオンである場合には(ステップS73;Yes)、タイマ割込みフラグをクリアしてオフ状態にするとともに(ステップS74)、コマンド解析処理を実行する(ステップS75)。コマンド解析処理では、例えば主基板11の遊技制御用マイクロコンピュータ100から送信されて演出制御コマンド受信用バッファに格納されている各種の演出制御コマンドを読み出した後に、その読み出された演出制御コマンドに対応した設定や制御などが行われる。例えば、どの演出制御コマンドを受信したかや演出制御コマンドが特定する内容等を演出制御プロセス処理等で確認できるように、読み出された演出制御コマンドをRAM122の所定領域に格納したり、RAM122に設けられた受信フラグをオンしたりする。また、演出制御コマンドが遊技状態を特定する場合、遊技状態に応じた背景の表示を表示制御部123に指示してもよい。
If the timer interrupt flag is on in step S73 (step S73; Yes), the timer interrupt flag is cleared to an off state (step S74), and a command analysis process is executed (step S75). In the command analysis process, for example, various presentation control commands transmitted from the
ステップS75にてコマンド解析処理を実行した後には、演出制御プロセス処理を実行する(ステップS76)。演出制御プロセス処理では、例えば画像表示装置5の表示領域における演出画像の表示動作、スピーカ8L、8Rからの音声出力動作、遊技効果ランプ9および装飾用LEDといった装飾発光体における点灯動作、可動体32の駆動動作といった、各種の演出装置を動作させる制御が行われる。また、各種の演出装置を用いた演出動作の制御内容について、主基板11から送信された演出制御コマンド等に応じた判定や決定、設定などが行われる。
After executing the command analysis process in step S75, the performance control process is executed (step S76). In the performance control process, for example, control is performed to operate various performance devices, such as the display operation of the performance image in the display area of the
ステップS76の演出制御プロセス処理に続いて、演出用乱数更新処理が実行され(ステップS77)、演出制御基板12の側で用いられる演出用乱数の少なくとも一部がソフトウェアにより更新される。その後、ステップS73の処理に戻る。ステップS73の処理に戻る前に、他の処理が実行されてもよい。
Following the performance control process processing of step S76, a performance random number update processing is executed (step S77), and at least a portion of the performance random numbers used on the
図10は、演出制御プロセス処理として、図9のステップS76にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。図10に示す演出制御プロセス処理において、演出制御用CPU120は、まず、先読予告設定処理を実行する(ステップS161)。先読予告設定処理では、例えば、主基板11から送信された始動入賞時の演出制御コマンドに基づいて、先読予告演出を実行するための判定や決定、設定などが行われる。また、当該演出制御コマンドから特定される保留記憶数に基づき保留表示を表示するための処理が実行される。
Figure 10 is a flow chart showing an example of the processing executed in step S76 of Figure 9 as the performance control process processing. In the performance control process processing shown in Figure 10, the
ステップS161の処理を実行した後、演出制御用CPU120は、例えばRAM122に設けられた演出プロセスフラグの値に応じて、以下のようなステップS170~S175の処理のいずれかを選択して実行する。
After executing the processing of step S161, the
ステップS170の可変表示開始待ち処理は、演出プロセスフラグの値が“0”(初期値)のときに実行される処理である。この可変表示開始待ち処理は、主基板11から可変表示の開始を指定するコマンドなどを受信したか否かに基づき、画像表示装置5における飾り図柄の可変表示を開始するか否かを判定する処理などを含んでいる。画像表示装置5における飾り図柄の可変表示を開始すると判定された場合、演出プロセスフラグの値を“1”に更新し、可変表示開始待ち処理を終了する。
The variable display start waiting process of step S170 is executed when the value of the presentation process flag is "0" (initial value). This variable display start waiting process includes a process of determining whether or not to start the variable display of the decorative pattern on the
ステップS171の可変表示開始設定処理は、演出プロセスフラグの値が“1”のときに実行される処理である。この可変表示開始設定処理では、演出制御コマンドにより特定される表示結果や変動パターンに基づいて、飾り図柄の可変表示の表示結果(確定飾り図柄)、飾り図柄の可変表示の態様、リーチ演出や各種予告演出などの各種演出の実行の有無やその態様や実行開始タイミングなどを決定する。そして、その決定結果等を反映した演出制御パターン(表示制御部123に演出の実行を指示するための制御データの集まり)を設定する。その後、設定した演出制御パターンに基づいて、飾り図柄の可変表示の実行開始を表示制御部123に指示し、演出プロセスフラグの値を“2”に更新し、可変表示開始設定処理を終了する。表示制御部123は、飾り図柄の可変表示の実行開始の指示により、画像表示装置5において、飾り図柄の可変表示を開始させる。
The variable display start setting process of step S171 is a process executed when the value of the performance process flag is "1". In this variable display start setting process, the display result of the variable display of the decorative pattern (determined decorative pattern), the mode of the variable display of the decorative pattern, whether or not various performances such as reach performances and various advance notice performances are executed, and the mode and execution start timing are determined based on the display result and the change pattern specified by the performance control command. Then, a performance control pattern (a collection of control data for instructing the
ステップS172の可変表示中演出処理は、演出プロセスフラグの値が“2”のときに実行される処理である。この可変表示中演出処理において、演出制御用CPU120は、表示制御部123を指示することで、ステップS171にて設定された演出制御パターンに基づく演出画像を画像表示装置5の表示画面に表示させることや、可動体32を駆動させること、音声制御基板13に対する指令(効果音信号)の出力によりスピーカ8L、8Rから音声や効果音を出力させること、ランプ制御基板14に対する指令(電飾信号)の出力により遊技効果ランプ9や装飾用LEDを点灯/消灯/点滅させることといった、飾り図柄の可変表示中における各種の演出制御を実行する。こうした演出制御を行った後、例えば演出制御パターンから飾り図柄の可変表示終了を示す終了コードが読み出されたこと、あるいは、主基板11から確定飾り図柄を停止表示させることを指定するコマンドを受信したことなどに対応して、飾り図柄の表示結果となる確定飾り図柄を停止表示させる。確定飾り図柄を停止表示したときには、演出プロセスフラグの値が“3”に更新され、可変表示中演出処理は終了する。
The variable display performance process of step S172 is a process executed when the performance process flag is "2". In this variable display performance process, the
ステップS173の特図当り待ち処理は、演出プロセスフラグの値が“3”のときに実行される処理である。この特図当り待ち処理において、演出制御用CPU120は、主基板11から大当り遊技状態を開始することを指定する演出制御コマンドの受信があったか否かを判定する。そして、大当り遊技状態を開始することを指定する演出制御コマンドを受信したきに、演出プロセスフラグの値を“4”に更新する。また、大当り遊技状態を開始することを指定するコマンドを受信せずに、当該コマンドの受信待ち時間が経過したときには、特図ゲームにおける表示結果が「はずれ」であったと判定して、演出プロセスフラグの値を初期値である“0”に更新する。演出プロセスフラグの値を更新すると、特図当り待ち処理を終了する。
The special winning wait process of step S173 is executed when the value of the presentation process flag is "3". In this special winning wait process, the
ステップS174の大当り中演出処理は、演出プロセスフラグの値が“6”のときに実行される処理である。この大当り中演出処理において、演出制御用CPU120は、例えば大当り遊技状態における演出内容に対応した演出制御パターン等を設定し、その設定内容に基づく大当り遊技状態における各種の演出制御を実行する。また、大当り中演出処理では、例えば主基板11から大当り遊技状態を終了することを指定するコマンドを受信したことに対応して、演出プロセスフラグの値をエンディング演出処理に対応した値である“5”に更新し、大当り中演出処理を終了する。
The jackpot performance process of step S174 is executed when the performance process flag value is "6". In this jackpot performance process, the
ステップS175のエンディング演出処理は、演出プロセスフラグの値が“7”のときに実行される処理である。このエンディング演出処理において、演出制御用CPU120は、例えば大当り遊技状態の終了などに対応した演出制御パターン等を設定し、その設定内容に基づく大当り遊技状態の終了時におけるエンディング演出の各種の演出制御を実行する。その後、演出プロセスフラグの値を初期値である“0”に更新し、エンディング演出処理を終了する。
The ending presentation process of step S175 is executed when the value of the presentation process flag is "7". In this ending presentation process, the
(基本説明の変形例)
この発明は、上記基本説明で説明したパチンコ遊技機1に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、様々な変形および応用が可能である。
(Modification of the basic explanation)
This invention is not limited to the
上記基本説明のパチンコ遊技機1は、入賞の発生に基づいて所定数の遊技媒体を景品として払い出す払出式遊技機であったが、遊技媒体を封入し入賞の発生に基づいて得点を付与する封入式遊技機であってもよい。
The
特別図柄の可変表示中に表示されるものは1種類の図柄(例えば、「-」を示す記号)だけで、当該図柄の表示と消灯とを繰り返すことによって可変表示を行うようにしてもよい。さらに可変表示中に当該図柄が表示されるものも、可変表示の停止時には、当該図柄が表示されなくてもよい(表示結果としては「-」を示す記号が表示されなくてもよい)。 Only one type of pattern (for example, a symbol showing "- ") may be displayed during the variable display of the special pattern, and the variable display may be achieved by repeatedly displaying and extinguishing the pattern. Furthermore, even if the pattern is displayed during the variable display, the pattern may not be displayed when the variable display is stopped (the display result may not include the symbol showing "- ").
上記基本説明では、遊技機としてパチンコ遊技機1を示したが、メダルが投入されて所定の賭け数が設定され、遊技者による操作レバーの操作に応じて複数種類の図柄を回転させ、遊技者によるストップボタンの操作に応じて図柄を停止させたときに停止図柄の組合せが特定の図柄の組み合わせになると、所定数のメダルが遊技者に払い出されるゲームを実行可能なスロット機(例えば、ビッグボーナス、レギュラーボーナス、RT、AT、ART、CZ(以下、ボーナス等)のうち1以上を搭載するスロット機)にも本発明を適用可能である。
In the above basic explanation, a
本発明を実現するためのプログラムおよびデータは、パチンコ遊技機1に含まれるコンピュータ装置などに対して、着脱自在の記録媒体により配布・提供される形態に限定されるものではなく、予めコンピュータ装置などの有する記憶装置にインストールしておくことで配布される形態を採っても構わない。さらに、本発明を実現するためのプログラムおよびデータは、通信処理部を設けておくことにより、通信回線等を介して接続されたネットワーク上の、他の機器からダウンロードすることによって配布する形態を採っても構わない。
The programs and data for implementing the present invention are not limited to being distributed or provided to the computer device included in the
そして、ゲームの実行形態も、着脱自在の記録媒体を装着することにより実行するものだけではなく、通信回線等を介してダウンロードしたプログラムおよびデータを、内部メモリ等に一旦格納することにより実行可能とする形態、通信回線等を介して接続されたネットワーク上における、他の機器側のハードウェア資源を用いて直接実行する形態としてもよい。さらには、他のコンピュータ装置等とネットワークを介してデータの交換を行うことによりゲームを実行するような形態とすることもできる。 The game can be executed not only by inserting a removable recording medium, but also by temporarily storing a program and data downloaded via a communication line or the like in an internal memory, or by directly executing the game using the hardware resources of another device on a network connected via a communication line or the like. Furthermore, the game can be executed by exchanging data with another computer device or the like via a network.
なお、本明細書において、演出の実行割合などの各種割合の比較の表現(「高い」、「低い」、「異ならせる」などの表現)は、一方が「0%」の割合であることを含んでもよい。例えば、一方が「0%」の割合で、他方が「100%」の割合または「100%」未満の割合であることも含む。 In this specification, expressions of comparison of various percentages such as the execution percentage of effects (such as "high", "low", "different", etc.) may include one being a "0%" percentage. For example, this also includes one being a "0%" percentage and the other being a "100%" percentage or a percentage less than "100%".
(本発明の実施の形態における特徴部029SGに関する説明)
次に、本発明の実施の形態における特徴部029SGについて説明する。本特徴部029SGには、発明029SGと発明033SGとが含まれている。
(Description of Characteristic Part 029SG in the Embodiment of the Present Invention)
Next, a characteristic feature 029SG according to the embodiment of the present invention will be described. The characteristic feature 029SG includes an invention 029SG and an invention 033SG.
発明029SGの形態1の遊技機は、
遊技者にとって有利な有利状態(例えば、大当り遊技状態)に制御可能な遊技機(例えば、パチンコ遊技機1)であって、
前記有利状態に制御されることを示唆する示唆演出として、特別示唆演出(例えば、リーチ演出I)と該特別示唆演出よりも前記有利状態に制御される期待度が低い第1示唆演出(例えば、リーチ演出A)、第2示唆演出(例えば、リーチ演出B)、第3示唆演出(例えば、リーチ演出F)、第4示唆演出(例えば、リーチ演出E)とを含む複数種類の示唆演出を実行可能な示唆演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120が図10に示す可変表示中演出処理を実行する部分)と、
前記第1示唆演出の演出結果が報知されるよりも前に特別発展演出を第1発展パターンとして実行可能であるとともに(例えば、図11-8に示すように、スーパーリーチηの変動パターンでの可変表示において、リーチ演出Aの実行中から高期待度リーチ演出発展報知演出が実行される部分)、前記第2示唆演出の演出結果として前記有利状態に制御されないことが報知された後に前記特別発展演出とは異なる特殊発展演出を第2発展パターンとして実行可能(例えば、図11-8に示すように、スーパーリーチζの変動パターンでの可変表示において、リーチ演出Bの演出結果として可変表示結果(はずれ)が一旦報知された後にリーチ演出E発展報知演出が実行される部分)な発展演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120が図10に示す可変表示中演出処理を実行する部分)と、
を備え、
前記示唆演出実行手段は、
前記発展演出実行手段によって前記第1発展パターンが実行されたときは、前記特別発展演出の実行後において前記第1示唆演出よりも前記期待度の高い前記第3示唆演出を実行可能であり(例えば、図11-8に示すように、スーパーリーチηの変動パターンの可変表示において、リーチ演出Aの実行中から高期待度リーチ演出発展報知演出が実行され、更にリーチ演出Fが実行される部分)、
前記発展演出実行手段によって前記第2発展パターンが実行されたときは、前記特殊発展演出の実行後において前記第4示唆演出を実行可能であり(例えば、図11-8に示すように、スーパーリーチζの変動パターンでの可変表示において、リーチ演出Bの演出結果として可変表示結果(はずれ)が一旦報知された後にリーチ演出E発展報知演出が実行され、更にリーチ演出Eが実行される部分)、
前記特別発展演出の演出期間は、前記特殊発展演出の演出期間よりも長く(例えば、図11-8及び図11-9に示すように、高期待度リーチ演出発展報知演出の実行期間の長さL7はリーチ演出E発展報知演出の実行期間の長さL6bよりも長い部分)、
前記特別発展演出は、演出画像の視認性が低下する第1次演出(例えば、図11-10及び図11-55に示すブラックアウト演出)と、該第1次演出の後に実行される演出であって前段情報が視認可能に表示される第2次演出(例えば、図11-10及び図11-55に示す前段演出)と、該第2次演出の後に実行される演出であって前記前段情報よりも強調度合いが高い後段情報が視認可能に表示される第3次演出(例えば、図11-10及び図11-55に示す後段演出)と、を含み、
前記特別発展演出が実行されてから前記有利状態に制御されることが報知されるまでの期間よりも、前記特殊発展演出が実行されてから前記有利状態に制御されることが報知されるまでの期間の方が短い(例えば、図11-8及び図11-9に示すように、高期待度リーチ演出発展報知演出開始タイミングからリーチ演出Iの終了タイミング(可変表示結果の報知タイミング)までの期間の長さL13と、高期待度リーチ演出発展報知演出の開始タイミングからリーチ演出Fの終了タイミングまでの期間の長さL12とは、リーチ演出E発展報知演出開始タイミングからリーチ演出Eの終了タイミング(可変表示結果の報知タイミング)までの期間の長さL11よりも長く設定されている部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、特殊発展演出の実行後において第4示唆演出が実行される場合については、有利状態に制御されることが報知されるまでの期間が過度に長期化することによる遊技興趣の低下を抑制することができるとともに、特別発展演出の実行後において特別示唆演出が実行される場合については、有利状態に制御されることが報知されるまでに好適に遊技者を特別示唆演出に注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。
The gaming machine of the first aspect of the invention 029SG is
A gaming machine (e.g., a pachinko gaming machine 1) that can be controlled to a favorable state (e.g., a jackpot gaming state) that is favorable to a player,
a suggestion effect execution means (for example, a portion where the
a development performance execution means (for example, a portion in which the
Equipped with
The suggestion performance execution means includes:
When the first development pattern is executed by the development effect execution means, the third suggestion effect having a higher expectation than the first suggestion effect can be executed after the special development effect is executed (for example, as shown in FIG. 11-8, in the variable display of the fluctuation pattern of the super reach η, a high expectation reach effect development notification effect is executed during the execution of reach effect A, and then a reach effect F is executed).
When the second development pattern is executed by the development performance execution means, the fourth suggestion performance can be executed after the special development performance is executed (for example, as shown in FIG. 11-8, in the variable display in the variable pattern of the super reach ζ, the variable display result (miss) is once notified as the performance result of the reach performance B, and then the reach performance E development notification performance is executed, and the reach performance E is further executed).
The performance period of the special development performance is longer than the performance period of the special development performance (for example, as shown in FIG. 11-8 and FIG. 11-9, the length L7 of the execution period of the high expectation reach performance development notification performance is longer than the length L6b of the execution period of the reach performance E development notification performance).
The special development effects include a first effect (e.g., a blackout effect shown in FIG. 11-10 and FIG. 11-55) in which the visibility of the effect image is reduced, a second effect (e.g., an early effect shown in FIG. 11-10 and FIG. 11-55) which is an effect executed after the first effect and in which early information is visibly displayed, and a tertiary effect (e.g., a late effect shown in FIG. 11-10 and FIG. 11-55) which is an effect executed after the second effect and in which late information with a higher degree of emphasis than the early information is visibly displayed,
The period from when the special development effect is executed to when it is notified that the control will be in the advantageous state is shorter than the period from when the special development effect is executed to when it is notified that the control will be in the advantageous state (for example, as shown in Figures 11-8 and 11-9, the length L13 of the period from the start timing of the high expectation reach performance development notification effect to the end timing of reach performance I (the notification timing of the variable display result) and the length L12 of the period from the start timing of the high expectation reach performance development notification effect to the end timing of reach performance F are set longer than the length L11 of the period from the start timing of the reach performance E development notification effect to the end timing of reach performance E (the notification timing of the variable display result)).
It is characterized by the following.
According to this feature, when the fourth suggestion effect is executed after the execution of a special development effect, it is possible to suppress a decrease in interest in the game caused by an excessively long period until it is announced that control will be entered into an advantageous state, and when the special suggestion effect is executed after the execution of a special development effect, it is possible to draw the player's attention to the special suggestion effect in an appropriate manner before it is announced that control will be entered into an advantageous state, thereby increasing interest in the game.
発明029SGの形態2の遊技機は、形態1に記載の遊技機であって、
前記第2示唆演出の演出期間は、前記第1示唆演出の演出期間よりも長い(例えば、図11-7に示すように、リーチ演出Bの実行期間の長さL2は、リーチ演出Aの実行期間の長さL1よりも長く設定されている部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第1示唆演出よりも長期間にわたって第2示唆演出に遊技者を注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。また、第2示唆演出は、第1示唆演出とは異なり演出結果が報知されるよりも前から発展演出が実行されることがないので、特殊発展演出が実行されない場合であっても、該第2示唆演出の演出結果として有利状態に制御されることが報知されるか否かに対して遊技者を確実に注目させることができる。
A gaming machine according to a second aspect of the invention 029SG is the gaming machine according to the first aspect,
The duration of the second suggestion effect is longer than the duration of the first suggestion effect (for example, as shown in FIG. 11-7, the length L2 of the execution period of the reach effect B is set longer than the length L1 of the execution period of the reach effect A).
It is characterized by the following.
According to this feature, the second suggestion effect can attract the player's attention for a longer period of time than the first suggestion effect, thereby increasing the interest in the game. Also, unlike the first suggestion effect, the second suggestion effect does not execute a development effect before the effect result is notified, so that even if a special development effect is not executed, the player can be sure to pay attention to whether or not the effect result of the second suggestion effect indicates that the game will be controlled to an advantageous state.
発明029SGの形態3の遊技機は、形態1または形態2に記載の遊技機であって、
少なくとも前記特別発展演出の実行を示唆する発展示唆演出(例えば、メータ演出、リーチ演出E発展示唆演出、リーチ演出G発展示唆演出)を実行可能な発展示唆演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120が図11-23に示すメータ演出決定処理においてメータ演出の実行を決定したり、図11-26に示すリーチ演出E発展示唆演出決定処理においてリーチ演出E発展示唆演出の実行を決定したり、図11-29に示すリーチ演出G発展示唆演出決定処理においてリーチ演出G発展示唆演出の実行を決定した後に、図10に示す可変表示中演出処理を実行する部分)を備え、
前記発展示唆演出実行手段は、
前記発展示唆演出として、前記特別発展演出の実行を示唆する特別発展示唆演出を、前記第1示唆演出の実行期間中と前記第2示唆演出の実行期間中とのいずれにおいても実行可能である(例えば、図11-7及び図11-8に示すように、スーパーリーチα、スーパーリーチβ、スーパーリーチδ、スーパーリーチζ、スーパーリーチηの変動パターンの可変表示において、リーチ演出Aの実行中とリーチ演出Bの実行中にメータ演出を実行可能な部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第1示唆演出の実行期間中と第2示唆演出の実行期間中とにおいて、特別発展示唆演出により遊技者の特別発展演出が実行されることに対する期待感を喚起することができる。
The gaming machine of the third aspect of the invention 029SG is the gaming machine according to the first or second aspect,
a development suggestion effect execution means capable of executing development suggestion effects (e.g., a meter effect, a reach effect E development suggestion effect, a reach effect G development suggestion effect) that suggest at least the execution of the special development effect (e.g., a part that executes the variable display during effect processing shown in FIG. 10 after the
The development suggestion performance execution means includes:
As the development suggestion effect, a special development suggestion effect suggesting the execution of the special development effect can be executed either during the execution period of the first suggestion effect or during the execution period of the second suggestion effect (for example, as shown in Figures 11-7 and 11-8, in the variable display of the fluctuation patterns of Super Reach α, Super Reach β, Super Reach δ, Super Reach ζ, and Super Reach η, a portion in which a meter effect can be executed during the execution of Reach effect A and the execution of Reach effect B).
It is characterized by the following.
According to this feature, during the execution period of the first suggestion effect and during the execution period of the second suggestion effect, the special development suggestion effect can arouse the player's anticipation for the special development effect to be executed.
発明029SGの形態4の遊技機は、形態1~形態3のいずれかに記載の遊技機であって、
前記発展演出実行手段は、前記第1示唆演出及び前記第2示唆演出が実行されずに前記特別示唆演出が実行される場合に、該特別示唆演出が実行される前において前記特別発展演出を第3発展パターンとして実行可能である(例えば、図11-9及び図11-25に示すように、スーパーリーチλの変動パターンの可変表示では、リーチ演出Aやリーチ演出Bの実行を経由せずに第2タイミングで一気にメータ029SG005Mが5段階目まで増加して高期待度リーチ演出発展報知演出が実行される部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第1示唆演出や第2示唆演出が実行されない場合であっても特別発展演出が実行されて期待度が高い特別示唆演出が実行されるか否かに遊技者を注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。
The gaming machine of the fourth aspect of the invention 029SG is a gaming machine according to any one of the first to third aspects,
The development effect execution means is capable of executing the special development effect as a third development pattern before the special suggestion effect is executed when the first suggestion effect and the second suggestion effect are not executed and the special suggestion effect is executed (for example, as shown in FIG. 11-9 and FIG. 11-25, in the variable display of the fluctuation pattern of the super reach λ, the meter 029SG005M increases to the fifth stage at a second timing without going through the execution of the reach effect A or the reach effect B, and a high expectation reach effect development notification effect is executed).
It is characterized by the following.
According to this feature, even if the first suggestion effect or the second suggestion effect is not executed, the special development effect is executed, and the player can be made to pay attention to whether or not a highly anticipated special suggestion effect will be executed, thereby increasing the player's interest in the game.
発明029SGの形態5の遊技機は、形態4に記載の遊技機であって、
前記特別発展演出が実行されてから前記特別示唆演出が実行されて前記有利状態に制御されることが報知されるまでの期間は、前記特別発展演出が実行されてから前記第3示唆演出が実行されて前記有利状態に制御されることが報知されるまでの期間よりも長い(例えば、図11-8及び図11-9に示すように、高期待度リーチ演出発展報知演出開始タイミングからリーチ演出Iの終了タイミング(可変表示結果の報知タイミング)までの期間の長さL13は、高期待度リーチ演出発展報知演出の開始タイミングからリーチ演出Fの終了タイミングまでの期間の長さL12よりも長く設定されている部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、期待度が高い特別発展演出が実行されたときの報知までの期間を長くすることで、有利状態に制御される期待感を効果的に高めることができる。
A gaming machine according to a fifth aspect of the invention 029SG is the gaming machine according to the fourth aspect,
The period from when the special development effect is executed to when the special suggestion effect is executed and it is notified that the advantageous state will be controlled is longer than the period from when the special development effect is executed to when the third suggestion effect is executed and it is notified that the advantageous state will be controlled (for example, as shown in FIG. 11-8 and FIG. 11-9, the length L13 of the period from the start timing of the high expectation reach effect development notification effect to the end timing of the reach effect I (the notification timing of the variable display result) is set longer than the length L12 of the period from the start timing of the high expectation reach effect development notification effect to the end timing of the reach effect F).
It is characterized by the following.
According to this feature, by lengthening the period until notification when a highly anticipated special development effect is executed, it is possible to effectively increase the sense of expectation of being controlled in an advantageous state.
発明029SGの形態6の遊技機は、形態1~形態5のいずれかに記載の遊技機であって、
少なくとも前記特別発展演出の実行を示唆する発展示唆演出(例えば、メータ演出、リーチ演出E発展示唆演出、リーチ演出G発展示唆演出)を実行可能な発展示唆演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120が図11-23に示すメータ演出決定処理においてメータ演出の実行を決定したり、図11-26に示すリーチ演出E発展示唆演出決定処理においてリーチ演出E発展示唆演出の実行を決定したり、図11-29に示すリーチ演出G発展示唆演出決定処理においてリーチ演出G発展示唆演出の実行を決定した後に、図10に示す可変表示中演出処理を実行する部分)を備え、
前記発展示唆演出実行手段は、演出態様が段階的に変化することで前記特別発展演出の実行を示唆する特別発展示唆演出(例えば、メータ演出)と、演出態様が段階的に変化することで前記特殊発展演出の実行を示唆する特殊発展示唆演出(例えば、リーチ演E出発展示唆演出)とを実行可能であり、
前記特別発展示唆演出において演出態様が特定段数に変化する割合は、前記特殊発展示唆演出において演出態様が前記特定段数に変化する割合よりも高い(例えば、図11-24及び図11-54に示すように、メータ演出はメータ029SG005Mの表示態様が5段階変化(メータ演出非実行の状態を入れれば6段階)するのに対して、リーチ演出E発展示唆演出はリーチ演出E発展示唆画像の表示態様が2段階変化する部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、特別発展示唆演出が実行される第1示唆演出と特殊発展示唆演出が実行される第2示唆演出に遊技者を注目させることができるとともに、特別発展示唆演出においては特殊発展示唆演出よりも特定段数に変化し易くなるため、特定段数に変化するか否かに注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。
The gaming machine of the sixth aspect of the invention 029SG is a gaming machine according to any one of the first to fifth aspects,
a development suggestion effect execution means capable of executing development suggestion effects (e.g., a meter effect, a reach effect E development suggestion effect, a reach effect G development suggestion effect) that suggest at least the execution of the special development effect (e.g., a part that executes the variable display during effect processing shown in FIG. 10 after the
The development suggestion performance execution means is capable of executing a special development suggestion performance (e.g., a meter performance) in which a performance mode changes stepwise to suggest the execution of the special development performance, and a special development suggestion performance (e.g., a reach performance development suggestion performance) in which a performance mode changes stepwise to suggest the execution of the special development performance,
The rate at which the presentation mode changes to a specific number in the special development suggestion performance is higher than the rate at which the presentation mode changes to the specific number in the special development suggestion performance (for example, as shown in Figures 11-24 and 11-54, the meter performance changes the display mode of the meter 029SG005M in five stages (six stages if the state in which the meter performance is not executed is included), whereas the reach performance E development suggestion performance changes the display mode of the reach performance E development suggestion image in two stages).
It is characterized by the following.
According to this feature, it is possible to draw the player's attention to the first suggestion effect in which a special development suggestion effect is executed and the second suggestion effect in which a special development suggestion effect is executed, and since the special development suggestion effect is more likely to change to a specific stage number than the special development suggestion effect, it is possible to draw the player's attention to whether or not it will change to a specific stage number, thereby increasing the player's interest in the game.
発明029SGの形態7の遊技機は、形態6に記載の遊技機であって、
前記特別発展示唆演出が実行される期間は、前記特殊発展示唆演出が実行される期間よりも長い(例えば、図11-7~図11-9に示すように、スーパーリーチδやスーパーリーチζの変動パターンでの可変表示では、メータ演出実行可能期間の長さL5がリーチ演出E発展示唆演出実行可能期間の長さL6aよりも長く設定されている部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、特別発展演出が実行された後に第1示唆演出よりも期待度の高い第3示唆演出が実行されることを、特殊発展演出の実行が示唆された後に第4示唆演出が実行されることよりも長期間にわたって示唆することができるので、特別発展示唆演出の演出興趣を向上できる。
A seventh aspect of the gaming machine of the invention 029SG is the gaming machine according to the sixth aspect,
The period during which the special development suggestion effect is executed is longer than the period during which the special development suggestion effect is executed (for example, as shown in FIG. 11-7 to FIG. 11-9, in the variable display in the variable pattern of the super reach δ or the super reach ζ, the length L5 of the meter effect executable period is set longer than the length L6a of the reach effect E development suggestion effect executable period).
It is characterized by the following.
According to this feature, it is possible to suggest that the third suggestion performance, which has a higher expectation than the first suggestion performance, will be executed after the special development performance is executed for a longer period of time than the fourth suggestion performance will be executed after the execution of the special development performance is suggested, thereby increasing the interest in the special development suggestion performance.
発明029SGの形態8の遊技機は、形態6または形態7に記載の遊技機であって、
前記発展示唆演出実行手段は、前記第2示唆演出が実行される場合にあっては、該第2示唆演出の演出結果が報知されるまでは前記特殊発展示唆演出を実行しない(例えば、リーチ演出E発展示唆演出は、リーチ演出Bの演出結果として可変表示結果(はずれ)が報知された後に実行可能となっている部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第2示唆演出の実行中に特殊発展示唆演出が実行されることによって遊技者が該第2示唆演出の演出結果として有利状態に制御されないことが報知されると認識することによる遊技興趣の低下を防止できる。
The gaming machine of the invention 029SG in aspect 8 is the gaming machine according to
When the second suggestion effect is executed, the development suggestion effect execution means does not execute the special development suggestion effect until the effect result of the second suggestion effect is notified (for example, the reach effect E development suggestion effect is a part that can be executed after the variable display result (miss) is notified as the effect result of the reach effect B).
It is characterized by the following.
According to this feature, it is possible to prevent a decrease in the player's interest in the game from occurring due to the player perceiving that a special development suggestion effect is executed during the execution of the second suggestion effect, thereby informing the player that the result of the second suggestion effect is that the player will not be controlled to an advantageous state.
発明029SGの形態9の遊技機は、形態1~形態8のいずれかに記載の遊技機であって、
前記示唆演出の実行中に該示唆演出の演出結果が遊技者にとって有利な結果となることを示唆する有利結果示唆演出(例えば、チャンスアップ演出)であって、該有利結果示唆演出を構成する構成演出の実行回数によって前記示唆を行う有利結果示唆演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120が図11-31に示すチャンスアップ演出決定処理においてチャンスアップ演出の実行を決定した後に図10に示す可変表示中演出処理を実行する部分)を備え、
前記第3示唆演出が実行されているときの前記構成演出の実行回数は、前記第1示唆演出が実行されているときの前記構成演出の実行回数よりも多く(例えば、図11-34に示すように、リーチ演出Fの実行中は、チャンスアップ演出を構成する演出として、リーチタイトルの赤色表示、可動体32の動作、操作促進画像としてスティックコントローラ31Aの画像の表示の計3個の演出を実行可能(チャンスアップ演出をパターンS、パターンT、パターンUにて実行可能)であるのに対して、リーチ演出Aの実行中は、チャンスアップ演出を構成する演出として、リーチタイトルの赤色表示と可動体32の動作の計2個の演出を実行可能(チャンスアップ演出をパターンP、パターンQにて実行可能)である部分)、
前記第4示唆演出が実行されているときの前記構成演出の実行回数は、前記第2示唆演出が実行されているときの前記構成演出の実行回数以下である(例えば、図11-34に示すように、リーチ演出Eの実行中はチャンスアップ演出を構成する演出として、リーチタイトルの赤色表示、可動体32の動作の計2個の演出を実行可能(チャンスアップ演出をパターンS、パターンQにて実行可能であるのに対して、リーチ演出Bの実行中は、チャンスアップ演出を構成する演出として、リーチタイトルの赤色表示、可動体32の動作、カットイン画像029SG200の表示の計3個の演出を実行可能(チャンスアップ演出をパターンP、パターンQ、パターンRにて実行可能)である部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第1示唆演出の演出結果が報知されるよりも前に特別発展演出が実行されて更に第3示唆演出が実行される場合については、第1示唆演出が実行されているときよりも第3示唆演出が実行されているときの方が、構成演出の実行回数が増加することによって、第3示唆演出の演出結果に対して遊技者を好適に注目させることができ、第2示唆演出の演出結果として有利状態に制御されないことが報知された後に特殊発展演出が実行されて更に第4示唆演出が実行される場合について、第4示唆演出が実行されているときの構成演出の実行回数は、第2示唆演出が実行されているときの構成演出の実行回数以下であることによって、第4示唆演出の演出結果に対して遊技者を過度に注目させることを防止できるので、遊技興趣を向上できる。
A gaming machine according to a ninth aspect of the invention 029SG is a gaming machine according to any one of the first to eighth aspects,
a favorable result suggestion effect (e.g., a chance-up effect) that suggests that the result of the suggestion effect will be favorable to the player while the suggestion effect is being executed, the favorable result suggestion effect being executed based on the number of executions of constituent effects that make up the favorable result suggestion effect (e.g., a portion that executes the variable display effect process shown in FIG. 10 after the
The number of times that the constituent effects are executed when the third suggestion effect is being executed is greater than the number of times that the constituent effects are executed when the first suggestion effect is being executed (for example, as shown in FIG. 11-34, during the execution of reach effect F, a total of three effects can be executed as the effects that constitute the chance-up effect, namely, the red display of the reach title, the movement of the
The number of times that the constituent effects are executed when the fourth suggestion effect is being executed is equal to or less than the number of times that the constituent effects are executed when the second suggestion effect is being executed (for example, as shown in FIG. 11-34, during the execution of reach effect E, a total of two effects can be executed as the effects that constitute the chance-up effect, namely, the red display of the reach title and the movement of the movable body 32 (the chance-up effect can be executed in pattern S and pattern Q), whereas during the execution of reach effect B, a total of three effects can be executed as the effects that constitute the chance-up effect, namely, the red display of the reach title, the movement of the
It is characterized by the following.
According to this feature, in the case where a special development effect is executed and then a third suggestion effect is executed before the result of the first suggestion effect is announced, the number of times the constituent effects are executed is greater when the third suggestion effect is executed than when the first suggestion effect is executed, thereby making it possible to effectively draw the player's attention to the result of the third suggestion effect; and in the case where a special development effect is executed and then a fourth suggestion effect is executed after it is announced that the second suggestion effect will not be controlled to an advantageous state as a result, the number of times the constituent effects are executed when the fourth suggestion effect is executed is less than the number of times the constituent effects are executed when the second suggestion effect is executed, thereby preventing the player from paying excessive attention to the result of the fourth suggestion effect, thereby improving interest in the game.
発明029SGの形態10の遊技機は、形態9に記載の遊技機であって、
前記有利結果示唆演出実行手段は、共通の態様を含む複数の態様にて前記有利結果示唆演出(例えば、チャンスアップ演出)を実行可能であり、
前記共通の態様の有利結果示唆演出が実行されても、該有利結果示唆演出が実行された前記示唆演出の種類によって前記期待度が異なる(例えば、変形例029SG-12に示すように、リーチタイトルの赤色表示と可動体32の動作との共通の演出がリーチ演出A~リーチ演出Fのいずれかのリーチ演出にて実行されたかに応じて大当り期待度が異なる部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、有利結果示唆演出の態様数の増加を抑えつつ、共通の態様の有利結果示唆演出がいずれの示唆演出の実行中に実行されるかに対して遊技者を注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。
A gaming machine according to a tenth aspect of the invention 029SG is the gaming machine according to the ninth aspect,
The advantageous result suggestion effect execution means is capable of executing the advantageous result suggestion effect (e.g., chance up effect) in a plurality of modes including a common mode,
Even if the advantageous result suggestion effect of the common aspect is executed, the expectation degree differs depending on the type of the suggestion effect in which the advantageous result suggestion effect is executed (for example, as shown in modified example 029SG-12, the expectation degree of a jackpot differs depending on whether the common effect of the red display of the reach title and the operation of the
It is characterized by the following.
According to this feature, it is possible to prevent an increase in the number of advantageous result suggestion display patterns, while drawing the player's attention to which suggestion display is being executed during which of the common advantageous result suggestion display patterns is being executed, thereby increasing the player's interest in the game.
発明029SGの形態11の遊技機は、形態9または形態10に記載の遊技機であって、
前記示唆演出実行手段は、前記示唆演出を実行する際に該示唆演出の前記期待度に対応する期待度対応画像を表示可能であるとともに、該期待度対応画像を前記有利結果示唆演出が実行されるときに異なる期待度対応画像に変化可能である(例えば、変形例029SG-5に示すように、チャンスアップ演出としてリーチタイトル画像の文字を途中から赤色に変化させる場合は、リーチタイトル画像と共に表示されている大当り期待度を示す期待度画像の表示態様を変化させる(期待度画像として表示されている星の数を増加させる)部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、有利結果示唆演出の実行に伴って期待度対応画像が変化するため、期待度対応画像への注目を高めることが可能となるので、示唆演出の期待度を遊技者に的確に認識させることができる。
The gaming machine of the invention 029SG in an eleventh aspect is the gaming machine according to the ninth or tenth aspect,
The suggestive performance execution means is capable of displaying an expectation level corresponding image corresponding to the expectation level of the suggestive performance when executing the suggestive performance, and is also capable of changing the expectation level corresponding image to a different expectation level corresponding image when the advantageous result suggestive performance is executed (for example, as shown in modified example 029SG-5, when the characters of a reach title image are changed to red halfway through as a chance-up performance, a display mode of an expectation level image showing the expectation level of a jackpot displayed together with the reach title image is changed (the number of stars displayed as the expectation level image is increased)).
It is characterized by the following.
According to this feature, the image corresponding to the expectation level changes as the advantageous result suggestive effect is executed, so that it is possible to increase attention to the image corresponding to the expectation level, thereby enabling the player to accurately recognize the expectation level of the suggestive effect.
発明029SGの形態12の遊技機は、形態1~形態11に記載の遊技機であって、
前記示唆演出とは異なる演出であって、前記示唆演出中において表示される特定画像(例えば、アクティブ表示)の表示態様によって前記有利状態に制御されることを示唆する特定画像示唆演出(例えば、変形例029SG-1に示すアクティブ表示演出)を実行可能な特定画像示唆演出実行手段(例えば、変形例029SG-1として図11-57に示すように、画像表示装置5の表示領域に設けられたアクティブ表示エリア029SG005Fにてアクティブ表示を複数の表示態様のいずれで表示し、該アクティブ表示がいずれの表示態様で表示されたかに応じて大当り期待度を異ならせる部分)を備え、
前記特定画像示唆演出実行手段は、前記特定画像示唆演出として、異なる種類の前記示唆演出のいずれにおいても共通して共通特定画像示唆演出を実行可能であり(例えば、アクティブ表示を白色の丸形、青色の丸形、赤色の丸形で表示可能な部分)、
前記第1発展パターンにおいて前記特別発展演出の前に実行される前記第1示唆演出の実行中に前記共通特定画像示唆演出が実行される割合は、前記特別発展演出が実行された後に実行される前記第3示唆演出の実行中に前記共通特定画像示唆演出が実行される割合よりも低く(例えば、変形例029SG-1として図11-58に示すように、リーチ演出Aの演出結果として可変表示結果が報知されるよりも前に高期待度リーチ演出発展報知演出が実行され更にリーチ演出Fが実行されるスーパーリーチηの変動パターンの可変表示において、リーチ演出Aの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P2が、リーチ演出Fの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P3よりも低い部分)、
前記第1発展パターンにおいて前記特別発展演出が実行された後に実行される前記第3示唆演出の実行中に前記共通特定画像示唆演出が実行される割合は、前記第2発展パターンにおいて前記特殊発展演出が実行された後に実行される前記第4示唆演出の実行中に前記共通特定画像示唆演出が実行される割合よりも高い(例えば、変形例029SG-1として図11-58に示すように、スーパーリーチηの変動パターンの可変表示におけるリーチ演出Fの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P3が、リーチ演出Bの演出結果として可変表示結果(はずれ)が報知された後にリーチ演出E発展報知演出が実行され更にリーチ演出Eが実行されるスーパーリーチζの変動パターンの可変表示においてリーチ演出Eの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P1よりも高い部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第1示唆演出が実行されて第3示唆演出が実行される場合は、特別発展演出の開始前から特定画像示唆演出が実行されることにより第3示唆演出が実行されることが遊技者に予め認識されてしまう虞を低減でき、第3示唆演出と第4示唆演出とでは、期待度に応じて適切に共通特定画像示唆演出が実行されるので、遊技興趣を向上できる。
A gaming machine according to a twelfth aspect of the invention 029SG is a gaming machine according to any one of the first to eleventh aspects,
a specific image suggestion effect execution means capable of executing a specific image suggestion effect (for example, an active display effect shown in modified example 029SG-1) which is an effect different from the suggestion effect and suggests that the advantageous state will be controlled by a display mode of a specific image (for example, an active display) displayed during the suggestion effect (for example, a part which displays an active display in one of a plurality of display modes in an active display area 029SG005F provided in a display area of the
The specific image suggestion effect execution means is capable of executing a common specific image suggestion effect in common to all of the different types of suggestion effects as the specific image suggestion effect (for example, a portion in which an active display can be displayed in a white circle, a blue circle, or a red circle);
In the first development pattern, the rate at which the common specific image suggestion effect is executed during the execution of the first suggestion effect executed before the special development effect is lower than the rate at which the common specific image suggestion effect is executed during the execution of the third suggestion effect executed after the execution of the special development effect (for example, as shown in FIG. 11-58 as modified example 029SG-1, in the variable display of the variable display of the super reach η in which a high expectation reach effect development notification effect is executed and a reach effect F is further executed before a variable display result is notified as a result of the reach effect A, the rate P2 at which the display form of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle during the execution of the reach effect A is lower than the rate P3 at which the display form of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle during the execution of the reach effect F).
The rate at which the common specific image suggestion effect is executed during the execution of the third suggestion effect executed after the special development effect is executed in the first development pattern is higher than the rate at which the common specific image suggestion effect is executed during the execution of the fourth suggestion effect executed after the special development effect is executed in the second development pattern (for example, as shown in FIG. 11-58 as modified example 029SG-1, the rate P3 at which the display form of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle during the execution of a reach effect F in the variable display of the fluctuation pattern of the super reach η is higher than the rate P1 at which the display form of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle during the execution of a reach effect E in the variable display of the fluctuation pattern of the super reach ζ in which a variable display result (miss) is notified as the performance result of the reach effect B, a reach effect E development notification effect is executed, and then the reach effect E is executed).
It is characterized by the following.
According to this feature, when the first suggestion effect is executed and then the third suggestion effect is executed, the specific image suggestion effect is executed before the start of the special development effect, thereby reducing the risk that the player will be aware in advance that the third suggestion effect will be executed, and since the common specific image suggestion effect is executed appropriately between the third suggestion effect and the fourth suggestion effect according to the degree of expectation, interest in the game can be increased.
発明029SGの形態13の遊技機は、形態12に記載の遊技機であって、
前記特定画像示唆演出実行手段は、前記特定画像の表示態様を第1態様(例えば、白色の丸形や青色の丸形)から該第1態様よりも前記期待度の高い第2態様(例えば、赤色の丸形)を含む複数の態様のいずれかに変化可能であり、
前記発展演出の前に前記特定画像の表示態様が前記第2態様に変化する割合は、前記発展演出が実行された後に前記特定画像の表示態様が前記第2態様に変化する割合よりも低い(例えば、変形例029SG-2に示すように、スーパーリーチηの変動パターンでの可変表示において、リーチ演出Fの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P3を、リーチ演出Aの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P2よりも高く設定するとともに、スーパーリーチζの変動パターンの可変表示において、リーチ演出Eの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P1を、リーチ演出Bの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合よりも高く設定する部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、特定画像の表示態様によって有利状態に制御される期待度を遊技者に認識させ易くできるとともに、特定画像の表示態様が発展演出の前に第2態様に変化することによって遊技者に予め期待度が高いと認識されてしまうことによる遊技興趣の低下の虞を低減できる。
A gaming machine according to a thirteenth aspect of the invention 029SG is the gaming machine according to the twelfth aspect,
The specific image suggestion performance execution means is capable of changing the display mode of the specific image from a first mode (e.g., a white circle or a blue circle) to any one of a plurality of modes including a second mode (e.g., a red circle) having a higher expectation than the first mode;
The rate at which the display mode of the specific image changes to the second mode before the development performance is lower than the rate at which the display mode of the specific image changes to the second mode after the development performance is executed (for example, as shown in modified example 029SG-2, in a variable display in a fluctuation pattern of a super reach η, a rate P3 at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle during the execution of a reach performance F is set higher than a rate P2 at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle during the execution of a reach performance A, and in a variable display in a fluctuation pattern of a super reach ζ, a rate P1 at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle during the execution of a reach performance E is set higher than a rate at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle during the execution of a reach performance B).
It is characterized by the following.
This feature makes it easier for the player to recognize the degree of expectation that is controlled to an advantageous state by the display mode of the specific image, and reduces the risk of a decrease in interest in the game due to the player perceiving the degree of expectation as high in advance because the display mode of the specific image changes to the second mode before the development performance.
発明029SGの形態14の遊技機は、形態12または形態13に記載の遊技機であって、
前記発展演出実行手段は、前記第1示唆演出及び前記第2示唆演出が実行されずに前記特別示唆演出が実行される場合に、該特別示唆演出が実行される前において前記特別発展演出を第3発展パターンとして実行可能であり(例えば、図11-9に示すように、スーパーリーチλの変動パターンの可変表示において、リーチ演出Aやリーチ演出Bが実行されていないリーチ前のタイミングから高期待度リーチ演出発展報知演出が実行される部分)、
前記第3発展パターンにおいて前記特別示唆演出の前に前記特定画像の表示態様が前記第2態様に変化する割合は、前記第3発展パターンにおいて前記特別示唆演出が実行された後に前記特定画像の表示態様が前記第2態様に変化する割合よりも高い(例えば、変形例029SG-3に示すように、スーパーリーチλの変動パターンの可変表示においては、リーチ演出Iの開始前にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P5を、リーチ演出Iの開始後にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P6よりも高く設定する部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、特別示唆演出の前に特定画像の表示態様が第2態様に変化することによって、特別示唆演出が実行されることを遊技者に認識し易くできる。
A gaming machine according to a fourteenth aspect of the invention 029SG is the gaming machine according to the twelfth or thirteenth aspect,
The development effect execution means is capable of executing the special development effect as a third development pattern before the special suggestion effect is executed when the first suggestion effect and the second suggestion effect are not executed and the special suggestion effect is executed (for example, as shown in FIG. 11-9, in the variable display of the fluctuation pattern of the super reach λ, a part in which a high expectation reach effect development notification effect is executed from a timing before the reach when the reach effect A and the reach effect B are not executed).
The rate at which the display mode of the specific image changes to the second mode before the special suggestion performance in the third development pattern is higher than the rate at which the display mode of the specific image changes to the second mode after the special suggestion performance is executed in the third development pattern (for example, as shown in modified example 029SG-3, in the variable display of the fluctuation pattern of super reach λ, the rate P5 at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle before the start of reach performance I is set higher than the rate P6 at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle after the start of reach performance I).
It is characterized by the following.
According to this feature, the display mode of the specific image changes to the second mode before the special suggestion effect is performed, making it easier for the player to recognize that the special suggestion effect will be executed.
発明029SGの形態15の遊技機は、形態12~形態14のいずれかに記載の遊技機であって、
可変表示を実行可能な遊技機(例えば、パチンコ遊技機1)であって、
可変表示に関する情報を保留記憶として記憶可能な保留記憶手段(例えば、CPU103が図11-14に示す始動入賞判定処理を実行する部分)と、
可変表示を開始するときに、前記発展演出が実行されることを決定可能な決定手段(例えば、CPU103が図11-17に示す変動パターン設定処理を実行する部分)と、
前記保留記憶に対応する可変表示について、前記決定手段の決定前に前記発展演出が実行されることを判定可能な判定手段(例えば、変形例029SG-4の入賞時乱数値判定処理において、CPU103が変動パターン(変動カテゴリ)をスーパーリーチと判定したとき、更にスーパーリーチα~スーパーリーチλのいずれのスーパーリーチの変動パターンであるか(可変表示中にリーチ演出A~リーチ演出Iのいずれを実行するのかを判定する部分)と、
を備え、
前記特定画像示唆演出実行手段は、前記特定画像示唆演出として、前記判定手段の判定結果にもとづいて、前記特別発展演出が実行されることを示唆する演出と、前記特殊発展演出が実行されることを示唆する演出と、を実行可能である(例えば、変形例029SG-4において、保留記憶表表示の表示態様として丸形の他に三角形や四角形、星形等を設け、保留記憶表示がいずれの形状で表示されるかに応じてリーチ演出E、リーチ演出F、リーチ演出G、リーチ演出H、リーチ演出Iのいずれのリーチ演出に発展するかを示唆可能な部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、可変表示の開始前から特定画像示唆演出に対して遊技者を注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。
A gaming machine according to a fifteenth aspect of the invention 029SG is a gaming machine according to any one of the twelfth to fourteenth aspects,
A gaming machine capable of performing variable display (e.g., a pachinko gaming machine 1),
A reserved memory means capable of storing information related to the variable display as reserved memory (for example, a part where the
A determination means (for example, a part where the
A determination means capable of determining that the development performance will be executed before the determination by the determination means with respect to the variable display corresponding to the reserved memory (for example, in the random number value determination process at the time of winning in variant example 029SG-4, when the
Equipped with
The specific image suggestion effect execution means is capable of executing, as the specific image suggestion effect, an effect suggesting that the special development effect will be executed and an effect suggesting that the special development effect will be executed based on the determination result of the determination means (for example, in variant example 029SG-4, in addition to a circle, a triangle, a square, a star, etc. are provided as the display form of the pending memory table display, and a part that can suggest which of reach effects E, F, G, H, and I the pending memory display will develop into depending on which shape is displayed).
It is characterized by the following.
According to this feature, it is possible to draw the player's attention to the specific image suggestion presentation before the variable display starts, thereby increasing the player's interest in the game.
また、発明033SGの形態1の遊技機は、
遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機(例えば、大当り遊技状態)であって、
前記有利状態に制御されることを示唆する示唆演出として、特別示唆演出(例えば、リーチ演出I)と、該特別示唆演出よりも前記有利状態に制御される期待度が低い第1示唆演出(例えば、リーチ演出C)、第2示唆演出(例えば、リーチ演出D)、特殊示唆演出(例えば、リーチ演出G)と、を含む複数種類の示唆演出を実行可能な示唆演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120が図10に示す可変表示中演出処理を実行する部分)と、
前記第1示唆演出または前記第2示唆演出の演出結果が報知されるよりも前に特別発展演出を第1発展パターンとして実行可能であるとともに(例えば、図11-9に示すように、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示において、リーチ演出Cやリーチ演出Dの実行中から高期待度リーチ演出発展報知演出が実行される部分)、前記第1示唆演出または前記第2示唆演出が実行されて演出結果として前記有利状態に制御されないことが報知された後に前記特別発展演出とは異なる特殊発展演出を第2発展パターンとして実行可能(例えば、図11-8に示すように、スーパーリーチθの変動パターンの可変表示において、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果として可変表示結果(はずれ)が報知された後にリーチ演出G発展報知演出が実行される部分)な発展演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120が図10に示す可変表示中演出処理を実行する部分)と、
前記第1発展パターンにおいて、前記特別発展演出が実行される前に所定演出(例えば、図11-9に示す前兆演出)を実行可能な所定演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120が図10に示す可変表示中演出処理を実行する部分)と、
を備え、
前記第1示唆演出と前記第2示唆演出とは前記期待度が異なり(例えば、図11-30(C)に示すように、リーチ演出Dはリーチ演出Cよりも大当り期待度が高い部分)、
前記示唆演出実行手段は、
前記発展演出実行手段によって前記第1発展パターンが実行されたときは、前記特別発展演出の実行後において前記特別示唆演出を実行可能であり(例えば、図11-9に示すように、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示において、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dの実行中から高期待度リーチ演出発展報知演出が実行され、更にリーチ演出Iが実行される部分)、
前記発展演出実行手段によって前記第2発展パターンが実行されたときは、前記特殊発展演出の実行後において、前記特殊示唆演出を実行可能であり(例えば、図11-8に示すように、スーパーリーチθの変動パターンでの可変表示において、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dの演出結果として可変表示結果(はずれ)が一旦報知された後にリーチ演出G発展報知演出が実行され、更にリーチ演出Gが実行される部分)、
前記所定演出が実行された後に前記特別発展演出が実行されないときは、前記特別示唆演出と前記特殊示唆演出とは異なる特定示唆演出を実行可能であり(例えば、図11-9に示すように、スーパーリーチιの変動パターンでの可変表示では、前兆演出の実行後にリーチ演出H発展報知演出が実行されて更にリーチ演出Hが実行される部分)、
前記有利状態に制御されるときは、前記特殊発展演出が実行される割合よりも前記特別発展演出が実行される割合の方が高く(例えば、図11-6に示すように、可変表示結果が大当りとなる場合、つまり、大当り変動パターン判定テーブルの選択時には、可変表示中に高期待度リーチ演出発展報知演出が実行されるスーパーリーチκ大当りの変動パターン(PB1-9)の決定割合が、可変表示中にリーチ演出G発展報知演出が実行されるスーパーリーチθ大当りの変動パターン(PB1-7)の決定割合よりも高い部分)、
前記特別発展演出の演出期間は、前記特殊発展演出の演出期間よりも長く(例えば、高期待度リーチ演出発展報知演出の実行期間の長さL7はリーチ演出G発展報知演出の実行期間の長さL8よりも長く設定されている部分)、
前記特別発展演出は、演出画像の視認性が低下する第1次演出(例えば、図11-10及び図11-55に示すブラックアウト演出)と、該第1次演出の後に実行される演出であって前段情報が視認可能に表示される第2次演出(例えば、図11-10及び図11-55に示す前段演出)と、該第2次演出の後に実行される演出であって前記前段情報よりも強調度合いが高い後段情報が視認可能に表示される第3次演出(例えば、図11-10及び図11-55に示す後段演出)と、を含み、
前記第1示唆演出において前記所定演出が実行された後に前記特別発展演出が実行される割合と、前記第2示唆演出において前記所定演出が実行された後に前記特別発展演出が実行される割合とが異なる(例えば、図11-30(A)~図11-30(C)に示すように、リーチ演出Cが実行された場合に前兆演出の後に高期待度リーチ演出発展報知演出が実行される割合は、リーチ演出Dが実行された場合に前兆演出の後に高期待度リーチ演出発展報知演出が実行される割合よりも高い部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、示唆演出の種類と発展演出の種類との組み合わせによって演出を多様化できるとともに、示唆演出と発展演出とに所定の関係性を持たせることができるので、示唆演出と発展演出の演出興趣を向上できる。
In addition, the gaming machine of the first aspect of the invention 033SG is
A gaming machine that can be controlled to a favorable state for a player (for example, a jackpot gaming state),
a suggestion effect execution means (for example, a portion where the
a development performance execution means (for example, a portion where the
In the first development pattern, a predetermined performance execution means (for example, a part where the
Equipped with
The first suggestion effect and the second suggestion effect have different expectations (for example, as shown in FIG. 11-30(C), the reach effect D has a higher expectation of a jackpot than the reach effect C),
The suggestion performance execution means includes:
When the first development pattern is executed by the development effect execution means, the special suggestion effect can be executed after the special development effect is executed (for example, as shown in FIG. 11-9, in the variable display of the fluctuation pattern of the super reach κ, a high expectation reach effect development notification effect is executed during the execution of the reach effect C or the reach effect D, and the reach effect I is further executed).
When the second development pattern is executed by the development effect execution means, the special suggestion effect can be executed after the special development effect is executed (for example, as shown in FIG. 11-8, in the variable display in the variable pattern of the super reach θ, the variable display result (miss) is once notified as the performance result of the reach effect C or the reach effect D, and then the reach effect G development notification effect is executed, and the reach effect G is further executed).
When the special development effect is not executed after the predetermined effect is executed, a specific suggestion effect different from the special suggestion effect and the special suggestion effect can be executed (for example, as shown in FIG. 11-9, in a variable display in a variable pattern of a super reach ι, a reach effect H development notification effect is executed after the premonition effect is executed, and then a reach effect H is executed).
When controlled to the advantageous state, the rate at which the special development effect is executed is higher than the rate at which the special development effect is executed (for example, as shown in FIG. 11-6, when the variable display result is a jackpot, that is, when the jackpot fluctuation pattern determination table is selected, the determination rate of the super reach κ jackpot fluctuation pattern (PB1-9) in which a high expectation reach effect development notification effect is executed during the variable display is higher than the determination rate of the super reach θ jackpot fluctuation pattern (PB1-7) in which a reach effect G development notification effect is executed during the variable display).
The performance period of the special development performance is longer than the performance period of the special development performance (for example, the length L7 of the execution period of the high expectation reach performance development notification performance is set longer than the length L8 of the execution period of the reach performance G development notification performance),
The special development effects include a first effect (e.g., a blackout effect shown in FIG. 11-10 and FIG. 11-55) in which the visibility of the effect image is reduced, a second effect (e.g., an early effect shown in FIG. 11-10 and FIG. 11-55) which is an effect executed after the first effect and in which early information is visibly displayed, and a tertiary effect (e.g., a late effect shown in FIG. 11-10 and FIG. 11-55) which is an effect executed after the second effect and in which late information with a higher degree of emphasis than the early information is visibly displayed,
The rate at which the special development effect is executed after the execution of the predetermined effect in the first suggestion effect is different from the rate at which the special development effect is executed after the execution of the predetermined effect in the second suggestion effect (for example, as shown in Figures 11-30 (A) to 11-30 (C), the rate at which a high expectation reach effect development notification effect is executed after a premonition effect when a reach effect C is executed is higher than the rate at which a high expectation reach effect development notification effect is executed after a premonition effect when a reach effect D is executed).
It is characterized by the following.
According to this feature, the presentation can be diversified by combining the types of suggestive presentation and the types of developing presentation, and a predetermined relationship can be given to the suggestive presentation and the developing presentation, thereby increasing the interest in the suggestive presentation and the developing presentation.
発明033SGの形態2の遊技機は、形態1に記載の遊技機であって、
前記発展演出実行手段は、前記所定演出が実行された後に前記特別発展演出が実行されない場合に、前記特定示唆演出の実行前に前記特別発展演出と前記特殊発展演出とは異なる特定発展演出を実行可能であり(例えば、図11-9に示すように、スーパーリーチιの変動パターンでの可変表示では、前兆演出の実行後にリーチ演出H発展報知演出が実行される部分)、
前記特別発展演出または前記特定発展演出が実行されるよりも前に発展事前演出を実行可能な発展事前演出実行手段を備え(例えば、スーパーリーチιの変動パターンの可変表示においてリーチ演出H発展報知演出よりも前のタイミングから事前演出が実行される部分と、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示において高期待度リーチ演出発展報知演出よりも前のタイミングから事前演出が実行される部分)、
前記発展事前演出実行手段は、前記特別発展演出が実行される場合と前記特定発展演出が実行される場合とにおいて共通の前記発展事前演出を実行可能である(例えば図11-51に示すように、スーパーリーチιの変動パターンの可変表示とスーパーリーチκの変動パターンの可変表示とでは共通の態様の事前演出が実行される部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、発展事前演出が実行されることで発展演出への注目を高めつつ、発展演出として特別発展演出と特定発展演出のどちらが実行されるかに遊技者を注目させることができ、遊技興趣を向上できる。
A gaming machine according to a second aspect of the invention 033SG is the gaming machine according to the first aspect,
The development effect execution means is capable of executing a specific development effect different from the special development effect and the special development effect before the specific suggestion effect is executed when the special development effect is not executed after the predetermined effect is executed (for example, as shown in FIG. 11-9, in a variable display in a variable pattern of a super reach ι, a reach effect H development notification effect is executed after the premonition effect is executed).
A development pre-effect execution means is provided that can execute a development pre-effect before the special development effect or the specific development effect is executed (for example, a portion in which a pre-effect is executed from a timing prior to the reach effect H development notification effect in the variable display of the fluctuation pattern of the super reach ι, and a portion in which a pre-effect is executed from a timing prior to the high expectation reach effect development notification effect in the variable display of the fluctuation pattern of the super reach κ),
The development pre-effect execution means is capable of executing the development pre-effect common to the case where the special development effect is executed and the case where the specific development effect is executed (for example, as shown in FIG. 11-51, a part in which a pre-effect of a common mode is executed between the variable display of the variation pattern of the super reach ι and the variable display of the variation pattern of the super reach κ).
It is characterized by the following.
According to this feature, the pre-development performance is executed to increase attention to the development performance, while also drawing the player's attention to whether the development performance to be executed is a special development performance or a specific development performance, thereby increasing the player's interest in the game.
発明033SGの形態3の遊技機は、形態1または形態2に記載の遊技機であって、
前記発展演出実行手段は、前記所定演出が実行された後に前記特別発展演出が実行されない場合に、前記特定示唆演出の実行前に前記特別発展演出と前記特殊発展演出とは異なる特定発展演出を実行可能であり(例えば、図11-9に示すように、スーパーリーチιの変動パターンでの可変表示では、前兆演出の実行後にリーチ演出H発展報知演出が実行される部分)、
前記特別発展演出の実行を示唆する特別発展示唆演出(例えば、画像表示装置5において分岐先示唆画像029SG005Zを表示するパターンZの分岐先示唆演出)と、前記特定発展演出の実行を示唆する特定発展示唆演出(例えば、画像表示装置5において分岐先示唆画像029SG005Yを表示するパターンYの分岐先示唆演出)と、前記特別発展演出と前記特定発展演出のどちらの実行も示唆する共通発展示唆演出(例えば、画像表示装置5において分岐先示唆画像029SG005Xを表示するパターンXの分岐先示唆演出)と、を実行可能な発展示唆演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120が図11-27に示す分岐先演出決定処理において分岐先示唆演出の実行を決定した後に図10に示す可変表示中演出処理を実行する部分)を備える、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、発展示唆演出として特別発展示唆演出と特定発展示唆演出と共通発展示唆演出とのいずれの演出が実行されるかに遊技者を注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。
The gaming machine of the third aspect of the invention 033SG is the gaming machine according to the first or second aspect,
The development effect execution means is capable of executing a specific development effect different from the special development effect and the special development effect before the specific suggestion effect is executed when the special development effect is not executed after the predetermined effect is executed (for example, as shown in FIG. 11-9, in a variable display in a variable pattern of a super reach ι, a reach effect H development notification effect is executed after the premonition effect is executed).
a development suggestion performance execution means (for example, a part that executes the variable display performance process shown in FIG. 10 after the
It is characterized by the following.
According to this feature, it is possible to draw the player's attention to whether a special development suggestion effect, a specific development suggestion effect, or a common development suggestion effect will be executed as the development suggestion effect, thereby increasing the player's interest in the game.
発明033SGの形態4の遊技機は、形態1~形態3のいずれかに記載の遊技機であって、
前記第1発展パターンにて前記第1示唆演出が実行される割合と前記第1発展パターンにて前記第2示唆演出が実行される割合との差である第1差分よりも、前記第2発展パターンにて前記第1示唆演出が実行される割合と前記第2発展パターンにて前記第2示唆演出が実行される割合との差である第2差分の方が小さい(例えば、11-30(D)に示すように、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dとして演出結果が報知されるよりも前に高期待度リーチ演出発展報知演出とリーチ演出Iが実行されるスーパーリーチκの変動パターンと、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dとして演出結果が報知された後にリーチ演出G発展報知演出とリーチ演出Gが実行されるスーパーリーチθの変動パターンとについて、可変表示結果が大当りとなるときには、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示にてリーチ演出Cが実行される割合とリーチ演出Dが実行される割合との差が60%であるのに対して、スーパーリーチθの変動パターンの可変表示にてリーチ演出Cが実行される割合とリーチ演出Dが実行される割合との差が40%である部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第1示唆演出と第2示唆演出のいずれが実行されるかによって、特別発展演出が実行される第1発展パターンであるのか、特殊発展演出が実行される第2発展パターンであるのかが推測できるようになるため、第1示唆演出と第2示唆演出のいずれが実行されるかに注目させることができるようになるので、遊技興趣を向上できる。
The gaming machine of the fourth aspect of the invention 033SG is a gaming machine according to any one of the first to third aspects,
The second difference, which is the difference between the rate at which the first suggestive performance is executed in the second development pattern and the rate at which the second suggestive performance is executed in the second development pattern, is smaller than the first difference, which is the difference between the rate at which the first suggestive performance is executed in the first development pattern and the rate at which the second suggestive performance is executed in the first development pattern (for example, as shown in 11-30(D), in the case of a super reach κ in which a high expectation reach performance development notification performance and a reach performance I are executed before the performance result is announced as a reach performance C or a reach performance D, Regarding the variation pattern and the variation pattern of the super reach θ in which the reach performance G development notification performance and the reach performance G are executed after the performance result is notified as the reach performance C or the reach performance D, when the variable display result is a jackpot, the difference between the rate at which the reach performance C is executed and the rate at which the reach performance D is executed in the variable display of the variation pattern of the super reach θ is 60%, whereas the difference between the rate at which the reach performance C is executed and the rate at which the reach performance D is executed in the variable display of the variation pattern of the super reach θ is 40%)
It is characterized by the following.
According to this feature, depending on whether the first suggestion effect or the second suggestion effect is executed, it becomes possible to guess whether it is the first development pattern in which a special development effect is executed, or the second development pattern in which a special development effect is executed. Therefore, it becomes possible to draw attention to whether the first suggestion effect or the second suggestion effect is executed, thereby increasing interest in the game.
発明033SGの形態5の遊技機は、形態4に記載の遊技機であって、
前記第2発展パターンにて前記第1示唆演出が実行される割合と前記第2発展パターンにて前記第2示唆演出が実行される割合とが同一または略同一である(例えば、変形例029SG-10に示すように、スーパーリーチθの変動パターンでの可変表示については、リーチ演出Cの実行決定割合とリーチ演出Dの実行決定割合とを同一とする部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第1示唆演出が実行される場合と第2示唆演出が実行される場合のいずれの場合であっても、特殊発展演出が実行される第2発展パターンであることを期待できるようになるので、遊技興趣を向上できる。
A gaming machine according to a fifth aspect of the invention 033SG is the gaming machine according to the fourth aspect,
The rate at which the first suggestive performance is executed in the second development pattern and the rate at which the second suggestive performance is executed in the second development pattern are the same or approximately the same (for example, as shown in modified example 029SG-10, for the variable display in the variable pattern of super reach θ, the execution decision rate of reach performance C and the execution decision rate of reach performance D are the same).
It is characterized by the following.
According to this feature, whether the first suggestion effect or the second suggestion effect is executed, it is possible to expect that the second development pattern will result in the special development effect being executed, thereby increasing interest in the game.
発明033SGの形態6の遊技機は、形態4または形態5に記載の遊技機であって、
前記第2発展パターンにて前記第1示唆演出が実行される場合の前記期待度は、前記第2発展パターンにて前記第2示唆演出が実行される場合の前記期待度と同一または略同一である(例えば、変形例029SG-11に示すように、スーパーリーチθの変動パターンでの可変表示については、リーチ演出Cの実行が決定された場合の大当り期待度とリーチ演出Dの実行が決定された場合の大当り期待度とが同一である部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第1示唆演出が実行される場合と第2示唆演出が実行される場合のいずれの場合であっても、特殊発展演出が実行されたときには、有利状態になることを同様に期待できるようになるので、遊技興趣を向上できる。
The gaming machine of the sixth aspect of the invention 033SG is the gaming machine according to the fourth or fifth aspect,
The expectation level when the first suggestive performance is executed in the second development pattern is the same or substantially the same as the expectation level when the second suggestive performance is executed in the second development pattern (for example, as shown in modified example 029SG-11, for the variable display in the variable pattern of super reach θ, the jackpot expectation level when the execution of reach performance C is determined and the jackpot expectation level when the execution of reach performance D is determined are the same).
It is characterized by the following.
According to this feature, regardless of whether the first suggestion effect or the second suggestion effect is executed, when the special development effect is executed, it is possible to similarly expect that an advantageous state will be achieved, thereby increasing interest in the game.
発明033SGの形態7の遊技機は、形態1~形態6のいずれかに記載の遊技機であって、
前記第1示唆演出の実行中に該第1示唆演出の演出結果が遊技者にとって有利な結果となることを示唆する第1有利結果示唆演出(例えば、分岐先示唆演出)と、前記第2示唆演出の実行中に該第2示唆演出の演出結果が遊技者にとって有利な結果となることを示唆する第2有利結果示唆演出(例えば、分岐先示唆演出)とを実行可能な有利結果示唆演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120が図11-31に示すチャンスアップ演出決定処理においてチャンスアップ演出の実行を決定した後に図10に示す可変表示中演出処理を実行する部分)と、
少なくとも前記特別発展演出の実行を示唆する発展示唆演出(例えば、メータ演出、リーチ演出E発展示唆演出、リーチ演出G発展示唆演出)を実行可能な発展示唆演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120が図11-23に示すメータ演出決定処理においてメータ演出の実行を決定したり、図11-26に示すリーチ演出E発展示唆演出決定処理においてリーチ演出E発展示唆演出の実行を決定したり、図11-29に示すリーチ演出G発展示唆演出決定処理においてリーチ演出G発展示唆演出の実行を決定した後に、図10に示す可変表示中演出処理を実行する部分)と、
を備え、
前記第1発展パターンにて前記第1示唆演出が実行されるときに前記発展示唆演出が実行される割合は、前記第1発展パターンにて前記第2示唆演出が実行されるときに前記発展示唆演出が実行される割合と異なる(例えば、変形例029SG-6に示すように、スーパーリーチκの変動パターンでの可変表示については、実行するスーパーリーチのリーチ演出がリーチ演出Cである場合とリーチ演出Dである場合とで異なる割合で分岐先示唆演出の実行の有無を決定可能な部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第1示唆演出と第2示唆演出とにおいて、特別発展演出の実行を示唆する発展示唆演出の実行割合が異なるようになるため、発展示唆演出が実行されることの示唆を好適に行うことができるので、遊技興趣を向上できる。
The gaming machine of the seventh aspect of the invention 033SG is a gaming machine according to any one of the first to sixth aspects,
an advantageous result suggestion effect execution means (for example, a part that executes the variable display during effect process shown in FIG. 10 after the
a development suggestion effect execution means capable of executing development suggestion effects (e.g., a meter effect, a reach effect E development suggestion effect, a reach effect G development suggestion effect) that suggest at least the execution of the special development effect (e.g., a part that executes the variable display during effect processing shown in FIG. 10 after the
Equipped with
The rate at which the development suggestion effect is executed when the first suggestion effect is executed in the first development pattern is different from the rate at which the development suggestion effect is executed when the second suggestion effect is executed in the first development pattern (for example, as shown in modified example 029SG-6, for the variable display in the variable pattern of super reach κ, a portion that can determine whether or not to execute a branch destination suggestion effect at different rates when the reach effect of the super reach to be executed is reach effect C and when it is reach effect D).
It is characterized by the following.
According to this feature, the execution rate of the development suggestion effect, which suggests the execution of a special development effect, differs between the first suggestion effect and the second suggestion effect, so that the suggestion that the development suggestion effect will be executed can be appropriately given, thereby increasing interest in the game.
発明033SGの形態8の遊技機は、形態1~形態7のいずれかに記載の遊技機であって、
前記第1示唆演出の実行中に該第1示唆演出の演出結果が遊技者にとって有利な結果となることを示唆する第1有利結果示唆演出(例えば、分岐先示唆演出)と、前記第2示唆演出の実行中に該第2示唆演出の演出結果が遊技者にとって有利な結果となることを示唆する第2有利結果示唆演出(例えば、分岐先示唆演出)とを実行可能な有利結果示唆演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120が図11-31に示すチャンスアップ演出決定処理においてチャンスアップ演出の実行を決定した後に図10に示す可変表示中演出処理を実行する部分)と、
少なくとも前記特別発展演出の実行を示唆する発展示唆演出(例えば、メータ演出、リーチ演出E発展示唆演出、リーチ演出G発展示唆演出)を実行可能な発展示唆演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120が図11-23に示すメータ演出決定処理においてメータ演出の実行を決定したり、図11-26に示すリーチ演出E発展示唆演出決定処理においてリーチ演出E発展示唆演出の実行を決定したり、図11-29に示すリーチ演出G発展示唆演出決定処理においてリーチ演出G発展示唆演出の実行を決定した後に、図10に示す可変表示中演出処理を実行する部分)と、
を備え、
前記第1発展パターンにて前記第1示唆演出が実行される場合に該第1示唆演出の実行中に前記第1有利結果示唆演出が実行される割合は、前記第1発展パターンにて前記第2示唆演出が実行される場合に該第2示唆演出の実行中に前記第2有利結果示唆演出が実行される割合と異なる(例えば、変形例029SG-13として図11-60に示すように、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dの演出結果として可変表示結果が(はずれ)が報知されるよりも前に高期待度リーチ演出発展報知演出とリーチ演出Iが実行されるスーパーリーチκの変動パターンについては、リーチ演出Cの実行が決定されている場合とリーチ演出Dの実行が決定されている場合とで、異なる割合でチャンスアップ演出の実行の有無を決定可能な部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第1示唆演出と第2示唆演出とにおいて、演出結果が有利な結果となることを示唆する第1有利結果示唆演出や第2有利結果示唆演出の実行割合が異なるようになるため、演出結果の示唆を好適に行うことができるので、遊技興趣を向上できる。
The gaming machine of the eighth aspect of the invention 033SG is the gaming machine according to any one of the first to seventh aspects,
an advantageous result suggestion effect execution means (for example, a part that executes the variable display during effect process shown in FIG. 10 after the
a development suggestion effect execution means capable of executing development suggestion effects (e.g., a meter effect, a reach effect E development suggestion effect, a reach effect G development suggestion effect) that suggest at least the execution of the special development effect (e.g., a part that executes the variable display during effect processing shown in FIG. 10 after the
Equipped with
The rate at which the first advantageous result suggestion effect is executed during the execution of the first suggestion effect when the first suggestion effect is executed in the first development pattern is different from the rate at which the second advantageous result suggestion effect is executed during the execution of the second suggestion effect when the second suggestion effect is executed in the first development pattern (for example, as shown in FIG. 11-60 as modified example 029SG-13, in the case of a fluctuation pattern of a super reach κ in which a high expectation reach effect development notification effect and a reach effect I are executed before a variable display result (miss) is notified as a result of the effect of the reach effect C or the reach effect D, a part capable of determining whether or not to execute a chance-up effect at different rates when the execution of the reach effect C is determined and when the execution of the reach effect D is determined).
It is characterized by the following.
According to this feature, the execution rate of the first advantageous result suggestion effect and the second advantageous result suggestion effect, which suggest that the result of the presentation will be advantageous, differs between the first suggestion effect and the second suggestion effect, so that the suggestion of the presentation result can be made in an appropriate manner, thereby increasing interest in the game.
発明033SGの形態9の遊技機は、形態7または形態8に記載の遊技機であって、
前記発展演出実行手段は、前記所定演出が実行された後に前記特別発展演出が実行されない場合に、前記特定示唆演出の実行前に前記特別発展演出と前記特殊発展演出とは異なる特定発展演出を実行可能であり(例えば、図11-9に示すように、スーパーリーチιの変動パターンでの可変表示では、前兆演出の実行後にリーチ演出H発展報知演出が実行される部分)、
前記第1有利結果示唆演出と前記第2有利結果示唆演出による示唆との関係度合は、該第1有利結果示唆演出または該第2有利結果示唆演出の実行後に前記特定発展演出または前記特殊発展演出が実行されることについての関係の方が、前記特定発展演出または前記特殊発展演出の実行後に実行される前記示唆演出の演出結果についての関係よりも高い(例えば、図11-28(A)に示すように、分岐先示唆演出の実行の有無や演出パターンは、当該可変表示の変動パターンに応じて決定割合が異なっており、可変表示結果に応じて決定割合が異なっているわけではない。つまり、分岐先示唆演出の実行の有無や演出パターンは、リーチ演出Cやリーチ演出Dが実行された後にリーチ演出G~リーチ演出Iのいずれかに発展するか否かと、これらリーチ演出G~リーチ演出Iのいずれに発展するかに応じて決定されるようになっている部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第1特別発展演出と第2特別発展演出による示唆が、該第1特別発展演出または該第2特別発展演出の実行時期に近い特定発展演出または特殊発展演出が実行されることに大きく関係するので、第1特別発展演出と第2特別発展演出の実行によって特定発展演出または特殊発展演出への注目を高めることができ、遊技興趣を向上できる。
A gaming machine according to a ninth aspect of the invention 033SG is the gaming machine according to the seventh or eighth aspect,
The development effect execution means is capable of executing a specific development effect different from the special development effect and the special development effect before the specific suggestion effect is executed when the special development effect is not executed after the predetermined effect is executed (for example, as shown in FIG. 11-9, in a variable display in a variable pattern of a super reach ι, a reach effect H development notification effect is executed after the premonition effect is executed).
The degree of relationship between the suggestion by the first advantageous result suggestion effect and the second advantageous result suggestion effect is that the specific development effect or the special development effect is executed after the execution of the first advantageous result suggestion effect or the second advantageous result suggestion effect, and the degree of relationship between the suggestion effect executed after the execution of the specific development effect or the special development effect is higher than the relationship between the result of the suggestion effect executed after the execution of the specific development effect or the special development effect (for example, as shown in FIG. 11-28(A), the presence or absence of the execution of the branch destination suggestion effect and the presentation pattern differ in the determination ratio according to the fluctuation pattern of the variable display, and the determination ratio does not differ according to the variable display result. In other words, the presence or absence of the execution of the branch destination suggestion effect and the presentation pattern are determined according to whether or not the reach effect C or the reach effect D is executed and whether it develops into any of the reach effects G to I, and which of these reach effects G to I it develops into).
It is characterized by the following.
According to this feature, the suggestions given by the first special development effect and the second special development effect are closely related to the execution of a specific development effect or a special development effect close to the time of execution of the first special development effect or the second special development effect, so that the execution of the first special development effect and the second special development effect can increase attention to the specific development effect or the special development effect, thereby improving interest in the game.
発明033SGの形態10の遊技機は、形態7~形態9のいずれかに記載の遊技機であって、
前記発展演出実行手段は、前記所定演出が実行された後に前記特別発展演出が実行されない場合に、前記特定示唆演出の実行前に前記特別発展演出と前記特殊発展演出とは異なる特定発展演出を実行可能であり(例えば、図11-9に示すように、スーパーリーチιの変動パターンでの可変表示では、前兆演出の実行後にリーチ演出H発展報知演出が実行される部分)、
前記第1有利結果示唆演出または前記第2有利結果示唆演出が実行される割合は、前記特定発展演出または前記特殊発展演出の実行前と実行後とで異なる(例えば、変形例029SG-12に示すように、リーチタイトルの赤色表示と可動体32の動作との共通の演出がリーチ演出A~リーチ演出Fのいずれかのリーチ演出にて実行されたかに応じて大当り期待度が異なる部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、好適に第1有利結果示唆演出または第2有利結果示唆演出を実行できることで、第1発展パターンと第2発展パターンのいずれとなるのかへの注目度を高めることができる。
The gaming machine of the invention 033SG in
The development effect execution means is capable of executing a specific development effect different from the special development effect and the special development effect before the specific suggestion effect is executed when the special development effect is not executed after the predetermined effect is executed (for example, as shown in FIG. 11-9, in a variable display in a variable pattern of a super reach ι, a reach effect H development notification effect is executed after the premonition effect is executed).
The rate at which the first advantageous result suggestion effect or the second advantageous result suggestion effect is executed differs before and after the execution of the specific development effect or the special development effect (for example, as shown in modified example 029SG-12, the portion in which the probability of winning differs depending on whether the common effect of the red display of the reach title and the operation of the
It is characterized by the following.
According to this feature, by being able to preferably execute the first advantageous outcome suggestion display or the second advantageous outcome suggestion display, it is possible to increase attention as to whether the first or second development pattern will occur.
発明033SGの形態11の遊技機は、形態7~形態10のいずれかに記載の遊技機であって、
前記第1示唆演出と前記第2示唆演出における演出結果の報知態様としては、前記有利状態に制御されないことが単に報知される第1報知態様(例えば、図11-7に示すように、スーパーリーチγの変動パターンの可変表示において、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果として可変表示結果が報知されて可変表示が終了する部分)と、前記有利状態に制御されないことが一旦報知された後に前記有利状態に制御されることが報知される第2報知態様(例えば、変形例029SG-7に示す、リーチ演出A~リーチ演出Dの演出結果として一旦可変表示結果がはずれであると報知した後に改めて可変表示結果が大当りであると報知する第2報知態様(所謂復活態様))とを有し、
前記第1示唆演出または前記第2示唆演出の演出結果が前記第1報知態様で報知される場合において前記第1有利結果示唆演出または前記第2有利結果示唆演出が実行される割合は、前記第1示唆演出または前記第2示唆演出の演出結果が前記第2報知態様で報知される場合において前記第1有利結果示唆演出または前記第2有利結果示唆演出が実行される割合と同一である(例えば、変形例029SG-7に示すように、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果(可変表示結果)が第1報知態様にて報知される場合に分岐先示唆演出がパターンZで実行される割合と、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果(可変表示結果)が第2報知態様にて報知される場合に分岐先示唆演出がパターンZで実行される割合と、が同一である部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第1示唆演出と第2示唆演出が第2報知態様にて報知されることによって遊技者に意外感を与えることができるとともに、第1示唆演出または第2示唆演出の演出結果が第1報知態様で報知される場合と第1示唆演出または第2示唆演出の演出結果が第2報知態様で報知される場合とで、第1有利結果示唆演出または第2有利結果示唆演出の実行を決定する処理を共通化できるので、該処理にかかるデータ量を抑えることができる。
The gaming machine of the invention 033SG in an eleventh aspect is the gaming machine according to any one of the seventh to tenth aspects,
The notification modes of the performance results in the first suggestion performance and the second suggestion performance include a first notification mode in which the fact that the performance will not be controlled to the advantageous state is simply notified (for example, as shown in FIG. 11-7, in the variable display of the variable pattern of the super reach γ, the variable display result is notified as the performance result of the reach performance C or the reach performance D, and the variable display ends), and a second notification mode in which the fact that the performance will not be controlled to the advantageous state is notified once, and then the fact that the performance will be controlled to the advantageous state is notified (for example, as shown in modified example 029SG-7, a second notification mode (so-called revival mode) in which the variable display result is once notified as the performance result of the reach performance A to the reach performance D, and then the variable display result is once notified as a jackpot).
The rate at which the first advantageous result suggestion effect or the second advantageous result suggestion effect is executed when the result of the first suggestion effect or the second suggestion effect is notified in the first notification mode is the same as the rate at which the first advantageous result suggestion effect or the second advantageous result suggestion effect is executed when the result of the first suggestion effect or the second suggestion effect is notified in the second notification mode (for example, as shown in modified example 029SG-7, the rate at which the branch destination suggestion effect is executed in pattern Z when the result (variable display result) of the reach effect C or the reach effect D is notified in the first notification mode is the same as the rate at which the branch destination suggestion effect is executed in pattern Z when the result (variable display result) of the reach effect C or the reach effect D is notified in the second notification mode).
It is characterized by the following.
According to this feature, the first suggestive effect and the second suggestive effect are notified in the second notification mode, thereby giving the player a sense of surprise, and the process of deciding to execute the first advantageous outcome suggestive effect or the second advantageous outcome suggestive effect can be standardized between the case where the result of the first suggestive effect or the second suggestive effect is notified in the first notification mode and the case where the result of the first suggestive effect or the second suggestive effect is notified in the second notification mode, thereby reducing the amount of data required for the process.
発明033SGの形態12の遊技機は、形態7~形態11のいずれかに記載の遊技機であって、
前記第1示唆演出と前記第2示唆演出における演出結果の報知態様としては、前記有利状態に制御されないことが単に報知される第1報知態様(例えば、図11-7に示すように、スーパーリーチγの変動パターンの可変表示において、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果として可変表示結果が報知されて可変表示が終了する部分)と、前記有利状態に制御されないことが一旦報知された後に前記有利状態に制御されることが報知される第2報知態様(例えば、変形例029SG-7に示す、リーチ演出A~リーチ演出Dの演出結果として一旦可変表示結果がはずれであると報知した後に改めて可変表示結果が大当りであると報知する第2報知態様(所謂復活態様))とを有し、
前記第1示唆演出または前記第2示唆演出の演出結果が前記第1報知態様で報知された後に前記特殊発展演出が実行されたときに、該前記特殊発展演出後に実行される前記示唆演出において前記有利状態に制御されることが報知される場合において前記第1有利結果示唆演出または前記第2有利結果示唆演出が実行される割合は、前記第1示唆演出または前記第2示唆演出の演出結果が前記第2報知態様で報知された場合において前記第1有利結果示唆演出または前記第2有利結果示唆演出が実行される割合と異なる(例えば、変形例029SG-8に示すように、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dが実行され、これらリーチ演出Cまたはリーチ演出Dの演出結果として可変表示結果がはずれであることが報知された後にリーチ演出G発展報知演出とリーチ演出Gが実行され、該リーチ演出Gの演出結果として可変表示結果が大当りであることが報知される場合(スーパーリーチθ大当りの変動パターン(PB1-7)にて可変表示が実行される場合)について、該スーパーリーチθ大当りの変動パターンでの可変表示中にチャンスアップ演出が実行される割合が、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果(可変表示結果)が第2報知態様にて報知される可変表示においてチャンスアップ演出が実行される割合と異なる部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第1示唆演出または第2示唆演出が実行される場合において有利状態に制御されることが報知されるまでに特殊発展演出が実行されるか否かによって第1有利結果示唆演出または第2有利結果示唆演出が実行される割合を異ならせることができるので、遊技興趣を向上できる。
A gaming machine according to a twelfth aspect of the invention 033SG is a gaming machine according to any one of the seventh to eleventh aspects,
The notification modes of the performance results in the first suggestion performance and the second suggestion performance include a first notification mode in which the fact that the performance will not be controlled to the advantageous state is simply notified (for example, as shown in FIG. 11-7, in the variable display of the variable pattern of the super reach γ, the variable display result is notified as the performance result of the reach performance C or the reach performance D, and the variable display ends), and a second notification mode in which the fact that the performance will not be controlled to the advantageous state is notified once, and then the fact that the performance will be controlled to the advantageous state is notified (for example, as shown in modified example 029SG-7, a second notification mode (so-called revival mode) in which the variable display result is once notified as the performance result of the reach performance A to the reach performance D, and then the variable display result is once notified as a jackpot).
When the special development effect is executed after the result of the first suggestion effect or the second suggestion effect is notified in the first notification mode, the rate at which the first advantageous result suggestion effect or the second advantageous result suggestion effect is executed in the case where it is notified that the advantageous state will be controlled in the suggestion effect executed after the special development effect is different from the rate at which the first advantageous result suggestion effect or the second advantageous result suggestion effect is executed in the case where the result of the first suggestion effect or the second suggestion effect is notified in the second notification mode (for example, as shown in modified example 029SG-8, reach effect C or reach effect D is executed, and this In the case where the variable display result of the reach performance C or the reach performance D is notified that the variable display result is a miss, the reach performance G development notification performance and the reach performance G are executed, and it is notified that the variable display result of the reach performance G is a jackpot (when the variable display is executed in the variable pattern (PB1-7) of the super reach θ jackpot), the percentage at which the chance up performance is executed during the variable display in the variable pattern of the super reach θ jackpot is different from the percentage at which the chance up performance is executed in the variable display in which the performance result (variable display result) of the reach performance C or the reach performance D is notified in the second notification mode),
It is characterized by the following.
According to this feature, when the first suggestion effect or the second suggestion effect is executed, the rate at which the first advantageous result suggestion effect or the second advantageous result suggestion effect is executed can be varied depending on whether or not a special development effect is executed before it is announced that the game will be controlled to an advantageous state, thereby increasing interest in the game.
発明033SGの形態13の遊技機は、形態7~形態12のいずれかに記載の遊技機であって、
前記有利結果示唆演出実行手段は、前記第1有利結果示唆演出と前記第2有利結果示唆演出とを含む複数の有利結果示唆演出(例えば、パターンX、パターンY、パターンZの分岐先示唆演出)を実行可能であり、
いずれの前記有利結果示唆演出が実行されるかに応じて前記特別発展演出の実行割合が異なり(例えば、図11-28に示すように、分岐先示唆演出がパターンX、パターンY、パターンZのいずれで実行されるかに応じて高期待度リーチ演出発展報知演出の実行割合が異なる部分)、
前記第1示唆演出または前記第2示唆演出の実行中に、最も前記特別発展演出の実行割合が高い特別有利結果示唆演出または前記特別示唆演出が実行されたときに前記特別発展演出が実行されなかった場合は、実行中の前記第1示唆演出または前記第2示唆演出の演出結果が前記有利状態に制御されることを報知する演出結果となる(例えば、変形例029SG-9に示すように、分岐先示唆演出が演出パターンZで実行されたにもかかわらず高期待度リーチ演出発展報知演出が実行されない場合や、高期待度リーチ演出発展報知演出が実行されなかったにもかかわらずリーチ演出Iが実行される場合には、可変表示結果が大当りとなることが報知される部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、遊技者に意外感を与えることができるとともに、特別有利結果示唆演出または特別示唆演出が実行された場合に特別発展演出が実行されるか否かに対して遊技者を注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。
The gaming machine of the invention 033SG in
The advantageous result suggestion effect execution means is capable of executing a plurality of advantageous result suggestion effects (e.g., branch destination suggestion effects of pattern X, pattern Y, and pattern Z) including the first advantageous result suggestion effect and the second advantageous result suggestion effect,
The execution rate of the special development effect differs depending on which of the advantageous result suggestion effects is executed (for example, as shown in FIG. 11-28, the execution rate of the high expectation reach effect development notification effect differs depending on whether the branch destination suggestion effect is executed in pattern X, pattern Y, or pattern Z).
During the execution of the first suggestion effect or the second suggestion effect, if the special development effect is not executed when the special advantageous result suggestion effect or the special suggestion effect with the highest execution rate of the special development effect is executed, the result of the effect notifying that the effect result of the first suggestion effect or the second suggestion effect being executed will be controlled to the advantageous state will be (for example, as shown in modified example 029SG-9, in the case where the branch destination suggestion effect is executed in effect pattern Z but the high expectation reach effect development notification effect is not executed, or in the case where the high expectation reach effect development notification effect is not executed but the reach effect I is executed, the part that notifies that the variable display result will be a jackpot).
It is characterized by the following.
This feature can give the player a sense of surprise and can also make the player pay attention to whether or not a special development effect will be executed when a special advantageous result suggestion effect or a special suggestion effect is executed, thereby increasing the player's interest in the game.
図11-1(A)は、本特徴部029SGで用いられる演出制御コマンドの内容の一例を示す説明図である。演出制御コマンドは、例えば2バイト構成であり、1バイト目はMODE(コマンドの分類)を示し、2バイト目はEXT(コマンドの種類)を表す。MODEデータの先頭ビット(ビット7)は必ず「1」とされ、EXTデータの先頭ビットは「0」とされる。尚、図11-1(A)に示されたコマンド形態は一例であって、他のコマンド形態を用いてもよい。また、この例では、制御コマンドが2つの制御信号で構成されることになるが、制御コマンドを構成する制御信号数は、1であってもよいし、3以上の複数であってもよい。 Figure 11-1 (A) is an explanatory diagram showing an example of the contents of a performance control command used in this feature section 029SG. The performance control command is, for example, two bytes long, with the first byte indicating MODE (command classification) and the second byte indicating EXT (type of command). The first bit of the MODE data (bit 7) is always set to "1", and the first bit of the EXT data is set to "0". Note that the command format shown in Figure 11-1 (A) is just one example, and other command formats may also be used. Also, in this example, the control command is composed of two control signals, but the number of control signals that make up the control command may be one, or may be three or more.
図11-1(A)に示す例において、コマンド8001Hは、第1特別図柄表示装置4Aにおける第1特図を用いた特図ゲームにおける可変表示の開始を指定する第1可変表示開始コマンドである。コマンド8002Hは、第2特別図柄表示装置4Bにおける第2特図を用いた特図ゲームにおける可変表示の開始を指定する第2可変表示開始コマンドである。コマンド81XXHは、特図ゲームにおける特別図柄の可変表示に対応して画像表示装置5における「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L,5C,5Rで可変表示される飾り図柄(演出図柄ともいう)などの変動パターン(変動時間(可変表示時間))を指定する変動パターン指定コマンドである。ここで、XXHは不特定の16進数であることを示し、演出制御コマンドによる指示内容に応じて任意に設定される値であればよい。尚、変動パターン指定コマンドでは、指定する変動パターンなどに応じて、異なるEXTデータが設定される。
In the example shown in FIG. 11-1(A), command 8001H is a first variable display start command that specifies the start of variable display in a special symbol game using the first special symbol in the first special
コマンド8CXXHは、可変表示結果指定コマンドであり、特別図柄や飾り図柄などの可変表示結果を指定する演出制御コマンドである。可変表示結果指定コマンドでは、例えば図11-1(B)に示すように、可変表示結果(変動表示結果ともいう)が「はずれ」であるか「大当り」であるかの決定結果(事前決定結果)や、可変表示結果が「大当り」となる場合の大当り種別を複数種類のいずれとするかの決定結果(大当り種別決定結果)に応じて、異なるEXTデータが設定される。 Command 8CXXH is a variable display result specification command, which is a presentation control command that specifies a variable display result such as a special pattern or a decorative pattern. In the variable display result specification command, different EXT data is set depending on the result of the determination (predetermination result) of whether the variable display result (also called the variable display result) is a "miss" or a "jackpot", and the result of the determination of which of several types of jackpot type should be used if the variable display result is a "jackpot", as shown in FIG. 11-1 (B), for example.
可変表示結果指定コマンドでは、例えば、図11-1(B)に示すように、コマンド8C00Hは、可変表示結果が「はずれ」となる旨の事前決定結果を示す第1可変表示結果指定コマンドである。コマンド8C01Hは、可変表示結果が「大当り」で大当り種別が「確変大当りA」となる旨の事前決定結果及び大当り種別決定結果を通知する第2可変表示結果指定コマンドである。コマンド8C02Hは、可変表示結果が「大当り」で大当り種別が「確変大当りB」となる旨の事前決定結果及び大当り種別決定結果を通知する第3可変表示結果指定コマンドである。コマンド8C03Hは、可変表示結果が「大当り」で大当り種別が「確変大当りC」となる旨の事前決定結果及び大当り種別決定結果を通知する第4可変表示結果指定コマンドである。コマンド8C04Hは、可変表示結果が「大当り」で大当り種別が「非確変大当り」となる旨の事前決定結果及び大当り種別決定結果を通知する第5可変表示結果指定コマンドである。 For example, as shown in FIG. 11-1(B), in the variable display result designation command, command 8C00H is a first variable display result designation command indicating a pre-determined result that the variable display result will be "miss". Command 8C01H is a second variable display result designation command notifying the pre-determined result and jackpot type determination result that the variable display result will be "jackpot" and the jackpot type will be "variable jackpot A". Command 8C02H is a third variable display result designation command notifying the pre-determined result and jackpot type determination result that the variable display result will be "jackpot" and the jackpot type will be "variable jackpot B". Command 8C03H is a fourth variable display result designation command notifying the pre-determined result and jackpot type determination result that the variable display result will be "jackpot" and the jackpot type will be "variable jackpot C". Command 8C04H is a fifth variable display result specification command that notifies the pre-determined result that the variable display result is "jackpot" and the jackpot type is "non-variable jackpot" and the jackpot type determined result.
コマンド8F00Hは、画像表示装置5における「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L,5C,5Rで飾り図柄の変動停止(確定)を指定する図柄確定コマンドである。コマンド95XXHは、パチンコ遊技機1における現在の遊技状態を指定する遊技状態指定コマンドである。遊技状態指定コマンドでは、例えばパチンコ遊技機1における現在の遊技状態に応じて、異なるEXTデータが設定される。具体的な一例として、コマンド9500Hを時短制御と確変制御がいずれも行われない遊技状態(低確低ベース状態、通常状態)に対応した第1遊技状態指定コマンドとし、コマンド9501Hを時短制御が行われる一方で確変制御は行われない遊技状態(低確高ベース状態、時短状態)に対応した第2遊技状態指定コマンドとする。また、コマンド9502Hを確変制御が行われる一方で時短制御は行われない遊技状態(高確低ベース状態、時短なし確変状態)に対応した第3遊技状態指定コマンドとし、コマンド9503Hを時短制御と確変制御がともに行われる遊技状態(高確高ベース状態、時短付確変状態)に対応した第4遊技状態指定コマンドとする。
Command 8F00H is a pattern determination command that specifies the stop (determination) of the change in the decorative patterns in each of the "left", "middle", and "right" decorative
コマンドA0XXHは、大当り遊技の開始を示す演出画像の表示を指定する当り開始指定コマンド(「ファンファーレコマンド」ともいう)である。コマンドA1XXHは、大当り遊技状態において、大入賞口が開放状態となっている期間であることを通知する大入賞口開放中通知コマンドである。コマンドA2XXHは、大当り遊技状態において、大入賞口が開放状態から閉鎖状態に変化した期間であることを通知する大入賞口開放後通知コマンドである。コマンドA3XXHは、大当り遊技の終了時における演出画像の表示を指定する当り終了指定コマンドである。 Command A0XXH is a start of jackpot command (also called a "fanfare command") that specifies the display of an effect image indicating the start of a jackpot game. Command A1XXH is a large prize opening open notification command that notifies the player that the large prize opening is in an open state during a jackpot game state. Command A2XXH is a large prize opening post-open notification command that notifies the player that the large prize opening has changed from an open state to a closed state during a jackpot game state. Command A3XXH is a end of jackpot command that specifies the display of an effect image at the end of a jackpot game.
当り開始指定コマンドや当り終了指定コマンドでは、例えば可変表示結果指定コマンドと同様のEXTデータが設定されることなどにより、事前決定結果や大当り種別決定結果に応じて異なるEXTデータが設定されてもよい。あるいは、当り開始指定コマンドや当り終了指定コマンドでは、事前決定結果及び大当り種別決定結果と設定されるEXTデータとの対応関係を、可変表示結果指定コマンドにおける対応関係とは異ならせるようにしてもよい。大入賞口開放中通知コマンドや大入賞口開放後通知コマンドでは、例えば、後述する通常開放大当り状態や高速開放大当り状態におけるラウンドの実行回数(例えば「1」~「10」)に対応して、異なるEXTデータが設定される。 In the hit start specification command and hit end specification command, for example, EXT data similar to that of the variable display result specification command may be set, so that different EXT data is set according to the pre-determined result and the jackpot type determination result. Alternatively, in the hit start specification command and hit end specification command, the correspondence between the pre-determined result and the jackpot type determination result and the set EXT data may be made different from the correspondence in the variable display result specification command. In the large prize opening notification command and the large prize opening after opening notification command, for example, different EXT data is set according to the number of rounds (for example, "1" to "10") executed in the normal opening jackpot state and the high-speed opening jackpot state described below.
コマンドB100Hは、入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口を通過(進入)した遊技球が第1始動口スイッチ22Aにより検出されて始動入賞(第1始動入賞)が発生したことに基づき、第1特別図柄表示装置4Aにおける第1特図を用いた特図ゲームを実行するための第1始動条件が成立したことを通知する第1始動口入賞指定コマンドである。コマンドB200Hは、可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口を通過(進入)した遊技球が第2始動口スイッチ22Bにより検出されて始動入賞(第2始動入賞)が発生したことに基づき、第2特別図柄表示装置4Bにおける第2特図を用いた特図ゲームを実行するための第2始動条件が成立したことを通知する第2始動口入賞指定コマンドである。
Command B100H is a first start port entry designation command that notifies the first start condition for executing a special symbol game using a first special symbol in the first special
コマンドC1XXHは、特図保留記憶数を特定可能とするために、第1特図保留記憶数を通知する第1保留記憶数通知コマンドである。コマンドC2XXHは、特図保留記憶数を特定可能とするために、第2特図保留記憶数を通知する第2保留記憶数通知コマンドである。第1保留記憶数通知コマンドは、例えば第1始動入賞口を遊技球が通過(進入)して第1始動条件が成立したことにもとづいて、第1始動口入賞指定コマンドが送信されるときに、主基板11から演出制御基板12に対して送信される。第2保留記憶数通知コマンドは、例えば第2始動入賞口を遊技球が通過(進入)して第2始動条件が成立したことにもとづいて、第2始動口入賞指定コマンドが送信されるときに、主基板11から演出制御基板12に対して送信される。また、第1保留記憶数通知コマンドや第2保留記憶数通知コマンドは、第1開始条件と第2開始条件のいずれかが成立したとき(保留記憶数が減少したとき)に、特図ゲームの実行が開始されることなどに対応して送信されるようにしてもよい。
Command C1XXH is a first reserved memory number notification command that notifies the first reserved memory number so that the reserved memory number of special charts can be specified. Command C2XXH is a second reserved memory number notification command that notifies the second reserved memory number so that the reserved memory number of special charts can be specified. The first reserved memory number notification command is transmitted from the
第1保留記憶数通知コマンドや第2保留記憶数通知コマンドに代えて、合計保留記憶数を通知する合計保留記憶数通知コマンドを送信するようにしてもよい。即ち、合計保留記憶数の増加(または減少)を通知するための合計保留記憶数通知コマンドが用いられてもよい。 Instead of the first pending memory number notification command and the second pending memory number notification command, a total pending memory number notification command that notifies the total pending memory number may be sent. In other words, the total pending memory number notification command may be used to notify an increase (or decrease) in the total pending memory number.
コマンドC4XXHおよびコマンドC6XXHは、入賞時判定結果の内容を示す演出制御コマンド(入賞時判定結果指定コマンド)である。このうち、コマンドC4XXHは、入賞時判定結果として、可変表示結果が「大当り」となるか否か及び大当り種別(確変や非確変)を示す図柄指定コマンドである。また、コマンドC6XXHは、入賞時判定結果として、変動パターン判定用の乱数値が、「非リーチ」、「スーパーリーチ」、「その他」のいずれの変動パターンとなるかの判定結果を示す変動カテゴリコマンドである。 Commands C4XXH and C6XXH are presentation control commands (commands specifying the judgment result at the time of winning) that indicate the content of the judgment result at the time of winning. Of these, command C4XXH is a design specification command that indicates whether the variable display result will be a "jackpot" or not and the type of jackpot (probable win or non-probable win) as the judgment result at the time of winning. Command C6XXH is a variable category command that indicates the judgment result at the time of winning, that is, whether the random number value for judging the fluctuation pattern will be a "non-reach", "super reach", or "other" fluctuation pattern.
尚、図11-1(A)に示すコマンドは一例であり、これらのコマンドの一部を有しないものであってもよいし、これらのコマンドに代えて異なるコマンドを用いてもよいし、これらのコマンドと異なるコマンドを追加してもよい。例えば、各入賞口に遊技球が入賞したことにもとづいて払い出される賞球数を特定可能とするための賞球数通知コマンドや、遊技球が通過ゲート41を通過したことを通知するためのゲート通過通知コマンドや、確変制御や時短制御が実行される残りの回数を通知する通知コマンド等を設けるようにしてもよい。 The commands shown in FIG. 11-1(A) are merely examples, and some of these commands may not be included, or different commands may be used instead of these commands, or different commands may be added to these commands. For example, a prize ball number notification command may be provided to enable the number of prize balls to be paid out based on the game ball's entry into each winning port to be specified, a gate passage notification command to notify that the game ball has passed through the passage gate 41, and a notification command to notify the remaining number of times that the special bonus control or time-saving control will be executed.
図11-2は、主基板11の側においてカウントされる乱数値を例示する説明図である。図11-2に示すように、本特徴部029SGでは、主基板11の側において、特図表示結果判定用の乱数値MR1、大当り種別判定用の乱数値MR2、変動パターン判定用の乱数値MR3、普図表示結果判定用の乱数値MR4のそれぞれを示す数値データが、カウント可能に制御される。尚、遊技効果を高めるために、これら以外の乱数値が用いられてもよい。こうした遊技の進行を制御するために用いられる乱数は、遊技用乱数ともいう。
Figure 11-2 is an explanatory diagram illustrating an example of the random number value counted on the
乱数回路104は、これらの乱数値MR1~MR4の一部または全部を示す数値データをカウントするものであればよい。CPU103は、例えば、遊技制御カウンタ設定部029SG154に設けられたランダムカウンタといった、乱数回路104とは異なるランダムカウンタを用いて、ソフトウェアによって各種の数値データを更新することで、乱数値MR1~MR4の一部を示す数値データをカウントするようにしてもよい。
The
特図表示結果判定用の乱数値MR1は、特図ゲームにおける特別図柄などの可変表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御するか否かを決定するために用いられる乱数値であり、例えば「1」~「65536」の範囲の値をとる。大当り種別判定用の乱数値MR2は、可変表示結果を「大当り」とする場合における大当り種別を「確変大当りA」、「確変大当りB」、「確変大当りC」、「非確変大当り」のいずれかに決定するために用いられる乱数値であり、例えば「1」~「100」の範囲の値をとる。 The random number value MR1 for determining the special symbol display result is a random number value used to determine whether or not to control the game state to a jackpot by treating the variable display result of a special symbol or the like in a special symbol game as a "jackpot", and takes a value in the range of "1" to "65536", for example. The random number value MR2 for determining the jackpot type is a random number value used to determine the jackpot type as either "Probable jackpot A", "Probable jackpot B", "Probable jackpot C", or "Non-probable jackpot" when the variable display result is a "jackpot", and takes a value in the range of "1" to "100", for example.
変動パターン判定用の乱数値MR3は、特別図柄や飾り図柄の可変表示における変動パターンを、予め用意された複数種類のいずれかに決定するために用いられる乱数値であり、例えば「1」~「997」の範囲の値をとる。 The random number value MR3 for determining the variation pattern is a random number value used to determine the variation pattern in the variable display of special patterns and decorative patterns to one of several types prepared in advance, and can take a value in the range of "1" to "997", for example.
普図表示結果判定用の乱数値MR4は、普通図柄表示器20による普図ゲームにおける可変表示結果を「普図当り」とするか「普図はずれ」とするかなどの決定を行うために用いられる乱数値であり、例えば「3」~「13」の範囲の値をとる。
The random number value MR4 for determining the normal symbol display result is a random number value used to determine whether the variable display result in the normal symbol game by the normal
図11-3は、ROM101に記憶される特図表示結果判定テーブルの構成例を示している。本特徴部029SGでは、特図表示結果判定テーブルとして、第1特図と第2特図とで共通の特図表示結果判定テーブルを用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、第1特図と第2特図とで個別の特図表示結果判定テーブルを用いるようにしてもよい。
Figure 11-3 shows an example of the configuration of a special chart display result judgment table stored in
特図表示結果判定テーブルは、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図を用いた特図ゲームや第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図を用いた特図ゲームにおいて可変表示結果となる確定特別図柄が導出表示される以前に、その可変表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御するか否かを、特図表示結果判定用の乱数値MR1にもとづいて決定するために参照されるテーブルである。
The special symbol display result determination table is a table that is referenced to determine whether or not to control the variable display result to a jackpot game state as a "jackpot" before a determined special symbol that is a variable display result is derived and displayed in a special symbol game using a first special symbol by the first special
本特徴部029SGにおける特図表示結果判定テーブルでは、パチンコ遊技機1における遊技状態が通常状態または時短状態(低確状態)であるか、確変状態(高確状態)であるかに応じて、特図表示結果判定用の乱数値MR1と比較される数値(判定値)が、「大当り」や「はずれ」の特図表示結果に割り当てられている。
In the special chart display result judgment table in this feature section 029SG, a numerical value (judgment value) that is compared with the random number value MR1 for judging the special chart display result is assigned to the special chart display result of "jackpot" or "miss" depending on whether the game state of the
特図表示結果判定テーブルにおいて、特図表示結果判定用の乱数値MR1と比較される判定値を示すテーブルデータは、特図表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御するか否かの決定結果に割り当てられる判定用データとなっている。本特徴部029SGにおける特図表示結果判定テーブルでは、遊技状態が確変状態(高確状態)であるときに、通常状態または時短状態(低確状態)であるときよりも多くの判定値が、「大当り」の特図表示結果に割り当てられている。これにより、パチンコ遊技機1において確変制御が行われる確変状態(高確状態)では、通常状態または時短状態(低確状態)であるときに特図表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御すると決定される確率(本特徴部029SGでは約1/300)に比べて、特図表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御すると決定される確率が高くなる(本特徴部029SGでは約1/30)。即ち、特図表示結果判定テーブルでは、パチンコ遊技機1における遊技状態が確変状態(高確状態)であるときに、通常状態や時短状態であるときに比べて大当り遊技状態に制御すると決定される確率が高くなるように、判定用データが大当り遊技状態に制御するか否かの決定結果に割り当てられている。
In the special chart display result judgment table, the table data indicating the judgment value to be compared with the random number value MR1 for judging the special chart display result is judgment data assigned to the decision result of whether or not to control the special chart display result to a jackpot game state as a "jackpot". In the special chart display result judgment table in this feature part 029SG, when the game state is a probability variable state (high probability state), more judgment values are assigned to the special chart display result of "jackpot" than when it is in a normal state or a time-saving state (low probability state). As a result, in the probability variable state (high probability state) in which the probability variable control is performed in the
図11-4(A)は、ROM101に記憶される大当り種別判定テーブルの構成例を示している。本特徴部029SGにおける大当り種別判定テーブルは、特図表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御すると決定されたときに、大当り種別判定用の乱数値MR2に基づき、大当り種別を複数種類のいずれかに決定するために参照されるテーブルである。大当り種別判定テーブルでは、特図ゲームにおいて可変表示(変動表示)が行われた特別図柄が第1特図(第1特別図柄表示装置お4Aによる特図ゲーム)であるか第2特図(第2特別図柄表示装置4Bによる特図ゲーム)であるかに応じて、大当り種別判定用の乱数値MR2と比較される数値(判定値)が、「非確変大当り」や「確変大当りA」、「確変大当りB」、「確変大当りC」といった複数種類の大当り種別に割り当てられている。
Figure 11-4 (A) shows an example of the configuration of the jackpot type determination table stored in
ここで、本特徴部029SGにおける大当り種別について、図11-4(B)を用いて説明すると、本特徴部029SGでは、大当り種別として、大当り遊技状態の終了後において高確制御と時短制御とが実行されて高確高ベース状態に移行する「確変大当りA」や「確変大当りB」と、大当り遊技状態の終了後において高確制御が実行されるが時短制御が実行されない高確低ベース状態に移行する「確変大当りC」と、大当り遊技状態の終了後において時短制御のみが実行されて低確高ベース状態に移行する「非確変大当り」とが設定されている。 Now, the types of jackpots in this feature section 029SG will be explained with reference to FIG. 11-4 (B). In this feature section 029SG, the jackpot types are set to "Probable variable jackpot A" and "Probable variable jackpot B", in which high probability control and time-saving control are executed after the jackpot game state ends, transitioning to a high probability, high base state; "Probable variable jackpot C", in which high probability control is executed but time-saving control is not executed after the jackpot game state ends, transitioning to a high probability, low base state; and "Non-probable variable jackpot", in which only time-saving control is executed after the jackpot game state ends, transitioning to a low probability, high base state.
「確変大当りA」による大当り遊技状態は、特別可変入賞球装置7を遊技者にとって有利な第1状態に変化させるラウンドが10回(いわゆる10ラウンド)、繰返し実行される通常開放大当りである。一方、「確変大当りB」による大当り遊技状態は、特別可変入賞球装置7を遊技者にとって有利な第1状態に変化させるラウンドが5回(いわゆる5ラウンド)、繰返し実行される通常開放大当りである。「確変大当りC」による大当り遊技状態は、特別可変入賞球装置7を遊技者にとって有利な第1状態に変化させるラウンドが2回(いわゆる2ラウンド)、繰返し実行される通常開放大当りである。また、「非確変大当り」による大当り遊技状態は、特別可変入賞球装置7を遊技者にとって有利な第1状態に変化させるラウンドが10回(いわゆる10ラウンド)、繰返し実行される通常開放大当りである。よって、「確変大当りA」を10ラウンド(10R)確変大当りと呼称し、「確変大当りB」を5ラウンド(5R)確変大当りと呼称し、「確変大当りC」を2ラウンド(2R)確変大当りと呼称する場合がある。
The jackpot game state by "probable jackpot A" is a normal opening jackpot in which the rounds that change the special variable winning
確変大当りA~確変大当りCの大当り遊技状態の終了後において実行される高確制御と時短制御は、該大当り遊技状態の終了後において再度大当りが発生するまで継続して実行される。よって、再度発生した大当りが確変大当りA~確変大当りCのいずれかである場合には、大当り遊技状態の終了後に再度、高確制御と時短制御が実行されるので、大当り遊技状態が通常状態を介することなく連続的に発生する、いわゆる連荘状態となる。 The high probability control and time-saving control executed after the end of a jackpot game state of a special jackpot A to a special jackpot C will continue to be executed until another jackpot occurs after the end of the jackpot game state. Therefore, if the jackpot that occurs again is one of the special jackpots A to C, the high probability control and time-saving control will be executed again after the end of the jackpot game state, resulting in a so-called consecutive jackpot state in which jackpot game states occur consecutively without going through the normal state.
一方、「非確変大当り」による大当り遊技状態の終了後において実行される時短制御は、所定回数(本特徴部029SGでは100回)の特図ゲームが実行されること、或いは該所定回数の特図ゲームが実行される前に大当り遊技状態となることにより終了する。 On the other hand, the time-saving control that is executed after the end of the jackpot game state due to a "non-variable jackpot" ends when a specified number of special games (100 times in this feature part 029SG) are played, or when the jackpot game state is reached before the specified number of special games are played.
図11-4(A)に示す大当り種別判定テーブルの設定例では、可変表示される特図が第1特図であるか第2特図であるかに応じて、「確変大当りA」、「確変大当りB」、「確変大当りC」、「非確変大当り」の大当り種別に対する判定値の割当てが異なっている。即ち、可変表示される特図が第1特図である場合には、所定範囲の判定値(「81」~「100」の範囲の値)がラウンド数の少ない「確変大当りB」や「確変大当りC」の大当り種別に割り当てられる一方で、可変表示される特図が第2特図である場合には、「確変大当りB」や「確変大当りC」の大当り種別に対して判定値が割り当てられていない。このような設定により、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図を用いた特図ゲームを開始するための第1開始条件が成立したことにもとづいて大当り種別を複数種類のいずれかに決定する場合と、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図を用いた特図ゲームを開始するための第2開始条件が成立したことにもとづいて大当り種別を複数種類のいずれかに決定する場合とで、大当り種別をラウンド数の少ない「確変大当りB」や「確変大当りC」に決定する割合を、異ならせることができる。特に、第2特図を用いた特図ゲームでは大当り種別を「確変大当りB」や「確変大当りC」としてラウンド数の少ない大当り状態に制御すると決定されることがないので、例えば時短制御に伴う高開放制御により、可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口に遊技球が進入しやすい遊技状態において、得られる賞球が少ない大当り状態の頻発を回避して遊技興趣が低下してしまうことを防止できるようになっている。
In the example of the jackpot type determination table shown in FIG. 11-4(A), the allocation of determination values to the jackpot types "Probable variable jackpot A", "Probable variable jackpot B", "Probable variable jackpot C", and "Non-probable variable jackpot" differs depending on whether the variably displayed special chart is the first special chart or the second special chart. In other words, when the variably displayed special chart is the first special chart, a predetermined range of determination values (values in the range of "81" to "100") are assigned to the jackpot types "Probable variable jackpot B" and "Probable variable jackpot C" with fewer rounds, whereas when the variably displayed special chart is the second special chart, no determination value is assigned to the jackpot types "Probable variable jackpot B" and "Probable variable jackpot C". With this setting, the ratio of determining the jackpot type to "probable jackpot B" or "probable jackpot C" with fewer rounds can be made different between the case where the jackpot type is determined to be one of a plurality of types based on the establishment of the first start condition for starting a special game using the first special symbol by the first special
尚、図11-4(A)に示す大当り種別判定テーブルの設定例では、「非確変」の大当り種別に対する判定値の割当ては、第1特図の特図ゲームであるか第2特図であるかに係わらず同一とされているので、非確変の大当りとなる確率と確変の大当りとなる確率は、第1特図の特図ゲームであるか第2特図であるかにかかわらず同一とされている。 In the example of the jackpot type determination table shown in FIG. 11-4(A), the allocation of the determination value for the "non-probability variable" jackpot type is the same regardless of whether it is the first special chart game or the second special chart game, so the probability of a non-probability variable jackpot and the probability of a probability variable jackpot are the same regardless of whether it is the first special chart game or the second special chart game.
よって、前述したように、「確変大当りB」や「確変大当りC」に対する判定値の割り当てが、第1特図の特図ゲームであるか第2特図であるかに応じて異なることに応じて、「確変大当りA」に対する判定値の割り当ても第1特図の特図ゲームであるか第2特図であるかに応じて異なり、ラウンド数の多い「確変大当りA」については、第2特図の特図ゲームである場合の方が第1特図の特図ゲームである場合よりも決定され易くなるように設定されている。 As described above, the allocation of judgment values for "Probable Variable Jackpot B" and "Probable Variable Jackpot C" differs depending on whether it is the first special chart game or the second special chart, and accordingly, the allocation of judgment values for "Probable Variable Jackpot A" also differs depending on whether it is the first special chart game or the second special chart, and for "Probable Variable Jackpot A" which has a larger number of rounds, it is set up so that it is easier to determine in the second special chart game than in the first special chart game.
尚、第2特図の特図ゲームである場合にも、第1特図の特図ゲームである場合とは異なる所定範囲の判定値が、「確変大当りB」や「確変大当りC」の大当り種別に割り当てられるようにしてもよい。例えば、第2特図の特図ゲームである場合には、第1特図の特図ゲームである場合に比べて少ない判定値が、「確変大当りB」や「確変大当りC」の大当り種別に割り当てられてもよい。あるいは、第1特図の特図ゲームであるか第2特図であるかにかかわらず、共通のテーブルデータを参照して、大当り種別の決定を行うようにしてもよい。 In addition, even in the case of the special chart game of the second special chart, a predetermined range of judgment values different from that in the case of the special chart game of the first special chart may be assigned to the jackpot type of "Probable jackpot B" or "Probable jackpot C". For example, in the case of the special chart game of the second special chart, a smaller judgment value than that in the case of the special chart game of the first special chart may be assigned to the jackpot type of "Probable jackpot B" or "Probable jackpot C" compared to the case of the special chart game of the first special chart. Alternatively, regardless of whether it is a special chart game of the first special chart or the second special chart, the jackpot type may be determined by referring to common table data.
図11-5は、本特徴部029SGにおける変動パターンを示している。本特徴部029SGでは、可変表示結果が「はずれ」となる場合のうち、飾り図柄の可変表示態様が「非リーチ」である場合と「リーチ」である場合のそれぞれに対応して、また、可変表示結果が「大当り」となる場合に対応して、複数の変動パターンが予め用意されている。尚、可変表示結果が「はずれ」で飾り図柄の変動表示態様が「非リーチ」である場合に対応した変動パターンは、非リーチ変動パターン(「非リーチはずれ変動パターン」ともいう)と称され、可変表示結果が「はずれ」で飾り図柄の変動表示態様が「リーチ」である場合に対応した変動パターンは、リーチ変動パターン(「リーチはずれ変動パターン」ともいう)と称される。また、非リーチ変動パターンとリーチ変動パターンは、可変表示結果が「はずれ」となる場合に対応したはずれ変動パターンに含まれる。可変表示結果が「大当り」である場合に対応した変動パターンは、大当り変動パターンと称される。 Figure 11-5 shows the variation patterns in this feature part 029SG. In this feature part 029SG, a plurality of variation patterns are prepared in advance for the cases where the variable display result is a "miss" and the variable display state of the decorative pattern is a "non-reach" and a "reach", respectively, and for the case where the variable display result is a "jackpot". The variation pattern corresponding to the case where the variable display result is a "miss" and the variable display state of the decorative pattern is a "non-reach" is called a non-reach variation pattern (also called a "non-reach miss variation pattern"), and the variation pattern corresponding to the case where the variable display result is a "miss" and the variable display state of the decorative pattern is a "reach" is called a reach variation pattern (also called a "reach miss variation pattern"). The non-reach variation pattern and the reach variation pattern are included in the miss variation pattern corresponding to the case where the variable display result is a "miss". The variation pattern that corresponds to the variable display result being "jackpot" is called the jackpot variation pattern.
大当り変動パターンやリーチ変動パターンには、ノーマルリーチのリーチ演出が実行されるノーマルリーチ変動パターンと、スーパーリーチのリーチ演出が実行されるスーパーリーチ変動パターンとがある。尚、本特徴部029SGでは、ノーマルリーチ変動パターンを1種類設けているが、本発明はこれに限定されるものではなく、2種類以上のノーマルリーチ変動パターンを設けてもよい。また、本特徴部029SGでは、スーパーリーチ変動パターンとしてスーパーリーチα、スーパーリーチβ、スーパーリーチγ、スーパーリーチδ、スーパーリーチε、スーパーリーチζ、スーパーリーチη、スーパーリーチθ、スーパーリーチι、スーパーリーチκ、スーパーリーチλの11種類の変動パターンを設けているが、本発明はこれに限定さるものではなく、スーパーリーチ変動パターンを12種類以上或いは10種類以下のみ設けてもよい。 There are two types of jackpot fluctuation patterns and reach fluctuation patterns: a normal reach fluctuation pattern in which a normal reach reach performance is executed, and a super reach fluctuation pattern in which a super reach reach performance is executed. Note that, although this feature section 029SG has one type of normal reach fluctuation pattern, the present invention is not limited to this, and two or more types of normal reach fluctuation patterns may be provided. Also, in this feature section 029SG, eleven types of fluctuation patterns are provided as super reach fluctuation patterns: Super reach α, Super reach β, Super reach γ, Super reach δ, Super reach ε, Super reach ζ, Super reach η, Super reach θ, Super reach ι, Super reach κ, and Super reach λ, but the present invention is not limited to this, and 12 or more types of super reach fluctuation patterns or only 10 or less types may be provided.
尚、本特徴部029SGにおけるスーパーリーチ変動パターンは、スーパーリーチαの変動パターンとして可変表示結果が大当りとなる変動パターン(PB1-2)とはずれとなる変動パターン(PA2-2)、スーパーリーチβの変動パターンとして可変表示結果が大当りとなる変動パターン(PB1-3)とはずれとなる変動パターン(PA2-3)と、スーパーリーチγの変動パターンとして可変表示結果が大当りとなる変動パターン(PB1-4)とはずれとなる変動パターン(PA2-4)と、スーパーリーチδの変動パターンとして可変表示結果がはずれとなる変動パターン(PA2-5)と、スーパーリーチεの変動パターンとして可変表示結果がはずれとなる変動パターン(PA2-6)と、スーパーリーチζの変動パターンとして可変表示結果が大当りとなる変動パターン(PB1-5)とはずれとなる変動パターン(PA2-7)と、スーパーリーチηの変動パターンとして可変表示結果が大当りとなる変動パターン(PB1-6)とはずれとなる変動パターン(PA2-8)と、スーパーリーチθの変動パターンとして可変表示結果が大当りとなる変動パターン(PB1-7)とはずれとなる変動パターン(PA2-9)と、スーパーリーチιの変動パターンとして可変表示結果が大当りとなる変動パターン(PB1-8)とはずれとなる変動パターン(PA2-10)と、スーパーリーチκの変動パターンとして可変表示結果が大当りとなる変動パターン(PB1-9)とはずれとなる変動パターン(PA2-11)と、スーパーリーチλの変動パターンとして可変表示結果が大当りとなる変動パターン(PB1-10)とはずれとなる変動パターン(PA2-12)と、が設けられている。 The Super Reach fluctuation patterns in this feature part 029SG are: Super Reach α fluctuation patterns in which the variable display result is a jackpot (PB1-2) and a miss (PA2-2); Super Reach β fluctuation patterns in which the variable display result is a jackpot (PB1-3) and a miss (PA2-3); Super Reach γ fluctuation patterns in which the variable display result is a jackpot (PB1-4) and a miss (PA2-4); Super Reach δ fluctuation patterns in which the variable display result is a miss (PA2-5); Super Reach ε fluctuation patterns in which the variable display result is a miss (PA2-6); and Super Reach ζ fluctuation patterns in which the variable display result is a jackpot (PB1-5). There are provided a variation pattern (PA2-7) where the variable display result is a miss, a variation pattern (PB1-6) where the variable display result is a jackpot as a variation pattern for Super Reach η and a variation pattern (PA2-8) where the variable display result is a miss, a variation pattern (PB1-7) where the variable display result is a jackpot as a variation pattern for Super Reach θ and a variation pattern (PA2-9) where the variable display result is a jackpot as a variation pattern for Super Reach ι and a variation pattern (PB1-8) where the variable display result is a miss, a variation pattern (PA2-11) where the variable display result is a jackpot as a variation pattern for Super Reach κ and a variation pattern (PB1-9) where the variable display result is a miss, and a variation pattern (PA2-12) where the variable display result is a jackpot as a variation pattern for Super Reach λ.
図11-5に示すように、本特徴部029SGにおけるノーマルリーチのリーチ演出が実行されるノーマルリーチ変動パターンの特図変動時間については、スーパーリーチ変動パターンよりも短く設定されている。 As shown in Figure 11-5, the special chart change time of the normal reach change pattern in which the reach performance of the normal reach in this feature part 029SG is executed is set shorter than that of the super reach change pattern.
尚、本特徴部029SGでは、スーパーリーチ、ノーマルリーチ、非リーチの順に可変表示結果が「大当り」となる大当り期待度が高くなるように設定されているため、ノーマルリーチ変動パターン及びスーパーリーチ変動パターンにおいては一部の例外を除き特図変動時間が長いほど大当り期待度が高くなっている。 In addition, in this feature section 029SG, the variable display result is set in the order of super reach, normal reach, and non-reach so that the probability of a jackpot increasing. Therefore, with some exceptions, in the normal reach variation pattern and super reach variation pattern, the longer the special chart variation time, the higher the probability of a jackpot.
特に、スーパーリーチβ変動パターンの特図変動時間は、スーパーリーチα変動パターンの特図変動時間よりも長く設定されており、スーパーリーチγ変動パターンの特図変動時間は、スーパーリーチβ変動パターンの特図変動時間よりも長く設定されており、スーパーリーチδ変動パターンの特図変動時間は、スーパーリーチγ変動パターンの特図変動時間よりも長く設定されており、スーパーリーチε変動パターンの特図変動時間は、スーパーリーチδ変動パターンの特図変動時間よりも長く設定されており、スーパーリーチζ変動パターンの特図変動時間は、スーパーリーチε変動パターンの特図変動時間よりも長く設定されており、スーパーリーチη変動パターンの特図変動時間は、スーパーリーチζ変動パターンの特図変動時間よりも長く設定されており、スーパーリーチθ変動パターンの特図変動時間は、スーパーリーチη変動パターンの特図変動時間よりも長く設定されており、スーパーリーチι変動パターンの特図変動時間は、スーパーリーチθ変動パターンの特図変動時間よりも長く設定されており、スーパーリーチκ変動パターンの特図変動時間は、スーパーリーチι変動パターンの特図変動時間よりも長く設定されている。 In particular, the special chart change time of the Super Reach β fluctuation pattern is set longer than the special chart change time of the Super Reach α fluctuation pattern, the special chart change time of the Super Reach γ fluctuation pattern is set longer than the special chart change time of the Super Reach β fluctuation pattern, the special chart change time of the Super Reach δ fluctuation pattern is set longer than the special chart change time of the Super Reach γ fluctuation pattern, the special chart change time of the Super Reach ε fluctuation pattern is set longer than the special chart change time of the Super Reach δ fluctuation pattern, and the special chart change time of the Super Reach ζ fluctuation pattern is set longer than the special chart change time of the Super The special chart change time is set longer than the special chart change time of the reach ε change pattern, the special chart change time of the super reach η change pattern is set longer than the special chart change time of the super reach ζ change pattern, the special chart change time of the super reach θ change pattern is set longer than the special chart change time of the super reach η change pattern, the special chart change time of the super reach ι change pattern is set longer than the special chart change time of the super reach θ change pattern, and the special chart change time of the super reach κ change pattern is set longer than the special chart change time of the super reach ι change pattern.
尚、これらスーパーリーチα変動パターン~スーパーリーチκ変動パターンのうち、スーパーリーチδ変動パターンとスーパーリーチε変動パターンについては可変表示結果が大当りとなる変動パターンが設けられていない。つまり、これらスーパーリーチα変動パターン~スーパーリーチκ変動パターンについては、スーパーリーチδ変動パターンとスーパーリーチε変動パターンとを除外した変動パターンについて、スーパーリーチα変動パターンが最も特図変動時間が短く且つ大当り期待度が低く設定されているとともに、特図変動時間が長くなるにつれて大当り期待度が高まるように設定されている。 In addition, among these Super Reach α fluctuation pattern to Super Reach κ fluctuation pattern, there are no fluctuation patterns for the Super Reach δ fluctuation pattern and the Super Reach ε fluctuation pattern that result in a jackpot. In other words, among these Super Reach α fluctuation pattern to Super Reach κ fluctuation pattern, excluding the Super Reach δ fluctuation pattern and the Super Reach ε fluctuation pattern, the Super Reach α fluctuation pattern is set to have the shortest special chart fluctuation time and the lowest jackpot expectation, and the longer the special chart fluctuation time, the higher the jackpot expectation.
更に、本特徴部029SGにおいては、スーパーリーチκ変動パターンよりも大当り期待度が高いスーパーリーチ変動パターンとして、スーパーリーチλ変動パターンが設けられている。該スーパーリーチλ変動パターンは、例外的に特図変動時間がスーパーリーチζ変動パターンよりも長く且つスーパーリーチη変動パターンよりも短く設定されている。 Furthermore, in this feature part 029SG, a Super Reach λ fluctuation pattern is provided as a Super Reach fluctuation pattern with a higher expectation of a jackpot than the Super Reach κ fluctuation pattern. The Super Reach λ fluctuation pattern is exceptionally set to have a special chart fluctuation time longer than the Super Reach ζ fluctuation pattern and shorter than the Super Reach η fluctuation pattern.
また、本特徴部029SGにおいては、後述するように、これら変動パターンを、変動パターン判定用の乱数値MR3のみを用いて決定するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、たとえば、変動パターン判定用の乱数値MR3に加えて、変動パターン種別判定用の乱数値を設けて、これら変動パターン種別判定用の乱数値から変動パターンの種別を先に決定してから、該決定した種別に属する変動パターンを決定するようにしてもよい。 In addition, in this feature part 029SG, as described below, these fluctuation patterns are determined using only the random number value MR3 for determining the fluctuation pattern, but the present invention is not limited to this. For example, in addition to the random number value MR3 for determining the fluctuation pattern, a random number value for determining the type of fluctuation pattern may be provided, and the type of fluctuation pattern may first be determined from these random number values for determining the type of fluctuation pattern, and then the fluctuation pattern belonging to the determined type may be determined.
尚、図11-5及び図11-7(A)に示すように、スーパーリーチα変動パターン(PA2-2、PB1-2)は、可変表示中においてスーパーリーチのリーチ演出として実行期間の長さがL1のリーチ演出Aを実行し、該リーチ演出Aの演出結果として可変表示結果を報知する変動パターンである。図11-5及び図11-7(B)に示すように、スーパーリーチβ変動パターン(PA2-3、PB1-3)は、可変表示中においてスーパーリーチのリーチ演出として実行期間の長さがL2(L2>L1)のリーチ演出Bを実行し、該リーチ演出Bの演出結果として可変表示結果を報知する変動パターンである。 As shown in Figures 11-5 and 11-7 (A), the super reach α variation pattern (PA2-2, PB1-2) is a variation pattern in which reach performance A with an execution period length of L1 is executed as a reach performance of a super reach during variable display, and the variable display result is announced as the performance result of the reach performance A. As shown in Figures 11-5 and 11-7 (B), the super reach β variation pattern (PA2-3, PB1-3) is a variation pattern in which reach performance B with an execution period length of L2 (L2>L1) is executed as a reach performance of a super reach during variable display, and the variable display result is announced as the performance result of the reach performance B.
図11-7(A)及び図11-7(B)に示すように、スーパーリーチα変動パターンとスーパーリーチβ変動パターンとは、可変表示開始タイミングからリーチ演出の終了タイミング(可変表示結果の報知タイミング)に亘って、高期待度リーチ演出発展報知演出の実行を示唆するメータ演出を実行可能な変動パターンでもある。尚、前述したようにリーチ演出Bの実行期間の長さL2はリーチ演出Aの実行期間の長さL1よりも長期間に設定されているため、スーパーリーチβ変動パターンにおけるメータ演出実行可能期間の長さL5は、スーパーリーチα変動パターンにおけるメータ演出実行可能期間の長さL4よりも長期間に設定されている(L5>L4)。 As shown in Figures 11-7 (A) and 11-7 (B), the Super Reach α fluctuation pattern and the Super Reach β fluctuation pattern are also fluctuation patterns that can execute a meter effect that suggests the execution of a high-expectation reach effect development notification effect from the variable display start timing to the reach effect end timing (variable display result notification timing). As mentioned above, since the length L2 of the execution period of reach effect B is set to be longer than the length L1 of the execution period of reach effect A, the length L5 of the meter effect execution period in the Super Reach β fluctuation pattern is set to be longer than the length L4 of the meter effect execution period in the Super Reach α fluctuation pattern (L5>L4).
図11-5及び図11-7(C)に示すように、スーパーリーチγ変動パターン(PA2-4、PB1-4)は、可変表示中においてスーパーリーチのリーチ演出としてリーチ演出Cまたはリーチ演出Dを実行し、これらリーチ演出Cまたはリーチ演出Dの演出結果として可変表示結果を報知する変動パターンである。尚、リーチ演出Cとリーチ演出Dとはどちらも実行期間が長さL3に設定されている。また、スーパーリーチγ変動パターンは、リーチ演出Cやリーチ演出Dの実行期間中において、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果として可変表示結果が報知された後に更にリーチ演出Hが実行されることを報知するリーチ演出H発展報知演出と、リーチ演出Fとリーチ演出Iとのどちらかが実行されることを報知する高期待度リーチ演出発展報知演出と、のどちらが実行されるか(どちらの報知演出に分岐するか)を示唆する分岐先示唆演出を実行可能な変動パターンでもある。 As shown in Figure 11-5 and Figure 11-7 (C), the super reach γ variation pattern (PA2-4, PB1-4) is a variation pattern in which reach performance C or reach performance D is executed as the reach performance of the super reach during the variable display, and the variable display result is notified as the performance result of the reach performance C or reach performance D. The execution period of both reach performance C and reach performance D is set to length L3. In addition, the super reach γ variation pattern is also a variation pattern capable of executing a branch destination suggestion performance that suggests which of the following will be executed (which notification performance to branch to) during the execution period of reach performance C or reach performance D: a reach performance H development notification performance that notifies that a reach performance H will be executed after the variable display result is notified as the performance result of reach performance C or reach performance D, and a high expectation reach performance development notification performance that notifies that either reach performance F or reach performance I will be executed.
図11-5及び図11-7(D)に示すように、スーパーリーチδ変動パターン(PA2-5)は、可変表示中においてスーパーリーチのリーチ演出として実行期間の長さがL2のリーチ演出Bを実行して可変表示結果がはずれであることを報知した後にリーチ演出Eへの発展を示唆するリーチ演出E発展示唆演出を実行可能(リーチ演出E発展示唆演出実行可能期間の長さ:L6a)であり、最終的にリーチ演出Eに発展せずはずれを報知する変動パターンである。尚、スーパーリーチδ変動パターンは、スーパーリーチβ変動パターンと同じく、可変表示の開始タイミングからリーチ演出の終了タイミングに亘ってメータ演出を実行可能(メータ演出実行可能期間の長さ:L5)な変動パターンでもあり、メータ演出実行可能期間の長さL5は、リーチ演出E発展示唆演出実行可能期間の長さL6aよりも長く設定されている。 As shown in Figure 11-5 and Figure 11-7 (D), the super reach δ variation pattern (PA2-5) is a variation pattern in which a reach performance B with an execution period length of L2 is executed as a reach performance of the super reach during the variable display, and then a reach performance E development suggestive performance suggesting development to a reach performance E can be executed (length of the reach performance E development suggestive performance executable period: L6a), and finally, it is a variation pattern that does not develop to a reach performance E and notifies of a miss. Note that the super reach δ variation pattern, like the super reach β variation pattern, is also a variation pattern in which a meter performance can be executed from the start timing of the variable display to the end timing of the reach performance (length of the meter performance executable period: L5), and the length L5 of the meter performance executable period is set longer than the length L6a of the reach performance E development suggestive performance executable period.
図11-5及び図11-8(E)に示すように、スーパーリーチε変動パターン(PA2-6)は、可変表示中においてスーパーリーチのリーチ演出としてリーチ演出Cまたはリーチ演出D(いずれのリーチ演出の実行期間の長さもL3)を実行して可変表示結果がはずれであることを報知した後にリーチ演出Gへの発展を示唆するリーチ演出G発展示唆演出を実行可能であり、最終的にリーチ演出Gに発展せずにはずれを報知する変動パターンである。また、スーパーリーチε変動パターンは、リーチ演出Cやリーチ演出Dの実行期間中において、分岐先示唆演出を実行可能な変動パターンでもある。 As shown in Figure 11-5 and Figure 11-8 (E), the super reach ε variation pattern (PA2-6) is a variation pattern in which, during the variable display, reach performance C or reach performance D (the execution period of either reach performance is L3) is executed as the reach performance of the super reach, and the variable display result is notified that it is a miss, and then a reach performance G development suggestion performance is executed, which suggests development to reach performance G, and finally notifies of a miss without developing to reach performance G. The super reach ε variation pattern is also a variation pattern in which a branch destination suggestion performance can be executed during the execution period of reach performance C or reach performance D.
図11-5及び図11-8(F)に示すように、スーパーリーチζ変動パターン(PA2-7、PB1-5)は、可変表示中においてスーパーリーチのリーチ演出として実行期間の長さがL2のリーチ演出Bを実行して可変表示結果がはずれであることを報知した後にリーチ演出E発展示唆演出を実行可能であり、更にリーチ演出Eに発展することを報知するリーチ演出E発展報知演出(リーチ演出E発展報知演出の実行期間の長さ:L6b)を実行した後にリーチ演出Eを実行する変動パターンである。尚、スーパーリーチζ変動パターンは、可変表示の開始タイミングからリーチ演出Bの終了タイミングに亘って、メータ演出を実行可能(メータ演出実行可能期間の長さ:L5)な変動パターンでもある。メータ演出実行可能期間の長さL5は、リーチ演出E発展示唆演出実行可能期間の長さL6aよりも長く設定されている。尚、リーチ演出E発展報知演出の実行期間の長さL6bは、メータ演出実行可能期間の長さL5よりも短く設定されている。また、スーパーリーチζ変動パターンは、リーチ演出E発展報知演出開始タイミングからリーチ演出Eの終了タイミング(可変表示結果の報知タイミング)までの期間の長さがL11に設定されている。 As shown in Figure 11-5 and Figure 11-8 (F), the super reach ζ variation pattern (PA2-7, PB1-5) is a variation pattern in which a reach performance B with an execution period length of L2 is executed as a reach performance of the super reach during the variable display, and a reach performance E development suggestion performance is executed after notifying that the variable display result is a miss, and then a reach performance E development notification performance (length of execution period of reach performance E development notification performance: L6b) that notifies that it will develop into a reach performance E is executed, and then a reach performance E is executed. The super reach ζ variation pattern is also a variation pattern in which a meter performance can be executed (length of meter performance executable period: L5) from the start timing of the variable display to the end timing of the reach performance B. The length L5 of the meter performance executable period is set longer than the length L6a of the reach performance E development suggestion performance executable period. The length L6b of the execution period of the reach performance E development notification performance is set shorter than the length L5 of the meter performance executable period. In addition, the Super Reach ζ variation pattern has a period length from the start of the reach performance E development notification performance to the end of the reach performance E (the notification timing of the variable display result) set to L11.
図11-5及び図11-8(G)に示すように、スーパーリーチη変動パターン(PA2-8、PB1-6)は、可変表示中においてスーパーリーチのリーチ演出としてリーチ演出Aを実行し、該リーチ演出Aの途中から該リーチ演出Aに替えて大当り期待度が高いリーチ演出(本特徴部であれば後述するリーチ演出Fまたはリーチ演出I)に発展することを報知する高期待度リーチ演出発展報知演出をリーチ演出E発展報知演出の実行期間の長さL6bよりも長期間であるL7(L7>L6b)に亘って実行し、更にリーチ演出Fを実行する変動パターンである。尚、スーパーリーチη変動パターンは、可変表示の開始タイミングからリーチ演出Aが高期待度リーチ演出発展報知演出に切り替わるタイミングに亘って、メータ演出を実行可能(リーチ演出Aが途中で高期待度リーチ演出発展報知演出に切替わるので、メータ演出実行可能期間の長さはL4よりも短いL4’)な変動パターンでもある。また、スーパーリーチη変動パターンは、高期待度リーチ演出発展報知演出開始タイミングからリーチ演出Fの終了タイミング(可変表示結果の報知タイミング)までの期間の長さは、スーパーリーチζ変動パターンにおけるリーチ演出E発展報知演出の開始タイミングからリーチ演出Eの終了タイミングまでの期間の長さL11よりも長いL12(L12>L11)に設定されている。 As shown in Figures 11-5 and 11-8 (G), the super reach η variation pattern (PA2-8, PB1-6) is a variation pattern in which reach performance A is executed as the reach performance of the super reach during the variable display, and a high expectation reach performance development notification performance that notifies the player that the reach performance A will develop into a reach performance with a high expectation of a jackpot (reach performance F or reach performance I described later in this characteristic part) is executed for a period of L7 (L7>L6b) that is longer than the length of the execution period L6b of the reach performance E development notification performance, and then a reach performance F is executed. The super reach η variation pattern is also a variation pattern in which a meter performance can be executed from the start timing of the variable display to the timing when the reach performance A switches to the high expectation reach performance development notification performance (the length of the meter performance execution period is L4', which is shorter than L4, because the reach performance A switches to the high expectation reach performance development notification performance halfway through). In addition, in the super reach η fluctuation pattern, the length of the period from the start timing of the high expectation reach performance development notification performance to the end timing of the reach performance F (the notification timing of the variable display result) is set to L12 (L12>L11), which is longer than the length of the period L11 from the start timing of the reach performance E development notification performance to the end timing of the reach performance E in the super reach ζ fluctuation pattern.
図11-5及び図11-8(H)に示すように、スーパーリーチθ変動パターン(PA2-9、PB1-7)は、可変表示中においてスーパーリーチのリーチ演出としてリーチ演出Cまたはリーチ演出D(いずれのリーチ演出の実行期間の長さもL3)を実行し、これらリーチ演出Cまたはリーチ演出Dにて可変表示結果がはずれであることを報知した後にリーチ演出G発展示唆演出を実行可能であり、更にリーチ演出Gに発展することを報知するリーチ演出G発展報知演出を高期待度リーチ演出発展報知演出の実行期間の長さL7よりも短期間であるL8(L7>L8)に亘って実行し、更にリーチ演出Gを実行する変動パターンである。また、スーパーリーチθ変動パターンは、リーチ演出Cやリーチ演出Dの実行期間中において、分岐先示唆演出を実行可能な変動パターンでもある。 As shown in Figure 11-5 and Figure 11-8 (H), the super reach θ variation pattern (PA2-9, PB1-7) is a variation pattern in which reach performance C or reach performance D (the execution period of either reach performance is L3) is executed as the reach performance of the super reach during the variable display, and after notifying that the variable display result is a miss in these reach performances C or reach performance D, a reach performance G development suggestion performance can be executed, and further, a reach performance G development notification performance that notifies that it will develop into reach performance G is executed for L8 (L7>L8), which is shorter than the execution period L7 of the high expectation reach performance development notification performance, and further the reach performance G is executed. The super reach θ variation pattern is also a variation pattern in which a branch destination suggestion performance can be executed during the execution period of reach performance C or reach performance D.
図11-5及び図11-9(I)に示すように、スーパーリーチι変動パターン(PA2-10、PB1-8)は、可変表示中においてスーパーリーチのリーチ演出としてリーチ演出Cまたはリーチ演出Dを実行し、これらリーチ演出Cまたはリーチ演出Dの途中からリーチ演出Cまたはリーチ演出Dに替えて事前演出及び前兆演出を実行し、更にリーチ演出Hに発展することを報知するリーチ演出H発展報知演出を実行してリーチ演出Hを実行する変動パターンである。また、スーパーリーチι変動パターンは、リーチ演出Cやリーチ演出Dの実行期間中において、分岐先示唆演出を実行可能な変動パターンでもある。 As shown in Figure 11-5 and Figure 11-9 (I), the super reach ι variation pattern (PA2-10, PB1-8) is a variation pattern in which reach performance C or reach performance D is executed as the reach performance of the super reach during variable display, and a pre-performance and a precursor performance are executed in place of reach performance C or reach performance D halfway through reach performance C or reach performance D, and then a reach performance H development notification performance is executed to notify that the performance will develop into reach performance H, thereby executing the reach performance H. The super reach ι variation pattern is also a variation pattern in which a branch destination suggestion performance can be executed during the execution period of reach performance C or reach performance D.
図11-5及び図11-9(J)に示すように、スーパーリーチκ変動パターン(PA2-11、PB1-9)は、可変表示中においてスーパーリーチのリーチ演出としてリーチ演出Cまたはリーチ演出Dを実行し、これらリーチ演出Cまたはリーチ演出Dの途中からリーチ演出Cまたはリーチ演出Dに替えて事前演出及び前兆演出を実行し、更に実行期間の長さがL7である高期待度リーチ演出発展報知演出を実行してリーチ演出Iを実行する変動パターンである。また、スーパーリーチκ変動パターンは、リーチ演出Cやリーチ演出Dの実行期間中において、分岐先示唆演出を実行可能な変動パターンでもある。また、スーパーリーチκ変動パターンは、高期待度リーチ演出発展報知演出開始タイミングからリーチ演出Iの終了タイミング(可変表示結果の報知タイミング)までの期間の長さは、スーパーリーチη変動パターンにおける高期待度リーチ演出発展報知演出の開始タイミングからリーチ演出Fの終了タイミングまでの期間の長さL12よりも長いL13(L13>L12>L11)に設定されている。 As shown in Figures 11-5 and 11-9 (J), the super reach κ variation pattern (PA2-11, PB1-9) is a variation pattern in which reach performance C or reach performance D is executed as the reach performance of the super reach during variable display, and a pre-performance and a precursor performance are executed in place of reach performance C or reach performance D halfway through reach performance C or reach performance D, and further a high expectation reach performance development notification performance with an execution period length of L7 is executed to execute reach performance I. The super reach κ variation pattern is also a variation pattern in which a branch destination suggestion performance can be executed during the execution period of reach performance C or reach performance D. In addition, in the super reach κ fluctuation pattern, the length of the period from the start timing of the high expectation reach performance development notification performance to the end timing of reach performance I (the notification timing of the variable display result) is set to L13 (L13>L12>L11), which is longer than the length of the period L12 from the start timing of the high expectation reach performance development notification performance to the end timing of reach performance F in the super reach η fluctuation pattern.
スーパーリーチλ変動パターン(PA2-12、PB1-10)は、可変表示中において他のスーパーリーチの変動パターンにおけるリーチよりも前のタイミングから実行期間の長さがL7である高期待度リーチ演出発展報知演出を実行してリーチ演出Iを実行する変動パターンである。尚、スーパーリーチλ変動パターンは、可変表示の開始タイミングから高期待度リーチ演出発展報知演出の開始タイミングに亘って、メータ演出を実行可能(リーチよりも前のタイミングから高期待度リーチ演出発展報知演出が実行されるので、メータ演出実行可能期間の長さはL4’よりも更に短いL4’’:L4>L4’>L4’’)な変動パターンでもある。また、スーパーリーチλ変動パターンは、高期待度リーチ演出発展報知演出開始タイミングからリーチ演出Iの終了タイミング(可変表示結果の報知タイミング)までの期間の長さは、スーパーリーチκと同じくL13(L13>L12>L11)に設定されている。 The Super Reach λ fluctuation pattern (PA2-12, PB1-10) is a fluctuation pattern that executes a high expectation reach performance development notification performance with a duration of L7 from a timing before the reach in other Super Reach fluctuation patterns during variable display, and executes the reach performance I. The Super Reach λ fluctuation pattern is also a fluctuation pattern that can execute a meter performance from the start timing of the variable display to the start timing of the high expectation reach performance development notification performance (since the high expectation reach performance development notification performance is executed from a timing before the reach, the duration of the meter performance execution period is L4'' which is even shorter than L4': L4>L4'>L4''). In addition, the length of the period from the start timing of the high expectation reach performance development notification performance to the end timing of the reach performance I (the notification timing of the variable display result) of the Super Reach κ is set to L13 (L13>L12>L11), the same as the Super Reach κ.
特に、図11-10(A)及び図11-10(B)に示すように、本特徴部029SGにおける高期待度リーチ演出発展報知演出としては、画像表示装置5の表示領域を暗転させることで該画像表示装置5に表示されている演出画像を視認困難とするブラックアウト演出と、該ブラックアウト演出の後に画像表示装置5において前セリフを表示する前段演出と、該前段演出の後の切替演出と、該切替演出の後に画像表示装置5において後セリフを表示する後段演出と、該後段演出の後に可動体32を画像表示装置5の上方である原点位置から画像表示装置5の表示領域の前面略中央位置に重複する演出位置まで落下(動作)させる可動体演出と、が実行されるようになっている。
In particular, as shown in Figures 11-10 (A) and 11-10 (B), the high expectation reach performance development notification performance in this feature section 029SG includes a blackout performance in which the display area of the
前段演出は、図11-10(B)及び図11-55に示すように、画像表示装置5に表示されたキャラクタが喋るセリフ内容を、文字画像029SG007として画像表示装置5の表示領域に表示するとともに、スピーカ8L,8Rから音声情報として出力する演出である。
As shown in Figures 11-10(B) and 11-55, the first stage performance is a performance in which the lines spoken by the character displayed on the
後段演出は、図11-10(B)及び図11-55に示すように、前段演出に続けて、キャラクタが喋るセリフ内容を、文字画像029SG008として画像表示装置5の表示領域に表示するとともに、スピーカ8L,8Rから音声情報として出力する演出である。
As shown in Figures 11-10(B) and 11-55, the latter stage performance follows the former stage performance and displays the lines spoken by the character as a text image 029SG008 in the display area of the
図11-10(B)に示すように、前段演出のセリフは「1人じゃない…みんなの力を見せてやる!」とされ、後段演出のセリフは、「ミラクルアタック!」とされている。 As shown in Figure 11-10 (B), the opening line is "You're not alone...we'll show you everyone's power!", and the closing line is "Miracle attack!".
より具体的には、前段演出は、第1期間と第2期間とから構成されており、第1期間においては、「1人じゃない…」のセリフがスピーカ8L、8Rから出力されるとともに、画像表示装置5の表示領域において該「1人じゃない…」の7文字が表示される。そして、第2期間においては、「みんなの力を見せてやる!」のセリフがスピーカ8L、8Rから出力されるとともに、画像表示装置5の表示領域において該「みんなの力を見せてやる!」の12文字が「1人じゃない…」の文字の下方に表示される。また、後段演出も、第1期間と第2期間とから構成されており、第1期間においては、「ミラクル」のセリフがスピーカ8L、8Rから出力されるとともに、画像表示装置5の表示領域において該「ミラクル」の4文字が表示される。そして、第2期間においては、「アタック!」のセリフがスピーカ8L、8Rから出力されるとともに、画像表示装置5の表示領域において該「アタック!」の5文字が「ミラクル」の文字の下方に表示される。
More specifically, the first stage performance is composed of a first period and a second period, and in the first period, the phrase "You're not alone..." is output from
つまり、本特徴部029SGにおける前段演出と後段演出とにおいては、前段演出の第1期間にて表示される文字数は、後段演出の第1期間にて表示される文字数よりも多く、前段演出の第2期間にて表示される文字数は、後段演出の第2期間にて表示される文字数よりも多い。 In other words, in the front and back performances of this feature part 029SG, the number of characters displayed in the first period of the front performance is greater than the number of characters displayed in the first period of the back performance, and the number of characters displayed in the second period of the front performance is greater than the number of characters displayed in the second period of the back performance.
また、図11-10(B)に示すように、前段演出におけるセリフの表示態様と、後段演出におけるセリフの表示態様とは異なっており、特に、後段演出におけるセリフは、前段演出におけるセリフの表示態様よりも強調度合いが高い表示態様にて表示されるようになっている。 Also, as shown in FIG. 11-10 (B), the display manner of the lines in the early performance differs from the display manner of the lines in the late performance, and in particular, the lines in the late performance are displayed in a manner that is more emphasized than the display manner of the lines in the early performance.
例えば、前段演出では、画像表示装置5の背景画面及びキャラクタ画像が暗い態様で表示されるとともに、複数文字(例えば、「1人じゃない…」)からなる文字画像029SG007は、第1期間において漸次大きく、かつ、明るくなる態様(フェードイン)にて表示され、次いで、複数文字(例えば、「みんなの力を見せてやる!」)からなる文字画像029SG007は、第2期間において漸次大きく、かつ、明るくなる態様(フェードイン)にて表示される。また、文字画像029SG007(例えば、「1人じゃない…みんなの力を見せてやる!」)が最も大きく、かつ、明るく表示された後は、漸次小さく、かつ、暗くなる態様(フェードアウト)にて表示され、最終的には消えていく。尚、文字画像029SG007はフェードインまたはフェードアウトしながら移動するようにしてもよい。
For example, in the first stage performance, the background screen and character image of the
一方、後段演出では、画像表示装置5の背景画面が前段演出よりも明るい態様で表示されるとともに、1文字からなる複数の文字画像029SG008(例えば、「ミ」「ラ」「ク」「ル」)は、第1期間において表示画面の右辺から順次中央に向けて自転しながら移動していくように(フレームイン)表示(動的表示)され、1文字からなる複数の文字画像029SG008(例えば、「ア」「タ」「ッ」「ク」「!」)は、第2期間において表示画面の下辺から中央に向けて自転しながら移動していくように(フレームイン)表示(動的表示)される。また、これら文字画像029SG008(例えば、「ミラクルアタック!」)が最も大きく、かつ、明るく表示された後は、周囲に向けて放射状に広がるように移動した後、最終的には表示画面外へ消えていく態様(フレームアウト)にて表示される。
On the other hand, in the latter stage performance, the background screen of the
図11-10(B)に示すように、前段演出の文字画像029SG007は、小さく、平面状(2次元)で、動き(フェードインによる表示態様の変化速度)は遅く、低い明度で表示される。一方、後段演出の文字画像029SG008は、前段演出の文字画像029SG007よりも、大きく、立体状(3次元)で、動き(フレームインによる表示態様の変化速度(移動速度))は速く、高い明度で表示される(図11-55参照)。 As shown in Figure 11-10 (B), the character image 029SG007 in the first stage performance is small, flat (two-dimensional), moves slowly (the speed at which the display mode changes due to fade-in), and is displayed at a low brightness. On the other hand, the character image 029SG008 in the second stage performance is larger, three-dimensional (three-dimensional), moves faster (the speed at which the display mode changes due to frame-in (movement speed)), and is displayed at a high brightness than the character image 029SG007 in the first stage performance (see Figure 11-55).
尚、前段演出における文字画像029SG007の最大の大きさと明度よりも、後段演出における文字画像029SG008の最大の大きさと明度の方が大きく、明るくなっていれば、フェードインやフレームインの際の文字画像の一部の大きさや明度が逆の関係になっていてもよい。また、前段演出と後段演出とでセリフ内容は異なっているが、少なくとも一部の内容が共通であってもよい。 In addition, as long as the maximum size and brightness of the character image 029SG008 in the latter performance is larger and brighter than the maximum size and brightness of the character image 029SG007 in the former performance, the size and brightness of a portion of the character image when fading in or framing in may be inversely related. Also, although the content of the dialogue differs between the former and latter performances, at least some of the content may be the same.
このように、セリフを構成する文字画像の大きさは小さいものより大きい方が強調度合いが高く、形態は平面的より立体的の方が強調度合いが高く、動きは遅いより速い方が強調度合いが高く、明度は低いより高い方が強調度合いが高いと言える。尚、上記では、文字画像の大きさ、形態、動き、明度について後段演出の方が前段演出よりも強調度合いが高い形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、後段演出の文字画像の大きさ、形態、動き、明度のうち少なくとも一の要素の強調度合いが前段演出の文字画像よりも高ければよい。また、上記以外にも、例えば、強調度合いは、文字の太さについては、細いものよりも太い方が高く、色については、彩度や明度が低いより高い方が高いもの等を含んでいてもよい。さらに、文字画像自体の表示態様だけでなく、文字画像の周囲にエフェクト画像などの特殊画像を表示することにより強調度合いを高めるようにしてもよい。 In this way, it can be said that the larger the size of the character images that make up the dialogue, the higher the degree of emphasis; the more three-dimensional the form is than the more planar, the higher the degree of emphasis is for faster movement than slower, and the higher the brightness is than the lower the degree of emphasis is. Note that in the above, the size, form, movement, and brightness of the character images are exemplified in the latter stage performance as being more emphasized than in the former stage performance, but the present invention is not limited to this, and it is sufficient that the degree of emphasis of at least one element of the size, form, movement, and brightness of the character images in the latter stage performance is higher than that of the character images in the former stage performance. In addition to the above, for example, the degree of emphasis may include a higher degree for thicker characters than for thin characters, and a higher degree for colors than for low saturation or brightness. Furthermore, the degree of emphasis may be increased not only by the display mode of the character images themselves, but also by displaying special images such as effect images around the character images.
図11-6は、本特徴部029SGにおける変動パターンの決定方法の説明図である。本特徴部029SGでは、実行する可変表示の表示結果や保留記憶数に応じて、選択する変動パターン判定テーブルを異ならせている。 Figure 11-6 is an explanatory diagram of how the variation pattern is determined in this feature part 029SG. In this feature part 029SG, the variation pattern determination table to be selected varies depending on the display result of the variable display to be executed and the number of reserved memories.
具体的には、図11-6に示すように、可変表示結果が大当りである場合は、大当り用変動パターン判定テーブルを選択し、該大当り用変動パターン判定テーブルを用いて変動パターンをPB1-1(ノーマルリーチ大当りの変動パターン)、PB1-2(スーパーリーチα大当りの変動パターン)、PB1-3(スーパーリーチβ大当りの変動パターン)、PB1-4(スーパーリーチγ大当りの変動パターン)、PB1-5(スーパーリーチζ大当りの変動パターン)、PB1-6(スーパーリーチη大当りの変動パターン)、PB1-7(スーパーリーチθ大当りの変動パターン)、PB1-8(スーパーリーチι大当りの変動パターン)、PB1-9(スーパーリーチκ大当りの変動パターン)、PB1-10(スーパーリーチλ大当りの変動パターン)とから決定する。 Specifically, as shown in FIG. 11-6, when the variable display result is a jackpot, the jackpot fluctuation pattern determination table is selected, and the fluctuation pattern is determined from PB1-1 (normal reach jackpot fluctuation pattern), PB1-2 (super reach α jackpot fluctuation pattern), PB1-3 (super reach β jackpot fluctuation pattern), PB1-4 (super reach γ jackpot fluctuation pattern), PB1-5 (super reach ζ jackpot fluctuation pattern), PB1-6 (super reach η jackpot fluctuation pattern), PB1-7 (super reach θ jackpot fluctuation pattern), PB1-8 (super reach ι jackpot fluctuation pattern), PB1-9 (super reach κ jackpot fluctuation pattern), and PB1-10 (super reach λ jackpot fluctuation pattern) using the jackpot fluctuation pattern determination table.
尚、大当り用変動パターン判定テーブルを用いて変動パターンを決定する場合は、PB1-1(ノーマルリーチ大当りの変動パターン)の決定割合を最も低く設定し、PB1-2(スーパーリーチα大当りの変動パターン)、PB1-3(スーパーリーチβ大当りの変動パターン)、PB1-4(スーパーリーチγ大当りの変動パターン)、PB1-5(スーパーリーチζ大当りの変動パターン)、PB1-6(スーパーリーチη大当りの変動パターン)、PB1-7(スーパーリーチθ大当りの変動パターン)、PB1-8(スーパーリーチι大当りの変動パターン)、PB1-9(スーパーリーチκ大当りの変動パターン)、PB1-10(スーパーリーチλ大当りの変動パターン)の順に決定割合を高めるように設定すればよい(大当り変動パターン判定テーブル選択時の各スーパーリーチ変動パターンの決定割合:PB1-2<PB1-3<PB1-4<PB1-5<PB1-6<PB1-7<PB1-8<PB1-9<PB1-10)。 When using the jackpot fluctuation pattern judgment table to determine the fluctuation pattern, the determination ratio of PB1-1 (fluctuation pattern of normal reach jackpot) is set to the lowest, followed by PB1-2 (fluctuation pattern of super reach α jackpot), PB1-3 (fluctuation pattern of super reach β jackpot), PB1-4 (fluctuation pattern of super reach γ jackpot), PB1-5 (fluctuation pattern of super reach ζ jackpot), PB1-6 (fluctuation pattern of super reach η jackpot), PB1-7 (fluctuation pattern of super reach α jackpot), PB1-8 (fluctuation pattern of super reach γ jackpot), PB1-9 (fluctuation pattern of super reach γ jackpot), PB1-10 (fluctuation pattern of super reach α jackpot), PB1-11 (fluctuation pattern of super reach γ jackpot), PB1-12 (fluctuation pattern of super reach α jackpot), PB1-13 (fluctuation pattern of super reach β jackpot), PB1-14 (fluctuation pattern of super reach γ jackpot), PB1-15 (fluctuation pattern of super reach ζ jackpot), PB1-16 (fluctuation pattern of super reach η jackpot), PB1-17 (fluctuation pattern of super reach α jackpot), PB1-18 (fluctuation pattern of super reach α jackpot), PB1-19 (fluctuation pattern of super reach α jackpot), PB1-20 (fluctuation pattern of super reach α jackpot), PB1-21 (fluctuation pattern of super reach α jackpot), PB1-22 (fluctuation pattern of super reach α jackpot), PB1-23 (fluctuation pattern of super reach α jackpot), PB1-24 (fluctuation pattern of super reach α jackpot), PB1-25 (fluctuation The determination rate can be set to increase in the following order: PB1-1 (Pear Reach θ jackpot fluctuation pattern), PB1-8 (Super Reach ι jackpot fluctuation pattern), PB1-9 (Super Reach κ jackpot fluctuation pattern), PB1-10 (Super Reach λ jackpot fluctuation pattern) (Determination rate of each Super Reach fluctuation pattern when selecting the jackpot fluctuation pattern determination table: PB1-2<PB1-3<PB1-4<PB1-5<PB1-6<PB1-7<PB1-8<PB1-9<PB1-10).
尚、本特徴部029SGでは、可変表示結果が大当りであれば大当り種別にかかわらず同一の大当り用変動パターン判定テーブルを使用して変動パターンを決定する形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、PB1-1、PB1-2、PB1-3のうちいずれかの決定割合が異なる大当り用変動パターン判定テーブルを複数設け、少なくとも2以上の大当り変動パターンの決定割合が異なる大当り用変動パターン判定テーブルを複数設け、大当り種別に応じて異なる大当り用変動パターン判定テーブルを用いて変動パターンを決定してもよい。このようにすることで、大当り種別毎に決定され易い変動パターンを作り出すことができるので、いずれの変動パターンの可変表示にて可変表示結果が大当りとなったかに遊技者を注目させることができ、遊技興趣を向上できる。 In addition, in this feature section 029SG, if the variable display result is a jackpot, the same jackpot variation pattern determination table is used to determine the variation pattern regardless of the type of jackpot, but the present invention is not limited to this. It is also possible to provide multiple jackpot variation pattern determination tables with different determination rates for any of PB1-1, PB1-2, and PB1-3, and to provide multiple jackpot variation pattern determination tables with different determination rates for at least two or more jackpot variation patterns, and to determine the variation pattern using different jackpot variation pattern determination tables depending on the type of jackpot. In this way, it is possible to create a variation pattern that is easily determined for each type of jackpot, so that the player can pay attention to which variable display pattern has resulted in the variable display result being a jackpot, thereby increasing the interest in the game.
また、通常遊技状態(低ベース状態)において可変表示結果が「はずれ」であり、且つ変動特図の保留記憶数が2個以下である場合は、はずれ用変動パターン判定テーブルAを選択し、該はずれ用変動パターン判定テーブルAを用いて変動パターンをPA1-1(非リーチはずれの変動パターン)、PA2-1(ノーマルリーチはずれの変動パターン)、PA2-2(スーパーリーチαはずれの変動パターン)、PA2-3(スーパーリーチβはずれの変動パターン)、PA2-4(スーパーリーチγはずれの変動パターン)、PA2-5(スーパーリーチδはずれの変動パターン)、PA2-6(スーパーリーチεはずれの変動パターン)、PA2-7(スーパーリーチζはずれの変動パターン)、PA2-8(スーパーリーチηはずれの変動パターン)、PA2-9(スーパーリーチθはずれの変動パターン)、PA2-10(スーパーリーチιはずれの変動パターン)、PA2-11(スーパーリーチκはずれの変動パターン)、PA2-12(スーパーリーチλはずれの変動パターン)とから決定する。 In addition, in the normal game state (low base state), if the variable display result is "miss" and the number of reserved memories of the variable special chart is two or less, the miss fluctuation pattern determination table A is selected, and the fluctuation pattern is determined using the miss fluctuation pattern determination table A as PA1-1 (non-reach miss fluctuation pattern), PA2-1 (normal reach miss fluctuation pattern), PA2-2 (super reach α miss fluctuation pattern), PA2-3 (super reach β miss fluctuation pattern), PA2-4 (super reach γ miss fluctuation pattern), It is determined from the following: PA2-5 (fluctuation pattern of Super Reach δ miss), PA2-6 (fluctuation pattern of Super Reach ε miss), PA2-7 (fluctuation pattern of Super Reach ζ miss), PA2-8 (fluctuation pattern of Super Reach η miss), PA2-9 (fluctuation pattern of Super Reach θ miss), PA2-10 (fluctuation pattern of Super Reach ι miss), PA2-11 (fluctuation pattern of Super Reach κ miss), and PA2-12 (fluctuation pattern of Super Reach λ miss).
また、通常遊技状態(低ベース状態)において可変表示結果が「はずれ」であり、且つ変動特図の保留記憶数が3個である場合は、はずれ用変動パターン判定テーブルBを選択し、該はずれ用変動パターン判定テーブルBを用いて変動パターンをPA1-2(非リーチはずれの短縮変動パターン)、PA2-1(ノーマルリーチはずれの変動パターン)、PA2-2(スーパーリーチαはずれの変動パターン)、PA2-3(スーパーリーチβはずれの変動パターン)、PA2-4(スーパーリーチγはずれの変動パターン)、PA2-5(スーパーリーチδはずれの変動パターン)、PA2-6(スーパーリーチεはずれの変動パターン)、PA2-7(スーパーリーチζはずれの変動パターン)、PA2-8(スーパーリーチηはずれの変動パターン)、PA2-9(スーパーリーチθはずれの変動パターン)、PA2-10(スーパーリーチιはずれの変動パターン)、PA2-11(スーパーリーチκはずれの変動パターン)、PA2-12(スーパーリーチλはずれの変動パターン)とから決定する。 In addition, in the normal game state (low base state), if the variable display result is "miss" and the number of reserved memories of the variable special chart is three, the miss fluctuation pattern determination table B is selected, and the fluctuation pattern is determined using the miss fluctuation pattern determination table B as PA1-2 (shortened fluctuation pattern of non-reach miss), PA2-1 (fluctuation pattern of normal reach miss), PA2-2 (fluctuation pattern of super reach α miss), PA2-3 (fluctuation pattern of super reach β miss), PA2-4 (fluctuation pattern of super reach γ miss), It is determined from the following: PA2-5 (fluctuation pattern of Super Reach δ miss), PA2-6 (fluctuation pattern of Super Reach ε miss), PA2-7 (fluctuation pattern of Super Reach ζ miss), PA2-8 (fluctuation pattern of Super Reach η miss), PA2-9 (fluctuation pattern of Super Reach θ miss), PA2-10 (fluctuation pattern of Super Reach ι miss), PA2-11 (fluctuation pattern of Super Reach κ miss), and PA2-12 (fluctuation pattern of Super Reach λ miss).
また、通常遊技状態(低ベース状態)において可変表示結果が「はずれ」であり、且つ変動特図の保留記憶数が4個である場合は、はずれ用変動パターン判定テーブルCを選択し、該はずれ用変動パターン判定テーブルCを用いて変動パターンをPA1-3(非リーチはずれの短縮変動パターン)、PA2-1(ノーマルリーチはずれの変動パターン)、PA2-2(スーパーリーチαはずれの変動パターン)、PA2-3(スーパーリーチβはずれの変動パターン)、PA2-4(スーパーリーチγはずれの変動パターン)、PA2-5(スーパーリーチδはずれの変動パターン)、PA2-6(スーパーリーチεはずれの変動パターン)、PA2-7(スーパーリーチζはずれの変動パターン)、PA2-8(スーパーリーチηはずれの変動パターン)、PA2-9(スーパーリーチθはずれの変動パターン)、PA2-10(スーパーリーチιはずれの変動パターン)、PA2-11(スーパーリーチκはずれの変動パターン)、PA2-12(スーパーリーチλはずれの変動パターン)とから決定する。 In addition, in the normal game state (low base state), if the variable display result is "miss" and the number of reserved memories of the variable special chart is four, the miss fluctuation pattern determination table C is selected, and the fluctuation pattern is determined using the miss fluctuation pattern determination table C as PA1-3 (shortened fluctuation pattern of non-reach miss), PA2-1 (fluctuation pattern of normal reach miss), PA2-2 (fluctuation pattern of super reach α miss), PA2-3 (fluctuation pattern of super reach β miss), PA2-4 (fluctuation pattern of super reach γ miss), It is determined from the following: PA2-5 (fluctuation pattern of Super Reach δ miss), PA2-6 (fluctuation pattern of Super Reach ε miss), PA2-7 (fluctuation pattern of Super Reach ζ miss), PA2-8 (fluctuation pattern of Super Reach η miss), PA2-9 (fluctuation pattern of Super Reach θ miss), PA2-10 (fluctuation pattern of Super Reach ι miss), PA2-11 (fluctuation pattern of Super Reach κ miss), and PA2-12 (fluctuation pattern of Super Reach λ miss).
また、時短状態(高ベース状態)において可変表示結果が「はずれ」である場合は、はずれ用変動パターン判定テーブルDを選択し、該はずれ用変動パターン判定テーブルDを用いて変動パターンをPA1-4(非リーチはずれの時短用短縮変動パターン)、PA2-1(ノーマルリーチはずれの変動パターン)、PA2-2(スーパーリーチαはずれの変動パターン)、PA2-3(スーパーリーチβはずれの変動パターン)、PA2-4(スーパーリーチγはずれの変動パターン)、PA2-5(スーパーリーチδはずれの変動パターン)、PA2-6(スーパーリーチεはずれの変動パターン)、PA2-7(スーパーリーチζはずれの変動パターン)、PA2-8(スーパーリーチηはずれの変動パターン)、PA2-9(スーパーリーチθはずれの変動パターン)、PA2-10(スーパーリーチιはずれの変動パターン)、PA2-11(スーパーリーチκはずれの変動パターン)、PA2-12(スーパーリーチλはずれの変動パターン)とから決定する。 In addition, when the variable display result is "miss" in the time-saving state (high base state), the miss fluctuation pattern determination table D is selected, and the fluctuation pattern is determined using the miss fluctuation pattern determination table D as PA1-4 (time-saving shortened fluctuation pattern for non-reach miss), PA2-1 (normal reach miss fluctuation pattern), PA2-2 (super reach α miss fluctuation pattern), PA2-3 (super reach β miss fluctuation pattern), PA2-4 (super reach γ miss fluctuation pattern), It is determined from PA2-5 (fluctuation pattern of Super Reach δ miss), PA2-6 (fluctuation pattern of Super Reach ε miss), PA2-7 (fluctuation pattern of Super Reach ζ miss), PA2-8 (fluctuation pattern of Super Reach η miss), PA2-9 (fluctuation pattern of Super Reach θ miss), PA2-10 (fluctuation pattern of Super Reach ι miss), PA2-11 (fluctuation pattern of Super Reach κ miss), and PA2-12 (fluctuation pattern of Super Reach λ miss).
つまり、本特徴部029SGにおいて可変表示結果が「はずれ」となる場合は、変動特図の保留記憶数が3個や4個等であること、或いは、時短状態であることにもとづいて、特図変動時間が通常の非リーチはずれの変動パターン(PA1-1)よりも短い短縮用の変動パターン(PA1-2、PA1-3、PA1-4)により可変表示が実行される割合が高くなるので、遊技が間延びしてしまうことを防止しつつ、次に可変表示結果が大当りとなるまでの期間を短縮することが可能となっている。 In other words, if the variable display result in this feature part 029SG is a "miss," the percentage of variable display being executed using a shortening variable pattern (PA1-2, PA1-3, PA1-4) in which the special chart fluctuation time is shorter than the normal non-miss variable pattern (PA1-1) based on the number of reserved memories of the variable chart being 3 or 4, or the time-saving state, is high, making it possible to prevent the game from becoming protracted while shortening the period until the next variable display result is a jackpot.
尚、はずれ用変動パターン判定テーブルA~Dを用いて変動パターンを決定する場合は、非リーチはずれの変動パターン(はずれ用変動パターン判定テーブルAであればPA1-1、はずれ用変動パターン判定テーブルBであればPA1-2、はずれ用変動パターン判定テーブルCであればPA1-3、はずれ用変動パターン判定テーブルDであればPA1-4)の決定割合を最も高く設定し、PA2-1(ノーマルリーチはずれの変動パターン)、PA2-2(スーパーリーチαはずれの変動パターン)、PA2-3(スーパーリーチβはずれの変動パターン)、PA2-4(スーパーリーチγはずれの変動パターン)、PA2-5(スーパーリーチδはずれの変動パターン)、PA2-6(スーパーリーチεはずれの変動パターン)、PA2-7(スーパーリーチζはずれの変動パターン)、PA2-8(スーパーリーチηはずれの変動パターン)、PA2-9(スーパーリーチθはずれの変動パターン)、PA2-10(スーパーリーチιはずれの変動パターン)、PA2-11(スーパーリーチκはずれの変動パターン)、PA2-12(スーパーリーチλはずれの変動パターン)の順に決定割合を低めるように設定すればよい(はずれ変動パターン判定テーブル選択時の各スーパーリーチ変動パターンの決定割合:PA2-12<PA2-11<PA2-10<PA2-9<PA2-8<PA2-7<PA2-6<PA2-5<PA2-4<PA2-3<PA2-2)。 When determining the fluctuation pattern using miss fluctuation pattern determination tables A to D, the determination ratio of non-reach miss fluctuation patterns (PA1-1 for miss fluctuation pattern determination table A, PA1-2 for miss fluctuation pattern determination table B, PA1-3 for miss fluctuation pattern determination table C, and PA1-4 for miss fluctuation pattern determination table D) is set highest, followed by PA2-1 (normal reach miss fluctuation pattern), PA2-2 (super reach α miss fluctuation pattern), PA2-3 (super reach β miss fluctuation pattern), PA2-4 (super reach γ miss fluctuation pattern), PA2-5 (super reach δ miss fluctuation pattern), PA2-6 (super reach 7 miss fluctuation pattern), and (Super reach ε miss fluctuation pattern), PA2-7 (Super reach ζ miss fluctuation pattern), PA2-8 (Super reach η miss fluctuation pattern), PA2-9 (Super reach θ miss fluctuation pattern), PA2-10 (Super reach ι miss fluctuation pattern), PA2-11 (Super reach κ miss fluctuation pattern), PA2-12 (Super reach λ miss fluctuation pattern) should be set to decrease in order (Decision ratio of each super reach fluctuation pattern when the miss fluctuation pattern judgment table is selected: PA2-12<PA2-11<PA2-10<PA2-9<PA2-8<PA2-7<PA2-6<PA2-5<PA2-4<PA2-3<PA2-2).
以上のように各変動パターン判定テーブルにおける各変動パターンの決定割合を設定することによって、スーパーリーチ変動パターンについては、スーパーリーチα変動パターンの大当り期待度が最も低く設定されており、スーパーリーチβ変動パターンの大当り期待度がスーパーリーチα変動パターンの大当り期待度よりも高く設定されており、スーパーリーチγ変動パターンの大当り期待度がスーパーリーチβ変動パターンの大当り期待度よりも高く設定されており、スーパーリーチζ変動パターンの大当り期待度がスーパーリーチγ変動パターンの大当り期待度よりも高く設定されており、スーパーリーチη変動パターンの大当り期待度がスーパーリーチζ変動パターンの大当り期待度よりも高く設定されており、スーパーリーチθ変動パターンの大当り期待度がスーパーリーチη変動パターンの大当り期待度よりも高く設定されており、スーパーリーチι変動パターンの大当り期待度がスーパーリーチθ変動パターンの大当り期待度よりも高く設定されており、スーパーリーチκ変動パターンの大当り期待度がスーパーリーチι変動パターンの大当り期待度よりも高く設定されており、スーパーリーチλ変動パターンの大当り期待度がスーパーリーチκ変動パターンの大当り期待度よりも高く設定されている。尚、スーパーリーチδ変動パターンとスーパーリーチε変動パターンについては、前述したように可変表示結果はずれとなる場合の変動パターンしか設けられていないので、大当り期待度は0となっている。 By setting the determination ratio of each fluctuation pattern in each fluctuation pattern judgment table as described above, for the Super Reach fluctuation pattern, the jackpot expectation rate of the Super Reach α fluctuation pattern is set to the lowest, the jackpot expectation rate of the Super Reach β fluctuation pattern is set to be higher than the jackpot expectation rate of the Super Reach α fluctuation pattern, the jackpot expectation rate of the Super Reach γ fluctuation pattern is set to be higher than the jackpot expectation rate of the Super Reach β fluctuation pattern, the jackpot expectation rate of the Super Reach ζ fluctuation pattern is set to be higher than the jackpot expectation rate of the Super Reach γ fluctuation pattern, and the jackpot expectation rate of the Super Reach The jackpot expectation of the Super Reach η fluctuation pattern is set higher than that of the Super Reach ζ fluctuation pattern, the jackpot expectation of the Super Reach θ fluctuation pattern is set higher than that of the Super Reach η fluctuation pattern, the jackpot expectation of the Super Reach ι fluctuation pattern is set higher than that of the Super Reach θ fluctuation pattern, the jackpot expectation of the Super Reach κ fluctuation pattern is set higher than that of the Super Reach ι fluctuation pattern, and the jackpot expectation of the Super Reach λ fluctuation pattern is set higher than that of the Super Reach κ fluctuation pattern. As for the Super Reach δ fluctuation pattern and the Super Reach ε fluctuation pattern, as mentioned above, only the fluctuation patterns in the case where the variable display result is a miss are provided, so the jackpot expectation is 0.
次に本特徴部029SGにおける画像表示装置5について説明する。画像表示装置5の表示領域には、「左」、「中」、「右」の演出図柄表示エリア5L,5C,5Rが配置されている。また、画像表示装置5の表示領域の下部の左右2箇所には、第1保留記憶表示エリア029SG005D、第2保留記憶表示エリア029SG005Uが設定されている。第1保留記憶表示エリア029SG005D、第2保留記憶表示エリア029SG005Uでは、特図ゲームに対応した可変表示の保留記憶数(特図保留記憶数)を特定可能に表示する保留記憶表示の表示が行われる。本特徴部029SGでは、これら保留表示を複数の表示態様にて表示可能となっており、いずれの表示態様で保留記憶表示が表示されるかに応じて該保留記憶表示に対応する可変表示において大当り遊技状態に制御される割合(大当り期待度)を異ならせる先読み予告演出(保留表示予告演出ともいう)を実行可能となっている。
Next, the
更に、本特徴部029SGにおける画像表示装置5の右部では、前述したメータ演出として表示態様を5段階(メータ演出非実行の状態を入れれば6段階)に変化可能なメータ029SG005Mが表示されている。
Furthermore, on the right side of the
本特徴部029SGにおけるRAM102には、パチンコ遊技機1における遊技の進行などを制御するために用いられる各種のデータを保持する領域として、例えば図11-12に示すような遊技制御用データ保持エリア029SG150が設けられている。図11-12に示す遊技制御用データ保持エリア029SG150は、第1特図保留記憶部029SG151Aと、第2特図保留記憶部029SG151Bと、普図保留記憶部029SG151Cと、遊技制御フラグ設定部029SG152と、遊技制御タイマ設定部029SG153と、遊技制御カウンタ設定部029SG154と、遊技制御バッファ設定部029SG155とを備えている。
The
第1特図保留記憶部029SG151Aは、入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口を遊技球が通過(進入)して始動入賞(第1始動入賞)が発生したものの未だ開始されていない特図ゲーム(第1特別図柄表示装置4Aにおける第1特図を用いた特図ゲーム)の保留データを記憶する。一例として、第1特図保留記憶部029SG151Aは、第1始動入賞口への入賞順(遊技球の検出順)に保留番号と関連付けて、その遊技球の通過(進入)における第1始動条件の成立に基づいてCPU103により乱数回路104等から抽出された特図表示結果判定用の乱数値MR1や大当り種別判定用の乱数値MR2、変動パターン判定用の乱数値MR3を示す数値データなどを保留データとして、その記憶数が所定の上限値(例えば「4」)に達するまで記憶する。こうして第1特図保留記憶部029SG151Aに記憶された保留データは、第1特図を用いた特図ゲームの実行が保留されていることを示し、この特図ゲームにおける可変表示結果(特図表示結果)に基づき大当りとなるか否かなどを判定可能にする保留情報となる。
The first special symbol reservation memory unit 029SG151A stores reservation data for a special symbol game (a special symbol game using the first special symbol in the first special
第2特図保留記憶部029SG151Bは、可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口を遊技球が通過(進入)して始動入賞(第2始動入賞)が発生したものの未だ開始されていない特図ゲーム(第2特別図柄表示装置4Bにおける第2特図を用いた特図ゲーム)の保留データを記憶する。一例として、第2特図保留記憶部029SG151Bは、第2始動入賞口への入賞順(遊技球の検出順)に保留番号と関連付けて、その遊技球の通過(進入)における第2始動条件の成立に基づいてCPU103により乱数回路104等から抽出された特図表示結果判定用の乱数値MR1や大当り種別判定用の乱数値MR2、変動パターン判定用の乱数値MR3を示す数値データなどを保留データとして、その数が所定の上限値(例えば「4」)に達するまで記憶する。こうして第2特図保留記憶部029SG151Bに記憶された保留データは、第2特図を用いた特図ゲームの実行が保留されていることを示し、この特図ゲームにおける可変表示結果(特図表示結果)に基づき大当りとなるか否かなどを判定可能にする保留情報となる。
The second special symbol reservation memory unit 029SG151B stores reservation data of a special symbol game (a special symbol game using a second special symbol in the second special
尚、第1始動入賞口を遊技球が通過(進入)したことによる第1始動条件の成立に基づく保留情報(第1保留情報)と、第2始動入賞口を遊技球が通過(進入)したことによる第2始動入賞の成立に基づく保留情報(第2保留情報)とを、共通の保留記憶部にて保留番号と対応付けて記憶するようにしてもよい。この場合には、第1始動入賞口と第2始動入賞口のいずれを遊技球が通過(進入)したかを示す始動口データを保留情報に含め、保留番号と対応付けて記憶させればよい。 The reserved information (first reserved information) based on the establishment of the first start condition by the game ball passing (entering) the first start winning port, and the reserved information (second reserved information) based on the establishment of the second start winning condition by the game ball passing (entering) the second start winning port may be stored in a common reserved memory unit in association with the reserved number. In this case, start port data indicating whether the game ball passed (entered) the first or second start winning port may be included in the reserved information and stored in association with the reserved number.
普図保留記憶部029SG151Cは、通過ゲート41を通過した遊技球がゲートスイッチ21によって検出されたにもかかわらず、未だ普通図柄表示器20により開始されていない普図ゲームの保留情報を記憶する。例えば、普図保留記憶部029SG151Cは、遊技球が通過ゲート41を通過した順に保留番号と対応付けて、その遊技球の通過に基づいてCPU103により乱数回路104等から抽出された普図表示結果判定用の乱数値MR4を示す数値データなどを保留データとして、その数が所定の上限値(例えば「4」)に達するまで記憶する。
The regular symbol reserve memory unit 029SG151C stores reserve information for regular symbol games that have not yet been started by the regular
遊技制御フラグ設定部029SG152には、パチンコ遊技機1における遊技の進行状況などに応じて状態を更新可能な複数種類のフラグが設けられている。例えば、遊技制御フラグ設定部029SG152には、複数種類のフラグそれぞれについて、フラグの値を示すデータや、オン状態あるいはオフ状態を示すデータが記憶される。
The game control flag setting unit 029SG152 is provided with multiple types of flags whose states can be updated depending on the progress of the game on the
遊技制御タイマ設定部029SG153には、パチンコ遊技機1における遊技の進行を制御するために用いられる各種のタイマが設けられている。例えば、遊技制御タイマ設定部029SG153には、複数種類のタイマそれぞれにおけるタイマ値を示すデータが記憶される。
The game control timer setting unit 029SG153 is provided with various timers used to control the progress of the game in the
遊技制御カウンタ設定部029SG154には、パチンコ遊技機1における遊技の進行を制御するために用いられるカウント値を計数するための複数種類のカウンタが設けられている。例えば、遊技制御カウンタ設定部029SG154には、複数種類のカウンタそれぞれにおけるカウント値を示すデータが記憶される。ここで、遊技制御カウンタ設定部029SG154には、遊技用乱数の一部または全部をCPU103がソフトウェアにより更新可能にカウントするためのランダムカウンタが設けられてもよい。
The game control counter setting unit 029SG154 is provided with multiple types of counters for counting count values used to control the progress of the game in the
遊技制御カウンタ設定部029SG154のランダムカウンタには、乱数回路104で生成されない乱数値、例えば、乱数値MR2~MR4を示す数値データが、ランダムカウント値として記憶され、CPU103によるソフトウェアの実行に応じて、定期的あるいは不定期に、各乱数値を示す数値データが更新される。CPU103がランダムカウント値を更新するために実行するソフトウェアは、ランダムカウント値を乱数回路104における数値データの更新動作とは別個に更新するためのものであってもよいし、乱数回路104から抽出された数値データの全部または一部にスクランブル処理や演算処理といった所定の処理を施すことによりランダムカウント値を更新するためのものであってもよい。
In the random counter of the game control counter setting unit 029SG154, random numbers not generated by the
遊技制御バッファ設定部029SG155には、パチンコ遊技機1における遊技の進行を制御するために用いられるデータを一時的に記憶する各種のバッファが設けられている。例えば、遊技制御バッファ設定部029SG155には、複数種類のバッファそれぞれにおけるバッファ値を示すデータが記憶される。
The game control buffer setting unit 029SG155 is provided with various buffers that temporarily store data used to control the progress of the game in the
図3に示す演出制御基板12に搭載されたRAM122には、演出動作を制御するために用いられる各種データを保持する領域として、例えば図11-13(A)に示すような演出制御用データ保持エリア029SG190が設けられている。図11-13(A)に示す演出制御用データ保持エリア029SG190は、演出制御フラグ設定部029SG191と、演出制御タイマ設定部029SG192と、演出制御カウンタ設定部029SG193と、演出制御バッファ設定部029SG194とを備えている。
The
演出制御フラグ設定部029SG191には、例えば画像表示装置5の画面上における演出画像の表示状態などといった演出動作状態や主基板11から送信された演出制御コマンド等に応じて状態を更新可能な複数種類のフラグが設けられている。例えば、演出制御フラグ設定部029SG191には、複数種類のフラグそれぞれについて、フラグの値を示すデータや、オン状態あるいはオフ状態を示すデータが記憶される。
The performance control flag setting unit 029SG191 is provided with multiple types of flags whose states can be updated according to the performance operation state, such as the display state of the performance image on the screen of the
演出制御タイマ設定部029SG192には、例えば画像表示装置5の画面上における演出画像の表示動作などといった各種演出動作の進行を制御するために用いられる複数種類のタイマが設けられている。例えば、演出制御タイマ設定部029SG192には、複数種類のタイマそれぞれにおけるタイマ値を示すデータが記憶される。
The performance control timer setting unit 029SG192 is provided with multiple types of timers that are used to control the progress of various performance operations, such as the display operation of a performance image on the screen of the
演出制御カウンタ設定部029SG193には、各種演出動作の進行を制御するために用いられる複数種類のカウンタが設けられている。例えば、演出制御カウンタ設定部029SG193には、複数種類のカウンタそれぞれにおけるカウント値を示すデータが記憶される。 The performance control counter setting unit 029SG193 is provided with multiple types of counters used to control the progress of various performance operations. For example, the performance control counter setting unit 029SG193 stores data indicating the count values of each of the multiple types of counters.
演出制御バッファ設定部029SG194には、各種演出動作の進行を制御するために用いられるデータを一時的に記憶する各種のバッファが設けられている。例えば、演出制御バッファ設定部029SG194には、複数種類のバッファそれぞれにおけるバッファ値を示すデータが記憶される。 The performance control buffer setting unit 029SG194 is provided with various buffers that temporarily store data used to control the progress of various performance operations. For example, the performance control buffer setting unit 029SG194 stores data indicating the buffer values for each of multiple types of buffers.
本特徴部029SGでは、図11-13(B)に示すような始動入賞時受信コマンドバッファ029SG194Aを構成するデータが、演出制御バッファ設定部029SG194の所定領域に記憶される。始動入賞時受信コマンドバッファ029SG194Aには、第1特図保留記憶の合計保留記憶数の最大値(例えば「4」)に対応した格納領域(バッファ番号「1-1」~「1-4」に対応した領域)と、可変表示中の第1特図に対応した格納領域(バッファ番号「1-0」に対応した領域)とが設けられている。また、始動入賞時受信コマンドバッファ029SG194Aには、第2特図保留記憶の合計保留記憶数の最大値(例えば「4」)に対応した格納領域(バッファ番号「2-1」~「2-4」に対応した領域)と、可変表示中の第2特図に対応した格納領域(バッファ番号「2-0」に対応した領域)とが設けられている。第1始動入賞口や第2始動入賞口への始動入賞があったときには、始動口入賞指定コマンド(第1始動口入賞指定コマンドまたは第2始動口入賞指定コマンド)、図柄指定コマンド、変動カテゴリ指定コマンド及び保留記憶数通知コマンド(第1保留記憶数通知コマンドまたは第2保留記憶数通知コマンド)という4つのコマンドが1セットとして、主基板11から演出制御基板12へと送信される。始動入賞時受信コマンドバッファ029SG194Aにおける第1特図保留記憶に対応した格納領域と第2特図保留記憶に対応した格納領域は、これらの始動口入賞指定コマンド、図柄指定コマンド、変動カテゴリ指定コマンド、保留記憶数通知コマンドを対応付けて、第1特図保留記憶と第2特図保留記憶とに分けて格納するための格納領域(エントリ)が確保されている。
In this feature section 029SG, data constituting the start winning time receiving command buffer 029SG194A as shown in FIG. 11-13 (B) is stored in a predetermined area of the performance control buffer setting section 029SG194. The start winning time receiving command buffer 029SG194A has a storage area (area corresponding to buffer numbers "1-1" to "1-4") corresponding to the maximum value of the total reserved memory number of the first special symbol reserved memory (for example, "4") and a storage area (area corresponding to buffer number "1-0") corresponding to the first special symbol being displayed variably. In addition, the start winning time receiving command buffer 029SG194A has a storage area (area corresponding to buffer numbers "2-1" to "2-4") corresponding to the maximum value of the total reserved memory number of the second special symbol reserved memory (for example, "4") and a storage area (area corresponding to buffer number "2-0") corresponding to the second special symbol being displayed variably. When a start win occurs at the first start win port or the second start win port, a set of four commands, namely, a start win designation command (first start win designation command or second start win designation command), a pattern designation command, a variable category designation command, and a reserved memory number notification command (first reserved memory number notification command or second reserved memory number notification command), is sent from the
これら格納領域(エントリ)の記憶内容は、開始条件が成立して最上位の保留記憶(バッファ番号「1-1」またはバッファ番号「2-1」)の可変表示が開始されるときに、後述するように1つずつ上位にシフトされていくとともに、該開始条件が成立した保留記憶の内容を格納するバッファ番号「1-0」またはバッファ番号「2-0」の記憶内容は、当該可変表示を終了するときに実行される特図当り待ち処理においてクリアされるようになっている。 The contents of these storage areas (entries) are shifted up one at a time when the start condition is met and the variable display of the top reserved memory (buffer number "1-1" or buffer number "2-1") begins, as described below, and the contents of buffer number "1-0" or buffer number "2-0", which stores the contents of the reserved memory for which the start condition is met, are cleared in the special chart hit waiting process that is executed when the variable display ends.
更に、本特徴部029SGの始動入賞時受信コマンドバッファ029SG194Aには、先読予告設定処理(図11-20)において先読予告演出の実行の有無の決定に伴う表示パターンの決定が未決定であるか否か、つまり、新たな始動入賞の発生によって、始動口入賞指定コマンド、図柄指定コマンド、変動カテゴリ指定コマンド、保留記憶表示の表示パターン(表示態様)に応じたフラグ値がセットされる保留表示フラグと、を第1特図保留記憶及び第2特図保留記憶に対応する各バッファ番号に対応付けて格納できるように記憶領域が、各格納領域(エントリ)毎に確保されている。 Furthermore, in the start winning reception command buffer 029SG194A of this characteristic part 029SG, a memory area is reserved for each storage area (entry) so that the hold display flag, which is set to a flag value corresponding to the display pattern (display mode) of the start opening winning designation command, the pattern designation command, the variable category designation command, and the hold memory display, depending on whether or not the display pattern associated with the decision on whether or not to execute the pre-reading preview performance in the pre-reading preview setting process (Figure 11-20) is undetermined, that is, depending on the occurrence of a new start winning, can be stored in association with each buffer number corresponding to the first special chart hold memory and the second special chart hold memory.
尚、保留表示フラグには、後述する先読予告設定処理において、先読予告演出の実行が決定されなかった場合には、通常の保留記憶表示の表示パターンに対応する「0」が格納されることで、通常の表示態様(例えば、白抜き○)の保留記憶表示が画像表示装置5の下部に設けられている第1保留記憶表示エリア029SG5D、第2保留記憶表示エリア029SG5Uに表示され、先読予告演出の実行が決定された場合には、通常の表示態様とは異なる特別態様(例えば、青色の○や赤色の○)の保留記憶表示の表示パターンに対応する「1」(青色の○)または「2」(赤色の○)がセットされることで、通常の表示態様とは異なる特別態様の保留記憶表示が第1保留記憶表示エリア029SG5D、第2保留記憶表示エリア029SG5Uに表示されて、該保留記憶表示に対応する可変表示において、大当りとなる可能性やスーパーリーチとなる可能性が高いことが予告されるようになっている。
When the execution of the pre-reading notice performance is not determined in the pre-reading notice setting process described later, the hold display flag is set to "0", which corresponds to the display pattern of the normal hold memory display, and the hold memory display in the normal display mode (e.g., a white circle) is displayed in the first hold memory display area 029SG5D and the second hold memory display area 029SG5U provided at the bottom of the
演出制御用CPU120は、第1始動入賞口への始動入賞時には、コマンドを始動入賞時受信コマンドバッファ029SG194Aの第1特図保留記憶に対応する空きエントリにおける先頭(バッファ番号の最も若いエントリ)から格納していき、第2始動入賞口への始動入賞時には、コマンドを始動入賞時受信コマンドバッファ029SG194Aの第2特図保留記憶に対応する空きエントリにおける先頭(バッファ番号の最も若いエントリ)から格納していく。始動入賞時には、始動口入賞指定コマンドから保留記憶数通知コマンドまでが順次送信される。従って、コマンド受信が行われれば、第1特図保留記憶または第2特図保留記憶に対応するバッファ番号の末尾「1」~「4」のそれぞれに対応する格納領域に、始動口入賞指定コマンド、図柄指定コマンド、変動カテゴリ指定コマンド、保留記憶数通知コマンドの順に格納されていくことになる。
When a start win is made to the first start win port, the
図11-13(B)に示す始動入賞時受信コマンドバッファ029SG194Aに格納されているコマンドは、飾り図柄の可変表示を開始するごとに、直前に終了した可変表示の保留記憶に対応したエントリ(バッファ番号「1-0」または「2-0」のエントリ)に格納されているものが削除されるとともに、該開始する可変表示の保留記憶に対応したエントリ(バッファ番号「1-1」または「2-1」に対応したエントリ)に格納されているものと、該開始する可変表示の保留記憶以降のエントリの記憶内容がシフトされる。例えば図11-13(B)に示す格納状態において第1特図保留記憶の飾り図柄の可変表示が終了した場合には、バッファ番号「0」に格納されている各コマンドが削除され、バッファ番号「1」に格納されている各コマンドがバッファ番号「0」にシフトされるとともに、バッファ番号「2」に対応した領域にて格納されている各コマンドがバッファ番号「1」に対応した領域にシフトされ、バッファ番号「3」、「4」のそれぞれに対応した領域にて格納されている各コマンドが、バッファ番号「2」、「3」に対応した領域にシフトされる。よって、バッファ番号「0」は、その時点において可変表示されている保留記憶に関する各コマンドを格納するための領域(エントリ)となる。 Whenever the variable display of the decorative pattern is started, the commands stored in the start winning time reception command buffer 029SG194A shown in FIG. 11-13(B) are deleted from the entry corresponding to the reserved memory of the variable display that just ended (the entry with buffer number "1-0" or "2-0"), and the contents stored in the entry corresponding to the reserved memory of the variable display that is about to start (the entry corresponding to buffer number "1-1" or "2-1") and the contents stored in the entries after the reserved memory of the variable display that is about to start are shifted. For example, when the variable display of the decorative pattern of the first special pattern reserved memory is ended in the storage state shown in FIG. 11-13(B), the commands stored in buffer number "0" are deleted, the commands stored in buffer number "1" are shifted to buffer number "0", the commands stored in the area corresponding to buffer number "2" are shifted to the area corresponding to buffer number "1", and the commands stored in the areas corresponding to buffer numbers "3" and "4" are shifted to the areas corresponding to buffer numbers "2" and "3". Therefore, buffer number "0" becomes the area (entry) for storing each command related to the pending memory that is variably displayed at that time.
次に、図6のステップS101において実行される本特徴部029SGの始動入賞判定処理について、図11-14にもとづいて説明する。始動入賞判定処理においてCPU103は、まず、入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口に対応して設けられた第1始動口スイッチ22Aからの検出信号に基づき、第1始動口スイッチ22Aがオン状態であるか否かを判定する(ステップ029SGS101a)。このとき、第1始動口スイッチ22Aがオン状態であれば(ステップ029SGS101a;Y)、第1特図を用いた特図ゲームの保留記憶数である第1特図保留記憶数が、所定の上限値(例えば上限記憶数としての「4」)となっているか否かを判定する(ステップ029SGS102)。CPU103は、例えば遊技制御カウンタ設定部029SG154に設けられた第1保留記憶数カウンタの格納値である第1保留記憶数カウント値を読み取ることにより、第1特図保留記憶数を特定できればよい。ステップ029SGS102にて第1特図保留記憶数が上限値ではないときには(ステップ029SGS102;N)、例えば遊技制御バッファ設定部029SG155に設けられた始動口バッファの格納値を、「1」に設定する(ステップ029SGS103)。
Next, the start winning judgment process of this feature part 029SG executed in step S101 of Fig. 6 will be described based on Fig. 11-14. In the start winning judgment process, the
ステップ029SGS101aにて第1始動口スイッチ22Aがオフであるときや(ステップ029SGS101a;N)、ステップ029SGS102にて第1特図保留記憶数が上限値に達しているときには(ステップ029SGS102;Y)、可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口に対応して設けられた第2始動口スイッチ22Bからの検出信号に基づき、第2始動口スイッチ22Bがオン状態であるか否かを判定する(ステップ029SGS101b)。このとき、第2始動口スイッチ22Bがオン状態であれば(ステップ029SGS101b;Y)、第2特図を用いた特図ゲームの保留記憶数である第2特図保留記憶数が、所定の上限値(例えば上限記憶数としての「4」)となっているか否かを判定する(ステップ029SGS105)。CPU103は、例えば遊技制御カウンタ設定部029SG154に設けられた第2保留記憶数カウンタの格納値である第2保留記憶数カウント値を読み取ることにより、第2特図保留記憶数を特定できればよい。ステップ029SGS105にて第2特図保留記憶数が上限値ではないときには(ステップ029SGS105;N)、例えば遊技制御バッファ設定部029SG155に設けられた始動口バッファの格納値を、「2」に設定する(ステップ029SGS106)。
When the first
ステップ029SGS103,ステップ029SGS106の処理のいずれかを実行した後には、始動口バッファの格納値である始動口バッファ値に応じた特図保留記憶数を1加算するように更新する(ステップ029SGS107)。例えば、始動口バッファ値が「1」であるときには第1保留記憶数カウント値を1加算する一方で、始動口バッファ値が「2」であるときには第2保留記憶数カウント値を1加算する。こうして、第1保留記憶数カウント値は、第1始動入賞口を遊技球が通過(進入)して第1特図を用いた特図ゲームに対応した第1始動条件が成立したときに、1増加するように更新される。また、第2保留記憶数カウント値は、第2始動入賞口を遊技球が通過(進入)して第2特図を用いた特図ゲームに対応した第2始動条件が成立したときに、1増加するように更新される。このときには、合計保留記憶数も1加算するように更新する(ステップ029SGS108)。例えば、遊技制御カウンタ設定部029SG154に設けられた合計保留記憶数カウンタの格納値である合計保留記憶数カウント値を、1加算するように更新すればよい。 After executing either the process of step 029SGS103 or step 029SGS106, the number of reserved memories corresponding to the start port buffer value, which is the stored value of the start port buffer, is updated to add 1 (step 029SGS107). For example, when the start port buffer value is "1", the first reserved memory count value is added by 1, while when the start port buffer value is "2", the second reserved memory count value is added by 1. Thus, the first reserved memory count value is updated to increase by 1 when the game ball passes (enters) the first start winning port and the first start condition corresponding to the special game using the first special game is established. In addition, the second reserved memory count value is updated to increase by 1 when the game ball passes (enters) the second start winning port and the second start condition corresponding to the special game using the second special game is established. At this time, the total reserved memory number is also updated to add 1 (step 029SGS108). For example, the total reserved memory count value, which is the stored value of the total reserved memory count counter provided in the game control counter setting unit 029SG154, can be updated to add 1.
ステップ029SGS108の処理を実行した後に、CPU103は、乱数回路104や遊技制御カウンタ設定部029SG154のランダムカウンタによって更新されている数値データのうちから、特図表示結果判定用の乱数値MR1や大当り種別判定用の乱数値MR2、変動パターン判定用の乱数値MR3を示す数値データを抽出する(ステップ029SGS109)。こうして抽出した各乱数値を示す数値データは、始動口バッファ値に応じた特図保留記憶部における空きエントリの先頭に、保留情報としてセットされることで記憶される(ステップ029SGS110)。例えば、始動口バッファ値が「1」であるときには、第1特図保留記憶部029SG151Aに乱数値MR1~MR3を示す数値データが格納される一方、始動口バッファ値が「2」であるときには、第2特図保留記憶部029SG151Bに乱数値MR1~MR3を示す数値データが格納される。
After executing the process of step 029SGS108, the
特図表示結果判定用の乱数値MR1や大当り種別判定用の乱数値MR2を示す数値データは、特別図柄や飾り図柄の可変表示結果を「大当り」とするか否か、更には可変表示結果を「大当り」とする場合の大当り種別を判定するために用いられる。変動パターン判定用の乱数値MR3は、特別図柄や飾り図柄の可変表示時間を含む変動パターンを判定するために用いられる。CPU103は、ステップ029SGS109の処理を実行することにより、特別図柄や飾り図柄の可変表示結果や可変表示時間を含む可変表示態様の判定に用いられる乱数値のうち全部を示す数値データを抽出する。
The numerical data indicating the random number value MR1 for determining the special symbol display result and the random number value MR2 for determining the type of jackpot are used to determine whether the variable display result of the special symbol or decorative symbol is a "jackpot" or not, and further to determine the type of jackpot if the variable display result is a "jackpot". The random number value MR3 for determining the variation pattern is used to determine the variation pattern including the variable display time of the special symbol or decorative symbol. By executing the processing of step 029SGS109, the
ステップ029SGS110の処理に続いて、始動口バッファ値に応じた始動口入賞指定コマンドの送信設定が行われる(ステップ029SGS111)。例えば、始動口バッファ値が「1」であるときにはROM101における第1始動口入賞指定コマンドテーブルの記憶アドレスを送信コマンドバッファにおいて送信コマンドポインタにより指定されたバッファ領域に格納することなどにより、演出制御基板12に対して第1始動口入賞指定コマンドを送信するための設定を行う。これに対して、始動口バッファ値が「2」であるときにはROM101における第2始動口入賞指定コマンドテーブルの記憶アドレスを送信コマンドバッファのバッファ領域に格納することなどにより、演出制御基板12に対して第2始動口入賞指定コマンドを送信するための設定を行う。こうして設定された始動口入賞指定コマンドは、例えば特別図柄プロセス処理が終了した後、図5に示すステップS27のコマンド制御処理が実行されることなどにより、主基板11から演出制御基板12に対して伝送される。
Following the processing of step 029SGS110, the sending setting of the start port winning designation command according to the start port buffer value is performed (step 029SGS111). For example, when the start port buffer value is "1", the storage address of the first start port winning designation command table in
ステップ029SGS111の処理に続いて、入賞時乱数値判定処理を実行する(ステップ029SGS112)。その後、例えばROM101における保留記憶数通知コマンドテーブルの記憶アドレスを送信コマンドバッファにおいて送信コマンドポインタによって指定されたバッファ領域に格納することなどにより、演出制御基板12に対して保留記憶数通知コマンドを送信するための設定を行う(ステップ029SGS113)。こうして設定された保留記憶数通知コマンドは、例えば特別図柄プロセス処理が終了した後、図5に示すステップS27のコマンド制御処理が実行されることなどにより、主基板11から演出制御基板12に対して伝送される。
Following the processing of step 029SGS111, a random number value determination process is executed at the time of winning (step 029SGS112). After that, a setting is made to send a pending memory number notification command to the
ステップ029SGS113の処理を実行した後には、始動口バッファ値が「1」であるか否かを判定する(ステップ029SGS114)。このとき、始動口バッファ値が「1」であれば(ステップ029SGS114;Y)始動口バッファをクリアして、その格納値を「0」に初期化してから(ステップ029SGS115)、ステップ029SGS104の処理に進む。これに対して、始動口バッファ値が「2」であるときには(ステップ029SGS114;N)、始動口バッファをクリアして、その格納値を「0」に初期化してから(ステップ029SGS116)、始動入賞処理を終了する。これにより、第1始動口スイッチ22Aと第2始動口スイッチ22Bの双方が同時に有効な遊技球の始動入賞を検出した場合でも、確実に双方の有効な始動入賞の検出に基づく処理を完了できる。
After executing the process of step 029SGS113, it is determined whether the start port buffer value is "1" (step 029SGS114). At this time, if the start port buffer value is "1" (step 029SGS114; Y), the start port buffer is cleared and its stored value is initialized to "0" (step 029SGS115), and the process proceeds to step 029SGS104. On the other hand, if the start port buffer value is "2" (step 029SGS114; N), the start port buffer is cleared and its stored value is initialized to "0" (step 029SGS116), and the start winning process is terminated. As a result, even if both the first
図11-15(A)は、入賞時乱数値判定処理として、図11-14のステップ029SGS112にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。本特徴部029SGにおいて、特別図柄や飾り図柄の可変表示が開始されるときには、後述する特別図柄通常処理(図6のステップS22、図11-16)により、特図表示結果(特別図柄の可変表示結果)を「大当り」として大当り遊技状態に制御するか否かの判定が行われる。また、後述する変動パターン設定処理(図6のステップS23、図11-17)において、飾り図柄の可変表示態様を具体的に規定する変動パターンの判定などが行われる。他方、これらの判定とは別に、遊技球が始動入賞口(第1始動入賞口または第2始動入賞口)にて検出されたタイミングで、CPU103がステップ029SGS112の入賞時乱数値判定処理を実行することにより、特図表示結果として大当り図柄を停止表示すると判定されるか否かの判定や、飾り図柄の可変表示態様がスーパーリーチを伴う所定表示態様となるか否かの判定などを行う。これにより、始動入賞口に進入した遊技球の検出に基づく特別図柄や飾り図柄の可変表示が開始されるより前、つまり、該可変表示の開始時に大当りとするか否かが決定されるよりも前に、特図表示結果が「大当り」となることや、飾り図柄の可変表示態様がいずれのカテゴリの可変表示態様となるかを判定し、この判定結果に基づいて、演出制御用CPU120などにより、後述するように、先読予告演出等の予告演出が実行されるようになる。
Figure 11-15 (A) is a flow chart showing an example of the process executed in step 029SGS112 in Figure 11-14 as a winning random number value determination process. In this feature section 029SG, when the variable display of special symbols and decorative symbols is started, a determination is made by the normal special symbol process (step S22 in Figure 6, Figure 11-16) described below as to whether or not to control the special symbol display result (variable display result of special symbols) to a "jackpot" and to control the game to a jackpot. Also, in the variable pattern setting process (step S23 in Figure 6, Figure 11-17) described below, a determination is made of a variable pattern that specifically specifies the variable display mode of the decorative symbols. On the other hand, apart from these judgments, when the game ball is detected in the start winning hole (first start winning hole or second start winning hole), the
図11-15(A)に示す入賞時乱数値判定処理において、CPU103は、まず、例えば遊技制御フラグ設定部029SG152などに設けられた時短フラグや確変フラグの状態を確認することなどにより、パチンコ遊技機1における現在の遊技状態を特定する(ステップ029SGS121)。CPU103は、確変フラグがオン状態であるときには確変状態であることを特定し、確変フラグがオフであり時短フラグがオン状態であるときには時短状態であることを特定し、確変フラグと時短フラグがともにオフであるときには通常状態であることを特定すればよい。
In the winning random number determination process shown in FIG. 11-15(A), the
ステップ029SGS121の処理に続いて、図11-3に示す表示結果判定テーブルを選択してセットする(ステップ029SGS122)。その後、図11-14のステップ029SGS109にて抽出された特図表示結果判定用の乱数値MR1を示す数値データが所定の大当り判定範囲内であるか否かを判定する(ステップ029SGS123)。大当り判定範囲には、ステップ029SGS122の処理により選択された特図表示結果判定テーブル1において「大当り」の特図表示結果に割り当てられた個々の判定値が設定され、CPU103が乱数値MR1と各判定値とを逐一比較することにより、乱数値MR1と合致する判定値の有無を判定できればよい。あるいは、大当り判定範囲に含まれる判定値の最小値(下限値)と最大値(上限値)とを示す数値を設定して、CPU103が乱数値MR1と大当り判定範囲の最小値や最大値とを比較することにより、乱数値MR1が大当り判定範囲の範囲内であるか否かを判定できればよい。このとき、乱数値MR1が大当り判定範囲の範囲内であると判定されることにより、その乱数値MR1を含む保留データに基づく可変表示結果が「大当り」に決定されると判定できる。
Following the processing of step 029SGS121, the display result judgment table shown in FIG. 11-3 is selected and set (step 029SGS122). After that, it is judged whether the numerical data indicating the random number value MR1 for judging the special chart display result extracted in step 029SGS109 of FIG. 11-14 is within a predetermined jackpot judgment range (step 029SGS123). In the jackpot judgment range, individual judgment values assigned to the special chart display result of "jackpot" in the special chart display result judgment table 1 selected by the processing of step 029SGS122 are set, and the
ステップ029SGS123にて大当り判定範囲内ではないと判定された場合、つまり、可変表示において大当りとならないと判定された場合(ステップ029SGS123;N)、つまり、可変表示において可変表示結果が「はずれ」となる場合には、可変表示結果が「はずれ」となることに応じた図柄指定コマンドである第1図柄指定コマンドの送信設定を実行し(ステップ029SGS128)、時短フラグがオン状態であるか否か、つまり、現在の遊技状態が時短状態であるか否かを判定する(ステップ029SGS129)。時短フラグがオフである場合は(ステップ029SGS129;N)、はずれ用変動パターン判定テーブルAを選択してセットし、時短フラグがオン状態である場合は(ステップ029SGS129;Y)、はずれ用変動パターン判定テーブルDを選択してセットする(ステップ029SGS131)。尚、はずれ用変動パターン判定テーブルAは、保留記憶数が2個以下である場合に使用されるはずれ用変動パターン判定テーブルである。また、はずれ用変動パターン判定テーブルDは、遊技状態が時短制御の実行されている高ベース状態である場合に使用されるはずれ用変動パターン判定テーブルである。 If it is determined in step 029SGS123 that the winning combination is not within the winning combination range, that is, if it is determined that the winning combination is not a winning combination in the variable display (step 029SGS123; N), that is, if the variable display result in the variable display is a "miss", the transmission setting of the first pattern designation command, which is a pattern designation command corresponding to the variable display result being a "miss" (step 029SGS128), is executed, and it is determined whether the time-saving flag is on or not, that is, whether the current game state is in the time-saving state or not (step 029SGS129). If the time-saving flag is off (step 029SGS129; N), the losing combination pattern determination table A is selected and set, and if the time-saving flag is on (step 029SGS129; Y), the losing combination pattern determination table D is selected and set (step 029SGS131). In addition, the loss fluctuation pattern determination table A is a loss fluctuation pattern determination table used when the number of reserved memories is two or less. In addition, the loss fluctuation pattern determination table D is a loss fluctuation pattern determination table used when the game state is a high base state in which time-saving control is being executed.
また、ステップ029SGS123にて大当り判定範囲内であると判定された場合、つまり、可変表示時に大当りとなると判定された場合には(ステップ029SGS123;Y)、図11-15(A)に示すように、大当り種別判定用の乱数値MR2に基づいて、大当り種別を判定する(ステップ029SGS132)。このとき、CPU103は、始動口バッファ値に対応して特定される変動特図(「1」に対応する「第1特図」または「2」に対応する「第2特図」)に応じて、大当り種別判定テーブルを構成するテーブルデータから大当り種別判定用テーブルデータを選択する。そして、選択した大当り種別判定用テーブルデータを参照することにより、大当り種別が複数種別のいずれに判定されるかを判定する。
Also, if it is determined in step 029SGS123 that the value is within the jackpot determination range, that is, if it is determined that a jackpot will occur during variable display (step 029SGS123; Y), as shown in FIG. 11-15(A), the jackpot type is determined based on the random number value MR2 for jackpot type determination (step 029SGS132). At this time, the
また、判定した大当り種別に応じた図柄指定コマンド、つまり、確変大当りAである場合には第2図柄指定コマンド、確変大当りBである場合には第3図柄指定コマンド、確変大当りCである場合には第4図柄指定コマンド、非変大当りである場合には第5図柄指定コマンドの送信設定を実行し(ステップ029SGS133)、大当り用変動パターン判定テーブルを選択してセットして(ステップ029SGS135)、ステップ029SGS138に進む。 In addition, the sending setting of the symbol designation command according to the type of jackpot determined is executed (step 029SGS133), i.e., the second symbol designation command in case of a sure jackpot A, the third symbol designation command in case of a sure jackpot B, the fourth symbol designation command in case of a sure jackpot C, and the fifth symbol designation command in case of a non-variable jackpot, and the jackpot variation pattern determination table is selected and set (step 029SGS135), and the process proceeds to step 029SGS138.
ステップ029SGS130,ステップ029SGS131,ステップ029SGS135の処理のいずれかを実行した後には、これらの各ステップにおいてセットされた各変動パターン判定テーブルと変動パターン判定用の乱数値MR3を示す数値データとを用いて、乱数値MR3が含まれる判定値の範囲に応じた変動カテゴリを判定する(ステップ029SGS138)。本特徴部029SGでは、図11-15(B)に示すように、少なくとも可変表示結果が「はずれ」となる場合に、合計保留記憶数にかかわらず共通して「非リーチ」の可変表示態様となる変動カテゴリと、「スーパーリーチ」の可変表示態様となる変動カテゴリと、「非リーチ」と「スーパーリーチ」以外の可変表示態様(例えばノーマルリーチ)となる「その他」の変動カテゴリと、を設け、乱数値MR3に基づいて、このような変動カテゴリに決定されるか否かを判定できればよい。 After executing any of the processes of step 029SGS130, step 029SGS131, and step 029SGS135, the variable category according to the range of judgment values that includes the random number value MR3 is determined using each of the variable pattern judgment tables set in each of these steps and the numerical data indicating the random number value MR3 for variable pattern judgment (step 029SGS138). In this characteristic part 029SG, as shown in FIG. 11-15(B), at least when the variable display result is "miss", a variable category that is a variable display mode of "non-reach" in common regardless of the total reserved memory number, a variable category that is a variable display mode of "super reach", and a variable category of "other" that is a variable display mode other than "non-reach" and "super reach" (for example, normal reach) are provided, and it is sufficient to determine whether such a variable category is determined based on the random number value MR3.
その後、ステップ029SGS138の処理による判定結果に応じた変動カテゴリ指定コマンドを、演出制御基板12に対して送信するための設定を行ってから(ステップ029SGS139)、入賞時乱数値判定処理を終了する。 After that, a variable category designation command according to the result of the processing in step 029SGS138 is set up to be sent to the performance control board 12 (step 029SGS139), and the winning random number value determination process is terminated.
図11-16は、特別図柄通常処理として、図6のS110にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。図11-16に示す特別図柄通常処理において、CPU103は、まず、第2特図保留記憶数が「0」であるか否かを判定する(ステップ029SGS141)。第2特図保留記憶数は、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図を用いた特図ゲームの保留記憶数である。例えば、ステップ029SGS141の処理では、遊技制御カウンタ設定部029SG154に記憶されている第2保留記憶数カウント値を読み出し、その読出値が「0」であるか否かを判定すればよい。
Figure 11-16 is a flow chart showing an example of the processing executed in S110 of Figure 6 as the normal special symbol processing. In the normal special symbol processing shown in Figure 11-16, the
ステップ029SGS141にて第2特図保留記憶数が「0」以外であるときには(ステップ029SGS141;N)、第2特図保留記憶部にて保留番号「1」に対応して記憶されている保留データとして、特図表示結果判定用の乱数値MR1、大当り種別判定用の乱数値MR2、変動パターン判定用の乱数値MR3を示す数値データをそれぞれ読み出す(ステップ029SGS142)。このとき読み出された数値データは、例えば変動用乱数バッファなどに格納されて、一時記憶されればよい。 When the second special chart reserved memory number is other than "0" in step 029SGS141 (step 029SGS141; N), the reserved data stored in the second special chart reserved memory section corresponding to reserved number "1" is read out as numerical data indicating a random number value MR1 for determining the special chart display result, a random number value MR2 for determining the jackpot type, and a random number value MR3 for determining the fluctuation pattern (step 029SGS142). The numerical data read out at this time may be temporarily stored, for example, in a fluctuation random number buffer.
ステップ029SGS142の処理に続いて、第2特図保留記憶数カウント値や合計保留記憶数カウント値を1減算して更新することなどにより、第2特図保留記憶数と合計保留記憶数を1減算させるように更新するとともに、第2特図保留記憶部のデータを更新する。具体的には、第2特図保留記憶部にて保留番号「1」より下位のエントリ(例えば保留番号「2」~「4」に対応するエントリ)に記憶された乱数値MR1~MR3を示す保留データを、1エントリずつ上位にシフトする(ステップ029SGS143)。 Following the processing of step 029SGS142, the second special chart reserved memory count value and the total reserved memory count value are updated by subtracting 1 from each other, and the second special chart reserved memory count and the total reserved memory count are updated, and the data in the second special chart reserved memory section is updated. Specifically, the reserved data indicating the random number values MR1 to MR3 stored in entries lower than reserved number "1" in the second special chart reserved memory section (for example, entries corresponding to reserved numbers "2" to "4") are shifted to higher entries by one entry at a time (step 029SGS143).
その後、変動特図指定バッファの格納値である変動特図指定バッファ値を「2」に更新した後(ステップ029SGS144)、ステップ029SGS149に移行する。 After that, the variable special chart designation buffer value, which is the stored value in the variable special chart designation buffer, is updated to "2" (step 029SGS144), and then the process proceeds to step 029SGS149.
一方、ステップ029SGS141にて第2特図保留記憶数が「0」であるときには(ステップ029SGS141;Y)、第1特図保留記憶数が「0」であるか否かを判定する(ステップ029SGS145)。第1特図保留記憶数は、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図を用いた特図ゲームの保留記憶数である。例えば、ステップ029SGS145の処理では、遊技制御カウンタ設定部029SG154にて第1保留記憶数カウンタが記憶する第1保留記憶数カウント値を読み出し、その読出値が「0」であるか否かを判定すればよい。このように、ステップ029SGS145の処理は、ステップ029SGS141にて第2特図保留記憶数が「0」であると判定されたときに実行されて、第1特図保留記憶数が「0」であるか否かを判定する。これにより、第2特図を用いた特図ゲームは、第1特図を用いた特図ゲームよりも優先して実行が開始されることになる。
On the other hand, when the second special pattern reserved memory number is "0" in step 029SGS141 (step 029SGS141; Y), it is determined whether the first special pattern reserved memory number is "0" (step 029SGS145). The first special pattern reserved memory number is the reserved memory number of the special pattern game using the first special pattern by the first special
尚、第2特図を用いた特図ゲームが第1特図を用いた特図ゲームよりも優先して実行されるものに限定されず、例えば第1始動入賞口や第2始動入賞口を遊技球が進入(通過)して始動入賞が発生した順に、特図ゲームの実行が開始されるようにしてもよい。この場合には、始動入賞が発生した順番を特定可能なデータを記憶するテーブルを設けて、その記憶データから第1特図と第2特図のいずれを用いた特図ゲームの実行を開始するかを決定できればよい。 The special chart game using the second special chart is not limited to being executed with priority over the special chart game using the first special chart, and may be started in the order in which the game ball enters (passes) the first start winning port or the second start winning port and the start winning occurs. In this case, a table may be provided that stores data that can identify the order in which the start winning occurs, and it may be possible to determine whether to start the special chart game using the first special chart or the second special chart from the stored data.
ステップ029SGS145にて第1特図保留記憶数が「0」以外であるときには(ステップ029SGS145;N)、第1特図保留記憶部にて保留番号「1」に対応して記憶されている保留データとして、特図表示結果判定用の乱数値MR1、大当り種別判定用の乱数値MR2、変動パターン判定用の乱数値MR3を示す数値データをそれぞれ読み出す(ステップ029SGS146)。このとき読み出された数値データは、例えば変動用乱数バッファなどに格納されて、一時記憶されればよい。 When the first special chart reserved memory number is other than "0" in step 029SGS145 (step 029SGS145; N), the reserved data stored in the first special chart reserved memory section corresponding to reserved number "1" is read out as numerical data indicating a random number value MR1 for determining the special chart display result, a random number value MR2 for determining the type of big win, and a random number value MR3 for determining the fluctuation pattern (step 029SGS146). The numerical data read out at this time may be temporarily stored, for example, in a fluctuation random number buffer.
ステップ029SGS146の処理に続いて、第1特図保留記憶数カウント値や合計保留記憶数カウント値を1減算して更新することなどにより、第1特図保留記憶数と合計保留記憶数を1減算させるように更新するとともに、第1特図保留記憶部のデータを更新する。具体的には、第1特図保留記憶部にて保留番号「1」より下位のエントリ(例えば保留番号「2」~「4」に対応するエントリ)に記憶された乱数値MR1~MR3を示す保留データを、1エントリずつ上位にシフトする(ステップ029SGS147)。 Following the processing of step 029SGS146, the first special chart reserved memory count value and the total reserved memory count value are updated by subtracting 1 from each other, and the first special chart reserved memory count and the total reserved memory count are updated, and the data in the first special chart reserved memory section is updated. Specifically, the reserved data indicating the random number values MR1 to MR3 stored in entries lower than reserved number "1" in the first special chart reserved memory section (for example, entries corresponding to reserved numbers "2" to "4") are shifted to higher entries by one entry (step 029SGS147).
その後、変動特図指定バッファの格納値である変動特図指定バッファ値を「1」に更新した後(ステップ029SGS148)、ステップ029SGS149に移行する。 After that, the variable special chart designation buffer value, which is the stored value in the variable special chart designation buffer, is updated to "1" (step 029SGS148), and then the process proceeds to step 029SGS149.
ステップ029SGS149においては、特別図柄の可変表示結果である特図表示結果を「大当り」と「はずれ」のいずれとするかを決定するための使用テーブルとして、図11-3に示す特図表示結果判定テーブルを選択してセットする。続いて、変動用乱数バッファに格納された特図表示結果判定用の乱数値MR1を示す数値データを、「大当り」や「はずれ」の各特図表示結果に割り当てられた判定値と比較して、特図表示結果を「大当り」と「はずれ」のいずれとするかを決定する(ステップ029SGS150a)。尚、このステップ029SGS150aにおいては、その時点の遊技状態が、確変フラグがオン状態である高確状態(確変状態)であれば、特図表示結果判定用の乱数値MR1が高確状態(確変状態)に対応する10000~12180の範囲に該当すれば「大当り」と判定し、該当しなければ「はずれ」と判定する。また、確変フラグがオフである低確状態であれば、特図表示結果判定用の乱数値MR1が1~219の範囲に該当すれば「大当り」と判定し、該当しなければ「はずれ」と判定する。 In step 029SGS149, the special pattern display result judgment table shown in FIG. 11-3 is selected and set as a table to be used for determining whether the special pattern display result, which is the variable display result of the special pattern, is a "jackpot" or a "miss". Next, the numerical data indicating the random number value MR1 for special pattern display result judgment stored in the variable random number buffer is compared with the judgment value assigned to each special pattern display result of "jackpot" or "miss" to determine whether the special pattern display result is a "jackpot" or a "miss" (step 029SGS150a). In addition, in this step 029SGS150a, if the game state at that time is a high probability state (high probability state) in which the high probability flag is on, if the random number value MR1 for special pattern display result judgment falls within the range of 10000 to 12180 corresponding to the high probability state (high probability state), it is judged as a "jackpot", and if it does not fall within the range, it is judged as a "miss". Also, if the probability is low and the probability flag is off, if the random number value MR1 used to determine the special chart display result falls within the range of 1 to 219, it is determined to be a "jackpot," and if it does not fall within the range, it is determined to be a "miss."
このように、ステップ029SGS149で選択される特図表示結果判定テーブル1においては、その時点の遊技状態(高確、低確)に対応して異なる判定値が「大当り」に割り当てられていることから、ステップ029SGS150aの処理では、特図ゲームなどの可変表示が開始されるときの遊技状態が高確状態であるか否かに応じて、異なる判定用データ(判定値)を用いて特図表示結果を「大当り」とするか否かが決定されることで、遊技状態が高確状態である場合には、低確状態である場合よりも高確率で「大当り」と判定(決定)される。 In this way, in the special chart display result judgment table 1 selected in step 029SGS149, different judgment values are assigned to "jackpot" depending on the game state at that time (high probability, low probability), so in the processing of step 029SGS150a, whether or not the special chart display result is a "jackpot" is determined using different judgment data (judgment values) depending on whether or not the game state when the variable display of the special chart game or the like is started is a high probability state, so that when the game state is a high probability state, it is judged (determined) to be a "jackpot" with a higher probability than when it is a low probability state.
ステップ029SGS150aにて「大当り」であると判定された場合には(ステップ029SGS150a;Y)、遊技制御フラグ設定部029SG152に大当りフラグをオン状態とする(ステップ029SGS152)。このときには、大当り種別を複数種類のいずれかに決定するための使用テーブルとして、図11-4(A)に示す大当り種別判定テーブルを選択してセットする(ステップ029SGS153)。こうしてセットされた大当り種別判定テーブルを参照することにより、変動用乱数バッファに格納された大当り種別判定用の乱数値MR2を示す数値データと、大当り種別判定テーブルにおいて「非確変大当り」、「確変大当りA」、「確変大当りB」、「確変大当りC」の各大当り種別に割り当てられた判定値のいずれと合致するかに応じて、大当り種別を複数種別のいずれとするかを決定する(ステップ029SGS154)。 When it is determined in step 029SGS150a that it is a "jackpot" (step 029SGS150a; Y), the jackpot flag is set to ON in the game control flag setting unit 029SG152 (step 029SGS152). At this time, the jackpot type determination table shown in FIG. 11-4 (A) is selected and set as the table to be used for determining the jackpot type as one of the multiple types (step 029SGS153). By referring to the jackpot type determination table thus set, the jackpot type is determined to be one of the multiple types according to whether the numerical data indicating the random number value MR2 for jackpot type determination stored in the variable random number buffer matches with the determination value assigned to each jackpot type of "non-variable jackpot", "variable jackpot A", "variable jackpot B", or "variable jackpot C" in the jackpot type determination table (step 029SGS154).
ステップ029SGS154の処理にて大当り種別を決定することにより、大当り遊技状態の終了後における遊技状態を、時短状態と、時短状態よりも遊技者にとって有利度が高い確変状態とのうち、いずれの遊技状態に制御するかが、可変表示結果としての確定特別図柄が導出される以前に決定されることになる。こうして決定された大当り種別に対応して、例えば遊技制御バッファ設定部029SG155に設けられた大当り種別バッファの格納値である大当り種別バッファ値を設定することなどにより(ステップ029SGS155)、決定された大当り種別を記憶する。一例として、大当り種別が非確変大当りに対応する「非確変大当り」であれば大当り種別バッファ値を「0」とし、確変大当りAに対応する「確変A」であれば「1」とし、確変大当りBに対応する「確変B」であれば「2」とし、確変大当りCに対応する「確変C」であれば「3」とすればよい。 By determining the jackpot type in the process of step 029SGS154, it is determined before the derivation of the fixed special pattern as the variable display result whether the game state after the end of the jackpot game state is controlled to a time-saving state or a high probability state, which is more advantageous to the player than the time-saving state. In response to the jackpot type thus determined, the determined jackpot type is stored by setting, for example, a jackpot type buffer value, which is a stored value of the jackpot type buffer provided in the game control buffer setting unit 029SG155 (step 029SGS155). As an example, if the jackpot type is a "non-high probability jackpot" corresponding to a non-high probability jackpot, the jackpot type buffer value is set to "0", if it is a "high probability A" corresponding to a high probability jackpot A, it is set to "1", if it is a "high probability B" corresponding to a high probability jackpot B, it is set to "2", and if it is a "high probability C" corresponding to a high probability jackpot C, it is set to "3".
ステップ029SGS155の終了後、または、ステップ029SGS150aにて「大当り」ではないと判定された場合(ステップ029SGS150a;N)は、大当り遊技状態に制御するか否か(大当りフラグがオン状態にされているか否か)の事前決定結果、大当り遊技状態とする場合における大当り種別の決定結果に対応して、確定特別図柄を設定する。一例として、特図表示結果を「はずれ」とする旨の事前決定結果に対応して、はずれ図柄となる「-」の記号を示す特別図柄を、確定特別図柄に設定する。また、ステップ029SGS150aにて特図表示結果が「大当り」であると判定された場合には、ステップ029SGS154における大当り種別が「確変大当りA」である場合には「7」の数字を示す特別図柄を確定特別図柄に設定する。また、大当り種別が「確変大当りB」である場合には、「5」の数字を示す特別図柄を、確定特別図柄に設定する。また、大当り種別が「非確変大当り」である場合には、「3」の数字を示す特別図柄を、確定特別図柄に設定する。また、大当り種別が「確変大当りC」である場合には、「1」の数字を示す特別図柄を、確定特別図柄に設定する。尚、これら確定特別図柄は一例であり、これら以外の確定特別図柄を設定してもよいし、確定特別図柄として複数種類の図柄を設定するようにしてもよい。 After step 029SGS155 is completed, or if it is determined in step 029SGS150a that the game is not a "jackpot" (step 029SGS150a; N), a fixed special symbol is set in accordance with the pre-determined result of whether or not to control the game to a jackpot game state (whether or not the jackpot flag is set to the on state) and the determined jackpot type in the case of a jackpot game state. As an example, in accordance with the pre-determined result of the special symbol display result being a "miss," a special symbol showing the "-" symbol, which is a miss symbol, is set as the fixed special symbol. Also, if it is determined in step 029SGS150a that the special symbol display result is a "jackpot," if the jackpot type in step 029SGS154 is "high probability jackpot A," a special symbol showing the number "7" is set as the fixed special symbol. Furthermore, if the jackpot type is a "high probability jackpot B," a special symbol showing the number "5" is set as the confirmed special symbol. Furthermore, if the jackpot type is a "non-high probability jackpot," a special symbol showing the number "3" is set as the confirmed special symbol. Furthermore, if the jackpot type is a "high probability jackpot C," a special symbol showing the number "1" is set as the confirmed special symbol. Note that these confirmed special symbols are merely examples, and other confirmed special symbols may be set, or multiple types of symbols may be set as confirmed special symbols.
ステップ029SGS156にて確定特別図柄を設定した後には、特図プロセスフラグの値を変動パターン設定処理に対応した値である“1”に更新してから(ステップ029SGS157)、特別図柄通常処理を終了する。 After the confirmed special symbol is set in step 029SGS156, the value of the special symbol process flag is updated to "1", which corresponds to the variable pattern setting process (step 029SGS157), and then the normal special symbol processing is terminated.
尚、ステップ029SGS145にて第1特図を用いた特図ゲームの保留記憶数が「0」である場合には(ステップ029SGS145;Y)、所定のデモ表示設定を行ってから(ステップ029SGS158)、特別図柄通常処理を終了する。このデモ表示設定では、例えば画像表示装置5において所定の演出画像を表示することなどによるデモンストレーション表示(デモ画面表示)を指定する演出制御コマンド(客待ちデモ指定コマンド)が、主基板11から演出制御基板12に対して送信済みであるか否かを判定する。このとき、既に、客待ちデモ指定コマンドを送信済みであれば、そのままデモ表示設定を終了する。これに対して、未送信であれば、客待ちデモ指定コマンドを送信するための設定を行ってから、デモ表示設定を終了する。
If the reserved memory count for the special symbol game using the first special symbol is "0" in step 029SGS145 (step 029SGS145; Y), a predetermined demo display setting is performed (step 029SGS158), and then the normal special symbol processing is terminated. In this demo display setting, it is determined whether or not a performance control command (customer waiting demo designation command) that designates a demonstration display (demo screen display) by, for example, displaying a predetermined performance image on the
図11-17は、変動パターン設定処理として、図6のステップS111にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。図11-17に示す変動パターン設定処理において、CPU103は、まず、大当りフラグがオン状態にされているか否かを判定する(ステップ029SGS161)。そして、大当りフラグがオン状態にされていれば(ステップ029SGS161;Y)、大当り用変動パターン判定テーブルを選択してセットする(ステップ029SGS164)。
Figure 11-17 is a flow chart showing an example of the process executed in step S111 of Figure 6 as the fluctuation pattern setting process. In the fluctuation pattern setting process shown in Figure 11-17, the
ステップ029SGS161における判定において、大当りフラグがオン状態にされていなければ(ステップ029SGS161;N)、遊技制御フラグ設定部に時短フラグがオン状態にされているか否かを判定することにより、遊技状態が確変状態や時短状態で時短制御が行われる時短制御中であるか否かを判定する(ステップ029SGS168)。そして、時短フラグがオン状態にされていれば(ステップ029SGS168;Y)、変動パターンを複数種類のいずれかに決定するための使用テーブルとして、はずれ用変動パターン判定テーブルDを選択してセットする(ステップ029SGS169)。 If the judgment in step 029SGS161 does not indicate that the jackpot flag is on (step 029SGS161; N), the game control flag setting unit judges whether the time-saving flag is on to judge whether the game state is in a special state or a time-saving state and time-saving control is being performed (step 029SGS168). Then, if the time-saving flag is on (step 029SGS168; Y), the loss fluctuation pattern judgment table D is selected and set as the table to be used for determining one of multiple types of fluctuation pattern (step 029SGS169).
一方、時短制御中ではないとき、つまり、時短フラグがオン状態にされていないときには(ステップ029SGS168;N)、例えば遊技制御カウンタ設定部029SG154に設けられた、変動特図の保留記憶数カウンタの格納値を読み取ることなどにより、変動特図の保留記憶数を特定し、該特定した変動特図の保留記憶数が1または2であるか否かを判定する(ステップ029SGS170)。 On the other hand, when time-saving control is not in progress, that is, when the time-saving flag is not on (step 029SGS168; N), the number of reserved memories of variable special charts is identified, for example by reading the stored value of the reserved memory number counter for variable special charts provided in the game control counter setting unit 029SG154, and it is determined whether the reserved memory number of the identified variable special chart is 1 or 2 (step 029SGS170).
特定した変動特図の保留記憶数が1または2である場合(ステップ029SGS170;N)には、変動パターンを複数種類のいずれかに決定するための使用テーブルとして、はずれ用変動パターン判定テーブルAを選択してセットする(ステップ029SGS171)。 If the number of reserved memories for the identified special variable chart is 1 or 2 (step 029SGS170; N), the loss variable pattern determination table A is selected and set as the table to be used for determining one of multiple types of variable patterns (step 029SGS171).
また、特定した変動特図の保留記憶数が1または2ではない場合には(ステップ029SGS170;N)、特定した変動特図の保留記憶数が3であるか否かを更に判定する(ステップ029SGS172)。 In addition, if the number of reserved memories for the identified variable special chart is not 1 or 2 (step 029 SGS170; N), it is further determined whether the number of reserved memories for the identified variable special chart is 3 (step 029 SGS172).
特定した変動特図の保留記憶数が3である場合(ステップ029SGS172;Y)には、変動パターンを複数種類のいずれかに決定するための使用テーブルとして、はずれ用変動パターン判定テーブルBを選択してセットする(ステップ029SGS173)。 If the number of reserved memories for the identified special variable chart is 3 (step 029SGS172; Y), the loss variable pattern determination table B is selected and set as the table to be used for determining one of multiple types of variable patterns (step 029SGS173).
また、特定した変動特図の保留記憶数が3ではない場合、つまり、特定した変動特図の保留記憶数が4である場合(ステップ029SGS172;N)には、変動パターンを複数種類のいずれかに決定するための使用テーブルとして、はずれ用変動パターン判定テーブルCを選択してセットして(ステップ029SGS174)、ステップ029SGS175に進む。 Also, if the number of reserved memories for the identified variable special chart is not 3, that is, if the number of reserved memories for the identified variable special chart is 4 (step 029SGS172; N), the system selects and sets the miss variable pattern determination table C as the table to be used for determining one of multiple types of variable pattern (step 029SGS174), and proceeds to step 029SGS175.
ステップ029SGS164,ステップ029SGS169,ステップ029SGS171,ステップ029SGS173,ステップ029SGS174の処理のいずれかを実行した後には、例えば変動用乱数バッファなどに格納されている変動パターン判定用の乱数値MR3を示す数値データなどに基づき、選択(セット)された大当り用変動パターン判定テーブル、特殊当り用変動パターン判定テーブル、またははずれ用変動パターン判定テーブルA~Dのいずれかを参照することにより、変動パターンを複数種類のいずれかに決定する(ステップ029SGS175)。 After executing any of the processes of step 029SGS164, step 029SGS169, step 029SGS171, step 029SGS173, and step 029SGS174, the fluctuation pattern is determined to be one of several types by referring to the selected (set) jackpot fluctuation pattern determination table, special win fluctuation pattern determination table, or miss fluctuation pattern determination table A to D based on, for example, numerical data indicating the random number value MR3 for fluctuation pattern determination stored in a fluctuation random number buffer (step 029SGS175).
尚、大当りフラグがオフであるときには、ステップ029SGS175の処理にて変動パターンを決定することにより、飾り図柄の可変表示態様を「リーチ」とするか否かが決定される。即ち、ステップ029SGS170の処理には、可変表示結果が「はずれ」となる場合に、飾り図柄の可変表示状態をリーチ状態とするか否かを決定する処理が含まれている。 When the jackpot flag is off, step 029SGS175 determines the variation pattern, and determines whether the variable display state of the decorative symbols is set to "reach." In other words, step 029SGS170 includes a process for determining whether the variable display state of the decorative symbols is set to a "reach" state when the variable display result is a "miss."
ステップ029SGS175にて変動パターンを決定した後には、変動特図指定バッファ値に応じて、第1特別図柄表示装置4Aにおける第1特図を用いた特図ゲームと、第2特別図柄表示装置4Bにおける第2特図を用いた特図ゲームのいずれかを開始させるように、特別図柄の変動を開始させるための設定を行う(ステップ029SGS176)。一例として、変動特図指定バッファ値が「1」であれば、第1特別図柄表示装置4Aにおける第1特図の表示を更新させる駆動信号を送信するための設定を行う。一方、変動特図指定バッファ値が「2」であれば、第2特別図柄表示装置4Bにおける第2特図の表示を更新させる駆動信号を送信するための設定を行う。
After the variation pattern is determined in step 029SGS175, settings are made to start the variation of the special patterns so that either a special pattern game using the first special pattern on the first special
ステップ029SGS176の処理に続いて、特別図柄の変動開始時用となる各種コマンドを送信するための設定を行う(ステップ029SGS177)。例えば、変動特図指定バッファ値が「1」である場合に、CPU103は、主基板11から演出制御基板12に対して遊技状態指定コマンド、第1可変表示開始コマンド、変動パターン指定コマンド、可変表示結果指定コマンド、第1保留記憶数通知コマンドを順次に送信するために、予め用意された第1変動開始用コマンドテーブルのROM101における記憶アドレス(先頭アドレス)を示す設定データを、遊技制御バッファ設定部029SG155に設けられた送信コマンドバッファにおいて送信コマンドポインタによって指定されたバッファ領域に格納する。他方、変動特図指定バッファ値が「2」である場合に、CPU103は、主基板11から演出制御基板12に対して遊技状態指定コマンド、第2可変表示開始コマンド、変動パターン指定コマンド、可変表示結果指定コマンド、第2保留記憶数通知コマンドを順次に送信するために、予め用意された第2変動開始用コマンドテーブルのROM101における記憶アドレスを示す設定データを、遊技制御バッファ設定部029SG155に設けられた送信コマンドバッファにおいて送信コマンドポインタによって指定されたバッファ領域に格納する。
Following the processing of step 029SGS176, settings are made to send various commands for when the special pattern starts to change (step 029SGS177). For example, when the special pattern change designation buffer value is "1", the
ステップ029SGS177の処理を実行した後、その変動パターンの決定結果に応じた特別図柄の可変表示時間である特図変動時間を設定する(ステップ029SGS178)。特別図柄の可変表示時間となる特図変動時間は、特図ゲームにおいて特別図柄の可変表示を開始してから可変表示結果(特図表示結果)となる確定特別図柄が停止表示されるまでの所要時間である。その後、特図プロセスフラグの値を特別図柄変動処理に対応した値である“2”に更新してから(ステップ029SGS179)、変動パターン設定処理を終了する。 After executing the process of step 029SGS177, the special symbol fluctuation time, which is the variable display time of the special symbol according to the result of the determination of the fluctuation pattern, is set (step 029SGS178). The special symbol fluctuation time, which is the variable display time of the special symbol, is the time required from the start of the variable display of the special symbol in the special symbol game until the confirmed special symbol, which is the variable display result (special symbol display result), is displayed stationary. After that, the value of the special symbol process flag is updated to "2", which is the value corresponding to the special symbol fluctuation process (step 029SGS179), and the fluctuation pattern setting process is terminated.
ステップ029SGS177でのコマンド送信設定にもとづいて、変動パターン設定処理が終了してから図5に示すステップS27のコマンド制御処理が実行されるごとに、主基板11から演出制御基板12に対して遊技状態指定コマンド、第1可変表示開始コマンドまたは第2可変表示開始コマンド、変動パターン指定コマンド、可変表示結果指定コマンド、第1保留記憶数通知コマンドまたは第2保留記憶数通知コマンドが、順次に送信されることになる。尚、これらの演出制御コマンドが送信される順番は任意に変更可能であり、例えば可変表示結果指定コマンドを最初に送信してから、第1可変表示開始コマンドまたは第2可変表示開始コマンド、変動パターン指定コマンド、遊技状態指定コマンド、第1保留記憶数通知コマンドまたは第2保留記憶数通知コマンドの順などで送信されるようにしてもよい。
Based on the command transmission setting in step 029SGS177, each time the command control process of step S27 shown in FIG. 5 is executed after the variable pattern setting process is completed, the
図11-18は、特別図柄停止処理として、図6のステップS113にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。特別図柄停止処理において、CPU103は、ステップS112の特別図柄変動処理で参照される終了フラグをオン状態として特別図柄の変動を終了させ、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bに停止図柄を停止表示する制御を行う(ステップ029SGS180)。尚、変動特図指定バッファ値が第1特図を示す「1」である場合には、第1特別図柄表示装置4Aでの第1特別図柄の変動を終了させ、変動特図指定バッファ値が第2特図を示す「2」である場合には、第2特別図柄表示装置4Bでの第2特別図柄の変動を終了させる。また、演出制御基板12に図柄確定コマンドを送信する制御を行う(ステップ029SGS181)。
Figure 11-18 is a flow chart showing an example of the process executed in step S113 of Figure 6 as the special symbol stop process. In the special symbol stop process, the
そして、大当りフラグがオン状態にされているか否かを判定する(ステップ029SGS182)。大当りフラグがオン状態にされている場合(ステップ029SGS182;Y)にCPU103は、確変フラグや時短フラグがオン状態にされていれば、確変フラグ及び時短フラグをクリアしてオフ状態とし(ステップ029SGS184)、演出制御基板12に、記憶されている大当りの種別に応じて当り開始1指定コマンド(確変大当りA)、当り開始2指定コマンド(確変大当りB)、当り開始3指定コマンド(確変大当りC)、当り開始4指定コマンド(非確変)を送信するための設定を行う(ステップ029SGS185)。
Then, it is determined whether the jackpot flag is turned on (step 029SGS182). If the jackpot flag is turned on (step 029SGS182; Y), the
更にCPU103は、演出制御基板12に通常状態を示す遊技状態指定コマンドを送信するための設定を行う(ステップ029SGS186)。
The
そして、大当り表示時間タイマに大当り表示時間(大当りが発生したことを、例えば、画像表示装置5において報知する時間)に相当する値を設定する(ステップ029SGS187)。また、大入賞口開放回数カウンタに開放回数(例えば、非確変大当りや確変大当りAの場合には10回、確変大当りBの場合には5回、確変大当りCの場合には2回)をセットする(ステップ029SGS188)。そして、特別図柄プロセスフラグの値を大当り開放前処理(ステップS114)に対応した値である“4”に更新し(ステップ029SGS189)、当該特別図柄停止処理を終了する。 Then, the jackpot display timer is set to a value equivalent to the jackpot display time (the time for announcing the occurrence of a jackpot, for example, on the image display device 5) (step 029SGS187). Also, the number of times the jackpot opening counter has been opened (for example, 10 times for a non-variable jackpot or a variable jackpot A, 5 times for a variable jackpot B, and 2 times for a variable jackpot C) is set (step 029SGS188). Then, the value of the special symbol process flag is updated to "4", which is the value corresponding to the jackpot opening pre-processing (step S114) (step 029SGS189), and the special symbol stop processing is terminated.
一方、大当りフラグがオフである場合には(ステップ029SGS182;N)、ステップ029SGS190においてCPU103は、時短回数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する。時短回数カウンタの値が「0」である場合(ステップ029SGS190;Y)には、ステップ029SGS196に進む。
On the other hand, if the jackpot flag is off (step 029SGS182; N), in step 029SGS190, the
一方、時短回数カウンタの値が「0」でない場合(ステップ029SGS190;N)、つまり、時短回数が残存している高ベース状態である場合には、該時短回数カウンタの値を-1する(ステップ029SGS191)。そして、減算後の時短回数カウンタの値が「0」であるか否かを判定し(ステップ029SGS193)、「0」でない場合(ステップ029SGS193;N)にはステップ029SGS196に進み、時短回数カウンタの値が「0」である場合(ステップ029SGS193;Y)には、時短制御を終了させるために、時短フラグをクリアしてオフ状態とした後(ステップ029SGS194)、確変フラグまたは時短フラグの状態に対応した遊技状態(具体的には低確低ベース状態)に対応した遊技状態指定コマンドの送信設定を行った後(ステップ029SGS195)、ステップ029SGS196に進む。 On the other hand, if the value of the time-saving counter is not "0" (step 029SGS190; N), that is, if the time-saving counter is in a high base state with remaining time-saving times, the value of the time-saving counter is decremented by 1 (step 029SGS191). Then, it is determined whether the value of the time-saving counter after subtraction is "0" or not (step 029SGS193). If it is not "0" (step 029SGS193; N), the process proceeds to step 029SGS196. If the value of the time-saving counter is "0" (step 029SGS193; Y), the process clears the time-saving flag to turn it off in order to end the time-saving control (step 029SGS194), sets the transmission of a game state designation command corresponding to the game state corresponding to the state of the probability change flag or the time-saving flag (specifically, the low probability low base state) (step 029SGS195), and then proceeds to step 029SGS196.
ステップ029SGS196では、特図プロセスフラグの値を特別図柄通常処理に対応した値である“0”に更新してから、当該特別図柄停止処理を終了する。 In step 029SGS196, the value of the special pattern process flag is updated to "0", which is the value corresponding to the normal processing of the special pattern, and then the special pattern stop processing is terminated.
図11-19は、大当り終了処理として、図6のS117にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。 Figure 11-19 is a flowchart showing an example of the process executed in S117 of Figure 6 as the jackpot end process.
大当り終了処理において、CPU103は、大当り終了表示タイマが動作中、つまりタイマカウント中であるか否かを判定する(ステップ029SGS201)。大当り終了表示タイマが動作中でない場合(ステップ029SGS201;N)には、大当り終了表示タイマに、画像表示装置5において大当り終了表示を行う時間(大当り終了表示時間)に対応する表示時間に相当する値を設定し(ステップ029SGS202)、処理を終了する。
In the jackpot end processing, the
一方、大当り終了表示タイマが動作中である場合(ステップ029SGS201;Y)には、大当り終了表示タイマの値を1減算する(ステップ029SGS203)。そして、CPU103は、大当り終了表示タイマの値が0になっているか否か、即ち、大当り終了表示時間が経過したか否か確認する(ステップ029SGS204)。経過していなければ処理を終了する。
On the other hand, if the jackpot end display timer is running (step 029SGS201; Y), the value of the jackpot end display timer is decremented by 1 (step 029SGS203). The
大当り終了表示時間を経過していれば(ステップ029SGS204;Y)、CPU103は、記憶されている大当り種別が非確変大当りであるかを判定する(ステップ029SGS205)。
If the jackpot end display time has elapsed (step 029SGS204; Y), the
記憶されている大当り種別が非確変大当りでない場合(ステップ029SGS205;N)には、確変フラグをオン状態にし(ステップ029SGS207)、時短フラグをオン状態にし(ステップ029SGS208)、時短回数カウンタに「0」をセットした後(ステップ029SGS209)、ステップ029SGS213に進む。 If the stored jackpot type is not a non-variable jackpot (step 029SGS205; N), the variable jackpot flag is turned on (step 029SGS207), the time-saving flag is turned on (step 029SGS208), the time-saving counter is set to "0" (step 029SGS209), and then the process proceeds to step 029SGS213.
一方、大当り種別が非確変大当りである場合には(ステップ029SGS205;Y)には、ステップ029SGS211とステップ029SGS212を実行することで、時短フラグをオン状態にするとともに時短回数カウンタに「100」をセットした後、ステップ029SGS213に進む。 On the other hand, if the jackpot type is a non-variable jackpot (step 029SGS205; Y), steps 029SGS211 and 029SGS212 are executed to turn on the time-saving flag and set the time-saving counter to "100", and then the process proceeds to step 029SGS213.
ステップ029SGS213では、大当りフラグをオフ状態とし、大当り種別に応じた大当り終了指定コマンドの送信設定を行う(ステップ029SGS214)。そして、オン状態にされた確変フラグや時短フラグに基づく遊技状態を演出制御基板12に通知するための遊技状態指定コマンドの送信設定を行った後(ステップ029SGS215)、特図プロセスフラグの値を特別図柄通常処理に対応した値である“0”に更新する(ステップ029SGS216)。
In step 029SGS213, the jackpot flag is turned off, and a jackpot end command is sent according to the type of jackpot (step 029SGS214). Then, after sending a game state command to notify the
次に、演出制御基板12の動作を説明する。図11-20は、先読予告設定処理として、図6のステップS161にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。図11-20に示す先読予告設定処理において、演出制御用CPU120は、先ず、始動入賞時受信コマンドバッファ029SG194Aをチェックし(ステップ029SGS241)、始動入賞時のコマンドの新たな格納が有るか否かを、保留表示フラグの値がセットされていないエントリが有るか否かにより判定する(ステップ029SGS242)。
Next, the operation of the
保留表示フラグの値がセットされていないエントリが無い場合は(ステップ029SGS242;N)、先読予告設定処理を終了し、保留表示フラグの値がセットされていないエントリが有る場合は(ステップ029SGS242;Y)、さらに、該エントリの図柄指定コマンドが第1図柄指定コマンドであるか否か、つまり、図柄指定コマンドがはずれを示す図柄指定コマンドであるか否かを判定する(ステップ029SGS243)。図柄指定コマンドが第1図柄指定コマンド以外である場合、つまり、大当りを示す図柄指定コマンドである場合には(ステップ029SGS243;N)、可変表示結果が大当りであることに基づいて、図示しない大当り時先読予告演出判定テーブルを参照することにより、先読予告演出を実行するか否かと、先読予告演出を実行する場合における表示パターンと、を決定する(ステップ029SGS245)。 If there is no entry with the reserved display flag value not set (step 029SGS242; N), the pre-reading notice setting process is terminated, and if there is an entry with the reserved display flag value not set (step 029SGS242; Y), it is further determined whether the symbol designation command of the entry is the first symbol designation command, that is, whether the symbol designation command is a symbol designation command indicating a miss (step 029SGS243). If the symbol designation command is other than the first symbol designation command, that is, if it is a symbol designation command indicating a jackpot (step 029SGS243; N), based on the variable display result being a jackpot, a pre-reading notice performance determination table (not shown) is referenced to determine whether to execute a pre-reading notice performance and the display pattern when the pre-reading notice performance is executed (step 029SGS245).
ステップ029SGS245においては、例えば、図11-21(A)に示すような決定割合で先読予告演出の実行の有無と表示パターン(予告種別)とを決定する。具体的には、先読予告演出の表示パターン(予告種別)として、表示パターンα及び表示パターンβの2種類が設けられている。このうち、先読予告演出の表示パターンが表示パターンαに決定された場合には、保留記憶表示が青色の丸形で第1保留記憶表示エリア029SG5Dまたは第2保留記憶表示エリア029SG5Uに表示され、先読予告演出の表示パターン(予告種別)が表示パターンβに決定された場合には、保留記憶表示が赤色の丸形で第1保留記憶表示エリア029SG5Dまたは第2保留記憶表示エリア029SG5Uに表示される。 In step 029SGS245, for example, the determination ratio shown in FIG. 11-21 (A) is used to determine whether or not to execute the preview performance and the display pattern (preview type). Specifically, two types of display patterns (preview types) for the preview performance are provided: display pattern α and display pattern β. Of these, when the display pattern for the preview performance is determined to be display pattern α, the reserved memory display is displayed in a blue circle in the first reserved memory display area 029SG5D or the second reserved memory display area 029SG5U, and when the display pattern (preview type) for the preview performance is determined to be display pattern β, the reserved memory display is displayed in a red circle in the first reserved memory display area 029SG5D or the second reserved memory display area 029SG5U.
ステップ029SGS245では、図11-21(A)に示すように、例えば、先読み予告演出の非実行を5%の割合で決定し、先読み予告演出の表示パターンαでの実行を30%の割合で決定し、先読み予告演出の表示パターンβの実行を65%の割合で決定すればよい。
In step 029SGS245, as shown in FIG. 11-21(A), for example, it is possible to determine not to execute the
また、ステップ029SGS243において、保留表示フラグの値がセットされていないエントリの図柄指定コマンドが第1図柄指定コマンドである場合、つまり、はずれを示す図柄指定コマンドである場合は(ステップ029SGS243;Y)、当該エントリの変動カテゴリ指定コマンドが示す変動カテゴリを特定する(ステップ029SGS247)。具体的には、該エントリの変動カテゴリ指定コマンドがC600Hであれば、「非リーチ」の変動パターンのカテゴリであると特定し、C601Hであれば、「スーパーリーチ」の変動パターンのカテゴリであると特定し、C602Hであれば、ノーマルリーチを含む「その他」の変動パターンのカテゴリであると特定すればよい。 Also, in step 029SGS243, if the symbol designation command of an entry for which the value of the pending display flag is not set is the first symbol designation command, that is, if it is a symbol designation command indicating a miss (step 029SGS243; Y), the variable category indicated by the variable category designation command of the entry is identified (step 029SGS247). Specifically, if the variable category designation command of the entry is C600H, it is identified as the category of the "non-reach" variable pattern, if it is C601H, it is identified as the category of the "super reach" variable pattern, and if it is C602H, it is identified as the category of the "other" variable pattern which includes normal reach.
そして、例えば乱数回路124や演出制御カウンタ設定部029SG193のランダムカウンタなどから抽出した先読予告演出用の乱数値を示す数値データと、ステップ029SGS247において特定した変動パターンのカテゴリとに基づいて、図示しないはずれ時先読予告演出判定テーブルを参照することにより、先読予告演出を実行するか否かと、先読予告演出を実行する場合における表示パターン(予告種別)と、を決定する(ステップ029SGS248)。
Then, based on the numerical data indicating the random number value for the pre-reading preview performance extracted, for example, from the
ステップ029SGS248においては、例えば、図11-21(B)に示すような決定割合で先読予告演出の実行の有無と表示パターン(予告種別)とを決定する。図11-21(B)に示す決定割合の設定例では、ステップ029SGS247の処理において特定した変動パターンのカテゴリに応じて、先読予告演出の実行の有無や表示パターン(予告種別)の決定割合を異ならせている。 In step 029SGS248, the display pattern (preview type) and whether or not to execute the pre-reading preview performance are determined using a determination ratio such as that shown in FIG. 11-21(B). In the example of setting the determination ratio shown in FIG. 11-21(B), the determination ratio of whether or not to execute the pre-reading preview performance and the display pattern (preview type) is varied depending on the category of the variation pattern identified in the processing of step 029SGS247.
ステップ029SGS247では、図11-21(B)に示すように、例えば、可変表示結果がはずれで変動カテゴリが「非リーチ」である場合は、先読み予告演出の非実行を95%の割合で決定し、先読み予告演出の表示パターンαでの実行を5%の割合で決定し、先読み予告演出の表示パターンβの実行を0%の割合で決定する。また、可変表示結果がはずれで変動カテゴリが「その他」である場合は、先読み予告演出の非実行を75%の割合で決定し、先読み予告演出の表示パターンαでの実行を20%の割合で決定し、先読み予告演出の表示パターンβの実行を5%の割合で決定する。そして、可変表示結果がはずれで変動カテゴリが「スーパーリーチ」である場合は、先読み予告演出の非実行を65%の割合で決定し、先読み予告演出の表示パターンαでの実行を25%の割合で決定し、先読み予告演出の表示パターンβの実行を10%の割合で決定する。 In step 029SGS247, as shown in FIG. 11-21(B), for example, if the variable display result is a miss and the variable category is "non-reach", it is determined that the pre-reading preview performance will not be executed at a rate of 95%, that the pre-reading preview performance will be executed with display pattern α at a rate of 5%, and that the pre-reading preview performance will be executed with display pattern β at a rate of 0%. Also, if the variable display result is a miss and the variable category is "other", it is determined that the pre-reading preview performance will not be executed at a rate of 75%, that the pre-reading preview performance will be executed with display pattern α at a rate of 20%, and that the pre-reading preview performance will be executed with display pattern β at a rate of 5%. And, if the variable display result is a miss and the variable category is "super reach", it is determined that the pre-reading preview performance will not be executed at a rate of 65%, that the pre-reading preview performance will be executed with display pattern α at a rate of 25%, and that the pre-reading preview performance will be executed with display pattern β at a rate of 10%.
このような設定により、先読み予告演出の実行が決定された場合は、先読み予告演出の非実行が決定された場合よりも可変表示結果が大当りとなる割合が高いため、先読み予告演出の対象である可変表示に遊技者を注目させることが可能となる。更に、先読み予告演出が実行されるときについては、該先読み予告演出が表示パターンβで実行される場合の方が表示パターンαで実行される場合よりも可変表示結果が大当りとなる割合が高いため、先読み予告演出の対象となっている保留記憶表示がいずれの表示パターンにて表示されるかに遊技者を注目させることが可能となっている。 With this setting, when it is decided to execute the look-ahead preview performance, the variable display result is more likely to be a jackpot than when it is decided not to execute the look-ahead preview performance, so it is possible to draw the player's attention to the variable display that is the target of the look-ahead preview performance. Furthermore, when the look-ahead preview performance is executed, the variable display result is more likely to be a jackpot when the look-ahead preview performance is executed in display pattern β than when it is executed in display pattern α, so it is possible to draw the player's attention to which display pattern the reserved memory display that is the target of the look-ahead preview performance will be displayed in.
尚、本特徴部029SGでは、可変表示結果が大当りであれば大当り種別にかかわらず同一割合で先読み予告演出の実行の有無と表示パターンとを決定しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、可変表示結果が大当りである場合は、大当り種別に応じて先読み予告演出の実行の有無や表示パターンの決定割合を異ならせてもよい。このようにすることで、先読み予告演出が実行されるか否かやいずれの表示パターンにて保留記憶表示が表示されるかによっていずれの大当り種別の大当り遊技状態に制御されるかに遊技者を注目させることが可能となる。 In addition, in this feature section 029SG, if the variable display result is a jackpot, the execution or non-execution of the pre-reading preview performance and the display pattern are determined at the same rate regardless of the jackpot type, but the present invention is not limited to this, and if the variable display result is a jackpot, the execution or non-execution of the pre-reading preview performance and the determination rate of the display pattern may be different depending on the jackpot type. In this way, it is possible to draw the player's attention to which jackpot type jackpot game state is controlled depending on whether the pre-reading preview performance is executed or which display pattern the reserved memory display is displayed in.
ステップ029SGS248の実行後、演出制御用CPU120は、ステップ029SGS247において先読予告演出の実行が決定されたか否か、つまり、表示パターン(予告種別)を表示パターンαと表示パターンβのいずれかに決定したか否かを判定する(ステップ029SGS249)。
After executing step 029SGS248, the
ステップ029SGS245の実行後または先読予告演出の実行が決定された場合は(ステップ029SGS249;Y)、決定した表示パターン(予告種別)に対応するフラグ値を当該エントリの保留表示フラグにセットする(ステップ029SGS246)。具体的には、ステップ029SGS245またはステップ029SGS248において決定した表示パターン(予告種別)が保留記憶表示を青色の丸形で示す表示パターンαであれば当該エントリの保留表示フラグに「1」をセットし、ステップ029SGS245またはステップ029SGS248において決定した表示パターン(予告種別)が保留記憶表示を赤色の丸形で示す表示パターンβであれば当該エントリの保留表示フラグに「2」をセットした後、ステップ029SGS252に進む。 After step 029SGS245 is executed or if it is determined that a preview performance is to be executed (step 029SGS249; Y), the flag value corresponding to the determined display pattern (preview type) is set to the pending display flag of the entry (step 029SGS246). Specifically, if the display pattern (preview type) determined in step 029SGS245 or step 029SGS248 is display pattern α, which indicates the pending memory display in a blue circle, the pending display flag of the entry is set to "1", and if the display pattern (preview type) determined in step 029SGS245 or step 029SGS248 is display pattern β, which indicates the pending memory display in a red circle, the pending display flag of the entry is set to "2", and then the process proceeds to step 029SGS252.
また、ステップ029SGS249において、先読予告演出の実行が決定されていない場合は(ステップ029SGS249;N)、当該エントリの保留表示フラグに、白色の丸形を示す「0」をセットした後(ステップ029SGS250)、ステップ029SGS252に進む。 Also, in step 029SGS249, if it has not been decided that a preview performance will be performed (step 029SGS249; N), the pending display flag for that entry is set to "0", which indicates a white circle (step 029SGS250), and then the process proceeds to step 029SGS252.
尚、ステップ029SGS246またはステップ029SGS250実行後、演出制御用CPU120は、始動入賞時受信コマンドバッファ029SG194Aの記憶内容にもとづいて保留表示を更新する(ステップ029SGS252)。これにより、始動入賞時受信コマンドバッファ029SG194Aに新たに格納された保留記憶が、保留表示フラグにセットされた「0」、「1」、「2」のいずれかに対応した表示態様にて表示される。
After executing step 029SGS246 or step 029SGS250, the
図11-22は、可変表示開始設定処理として、図10のステップS171にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。図11-22に示す可変表示開始設定処理において、演出制御用CPU120は、先ず、まず、第1変動開始コマンド受信フラグがオン状態であるか否かを判定する(ステップ029SGS271)。第1変動開始コマンド受信フラグがオン状態である場合は(ステップ029SGS271;Y)、始動入賞時受信コマンドバッファ029SG194Aにおける第1特図保留記憶のバッファ番号「1-0」~「1-4」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグを、バッファ番号1個分ずつ上位にシフトする(ステップ029SGS272)。尚、バッファ番号「1-0」の内容については、シフトする先が存在しないためにシフトすることはできないので消去される。
Figure 11-22 is a flow chart showing an example of the process executed in step S171 of Figure 10 as the variable display start setting process. In the variable display start setting process shown in Figure 11-22, the
具体的には、第1特図保留記憶のバッファ番号「1-1」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「1-0」に対応付けて格納するようにシフトし、第1特図保留記憶のバッファ番号「1-2」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「1-1」に対応付けて格納するようにシフトし、第1特図保留記憶のバッファ番号「1-3」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「1-2」に対応付けて格納するようにシフトし、第1特図保留記憶のバッファ番号「1-4」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「1-3」に対応付けて格納するようにシフトする。 Specifically, the various command data and flags stored in association with buffer number "1-1" of the first special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "1-0", the various command data and flags stored in association with buffer number "1-2" of the first special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "1-1", the various command data and flags stored in association with buffer number "1-3" of the first special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "1-2", and the various command data and flags stored in association with buffer number "1-4" of the first special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "1-3".
また、ステップ029SGS271において第1変動開始コマンド受信フラグがオフである場合は(ステップ029SGS271;N)、第2変動開始コマンド受信フラグがオン状態であるか否かを判定する(ステップ029SGS273)。第2変動開始コマンド受信フラグがオフである場合は(ステップ029SGS273;N)、可変表示開始設定処理を終了し、第2変動開始コマンド受信フラグがオン状態である場合は(ステップ029SGS273;Y)、始動入賞時受信コマンドバッファ029SG194Aにおける第2特図保留記憶のバッファ番号「2-0」~「2-4」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグを、バッファ番号1個分ずつ上位にシフトする(ステップ029SGS274)。尚、バッファ番号「2-0」の内容については、シフトする先が存在しないためにシフトすることはできないので消去される。 In addition, if the first variable start command reception flag is off in step 029SGS271 (step 029SGS271; N), it is determined whether the second variable start command reception flag is on (step 029SGS273). If the second variable start command reception flag is off (step 029SGS273; N), the variable display start setting process is terminated, and if the second variable start command reception flag is on (step 029SGS273; Y), the various command data and various flags stored in association with the buffer numbers "2-0" to "2-4" of the second special chart reservation memory in the start winning reception command buffer 029SG194A are shifted up by one buffer number (step 029SGS274). Note that the contents of buffer number "2-0" cannot be shifted because there is no destination to shift to, so it is erased.
具体的には、第2特図保留記憶のバッファ番号「2-1」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「2-0」に対応付けて格納するようにシフトし、第2特図保留記憶のバッファ番号「2-2」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「2-1」に対応付けて格納するようにシフトし、第2特図保留記憶のバッファ番号「2-3」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「2-2」に対応付けて格納するようにシフトし、第2特図保留記憶のバッファ番号「2-4」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「2-3」に対応付けて格納するようにシフトする。 Specifically, the various command data and flags stored in association with buffer number "2-1" of the second special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "2-0", the various command data and flags stored in association with buffer number "2-2" of the second special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "2-1", the various command data and flags stored in association with buffer number "2-3" of the second special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "2-2", and the various command data and flags stored in association with buffer number "2-4" of the second special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "2-3".
ステップ029SGS272またはステップ029SGS274の実行後、演出制御用CPU120は、変動パターン指定コマンド格納領域から変動パターン指定コマンドを読み出す(ステップ029SGS275)。
After executing step 029SGS272 or step 029SGS274, the
次いで、表示結果指定コマンド格納領域に格納されているデータ(即ち、受信した表示結果指定コマンド)に応じて飾り図柄の表示結果(停止図柄)を決定する(ステップ029SGS276)。この場合、演出制御用CPU120は、表示結果指定コマンドで指定される表示結果に応じた飾り図柄の停止図柄を決定し、決定した飾り図柄の停止図柄を示すデータを飾り図柄表示結果格納領域に格納する。
Then, the display result (stopping pattern) of the decorative pattern is determined according to the data stored in the display result designation command storage area (i.e., the received display result designation command) (step 029SGS276). In this case, the
尚、本特徴部029SGでは、受信した可変表示結果指定コマンドが確変大当りAに該当する第2可変表示結果指定コマンドである場合において、演出制御用CPU120は、例えば、停止図柄として3図柄が「7」で揃った飾り図柄の組合せ(大当り図柄)を決定する。また、受信した可変表示結果指定コマンドが確変大当りBに該当する第3可変表示結果指定コマンドである場合や、確変大当りCに該当する第4可変表示結果指定コマンドである場合においては、停止図柄として、「7」以外の奇数図柄の複数の組合せ(例えば「111」、「333」、「555」、「999」などの飾り図柄の組合せ)の中から決定する。また、受信した可変表示結果指定コマンドが非確変大当りに該当する第5可変表示結果指定コマンドである場合において、演出制御用CPU120は、例えば、停止図柄として3図柄が偶数図柄で揃った飾り図柄の組合せ(大当り図柄)を決定する。また、受信した可変表示結果指定コマンドが、はずれに該当する第1可変表示結果指定コマンドであり且つ当該可変表示の変動パターンが非リーチ変動パターンであれば、停止図柄として3図柄が不揃いとなる飾り図柄の組合せ(はずれ図柄)を決定する。また、受信した可変表示結果指定コマンドが、はずれに該当する第1可変表示結果指定コマンドであり且つ当該可変表示の変動パターンがリーチ変動パターンであれば、停止図柄として左右図柄が同一であるが中図柄が異なるリーチはずれの組合せ(はずれ図柄)を決定する。
In this feature section 029SG, when the received variable display result designation command is the second variable display result designation command corresponding to the probability variable jackpot A, the
これら停止図柄の決定においては、演出制御用CPU120は、例えば、停止図柄を決定するための乱数を抽出し、飾り図柄の組合せを示すデータと数値とが対応付けられている停止図柄判定テーブルを用いて、飾り図柄の停止図柄を決定すればよい。即ち、抽出した乱数に一致する数値に対応する飾り図柄の組合せを示すデータを選択することによって停止図柄を決定すればよい。
When determining these stopping patterns, the
次いで、演出制御用CPU120は、メータ演出の実行の有無と演出パターンを決定するメータ演出決定処理を実行し(ステップ029SGS277)、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチの変動パターンであるか否かを判定する(ステップ029SGS278)。尚、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチの変動パターンであるか否かは、ステップ029SGS275の処理で読み出した変動パターン指定コマンドがスーパーリーチの変動パターンであるか否かにより判定すればよい。
Next, the
当該可変表示の変動パターンが非リーチやノーマルリーチの変動パターンである場合(ステップ029SGS278;N)はステップ029SGS283に進み、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチの変動パターンである場合(ステップ029SGS278;Y)は、更に当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチγ、スーパーリーチε、スーパーリーチθ、スーパーリーチι、スーパーリーチκのいずれかの変動パターンであるか否かを判定する(ステップ029SGS280)。 If the variable display fluctuation pattern is a non-reach or normal reach fluctuation pattern (step 029SGS278; N), proceed to step 029SGS283. If the variable display fluctuation pattern is a super reach fluctuation pattern (step 029SGS278; Y), it is further determined whether the variable display fluctuation pattern is any of the super reach γ, super reach ε, super reach θ, super reach ι, and super reach κ fluctuation patterns (step 029SGS280).
当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチα、スーパーリーチβ、スーパーリーチδ、スーパーリーチζ、スーパーリーチη、スーパーリーチλのいずれかの変動パターンである場合(ステップ029SGS280;N)は、更に当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチδまたはスーパーリーチζの変動パターンであるか否かを判定する(ステップ029SGS281)。当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチδまたはスーパーリーチζの変動パターンである場合(ステップ029SGS281;Y)はリーチ演出E発展示唆演出の実行の有無を決定するリーチ演出E発展示唆演出決定処理を実行してステップ029SGS283に進み(ステップ029SGS282)、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチα、スーパーリーチβ、スーパーリーチη、スーパーリーチλのいずれかの変動パターンである場合(ステップ029SGS281;N)は、リーチ演出E発展報知演出決定処理を実行せずにステップ029SGS283に進む。 If the fluctuation pattern of the variable display is any of the fluctuation patterns of Super Reach α, Super Reach β, Super Reach δ, Super Reach ζ, Super Reach η, or Super Reach λ (step 029 SGS280; N), it is further determined whether the fluctuation pattern of the variable display is the fluctuation pattern of Super Reach δ or Super Reach ζ (step 029 SGS281). If the change pattern of the variable display is that of a Super Reach δ or Super Reach ζ (step 029SGS281; Y), a reach performance E development suggestion effect determination process is executed to determine whether or not to execute a reach performance E development suggestion effect, and the process proceeds to step 029SGS283 (step 029SGS282); if the change pattern of the variable display is that of a Super Reach α, Super Reach β, Super Reach η, or Super Reach λ (step 029SGS281; N), the process proceeds to step 029SGS283 without executing a reach performance E development notification effect determination process.
尚、ステップ029SGS283の処理において演出制御用CPU120は、変動パターンに応じたプロセステーブルを選択してステップ029SGS289に進む。
In addition, in the processing of step 029SGS283, the
そして、ステップ029SGS280において、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチγ、スーパーリーチε、スーパーリーチθ、スーパーリーチι、スーパーリーチκのいずれかの変動パターンである場合(ステップ029SGS280;Y)は、分岐先示唆演出の実行の有無と演出パターンを決定する分岐先示唆演出決定処理を実行する(ステップ029SGS284)。そして、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチεまたはスーパーリーチθの変動パターンであるか否かを判定する(ステップ029SGS285)。 Then, in step 029SGS280, if the change pattern of the variable display is any one of the change patterns of Super Reach γ, Super Reach ε, Super Reach θ, Super Reach ι, and Super Reach κ (step 029SGS280; Y), a branch destination suggestion effect determination process is executed to determine whether or not to execute a branch destination suggestion effect and the effect pattern (step 029SGS284). Then, it is determined whether the change pattern of the variable display is the change pattern of Super Reach ε or Super Reach θ (step 029SGS285).
当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチγ、スーパーリーチι、スーパーリーチκのいずれかの変動パターンである場合(ステップ029SGS285;N)はステップ029SGS289に進み、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチεまたはスーパーリーチθの変動パターンである場合(ステップ029SGS285;Y)は、リーチ演出G発展示唆演出の実行の有無を決定するリーチ演出G発展示唆演出決定処理を実行する(ステップ029SGS286)。そして、演出制御用CPU120は、可変表示結果と変動パターンとに応じて、可変表示中に実行するスーパーリーチのリーチ演出をリーチ演出Cとリーチ演出Dとから決定し(ステップ029SGS287)、該決定したリーチ演出と変動パターンとに応じたプロセステーブルを選択してステップ029SGS289に進む(ステップ029SGS288)。
If the variable display fluctuation pattern is one of the Super Reach γ, Super Reach ι, and Super Reach κ fluctuation patterns (step 029SGS285; N), proceed to step 029SGS289. If the variable display fluctuation pattern is one of the Super Reach ε or Super Reach θ fluctuation patterns (step 029SGS285; Y), execute a reach performance G development suggestion performance decision process to determine whether or not to execute a reach performance G development suggestion performance (step 029SGS286). Then, the
ステップ029SGS287の処理では、可変表示結果が大当りである場合は、図11-30(A)に示すように、変動パターンがスーパーリーチγ(PB1-4)の変動パターンであれば、リーチ演出Cの実行を50%の割合で決定し、リーチ演出Dの実行を50%の割合で決定する。また、変動パターンがスーパーリーチθ(PB1-7)の変動パターンであれば、リーチ演出Cの実行を30%の割合で決定し、リーチ演出Dの実行を70%の割合で決定する。また、変動パターンがスーパーリーチι(PB1-8)の変動パターンであれば、リーチ演出Cの実行を0%の割合で決定し、リーチ演出Dの実行を100%の割合で決定する。また、変動パターンがスーパーリーチκ(PB1-9)の変動パターンであれば、リーチ演出Cの実行を20%の割合で決定し、リーチ演出Dの実行を80%の割合で決定する。 In the processing of step 029SGS287, if the variable display result is a jackpot, as shown in FIG. 11-30(A), if the fluctuation pattern is that of a super reach γ (PB1-4), the execution of reach performance C is determined at a rate of 50%, and the execution of reach performance D is determined at a rate of 50%. Also, if the fluctuation pattern is that of a super reach θ (PB1-7), the execution of reach performance C is determined at a rate of 30%, and the execution of reach performance D is determined at a rate of 70%. Also, if the fluctuation pattern is that of a super reach ι (PB1-8), the execution of reach performance C is determined at a rate of 0%, and the execution of reach performance D is determined at a rate of 100%. Also, if the fluctuation pattern is that of a super reach κ (PB1-9), the execution of reach performance C is determined at a rate of 20%, and the execution of reach performance D is determined at a rate of 80%.
一方で、可変表示結果がはずれである場合は、図11-30(B)に示すように、変動パターンがスーパーリーチγ(PA2-4)の変動パターンであれば、リーチ演出Cの実行を90%の割合で決定し、リーチ演出Dの実行を10%の割合で決定する。また、変動パターンがスーパーリーチε(PA2-6)の変動パターンであれば、リーチ演出Cの実行を80%の割合で決定し、リーチ演出Dの実行を20%の割合で決定する。また、変動パターンがスーパーリーチθ(PA2-9)の変動パターンであれば、リーチ演出Cの実行を70%の割合で決定し、リーチ演出Dの実行を30%の割合で決定する。また、変動パターンがスーパーリーチι(PA2-10)の変動パターンであれば、リーチ演出Cの実行を0%の割合で決定し、リーチ演出Dの実行を100%の割合で決定する。また、変動パターンがスーパーリーチκ(PA2-11)の変動パターンであれば、リーチ演出Cの実行を60%の割合で決定し、リーチ演出Dの実行を40%の割合で決定する。 On the other hand, if the variable display result is a miss, as shown in FIG. 11-30 (B), if the fluctuation pattern is that of a super reach γ (PA2-4), the execution of reach performance C is determined at a rate of 90%, and the execution of reach performance D is determined at a rate of 10%. Also, if the fluctuation pattern is that of a super reach ε (PA2-6), the execution of reach performance C is determined at a rate of 80%, and the execution of reach performance D is determined at a rate of 20%. Also, if the fluctuation pattern is that of a super reach θ (PA2-9), the execution of reach performance C is determined at a rate of 70%, and the execution of reach performance D is determined at a rate of 30%. Also, if the fluctuation pattern is that of a super reach ι (PA2-10), the execution of reach performance C is determined at a rate of 0%, and the execution of reach performance D is determined at a rate of 100%. Furthermore, if the fluctuation pattern is that of Super Reach κ (PA2-11), the execution of reach performance C is determined with a probability of 60%, and the execution of reach performance D is determined with a probability of 40%.
図11-30(A)及び図11-30(B)に示すように可変表示結果が大当りである場合とはずれである場合とで変動パターンに応じてリーチ演出Cとリーチ演出Dとの実行を異なる割合で決定することによって、図11-30(C)に示すように、全体的な大当り期待度としては、リーチ演出Dの方がリーチ演出Cよりも高く設定されている。 As shown in Figures 11-30(A) and 11-30(B), the execution of reach effects C and D is determined at different rates according to the variation pattern when the variable display result is a jackpot or a miss, so that the overall expectation of a jackpot is set higher for reach effects D than for reach effects C, as shown in Figure 11-30(C).
また、可変表示結果にかかわらず、スーパーリーチιの変動パターン(事前演出及び前兆演出の実行後にリーチ演出H発展報知演出及びリーチ演出Hが実行される変動パターン)にて可変表示が実行される場合については、必ずリーチ演出Dの実行が決定されるようになっている。一方で、スーパーリーチκの変動パターン(事前演出及び前兆演出の実行後に高期待度リーチ演出発展報知演出及びリーチ演出Iが実行される変動パターン)にて可変表示が実行される場合については、リーチ演出Cが実行される場合とリーチ演出Dが実行される場合とがある。 In addition, regardless of the variable display result, when the variable display is executed in the Super Reach ι fluctuation pattern (a fluctuation pattern in which a reach performance H development notification performance and a reach performance H are executed after the execution of a pre-performance and a premonition performance), the execution of a reach performance D is always decided. On the other hand, when the variable display is executed in the Super Reach κ fluctuation pattern (a fluctuation pattern in which a high expectation reach performance development notification performance and a reach performance I are executed after the execution of a pre-performance and a premonition performance), there are cases in which a reach performance C or a reach performance D is executed.
つまり、本特徴部029SGにおいて、可変表示中に事前演出及び前兆演出が実行される変動パターン(スーパーリーチιの変動パターンとスーパーリーチκの変動パターン)について、事前演出及び前兆演出の実行後に本特徴部029において高期待度リーチ演出発展報知演出が実行される割合(最も大当り期待度の高いリーチ演出Iが実行される割合)は、リーチ演出Cの実行が決定される場合の方がリーチ演出Dの実行が決定される場合よりも高く設定されている。このため、本特徴部029SGにおいては、可変表示中にリーチ演出Dよりも大当り期待度が低いリーチ演出Cが実行される場合であっても、該リーチ演出Cの後に事前演出と前兆演出が実行されるか否かに遊技者を注目させることができるので、リーチ演出Cが実行された時点で大当り期待度が低いと遊技者に認識されてしまい該リーチ演出Cの実行中に遊技興趣が低下してしまうことを防止できるようになっている。 In other words, in this feature section 029SG, for the variation patterns in which the pre-effect and premonition effects are executed during the variable display (the variation patterns of the Super Reach ι and the Super Reach κ), the rate at which the high expectation reach effect development notification effect is executed in this feature section 029 after the execution of the pre-effect and premonition effects (the rate at which the reach effect I with the highest expectation of a jackpot is executed) is set higher when the execution of the reach effect C is decided than when the execution of the reach effect D is decided. Therefore, in this feature section 029SG, even if the reach effect C with a lower expectation of a jackpot than the reach effect D is executed during the variable display, the player can be made to pay attention to whether the pre-effect and premonition effects are executed after the reach effect C, so that it is possible to prevent the player from recognizing that the expectation of a jackpot is low at the time the reach effect C is executed, and thus preventing a decrease in interest in the game during the execution of the reach effect C.
更には、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dとして可変表示結果が一旦報知された後にリーチ演出G発展報知演出が実行されるスーパーリーチθの変動パターンと、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dの実行中からこれらリーチ演出Cやリーチ演出Dに替えて事前演出と前兆演出及び高期待度リーチ演出発展報知演出が実行されるスーパーリーチκの変動パターンと、を比較すると、図11-30(D)に示すように、可変表示結果が大当りとなる場合については、スーパーリーチθの変動パターンでのリーチ演出Cの決定割合とリーチ演出Dの決定割合の差は40%であるのに対して、スーパーリーチκの変動パターンでのリーチ演出Cの決定割合とリーチ演出Dの決定割合の差は60%に設定されている。また、図11-30(E)に示すように、可変表示結果がはずれとなる場合については、スーパーリーチθの変動パターンでのリーチ演出Cの決定割合とリーチ演出Dの決定割合の差は40%であるのに対して、スーパーリーチκの変動パターンでのリーチ演出Cの決定割合とリーチ演出Dの決定割合の差は20%に設定されている。 Furthermore, when comparing the fluctuation pattern of Super Reach θ, in which the variable display result is first announced as reach performance C or reach performance D and then a reach performance G development announcement performance is executed, with the fluctuation pattern of Super Reach κ, in which a pre-performance, a precursor performance, and a high expectation reach performance development announcement performance are executed in place of reach performance C or reach performance D while the variable display result is being executed, as shown in Figure 11-30 (D), when the variable display result is a jackpot, the difference between the determination rate of reach performance C and the determination rate of reach performance D in the fluctuation pattern of Super Reach θ is 40%, whereas the difference between the determination rate of reach performance C and the determination rate of reach performance D in the fluctuation pattern of Super Reach κ is set to 60%. Also, as shown in FIG. 11-30 (E), when the variable display result is a miss, the difference between the determination rate of reach performance C and the determination rate of reach performance D in the fluctuation pattern of super reach θ is 40%, whereas the difference between the determination rate of reach performance C and the determination rate of reach performance D in the fluctuation pattern of super reach κ is set to 20%.
このため、可変表示結果が大当りとなるとき、スーパーリーチθの変動パターンの可変表示とスーパーリーチκの変動パターンの可変表示とについては、リーチ演出Cとリーチ演出Dのどちらが実行されるかによって、該可変表示がリーチ演出Cやリーチ演出Dの実行中から事前演出と前兆演出及び高期待度リーチ演出報知演出が実行されるスーパーリーチκの可変表示であるか、リーチ演出Cやリーチ演出Dとして一旦可変表示結果(はずれ)が報知された後にリーチ演出G発展報知演出が実行されるスーパーリーチθの可変表示であるかが推測することが可能となるので、リーチ演出Cとリーチ演出Dとのどちらが実行されるかに遊技者を注目させることができ、遊技興趣を向上可能となっている。 For this reason, when the variable display result is a jackpot, the variable display of the variable pattern of the super reach θ and the variable display of the variable pattern of the super reach κ can be inferred, depending on whether reach performance C or reach performance D is executed, as to whether the variable display is a variable display of the super reach κ in which a pre-performance, a precursor performance, and a high expectation reach performance notification performance are executed while reach performance C or reach performance D is being executed, or a variable display of the super reach θ in which a reach performance G development notification performance is executed after a variable display result (miss) is once notified as reach performance C or reach performance D, so that the player can pay attention to whether reach performance C or reach performance D is executed, which can increase the interest in the game.
図11-22に戻り、ステップ029SGS289において演出制御用CPU120は、可変表示中に可変表示結果が大当りとなる割合(大当り期待度)が上昇したことを示唆するチャンスアップ演出の実行の有無及び該チャンスアップ演出の演出パターンを決定するチャンスアップ演出決定処理を実行する(ステップ029SGS289)。
Returning to FIG. 11-22, in step 029SGS289, the
チャンスアップ演出決定処理を実行した演出制御用CPU120は、次に、ステップ029SGS283またはステップ029SGS288の処理で選択したプロセスタイマに応じたプロセスタイマをスタートさせる(ステップ029SGS290)。
After executing the chance-up effect determination process, the
尚、各プロセステーブルには、画像表示装置5の表示を制御するための表示制御実行データ、各LEDの点灯を制御するためのランプ制御実行データ、スピーカ8L,8Rから出力する音の制御するための音制御実行データや、プッシュボタン31Bやスティックコントローラ31Aの操作を制御するための操作部制御実行データ等が、各プロセスデータn(1~N番まで)に対応付けて時系列に順番配列されている。
In each process table, display control execution data for controlling the display of the
次いで、演出制御用CPU120は、プロセスデータ1の内容(表示制御実行データ1、ランプ制御実行データ1、音制御実行データ1、操作部制御実行データ1)に従って演出装置(演出用部品としての画像表示装置5、演出用部品としての各種ランプ及び演出用部品としてのスピーカ8L,8R、操作部(プッシュボタン31B、スティックコントローラ31A等))の制御を実行する(ステップ213SGS288)。例えば、画像表示装置5において変動パターンに応じた画像を表示させるために、表示制御部123に指令を出力する。また、各種ランプを点灯/消灯制御を行わせるために、ランプ制御基板14に対して制御信号(ランプ制御実行データ)を出力する。また、スピーカ8L,8Rからの音声出力を行わせるために、音声制御基板13に対して制御信号(音番号データ)を出力する(ステップ029SGS290)。
Then, the
そして、可変表示時間タイマに、変動パターン指定コマンドで特定される可変表示時間に相当する値を設定する(ステップ029SGS292)。また、可変表示制御タイマに所定時間を設定する(ステップ029SGS293)。尚、所定時間は例えば30msであり、演出制御用CPU120は、所定時間が経過する毎に左中右の飾り図柄の表示状態を示す画像データをVRAMに書き込み、表示制御部123がVRAMに書き込まれた画像データに応じた信号を画像表示装置5に出力し、画像表示装置5が信号に応じた画像を表示することによって飾り図柄の可変表示(変動)が実現される。次いで、演出制御プロセスフラグの値を可変表示中演出処理(ステップS172)に対応した値に更新して可変表示開始設定処理を終了する(ステップ213SGS291)。
Then, the variable display time timer is set to a value corresponding to the variable display time specified by the variation pattern designation command (step 029SGS292). A predetermined time is also set to the variable display control timer (step 029SGS293). The predetermined time is, for example, 30 ms, and the
尚、可変表示中演出処理において演出制御用CPU120は、該可変表示中演出処理を実行する毎にプロセスタイマの値を-1していき、該プロセスタイマの値がタイマアウトしたか否かを判定する。そして、プロセスタイマがタイマアウトしていない場合は、該プロセスタイマに対応するプロセスデータの内容に従って演出装置の制御を実行し、プロセスタイマがタイマアウトした場合は、プロセスデータの切り替えを行い、次のプロセスタイマをスタートさせるとともに次のプロセスデータの内容に従って演出装置の制御を実行すればよい。このようにすることで、本特徴部029SGにおける飾り図柄の可変表示が実行される。
In addition, during the variable display performance process, the
図11-23は、メータ演出決定処理として、図11-22のステップS029SGS277にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。図11-23に示すメータ演出決定処理において、演出制御用CPU120は、先ず、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチγ、スーパーリーチε、スーパーリーチθ、スーパーリーチι、スーパーリーチκのいずれかの変動パターンであるか否かを判定する(ステップ029SGS301)。当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチγ、スーパーリーチε、スーパーリーチθ、スーパーリーチι、スーパーリーチκのいずれかの変動パターンである場合(ステップ029SGS301;Y)はメータ演出決定処理を終了し、当該可変表示の変動パターンが非リーチ、短縮非リーチ、ノーマルリーチ、スーパーリーチα、スーパーリーチβ、スーパーリーチδ、スーパーリーチζ、スーパーリーチη、スーパーリーチλのいずれかの変動パターンである場合(ステップ029SGS301;N)は、当該可変表示の変動パターンが短縮非リーチの変動パターンであるか否かを判定する(ステップ029SGS302)。
Figure 11-23 is a flowchart showing an example of the processing executed in step S029SGS277 of Figure 11-22 as the meter performance determination processing. In the meter performance determination processing shown in Figure 11-23, the
当該可変表示の変動パターンが短縮非リーチの変動パターンである場合(ステップ029SGS302;Y)はメータ演出決定処理を終了し、当該可変表示の変動パターンが非リーチ、ノーマルリーチ、スーパーリーチα、スーパーリーチβ、スーパーリーチδ、スーパーリーチζ、スーパーリーチη、スーパーリーチλのいずれかの変動パターンである場合(ステップ029SGS302;N)、演出制御用CPU120は、変動パターンに応じてメータ演出の実行の有無と演出パターンとを決定する(ステップ029SGS303)。
If the variable display fluctuation pattern is a shortened non-reach fluctuation pattern (step 029 SGS302; Y), the meter performance determination process is terminated, and if the variable display fluctuation pattern is any of the non-reach, normal reach, super reach α, super reach β, super reach δ, super reach ζ, super reach η, and super reach λ fluctuation patterns (step 029 SGS302; N), the
具体的には、図11-24(A)に示すように、変動パターンが非リーチ(短縮なし非リーチ)の変動パターンである場合は、メータ演出の非実行を90%の割合で決定し、メータ演出のパターンAでの実行を10%の割合で決定し、メータ演出のパターンBでの実行を0%の割合で決定し、メータ演出のパターンCでの実行を0%の割合で決定し、メータ演出のパターンDでの実行を0%の割合で決定し、メータ演出のパターンEでの実行を0%の割合で決定し、メータ演出のパターンFでの実行を0%の割合で決定する。また、変動パターンがノーマルリーチの変動パターンである場合は、メータ演出の非実行を20%の割合で決定し、メータ演出のパターンAでの実行を25%の割合で決定し、メータ演出のパターンBでの実行を50%の割合で決定し、メータ演出のパターンCでの実行を5%の割合で決定し、メータ演出のパターンDでの実行を0%の割合で決定し、メータ演出のパターンEでの実行を0%の割合で決定し、メータ演出のパターンFでの実行を0%の割合で決定する。 Specifically, as shown in Figure 11-24 (A), when the fluctuation pattern is a non-reach (non-reach without shortening) fluctuation pattern, it is decided not to execute the meter performance at a rate of 90%, to execute meter performance pattern A at a rate of 10%, to execute meter performance pattern B at a rate of 0%, to execute meter performance pattern C at a rate of 0%, to execute meter performance pattern D at a rate of 0%, to execute meter performance pattern E at a rate of 0%, and to execute meter performance pattern F at a rate of 0%. Also, if the fluctuation pattern is a normal reach fluctuation pattern, the meter performance is not executed at a rate of 20%, the meter performance pattern A is executed at a rate of 25%, the meter performance pattern B is executed at a rate of 50%, the meter performance pattern C is executed at a rate of 5%, the meter performance pattern D is executed at a rate of 0%, the meter performance pattern E is executed at a rate of 0%, and the meter performance pattern F is executed at a rate of 0%.
また、変動パターンがスーパーリーチα、スーパーリーチβ、スーパーリーチδ、スーパーリーチζのいずれかの変動パターンである場合は、メータ演出の非実行を10%の割合で決定し、メータ演出のパターンAでの実行を5%の割合で決定し、メータ演出のパターンBでの実行を15%の割合で決定し、メータ演出のパターンCでの実行を40%の割合で決定し、メータ演出のパターンDでの実行を30%の割合で決定し、メータ演出のパターンEでの実行を0%の割合で決定し、メータ演出のパターンFでの実行を0%の割合で決定する。 In addition, if the fluctuation pattern is any of the Super Reach α, Super Reach β, Super Reach δ, and Super Reach ζ fluctuation patterns, the meter performance is not executed at a rate of 10%, meter performance pattern A is executed at a rate of 5%, meter performance pattern B is executed at a rate of 15%, meter performance pattern C is executed at a rate of 40%, meter performance pattern D is executed at a rate of 30%, meter performance pattern E is executed at a rate of 0%, and meter performance pattern F is executed at a rate of 0%.
また、変動パターンがスーパーリーチηの変動パターンである場合は、メータ演出の非実行を5%の割合で決定し、メータ演出のパターンAでの実行を5%の割合で決定し、メータ演出のパターンBでの実行を0%の割合で決定し、メータ演出のパターンCでの実行を0%の割合で決定し、メータ演出のパターンDでの実行を0%の割合で決定し、メータ演出のパターンEでの実行を95%の割合で決定し、メータ演出のパターンFでの実行を0%の割合で決定する。 In addition, when the fluctuation pattern is that of super reach η, the meter performance is not executed at a rate of 5%, the meter performance pattern A is executed at a rate of 5%, the meter performance pattern B is executed at a rate of 0%, the meter performance pattern C is executed at a rate of 0%, the meter performance pattern D is executed at a rate of 0%, the meter performance pattern E is executed at a rate of 95%, and the meter performance pattern F is executed at a rate of 0%.
また、変動パターンがスーパーリーチλの変動パターンである場合は、メータ演出の非実行を0%の割合で決定し、メータ演出のパターンAでの実行を0%の割合で決定し、メータ演出のパターンBでの実行を0%の割合で決定し、メータ演出のパターンCでの実行を0%の割合で決定し、メータ演出のパターンDでの実行を0%の割合で決定し、メータ演出のパターンEでの実行を0%の割合で決定し、メータ演出のパターンFでの実行を100%の割合で決定する。 In addition, when the fluctuation pattern is the Super Reach λ fluctuation pattern, the meter performance is not executed at a rate of 0%, the meter performance pattern A is executed at a rate of 0%, the meter performance pattern B is executed at a rate of 0%, the meter performance pattern C is executed at a rate of 0%, the meter performance pattern D is executed at a rate of 0%, the meter performance pattern E is executed at a rate of 0%, and the meter performance pattern F is executed at a rate of 100%.
尚、図11-24(B)及び図11-25に示すように、メータ演出におけるパターンAは、可変表示開始からリーチまでの期間(短縮なしの非リーチの変動パターンであれば可変表示開始から可変表示結果報知までの期間)中の第1タイミングにおいてメータ029SG005Mが1段階増加する演出パターンであり、パターンBは、第1タイミングと可変表示開始からリーチまでの期間(短縮なしの非リーチの変動パターンであれば可変表示開始から可変表示結果報知までの期間)中における該第1タイミングよりも後の第2タイミングとでメータ029SG005Mが1段階ずつ増加する(合計2段階増加する)演出パターンであり、パターンCは、第1タイミングと第2タイミング、そして、リーチからスーパーリーチのリーチ演出が開始されるまでの期間(ノーマルリーチの変動パターンであればリーチから可変表示結果報知までの期間)中における第3タイミングでメータ029SG005Mが1段階ずつ増加する(合計3段階増加する)演出パターンである。 As shown in Figures 11-24(B) and 11-25, pattern A in the meter performance is a performance pattern in which the meter 029SG005M increases by one step at the first timing during the period from the start of the variable display to the reach (the period from the start of the variable display to the announcement of the variable display result in the case of a non-reach fluctuation pattern without shortening), pattern B is a performance pattern in which the meter 029SG005M increases by one step at the first timing and at the second timing after the first timing during the period from the start of the variable display to the reach (the period from the start of the variable display to the announcement of the variable display result in the case of a non-reach fluctuation pattern without shortening) (a total of two steps increase), and pattern C is a performance pattern in which the meter 029SG005M increases by one step at the first timing, the second timing, and at the third timing during the period from the reach to the start of the reach performance of the super reach (the period from the reach to the announcement of the variable display result in the case of a normal reach fluctuation pattern).
また、パターンDは、第1タイミング、第2タイミング、第3タイミング、そして、リーチ演出Aまたはリーチ演出Bの実行中である第4タイミングでメータ029SG005Mが1段階ずつ増加する(合計4段階増加する)演出パターンである。また、パターンEは、第1タイミング、第2タイミング、第3タイミング、第4タイミング、そして、リーチ演出Aの実行中であり第4タイミングよりも後の第5タイミング(高期待度リーチ演出発停報知演出の開始タイミングよりも前のタイミング)でメータ029SG005Mが1段階ずつ増加する(合計5段階増加する)演出パターンである。パターンFは、第2タイミングでメータ029SG005Mが5段階増加する演出パターンである。 Pattern D is an effect pattern in which the meter 029SG005M increases by one step each at the first timing, the second timing, the third timing, and the fourth timing when reach performance A or reach performance B is being executed (for a total of four steps).Pattern E is an effect pattern in which the meter 029SG005M increases by one step each at the first timing, the second timing, the third timing, the fourth timing, and the fifth timing when reach performance A is being executed and which is after the fourth timing (before the start timing of the high expectation reach performance start/stop notification performance).Pattern F is an effect pattern in which the meter 029SG005M increases by five steps at the second timing.
図11-23に戻り、演出制御用CPU120は、029SGS303の処理を実行した後、メータ演出の実行を決定したか否かを判定する(ステップ029SGS304)。メータ演出の実行を決定していない場合(ステップ029SGS304;N)はメータ演出決定処理を終了し、メータ演出の実行を決定した場合(ステップ029SGS304;Y)は、決定したメータ演出の演出パターンを記憶し(ステップ029SGS305)、変動パターンに応じたメータ演出開始待ちタイマをセットしてメータ演出決定処理を終了する(ステップ029SGS306)。
Returning to FIG. 11-23, after executing the process of 029SGS303, the
尚、メータ演出の実行が決定している場合、演出制御用CPU120は、可変表示中演出処理を実行する毎にメータ演出開始待ちタイマの値を-1し、メータ演出開始待ちタイマの値がタイマアウトしたか否かを判定する。このとき、メータ演出開始待ちタイマがタイマアウトした場合は、決定したメータ演出の演出パターンに応じたメータ演出用プロセステーブルを選択するとともに、メータ演出用プロセスタイマをスタートさせる。以降は、可変表示中演出処理を実行する毎にメータ演出用プロセスタイマの値を-1していき、メータ演出用プロセスタイマがタイマアウトしたか否かを判定する。メータ演出用プロセスタイマがタイマアウトしていない場合は、該メータ演出用プロセスタイマに対応するプロセスデータの内容に従って演出装置の制御を実行し、メータ演出用プロセスタイマがタイマアウトした場合は、プロセスデータの切り替えを行い、次のプロセスデータをスタートさせる。このようにすることで、可変表示中においてメータ演出を実行することができる。
When it has been decided that a meter performance will be performed, the
以上のように、本特徴部029SGでは、可変表示中にメータ演出を実行することによって、メータ029SG005Mが5段階まで増加するか否か及び該メータ029SG005Mが5段階まで増加することにより高期待度リーチ演出発展演出が実行されるか否かに遊技者を注目させることが可能となっている。 As described above, in this feature section 029SG, by executing a meter effect during variable display, it is possible to draw the player's attention to whether or not the meter 029SG005M increases to five stages, and whether or not a high expectation reach effect development effect is executed as a result of the meter 029SG005M increasing to five stages.
図11-26は、リーチ演出E発展示唆演出決定処理として、図11-22のステップS029SGS282にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。図11-26に示すリーチ演出E発展示唆演出決定処理において、演出制御用CPU120は、先ず、当該可変表示の変動パターンに応じてリーチ演出E発展示唆演出の実行の有無を決定する(ステップ029SGS311)。例えば、図11-26(B)に示すように、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチδの変動パターンである場合は、リーチ演出E発展示唆演出の非実行を50%の割合で決定し、リーチ演出E発展示唆演出の実行を50%の割合で決定する。一方で、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチζの変動パターンである場合は、リーチ演出E発展示唆演出の非実行を20%の割合で決定し、リーチ演出E発展示唆演出の実行を80%の割合で決定する。
Figure 11-26 is a flow chart showing an example of the process executed in step S029SGS282 of Figure 11-22 as the reach performance E development suggestion performance decision process. In the reach performance E development suggestion performance decision process shown in Figure 11-26, the
そして、演出制御用CPU120は、ステップ029SGS311の処理でリーチ演出E発展示唆演出の実行を決定したか否かを判定する(ステップ029SGS312)。リーチ演出E発展示唆演出の実行を決定していない場合(ステップ029SGS312;N)はリーチ演出E発展示唆演出決定処理を終了し、リーチ演出E発展示唆演出の実行を決定している場合(ステップ029SGS312;Y)は、リーチ演出E発展示唆演出開始待ちタイマをセットしてリーチ演出E発展示唆演出決定処理を終了する(ステップ029SGS313)。
Then, the
尚、リーチ演出E発展示唆演出の実行が決定している場合、演出制御用CPU120は、可変表示中演出処理を実行する毎にリーチ演出E発展示唆演出開始待ちタイマの値を-1し、リーチ演出E発展示唆演出開始待ちタイマの値がタイマアウトしたか否かを判定する。このとき、リーチ演出E発展示唆演出開始待ちタイマがタイマアウトした場合は、リーチ演出E発展示唆演出の用プロセステーブルを選択するとともに、リーチ演出E発展示唆演出用プロセスタイマをスタートさせる。以降は、可変表示中演出処理を実行する毎にリーチ演出E発展示唆演出用プロセスタイマの値を-1していき、リーチ演出E発展示唆演出用プロセスタイマがタイマアウトしたか否かを判定する。リーチ演出E発展示唆演出用プロセスタイマがタイマアウトしていない場合は、該リーチ演出E発展示唆演出用プロセスタイマに対応するプロセスデータの内容に従って演出装置の制御を実行し、リーチ演出E発展示唆演出用プロセスタイマがタイマアウトした場合は、プロセスデータの切り替えを行い、次のプロセスデータをスタートさせる。このようにすることで、可変表示中においてリーチ演出E発展示唆演出を実行することができる。
When it has been decided that the reach performance E development suggestion performance will be executed, the
特に本特徴部029SGでは、リーチ演出E発展報知演出が実行されないスーパーリーチδの変動パターンでの可変表示よりも、リーチ演出E発展報知演出が実行されるスーパーリーチζの変動パターンでの可変表示の方が高い割合でリーチ演出E発展示唆演出が実行されるようになっているので、これらスーパーリーチδやスーパーリーチζの変動パターンでの可変表示においては、リーチ演出Bの実行後にリーチ演出E発展示唆演出が実行されるか否かに対して遊技者を注目させ、遊技興趣を向上できるようになっている。 In particular, in this feature part 029SG, the reach performance E development suggestion effect is executed at a higher rate in the variable display in the Super Reach ζ variation pattern in which the reach performance E development notification effect is executed than in the variable display in the Super Reach δ variation pattern in which the reach performance E development notification effect is not executed. Therefore, in the variable display in these Super Reach δ and Super Reach ζ variation patterns, the player is drawn to the fact that after the execution of the reach performance B, the reach performance E development suggestion effect is executed or not, thereby increasing the interest in the game.
図11-27は、分岐先示唆演出決定処理として、図11-22のステップS029SGS284にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。図11-27に示す分岐先示唆演出決定処理において、演出制御用CPU120は、先ず、当該可変表示の変動パターンに応じて分岐先示唆演出の実行の有無と演出パターンとを決定する(ステップ029SGS321)。
Figure 11-27 is a flowchart showing an example of the process executed in step S029SGS284 of Figure 11-22 as the branch destination suggestion effect determination process. In the branch destination suggestion effect determination process shown in Figure 11-27, the
具体的には、図11-28(A)に示すように、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチγの変動パターンである場合は、分岐先示唆演出の非実行を90%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンXでの実行を10%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンYでの実行を0%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンZでの実行を0%の割合で決定する。また、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチεの変動パターンである場合は、分岐先示唆演出の非実行を70%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンXでの実行を30%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンYでの実行を0%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンZでの実行を0%の割合で決定する。 Specifically, as shown in FIG. 11-28(A), when the variable display fluctuation pattern is that of a super reach γ, the branch destination suggestion effect is determined not to be executed 90% of the time, the branch destination suggestion effect is determined to be executed in pattern X in 10% of the time, the branch destination suggestion effect is determined to be executed in pattern Y in 0% of the time, and the branch destination suggestion effect is determined to be executed in pattern Z in 0% of the time. Also, when the variable display fluctuation pattern is that of a super reach ε, the branch destination suggestion effect is determined not to be executed 70% of the time, the branch destination suggestion effect is determined to be executed in pattern X in 30% of the time, the branch destination suggestion effect is determined to be executed in pattern Y in 0% of the time, and the branch destination suggestion effect is determined to be executed in pattern Z in 0% of the time.
また、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチθの変動パターンである場合は、分岐先示唆演出の非実行を50%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンXでの実行を30%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンYでの実行を15%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンZでの実行を5%の割合で決定する。また、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチιの変動パターンである場合は、分岐先示唆演出の非実行を10%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンXでの実行を10%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンYでの実行を70%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンZでの実行を10%の割合で決定する。また、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチκの変動パターンである場合は、分岐先示唆演出の非実行を10%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンXでの実行を30%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンYでの実行を20%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンZでの実行を40%の割合で決定する。 In addition, when the variable display fluctuation pattern is that of a super reach θ, the branch destination suggestion effect is determined not to be executed at a rate of 50%, the branch destination suggestion effect is determined to be executed in pattern X at a rate of 30%, the branch destination suggestion effect is determined to be executed in pattern Y at a rate of 15%, and the branch destination suggestion effect is determined to be executed in pattern Z at a rate of 5%. In addition, when the variable display fluctuation pattern is that of a super reach ι, the branch destination suggestion effect is determined not to be executed at a rate of 10%, the branch destination suggestion effect is determined to be executed in pattern X at a rate of 10%, the branch destination suggestion effect is determined to be executed in pattern Y at a rate of 70%, and the branch destination suggestion effect is determined to be executed in pattern Z at a rate of 10%. Furthermore, if the variation pattern of the variable display is that of a super reach κ, the branch destination suggestion effect is not executed at a rate of 10%, the branch destination suggestion effect is executed in pattern X at a rate of 30%, the branch destination suggestion effect is executed in pattern Y at a rate of 20%, and the branch destination suggestion effect is executed in pattern Z at a rate of 40%.
尚、図11-28(B)に示すように、分岐先示唆演出のパターンXは、画像表示装置5において、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dの実行期間中にリーチ演出H発展報知演出の実行と高期待度リーチ演出発展報知演出の実行の両方を示唆する分岐先示唆画像Xを表示する演出パターンであり、分岐先示唆演出のパターンYは、画像表示装置5において、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dの実行期間中にリーチ演出H発展報知演出の実行を示唆する分岐先示唆画像Yを表示する演出パターンであり、分岐先示唆演出のパターンZは、画像表示装置5において、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dの実行期間中に高期待度リーチ演出発展報知演出の実行を示唆する分岐先示唆画像Zを表示する演出パターンである。
As shown in FIG. 11-28 (B), pattern X of the branch destination suggestion effect is a presentation pattern in which a branch destination suggestion image X is displayed on the
尚、本特徴部029SGにおいて、パターンX~パターンZのうち、パターンZは、高期待度リーチ演出発展報知演出が実行される場合に、パターンXやパターンYよりも高い割合で実行が決定される、つまり、パターンZはパターンXやパターンYよりも高期待度リーチ演出発展報知演出の実行期待度が高い演出パターンである(高期待度リーチ演出発展報知演出の実行期待度:パターンZ>パターンY、パターンZ>パターンX)。また、パターンYは、リーチ演出H発展報知演出が実行される場合に、パターンXやパターンXよりも高い割合で実行が決定される、つまり、パターンYはパターンXやパターンZよりもリーチ演出H発展報知演出の実行期待度が高い演出パターンである(リーチ演出H発展報知演出の実行期待度:パターンY>パターンZ、パターンY>パターンX)。 In this characteristic part 029SG, among patterns X to Z, pattern Z is determined to be executed at a higher rate than patterns X and Y when a high expectation reach performance development notification performance is executed, that is, pattern Z is a performance pattern with a higher execution expectation of a high expectation reach performance development notification performance than patterns X and Y (execution expectation of high expectation reach performance development notification performance: pattern Z > pattern Y, pattern Z > pattern X). Also, pattern Y is determined to be executed at a higher rate than patterns X and X when a reach performance H development notification performance is executed, that is, pattern Y is a performance pattern with a higher execution expectation of a reach performance H development notification performance than patterns X and Z (execution expectation of a reach performance H development notification performance: pattern Y > pattern Z, pattern Y > pattern X).
尚、図11-28(A)に示すように、分岐先示唆演出の実行の有無や演出パターンは、当該可変表示の変動パターンに応じて決定割合が異なっており、可変表示結果に応じて決定割合が異なっているわけではない。つまり、分岐先示唆演出の実行の有無や演出パターンは、リーチ演出Cやリーチ演出Dが実行された後にリーチ演出G~リーチ演出Iのいずれかに発展するか否かと、これらリーチ演出G~リーチ演出Iのいずれに発展するかに応じて決定されるようになっているが、本発明はこれに限定されるものではなく、分岐先示唆演出の実行の有無や演出パターンは、当該可変表示の変動パターンと可変表示結果の両方に応じて決定割合が異なっていてもよいし、可変表示結果のみに応じて決定割合が異なっていてもよい。 As shown in FIG. 11-28(A), the decision ratio of whether or not a branch destination suggestion effect will be executed and the presentation pattern differs depending on the fluctuation pattern of the variable display, not depending on the variable display result. In other words, the decision ratio of whether or not a branch destination suggestion effect will be executed and the presentation pattern is determined depending on whether or not it develops into any of reach presentations G to I after reach presentation C or reach presentation D is executed, and which of reach presentations G to I it develops into, but the present invention is not limited to this, and the decision ratio of whether or not a branch destination suggestion effect will be executed and the presentation pattern may differ depending on both the fluctuation pattern of the variable display and the variable display result, or may differ only depending on the variable display result.
図11-27に戻り、演出制御用CPU120は、ステップ029SGS321の処理で分岐先示唆演出の実行を決定したか否かを判定する(ステップ029SGS232)。分岐先示唆演出の実行を決定していない場合(ステップ029SGS232;N)は分岐先示唆演出決定処理を終了し、分岐先示唆演出の実行を決定した場合(ステップ029SGS232;Y)は、決定した分岐先示唆演出の演出パターンを記憶し(ステップ029SGS323)、分岐先示唆演出開始待ちタイマをセットして分岐先示唆演出決定処理を終了する(ステップ029SGS324)。
Returning to FIG. 11-27, the
尚、分岐先示唆演出の実行が決定している場合、演出制御用CPU120は、可変表示中演出処理を実行する毎に分岐先示唆演出開始待ちタイマの値を-1し、分岐先示唆演出開始待ちタイマの値がタイマアウトしたか否かを判定する。このとき、分岐先示唆演出開始待ちタイマがタイマアウトした場合は、決定した分岐先示唆演出の演出パターンに応じた分岐先示唆演出用プロセステーブルを選択するとともに、分岐先示唆演出用プロセスタイマをスタートさせる。以降は、可変表示中演出処理を実行する毎に分岐先示唆演出用プロセスタイマの値を-1していき、分岐先示唆演出用プロセスタイマがタイマアウトしたか否かを判定する。分岐先示唆演出用プロセスタイマがタイマアウトしていない場合は、該分岐先示唆演出用プロセスタイマに対応するプロセスデータの内容に従って演出装置の制御を実行し、分岐先示唆演出用プロセスタイマがタイマアウトした場合は、プロセスデータの切り替えを行い、次のプロセスデータをスタートさせる。このようにすることで、可変表示中において分岐先示唆演出を実行することができる。
When it has been decided that a branch destination suggestion performance will be performed, the
特に本特徴部029SGでは、リーチ演出Cやリーチ演出Dの実行期間中において画像表示装置5において分岐先示唆画像X、分岐先示唆画像Y、分岐先示唆画像Zのいずれかが表示されることによって、リーチ演出Cやリーチ演出Dとして可変表示結果が報知されることなく事前演出に切替わることに対して遊技者を注目させることが可能となっている。更には、リーチ演出Cやリーチ演出Dの実行期間中において画像表示装置5において分岐先示唆画像X、分岐先示唆画像Y、分岐先示唆画像Zのいずれが表示されるかに応じて、事前演出及び前兆演出の後にリーチ演出H発展報知演出が実行される割合と高期待度リーチ演出発展報知演出が実行される割合とが異なっているので、画像表示装置5に分岐先示唆画像X、分岐先示唆画像Y、分岐先示唆画像Zのいずれが表示されるかにも遊技者を注目させることができ、遊技興趣が向上できるようになっている。
In particular, in this feature part 029SG, by displaying any one of the branch destination suggestion image X, branch destination suggestion image Y, and branch destination suggestion image Z on the
図11-29は、リーチ演出G発展示唆演出決定処理として、図11-22のステップS029SGS286にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。図11-29に示すリーチ演出G発展示唆演出決定処理において、演出制御用CPU120は、先ず、当該可変表示の変動パターンに応じてリーチ演出G発展示唆演出の実行の有無を決定する。
Figure 11-29 is a flowchart showing an example of the process executed in step S029SGS286 of Figure 11-22 as the reach performance G development suggestion performance determination process. In the reach performance G development suggestion performance determination process shown in Figure 11-29, the
具体的には、図11-29(B)に示すように、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチεの変動パターンである場合には、リーチ演出G発展示唆演出の非実行を50%の割合で決定し、リーチ演出G発展示唆演出の実行を50%の割合で決定する。また、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチθの変動パターンである場合には、リーチ演出G発展示唆演出の非実行を20%の割合で決定し、リーチ演出G発展示唆演出の実行を80%の割合で決定する。 Specifically, as shown in FIG. 11-29(B), when the change pattern of the variable display is the change pattern of super reach ε, the reach performance G development suggestion effect is determined not to be executed 50% of the time, and the reach performance G development suggestion effect is determined to be executed 50% of the time. Also, when the change pattern of the variable display is the change pattern of super reach θ, the reach performance G development suggestion effect is determined not to be executed 20% of the time, and the reach performance G development suggestion effect is determined to be executed 80% of the time.
そして、演出制御用CPU120は、ステップ029SGS331の処理でリーチ演出G発展示唆演出の実行を決定したか否かを判定する(ステップ029SGS332)。リーチ演出G発展示唆演出の実行を決定していない場合(ステップ029SGS332;N)はリーチ演出G発展示唆演出決定処理を終了し、リーチ演出G展示唆演出の実行を決定している場合(ステップ029SGS332;Y)は、リーチ演出G展示唆演出開始待ちタイマをセットしてリーチ演出G展示唆演出決定処理を終了する(ステップ029SGS333)。
Then, the
尚、リーチ演出G展示唆演出の実行が決定している場合、演出制御用CPU120は、可変表示中演出処理を実行する毎にリーチ演出G展示唆演出開始待ちタイマの値を-1し、リーチ演出G展示唆演出開始待ちタイマの値がタイマアウトしたか否かを判定する。このとき、リーチ演出G展示唆演出開始待ちタイマがタイマアウトした場合は、リーチ演出G展示唆演出の用プロセステーブルを選択するとともに、リーチ演出G展示唆演出用プロセスタイマをスタートさせる。以降は、可変表示中演出処理を実行する毎にリーチ演出G展示唆演出用プロセスタイマの値を-1していき、リーチ演出G展示唆演出用プロセスタイマがタイマアウトしたか否かを判定する。リーチ演出G展示唆演出用プロセスタイマがタイマアウトしていない場合は、該リーチ演出G展示唆演出用プロセスタイマに対応するプロセスデータの内容に従って演出装置の制御を実行し、リーチ演出G展示唆演出用プロセスタイマがタイマアウトした場合は、プロセスデータの切り替えを行い、次のプロセスデータをスタートさせる。このようにすることで、可変表示中においてリーチ演出G展示唆演出を実行することができる。
When it has been decided that the reach performance G development suggestion performance will be executed, the
特に本特徴部029SGでは、リーチ演出G展報知演出が実行されないスーパーリーチε変動パターンでの可変表示よりも、リーチ演出G報知演出が実行されるスーパーリーチθ変動パターンでの可変表示の方が高い割合でリーチ演出E発展示唆演出が実行されるようになっているので、これらスーパーリーチεやスーパーリーチθ変動パターンでの可変表示においては、リーチ演出Cやリーチ演出Dの実行後にリーチ演出G発展示唆演出が実行されるか否かに対して遊技者を注目させ、遊技興趣を向上できるようになっている。 In particular, in this feature part 029SG, the reach performance E development suggestion effect is executed at a higher rate in the variable display in the super reach θ variation pattern in which the reach performance G notification effect is executed than in the variable display in the super reach ε variation pattern in which the reach performance G development notification effect is not executed. Therefore, in the variable display in these super reach ε and super reach θ variation patterns, the player is drawn to the attention of whether or not the reach performance G development suggestion effect is executed after the execution of the reach performance C or reach performance D, and this increases the interest in the game.
図11-31は、チャンスアップ演出決定処理として、図11-22のステップS029SGS289にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。図11-31に示すチャンスアップ演出決定処理において、演出制御用CPU120は、先ず、当該可変表示の変動パターンが非リーチまたはノーマルリーチの変動パターンであるか否かを判定する(ステップ029SGS340)。当該可変表示の変動パターンが非リーチまたはノーマルリーチの変動パターンである場合(ステップ029SGS340;Y)はチャンスアップ演出決定処理を終了し、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチの変動パターンである場合は、更に当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチλの変動パターンであるか否かを判定する(ステップ029SGS341)。
Figure 11-31 is a flow chart showing an example of the process executed in step S029SGS289 of Figure 11-22 as the chance-up effect determination process. In the chance-up effect determination process shown in Figure 11-31, the
当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチλの変動パターンである場合(ステップ029SGS341;Y)はチャンスアップ演出決定処理を終了し、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチλの変動パターンではない場合(ステップ029SGS341;N)は、更に当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチγ、スーパーリーチε、スーパーリーチθ、スーパーリーチι、スーパーリーチκの変動パターンであるか否かを判定する(ステップ029SGS342)。 If the variable display fluctuation pattern is the Super Reach λ fluctuation pattern (step 029 SGS341; Y), the chance-up performance determination process is terminated, and if the variable display fluctuation pattern is not the Super Reach λ fluctuation pattern (step 029 SGS341; N), it is further determined whether the variable display fluctuation pattern is the Super Reach γ, Super Reach ε, Super Reach θ, Super Reach ι, or Super Reach κ fluctuation pattern (step 029 SGS342).
当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチα、スーパーリーチβ、スーパーリーチδ、スーパーリーチζ、スーパーリーチη、スーパーリーチλのいずれかの変動パターンである場合(ステップ029SGS342;N)は、更に当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチαまたはスーパーリーチηの変動パターンであるか否かを判定する(ステップ029SGS343)。当該可変表示変動パターンがスーパーリーチαまたはスーパーリーチηの変動パターンである場合(ステップ029SGS343;Y)、演出制御用CPU120は、可変表示結果に応じてリーチ演出A実行中におけるチャンスアップ演出の実行の有無及び演出パターンを決定する(ステップ029SGS344)。
If the variable display fluctuation pattern is any one of the Super Reach α, Super Reach β, Super Reach δ, Super Reach ζ, Super Reach η, and Super Reach λ fluctuation patterns (step 029 SGS342; N), it is further determined whether the variable display fluctuation pattern is a Super Reach α or Super Reach η fluctuation pattern (step 029 SGS343). If the variable display fluctuation pattern is a Super Reach α or Super Reach η fluctuation pattern (step 029 SGS343; Y), the
ここで、本特徴部029SGにおけるリーチ演出A~リーチ演出Iにおける演出内容について図11-32(A)~図11-32(E)にもとづいて説明する。図11-32(A)~図11-32(I)に示すように、リーチ演出A~リーチ演出Iは、いずれも画像表示装置5において各リーチ演出のタイトルを表示するリーチタイトル表示期間と、その後の画像表示装置5において味方キャラクタと敵キャラクタとのバトル演出を表示するバトル演出実行期間と、から構成されている。
Here, the contents of reach performance A to reach performance I in this feature part 029SG will be explained based on Fig. 11-32(A) to Fig. 11-32(E). As shown in Fig. 11-32(A) to Fig. 11-32(I), reach performance A to reach performance I are each composed of a reach title display period in which the title of each reach performance is displayed on the
これら各リーチ演出A~リーチ演出Iのリーチタイトル表示期間においては、チャンスアップ演出の一部として、リーチタイトルを赤色表示可能となっている(図11-33(A)参照)。 During the reach title display period of each of these reach effects A to I, the reach title can be displayed in red as part of the chance-up effect (see Figure 11-33 (A)).
また、リーチ演出A~リーチ演出Dのバトル演出実行期間については、該バトル演出実行期間の前半部分において可動体32を動作可能な可動体動作可能期間と画像表示装置5においてカットイン画像を表示可能なカットイン画像表示可能期間とが設けられており、チャンスアップ演出の一部として可動体動作可能期間における可動体32の動作とカットイン画像表示可能期間におけるカットイン画像の表示とを実行可能となっている(図11-33(A)参照)。
In addition, for the battle performance execution period of reach performance A to reach performance D, a movable body operation possible period in which the
尚、リーチ演出Cとリーチ演出Dのバトル演出実行期間については、これら可動体動作可能期間とカットイン画像表示可能期間との後に分岐先示唆演出実行可能期間が設けられている。 In addition, for the battle performance periods of reach performance C and reach performance D, a period in which a branch destination suggestion performance can be executed is provided after the period in which the movable object can be operated and the period in which a cut-in image can be displayed.
また、リーチ演出Eとリーチ演出Fのバトル実行期間については、該バトル演出実行期間の前半部分には可動体動作可能期間が設けられており、該バトル演出実行期間の後半部分(バトル演出の終了タイミングの近傍)には、画像表示装置5においてプッシュボタン31Bやスティックコントローラ31Aの操作に応じて可変表示結果を報知するために遊技者に対してこれらプッシュボタン31Bやスティックコントローラ31Aの操作を促す操作促進画像を表示する操作促進画像表示期間が設けられている。尚、操作促進画像表示期間は、通常はプッシュボタン31Bの画像が表示される期間である。
In addition, with regard to the battle execution period of reach performance E and reach performance F, a movable body operation period is provided in the first half of the battle performance execution period, and an operation promotion image display period is provided in the second half of the battle performance execution period (near the end timing of the battle performance) during which an operation promotion image is displayed to encourage the player to operate the
本特徴部029SGでは、リーチ演出Eとリーチ演出Fのバトル実行期間においては、チャンスアップ演出の一部として可動体動作可能期間における可動体の動作と、操作促進画像表示期間におけるスティックコントローラ31Aの画像の表示とを実行可能となっている(図11-33(B)参照)。
In this feature part 029SG, during the battle execution period of reach performance E and reach performance F, it is possible to execute the movement of the movable body during the movable body operable period and to display an image of the
尚、リーチ演出G、リーチ演出H、リーチ演出Iについては、可動体動作可能期間、カットイン画像表示期間、操作促進画像表示期間が設けられていない。つまり、リーチ演出G、リーチ演出H、リーチ演出Iは、チャンスアップ演出が実行されることがないリーチ演出となっている。 Note that there is no movable object operable period, no cut-in image display period, and no operation prompting image display period for reach performance G, reach performance H, and reach performance I. In other words, reach performance G, reach performance H, and reach performance I are reach performances in which the chance-up performance is never executed.
図11-31のステップ029SGS344に戻り、演出制御用CPU120は、図11-34(A)に示すように、可変表示結果がはずれである場合は、チャンスアップ演出の非実行を60%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンPでの実行を35%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンQでの実行を5%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンRでの実行を0%の割合で決定する。また、可変表示結果が大当りである場合は、チャンスアップ演出の非実行を5%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンPでの実行を35%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンQでの実行を60%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンRでの実行を0%の割合で決定する。
Returning to step 029SGS344 in FIG. 11-31, as shown in FIG. 11-34(A), if the variable display result is a miss, the
そして、演出制御用CPU120は、リーチ演出A実行中のチャンスアップ演出の実行を決定したか否かを判定する(ステップ029SGS345)。リーチ演出A実行中のチャンスアップ演出の実行を決定していない場合(ステップ029SGS345;N)はステップ029SGS347に進み、リーチ演出A実行中のチャンスアップ演出の実行を決定した場合(ステップ029SGS345;Y)は、決定した演出パターンを記憶するとともに、変動パターンに応じてリーチ演出A用チャンスアップ演出開始タイマをセットしてステップ029SGS347に進む(ステップ029SGS346)。
Then, the
ステップ029SGS347において演出制御用CPU120は、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチηの変動パターンであるか否かを判定する(ステップ029SGS347)。当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチαの変動パターンである場合(ステップ029SGS347;N)はチャンスアップ演出決定処理を終了し、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチηの変動パターンである場合(ステップ029SGS347;Y)は、可変表示結果に応じてリーチ演出F実行中のチャンスアップ演出の実行の有無及び演出パターンを決定する(ステップ029SGS348)。
In step 029SGS347, the
具体的には、図11-34(B)に示すように、可変表示結果がはずれである場合は、チャンスアップ演出の非実行を40%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンSでの実行を30%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンTでの実行を20%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンUでの実行を10%の割合で決定する。また、可変表示結果が大当りである場合は、チャンスアップ演出の非実行を10%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンSでの実行を20%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンTでの実行を30%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンUでの実行を40%の割合で決定する。
Specifically, as shown in FIG. 11-34(B), if the variable display result is a miss, the chance up effect is determined not to be executed 40% of the time, the chance up effect is determined to be executed in
そして、演出制御用CPU120は、リーチ演出F実行中のチャンスアップ演出の実行を決定したか否かを判定する(ステップ029SGS349)。リーチ演出F実行中のチャンスアップ演出の実行を決定していない場合(ステップ029SGS349;N)はチャンスアップ演出決定処理を終了し、リーチ演出F実行中のチャンスアップ演出の実行を決定している場合(ステップ029SGS349;Y)は、決定した演出パターンを記憶するとともに、変動パターンに応じてリーチ演出F用チャンスアップ演出開始タイマをセットしてチャンスアップ演出決定処理を終了する(ステップ029SGS350)。
Then, the
また、ステップ029SGS343において当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチβ、スーパーリーチδ、スーパーリーチζのいずれかである場合(ステップ029SGS343;N)、演出制御用CPU120は、可変表示結果に応じてリーチ演出B実行中のチャンスアップ演出の実行の有無及び演出パターンを決定する(ステップ029SGS351)。
In addition, if the change pattern of the variable display in step 029SGS343 is any of Super Reach β, Super Reach δ, and Super Reach ζ (step 029SGS343; N), the
具体的には、図11-34(C)に示すように、可変表示結果がはずれである場合は、チャンスアップ演出の非実行を40%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンPでの実行を30%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンQでの実行を20%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンRでの実行を10%の割合で決定する。また、可変表示結果が大当りである場合は、チャンスアップ演出の非実行を10%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンPでの実行を20%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンQでの実行を30%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンRでの実行を40%の割合で決定する。
Specifically, as shown in FIG. 11-34(C), if the variable display result is a miss, the chance up effect is determined not to be executed 40% of the time, the chance up effect is determined to be executed in
そして、演出制御用CPU120は、リーチ演出B実行中のチャンスアップ演出の実行を決定したか否かを判定する(ステップ029SGS352)。リーチ演出B実行中のチャンスアップ演出の実行を決定していない場合(ステップ029SGS352;N)はステップ029SGS354に進み、リーチ演出B実行中のチャンスアップ演出の実行を決定した場合(ステップ029SGS352;Y)は、決定した演出パターンを記憶するとともに、変動パターンに応じてリーチ演出B用チャンスアップ演出開始タイマをセットしてステップ029SGS354に進む(ステップ029SGS353)。
Then, the
ステップ029SGS354において演出制御用CPU120は、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチζの変動パターンであるか否かを判定する(ステップ029SGS354)。当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチβまたはスーパーリーチδの変動パターンである場合(ステップ029SGS354;N)はチャンスアップ演出決定処理を終了し、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチζの変動パターンである場合(ステップ029SGS354;Y)は、可変表示結果に応じてリーチ演出E実行中のチャンスアップ演出の実行の有無及び演出パターンを決定する(ステップ029SGS355)。
In step 029SGS354, the
具体的には、図11-34(D)に示すように、可変表示結果がはずれである場合は、チャンスアップ演出の非実行を60%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンSでの実行を35%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンTでの実行を5%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンUでの実行を0%の割合で決定する。また、可変表示結果が大当りである場合は、チャンスアップ演出の非実行を5%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンSでの実行を35%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンTでの実行を60%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンUでの実行を0%の割合で決定する。
Specifically, as shown in FIG. 11-34(D), if the variable display result is a miss, the chance up effect is determined not to be executed 60% of the time, the chance up effect is determined to be executed in
そして、演出制御用CPU120は、リーチ演出E実行中のチャンスアップ演出の実行を決定したか否かを判定する(ステップ029SGS356)。リーチ演出E実行中のチャンスアップ演出の実行を決定していない場合(ステップ029SGS356;N)はチャンスアップ演出決定処理を終了し、リーチ演出E実行中のチャンスアップ演出の実行を決定している場合(ステップ029SGS356;Y)は、決定した演出パターンを記憶するとともに、変動パターンに応じてリーチ演出E用チャンスアップ演出開始タイマをセットしてチャンスアップ演出決定処理を終了する(ステップ029SGS357)。
Then, the
また、ステップ029SGS342の処理において当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチγ、スーパーリーチε、スーパーリーチθ、スーパーリーチι、スーパーリーチκの変動パターンのいずれかである場合(ステップ029SGS342;Y)、演出制御用CPU120は、更に当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチγとスーパーリーチεの変動パターンのいずれかであるか否かを判定する(ステップ029SGS358)。
In addition, if the variable display change pattern in the processing of step 029SGS342 is one of the Super Reach γ, Super Reach ε, Super Reach θ, Super Reach ι, and Super Reach κ change patterns (step 029SGS342; Y), the
当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチθ、スーパーリーチι、スーパーリーチκの変動パターンのいずれかである場合(ステップ029SGS358;N)はチャンスアップ演出決定処理を終了し、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチγまたはスーパーリーチεの変動パターンである場合(ステップ029SGS358;Y)、演出制御用CPU120は、可変表示結果に応じてリーチ演出Cまたはリーチ演出D実行中のチャンスアップ演出の実行の有無及び演出パターンを決定する(ステップ029SGS359)。
If the variable display fluctuation pattern is any of the Super Reach θ, Super Reach ι, and Super Reach κ fluctuation patterns (step 029 SGS358; N), the chance-up performance determination process is terminated, and if the variable display fluctuation pattern is any of the Super Reach γ or Super Reach ε fluctuation patterns (step 029 SGS358; Y), the
具体的には、図11-34(A)に示すように、実行するリーチ演出がリーチ演出Cであるとき、可変表示結果がはずれである場合は、チャンスアップ演出の非実行を60%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンPでの実行を35%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンQでの実行を5%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンRでの実行を0%の割合で決定する。また、可変表示結果が大当りである場合は、チャンスアップ演出の非実行を5%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンPでの実行を35%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンQでの実行を60%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンRでの実行を0%の割合で決定する。 Specifically, as shown in FIG. 11-34(A), when the reach effect to be executed is reach effect C, if the variable display result is a miss, the chance up effect is determined not to be executed 60% of the time, the chance up effect is determined to be executed in pattern P in 35% of the time, the chance up effect is determined to be executed in pattern Q in 5% of the time, and the chance up effect is determined to be executed in pattern R in 0% of the time. Also, if the variable display result is a jackpot, the chance up effect is determined not to be executed 5% of the time, the chance up effect is determined to be executed in pattern P in 35% of the time, the chance up effect is determined to be executed in pattern Q in 60% of the time, and the chance up effect is determined to be executed in pattern R in 0% of the time.
一方で、図11-34(C)に示すように、実行するリーチ演出がリーチ演出Dであるとき、可変表示結果がはずれである場合は、チャンスアップ演出の非実行を40%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンPでの実行を30%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンQでの実行を20%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンRでの実行を10%の割合で決定する。また、可変表示結果が大当りである場合は、チャンスアップ演出の非実行を10%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンPでの実行を20%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンQでの実行を30%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンRでの実行を40%の割合で決定する。 On the other hand, as shown in FIG. 11-34(C), when the reach effect to be executed is reach effect D, if the variable display result is a miss, the chance up effect is determined not to be executed 40% of the time, the chance up effect is determined to be executed in pattern P in 30% of the time, the chance up effect is determined to be executed in pattern Q in 20% of the time, and the chance up effect is determined to be executed in pattern R in 10% of the time. Also, if the variable display result is a jackpot, the chance up effect is determined not to be executed 10% of the time, the chance up effect is determined to be executed in pattern P in 20% of the time, the chance up effect is determined to be executed in pattern Q in 30% of the time, and the chance up effect is determined to be executed in pattern R in 40% of the time.
そして、演出制御用CPU120は、リーチ演出Cまたはリーチ演出D実行中のチャンスアップ演出の実行を決定したか否かを判定する(ステップ029SGS360)。リーチ演出Cまたはリーチ演出D実行中のチャンスアップ演出の実行を決定していない場合(ステップ029SGS360;N)はチャンスアップ演出決定処理を終了し、リーチ演出Cまたはリーチ演出D実行中のチャンスアップ演出の実行を決定した場合(ステップ029SGS360;Y)は、決定した演出パターンを記憶するとともに、変動パターンに応じてリーチ演出Cまたはリーチ演出D用チャンスアップ演出開始タイマをセットしてチャンスアップ演出決定処理を終了する(ステップ029SGS361)。
Then, the
尚、チャンスアップ演出の実行が決定している場合、演出制御用CPU120は、可変表示中演出処理を実行する毎にチャンスアップ演出開始待ちタイマの値を-1し、チャンスアップ演出開始待ちタイマの値がタイマアウトしたか否かを判定する。このとき、チャンスアップ演出開始待ちタイマがタイマアウトした場合は、チャンスアップ演出用のプロセステーブルを選択するとともに、チャンスアップ演出用プロセスタイマをスタートさせる。以降は、可変表示中演出処理を実行する毎にチャンスアップ演出用プロセスタイマの値を-1していき、チャンスアップ演出用プロセスタイマがタイマアウトしたか否かを判定する。チャンスアップ演出用プロセスタイマがタイマアウトしていない場合は、該チャンスアップ演出用プロセスタイマに対応するプロセスデータの内容に従って演出装置の制御を実行し、チャンスアップ演出用プロセスタイマがタイマアウトした場合は、プロセスデータの切り替えを行い、次のプロセスデータをスタートさせる。このようにすることで、可変表示中においてチャンスアップ演出を実行することができる。
When it has been decided that a chance-up effect will be executed, the
特に本特徴部029SGでは、チャンスアップ演出が実行されるか否かや、リーチ演出の実行期間中におけるチャンスアップ演出の実行回数に応じて大当り期待度が異なるので、チャンスアップ演出が実行されるか否かにチャンスアップ演出の実行回数に対して遊技者を注目させることができ、遊技興趣を向上できる。 In particular, in this feature section 029SG, the likelihood of a jackpot varies depending on whether or not a chance-up effect is executed and the number of times the chance-up effect is executed during the execution period of the reach effect, so that the player can pay attention to the number of times the chance-up effect is executed and whether or not the chance-up effect is executed, thereby increasing the player's interest in the game.
更に、リーチ演出A~リーチ演出D等の比較的大当り期待度の低いリーチ演出においては最大で3回のチャンスアップ演出が実行されるので、リーチ演出A~リーチ演出Dの実行中においてチャンスアップ演出の実行回数に応じて効果的に可変表示結果が大当りとなることを遊技者に対して示唆することができる。 Furthermore, in reach effects such as reach effects A to D, which have a relatively low probability of winning, a maximum of three chance-up effects are executed, so that during the execution of reach effects A to D, the player can be effectively suggested that the variable display result will be a jackpot depending on the number of chance-up effects executed.
一方で、リーチ演出G~リーチ演出I等の大当り期待度の高いリーチ演出においては、リーチ演出中に実行可能なチャンスアップ演出が1回のみとなっているので、徒にチャンスアップ演出が複数回実行されることによって大当り期待度の高いリーチ演出の演出興趣が低下してしまうことが防止されている。 On the other hand, in reach effects with a high probability of winning, such as reach effects G to I, the chance-up effect can only be executed once during the reach effect, so that the interest in the reach effect with a high probability of winning is prevented from decreasing by executing the chance-up effect multiple times unnecessarily.
尚、図11-34(E)に示すように、リーチ演出A~リーチ演出Dにおけるチャンスアップ演出の演出パターンのうち、パターンPは、リーチタイトルの赤色表示を実行するが可動体32の動作とカットイン画像の表示は実行しない演出パターンであり、パターンQは、リーチタイトルの赤色表示と可動体32の動作を実行するがカットイン画像を表示しない演出パターンであり、パターンRは、リーチタイトルの赤色表示、可動体32の動作、カットイン画像の表示の全てを実行する演出パターンである。
As shown in FIG. 11-34 (E), among the presentation patterns of the chance-up presentations in reach presentations A to D, pattern P is a presentation pattern in which the reach title is displayed in red but the
更に、図11-34(F)に示すように、リーチ演出E及びリーチ演出Fにおけるチャンスアップ演出の演出パターンのうち、パターンSは、リーチタイトルの赤色表示を実行するが可動体32の動作とスティックコントローラ31Aの画像の表示は実行しない演出パターンであり、パターンQは、リーチタイトルの赤色表示と可動体32の動作を実行するがスティックコントローラ31Aの画像を表示しない演出パターンであり、パターンRは、リーチタイトルの赤色表示、可動体32の動作、スティックコントローラ31Aの画像の表示の全てを実行する演出パターンである。
Furthermore, as shown in FIG. 11-34 (F), among the presentation patterns of the chance-up presentation in reach presentation E and reach presentation F, pattern S is a presentation pattern in which the reach title is displayed in red but the
以上、本特徴部029SGのチャンスアップ演出としては、図11-34(A)~図11-34(D)に示すように、リーチ演出A~リーチ演出Dにおけるチャンスアップ演出全体としては、チャンスアップ演出が非実行である場合が最も大当り期待度が低く設定されており、チャンスアップ演出がパターンPで実行される場合はチャンスアップ演出が非実行である場合よりも大当り期待度が高く設定されている。チャンスアップ演出がパターンQで実行される場合はチャンスアップ演出がパターンPで実行される場合よりも大当り期待度が高く設定されている。そして、チャンスアップ演出がパターンRで実行される場合はチャンスアップ演出がパターンQで実行される場合よりも大当り期待度が高く設定されている(リーチ演出A~リーチ演出Dにおけるチャンスアップ演出の大当り期待度:パターンR>パターンQ>パターンP>非実行)。 As described above, as shown in Fig. 11-34(A) to Fig. 11-34(D), in the chance up performance of this feature part 029SG, when the chance up performance is not executed, the jackpot expectation is set to be the lowest for the chance up performances in reach performance A to reach performance D as a whole, and when the chance up performance is executed in pattern P, the jackpot expectation is set to be higher than when the chance up performance is not executed. When the chance up performance is executed in pattern Q, the jackpot expectation is set to be higher than when the chance up performance is executed in pattern P. And when the chance up performance is executed in pattern R, the jackpot expectation is set to be higher than when the chance up performance is executed in pattern Q (jackpot expectation for chance up performances in reach performance A to reach performance D: pattern R > pattern Q > pattern P > non-execution).
また、リーチ演出E及びリーチ演出Fにおけるチャンスアップ演出全体としては、チャンスアップ演出が非実行である場合が最も大当り期待度が低く設定されており、チャンスアップ演出がパターンSで実行される場合はチャンスアップ演出が非実行である場合よりも大当り期待度が高く設定されている。チャンスアップ演出がパターンTで実行される場合はチャンスアップ演出がパターンSで実行される場合よりも大当り期待度が高く設定されている。そして、チャンスアップ演出がパターンRUで実行される場合はチャンスアップ演出がパターンTで実行される場合よりも大当り期待度が高く設定されている(リーチ演出E及びリーチ演出Fにおけるチャンスアップ演出の大当り期待度:パターンU>パターンT>パターンS>非実行)。 In addition, for the chance up effects in reach effects E and reach effects F as a whole, the jackpot expectation is set to be the lowest when the chance up effect is not executed, and the jackpot expectation is set to be higher when the chance up effect is executed in pattern S than when the chance up effect is not executed. When the chance up effect is executed in pattern T, the jackpot expectation is set to be higher than when the chance up effect is executed in pattern S. And when the chance up effect is executed in pattern RU, the jackpot expectation is set to be higher than when the chance up effect is executed in pattern T (jackpot expectation for chance up effects in reach effects E and reach effects F: pattern U > pattern T > pattern S > not executed).
ここで、リーチ演出A~リーチ演出Dが実行される場合とリーチ演出Eまたはリーチ演出Fが実行される場合とで比較すると、リーチ演出A~リーチ演出Dでは、パターンPとパターンQとが共通で実行可能な演出パターンとして設定されている一方で、パターンRは、リーチ演出Bまたはリーチ演出Dが実行される場合でのみ実行可能となっている。つまり、リーチタイトルの赤色表示と可動体32の動作は、リーチ演出A~リーチ演出Dのいずれでも実行され得る演出である一方で、カットイン画像029SG200の表示はリーチ演出Bとリーチ演出Dでのみ実行され得る演出である。
Comparing the cases where reach performance A to reach performance D are executed with the cases where reach performance E or reach performance F is executed, in reach performance A to reach performance D, pattern P and pattern Q are set as commonly executable performance patterns, while pattern R is executable only when reach performance B or reach performance D is executed. In other words, the red display of the reach title and the movement of the
また、リーチ演出Eが実行される場合とリーチ演出Fが実行される場合とで比較すると、リーチ演出Eとリーチ演出Fでは、パターンSとパターンTとが共通で実行可能な演出パターンとして設定されている一方で、パターンUは、リーチ演出Fが実行される場合でのみ実行可能となっている。つまり、リーチタイトルの赤色表示と可動体32の動作は、リーチ演出Eとリーチ演出Fのいずれでも実行され得る演出である一方で、操作促進画像としてのスティックコントローラ31Aの画像の表示はリーチ演出Fでのみ実行され得る演出である。
Furthermore, comparing the case where reach performance E is executed with the case where reach performance F is executed, in reach performance E and reach performance F, pattern S and pattern T are set as commonly executable performance patterns, while pattern U is executable only when reach performance F is executed. In other words, the red display of the reach title and the movement of the
次に、本特徴部029SGにおけるスーパーリーチの可変表示の演出態様について、図11-35~図11-56に基づいて説明する。先ず、スーパーリーチのリーチ演出としてリーチ演出Aが実行される場合について説明する。尚、可変表示の開始タイミングにおけるメータ029SG005Mは、1段階も増加していない状態として表示されている。図11-35(A)~図11-35(D)に示すように、可変表示の開始時にメータ演出の実行が決定(本特徴部029SGではパターンDまたはパターンEでの実行が決定された場合を開示)されると、リーチ前のタイミングである第1タイミング、第2タイミングとリーチ後の第3タイミングにてメータ029SG005Mがそれぞれ1段階ずつ増加する。 Next, the presentation of the variable display of the Super Reach in this feature part 029SG will be explained based on Fig. 11-35 to Fig. 11-56. First, a case where Reach presentation A is executed as the reach presentation of the Super Reach will be explained. Note that the meter 029SG005M at the start timing of the variable display is displayed as not having increased by even one step. As shown in Fig. 11-35(A) to Fig. 11-35(D), when it is decided to execute the meter presentation at the start of the variable display (this feature part 029SG shows the case where execution of pattern D or pattern E is decided), the meter 029SG005M increases by one step each at the first and second timings before the reach and the third timing after the reach.
図11-35(E)及び図11-35(F)に示すように、リーチ演出Aが開始されると、先ず画像表示装置5において該リーチ演出Aのタイトル画像と該リーチ演出Aの大当り期待度を示す期待度画像029SG251が表示される。このとき、チャンスアップ演出の実行が決定されていない場合は、リーチ演出Aのタイトル画像としてタイトルの文字が黒色のタイトル画像029SG161Aが表示される一方で、パターンP、パターンQ、パターンRのいずれかの演出パターンにてチャンスアップ演出の実行が決定されている場合は、リーチ演出Aのタイトル画像としてタイトルの文字が赤色のタイトル画像029SG161Bが表示される。
As shown in Figures 11-35 (E) and 11-35 (F), when reach performance A starts, the
そして、リーチ演出Aのタイトル画像の表示が終了すると、図11-35(G)に示すように、味方キャラクタAと敵キャラクタAとによるバトル演出が開始される。尚、図11-36(H)に示すように、バトル演出中においても、第4タイミングにおいてメータ029SG005Mが更に一段階増加する。 When the display of the title image of reach effect A ends, a battle effect between ally character A and enemy character A begins, as shown in FIG. 11-35(G). Note that, even during the battle effect, the meter 029SG005M increases by another step at the fourth timing, as shown in FIG. 11-36(H).
また、該バトル演出中は、パターンQまたはパターンRの演出パターンにてチャンスアップ演出の実行が決定されている場合は、図11-36(I)に示すように、可動体32の原点位置から演出位置に向けての動作が実行される。尚、チャンスアップ演出としての可動体32の動作は、原点位置から演出位置に向けての移動であるが、該可動体32の移動は、原点位置と演出位置との中間位置で終了する。その後、可動体32は、中間位置から原点位置に戻る。
In addition, during the battle performance, if it is decided to execute a chance-up performance in the performance pattern of pattern Q or pattern R, the movement of the
更にパターンRの演出パターンにてチャンスアップ演出の実行が決定されている場合は、図11-36(J)及び図11-36(K)に示すように、画像表示装置5においてカットイン画像029SG200の表示が実行される。
Furthermore, if it has been decided that a chance-up effect will be executed in the effect pattern of pattern R, the cut-in image 029SG200 will be displayed on the
そして、当該可変表示がスーパーリーチαはずれの変動パターン(PA2-2)の可変表示である場合は、図11-36(L)及び図11-36(M)に示すように、バトル演出の演出結果として味方キャラクタAが敵キャラクタAに敗北することにより可変表示結果がはずれであることが報知され、バトル演出(リーチ演出A)の終了後に飾り図柄がはずれを示す組み合わせで停止表示される。 When the variable display is the variable display of the Super Reach α Miss Variable Pattern (PA2-2), as shown in Figures 11-36 (L) and 11-36 (M), the result of the battle performance is that friendly character A is defeated by enemy character A, thereby announcing that the variable display result is a miss, and after the battle performance (reach performance A) ends, the decorative patterns are displayed in a combination that indicates a miss.
一方で、当該可変表示がスーパーリーチα大当りの変動パターン(PB1-2)の可変表示である場合は、図11-36(N)及び図11-36(O)に示すように、バトル演出の演出結果として味方キャラクタAが敵キャラクタAに勝利することにより可変表示結果が大当りであることが報知され、バトル演出(リーチ演出A)の終了後に飾り図柄が大当りを示す組み合わせで停止表示される。 On the other hand, if the variable display is the variable display of the Super Reach α jackpot fluctuation pattern (PB1-2), as shown in Figures 11-36 (N) and 11-36 (O), the result of the battle performance is that friendly character A wins over enemy character A, thereby announcing that the variable display result is a jackpot, and after the battle performance (reach performance A) ends, the decorative patterns are displayed in a stopped combination indicating a jackpot.
また、当該可変表示がスーパーリーチηの可変表示である場合は、図11-37(P)及び図11-37(Q)に示すように、カットイン画像表示可能期間終了後の第5タイミングにおいてメータ029SG005Mが更に1段階増加(5段階まで増加)して満タンになる。そして、画像表示装置5の表示領域の下部においてメータ029SG005Mが5段階まで増加した(満タンになった)旨と高期待度リーチ演出発展報知演出が実行されることを報知するテロップ画像029SG005Tが表示される。
In addition, if the variable display is a Super Reach η variable display, as shown in Figures 11-37 (P) and 11-37 (Q), at the fifth timing after the end of the cut-in image display period, the meter 029SG005M increases by another step (up to five steps) and becomes full. Then, a caption image 029SG005T is displayed at the bottom of the display area of the
次いで、図11-37(R)に示すように、バトル演出が途中で中断され、該バトル演出に替えて高期待度リーチ演出発展報知演出として画像表示装置5において高期待度リーチ演出発展報知画像029SG180の表示が実行される。そして、リーチ演出Fが開始される。尚、高期待度リーチ演出発展報知演出の詳細については、図11-55にて後述する。
Next, as shown in FIG. 11-37 (R), the battle presentation is interrupted midway, and instead of the battle presentation, the high expectation reach presentation development notification image 029SG180 is displayed on the
図11-37(S)及び図11-37(T)に示すように、リーチ演出Fが開始されると、先ず画像表示装置5において該リーチ演出Fのタイトル画像と該リーチ演出Aの大当り期待度を示す期待度画像029SG256が表示される。このとき、チャンスアップ演出の実行が決定されていない場合は、リーチ演出Fのタイトル画像としてタイトルの文字が黒色のタイトル画像029SG166Aが表示される一方で、パターンS、パターンT、パターンUのいずれかの演出パターンにてチャンスアップ演出の実行が決定されている場合は、リーチ演出Fのタイトル画像としてタイトルの文字が赤色のタイトル画像029SG166Bが表示される。
As shown in Figures 11-37 (S) and 11-37 (T), when reach performance F starts, the
そして、リーチ演出Fのタイトル画像の表示が終了すると、図11-37(U)に示すように、味方キャラクタBと敵キャラクタBとによるバトル演出が開始される。該バトル演出中は、パターンTまたはパターンUの演出パターンにてチャンスアップ演出の実行が決定されている場合は、図11-36(V)及び図11-36(W)に示すように、可動体32の原点位置から中間位置に向けての動作(移動)が実行される。その後、可動体32は、中間位置から原点位置に戻る。
Then, when the display of the title image of reach effect F ends, a battle effect between ally character B and enemy character B begins, as shown in FIG. 11-37 (U). During the battle effect, if it has been decided that a chance-up effect will be executed in the effect pattern of pattern T or pattern U, the
バトル演出が進行すると、図11-38(X)、図11-38(Y)、図11-38(Z)に示すように、画像表示装置5の表示領域の中央部において遊技者に対してプッシュボタン31Bやスティックコントローラ31Aの操作を促す操作促進画像が表示される。尚、このとき、パターンUの演出パターンでチャンスアップ演出の実行が決定されていない場合は、操作促進画像としてプッシュボタン31Bの画像が表示される一方で、パターンUの演出パターンでチャンスアップ演出の実行が決定されている場合は、操作促進画像としてスティックコントローラ31Aの画像が表示される。
As the battle performance progresses, as shown in Figures 11-38 (X), 11-38 (Y), and 11-38 (Z), an operation prompting image is displayed in the center of the display area of the
画像表示装置5にて操作促進画像が表示された後は、遊技者がプッシュボタン31Bまたはスティックコントローラ31A等の操作手段を操作する、または、これら操作手段の操作受付期間が終了すると、バトル演出の演出結果として可変表示結果が報知される。
After the operation prompting image is displayed on the
具体的には、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチηはずれの変動パターン(PA2-8)である場合は、図11-39(a)及び図11-39(b)に示すように、バトル演出の演出結果として味方キャラクタBが敵キャラクタBに敗北することにより可変表示結果がはずれであることが報知され、バトル演出(リーチ演出F)の終了後に飾り図柄がはずれを示す組み合わせで停止表示される。 Specifically, when the variable display fluctuation pattern is the Super Reach η miss fluctuation pattern (PA2-8), as shown in Figures 11-39(a) and 11-39(b), the result of the battle performance is that ally character B is defeated by enemy character B, thereby announcing that the variable display result is a miss, and after the battle performance (reach performance F) ends, the decorative patterns are displayed in a combination that indicates a miss.
一方で、当該可変表示がスーパーリーチη大当りの変動パターン(PB1-6)の可変表示である場合は、図11-39(c)及び図11-39(d)に示すように、バトル演出の演出結果として味方キャラクタBが敵キャラクタBに勝利することにより可変表示結果が大当りであることが報知され、バトル演出(リーチ演出F)の終了後に飾り図柄が大当りを示す組み合わせで停止表示される。 On the other hand, if the variable display is a variable display of the Super Reach η jackpot fluctuation pattern (PB1-6), as shown in Figures 11-39(c) and 11-39(d), the result of the battle presentation is that ally character B wins over enemy character B, thereby announcing that the variable display result is a jackpot, and after the battle presentation (reach presentation F) ends, the decorative symbols are displayed in a stopped combination indicating a jackpot.
次に、スーパーリーチのリーチ演出としてリーチ演出Bが実行される場合について説明する。尚、可変表示の開始タイミングにおけるメータ029SG005Mは、1段階も増加していない状態として表示されている。図11-40(A)~図11-40(D)に示すように、可変表示の開始時にメータ演出の実行が決定(本特徴部029SGではパターンDまたはパターンEでの実行が決定された場合を開示)されると、リーチ前のタイミングである第1タイミング、第2タイミングとリーチ後の第3タイミングにてメータ029SG005Mがそれぞれ1段階ずつ増加する。 Next, we will explain the case where reach performance B is executed as the reach performance of the super reach. Note that the meter 029SG005M is displayed as not having increased by even one step at the start timing of the variable display. As shown in Figures 11-40(A) to 11-40(D), when it is decided to execute the meter performance at the start of the variable display (this feature part 029SG discloses the case where execution of pattern D or pattern E is decided), the meter 029SG005M increases by one step each at the first timing, which is the timing before the reach, the second timing, and the third timing after the reach.
図11-40(E)及び図11-40(F)に示すように、リーチ演出Bが開始されると、先ず画像表示装置5において該リーチ演出Bのタイトル画像と該リーチ演出Bの大当り期待度を示す期待度画像029SG252が表示される。このとき、チャンスアップ演出の実行が決定されていない場合は、リーチ演出Bのタイトル画像としてタイトルの文字が黒色のタイトル画像029SG162Aが表示される一方で、パターンP、パターンQ、パターンRのいずれかの演出パターンにてチャンスアップ演出の実行が決定されている場合は、リーチ演出Bのタイトル画像としてタイトルの文字が赤色のタイトル画像029SG162Bが表示される。
As shown in Figures 11-40 (E) and 11-40 (F), when reach performance B starts, the
そして、リーチ演出Bのタイトル画像の表示が終了すると、図11-40(G)に示すように、味方キャラクタBと敵キャラクタAとによるバトル演出が開始される。尚、図11-41(H)に示すように、バトル演出中においても、第4タイミングにおいてメータ029SG005Mが更に一段階増加する。 When the display of the title image of reach effect B ends, a battle effect between ally character B and enemy character A begins, as shown in FIG. 11-40 (G). Note that, even during the battle effect, the meter 029SG005M increases by another step at the fourth timing, as shown in FIG. 11-41 (H).
また、該バトル演出中は、パターンQまたはパターンRの演出パターンにてチャンスアップ演出の実行が決定されている場合は、図11-41(I)に示すように、可動体32の原点位置から中間位置への動作(移動)が実行される。その後、可動体32は、中間位置から原点位置に戻る。
In addition, during the battle presentation, if it is decided to execute a chance-up presentation in the presentation pattern of pattern Q or pattern R, the
更にパターンRの演出パターンにてチャンスアップ演出の実行が決定されている場合は、図11-41(J)及び図11-41(K)に示すように、画像表示装置5においてカットイン画像029SG200の表示が実行される。
Furthermore, if it has been decided that a chance-up effect will be executed in the effect pattern of pattern R, the cut-in image 029SG200 will be displayed on the
そして、当該可変表示がスーパーリーチβはずれの変動パターン(PA2-3)の可変表示である場合は、図11-41(L)及び図11-41(M)に示すように、バトル演出の演出結果として味方キャラクタBが敵キャラクタAに敗北することにより可変表示結果がはずれであることが報知され、バトル演出(リーチ演出B)の終了後に飾り図柄がはずれを示す組み合わせで停止表示される。 When the variable display is a variable display of the Super Reach β miss variable pattern (PA2-3), as shown in Figures 11-41 (L) and 11-41 (M), the result of the battle performance is that friendly character B is defeated by enemy character A, thereby announcing that the variable display result is a miss, and after the battle performance (reach performance B) ends, the decorative patterns are displayed in a combination that indicates a miss.
一方で、当該可変表示がスーパーリーチβ大当りの変動パターン(PB1-3)の可変表示である場合は、図11-41(N)及び図11-41(O)に示すように、バトル演出の演出結果として味方キャラクタBが敵キャラクタAに勝利することにより可変表示結果が大当りであることが報知され、バトル演出(リーチ演出B)の終了後に飾り図柄が大当りを示す組み合わせで停止表示される。 On the other hand, if the variable display is a variable display of the Super Reach β jackpot fluctuation pattern (PB1-3), as shown in Figures 11-41 (N) and 11-41 (O), the result of the battle presentation is that friendly character B defeats enemy character A, thereby announcing that the variable display result is a jackpot, and after the battle presentation (reach presentation B) ends, the decorative patterns are displayed in a stopped combination indicating a jackpot.
また、当該可変表示がスーパーリーチδまたはスーパーリーチζの可変表示である場合は、図11-42(P)及び図11-42(Q)に示すように、カットイン画像表示可能期間の終了後において味方キャラクタBが敵キャラクタAに敗北することにより可変表示結果がはずれであることが一旦報知される。 In addition, if the variable display is a Super Reach δ or Super Reach ζ variable display, as shown in Figures 11-42 (P) and 11-42 (Q), after the end of the period in which the cut-in image can be displayed, friendly character B is defeated by enemy character A, and the player is notified that the variable display result is a miss.
そして、バトル演出(リーチ演出B)の終了後は、飾り図柄のはずれを示す組み合わせでの揺動表示が行われる。このとき、リーチ演出E発展示唆演出の実行が決定されている場合は、図11-42(R)に示すように、リーチ演出E発展示唆演出として、画像表示装置5の表示領域において飾り図柄と表示位置が重複するようにリーチ演出E発展示唆画像029SG170の表示が行われる。
After the battle performance (reach performance B) ends, a swinging display is performed with a combination that indicates a loss of the decorative symbols. At this time, if it has been decided that a reach performance E development suggestion performance will be performed, a reach performance E development suggestion image 029SG170 is displayed so that the display position of the decorative symbols overlaps in the display area of the
尚、当該可変表示がスーパーリーチδの変動パターンの可変表示である場合は、図11-42(S)に示すように、リーチ演出E発展示唆演出実行可能期間の後に、飾り図柄の揺動が停止して改めて可変表示がはずれであることが報知される。一方で、当該可変表示がスーパーリーチζの変動パターンの可変表示である場合は、図11-42(T)に示すように、リーチ演出E発展示唆演出実行可能期間の後に、リーチ演出E発展報知演出としてリーチ演出E発展報知画像029SG181の表示が行われる。そして、リーチ演出Eが開始される。 When the variable display is a variable display of the Super Reach δ variable pattern, as shown in FIG. 11-42 (S), after the reach performance E development suggestion performance execution period, the swinging of the decorative pattern stops and it is notified again that the variable display is a miss. On the other hand, when the variable display is a variable display of the Super Reach ζ variable pattern, as shown in FIG. 11-42 (T), after the reach performance E development suggestion performance execution period, a reach performance E development notification image 029SG181 is displayed as a reach performance E development notification performance. Then, the reach performance E starts.
図11-42(U)及び図11-42(V)に示すように、リーチ演出Eが開始されると、先ず画像表示装置5において該リーチ演出Eのタイトル画像と該リーチ演出Eの大当り期待度を示す期待度画像029SG255が表示される。このとき、チャンスアップ演出の実行が決定されていない場合は、リーチ演出Eのタイトル画像としてタイトルの文字が黒色のタイトル画像029SG165Aが表示される一方で、パターンS、パターンT、パターンUのいずれかの演出パターンにてチャンスアップ演出の実行が決定されている場合は、リーチ演出Eのタイトル画像としてタイトルの文字が赤色のタイトル画像029SG165Bが表示される。
As shown in Figures 11-42 (U) and 11-42 (V), when the reach performance E starts, the
そして、リーチ演出Eのタイトル画像の表示が終了すると、図11-42(W)に示すように、味方キャラクタAと敵キャラクタBとによるバトル演出が開始される。該バトル演出中は、パターンTまたはパターンUの演出パターンにてチャンスアップ演出の実行が決定されている場合は、図11-43(X)及び図11-43(Y)に示すように、可動体32の原点位置から中間位置に向けての動作(移動)が実行される。その後、可動体32は、中間位置から原点位置に戻る。
Then, when the display of the title image of reach effect E ends, a battle effect between ally character A and enemy character B begins, as shown in FIG. 11-42 (W). During the battle effect, if it has been decided that a chance-up effect will be executed in the effect pattern of pattern T or pattern U, the
バトル演出が進行すると、図11-43(Z)、図11-43(a)、図11-43(b)に示すように、画像表示装置5の表示領域の中央部において遊技者に対してプッシュボタン31Bやスティックコントローラ31Aの操作を促す操作促進画像が表示される。尚、このとき、パターンUの演出パターンでチャンスアップ演出の実行が決定されていない場合は、操作促進画像としてプッシュボタン31Bの画像が表示される一方で、パターンUの演出パターンでチャンスアップ演出の実行が決定されている場合は、操作促進画像としてスティックコントローラ31Aの画像が表示される。
As the battle performance progresses, as shown in Fig. 11-43(Z), Fig. 11-43(a), and Fig. 11-43(b), an operation prompting image is displayed in the center of the display area of the
画像表示装置5にて操作促進画像が表示された後は、遊技者がプッシュボタン31Bまたはスティックコントローラ31A等の操作手段を操作する、または、これら操作手段の操作受付期間が終了すると、バトル演出の演出結果として可変表示結果が報知される。
After the operation prompting image is displayed on the
具体的には、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチζはずれの変動パターン(PA2-7)である場合は、図11-44(c)及び図11-44(d)に示すように、バトル演出の演出結果として味方キャラクタAが敵キャラクタBに敗北することにより可変表示結果がはずれであることが報知され、バトル演出(リーチ演出E)の終了後に飾り図柄がはずれを示す組み合わせで停止表示される。 Specifically, when the variable display fluctuation pattern is a Super Reach ζ miss fluctuation pattern (PA2-7), as shown in Figures 11-44(c) and 11-44(d), the result of the battle performance is that friendly character A is defeated by enemy character B, thereby announcing that the variable display result is a miss, and after the battle performance (reach performance E) ends, the decorative patterns are displayed in a combination that indicates a miss.
一方で、当該可変表示がスーパーリーチζ大当りの変動パターン(PB1-5)の可変表示である場合は、図11-44(e)及び図11-44(f)に示すように、バトル演出の演出結果として味方キャラクタAが敵キャラクタBに勝利することにより可変表示結果が大当りであることが報知され、バトル演出(リーチ演出E)の終了後に飾り図柄が大当りを示す組み合わせで停止表示される。 On the other hand, if the variable display is a variable display of the Super Reach ζ jackpot fluctuation pattern (PB1-5), as shown in Figures 11-44(e) and 11-44(f), the result of the battle presentation is that friendly character A defeats enemy character B, thereby announcing that the variable display result is a jackpot, and after the battle presentation (reach presentation E) ends, the decorative patterns are displayed in a stopped combination indicating a jackpot.
ここで、図11-42(Q)~図11-42(T)にかけてのリーチ演出E発展示唆演出の演出態様についてより詳細に説明する。 Here, we will explain in more detail the presentation mode of the reach presentation E development suggestion presentation shown in Figure 11-42 (Q) to Figure 11-42 (T).
先ず、図11-45(A)~図11-45(B)に示すように、リーチ演出E発展示唆演出の実行が決定されている場合は、飾り図柄がはずれを示す組み合わせで揺動表示されている状態において、リーチ演出E発展示唆演出として、画像表示装置5の表示領域にて飾り図柄と重複するようにリーチ演出E発展示唆画像029SG170の1段階目の表示が行われる。尚、該1段階目のリーチ演出E発展示唆画像029SG170は、飾り図柄等の表示領域に表示されている他の画像よりも明度が低い、表示色が少ない等の遊技者からの視認性が低い画像であればよい。
First, as shown in Fig. 11-45(A) to Fig. 11-45(B), when it has been decided to execute a reach performance E development suggestion effect, in a state where the decorative symbols are displayed oscillatingly in a combination indicating a miss, the first stage of the reach performance E development suggestion image 029SG170 is displayed so as to overlap with the decorative symbols in the display area of the
そして、リーチ演出E発展示唆画像029SG170の1段階目の表示期間が終了した後は、図11-45(C)~図11-45(D)に示すように、一旦リーチ演出E発展示唆画像029SG170の表示を終了した後、飾り図柄と重複するように再度リーチ演出E発展示唆画像029SG170の2段階目の表示が行われる。尚、該2段階目のリーチ演出E発展示唆画像029SG170は、1段階目のリーチ演出E発展示唆画像029SG170よりも明度が高い、表示色が多い等の1段階目のリーチ演出E発展示唆画像029SG170よりも遊技者からの視認性が高い画像であればよい。 After the first display period of the reach performance E development suggestion image 029SG170 ends, as shown in Fig. 11-45(C) to Fig. 11-45(D), the display of the reach performance E development suggestion image 029SG170 ends once, and then the second display of the reach performance E development suggestion image 029SG170 is performed again so as to overlap with the decorative pattern. Note that the second-stage reach performance E development suggestion image 029SG170 may be an image that is more visible to the player than the first-stage reach performance E development suggestion image 029SG170, such as being brighter or having more display colors than the first-stage reach performance E development suggestion image 029SG170.
そして、当該可変表示がスーパーリーチδの変動パターンによる可変表示である場合は、図11-45(E)に示すように、リーチ演出E発展報知演出として画像表示装置5におけるリーチ演出E発展報知画像029SG181の表示が実行されることなく、飾り図柄がはずれを示す組み合わせで停止表示される。一方で、当該可変表示がスーパーリーチζの変動パターンによる可変表示である場合は、図11-45(F)に示すように、リーチ演出E発展報知演出として画像表示装置5においてリーチ演出E発展報知画像029SG181が表示されてリーチ演出Eが実行される。
When the variable display is a variable display based on the variation pattern of super reach δ, as shown in FIG. 11-45(E), the display of the reach performance E development notification image 029SG181 on the
次に、スーパーリーチのリーチ演出としてリーチ演出Cまたはリーチ演出Dが実行される場合について説明する。尚、スーパーリーチのリーチ演出としてリーチ演出Cまたはリーチ演出Dが実行される場合は、メータ演出が実行されることが無いので、可変表示開始からリーチまでの期間の説明は省略する。 Next, we will explain the case where reach performance C or reach performance D is executed as the reach performance of the super reach. Note that when reach performance C or reach performance D is executed as the reach performance of the super reach, the meter performance is not executed, so the explanation of the period from the start of the variable display to the reach is omitted.
リーチ演出Cが実行される場合については、図11-46(A)~図11-46(C)に示すように、リーチ演出Cが開始されると、先ず画像表示装置5において該リーチ演出Cのタイトル画像と該リーチ演出Cの大当り期待度を示す期待度画像029SG253が表示される。このとき、チャンスアップ演出の実行が決定されていない場合は、リーチ演出Cのタイトル画像としてタイトルの文字が黒色のタイトル画像029SG163Aが表示される一方で、パターンP、パターンQ、パターンRのいずれかの演出パターンにてチャンスアップ演出の実行が決定されている場合は、リーチ演出Cのタイトル画像としてタイトルの文字が赤色のタイトル画像029SG163Bが表示される。
When reach performance C is executed, as shown in Fig. 11-46(A) to Fig. 11-46(C), when reach performance C starts, the title image of the reach performance C and the expectation image 029SG253 showing the expectation of a big win of the reach performance C are displayed on the
そして、リーチ演出Cのタイトル画像の表示が終了すると、図11-46(C)に示すように、味方キャラクタCと敵キャラクタAとによるバトル演出が開始される。 Then, when the display of the title image of reach effect C ends, a battle effect between ally character C and enemy character A begins, as shown in FIG. 11-46 (C).
一方で、リーチ演出Dが実行される場合については、図11-46(D)~図11-46(F)に示すように、リーチ演出Dが開始されると、先ず画像表示装置5において該リーチ演出Dのタイトル画像と該リーチ演出Dの大当り期待度を示す期待度画像029SG254が表示される。このとき、チャンスアップ演出の実行が決定されていない場合は、リーチ演出Dのタイトル画像としてタイトルの文字が黒色のタイトル画像029SG164Aが表示される一方で、パターンP、パターンQ、パターンRのいずれかの演出パターンにてチャンスアップ演出の実行が決定されている場合は、リーチ演出Dのタイトル画像としてタイトルの文字が赤色のタイトル画像029SG164Bが表示される。
On the other hand, when reach performance D is executed, as shown in Fig. 11-46(D) to Fig. 11-46(F), when reach performance D is started, the title image of the reach performance D and the expectation image 029SG254 showing the expectation of a big win of the reach performance D are displayed on the
そして、リーチ演出Dのタイトル画像の表示が終了すると、図11-46(F)に示すように、味方キャラクタDと敵キャラクタAとによるバトル演出が開始される。 Then, when the display of the title image of reach effect D ends, a battle effect between ally character D and enemy character A begins, as shown in FIG. 11-46 (F).
また、これらリーチ演出Cまたはリーチ演出Dのバトル演出中は、パターンQまたはパターンRの演出パターンにてチャンスアップ演出の実行が決定されている場合は、図11-47(G)及び図11-47(H)に示すように、可動体32の原点位置から中間位置への動作(移動)が実行される。その後、可動体32は、中間位置から原点位置に戻る。
In addition, during the battle effects of reach effects C or reach effects D, if it is decided that a chance-up effect will be executed in the effect pattern of pattern Q or pattern R, the
更にパターンRの演出パターンにてチャンスアップ演出の実行が決定されている場合は、図11-47(I)及び図11-47(J)に示すように、画像表示装置5においてカットイン画像029SG200の表示が実行される。
Furthermore, if it is decided that a chance-up effect will be executed in the effect pattern of pattern R, the cut-in image 029SG200 is displayed on the
また、図11-47(K)~図11-47-(M)に示すように、分岐先示唆演出の実行が決定されている場合は、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dのバトル演出中のカットイン画像表示可能期間の後に、分岐先示唆演出として画像表示装置5にリーチ演出H発展報知演出(リーチ演出H)が実行されることと高期待度リーチ演出発展報知演出(リーチ演出I)が実行されることの両方を示唆する分岐先示唆画像X(分岐先示唆画像029SG005X)、リーチ演出H発展報知演出(リーチ演出H)が実行されることを示唆する分岐先示唆画像Y(分岐先示唆画像029SG005Y)、高期待度リーチ演出発展報知演出(リーチ演出I)が実行されることを示唆する分岐先示唆画像Z(分岐先示唆画像029SG005Z)のいずれかが表示される。
Also, as shown in Figures 11-47 (K) to 11-47- (M), if it has been decided that a branch destination suggestion effect will be executed, after the period during which a cut-in image can be displayed during the battle effect of reach effect C or reach effect D, the
分岐先示唆演出実行可能期間の後は、当該可変表示がスーパーリーチγはずれの変動パターン(PA2-4)での可変表示である場合は、図11-48(N)~図11-48(P)に示すように、リーチ演出Cの実行時であればバトル演出の演出結果として味方キャラクタCが敵キャラクタAに敗北することにより可変表示がはずれであることが報知され、リーチ演出Dの実行時であればバトル演出の演出結果として味方キャラクタDが敵キャラクタAに敗北することにより可変表示がはずれであることが報知される。そして、バトル演出(リーチ演出Cまたはリーチ演出D)の終了後に飾り図柄がはずれを示す組み合わせで停止表示される。 After the period when the branch destination suggestion effect can be executed, if the variable display is a variable display with a Super Reach γ miss variation pattern (PA2-4), as shown in Figures 11-48 (N) to 11-48 (P), if reach effect C is being executed, the result of the battle effect is that ally character C is defeated by enemy character A, thereby informing the player that the variable display is a miss, and if reach effect D is being executed, the result of the battle effect is that ally character D is defeated by enemy character A, thereby informing the player that the variable display is a miss. Then, after the battle effect (reach effect C or reach effect D) ends, the decorative patterns are displayed in a stopped combination indicating a miss.
一方で、当該可変表示がスーパーリーチγ大当りの変動パターン(PB1-4)での可変表示である場合は、図11-48(Q)~図11-48(S)に示すように、リーチ演出Cの実行時であればバトル演出の演出結果として味方キャラクタCが敵キャラクタAに勝利することにより可変表示が大当りであることが報知され、リーチ演出Dの実行時であればバトル演出の演出結果として味方キャラクタDが敵キャラクタAに勝利することにより可変表示が大当りであることが報知される。そして、バトル演出(リーチ演出Cまたはリーチ演出D)の終了後に飾り図柄がはずれを示す組み合わせで停止表示される。 On the other hand, if the variable display is a variable display in the Super Reach γ jackpot fluctuation pattern (PB1-4), as shown in Figures 11-48 (Q) to 11-48 (S), when reach performance C is being executed, the variable display notifies the player that it is a jackpot as a result of the battle performance that ally character C wins over enemy character A, and when reach performance D is being executed, the variable display notifies the player that it is a jackpot as a result of the battle performance that ally character D wins over enemy character A. Then, after the battle performance (reach performance C or reach performance D) ends, the decorative patterns are displayed in a combination that indicates a miss.
また、当該可変表示がスーパーリーチεまたはスーパーリーチθの可変表示である場合は、図11-49(T)~図11-49(V)に示すように、分岐先示唆演出実行可能期間の終了後において味方キャラクタCまたは味方キャラクタDが敵キャラクタAに敗北することにより可変表示結果がはずれであることが一旦報知される。 In addition, if the variable display is a Super Reach ε or Super Reach θ variable display, as shown in Figure 11-49 (T) to Figure 11-49 (V), after the end of the period in which the branch destination suggestion performance can be executed, friendly character C or friendly character D is defeated by enemy character A, and the user is notified that the variable display result is a miss.
そして、バトル演出(リーチ演出Cまたはリーチ演出D)の終了後は、飾り図柄のはずれを示す組み合わせでの揺動表示が行われる。このとき、リーチ演出G発展示唆演出の実行が決定されている場合は、図11-49(W)に示すように、リーチ演出G発展示唆演出として、画像表示装置5の表示領域において飾り図柄と表示位置が重複するようにリーチ演出G発展示唆画像029SG171の表示が行われる。
After the battle performance (reach performance C or reach performance D) ends, a swinging display is performed with a combination that indicates a loss of the decorative symbols. At this time, if it has been decided that a reach performance G development suggestion performance will be performed, a reach performance G development suggestion image 029SG171 is displayed so that its display position overlaps with the decorative symbols in the display area of the
尚、当該可変表示がスーパーリーチεの変動パターンの可変表示である場合は、図11-49(X)に示すように、リーチ演出G発展示唆演出実行可能期間の後に、飾り図柄の揺動が停止して改めて可変表示がはずれであることが報知される。一方で、当該可変表示がスーパーリーチθの変動パターンの可変表示である場合は、図11-49(Y)に示すように、リーチ演出G発展示唆演出実行可能期間の後に、リーチ演出G発展報知演出としてリーチ演出G発展報知画像029SG182の表示が行われる。そして、リーチ演出Gが開始される。 When the variable display is a variable display of the Super Reach ε variable pattern, as shown in FIG. 11-49 (X), after the reach performance G development suggestion performance execution period, the swinging of the decorative pattern stops and it is notified again that the variable display is a miss. On the other hand, when the variable display is a variable display of the Super Reach θ variable pattern, as shown in FIG. 11-49 (Y), after the reach performance G development suggestion performance execution period, the reach performance G development notification image 029SG182 is displayed as a reach performance G development notification performance. Then, the reach performance G starts.
図11-50(Z)に示すように、リーチ演出Gが開始されると、先ず画像表示装置5において該リーチ演出Gのタイトル画像029SG167と該リーチ演出Gの大当り期待度を示す期待度画像029SG257が表示される。
As shown in FIG. 11-50(Z), when a reach performance G starts, the
そして、リーチ演出Gのタイトル画像029SG167の表示が終了すると、図11-50(a)及び図11-50(b)に示すように、味方キャラクタCと敵キャラクタBとによるバトル演出が開始される。尚、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチθはずれの変動パターン(PA2-9)である場合は、図11-50(c)及び図11-50(d)に示すように、バトル演出の演出結果として味方キャラクタCが敵キャラクタBに敗北することにより可変表示結果がはずれであることが報知され、バトル演出(リーチ演出G)の終了後に飾り図柄がはずれを示す組み合わせで停止表示される。 When the display of the title image 029SG167 of the reach effect G ends, as shown in Figures 11-50(a) and 11-50(b), a battle effect between ally character C and enemy character B begins. If the variable display fluctuation pattern is the super reach θ miss fluctuation pattern (PA2-9), as shown in Figures 11-50(c) and 11-50(d), the result of the battle effect is that ally character C is defeated by enemy character B, thereby announcing that the variable display result is a miss, and after the battle effect (reach effect G) ends, the decorative patterns are displayed in a combination indicating a miss.
一方で、当該可変表示がスーパーリーチθ大当りの変動パターン(PB1-7)の可変表示である場合は、図11-50(e)及び図11-50(f)に示すように、バトル演出の演出結果として味方キャラクタCが敵キャラクタBに勝利することにより可変表示結果が大当りであることが報知され、バトル演出(リーチ演出G)の終了後に飾り図柄が大当りを示す組み合わせで停止表示される。 On the other hand, if the variable display is a variable display of the Super Reach θ jackpot fluctuation pattern (PB1-7), as shown in Figures 11-50 (e) and 11-50 (f), the result of the battle presentation is that friendly character C defeats enemy character B, thereby announcing that the variable display result is a jackpot, and after the battle presentation (reach presentation G) ends, the decorative patterns are displayed in a stopped combination indicating a jackpot.
ここで、図11-49(V)~図11-49(Y)にかけてのリーチ演出G発展示唆演出の演出態様についてより詳細に説明する。 Here, we will explain in more detail the presentation mode of the reach presentation G development suggestion presentation shown in Figure 11-49 (V) to Figure 11-49 (Y).
先ず、図11-54(A)~図11-54(B)に示すように、リーチ演出G発展示唆演出の実行が決定されている場合は、飾り図柄がはずれを示す組み合わせで揺動表示されている状態において、リーチ演出G発展示唆演出として、画像表示装置5の表示領域にて飾り図柄と重複するようにリーチ演出G発展示唆画像029SG171の1段階目の表示が行われる。尚、該1段階目のリーチ演出G発展示唆画像029SG171は、飾り図柄等の表示領域に表示されている他の画像よりも明度が低い、表示色が少ない等の遊技者からの視認性が低い画像であればよい。
First, as shown in Fig. 11-54(A) to Fig. 11-54(B), when it has been decided to execute a reach performance G development suggestion effect, in a state where the decorative symbols are displayed oscillatingly in a combination indicating a miss, the first stage of the reach performance G development suggestion image 029SG171 is displayed so as to overlap with the decorative symbols in the display area of the
そして、リーチ演出G発展示唆画像029SG171の1段階目の表示期間が終了した後は、図11-54(C)~図11-54(D)に示すように、一旦リーチ演出G発展示唆画像029SG171の表示を終了した後、飾り図柄と重複するように再度リーチ演出G発展示唆画像029SG171の2段階目の表示が行われる。尚、該2段階目のリーチ演出G発展示唆画像029SG171は、1段階目のリーチ演G発展示唆画像029SG171よりも明度が高い、表示色が多い等の1段階目のリーチ演出G発展示唆画像029SG171よりも遊技者からの視認性が高い画像であればよい。 After the first display period of the reach performance G development suggestion image 029SG171 ends, as shown in Fig. 11-54(C) to Fig. 11-54(D), the display of the reach performance G development suggestion image 029SG171 ends once, and then the second stage of the reach performance G development suggestion image 029SG171 is displayed again so as to overlap with the decorative pattern. Note that the second stage of the reach performance G development suggestion image 029SG171 may be an image that is more visible to the player than the first stage of the reach performance G development suggestion image 029SG171, such as being brighter or having more display colors than the first stage of the reach performance G development suggestion image 029SG171.
そして、当該可変表示がスーパーリーチεの変動パターンによる可変表示である場合は、図11-45(E)に示すように、リーチ演出G発展報知演出として画像表示装置5におけるリーチ演出G発展報知画像029SG182の表示が実行されることなく、飾り図柄がはずれを示す組み合わせで停止表示される。一方で、当該可変表示がスーパーリーチθの変動パターンによる可変表示である場合は、図11-54(F)に示すように、リーチ演出G発展報知演出として画像表示装置5においてリーチ演出G発展報知画像029SG182が表示されてリーチ演出Gが実行される。
When the variable display is a variable display based on the variation pattern of super reach ε, as shown in FIG. 11-45(E), the display of the reach performance G development notification image 029SG182 on the
また、当該可変表示がスーパーリーチιの変動パターンまたはスーパーリーチκの変動パターンでの可変表示である場合は、図11-51(g)~図11-51(h)に示すように、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dの実行中における分岐先示唆演出実行可能期間後において、事前演出として画像表示装置5の表示領域にてシャッタ画像029SG006が表示され(表示領域の左右から該表示領域の中央部に向けてシャッタ画像029SG006の移動表示が行われて)、画像表示装置5に表示されていた演出画像が該シャッタ画像029SG006によって一時的に視認不能な状態となる。
In addition, if the variable display is a variable display with a Super Reach ι variable pattern or a Super Reach κ variable pattern, as shown in Figures 11-51 (g) to 11-51 (h), after the branch destination suggestion effect can be executed during the execution of Reach effect C or Reach effect D, a shutter image 029SG006 is displayed in the display area of the
そして、所定期間が経過したことにもとづいて事前演出の実行期間が終了すると、前兆演出としてシャッタ画像029SG006が画像表示装置5の表示領域の中央部から左右側方に向けて退避していくとともに、該シャッタ画像029SG006の退避に応じて画像表示装置5の表示領域にてキャラクタCの画像の遊技者から視認可能となる。
When the execution period of the pre-effect ends due to the passage of a predetermined period of time, the shutter image 029SG006 retreats from the center of the display area of the
そして、当該可変表示がスーパーリーチιの変動パターンでの可変表示である場合は、図11-51(i)に示すように、リーチ演出H発展報知演出として画像表示装置5においてリーチ演出H発展報知画像029SG183が表示された後にリーチ演出Hが実行される。また、当該可変表示がスーパーリーチκの変動パターンでの可変表示である場合は、図11-51(j)に示すように、高期待度リーチ演出発展報知演出として画像表示装置5において高期待度リーチ演出発展報知画像029SG180が表示された後リーチ演出Iが実行される。尚、高期待度リーチ演出発展報知演出の詳細については、図11-55にて後述する。
When the variable display is a variable display with a Super Reach ι variable pattern, as shown in FIG. 11-51(i), a reach performance H development notification image 029SG183 is displayed on the
当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチιの変動パターンでの可変表示である場合は、図11-52(k)に示すように、リーチ演出Hが開始されると、先ず画像表示装置5において該リーチ演出Hのタイトル画像029SG168と該リーチ演出Hの大当り期待度を示す期待度画像029SG258が表示される。
When the variable display fluctuation pattern is a variable display with a Super Reach ι fluctuation pattern, as shown in FIG. 11-52 (k), when the reach performance H starts, the
そして、リーチ演出Hのタイトル画像029SG168の表示が終了すると、図11-52(l)及び図11-52(m)に示すように、味方キャラクタDと敵キャラクタCとによるバトル演出が開始される。尚、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチιはずれの変動パターン(PA2-10)である場合は、図11-52(n)及び図11-52(o)に示すように、バトル演出の演出結果として味方キャラクタDが敵キャラクタCに敗北することにより可変表示結果がはずれであることが報知され、バトル演出(リーチ演出H)の終了後に飾り図柄がはずれを示す組み合わせで停止表示される。 When the display of the title image 029SG168 of the reach performance H ends, as shown in FIG. 11-52(l) and FIG. 11-52(m), a battle performance between ally character D and enemy character C begins. If the variable display change pattern is a super reach i miss change pattern (PA2-10), as shown in FIG. 11-52(n) and FIG. 11-52(o), the result of the battle performance is that ally character D is defeated by enemy character C, and the variable display result is notified that it is a miss, and after the battle performance (reach performance H) ends, the decorative patterns are displayed in a combination indicating a miss.
一方で、当該可変表示がスーパーリーチι大当りの変動パターン(PB1-8)の可変表示である場合は、図11-52(p)及び図11-52(q)に示すように、バトル演出の演出結果として味方キャラクタDが敵キャラクタCに勝利することにより可変表示結果が大当りであることが報知され、バトル演出(リーチ演出H)の終了後に飾り図柄が大当りを示す組み合わせで停止表示される。 On the other hand, if the variable display is a variable display of the Super Reach ι jackpot fluctuation pattern (PB1-8), as shown in Figure 11-52 (p) and Figure 11-52 (q), the result of the battle presentation is that friendly character D defeats enemy character C, thereby announcing that the variable display result is a jackpot, and after the battle presentation (reach presentation H) ends, the decorative patterns are displayed in a stopped combination indicating a jackpot.
また、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチκの変動パターンでの可変表示である場合は、図11-53(r)~図11-53(s)に示すように、高期待度リーチ演出発展報知演出御にリーチ演出Iが開始されると、先ず画像表示装置5において該リーチ演出Iのタイトル画像029SG169と該リーチ演出Iの大当り期待度を示す期待度画像029SG259が表示される。このとき、画像表示装置5には、リーチ演出Iのタイトル画像029SG169と期待度画像029SG259の後方においてキャラクタA~キャラクタCの画像が共に表示されることによって、当該リーチ演出Iが他のスーパーリーチのリーチ演出よりも大当り期待度が高いことによる特別感を演出する。
In addition, when the variable display fluctuation pattern is a variable display in the Super Reach κ fluctuation pattern, as shown in Fig. 11-53(r) to Fig. 11-53(s), when the high expectation reach performance development notification performance starts, the
そして、リーチ演出Iのタイトル画像029SG169の表示が終了すると、図11-53(t)及び図11-53(u)に示すように、味方キャラクタA~味方キャラクタDと敵キャラクタCとによるバトル演出が開始される。尚、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチκはずれの変動パターン(PA2-11)である場合は、図11-53(v)及び図11-53(w)に示すように、バトル演出の演出結果として味方キャラクタA~味方キャラクタDが敵キャラクタCに敗北することにより可変表示結果がはずれであることが報知され、バトル演出(リーチ演出H)の終了後に飾り図柄がはずれを示す組み合わせで停止表示される。 When the display of the title image 029SG169 of reach performance I ends, as shown in Figures 11-53(t) and 11-53(u), a battle performance begins between ally character A to ally character D and enemy character C. If the variable display fluctuation pattern is the Super Reach κ miss fluctuation pattern (PA2-11), as shown in Figures 11-53(v) and 11-53(w), the result of the battle performance is that ally character A to ally character D are defeated by enemy character C, and it is announced that the variable display result is a miss, and after the battle performance (reach performance H) ends, the decorative patterns are displayed in a combination indicating a miss.
一方で、当該可変表示がスーパーリーチκ大当りの変動パターン(PB1-9)の可変表示である場合は、図11-53(x)及び図11-53(y)に示すように、バトル演出の演出結果として味方キャラクタA~味方キャラクタDが敵キャラクタCに勝利することにより可変表示結果が大当りであることが報知され、バトル演出(リーチ演出H)の終了後に飾り図柄が大当りを示す組み合わせで停止表示される。 On the other hand, if the variable display is the variable display of the Super Reach κ jackpot fluctuation pattern (PB1-9), as shown in Figures 11-53 (x) and 11-53 (y), the result of the battle presentation is that friendly characters A to D defeat enemy character C, thereby announcing that the variable display result is a jackpot, and after the battle presentation (reach presentation H) ends, the decorative patterns are displayed in a stopped combination indicating a jackpot.
ここで、図11-37(R)~図11-37(T)、図11-53(r)~図11-53(s)にかけての高期待度リーチ演出発展報知演出についてより詳細に説明する。 Here, we will explain in more detail the high-expectation reach performance development notification effects shown in Figures 11-37 (R) to 11-37 (T) and 11-53 (r) to 11-53 (s).
先ず、図11-55(A)~図11-55(B)に示すように、高期待度リーチ演出発展報知演出が開始されると、画像表示装置5の表示領域においてリーチ演出Fまたはリーチ演出Iが実行されることを報知する高期待度リーチ演出発展報知画像029SG180が表示される。更に、高期待度リーチ演出発展報知画像029SG180が表示された後は、画像表示装置5の表示領域を暗転させることで該画像表示装置5に表示されている演出画像を視認困難とするブラックアウト演出が実行される。
First, as shown in Figures 11-55(A) to 11-55(B), when the high expectation reach performance development notification performance starts, a high expectation reach performance development notification image 029SG180 is displayed in the display area of the
尚、ブラックアウト演出においては、画像表示装置5に暗転した画像が表示されることによって他の演出画像(飾り図柄の可変表示画像やキャラクタの画像等)の視認を困難とし、且つ、表示画面自体の輝度を低下させるとともに、スピーカ8L、8Rから出力されていた演出音の音量が高期待度リーチ演出発展報知演出の実行前よりも低下する。更に、遊技領域、可動体32、ガラス扉枠や遊技機用枠3に設けられている各種発光手段(例えば、LEDなど)の演出光の光量を、高期待度リーチ演出発展報知演出の実行前よりも低下させることで、他の演出画像(飾り図柄の可変表示画像やキャラクタの画像等)の視認をより一層困難とする。
In addition, in the blackout effect, a darkened image is displayed on the
そして、ブラックアウト演出の実行後は、図11-55(C)に示すように、前段演出として、キャラクタCの画像が表示される。前段演出では更に、該キャラクタCが喋るセリフ内容が、文字画像029SG007として画像表示装置5の表示領域に表示されるとともに、該セリフがスピーカ8L,8Rから音声情報として出力される。
After the blackout effect is executed, an image of character C is displayed as a pre-effect, as shown in FIG. 11-55(C). In the pre-effect, the lines spoken by character C are further displayed as text image 029SG007 in the display area of
図11-55(D)及び図11-55(E)に示すように、前段演出の終了後は切替演出が実行され、該切替演出の終了後に後段演出が実行される。切替演出としては、前段演出において表示されたキャラクタCの画像とは異なる画像が表示される。尚、本特徴部029SGでは、切替演出として表示される画像を1つのみとする形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、切替演出として複数の画像のいずれかを表示可能としてもよい。尚、このように切替演出として複数の画像のいずれかを表示可能とする場合は、いずれの画像が表示されるかに応じて大当り遊技状態に制御される割合を異ならせてもよい。 As shown in FIG. 11-55(D) and FIG. 11-55(E), a switching performance is executed after the first performance ends, and a second performance is executed after the first performance ends. As the switching performance, an image different from the image of character C displayed in the first performance is displayed. Note that, in this feature section 029SG, an example is shown in which only one image is displayed as the switching performance, but the present invention is not limited to this, and any one of a plurality of images may be displayed as the switching performance. Note that, when any one of a plurality of images is displayed as the switching performance in this way, the proportion controlled to the jackpot game state may be made different depending on which image is displayed.
後段演出では、前述したようにキャラクタの喋るセリフが文字画像029SG008として画像表示装置5の表示領域に表示されるとともに、該セリフがスピーカ8L,8Rから音声情報として出力される。このとき表示される文字画像029SG008は、前段演出時に表示された文字画像029SG007よりも文字数が少ない一方で、一文字あたりの大きさは文字画像029SG007よりも大きく且つ明度の高い(図11-10参照)。
As mentioned above, in the latter stage performance, the lines spoken by the character are displayed in the display area of the
図11-55(F)に示すように、後段演出の終了後は、可動体演出が実行される。該可動体演出としては、可動体32が画像表示装置5の上方位置である原点位置から画像表示装置5の表示領域の前面側略中央位置に重複する演出位置まで落下する。尚、演出位置まで落下した可動体32は、図示しない駆動モータの駆動等により原点位置まで移動する。
As shown in FIG. 11-55(F), after the latter stage performance is completed, the movable body performance is executed. In this movable body performance, the
そして可動体演出が終了した後は、図11-55(G)に示すように、各変動パターンに応じたリーチ演出(該可変表示がスーパーリーチηの変動パターンでの可変表示であればリーチ演出F、該可変表示がスーパーリーチκの変動パターンでの可変表示であればリーチ演出I)が実行される。 After the movable body performance ends, as shown in FIG. 11-55 (G), a reach performance according to each variation pattern (if the variable display is a variable display with a Super Reach η variation pattern, then a reach performance F; if the variable display is a variable display with a Super Reach κ variation pattern, then a reach performance I) is executed.
次に、スーパーリーチλの変動パターンでの可変表示について説明する。図11-56(A)~図11-56(D)に示すように、該スーパーリーチλの変動パターンでの可変表示では、先ず、可変表示が開始されると、リーチ前の第2タイミングにおいてメータ029SG005Mが一気に5段階目まで増加して満タンになる。次に、画像表示装置5の表示領域の下部においてメータ029SG005Mが5段階まで増加した(満タンになった)旨と高期待度リーチ演出発展報知演出が実行されることを報知するテロップ画像029SG005Tが表示される。
Next, the variable display in the Super Reach λ fluctuation pattern will be described. As shown in Figures 11-56(A) to 11-56(D), in the variable display in the Super Reach λ fluctuation pattern, first, when the variable display starts, the meter 029SG005M increases all at once to the fifth stage and becomes full at the second timing before the reach. Next, a caption image 029SG005T is displayed at the bottom of the display area of the
そして、リーチとなったりリーチ演出A~リーチ演出Dのいずれかが実行されることなく高期待度リーチ演出発展報知演出が実行される。尚、該高期待度リーチ演出発展報知演出の演出態様は、図11-55にて前述した演出態様と同一である。高期待度リーチ演出発展報知演出の実行後は、図11-53に示すように、リーチ演出Iが実行されて最終的に可変表示結果がはずれまたは大当りであることが報知される。 Then, the high expectation reach performance development notification effect is executed without a reach occurring or any of the reach performances A to D being executed. The presentation mode of the high expectation reach performance development notification effect is the same as the presentation mode described above in FIG. 11-55. After the high expectation reach performance development notification effect is executed, as shown in FIG. 11-53, reach performance I is executed and it is finally announced that the variable display result is a miss or a jackpot.
以上、本特徴部029SGにおけるパチンコ遊技機1においては、図11-8及び図11-9に示すように、高期待度リーチ演出発展報知演出の実行期間の長さL7は、リーチ演出E発展報知演出の実行期間の長さL6bよりも長く設定されているとともに、リーチ演出E発展報知演出が開始されてからリーチ演出Eが実行されて該リーチ演出Eの演出結果として可変表示結果が大当りであると報知されるまでの期間の長さL11は、高期待度リーチ演出発展報知演出が開始されてからリーチ演出Fが実行されて該リーチ演出Fの演出結果として可変表示結果が大当りと報知されるまでの期間の長さL12と、高期待度リーチ演出発展報知演出が開始されてからリーチ演出Iが実行されて該リーチ演出Iの演出結果として可変表示結果が大当りと報知されるまでの期間の長さL13と、よりも短く設定されているので、リーチ演出E発展示唆演出の実行後においてリーチ演出Eが実行される場合については、可変表示結果が大当りとなることが報知されるまでの期間が過度に長期化することによる遊技興趣の低下を抑制することができる。また、高期待度リーチ演出発展報知演出の実行後においてリーチ演出Iが実行される場合については、可変表示結果が大当りであると報知されるまでに好適に遊技者を該リーチ演出Iに注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。
As described above, in the
また、図11-7に示すように、リーチ演出Bの実行期間の長さL2は、r-値演出Aの実行期間の長さL1よりも長く設定されているので、リーチ演出Aよりも長期間に亘ってリーチ演出Bに遊技者を注目させることができ、遊技興趣を向上できる。また、リーチ演出Bは、図11-7~図11-9に示すように、リーチ演出Aとは異なり演出結果として可変表示結果が報知されるよりも前から発展報知演出が実行されることがないので、リーチ演出E発展報知演出が実行されない場合であっても該リーチ演出Bの演出結果として可変表示結果が大当りであることが報知されるか否かに対して遊技者を確実に注目させることが可能となっている。 As shown in FIG. 11-7, the length L2 of the execution period of reach performance B is set longer than the length L1 of the execution period of r-value performance A, so that the player can focus on reach performance B for a longer period than reach performance A, thereby increasing interest in the game. As shown in FIG. 11-7 to FIG. 11-9, unlike reach performance A, the reach performance B does not execute a development notification performance before the variable display result is notified as a performance result, so that even if the reach performance E development notification performance is not executed, it is possible to reliably draw the player's attention to whether or not the variable display result of the reach performance B will be notified that it is a jackpot.
また、図11-7~図11-9に示すように、リーチ演出Aやリーチ演出Bの実行中は、高期待度リーチ演出発展報知演出の実行を示唆する演出としてメータ演出が実行される場合があるので、該メータ演出の実行によって高期待度リーチ演出発展報知演出が実行されることに対する遊技者の期待感を喚起することができる。 In addition, as shown in Figures 11-7 to 11-9, while reach performance A or reach performance B is being executed, a meter performance may be executed as a performance suggesting the execution of a high expectation reach performance development notification performance, so that the execution of the meter performance can arouse the player's anticipation that a high expectation reach performance development notification performance will be executed.
また、本特徴部029SGでは、高期待度リーチ演出発展報知演出の実行を示唆する演出としてメータ演出を実行可能な形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、該メータ演出に替えて、或いは加えて、スピーカ8L、8Rからの音の出力態様、遊技効果ランプ9の発光態様等によって高期待度リーチ演出発展報知演出の実行を示唆してもよい。
In addition, in this feature section 029SG, an example is given of a form in which a meter effect can be executed as an effect suggesting the execution of a high expectation reach effect development notification effect, but the present invention is not limited to this, and instead of or in addition to the meter effect, the execution of a high expectation reach effect development notification effect may be suggested by the output mode of the sound from the
また、本特徴部029SGでは、リーチ演出Aやリーチ演出Bを実行する場合のみメータ演出を実行可能な形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、リーチ演出Cやリーチ演出Dを実行する場合においてもメータ演出を実行可能としてもよい。特にリーチ演出Cやリーチ演出Dの途中から事前演出と前兆演出が実行された後に高期待度リーチ演出発展報知演出とリーチ演出Iとが実行されるスーパーリーチκの変動パターンでの可変表示においては、事前演出や前兆演出を契機としてメータ029SG005Mが5段階目まで増加する(高期待度リーチ演出発展報知演出の実行を報知する表示態様に変化する)場合を設けてもよい。このようにすることで、スーパーリーチιの変動パターンの可変表示とスーパーリーチκの変動パターンの可変表示とで、事前演出や前兆演出の実行中にメータ029SG005Mが5段階目まで増加するか否かに対して遊技者を注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。 In addition, in this characteristic part 029SG, a form in which the meter performance can be executed only when the reach performance A or the reach performance B is executed is exemplified, but the present invention is not limited to this, and the meter performance can also be executed when the reach performance C or the reach performance D is executed. In particular, in the variable display of the variation pattern of the super reach κ in which the pre-performance and the premonition performance are executed from the middle of the reach performance C or the reach performance D, and then the high expectation reach performance development notification performance and the reach performance I are executed, a case may be provided in which the meter 029SG005M increases to the fifth stage (changes to a display mode that notifies the execution of the high expectation reach performance development notification performance) in response to the pre-performance or the premonition performance. In this way, the variable display of the variation pattern of the super reach ι and the variable display of the variation pattern of the super reach κ can draw the player's attention to whether the meter 029SG005M increases to the fifth stage during the execution of the pre-performance or the premonition performance, thereby improving the interest in the game.
また、図11-9及び図11-25に示すように、スーパーリーチλの変動パターンの可変表示では、リーチ演出Aの実行を経由せずに第2タイミングで一気にメータ029SG005Mが5段階目まで増加して高期待度リーチ演出発展報知演出が実行されるので、リーチ演出Aが実行されない場合であっても高期待度リーチ演出発展報知演出並びにリーチ演出Iが実行されることに対して遊技者を注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。 In addition, as shown in Figures 11-9 and 11-25, in the variable display of the fluctuation pattern of the super reach λ, the meter 029SG005M increases to the fifth stage at once at the second timing without going through the execution of reach performance A, and the high expectation reach performance development notification performance is executed. Therefore, even if reach performance A is not executed, the player can be drawn to the fact that the high expectation reach performance development notification performance and reach performance I are being executed, thereby increasing the interest in the game.
尚、本特徴部029SGでは、図11-7~図11-9に示すように、リーチ演出Bが実行される場合は、高期待度リーチ演出発展報知演出並びにリーチ演出Iが実行されることがない形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、リーチ演出Bの実行後に高期待度リーチ演出発展報知演出並びにリーチ演出Iが実行される場合を設けてもよい。このようにすることで、リーチ演出Bが実行される場合においても高期待度リーチ演出発展報知演出並びにリーチ演出Iが実行されるか否かに対して遊技者を注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。 In addition, as shown in Figures 11-7 to 11-9, this feature section 029SG illustrates an example in which the high expectation reach performance development notification effect and reach performance I are not executed when reach performance B is executed, but the present invention is not limited to this, and there may be cases in which the high expectation reach performance development notification effect and reach performance I are executed after reach performance B is executed. By doing this, even when reach performance B is executed, the player can be made to pay attention to whether or not the high expectation reach performance development notification effect and reach performance I will be executed, thereby increasing interest in the game.
また、本特徴部029SGでは、メータ演出としてメータ029SG005Mが第1タイミング~第5タイミングで1段階ずつ増加する形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなくメータ029SG005Mが、いずれかのタイミングで2段階以上増加する場合を設けてもよい。更に、このように第1タイミング~第5タイミングのいずれかで2段階以上メータ029SG005Mが増加するタイミングを設けるときは、リーチ演出Aやリーチ演出Bが開始されるよりも前のタイミングでメータ029SG005Mが5段階目まで増加した場合とリーチ演出Aやリーチ演出Bが開始された後のタイミングでメータ029SG005Mが5段階目まで増加した場合とで、リーチ演出Iに発展する割合が異なってもよい。また、本特徴部029SGではメータ演出としてメータ029SG005Mの表示態様を5段階目まで変化可能な形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、メータ演出としては、メータ029SG005Mの表示態様を4段階以下または6段階以上変化可能としてもよい。 In addition, in this characteristic part 029SG, the meter 029SG005M is shown to increase by one step at each of the first to fifth timings as an example of the meter performance, but the present invention is not limited to this, and the meter 029SG005M may increase by two or more steps at any timing. Furthermore, when the meter 029SG005M is increased by two or more steps at any of the first to fifth timings, the rate at which the meter 029SG005M progresses to reach performance I may differ between the case where the meter 029SG005M has increased to the fifth step before the start of reach performance A or reach performance B and the case where the meter 029SG005M has increased to the fifth step after the start of reach performance A or reach performance B. In addition, in this feature 029SG, the meter performance is exemplified as a form in which the display mode of the meter 029SG005M can be changed up to five stages, but the present invention is not limited to this, and the meter performance may be such that the display mode of the meter 029SG005M can be changed in four stages or less or six stages or more.
また、図11-8及び図11-9に示すように、高期待度リーチ演出発展報知演出が開始されてからリーチ演出Iが実行されて該リーチ演出Iの演出結果として可変表示結果が大当りと報知されるまでの期間の長さL13は、高期待度リーチ演出発展報知演出が開始されてからリーチ演出Fが実行されて該リーチ演出Fの演出結果として可変表示結果が大当りと報知されるまでの期間の長さL12よりも長く設定されているので、より大当り期待度の高いリーチ演出Iが実行されたときの演出結果が報知されるまでの期間を長くすることで、大当り遊技状態に制御される期待感を効果的に高めることができる。 Also, as shown in Figures 11-8 and 11-9, the length of the period L13 from when the high expectation reach performance development notification performance is started until reach performance I is executed and the variable display result is notified of a jackpot as the performance result of the reach performance I is set to be longer than the length of the period L12 from when the high expectation reach performance development notification performance is started until reach performance F is executed and the variable display result is notified of a jackpot as the performance result of the reach performance F. Therefore, by lengthening the period until the performance result is notified when reach performance I with a higher expectation of a jackpot is executed, the sense of expectation of being controlled in a jackpot game state can be effectively increased.
また、図11-23~図11-25に示すように、本特徴部029SGにおいて高期待度リーチ演出発展報知演出の実行を示唆するメータ演出は、可変表示の第1タイミング~第5タイミングにかけて最大で5段階(メータ演出非実行の状態を入れれば6段階)にかけて段階的に表示態様が変化していく演出である。一方で、図11-45に示すように、本特徴部029SGにおいてリーチ演出Eの実行を示唆するリーチ演出E発展示唆演出は、2段階に亘ってリーチ演出E発展示唆画像029SG170の表示態様が変化していく演出である。つまり、本特徴部029SGでは、メータ演出としては、メータ029SG005Mの表示態様が5段階まで変化可能であるが、リーチ演出E発展示唆演出としては、リーチ演出E発展示唆画像029SG170の表示態様は2段階までしか変化することがない。このため、メータ演出においてはリーチ演出E発展示唆演出よりも演出対象の画像(メータ029SG005M)が5段階目まで変化し易いため、メータ029SG005Mが5段階目まで増加するか否に遊技者を注目させることができ、遊技興趣を向上できる。 Also, as shown in Figures 11-23 to 11-25, the meter performance suggesting the execution of a high-expectation reach performance development notification performance in this feature part 029SG is a performance in which the display mode changes in stages over a maximum of five stages (six stages if the state in which the meter performance is not executed is included) from the first timing to the fifth timing of the variable display. On the other hand, as shown in Figure 11-45, the reach performance E development suggestion performance suggesting the execution of reach performance E in this feature part 029SG is a performance in which the display mode of the reach performance E development suggestion image 029SG170 changes over two stages. In other words, in this feature part 029SG, as a meter performance, the display mode of the meter 029SG005M can change up to five stages, but as a reach performance E development suggestion performance, the display mode of the reach performance E development suggestion image 029SG170 can only change up to two stages. For this reason, in meter effects, the image of the effect target (meter 029SG005M) is more likely to change to the fifth stage than in reach effect E development suggestion effects, so the player can pay attention to whether the meter 029SG005M will increase to the fifth stage, increasing interest in the game.
尚、本特徴部029SGでは、メータ演出としてメータ029SG005Mの表示態様を5段階目まで変化可能とする一方で、リーチ演出E発展示唆演出としてリーチ演出E発展示唆画像029SG170の表示態様を2段階目までしか変化できない形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、リーチ演出E発展示唆演出としてリーチ演出E発展示唆画像029SG170の表示態様を5段階目まで変化可能としてもよい。尚、このように、リーチ演出E発展示唆演出としてリーチ演出E発展示唆画像029SG170の表示態様を5段階目まで変化可能とする場合は、リーチ演出E発展示唆画像029SG170の表示態様が5段階目まで変化する割合をメータ029SG005Mの表示態様が5段階目まで変化する割合よりも低く設定すればよい。 In this characteristic part 029SG, the display mode of the meter 029SG005M can be changed up to five stages as a meter performance, while the display mode of the reach performance E development suggestion image 029SG170 can only be changed up to two stages as a reach performance E development suggestion performance. However, the present invention is not limited to this, and the display mode of the reach performance E development suggestion image 029SG170 can be changed up to five stages as a reach performance E development suggestion performance. In this way, when the display mode of the reach performance E development suggestion image 029SG170 can be changed up to five stages as a reach performance E development suggestion performance, the rate at which the display mode of the reach performance E development suggestion image 029SG170 changes up to the fifth stage can be set lower than the rate at which the display mode of the meter 029SG005M changes up to the fifth stage.
また、図11-7~図11-9に示すように、スーパーリーチδやスーパーリーチζの変動パターンでの可変表示では、メータ演出実行可能期間の長さL5がリーチ演出E発展示唆演出実行可能期間の長さL6aよりも長く設定されているので、高期待度リーチ演出発展報知演出が実行された後にリーチ演出Aよりも大当り期待度の高いリーチ演出Fが実行されることを、リーチ演出E発展報知演出の実行が示唆された後にリーチ演出Eが実行されることよりも長期間に亘って示唆することができるので、遊技興趣を向上できる。 In addition, as shown in Figures 11-7 to 11-9, in the variable display with the fluctuation pattern of Super Reach δ and Super Reach ζ, the length L5 of the period during which the meter performance can be executed is set longer than the length L6a of the period during which the reach performance E development suggestion performance can be executed, so that it is possible to suggest for a longer period that a reach performance F with a higher expectation of a jackpot than a reach performance A will be executed after the high expectation reach performance development notification performance is executed, compared to the execution of a reach performance E development notification performance being suggested, thereby increasing interest in the game.
尚、本特徴部029SGでは、メータ演出実行可能期間の長さL5がリーチ演出E発展示唆演出実行可能期間の長さL6aよりも長く設定されている形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、メータ演出実行可能期間の長さL5がリーチ演出E発展示唆演出実行可能期間の長さL6aよりも短く設定されていてもよい。 In addition, in this feature part 029SG, an example is given in which the length L5 of the period in which the meter performance can be executed is set to be longer than the length L6a of the period in which the reach performance E development suggestion performance can be executed, but the present invention is not limited to this, and the length L5 of the period in which the meter performance can be executed may be set to be shorter than the length L6a of the period in which the reach performance E development suggestion performance can be executed.
また、本特徴部029SGでは、メータ029SG005Mをメータ演出の実行が決定された場合以外においても画像表示装置5に表示可能な形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、メータ029SG005Mはメータ演出の実行が決定された場合のみ画像表示装置5に表示するようにしてもよい。更には、メータ029SG005Mは、1段階目の増加タイミングで初めて画像表示装置5に表示されるようにしてもよい。
In addition, this characteristic part 029SG illustrates an example of a form in which the meter 029SG005M can be displayed on the
更に、リーチ演出E発展示唆演出は、リーチ演出Bの演出結果として可変表示結果(はずれ)が報知された後に実行可能となっている演出であるので、リーチ演出Bの実行中にリーチ演出E発展示唆演出が実行されることによって、遊技者がリーチ演出Bの演出結果として可変表示結果が大当りであると報知されないと認識することによる遊技興趣の低下を防止できる。 Furthermore, since the reach effect E development suggestion effect is an effect that can be executed after the variable display result (miss) is notified as the result of the reach effect B, by executing the reach effect E development suggestion effect while the reach effect B is being executed, it is possible to prevent a decrease in the player's interest in the game due to the player realizing that the variable display result is not notified as a jackpot as the result of the reach effect B.
尚、本特徴部029SGでは、リーチ演出Bからリーチ演出Eに発展するパターンとしては、リーチ演出Bの演出結果として可変表示結果が報知された後にリーチ演出E発展報知演出とリーチ演出Eとが実行されるパターン(図1-8(F)参照)のみが開示されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、リーチ演出Bからリーチ演出Eに発展するパターンとしては、リーチ演出Bの演出結果として可変表示結果が報知されるよりも前にリーチ演出E発展報知演出とリーチ演出Eとが実行される場合を設けてもよい。このように、リーチ演出Bの演出結果として可変表示結果が報知されるよりも前にリーチ演出E発展報知演出とリーチ演出Eとが実行される場合を設けるときは、リーチ演出Bの実行中にリーチ演出E発展示唆演出を実行可能としてもよい。 Note that in this feature part 029SG, the only pattern disclosed as a pattern for progressing from reach performance B to reach performance E is a pattern in which a reach performance E development notification performance and a reach performance E are executed after a variable display result is notified as the performance result of reach performance B (see FIG. 1-8 (F)). However, the present invention is not limited to this, and a pattern for progressing from reach performance B to reach performance E may also be provided in which a reach performance E development notification performance and a reach performance E are executed before a variable display result is notified as the performance result of reach performance B. In this way, when providing a case in which a reach performance E development notification performance and a reach performance E are executed before a variable display result is notified as the performance result of reach performance B, a reach performance E development suggestion performance may be executed while the reach performance B is being executed.
また、図11-31~図11-34に示すように、リーチ演出A~リーチ演出Fの実行中は、チャンスアップ演出を実行可能であり、いずれの演出パターンにてチャンスアップ演出が実行されるかに応じて大当り期待度が異なっている。 In addition, as shown in Figures 11-31 to 11-34, while reach effects A to F are being executed, chance up effects can be executed, and the probability of winning varies depending on which effect pattern the chance up effect is executed in.
特にリーチ演出Aの後にリーチ演出Fを実行するスーパーリーチηの変動パターンでの可変表示については、リーチ演出Aの実行中には、リーチタイトルの赤色表示と可動体32の動作との計2回に亘ってチャンスアップ演出を構成する演出を実行可能であるのに対して、リーチ演出Fの実行中には、リーチタイトルの赤色表示と可動体32の動作及び操作促進画像としてのスティックコントローラ31Aの画像表示の計3回に亘ってチャンスアップ演出を構成する演出を実行可能となっている。このため、スーパーリーチηの変動パターンでの可変表示については、リーチ演出Aの実行中よりもリーチ演出Fの実行中の方がチャンスアップ演出を構成する演出の実行回数が増加することによって、リーチ演出Fの演出結果に対して遊技者を好適に注目させることができる。
In particular, for the variable display in the variation pattern of super reach η, in which reach performance F is executed after reach performance A, during the execution of reach performance A, it is possible to execute a total of two performances constituting the chance-up performance, the red display of the reach title and the movement of the
更には、リーチ演出Bの実行後にリーチ演出Eを実行するスーパーリーチζの変動パターンでの可変表示については、リーチ演出Bの実行中には、リーチタイトルの赤色表示と可動体32の動作とカットイン画像029SG200の表示との計3回に亘ってチャンスアップ演出を構成する演出を実行可能であるのに対して、リーチ演出Eの実行中には、チャンスアップ演出としてリーチタイトルの赤色表示と可動体32の動作との計2回に亘ってチャンスアップ演出を構成する演出を実行可能となっている。このため、スーパーリーチζの変動パターンでの可変表示については、リーチ演出Bの実行中よりもリーチ演出Eの実行中の方がチャンスアップ演出を構成する演出の実行回数が少ないことによって、リーチ演出Eの演出結果に対して遊技者を過度に注目させることが防止できるので、遊技興趣を向上できる。
Furthermore, for the variable display in the variation pattern of super reach ζ, in which reach performance E is executed after the execution of reach performance B, during the execution of reach performance B, it is possible to execute a total of three performances constituting the chance-up performance, including the red display of the reach title, the movement of the
尚、本特徴部029SGでは、リーチ演出Bの実行後にリーチ演出Eを実行するスーパーリーチζの変動パターンでの可変表示については、リーチ演出Bの実行中には、リーチタイトルの赤色表示と可動体32の動作とカットイン画像029SG200の表示との計3回に亘ってチャンスアップ演出を構成する演出を実行可能であるのに対して、リーチ演出Eの実行中には、チャンスアップ演出としてリーチタイトルの赤色表示と可動体32の動作との計2回に亘ってチャンスアップ演出を構成する演出を実行可能である形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、リーチ演出Bの実行後にリーチ演出Eを実行するスーパーリーチζの変動パターンでの可変表示については、リーチ演出Bの実行中は、チャンスアップ演出を構成する演出をリーチ演出Eの実行中と同数実行可能としてもよい。
In this characteristic part 029SG, for the variable display in the variation pattern of super reach ζ, which executes reach performance E after the execution of reach performance B, during the execution of reach performance B, it is possible to execute a total of three performances constituting the chance-up performance, including the red display of the reach title, the movement of the
尚、本特徴部029SGでは、チャンスアップ演出を構成する演出として、リーチタイトルの赤色表示、可動体32の動作、カットイン画像029SG200の表示、操作促進画像としてのスティックコントローラ31Aの画像の表示を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、遊技効果ランプ9の特定パターンでの発光、スピーカ8L、8Rからの特定音の出力、導光板の発光、画像表示装置5での導光板(擬似導光板)の表示、画像表示装置5自体の動作等を、チャンスアップ演出を構成する演出に含んでもよい。
In this characteristic section 029SG, examples of the effects constituting the chance-up effect include the red display of the reach title, the movement of the
また、本特徴部029SGでは、チャンスアップ演出を構成する演出として、リーチタイトルの赤色表示、可動体32の動作、カットイン画像029SG200の表示、操作促進画像としてのスティックコントローラ31Aの画像の表示等のいずれも遊技者の操作にかかわらず実行される演出(能動的演出)を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、チャンスアップ演出を構成する演出としては、遊技者がプッシュボタン31Bやスティックコントローラ31A等の操作手段を操作することによって遊技効果ランプ9の発光色が変化する(所謂裏ボタン)等の遊技者による操作が行われることではじめて実行される演出(能動的演出)を含んでいてもよい。
In addition, in this characteristic section 029SG, examples of the effects that make up the chance-up effect include the red display of the reach title, the movement of the
また、図11-7~図11-9、図11-30に示すように、スーパーリーチγ、スーパーリーチε、スーパーリーチθ、スーパーリーチι、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示については、実行するスーパーリーチのリーチ演出をリーチ演出Cと該リーチ演出Cよりも大当り期待度の高いリーチ演出Dとから決定可能となっている。そして、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果として可変表示結果が報知されるよりも前に事前演出と前兆演出とが実行され且つ高期待度リーチ演出発展報知演出が実行された場合はリーチ演出Iが実行され、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果として可変表示結果(はずれ)が報知された後にリーチ演出G発展報知演出が実行された場合はリーチ演出Iよりも大当り期待度の低いリーチ演出Gが実行される。 As shown in Fig. 11-7 to Fig. 11-9 and Fig. 11-30, for the variable display of the variation patterns of Super Reach γ, Super Reach ε, Super Reach θ, Super Reach ι, and Super Reach κ, the reach performance of the Super Reach to be executed can be determined from reach performance C and reach performance D, which has a higher expectation of a jackpot than reach performance C. If the pre-performance and the premonition performance are executed and the high expectation reach performance development notification performance is executed before the variable display result is notified as the performance result of reach performance C or reach performance D, the reach performance I is executed, and if the reach performance G development notification performance is executed after the variable display result (miss) is notified as the performance result of reach performance C or reach performance D, the reach performance G, which has a lower expectation of a jackpot than the reach performance I, is executed.
更に、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果として可変表示結果が報知されるよりも前に事前演出と前兆演出とが実行され且つリーチ演出H発展報知演出が実行された場合はリーチ演出Iよりも大当り期待度が低いリーチ演出Hが実行されるようになっているので、リーチ演出の種類と発展報知演出との組み合わせによって演出を多様化することができる。 Furthermore, before the variable display result is announced as the result of reach performance C or reach performance D, the pre-performance and premonition performances are executed, and when the reach performance H development announcement performance is executed, the reach performance H, which has a lower expectation of a jackpot than the reach performance I, is executed, so that the performances can be diversified by combining the types of reach performances and the development announcement performances.
特に、スーパーリーチγ、スーパーリーチε、スーパーリーチθ、スーパーリーチι、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示については、図11-30(A)及び図11-30(B)に示す割合にてリーチ演出Cとリーチ演出Dとのどちらを実行するかを決定することによって、リーチ演出Cの実行が決定された場合の方がリーチ演出Dの実行が決定された場合よりも前兆演出が実行された後にリーチ演出I(高期待度リーチ演出発展報知演出)が実行される割合を高く設定されているので、実行されるリーチ演出と高期待度リーチ演出発展報知演出とに所定の関係を持たせることができ、リーチ演出と発展報知演出の演出興趣を向上できる。 In particular, for the variable display of the variation patterns of Super Reach γ, Super Reach ε, Super Reach θ, Super Reach ι, and Super Reach κ, by determining whether to execute reach performance C or reach performance D at the ratios shown in Figures 11-30 (A) and 11-30 (B), the ratio of the reach performance I (high expectation reach performance development notification performance) being executed after the premonition performance is executed is set higher when the execution of reach performance C is decided than when the execution of reach performance D is decided, so that a predetermined relationship can be established between the executed reach performance and the high expectation reach performance development notification performance, thereby increasing the interest in the reach performance and the development notification performance.
また、本特徴部029SGでは、スーパーリーチγ、スーパーリーチε、スーパーリーチθ、スーパーリーチι、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示において、実行するリーチ演出をリーチ演出Cとリーチ演出Dとから決定可能な形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、可変表示中にリーチ演出Cを実行する変動パターンと、可変表示中にリーチ演出Dを実行する変動パターンと、を個別に設けてもよい。 In addition, in this feature section 029SG, in the variable display of the variable patterns of Super Reach γ, Super Reach ε, Super Reach θ, Super Reach ι, and Super Reach κ, an example is given of a form in which the reach performance to be executed can be determined from reach performance C and reach performance D, but the present invention is not limited to this, and a variable pattern in which reach performance C is executed during the variable display and a variable pattern in which reach performance D is executed during the variable display may be provided separately.
また、前記特徴部029SGでは、図11-34に示すように、チャンスアップ演出の実行の有無や演出パターンを可変表示結果に応じて異なる割合にて決定する、つまり、チャンスアップ演出は、リーチ演出の演出結果として可変表示結果が大当りとなることを示唆する演出として実行される形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、リーチ演出A~リーチ演出Dの演出期間中に実行可能なチャンスアップ演出については、リーチ演出E~リーチ演出Iのいずれかが実行されること(リーチ演出E~リーチ演出Iのいずれかに発展すること)を示唆する演出として実行可能としてもよい。 In addition, in the characteristic part 029SG, as shown in FIG. 11-34, whether or not a chance-up effect is executed and the effect pattern are determined at different rates depending on the variable display result. In other words, the example shows a form in which the chance-up effect is executed as an effect that suggests that the variable display result will be a jackpot as the effect result of the reach effect, but the present invention is not limited to this, and the chance-up effect that can be executed during the effect period of reach effect A to reach effect D may be executed as an effect that suggests that any of reach effect E to reach effect I will be executed (developing into any of reach effect E to reach effect I).
更には、チャンスアップ演出としては、可変表示結果が大当りとなることやリーチ演出E~リーチ演出Iのいずれかが実行されることの他に、可変表示結果が大当りとなった場合の大当り遊技のラウンド数が10ラウンドであること、大当り遊技終了後に確変状態に制御されること等を示唆可能としてもよい。 Furthermore, as a chance-up effect, in addition to the variable display result being a jackpot and one of reach effects E to I being executed, it may also be possible to indicate that the number of rounds of the jackpot game when the variable display result is a jackpot will be 10 rounds, that the game will be controlled to a high probability state after the jackpot game ends, etc.
また、図11-9に示すように、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dが実行された後に高期待度リーチ演出発展報知演出が実行される場合と、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dが実行された後にリーチ演出H発展報知演出が実行される場合とでは、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dと発展報知演出との間の期間にて共通の事前演出を実行可能であることにより、事前演出が実行されることで発展報知演出への遊技者の注目を高めつつ、発展報知演出として高期待度リーチ演出発展報知演出とリーチ演出H発展報知演出のどちらが実行されるかに遊技者を注目させることができ、遊技興趣を向上できる。 In addition, as shown in FIG. 11-9, in the case where a high expectation reach performance development notification performance is executed after a reach performance C or a reach performance D is executed, and in the case where a reach performance H development notification performance is executed after a reach performance C or a reach performance D is executed, a common pre-performance can be executed in the period between the reach performance C or the reach performance D and the development notification performance. By executing the pre-performance, the player's attention to the development notification performance can be increased, while the player's attention can be drawn to whether the high expectation reach performance development notification performance or the reach performance H development notification performance will be executed as the development notification performance, thereby increasing interest in the game.
また、図11-7~図11-9及び図11-27~図11-28に示すように、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dの実行期間中においては、これらリーチ演出Cまたはリーチ演出Dの実行後にリーチ演出H発展報知演出と高期待度リーチ演出発展報知演出のうちどちらが実行されるかの示唆、及びリーチ演出H発展報知演出の実行と高期待度リーチ演出発展報知演出の実行の両方を示唆可能な分岐先示唆演出を実行可能となっているので、発展先示唆演出が実行されることで発展報知演出が実行されることへの遊技者の注目を高めつつ、リーチ演出H発展報知演出と高期待度リーチ演出発展報知演出のどちらが実行されるかに遊技者を注目させることができ、遊技興趣を向上できる。 In addition, as shown in Figures 11-7 to 11-9 and Figures 11-27 to 11-28, during the execution period of reach performance C or reach performance D, it is possible to execute a branch destination suggestion effect that suggests whether a reach performance H development announcement effect or a high expectation reach performance development announcement effect will be executed after the execution of reach performance C or reach performance D, and that can suggest the execution of both a reach performance H development announcement effect and a high expectation reach performance development announcement effect. Therefore, by executing the development destination suggestion effect, the player's attention can be increased to the execution of the development announcement effect, while the player's attention can be drawn to whether a reach performance H development announcement effect or a high expectation reach performance development announcement effect will be executed, thereby increasing the player's interest in the game.
また、本特徴部029SGでは、発展先示唆演出として、リーチ演出H発展報知演出が実行されることと、高期待度リーチ演出発展報知演出が実行されることを示唆可能とする形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、発展先示唆演出としては、リーチ演出G発展報知演出が実行されることを示唆可能としてもよい。 In addition, in this feature part 029SG, an example has been given of a form in which it is possible to suggest that a reach performance H development notification performance will be executed and that a high expectation reach performance development notification performance will be executed as a development suggestion performance, but the present invention is not limited to this, and it is also possible to suggest that a reach performance G development notification performance will be executed as a development suggestion performance.
また、本特徴部029SGでは、リーチ演出Cまたはリーチ演出Cを実行する変動パターンの可変表示にて発展先示唆演出を実行可能な形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、リーチ演出Aを実行する変動パターンの可変表示やリーチ演出Bを実行する変動パターンの可変表示においても発展先示唆演出を実行可能としてもよい。 In addition, in this feature section 029SG, an example is given of a form in which a development suggestion effect can be executed by a variable display of a variable pattern that executes reach effect C or reach effect C, but the present invention is not limited to this, and a development suggestion effect can also be executed by a variable display of a variable pattern that executes reach effect A or a variable display of a variable pattern that executes reach effect B.
また、図11-30(D)に示すように、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dとして演出結果が報知されるよりも前に高期待度リーチ演出発展報知演出とリーチ演出Iが実行されるスーパーリーチκの変動パターンと、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dとして演出結果が報知された後にリーチ演出G発展報知演出とリーチ演出Gが実行されるスーパーリーチθの変動パターンとについて、可変表示結果が大当りとなるときには、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示にてリーチ演出Cが実行される割合とリーチ演出Dが実行される割合との差が60%であるのに対して、スーパーリーチθの変動パターンの可変表示にてリーチ演出Cが実行される割合とリーチ演出Dが実行される割合との差が40%であるので、リーチ演出Cとリーチ演出Dのどちらが実行されるかによって、リーチ演出Iが実行されるスーパーリーチκの変動パターンの可変表示であるのか、リーチ演出Hが実行されるスーパーリーチθの変動パターンの可変表示であるのかが推測できるようになるので、リーチ演出Cとリーチ演出Dのどちらが実行されるかに対して遊技者を注目させることができ、遊技興趣を向上できる。 As shown in FIG. 11-30(D), for the variation pattern of Super Reach κ in which a high expectation reach performance development notification effect and a reach performance I are executed before the performance result is notified as a reach performance C or a reach performance D, and the variation pattern of Super Reach θ in which a reach performance G development notification effect and a reach performance G are executed after the performance result is notified as a reach performance C or a reach performance D, when the variable display result is a jackpot, the difference between the rate at which the reach performance C is executed and the rate at which the reach performance D is executed in the variable display of the variable display of the Super Reach κ is 6. 0%, whereas the difference between the rate at which reach performance C is executed and the rate at which reach performance D is executed is 40%, so depending on whether reach performance C or reach performance D is executed, it becomes possible to guess whether reach performance I is executed in the variable display of the variable pattern of the super reach κ, or whether reach performance H is executed in the variable display of the variable pattern of the super reach θ, and therefore it is possible to draw the player's attention to whether reach performance C or reach performance D is executed, thereby increasing the player's interest in the game.
尚、本特徴部029SGでは、スーパーリーチκの変動パターンと、スーパーリーチθの変動パターンとについて、可変表示結果が大当りとなる場合は、スーパーリーチθの変動パターンの可変表示にてリーチ演出Cが実行される割合とリーチ演出Dが実行される割合との差が、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示にてリーチ演出Cが実行される割合とリーチ演出Dが実行される割合との差よりも小さく設定されている形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、可変表示結果がはずれとなる場合について、スーパーリーチθの変動パターンの可変表示にてリーチ演出Cが実行される割合とリーチ演出Dが実行される割合との差が、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示にてリーチ演出Cが実行される割合とリーチ演出Dが実行される割合との差よりも小さく設定されていてもよい。 In this characteristic part 029SG, for the Super Reach κ fluctuation pattern and the Super Reach θ fluctuation pattern, when the variable display result is a jackpot, the difference between the rate at which reach performance C is executed and the rate at which reach performance D is executed in the variable display of the Super Reach θ fluctuation pattern is set to be smaller than the difference between the rate at which reach performance C is executed and the rate at which reach performance D is executed in the variable display of the Super Reach κ fluctuation pattern. However, the present invention is not limited to this, and when the variable display result is a miss, the difference between the rate at which reach performance C is executed and the rate at which reach performance D is executed in the variable display of the Super Reach θ fluctuation pattern may be set to be smaller than the difference between the rate at which reach performance C is executed and the rate at which reach performance D is executed in the variable display of the Super Reach κ fluctuation pattern.
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。 Although the embodiments of the present invention have been described above with reference to the drawings, the specific configuration is not limited to these embodiments, and the present invention also includes modifications and additions that do not deviate from the gist of the present invention.
例えば、前記特徴部029SGでは、画像表示装置5の表示領域の下部に保留記憶表示を表示可能な、第1保留記憶表示エリア029SG005Dと第2保留記憶表示エリア029SG005Uとを設ける形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、変形例029SG-1として図11-57に示すように、画像表示装置5の表示領域の所定位置(例えば、画像表示装置5の表示領域の下部の中央)に、実行中の可変表示に対応する保留記憶表示をアクティブ表示として表示可能なアクティブ表示エリア029SG005Fを設けてもよい。
For example, the characteristic part 029SG exemplifies a form in which a first pending memory display area 029SG005D and a second pending memory display area 029SG005U are provided at the bottom of the display area of the
また、このようにアクティブ表示を表示可能とする場合は、前述した先読み予告演出と同様に、アクティブ表示の表示態様を複数設け、いずれの表示態様でアクティブ表示が表示されているかに応じて大当り期待度が異なるアクティブ表示演出を実行可能としてもよい。例えば、アクティブ表示の表示態様として白色の丸形、青色の丸形、赤色の丸形の3種類を設け、アクティブ表示の表示態様が赤色の丸形で表示されている場合が最も大当り期待度が高く、白色の丸形で表示されている場合が最も大当り期待度が低く設定されていればよい(アクティブ表示の表示態様の大当り期待度:赤色>青色>白色)。 In addition, when the active display can be displayed in this manner, multiple display modes of the active display can be provided, as in the above-mentioned look-ahead preview performance, and an active display performance can be executed in which the probability of winning varies depending on which display mode the active display is displayed in. For example, three types of display modes for the active display can be provided: a white circle, a blue circle, and a red circle, and the highest probability of winning can be set when the active display is displayed in a red circle display mode, and the lowest probability of winning can be set when the active display is displayed in a white circle display mode (potential of winning for display modes of the active display: red > blue > white).
更に、アクティブ表示の表示態様を可変表示中に白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化可能とし、アクティブ表示の表示態様が赤色の丸形の変化したことによって実行中の可変表示の大当り期待度が上昇したことを示唆可能としてもよい。 Furthermore, the display mode of the active display may be changed from a white or blue circle to a red circle during variable display, and the change in the display mode of the active display to a red circle may indicate an increase in the likelihood of a jackpot for the variable display being executed.
このようにアクティブ表示の表示態様を可変表示中に変化可能とする場合は、図11-58(A)及び図11-58(B)に示すように、リーチ演出Bの演出結果として可変表示結果(はずれ)が一旦報知された後にリーチ演出Eが実行されるスーパーリーチζの変動パターンの可変表示について、リーチ演出Eの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形の変化する割合をP1する。 In this way, when the display mode of the active display can be changed during the variable display, as shown in Figures 11-58 (A) and 11-58 (B), for the variable display of the fluctuation pattern of super reach ζ, in which the variable display result (miss) is once notified as the performance result of reach performance B and then reach performance E is executed, the rate at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle during the execution of reach performance E is set to P1.
また、リーチ演出Aの実行中に高期待度リーチ演出発展報知演出が実行されて更にリーチ演出Fが実行されるスーパーリーチηの変動パターンでの可変表示について、リーチ演出Aの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合をP2、リーチ演出Fの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形の変化する割合をP3とする。 In addition, for the variable display in the variation pattern of super reach η, in which a high expectation reach development notification display is executed during the execution of reach performance A and then reach performance F is executed, the rate at which the display form of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle during the execution of reach performance A is P2, and the rate at which the display form of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle during the execution of reach performance F is P3.
このとき、リーチ演出Fの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形の変化する割合であるP3を、リーチ演出Eの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形の変化する割合であるP1や、リーチ演出Aの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合であるP2よりも高く設定してもよい。 In this case, P3, which is the rate at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle while reach performance F is being executed, may be set higher than P1, which is the rate at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle while reach performance E is being executed, or P2, which is the rate at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle while reach performance A is being executed.
このようにすることで、スーパーリーチηの変動パターンにて可変表示が実行される場合(リーチ演出Aが実行されてリーチ演出Fが実行される場合)は、高期待度リーチ演出発展報知演出の開始前からアクティブ表示の表示態様が赤色の丸形に変化することによりリーチ演出Fが実行されることが遊技者に予め認識されてしまう虞を低減できる。また、リーチ演出Eが実行される場合とリーチ演出Fが実行される場合とでは、リーチ演出Eよりも大当り期待度が高いリーチ演出Fにおいてより高い割合でアクティブ表示の表示態様が赤色の丸形に変化することで、大当り期待度に応じて適切にアクティブ表示の表示態様を赤色の丸形に変化させることができるので、遊技興趣を向上できる。 In this way, when a variable display is executed in the variation pattern of the super reach η (when reach performance A is executed and then reach performance F is executed), the display mode of the active display changes to a red circle before the start of the high expectation reach performance development notification performance, reducing the risk of the player realizing in advance that reach performance F will be executed. Also, when reach performance E is executed and when reach performance F is executed, the display mode of the active display changes to a red circle at a higher rate in reach performance F, which has a higher expectation of a jackpot than reach performance E, so that the display mode of the active display can be changed to a red circle appropriately according to the expectation of a jackpot, improving interest in the game.
また、前記変形例029SG-1では、スーパーリーチηの変動パターンでの可変表示において、リーチ演出Fの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P3が、リーチ演出Aの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P2よりも高い形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、変形例029SG-2として、前記変形例029SG-1と同じくスーパーリーチηの変動パターンでの可変表示において、リーチ演出Fの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P3を、リーチ演出Aの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P2よりも高く設定するとともに、スーパーリーチζの変動パターンの可変表示において、リーチ演出Eの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P1を、リーチ演出Bの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合よりも高く設定してもよい。 In addition, in the above-mentioned modified example 029SG-1, in the variable display in the variable pattern of the super reach η, the rate P3 at which the display form of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle during the execution of the reach performance F is higher than the rate P2 at which the display form of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle during the execution of the reach performance A. However, the present invention is not limited to this, and as modified example 029SG-2, in the same manner as the above-mentioned modified example 029SG-1, in the variable display in the variable pattern of the super reach η, during the execution of the reach performance F, The rate P3 at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle may be set higher than the rate P2 at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle during the execution of reach performance A, and the rate P1 at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle during the execution of reach performance E in the variable display of the variation pattern of super reach ζ may be set higher than the rate at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle during the execution of reach performance B.
このように、アクティブの表示態様として複数の態様を設け、いずれの表示態様でアクティブ表示が表示されるかに応じて大当り期待度が異なることにより、大当り期待度を遊技者に認識させ易くできるとともに、アクティブ表示の表示態様がリーチ演出E発展報知演出や高期待度リーチ演出発展報知演出の実行前に赤色の丸形に変化することによって遊技者に予め大当り期待度が高いと認識されてしまうことによる遊技興趣の低下の虞を低減することができる。 In this way, by providing multiple modes as the active display mode and varying the likelihood of a jackpot depending on which display mode the active display is displayed in, it is possible to make the player more easily aware of the likelihood of a jackpot, and by changing the display mode of the active display to a red circle before the execution of the reach performance E development notification performance or the high expectation reach performance development notification performance, it is possible to reduce the risk of a decrease in interest in the game due to the player perceiving in advance that the likelihood of a jackpot is high.
また、前記特徴部029SGでは、リーチ演出Aやリーチ演出B等のリーチ演出を経由せずに高期待度リーチ演出発展報知演出が実行されてリーチ演出Iが実行されるスーパーリーチλの変動パターンが設けられているが、変形例029SG-3として、該スーパーリーチλの変動パターンの可変表示においては、リーチ演出Iの開始前にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P5を、リーチ演出Iの開始後にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P6よりも高く設定してもよい。このようにリーチ演出Iの実行前にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化することによって予め遊技者にリーチ演出Iが実行されることを認識させ易くできるので、遊技興趣を向上できる。 In addition, in the characteristic part 029SG, a variation pattern of the super reach λ is provided in which a high expectation reach performance development notification performance is executed and reach performance I is executed without going through reach performances such as reach performance A and reach performance B. As a modified example 029SG-3, in the variable display of the variation pattern of the super reach λ, the rate P5 at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle before the start of reach performance I may be set higher than the rate P6 at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle after the start of reach performance I. In this way, by changing the display mode of the active display from a white circle or a blue circle to a red circle before the execution of reach performance I, it is possible to make the player more aware in advance that reach performance I will be executed, thereby improving the interest in the game.
尚、本変形例029SG-3では、スーパーリーチλの変動パターンの可変表示において、リーチ演出Iの開始前にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P5を、リーチ演出Iの開始後にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P6よりも高く設定する形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、スーパーリーチλの変動パターンの可変表示において、リーチ演出Iの開始前にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P5を、リーチ演出Iの開始後にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P6よりも低く設定してもよい。このようにすることで、アクティブ表示の表示態様が赤色の丸形に変化していないにも関わらず他のリーチ演出を経由せずにリーチ演出Iが実行される状況を作り出すことができるので、遊技に意外性を付与することができ、遊技興趣を向上できる。 In addition, in this modified example 029SG-3, in the variable display of the Super Reach λ variation pattern, the rate P5 at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle before the start of the Reach performance I is set to be higher than the rate P6 at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle after the start of the Reach performance I is set to be higher than the rate P6 at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle after the start of the Reach performance I is set to be lower than the rate P6 at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle after the start of the Reach performance I. By doing so, it is possible to create a situation in which the Reach performance I is executed without going through another Reach performance even though the display mode of the active display has not changed to a red circle, which gives the game an element of surprise and increases the interest in the game.
また、前記特徴部029SGや変形例029SG-1~変形例029SG-3では、保留記憶表示やアクティブ表示の表示態様として白色の丸形、青色の丸形、赤色の丸形の3種類を設け、保留記憶表示やアクティブ表示がいずれの表示態様で表示されるかに応じて大当り期待度を異ならせる形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら保留記憶表示やアクティブ表示の表示態様の数としては、2種類のみや4種類以上であってもよい。 In addition, in the characteristic part 029SG and the modified examples 029SG-1 to 029SG-3, three types of display modes for the reserved memory display and active display are provided: a white circle, a blue circle, and a red circle. The expected probability of a jackpot is different depending on which display mode the reserved memory display and active display are displayed in. However, the present invention is not limited to this, and the number of display modes for the reserved memory display and active display may be only two types or four or more types.
更に、前記変形例029SG-1~変形例029SG-3では、リーチ演出の実行中にアクティブ表示の表示態様が変化可能な形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、アクティブ表示態様の変化タイミングはリーチ演出の実行中以外のタイミング、例えば、発展示唆演出や発展報知演出の実行中、可変表示の開始タイミング等を含んでいてもよい。更に、可変表示中に飾り図柄の仮停止と再可変表示とを含む擬似連演出を実行可能とする場合は、仮停止や再可変表示のタイミングでアクティブ表示の表示態様を変化可能としてもよい。 Moreover, in the above-mentioned modified examples 029SG-1 to 029SG-3, the display mode of the active display can be changed while a reach performance is being executed, but the present invention is not limited to this, and the timing of the change in the active display mode can include timing other than while a reach performance is being executed, for example, while a development suggestion performance or development notification performance is being executed, or the start timing of the variable display. Furthermore, if it is possible to execute a pseudo consecutive performance that includes a temporary stop and re-variable display of the decorative pattern during the variable display, the display mode of the active display can be changed at the timing of the temporary stop or re-variable display.
また、前記特徴部029SGでは、保留記憶表示の表示態様として白色の丸形、青色の丸形、赤色の丸形の3種類を設け、保留記憶表示がいずれの表示態様で表示されるかに応じて大当り期待度を異ならせる形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、変形例029SG-4として、保留記憶表表示の表示態様として丸形の他に三角形や四角形、星形等を設け、保留記憶表示がいずれの形状で表示されるかに応じてリーチ演出E、リーチ演出F、リーチ演出G、リーチ演出H、リーチ演出Iのいずれのリーチ演出に発展するかを示唆可能としてもよい。尚この場合、CPU103は、入賞時乱数値判定処理を実行して変動パターン(変動カテゴリ)をスーパーリーチと判定したとき、更にスーパーリーチα~スーパーリーチλのいずれのスーパーリーチの変動パターンであるか(可変表示中にリーチ演出A~リーチ演出Iのいずれを実行するのか)を判定し、該判定に応じたスーパーリーチの変動カテゴリコマンド(いずれのスーパーリーチの変動パターンを実行するかの情報を含む変動カテゴリコマンド)を演出制御基板12に対して送信すればよい。このようにすることで、演出制御用CPU120は、CPU103から受信したスーパーリーチの変動カテゴリコマンドに基づいて保留記憶表表示の表示態様を丸形、三角形、四角形、星形等をから決定すればよい。また、可変表示の開始前から保留記憶表示の形状に遊技者を注目させることが可能となるので、遊技興趣を向上できる。
In addition, in the characteristic part 029SG, three types of display forms for the reserved memory display are provided: a white circle, a blue circle, and a red circle. An example is given of a form in which the expected probability of a jackpot varies depending on which display form the reserved memory display is displayed in. However, the present invention is not limited to this, and as a modified example 029SG-4, in addition to a circle, a triangle, a square, a star, etc. may be provided as the display form for the reserved memory table display, and it may be possible to suggest which of the reach effects E, F, G, H, or I the reserved memory display will develop into depending on which shape it is displayed in. In this case, when the
また、本変形例029SG-4では、保留記憶表示の形状によって発展するリーチ演出を示唆可能な形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、保留記憶表示の色によって大当り期待度を示唆するとともに、該保留記憶表示の形状によって発展先のリーチ演出を更に示唆可能としてもよい。このようにすることで、保留記憶表示の色と形状の両方に遊技者を注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。 In addition, in this modified example 029SG-4, an example is given in which the shape of the reserved memory display can suggest a reach performance that will develop, but the present invention is not limited to this. For example, the color of the reserved memory display can suggest the likelihood of a jackpot, and the shape of the reserved memory display can further suggest a reach performance that will develop into a draw. In this way, it is possible to draw the player's attention to both the color and shape of the reserved memory display, thereby increasing the player's interest in the game.
また、本変形例029SG-4では、保留記憶表示の形状によって発展先のリーチ演出を示唆可能な形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、保留記憶表示の形状によって発展先を示唆可能なリーチ演出はリーチ演出E、リーチ演出F、リーチ演出G、リーチ演出H、リーチ演出Iの内の一部のみ(例えば、リーチ演出Eとリーチ演出Iのみ)であってもよい。 In addition, in this modified example 029SG-4, an example is given of a form in which the shape of the pending memory display can suggest a future reach performance, but the present invention is not limited to this, and the reach performances that can suggest a future reach performance based on the shape of the pending memory display may be only some of reach performance E, reach performance F, reach performance G, reach performance H, and reach performance I (for example, only reach performance E and reach performance I).
また、前記特徴部029SGでは、チャンスアップ演出として、リーチ演出A~リーチ演出Fの開始時にリーチタイトル画像の文字を赤色で表示可能な形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、変形例029SG-5として、チャンスアップ演出としては、黒色で表示されているリーチタイトル画像の文字を途中から赤色に変化可能としてもよい。特に、このようにチャンスアップ演出としてリーチタイトル画像の文字を途中から赤色に変化させる場合は、リーチタイトル画像と共に表示されている大当り期待度を示す期待度画像の表示態様を変化可能とする(例えば、期待度画像として表示されている星の数を増加させる等)ようにしてもよい。このようにすることで、リーチタイトル画像の文字の色の黒色から赤色への変化に伴って期待度画像の表示態様が変化するため、期待度画像への注目を高めることができるので、実行するリーチ演出の期待度を遊技者に的確に認識させることができる。 In addition, in the characteristic section 029SG, as a chance-up effect, the characters of the reach title image can be displayed in red at the start of the reach effects A to F, but the present invention is not limited to this. As a modified example 029SG-5, as a chance-up effect, the characters of the reach title image displayed in black can be changed to red halfway through. In particular, when the characters of the reach title image are changed to red halfway through as a chance-up effect in this way, the display mode of the expectation image showing the expectation of a jackpot displayed together with the reach title image can be changed (for example, the number of stars displayed as the expectation image can be increased). In this way, the display mode of the expectation image changes as the color of the characters of the reach title image changes from black to red, so that attention to the expectation image can be increased, and the player can be made to accurately recognize the expectation of the reach effect to be executed.
また、前記特徴部029SGでは、図11-28に示すように、スーパーリーチκの変動パターンでの可変表示については、実行するスーパーリーチのリーチ演出がリーチ演出Cである場合とリーチ演出Dである場合とで同一割合で分岐先示唆演出の実行の有無及び該分岐先示唆演出の演出パターンを決定可能な形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、スーパーリーチκの変動パターンでの可変表示については、実行するスーパーリーチのリーチ演出がリーチ演出Cである場合とリーチ演出Dである場合とで異なる割合で分岐先示唆演出の実行の有無及び該分岐先示唆演出の演出パターンを決定可能としてもよい。 In addition, in the feature part 029SG, as shown in FIG. 11-28, for the variable display in the variable pattern of the super reach κ, an example is given in which the presence or absence of a branch destination suggestion effect and the presentation pattern of the branch destination suggestion effect can be determined at the same rate when the reach presentation of the super reach to be executed is reach presentation C and when it is reach presentation D, but the present invention is not limited to this, and for the variable display in the variable pattern of the super reach κ, the presence or absence of a branch destination suggestion effect and the presentation pattern of the branch destination suggestion effect can be determined at different rates when the reach presentation of the super reach to be executed is reach presentation C and when it is reach presentation D.
具体的には、変形例029SG-6として図11-59に示すように、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dの実行中にこれらリーチ演出Cやリーチ演出Cとして可変表示結果が報知されるよりも前に高期待度リーチ演出が実行されるスーパーリーチκの変動パターンの可変表示において、実行するリーチ演出がリーチ演出Cに決定されている場合は、分岐先示唆演出の非実行を15%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンXでの実行を30%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンYでの実行を20%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンZでの実行を35%の割合で決定する。また、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示において、実行するリーチ演出がリーチ演出Dに決定されている場合は、分岐先示唆演出の非実行を10%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンXでの実行を30%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンYでの実行を20%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンZでの実行を40%の割合で決定する。
Specifically, as shown in Figure 11-59 as modified example 029SG-6, in the variable display of the variable pattern of super reach κ in which a high expectation reach performance is executed before the variable display result is announced as reach performance C or reach performance D during execution of the reach performance C or reach performance D, if the reach performance to be executed is determined to be reach performance C, a decision is made to not execute the branch
特に、本変形例029SG-6では、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示においてリーチ演出Cの実行が決定されている場合は、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示においてリーチ演出Dの実行が決定されている場合よりも、分岐先示唆演出の実行決定割合が高く設定されている(分岐先示唆演出の非実行の決定割合が低く設定されている)ので、可変表示の実行中においてリーチ演出H発展報知演出や高期待度リーチ演出発展報知演出等の発展報知演出が実行されることの示唆を好適に行うことができ、遊技興趣を向上できる。 In particular, in this modified example 029SG-6, when the execution of reach performance C is determined in the variable display of the Super Reach κ fluctuation pattern, the execution decision rate of the branch destination suggestion performance is set higher (the decision rate of not executing the branch destination suggestion performance is set lower) than when the execution of reach performance D is determined in the variable display of the Super Reach κ fluctuation pattern, so that it is possible to appropriately suggest that a development notification performance such as a reach performance H development notification performance or a high expectation reach performance development notification performance will be executed while the variable display is being executed, thereby increasing interest in the game.
尚、本変形例029SG-6では、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示においてリーチ演出Cの実行が決定されている場合は、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示においてリーチ演出Dの実行が決定されている場合よりも、分岐先示唆演出の実行決定割合が高く設定されている形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示においてリーチ演出Cの実行が決定されている場合は、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示においてリーチ演出Dの実行が決定されている場合よりも、分岐先示唆演出の実行決定割合が低く設定されていてもよい。 In addition, in this modified example 029SG-6, when the execution of reach performance C is determined in the variable display of the Super Reach κ fluctuation pattern, the execution decision rate of the branch destination suggestion performance is set higher than when the execution of reach performance D is determined in the variable display of the Super Reach κ fluctuation pattern. However, the present invention is not limited to this, and when the execution of reach performance C is determined in the variable display of the Super Reach κ fluctuation pattern, the execution decision rate of the branch destination suggestion performance may be set lower than when the execution of reach performance D is determined in the variable display of the Super Reach κ fluctuation pattern.
加えて、本変形例029SG-6では、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示においてリーチ演出Cの実行が決定されている場合は、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示においてリーチ演出Dの実行が決定されている場合よりも、分岐先示唆演出のパターンZ(高期待度リーチ演出発展報知演出の実行を示唆する演出パターン)での実行決定割合が高く設定されているので、可変表示の実行中においてリーチ演出H発展報知演出や高期待度リーチ演出発展報知演出等の発展報知演出が実行されることの示唆をより一層好適に行うことができ、遊技興趣を向上できる。 In addition, in this modified example 029SG-6, when the execution of reach performance C is determined in the variable display of the Super Reach κ fluctuation pattern, the execution decision rate for branch destination suggestion performance pattern Z (a performance pattern suggesting the execution of a high expectation reach performance development notification performance) is set higher than when the execution of reach performance D is determined in the variable display of the Super Reach κ fluctuation pattern, so that it is possible to more appropriately suggest the execution of development notification performances such as the reach performance H development notification performance and the high expectation reach performance development notification performance during the execution of the variable display, thereby increasing interest in the game.
尚、変形例029SG-6では、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示においてリーチ演出Cの実行が決定されている場合は、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示においてリーチ演出Dの実行が決定されている場合よりも、分岐先示唆演出のパターンZでの実行決定割合が高く設定されている形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示においてリーチ演出Cの実行が決定されている場合は、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示においてリーチ演出Dの実行が決定されている場合よりも、分岐先示唆演出のパターンZでの実行決定割合が低く設定されていてもよい。 In addition, in variant example 029SG-6, when the execution of reach performance C is determined in the variable display of the Super Reach κ fluctuation pattern, the execution decision rate for pattern Z of the branch destination suggestion performance is set higher than when the execution of reach performance D is determined in the variable display of the Super Reach κ fluctuation pattern. However, the present invention is not limited to this, and when the execution of reach performance C is determined in the variable display of the Super Reach κ fluctuation pattern, the execution decision rate for pattern Z of the branch destination suggestion performance may be set lower than when the execution of reach performance D is determined in the variable display of the Super Reach κ fluctuation pattern.
また、本変形例029SG-6では、図11-59に示すように、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示において、実行するスーパーリーチのリーチ演出がリーチ演出Cである場合とリーチ演出Dである場合とで異なる割合で分岐先示唆演出の実行の有無及び該分岐先示唆演出の演出パターンを決定可能とする形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、スーパーリーチθ、スーパーリーチιの変動パターンでの可変表示についても、実行するスーパーリーチのリーチ演出がリーチ演出Cである場合とリーチ演出Dである場合とで異なる割合で分岐先示唆演出の実行の有無及び該分岐先示唆演出の演出パターンを決定可能としてもよい。 In addition, in this modified example 029SG-6, as shown in FIG. 11-59, in the variable display of the variation pattern of the super reach κ, an example is given in which it is possible to determine whether or not to execute a branch destination suggestion effect and the presentation pattern of the branch destination suggestion effect at different rates when the reach presentation of the executed super reach is reach presentation C and reach presentation D, but the present invention is not limited to this, and it is also possible to determine whether or not to execute a branch destination suggestion effect and the presentation pattern of the branch destination suggestion effect at different rates when the reach presentation of the executed super reach is reach presentation C and reach presentation D for the variable display of the variation pattern of the super reach θ and super reach ι.
また、本変形例029SG-6では、リーチ演出Cの実行中に実行可能な分岐先示唆演出(発明033SGにおける第1有利結果示唆演出)とリーチ演出Dの実行中に実行可能な分岐先示唆演出(発明033SGにおける第2有利結果示唆演出)とを同一の演出態様の演出として実行可能な形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、リーチ演出Cの実行中に実行可能な分岐先示唆演出とリーチ演出Dの実行中に実行可能な分岐先示唆演出とは、異なる演出態様の演出として実行可能としてもよい。 Moreover, in this modified example 029SG-6, a form is exemplified in which a branch destination suggestion effect that can be executed during the execution of reach performance C (first advantageous outcome suggestion effect in invention 033SG) and a branch destination suggestion effect that can be executed during the execution of reach performance D (second advantageous outcome suggestion effect in invention 033SG) can be executed as effects of the same presentation type, but the present invention is not limited to this, and the branch destination suggestion effect that can be executed during the execution of reach performance C and the branch destination suggestion effect that can be executed during the execution of reach performance D can be executed as effects of different presentation types.
また、前記特徴部029SGでは、図11-5~図11-9に示すように、スーパーリーチのリーチ演出としてリーチ演出A~リーチ演出Dが実行され、リーチ演出E~リーチ演出Iのいずれかに発展せずに可変表示結果が報知される報知態様については、単にこれらリーチ演出A~リーチ演出Dのいずれかが実行されて可変表示結果が報知される報知態様(第1報知態様)が例示されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、変形例029SG-7として、スーパーリーチのリーチ演出としてリーチ演出A~リーチ演出Dが実行され、リーチ演出E~リーチ演出Iのいずれかに発展せずに可変表示結果が報知される報知態様については、前記第1報知態様に加えて、リーチ演出A~リーチ演出Dの演出結果として一旦可変表示結果がはずれであると報知された後に改めて可変表示結果が大当りであると報知される第2報知態様(所謂復活態様)を設けてもよい。 In addition, in the characteristic part 029SG, as shown in Figs. 11-5 to 11-9, the reach performance A to reach performance D are executed as the reach performance of the super reach, and the variable display result is notified without progressing to any of the reach performances E to I. In this example, a notification mode (first notification mode) is shown in which one of the reach performances A to D is executed and the variable display result is notified. However, the present invention is not limited to this. As a modified example 029SG-7, in addition to the first notification mode, a second notification mode (so-called revival mode) may be provided in which the variable display result is notified as a miss as a result of the reach performance A to reach performance D, and then the variable display result is notified as a jackpot.
尚、このように、スーパーリーチのリーチ演出としてリーチ演出A~リーチ演出Dが実行され、リーチ演出E~リーチ演出Iのいずれかに発展せずに可変表示結果が報知される報知態様として第1報知態様と第2報知態様とを設けるときは、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果(可変表示結果)が第1報知態様にて報知される場合に分岐先示唆演出がパターンZで実行される割合と、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果(可変表示結果)が第2報知態様にて報知される場合に分岐先示唆演出がパターンZで実行される割合と、が同一であってもよい。 In this way, when reach performance A to reach performance D are executed as the reach performance of the super reach, and a first notification mode and a second notification mode are provided as notification modes in which the variable display result is notified without progressing to any of reach performance E to reach performance I, the percentage of the branch destination suggestion performance being executed in pattern Z when the performance result (variable display result) of reach performance C or reach performance D is notified in the first notification mode may be the same as the percentage of the branch destination suggestion performance being executed in pattern Z when the performance result (variable display result) of reach performance C or reach performance D is notified in the second notification mode.
このように、スーパーリーチのリーチ演出としてリーチ演出A~リーチ演出Dが実行され、リーチ演出E~リーチ演出Iのいずれかに発展せずに可変表示結果が報知される報知態様として第2報知態様を設けることで、一旦可変表示結果がはずれと報知されたにもかかわらず改めて可変表示結果が大当りであると報知されることによって遊技者に意外感を与えることができる。更に、リーチ演出Cとリーチ演出Dを実行する場合の演出結果(可変表示結果)が第1報知態様で報知される場合と第2報知態様で報知される場合とで、分岐先示唆演出の実行を決定する処理を共通化することができるので、該処理に要するデータ量を抑えることができる。 In this way, by executing reach effects A to D as the reach effects of the super reach, and providing a second notification mode as a notification mode in which the variable display result is notified without progressing to any of reach effects E to I, the player can be surprised by being notified that the variable display result is a jackpot despite the variable display result having initially been notified as a miss. Furthermore, because the process for deciding to execute the branch destination suggestion effect can be made common between when the performance result (variable display result) of executing reach effects C and D is notified in the first notification mode and when it is notified in the second notification mode, the amount of data required for this process can be reduced.
尚、本変形例029SG-7では、スーパーリーチのリーチ演出としてリーチ演出A~リーチ演出Dが実行され、リーチ演出E~リーチ演出Iのいずれかに発展せずに可変表示結果が報知される報知態様として第1報知態様と第2報知態様とを設けるときは、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果(可変表示結果)が第1報知態様にて報知される場合に分岐先示唆演出がパターンZで実行される割合と、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果(可変表示結果)が第2報知態様にて報知される場合に分岐先示唆演出がパターンZで実行される割合と、が同一である形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、スーパーリーチのリーチ演出としてリーチ演出A~リーチ演出Dが実行され、リーチ演出E~リーチ演出Iのいずれかに発展せずに可変表示結果が報知される報知態様として第1報知態様と第2報知態様とを設けるときは、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果(可変表示結果)が第1報知態様にて報知される場合に分岐先示唆演出がパターンZで実行される割合と、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果(可変表示結果)が第2報知態様にて報知される場合に分岐先示唆演出がパターンZで実行される割合と、が異なっていてもよい。 In addition, in this modified example 029SG-7, when reach performance A to reach performance D are executed as the reach performance of the super reach, and a first notification mode and a second notification mode are provided as notification modes in which the variable display result is notified without progressing to any of reach performance E to reach performance I, an example is given in which the rate at which the branch destination suggestion performance is executed in pattern Z when the performance result (variable display result) of reach performance C or reach performance D is notified in the first notification mode is the same as the rate at which the branch destination suggestion performance is executed in pattern Z when the performance result (variable display result) of reach performance C or reach performance D is notified in the second notification mode. However, the present invention is not limited to this, and when reach performance A to reach performance D are executed as the reach performance of the super reach, and a first notification mode and a second notification mode are provided as notification modes in which the variable display result is notified without progressing to any of reach performance E to reach performance I, the percentage of the branch destination suggestion effect being executed in pattern Z when the performance result (variable display result) of reach performance C or reach performance D is notified in the first notification mode may be different from the percentage of the branch destination suggestion effect being executed in pattern Z when the performance result (variable display result) of reach performance C or reach performance D is notified in the second notification mode.
また、前記変形例029SG-7では、スーパーリーチのリーチ演出としてリーチ演出A~リーチ演出Dが実行され、リーチ演出E~リーチ演出Iのいずれかに発展せずに可変表示結果が報知される報知態様については、単にこれらリーチ演出A~リーチ演出Dのいずれかが実行されて可変表示結果が報知される第1報知態様と、リーチ演出A~リーチ演出Dの演出結果として一旦可変表示結果がはずれであると報知された後に改めて可変表示結果が大当りであると報知される第2報知態様と、を設ける形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、変形例029SG-8として、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dが実行され、これらリーチ演出Cまたはリーチ演出Dの演出結果として可変表示結果がはずれであることが報知された後にリーチ演出G発展報知演出とリーチ演出Gが実行され、該リーチ演出Gの演出結果として可変表示結果が大当りであることが報知される場合(スーパーリーチθ大当りの変動パターン(PB1-7)にて可変表示が実行される場合)について、該スーパーリーチθ大当りの変動パターンでの可変表示中にチャンスアップ演出が実行される割合が、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果(可変表示結果)が第2報知態様にて報知される可変表示においてチャンスアップ演出が実行される割合と異なっていてもよい。このようにすることで、リーチ演出Cやリーチ演出Dが実行される場合において可変表示結果が大当りであると報知されるまでにリーチ演出Gが実行されるか否かによってチャンスアップ演出の実行割合を異ならせることができるので、遊技興趣を向上できる。 In addition, in the modified example 029SG-7, as for the notification mode in which reach performance A to reach performance D are executed as the reach performance of the super reach, and the variable display result is notified without progressing to any of reach performance E to reach performance I, a first notification mode in which any of these reach performances A to D is executed and the variable display result is notified, and a second notification mode in which the variable display result is notified as a miss as the performance result of reach performance A to reach performance D, and then the variable display result is notified as a jackpot, are exemplified. However, the present invention is not limited to this, and as modified example 029SG-8, a form is exemplified in which reach performance C or reach performance D is executed and the variable display result is notified. is executed, and after it is notified that the variable display result of the reach performance C or reach performance D is a miss, the reach performance G development notification performance and the reach performance G are executed, and it is notified that the variable display result of the reach performance G is a jackpot (when the variable display is executed in the variable display of the super reach θ jackpot (PB1-7)), the rate at which the chance up performance is executed during the variable display in the variable display of the super reach θ jackpot may be different from the rate at which the chance up performance is executed in the variable display where the performance result (variable display result) of the reach performance C or reach performance D is notified in the second notification mode. In this way, when the reach performance C or reach performance D is executed, the execution rate of the chance up performance can be made different depending on whether the reach performance G is executed before it is notified that the variable display result is a jackpot, thereby improving the interest in the game.
更に、本変形例では、スーパーリーチθ大当りの変動パターンでの可変表示中にチャンスアップ演出が実行される割合が、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果(可変表示結果)が第2報知態様にて報知される可変表示においてチャンスアップ演出が実行される割合と異なる形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、スーパーリーチθ大当りの変動パターンでの可変表示中にチャンスアップ演出が実行される割合は、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果(可変表示結果)が第2報知態様にて報知される可変表示においてチャンスアップ演出が実行される割合と同一であってもよい。 Furthermore, in this modified example, the percentage at which the chance up effect is executed during the variable display in the variable pattern of the super reach θ jackpot is different from the percentage at which the chance up effect is executed in the variable display in which the performance result (variable display result) of the reach effect C or the reach effect D is notified in the second notification mode, but the present invention is not limited to this, and the percentage at which the chance up effect is executed during the variable display in the variable pattern of the super reach θ jackpot may be the same as the percentage at which the chance up effect is executed in the variable display in which the performance result (variable display result) of the reach effect C or the reach effect D is notified in the second notification mode.
また、前記特徴部029SGでは、図11-27に示すように、複数の演出パターンにおいて分岐先示唆演出を実行可能であり、いずれの演出パターンにて分岐先示唆演出が実行されるかに応じて高期待度リーチ演出発展報知演出が実行される割合が異なる形態を例示した。特に前記特徴部029SGでは、分岐先示唆演出が演出パターンZで実行された場合が最も高期待度リーチ演出発展報知演出が実行される割合が高い形態として例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、分岐先示唆演出が演出パターンZで実行されたときは、極めて高い割合(例えば、99%の割合)で高期待度リーチ演出発展報知演出が実行されるようにしてもよい。 In addition, in the characteristic part 029SG, as shown in FIG. 11-27, a branch destination suggestion effect can be executed in a plurality of presentation patterns, and a form is exemplified in which the rate at which a high expectation reach presentation development notification effect is executed varies depending on which presentation pattern is used to execute the branch destination suggestion effect. In particular, in the characteristic part 029SG, a form in which a branch destination suggestion effect is executed in presentation pattern Z is exemplified as a form in which a high expectation reach presentation development notification effect is executed with the highest rate, but the present invention is not limited to this, and when a branch destination suggestion effect is executed in presentation pattern Z, a high expectation reach presentation development notification effect may be executed with an extremely high rate (for example, 99%).
特に、このように、分岐先示唆演出が演出パターンZで実行されたときに極めて高い割合で高期待度リーチ演出発展報知演出が実行されるようにする場合については、分岐先示唆演出が演出パターンZで実行されたにもかかわらず高期待度リーチ演出発展報知演出が実行されない場合や、高期待度リーチ演出発展報知演出が実行されなかったにもかかわらずリーチ演出Iが実行される場合(所謂演出矛盾のパターン)を設けてもよい。尚、このような演出矛盾のパターンを設ける場合は、可変表示結果が大当りであると報知される場合においてのみ該演出矛盾のパターンにて演出パターンZでの分岐先示唆演出やリーチ演出Iを実行することによって、遊技者に意外感を与えることができるとともに、パターンZにて分岐先示唆演出が実行された場合やリーチ演出Iが実行された場合に、高期待度リーチ演出発展報知演出が実行されるか否かに対して遊技者を注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。 In particular, in the case where the high-expectation reach performance development notification performance is executed with an extremely high probability when the branch destination suggestion performance is executed in performance pattern Z, it is possible to provide a case where the high-expectation reach performance development notification performance is not executed even though the branch destination suggestion performance is executed in performance pattern Z, or a case where a reach performance I is executed even though a high-expectation reach performance development notification performance is not executed (a so-called performance contradiction pattern). Note that, when providing such a performance contradiction pattern, by executing the branch destination suggestion performance or reach performance I in performance pattern Z in the performance contradiction pattern only when the variable display result is notified that it is a jackpot, it is possible to give the player a sense of surprise, and when the branch destination suggestion performance is executed in pattern Z or when the reach performance I is executed, it is possible to draw the player's attention to whether or not the high-expectation reach performance development notification performance is executed, thereby increasing the interest in the game.
また、前記特徴部029SGでは、図11-30に示すように、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dの演出結果として可変表示結果(はずれ)が報知された後に更にリーチ演出G発展報知演出とリーチ演出Gが実行されるスーパーリーチθの変動パターンでの可変表示については、リーチ演出Cの実行決定割合とリーチ演出Dの実行決定割合とが異なっている形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、変形例029SG-10として、スーパーリーチθの変動パターンでの可変表示については、リーチ演出Cの実行決定割合とリーチ演出Dの実行決定割合とを同一としてもよい。このようにすることで、リーチ演出Cが実行される場合とリーチ演出Dが実行される場合とのどちらにおいても、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果として可変表示結果が(はずれ)が報知された後にリーチ演出発展報知演出が実行されることに対して遊技者が期待できるようになるので、遊技興趣を向上できる。 In addition, in the characteristic part 029SG, as shown in FIG. 11-30, for the variable display in the variable pattern of super reach θ, in which the variable display result (miss) is notified as the performance result of reach performance C or reach performance D, and then the reach performance G development notification performance and reach performance G are executed, the execution decision ratio of reach performance C and the execution decision ratio of reach performance D are different, but the present invention is not limited to this, and as a modified example 029SG-10, for the variable display in the variable pattern of super reach θ, the execution decision ratio of reach performance C and the execution decision ratio of reach performance D may be the same. By doing so, in both cases where reach performance C is executed and where reach performance D is executed, the player can expect that the reach performance development notification performance will be executed after the variable display result (miss) is notified as the performance result of reach performance C or reach performance D, which can increase the interest in the game.
尚、本変形例029SG-10では、スーパーリーチθの変動パターンでの可変表示について、リーチ演出Cの実行決定割合とリーチ演出Dの実行決定割合とを同一とする形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、リーチ演出Cが実行される場合とリーチ演出Dが実行される場合とのどちらにおいても、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果として可変表示結果が(はずれ)が報知された後にリーチ演出発展報知演出が実行されることに対して遊技者が期待できるといった効果を奏することが可能であれば、リーチ演出Cの実行決定割合とリーチ演出Dの実行決定割合とが小さい差(例えば、リーチ演出Cの実行決定割合とリーチ演出Dの実行決定割合の差が1%~5%程度、つまり、リーチ演出Cの実行決定割合とリーチ演出Dの実行決定割合とが略同一)で異なっていてもよい。 In addition, in this modified example 029SG-10, for the variable display in the variation pattern of super reach θ, an embodiment in which the execution decision ratio of reach performance C and the execution decision ratio of reach performance D are the same is exemplified, but the present invention is not limited to this, and in both cases in which reach performance C is executed and in which reach performance D is executed, as long as it is possible to achieve an effect in which the player can expect that the reach performance development notification performance will be executed after the variable display result (miss) is notified as the performance result of reach performance C or reach performance D, the execution decision ratio of reach performance C and the execution decision ratio of reach performance D may differ by a small difference (for example, the difference between the execution decision ratio of reach performance C and the execution decision ratio of reach performance D is about 1% to 5%, i.e., the execution decision ratio of reach performance C and the execution decision ratio of reach performance D are approximately the same).
また、前記特徴部029SGでは、図11-30に示すように、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dの演出結果として可変表示結果(はずれ)が報知された後に更にリーチ演出G発展報知演出とリーチ演出Gが実行されるスーパーリーチθの変動パターンでの可変表示については、リーチ演出Cの実行が決定された場合の大当り期待度がリーチ演出Dの実行が決定された場合の大当り期待度よりも小さい形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、変形例029SG-11として、スーパーリーチθの変動パターンでの可変表示については、リーチ演出Cの実行が決定された場合の大当り期待度とリーチ演出Dの実行が決定された場合の大当り期待度は同一であってもよい。このようにすることで、リーチ演出Cが実行される場合とリーチ演出が実行される場合とのどちらにおいても、リーチ演出G発展報知演出が実行されたときにはリーチ演出Gの演出結果として可変表示結果が大当りとなることが報知されることに対して遊技者が期待できるようになるので、遊技興趣を向上できる。 In addition, in the characteristic part 029SG, as shown in FIG. 11-30, for the variable display in the variable pattern of the super reach θ in which the variable display result (miss) is notified as the performance result of the reach performance C or the reach performance D, and then the reach performance G development notification performance and the reach performance G are executed, the jackpot expectation degree when the execution of the reach performance C is decided is smaller than the jackpot expectation degree when the execution of the reach performance D is decided, but the present invention is not limited to this, and as a modified example 029SG-11, for the variable display in the variable pattern of the super reach θ, the jackpot expectation degree when the execution of the reach performance C is decided and the jackpot expectation degree when the execution of the reach performance D is decided may be the same. In this way, in both the case where the reach performance C is executed and the case where the reach performance is executed, when the reach performance G development notification performance is executed, the player can expect that the variable display result will be a jackpot as the performance result of the reach performance G, and the interest in the game can be improved.
尚、本変形例029SG-11では、スーパーリーチθの変動パターンでの可変表示については、リーチ演出Cの実行が決定された場合の大当り期待度とリーチ演出Dの実行が決定された場合の大当り期待度とが同一となる形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、リーチ演出Cが実行される場合とリーチ演出が実行される場合とのどちらにおいても、リーチ演出G発展報知演出が実行されたときにはリーチ演出Gの演出結果として可変表示結果が大当りとなることが報知されることに対して遊技者が期待できるといった効果を奏することが可能であれば、リーチ演出Cの大当り期待度とリーチ演出Dの大当り期待度とが小さい差(例えば、リーチ演出Cの大当り期待度とリーチ演出Dの大当り期待度の差が1%~5%程度、つまり、リーチ演出Cの大当り期待度とリーチ演出Dの大当り期待度とが略同一)で異なっていてもよい。 In addition, in this modified example 029SG-11, for the variable display in the variation pattern of the super reach θ, the jackpot expectation degree when the execution of the reach performance C is decided and the jackpot expectation degree when the execution of the reach performance D is decided are the same, but the present invention is not limited to this, and in both the cases where the reach performance C is executed and the reach performance is executed, when the reach performance G development notification performance is executed, as long as it is possible to produce an effect that the player can expect that the variable display result will be a jackpot as the performance result of the reach performance G, the jackpot expectation degree of the reach performance C and the jackpot expectation degree of the reach performance D may differ by a small difference (for example, the difference between the jackpot expectation degree of the reach performance C and the jackpot expectation degree of the reach performance D is about 1% to 5%, that is, the jackpot expectation degree of the reach performance C and the jackpot expectation degree of the reach performance D are approximately the same).
また、前記特徴部029SGでは、図11-34に示すように、チャンスアップ演出を構成する演出としてリーチタイトルの赤色表示、可動体32の動作、カットイン画像029SG200の表示、操作促進画像としてのスティックコントローラ31Aの画像の表示を実行可能とし、リーチ演出E発展報知演出や高期待度リーチ演出発展報知演出の前で実行されるリーチ演出A~リーチ演出Dと、リーチ演出E発展報知演出や高期待度リーチ演出発展報知演出の前で実行されるリーチ演出E及びリーチ演出Fでリーチタイトルの赤色表示と可動体32の動作とを共通の演出として実行可能な形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、変形例029SG-12として、これらリーチタイトルの赤色表示と可動体32の動作との共通の演出がリーチ演出A~リーチ演出Fのいずれかのリーチ演出にて実行されたかに応じて大当り期待度が異なるようにしてもよい。このようにすることで、チャンスアップ演出として実行可能な演出数(チャンスアップ演出の演出パターン数)の増加を抑えつつ、リーチタイトルの赤色表示と可動体32の動作とがいずれのリーチ演出の実行中にじっこうされるかに対して遊技者を注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。
In addition, as shown in FIG. 11-34, in the characteristic part 029SG, it is possible to execute the display of the reach title in red, the movement of the
また、前記特徴部029SGでは、図11-34に示すように、可変表示結果が大当りである場合とはずれである場合とで、異なる割合でチャンスアップ演出の実行の有無と該チャンスアップ演出の演出パターンを決定可能な形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、チャンスアップ演出の実行の有無や該チャンスアップ演出の演出パターンは、リーチ演出E~リーチ演出Iのいずれかが実行されるか否かに応じて異なる割合で決定してもよい。 In addition, in the characteristic part 029SG, as shown in FIG. 11-34, an example is given in which the presence or absence of a chance up effect and the presentation pattern of the chance up effect can be determined at different rates depending on whether the variable display result is a jackpot or a miss, but the present invention is not limited to this, and the presence or absence of a chance up effect and the presentation pattern of the chance up effect can be determined at different rates depending on whether any of reach effects E to I is executed.
特に、変形例029SG-13として図11-60に示すように、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dの演出結果として可変表示結果が(はずれ)が報知されるよりも前に高期待度リーチ演出発展報知演出とリーチ演出Iが実行されるスーパーリーチκの変動パターンについては、リーチ演出Cの実行が決定されている場合とリーチ演出Dの実行が決定されている場合とで、異なる割合でチャンスアップ演出の実行の有無を決定可能としてもよい。特にスーパーリーチκの変動パターンの可変表示では、リーチ演出Dの実行が決定されている場合はリーチ演出Cの実行が決定されている場合よりも高い割合でチャンスアップ演出の実行が決定されるので、リーチ演出Dの実行が決定された場合は大当り期待度が高いことを遊技者に対して分かり易く示唆することができ、遊技興趣を向上できる。 In particular, as shown in FIG. 11-60 as modified example 029SG-13, for the variation pattern of Super Reach κ in which the high expectation reach performance development notification performance and reach performance I are executed before the variable display result (miss) is announced as the performance result of Reach performance C or Reach performance D, it may be possible to determine whether or not to execute the chance up performance at different rates when the execution of Reach performance C is decided and when the execution of Reach performance D is decided. In particular, in the variable display of the variation pattern of Super Reach κ, when the execution of Reach performance D is decided, the execution of the chance up performance is decided at a higher rate than when the execution of Reach performance C is decided, so that when the execution of Reach performance D is decided, it is possible to clearly suggest to the player that the expectation of a jackpot is high, which can increase the interest in the game.
また、前記変形例029SG-7では、リーチ演出A~リーチ演出Dの演出結果として一旦可変表示結果がはずれであると報知された後に改めて可変表示結果が大当りであると報知される第2報知態様(所謂復活態様)を設ける形態を例示したが、該第2報知態様としては、変形例029SG-14として図11-61(A)に示すように、一旦可変表示結果がはずれであると報知されてから可変表示の停止タイミングとの間において可変表示結果が大当りであることを報知する復活演出を実行してもよい。 Moreover, in the above-mentioned modified example 029SG-7, a form was exemplified in which a second notification mode (so-called revival mode) is provided in which the variable display result is once notified that it is a miss as a result of the reach effects A to D, and then the variable display result is once notified that it is a jackpot. However, as the second notification mode, as shown in FIG. 11-61(A) as modified example 029SG-14, a revival mode may be executed in which the variable display result is once notified that it is a miss and then notifies that the variable display result is a jackpot between the timing when the variable display stops.
特に、リーチ演出A~リーチ演出Dの演出結果として一旦可変表示結果がはずれであると報知された後に復活演出が実行される場合(スーパーリーチα、スーパーリーチβ、スーパーリーチγのいずれかの変動パターンにて可変表示が実行されて大当りとなる場合)については、図11-61(A)~図11-61(C)に示すように、復活演出の演出期間の長さL21を、リーチ演出Bの演出結果として一旦可変表示結果がはずれであると報知された後にリーチ演出E発展示唆演出、リーチ演出E発展報知演出、リーチ演出Eが実行される場合(スーパーリーチζの変動パターンにて可変表示が実行される場合)のリーチ演出E発展示唆演出の開始タイミングからリーチ演出Eの終了タイミング(可変表示結果報知タイミング)までの期間の長さL22や、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果として一旦可変表示結果がはずれであると報知された後にリーチ演出G発展示唆演出、リーチ演出G発展報知演出、リーチ演出Gが実行される場合(スーパーリーチθの変動パターンにて可変表示が実行される場合)のリーチ演出G発展示唆演出の開始タイミングからリーチ演出Gの終了タイミング(可変表示結果報知タイミング)までの期間の長さL23よりも短く設定することで、演出が冗長になってしまうことによる遊技興趣の低下を防止できるようにしてもよい(L22>L21、L23>21)。 In particular, in the case where the revival performance is executed after the variable display result of reach performance A to reach performance D is notified that the variable display result is a miss (when the variable display is executed in any one of the variable patterns of Super Reach α, Super Reach β, and Super Reach γ to result in a jackpot), as shown in Figures 11-61 (A) to 11-61 (C), the length L21 of the performance period of the revival performance is set to the start time of the reach performance E development suggestion performance when the variable display result of reach performance B is notified that the variable display result is a miss and then the reach performance E development notification performance, or reach performance E is executed (when the variable display is executed in the variable pattern of Super Reach ζ). By setting it shorter than the length of the period L22 from the start of the reaching performance E to the end of the reaching performance E (the variable display result notification timing), or the length of the period L23 from the start of the reaching performance G development suggestion effect to the end of the reaching performance G (the variable display result notification timing) when the reaching performance G development suggestion effect, the reaching performance G development notification effect, or the reaching performance G is executed after the variable display result of the reaching performance C or the reaching performance D is notified that it is a miss (when the variable display is executed with the variable display pattern of the super reach θ), it is possible to prevent a decrease in interest in the game due to the performance becoming redundant (L22>L21, L23>21).
更には、図11-61(A)~図11-61(C)に示すように、復活演出の演出期間の長さL21を、リーチ演出E発展示唆演出の開始タイミングからリーチ演出E発展報知演出の終了タイミングまでの期間の長さL32や、リーチ演出G発展示唆演出の開始タイミングからリーチ演出G発展報知演出の終了タイミングまでの期間の長さL33よりも短く設定することで、可変表示結果がはずれであると報知したことに対して意外性を付与することができる。 Furthermore, as shown in Figures 11-61(A) to 11-61(C), by setting the length L21 of the presentation period of the revival presentation to be shorter than the length L32 of the period from the start timing of the reach presentation E development suggestion presentation to the end timing of the reach presentation E development notification presentation, or the length L33 of the period from the start timing of the reach presentation G development suggestion presentation to the end timing of the reach presentation G development notification presentation, it is possible to add a sense of surprise to the notification that the variable display result is a miss.
また、本変形例029SG-14では、リーチ演出A~リーチ演出Dの演出結果として一旦可変表示結果がはずれであると報知された後に復活演出が実行される形態について例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、リーチ演出Aの実行中から高期待度リーチ演出発展報知演出、リーチ演出Fが実行される場合(スーパーリーチηの変動パターンにて可変表示が実行されて大当りとなる場合)、リーチ演出Cやリーチ演出Dの実行中から事前演出、前兆演出、リーチ演出H発展報知演出、リーチ演出Hが実行される場合(スーパーリーチιの変動パターンにて可変表示が実行されて大当りとなる場合)、リーチ演出Cやリーチ演出Dの実行中から事前演出、前兆演出、高期待度リーチ演出発展報知演出、リーチ演出Iが実行される場合(スーパーリーチκの変動パターンにて可変表示が実行されて大当りとなる場合)についても、復活演出が実行される場合を設けてもよい。 In addition, in this modified example 029SG-14, a form in which the variable display result is once notified that it is a miss as a result of the performance of reach performance A to reach performance D, and then a revival performance is executed is exemplified, but the present invention is not limited to this, and a revival performance may also be executed when a high expectation reach performance development notification performance or reach performance F is executed during the execution of reach performance A (when a variable display is executed in the variable pattern of super reach η and a jackpot is obtained), when a pre-performance, a precursor performance, a reach performance H development notification performance, or a reach performance H is executed during the execution of reach performance C or reach performance D (when a variable display is executed in the variable pattern of super reach ι and a jackpot is obtained), or when a pre-performance, a precursor performance, a high expectation reach performance development notification performance, or a reach performance I is executed during the execution of reach performance C or reach performance D (when a variable display is executed in the variable pattern of super reach κ and a jackpot is obtained).
尚、前記特徴部029SGに示したように、リーチ演出A~リーチ演出Dが実行されて大当りとなる割合(大当り期待度)は、リーチ演出F、リーチ演出G、リーチ演出Iが実行されて大当りとなる割合(大当り期待度)よりも低く設定されているので、可変表示結果が大当りとなる場合については、リーチ演出A~リーチ演出Dの演出結果として一旦可変表示結果がはずれであると報知された後に復活演出が実行される割合を、リーチ演出F、リーチ演出G、リーチ演出Iが実行されて大当りとなる割合よりも高く設定することによって、リーチ演出A~リーチ演出Dが実行されて可変表示結果がはずれであると報知された場合であっても復活演出が実行されることに対して遊技者を注目させることができるようにしてもよい。 As shown in the characteristic part 029SG, the probability of a jackpot being obtained when reach performance A to reach performance D are executed (the probability of a jackpot being expected) is set lower than the probability of a jackpot being obtained when reach performance F, reach performance G, or reach performance I are executed, so that in the case where the variable display result is a jackpot, the probability of a revival performance being executed after the variable display result of reach performance A to reach performance D is notified that the variable display result is a miss can be set higher than the probability of a jackpot being obtained when reach performance F, reach performance G, or reach performance I is executed, so that the player can be made to pay attention to the revival performance being executed even when reach performance A to reach performance D is executed and the variable display result is notified that the variable display result is a miss.
尚、リーチ演出Bがリーチ演出Bの演出結果として可変表示結果がはずれであると一旦報知された後にリーチ演出E発展示唆演出、リーチ演出E発展報知演出、リーチ演出Eが実行されて大当りとなる場合(スーパーリーチζの変動パターンにて可変表示が実行されて大当りとなる場合)や、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果として可変表示結果がはずれであると一旦報知された後にリーチ演出G発展示唆演出、リーチ演出G発展報知演出、リーチ演出Gが実行されて大当りとなる場合(スーパーリーチθの変動パターンにて可変表示が実行されて大当りとなる場合)についても復活演出が実行される場合を設けてもよいが、これらスーパーリーチζやスーパーリーチθの変動パターンにて可変表示が実行される場合については、復活演出前に一度可変表示結果がはずれとなることが報知されるので、リーチ演出の演出結果として可変表示結果がはずれとなることが2回以上報知されることにより演出が冗長となってしまい遊技興趣の低下を招いてしまう虞を抑えるためにも、スーパーリーチζやスーパーリーチθの変動パターンにて可変表示が実行されて大当りとなる場合については、復活演出を実行しない、あるいは、スーパーリーチα~スーパーリーチγ、スーパーリーチη、スーパーリーチιスーパーリーチκの変動パターンにて可変表示が実行されて大当りとなる場合よりも引く割合で復活演出が実行されるようにしてもよい。 In addition, in the case where the variable display result of the reach performance B is once notified that it is a miss as a performance result of the reach performance B, and then the reach performance E development suggestion performance, the reach performance E development notification performance, and the reach performance E are executed to result in a jackpot (when the variable display is executed in the variable pattern of the super reach ζ to result in a jackpot), or when the variable display result of the reach performance C or the reach performance D is once notified that it is a miss as a performance result, then the reach performance G development suggestion performance, the reach performance G development notification performance, and the reach performance G are executed to result in a jackpot (when the variable display is executed in the variable pattern of the super reach θ to result in a jackpot), a revival performance may be executed, but in these cases of the super reach ζ and the super reach When the variable display is executed in the θ variation pattern, it is notified once before the revival performance that the variable display result will be a miss. Therefore, in order to prevent the presentation from becoming redundant and reducing interest in the game due to the variable display result of the reach performance being notified twice or more, the revival performance may not be executed when the variable display is executed in the Super Reach ζ or Super Reach θ variation pattern and a jackpot is reached, or the revival performance may be executed at a lower rate than when the variable display is executed in the Super Reach α to Super Reach γ, Super Reach η, Super Reach ι, or Super Reach κ variation pattern and a jackpot is reached.
また、前記特徴部029SGでは、大当り遊技終了後に時短状態に制御可能な形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、可変表示の実行回数が特定回数(例えば、900回等)に達したことに応じて時短状態に制御可能としてもよいし、また、可変表示結果がはずれとなる場合について、一部のはずれが導出表示されたことに応じて時短状態に制御可能としてもよい。 In addition, in the characteristic section 029SG, an example was given of a form in which the time-saving state can be controlled after the end of a jackpot game, but the present invention is not limited to this, and the time-saving state can also be controlled when the number of times the variable display is executed reaches a specific number (e.g., 900 times), or when the variable display result is a miss, the time-saving state can also be controlled when a partial miss is derived and displayed.
特に、このように、可変表示の実行回数が特定回数に達したことに応じて時短状態に制御する場合や、一部のはずれが導出表示されたことに応じて時短状態に制御する場合については、前記特徴部029SGに示した高期待度リーチ演出発展報知演出や、前記変形例029SG-14に示した復活演出を実行した後に時短状態に制御される旨を報知する演出を実行してもよい。このようにすることで、可変表示の実行回数が特定回数に達したことに応じて時短状態に制御する場合や、一部のはずれが導出表示されたことに応じて時短状態に制御する場合について、高期待度リーチ演出発展報知演出や復活演出を実行することで時短状態に制御されるのか、可変表示結果が大当りであることが報知されるのか、リーチ演出I等の期待度の高いリーチ演出が実行されるのかに対して遊技者を注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。 In particular, in the case of controlling the time-saving state in response to the number of times the variable display is executed reaching a specific number, or in the case of controlling the time-saving state in response to the derivation display of some losses, a high-expectation reach performance development notification effect shown in the characteristic part 029SG or a notification effect that notifies the player that the time-saving state will be controlled after the revival effect shown in the modified example 029SG-14 is executed may be executed. In this way, in the case of controlling the time-saving state in response to the number of times the variable display is executed reaching a specific number, or in the case of controlling the time-saving state in response to the derivation display of some losses, the player can be made to pay attention to whether the time-saving state will be controlled by executing a high-expectation reach performance development notification effect or a revival effect, whether a notification that the variable display result is a jackpot will be announced, or whether a high-expectation reach performance such as reach performance I will be executed, thereby improving the interest in the game.
また、前記特徴部029SGとしては、発明029SGと発明033SGとの両方を実施する形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明029SGと発明033SGのいずれか一方のみを実施するようにしてもよい。 In addition, as characteristic part 029SG, a form in which both invention 029SG and invention 033SG are implemented is exemplified, but the present invention is not limited to this, and it is also possible to implement only one of invention 029SG and invention 033SG.
また、前記特徴部029SGでは、本発明をパチンコ遊技機1に適用する形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明はスロットマシンに適用してもよい。
In addition, in the characteristic part 029SG, an example of the present invention being applied to a
本発明は、以上に説明したものに限られるものではない。また、その具体的な構成は、上述の実施形態や後述の他の形態例に加えて、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があってもこの発明に含まれる。 The present invention is not limited to the above description. Furthermore, the specific configuration includes the above-mentioned embodiment and other examples described below, as well as modifications and additions that do not deviate from the gist of the present invention.
また、上述した実施の形態及び各変形例に示した構成、後述の形態例及び各変形例に示した構成のうち、全部又は一部の構成を任意に組み合わせることとしてもよい。 Furthermore, among the configurations shown in the embodiment and each modified example described above, and the configurations shown in the embodiment and each modified example described below, all or part of the configurations may be combined in any manner.
なお、今回開示された上述の実施形態及び後述の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。この発明の範囲は上述の説明及び後述の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等な意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。 The above-mentioned and hereinafter-described embodiments disclosed herein should be considered as illustrative in all respects and not restrictive. The scope of the present invention is indicated by the claims, not by the above-mentioned and hereinafter-described descriptions, and is intended to include all modifications equivalent to and within the scope of the claims.
本発明の遊技機としては、他にも、遊技者にとって有利な有利状態(例えば、大当り遊技状態)に制御可能な遊技機(例えば、パチンコ遊技機1)であって、前記有利状態に制御されることを示唆する示唆演出として、特別示唆演出(例えば、リーチ演出I)と該特別示唆演出よりも前記有利状態に制御される期待度が低い第1示唆演出(例えば、リーチ演出A)、第2示唆演出(例えば、リーチ演出B)、第3示唆演出(例えば、リーチ演出F)、第4示唆演出(例えば、リーチ演出E)とを含む複数種類の示唆演出を実行可能な示唆演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120が図10に示す可変表示中演出処理を実行する部分)と、前記第1示唆演出の演出結果が報知されるよりも前に特別発展演出を第1発展パターンとして実行可能であるとともに(例えば、図11-8に示すように、スーパーリーチηの変動パターンでの可変表示において、リーチ演出Aの実行中から高期待度リーチ演出発展報知演出が実行される部分)、前記第2示唆演出の演出結果として前記有利状態に制御されないことが報知された後に前記特別発展演出とは異なる特殊発展演出を第2発展パターンとして実行可能(例えば、図11-8に示すように、スーパーリーチζの変動パターンでの可変表示において、リーチ演出Bの演出結果として可変表示結果(はずれ)が一旦報知された後にリーチ演出E発展報知演出が実行される部分)な発展演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120が図10に示す可変表示中演出処理を実行する部分)と、擬似可動体表示を第1表示位置から該第1表示位置とは異なる第2表示位置に移動表示可能な表示手段と、第1位置から該第1位置とは異なる第2位置に移動可能な可動体と、演出を実行可能な演出実行手段と、を備え、前記示唆演出実行手段は、前記発展演出実行手段によって前記第1発展パターンが実行されたときは、前記特別発展演出の実行後において前記第1示唆演出よりも前記期待度の高い前記第3示唆演出を実行可能であり(例えば、図11-8に示すように、スーパーリーチηの変動パターンの可変表示において、リーチ演出Aの実行中から高期待度リーチ演出発展報知演出が実行され、更にリーチ演出Fが実行される部分)、前記発展演出実行手段によって前記第2発展パターンが実行されたときは、前記特殊発展演出の実行後において前記第4示唆演出を実行可能であり(例えば、図11-8に示すように、スーパーリーチζの変動パターンでの可変表示において、リーチ演出Bの演出結果として可変表示結果(はずれ)が一旦報知された後にリーチ演出E発展報知演出が実行され、更にリーチ演出Eが実行される部分)、前記特別発展演出の演出期間は、前記特殊発展演出の演出期間よりも長く(例えば、図11-8及び図11-9に示すように、高期待度リーチ演出発展報知演出の実行期間の長さL7はリーチ演出E発展報知演出の実行期間の長さL6bよりも長い部分)、前記特別発展演出は、演出画像の視認性が低下する第1次演出(例えば、図11-10及び図11-55に示すブラックアウト演出)と、該第1次演出の後に実行される演出であって前段情報が視認可能に表示される第2次演出(例えば、図11-10及び図11-55に示す前段演出)と、該第2次演出の後に実行される演出であって前記前段情報よりも強調度合いが高い後段情報が視認可能に表示される第3次演出(例えば、図11-10及び図11-55に示す後段演出)と、を含み、前記特別発展演出が実行されてから前記有利状態に制御されることが報知されるまでの期間よりも、前記特殊発展演出が実行されてから前記有利状態に制御されることが報知されるまでの期間の方が短く(例えば、図11-8及び図11-9に示すように、高期待度リーチ演出発展報知演出開始タイミングからリーチ演出Iの終了タイミング(可変表示結果の報知タイミング)までの期間の長さL13と、高期待度リーチ演出発展報知演出の開始タイミングからリーチ演出Fの終了タイミングまでの期間の長さL12とは、リーチ演出E発展報知演出開始タイミングからリーチ演出Eの終了タイミング(可変表示結果の報知タイミング)までの期間の長さL11よりも長く設定されている部分)、前記演出実行手段は、前記擬似可動体表示を前記第1表示位置から前記第2表示位置に移動表示させる擬似可動体表示演出と、前記可動体を前記第1位置から前記第2位置に移動させる可動体演出と、を実行可能であり、前記演出実行手段により所定期間において前記可動体演出と前記擬似可動体表示演出とが実行されるときの方が、前記演出実行手段により前記所定期間において前記可動体演出が実行されずに前記擬似可動体表示演出が実行されるときよりも前記有利状態に制御される割合が高い遊技機が挙げられる。
The gaming machine of the present invention may also be a gaming machine (e.g., pachinko gaming machine 1) that can be controlled to a favorable state (e.g., a jackpot gaming state) that is advantageous to the player, and has a suggestion effect execution means (e.g., a multi-function peripheral) that can execute a plurality of suggestion effects, including a special suggestion effect (e.g., reach effect I) and a first suggestion effect (e.g., reach effect A), a second suggestion effect (e.g., reach effect B), a third suggestion effect (e.g., reach effect F), and a fourth suggestion effect (e.g., reach effect E), which have a lower expectation of being controlled to the favorable state than the special suggestion effect, as suggestion effects that suggest that the game will be controlled to the favorable state. 10), and a special development effect can be executed as a first development pattern before the result of the first suggestive effect is notified (for example, as shown in FIG. 11-8, in the variable display in the variable pattern of the super reach η, a high expectation reach effect development notification effect is executed from the execution of the reach effect A), and a special development effect different from the special development effect can be executed as a second development pattern after it is notified that the advantageous state will not be controlled as a result of the second suggestive effect (for example, For example, as shown in FIG. 11-8, in a variable display in a variable pattern of a super reach ζ, a variable display result (miss) is once notified as a result of the reach performance B, and then a reach performance E development notification performance is executed. The present invention is provided with a development performance execution means (for example, a portion where the
このような構成によれば、特殊発展演出の実行後において第4示唆演出が実行される場合については、有利状態に制御されることが報知されるまでの期間が過度に長期化することによる遊技興趣の低下を抑制することができるとともに、特別発展演出の実行後において特別示唆演出が実行される場合については、有利状態に制御されることが報知されるまでに好適に遊技者を特別示唆演出に注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。また、可動体演出と擬似可動体表示演出とが実行されることに遊技者を注目させることができる。 With this configuration, when the fourth suggestion effect is executed after the special development effect is executed, it is possible to prevent a decrease in interest in the game caused by an excessively long period of time until control to an advantageous state is notified, and when the special suggestion effect is executed after the special development effect is executed, it is possible to preferably draw the player's attention to the special suggestion effect before control to an advantageous state is notified, thereby increasing interest in the game. In addition, it is possible to draw the player's attention to the execution of the moving body effect and the pseudo moving body display effect.
つまり、発展演出の種類によって演出期間の長さ、および発展演出が実行されてから有利状態に制御されることが報知されるまでの期間が変化し、発展演出の種類に応じて適度な長さの演出期間で発展演出および有利状態に制御されることの報知が実行されるので、遊技興趣を向上できるとともに、遊技者は、擬似可動体表示演出が実行されるときに可動体演出が実行されることを期待して演出に注目することになるので、演出の興趣を向上できる。すなわち、遊技場に設置したときに適度な長さの演出期間で複数種類の発展演出を実行でき遊技者の興味をひきやすい遊技機を提供することができる。 In other words, the length of the presentation period and the period from when the development presentation is executed until control to an advantageous state is notified vary depending on the type of development presentation, and the development presentation and the notification of control to an advantageous state are executed in a presentation period of appropriate length depending on the type of development presentation, which increases interest in the game, and also increases interest in the presentation because players will pay attention to the presentation when the pseudo moving body display presentation is executed in the hope that a moving body presentation will be executed. In other words, it is possible to provide a gaming machine that can execute multiple types of development presentations in a presentation period of appropriate length when installed in an amusement facility, and that is likely to attract players' interest.
さらに、発展演出による遊技興趣を向上させることができ、また、可動体演出と擬似可動体表示演出とが実行されることに遊技者を注目させることができる遊技機の形態の一例として、遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、擬似可動体表示を第1表示位置から該第1表示位置とは異なる第2表示位置に移動表示可能な表示手段と、第1位置から該第1位置とは異なる第2位置に移動可能な可動体と、演出を実行可能な演出実行手段と、を備え、前記演出実行手段は、前記擬似可動体表示を前記第1表示位置から前記第2表示位置に移動表示させる擬似可動体表示演出と、前記可動体を前記第1位置から前記第2位置に移動させる可動体演出と、を実行可能であり、前記演出実行手段により所定期間において前記可動体演出と前記擬似可動体表示演出とが実行されるときの方が、前記演出実行手段により前記所定期間において前記可動体演出が実行されずに前記擬似可動体表示演出が実行されるときよりも前記有利状態に制御される割合が高い遊技機が挙げられる。以下に、これらの遊技機の形態例の一例を他の形態例として説明する。 Furthermore, an example of a form of gaming machine that can increase the interest in playing through the development presentation and can draw the player's attention to the execution of the movable body presentation and the pseudo-movable body display presentation is a gaming machine that can be controlled to an advantageous state that is advantageous to the player, and is equipped with a display means capable of moving and displaying the pseudo-movable body display from a first display position to a second display position different from the first display position, a movable body that can be moved from the first position to a second position different from the first position, and a presentation execution means capable of executing a presentation, wherein the presentation execution means is capable of executing a pseudo-movable body display presentation that moves and displays the pseudo-movable body display from the first display position to the second display position, and a movable body presentation that moves the movable body from the first position to the second position, and the gaming machine is more likely to be controlled to the advantageous state when the presentation execution means executes the movable body presentation and the pseudo-movable body display presentation during a specified period of time than when the presentation execution means executes the pseudo-movable body display presentation without executing the movable body presentation during the specified period of time. Below, we will explain one example of the form of these gaming machines as well as other examples.
(特徴部241SG形態)
形態1の遊技機は、
遊技が可能な遊技機(例えば、パチンコ遊技機1)であって、
擬似可動体表示を第1表示位置から該第1表示位置とは異なる第2表示位置に移動表示可能な表示手段(例えば、演出制御用CPU120が、画像表示装置5にて第1擬似可動体表示Z100を第1初期表示位置から第1演出表示位置に移動表示可能な部分)と、
第1位置から該第1位置とは異なる第2位置に移動可能な可動体(例えば、原点位置から演出位置に移動可能な搭載可動体32)と、
を備え、
前記擬似可動体表示が前記第1表示位置から前記第2表示位置に移動表示する方向と、前記可動体が前記第1位置から前記第2位置に移動する方向と、は共通の方向であり(例えば、第1擬似可動体表示Z100が第1初期表示位置から第1演出表示位置まで移動する方向と、搭載可動体32が原点位置から演出位置まで移動する方向と、は共通の下方向)、
前記擬似可動体表示の前記第1表示位置から前記第2表示位置への移動表示の方が、前記可動体の前記第1位置から前記第2位置への移動よりも速い(例えば、第1擬似可動体表示Z100の単位時間TL2あたりの移動量L2は、搭載可動体32の単位時間TL2あたりの移動量L1Aよりも大きい。図12-37参照)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、擬似可動体表示により可動体の移動よりも速いインパクトのある演出を行うことができることで、遊技者に驚きを与えることができる。
(Feature 241SG form)
The gaming machine of
A gaming machine (e.g., a pachinko gaming machine 1) capable of playing a game,
A display means capable of moving and displaying the pseudo-movable body display from a first display position to a second display position different from the first display position (for example, a part in which the
A movable body that can be moved from a first position to a second position different from the first position (for example, a mounted
Equipped with
The direction in which the pseudo-movable body display moves from the first display position to the second display position and the direction in which the movable body moves from the first position to the second position are a common direction (for example, the direction in which the first pseudo-movable body display Z100 moves from the first initial display position to the first performance display position and the direction in which the mounted
The movement display of the pseudo movable body display from the first display position to the second display position is faster than the movement of the movable body from the first position to the second position (for example, the movement amount L2 per unit time TL2 of the first pseudo movable body display Z100 is greater than the movement amount L1A per unit time TL2 of the mounted
It is characterized by the following.
According to this feature, the pseudo movable body display can produce an impressive effect that is faster than the movement of the movable body, giving the player a sense of surprise.
形態2の遊技機は、
遊技が可能な遊技機(例えば、パチンコ遊技機1)であって、
擬似可動体表示を表示可能な表示手段(例えば、演出制御用CPU120が、画像表示装置5にて第1擬似可動体表示Z100を表示可能な部分)を備え、
前記擬似可動体表示は、第1位置(例えば、第1原点位置)から該第1位置とは異なる第2位置(例えば、第1演出位置)に移動したときに所定の移動量の反動動作が行われる可動体(例えば、第1非搭載可動体M100)を模した表示であり、
前記表示手段は、前記擬似可動体表示を前記第1位置に対応する第1表示位置から前記第2位置に対応する第2表示位置に移動表示可能であり(例えば、演出制御用CPU120が、画像表示装置5にて第1擬似可動体表示Z100を第1原点位置に対応する第1初期表示位置と、第1演出位置に対応する第1演出表示位置との間で上下方向に移動表示可能である部分)、
前記擬似可動体表示は、前記第1表示位置から前記第2表示位置に移動表示したときに特定の移動量の反動動作表示を行い(例えば、演出制御用CPU120が、第1擬似可動体表示Z100を第1初期表示位置から第1演出表示位置に移動表示して該第1演出表示位置に停止表示するときに、所定の移動量の反動動作表示(跳ね返り表示)を行う部分)、
前記特定の移動量の方が、前記所定の移動量よりも大きい(例えば、第1擬似可動体表示Z100が第1初期表示位置から第1演出表示位置に移動表示したときに行われる1回目の反動動作表示の移動量L12の方が、第1非搭載可動体M100が第1原点位置から第1演出位置に移動表示したときに行われる1回目の反動動作表示の移動量L13よりも多い。図12-38参照)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、擬似可動体表示により、可動体を搭載せずとも可動体と同じような演出を擬似的に実現することができるとともに、可動体が第2位置に移動したときに生じる反動動作を誇張した態様により表示することで、遊技者の印象に残る演出を提供することができる。
The gaming machine of
A gaming machine (e.g., a pachinko gaming machine 1) capable of playing a game,
A display means capable of displaying a pseudo-movable body display (for example, a portion where the
The pseudo movable body display is a display simulating a movable body (e.g., a first non-mounted movable body M100) that undergoes a recoil action of a predetermined amount of movement when moved from a first position (e.g., a first origin position) to a second position (e.g., a first performance position) different from the first position,
The display means is capable of moving and displaying the pseudo-movable body display from a first display position corresponding to the first position to a second display position corresponding to the second position (for example, a portion in which the
The pseudo-movable body display performs a recoil movement display of a specific amount of movement when it is moved from the first display position to the second display position (for example, a portion that performs a recoil movement display (bouncing display) of a specific amount of movement when the
The specific movement amount is greater than the predetermined movement amount (for example, the movement amount L12 of the first recoil movement display performed when the first pseudo-movable body display Z100 is moved from the first initial display position to the first performance display position is greater than the movement amount L13 of the first recoil movement display performed when the first non-mounted movable body M100 is moved from the first origin position to the first performance position. See FIG. 12-38).
It is characterized by the following.
According to this feature, the pseudo-movable body display makes it possible to simulate an effect similar to that of a movable body without having to mount a movable body, and by displaying in an exaggerated manner the recoil action that occurs when the movable body moves to the second position, it is possible to provide an effect that will leave a lasting impression on the player.
形態3の遊技機は、
遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機(例えば、パチンコ遊技機1)であって、
擬似可動体表示を第1表示位置から該第1表示位置とは異なる第2表示位置に移動表示可能な表示手段(例えば、演出制御用CPU120が、画像表示装置5にて第1擬似可動体表示Z100を第1初期表示位置から第1演出表示位置に移動表示可能な部分)と、
第1位置から該第1位置とは異なる第2位置に移動可能な可動体(例えば、原点位置から演出位置に移動可能な搭載可動体32)と、
演出を実行可能な演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120)と、
を備え、
前記演出実行手段は、
前記擬似可動体表示を前記第1表示位置から前記第2表示位置に移動表示させる擬似可動体表示演出(例えば、演出制御用CPU120が、第1擬似可動体表示Z100を第1初期表示位置から第1演出表示位置に移動表示可能な部分)と、
前記可動体を前記第1位置から前記第2位置に移動させる可動体演出(例えば、演出制御用CPU120が、搭載可動体32を原点位置から演出位置に移動可能な部分)と、
を実行可能であり、
前記演出実行手段により所定期間において前記可動体演出と前記擬似可動体表示演出とが実行されるときの方が、前記演出実行手段により前記所定期間において前記可動体演出が実行されずに前記擬似可動体表示演出が実行されるときよりも前記有利状態に制御される割合が高い(例えば、スーパーリーチβまたはスーパーリーチγの変動パターンに基づく図柄の可変表示期間において、搭載可動体32を用いた発展演出Aと第2擬似可動体表示Z200を用いた発展演出Bとが実行されるときの方が、発展演出Aが実行されずに発展演出Bが実行されるときよりも大当り遊技状態に制御される割合(大当り期待度)が高い。図12-11参照)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、可動体演出と擬似可動体表示演出とが実行されることに遊技者を注目させることができる。
The gaming machine of
A gaming machine (e.g., a pachinko gaming machine 1) that can be controlled to an advantageous state that is advantageous to a player,
A display means capable of moving and displaying the pseudo-movable body display from a first display position to a second display position different from the first display position (for example, a part in which the
A movable body that can be moved from a first position to a second position different from the first position (for example, a mounted
A performance execution means (e.g., a performance control CPU 120) capable of executing a performance;
Equipped with
The performance execution means includes:
A pseudo-movable body display performance in which the pseudo-movable body display is moved and displayed from the first display position to the second display position (for example, a portion in which the
A movable body performance that moves the movable body from the first position to the second position (for example, a part where the
It is possible to execute
When the performance execution means executes the movable body performance and the pseudo-movable body display performance during a predetermined period, the probability of being controlled to the advantageous state is higher than when the performance execution means executes the pseudo-movable body display performance without executing the movable body performance during the predetermined period (for example, during a variable display period of a pattern based on a fluctuation pattern of a super reach β or a super reach γ, when a development performance A using the mounted
It is characterized by the following.
According to this feature, it is possible to draw the player's attention to the execution of the movable body effect and the pseudo movable body display effect.
形態4の遊技機は、
遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機(例えば、パチンコ遊技機1)であって、
擬似可動体表示を第1表示位置から該第1表示位置とは異なる第2表示位置に移動表示可能な表示手段(例えば、演出制御用CPU120が、画像表示装置5にて第2擬似可動体表示Z200を第1特定初期表示位置から第1特定演出表示位置に移動表示可能な部分)と、
演出を実行可能な演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120)と、
を備え、
前記演出実行手段は、
前記擬似可動体表示が表示されることにより前記有利状態に制御されることを示唆する特別示唆演出(例えば、可変表示結果が大当りになる可能性(期待度)を予告する予告演出A)と、
遊技者にとって有利な内容を報知する報知演出(例えば、強スーパーリーチ演出に発展することを報知する発展演出B)と、
前記報知演出の前に実行され、前記報知演出に関連する報知関連画像(例えば、キャラクタ画像Z310)が表示されることにより前記報知演出が実行されることを示唆する所定演出(例えば、発展演出Bが実行される可能性を示唆する発展示唆演出)と、
を実行可能であり、
前記所定演出において、前記報知演出が実行される期待度が異なる複数の態様(例えば、パターンPS-1~PS1-4)のいずれかにより前記擬似可動体表示が表示され、
前記表示手段は、
前記特別示唆演出において、前記擬似可動体表示を前記第1表示位置から前記第2表示位置に移動表示した後、該第2表示位置から前記第1表示位置に移動表示してから非表示とし(図12-25(C)~(F)参照)、
前記所定演出において、前記擬似可動体表示を前記第2表示位置に表示した後、該第2表示位置から前記第1表示位置への移動表示を行うことなく非表示とし(図12-26(A)~(J)、図12-27(A)参照)、
前記報知演出を実行する前であって前記第2表示位置に表示している前記擬似可動体表示を非表示とするときに、前記第2表示位置を含む表示領域に前記報知関連画像(例えば、キャラクタ画像Z310)を表示可能である(図12-26(F)~(J)、図12-27(A)参照)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、特別示唆演出では、擬似可動体表示が構造物としての可動体と同じように移動表示するので、遊技者に違和感を与えることなく有利状態に制御されるか否かに注目させることができる一方で、所定演出では、擬似可動体表示が可動体と同じように移動表示することよりも報知関連画像の表示を優先して第2表示位置から第1表示位置へ戻すことなく非表示とするため、報知演出の実行の示唆に遊技者を注目させることができる。
The gaming machine of
A gaming machine (e.g., a pachinko gaming machine 1) that can be controlled to an advantageous state that is advantageous to a player,
A display means capable of moving and displaying the pseudo-movable body display from a first display position to a second display position different from the first display position (for example, a part in which the
A performance execution means (e.g., a performance control CPU 120) capable of executing a performance;
Equipped with
The performance execution means includes:
A special suggestion effect (for example, a notice effect A that predicts the possibility (expectation) that the variable display result will be a jackpot) that suggests that the pseudo-movable body display will be controlled to the advantageous state by being displayed;
A notification effect that notifies the player of advantageous content (for example, a development effect B that notifies the player of the development of a strong super reach effect);
A predetermined presentation (for example, a development suggestion presentation suggesting the possibility that a development presentation B will be executed) that is executed before the notification presentation and suggests that the notification presentation will be executed by displaying a notification-related image (for example, a character image Z310) related to the notification presentation;
It is possible to execute
In the predetermined performance, the pseudo movable body display is displayed in one of a plurality of modes (for example, patterns PS-1 to PS1-4) having different expectations of the execution of the notification performance,
The display means includes:
In the special suggestion performance, the pseudo-movable object display is moved from the first display position to the second display position, then moved from the second display position to the first display position, and then hidden (see Figures 12-25 (C) to (F)),
In the predetermined performance, the pseudo movable body display is displayed at the second display position, and then is hidden without being moved from the second display position to the first display position (see Figs. 12-26(A) to (J), Fig. 12-27(A)),
Before executing the notification performance, when the pseudo-movable body display displayed at the second display position is made invisible, the notification-related image (e.g., character image Z310) can be displayed in a display area including the second display position (see Figs. 12-26(F) to (J), Fig. 12-27(A)).
It is characterized by the following.
According to this feature, in the special suggestion performance, the pseudo-movable body display is displayed moving in the same way as a movable body as a structure, so that the player can focus on whether or not it will be controlled to an advantageous state without feeling any discomfort, whereas in the specified performance, the display of the notification-related image is prioritized over the pseudo-movable body display moving in the same way as a movable body, and the image is hidden without returning from the second display position to the first display position, so that the player can focus on the suggestion that the notification performance will be executed.
形態5の遊技機は、
遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機(例えば、パチンコ遊技機1)であって、
擬似可動体表示を第1表示位置から該第1表示位置とは異なる第2表示位置に移動表示可能な表示手段(例えば、演出制御用CPU120が、第1擬似可動体表示Z100を第1初期表示位置から第1演出表示位置に移動表示可能な部分や、画像表示装置5にて第2擬似可動体表示Z200を第1特定初期表示位置から第1特定演出表示位置に移動表示可能な部分)と、
演出を実行可能な演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120)と、
を備え、
前記演出実行手段は、
前記有利状態に制御されることを報知する特別演出(例えば、大当り遊技状態に制御されるか否かを報知する決め演出)と、
前記特別演出が実行される前に前記特別演出が実行されることを示唆する特定演出(例えば、強スーパーリーチ演出に発展して決め演出が実行されることを報知する発展演出B)と、
を実行可能であり、
前記表示手段は、
前記特定演出と前記特別演出とにおいて前記擬似可動体表示の移動表示が可能であり、
前記特定演出において前記擬似可動体表示を移動表示する場合に、前記擬似可動体表示を前記第1表示位置から前記第2表示位置に移動表示させた後、該第2表示位置から前記第1表示位置に移動表示させることなく非表示とするとともに、前記特別演出の実行を示唆する示唆画像(例えば、リーチタイトル画像Z51の表示開始時の態様)を、前記第2表示位置を含む表示領域に表示可能であり(図12-27(B)(D)~(F)参照)、
前記特別演出において前記擬似可動体表示を移動表示する場合に、前記擬似可動体表示を前記第1表示位置から前記第2表示位置に移動表示させた後、該第2表示位置から前記第1表示位置に移動表示させてから非表示とする(図12-30(A)~(F)参照)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、特別演出が実行される前は、擬似可動体表示が構造物としての可動体と同じように移動表示することよりも示唆画像の表示を優先して第2表示位置から第1表示位置へ戻すことなく非表示とするため、特別演出の実行の示唆に遊技者を注目させることができる一方で、特別演出では、擬似可動体表示が可動体と同じように移動表示するので、遊技者に違和感を与えることなく遊技者にとって有利な内容の報知に注目させることができる。
The gaming machine of
A gaming machine (e.g., a pachinko gaming machine 1) that can be controlled to an advantageous state that is advantageous to a player,
a display means capable of moving and displaying the pseudo-movable body display from a first display position to a second display position different from the first display position (for example, a portion in which the
A performance execution means (e.g., a performance control CPU 120) capable of executing a performance;
Equipped with
The performance execution means includes:
A special effect that notifies the player that the game will be controlled to the advantageous state (for example, a deciding effect that notifies the player whether the game will be controlled to a jackpot game state);
A specific effect (for example, a development effect B that develops into a strong super reach effect and notifies the player that a deciding effect will be executed) that suggests that the special effect will be executed before the special effect is executed;
It is possible to execute
The display means includes:
The pseudo movable body display can be moved and displayed in the specific performance and the special performance,
When the pseudo-movable object display is moved and displayed in the specific performance, the pseudo-movable object display is moved and displayed from the first display position to the second display position, and then is hidden without being moved and displayed from the second display position to the first display position, and a suggestive image suggesting the execution of the special performance (for example, the state at the start of the display of the reach title image Z51) can be displayed in a display area including the second display position (see Figures 12-27 (B) (D) to (F)),
When the pseudo-movable object display is moved and displayed in the special performance, the pseudo-movable object display is moved and displayed from the first display position to the second display position, and then moved and displayed from the second display position to the first display position, and then hidden (see Figures 12-30 (A) to (F)).
It is characterized by the following.
According to this feature, before a special effect is executed, the pseudo-movable body display is hidden without returning from the second display position to the first display position, prioritizing the display of the suggestive image over moving in the same way as a movable body as a structure, so that the player can be drawn to the suggestion that a special effect will be executed, while during the special effect, the pseudo-movable body display is moved in the same way as a movable body, so that the player can be drawn to the notification of content that is advantageous to the player without feeling uncomfortable.
形態6の遊技機は、
遊技が可能な遊技機(例えば、パチンコ遊技機1)であって、
擬似可動体表示を第1表示位置から該第1表示位置とは異なる第2表示位置に移動表示可能な表示手段(例えば、演出制御用CPU120が、第1擬似可動体表示Z100を第1初期表示位置から第1演出表示位置に移動表示可能な部分)を備え、
前記表示手段は、
前記擬似可動体表示を前記第1表示位置から中間表示位置(例えば、第1中間表示位置)を経て前記第2表示位置に移動表示し、
前記擬似可動体表示の前記第1表示位置から前記第2表示位置への移動表示を、表示フレーム毎に、前記第1表示位置、前記中間表示位置、及び前記第2表示位置の順に行い(図12-40(A)~(C)参照)、
前記第1表示位置、前記中間表示位置、及び前記第2表示位置を含む表示領域で、前記擬似可動体表示の移動表示を強調する特定画像(例えば、ガラスがひび割れて複数のガラス破片を示す画像Z71Aが飛び散る態様のエフェクト画像Z71)を表示可能である(図12-31参照)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、擬似可動体表示を、視認性を低下させることなく速く移動表示させることができるとともに、移動表示を特定画像により強調することで移動表示を遊技者に好適に印象付けることができる。
The gaming machine of
A gaming machine (e.g., a pachinko gaming machine 1) capable of playing a game,
A display means capable of moving and displaying the pseudo-movable body display from a first display position to a second display position different from the first display position (for example, a portion in which the
The display means includes:
The pseudo movable body display is moved from the first display position to an intermediate display position (e.g., a first intermediate display position) and then to the second display position;
The pseudo movable body display is moved from the first display position to the second display position in the order of the first display position, the intermediate display position, and the second display position for each display frame (see FIGS. 12-40(A) to 12-40(C));
In a display area including the first display position, the intermediate display position, and the second display position, a specific image that emphasizes the movement display of the pseudo-movable body display (for example, an effect image Z71 in which glass is cracked and an image Z71A showing a plurality of glass fragments is scattered) can be displayed (see FIG. 12-31 ).
It is characterized by the following.
According to this feature, the pseudo-movable object display can be displayed moving quickly without reducing visibility, and the moving display can be emphasized with a specific image, making a good impression on the player.
形態7の遊技機は、
遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機(例えば、パチンコ遊技機1)であって、
第1擬似可動体表示と該第1擬似可動体表示とは異なる第2擬似可動体表示とを含む擬似可動体表示を表示可能な表示手段(例えば、演出制御用CPU120が、第1擬似可動体表示Z100を第1初期表示位置から第1演出表示位置に移動表示可能な部分や、画像表示装置5にて第2擬似可動体表示Z200を第1特定初期表示位置から第1特定演出表示位置に移動表示可能な部分)を備え、
前記第1擬似可動体表示は、第1表示位置から該第1表示位置とは異なる第2表示位置に移動表示可能であり(図12-16(B)参照)、
前記第2擬似可動体表示は、第1所定表示位置から該第1所定表示位置とは異なる第2所定表示位置に移動表示可能であり(図12-16(C)参照)、
前記表示手段は、
前記第1擬似可動体表示を前記第1表示位置から中間表示位置(例えば、第1中間表示位置)を経て前記第2表示位置へ移動表示し(図12-40(A)~(C)参照)、
前記第1擬似可動体表示の前記第1表示位置から前記第2表示位置への移動表示を、表示フレーム毎に、前記第1表示位置、前記中間表示位置、及び前記第2表示位置の順に行い(図12-40(A)~(C)参照)、
前記第1擬似可動体表示の前記第1表示位置から前記第2表示位置への移動表示と、前記第2擬似可動体表示の前記第1所定表示位置から前記第2所定表示位置への移動表示とで、速度が異なり(例えば、第1擬似可動体表示Z100の第1初期表示位置から第1演出表示位置までの移動表示の方が、第2擬似可動体表示Z200の第1特定初期表示位置から第1特定演出表示位置までの移動表示よりも速い。図12-40参照)、
前記第1擬似可動体表示が前記第1表示位置から前記第2表示位置に移動表示されるときと、前記第2擬似可動体表示が前記第1所定表示位置から前記第2所定表示位置に移動表示されるときとで、前記有利状態に制御される割合が異なる(例えば、予告演出Bにおいて、第1擬似可動体表示Z100が第1初期表示位置から第1演出表示位置に移動表示されるパターンPBY-3や第2初期表示位置から第2演出表示位置に移動表示されるパターンPBY-4が実行されるときと、第2擬似可動体表示Z200が第2特定初期表示位置から第2中間演出表示位置に移動表示されるパターンPBY-1や第2特定演出表示位置に移動表示されるパターンPBY-2が実行されるときとで、大当り遊技状態に制御される割合(大当り期待度)が異なる。図12-10、図12-20(B)参照)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第1擬似可動体表示と第2擬似可動体表示のいずれが移動表示されるかに遊技者を注目させることができるとともに、有利状態に制御される割合が異なる第1擬似可動体表示と第2擬似可動体表示とを、移動表示の速さの違いにより遊技者に認識させることができる。
The gaming machine of
A gaming machine (e.g., a pachinko gaming machine 1) that can be controlled to an advantageous state that is advantageous to a player,
The display means is capable of displaying pseudo-movable body displays including a first pseudo-movable body display and a second pseudo-movable body display different from the first pseudo-movable body display (for example, a portion in which the
The first pseudo movable body display can be moved from a first display position to a second display position different from the first display position (see FIG. 12-16(B) );
The second pseudo movable body display can be moved from a first predetermined display position to a second predetermined display position different from the first predetermined display position (see FIG. 12-16(C) );
The display means includes:
The first pseudo movable body display is moved from the first display position to an intermediate display position (e.g., a first intermediate display position) and then to the second display position (see FIGS. 12-40(A) to 12-40(C));
The first pseudo movable body display is moved from the first display position to the second display position in the order of the first display position, the intermediate display position, and the second display position for each display frame (see FIGS. 12-40(A) to 12-40(C));
The speed of the movement display of the first pseudo-movable body display from the first display position to the second display position is different from the speed of the movement display of the second pseudo-movable body display from the first predetermined display position to the second predetermined display position (for example, the movement display of the first pseudo-movable body display Z100 from the first initial display position to the first performance display position is faster than the movement display of the second pseudo-movable body display Z200 from the first specific initial display position to the first specific performance display position. See FIG. 12-40).
The proportion of the first pseudo movable body display being controlled to the advantageous state is different when the first pseudo movable body display is moved from the first display position to the second display position and when the second pseudo movable body display is moved from the first predetermined display position to the second predetermined display position (for example, in the preview performance B, when a pattern PBY-3 in which the first pseudo movable body display Z100 is moved from the first initial display position to the first performance display position or a pattern PBY-4 in which the second pseudo movable body display Z200 is moved from the second specific initial display position to the second intermediate performance display position or a pattern PBY-2 in which the second pseudo movable body display Z200 is moved from the second specific initial display position to the second intermediate performance display position is executed, the proportion of the second pseudo movable body display being controlled to the jackpot game state (the jackpot expectation degree) is different. See FIG. 12-10 and FIG. 12-20 (B)).
It is characterized by the following.
According to this feature, it is possible to draw the player's attention to whether the first pseudo-movable body display or the second pseudo-movable body display is displayed moving, and it is also possible for the player to recognize that the first pseudo-movable body display and the second pseudo-movable body display have different rates of being controlled to an advantageous state by the difference in the speed of their moving display.
形態8の遊技機は、形態1~7のいずれかに記載の遊技機であって、
第1位置(例えば、第1原点位置)から該第1位置とは異なる第2位置(例えば、第1演出位置)に移動可能な可動体(例えば、第1非搭載可動体M100)を備え、
前記可動体を前記第1位置から前記第2位置に移動したときに一定の移動量の反動動作が行われ(図12-36参照)、
前記擬似可動体表示を前記第1表示位置から前記第2表示位置に移動表示したときに特定の移動量の反動動作表示が行われ(図12-36参照)、
前記特定の移動量の方が、前記一定の移動量よりも大きい(例えば、第1擬似可動体表示Z100が第1初期表示位置から第1演出表示位置に移動表示したときに行われる1回目の反動動作表示の移動量L12の方が、第1非搭載可動体M100が第1原点位置から第1演出位置に移動表示したときに行われる1回目の反動動作表示の移動量L13よりも多い。図12-38参照)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、擬似可動体表示により、可動体を搭載せずとも可動体と同じような演出を擬似的に実現することができるとともに、可動体が第2位置に移動したときに生じる反動動作を誇張した態様により表示することで、遊技者の印象に残る演出を提供することができる。
The gaming machine of aspect 8 is the gaming machine according to any one of
A movable body (e.g., a first non-mounted movable body M100) that can move from a first position (e.g., a first origin position) to a second position (e.g., a first performance position) different from the first position,
When the movable body is moved from the first position to the second position, a certain amount of recoil motion is performed (see FIG. 12-36 ).
When the pseudo movable body display is moved from the first display position to the second display position, a reaction movement display of a specific amount of movement is performed (see FIG. 12-36 ).
The specific movement amount is greater than the constant movement amount (for example, the movement amount L12 of the first recoil movement display performed when the first pseudo-movable body display Z100 is moved from the first initial display position to the first performance display position is greater than the movement amount L13 of the first recoil movement display performed when the first non-mounted movable body M100 is moved from the first origin position to the first performance position. See Figure 12-38).
It is characterized by the following.
According to this feature, the pseudo-movable body display makes it possible to simulate an effect similar to that of a movable body without having to mount a movable body, and by displaying in an exaggerated manner the recoil action that occurs when the movable body moves to the second position, it is possible to provide an effect that will leave a lasting impression on the player.
形態9の遊技機は、形態1~8のいずれかに記載の遊技機であって、
第1位置(例えば、原点位置)から該第1位置とは異なる第2位置(例えば、演出位置)に移動可能な可動体(例えば、搭載可動体32)を備え、
前記第1表示位置から前記第2表示位置までの距離(例えば、移動表示距離L2)の方が、前記第1位置から前記第2位置までの距離(例えば、移動距離L1)よりも長い(図12-16参照)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、擬似可動体表示の方が可動体よりも移動速度が速く、かつ、移動距離が長いため、遊技者の印象に残る演出を提供することができる。
A gaming machine according to a ninth aspect is the gaming machine according to any one of the first to eighth aspects,
A movable body (e.g., a mounted movable body 32) that can move from a first position (e.g., an origin position) to a second position (e.g., a performance position) different from the first position,
A distance from the first display position to the second display position (e.g., a moving display distance L2) is longer than a distance from the first position to the second position (e.g., a moving distance L1) (see FIG. 12-16 );
It is characterized by the following.
According to this feature, the pseudo movable body display moves faster and travels a longer distance than the movable body, providing a performance that leaves a lasting impression on the player.
形態10の遊技機は、形態1~9のいずれかに記載の遊技機であって、
前記擬似可動体表示は、演出表示部(例えば、演出表示部Z100A,Z200A)と機構表示部(例えば、機構表示部Z100B,Z200B)とを含み、
前記擬似可動体表示の移動表示において、前記機構表示部の方が前記演出表示部よりも先に前記第2表示位置に到達する(図12-36(B1)(B2)参照)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、擬似可動体表示をより現実的な態様にて移動表示させることができる。
A gaming machine according to a tenth aspect is the gaming machine according to any one of the first to ninth aspects,
The pseudo-movable body display includes a performance display unit (e.g., performance display unit Z100A, Z200A) and a mechanism display unit (e.g., mechanism display unit Z100B, Z200B),
In the movement display of the pseudo movable body display, the mechanism display unit reaches the second display position earlier than the performance display unit (see FIG. 12-36 (B1) (B2)),
It is characterized by the following.
According to this feature, the pseudo movable body display can be displayed moving in a more realistic manner.
形態11の遊技機は、形態1~10のいずれかに記載の遊技機であって、
前記擬似可動体表示の前記第1表示位置から前記第2表示位置への移動表示の方が、前記第2表示位置から前記第1表示位置への移動表示よりも速い(例えば、第1擬似可動体表示Z100の単位時間TL2あたりの移動量L2は、搭載可動体32の単位時間TL2あたりの移動量L1Aよりも大きい。図12-37参照)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、擬似可動体表示をより現実的な態様にて移動表示させることができる。
A gaming machine according to an eleventh aspect is the gaming machine according to any one of the first to tenth aspects,
The movement display of the pseudo movable body display from the first display position to the second display position is faster than the movement display from the second display position to the first display position (for example, the movement amount L2 of the first pseudo movable body display Z100 per unit time TL2 is greater than the movement amount L1A of the mounted
It is characterized by the following.
According to this feature, the pseudo movable body display can be displayed moving in a more realistic manner.
形態12の遊技機は、形態1~11のいずれかに記載の遊技機であって、
前記可動体の前記第1位置と前記第2位置との間での移動期間として、速さが増加する第1期間と、速さが減少する第2期間とを含み(図12-39(A)参照)、
前記擬似可動体表示の移動表示期間は、前記第1期間と前記第2期間とを含まない(図12-39(B)参照)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、擬似可動体表示の移動表示を可動体の移動よりもスムーズに行うことができる。
A gaming machine according to a twelfth aspect is the gaming machine according to any one of the first to eleventh aspects,
A period during which the movable body moves between the first position and the second position includes a first period during which the speed increases and a second period during which the speed decreases (see FIG. 12-39(A) );
The moving display period of the pseudo movable object display does not include the first period and the second period (see FIG. 12-39(B) ).
It is characterized by the following.
According to this feature, the pseudo movable body display can be displayed moving more smoothly than the movement of the movable body.
形態13の遊技機は、形態1~12のいずれかに記載の遊技機であって、
前記擬似可動体表示は、発光表示部(例えば、発光表示部Z108A、Z208A~Z208E)を含み、
前記表示手段は、前記擬似可動体表示を前記第2表示位置まで移動表示させたときに前記発光表示部を発光表示可能である(演出制御用CPU120が、第1擬似可動体表示Z100を第1演出位置に移動表示した後、搭載可動体LED208の発光と発光表示部Z108Aの発光表示とをほぼ同じ周期で実行する部分。図12-31(D)参照)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第2表示位置に移動表示した擬似可動体表示に遊技者を注目させることができる。
A gaming machine according to a thirteenth aspect is the gaming machine according to any one of the first to twelfth aspects,
The pseudo movable body display includes a light-emitting display unit (e.g., light-emitting display units Z108A, Z208A to Z208E),
The display means is capable of illuminating the light-emitting display unit when the pseudo-movable body display is moved and displayed to the second display position (the part in which the
It is characterized by the following.
According to this feature, it is possible to draw the player's attention to the pseudo movable object display that has been moved to the second display position.
形態14の遊技機は、形態1~13のいずれかに記載の遊技機であって、
前記擬似可動体表示は、発光表示部(例えば、発光表示部Z108A、Z208A~Z208E)を含み、
前記表示手段は、前記擬似可動体表示を移動表示させているときは前記発光表示部を発光表示しない(図12-31参照)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、移動表示中の(不完全な)擬似可動体表示を目立たせないことで、演出効果の低下を抑制することができる。
A gaming machine according to a fourteenth aspect is the gaming machine according to any one of the first to thirteenth aspects,
The pseudo movable body display includes a light-emitting display unit (e.g., light-emitting display units Z108A, Z208A to Z208E),
The display means does not cause the light-emitting display unit to emit light when the pseudo movable body display is being moved (see FIG. 12-31 ).
It is characterized by the following.
According to this feature, by making the (incomplete) pseudo movable object display during the movement display less noticeable, it is possible to suppress a decrease in the presentation effect.
形態15の遊技機は、形態13または形態14に記載の遊技機であって、
前記可動体は、発光可能な発光部(例えば、発光表示部Z108A、Z208A~Z208E)を含み、
前記表示手段は、前記擬似可動体表示を前記第2表示位置に移動表示したときに、前記発光部の発光と共通の態様にて前記発光表示部の発光表示を行う(演出制御用CPU120が、第1擬似可動体表示Z100を第1演出位置に移動表示した後、搭載可動体LED208の発光と発光表示部Z108Aの発光表示とをほぼ同じ周期で実行する部分。図12-31(D)参照)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、擬似可動体表示をより現実的な態様にて移動表示させることができる。
A gaming machine according to a fifteenth aspect is the gaming machine according to the thirteenth or fourteenth aspect,
The movable body includes a light-emitting unit capable of emitting light (e.g., light-emitting display units Z108A, Z208A to Z208E),
When the display means moves and displays the pseudo-movable body display to the second display position, the display means performs the illumination display of the light-emitting display unit in a manner common to the illumination of the light-emitting unit (the part in which the
It is characterized by the following.
According to this feature, the pseudo movable body display can be displayed moving in a more realistic manner.
形態16の遊技機は、形態1~17のいずれかに記載の遊技機であって、
前記表示手段は、前記擬似可動体表示を第1特殊表示位置から該第1特殊表示位置とは異なる第2特殊表示位置に移動表示可能であり(例えば、演出制御用CPU120が、第2擬似可動体表示Z200を第2特定初期表示位置から第2中間演出表示位置や第2特定演出表示位置に移動表示可能な部分)、
前記擬似可動体表示が前記第1表示位置から前記第2表示位置に移動表示する方向と、前記擬似可動体表示が前記第1特殊表示位置から前記第2特殊表示位置に移動表示する方向と、は異なる方向である(例えば、演出制御用CPU120が予告演出Aにて第2擬似可動体表示Z200を第1特定初期表示位置から第1特定演出表示位置に移動表示する下方向と、予告演出Bにて第2擬似可動体表示Z200を第2特定初期表示位置から第2特定演出表示位置に移動表示する右方向とは異なる。図12-33参照)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、一の擬似可動体表示を複数の表示位置から移動表示させることができるため、可動体では実現が困難な意外性のある演出を遊技者に提供することができる。
A gaming machine according to a sixteenth aspect is a gaming machine according to any one of the first to seventeenth aspects,
The display means is capable of moving and displaying the pseudo-movable body display from a first special display position to a second special display position different from the first special display position (for example, a portion in which the
The direction in which the pseudo-movable body display moves from the first display position to the second display position is different from the direction in which the pseudo-movable body display moves from the first special display position to the second special display position (for example, the downward direction in which the
It is characterized by the following.
According to this feature, a single pseudo movable object display can be displayed moving from a number of display positions, providing the player with a surprising effect that would be difficult to achieve with a movable object.
形態17の遊技機は、形態1~16のいずれかに記載の遊技機であって、
前記表示手段は、前記擬似可動体表示を前記第1表示位置から前記第2表示位置に移動表示させた後、前記第1表示位置から前記第2表示位置に移動表示する方向とは異なる方向に移動表示可能である(図12-43参照)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、可動体では実現が困難な意外性のある演出を遊技者に提供することができる。
A gaming machine according to a seventeenth aspect is the gaming machine according to any one of the first to sixteenth aspects,
The display means is capable of, after moving and displaying the pseudo movable body display from the first display position to the second display position, moving and displaying the pseudo movable body display in a direction different from the direction in which the pseudo movable body display is moved and displayed from the first display position to the second display position (see FIG. 12-43 );
It is characterized by the following.
This feature makes it possible to provide the player with a surprising effect that would be difficult to achieve with a movable object.
(特徴部241SGに関する説明)
次に、本実施の形態における特徴部241SGとしてのパチンコ遊技機1について、図12-1~図12-40に基づいて説明する。尚、以下においては、基本説明にて説明したパチンコ遊技機1と同様または形態や配置位置等が異なるが同様の機能を有する構成については、同様の符号を付すことにより詳細な説明を省略し、基本説明にて説明したパチンコ遊技機1と異なる点について主に説明する。
(Explanation regarding characteristic portion 241SG)
Next, the
図12-1に示すように、特徴部241SGとしてのパチンコ遊技機1は、搭載可動体32が、図1に示す搭載可動体32よりもやや大きく形成されている。
As shown in FIG. 12-1, the
図12-2に示すように、演出制御基板12には、スティックコントローラ31A内に内蔵された振動モータ61が接続されており、演出制御用CPU120は、スティックコントローラ31A及びプッシュボタン31Bを振動させることが可能とされている。また、ランプ制御基板14には、プッシュボタン31Bに内蔵されたボタンLED62が接続されており、演出制御用CPU120は、ボタンLED62を点灯/消灯させることが可能とされている。
As shown in FIG. 12-2, a vibration motor 61 built into the
図12-3は、パチンコ遊技機1で用いられる演出制御コマンドの内容の一例を示す説明図である。演出制御コマンドは、例えば2バイト構成であり、1バイト目はMODE(コマンドの分類)を示し、2バイト目はEXT(コマンドの種類)を表す。MODEデータの先頭ビット(ビット7)は必ず「1」とされ、EXTデータの先頭ビットは「0」とされる。尚、図12-3(A)に示されたコマンド形態は一例であって、他のコマンド形態を用いてもよい。また、この例では、制御コマンドが2つの制御信号で構成されることになるが、制御コマンドを構成する制御信号数は、1であってもよいし、3以上の複数であってもよい。
Figure 12-3 is an explanatory diagram showing an example of the contents of a performance control command used in the
図12-3(A)に示す例において、コマンド8001Hは、第1特別図柄表示装置4Aにおける第1特図を用いた特図ゲームにおける可変表示の開始を指定する第1可変表示開始コマンドである。コマンド8002Hは、第2特別図柄表示装置4Bにおける第2特図を用いた特図ゲームにおける可変表示の開始を指定する第2可変表示開始コマンドである。コマンド81XXHは、特図ゲームにおける特別図柄の可変表示に対応して画像表示装置5における「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L,5C,5Rで可変表示される飾り図柄(演出図柄ともいう)などの変動パターン(変動時間(可変表示時間))を指定する変動パターン指定コマンドである。ここで、XXHは不特定の16進数であることを示し、演出制御コマンドによる指示内容に応じて任意に設定される値であればよい。尚、変動パターン指定コマンドでは、指定する変動パターンなどに応じて、異なるEXTデータが設定される。
In the example shown in FIG. 12-3(A), command 8001H is a first variable display start command that specifies the start of variable display in a special symbol game using the first special symbol in the first special
コマンド8CXXHは、可変表示結果指定コマンドであり、特別図柄や飾り図柄などの可変表示結果を指定する演出制御コマンドである。可変表示結果指定コマンドでは、例えば図12-3(B)に示すように、可変表示結果(変動表示結果ともいう)が「はずれ」であるか「大当り」や「小当り」であるかの決定結果(事前決定結果)や、可変表示結果が「大当り」となる場合の大当り種別を複数種類のいずれとするかの決定結果(大当り種別決定結果)に応じて、異なるEXTデータが設定される。 Command 8CXXH is a variable display result specification command, which is a presentation control command that specifies a variable display result such as a special pattern or a decorative pattern. In the variable display result specification command, different EXT data is set according to the result of the determination (predetermination result) of whether the variable display result (also called the variable display result) is a "miss", "big win", or "small win", and the result of the determination of which of several types of big wins the big win type will be if the variable display result is a "big win", as shown in FIG. 12-3 (B), for example.
可変表示結果指定コマンドでは、例えば、図12-3(B)に示すように、コマンド8C00Hは、可変表示結果が「はずれ」となる旨の事前決定結果を示す第1可変表示結果指定コマンドである。コマンド8C01Hは、可変表示結果が「大当り」で大当り種別が「確変大当りA」となる旨の事前決定結果及び大当り種別決定結果を通知する第2可変表示結果指定コマンドである。コマンド8C02Hは、可変表示結果が「大当り」で大当り種別が「確変大当りB」となる旨の事前決定結果及び大当り種別決定結果を通知する第3可変表示結果指定コマンドである。コマンド8C03Hは、可変表示結果が「大当り」で大当り種別が「確変大当りC」となる旨の事前決定結果及び大当り種別決定結果を通知する第4可変表示結果指定コマンドである。コマンド8C04Hは、可変表示結果が「大当り」で大当り種別が「非確変大当り」となる旨の事前決定結果及び大当り種別決定結果を通知する第5可変表示結果指定コマンドである。コマンド8C05Hは、可変表示結果が「小当り」となる旨の事前決定結果を通知する第6可変表示結果指定コマンドである。 For example, as shown in FIG. 12-3(B), in the variable display result designation command, command 8C00H is a first variable display result designation command indicating a pre-determined result that the variable display result will be "miss". Command 8C01H is a second variable display result designation command notifying the pre-determined result and jackpot type determination result that the variable display result will be "jackpot" and the jackpot type will be "variable jackpot A". Command 8C02H is a third variable display result designation command notifying the pre-determined result and jackpot type determination result that the variable display result will be "jackpot" and the jackpot type will be "variable jackpot B". Command 8C03H is a fourth variable display result designation command notifying the pre-determined result and jackpot type determination result that the variable display result will be "jackpot" and the jackpot type will be "variable jackpot C". Command 8C04H is a fifth variable display result specification command that notifies the predetermined result that the variable display result is "jackpot" and the jackpot type is "non-variable jackpot" and the jackpot type determination result. Command 8C05H is a sixth variable display result specification command that notifies the predetermined result that the variable display result is "small jackpot".
コマンド8F00Hは、画像表示装置5における「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L,5C,5Rで飾り図柄の変動停止(確定)を指定する図柄確定コマンドである。コマンド95XXHは、パチンコ遊技機1における現在の遊技状態を指定する遊技状態指定コマンドである。遊技状態指定コマンドでは、例えばパチンコ遊技機1における現在の遊技状態に応じて、異なるEXTデータが設定される。具体的な一例として、コマンド9500Hを時短制御と確変制御がいずれも行われない遊技状態(低確低ベース状態、通常状態)に対応した第1遊技状態指定コマンドとし、コマンド9501Hを時短制御が行われる一方で確変制御は行われない遊技状態(低確高ベース状態、時短状態)に対応した第2遊技状態指定コマンドとする。また、コマンド9502Hを確変制御が行われる一方で時短制御は行われない遊技状態(高確低ベース状態、時短なし確変状態)に対応した第3遊技状態指定コマンドとし、コマンド9503Hを時短制御と確変制御がともに行われる遊技状態(高確高ベース状態、時短付確変状態)に対応した第4遊技状態指定コマンドとする。
Command 8F00H is a pattern determination command that specifies the stop (determination) of the change in the decorative patterns in each of the "left", "middle", and "right" decorative
コマンド9000(H)は、パチンコ遊技機1に対する電力供給が開始されたときに送信される演出制御コマンド(初期化指定コマンド:電源投入指定コマンド)である。コマンド9200(H)は、パチンコ遊技機1に対する電力供給が一時的に停止した後に電力供給が再開されたときに送信される演出制御コマンド(停電復旧指定コマンド)である。遊技制御用マイクロコンピュータ100は、遊技機に対する電力供給が開始されたときに、バックアップRAMにデータが保存されている場合には、停電復旧指定コマンドを送信し、そうでない場合には、初期化指定コマンドを送信する。
Command 9000 (H) is a presentation control command (initialization command: power-on command) that is sent when power supply to the
コマンドA0XXHは、大当り遊技や小当り遊技の開始を示す演出画像の表示を指定する当り開始指定コマンド(「ファンファーレコマンド」ともいう)である。コマンドA1XXHは、大当り遊技状態において、大入賞口が開放状態となっている期間であることを通知する大入賞口開放中通知コマンドである。コマンドA2XXHは、大当り遊技状態において、大入賞口が開放状態から閉鎖状態に変化した期間であることを通知する大入賞口開放後通知コマンドである。コマンドA3XXHは、大当り遊技や小当りの終了時における演出画像の表示を指定する当り終了指定コマンドである。 Command A0XXH is a start of jackpot command (also called a "fanfare command") that specifies the display of an effect image indicating the start of a jackpot or small jackpot game. Command A1XXH is a large prize opening open notification command that notifies the player that the large prize opening is in an open state during a jackpot game. Command A2XXH is a large prize opening post-open notification command that notifies the player that the large prize opening has changed from an open state to a closed state during a jackpot game. Command A3XXH is a end of jackpot command that specifies the display of an effect image at the end of a jackpot game or small jackpot game.
当り開始指定コマンドや当り終了指定コマンドでは、例えば可変表示結果指定コマンドと同様のEXTデータが設定されることなどにより、事前決定結果や大当り種別決定結果に応じて異なるEXTデータが設定されてもよい。あるいは、当り開始指定コマンドや当り終了指定コマンドでは、事前決定結果及び大当り種別決定結果と設定されるEXTデータとの対応関係を、可変表示結果指定コマンドにおける対応関係とは異ならせるようにしてもよい。大入賞口開放中通知コマンドや大入賞口開放後通知コマンドでは、例えば、後述する通常開放大当り状態や高速開放大当り状態におけるラウンドの実行回数(例えば「1」~「10」)に対応して、異なるEXTデータが設定される。 In the hit start specification command and hit end specification command, for example, EXT data similar to that of the variable display result specification command may be set, so that different EXT data is set according to the pre-determined result and the result of the big win type determination. Alternatively, in the hit start specification command and hit end specification command, the correspondence between the pre-determined result and the big win type determination result and the EXT data set may be made different from the correspondence in the variable display result specification command. In the large prize opening notification command and the large prize opening after opening notification command, for example, different EXT data is set according to the number of rounds (for example, "1" to "10") executed in the normal opening big win state and the high-speed opening big win state described below.
コマンドB100Hは、入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口を通過(進入)した遊技球が第1始動口スイッチ22Aにより検出されて始動入賞(第1始動入賞)が発生したことに基づき、第1特別図柄表示装置4Aにおける第1特図を用いた特図ゲームを実行するための第1始動条件が成立したことを通知する第1始動口入賞指定コマンドである。コマンドB200Hは、可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口を通過(進入)した遊技球が第2始動口スイッチ22Bにより検出されて始動入賞(第2始動入賞)が発生したことに基づき、第2特別図柄表示装置4Bにおける第2特図を用いた特図ゲームを実行するための第2始動条件が成立したことを通知する第2始動口入賞指定コマンドである。
Command B100H is a first start port entry designation command that notifies the first start condition for executing a special symbol game using a first special symbol in the first special
コマンドC1XXHは、特図保留記憶数を特定可能とするために、第1特図保留記憶数を通知する第1保留記憶数通知コマンドである。コマンドC2XXHは、特図保留記憶数を特定可能とするために、第2特図保留記憶数を通知する第2保留記憶数通知コマンドである。第1保留記憶数通知コマンドは、例えば第1始動入賞口を遊技球が通過(進入)して第1始動条件が成立したことに基づいて、第1始動口入賞指定コマンドが送信されるときに、主基板11から演出制御基板12に対して送信される。第2保留記憶数通知コマンドは、例えば第2始動入賞口を遊技球が通過(進入)して第2始動条件が成立したことに基づいて、第2始動口入賞指定コマンドが送信されるときに、主基板11から演出制御基板12に対して送信される。また、第1保留記憶数通知コマンドや第2保留記憶数通知コマンドは、第1開始条件と第2開始条件のいずれかが成立したとき(保留記憶数が減少したとき)に、特図ゲームの実行が開始されることなどに対応して送信されるようにしてもよい。
Command C1XXH is a first reserved memory number notification command that notifies the first reserved memory number so that the reserved memory number of special charts can be specified. Command C2XXH is a second reserved memory number notification command that notifies the second reserved memory number so that the reserved memory number of special charts can be specified. The first reserved memory number notification command is transmitted from the
第1保留記憶数通知コマンドや第2保留記憶数通知コマンドに代えて、合計保留記憶数を通知する合計保留記憶数通知コマンドを送信するようにしてもよい。即ち、合計保留記憶数の増加(または減少)を通知するための合計保留記憶数通知コマンドが用いられてもよい。 Instead of the first pending memory number notification command and the second pending memory number notification command, a total pending memory number notification command that notifies the total pending memory number may be sent. In other words, the total pending memory number notification command may be used to notify an increase (or decrease) in the total pending memory number.
コマンドD100は、客待ちデモ演出の実行を指定するための客待ちデモ指定コマンドであり、後述するように、特別図柄通常処理において第1保留記憶も第2保留記憶も存在しないときに実行されるデモ表示設定によって送信されるコマンドであり、該客待ちデモ指定コマンドが送信された後、所定期間が経過したときに客待ちデモ演出が実行される。 Command D100 is a customer waiting demo designation command for designating the execution of a customer waiting demo performance, and as described below, is a command sent by the demo display setting that is executed when neither the first reserved memory nor the second reserved memory exists in the normal processing of special symbols, and the customer waiting demo performance is executed when a predetermined period of time has elapsed after the customer waiting demo designation command is sent.
尚、図12-3(A)に示すコマンドは一例であり、これらのコマンドの一部を有しないものであってもよいし、これらのコマンドに代えて異なるコマンドを用いてもよいし、これらのコマンドと異なるコマンドを追加してもよい。例えば、各入賞口に遊技球が入賞したことにもとづいて払い出される賞球数を特定可能とするための賞球数通知コマンドや、遊技球が通過ゲート41を通過したことを通知するためのゲート通過通知コマンドや、確変制御や時短制御が実行される残りの回数を通知する通知コマンド等を設けるようにしてもよい。 The commands shown in FIG. 12-3(A) are merely examples, and some of these commands may not be included, or different commands may be used instead of these commands, or different commands may be added to these commands. For example, a prize ball number notification command may be provided to enable the number of prize balls to be paid out based on the game ball's entry into each winning port to be specified, a gate passage notification command to notify that the game ball has passed through the passage gate 41, and a notification command to notify the remaining number of times that the special bonus control or time-saving control will be executed.
図12-4は、主基板11の側においてカウントされる乱数値を例示する説明図である。図12-4に示すように、主基板11の側において、特図表示結果判定用の乱数値MR1、大当り種別判定用の乱数値MR2、変動パターン判定用の乱数値MR3、普図表示結果判定用の乱数値MR4のそれぞれを示す数値データが、カウント可能に制御される。尚、遊技効果を高めるために、これら以外の乱数値が用いられてもよい。こうした遊技の進行を制御するために用いられる乱数は、遊技用乱数ともいう。
Figure 12-4 is an explanatory diagram illustrating an example of random numbers counted on the
乱数回路104は、これらの乱数値MR1~MR4の一部または全部を示す数値データをカウントするものであればよい。CPU103は、後述するように、RAM102に設定された遊技制御カウンタ設定部に設けられたランダムカウンタといった、乱数回路104とは異なるランダムカウンタを用いて、ソフトウェアによって各種の数値データを更新することで、乱数値MR1~MR4の一部を示す数値データをカウントするようにしてもよい。
The
特図表示結果判定用の乱数値MR1は、特図ゲームにおける特別図柄などの可変表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御するか否かを決定するために用いられる乱数値であり、例えば「1」~「65536」の範囲の値をとる。大当り種別判定用の乱数値MR2は、可変表示結果を「大当り」とする場合における大当り種別を「確変大当りA」、「確変大当りB」、「確変大当りC」、「非確変大当り」のいずれかに決定するために用いられる乱数値であり、例えば「1」~「100」の範囲の値をとる。 The random number value MR1 for determining the special symbol display result is a random number value used to determine whether or not to control the game state to a jackpot by treating the variable display result of a special symbol or the like in a special symbol game as a "jackpot", and takes a value in the range of "1" to "65536", for example. The random number value MR2 for determining the jackpot type is a random number value used to determine the jackpot type as either "Probable jackpot A", "Probable jackpot B", "Probable jackpot C", or "Non-probable jackpot" when the variable display result is a "jackpot", and takes a value in the range of "1" to "100", for example.
変動パターン判定用の乱数値MR3は、特別図柄や飾り図柄の可変表示における変動パターンを、予め用意された複数種類のいずれかに決定するために用いられる乱数値であり、例えば「1」~「997」の範囲の値をとる。 The random number value MR3 for determining the variation pattern is a random number value used to determine the variation pattern in the variable display of special patterns and decorative patterns to one of several types prepared in advance, and can take a value in the range of "1" to "997", for example.
普図表示結果判定用の乱数値MR4は、普通図柄表示器20による普図ゲームにおける可変表示結果を「普図当り」とするか「普図はずれ」とするかなどの決定を行うために用いられる乱数値であり、例えば「3」~「13」の範囲の値をとる。
The random number value MR4 for determining the normal symbol display result is a random number value used to determine whether the variable display result in the normal symbol game by the normal
図12-5(A)は、ROM101に記憶される特図表示結果判定テーブル1の構成例を示している。本実施の形態においては、特図表示結果判定テーブルとして、第1特図と第2特図とで共通の特図表示結果判定テーブルを用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、第1特図と第2特図とで個別の特図表示結果判定テーブルを用いるようにしてもよい。
Figure 12-5 (A) shows an example of the configuration of the special chart display result judgment table 1 stored in
特図表示結果判定テーブル1は、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図を用いた特図ゲームや第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図を用いた特図ゲームにおいて可変表示結果となる確定特別図柄が導出表示される以前に、その可変表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御するか否かを、特図表示結果判定用の乱数値MR1に基づいて決定するために参照されるテーブルである。
The special pattern display result determination table 1 is a table that is referenced to determine whether or not to control the variable display result to a jackpot game state as a "jackpot" before a determined special pattern that is a variable display result is derived and displayed in a special pattern game using a first special pattern by the first special
本実施の形態における特図表示結果判定テーブル1では、パチンコ遊技機1における遊技状態が通常状態または時短状態(低確状態)であるか、確変状態(高確状態)であるかに応じて、特図表示結果判定用の乱数値MR1と比較される数値(判定値)が、「大当り」や「はずれ」の特図表示結果に割り当てられている。
In the special chart display result judgment table 1 in this embodiment, a numerical value (judgment value) that is compared with the random number value MR1 for judging the special chart display result is assigned to the special chart display result of "jackpot" or "miss" depending on whether the game state of the
特図表示結果判定テーブル1において、特図表示結果判定用の乱数値MR1と比較される判定値を示すテーブルデータは、特図表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御するか否かの決定結果に割り当てられる判定用データとなっている。本実施の形態における特図表示結果判定テーブル1では、遊技状態が確変状態(高確状態)であるときに、通常状態または時短状態(低確状態)であるときよりも多くの判定値が、「大当り」の特図表示結果に割り当てられている。これにより、パチンコ遊技機1において確変制御が行われる確変状態(高確状態)では、通常状態または時短状態(低確状態)であるときに特図表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御すると決定される確率(本実施の形態では約1/300)に比べて、特図表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御すると決定される確率が高くなる(本実施の形態では約1/30)。即ち、特図表示結果判定テーブル1では、パチンコ遊技機1における遊技状態が確変状態(高確状態)であるときに、通常状態や時短状態であるときに比べて大当り遊技状態に制御すると決定される確率が高くなるように、判定用データが大当り遊技状態に制御するか否かの決定結果に割り当てられている。
In the special chart display result judgment table 1, the table data indicating the judgment value to be compared with the random number value MR1 for judging the special chart display result is judgment data assigned to the decision result of whether or not to control the special chart display result to a jackpot game state as a "jackpot". In the special chart display result judgment table 1 in this embodiment, when the game state is a probability variable state (high probability state), more judgment values are assigned to the special chart display result of a "jackpot" than when the game state is a normal state or a time-saving state (low probability state). As a result, in the probability variable state (high probability state) in which the probability variable control is performed in the
また、図12-5(B)は、ROM101に記憶される特図表示結果判定テーブル2の構成例を示している。特図表示結果判定テーブル2は、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図を用いた特図ゲームや第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図を用いた特図ゲームにおいて可変表示結果となる確定特別図柄が導出表示される以前に、その可変表示結果を「小当り」として小当り遊技状態に制御するか否かを、特図表示結果判定用の乱数値MR1に基づいて決定するために参照されるテーブルである。本実施の形態における特図表示結果判定テーブル2では、パチンコ遊技機1における遊技状態が通常状態または時短状態(低確状態)であるか、確変状態(高確状態)であるかにかかわらず、特図表示結果判定用の乱数値MR1と比較される数値(判定値)が、「小当り」の特図表示結果に割り当てられている。
Also, FIG. 12-5(B) shows an example of the configuration of the special symbol display result judgment table 2 stored in the
特図表示結果判定テーブル2において、特図表示結果判定用の乱数値MR1と比較される判定値を示すテーブルデータは、特図表示結果を「小当り」として小当り遊技状態に制御するか否かの決定結果に割り当てられる判定用データとなっている。本実施の形態における特図表示結果判定テーブル2では、第1特図の特図ゲームである場合と第2特図である場合とで「小当り」に割り当てられている判定値数が異なっている。具体的には、第1特図の特図ゲームである場合は、「小当り」に判定値が割り当てられているが、第2特図の特図ゲームである場合には「小当り」に判定値が割り当てられていない。よって、後述するように、第2特図の可変表示が第1特図の可変表示よりも優先して実行され、時短制御が実行されることにより可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口への入賞が発生して第2特図の可変表示が多く実行される高ベース状態では、「小当り」がほぼ発生しないようになっており、可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口に遊技球が進入しやすい高ベース状態において、遊技球を多く獲得できない小当りの発生を回避して遊技興趣が低下してしまうことを防止できるようになっている。
In the special chart display result judgment table 2, the table data indicating the judgment value to be compared with the random number value MR1 for judging the special chart display result is judgment data assigned to the decision result of whether or not to control the special chart display result to a small win game state as a "small win". In the special chart display result judgment table 2 in this embodiment, the number of judgment values assigned to a "small win" differs between the first special chart special chart game and the second special chart game. Specifically, in the first special chart special chart game, a judgment value is assigned to a "small win", but in the second special chart special chart game, no judgment value is assigned to a "small win". Therefore, as described below, the variable display of the second special chart is executed with priority over the variable display of the first special chart, and in a high base state in which the time-saving control is executed, a win occurs in the second start winning hole formed by the variable winning
図12-6(A)は、ROM101に記憶される大当り種別判定テーブルの構成例を示している。本実施の形態における大当り種別判定テーブルは、特図表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御すると決定されたときに、大当り種別判定用の乱数値MR2に基づき、大当り種別を複数種類のいずれかに決定するために参照されるテーブルである。大当り種別判定テーブルでは、特図ゲームにおいて可変表示(変動表示)が行われた特別図柄が第1特図(第1特別図柄表示装置お4Aによる特図ゲーム)であるか第2特図(第2特別図柄表示装置4Bによる特図ゲーム)であるかに応じて、大当り種別判定用の乱数値MR2と比較される数値(判定値)が、「非確変大当り」や「確変大当りA」、「確変大当りB」、「確変大当りC」といった複数種類の大当り種別に割り当てられている。
Figure 12-6 (A) shows an example of the configuration of a jackpot type determination table stored in
ここで、本実施の形態における大当り種別について、図12-6(B)を用いて説明すると、本実施の形態では、大当り種別として、大当り遊技状態の終了後において高確制御と時短制御とが実行されて高確高ベース状態に移行する「確変大当りA」や「確変大当りB」と、大当り遊技状態の終了後において高確制御が実行されるが時短制御が実行されない高確低ベース状態に移行する「確変大当りC」と、大当り遊技状態の終了後において時短制御のみが実行されて低確高ベース状態に移行する「非確変大当り」とが設定されている。 Now, the types of jackpots in this embodiment will be explained with reference to FIG. 12-6 (B). In this embodiment, the types of jackpots are set to "Probable variable jackpot A" and "Probable variable jackpot B", in which high probability control and time-saving control are executed after the end of the jackpot gaming state, and the game transitions to a high probability, high base state; "Probable variable jackpot C", in which high probability control is executed but time-saving control is not executed after the end of the jackpot gaming state, and the game transitions to a high probability, low base state; and "Non-probable variable jackpot", in which only time-saving control is executed after the end of the jackpot gaming state, and the game transitions to a low probability, high base state.
「確変大当りA」による大当り遊技状態は、特別可変入賞球装置7を遊技者にとって有利な第1状態に変化させるラウンドが10回(いわゆる10ラウンド)、繰返し実行される通常開放大当りである。一方、「確変大当りB」による大当り遊技状態は、特別可変入賞球装置7を遊技者にとって有利な第1状態に変化させるラウンドが5回(いわゆる5ラウンド)、繰返し実行される通常開放大当りである。また、「非確変大当り」による大当り遊技状態は、特別可変入賞球装置7を遊技者にとって有利な第1状態に変化させるラウンドが10回(いわゆる10ラウンド)、繰返し実行される通常開放大当りである。よって、「確変大当りA」を10ラウンド(10R)確変大当りと呼称し、「確変大当りB」を5ラウンド(5R)確変大当りと呼称する場合がある。更に、「確変大当りC」による大当り遊技は、特別可変入賞球装置7を遊技者にとって有利な第1状態に変化させるラウンドが2回(いわゆる2ラウンド)繰返し実行されるとともに、各ラウンドでの特別可変入賞球装置7の開放期間が他の大当り遊技よりも短い(例えば、0.1秒)高速開放大当りである。尚、いずれの大当り種別の大当り遊技中においても、確変制御や時短制御は実行されないようになっている。
The jackpot game state by "probable jackpot A" is a normal opening jackpot in which the rounds that change the special variable winning
また、特に図示はしないが、本実施の形態における小当り遊技状態は、特別可変入賞球装置7を遊技者にとって有利な第1状態に2回変化させるとともに、該開放時間が確変大当りCと同じ開放期間(本実施の形態では0.1秒)となっている。尚、小当り遊技の終了後は、該小当り遊技直前の遊技状態が引き継がれる。
Although not shown in the figure, the small win game state in this embodiment changes the special variable winning
つまり、本実施の形態においては、「確変大当りC」や「小当り」とすることが決定された場合には、同じ変動パターン(図12-7に示すPC1-1)にて可変表示が実行されるとともに、可変表示結果としてチャンス目が停止表示され、更に、特別可変入賞球装置7の開放パターンが同一となっているため、これらの可変表示や特別可変入賞球装置7の開放パターンからは、確変制御が実行される「確変大当りC」であるのか、確変制御が実行されずに前の遊技状態が継続される「小当り」であるのかを区別することができないので、確変大当りCの大当り遊技や小当り遊技の終了後、遊技者に対して確変制御が実行されていることに期待させつつ遊技を続行させることが可能となっている。
In other words, in this embodiment, when it is decided to have a "high probability jackpot C" or a "small jackpot", the variable display is executed in the same variable pattern (PC1-1 shown in FIG. 12-7), and the chance eye is displayed as a variable display result. Furthermore, since the opening pattern of the special variable winning
確変大当りAや確変大当りBの大当り遊技状態の終了後において実行される高確制御と時短制御は、該大当り遊技状態の終了後において再度大当りが発生するまで継続して実行される。よって、再度発生した大当りが確変大当りAや確変大当りBである場合には、大当り遊技状態の終了後に再度、高確制御と時短制御が実行されるので、大当り遊技状態が通常状態を介することなく連続的に発生する、いわゆる連荘状態となる。 The high probability control and time-saving control executed after the end of the jackpot game state of the variable probability jackpot A or the variable probability jackpot B will continue to be executed until another jackpot occurs after the end of the jackpot game state. Therefore, if the jackpot that occurs again is the variable probability jackpot A or the variable probability jackpot B, the high probability control and time-saving control will be executed again after the end of the jackpot game state, resulting in a so-called consecutive jackpot state in which the jackpot game state occurs continuously without going through the normal state.
一方、「非確変大当り」による大当り遊技状態の終了後において実行される時短制御は、所定回数(本実施の形態では100回)の特図ゲームが実行されること、或いは該所定回数の特図ゲームが実行される前に大当り遊技状態となることにより終了する。 On the other hand, the time-saving control that is executed after the end of the jackpot game state due to a "non-variable jackpot" ends when a specified number of special game games (100 times in this embodiment) are played, or when the jackpot game state is reached before the specified number of special game games are played.
図12-6(A)に示す大当り種別判定テーブルの設定例では、可変表示される特図が第1特図であるか第2特図であるかに応じて、「確変大当りA」、「確変大当りB」、「確変大当りC」、「非確変大当り」の大当り種別に対する判定値の割当てが異なっている。即ち、可変表示される特図が第1特図である場合には、所定範囲の判定値(「81」~「100」の範囲の値)がラウンド数の少ない「確変大当りB」や「確変大当りC」の大当り種別に割り当てられる一方で、可変表示される特図が第2特図である場合には、「確変大当りB」や「確変大当りC」の大当り種別に対して判定値が割り当てられていない。このような設定により、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図を用いた特図ゲームを開始するための第1開始条件が成立したことに基づいて大当り種別を複数種類のいずれかに決定する場合と、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図を用いた特図ゲームを開始するための第2開始条件が成立したことに基づいて大当り種別を複数種類のいずれかに決定する場合とで、大当り種別をラウンド数の少ない「確変大当りB」や「確変大当りC」に決定する割合を、異ならせることができる。特に、第2特図を用いた特図ゲームでは大当り種別を「確変大当りB」や「確変大当りC」としてラウンド数の少ない通常開放大当り状態や高速開放大当り状態に制御すると決定されることがないので、例えば時短制御に伴う高開放制御により、可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口に遊技球が進入しやすい遊技状態において、得られる賞球が少ない大当り状態の頻発を回避して遊技興趣が低下してしまうことを防止できるようになっている。
In the example of the jackpot type determination table shown in FIG. 12-6(A), the allocation of determination values to the jackpot types "Probable variable jackpot A", "Probable variable jackpot B", "Probable variable jackpot C", and "Non-probable variable jackpot" differs depending on whether the variably displayed special chart is the first special chart or the second special chart. In other words, when the variably displayed special chart is the first special chart, a predetermined range of determination values (values in the range of "81" to "100") are assigned to the jackpot types "Probable variable jackpot B" and "Probable variable jackpot C" with fewer rounds, whereas when the variably displayed special chart is the second special chart, no determination value is assigned to the jackpot types "Probable variable jackpot B" and "Probable variable jackpot C". With this setting, the ratio of determining the jackpot type to "probable jackpot B" or "probable jackpot C" with fewer rounds can be made different between the case where the first start condition for starting a special game using the first special symbol by the first special
尚、図12-6(A)に示す大当り種別判定テーブルの設定例では、「非確変」の大当り種別に対する判定値の割当ては、第1特図の特図ゲームであるか第2特図であるかに係わらず同一とされているので、非確変の大当りとなる確率と確変の大当りとなる確率は、第1特図の特図ゲームであるか第2特図であるかにかかわらず同一とされている。 In the example of the jackpot type determination table shown in FIG. 12-6(A), the allocation of the determination value for the "non-probability variable" jackpot type is the same regardless of whether it is the first special chart game or the second special chart game, so the probability of a non-probability variable jackpot and the probability of a probability variable jackpot are the same regardless of whether it is the first special chart game or the second special chart game.
よって、前述したように、「確変大当りB」や「確変大当りC」に対する判定値の割当てが、第1特図の特図ゲームであるか第2特図であるかに応じて異なることに応じて、「確変大当りA」に対する判定値の割当ても第1特図の特図ゲームであるか第2特図であるかに応じて異なり、ラウンド数の多い「確変大当りA」については、第2特図の特図ゲームである場合の方が第1特図の特図ゲームである場合よりも決定され易くなるように設定されている。 As described above, the allocation of judgment values for "Probable Variable Jackpot B" and "Probable Variable Jackpot C" differs depending on whether it is the first special chart game or the second special chart, and accordingly, the allocation of judgment values for "Probable Variable Jackpot A" also differs depending on whether it is the first special chart game or the second special chart, and for "Probable Variable Jackpot A" which has a larger number of rounds, it is set up so that it is easier to determine in the second special chart game than in the first special chart game.
尚、第2特図の特図ゲームである場合にも、第1特図の特図ゲームである場合とは異なる所定範囲の判定値が、「確変大当りB」や「確変大当りC」の大当り種別に割り当てられるようにしてもよい。例えば、第2特図の特図ゲームである場合には、第1特図の特図ゲームである場合に比べて少ない判定値が、「確変大当りB」や「確変大当りC」の大当り種別に割り当てられてもよい。あるいは、第1特図の特図ゲームであるか第2特図であるかにかかわらず、共通のテーブルデータを参照して、大当り種別の決定を行うようにしてもよい。 In addition, even in the case of the special chart game of the second special chart, a predetermined range of judgment values different from that in the case of the special chart game of the first special chart may be assigned to the jackpot type of "Probable jackpot B" or "Probable jackpot C". For example, in the case of the special chart game of the second special chart, a smaller judgment value than that in the case of the special chart game of the first special chart may be assigned to the jackpot type of "Probable jackpot B" or "Probable jackpot C" compared to the case of the special chart game of the first special chart. Alternatively, regardless of whether it is a special chart game of the first special chart or the second special chart, the jackpot type may be determined by referring to common table data.
図12-6は、本実施の形態における変動パターンを示している。本実施の形態では、可変表示結果が「はずれ」となる場合のうち、飾り図柄の可変表示態様が「非リーチ」である場合と「リーチ」である場合のそれぞれに対応して、また、可変表示結果が「大当り」や「小当り」となる場合などに対応して、複数の変動パターンが予め用意されている。尚、可変表示結果が「はずれ」で飾り図柄の変動表示態様が「非リーチ」である場合に対応した変動パターンは、非リーチ変動パターン(「非リーチはずれ変動パターン」ともいう)と称され、可変表示結果が「はずれ」で飾り図柄の変動表示態様が「リーチ」である場合に対応した変動パターンは、リーチ変動パターン(「リーチはずれ変動パターン」ともいう)と称される。また、非リーチ変動パターンとリーチ変動パターンは、可変表示結果が「はずれ」となる場合に対応したはずれ変動パターンに含まれる。可変表示結果が「大当り」である場合に対応した変動パターンは、大当り変動パターンと称される。 Figure 12-6 shows the variation pattern in this embodiment. In this embodiment, a plurality of variation patterns are prepared in advance for the cases where the variable display result is a "miss" and the variable display state of the decorative pattern is a "non-reach" and a "reach", and for the cases where the variable display result is a "jackpot" or a "small hit". The variation pattern corresponding to the case where the variable display result is a "miss" and the variable display state of the decorative pattern is a "non-reach" is called a non-reach variation pattern (also called a "non-reach miss variation pattern"), and the variation pattern corresponding to the case where the variable display result is a "miss" and the variable display state of the decorative pattern is a "reach" is called a reach variation pattern (also called a "reach miss variation pattern"). The non-reach variation pattern and the reach variation pattern are included in the miss variation pattern corresponding to the case where the variable display result is a "miss". The variation pattern corresponding to the case where the variable display result is a "jackpot" is called a jackpot variation pattern.
大当り変動パターンやリーチ変動パターンには、ノーマルリーチのリーチ演出が実行されるノーマルリーチ変動パターンと、スーパーリーチのリーチ演出が実行されるスーパーリーチ変動パターンとがある。尚、本実施の形態では、ノーマルリーチ変動パターンを1種類のみしか設けていないが、本発明はこれに限定されるものではなく、スーパーリーチ変動パターンと同様に、ノーマルリーチα、ノーマルリーチβ、…のように、複数のノーマルリーチ変動パターンを設けてもよく、この場合にあっては、ノーマルリーチα、ノーマルリーチβ、…の各ノーマルリーチ変動パターンの大当り期待度(大当り信頼度)が異なるようにしてもよい。また、スーパーリーチ変動パターンとしてスーパーリーチαとスーパーリーチβとを設けているが、本発明はこれに限定されるものではなく、スーパーリーチ変動パターンをノーマルリーチ変動パターと同じく1種類のみとしてもよい。 The jackpot fluctuation pattern and reach fluctuation pattern include a normal reach fluctuation pattern in which a normal reach reach performance is executed, and a super reach fluctuation pattern in which a super reach reach performance is executed. In this embodiment, only one type of normal reach fluctuation pattern is provided, but the present invention is not limited to this, and multiple normal reach fluctuation patterns such as normal reach α, normal reach β, ... may be provided, just like the super reach fluctuation pattern, and in this case, the jackpot expectation (jackpot reliability) of each normal reach fluctuation pattern such as normal reach α, normal reach β, ... may be different. In addition, although super reach α and super reach β are provided as super reach fluctuation patterns, the present invention is not limited to this, and the super reach fluctuation pattern may be only one type, just like the normal reach fluctuation pattern.
尚、本実施の形態における変動パターンには、可変表示結果が「小当り」または可変表示結果が「大当り」であり大当り種別が「確変大当りC」である場合に対応する特殊当りの変動パターン(PC1-1)も含まれている。 The variation pattern in this embodiment also includes a special winning variation pattern (PC1-1) that corresponds to the case where the variable display result is a "small win" or the variable display result is a "jackpot" and the jackpot type is a "high probability jackpot C."
図12-7に示すように、本実施の形態におけるノーマルリーチのリーチ演出が実行されるノーマルリーチ変動パターンの特図可変表示時間については、スーパーリーチ変動パターンよりも短く設定されている。また、スーパーリーチの変動パターンのうち、スーパーリーチβ及びスーパーリーチγの変動パターンについては、可変表示期間がスーパーリーチαの変動パターンの可変表示期間(50秒)よりも長い期間(60秒)とされている。 As shown in FIG. 12-7, the special chart variable display time of the normal reach variation pattern in which the reach performance of the normal reach in this embodiment is executed is set to be shorter than that of the super reach variation pattern. In addition, among the super reach variation patterns, the variable display period of the super reach β and super reach γ variation patterns is set to be longer (60 seconds) than the variable display period of the super reach α variation pattern (50 seconds).
また、本実施の形態においては、後述するように、これら変動パターンを、例えば、非リーチの種別や、ノーマルリーチの種別や、スーパーリーチの種別等のように、変動パターンの種別を先に決定してから、該決定した種別に属する変動パターンから実行する変動パターンを決定するのではなく、これらの種別を決定することなしに変動パターン判定用の乱数値MR3のみを用いて決定するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、たとえば、変動パターン判定用の乱数値MR3に加えて、変動パターン種別判定用の乱数値を設けて、これら変動パターン種別判定用の乱数値から変動パターンの種別を先に決定してから、該決定した種別に属する変動パターンから実行する変動パターンを決定するようにしてもよい。 In addition, in this embodiment, as described later, instead of first determining the type of the fluctuation pattern, such as the non-reach type, normal reach type, super reach type, etc., and then determining the fluctuation pattern to be executed from the fluctuation patterns belonging to the determined type, these fluctuation patterns are determined using only the random number value MR3 for fluctuation pattern determination without determining these types, but the present invention is not limited to this, and for example, in addition to the random number value MR3 for fluctuation pattern determination, a random number value for fluctuation pattern type determination may be provided, and the type of fluctuation pattern may be determined first from these random number values for fluctuation pattern type determination, and then the fluctuation pattern to be executed may be determined from the fluctuation patterns belonging to the determined type.
図12-8は、本実施の形態における変動パターンの決定方法の説明図である。本実施の形態では、遊技状態、実行する可変表示の表示結果や保留記憶数に応じて、選択する変動パターン判定テーブルを異ならせている。 Figure 12-8 is an explanatory diagram of the method for determining the variation pattern in this embodiment. In this embodiment, the variation pattern determination table to be selected varies depending on the game state, the display result of the variable display to be executed, and the number of reserved memories.
具体的には、図12-8(A)に示すように、通常遊技状態(低ベース状態)において可変表示結果が非確変大当りである場合は、大当り用変動パターン判定テーブルAを選択し、該大当り用変動パターン判定テーブルAを用いて変動パターンをPB1-1(ノーマルリーチ大当りの変動パターン)とPB1-2(スーパーリーチα大当りの変動パターン)とPB1-3(スーパーリーチβ大当りの変動パターン)とから決定する。また、通常遊技状態(低ベース状態)において可変表示結果が確変大当りAまたは確変大当りBである場合は、大当り用変動パターン判定テーブルBを選択し、該大当り用変動パターン判定テーブルBを用いて変動パターンをPB1-1(ノーマルリーチ大当りの変動パターン)とPB1-2(スーパーリーチα大当りの変動パターン)とPB1-3(スーパーリーチβ大当りの変動パターン)とから決定する。 Specifically, as shown in FIG. 12-8(A), when the variable display result is a non-probability jackpot in the normal game state (low base state), the jackpot fluctuation pattern determination table A is selected, and the fluctuation pattern is determined from PB1-1 (normal reach jackpot fluctuation pattern), PB1-2 (super reach α jackpot fluctuation pattern), and PB1-3 (super reach β jackpot fluctuation pattern) using the jackpot fluctuation pattern determination table A. Also, when the variable display result is a probability jackpot A or probability jackpot B in the normal game state (low base state), the jackpot fluctuation pattern determination table B is selected, and the fluctuation pattern is determined from PB1-1 (normal reach jackpot fluctuation pattern), PB1-2 (super reach α jackpot fluctuation pattern), and PB1-3 (super reach β jackpot fluctuation pattern) using the jackpot fluctuation pattern determination table B.
尚、図12-8(A)に示すように、大当り用変動パターン判定テーブルAと大当り用変動パターン判定テーブルBとでは、PB1-1、PB1-2、PB1-3に対する判定値の割当て数が異なっている。具体的には、大当り用変動パターン判定テーブルAでは、PB1-1に497個の判定値が割り当てられ、PB1-2に300個の判定値が割り当てられ、PB1-3に200個の判定値が割り当てられている。一方で、大当り用変動パターン判定テーブルBでは、PB1-1に250個の判定値が割り当てられ、PB1-2に347個の判定値が割り当てられ、PB1-3に400個の判定値が割り当てられている。つまり、本実施の形態では、可変表示結果が確変大当りAや確変大当りBである場合は、可変表示結果が非確変大当りである場合よりも高い割合で変動パターンがスーパーリーチの変動パターンが決定され易いとともに、スーパーリーチαよりもスーパーリーチβの方が決定され易くなっているため、可変表示における変動パターンに対して遊技者を注目させることが可能となっている。 As shown in FIG. 12-8(A), the number of judgment values assigned to PB1-1, PB1-2, and PB1-3 differs between jackpot fluctuation pattern judgment table A and jackpot fluctuation pattern judgment table B. Specifically, in jackpot fluctuation pattern judgment table A, 497 judgment values are assigned to PB1-1, 300 judgment values are assigned to PB1-2, and 200 judgment values are assigned to PB1-3. On the other hand, in jackpot fluctuation pattern judgment table B, 250 judgment values are assigned to PB1-1, 347 judgment values are assigned to PB1-2, and 400 judgment values are assigned to PB1-3. In other words, in this embodiment, when the variable display result is a sure-win A or a sure-win B, the fluctuation pattern is more likely to be determined as a Super Reach fluctuation pattern than when the variable display result is a non-sure-win, and Super Reach β is more likely to be determined than Super Reach α, making it possible to draw the player's attention to the fluctuation pattern in the variable display.
また、可変表示結果が確変大当りCや小当りである場合は、特殊当り用変動パターン判定テーブルを選択し、該特殊当り用変動パターン判定テーブルを用いて変動パターンをPC1-1(特殊当りの変動パターン)に決定する。つまり、本実施の形態では、可変表示結果が確変大当りCとなる場合と小当りとなる場合とで同一の変動パターンにて可変表示が実行されるので、遊技者は、該変動パターンから可変表示結果が確変大当りCであるか小当りであるかを特定することが困難となっている。 In addition, if the variable display result is a guaranteed jackpot C or a small jackpot, a special jackpot variation pattern determination table is selected, and the variation pattern is determined to be PC1-1 (special jackpot variation pattern) using the special jackpot variation pattern determination table. In other words, in this embodiment, the variable display is executed with the same variation pattern when the variable display result is a guaranteed jackpot C or a small jackpot, making it difficult for the player to determine from the variation pattern whether the variable display result is a guaranteed jackpot C or a small jackpot.
また、通常遊技状態(低ベース状態)において可変表示結果が「はずれ」であり、且つ変動特図の保留記憶数が2個以下である場合は、はずれ用変動パターン判定テーブルAを選択し、該はずれ用変動パターン判定テーブルAを用いて変動パターンをPA1-1(非リーチはずれの変動パターン)とPA2-1(ノーマルリーチはずれの変動パターン)とPA2-2(スーパーリーチαはずれの変動パターン)とPA2-3(スーパーリーチβはずれの変動パターン)とから決定する。 In addition, in the normal game state (low base state), if the variable display result is "miss" and the number of reserved memories of the variable special chart is two or less, the miss fluctuation pattern determination table A is selected, and the miss fluctuation pattern determination table A is used to determine the fluctuation pattern from PA1-1 (non-reach miss fluctuation pattern), PA2-1 (normal reach miss fluctuation pattern), PA2-2 (super reach α miss fluctuation pattern), and PA2-3 (super reach β miss fluctuation pattern).
具体的には、はずれ用変動パターン判定テーブルAでは、PA1-1に600個の判定値が割り当てられ、PA2-1に300個の判定値が割り当てられ、PA2-2に90個の判定値が割り当てられ、PA2-3に7個の判定値が割り当てられている。 Specifically, in the miss fluctuation pattern judgment table A, 600 judgment values are assigned to PA1-1, 300 judgment values are assigned to PA2-1, 90 judgment values are assigned to PA2-2, and 7 judgment values are assigned to PA2-3.
また、通常遊技状態(低ベース状態)において可変表示結果が「はずれ」であり、且つ変動特図の保留記憶数が3個である場合は、はずれ用変動パターン判定テーブルBを選択し、該はずれ用変動パターン判定テーブルBを用いて変動パターンをPA1-2(非リーチはずれの短縮変動パターン)とPA2-1(ノーマルリーチはずれの変動パターン)とPA2-2(スーパーリーチαはずれの変動パターン)とPA2-3(スーパーリーチβはずれの変動パターン)とから決定する。 In addition, in the normal game state (low base state), if the variable display result is "miss" and the number of reserved memories of the variable special chart is three, the miss fluctuation pattern determination table B is selected, and the fluctuation pattern is determined from PA1-2 (shortened fluctuation pattern of non-reach miss), PA2-1 (fluctuation pattern of normal reach miss), PA2-2 (fluctuation pattern of super reach α miss), and PA2-3 (fluctuation pattern of super reach β miss) using the miss fluctuation pattern determination table B.
具体的には、はずれ用変動パターン判定テーブルBでは、PA1-2に700個の判定値が割り当てられ、PA2-1に200個の判定値が割り当てられ、PA2-2に90個の判定値が割り当てられ、PA2-3に7個の判定値が割り当てられている。 Specifically, in the miss fluctuation pattern judgment table B, 700 judgment values are assigned to PA1-2, 200 judgment values are assigned to PA2-1, 90 judgment values are assigned to PA2-2, and 7 judgment values are assigned to PA2-3.
また、通常遊技状態(低ベース状態)において可変表示結果が「はずれ」であり、且つ変動特図の保留記憶数が4個である場合は、はずれ用変動パターン判定テーブルCを選択し、該はずれ用変動パターン判定テーブルCを用いて変動パターンをPA1-3(非リーチはずれの短縮変動パターン)とPA2-1(ノーマルリーチはずれの変動パターン)とPA2-2(スーパーリーチαはずれの変動パターン)とPA2-3(スーパーリーチβはずれの変動パターン)とから決定する。 In addition, in the normal game state (low base state), if the variable display result is "miss" and the number of reserved memories of the variable special chart is four, the miss fluctuation pattern determination table C is selected, and the miss fluctuation pattern determination table C is used to determine the fluctuation pattern from PA1-3 (shortened fluctuation pattern of non-reach miss), PA2-1 (fluctuation pattern of normal reach miss), PA2-2 (fluctuation pattern of super reach α miss), and PA2-3 (fluctuation pattern of super reach β miss).
具体的には、はずれ用変動パターン判定テーブルCでは、PA1-3に800個の判定値が割り当てられ、PA2-1に100個の判定値が割り当てられ、PA2-2に90個の判定値が割り当てられ、PA2-3に7個の判定値が割り当てられている。 Specifically, in the miss fluctuation pattern judgment table C, 800 judgment values are assigned to PA1-3, 100 judgment values are assigned to PA2-1, 90 judgment values are assigned to PA2-2, and 7 judgment values are assigned to PA2-3.
このように、本実施の形態において可変表示結果が「はずれ」となる場合は、変動特図の保留記憶数が3個や4個等であることにもとづいて、特図可変表示時間が通常の非リーチはずれの変動パターン(PA1-1)よりも短い短縮用の変動パターン(PA1-2、PA1-3)により可変表示が実行される割合が高くなるので、遊技が間延びしてしまうことを防止しつつ、次に可変表示結果が大当りとなるまでの期間を短縮することが可能となっている。 In this way, in this embodiment, if the variable display result is a "miss," based on the number of reserved memories of the variable special chart being 3 or 4, etc., the variable display is executed more frequently using a shortened variable pattern (PA1-2, PA1-3) in which the special chart variable display time is shorter than the normal non-miss variable pattern (PA1-1), making it possible to prevent the game from becoming protracted while shortening the period until the next variable display result is a jackpot.
次に、図12-8(B)に示すように、高ベース状態において可変表示結果が非確変大当りである場合は、大当り用変動パターン判定テーブルAを選択し、該大当り用変動パターン判定テーブルAを用いて変動パターンをPB1-1(ノーマルリーチ大当りの変動パターン)とPB1-2(スーパーリーチα大当りの変動パターン)とPB1-3(スーパーリーチβ大当りの変動パターン)とPB1-4(スーパーリーチγ大当りの変動パターン)とから決定する。また、低ベース状態において可変表示結果が確変大当りAまたは確変大当りBである場合は、大当り用変動パターン判定テーブルBを選択し、該大当り用変動パターン判定テーブルBを用いて変動パターンをPB1-1(ノーマルリーチ大当りの変動パターン)とPB1-2(スーパーリーチα大当りの変動パターン)とPB1-3(スーパーリーチβ大当りの変動パターン)とPB1-4(スーパーリーチγ大当りの変動パターン)とから決定する。 Next, as shown in Figure 12-8 (B), when the variable display result in the high base state is a non-probable jackpot, jackpot fluctuation pattern determination table A is selected, and the fluctuation pattern is determined from PB1-1 (normal reach jackpot fluctuation pattern), PB1-2 (super reach α jackpot fluctuation pattern), PB1-3 (super reach β jackpot fluctuation pattern), and PB1-4 (super reach γ jackpot fluctuation pattern) using the jackpot fluctuation pattern determination table A. Also, in the low base state, if the variable display result is a sure-win jackpot A or sure-win jackpot B, the jackpot fluctuation pattern determination table B is selected, and the fluctuation pattern is determined from PB1-1 (fluctuation pattern of a normal reach jackpot), PB1-2 (fluctuation pattern of a super reach α jackpot), PB1-3 (fluctuation pattern of a super reach β jackpot), and PB1-4 (fluctuation pattern of a super reach γ jackpot) using the jackpot fluctuation pattern determination table B.
尚、図12-8(B)に示すように、大当り用変動パターン判定テーブルAと大当り用変動パターン判定テーブルBとでは、PB1-1、PB1-2、PB1-3、PB1-4に対する判定値の割当て数が異なっている。具体的には、大当り用変動パターン判定テーブルAでは、PB1-1に97個の判定値が割り当てられ、PB1-2に350個の判定値が割り当てられ、PB1-3に300個の判定値が割り当てられ、PB1-4に250個の判定値が割り当てられている。一方で、大当り用変動パターン判定テーブルBでは、PB1-1に50個の判定値が割り当てられ、PB1-2に200個の判定値が割り当てられ、PB1-3に347個の判定値が割り当てられ、PB1-4に400個の判定値が割り当てられている。つまり、本実施の形態では、可変表示結果が確変大当りAや確変大当りBである場合は、可変表示結果が非確変大当りである場合よりも高い割合で変動パターンがスーパーリーチβやスーパーリーチγの変動パターンが決定され易くなっているため、可変表示における変動パターンに対して遊技者を注目させることが可能となっている。 As shown in FIG. 12-8(B), the number of judgment values assigned to PB1-1, PB1-2, PB1-3, and PB1-4 differs between jackpot fluctuation pattern judgment table A and jackpot fluctuation pattern judgment table B. Specifically, in jackpot fluctuation pattern judgment table A, 97 judgment values are assigned to PB1-1, 350 judgment values are assigned to PB1-2, 300 judgment values are assigned to PB1-3, and 250 judgment values are assigned to PB1-4. On the other hand, in jackpot fluctuation pattern judgment table B, 50 judgment values are assigned to PB1-1, 200 judgment values are assigned to PB1-2, 347 judgment values are assigned to PB1-3, and 400 judgment values are assigned to PB1-4. In other words, in this embodiment, when the variable display result is a sure-win A or a sure-win B, the fluctuation pattern is more likely to be determined as a Super Reach β or Super Reach γ fluctuation pattern than when the variable display result is a non-sure-win, making it possible to draw the player's attention to the fluctuation pattern in the variable display.
また、可変表示結果が確変大当りCや小当りである場合は、特殊当り用変動パターン判定テーブルを選択し、該特殊当り用変動パターン判定テーブルを用いて変動パターンをPC1-1(特殊当りの変動パターン)に決定する。つまり、本実施の形態では、可変表示結果が確変大当りCとなる場合と小当りとなる場合とで同一の変動パターンにて可変表示が実行されるので、遊技者は、該変動パターンから可変表示結果が確変大当りCであるか小当りであるかを特定することが困難となっている。 In addition, if the variable display result is a guaranteed jackpot C or a small jackpot, a special jackpot variation pattern determination table is selected, and the variation pattern is determined to be PC1-1 (special jackpot variation pattern) using the special jackpot variation pattern determination table. In other words, in this embodiment, the variable display is executed with the same variation pattern when the variable display result is a guaranteed jackpot C or a small jackpot, making it difficult for the player to determine from the variation pattern whether the variable display result is a guaranteed jackpot C or a small jackpot.
また、時短状態(高ベース状態)において可変表示結果が「はずれ」である場合は、はずれ用変動パターン判定テーブルDを選択し、該はずれ用変動パターン判定テーブルDを用いて変動パターンをPA1-4(非リーチはずれの時短用短縮変動パターン)とPA2-1(ノーマルリーチはずれの変動パターン)とPA2-2(スーパーリーチαはずれの変動パターン)とPA2-3(スーパーリーチβはずれの変動パターン)とPA2-4(スーパーリーチγはずれの変動パターン)とから決定する。 In addition, if the variable display result is "miss" in the time-saving state (high base state), the miss fluctuation pattern determination table D is selected, and the fluctuation pattern is determined from PA1-4 (time-saving shortened fluctuation pattern for non-reach miss), PA2-1 (normal reach miss fluctuation pattern), PA2-2 (super reach α miss fluctuation pattern), PA2-3 (super reach β miss fluctuation pattern), and PA2-4 (super reach γ miss fluctuation pattern) using the miss fluctuation pattern determination table D.
具体的には、はずれ用変動パターン判定テーブルDでは、PA1-4に800個の判定値が割り当てられ、PA2-1に100個の判定値が割り当てられ、PA2-2に80個の判定値が割り当てられ、PA2-3に10個の判定値が割り当てられ、PA2-4に7個の判定値が割り当てられている。 Specifically, in the miss fluctuation pattern judgment table D, 800 judgment values are assigned to PA1-4, 100 judgment values are assigned to PA2-1, 80 judgment values are assigned to PA2-2, 10 judgment values are assigned to PA2-3, and 7 judgment values are assigned to PA2-4.
つまり、本実施の形態では、高ベース状態(時短状態)において可変表示結果が「はずれ」となる場合は、時短状態であることにもとづいて、特図可変表示時間が通常の非リーチはずれの変動パターン(PA1-1)よりも短い短縮用の変動パターン(PA1-4)により可変表示が実行される割合が高くなるので、遊技が間延びしてしまうことを防止しつつ、次に可変表示結果が大当りとなるまでの期間を短縮することが可能となっている。尚、変動パターンPA2-4、PB1-4(スーパーリーチγ)は、高ベース状態(時短状態)でのみ実行可能な変動パターンとされている。 In other words, in this embodiment, if the variable display result is a "miss" in the high base state (time-saving state), the variable display is executed more frequently using the shortening variable pattern (PA1-4) in which the special chart variable display time is shorter than the normal non-reach miss variable pattern (PA1-1) due to the time-saving state, so it is possible to shorten the period until the next variable display result is a jackpot while preventing the game from becoming protracted. Note that the variable patterns PA2-4 and PB1-4 (Super Reach γ) are variable patterns that can only be executed in the high base state (time-saving state).
本実施の形態におけるRAM102には、パチンコ遊技機1における遊技の進行などを制御するために用いられる各種のデータを保持する領域として、例えば、遊技制御用データ保持エリアが設けられている。遊技制御用データ保持エリアは、例えば、第1特図保留記憶部と、第2特図保留記憶部と、普図保留記憶部と、遊技制御フラグ設定部と、遊技制御タイマ設定部と、遊技制御カウンタ設定部と、遊技制御バッファ設定部とを備えている。
In this embodiment, the
第1特図保留記憶部は、入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口を遊技球が通過(進入)して始動入賞(第1始動入賞)が発生したものの未だ開始されていない特図ゲーム(第1特別図柄表示装置4Aにおける第1特図を用いた特図ゲーム)の保留データを記憶する。一例として、第1特図保留記憶部は、第1始動入賞口への入賞順(遊技球の検出順)に保留番号と関連付けて、その遊技球の通過(進入)における第1始動条件の成立に基づいてCPU103により乱数回路104等から抽出された特図表示結果判定用の乱数値MR1や大当り種別判定用の乱数値MR2、変動パターン判定用の乱数値MR3を示す数値データなどを保留データとして、その記憶数が所定の上限値(例えば「4」)に達するまで記憶する。こうして第1特図保留記憶部に記憶された保留データは、第1特図を用いた特図ゲームの実行が保留されていることを示し、この特図ゲームにおける可変表示結果(特図表示結果)に基づき大当りとなるか否かなどを判定可能にする保留情報となる。
The first special symbol reservation memory unit stores reservation data of a special symbol game (a special symbol game using the first special symbol in the first special
第2特図保留記憶部は、可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口を遊技球が通過(進入)して始動入賞(第2始動入賞)が発生したものの未だ開始されていない特図ゲーム(第2特別図柄表示装置4Bにおける第2特図を用いた特図ゲーム)の保留データを記憶する。一例として、第2特図保留記憶部は、第2始動入賞口への入賞順(遊技球の検出順)に保留番号と関連付けて、その遊技球の通過(進入)における第2始動条件の成立に基づいてCPU103により乱数回路104等から抽出された特図表示結果判定用の乱数値MR1や大当り種別判定用の乱数値MR2、変動パターン判定用の乱数値MR3を示す数値データなどを保留データとして、その数が所定の上限値(例えば「4」)に達するまで記憶する。こうして第2特図保留記憶部に記憶された保留データは、第2特図を用いた特図ゲームの実行が保留されていることを示し、この特図ゲームにおける可変表示結果(特図表示結果)に基づき大当りとなるか否かなどを判定可能にする保留情報となる。
The second special symbol reservation memory unit stores reservation data of a special symbol game (a special symbol game using the second special symbol in the second special
尚、第1始動入賞口を遊技球が通過(進入)したことによる第1始動条件の成立に基づく保留情報(第1保留情報)と、第2始動入賞口を遊技球が通過(進入)したことによる第2始動入賞の成立に基づく保留情報(第2保留情報)とを、共通の保留記憶部にて保留番号と対応付けて記憶するようにしてもよい。この場合には、第1始動入賞口と第2始動入賞口のいずれを遊技球が通過(進入)したかを示す始動口データを保留情報に含め、保留番号と対応付けて記憶させればよい。 The reserved information (first reserved information) based on the establishment of the first start condition by the game ball passing (entering) the first start winning port, and the reserved information (second reserved information) based on the establishment of the second start winning condition by the game ball passing (entering) the second start winning port may be stored in a common reserved memory unit in association with the reserved number. In this case, start port data indicating whether the game ball passed (entered) the first or second start winning port may be included in the reserved information and stored in association with the reserved number.
普図保留記憶部は、通過ゲート41を通過した遊技球がゲートスイッチ21によって検出されたにもかかわらず、未だ普通図柄表示器20により開始されていない普図ゲームの保留情報を記憶する。例えば、普図保留記憶部は、遊技球が通過ゲート41を通過した順に保留番号と対応付けて、その遊技球の通過に基づいてCPU103により乱数回路104等から抽出された普図表示結果判定用の乱数値MR4を示す数値データなどを保留データとして、その数が所定の上限値(例えば「4」)に達するまで記憶する。
The regular symbol reserve memory unit stores reserved information for regular symbol games that have not yet been started by the regular
遊技制御フラグ設定部には、パチンコ遊技機1における遊技の進行状況などに応じて状態を更新可能な複数種類のフラグが設けられている。例えば、遊技制御フラグ設定部には、複数種類のフラグそれぞれについて、フラグの値を示すデータや、オン状態あるいはオフ状態を示すデータが記憶される。
The game control flag setting unit is provided with multiple types of flags whose states can be updated depending on the progress of the game on the
遊技制御タイマ設定部には、パチンコ遊技機1における遊技の進行を制御するために用いられる各種のタイマが設けられている。例えば、遊技制御タイマ設定部には、複数種類のタイマそれぞれにおけるタイマ値を示すデータが記憶される。
The game control timer setting unit is provided with various timers used to control the progress of the game in the
遊技制御カウンタ設定部には、パチンコ遊技機1における遊技の進行を制御するために用いられるカウント値を計数するための複数種類のカウンタが設けられている。例えば、遊技制御カウンタ設定部には、複数種類のカウンタそれぞれにおけるカウント値を示すデータが記憶される。ここで、遊技制御カウンタ設定部には、遊技用乱数の一部または全部をCPU103がソフトウェアにより更新可能にカウントするためのランダムカウンタが設けられてもよい。
The game control counter setting unit is provided with multiple types of counters for counting count values used to control the progress of the game in the
遊技制御カウンタ設定部のランダムカウンタには、乱数回路104で生成されない乱数値、例えば、乱数値MR2~MR4を示す数値データが、ランダムカウント値として記憶され、CPU103によるソフトウェアの実行に応じて、定期的あるいは不定期に、各乱数値を示す数値データが更新される。CPU103がランダムカウント値を更新するために実行するソフトウェアは、ランダムカウント値を乱数回路104における数値データの更新動作とは別個に更新するためのものであってもよいし、乱数回路104から抽出された数値データの全部または一部にスクランブル処理や演算処理といった所定の処理を施すことによりランダムカウント値を更新するためのものであってもよい。
In the random counter of the game control counter setting unit, random numbers not generated by the
遊技制御バッファ設定部には、パチンコ遊技機1における遊技の進行を制御するために用いられるデータを一時的に記憶する各種のバッファが設けられている。例えば、遊技制御バッファ設定部には、複数種類のバッファそれぞれにおけるバッファ値を示すデータが記憶される。
The game control buffer setting unit is provided with various buffers that temporarily store data used to control the progress of the game in the
図12-2に示す演出制御基板12に搭載されたRAM122には、演出動作を制御するために用いられる各種データを保持する領域として、演出制御用データ保持エリアが設けられている。この演出制御用データ保持エリアは、演出制御フラグ設定部と、演出制御タイマ設定部と、演出制御カウンタ設定部と、演出制御バッファ設定部とを備えている。
The
演出制御フラグ設定部には、例えば画像表示装置5の画面上における演出画像の表示状態などといった演出動作状態や主基板11から送信された演出制御コマンド等に応じて状態を更新可能な複数種類のフラグが設けられている。例えば、演出制御フラグ設定部には、複数種類のフラグそれぞれについて、フラグの値を示すデータや、オン状態あるいはオフ状態を示すデータが記憶される。
The performance control flag setting unit is provided with multiple types of flags whose states can be updated according to performance operation states, such as the display state of the performance image on the screen of the
演出制御タイマ設定部には、例えば画像表示装置5の画面上における演出画像の表示動作などといった各種演出動作の進行を制御するために用いられる複数種類のタイマが設けられている。例えば、演出制御タイマ設定部には、複数種類のタイマそれぞれにおけるタイマ値を示すデータが記憶される。
The performance control timer setting unit is provided with multiple types of timers that are used to control the progress of various performance operations, such as the display operation of a performance image on the screen of the
演出制御カウンタ設定部には、各種演出動作の進行を制御するために用いられる複数種類のカウンタが設けられている。例えば、演出制御カウンタ設定部には、複数種類のカウンタそれぞれにおけるカウント値を示すデータが記憶される。 The performance control counter setting unit is provided with multiple types of counters used to control the progress of various performance operations. For example, the performance control counter setting unit stores data indicating the count values of each of the multiple types of counters.
演出制御バッファ設定部には、各種演出動作の進行を制御するために用いられるデータを一時的に記憶する各種のバッファが設けられている。例えば、演出制御バッファ設定部には、複数種類のバッファそれぞれにおけるバッファ値を示すデータが記憶される。 The performance control buffer setting unit is provided with various buffers that temporarily store data used to control the progress of various performance operations. For example, the performance control buffer setting unit stores data indicating the buffer values for each of multiple types of buffers.
本実施の形態では、第1特図の保留記憶による実行中の可変表示に対応するバッファ番号1-0、第1特図の保留記憶1~4に対応するバッファ番号1-1~バッファ番号1-4、第2特図の保留記憶による実行中の可変表示に対応するバッファ番号2-0、第2特図の保留記憶1~4に対応するバッファ番号2-1~バッファ番号2-4のそれぞれに対応付けて、始動口入賞指定コマンド、図柄指定コマンド、変動カテゴリコマンド、保留記憶数通知コマンド等のデータを格納可能なエントリが設定されている始動入賞時受信コマンドバッファを構成するデータが、演出制御バッファ設定部の所定領域に記憶されている。第1始動入賞口や第2始動入賞口への始動入賞があったときには、始動口入賞指定コマンド(第1始動口入賞指定コマンドまたは第2始動口入賞指定コマンド)、図柄指定コマンド、変動カテゴリ指定コマンド及び保留記憶数通知コマンド(第1保留記憶数通知コマンドまたは第2保留記憶数通知コマンド)という4つのコマンドが1セットとして、主基板11から演出制御基板12へと送信される。そして、これら1セットを構成する始動口入賞指定コマンド、図柄指定コマンド、変動カテゴリ指定コマンド、保留記憶数通知コマンドの4つのコマンドが、始動口入賞指定コマンドおよび保留記憶数通知コマンドに対応するバッファ番号のエントリに格納される。
In this embodiment, data constituting a start winning reception command buffer in which entries capable of storing data such as a start winning designation command, a pattern designation command, a variable category command, and a reserved memory number notification command are set in association with buffer number 1-0 corresponding to the variable display during execution due to the reserved memory of the first special chart, buffer number 1-1 to buffer number 1-4 corresponding to the
第1特図に該当するバッファ番号1-0~バッファ番号1-4に対応する格納領域(エントリ)の記憶内容は、開始条件が成立して最上位の保留記憶(バッファ番号「1-1」)の可変表示が開始されるときに、後述するように1つずつ上位にシフトされていくとともに、該開始条件が成立した保留記憶の内容を格納するバッファ番号「1-0」の記憶内容は、当該可変表示を終了するときに実行される特図当り待ち処理においてクリアされるようになっている。同様に、第2特図に該当するバッファ番号2-0~バッファ番号1-4に対応する格納領域(エントリ)の記憶内容は、開始条件が成立して最上位の保留記憶(バッファ番号「2-1」)の可変表示が開始されるときに、後述するように1つずつ上位にシフトされていくとともに、該開始条件が成立した保留記憶の内容を格納するバッファ番号「2-0」の記憶内容は、当該可変表示を終了するときに実行される特図当り待ち処理においてクリアされるようになっている。 The contents of the storage area (entry) corresponding to buffer numbers 1-0 to 1-4 corresponding to the first special chart are shifted up one by one as described below when the start condition is met and the variable display of the top reserved memory (buffer number "1-1") is started, and the contents of buffer number "1-0" that stores the contents of the reserved memory for which the start condition is met are cleared in the special chart hit waiting process executed when the variable display is ended. Similarly, the contents of the storage area (entry) corresponding to buffer numbers 2-0 to 1-4 corresponding to the second special chart are shifted up one by one as described below when the start condition is met and the variable display of the top reserved memory (buffer number "2-1") is started, and the contents of buffer number "2-0" that stores the contents of the reserved memory for which the start condition is met are cleared in the special chart hit waiting process executed when the variable display is ended.
演出制御用CPU120は、第1始動入賞口への始動入賞時には、コマンドを始動入賞時受信コマンドバッファのバッファ番号1-1~バッファ番号1-4のうちの空きエントリにおける先頭(バッファ番号の最も若いエントリ)から格納していき、第2始動入賞口への始動入賞時には、バッファ番号2-1~バッファ番号2-4のうちの空きエントリにおける先頭(バッファ番号の最も若いエントリ)から格納していく。始動入賞時には、始動口入賞指定コマンドから保留記憶数通知コマンドまでが順次送信される。従って、コマンド受信が行われれば、第1特図保留記憶または第2特図保留記憶に対応するバッファ番号の末尾「1」~「4」のそれぞれに対応する格納領域に、始動口入賞指定コマンド、図柄指定コマンド、変動カテゴリ指定コマンド、保留記憶数通知コマンドの順に格納されていくことになる。
When a first start winning port is entered, the
始動入賞時受信コマンドバッファに格納されているコマンドは、飾り図柄の可変表示を開始するごとに、直前に終了した可変表示の保留記憶に対応したエントリ(バッファ番号「1-0」または「2-0」のエントリ)に格納されているものが削除されるとともに、該開始する可変表示の保留記憶に対応したエントリ(バッファ番号「1-1」または「2-1」に対応したエントリ)に格納されているものと、該開始する可変表示の保留記憶以降のエントリの記憶内容がシフトされる。例えば、第1特図保留記憶の飾り図柄の可変表示が終了した場合には、バッファ番号「1-0」に格納されている各コマンドが削除され、バッファ番号「1-1」に格納されている各コマンドがバッファ番号「1-0」にシフトされるとともに、バッファ番号「1-2」に対応した領域にて格納されている各コマンドがバッファ番号「1-1」に対応した領域にシフトされ、バッファ番号「1-3」、「1-4」のそれぞれに対応した領域にて格納されている各コマンドが、バッファ番号「1-2」、「1-3」に対応した領域にシフトされる。よって、バッファ番号「0」は、その時点において可変表示されている保留記憶に関する各コマンドを格納するための領域(エントリ)となる。 Whenever the variable display of the decorative pattern starts, the commands stored in the start winning reception command buffer are deleted from the entry corresponding to the reserved memory of the variable display that just ended (the entry with buffer number "1-0" or "2-0"), and the contents of the entries corresponding to the reserved memory of the variable display that is about to start (the entry corresponding to buffer number "1-1" or "2-1") and the contents of the entries after the reserved memory of the variable display that is about to start are shifted. For example, when the variable display of the decorative pattern of the first special pattern reserved memory ends, the commands stored in buffer number "1-0" are deleted, the commands stored in buffer number "1-1" are shifted to buffer number "1-0", the commands stored in the area corresponding to buffer number "1-2" are shifted to the area corresponding to buffer number "1-1", and the commands stored in the areas corresponding to buffer numbers "1-3" and "1-4" are shifted to the areas corresponding to buffer numbers "1-2" and "1-3". Therefore, buffer number "0" becomes the area (entry) for storing each command related to the pending memory that is variably displayed at that time.
(スーパーリーチ中の演出)
ここで、スーパーリーチ中の演出について、図12-9に基づいて説明する。図12-9は、ノーマルリーチ及びスーパーリーチにおける各種演出の実行期間を示す図である。
(Super Reach performance)
Here, the effects during the super reach will be described with reference to Fig. 12-9. Fig. 12-9 is a diagram showing the execution periods of various effects during normal reaches and super reaches.
図12-9に示すように、演出制御用CPU120は、ノーマルリーチ変動パターンまたはスーパーリーチ変動パターンに基づく飾り図柄の可変表示では、可変表示を開始した後、可変表示態様をノーマルリーチ表示態様としたことに基づき可変表示演出としてノーマルリーチ演出を行う。また、スーパーリーチ変動パターンでは、ノーマルリーチ演出を実行した後、可変表示態様をスーパーリーチ表示態様としたことに基づき可変表示演出としてスーパーリーチ演出(弱スーパーリーチ演出や強スーパーリーチ演出)を行い、スーパーリーチ演出の終了後に飾り図柄の可変表示を終了する。
As shown in FIG. 12-9, in the variable display of decorative symbols based on a normal reach variation pattern or a super reach variation pattern, the
また、演出制御用CPU120は、ノーマルリーチ変動パターンまたはスーパーリーチ変動パターン(スーパーリーチα、β、γ)におけるノーマルリーチ演出において、可変表示演出とは異なる演出として、可変表示結果が大当りになる可能性(期待度)を予告する予告演出Aまたは予告演出Bを実行可能である。また、スーパーリーチ変動パターンにおけるノーマルリーチ演出において、弱スーパーリーチ演出に発展すること(遊技者にとって有利な内容)を報知する発展演出Aを実行可能である。
The
また、演出制御用CPU120は、スーパーリーチ変動パターン(スーパーリーチα、β、γ)における弱スーパーリーチ演出において、強スーパーリーチ演出に発展すること(遊技者にとって有利な内容)を報知する発展演出Bが実行される可能性を示唆する発展示唆演出を実行可能であり、スーパーリーチ変動パターン(スーパーリーチβ、γ)における弱スーパーリーチ演出において、強スーパーリーチ演出に発展すること(遊技者にとって有利な内容)を報知する発展演出Bを実行可能である。
The
また、演出制御用CPU120は、スーパーリーチ変動パターン(スーパーリーチβ、γ)における強スーパーリーチ演出において、可変表示結果が大当りになること、またははずれになることを報知する決め演出を実行可能である。
The
このように、ノーマルリーチはずれの変動パターンでは、ノーマルリーチ演出において弱スーパーリーチ演出に発展せずに大当りまたははずれとなり、スーパーリーチ変動パターン(スーパーリーチα、β、γ)では、ノーマルリーチ演出において弱スーパーリーチ演出に発展し、スーパーリーチ変動パターン(スーパーリーチβ、γ)では、弱スーパーリーチ演出において強スーパーリーチ演出に発展する。 In this way, in a normal reach miss variation pattern, the normal reach performance will not develop into a weak super reach performance, resulting in a jackpot or miss, in a super reach variation pattern (super reach α, β, γ), the normal reach performance will develop into a weak super reach performance, and in a super reach variation pattern (super reach β, γ), the weak super reach performance will develop into a strong super reach performance.
つまり、スーパーリーチαは、ノーマルリーチより期待度が高い弱スーパーリーチであり、スーパーリーチβ、γは、弱スーパーリーチより期待度が高い強スーパーリーチとされている(大当り期待度;ノーマルリーチ<スーパーリーチα<スーパーリーチβ<スーパーリーチγ)。 In other words, Super Reach α is a weak Super Reach with a higher expectation than a normal reach, and Super Reach β and γ are strong Super Reach with a higher expectation than a weak Super Reach (jackpot expectation: normal reach < Super Reach α < Super Reach β < Super Reach γ).
また、ノーマルリーチやスーパーリーチα、β、γでは、各々異なる種別のノーマルリーチ演出やスーパーリーチ演出が実行されるようになっていてもよいし、共通または少なくとも一部が類似する種別のスーパーリーチ演出が実行されるようになっていてもよい。また、スーパーリーチの種別は上記3種類に限定されるものではなく、1種類または2種類でもよいし、4種類以上でもよい。 In addition, normal reaches and super reaches α, β, and γ may each have a different type of normal reach effect or super reach effect, or they may have a common or at least partially similar type of super reach effect. Also, the types of super reaches are not limited to the above three types, and may be one or two types, or four or more types.
特徴部241SGでは、上記予告演出A及び予告演出B、発展演出A、B、発展示唆演出、決め演出において、構造物である搭載可動体32を移動することや、後述する第1擬似可動体表示や第2擬似可動体表示を移動表示することを実行可能とされている。よって、各演出の具体的な内容を説明する前に、搭載可動体32や第1擬似可動体表示及び第2擬似可動体表示について説明する。
In the feature section 241SG, in the above-mentioned preview performance A and preview performance B, development performance A and B, development suggestion performance, and deciding performance, it is possible to move the mounted
(パチンコ遊技機の開発の流れ)
まず、パチンコ遊技機1に上記のような搭載可動体32、第1擬似可動体表示及び第2擬似可動体表示などを搭載することになった経緯を理解するために、パチンコ遊技機1の開発の流れの概略について図12-12に基づいて説明する。図12-12は、パチンコ遊技機の開発の流れの概略を示す説明図である。
(Pachinko machine development process)
First, in order to understand the circumstances under which the above-mentioned mounted
図12-12に示すように、所定のパチンコ遊技機(例えば、パチンコ遊技機1など)の開発がスタートすると、まず、遊技店、遊技客に何を伝え、何を感じ取って欲しいか等を明確にした企画書の作成等を行う(ステップ241SGS001)。具体的には、当該機種のゲーム内容、見所、スペック、ゲームフロー、リーチなどの演出構成、盤面構成、可動体(構造物)などをどのようにするかなどが検討される。 As shown in Figure 12-12, when development of a given pachinko gaming machine (such as pachinko gaming machine 1) begins, a proposal is first created that clearly defines what is to be communicated to gaming establishments and players, and what the developer wants them to feel (step 241SGS001). Specifically, the game content, highlights, specs, game flow, presentation configuration such as reaches, board configuration, movable bodies (structures), etc. of the machine are considered.
次いで、企画書に基づいて、盤面(遊技盤)の試作品(一次試作品、デザインモック)、可変表示などがイメージできる映像や資料、スペック確認表などを作成する(ステップ241SGS002)。この試作品を作成した段階で、例えば、可動体を複数搭載する予定であったが、可動体を複数搭載することができない事由(例えば、他の可動体と干渉するなどといったスペース不足、コスト、耐久性)などの問題が生じることがある。 Next, based on the proposal, a prototype (first prototype, design mockup) of the board (game board), images and materials that allow for an image of variable displays, a spec confirmation sheet, etc. are created (step 241SGS002). At the stage when this prototype is created, for example, although it was planned to include multiple movable bodies, problems may arise that make it impossible to include multiple movable bodies (for example, lack of space due to interference with other movable bodies, cost, durability, etc.).
次いで、可変表示や演出などの映像等を作成する(ステップ241SGS003)。ここで、演出映像について、ステップ241SGS002において問題が生じたことにより搭載できなかった可動体のデザインや動作を元に、この非搭載となった可動体を模した擬似可動体表示の映像を作成する。尚、擬似可動体表示での移動表示は、非搭載となった可動体を移動させる場合に比べてインパクトで劣るため、例えば、移動表示して停止させたときの反動表示動作や移動表示の速さをデフォルメ表示(誇張表示や強調表示)することが多い。 Next, images such as variable display and effects are created (step 241SGS003). Here, for the effect images, a pseudo-movable body display image is created that imitates the non-mounted movable body, based on the design and movement of the movable body that could not be mounted due to the problem that arose in step 241SGS002. Note that since the movement display in the pseudo-movable body display has less impact than when the non-mounted movable body is moved, for example, the reaction display movement when the moving display is stopped and the speed of the moving display are often deformed (exaggerated or highlighted).
そして、可変表示や演出などの映像を含む盤面(遊技盤)の試作品(二次試作品)を作成し、可変表示や核となる演出、可動体の動作などを確認し(ステップ241SGS004)、問題がなければ盤面(遊技盤)の金型品等の作成を行う(ステップ241SGS005)。 Then, a prototype (secondary prototype) of the game board (game board) including images of variable displays and effects is created, and the variable displays, core effects, and the operation of the movable bodies are checked (step 241SGS004). If there are no problems, a mold product of the game board (game board) is created (step 241SGS005).
このように、遊技者にインパクトある演出を提供可能な可動体は、複数搭載することで演出効果をより高め、演出の多様化を図ることができるが、上記したような種々の問題により実際には複数搭載することが困難なことが多い。そこで、搭載することができなかった可動体のデザインや動作を元に、この非搭載となった可動体を模した擬似可動体表示の移動表示を用いることが多くなっている。 In this way, by installing multiple movable bodies that can provide an impactful presentation to the player, the presentation effect can be further enhanced and the presentation can be diversified, but due to various problems such as those mentioned above, it is often difficult to actually install multiple bodies. Therefore, it is becoming common to use the movement display of a pseudo-movable body display that imitates the non-installed movable body, based on the design and movement of the movable body that could not be installed.
以下、特徴部241SGとしてのパチンコ遊技機1にあっては、開発段階では複数の可動体を搭載する予定であったが、上記したような種々の問題が生じたことにより、1つの可動体(例えば、搭載可動体32)についての搭載は決定され、他の可動体(例えば、第1非搭載可動体M100、第2非搭載可動体M200)については搭載が決定されず非搭載とされたため、第1非搭載可動体M100と第2非搭載可動体M200に替えて、第1非搭載可動体M100を模した第1擬似可動体表示の移動表示と、第2非搭載可動体M200を模した第2擬似可動体表示の移動表示と、を採用したものとして説明する。
In the following, in the
尚、上記では、擬似可動体表示は最終的に非搭載になった第1非搭載可動体M100と第2非搭載可動体M200の代用として採用された形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、可動体の搭載は可能であったが演出の多様化を図るためにあえて擬似可動体表示を用いる場合もある。また、開発段階で搭載予定のない可動体(例えば、仮想の可動体や他機種に搭載または搭載予定の可動体など)を模した擬似可動体表示を用いることも可能である。 In the above, the pseudo-movable body display is exemplified as a form adopted as a substitute for the first non-mounted movable body M100 and the second non-mounted movable body M200 that were ultimately not mounted, but the present invention is not limited to this, and there are also cases where a movable body could be mounted but a pseudo-movable body display is used deliberately to diversify the presentation. It is also possible to use a pseudo-movable body display that imitates a movable body that is not planned to be mounted at the development stage (for example, a virtual movable body or a movable body that is mounted or planned to be mounted on another model).
(搭載可動体32)
以下、搭載可動体32について、図12-13に基づいて説明する。図12-13は、(A)は搭載可動体の移動態様を示す図、(B)は搭載可動体を持ち上げる状況を説明する図である。
(Mounted movable body 32)
The mounted
図12-13(A)に示すように、搭載可動体32は、正面視略台形状に形成され前面に装飾等が施された演出部32Aと機構部32Bとから構成され、演出部32Aから左右側方に各々延設された機構部32Bの左右側が画像表示装置5の左右側方に配置された駆動機構201L,201Rに支持されることにより、上方の原点位置(図12-13(A)において実線で示す原点位置)と原点位置の下方の演出位置(図12-13(A)において2点鎖線で示す位置)との間で上下方向に移動可能とされている。尚、機構部32Bとは、駆動機構201L,201Rの動力を演出部32Aに伝達する伝達部材である。
As shown in FIG. 12-13(A), the mounted
駆動機構201L,201Rは、搭載可動体モータ202L,202Rと、搭載可動体モータ202L,202Rの駆動軸に固着された駆動ギヤ203L,203R及び駆動ギヤ203L,203Rに噛合する従動ギヤ204L,204Rと、従動ギヤ204L,204Rが下端に固着された上下方向を向く回動軸205L,205Rと、回動軸205L,205Rに挿入された移動体206L,206Rと、搭載可動体32を原点位置に保持可能な搭載可動体ソレノイド207L,207Rと、演出部32Aに内蔵され「X」の文字からなる発光部208Aを発光可能な搭載可動体LED208(図12-2参照)と、を主に有する。
The driving mechanism 201L, 201R mainly includes a mounted movable body motor 202L, 202R, a driving gear 203L, 203R fixed to the driving shaft of the mounted movable body motor 202L, 202R, a driven gear 204L, 204R meshing with the driving gear 203L, 203R, a vertically facing rotating shaft 205L, 205R with the driven gear 204L, 204R fixed to the lower end, a moving body 206L, 206R inserted into the rotating shaft 205L, 205R, a mounted movable body solenoid 207L, 207R capable of holding the mounted
搭載可動体32は、機構部32Bの左右端部(被案内部)が回動軸205L,205Rに上下方向に移動可能に挿入(案内)され、搭載可動体ソレノイド207L,207Rに係止されることで原点位置にて保持される。原点位置に保持されている状態で搭載可動体ソレノイド207L,207Rがオン状態になり係止状態が解除されると、搭載可動体32は原点位置から自重により落下され、機構部32Bの左右端部が移動体206L,206Rに当接して下方への移動が規制されることで演出位置にて停止するようになっている。
The left and right ends (guided parts) of the mechanism 32B are inserted (guided) into the rotating shafts 205L and 205R so as to be movable in the vertical direction, and are retained in the origin position by being locked to the mounted movable body solenoids 207L and 207R. When the mounted movable body solenoids 207L and 207R are turned on while retained in the origin position and the locked state is released, the mounted
また、回動軸205L,205Rの外周には螺旋状の溝部205Aが形成される一方で、移動体206L,206Rは、内周面に溝部205Aに係止可能な係止部(図示略)が形成され、かつ、回動軸205L,205Rを中心とする回転が規制されていることで、搭載可動体モータ202L,202Rにより回動軸205L,205Rを正逆回転させることで上下方向に移動可能とされている。よって、搭載可動体32は、原点位置から演出位置まで自重により落下可能であり、落下した後は、図12-13(B)に示すように、搭載可動体モータ202L,202Rにより回動軸205L,205Rを回転させて移動体206L,206Rを上昇させることにより演出位置から原点位置まで上昇し、搭載可動体ソレノイド207L,207Rにより原点位置にて保持される。
While a spiral groove 205A is formed on the outer periphery of the rotating shafts 205L and 205R, the moving bodies 206L and 206R have an engagement portion (not shown) formed on the inner periphery that can be engaged with the groove 205A, and the rotation around the rotating shafts 205L and 205R is restricted, so that the rotating shafts 205L and 205R are rotated forward and backward by the mounted movable body motors 202L and 202R to move in the vertical direction. Therefore, the mounted
(第1擬似可動表示と第1非搭載可動体)
次に、第1擬似可動表示と第1非搭載可動体について、図12-14に基づいて説明する。図12-14は、(A)は第1擬似可動体表示の移動表示態様を示す図、(B)は第1非搭載可動体の移動態様を示す図である。
(First pseudo movable display and first non-mounted movable body)
Next, the first pseudo movable display and the first non-mounted movable body will be described with reference to Fig. 12-14. Fig. 12-14 is a diagram showing the movement display mode of the first pseudo movable body display (A) and a diagram showing the movement mode of the first non-mounted movable body (B).
図12-14(A)に示す第1擬似可動体表示Z100は、図12-14(B)に示すように、当該パチンコ遊技機1に搭載する予定であったが諸事情により非搭載となった第1非搭載可動体M100を模した画像とされている。
The first pseudo movable body display Z100 shown in FIG. 12-14(A) is an image that imitates the first non-mounted movable body M100 that was planned to be mounted on the
パチンコ遊技機1に非搭載の第1非搭載可動体M100は、正面視略長方形状に形成され前面に装飾等が施された演出部M100Aと機構部M100Bと、から構成され、演出部M100Aから左方に延設された機構部M100Bの左側が画像表示装置5の左側方に配置された駆動機構M101に支持されることにより、上方の第1原点位置(図12-14(B)において2点鎖線で示す原点位置)と第1原点位置の下方の第1演出位置(図12-14(B)において実線で示す位置)との間で上下方向に移動可能とされている。
The first non-mounted movable body M100, which is not mounted on the
駆動機構M101は、可動体モータM102と、可動体モータM102の駆動軸に固着された駆動ギヤM103及び駆動ギヤM103に噛合する従動ギヤM104と、従動ギヤM104が下端に固着された上下方向を向く回動軸M105と、第1非搭載可動体M100を第1原点位置に保持可能な可動体ソレノイドM107と、回動軸M105に挿入された移動体M106と、演出部M100Aに内蔵され、正面視円形の発光部M108Aを発光可能な非搭載可動体LED(図示略)と、を主に有する。 The drive mechanism M101 mainly comprises a movable body motor M102, a drive gear M103 fixed to the drive shaft of the movable body motor M102, a driven gear M104 meshing with the drive gear M103, a vertically oriented rotating shaft M105 with the driven gear M104 fixed to its lower end, a movable body solenoid M107 capable of holding the first non-mounted movable body M100 at the first origin position, a moving body M106 inserted into the rotating shaft M105, and a non-mounted movable body LED (not shown) built into the performance section M100A and capable of illuminating a circular light-emitting section M108A when viewed from the front.
また、演出部M100Aは、前面に筋状の装飾が施され、発光部M108Aの周囲に配置された4つの演出可動部M110A~M110Dを有し、演出可動部M110A~M110Dが互いに近接する第1演出状態(図12-14(B)において2点鎖線で示す状態)と、演出可動部M110A~M110Dが発光部M108Aから放射状に離れる第2演出状態と、に変化可能とされている。 The performance unit M100A has striped decorations on the front and four performance movable parts M110A-M110D arranged around the light-emitting unit M108A, and can be changed between a first performance state (indicated by two-dot chain lines in Figure 12-14 (B)) in which the performance movable parts M110A-M110D are close to each other, and a second performance state in which the performance movable parts M110A-M110D move radially away from the light-emitting unit M108A.
第1非搭載可動体M100は、機構部M100Bの左端部(被案内部)が回動軸M105に上下方向に移動可能に挿入(案内)され、可動体ソレノイドM107に係止されることで第1原点位置にて保持される。第1原点位置に保持されている状態で可動体ソレノイドM107がオン状態になり係止状態が解除されると、第1非搭載可動体M100は第1原点位置から自重により落下され、機構部M100Bの左右端部が移動体M106に当接して下方への移動が規制されることで第1演出位置にて停止するようになっている。 The first non-mounted movable body M100 is inserted (guided) in a vertically movable manner on the rotation axis M105 at the left end (guided part) of the mechanism M100B, and is held at the first origin position by being engaged with the movable body solenoid M107. When the movable body solenoid M107 is turned on while held at the first origin position and the engaged state is released, the first non-mounted movable body M100 falls from the first origin position under its own weight, and the left and right ends of the mechanism M100B come into contact with the moving body M106, restricting downward movement, so that the first non-mounted movable body M100 stops at the first performance position.
また、回動軸M105の外周には螺旋状の溝部M105Aが形成される一方で、移動体M106は、内周面に溝部M105Aに係止可能な係止部(図示略)が形成され、かつ、回動軸M105を中心とする回転が規制されていることで、可動体モータM102により回動軸M105を正逆回転させることで上下方向に移動可能とされている。よって、第1非搭載可動体M100は、第1原点位置から第1演出位置まで自重により落下可能であり、落下した後は、可動体モータM102により回動軸M105を回転させて移動体M106を上昇させることにより第1演出位置から第1特定原点位置まで上昇し、可動体ソレノイドM107により第1原点位置にて保持される。 In addition, a spiral groove M105A is formed on the outer periphery of the rotation axis M105, while a locking portion (not shown) that can be locked to the groove M105A is formed on the inner periphery of the moving body M106, and rotation around the rotation axis M105 is restricted, so that the moving body M106 can move up and down by rotating the rotation axis M105 forward and backward by the moving body motor M102. Therefore, the first non-mounted moving body M100 can fall from the first origin position to the first performance position by its own weight, and after falling, the moving body M106 rises from the first performance position to the first specific origin position by rotating the rotation axis M105 by the moving body motor M102 to raise the moving body M106, and is held at the first origin position by the moving body solenoid M107.
図12-14(A)に示すように、第1擬似可動体表示Z100は、上記第1非搭載可動体M100を模した画像であり、演出部M100Aに対応する演出表示部Z100Aと、機構部M100Bに対応する機構表示部Z100Bと、発光部M108Aに対応する発光表示部Z108Aと、を有する。そして、第1原点位置に対応する第1初期表示位置と、第1演出位置に対応する第1演出表示位置との間で上下方向に移動表示可能であるとともに(図12-16(B)参照)、第1原点位置とは異なる位置に対応する第1初期表示位置と、第1演出位置とは異なる位置に対応する第1演出表示位置との間で上下方向に移動表示可能である(図12-17(A)参照)。また、演出部M100Aは、演出可動部M110A~M110Dに対応する演出可動表示部Z110A~Z110Dを有し、第1演出状態に対応する第1演出表示状態と、第2演出状態に対応する第2演出表示状態とに変化可能とされている。 As shown in FIG. 12-14(A), the first pseudo-movable body display Z100 is an image that imitates the above-mentioned first non-mounted movable body M100, and has a performance display part Z100A corresponding to the performance part M100A, a mechanism display part Z100B corresponding to the mechanism part M100B, and a light-emitting display part Z108A corresponding to the light-emitting part M108A. The first pseudo-movable body display Z100 is movable and displayed in the vertical direction between a first initial display position corresponding to the first origin position and a first performance display position corresponding to the first performance position (see FIG. 12-16(B)), and is movable and displayed in the vertical direction between a first initial display position corresponding to a position different from the first origin position and a first performance display position corresponding to a position different from the first performance position (see FIG. 12-17(A)). Additionally, the performance section M100A has performance movable display sections Z110A-Z110D that correspond to the performance movable sections M110A-M110D, and can be changed between a first performance display state that corresponds to the first performance state, and a second performance display state that corresponds to the second performance state.
(第2擬似可動表示と第2非搭載可動体)
次に、第2擬似可動表示と第2非搭載可動体について、図12-15に基づいて説明する。図12-15は、(A)は第2擬似可動体表示の移動表示態様を示す図、(B)は第2非搭載可動体の移動態様を示す図である。
(Second pseudo movable display and second non-mounted movable body)
Next, the second pseudo movable display and the second non-mounted movable body will be described with reference to Fig. 12-15. Fig. 12-15 is a diagram showing the movement display mode of the second pseudo movable body display (A), and a diagram showing the movement mode of the second non-mounted movable body (B).
図12-15(A)に示す第2擬似可動体表示Z200は、図12-15(B)(C)に示すように、当該パチンコ遊技機1に搭載する予定であったが諸事情により非搭載となった第2非搭載可動体M200を模した画像とされている。
The second pseudo movable body display Z200 shown in Figure 12-15 (A) is an image that imitates the second non-mounted movable body M200 that was planned to be mounted on the
尚、第2非搭載可動体M200については、開発当初に動作態様が異なる2通りの搭載案(例えば、図12-15(B)に示す搭載案1と、図12-15(C)に示す搭載案2)が考案されたが、開発の都合上、第2非搭載可動体自体が搭載できなくなってしまったため、第2擬似可動体表示Z200として、以下に説明する搭載案1に対応する移動表示と、搭載案2に対応する移動表示とを実行可能とした。
Note that, for the second non-mounted movable body M200, two mounting plans with different operating modes (for example, mounting
図12-15(B)(C)に示すように、パチンコ遊技機1に非搭載の第2非搭載可動体M200は、正面視円形状に形成され前面に装飾が施された演出部M200Aと機構部M200Bと、から構成され、機構部M100Bの下端が画像表示装置5の下側方に配置された第1駆動機構M201Aに支持される第1演出装置(搭載案1:図12-15(B)参照)と、機構部M100Bの上端が画像表示装置5の上方に配置された第2駆動機構M201Bに支持される第2演出装置(搭載案2:図12-15(C)参照)との各々に組込まれている。
As shown in Figures 12-15 (B) and (C), the second non-mounted movable body M200 not mounted on the
図12-15(B)に示すように、第1駆動機構M201Aは、ベース部材M202に背面側に設けられた可動体モータ(図示略)と、可動体モータ(図示略)により回転する回転体M203と、演出部M200Aを上下方向に移動可能に案内する案内レールM204と、を有する。機構部M200Bは、ベース部材M202に対し前後方向を向く回動軸を中心として回動可能に一端が支持され、また、回転体M203の前面における周縁部に突設された連結軸M205が摺動可能に挿入される長孔M206が形成されている。 As shown in FIG. 12-15(B), the first drive mechanism M201A has a movable body motor (not shown) provided on the back side of the base member M202, a rotating body M203 rotated by the movable body motor (not shown), and a guide rail M204 that guides the performance unit M200A so that it can move up and down. One end of the mechanism unit M200B is supported so as to be rotatable around a rotation axis facing in the front-to-rear direction relative to the base member M202, and a long hole M206 is formed into which a connecting shaft M205 protruding from the peripheral portion on the front side of the rotating body M203 is slidably inserted.
よって、第1駆動機構M201Aにより駆動する第2非搭載可動体M200は、可動体モータ(図示略)により回転体M203が回転して機構部M200Bが回動軸を中心として回動することで、下方の第1特定原点位置(図12-15(B)において2点鎖線で示す原点位置)と第1特定原点位置の上方の第1特定演出位置(図12-15(B)において実線で示す位置)との間で上下方向に移動可能とされている。 Therefore, the second non-mounted movable body M200 driven by the first drive mechanism M201A can be moved vertically between a first specific origin position below (the origin position shown by the two-dot chain line in FIG. 12-15(B)) and a first specific performance position above the first specific origin position (the position shown by the solid line in FIG. 12-15(B)) by rotating the rotating body M203 by the movable body motor (not shown) and rotating the mechanism part M200B about the rotation axis.
また、演出部M200Aは、正面視円形の回転部M207と、回転部M207に設けられた複数(例えば、5個)の発光部M208A~M208Eを発光可能な非搭載可動体LED(図示略)と、を有し、回転部M207が回転しながら非搭載可動体LED(図示略)が点灯して発光部M208A~M208Eを複数色(例えば、7色)にて発光させることができようになっている。 The performance unit M200A also has a rotating unit M207 that is circular when viewed from the front, and a non-mounted movable body LED (not shown) that can illuminate multiple (e.g., five) light-emitting units M208A to M208E provided on the rotating unit M207. As the rotating unit M207 rotates, the non-mounted movable body LED (not shown) lights up, causing the light-emitting units M208A to M208E to emit light in multiple colors (e.g., seven colors).
また、図12-15(C)に示すように、第2駆動機構M201Bは、可動体モータM212と、可動体モータM212の駆動軸に固着された駆動ギヤM213及び駆動ギヤM213に噛合する従動ギヤM214と、従動ギヤM214が左端に固着された左右方向を向く回動軸M215と、を主に有する。また、回動軸M215の外周には螺旋状の溝部M215Aが形成される一方で、演出部M200Aから上方に延設された機構部M200Bは、内周面に溝部M215Aに係止可能な係止部(図示略)が形成され、かつ、回動軸M215を中心とする回転が規制されている。 As shown in FIG. 12-15(C), the second drive mechanism M201B mainly comprises a movable body motor M212, a drive gear M213 fixed to the drive shaft of the movable body motor M212, a driven gear M214 meshing with the drive gear M213, and a rotation shaft M215 facing left and right with the driven gear M214 fixed to its left end. A spiral groove M215A is formed on the outer periphery of the rotation shaft M215, while a mechanism part M200B extending upward from the performance part M200A has a locking part (not shown) formed on its inner periphery that can be locked into the groove M215A, and rotation around the rotation shaft M215 is restricted.
よって、第2駆動機構M201Bにより駆動する第2非搭載可動体M200は、可動体モータM212により回動軸M215を正逆回転させることで、左側の第2特定原点位置(図12-15(C)において2点鎖線で示す原点位置)と右側の第2特定演出位置(図12-15(C)において実線で示す位置)との間で左右方向に移動可能とされるとともに、第2特定原点位置と第2特定演出位置との中間の第2中間演出位置にて停止可能とされている。 Therefore, the second non-mounted movable body M200 driven by the second drive mechanism M201B can be moved left and right between a second specific origin position on the left side (the origin position shown by the two-dot chain line in FIG. 12-15(C)) and a second specific performance position on the right side (the position shown by the solid line in FIG. 12-15(C)) by rotating the rotation shaft M215 forward and backward by the movable body motor M212, and can be stopped at a second intermediate performance position halfway between the second specific origin position and the second specific performance position.
図12-15(A)に示すように、第2擬似可動体表示Z200は、上記第2非搭載可動体M200を模した画像であり、演出部M200Aに対応する演出表示部Z200Aと、機構部M200Bに対応する機構表示部Z200Bと、回転部M207に対応する回転表示部Z207と、発光部M208A~M208Eに対応する発光表示部Z208A~Z208Eと、を有する。 As shown in FIG. 12-15(A), the second pseudo-movable body display Z200 is an image that imitates the second non-mounted movable body M200, and has a performance display section Z200A corresponding to the performance section M200A, a mechanism display section Z200B corresponding to the mechanism section M200B, a rotation display section Z207 corresponding to the rotation section M207, and light-emitting display sections Z208A to Z208E corresponding to the light-emitting sections M208A to M208E.
尚、開発当初は、非搭載可動体LED(図示略)としてフルカラーLEDの搭載を予定していたものの、コスト面から単色LEDの搭載を余儀なくされることがあるが、第2擬似可動体表示Z200とすることで、コスト面を考慮せず、発光表示部Z208A~Z208Eを複数色(例えば、7色など)にて発光表示させることができる。 Incidentally, at the beginning of development, it was planned to install a full-color LED as the non-mounted movable body LED (not shown), but due to cost considerations, it may be necessary to install a single-color LED. However, by making it the second pseudo-movable body display Z200, it is possible to make the light-emitting display units Z208A to Z208E light up in multiple colors (e.g., seven colors) without considering the cost.
そして、第1特定原点位置に対応する第1特定初期表示位置と、第1特定演出位置に対応する第1特定演出表示位置との間で上下方向に移動表示可能であるとともに(図12-16(C)参照)、第2特定原点位置に対応する第2特定初期表示位置と、第2特定演出位置に対応する第2特定演出表示位置との間で左右方向に移動表示可能である(図12-17(B)参照)。 Then, it can be moved vertically between a first specific initial display position corresponding to the first specific origin position and a first specific performance display position corresponding to the first specific performance position (see FIG. 12-16(C)), and can be moved horizontally between a second specific initial display position corresponding to the second specific origin position and a second specific performance display position corresponding to the second specific performance position (see FIG. 12-17(B)).
次に、搭載可動体32の移動態様と、第1擬似可動体表示Z100及び第2擬似可動体表示Z200の移動表示態様について、図12-16及び図12-17に基づいて説明する。図12-16は、(A)は非搭載可動体の移動可能範囲、(B)は第1擬似可動体表示の移動表示領域、(C)は第2擬似可動体表示の移動表示領域を示す図である。図12-17は、(A)は第1擬似可動体表示の特定移動表示領域、(B)は第2擬似可動体表示の特定移動表示領域を示す図である。
Next, the movement mode of the mounted
図12-16(A)に示すように、搭載可動体32は、画像表示装置5の表示領域の上部にて演出部32Aの下部が重複する原点位置と、画像表示装置5の表示領域の略中央にて演出部32A及び機構部32Bが重複する演出位置と、の間で上下方向に移動可能とされ、原点位置から演出位置までの移動距離はL1とされている。
As shown in FIG. 12-16(A), the mounted
図12-16(B)に示すように、第1擬似可動体表示Z100は、画像表示装置5の表示領域の上部位置にて演出表示部Z100Aの下部が表示される第1初期表示位置と、画像表示装置5の表示領域の略中央下位置にて演出表示部Z100A及び機構表示部Z100Bが表示される第1演出表示位置と、の間で上下方向に移動表示可能とされ、第1初期表示位置から第1演出表示位置までの移動表示距離はL2とされている。
As shown in FIG. 12-16 (B), the first pseudo-movable body display Z100 can be moved up and down between a first initial display position where the lower part of the performance display unit Z100A is displayed at the top of the display area of the
図12-17(A)に示すように、第1擬似可動体表示Z100は、画像表示装置5の表示領域の下部位置にて演出表示部Z100Aの上部が表示される第1特定初期表示位置と、画像表示装置5の表示領域の略中央上位置にて演出表示部Z100A及び機構表示部Z100Bが表示される第1特定演出表示位置と、の間で上下方向に移動表示可能とされ、第1特定初期表示位置から第1特定演出表示位置までの特定移動表示距離はL2Aとされている。
As shown in FIG. 12-17(A), the first pseudo-movable body display Z100 can be moved vertically between a first specific initial display position where the upper part of the performance display unit Z100A is displayed at the bottom of the display area of the
このように第1擬似可動体表示Z100は、第1非搭載可動体M100と同様に、第1原点位置に対応する第1初期表示位置と第1演出位置に対応する第1演出表示位置との間の移動可能範囲を上下方向に移動表示可能であるだけでなく、第1原点位置に対応しない第2初期表示位置と第1演出位置に対応しない第2演出表示位置との間の特定移動可能範囲を上下方向に移動表示可能である。 In this way, the first pseudo movable body display Z100, like the first non-mounted movable body M100, can not only be displayed by moving vertically within a movable range between a first initial display position corresponding to the first origin position and a first performance display position corresponding to the first performance position, but can also be displayed by moving vertically within a specific movable range between a second initial display position not corresponding to the first origin position and a second performance display position not corresponding to the first performance position.
次に、図12-16(C)に示すように、第2擬似可動体表示Z200は、画像表示装置5の表示領域の上部位置にて演出表示部Z200Aの下部が表示される第1特定初期表示位置と、画像表示装置5の表示領域の略中央位置にて演出表示部Z200A及び機構表示部Z200Bが表示される第1特定演出表示位置と、の間で上下方向に移動表示可能とされ、第1特定初期表示位置から第1特定演出表示位置までの移動表示距離はL3とされている。
Next, as shown in FIG. 12-16 (C), the second pseudo-movable body display Z200 can be moved up and down between a first specific initial display position where the lower part of the performance display unit Z200A is displayed at the top of the display area of the
また、図12-17(B)に示すように、第2擬似可動体表示Z200は、画像表示装置5の表示領域の左部位置にて演出表示部Z200Aの右部が表示される第2特定初期表示位置と、画像表示装置5の表示領域の略中央位置にて演出表示部Z200A及び機構表示部Z200Bが表示される第2特定演出表示位置と、の間で左右方向に移動表示可能とされ、第2特定初期表示位置から第2特定演出表示位置までの移動表示距離はL3Aとされている。
Also, as shown in FIG. 12-17 (B), the second pseudo-movable body display Z200 can be moved left and right between a second specific initial display position where the right part of the performance display unit Z200A is displayed at the left position of the display area of the
このように第2擬似可動体表示Z200は、第2非搭載可動体M200と同様に、第1特定原点位置に対応する第1特定初期表示位置と第1特定演出位置に対応する第1特定演出表示位置との間の移動可能範囲を上下方向に移動表示可能であるだけでなく、第1特定原点位置に対応しない第2特定初期表示位置と第1特定演出位置に対応しない第2特定演出表示位置との間の特定移動可能範囲を左右方向に移動表示可能である。 In this way, the second pseudo movable body display Z200, like the second non-mounted movable body M200, can not only be displayed by moving up and down within a movable range between a first specific initial display position corresponding to the first specific origin position and a first specific performance display position corresponding to the first specific performance position, but can also be displayed by moving left and right within a specific movable range between a second specific initial display position not corresponding to the first specific origin position and a second specific performance display position not corresponding to the first specific performance position.
また、第1擬似可動体表示Z100の移動表示距離L2は、搭載可動体32の移動距離L1よりも長く、第2擬似可動体表示Z200の移動表示距離L3は、搭載可動体32の移動距離L1よりも短い(L2>L1>L3)。また、第1擬似可動体表示Z100の移動表示距離L2Aは、搭載可動体32の移動距離L1よりも長く、第2擬似可動体表示Z200の移動表示距離L3Aは、搭載可動体32の移動距離L1や移動表示距離L2Aよりも長い(L3A>L2A>L1)。
Furthermore, the movement display distance L2 of the first pseudo movable body display Z100 is longer than the movement distance L1 of the mounted
このように、第1擬似可動体表示Z100や第2擬似可動体表示Z200は、搭載されている搭載可動体32の移動距離L1よりも長い移動表示距離(L2、L2A、L3A)を移動表示可能とされているため、搭載可動体32よりもインパクトがある演出を実現可能とされている。
In this way, the first pseudo-movable body display Z100 and the second pseudo-movable body display Z200 can be displayed moving over a longer distance (L2, L2A, L3A) than the moving distance L1 of the mounted
図12-16に示すように、第1擬似可動体表示Z100や第2擬似可動体表示Z200は、演出表示部Z100A、Z200Aと機構表示部Z100B、Z200Bとから構成され、機構表示部Z100B、Z200Bは、画像表示装置5の表示領域の縁部まで延設されていることで、あたかも画像表示装置5の側方に配置された駆動機構M101、第1駆動機構M201A、第2駆動機構M201Bにより演出表示部Z100A、Z200Aが支持されているように見えるので、移動表示をより現実的に表現することが可能である。
As shown in FIG. 12-16, the first pseudo-movable object display Z100 and the second pseudo-movable object display Z200 are composed of performance display units Z100A, Z200A and mechanism display units Z100B, Z200B, and the mechanism display units Z100B, Z200B are extended to the edge of the display area of the
すなわち、擬似可動体表示(擬似可動体画像)とは、パチンコ遊技機1に搭載した可動体、非搭載の可動体、仮想の可動体など、駆動機構により動作可能な構造物としての可動体を模した表示であって、例えば、発展報知画像Z300(図12-25(H)参照)のように機構表示部を有しない画像とは異なる。
In other words, a pseudo-movable body display (pseudo-movable body image) is a display that imitates a movable body as a structure that can be operated by a drive mechanism, such as a movable body mounted on the
また、モデルとした可動体とは表示態様の一部が異なる表示や、モデルとした可動体では実現できない態様の表示(例えば、デフォルメ表示や変形表示など)や移動表示(例えば、高速移動表示など)が可能なものであればよい。 In addition, it is sufficient if it is possible to display a part of the model movable body in a different display manner, or to display a manner that cannot be realized with the model movable body (for example, a deformed or transformed display), or to display movement (for example, a high-speed movement display).
また、擬似可動体表示(擬似可動体画像)は、コンピュータなどにより作成された画像や動画像であってもよいし、実際に作成された構造物としての可動体を撮影した画像や動画像であってもよい。さらに、これら擬似可動体表示の移動表示に際し、可動体を移動するときに出力する効果音や停止の際に生じる衝撃音と同じまたは類似した効果音を出力したり、擬似可動体表示が演出表示位置に到達したときに振動モータ61によりプッシュボタン31Bやスティックコントローラ31Aなどを振動させたり、スピーカ8L,8Rから重低音を出力すること等により擬似的な衝撃を発生させることで、より現実的な演出を遊技者に提供することが可能となる。
The pseudo-movable body display (pseudo-movable body image) may be an image or video created by a computer or the like, or may be an image or video captured of a movable body as an actual structure. Furthermore, when these pseudo-movable body displays are displayed moving, a pseudo-impact can be generated by outputting sound effects that are the same as or similar to the sound effects output when the movable body is moved or the impact sound generated when the movable body is stopped, vibrating the
次に、上記した搭載可動体32、第1擬似可動体表示Z100や第2擬似可動体表示Z200を用いた各種演出の詳細について、図12-10を用いて説明する。図12-10は、スーパーリーチにおける各種演出の内容や構成を説明するための図である。
Next, the details of the various effects using the mounted
(予告演出A)
図12-10に示すように、予告演出Aは、低ベース状態である場合に実行可能とされ、第2擬似可動体表示Z200が、第1特定初期表示位置に表示されてから第1特定演出表示位置に移動表示された後、発光表示部Z208A~Z208Eが決定された演出パターンに対応する色にて発光表示することにより大当りになる可能性(期待度)が示唆される。
(Preview performance A)
As shown in Figure 12-10, the preview performance A can be executed when the base state is low, and the second pseudo-movable body display Z200 is displayed at the first specific initial display position and then moved to the first specific performance display position, and then the light-emitting display sections Z208A to Z208E light up in a color corresponding to the determined performance pattern, thereby indicating the possibility (expectation) of a jackpot.
また、第1特定初期表示位置から第1特定演出表示位置に移動表示された第2擬似可動体表示Z200は、第1特定演出表示位置から第1特定初期表示位置に移動表示された後に消去される(図12-25(C)~(F)参照)。 In addition, the second pseudo-movable body display Z200, which has been moved from the first specific initial display position to the first specific performance display position, is erased after being moved from the first specific performance display position to the first specific initial display position (see Figures 12-25 (C) to (F)).
詳しくは、後述するステップ241SGS278Aの予告演出A種別決定処理にて、パターンPYA-1が決定された場合、発光表示部Z208A~Z208Eは白色に表示され、パターンPYA-2が決定された場合、発光表示部Z208A~Z208Eは青色に表示され、パターンPYA-3が決定された場合、発光表示部Z208A~Z208Eは緑色に表示され、パターンPYA-4が決定された場合、発光表示部Z208A~Z208Eは赤色に表示される。よって、大当り期待度が最も高い発光表示部Z208A~Z208Eの発光表示色は赤色となる。尚、発光色は種々に変更可能であり、大当りが確定している場合には金色や虹色等に発光させてもよい。 In more detail, when pattern PYA-1 is determined in the preview performance A type determination process of step 241SGS278A described later, the light-emitting display units Z208A to Z208E are displayed in white, when pattern PYA-2 is determined, the light-emitting display units Z208A to Z208E are displayed in blue, when pattern PYA-3 is determined, the light-emitting display units Z208A to Z208E are displayed in green, and when pattern PYA-4 is determined, the light-emitting display units Z208A to Z208E are displayed in red. Therefore, the light-emitting display color of the light-emitting display units Z208A to Z208E with the highest expectation of a jackpot is red. The light-emitting color can be changed in various ways, and when a jackpot is confirmed, the light-emitting display units may be illuminated in gold or rainbow colors, etc.
(予告演出B)
予告演出Bは、高ベース状態である場合に実行可能とされ、第1擬似可動体表示Z100が、第1初期表示位置から第1演出表示位置または第2初期表示位置から第2演出表示位置に移動表示されるか、第2擬似可動体表示Z200が、第2特定初期表示位置から第2中間演出表示位置または第2特定演出表示位置のいずれに移動表示されるかにより、可変表示結果が大当りになる可能性(期待度)が示唆される。
(Preview Performance B)
The preview performance B is executable when the base state is high, and the possibility (expectation) that the variable display result will be a jackpot is indicated depending on whether the first pseudo-movable body display Z100 is moved from the first initial display position to the first performance display position or from the second initial display position to the second performance display position, or whether the second pseudo-movable body display Z200 is moved from the second specific initial display position to the second intermediate performance display position or the second specific performance display position.
また、第1演出表示位置に移動表示された第1擬似可動体表示Z100は、第1演出表示位置から第1初期表示位置に移動表示されることなく消去される(図12-34(A)~(C)参照)。また、第2演出表示位置に移動表示された第1擬似可動体表示Z100は、第2演出表示位置から第2初期表示位置に移動表示されることなく消去される(図12-34(D)~(F)参照)。 The first pseudo-movable body display Z100 that has been moved and displayed at the first performance display position is erased without being moved and displayed from the first performance display position to the first initial display position (see Figures 12-34 (A) to (C)). The first pseudo-movable body display Z100 that has been moved and displayed at the second performance display position is erased without being moved and displayed from the second performance display position to the second initial display position (see Figures 12-34 (D) to (F)).
また、第2中間演出表示位置に移動表示された第2擬似可動体表示Z200は、第2中間演出表示位置から第2特定初期表示位置に移動表示されることなく消去される(図12-33(A)~(C)参照)。また、第2特定演出表示位置に移動表示された第2擬似可動体表示Z200は、第2特定演出表示位置から第2特定初期表示位置に移動表示されることなく消去される(図12-33(D)~(F)参照)。 The second pseudo-movable body display Z200 that has been moved and displayed at the second intermediate performance display position is erased without being moved and displayed from the second intermediate performance display position to the second specific initial display position (see Figures 12-33 (A) to (C)). The second pseudo-movable body display Z200 that has been moved and displayed at the second specific performance display position is erased without being moved and displayed from the second specific performance display position to the second specific initial display position (see Figures 12-33 (D) to (F)).
詳しくは、後述するステップ241SGS278Aの予告演出B種別決定処理にて、パターンPYB-1が決定された場合、第2擬似可動体表示Z200は第2特定初期表示位置から第2中間演出表示位置に移動表示され、パターンPYB-2が決定された場合、第2擬似可動体表示Z200は第2特定初期表示位置から第2特定演出表示位置に移動表示され、パターンPYB-3が決定された場合、第1擬似可動体表示Z100は第1初期表示位置から第1演出表示位置に移動表示され、パターンPYB-4が決定された場合、第1擬似可動体表示Z100は第2初期表示位置から第2演出表示位置に移動表示される。よって、第1擬似可動体表示Z100が移動表示される方が、第2擬似可動体表示Z200が移動表示されるよりも大当り期待度が高く、大当り期待度が最も高い移動表示パターンは、第1擬似可動体表示Z100が第2初期表示位置から第2演出表示位置に移動表示されるパターンとなる。 In detail, in the preview performance B type determination process of step 241SGS278A described below, if pattern PYB-1 is determined, the second pseudo-movable body display Z200 is moved and displayed from the second specific initial display position to the second intermediate performance display position, if pattern PYB-2 is determined, the second pseudo-movable body display Z200 is moved and displayed from the second specific initial display position to the second specific performance display position, if pattern PYB-3 is determined, the first pseudo-movable body display Z100 is moved and displayed from the first initial display position to the first performance display position, and if pattern PYB-4 is determined, the first pseudo-movable body display Z100 is moved and displayed from the second initial display position to the second performance display position. Therefore, the probability of a jackpot is higher when the first pseudo movable body display Z100 is displayed in a moving manner than when the second pseudo movable body display Z200 is displayed in a moving manner, and the moving display pattern with the highest probability of a jackpot is the pattern in which the first pseudo movable body display Z100 is displayed in a moving manner from the second initial display position to the second performance display position.
また、第1擬似可動体表示Z100が第1初期表示位置から第1演出表示位置や第2初期表示位置から第2演出表示位置へ移動表示する方が、第2擬似可動体表示Z200が第2特定初期表示位置から第2中間演出表示位置や第2特定演出表示位置へ移動表示するよりも速い。 Furthermore, the first pseudo-movable body display Z100 moves from the first initial display position to the first performance display position or from the second initial display position to the second performance display position faster than the second pseudo-movable body display Z200 moves from the second specific initial display position to the second intermediate performance display position or the second specific performance display position.
(発展演出A)
発展演出Aは、搭載可動体32が原点位置から演出位置に移動(落下)することにより、弱スーパーリーチへの発展が報知される(図12-25(H)参照)。原点位置から演出位置に移動された搭載可動体32は、所定時間が経過した後に演出位置から原点位置まで上昇して復帰する。
(Development A)
In the development performance A, the development to a weak super reach is announced by the mounted
詳しくは、後述するステップ241SGS278Bの発展演出A種別決定処理にて、実行が決定された場合、演出開始タイミングにおいて搭載可動体32が原点位置から演出位置まで落下することにより、弱スーパーリーチへの発展が報知される(図12-25(H)参照)。一方、非実行が決定された場合、演出開始タイミングにおいて搭載可動体32は原点位置から落下せず、画像表示装置5に発展報知画像Z300が表示されることにより弱スーパーリーチへの発展が報知される(図12-25(G)参照)。つまり、発展演出A種別決定処理にて非実行が決定されるとは、搭載可動体32を落下させず発展報知画像Z300の表示により弱スーパーリーチへの発展を報知する演出パターンが決定されることである。
In more detail, if execution is determined in the development performance A type determination process of step 241SGS278B described later, the development to a weak super reach is announced by the mounted
尚、発展報知画像Z300は、搭載可動体32を模した画像(表示)とされているが、第1擬似可動体表示Z100や第2擬似可動体表示Z200のように、可動体と同じように移動表示される擬似可動体表示とは異なり、あくまで演出部32Aのみを模した画像(表示)であり、搭載可動体32の移動とは異なる表示態様にて表示される。例えば、演出開始タイミングにて、移動表示を伴うことなく最初から搭載可動体32の演出位置に対応する演出表示位置に表示される。
The development notification image Z300 is an image (display) that imitates the mounted
(発展示唆演出)
発展示唆演出は、発展演出Bが実行される前に実行可能であり、第2擬似可動体表示Z200が、第1特定初期表示位置に表示されてから第1特定演出表示位置に移動表示された後、遊技者によるプッシュボタン31Bの連打操作(プッシュセンサ35Bの検出信号が所定期間内に複数回検出される操作)が有効となる操作有効期間において連打操作が検出されたことに基づいて、発光表示部Z208A~Z208Eが決定された演出パターンに対応する発光表示色に変化することにより、後述するキャラクタ画像Z310の表示色、つまり、発展演出Bが実行される可能性が示唆される。
(Development suggestion)
The development suggestion effect can be executed before the development effect B is executed, and after the second pseudo-movable body display Z200 is displayed at the first specific initial display position and then moved to the first specific effect display position, when a rapid-fire operation of the
また、特徴部241SGでは、発展示唆演出におけるプッシュボタン31Bの連打操作が有効となる操作有効期間において、プッシュボタン31Bの連打操作を促進する操作促進画像(例えば、プッシュボタン31Bを模した画像など)を画像表示装置5に表示せず、プッシュボタン31Bに内蔵されたボタンLED62(図12-2参照)を点灯させることでプッシュボタン31Bの連打操作を促進する形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、操作有効期間においてプッシュボタン31Bの連打操作を促進する操作促進表示を画像表示装置5に表示してもよい。
In addition, in the characteristic part 241SG, during the effective operation period during which the repeated operation of the
また、第1特定初期表示位置から第1特定演出表示位置に移動表示された第2擬似可動体表示Z200は、当該機種に関連するキャラクタ画像Z310が、画像表示装置5の表示領域における第1特定演出表示位置を含む領域に、第2擬似可動体表示Z200に重複(作用)するように表示された後、第1特定演出表示位置から第1特定初期表示位置に移動表示されることなく消去される(図12-26(A)~(J)、図12-27(A)参照)。
In addition, the second pseudo-movable body display Z200, which has been moved from the first specific initial display position to the first specific performance display position, is displayed so that the character image Z310 related to the model overlaps (acts on) the second pseudo-movable body display Z200 in an area including the first specific performance display position in the display area of the
詳しくは、後述するステップ241SGS278Bの発展示唆演出種別決定処理にて、パターンPS-1が決定された場合、発光表示部Z208A~Z208Eはプッシュボタン31Bが連打操作されても白色のまま変化せず、パターンPS-2が決定された場合、発光表示部Z208A~Z208Eはプッシュボタン31Bの連打操作に応じて白色→青色の順に変化し、パターンPS-3が決定された場合、発光表示部Z208A~Z208Eはプッシュボタン31Bの連打操作に応じて白色→青色→緑色の順に変化し、パターンPS-4が決定された場合、発光表示部Z208A~Z208Eはプッシュボタン31Bの連打操作に応じて白色→青色→緑色→赤色の順に変化する。よって、発展演出Bの実行期待度が最も高い発光表示部Z208A~Z208Eの最終発光表示色は赤色となる。
In more detail, in the development suggestion performance type determination process of step 241SGS278B described later, if pattern PS-1 is determined, the light-emitting display parts Z208A to Z208E will remain white even if the
尚、発光色及び発光色の変化パターンも種々に変更可能であり、例えば、白色から青色や緑色に変化せずに赤色に変化したり、最初から白色以外の発光表示色とされていてもよい。また、プッシュボタン31Bの連打操作に応じて複数の発光表示部Z208A~Z208Eの点灯数が増加するようにし、点灯数が多い方が少ない場合よりも発展演出Bの実行期待度が高くなるようにしてもよい。また、発光色と発光数により期待度が異なるようにしてもよい。
The light color and the pattern of change in light color can also be changed in various ways. For example, the light color may change from white to red without changing to blue or green, or the light color may be other than white from the beginning. In addition, the number of lit light-emitting display parts Z208A-Z208E may be increased in response to repeated pressing of the
また、特徴部241SGでは、操作有効期間にプッシュボタン31Bの連打操作が検出されない、または連打操作量が少ない場合、パターンPS-2~4のいずれかが決定されている場合でも、連打操作量によっては、各パターンPS-2~4に応じた発光表示色まで変化しない形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、操作有効期間にプッシュボタン31Bの連打操作が検出されない、または連打操作量が少ない場合でも、操作有効期間が終了したタイミングで、決定されたパターンPS-2~4に応じた発光表示色に変化するようにしてもよい。
In addition, in the characteristic portion 241SG, when the repeated tapping of the
また、操作有効期間の終了後に表示されるキャラクタ画像Z310は、操作有効期間が終了したときの発光表示部Z208A~Z208Eの発光表示色に対応する色のキャラクタ画像Z310が表示されるようになっている。 In addition, the character image Z310 displayed after the valid operation period ends is displayed in a color that corresponds to the light-emitting display color of the light-emitting display units Z208A to Z208E when the valid operation period ends.
尚、操作有効期間が終了したときの発光表示部Z208A~Z208Eの発光表示色に応じて、種別が異なるキャラクタ画像Z310を表示するようにしてもよい。また、上記のようにパターンPS-2~4のいずれかが決定されたにも関わらず発光表示部Z208A~Z208Eの発光表示色が変化しなかった場合でも、決定されたパターンPS-2~4に応じた色のキャラクタ画像Z310(発光表示部Z208A~Z208Eの発光表示色とは異なる色)を表示するようにしてもよい。また、キャラクタ画像Z310が表示されたタイミングで発光表示部Z208A~Z208Eの発光表示色をキャラクタ画像Z310と同色に変化させてもよい。 In addition, different types of character images Z310 may be displayed depending on the light-emitting display color of the light-emitting display units Z208A to Z208E when the effective operation period ends. Even if the light-emitting display color of the light-emitting display units Z208A to Z208E does not change despite the fact that one of the patterns PS-2 to 4 has been determined as described above, a character image Z310 (a color different from the light-emitting display color of the light-emitting display units Z208A to Z208E) in a color corresponding to the determined pattern PS-2 to 4 may be displayed. Furthermore, the light-emitting display color of the light-emitting display units Z208A to Z208E may be changed to the same color as the character image Z310 at the timing when the character image Z310 is displayed.
(発展演出B)
発展演出Bは、第2擬似可動体表示Z200が第1特定初期表示位置から第1特定演出表示位置に移動表示することにより、強スーパーリーチ演出に発展して決め演出が実行されること(遊技者にとって有利な内容)が報知される(図12-27(D)参照)。また、第1特定演出表示位置に移動表示された第2擬似可動体表示Z200は、第1特定演出表示位置から第1特定初期表示位置に移動表示することなく消去される(図12-27(D)~(F)参照)。
(Development B)
In the development performance B, the second pseudo movable body display Z200 is moved from the first specific initial display position to the first specific performance display position, thereby informing the player that the performance will develop into a strong super reach performance and a deciding performance will be executed (content advantageous to the player) (see FIG. 12-27(D)). Also, the second pseudo movable body display Z200 that was moved and displayed at the first specific performance display position is erased without being moved from the first specific performance display position to the first specific initial display position (see FIG. 12-27(D) to (F)).
また、第2擬似可動体表示Z200が、第1特定演出表示位置から第1特定初期表示位置に移動表示することなく消去されるときに、第1特定演出表示位置を含む表示領域に、リーチタイトル画像Z51を、該画像の表示開始時であることを示す態様にて第2擬似可動体表示Z200に重複するように表示することにより、可変表示結果が大当りとなる(大当り遊技状態に制御される)ことが示唆される。 In addition, when the second pseudo-movable body display Z200 is erased without moving from the first specific performance display position to the first specific initial display position, a reach title image Z51 is displayed in the display area including the first specific performance display position so as to overlap the second pseudo-movable body display Z200 in a manner indicating that the image is about to be displayed, thereby suggesting that the variable display result will be a jackpot (the game will be controlled to a jackpot game state).
詳しくは、後述するステップ241SGS280の発展演出B種別決定処理にて、実行が決定された場合、演出開始タイミングにおいて第2擬似可動体表示Z200が第1特定初期表示位置から第1特定演出表示位置に移動表示されることにより、強スーパーリーチへの発展が報知される(図12-27(D)参照)。一方、非実行が決定された場合、演出開始タイミングにおいて第2擬似可動体表示Z200は第1特定初期表示位置から第1特定演出表示位置に移動表示されず、画像表示装置5にリーチタイトル画像Z51が準備状態の態様で表示されることにより強スーパーリーチへの発展が報知される(図12-27(C)参照)。つまり、発展演出B種別決定処理にて非実行が決定されるとは、第2擬似可動体表示Z200を移動表示させずリーチタイトル画像Z51が準備状態の態様で表示されることにより強スーパーリーチへの発展を報知する演出パターンが決定されることである。
In more detail, when execution is determined in the development performance B type determination process of step 241SGS280 described later, the second pseudo movable body display Z200 is moved from the first specific initial display position to the first specific performance display position at the performance start timing, thereby notifying the development to a strong super reach (see FIG. 12-27 (D)). On the other hand, when non-execution is determined, the second pseudo movable body display Z200 is not moved from the first specific initial display position to the first specific performance display position at the performance start timing, and the
(決め演出)
決め演出は、スーパーリーチ演出において実行されていた味方キャラクタと敵キャラクタとのバトル対決の決着をつけ、大当り遊技状態に制御されるか否かを報知する演出とされている。具体的には、例えば、味方キャラクタが敵キャラクタに最後の一撃を与える表示を行った後、遊技者に対しプッシュボタン31Bまたはスティックコントローラ31Aの操作促進表示が行われ、プッシュボタン31Bまたはスティックコントローラ31Aの操作が検出されたタイミング、あるいは、プッシュボタン31Bまたはスティックコントローラ31Aの操作が検出されずに操作有効期間が終了したタイミングで、搭載可動体32を原点位置から演出位置に移動させることにより敵キャラクタを倒してバトルに勝利する大当り確定報知、または搭載可動体32が原点位置から演出位置に移動されずに敵キャラクタに倒されてバトルに敗北するはずれ確定報知のいずれかが行われる。
(Decisive performance)
The deciding performance is a performance that concludes the battle between the ally character and the enemy character that has been executed in the super reach performance, and notifies the player of whether or not the game state is controlled to a jackpot. Specifically, for example, after a display is made in which the ally character deals a final blow to the enemy character, a display is made to prompt the player to operate the
パターンKB-1、KV-1は、可変表示結果がはずれとなる場合に選択され、味方キャラクタが敵キャラクタに倒されてバトルに敗北するはずれ確定報知が行われるパターンとされ、パターンKB-2、KV-2は、可変表示結果が大当りとなる場合に選択され、味方キャラクタが敵キャラクタを倒してバトルに勝利する大当り確定報知が行われるパターンとされている。 Patterns KB-1 and KV-1 are selected when the variable display result is a miss, and a confirmed miss notification is made in which the friendly character is defeated by the enemy character and loses the battle, while patterns KB-2 and KV-2 are selected when the variable display result is a jackpot, and a confirmed jackpot notification is made in which the friendly character defeats the enemy character and wins the battle.
また、パターンKB-2、KV-2では、プッシュボタン31Bまたはスティックコントローラ31Aの操作が検出されたタイミング、あるいは、プッシュボタン31Bまたはスティックコントローラ31Aの操作が検出されずに操作有効期間が終了したタイミングで、振動モータ61を所定期間(例えば、約10秒間など)にわたり駆動させてプッシュボタン31Bまたはスティックコントローラ31Aを振動させる振動演出が行われる。
In addition, in patterns KB-2 and KV-2, when the operation of the
また、後述するステップ241SGS282の決め演出種別決定処理にて、パターンKB-2またはKV-2の実行が決定した場合、搭載可動体32の落下タイミングにて該搭載可動体32が原点位置から演出位置に移動して大当り確定報知が行われ、演出位置から原点位置に復帰した後で、第1擬似可動体表示Z100が第1初期表示位置から第1演出表示位置に移動表示して飾り図柄の可変表示が再開される。そして、第1擬似可動体表示Z100が第1演出表示位置から第1初期表示位置に移動表示して、飾り図柄の可変表示が停止表示されることで、可変表示結果が大当りとなる(図12-29(E)~(G)、図12-30(A)~(F)参照)。
In addition, if the execution of pattern KB-2 or KV-2 is determined in the determination effect type determination process of step 241SGS282 described later, the mounted
一方、パターンKB-1またはKV-1の実行が決定した場合、搭載可動体32の落下タイミングにて該搭載可動体32が原点位置から移動せず、ガラスがひび割れたエフェクト画像Z57が表示されてはずれ確定報知が行われ、可変表示結果がはずれとなる(図12-29(H)~(J)参照)。
On the other hand, if it is decided to execute pattern KB-1 or KV-1, the mounted
次に、スーパーリーチβ、γ(強スーパーリーチ)における搭載可動体32を用いた発展演出Aと、第2擬似可動体表示Z200を用いた発展演出Bと、の実行状況別の大当り期待度について、図12-11に基づいて説明する。図12-11は、発展演出Aと発展演出Bの実行状況別の大当り期待度を示す図である。
Next, the probability of winning depending on the execution status of development performance A using the mounted
図12-11に示すように、パターンAは、スーパーリーチβ、γ(強スーパーリーチ)の変動パターンに基づく図柄の可変表示期間に発展演出A及び発展演出Bの双方が非実行となるパターンであり、パターンBは、発展演出Aが非実行、発展演出Bが実行となるパターンであり、パターンCは、発展演出Aが実行、発展演出Bが非実行となるパターンであり、パターンDは、発展演出A及び発展演出Bの双方が実行となるパターンである。 As shown in Figure 12-11, pattern A is a pattern in which both development effect A and development effect B are not executed during the variable display period of the pattern based on the fluctuation pattern of super reach β and γ (strong super reach), pattern B is a pattern in which development effect A is not executed and development effect B is executed, pattern C is a pattern in which development effect A is executed and development effect B is not executed, and pattern D is a pattern in which development effect A and development effect B are both executed.
上記において、大当り期待度は、パターンA<パターンB<パターンC<パターンDの順に高くなるように設定されている。つまり、スーパーリーチβまたはスーパーリーチγの変動パターンに基づく図柄の可変表示期間において、搭載可動体32を用いた発展演出Aと第2擬似可動体表示Z200を用いた発展演出Bとが実行されるときの方が、発展演出Aが実行されずに発展演出Bが実行されるときよりも大当り遊技状態に制御される割合(大当り期待度)が高い。また、発展演出Aと発展演出Bとが実行されるときの方が、発展演出Bが実行されずに発展演出Aが実行されるときよりも大当り遊技状態に制御される割合(大当り期待度)が高い。また、発展演出Aと発展演出Bとが実行されるときの方が、発展演出Aと発展演出Bとが実行されないときよりも大当り遊技状態に制御される割合(大当り期待度)が高い。
In the above, the jackpot expectation is set in the order of pattern A < pattern B < pattern C < pattern D. In other words, during the variable display period of the pattern based on the variable pattern of the Super Reach β or Super Reach γ, when the development performance A using the mounted
図12-18は、図10に示された演出制御プロセス処理における可変表示開始設定処理(ステップS171)を示すフローチャートである。可変表示開始設定処理において、演出制御用CPU120は、まず、第1可変表示開始コマンド受信フラグオン状態であるか否かを判定する(ステップ241SGS271)。第1可変表示開始コマンド受信フラグがオン状態である場合は(ステップ241SGS271;Y)、始動入賞時受信コマンドバッファにおける第1特図保留記憶のバッファ番号「1-0」~「1-4」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグを、バッファ番号1個分ずつ上位にシフトする(ステップ241SGS272)。尚、バッファ番号「1-0」の内容については、シフトする先が存在しないためにシフトすることはできないので消去される。
Figure 12-18 is a flow chart showing the variable display start setting process (step S171) in the performance control process shown in Figure 10. In the variable display start setting process, the
具体的には、第1特図保留記憶のバッファ番号「1-1」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「1-0」に対応付けて格納するようにシフトし、第1特図保留記憶のバッファ番号「1-2」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「1-1」に対応付けて格納するようにシフトし、第1特図保留記憶のバッファ番号「1-3」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「1-2」に対応付けて格納するようにシフトし、第1特図保留記憶のバッファ番号「1-4」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「1-3」に対応付けて格納するようにシフトする。 Specifically, the various command data and flags stored in association with buffer number "1-1" of the first special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "1-0", the various command data and flags stored in association with buffer number "1-2" of the first special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "1-1", the various command data and flags stored in association with buffer number "1-3" of the first special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "1-2", and the various command data and flags stored in association with buffer number "1-4" of the first special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "1-3".
また、ステップ241SGS271において第1可変表示開始コマンド受信フラグがオフである場合は(ステップ241SGS271;N)、第2可変表示開始コマンド受信フラグがオン状態であるか否かを判定する(ステップ241SGS273)。第2可変表示開始コマンド受信フラグがオフである場合は(ステップ241SGS273;N)、可変表示開始設定処理を終了し、第2可変表示開始コマンド受信フラグがオン状態である場合は(ステップ241SGS273;Y)、始動入賞時受信コマンドバッファ109SG194Aにおける第2特図保留記憶のバッファ番号「2-0」~「2-4」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグを、バッファ番号1個分ずつ上位にシフトする(ステップ241SGS274)。尚、バッファ番号「2-0」の内容については、シフトする先が存在しないためにシフトすることはできないので消去される。 Also, in step 241SGS271, if the first variable display start command reception flag is off (step 241SGS271; N), it is determined whether the second variable display start command reception flag is on (step 241SGS273). If the second variable display start command reception flag is off (step 241SGS273; N), the variable display start setting process is terminated, and if the second variable display start command reception flag is on (step 241SGS273; Y), the various command data and various flags stored in association with the buffer numbers "2-0" to "2-4" of the second special chart reservation memory in the start winning time reception command buffer 109SG194A are shifted up by one buffer number (step 241SGS274). Note that the contents of buffer number "2-0" cannot be shifted because there is no destination to shift to, so it is erased.
具体的には、第2特図保留記憶のバッファ番号「2-1」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「2-0」に対応付けて格納するようにシフトし、第2特図保留記憶のバッファ番号「2-2」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「2-1」に対応付けて格納するようにシフトし、第2特図保留記憶のバッファ番号「2-3」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「2-2」に対応付けて格納するようにシフトし、第2特図保留記憶のバッファ番号「2-4」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「2-3」に対応付けて格納するようにシフトする。 Specifically, the various command data and flags stored in association with buffer number "2-1" of the second special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "2-0", the various command data and flags stored in association with buffer number "2-2" of the second special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "2-1", the various command data and flags stored in association with buffer number "2-3" of the second special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "2-2", and the various command data and flags stored in association with buffer number "2-4" of the second special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "2-3".
ステップ241SGS272またはステップ241SGS274の実行後、演出制御用CPU120は、変動パターン指定コマンド格納領域から変動パターン指定コマンドを読み出す(ステップ241SGS275)。
After executing step 241SGS272 or step 241SGS274, the
次いで、表示結果指定コマンド格納領域に格納されているデータ(即ち、受信した表示結果指定コマンド)に応じて飾り図柄の表示結果(停止図柄)を決定する(ステップ241SGS276)。この場合、演出制御用CPU120は、表示結果指定コマンドで指定される表示結果に応じた飾り図柄の停止図柄を決定し、決定した飾り図柄の停止図柄を示すデータを飾り図柄表示結果格納領域に格納する。
Next, the display result (stopping pattern) of the decorative pattern is determined according to the data stored in the display result designation command storage area (i.e., the received display result designation command) (step 241SGS276). In this case, the
尚、本特徴部241SGでは、受信した可変表示結果指定コマンドが確変大当りAに該当する第2可変表示結果指定コマンドである場合において、演出制御用CPU120は、例えば、停止図柄として3図柄が「7」で揃った飾り図柄の組合せ(大当り図柄)を決定する。また、受信した可変表示結果指定コマンドが確変大当りBに該当する第3可変表示結果指定コマンドである場合においては、停止図柄として、「7」以外の奇数図柄の複数の組合せ(例えば「111」、「333」、「555」、「999」などの飾り図柄の組合せ)の中から決定する。また、受信した可変表示結果指定コマンドが確変大当りCに該当する第4可変表示結果指定コマンドである場合においては、停止図柄として、小当りと同一のチャンス目となる「334」、「778」の中から決定する。また、受信した可変表示結果指定コマンドが非確変大当りに該当する第5可変表示結果指定コマンドである場合において、演出制御用CPU120は、例えば、停止図柄として3図柄が偶数図柄で揃った飾り図柄の組合せ(大当り図柄)を決定する。また、受信した可変表示結果指定コマンドが小当りに該当する第6可変表示結果指定コマンドである場合においては、停止図柄として、確変大当りCと同一のチャンス目となる「334」、「778」の中から決定する。また、受信した可変表示結果指定コマンドが、はずれに該当する第1可変表示結果指定コマンドである場合には、停止図柄として3図柄が不揃いとなる飾り図柄であって、上記したチャンス目以外の組合せ(はずれ図柄)を決定する。
In this feature section 241SG, when the received variable display result designation command is the second variable display result designation command corresponding to the probability of a jackpot A, the
これら停止図柄の決定においては、演出制御用CPU120は、例えば、停止図柄を決定するための乱数を抽出し、飾り図柄の組合せを示すデータと数値とが対応付けられている停止図柄判定テーブルを用いて、飾り図柄の停止図柄を決定すればよい。即ち、抽出した乱数に一致する数値に対応する飾り図柄の組合せを示すデータを選択することによって停止図柄を決定すればよい。
When determining these stopping patterns, the
次いで、演出制御用CPU120は、当該可変表示における変動パターンがノーマルリーチ変動パターンまたはスーパーリーチ変動パターンであるか否かを確認し(ステップ241SGS277)、ノーマルリーチ変動パターンまたはスーパーリーチ変動パターンであるときには(ステップ241SGS277;Y)、図12-19に示す予告演出種別決定処理を実行して、当該可変表示において予告演出Aまたは予告演出Bの演出パターン(演出種別)を決定するとともに(ステップ241SGS278A)、図12-21(A)に示す発展演出A種別決定処理を実行して、当該可変表示において発展演出Aの演出パターン(演出種別)を決定する(ステップ241SGS278B)。ノーマルリーチ変動パターンまたはスーパーリーチ変動パターンではないときには(ステップ241SGS277;N)、ステップ241SGS283に進む。
Then, the
図12-19に示すように、予告演出種別決定処理において演出制御用CPU120は、まず、可変表示結果と変動パターンとを特定する(ステップ241SGS301)。可変表示結果は、可変表示の開始時において主基板11から送信される可変表示結果(はずれ、確変大当りA、確変大当りB、確変大当りC、非確変大当り、小当り)を指定するための可変表示結果指定コマンドを格納するための可変表示結果指定コマンド格納領域に記憶されている可変表示結果指定コマンドにより特定することができる。また、変動パターンは、前述したように、変動パターン指定コマンド格納領域に記憶されている変動パターン指定コマンドにて特定できる。尚、本特徴部241SGでは、予告演出の対象がノーマルリーチ及びスーパーリーチであるので、具体的には、可変表示結果が大当り(確変大当りA、確変大当りB、確変大当りC、非確変大当り)またははずれのいずれであるのかを可変表示結果指定コマンドにより特定し、変動パターンがノーマルリーチまたはスーパーリーチであるのか否かを変動パターン指定コマンドにて特定すればよい。尚、予告演出の対象として確変大当りCの場合を除外してもよい。
As shown in FIG. 12-19, in the preview performance type determination process, the
次いで、演出制御用CPU120は、遊技状態が低ベース状態(時短状態)であるか否かを判定し(ステップ241SGS302)、低ベース状態である場合は(ステップ241SGS302;Y)、予告演出決定用乱数を抽出するとともに、図12-20(A)に示す予告演出種別決定用テーブルAを用いて予告演出Aの演出パターンを決定する(ステップ241SGS303)。一方、低ベース状態でない場合、つまり、高ベース状態である場合は(ステップ241SGS302;N)、予告演出決定用乱数を抽出するとともに、図12-20(B)に示す予告演出種別決定用テーブルBを用いて予告演出Bの演出パターンを決定する(ステップ241SGS304)。
Next, the
図12-20(A)に示すように、予告演出A種別決定用テーブルにおいては、「パターンPYA-1」、「パターンPYA-2」、「パターンPYA-3」、「パターンPYA-4」のそれぞれに対して、可変表示結果が確変大当り(確変大当りA、確変大当りB、確変大当りCのいずれか)となる場合、非確変大当りとなる場合、スーパーリーチはずれとなる場合、ノーマルリーチはずれとなる場合のそれぞれに異なる判定値が、図12-20(A)に示す判定値数となるように、割り当てられている。 As shown in Figure 12-20 (A), in the table for determining the type of preview performance A, for each of "Pattern PYA-1", "Pattern PYA-2", "Pattern PYA-3", and "Pattern PYA-4", different judgment values are assigned for the cases where the variable display result is a special jackpot (special jackpot A, special jackpot B, or special jackpot C), a non-special jackpot, a super reach miss, or a normal reach miss, so that the judgment value numbers shown in Figure 12-20 (A) are obtained.
具体的には、可変表示結果が確変大当りとなる場合については「パターンPYA-1」に対して5個の判定値が割り当てられ、「パターンPYA-2」に対して15個の判定値が割り当てられ、「パターンPYA-3」に対して30個の判定値が割り当てられ、「パターンPYA-4」に対して50個の判定値が割り当てられている。また、可変表示結果が非確変大当りとなる場合については、「パターンPYA-1」に対して5個の判定値が割り当てられ、「パターンPYA-2」に対して15個の判定値が割り当てられ、「パターンPYA-3」に対して50個の判定値が割り当てられ、「パターンPYA-4」に対して30個の判定値が割り当てられている。また、可変表示結果がスーパーリーチはずれとなる場合については、「パターンPYA-1」に対して50個の判定値が割り当てられ、「パターンPYA-2」に対して30個の判定値が割り当てられ、「パターンPYA-3」に対して15個の判定値が割り当てられ、「パターンPYA-4」に対して30個の判定値が割り当てられている。また、可変表示結果がノーマルリーチはずれとなる場合については、「パターンPYA-1」に対して80個の判定値が割り当てられ、「パターンPYA-2」に対して10個の判定値が割り当てられ、「パターンPYA-3」に対して8個の判定値が割り当てられ、「パターンPYA-4」に対して2個の判定値が割り当てられている。 Specifically, when the variable display result is a guaranteed jackpot, 5 judgment values are assigned to "Pattern PYA-1", 15 judgment values are assigned to "Pattern PYA-2", 30 judgment values are assigned to "Pattern PYA-3", and 50 judgment values are assigned to "Pattern PYA-4". When the variable display result is a non-guaranteed jackpot, 5 judgment values are assigned to "Pattern PYA-1", 15 judgment values are assigned to "Pattern PYA-2", 50 judgment values are assigned to "Pattern PYA-3", and 30 judgment values are assigned to "Pattern PYA-4". When the variable display result is a super reach miss, 50 judgment values are assigned to "Pattern PYA-1", 30 judgment values are assigned to "Pattern PYA-2", 15 judgment values are assigned to "Pattern PYA-3", and 30 judgment values are assigned to "Pattern PYA-4". Additionally, when the variable display result is a normal reach miss, 80 judgment values are assigned to "Pattern PYA-1," 10 judgment values are assigned to "Pattern PYA-2," 8 judgment values are assigned to "Pattern PYA-3," and 2 judgment values are assigned to "Pattern PYA-4."
このように判定値が割り当てられていることにより、当該可変表示において確変大当りとなる場合には、「パターンPYA-4」が最も高い割合で決定され、非確変大当りとなる場合には、「パターンPYA-3」が最も高い割合で決定され、スーパーリーチはずれやノーマルリーチはずれとなる場合は「パターンPYA-1」が最も高い割合で決定される。つまり、「パターンPYA-4」が最も大当り期待度が高く、「パターンPYA-4」>「パターンPYA-3」>「パターンPYA-2」>「パターンPYA-1」の順に大当り期待度が低くなる。尚、上記決定割合は種々に変更可能である。 By assigning the judgment values in this way, if the variable display results in a guaranteed jackpot, "Pattern PYA-4" is determined with the highest probability, if it results in a non-guaranteed jackpot, "Pattern PYA-3" is determined with the highest probability, and if it results in a super reach miss or normal reach miss, "Pattern PYA-1" is determined with the highest probability. In other words, "Pattern PYA-4" has the highest jackpot expectation, with the jackpot expectation decreasing in the order of "Pattern PYA-4" > "Pattern PYA-3" > "Pattern PYA-2" > "Pattern PYA-1". The above determination ratios can be changed in various ways.
図12-20(B)に示すように、予告演出B種別決定用テーブルにおいては、「パターンPYB-1」、「パターンPYB-2」、「パターンPYB-3」、「パターンPYB-4」のそれぞれに対して、可変表示結果が確変大当り(確変大当りA、確変大当りB、確変大当りCのいずれか)となる場合、非確変大当りとなる場合、スーパーリーチはずれとなる場合、ノーマルリーチはずれとなる場合のそれぞれに異なる判定値が、図12-20(B)に示す判定値数となるように、割り当てられている。 As shown in Figure 12-20 (B), in the table for determining the type of preview performance B, for each of "Pattern PYB-1", "Pattern PYB-2", "Pattern PYB-3", and "Pattern PYB-4", different judgment values are assigned for the cases where the variable display result is a special jackpot (special jackpot A, special jackpot B, or special jackpot C), a non-special jackpot, a super reach miss, or a normal reach miss, so that the judgment value numbers shown in Figure 12-20 (B) are obtained.
具体的には、可変表示結果が確変大当りとなる場合については「パターンPYB-1」に対して5個の判定値が割り当てられ、「パターンPYB-2」に対して15個の判定値が割り当てられ、「パターンPYB-3」に対して30個の判定値が割り当てられ、「パターンPYB-4」に対して50個の判定値が割り当てられている。また、可変表示結果が非確変大当りとなる場合については、「パターンPYB-1」に対して5個の判定値が割り当てられ、「パターンPYB-2」に対して15個の判定値が割り当てられ、「パターンPYB-3」に対して50個の判定値が割り当てられ、「パターンPYB-4」に対して30個の判定値が割り当てられている。また、可変表示結果がスーパーリーチはずれとなる場合については、「パターンPYB-1」に対して50個の判定値が割り当てられ、「パターンPYB-2」に対して30個の判定値が割り当てられ、「パターンPYB-3」に対して15個の判定値が割り当てられ、「パターンPYB-4」に対して30個の判定値が割り当てられている。また、可変表示結果がノーマルリーチはずれとなる場合については、「パターンPYB-1」に対して80個の判定値が割り当てられ、「パターンPYB-2」に対して10個の判定値が割り当てられ、「パターンPYB-3」に対して8個の判定値が割り当てられ、「パターンPYB-4」に対して2個の判定値が割り当てられている。 Specifically, when the variable display result is a guaranteed jackpot, 5 judgment values are assigned to "Pattern PYB-1", 15 judgment values are assigned to "Pattern PYB-2", 30 judgment values are assigned to "Pattern PYB-3", and 50 judgment values are assigned to "Pattern PYB-4". When the variable display result is a non-guaranteed jackpot, 5 judgment values are assigned to "Pattern PYB-1", 15 judgment values are assigned to "Pattern PYB-2", 50 judgment values are assigned to "Pattern PYB-3", and 30 judgment values are assigned to "Pattern PYB-4". When the variable display result is a super reach miss, 50 judgment values are assigned to "Pattern PYB-1", 30 judgment values are assigned to "Pattern PYB-2", 15 judgment values are assigned to "Pattern PYB-3", and 30 judgment values are assigned to "Pattern PYB-4". Furthermore, when the variable display result is a normal reach miss, 80 judgment values are assigned to "Pattern PYB-1," 10 judgment values are assigned to "Pattern PYB-2," 8 judgment values are assigned to "Pattern PYB-3," and 2 judgment values are assigned to "Pattern PYB-4."
このように判定値が割り当てられていることにより、当該可変表示において確変大当りとなる場合には、「パターンPYB-4」が最も高い割合で決定され、非確変大当りとなる場合には、「パターンPYB-3」が最も高い割合で決定され、スーパーリーチはずれやノーマルリーチはずれとなる場合は「パターンPYB-1」が最も高い割合で決定される。つまり、「パターンPYB-4」が最も大当り期待度が高く、「パターンPYB-3」>「パターンPYB-3」>「パターンPYB-2」>「パターンPYB-1」の順に大当り期待度が低くなる。尚、上記決定割合は種々に変更可能である。 By assigning the judgment values in this way, if the variable display results in a guaranteed jackpot, "Pattern PYB-4" is determined with the highest probability, if it results in a non-guaranteed jackpot, "Pattern PYB-3" is determined with the highest probability, and if it results in a super reach miss or normal reach miss, "Pattern PYB-1" is determined with the highest probability. In other words, "Pattern PYB-4" has the highest jackpot expectation, with the jackpot expectation decreasing in the order of "Pattern PYB-3" > "Pattern PYB-3" > "Pattern PYB-2" > "Pattern PYB-1". The above determination ratios can be changed in various ways.
尚、特徴部241SGでは、低ベース状態用の予告演出A種別決定用テーブルと高ベース状態用の予告演出B種別決定用テーブルとで、各パターンの決定割合を同一とした形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、予告演出A種別決定用テーブルと予告演出B種別決定用テーブルとで、各パターンの決定割合を異ならせてもよい。 In addition, in the characteristic section 241SG, an example is given in which the determination ratio of each pattern is the same in the table for determining the preview performance type A for a low base state and the table for determining the preview performance type B for a high base state, but the present invention is not limited to this, and the determination ratio of each pattern may be different in the table for determining the preview performance type A and the table for determining the preview performance type B.
図12-19に戻り、ステップ241SGS305においては、ステップ241SGS303またはステップ241SGS304において決定された予告演出種別をRAM122の所定領域に記憶する(ステップ241SGS305)。そして、ステップ241SGS306に進んで、予告演出開始待ちタイマに演出開始までの期間を設定し(ステップ241SGS306)、当該処理を終了する。 Returning to FIG. 12-19, in step 241SGS305, the preview performance type determined in step 241SGS303 or step 241SGS304 is stored in a predetermined area of RAM 122 (step 241SGS305). Then, the process proceeds to step 241SGS306, where the preview performance start waiting timer is set to the period until the performance starts (step 241SGS306), and the process ends.
次に、図12-21に示すように、発展演出A種別決定処理において演出制御用CPU120は、まず、可変表示結果と変動パターンとを特定する(ステップ241SGS311)。可変表示結果は、可変表示の開始時において主基板11から送信される可変表示結果(はずれ、確変大当りA、確変大当りB、確変大当りC、非確変大当り、小当り)を指定するための可変表示結果指定コマンドを格納するための可変表示結果指定コマンド格納領域に記憶されている可変表示結果指定コマンドにより特定することができる。また、変動パターンは、前述したように、変動パターン指定コマンド格納領域に記憶されている変動パターン指定コマンドにて特定できる。尚、本特徴部241SGでは、発展演出Aの対象がノーマルリーチ及びスーパーリーチであるので、具体的には、可変表示結果が大当り(確変大当りA、確変大当りB、確変大当りC、非確変大当り)またははずれのいずれであるのかを可変表示結果指定コマンドにより特定し、変動パターンがノーマルリーチまたはスーパーリーチであるのか否かを変動パターン指定コマンドにて特定すればよい。尚、発展演出Aの対象として確変大当りCの場合を除外してもよい。
Next, as shown in FIG. 12-21, in the development performance A type determination process, the
次いで、演出制御用CPU120は、発展演出種別決定用乱数を抽出するとともに、図12-21(B)に示す発展演出A種別決定用テーブルを用いて発展演出Aの演出パターンを決定する(ステップ241SGS312)。
Next, the
図12-21(B)に示すように、発展演出A種別決定用テーブルにおいては、「非実行」、「実行」のパターンそれぞれに対して、可変表示結果が確変大当り(確変大当りA、確変大当りB、確変大当りCのいずれか)となる場合、非確変大当りとなる場合、スーパーリーチはずれとなる場合、ノーマルリーチはずれとなる場合のそれぞれに異なる判定値が、図12-21(B)に示す判定値数となるように、割り当てられている。 As shown in Figure 12-21 (B), in the table for determining the type of development performance A, for each of the patterns of "non-execution" and "execution", different judgment values are assigned for the cases where the variable display result is a special jackpot (special jackpot A, special jackpot B, or special jackpot C), a non-special jackpot, a super reach miss, or a normal reach miss, so that the judgment value numbers shown in Figure 12-21 (B) are assigned.
具体的には、可変表示結果が確変大当りとなる場合については、「非実行」に対して10個の判定値が割り当てられ、「実行」に対して90個の判定値が割り当てられている。また、可変表示結果が非確変大当りとなる場合については、「非実行」に対して20個の判定値が割り当てられ、「実行」に対して80個の判定値が割り当てられている。また、可変表示結果がスーパーリーチはずれとなる場合については、「非実行」に対して80個の判定値が割り当てられ、「実行」に対して20個の判定値が割り当てられている。また、可変表示結果がノーマルリーチはずれとなる場合については、「非実行」に対して100個の判定値が割り当てられている。つまり、ノーマルリーチはずれの場合、弱スーパーリーチ演出に発展しないため、発展演出Aは実行しない。 Specifically, when the variable display result is a guaranteed jackpot, a judgment value of 10 is assigned to "not execute" and a judgment value of 90 is assigned to "execute". When the variable display result is a non-guaranteed jackpot, a judgment value of 20 is assigned to "not execute" and a judgment value of 80 is assigned to "execute". When the variable display result is a miss for a super reach, a judgment value of 80 is assigned to "not execute" and a judgment value of 20 is assigned to "execute". When the variable display result is a miss for a normal reach, a judgment value of 100 is assigned to "not execute". In other words, when a normal reach is a miss, it does not develop into a weak super reach performance, so development performance A is not executed.
このように判定値が割り当てられていることにより、当該可変表示において確変大当り、非確変大当りとなる場合には、「実行」が最も高い割合で決定され、スーパーリーチはずれやノーマルリーチはずれとなる場合は「非実行」が最も高い割合で決定される。つまり、発展演出Aが実行された方が、実行されない場合よりも大当り期待度が高くなっている。尚、上記決定割合は種々に変更可能である。 By assigning the judgment values in this way, when the variable display results in a guaranteed jackpot or non-guaranteed jackpot, "execute" is determined with the highest probability, and when the super reach or normal reach is missed, "non-execute" is determined with the highest probability. In other words, the probability of a jackpot is higher when development performance A is executed than when it is not executed. The above determination ratios can be changed in various ways.
図12-21(A)に戻り、ステップ241SGS313においては、ステップ241SGS312において決定された発展演出A種別をRAM122の所定領域に記憶する(ステップ241SGS313)。そして、ステップ241SGS314に進んで、発展演出A開始待ちタイマに演出開始までの期間を設定し(ステップ241SGS314)、当該処理を終了する。 Returning to FIG. 12-21(A), in step 241SGS313, the type of advanced performance A determined in step 241SGS312 is stored in a specified area of RAM 122 (step 241SGS313). Then, the process proceeds to step 241SGS314, where the advanced performance A start waiting timer is set to the period until the start of the performance (step 241SGS314), and the process ends.
図12-18に戻って、ステップ241SGS278Bの処理を実行した後、演出制御用CPU120は、当該可変表示における変動パターンがスーパーリーチ変動パターンであるか否かを確認し(ステップ241SGS279)、スーパーリーチ変動パターンであるときには(ステップ241SGS279;Y)、図12-22(A)に示す発展示唆演出種別決定処理を実行して、当該可変表示において発展示唆演出の演出パターン(演出種別)を決定し(ステップ241SGS280)、図12-23(A)に示す発展演出B種別決定処理を実行して、当該可変表示において発展演出Bの演出パターン(演出種別)を決定し(ステップ241SGS281)、図12-24(A)に示す決め演出B種別決定処理を実行して、当該可変表示において決め演出の演出パターン(演出種別)を決定する(ステップ241SGS282)。スーパーリーチ変動パターンではないとき、つまり、ノーマルリーチ変動パターンであるときは(ステップ241SGS279;N)、ステップ241SGS283に進む。
Returning to Figure 12-18, after executing the processing of step 241SGS278B, the
図12-22(A)に示すように、発展示唆演出種別決定処理において演出制御用CPU120は、まず、可変表示結果と変動パターンとを特定する(ステップ241SGS321)。可変表示結果は、可変表示の開始時において主基板11から送信される可変表示結果(はずれ、確変大当りA、確変大当りB、確変大当りC、非確変大当り、小当り)を指定するための可変表示結果指定コマンドを格納するための可変表示結果指定コマンド格納領域に記憶されている可変表示結果指定コマンドにより特定することができる。また、変動パターンは、前述したように、変動パターン指定コマンド格納領域に記憶されている変動パターン指定コマンドにて特定できる。尚、本特徴部241SGでは、予告演出の対象がノーマルリーチ及びスーパーリーチであるので、具体的には、可変表示結果が大当り(確変大当りA、確変大当りB、確変大当りC、非確変大当り)またははずれのいずれであるのかを可変表示結果指定コマンドにより特定し、変動パターンがノーマルリーチまたはスーパーリーチであるのか否かを変動パターン指定コマンドにて特定すればよい。尚、予告演出の対象として確変大当りCの場合を除外してもよい。
As shown in FIG. 12-22(A), in the development suggestion performance type determination process, the
次いで、演出制御用CPU120は、発展示唆演出決定用乱数を抽出するとともに、図12-22(B)に示す発展示唆演出種別決定用テーブルを用いて発展示唆演出の演出パターンを決定する(ステップ241SGS322)。
Next, the
図12-22(B)に示すように、発展示唆演出種別決定用テーブルにおいては、「パターンPS-1」、「パターンPS-2」、「パターンPS-3」、「パターンPS-4」のそれぞれに対して、可変表示結果が確変大当り(確変大当りA、確変大当りB、確変大当りCのいずれか)となる場合、非確変大当りとなる場合、スーパーリーチはずれとなる場合、ノーマルリーチはずれとなる場合のそれぞれに異なる判定値が、図12-20(A)に示す判定値数となるように、割り当てられている。 As shown in Figure 12-22 (B), in the table for determining the type of development suggestion performance, different judgment values are assigned to each of "Pattern PS-1", "Pattern PS-2", "Pattern PS-3", and "Pattern PS-4" when the variable display result is a sure chance jackpot (sure chance jackpot A, sure chance jackpot B, or sure chance jackpot C), when it is a non-sure chance jackpot, when it is a super reach miss, or when it is a normal reach miss, so that the judgment value numbers shown in Figure 12-20 (A) are assigned.
具体的には、可変表示結果が確変大当りとなる場合については「パターンPS-1」に対して5個の判定値が割り当てられ、「パターンPS-2」に対して15個の判定値が割り当てられ、「パターンPS-3」に対して30個の判定値が割り当てられ、「パターンPS-4」に対して50個の判定値が割り当てられている。また、可変表示結果が非確変大当りとなる場合については、「パターンPS-1」に対して5個の判定値が割り当てられ、「パターンPS-2」に対して15個の判定値が割り当てられ、「パターンPS-3」に対して50個の判定値が割り当てられ、「パターンPS-4」に対して30個の判定値が割り当てられている。また、可変表示結果がスーパーリーチはずれとなる場合については、「パターンPS-1」に対して50個の判定値が割り当てられ、「パターンPS-2」に対して30個の判定値が割り当てられ、「パターンPS-3」に対して15個の判定値が割り当てられ、「パターンPS-4」に対して5個の判定値が割り当てられている。 Specifically, when the variable display result is a guaranteed jackpot, 5 judgment values are assigned to "pattern PS-1", 15 judgment values are assigned to "pattern PS-2", 30 judgment values are assigned to "pattern PS-3", and 50 judgment values are assigned to "pattern PS-4". When the variable display result is a non-guaranteed jackpot, 5 judgment values are assigned to "pattern PS-1", 15 judgment values are assigned to "pattern PS-2", 50 judgment values are assigned to "pattern PS-3", and 30 judgment values are assigned to "pattern PS-4". When the variable display result is a super reach miss, 50 judgment values are assigned to "pattern PS-1", 30 judgment values are assigned to "pattern PS-2", 15 judgment values are assigned to "pattern PS-3", and 5 judgment values are assigned to "pattern PS-4".
このように判定値が割り当てられていることにより、当該可変表示において確変大当りとなる場合には、「パターンPS-4」が最も高い割合で決定され、非確変大当りとなる場合には、「パターンPS-3」が最も高い割合で決定され、スーパーリーチはずれとなる場合は「パターンPS-1」が最も高い割合で決定される。つまり、「パターンPS-4」が最も大当り期待度が高く、「パターンPS-4」>「パターンPS-3」>「パターンPS-2」>「パターンPS-1」の順に大当り期待度が低くなる。尚、上記決定割合は種々に変更可能である。 By assigning the judgment values in this way, if the variable display results in a guaranteed jackpot, "Pattern PS-4" is determined most frequently, if it results in a non-guaranteed jackpot, "Pattern PS-3" is determined most frequently, and if it results in a super reach miss, "Pattern PS-1" is determined most frequently. In other words, "Pattern PS-4" has the highest jackpot expectation, with the jackpot expectation decreasing in the order of "Pattern PS-4" > "Pattern PS-3" > "Pattern PS-2" > "Pattern PS-1". The above determination ratios can be changed in various ways.
図12-22(A)に戻り、ステップ241SGS323においては、ステップ241SGS322において決定された発展示唆演出種別をRAM122の所定領域に記憶する(ステップ241SGS323)。そして、ステップ241SGS324に進んで、発展示唆演出開始待ちタイマに演出開始までの期間を設定し(ステップ241SGS324)、当該処理を終了する。 Returning to FIG. 12-22(A), in step 241SGS323, the type of development suggestion effect determined in step 241SGS322 is stored in a specified area of RAM 122 (step 241SGS323). Then, the process proceeds to step 241SGS324, where the development suggestion effect start waiting timer is set to the period until the effect starts (step 241SGS324), and the process ends.
次に、図12-23(A)に示すように、発展演出B種別決定処理において演出制御用CPU120は、まず、可変表示結果と変動パターンとを特定する(ステップ241SGS331)。可変表示結果は、可変表示の開始時において主基板11から送信される可変表示結果(はずれ、確変大当りA、確変大当りB、確変大当りC、非確変大当り、小当り)を指定するための可変表示結果指定コマンドを格納するための可変表示結果指定コマンド格納領域に記憶されている可変表示結果指定コマンドにより特定することができる。また、変動パターンは、前述したように、変動パターン指定コマンド格納領域に記憶されている変動パターン指定コマンドにて特定できる。尚、本特徴部241SGでは、予告演出の対象がノーマルリーチ及びスーパーリーチであるので、具体的には、可変表示結果が大当り(確変大当りA、確変大当りB、確変大当りC、非確変大当り)またははずれのいずれであるのかを可変表示結果指定コマンドにより特定し、変動パターンがノーマルリーチまたはスーパーリーチであるのか否かを変動パターン指定コマンドにて特定すればよい。尚、予告演出の対象として確変大当りCの場合を除外してもよい。
Next, as shown in FIG. 12-23(A), in the development performance B type determination process, the
次いで、演出制御用CPU120は、発展演出決定用乱数を抽出するとともに、図12-23(B)に示す発展演出B種別決定用テーブルを用いて発展演出Bの演出パターンを決定する(ステップ241SGS332)。
Next, the
図12-23(B)に示すように、発展演出B種別決定用テーブルにおいては、「非実行」、「実行」のパターンそれぞれに対して、可変表示結果が確変大当り(確変大当りA、確変大当りB、確変大当りCのいずれか)となる場合、非確変大当りとなる場合、スーパーリーチはずれとなる場合、ノーマルリーチはずれとなる場合のそれぞれに異なる判定値が、図12-23(B)に示す判定値数となるように、割り当てられている。 As shown in Figure 12-23 (B), in the table for determining the type of advanced performance B, for each of the patterns of "non-execution" and "execution", different judgment values are assigned for the cases where the variable display result is a special jackpot (special jackpot A, special jackpot B, or special jackpot C), a non-special jackpot, a super reach miss, or a normal reach miss, so that the judgment value numbers shown in Figure 12-23 (B) are assigned.
具体的には、可変表示結果が確変大当りとなる場合については、「非実行」に対して20個の判定値が割り当てられ、「実行」に対して80個の判定値が割り当てられている。また、可変表示結果が非確変大当りとなる場合については、「非実行」に対して30個の判定値が割り当てられ、「実行」に対して70個の判定値が割り当てられている。また、可変表示結果がスーパーリーチβ・γはずれとなる場合については、「非実行」に対して30個の判定値が割り当てられ、「実行」に対して70個の判定値が割り当てられている。また、可変表示結果がスーパーリーチαはずれとなる場合については、「非実行」に対して100個の判定値が割り当てられている。つまり、スーパーリーチαはずれの場合、強スーパーリーチ演出に発展しないため、発展演出Bは実行しない。 Specifically, when the variable display result is a guaranteed jackpot, 20 judgment values are assigned to "not execute" and 80 judgment values are assigned to "execute". When the variable display result is a non-guaranteed jackpot, 30 judgment values are assigned to "not execute" and 70 judgment values are assigned to "execute". When the variable display result is a miss for Super Reach β or γ, 30 judgment values are assigned to "not execute" and 70 judgment values are assigned to "execute". When the variable display result is a miss for Super Reach α, 100 judgment values are assigned to "not execute". In other words, when Super Reach α is a miss, it does not develop into a strong Super Reach performance, so development performance B is not executed.
このように判定値が割り当てられていることにより、当該可変表示において確変大当り、非確変大当りとなる場合には、「実行」が最も高い割合で決定され、スーパーリーチはずれやノーマルリーチはずれとなる場合は「非実行」が最も高い割合で決定される。つまり、発展演出Bが実行された方が、実行されない場合よりも大当り期待度が高くなっている。尚、上記決定割合は種々に変更可能である。 By assigning the judgment values in this way, when the variable display results in a guaranteed jackpot or non-guaranteed jackpot, "execute" is determined with the highest probability, and when the super reach misses or normal reach misses, "non-execute" is determined with the highest probability. In other words, the expectation of a jackpot is higher when development performance B is executed than when it is not executed. The above determination ratios can be changed in various ways.
図12-23(A)に戻り、ステップ241SGS333においては、ステップ241SGS332において決定された発展演出B種別をRAM122の所定領域に記憶する(ステップ241SGS333)。そして、ステップ241SGS334に進んで、発展演出B開始待ちタイマに演出開始までの期間を設定し(ステップ241SGS334)、当該処理を終了する。 Returning to FIG. 12-23(A), in step 241SGS333, the type of advanced performance B determined in step 241SGS332 is stored in a specified area of RAM 122 (step 241SGS333). Then, the process proceeds to step 241SGS334, where the advanced performance B start waiting timer is set to the period until the start of the performance (step 241SGS334), and the process ends.
図12-24(A)に示すように、決め演出種別決定処理において演出制御用CPU120は、ステップ241SGS301にて特定された可変表示結果に基づき、図12-24(B)に示す決め演出種別決定用テーブルを用いて決め演出の演出パターンを決定する(ステップ241SGS341)。次いで、決定した決め演出種別をRAM122の所定領域に記憶し(ステップ241SGS342)、決め演出開始待ちタイマに演出開始までの期間を設定し(ステップ241SGS343)、当該処理を終了する。
As shown in FIG. 12-24(A), in the process of determining the type of final effect, the
図12-24(B)に示すように、決め演出種別決定用テーブルにおいては、プッシュボタン31Bの操作を有効として遊技者に対しプッシュボタン31Bの単押し操作を促進する操作促進表示を行う「パターンKB-1」、「パターンKB-2」、スティックコントローラ31Aの操作を有効として遊技者に対しスティックコントローラ31Aの単引き操作を促進する操作促進表示を行う「パターンKV-1」、「パターンKV-2」のそれぞれに対して、可変表示結果が確変大当り(確変大当りA、確変大当りB、確変大当りCのいずれか)となる場合、非確変大当りとなる場合、スーパーリーチはずれとなる場合のそれぞれに異なる判定値が、図12-24(B)に示す判定値数となるように、割り当てられている。
As shown in FIG. 12-24(B), in the deciding effect type determination table, for "Pattern KB-1" and "Pattern KB-2" which display an operation prompt to encourage the player to press the
具体的には、可変表示結果が確変大当りとなる場合については、「パターンKB-2」に対して30個の判定値が割り当てられ、「パターンKV-2」に対して70個の判定値が割り当てられている。また、可変表示結果が非確変大当りとなる場合については、「パターンKB-2」に対して70個の判定値が割り当てられ、「パターンKV-2」に対して30個の判定値が割り当てられている。また、可変表示結果がスーパーリーチβ・γはずれとなる場合については、「パターンKB-1」に対して70個の判定値が割り当てられ、「パターンKV-1」に対して30個の判定値が割り当てられている。 Specifically, when the variable display result is a guaranteed jackpot, 30 judgment values are assigned to "pattern KB-2" and 70 judgment values are assigned to "pattern KV-2". When the variable display result is a non-guaranteed jackpot, 70 judgment values are assigned to "pattern KB-2" and 30 judgment values are assigned to "pattern KV-2". When the variable display result is a miss for the Super Reach β/γ, 70 judgment values are assigned to "pattern KB-1" and 30 judgment values are assigned to "pattern KV-1".
このように判定値が割り当てられていることにより、当該可変表示において確変大当りとなる場合には、操作対象がスティックコントローラ31Aとなる「パターンKV-1」が最も高い割合で決定され、非確変大当りとなる場合には、操作対象がプッシュボタン31Bとなる「パターンKB-2」が最も高い割合で決定され、スーパーリーチはずれとなる場合には、操作対象がプッシュボタン31Bとなる「パターンKB-1」が最も高い割合で決定される。つまり、スティックコントローラ31Aが操作対象となる方が、プッシュボタン31Bが操作対象となる場合よりも確変大当り期待度が高い。尚、上記決定割合は種々に変更可能である。
By assigning the judgment values in this way, if a sure-win occurs in the variable display, "Pattern KV-1" in which the control object is the
尚、本特徴部241SGでは、予告演出決定用乱数、発展演出A決定用乱数、発展示唆演出決定用乱数、発展演出B決定用乱数、決め演出決定用乱数は、各々1~100の範囲の乱数とされていて1~100の範囲のいずれかの値が抽出される。つまり、これら各種演出決定用乱数の判定値数の1~100の範囲の100個とされているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら各種演出決定用乱数の範囲等は適宜に決定すればよい。また、これら各種演出決定用乱数を生成するための演出決定用乱数カウンタがRAM122に設定されており、該演出決定用乱数カウンタが乱数更新処理にてタイマ割込毎に更新される。また、これら各種演出決定用乱数は共通の乱数を用いてもよい。
In addition, in this feature section 241SG, the random numbers for determining the preview performance, the random numbers for determining the development performance A, the random numbers for determining the development hint performance, the random numbers for determining the development performance B, and the random numbers for determining the final performance are each set to random numbers in the range of 1 to 100, and one of the values in the range of 1 to 100 is extracted. In other words, the number of judgment values for these various performance determination random numbers is set to 100 in the range of 1 to 100, but the present invention is not limited to this, and the range of these various performance determination random numbers can be determined appropriately. Also, a performance determination random number counter for generating these various performance determination random numbers is set in
尚、本特徴部241SGでは、各種演出種別決定処理において各種演出の演出パターンを決定する形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、上記演出以外に、例えば、キャラクタが登場するキャラクタ予告演出、予告画像が段階的に変化するステップアップ予告、所定のキャラクタの一群が表示領域を横切る群予告等の予告演出の実行を決定するようにしても良く、これら異なる態様の予告演出を決定する場合には、予告演出を開始するタイミングが予告演出の態様に応じて異なるので、後述する予告演出開始待ちタイマに、予告演出の態様に応じた異なる期間を設定すればよい。 In addition, in this feature section 241SG, an example of determining the performance pattern of various performances in the various performance type determination process has been given, but the present invention is not limited to this, and in addition to the above-mentioned performances, it is also possible to determine the execution of preview performances such as a character preview performance in which a character appears, a step-up preview in which the preview image changes in stages, and a group preview in which a group of specified characters crosses the display area.When determining these different types of preview performances, the timing to start the preview performance differs depending on the type of preview performance, so a different period depending on the type of preview performance can be set in the preview performance start waiting timer described below.
図12-18に戻って、ステップ241SGS283において演出制御用CPU120は、変動パターン指定コマンドに応じた演出制御パターン(プロセステーブル)を選択する。そして、選択したプロセステーブルのプロセスデータ1におけるプロセスタイマをスタートさせる(ステップ241SGS284)。
Returning to FIG. 12-18, in step 241SGS283, the
尚、プロセステーブルには、画像表示装置5の表示を制御するための表示制御実行データ、各LEDの点灯を制御するためのランプ制御実行データ、スピーカ8L,8Rから出力する音の制御するための音制御実行データや、プッシュボタン31Bやスティックコントローラ31Aの操作を制御するための操作部制御実行データ等が、各プロセスデータn(1~N番まで)に対応付けて時系列に順番配列されている。
In addition, in the process table, display control execution data for controlling the display of the
次いで、演出制御用CPU120は、プロセスデータ1の内容(表示制御実行データ1、ランプ制御実行データ1、音制御実行データ1、操作部制御実行データ1)に従って演出装置(演出用部品としての画像表示装置5、演出用部品としての各種ランプ及び演出用部品としてのスピーカ8L,8R、操作部(プッシュボタン31B、スティックコントローラ31A等))の制御を実行する(ステップ241SGS285)。例えば、画像表示装置5において変動パターンに応じた画像を表示させるために、表示制御部123に指令を出力する。また、各種ランプを点灯/消灯制御を行わせるために、ランプ制御基板14に対して制御信号(ランプ制御実行データ)を出力する。また、スピーカ8L,8Rからの音声出力を行わせるために、音声制御基板13に対して制御信号(音番号データ)を出力する。
Then, the
尚、本特徴部241SGでは、演出制御用CPU120は、変動パターン指定コマンドに1対1に対応する変動パターンによる飾り図柄の可変表示が行われるように制御するが、演出制御用CPU120は、変動パターン指定コマンドに対応する複数種類の変動パターンから、使用する変動パターンを選択するようにしてもよい。
In addition, in this feature section 241SG, the
そして、可変表示時間タイマに、変動パターン指定コマンドで特定される可変表示時間に相当する値を設定する(ステップ241SGS286)。また、可変表示制御タイマに所定時間を設定する(ステップ241SGS287)。尚、所定時間は例えば33msであり、演出制御用CPU120は、該所定時間が経過する毎に左中右の飾り図柄の表示状態を示す画像データを含む可変表示中の画像データをVRAMに書き込み、表示制御部123がVRAMに書き込まれた画像データに応じた信号を画像表示装置5に出力し、画像表示装置5が信号に応じた画像を表示する。これにより、飾り図柄の可変表示及びその他の演出の動画の表示が実現される。
Then, the variable display time timer is set to a value equivalent to the variable display time specified by the variable pattern designation command (step 241SGS286). A predetermined time is also set to the variable display control timer (step 241SGS287). The predetermined time is, for example, 33 ms, and the
次いで、演出制御用CPU120は、演出制御プロセスフラグの値を可変表示中演出処理(ステップS172)に対応した値にし、可変表示開始設定処理を終了する(ステップ241SGS288)。
Next, the
(スーパーリーチβの演出動作例)
次に、スーパーリーチβの演出動作例について、図12-25~図12-31に基づいて説明する。図12-25は、(A)~(H)はスーパーリーチβの主にノーマルリーチでの演出動作例を示す図である。図12-26は、(A)~(J)は主に弱スーパーリーチでの演出動作例を示す図である。図12-27は、(A)~(F)は同じく弱スーパーリーチでの演出動作例を示す図である。図12-28は、(A)~(D)は主に強スーパーリーチでの演出動作例を示す図である。図12-29は、(E)~(J)は強スーパーリーチ演出の演出動作例を示す図である。図12-30は、(A)~(F)は大当り確定報知後の演出動作例を示す図である。図12-31は、(A)~(D)は第1擬似可動体表示の移動表示の詳細を示す図である。図12-32は、発光表示部と搭載可動体LEDとの関係を示す図である。
(Example of Super Reach β performance)
Next, a description will be given of an example of the performance of the Super Reach β based on FIG. 12-25 to FIG. 12-31. FIG. 12-25 (A) to (H) are diagrams showing examples of the performance of the Super Reach β mainly in the normal reach. FIG. 12-26 (A) to (J) are diagrams showing examples of the performance of the weak Super Reach. FIG. 12-27 (A) to (F) are diagrams showing examples of the performance of the weak Super Reach. FIG. 12-28 (A) to (D) are diagrams showing examples of the performance of the strong Super Reach. FIG. 12-29 (E) to (J) are diagrams showing examples of the performance of the strong Super Reach. FIG. 12-30 (A) to (F) are diagrams showing examples of the performance after the big win confirmation notification. FIG. 12-31 (A) to (D) are diagrams showing details of the moving display of the first pseudo movable body display. FIG. 12-32 is a diagram showing the relationship between the light-emitting display unit and the mounted movable body LED.
以下、スーパーリーチβの変動パターンに基づく可変表示期間における各種演出動作例について説明する。 Below, we will explain various examples of performance actions during the variable display period based on the fluctuation pattern of Super Reach β.
図12-25(A)に示すように、演出制御用CPU120は、始動入賞の発生に基づいてスーパーリーチβの変動パターンに基づき、各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおいて飾り図柄の可変表示を開始する。また、画像表示装置5の表示領域の左上には、第1保留記憶数(例えば、数字の「2」)、第2保留記憶数(例えば、数字の「0」)及び飾り図柄に対応する小図柄(例えば、矢印「↓↓↓」)を表示するための表示領域5SLが設けられており、飾り図柄の可変表示に同期して小図柄を可変表示する。
As shown in FIG. 12-25(A), the
尚、上記第1保留記憶数、第2保留記憶数、小図柄や、パチンコ遊技機1に生じたエラー状態を示すエラー表示(図示略)については、第1擬似可動体表示Z100や第2擬似可動体表示Z200よりも手前側(上位レイヤー)に表示されるため、第1擬似可動体表示Z100や第2擬似可動体表示Z200が重複して第1保留記憶数、第2保留記憶数、小図柄やエラー表示の視認性が低下することが防止される一方で、飾り図柄については、第1擬似可動体表示Z100や第2擬似可動体表示Z200よりも奥側(下位レイヤー)に表示されるため、飾り図柄が重複して第1擬似可動体表示Z100や第2擬似可動体表示Z200の視認性が低下することが防止されている。
The first and second reserved memory numbers, small symbols, and error display (not shown) indicating an error state that has occurred in the
可変表示を開始した後、図12-25(B)に示すように、可変表示態様をノーマルリーチ表示態様とした場合、飾り図柄の可変表示演出としてのノーマルリーチ演出を開始する。 After the variable display starts, as shown in FIG. 12-25(B), if the variable display mode is set to the normal reach display mode, the normal reach presentation starts as a variable display presentation of the decorative pattern.
図12-25(C)に示すように、演出制御用CPU120は、ノーマルリーチ表示態様としてから所定時間が経過した予告演出Aの開始タイミングにおいて、第2擬似可動体表示Z200を第1特定初期表示位置に表示した後、第1特定演出表示位置に移動表示し(図12-25(D)参照)、図12-25(E)に示すように、ステップ241SGS278Aの予告演出種別決定処理にて決定されたパターン(PYA-1~4のいずれか)に対応する表示色にて発光表示部Z208A~Z208Eを発光表示させることで、大当り遊技状態に制御されることを示唆する予告演出Aを実行する。また、第1特定演出表示位置に移動表示した第2擬似可動体表示Z200の周囲に、第2擬似可動体表示Z200を強調するためのエフェクト画像Z60を表示する。
As shown in FIG. 12-25(C), at the start timing of the preview performance A when a predetermined time has elapsed since the normal reach display mode, the
尚、エフェクト画像Z60は、発光表示部Z208A~Z208Eの発光表示色に対応した態様で表示される。例えば、パターンPYA-1に基づき発光表示部Z208A~Z208Eの発光表示色が白色にて発光表示される場合、エフェクト画像Z60は白色で表示サイズは小さく、パターンPYA-4に基づき発光表示部Z208A~Z208Eの発光表示色が赤色にて発光表示される場合、エフェクト画像Z60は赤色で、表示サイズは期待度に応じて大きくなることが好ましい。 The effect image Z60 is displayed in a manner that corresponds to the light-emitting display color of the light-emitting display units Z208A to Z208E. For example, when the light-emitting display units Z208A to Z208E are displayed in white based on pattern PYA-1, the effect image Z60 is white and has a small display size, and when the light-emitting display units Z208A to Z208E are displayed in red based on pattern PYA-4, the effect image Z60 is red and preferably has a large display size according to the degree of expectation.
次いで、図12-25(F)に示すように、エフェクト画像Z60を消去するとともに、第2擬似可動体表示Z200を第1特定演出表示位置から第1特定初期表示位置に移動表示した後に第2擬似可動体表示Z200を消去することで、予告演出Aを終了する。その後、画像表示装置5の表示領域の右上に設けた表示領域5SRに、小図柄よりやや大きい態様で飾り図柄を縮小して表示する。
Next, as shown in FIG. 12-25 (F), the effect image Z60 is erased, and the second pseudo-movable body display Z200 is moved and displayed from the first specific performance display position to the first specific initial display position, and then the second pseudo-movable body display Z200 is erased, thereby ending the preview performance A. After that, a reduced decorative pattern is displayed in a slightly larger form than the small pattern in the display area 5SR provided in the upper right corner of the display area of the
そして、ステップ241SGS278Bの発展演出A種別決定処理にて発展演出Aの非実行が決定されている場合、図12-25(G)に示すように、発展演出Aの開始タイミングにて、搭載可動体32を落下させずに原点位置に保持したまま、発展報知画像Z300を表示するとともに、その周囲にエフェクト画像Z61Aを表示し、弱スーパーリーチ演出に発展することを報知する。また、発展演出Aの実行が決定されている場合、図12-25(H)に示すように、発展演出Aの開始タイミングにて、搭載可動体ソレノイド207L,207Rをオン状態にして搭載可動体32を原点位置から演出位置に落下させるとともに、その周囲に、搭載可動体32を強調するためのエフェクト画像Z61Aとは異なるエフェクト画像Z61Bを表示し、弱スーパーリーチ演出に発展することを報知する。
If it is decided not to execute development performance A in the development performance A type determination process of step 241SGS278B, as shown in FIG. 12-25(G), at the start timing of development performance A, the mounted
尚、特徴部241SGでは、発展演出Aとして搭載可動体32の落下が実行されるときの方が実行されないときよりも大当り遊技状態に制御される割合が高いが、発展演出A(搭載可動体32の落下)の非実行が決定されている場合でも、発展報知画像Z300を表示することにより、弱スーパーリーチ演出に発展することを報知することができる。
In addition, in the characteristic section 241SG, the probability of being controlled to a jackpot game state is higher when the drop of the mounted
図12-26(A)に示すように、演出制御用CPU120は、発展演出Aの実行期間が終了した後、キャラクタ画像Z310を表示するなどして弱スーパーリーチ演出を開始するとともに、第2擬似可動体表示Z200を第1特定初期表示位置に表示した後、第1特定演出表示位置に移動表示して、発展示唆演出を開始する(図12-26(B)参照)。このとき、第2擬似可動体表示Z200は、一部がキャラクタ画像Z310の手前側に重複するように表示される。
As shown in FIG. 12-26(A), after the execution period of development performance A ends, the
また、発展示唆演出として第2擬似可動体表示Z200を第1特定演出表示位置まで移動表示したときに、発光表示部Z208A~Z208Eを白色に発光表示するとともに、プッシュボタン31BのボタンLED62を点灯し、プッシュボタン31Bの操作を促進する。
In addition, when the second pseudo-movable body display Z200 is moved to the first specific display position as a development suggestion effect, the light-emitting display sections Z208A-Z208E are illuminated in white, and the button LED 62 of the
次いで、図12-26(C)に示すように、第2擬似可動体表示Z200の周囲に、第2擬似可動体表示Z200を強調するためのエフェクト画像Z62を表示する。そして、ステップ241SGS280の発展示唆演出種別決定処理にてパターン(PS-2~4)のいずれかが決定されている場合、図12-26(D)に示すように、操作有効期間におけるプッシュボタン31Bの連打操作(操作の検出回数)に応じて、エフェクト画像Z62を大きくしていくとともに、所定時間が経過するごとに発光表示部Z208A~Z208Eの発光表示色を変化させていくことで、発展演出Bが実行されることを示唆する。
Next, as shown in FIG. 12-26(C), an effect image Z62 for emphasizing the second pseudo-movable object display Z200 is displayed around the second pseudo-movable object display Z200. Then, if one of the patterns (PS-2 to 4) is determined in the development suggestion performance type determination process of step 241SGS280, as shown in FIG. 12-26(D), the effect image Z62 is enlarged according to the number of repeated taps of the
また、図12-26(E)に示すように、操作有効期間が終了した後も発光表示部Z208A~Z208Eの発光表示色を維持したまま、背景画像を暗くするブラックアウト表示とする。その後、第2擬似可動体表示Z200の上方位置に、操作有効期間が終了したときの発光表示部Z208A~Z208Eの発光表示色と同色の小サイズのキャラクタ画像Z310を表示するとともに、キャラクタ画像Z310を強調するためのエフェクト画像Z63を表示した後(図12-26(F)参照)、エフェクト画像Z63を表示したままキャラクタ画像Z310を一旦消去し(図12-26(G)参照)、次いで、中サイズのキャラクタ画像Z310を表示した後(図12-26(H)参照)、エフェクト画像Z63を表示したままキャラクタ画像Z310を一旦消去し(図12-26(I)参照)、次いで、大サイズのキャラクタ画像Z310を表示する(図12-26(J)参照)。 As shown in FIG. 12-26(E), even after the effective operation period has ended, the light-emitting display color of the light-emitting display units Z208A to Z208E is maintained, and the background image is darkened to display a blackout. After that, a small-sized character image Z310 is displayed in the upper position of the second pseudo-movable body display Z200 in the same color as the light-emitting display color of the light-emitting display units Z208A to Z208E when the effective operation period has ended, and an effect image Z63 for highlighting the character image Z310 is displayed (see FIG. 12-26(F)), the character image Z310 is temporarily erased while the effect image Z63 is displayed (see FIG. 12-26(G)), a medium-sized character image Z310 is then displayed (see FIG. 12-26(H)), the character image Z310 is temporarily erased while the effect image Z63 is displayed (see FIG. 12-26(I)), and then a large-sized character image Z310 is displayed (see FIG. 12-26(J)).
尚、図12-26(E)~(J)においては、演出の見栄えを考慮して、発光表示部Z208A~Z208Eの発光表示は継続するが、エフェクト画像Z62は表示しないことが好ましい。 In addition, in Figures 12-26 (E) to (J), taking into consideration the appearance of the presentation, it is preferable to continue the illumination of the illumination display units Z208A to Z208E, but not display the effect image Z62.
このように、発光表示部Z208A~Z208Eと同色のキャラクタ画像Z310を、画面奥側から手前側に向けて漸次大きくなる態様で表示するとともに、小サイズ、中サイズ、大サイズのキャラクタ画像Z310を表示するときに、図12-27における図12-26(J)の拡大図に示すように、第2擬似可動体表示Z200の第1特定演出表示位置を含む領域にて該第2擬似可動体表示Z200の少なくとも一部の手前側に重複させ、該重複した領域を透して第2擬似可動体表示Z200を視認できるようにすることで、発展演出Bが実行されることに対する期待感をより好適に煽ることができる。 In this way, the character image Z310, which is the same color as the light-emitting display portions Z208A to Z208E, is displayed in a manner that gradually increases in size from the back of the screen to the front, and when small, medium, and large sized character images Z310 are displayed, as shown in the enlarged view of FIG. 12-26 (J) in FIG. 12-27, the second pseudo-movable body display Z200 is overlapped with at least a portion of the front side of the second pseudo-movable body display Z200 in an area including the first specific performance display position of the second pseudo-movable body display Z200, so that the second pseudo-movable body display Z200 can be seen through the overlapping area, thereby more effectively building up anticipation for the execution of the development performance B.
また、キャラクタ画像Z310を第2擬似可動体表示Z200よりも手前側に優先して表示するため、第2擬似可動体表示Z200が第1特定初期表示位置に移動表示することなく消去されることに対する遊技者の意識をそらしつつ、キャラクタ画像Z310の表示により発展演出Bが実行されることを好適に示唆することができる。 In addition, since the character image Z310 is preferentially displayed in front of the second pseudo-movable body display Z200, the display of the character image Z310 can appropriately suggest that development performance B will be executed, while diverting the player's attention from the fact that the second pseudo-movable body display Z200 will be erased without being moved to the first specific initial display position.
また、キャラクタ画像Z310を段階的に大きくする態様にて表示したが、表示開始から第2擬似可動体表示Z200の第1特定演出表示位置を含む領域にて該第2擬似可動体表示Z200の少なくとも一部の手前側に重複するように表示してもよい。また、エフェクト画像Z63も示唆画像として第2擬似可動体表示Z200の少なくとも一部の手前側に重複するように表示してもよい。 In addition, while the character image Z310 is displayed in a manner that gradually increases in size, it may also be displayed so as to overlap at least a portion of the front side of the second pseudo-movable body display Z200 in an area including the first specific performance display position of the second pseudo-movable body display Z200 from the start of display. In addition, the effect image Z63 may also be displayed as a suggestion image so as to overlap at least a portion of the front side of the second pseudo-movable body display Z200.
次いで、図12-27(A)に示すように、演出制御用CPU120は、大サイズのキャラクタ画像Z310を表示している間に、第2擬似可動体表示Z200を第1特定演出表示位置から第1特定初期表示位置に移動表示させることなく消去(非表示)する。具体的には、第2擬似可動体表示Z200が消去したことを強調するための消去表示として、漸次フェードアウトさせる態様にて非表示とする。その後、大サイズのキャラクタ画像Z310を漸次フェードアウトさせる態様にて非表示することにより消去する。
Next, as shown in FIG. 12-27(A), while the large-sized character image Z310 is being displayed, the
尚、特徴部241SGでは、演出制御用CPU120は、図12-27(A)に示すように、大サイズのキャラクタ画像Z310を表示している間に第2擬似可動体表示Z200を第1特定演出表示位置から第1特定初期表示位置に移動表示させることなく消去(非表示)する形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、図12-26(F)に示すようにキャラクタ画像Z310の表示を開始したときに、あるいは、表示を開始してから所定時間が経過したときにおいて、キャラクタ画像Z310を表示している間に第2擬似可動体表示Z200を第1特定演出表示位置から第1特定初期表示位置に移動表示させることなく消去(非表示)するようにしてもよい。
In the characteristic section 241SG, as shown in FIG. 12-27(A), the
また、第2擬似可動体表示Z200を第1特定演出表示位置から第1特定初期表示位置に移動表示させることなく消去(非表示)するものに限定されるものではなく、第2擬似可動体表示Z200をフェードアウトさせながら第1特定演出表示位置から第1特定初期表示位置に移動表示して消去(非表示)するようにしてもよい。 Furthermore, the second pseudo-movable body display Z200 is not limited to being erased (hidden) without being moved from the first specific performance display position to the first specific initial display position, but may be erased (hidden) by moving the second pseudo-movable body display Z200 from the first specific performance display position to the first specific initial display position while fading out.
その後、図12-27(B)に示すように、発展演出Bの開始タイミングにおいて、第2擬似可動体表示Z200を第1特定初期表示位置に表示する。ここで、ステップ241SGS281の発展演出B種別決定処理にて発展演出Bの非実行が決定されている場合、図12-27(C)に示すように、第2擬似可動体表示Z200を第1特定初期表示位置から第1特定演出表示位置に移動表示することなく消去するとともに、後述するリーチタイトル画像Z51を所定の態様(例えば、透過率が高く視認性が低い表示開始時の態様)にて表示することで、強スーパーリーチに発展することを報知する。 After that, as shown in FIG. 12-27(B), at the start timing of the development performance B, the second pseudo-movable object display Z200 is displayed at the first specific initial display position. Here, if it is determined in the development performance B type determination process of step 241SGS281 that development performance B will not be executed, as shown in FIG. 12-27(C), the second pseudo-movable object display Z200 is erased without being moved from the first specific initial display position to the first specific performance display position, and the reach title image Z51 described later is displayed in a predetermined form (for example, a form at the start of display with high transparency and low visibility), thereby announcing that the development will progress to a strong super reach.
一方、図12-27(D)に示すように、発展演出Bの実行が決定されている場合、第2擬似可動体表示Z200を第1特定初期表示位置から第1特定演出表示位置に移動表示することで、強スーパーリーチに発展することを報知する。このとき、拡大図に示すように、移動表示の際に発光表示部Z208A~Z208Eを所定の色(例えば、白色など)に発光表示するとともに、発光表示部Z208A~Z208Eを含む回転表示部Z207を正面視時計回りに回転させる態様にて表示する。また、第1特定演出表示位置に移動表示した第2擬似可動体表示Z200の周囲に、第2擬似可動体表示Z200を強調するためのエフェクト画像Z65を表示する。 On the other hand, as shown in FIG. 12-27(D), when it is decided to execute the development performance B, the second pseudo movable object display Z200 is moved from the first specific initial display position to the first specific performance display position to notify that it will develop into a strong super reach. At this time, as shown in the enlarged view, the light-emitting display parts Z208A-Z208E are illuminated in a predetermined color (e.g., white) when moving, and the rotating display part Z207 including the light-emitting display parts Z208A-Z208E is displayed in a manner that rotates clockwise when viewed from the front. In addition, an effect image Z65 for emphasizing the second pseudo movable object display Z200 is displayed around the second pseudo movable object display Z200 that has been moved to the first specific performance display position.
尚、図12-27(D)における発光表示部Z208A~Z208Eの発光表示色は、発展示唆演出とは異なり、大当り期待度を示唆するものではなく、弱リーチ演出の画像として画像表示装置5にて表示しているエフェクト画像Z65等の色に応じた発光表示色とされている。
The light-emitting display colors of the light-emitting display units Z208A to Z208E in FIG. 12-27(D) are different from the development suggestion effects and do not indicate the likelihood of a jackpot, but are light-emitting display colors that correspond to the colors of the effect images Z65, etc., displayed on the
次いで、図12-27(E)に示すように、後述するリーチタイトル画像Z51を所定の態様(例えば、透過率が高く視認性が低い表示開始時の態様)にて表示した後、図12-27(F)に示すように、第2擬似可動体表示Z200を第1特定演出表示位置から第1特定初期表示位置に移動表示することなく消去(非表示)する。 Next, as shown in FIG. 12-27(E), the reach title image Z51 described later is displayed in a predetermined state (for example, a state at the start of display in which the transmittance is high and the visibility is low), and then, as shown in FIG. 12-27(F), the second pseudo movable body display Z200 is erased (not displayed) without being moved from the first specific performance display position to the first specific initial display position.
次に、図12-28(A)に示すように、演出制御用CPU120は、可変表示態様をスーパーリーチ表示態様としたときに、スーパーリーチ演出の種別を示すリーチタイトルや大当り期待度を示すリーチタイトル画像Z51を表示し、スーパーリーチ演出に発展したことを報知する。次いで、スーパーリーチ演出(例えば、味方キャラクタと敵キャラクタとがバトル(対決)する画像Z52を表示する演出など)を開始する(図12-28(B)参照)。そして、スーパーリーチ表示態様としたときから所定時間が経過したタイミングで、ステップ241SGS282の決め演出種別決定処理にてパターンKB-1、KB-2が決定されている場合、つまり、操作対象がプッシュボタン31Bである場合は、図12-28(C)に示すように、遊技者に対しプッシュボタン31Bの押し操作を促進するための操作促進画像Z53を表示する。一方、ステップ241SGS282の決め演出種別決定処理にてパターンKV-1、KV-2が決定されている場合、つまり、操作対象がスティックコントローラ31Aである場合は、図12-28(D)に示すように、遊技者に対しスティックコントローラ31Aの引き操作を促進するための操作促進画像Z54を表示する。
Next, as shown in FIG. 12-28(A), when the variable display mode is set to the super reach display mode, the
操作促進表示を表示している操作有効期間においてプッシュボタン31Bの押し操作(プッシュセンサ35Bからの検出信号)またはスティックコントローラ31Aの引き操作(スティックコントローラ31Aからの検出信号)を検出したタイミング、またはプッシュボタン31Bの押し操作またはスティックコントローラ31Aの引き操作を検出しないまま操作有効期間が終了したタイミングにおいて、可変表示結果が大当りの場合は、図12-29(E)に示すように、搭載可動体32を原点位置から表示領域前側の演出位置まで落下させる可動体演出を実行するとともにエフェクト画像Z55を表示する。また、搭載可動体32の原点位置から演出位置への移動に応じて、所定の効果音をスピーカ8L,8Rを出力するとともに、搭載可動体LED208を所定の色(例えば、虹色など)にて発光させる。
When the operation prompt display is displayed during the operation effective period, at the timing when the push operation of the
尚、エフェクト画像Z55は、ガラスがひび割れて飛び散る態様で表示される複数のガラス破片画像を含むエフェクト画像とされ、後述するエフェクト画像Z71と同様の態様とした形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、エフェクト画像Z71と異なる態様のエフェクト画像としてもよい。例えば、ガラスの一部分のみがひび割れて破片となって飛び散り、残りの部分を残した態様で表示することで、搭載可動体32が画像表示装置5に表示されたエフェクト画像Z55に重複して表示を視認しづらい状況でも、多少の時間をかけて何が起こったのかを遊技者が把握しやすくなるようにしてもよい。
Effect image Z55 is an effect image including a plurality of glass fragment images displayed in a manner in which glass cracks and scatters, and is exemplified in a manner similar to effect image Z71 described below, but the present invention is not limited to this, and an effect image in a manner different from effect image Z71 may be used. For example, by displaying only a portion of the glass cracking and scattering into fragments, while leaving the remaining portion intact, it is possible to make it easier for the player to understand what has happened over some time, even in a situation in which the mounted
また、エフェクト画像Z55においても、後述するエフェクト画像Z71と同様に、飛び散る態様で表示される複数のガラス破片画像のうち少なくとも一つに、画像表示装置5の前側に配置される搭載可動体32の一部を反射表示したりすることで、搭載可動体32とガラス破片画像との位置関係がより明確になるため、より立体感がある表示を実現することができる。
Furthermore, in effect image Z55, similar to effect image Z71 described below, by reflecting a portion of the mounted
その後、搭載可動体32を演出位置から原点位置に移動させた後、図12-29(F)に示すように、味方キャラクタが敵キャラクタとのバトルに勝利したことを示す画像Z56を表示した後、図12-29(G)に示すように、大当り図柄の組合せを仮停止表示して大当り確定報知を行う。尚、大当り図柄の組合せを仮停止表示しても小図柄は可変表示したままとする。
After that, the mounted
次いで、図12-30(A)に示すように、演出制御用CPU120は、画像表示装置5の表示領域に、ガラスがひび割れてガラスの破片が飛び散るエフェクト画像Z71を表示するとともに、第1擬似可動体表示Z100を第1初期表示位置に表示する。そして、図12-30(B)に示すように、第1擬似可動体表示Z100を第1初期表示位置から第1演出表示位置まで移動表示するとともに、演出可動表示部Z110A~Z110Dを第1演出表示状態から第2演出表示状態に変化させる。また、第1擬似可動体表示Z100の第1初期表示位置から第1演出表示位置への移動表示に応じて、図12-29(E)にて搭載可動体32を落下させたときと同じように、所定の効果音をスピーカ8L,8Rを出力するとともに、発光表示部Z108Aを所定の色(例えば、虹色など)にて発光させる。
Next, as shown in FIG. 12-30(A), the
ここで、図12-30(A)(B)にて説明した第1擬似可動体表示Z100の第1初期表示位置から第1演出表示位置への移動表示の詳細について、図12-31にて説明する。 Here, the details of the movement display of the first pseudo movable body display Z100 from the first initial display position to the first performance display position described in Figures 12-30 (A) and (B) are described in Figure 12-31.
図12-31(A)に示すように、演出制御用CPU120は、画像表示装置5の表示領域に、ガラスがひび割れて複数のガラス破片が飛び散る態様を示す画像Z71Aを含むエフェクト画像Z71を表示するとともに、第1擬似可動体表示Z100を第1初期表示位置に表示する。尚、演出制御用CPU120は、第1擬似可動体表示Z100を、原点位置に保持されている搭載可動体32の下方に一部が視認可能となるように表示する。そして、図12-31(B)に示すように、第1擬似可動体表示Z100を第1初期表示位置と第1演出表示位置との間の第1中間表示位置に表示するときは、図12-31(A)に示す状態よりもガラス破片を示す画像Z71Aの量及び移動表示速度を増加するとともに、これら画像Z71Aよりも手前側に第1擬似可動体表示Z100を表示する。
As shown in FIG. 12-31(A), the
次いで、図12-31(C)(D)に示すように、第1擬似可動体表示Z100を第1演出表示位置に表示するときは、図12-31(B)に示す状態よりもガラス破片を示す画像Z71Aの量及び移動表示速度をさらに増加するとともに、これら画像Z71Aを第1擬似可動体表示Z100よりも手前側に表示する。 Next, as shown in Figures 12-31 (C) and (D), when the first pseudo-movable object display Z100 is displayed at the first performance display position, the amount and movement display speed of images Z71A showing glass fragments are further increased than in the state shown in Figure 12-31 (B), and these images Z71A are displayed in front of the first pseudo-movable object display Z100.
このように、第1擬似可動体表示Z100の移動表示に応じて、第1擬似可動体表示Z100の移動表示を強調するためのエフェクト画像Z71を、第1擬似可動体表示Z100の第1初期表示位置、第1中間表示位置及び第1演出表示位置を含む表示領域に表示するとともに、エフェクト画像Z71におけるガラス破片を示す画像Z71Aのみを、第1擬似可動体表示Z100の奥側から手前側に移動表示させることで、周囲に飛び散る態様の画像Z71Aにより立体感を生じさせることができるだけでなく、第1擬似可動体表示Z100をあたかも本物の構造物のように見せることができる。 In this way, in response to the movement display of the first pseudo-movable body display Z100, an effect image Z71 for emphasizing the movement display of the first pseudo-movable body display Z100 is displayed in a display area including the first initial display position, the first intermediate display position, and the first performance display position of the first pseudo-movable body display Z100, and only the image Z71A showing glass fragments in the effect image Z71 is displayed moving from the back side to the front side of the first pseudo-movable body display Z100, thereby not only creating a three-dimensional effect with the image Z71A scattering around, but also making the first pseudo-movable body display Z100 look as if it were a real structure.
さらに、図12-31(C)の拡大図に示すように、第1擬似可動体表示Z100の手前側に表示した複数の画像Z71Aのうちいずれかを透して第1擬似可動体表示Z100を視認可能に表示したり、図12-31(D)の拡大図に示すように、第1擬似可動体表示Z100の手前側に表示した複数の画像Z71Aのうちいずれかに第1擬似可動体表示Z100の一部を反射表示したりすることで、第1擬似可動体表示Z100と画像Z71Aとの位置関係がより明確になるため、より立体感がある表示を実現することができる。 Furthermore, as shown in the enlarged view of FIG. 12-31(C), the first pseudo-movable body display Z100 can be displayed so as to be visible through one of the multiple images Z71A displayed in front of the first pseudo-movable body display Z100, or as shown in the enlarged view of FIG. 12-31(D), a portion of the first pseudo-movable body display Z100 can be reflected and displayed in one of the multiple images Z71A displayed in front of the first pseudo-movable body display Z100, thereby making the positional relationship between the first pseudo-movable body display Z100 and the image Z71A clearer, thereby realizing a display with a more three-dimensional feel.
また、図12-31(D)に示すように、演出制御用CPU120は、第1擬似可動体表示Z100を第1演出位置に移動表示した後、演出可動表示部Z110A~Z110Dを第1演出表示状態から第2演出表示状態に変化させるとともに、搭載可動体LED208の発光と発光表示部Z108Aの発光表示とをほぼ同じ周期で実行する。
Also, as shown in FIG. 12-31 (D), the
詳しくは、図12-32に示すように、演出制御用CPU120は、第1擬似可動体表示Z100が第1演出表示位置に移動表示した後、発光表示部Z108Aを、第1期間ta1~ta2(例えば、33ms)にわたり発光表示した後、第2期間ta2~ta3(例えば、33ms)にわたり非表示する点滅表示パターンを、第1擬似可動体表示Z100を第1演出表示位置に表示している演出期間ta1~ta4にわたり複数回繰返し行う一方で、搭載可動体LED208を、第1期間に対応する第1対応期間(例えば、30ms)にわたり点灯した後、第2期間に対応する第2対応期間(例えば、40ms)にわたり消灯する点滅パターンを、演出期間ta1~ta4にわたり複数回繰返し行う。
In more detail, as shown in FIG. 12-32, after the first pseudo-movable body display Z100 moves to the first performance display position, the
このように、搭載可動体LED208の発光と発光表示部Z108Aの発光表示とをほぼ同じ周期で実行する(同期させる)ことで、より好適に演出を盛り上げることができる。尚、第1期間ta1~ta2において発光表示部Z108Aを発光表示する時間(例えば、33ms)と搭載可動体LED208を点灯する時間(例えば、30ms)とを正確に一致(同期)させることが困難である場合でも、例えば、搭載可動体LED208の消灯期間を点灯期間よりも長くするなどすることで、時間の経過に応じて発光表示部Z108Aの発光表示と搭載可動体LED208の点灯のズレが大きくなることを防止することができる。 In this way, by executing (synchronizing) the illumination of the mounted movable body LED 208 and the illumination display of the light-emitting display unit Z108A at approximately the same cycle, the performance can be more appropriately enhanced. Even if it is difficult to accurately match (synchronize) the time during which the light-emitting display unit Z108A is illuminated (e.g., 33 ms) and the time during which the mounted movable body LED 208 is turned on (e.g., 30 ms) during the first period ta1-ta2, it is possible to prevent the deviation between the illumination display of the light-emitting display unit Z108A and the illumination of the mounted movable body LED 208 from becoming large over time, for example, by making the off period of the mounted movable body LED 208 longer than the on period.
また、演出期間ta1~ta4において、振動モータ61を駆動してプッシュボタン31B及びスティックコントローラ31Aを振動させる振動演出を実行してもよい。このようにすることで、より演出を盛り上げることができる。尚、振動モータ61の駆動を発光表示部Z108Aの発光表示と搭載可動体LED208の点灯と同期させてもよい。
In addition, during the performance periods ta1 to ta4, a vibration performance may be executed in which the vibration motor 61 is driven to vibrate the
図12-30(C)に戻って、演出制御用CPU120は、第1擬似可動体表示Z100を第2演出表示状態から第1演出表示状態に復帰させるとともに、飾り図柄の縮小表示を終了して、飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rに仮停止表示した後、図12-30(D)に示すように、第1擬似可動体表示Z100を上方に向けて移動表示し、図12-30(E)に示すように、第1演出表示位置まで移動表示した後に消去する。そして、確定飾り図柄の組合せを停止表示するとともに、小図柄も大当り図柄の組合せにて停止表示する。
Returning to FIG. 12-30(C), the
このように、搭載可動体32を落下させる演出を実行して大当り確定報知を行った後、第1擬似可動体表示Z100を移動表示させる演出を実行することで、大当り遊技状態に制御されることを遊技者により好適に実感させることができる。
In this way, after executing the effect of dropping the mounted
図12-29に戻って、操作促進表示を表示している操作有効期間においてプッシュボタン31Bの単押し操作(プッシュセンサ35Bからの検出信号)またはスティックコントローラ31Aの単引き操作(スティックコントローラ31Aからの検出信号)を検出したタイミング、またはプッシュボタン31Bの単押し操作またはスティックコントローラ31Aの単引き操作を検出しないまま操作有効期間が終了したタイミングにおいて、可変表示結果がはずれの場合は、図12-29(H)に示すように、搭載可動体32を画像表示装置5の表示領域上方の原点位置から表示領域前側の演出位置まで落下させる可動体演出を実行せず、エフェクト画像Z57を表示するとともに、図12-29(I)に示すように、味方キャラクタが敵キャラクタとのバトルに敗北したことを示す画像Z58を表示した後、図12-29(J)に示すように、はずれ図柄の組合せを停止表示してはずれ確定報知を行う。また、はずれ図柄の組合せを停止表示に同期して小図柄をはずれ図柄の組合せにて停止表示する。
Returning to FIG. 12-29, if the variable display result is a miss at the timing when a single press operation of the
尚、例えば、操作有効期間の開始とともにプッシュボタン31Bを操作した場合と、操作有効期間においてプッシュボタン31Bを操作しなかった場合とで、その後の尺に差が生じるので、プッシュボタン31Bの操作タイミングで生じた尺の差を、1.図柄確定までの飾り図柄の揺れ期間、2.画像Z55~Z58の表示期間、3.可動体演出の演出期間のうちいずれかの期間を延長したり短縮したりすることで吸収するようにしてもよい。
For example, a difference in scale will occur between when
(スーパーリーチγの演出動作例)
次に、スーパーリーチγの演出動作例について、図12-33~図12-34に基づいて説明する。図12-33は、(A)~(F)はスーパーリーチγにおける予告演出Bの演出動作例を示す図である。図12-34は、(A)~(F)はスーパーリーチγにおける予告演出Bの演出動作例を示す図である。
(Example of Super Reach γ performance)
Next, an example of the performance of the Super Reach γ will be described with reference to Fig. 12-33 to Fig. 12-34. Fig. 12-33 (A) to (F) are diagrams showing an example of the performance of the advance notice performance B in the Super Reach γ. Fig. 12-34 (A) to (F) are diagrams showing an example of the performance of the advance notice performance B in the Super Reach γ.
以下においては、スーパーリーチγの変動パターンにおけるノーマルリーチ演出にて実行される予告演出Bの演出動作例について説明し、可変表示開始からノーマルリーチ演出が開始されるまでの流れはスーパーリーチβと同様であるので説明は省略する。尚、スーパーリーチγは、遊技状態が高ベース状態であるときにのみ選択される変動パターンとされている。 Below, we will explain an example of the performance of preview performance B executed in the normal reach performance in the Super Reach γ fluctuation pattern. The flow from the start of the variable display to the start of the normal reach performance is the same as that of Super Reach β, so we will not explain it here. Note that Super Reach γ is a fluctuation pattern that is selected only when the game state is in a high base state.
図12-33(A)に示すように、演出制御用CPU120は、ステップ241SGS278Bの予告演出種別決定処理にてパターンPYB-1が決定されている場合、ノーマルリーチ表示態様としてから所定時間が経過した予告演出Bの開始タイミングにおいて、第2擬似可動体表示Z200を第2特定初期表示位置に表示した後、第2中間演出表示位置に移動表示することで(図12-33(B)参照)、大当り遊技状態に制御されることを示唆する予告演出Bを実行する。また、第2中間演出表示位置に移動表示した第2擬似可動体表示Z200の周囲に、第2擬似可動体表示Z200を強調するためのエフェクト画像Z81を表示する。
As shown in FIG. 12-33(A), when pattern PYB-1 is determined in the preview performance type determination process of step 241SGS278B, the
第2擬似可動体表示Z200は、第2中間演出表示位置において飾り図柄表示エリア5Lにて可変表示される飾り図柄の手前側に重複して表示されることで、飾り図柄表示エリア5Lにて可変表示される飾り図柄の視認が困難となる。
The second pseudo movable body display Z200 is displayed overlapping the front side of the decorative pattern variably displayed in the decorative
その後、演出制御用CPU120は、図12-33(C)に示すように、第2擬似可動体表示Z200を第2中間演出表示位置から第2特定初期表示位置に移動表示させることなく消去(非表示)する。
Then, as shown in FIG. 12-33(C), the
図12-33(D)に示すように、演出制御用CPU120は、ステップ241SGS278Bの予告演出種別決定処理にてパターンPYB-2が決定されている場合、ノーマルリーチ表示態様としてから所定時間が経過した予告演出Bの開始タイミングにおいて、第2擬似可動体表示Z200を第2特定初期表示位置に表示した後、第2特定演出表示位置に移動表示することで(図12-33(E)参照)、大当り遊技状態に制御されることを示唆する予告演出Bを実行する。また、第2特定演出表示位置に移動表示した第2擬似可動体表示Z200の周囲に、第2擬似可動体表示Z200を強調するためのエフェクト画像Z81を表示する。
As shown in FIG. 12-33(D), when pattern PYB-2 is determined in the preview performance type determination process of step 241SGS278B, the
第2擬似可動体表示Z200は、第2特定演出表示位置において飾り図柄表示エリア5Cにて可変表示される飾り図柄の手前側に重複して表示されることで、飾り図柄表示エリア5Cにて可変表示される飾り図柄の視認が困難となる。 The second pseudo movable body display Z200 is displayed overlapping the front side of the decorative pattern variably displayed in the decorative pattern display area 5C at the second specific performance display position, making it difficult to see the decorative pattern variably displayed in the decorative pattern display area 5C.
その後、演出制御用CPU120は、図12-33(F)に示すように、第2擬似可動体表示Z200を第2特定演出表示位置から第2特定初期表示位置に移動表示させることなく消去(非表示)する。
Then, as shown in FIG. 12-33 (F), the
図12-34(A)に示すように、演出制御用CPU120は、ステップ241SGS278Bの予告演出種別決定処理にてパターンPYB-3が決定されている場合、ノーマルリーチ表示態様としてから所定時間が経過した予告演出Bの開始タイミングにおいて、第1擬似可動体表示Z100を第1初期表示位置に表示した後、第1演出表示位置に移動表示することで(図12-34(B)参照)、大当り遊技状態に制御されることを示唆する予告演出Bを実行する。また、第1演出表示位置に移動表示した第1擬似可動体表示Z100の周囲に、第1擬似可動体表示Z100を強調するためのエフェクト画像Z82を表示する。
As shown in FIG. 12-34(A), when pattern PYB-3 is determined in the preview performance type determination process of step 241SGS278B, the
第1擬似可動体表示Z100は、第1演出表示位置において飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて可変表示される飾り図柄の手前側に重複して表示されることで、飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて可変表示される飾り図柄の視認が一部困難となる。
The first pseudo movable body display Z100 is displayed overlapping the front side of the decorative patterns variably displayed in the decorative
その後、演出制御用CPU120は、図12-34(C)に示すように、第1擬似可動体表示Z100を第1演出表示位置から第1初期表示位置に移動表示させることなく消去(非表示)する。
Then, as shown in FIG. 12-34 (C), the
図12-34(D)に示すように、演出制御用CPU120は、ステップ241SGS278Bの予告演出種別決定処理にてパターンPYB-4が決定されている場合、ノーマルリーチ表示態様としてから所定時間が経過した予告演出Bの開始タイミングにおいて、第1擬似可動体表示Z100を第2初期表示位置に表示した後、第2演出表示位置に移動表示することで(図12-34(E)参照)、大当り遊技状態に制御されることを示唆する予告演出Bを実行する。また、第2演出表示位置に移動表示した第1擬似可動体表示Z100の周囲に、第1擬似可動体表示Z100を強調するためのエフェクト画像Z82を表示する。
As shown in FIG. 12-34(D), when pattern PYB-4 is determined in the preview performance type determination process of step 241SGS278B, the
第1擬似可動体表示Z100は、第2演出表示位置において飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて可変表示される飾り図柄の手前側に重複して表示されることで、飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて可変表示される飾り図柄の視認が一部困難となる。
The first pseudo movable body display Z100 is displayed overlapping the front side of the decorative patterns variably displayed in the decorative
その後、演出制御用CPU120は、図12-34(F)に示すように、第1擬似可動体表示Z100を第2演出表示位置から第2初期表示位置に移動表示させることなく消去(非表示)する。
Then, as shown in FIG. 12-34 (F), the
(擬似可動体表示と可動体)
次に、擬似可動体表示と可動体とについて、図12-35~図12-40に基づいて説明する。図12-35は、擬似可動体表示と非搭載可動体とを比較するための説明図である。図12-36は、同じく擬似可動体表示と非搭載可動体とを比較するための説明図である。図12-37は、同じく擬似可動体表示と非搭載可動体とを比較するための説明図である。図12-38は、同じく擬似可動体表示と非搭載可動体とを比較するための説明図である。図12-39は、同じく擬似可動体表示と非搭載可動体とを比較するための説明図である。図12-40は、第1擬似可動体表示と第2擬似可動体表示とを比較するための説明図である。
(Pseudo moving object display and moving object)
Next, the pseudo movable body display and the movable body will be described based on Fig. 12-35 to Fig. 12-40. Fig. 12-35 is an explanatory diagram for comparing the pseudo movable body display with a non-mounted movable body. Fig. 12-36 is an explanatory diagram for comparing the pseudo movable body display with a non-mounted movable body. Fig. 12-37 is an explanatory diagram for comparing the pseudo movable body display with a non-mounted movable body. Fig. 12-38 is an explanatory diagram for comparing the pseudo movable body display with a non-mounted movable body. Fig. 12-39 is an explanatory diagram for comparing the pseudo movable body display with a non-mounted movable body. Fig. 12-40 is an explanatory diagram for comparing the first pseudo movable body display with the second pseudo movable body display.
図12-35に示すように、第1擬似可動体表示Z100は、図12-14(B)にて説明したように、搭載可動体32とは形態、重量、駆動機構などが異なる第1非搭載可動体M100を模した擬似可動体表示であるが、第1初期表示位置と搭載可動体32の原点位置はともに画像表示装置5の表示領域上部でほぼ同位置であり、第1演出表示位置と搭載可動体32の演出位置はともに第1初期表示位置や原点位置よりも下方の位置であるため、第1初期表示位置から第1演出表示位置まで移動する方向と、搭載可動体32が原点位置から演出位置まで移動する方向と、は共通の下方向である。つまり、第1擬似可動体表示Z100と搭載可動体32とは、共に画像表示装置5の表示領域上部の第1初期表示位置や原点位置から下方向に向けて移動可能とされている。
As shown in FIG. 12-35, the first pseudo movable body display Z100 is a pseudo movable body display that imitates the first non-mounted movable body M100, which differs from the mounted
尚、図12-16にて説明したように、第1擬似可動体表示Z100の第1初期表示位置から第1演出表示位置までの移動表示距離L2は、搭載可動体32の原点位置から演出位置までの移動距離L1よりも長い(L2>L1)。
As explained in FIG. 12-16, the moving display distance L2 from the first initial display position of the first pseudo movable body display Z100 to the first performance display position is longer than the moving distance L1 from the origin position of the mounted
ここで、図12-35(A’)~(C’)に示すように、搭載可動体32は、上方の原点位置から中間位置を経て下方の演出位置まで自重により落下(移動)するのに約300msを要するのに対し、図12-35(A)~(C)に示すように、第1擬似可動体表示Z100は、第1初期表示位置から第1中間表示位置を経て第1演出表示位置に移動表示するのに約100msを要する。つまり、第1擬似可動体表示Z100の第1初期表示位置から第1演出表示位置への移動表示の方が、移動表示距離が長い上に搭載可動体32の原点位置から演出位置への移動よりも速い。
As shown in Figures 12-35 (A') to (C'), the mounted
このように、第1非搭載可動体M100を模した第1擬似可動体表示Z100を、第1非搭載可動体M100と共通の方向(例えば、下方向)に移動可能な構造物としての搭載可動体32とほぼ同じ位置から同じ方向に移動表示可能とする場合において、第1擬似可動体表示Z100の第1初期表示位置から第1演出表示位置への移動表示の方が、搭載可動体32の原点位置から演出位置への移動よりも速くなるようにすることで、実際に搭載されている搭載可動体32の移動よりも速いインパクトのある演出を行うことができることで、遊技者に驚きを与えることができる。
In this way, when the first pseudo-movable body display Z100, which imitates the first non-mounted movable body M100, can be displayed moving in the same direction from approximately the same position as the mounted
次に、図12-36(A’)(B’)に示すように、第1擬似可動体表示Z100は、第1原点位置から該第1原点位置よりも下方の第1演出位置に移動したときに、機構部M100Bが移動体M106の上部に当接して下方への移動が規制されることにより停止するとともに、移動が規制されたときに生じる振動により所定の移動量の反動動作(跳ね返り)が行われる第1非搭載可動体M100を模した表示とされている。 Next, as shown in Figures 12-36 (A') and (B'), the first pseudo movable body display Z100 is a display that imitates the first non-mounted movable body M100, which, when moved from the first origin position to the first performance position that is lower than the first origin position, stops as the mechanical part M100B abuts against the upper part of the movable body M106 and restricts downward movement, and performs a recoil action (bounce) of a predetermined amount of movement due to the vibration that occurs when the movement is restricted.
よって、図12-36(A)(B)に示すように、演出制御用CPU120は、第1擬似可動体表示Z100を第1初期表示位置から第1演出表示位置に移動表示して該第1演出表示位置に停止表示するときに、特定の移動量の反動動作表示(跳ね返り表示)を行う。
As a result, as shown in Figures 12-36 (A) and (B), when the
より詳しくは、第1非搭載可動体M100は、演出部M100Aの左側方のみが駆動機構M101により支持される片持ち構造であり、第1演出位置まで移動したとき、機構部M100Bが移動体M106の上部に当接して下方への移動が規制されるので、演出部M100Aよりも先に機構部M100Bに振動による反動動作が生じ、その後、振動が演出部M100Aに伝達されて反動動作が生じる。 More specifically, the first non-mounted movable body M100 has a cantilever structure in which only the left side of the performance part M100A is supported by the drive mechanism M101, and when it moves to the first performance position, the mechanism part M100B abuts against the upper part of the moving body M106, restricting downward movement, so that a recoil action due to vibration occurs in the mechanism part M100B before the performance part M100A, and then the vibration is transmitted to the performance part M100A, causing a recoil action.
よって、図12-36(B1)に示すように、演出制御用CPU120は、第1擬似可動体表示Z100を第1演出表示位置に移動表示したとき、機構部M100Bの反動動作表示を行った後、図12-36(B2)に示すように、演出部M100Aの反動動作表示を行う。このようにすることで、搭載可動体32とは異なる第1非搭載可動体M100を模した第1擬似可動体表示Z100をより現実的な態様(例えば、搭載可動体32を模した表示とは異なる態様)にて移動表示させることができる。
Therefore, as shown in FIG. 12-36 (B1), when the
また、図12-36(C’)(D’)に示すように、搭載可動体32は、演出部32Aの左右側方が駆動機構101L,101Rにより支持される構造であり、演出位置まで移動したとき、機構部32Bが左右の移動体206の上部に当接して下方への移動が規制されることで、移動が規制されたときに生じる振動により所定の移動量の反動動作が行われる。
Also, as shown in Figures 12-36 (C') and (D'), the mounted
次に、決め演出における搭載可動体32と第1擬似可動体の動作態様について説明する。
Next, we will explain the operation of the mounted
演出制御用CPU120は、図12-28~図12-30にて説明したように、決め演出の実行期間(ta0~ta10)において搭載可動体32を原点位置から演出位置に落下させる可動体演出を実行して大当り確定報知を行った後、第1擬似可動体表示Z100を第1初期表示位置から第1演出表示位置まで移動表示させる擬似可動体表示を実行可能である。
As explained in Figures 12-28 to 12-30, the
詳しくは、図12-37(A)に示すように、演出制御用CPU120は、タイミングta0にて決め演出を開始した後、操作有効期間内に遊技者によるスティックコントローラ31Aまたはプッシュボタン31Bの操作を検出したタイミングta1で、搭載可動体32を原点位置から演出位置に落下させる。搭載可動体32は、タイミングta1~ta2の期間TL1(例えば、約300ms)に原点位置から演出位置まで移動した後、タイミングta2~ta3の期間(例えば、約700msなど)に反動動作が行われる。
In more detail, as shown in FIG. 12-37(A), the
その後、タイミングta4で搭載可動体32を演出位置から原点位置まで移動(上昇)させ、大当り確定報知を行う。ここで、搭載可動体32が演出位置から原点位置まで移動するタイミングta4~ta5の期間TL3(例えば、約1000ms)は、搭載可動体32が原点位置から演出位置まで移動するタイミングta1~ta2の期間TL1(例えば、約300ms)よりも長い。言い換えると、搭載可動体32が演出位置から原点位置まで移動する際の速さは、搭載可動体32が原点位置から演出位置まで移動(落下)する際の速さよりも遅い。
Then, at timing ta4, the mounted
このように、構造物である搭載可動体32を用いた演出では、遊技者の操作検出に応じて搭載可動体32を原点位置から演出位置まで移動させるときは、自重により速く落下させることで遊技者にインパクトを与えることができる一方で、搭載可動体32を演出位置から原点位置まで移動させるときは、遅く移動させることで搭載可動体32が衝撃により損傷すること等を抑制することができる。
In this way, in a performance using the mounted
次いで、演出制御用CPU120は、大当り確定報知を行ってから所定時間が経過したタイミングta6で、第1擬似可動体表示Z100を第1初期表示位置に表示し、タイミングta6~ta7の期間TL2(例えば、約100ms)に第1初期表示位置から第1演出表示位置に移動表示した後、タイミングta7~ta8の期間(例えば、約900msなど)に反動動作表示を行う。
Then, at timing ta6, when a predetermined time has elapsed since the big win confirmation notification, the
その後、タイミングta9で第1擬似可動体表示Z100を第1演出表示位置から第1初期表示位置まで移動表示(上昇)させた後、第1擬似可動体表示Z100を消去する。ここで、第1擬似可動体表示Z100が第1演出表示位置から第1初期表示位置まで移動するタイミングta9~ta10の期間TL4(例えば、約1000ms)は、第1擬似可動体表示Z100を第1初期表示位置から第1演出表示位置に移動表示するタイミングta6~ta7の期間TL2(例えば、約100ms)よりも長い。言い換えると、第1擬似可動体表示Z100を第1演出表示位置から第1初期表示位置に移動表示する際の速さは、第1擬似可動体表示Z100を第1初期表示位置から第1演出表示位置に移動表示する際の速さよりも遅い。 After that, at timing ta9, the first pseudo movable body display Z100 is moved (raised) from the first performance display position to the first initial display position, and then the first pseudo movable body display Z100 is erased. Here, the period TL4 (e.g., about 1000 ms) from timing ta9 to ta10 during which the first pseudo movable body display Z100 moves from the first performance display position to the first initial display position is longer than the period TL2 (e.g., about 100 ms) from timing ta6 to ta7 during which the first pseudo movable body display Z100 is moved from the first initial display position to the first performance display position. In other words, the speed at which the first pseudo movable body display Z100 is moved from the first performance display position to the first initial display position is slower than the speed at which the first pseudo movable body display Z100 is moved from the first initial display position to the first performance display position.
このように、第1擬似可動体表示Z100の移動表示では、第1初期表示位置から第1演出表示位置への移動表示を、第1演出表示位置から第1初期表示位置への移動表示よりも速くするなど、搭載可動体32と同じようにすることで、第1擬似可動体表示Z100をより現実的な態様にて移動表示させることができる。
In this way, by making the movement display of the first pseudo-movable body display Z100 from the first initial display position to the first performance display position faster than the movement display from the first performance display position to the first initial display position, in the same way as the mounted
また、図12-37(B)に示すように、第1擬似可動体表示Z100を第1初期表示位置から第1演出表示位置に移動表示させる際の単位時間(例えば、TL2)あたりの移動量L2(移動表示距離L2)と、搭載可動体32を原点位置から演出位置に移動させる際の単位時間(例えば、TL2)あたりの移動量L1Aと、を比較すると、第1擬似可動体表示Z100の単位時間TL2あたりの移動量L2は、搭載可動体32の単位時間TL2あたりの移動量L1Aよりも大きい。つまり、第1擬似可動体表示Z100の第1初期表示位置から第1演出表示位置への移動表示の方が、搭載可動体32の原点位置から演出位置への移動よりも速い。このようにすることで、第1擬似可動体表示Z100により搭載可動体32の移動よりも速いインパクトのある演出を行うことができるため、遊技者に驚きを与えることができる。
Also, as shown in FIG. 12-37(B), when comparing the amount of movement L2 (movement display distance L2) per unit time (e.g., TL2) when the first pseudo movable body display Z100 is moved from the first initial display position to the first performance display position with the amount of movement L1A per unit time (e.g., TL2) when the mounted
また、図12-37(C)に示すように、第1擬似可動体表示Z100が第1初期表示位置から第1演出表示位置に移動表示したときに行われる1回目の反動動作表示の移動量L12の方が、搭載可動体32が原点位置から演出位置に移動表示したときに行われる1回目の反動動作表示の移動量L11よりも多い。また、第1擬似可動体表示Z100の反動動作表示回数(例えば、6回)は、搭載可動体32の反動動作回数(例えば、4回)よりも多い。このようにすることで、第1擬似可動体表示Z100により、第1非搭載可動体M100を搭載せずとも第1非搭載可動体M100と同じような演出を擬似的に実現することができるとともに、第1非搭載可動体M100が第1演出位置に移動したときに生じる反動動作を誇張した態様により表示することで、遊技者の印象に残る演出を提供することができる。
Also, as shown in FIG. 12-37(C), the movement amount L12 of the first recoil action display that occurs when the first pseudo movable body display Z100 moves from the first initial display position to the first performance display position is greater than the movement amount L11 of the first recoil action display that occurs when the mounted
また、図12-38(A)(B)に示すように、第1擬似可動体表示Z100の第1初期表示位置から第1演出表示位置への移動表示距離L2と、第1非搭載可動体M100の第1原点位置から第1演出位置への移動表示距離L2とは同じであり、第1擬似可動体表示Z100を第1初期表示位置から第1演出表示位置に移動表示する期間TL2は、第1非搭載可動体M100を第1原点位置から第1演出位置に移動させる期間TL10よりも短い(TL2<TL10)。よって、第1擬似可動体表示Z100を第1初期表示位置から第1演出表示位置に移動表示させる際の単位時間(例えば、TL2)あたりの移動量L2は、第1非搭載可動体M100を第1原点位置から第1演出位置に移動させる際の単位時間(例えば、TL2)あたりの移動量よりも大きい。つまり、第1擬似可動体表示Z100の第1初期表示位置から第1演出表示位置への移動表示の方が、第1非搭載可動体M100の第1原点位置から第1演出位置への移動よりも速い。このようにすることで、第1擬似可動体表示Z100により第1非搭載可動体M100の移動よりも速いインパクトのある演出を行うことができるため、遊技者に驚きを与えることができる。 Also, as shown in Figures 12-38 (A) and (B), the movement display distance L2 of the first pseudo movable body display Z100 from the first initial display position to the first performance display position is the same as the movement display distance L2 of the first non-mounted movable body M100 from the first origin position to the first performance position, and the period TL2 during which the first pseudo movable body display Z100 is moved from the first initial display position to the first performance display position is shorter than the period TL10 during which the first non-mounted movable body M100 is moved from the first origin position to the first performance position (TL2 < TL10). Therefore, the movement amount L2 per unit time (e.g., TL2) when the first pseudo movable body display Z100 is moved from the first initial display position to the first performance display position is greater than the movement amount per unit time (e.g., TL2) when the first non-mounted movable body M100 is moved from the first origin position to the first performance position. In other words, the movement display of the first pseudo movable body display Z100 from the first initial display position to the first performance display position is faster than the movement of the first non-mounted movable body M100 from the first origin position to the first performance position. By doing this, the first pseudo movable body display Z100 can create an impactful performance that is faster than the movement of the first non-mounted movable body M100, which can surprise the player.
また、図12-38(C)に示すように、第1擬似可動体表示Z100が第1初期表示位置から第1演出表示位置に移動表示したときに行われる1回目の反動動作表示の移動量L12の方が、搭載可動体32が原点位置から演出位置に移動表示したときに行われる1回目の反動動作表示の移動量L11、及び第1非搭載可動体M100が第1原点位置から第1演出位置に移動表示したときに行われる1回目の反動動作表示の移動量L13よりも多い。また、第1擬似可動体表示Z100の反動動作表示回数(例えば、6回)は、搭載可動体32及び第1非搭載可動体M100の反動動作回数(例えば、4回)よりも多い。このようにすることで、第1擬似可動体表示Z100により、第1非搭載可動体M100を搭載せずとも、第1非搭載可動体M100や搭載可動体32と同じような演出を擬似的に実現することができるとともに、第1非搭載可動体M100が第1演出位置に移動したときや搭載可動体32が演出位置に移動したときに生じる反動動作を誇張した態様により表示することで、遊技者の印象に残る演出を提供することができる。
Also, as shown in FIG. 12-38(C), the amount of movement L12 of the first recoil action display that occurs when the first pseudo-movable body display Z100 is moved from the first initial display position to the first performance display position is greater than the amount of movement L11 of the first recoil action display that occurs when the mounted
尚、特徴部241SGでは、搭載可動体32や第1非搭載可動体M100の反動動作における所定の移動量と、第1擬似可動体表示Z100の反動動作表示における特定の移動量との比較は、1回目の反動動作と反動動作表示との比較としていたが、2回目以降のいずれかの反動動作と反動動作表示との比較でもよいし、複数回の反動動作の合計または平均移動量と反動動作表示の合計または平均移動量との比較でもよい。
In addition, in the characteristic part 241SG, the comparison between the predetermined movement amount in the recoil action of the mounted
また、反動動作は、可動体が第2位置に停止したときの反動により上方に飛び跳ねる動作である形態を例示したが、反動により可動体の所定部が変形したり振動したりすること等を含む。 The recoil action has been exemplified as an action in which the movable body jumps upward due to the recoil when it stops at the second position, but it also includes deformation or vibration of a specific part of the movable body due to the recoil.
次に、図12-39(A)に示すように、搭載可動体32を演出位置から原点位置に移動する場合や、第1非搭載可動体M100を第1演出位置から第1原点位置に移動する場合、搭載可動体モータ202L,202RやM101といった駆動源を用いるため、演出制御用CPU120は、搭載可動体32や第1非搭載可動体M100の制御速度を、移動を開始したタイミングtb1からタイミングtb2までの第1期間は増加し、タイミングtb2からタイミングtb3までの期間は一定とし、タイミングtb3からタイミングtb4までの第2期間は減少させる。つまり、搭載可動体32や第1非搭載可動体M100は、移動を開始してから第1期間が経過するまで加速し、その後一定速度で移動し、停止位置手前の第2期間において減速して停止する。
Next, as shown in FIG. 12-39(A), when the mounted
これに対し第1擬似可動体表示Z100や第2擬似可動体表示Z200を移動表示させる速さは、図12-39(B)に示すように、移動を開始したタイミングtb1から停止するタイミングtb4まで一定であり、移動表示を加速させる第1期間や減速させる第2期間は不要であるため、第1擬似可動体表示Z100や第2擬似可動体表示Z200の移動表示を第1非搭載可動体M100や搭載可動体32の移動よりもスムーズに行うことができる。
In contrast, the speed at which the first pseudo-movable body display Z100 and the second pseudo-movable body display Z200 are displayed is constant from the time tb1 when the movement starts to the time tb4 when the movement stops, as shown in Figure 12-39 (B), and a first period for accelerating the display of the movement and a second period for decelerating the display of the movement are not required, so the display of the movement of the first pseudo-movable body display Z100 and the second pseudo-movable body display Z200 can be performed more smoothly than the movement of the first non-mounted movable body M100 and the mounted
次に、第1擬似可動体表示Z100と第2擬似可動体表示Z200の移動表示について、図12-40を用いて説明する。 Next, the movement display of the first pseudo movable body display Z100 and the second pseudo movable body display Z200 will be explained using Figure 12-40.
図12-40(A)~(C)に示すように、第1擬似可動体表示Z100を第1初期表示位置から第1演出表示位置まで移動表示させる動画を作成する場合、最低、第1擬似可動体表示Z100を第1初期表示位置に表示するための入力画像である第1フレームと、第1擬似可動体表示Z100を第1演出表示位置に表示するための入力画像である第2フレームと、が必要になる。 As shown in Figures 12-40 (A) to (C), when creating a video in which the first pseudo-movable body display Z100 is moved from the first initial display position to the first performance display position, at least a first frame, which is an input image for displaying the first pseudo-movable body display Z100 at the first initial display position, and a second frame, which is an input image for displaying the first pseudo-movable body display Z100 at the first performance display position, are required.
一方、図12-40(A’)~(B’)に示すように、第2擬似可動体表示Z200を第1特定初期表示位置から第1特定演出表示位置まで移動表示させる動画を作成する場合、最低、第2擬似可動体表示Z200を第1特定初期表示位置に表示するための入力画像である第1フレームと、第2擬似可動体表示Z200を第1特定演出表示位置に表示するための入力画像である第2フレームと、が必要になる。 On the other hand, as shown in Figures 12-40 (A') to (B'), when creating a video in which the second pseudo-movable body display Z200 is moved from a first specific initial display position to a first specific performance display position, at least a first frame, which is an input image for displaying the second pseudo-movable body display Z200 at the first specific initial display position, and a second frame, which is an input image for displaying the second pseudo-movable body display Z200 at the first specific performance display position, are required.
図12-16にて説明したように、第1擬似可動体表示Z100の第1初期表示位置から第1演出表示位置までの移動表示距離L2であり、第2擬似可動体表示Z200の第1特定初期表示位置から第1特定演出表示位置までの移動表示距離L3であり、移動表示距離L2は移動表示距離L3よりも長いが、第1擬似可動体表示Z100を第1初期表示位置から第1演出表示位置に移動表示するのに要する時間は約100msであるのに対し、第2擬似可動体表示Z200を第1特定初期表示位置から第1特定演出表示位置に移動表示するのに要する時間は約800msで異なっているため、第1擬似可動体表示Z100の第1初期表示位置から第1演出表示位置までの移動表示の方が、第2擬似可動体表示Z200の第1特定初期表示位置から第1特定演出表示位置までの移動表示よりも速い。 As explained in FIG. 12-16, the moving display distance L2 is the moving display distance from the first initial display position of the first pseudo movable body display Z100 to the first performance display position, and the moving display distance L3 is the moving display distance L2 from the first specific initial display position of the second pseudo movable body display Z200 to the first specific performance display position. The moving display distance L2 is longer than the moving display distance L3, but the time required to move the first pseudo movable body display Z100 from the first initial display position to the first performance display position is about 100 ms, while the time required to move the second pseudo movable body display Z200 from the first specific initial display position to the first performance display position is about 800 ms, so the moving display of the first pseudo movable body display Z100 from the first initial display position to the first performance display position is faster than the moving display of the second pseudo movable body display Z200 from the first specific initial display position to the first performance display position.
ここで、演出制御用CPU120が第1擬似可動体表示Z100を第1初期表示位置から第1演出表示位置まで移動表示するときに、図12-40(A)に示す第1フレーム、図12-40(C)に示す第2フレームの順に表示することも考えられるが、フレームレートが低くなり、ガタガタとした不自然な動きになってしまう。
Here, when the
そこで、第1フレームと第2フレームの間に、第1擬似可動体表示Z100を第1中間表示位置に表示するための入力画像として図12-40(B)に示す1の補間フレームを挿入して動画のコマ数を増加してフレームレートを高め、第1擬似可動体表示Z100の第1初期表示位置から第1演出表示位置までの移動表示を、表示フレーム毎に、第1初期表示位置、第1中間表示位置、及び第1演出表示位置の順に行うことで、自然で滑らかな移動表示を行うことができる。 Therefore, one interpolation frame shown in FIG. 12-40 (B) is inserted between the first and second frames as an input image for displaying the first pseudo-movable body display Z100 at the first intermediate display position, thereby increasing the number of frames in the video and raising the frame rate, and the movement display of the first pseudo-movable body display Z100 from the first initial display position to the first performance display position is performed in the order of the first initial display position, the first intermediate display position, and the first performance display position for each display frame, thereby enabling a natural and smooth movement display.
このように、第1擬似可動体表示Z100を第1初期表示位置から第1演出表示位置まで高速で移動表示するときでも、第1フレームと第2フレームの間に少なくとも1の補間フレームを挿入して自然で滑らかな移動表示を実現することで、第1擬似可動体表示Z100を、視認性を低下させることなく速く移動表示させることができる。 In this way, even when the first pseudo-movable body display Z100 is displayed moving at high speed from the first initial display position to the first performance display position, by inserting at least one interpolation frame between the first frame and the second frame to achieve a natural and smooth moving display, the first pseudo-movable body display Z100 can be displayed moving quickly without reducing visibility.
一方、演出制御用CPU120が第2擬似可動体表示Z200を第1特定初期表示位置から第1特定演出表示位置までの移動表示するときに、図12-40(A’)に示す第1フレーム、図12-40(B’)に示す第2フレームの順に表示することも考えられるが、フレームレートが低くなり、ガタガタとした不自然な動きになってしまう。
On the other hand, when the
そこで、第1フレームと第2フレームの間に、第2擬似可動体表示Z200を第1特定初期表示位置と第1特定演出表示位置との間の複数の第1中間表示位置に表示するための入力画像として、複数の補間フレーム(図示略)を挿入して動画のコマ数を増加してフレームレートを高めて自然で滑らかな移動表示を実現し、第2擬似可動体表示Z200の第1特定初期表示位置から第1特定演出表示位置までの移動表示を、表示フレーム毎に、第1特定初期表示位置、各第1中間表示位置、及び第1特定演出表示位置の順に行うことで、第2擬似可動体表示Z200を、視認性を低下させることなく第1擬似可動体表示Z100よりも遅い速度で移動表示させることができる。 Therefore, between the first and second frames, multiple interpolation frames (not shown) are inserted as input images for displaying the second pseudo-movable body display Z200 at multiple first intermediate display positions between the first specific initial display position and the first specific performance display position, thereby increasing the number of frames of the video and increasing the frame rate to achieve a natural and smooth moving display, and the second pseudo-movable body display Z200 is displayed moving from the first specific initial display position to the first specific performance display position in the order of the first specific initial display position, each of the first intermediate display positions, and the first specific performance display position for each display frame, thereby making it possible to display the second pseudo-movable body display Z200 moving at a slower speed than the first pseudo-movable body display Z100 without reducing visibility.
また、例えば、予告演出Bにおいて、第1擬似可動体表示Z100が第1初期表示位置から第1演出表示位置に移動表示されるパターンPBY-3や第2初期表示位置から第2演出表示位置に移動表示されるPBY-4が実行されるときと、第2擬似可動体表示Z200が第2特定初期表示位置から第2特定演出表示位置または第2中間演出表示位置に移動表示されるパターンPBY-1、PBY-2が実行されるときとで、大当り状態に制御される割合(大当り期待度)が異なることで、大当り遊技状態に制御される割合が異なる第1擬似可動体表示Z100と第2擬似可動体表示Z200とを、移動表示の速さの違いにより遊技者に認識させることができる。 In addition, for example, in the preview performance B, when pattern PBY-3 in which the first pseudo-movable body display Z100 is moved from the first initial display position to the first performance display position or pattern PBY-4 in which the first pseudo-movable body display Z100 is moved from the second initial display position to the second performance display position is executed, and when pattern PBY-1 or PBY-2 in which the second pseudo-movable body display Z200 is moved from the second specific initial display position to the second specific performance display position or the second intermediate performance display position is executed, the rate at which the first pseudo-movable body display Z100 and the second pseudo-movable body display Z200 are controlled to the jackpot game state at different rates can be recognized by the difference in the speed of the movement display.
また、第1擬似可動体表示Z100が第1初期表示位置から第1演出表示位置に移動表示されるパターンPBY-3や第2初期表示位置から第2演出表示位置に移動表示されるPBY-4が実行されるときの方が、第2擬似可動体表示Z200が第2特定初期表示位置から第2特定演出表示位置または第2中間演出表示位置に移動表示されるパターンPBY-1、PBY-2が実行されるときよりも大当り状態に制御される割合(大当り期待度)が高いことで、第1擬似可動体表示Z100の移動表示に注目させることができる。 In addition, when pattern PBY-3 in which the first pseudo-movable body display Z100 is moved from the first initial display position to the first performance display position or pattern PBY-4 in which the first pseudo-movable body display Z100 is moved from the second initial display position to the second performance display position is executed, the rate at which the first pseudo-movable body display Z100 is controlled to a jackpot state (expected jackpot probability) is higher than when patterns PBY-1 and PBY-2 in which the second pseudo-movable body display Z200 is moved from the second specific initial display position to the second specific performance display position or the second intermediate performance display position are executed, which allows attention to be drawn to the moving display of the first pseudo-movable body display Z100.
また、特徴部241SGでは、画像表示装置5にて第1擬似可動体表示Z100を第1初期表示位置から第1演出表示位置に移動表示して該第1演出表示位置に停止表示するときに、所定の移動量の反動動作表示(跳ね返り表示)を行う形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、図12-34(D)~(E)に示すように、画像表示装置5にて第1擬似可動体表示Z100を第2初期表示位置から第2演出表示位置に移動表示して該第2演出表示位置に停止表示するときに、所定の移動量の反動動作表示(跳ね返り表示)を行うようにしてもよい。
In addition, in the characteristic section 241SG, an example is given of a form in which a recoil action display (bounce display) of a predetermined amount of movement is performed when the first pseudo-movable body display Z100 is moved and displayed on the
また、図12-33(A)~(B)に示すように、画像表示装置5にて第2擬似可動体表示Z200を第2特定初期表示位置から第2中間演出表示位置に移動表示して該第2中間演出表示位置に停止表示するときや、図12-33(D)~(E)に示すように、画像表示装置5にて第2擬似可動体表示Z200を第2特定初期表示位置から第2特定演出表示位置に移動表示して該第2特定演出表示位置に停止表示するときに、所定の移動量の反動動作表示(跳ね返り表示)を行うようにしてもよい。
In addition, as shown in Figures 12-33 (A) to (B), when the second pseudo-movable body display Z200 is moved and displayed on the
また、予告演出Bにおいて第2擬似可動体表示Z200が第2特定初期表示位置から第2中間演出表示位置または第2特定演出表示位置に移動表示したときに行われる反動動作表示の方が、予告演出Aにおいて第2擬似可動体表示Z200が第1特定初期表示位置から第1特定演出表示位置に移動表示したときに行われる反動動作表示よりも移動量が大きいことが好ましい。このようにすることで、予告演出Bの方が予告演出Aよりも移動量が大きいので、より現実的な態様にて移動表示させることができる。 Furthermore, it is preferable that the recoil action display performed when the second pseudo-movable body display Z200 is moved from the second specific initial display position to the second intermediate display position or the second specific display position in the preview performance B has a larger amount of movement than the recoil action display performed when the second pseudo-movable body display Z200 is moved from the first specific initial display position to the first specific display position in the preview performance A. By doing this, the amount of movement in the preview performance B is larger than that of the preview performance A, so that the movement can be displayed in a more realistic manner.
また、予告演出BのパターンPBY-3や決め演出の大当り報知後において第1擬似可動体表示Z100が第1初期表示位置から第1演出表示位置に移動表示したときに行われる反動動作表示の方が、予告演出BのパターンPBY-4において第1擬似可動体表示Z100が第2初期表示位置から第2演出表示位置に移動表示したときに行われる反動動作表示よりも移動量が大きいことが好ましい。このようにすることで、下方に移動表示したときの方が上方に移動表示したときよりも反動動作表示が大きくなるので、より現実的な態様にて移動表示させることができる。 In addition, it is preferable that the recoil action display that occurs when the first pseudo movable body display Z100 moves from the first initial display position to the first performance display position in pattern PBY-3 of the preview performance B or after the jackpot announcement in the deciding performance is greater in amount of movement than the recoil action display that occurs when the first pseudo movable body display Z100 moves from the second initial display position to the second performance display position in pattern PBY-4 of the preview performance B. By doing this, the recoil action display is larger when it moves downward than when it moves upward, so it is possible to display the movement in a more realistic manner.
(作用・効果)
以上説明したように、特徴部241SGにおけるパチンコ遊技機1にあっては、第1擬似可動体表示Z100が第1初期表示位置から第1演出位置まで移動する方向と、搭載可動体32が原点位置から演出位置まで移動する方向と、は共通の下方向であり、第1擬似可動体表示Z100の単位時間TL2あたりの移動量L2は、搭載可動体32の単位時間TL2あたりの移動量L1Aよりも大きい。
この特徴によれば、第1擬似可動体表示Z100により搭載可動体32の移動よりも速いインパクトのある演出を行うことができることで、遊技者に驚きを与えることができる。
また、搭載可動体32では実現が困難な速さで移動表示することや、複数の速さで移動表示させたりすることが可能となるので、演出の多様化を図ることができる。
(Action and Effects)
As described above, in the
According to this feature, the first pseudo movable body display Z100 can produce an impactful effect that is faster than the movement of the mounted
In addition, it is possible to display movement at a speed that is difficult to achieve with the mounted
尚、特徴部241SGでは、第1擬似可動体表示Z100の移動表示と搭載可動体32の移動の速さを比較した形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、第1擬似可動体表示Z100の移動表示と第1非搭載可動体M100の移動との速さの比較であってもよいし、第2擬似可動体表示Z200の移動表示と第2非搭載可動体M200の移動との速さの比較であってもよい。つまり、擬似可動体表示の移動表示と可動体の移動との速さの比較であれば、比較対象とする擬似可動体表示と可動体の種別は任意に変更してもよい。
In addition, in the characteristic section 241SG, an example is given of a form in which the movement display of the first pseudo movable body display Z100 is compared with the speed of movement of the mounted
また、第1擬似可動体表示Z100は、第1原点位置から第1演出位置に移動したときに所定の移動量の反動動作が行われる第1非搭載可動体M100を模した表示であり、演出制御用CPU120は、画像表示装置5にて第1擬似可動体表示Z100を第1原点位置に対応する第1初期表示位置と、第1演出位置に対応する第1演出表示位置との間で上下方向に移動表示可能であり、第1擬似可動体表示Z100を第1初期表示位置から第1演出表示位置に移動表示して該第1演出表示位置に停止表示するときに、所定の移動量の反動動作表示(跳ね返り表示)を行うものであり、第1擬似可動体表示Z100が第1初期表示位置から第1演出表示位置に移動表示したときに行われる1回目の反動動作表示の移動量L12の方が、第1非搭載可動体M100が第1原点位置から第1演出位置に移動表示したときに行われる1回目の反動動作表示の移動量L13よりも多い。
この特徴によれば、第1擬似可動体表示Z100により、第1非搭載可動体M100を搭載せずとも第1非搭載可動体M100と同じような演出を擬似的に実現することができるとともに、第1非搭載可動体M100が第1演出位置に移動したときに生じる反動動作を誇張した態様により表示することで、遊技者の印象に残る演出を提供することができる。
In addition, the first pseudo-movable body display Z100 is a display imitating the first non-mounted movable body M100 which performs a recoil action of a predetermined amount when moved from the first origin position to the first performance position, and the
According to this feature, the first pseudo-movable body display Z100 makes it possible to simulate an effect similar to that of the first non-mounted movable body M100 without mounting the first non-mounted movable body M100, and by displaying in an exaggerated manner the recoil action that occurs when the first non-mounted movable body M100 moves to the first effect position, it is possible to provide an effect that will leave a lasting impression on the player.
尚、特徴部241SGでは、第1擬似可動体表示Z100の反動動作表示と第1非搭載可動体M100の反動動作の移動量を比較した形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、第2擬似可動体表示Z200の反動動作表示と第2非搭載可動体M200の反動動作の移動量の比較であってもよいし、第1擬似可動体表示Z100や第2擬似可動体表示Z200の反動動作表示と搭載可動体32の反動動作との比較であってもよい。つまり、擬似可動体表示の反動動作表示と可動体の反動動作との移動量の比較であれば、比較対象とする擬似可動体表示と可動体の種別を任意に変更してもよい。
In the characteristic section 241SG, an example is given of a form in which the recoil action display of the first pseudo movable body display Z100 is compared with the amount of movement of the recoil action of the first non-mounted movable body M100, but the present invention is not limited to this, and may also be a comparison of the recoil action display of the second pseudo movable body display Z200 with the amount of movement of the recoil action of the second non-mounted movable body M200, or a comparison of the recoil action display of the first pseudo movable body display Z100 or the second pseudo movable body display Z200 with the recoil action of the mounted
また、スーパーリーチβまたはスーパーリーチγの変動パターンに基づく図柄の可変表示期間において、搭載可動体32を用いた発展演出Aと第2擬似可動体表示Z200を用いた発展演出Bとが実行されるときの方が、発展演出Aが実行されずに発展演出Bが実行されるときよりも大当り遊技状態に制御される割合(大当り期待度)が高い。
この特徴によれば、可動体演出である発展演出Aと擬似可動体表示演出である発展演出Bとが実行されることに遊技者を注目させることができる。
尚、搭載可動体32を用いた発展演出Aと第2擬似可動体表示Z200を用いた発展演出Bとが実行されるときの方が、発展演出Aが実行されずに発展演出Bが実行されるときよりも大当り遊技状態に制御される割合が高いとは、発展演出Aと発展演出Bとが実行されたときに100%の割合で大当り遊技状態に制御されるものを含む。
In addition, during the variable display period of the pattern based on the fluctuation pattern of Super Reach β or Super Reach γ, the probability of being controlled to a jackpot game state (jackpot expectation) is higher when development performance A using the mounted
According to this feature, it is possible to draw the player's attention to the execution of development performance A, which is a movable body performance, and development performance B, which is a pseudo-movable body display performance.
In addition, when development performance A using the mounted
また、可変表示結果が大当りになる可能性(期待度)を予告する予告演出Aと、強スーパーリーチ演出に発展することを報知する発展演出Bと、発展演出Bが実行される可能性を示唆する発展示唆演出と、を実行可能であり、予告演出Aにおいて、第2擬似可動体表示Z200を第1特定初期表示位置から第1特定演出表示位置に移動表示した後、該第1特定演出表示位置から第1特定初期表示位置に移動表示してから非表示とし、発展演出Bにおいて、第2擬似可動体表示Z200を第1特定演出表示位置に表示した後、該第1特定演出表示位置から第1特定初期表示位置への移動表示を行うことなく非表示とし、発展演出Bを実行する前であって第1特定初期表示位置に表示している第2擬似可動体表示Z200を非表示とするときに、第1特定演出表示位置を含む表示領域にキャラクタ画像Z310を表示可能である。
この特徴によれば、予告演出Aでは、第2擬似可動体表示Z200が構造物としての可動体と同じように移動表示するので、遊技者に違和感を与えることなく有利状態に制御されるか否かに注目させることができる一方で発展示唆演出では、第2擬似可動体表示Z200が可動体と同じように移動表示することよりもキャラクタ画像Z310の表示を優先して第1特定演出表示位置から第1特定初期表示位置へ戻すことなく非表示とするため、発展演出Bの実行の示唆に遊技者を注目させることができる。
In addition, it is possible to execute a preview performance A which predicts the possibility (expectation level) that the variable display result will be a jackpot, a development performance B which notifies that it will develop into a strong super reach performance, and a development suggestion performance which suggests the possibility that the development performance B will be executed. In the preview performance A, the second pseudo-movable body display Z200 is moved and displayed from the first specific performance display position to the first specific performance display position, and then moved and displayed from the first specific performance display position to the first specific initial display position, and then hidden. In the development performance B, the second pseudo-movable body display Z200 is displayed at the first specific performance display position, and then hidden without moving and displaying from the first specific performance display position to the first specific initial display position. When the second pseudo-movable body display Z200 displayed at the first specific performance display position before executing the development performance B and displayed at the first specific initial display position is hidden, a character image Z310 can be displayed in the display area including the first specific performance display position.
According to this feature, in the preview performance A, the second pseudo-movable body display Z200 is displayed moving in the same way as a movable body as a structure, so that the player can focus on whether or not it will be controlled to an advantageous state without feeling any discomfort, while in the development suggestion performance, the display of the character image Z310 is prioritized over the second pseudo-movable body display Z200 being displayed moving in the same way as a movable body, and the character image Z310 is hidden without returning from the first specific performance display position to the first specific initial display position, so that the player can focus on the suggestion of the execution of the development performance B.
また、大当り遊技状態に制御されるか否かを報知する決め演出と、強スーパーリーチ演出に発展して決め演出が実行されることを報知する発展演出Bと、を実行可能であり、発展演出Bにおいて第2擬似可動体表示Z200を移動表示する場合に、第2擬似可動体表示Z200を第1特定初期表示位置から第1特定演出表示位置に移動表示させた後、該第1特定演出表示位置から第1特定初期表示位置に移動表示させることなく非表示とするとともに、発展演出Bの実行を示唆するリーチタイトル画像Z51の表示開始時の態様を、第1特定演出表示位置を含む表示領域に表示可能であり、決め演出において第1擬似可動体表示Z100を移動表示する場合に、第1擬似可動体表示Z100を第1初期表示位置から第1演出表示位置に移動表示させた後、該第1演出表示位置から第1初期表示位置に移動表示させてから非表示とする。
この特徴によれば、決め演出が実行される前は、第2擬似可動体表示Z200が構造物としての可動体と同じように移動表示することよりも示唆画像の表示を優先して第2表示位置から第1表示位置へ戻すことなく非表示とするため、決め演出の実行の示唆に遊技者を注目させることができる一方で、決め演出では、第1擬似可動体表示Z100が可動体と同じように移動表示するので、遊技者に違和感を与えることなく遊技者にとって有利な内容の報知に注目させることができる。
尚、特徴部241SGでは、発展演出B(特定演出)においては第2擬似可動体表示Z200を移動表示させ、決め演出(特別演出)においては第1擬似可動体表示Z100を移動表示させる形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、特定演出と特別演出とで共通の擬似可動体表示を移動させるようにしてもよい。
In addition, it is possible to execute a deciding effect which notifies the player whether or not the game will be controlled to a jackpot game state, and a development effect B which notifies the player that the deciding effect will be executed by developing into a strong super reach effect. When the second pseudo-movable body display Z200 is moved and displayed in the development effect B, the second pseudo-movable body display Z200 is moved and displayed from the first specific initial display position to the first specific effect display position, and then is made invisible without being moved and displayed from the first specific effect display position to the first specific initial display position, and the state at the start of the display of the reach title image Z51 which suggests the execution of the development effect B can be displayed in a display area including the first specific effect display position. When the first pseudo-movable body display Z100 is moved and displayed in the deciding effect, the first pseudo-movable body display Z100 is moved and displayed from the first initial display position to the first effect display position, and then is made invisible.
According to this feature, before the deciding performance is executed, the second pseudo-movable body display Z200 prioritizes displaying the suggestive image over displaying it in the same way as a movable body as a structure, and is hidden without returning it from the second display position to the first display position, so that the player can be drawn to the suggestion of the execution of the deciding performance.On the other hand, during the deciding performance, the first pseudo-movable body display Z100 is displayed moving in the same way as a movable body, so that the player can be drawn to the notification of content that is advantageous to the player without feeling uncomfortable.
In addition, in the characteristic section 241SG, an example is given of a form in which the second pseudo-movable body display Z200 is moved and displayed in the development performance B (specific performance), and the first pseudo-movable body display Z100 is moved and displayed in the deciding performance (special performance), but the present invention is not limited to this, and it is also possible to move a pseudo-movable body display that is common to the specific performance and the special performance.
また、演出制御用CPU120は、第1擬似可動体表示Z100の第1初期表示位置から第1演出表示位置への移動表示を、表示フレーム毎に、第1初期表示位置、第1中間表示位置、及び第1演出表示位置の順に行い、第1初期表示位置、第1中間表示位置、及び第1演出表示位置を含む表示領域で、第1擬似可動体表示Z100の移動表示を強調する特定画像(例えば、ガラスがひび割れて複数のガラス破片を示す画像Z71Aが飛び散るエフェクト画像Z71)を表示可能である。
この特徴によれば、第1擬似可動体表示Z100を、視認性を低下させることなく速く移動表示させることができるとともに、移動表示を特定画像により強調することで移動表示を遊技者に好適に印象付けることができる。
In addition, the
According to this feature, the first pseudo-movable body display Z100 can be displayed moving quickly without reducing visibility, and the moving display can be emphasized with a specific image to make a good impression on the player.
また、演出制御用CPU120は、第1擬似可動体表示Z100の第1初期表示位置から第1演出表示位置への移動表示を、表示フレーム毎に、第1初期表示位置、第1中間表示位置、及び第1演出表示位置の順に行い、第1擬似可動体表示Z100の第1初期表示位置から第1演出表示位置までの移動表示の方が、第2擬似可動体表示Z200の第1特定初期表示位置から第1特定演出表示位置までの移動表示よりも速く、予告演出Bにおいて、第1擬似可動体表示Z100が第1初期表示位置から第1演出表示位置に移動表示されるパターンPBY-3や第2初期表示位置から第2演出表示位置に移動表示されるPBY-4が実行されるときと、第2擬似可動体表示Z200が第2特定初期表示位置から第2特定演出表示位置または第2中間演出表示位置に移動表示されるパターンPBY-1、PBY-2が実行されるときとで、大当り状態に制御される割合(大当り期待度)が異なる。
この特徴によれば、第1擬似可動体表示Z100と第2擬似可動体表示Z200のいずれが移動表示されるかに遊技者を注目させることができるとともに、大当り遊技状態に制御される割合が異なる第1擬似可動体表示Z100と第2擬似可動体表示Z200とを、移動表示の速さの違いにより遊技者に認識させることができる。
尚、予告演出Bにおいて、第1擬似可動体表示Z100が第1初期表示位置から第1演出表示位置に移動表示されるパターンPBY-3や第2初期表示位置から第2演出表示位置に移動表示されるパターンPBY-4が実行されるときと、第2擬似可動体表示Z200が第2特定初期表示位置から第2特定演出表示位置または第2中間演出表示位置が実行されるときとで、大当り状態に制御される割合(大当り期待度)が異なるとは、予告演出BにおいてパターンPBY-3またはパターンPBY-4が実行されるときに大当り状態に制御される割合が100%で、パターンPBY-1またはパターンPBY-2が実行されるときに大当り遊技状態に制御される割合が0%の場合や、予告演出BにおいてパターンPBY-1またはパターンPBY-2が実行されるときに大当り状態に制御される割合が100%で、パターンPBY-3またはパターンPBY-4が実行されるときに大当り遊技状態に制御される割合が0%の場合を含む。
In addition, the
According to this feature, it is possible to draw the player's attention to whether the first pseudo-movable body display Z100 or the second pseudo-movable body display Z200 is displayed as moving, and it is also possible for the player to recognize that the first pseudo-movable body display Z100 and the second pseudo-movable body display Z200, which have different proportions of being controlled to a jackpot game state, are displayed at different speeds of movement.
In addition, in the preview performance B, when the pattern PBY-3 in which the first pseudo movable body display Z100 is moved from the first initial display position to the first performance display position or the pattern PBY-4 in which the second pseudo movable body display Z200 is moved from the second specific performance display position to the second specific performance display position or the second intermediate performance display position is executed, the rate at which the pseudo movable body display Z200 is controlled to the jackpot state (the probability of winning) is different. This includes cases where the rate of being controlled to the jackpot state is 100% when pattern PBY-3 or pattern PBY-4 is executed, and the rate of being controlled to the jackpot game state is 0% when pattern PBY-1 or pattern PBY-2 is executed, and cases where the rate of being controlled to the jackpot game state is 100% when pattern PBY-1 or pattern PBY-2 is executed in the preview performance B, and the rate of being controlled to the jackpot game state is 0% when pattern PBY-3 or pattern PBY-4 is executed.
また、第1擬似可動体表示Z100や第2擬似可動体表示Z200を、演出表示部Z100A,Z200Aだけでなく機構表示部Z100B,Z200B等を有する表示画像とすることで、駆動機構により動作する可動体をより現実的に表現して可動体演出と同様の可動体表示演出を実現可能とする一方で、移動表示に関しては、可動体の移動と同様の態様で移動表示させるだけでなく、可動体では機構が複雑になったりコストが嵩んだりするなどの事由により実現が困難な態様の移動表示を可能とすることで、演出の興趣を好適に向上させることができる。 In addition, by making the first pseudo-movable body display Z100 and the second pseudo-movable body display Z200 display images having not only the performance display parts Z100A, Z200A but also the mechanism display parts Z100B, Z200B, etc., it is possible to more realistically represent the movable body operated by the drive mechanism and realize a movable body display performance similar to a movable body performance, while with regard to the movement display, it is possible not only to display the movement in a manner similar to the movement of the movable body, but also to display the movement in a manner that is difficult to realize with a movable body due to reasons such as the mechanism becoming complicated or the cost becoming high, thereby suitably improving the interest of the performance.
また、特徴部241SGでは、可動体では実現が困難な態様の移動表示として、高速移動、デフォルメ表示、及び演出表示位置から初期表示位置への復帰表示をせずに消去する(非表示とする)こと等を例示したが、擬似可動体表示の表示態様については現実的に表現しつつ、移動表示に関しては非現実的に表示することで、意外性のある演出を提供することができる。 Furthermore, in characteristic section 241SG, examples of movement display in a manner that is difficult to achieve with a movable body include high-speed movement, deformed display, and erasing (not displaying) the display without returning from the performance display position to the initial display position. However, by realistically expressing the display manner of the pseudo-movable body display while displaying the movement display unrealistically, it is possible to provide a surprising performance.
特に、演出表示位置に移動表示させた擬似可動体表示を所望のタイミングで非表示としたり表示したりすることができるので、例えば、演出位置に移動した構造物としての可動体を原点位置に戻す際に、他の演出画像が隠れたりするなどして視認性が低下すること等を回避し、次の演出を即座に開始することが可能となるなど、演出設計の自由度が高まるといった効果を奏する。 In particular, the pseudo-movable body display that has been moved to the performance display position can be made invisible or visible at the desired timing, which has the effect of increasing the freedom of performance design, for example by avoiding a decrease in visibility due to other performance images being hidden when the movable body as a structure that has been moved to the performance position is returned to the origin position, making it possible to start the next performance immediately.
また、第1擬似可動体表示Z100が第1初期表示位置から第1演出表示位置に移動表示したときに行われる1回目の反動動作表示の移動量L12の方が、第1非搭載可動体M100が第1原点位置から第1演出位置に移動表示したときに行われる1回目の反動動作表示の移動量L13よりも多いことで、第1擬似可動体表示Z100により、第1非搭載可動体M100を搭載せずとも第1非搭載可動体M100と同じような演出を擬似的に実現することができるとともに、第1非搭載可動体M100が第1演出位置に移動したときに生じる反動動作を誇張した態様により表示することで、遊技者の印象に残る演出を提供することができる。 In addition, the amount of movement L12 of the first recoil action display that occurs when the first pseudo-movable body display Z100 is moved from the first initial display position to the first performance display position is greater than the amount of movement L13 of the first recoil action display that occurs when the first non-mounted movable body M100 is moved from the first origin position to the first performance position. This makes it possible to simulate a performance similar to that of the first non-mounted movable body M100 by using the first pseudo-movable body display Z100 without mounting the first non-mounted movable body M100, and by displaying the recoil action that occurs when the first non-mounted movable body M100 is moved to the first performance position in an exaggerated manner, it is possible to provide a performance that leaves an impression on the player.
また、第1初期表示位置から第1演出表示位置までの移動表示距離L2の方が、原点位置から演出位置までの移動距離L1よりも長いことで、第1擬似可動体表示Z100の方が搭載可動体32よりも移動速度が速く、かつ、移動距離が長いため、遊技者の印象に残る演出を提供することができる。
In addition, the moving display distance L2 from the first initial display position to the first performance display position is longer than the moving distance L1 from the origin position to the performance position, so the first pseudo movable body display Z100 has a faster moving speed and a longer moving distance than the mounted
また、擬似可動体表示は、演出表示部Z100A,Z200Aと機構表示部Z100B,Z200Bとを含み、擬似可動体表示の移動表示において、機構表示部Z100B,Z200Bの方が演出表示部Z100A,Z200Aよりも先に第1演出表示位置に到達することで、擬似可動体表示をより現実的な態様にて移動表示させることができる。 The pseudo-movable body display also includes performance display units Z100A, Z200A and mechanism display units Z100B, Z200B, and in the movement display of the pseudo-movable body display, the mechanism display units Z100B, Z200B reach the first performance display position before the performance display units Z100A, Z200A, allowing the pseudo-movable body display to be displayed moving in a more realistic manner.
また、第1擬似可動体表示Z100の単位時間TL2あたりの移動量L2は、搭載可動体32の単位時間TL2あたりの移動量L1Aよりも大きいことで、第1擬似可動体表示Z100をより現実的な態様にて移動表示させることができる。
In addition, the movement amount L2 of the first pseudo movable body display Z100 per unit time TL2 is greater than the movement amount L1A of the mounted
また、搭載可動体32の原点位置と演出位置との間での移動期間として、速さが増加する第1期間と、速さが減少する第2期間とを含み、擬似可動体表示の移動表示期間は、第1期間と第2期間とを含まないことで、擬似可動体表示の移動表示を可動体の移動よりもスムーズに行うことができる。
In addition, the period of movement of the mounted
また、演出制御用CPU120は、第1擬似可動体表示Z100を第1演出位置に移動表示した後、搭載可動体LED208の発光と発光表示部Z108Aの発光表示とをほぼ同じ周期で実行することで、第1演出表示位置に移動表示した第1擬似可動体表示Z100に遊技者を注目させることができる。
In addition, after the
また、演出制御用CPU120は、第1擬似可動体表示Z100を移動表示させているときは発光表示部Z108Aを発光表示しないことで、移動表示中の不完全な第1擬似可動体表示Z100を目立たせないことで、演出効果の低下を抑制することができる。
In addition, the
また、演出制御用CPU120は、第1擬似可動体表示Z100を第1演出位置に移動表示した後、搭載可動体LED208の発光と発光表示部Z108Aの発光表示とをほぼ同じ周期で実行することで、第1擬似可動体表示Z100をより現実的な態様にて移動表示させることができる。
In addition, after the
また、演出制御用CPU120は、第2擬似可動体表示Z200を第2特定初期表示位置から第2中間演出表示位置や第2特定演出表示位置に移動表示可能であり、予告演出Aにて第2擬似可動体表示Z200を第1特定初期表示位置から第1特定演出表示位置に移動表示する下方向と、予告演出Bにて第2擬似可動体表示Z200を第2特定初期表示位置から第2特定演出表示位置に移動表示する右方向とは異なることで、一の擬似可動体表示を複数の表示位置から移動表示させることができるため、可動体では実現が困難な意外性のある演出を遊技者に提供することができる。
In addition, the
また、演出制御用CPU120は、第1擬似可動体表示Z100を第1初期表示位置から第1演出表示位置に移動表示させた後、第1初期表示位置から第1演出表示位置に移動表示する方向とは異なる方向に移動表示可能であることで、可動体では実現が困難な意外性のある演出を遊技者に提供することができる。
In addition, the
(変形例1)
次に、特徴部241SGの変形例1について、図12-41に基づいて説明する。図12-41は、(A)~(D)は特徴部241SGの変形例1を示す図である。
(Variation 1)
Next, a first modified example of the characteristic portion 241SG will be described with reference to Fig. 12-41. Fig. 12-41 (A) to (D) are diagrams showing a first modified example of the characteristic portion 241SG.
前記特徴部241SGでは、図12-25にて説明したように、予告演出Aにおいては、第2擬似可動体表示Z200を第1特定初期表示位置から第1特定演出表示位置に移動表示した後、第1特定演出表示位置から第1特定初期表示位置に移動表示してから消去し、その後、発展演出Aとして搭載可動体32が原点位置から演出位置に移動する形態を例示した。
As explained in FIG. 12-25, in the characteristic part 241SG, in the preview performance A, the second pseudo movable body display Z200 is moved and displayed from the first specific initial display position to the first specific performance display position, then moved and displayed from the first specific performance display position to the first specific initial display position, and then erased, and then, as the development performance A, the mounted
ここで、図12-41(D)に示すように、搭載可動体32の移動可能範囲と第2擬似可動体表示Z200の移動可能範囲の一部が重複する、つまり、演出位置に移動した搭載可動体32と、第1特定演出表示位置に移動表示した第2擬似可動体表示Z200と、が重複する場合において、演出制御用CPU120が、搭載可動体32の演出位置への移動と第2擬似可動体表示Z200の第1特定演出表示位置への移動表示とを共通の期間に実行すると、第2擬似可動体表示Z200の前面側に搭載可動体32が重複して第2擬似可動体表示Z200の視認が困難となることで、第2擬似可動体表示Z200が構造物ではなく表示体であることが判りやすくなってしまい、演出の興趣が低下してしまう。
Here, as shown in FIG. 12-41 (D), when the movable range of the mounted
このような場合、図12-41(A)に示すように、第2擬似可動体表示Z200を第1特定初期表示位置に表示し、第1特定初期表示位置から第1特定演出表示位置に移動表示した後(図12-41(B)参照)、第1特定演出表示位置から第1特定初期表示位置に移動表示させることなく消去することで(図12-41(C)参照)、図12-41(D)に示すように、発展演出Aとして原点位置から演出位置に移動した搭載可動体32が第2擬似可動体表示Z200に重複することを回避するようにしてもよい。
In such a case, as shown in FIG. 12-41(A), the second pseudo-movable body display Z200 is displayed at the first specific initial display position, and then moved from the first specific initial display position to the first specific performance display position (see FIG. 12-41(B)), and then erased without moving from the first specific performance display position to the first specific initial display position (see FIG. 12-41(C)). This avoids the mounted
(変形例2)
次に、特徴部241SGの変形例2について、図12-42に基づいて説明する。図12-42は、(A)~(H)は特徴部241SGの変形例2を示す図である。
(Variation 2)
Next, a second modified example of the characteristic portion 241SG will be described with reference to Fig. 12-42. Fig. 12-42 (A) to (H) are diagrams showing a second modified example of the characteristic portion 241SG.
前記特徴部241SGでは、搭載可動体32が原点位置から演出位置へ移動する方向と、第1擬似可動体表示Z100が第1初期表示位置から第1演出表示位置へ移動表示する方向と、が共通の方向(下方向)である形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、変形例2としての搭載可動体401が第1位置と該第1位置よりも下方の第2位置との間で移動する方向と、変形例2としての擬似可動体表示Z402が第1表示位置と該第1表示位置よりも上方の第2表示位置との間で移動表示する方向と、が共通の方向(例えば、上下方向)である場合において、擬似可動体表示Z402の第1表示位置から第2表示位置への移動表示の方が、搭載可動体401の第1位置から第2位置への移動よりも速ければよい。
In the characteristic portion 241SG, a form has been exemplified in which the direction in which the mounted
また、搭載可動体401が第1位置から第2位置へ移動する方向(下方向)と、擬似可動体表示Z402が第1初期表示位置から第1演出表示位置へ移動表示する方向(上方向)と、が異なる方向であってもよい。 In addition, the direction in which the mounted movable body 401 moves from the first position to the second position (downward) and the direction in which the pseudo movable body display Z402 moves from the first initial display position to the first performance display position (upward) may be different directions.
また、前記特徴部241SGでは、搭載可動体32の移動と、第1擬似可動体表示Z100や第2擬似可動体表示Z200の移動表示と、を共通の期間に実行することがないが、本発明はこれに限定されるものではなく、本変形例2のように、搭載可動体401の移動と擬似可動体表示Z402の移動表示とを共通の期間に実行することで、搭載可動体401と擬似可動体表示Z402とを用いた演出を実行可能としてもよい。
In addition, in the characteristic portion 241SG, the movement of the mounted
具体的に説明すると、図12-42に示すように、変形例2としての搭載可動体401は、「合」の文字が表示された構造物であり、画像表示装置5の表示領域上部の第1位置と該第1位置よりも下方の第2位置との間で移動可能であり、変形例2としての搭載可動体501L,501Rは、画像表示装置5の表示領域左右側の第1所定位置と該第1所定位置よりも中央寄りの第2所定位置との間で移動可能であり、変形例2としての擬似可動体表示Z402は、「体」の文字を表示可能であり、画像表示装置5の表示領域下部の第1表示位置と該第1表示位置よりも上方の第2表示位置との間で移動表示可能とされている。尚、搭載可動体401と搭載可動体501L,501Rの詳細な駆動機構の図示や説明は省略する。
To be more specific, as shown in FIG. 12-42, the mounted movable body 401 as modified example 2 is a structure on which the character "合" is displayed, and is movable between a first position at the top of the display area of the
例えば、演出制御用CPU120は、前述した予告演出A、Bや発展演出A、Bなどにおいて搭載可動体401、501L,501Rと擬似可動体表示Z402とを用いた演出を実行する場合、まず、図12-42(A)に示すように、搭載可動体401及び搭載可動体501L,501Rを第1位置に待機させている状態で、図12-42(B)に示すように、擬似可動体表示Z402を第1表示位置に表示した後、図12-42(C)に示すように、擬似可動体表示Z402を第1表示位置から第2表示位置に移動表示する。
For example, when the
次いで、図12-42(D)に示すように、搭載可動体401を第1位置から第2位置に向けて移動させる。そして、搭載可動体401が第2表示位置に表示している擬似可動体表示Z402に近接する位置まで移動したとき、擬似可動体表示Z402を第1表示位置に向けて移動表示させる。このとき、擬似可動体表示Z402に搭載可動体401が重複しないように移動表示させることが好ましい。 Next, as shown in FIG. 12-42 (D), the mounted movable body 401 is moved from the first position toward the second position. Then, when the mounted movable body 401 moves to a position close to the pseudo movable body display Z402 displayed at the second display position, the pseudo movable body display Z402 is moved and displayed toward the first display position. At this time, it is preferable to move and display the mounted movable body 401 so that it does not overlap with the pseudo movable body display Z402.
次いで、図12-42(E)に示すように、搭載可動体401が第2位置に移動し、かつ、擬似可動体表示Z402が第1表示位置に移動表示したときに搭載可動体401が擬似可動体表示Z402に最も近接して、「合体」の文字を認識可能な擬似合体状態となる。そして、図12-42(F)に示すように、搭載可動体401と擬似可動体表示Z402との擬似合体状態を維持しまま、搭載可動体401を上方に移動させるとともに擬似可動体表示Z402を上方に移動表示させ、さらに、搭載可動体501L,501Rを第2所定位置に移動させることで、擬似合体が成功したことにより演出が発展すること等を報知する。 Next, as shown in FIG. 12-42(E), when the mounted movable body 401 moves to the second position and the pseudo movable body display Z402 moves and displays to the first display position, the mounted movable body 401 is closest to the pseudo movable body display Z402, resulting in a pseudo-combined state in which the word "combined" can be recognized. Then, as shown in FIG. 12-42(F), while maintaining the pseudo-combined state between the mounted movable body 401 and the pseudo movable body display Z402, the mounted movable body 401 is moved upward and the pseudo movable body display Z402 is moved and displayed upward, and further, the mounted movable bodies 501L and 501R are moved to the second predetermined position, thereby announcing that the pseudo-combination has been successful and the performance will develop.
その後、図12-42(G)に示すように、搭載可動体401及び搭載可動体501L,501Rを第1位置や第1所定位置まで移動させるとともに、擬似可動体表示Z402を第1表示位置とは異なる第1特定表示位置(例えば、左右側の位置など)に画像を分割した態様にて移動表示させた後、画面左右にフレームアウトさせたり、フェードアウトさせる態様にて消去する。 After that, as shown in FIG. 12-42 (G), the mounted movable body 401 and the mounted movable bodies 501L, 501R are moved to a first position or a first predetermined position, and the pseudo movable body display Z402 is moved and displayed in a manner in which the image is divided to a first specific display position (e.g., a position on the left or right side) different from the first display position, and then it is erased by framing out to the left or right of the screen or fading out.
一方、擬似合体が成功せず演出が発展しないこと等を報知することが決定されている場合は、図12-42(D)に示すように、搭載可動体401の下方への移動と擬似可動体表示Z402の下方への移動表示を行う途中で、搭載可動体401の下方への移動を減速しながら停止させて、擬似可動体表示Z402を上部が破壊される態様にて表示することで、擬似合体が成功せず演出が発展しないこと等を報知する。このように、擬似可動体表示Z402では構造物としての可動体では実現が困難な態様の演出を容易に実現することができる。 On the other hand, if it has been decided to notify that the pseudo merging has not been successful and the performance will not progress, as shown in FIG. 12-42 (D), the downward movement of the mounted movable body 401 is decelerated and stopped midway through the downward movement of the mounted movable body 401 and the downward movement display of the pseudo movable body display Z402, and the pseudo movable body display Z402 is displayed in a manner in which the upper part is destroyed, thereby notifying that the pseudo merging has not been successful and the performance will not progress. In this way, the pseudo movable body display Z402 can easily realize performances in a manner that is difficult to realize with a movable body as a structure.
(変形例3)
次に、特徴部241SGの変形例3について、図12-43に基づいて説明する。図12-43は、(A)~(C)は特徴部241SGの変形例3を示す図である。
(Variation 3)
Next, a third modification of the characteristic portion 241SG will be described with reference to Fig. 12-43. Fig. 12-43 (A) to (C) are diagrams showing a third modification of the characteristic portion 241SG.
前記特徴部241SGでは、演出制御用CPU120は、第1擬似可動体表示Z100や第2擬似可動体表示Z200を第1表示位置と第2表示位置との間で移動表示可能な形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、上下方向または左右方向といった一方向に往復移動表示が可能なものに限定されるものではなく、例えば、演出制御用CPU120は、図12-43(A)(B)に示すように、第1擬似可動体表示Z100を第1初期表示位置から第1演出表示位置に移動表示させた後、図12-43(C)に示すように、第1初期表示位置から第1演出表示位置に移動表示する方向とは異なる方向に移動表示可能としてもよい。
In the characteristic section 241SG, the
図12-43(C)に示すように、第1演出表示位置において、演出表示部Z200Aのみを左右方向を向く回動軸周りに縦回転表示させるなど、一方向に向けた直線移動表示とは異なる回転移動表示や、一方向とは異なる他方向(例えば、奥行き方向)に向けて移動する態様にて移動表示するなど、種々な態様の移動表示を実行可能とすることが好ましい。このようにすることで、可動体では実現が困難な意外性のある演出を遊技者に提供することができる。 As shown in FIG. 12-43(C), it is preferable to be able to execute various types of movement displays, such as displaying only the performance display unit Z200A in vertical rotation around a rotation axis facing left and right at the first performance display position, which is a rotational movement display different from a linear movement display facing one direction, or a movement display in a manner that moves in a direction different from the one direction (for example, the depth direction). In this way, it is possible to provide the player with unexpected effects that are difficult to achieve with a movable body.
以上、本発明の実施の形態における特徴部241SGを図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。 The characteristic feature 241SG in the embodiment of the present invention has been described above with reference to the drawings, but the specific configuration is not limited to these examples, and the present invention also includes modifications and additions that do not deviate from the gist of the present invention.
(変形および応用に関する説明)
前記特徴部241SGでは、パチンコ遊技機1に搭載された可動体として搭載可動体32を適用した形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、搭載可動体32以外の複数の可動体がパチンコ遊技機1に搭載されていてもよい。また、遊技盤2に設けられた盤側可動体に限らず、遊技機用枠3や該遊技機用枠3を開閉可能な開閉扉に設けられた枠側可動体であってもよく、枠側可動体を模した擬似可動体表示を移動表示可能としてもよい。また、盤側可動体として、遊技に関連して設けられる可変入賞装置などを模した擬似可動体表示を表示可能としてもよい。
(Explanation of Modifications and Applications)
In the characteristic portion 241SG, the mounted
また、前記特徴部241SGでは、パチンコ遊技機1に搭載予定とされたが非搭載となった可動体として、第1非搭載可動体M100と第2非搭載可動体M200を適用した形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、第1非搭載可動体M100と第2非搭載可動体M200以外の可動体がパチンコ遊技機1に搭載予定とされたが非搭載となってもよい。
In addition, in the characteristic part 241SG, an example is given of a form in which the first non-mounted movable body M100 and the second non-mounted movable body M200 are applied as movable bodies that were planned to be mounted on the
また、前記特徴部241SGでは、第1擬似可動体表示Z100や第2擬似可動体表示Z200を消去するときに、漸次フェードアウトさせる態様にて非表示とする形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、消去されたことを強調するエフェクト画像を表示するようにしてもよいし、これら以外の方法により消去するようにしてもよい。 In addition, in the characteristic portion 241SG, when the first pseudo movable body display Z100 or the second pseudo movable body display Z200 is erased, an example is given of a form in which it is made invisible by gradually fading out, but the present invention is not limited to this, and an effect image emphasizing that it has been erased may be displayed, or it may be erased by a method other than these.
また、前記特徴部241SGでは、搭載可動体32の原点位置から演出位置への移動距離L1は、第1擬似可動体表示Z100の第1初期表示位置から第1演出表示位置への移動表示距離L2よりも短く、かつ、搭載可動体32が移動するときと第1擬似可動体表示Z100を移動表示するときとで、ガラスがひび割れてガラスの破片が飛び散る共通のエフェクト画像Z71を表示し、共通の効果音を出力する形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、搭載可動体32の原点位置から演出位置への移動距離L1を、第1擬似可動体表示Z100の第1初期表示位置から第1演出表示位置への移動表示距離L2よりも長く、かつ、搭載可動体32が移動するときと第1擬似可動体表示Z100を移動表示するときとで態様が異なるエフェクト画像を表示するとともに異なる効果音を出力するようにしてもよい。このようにすることで、擬似可動体表示の移動表示を利用して、搭載可動体32の移動を際立たせることができる。
In addition, in the characteristic part 241SG, the movement distance L1 from the origin position of the mounted
また、前記特徴部241SGでは、スーパーリーチの可変表示期間において、搭載可動体32の移動は、発展演出Aと決め演出の最大2回実行可能であり、第1擬似可動体表示Z100の移動表示は、予告演出Bと決め演出の最大2回実行可能であり、第2擬似可動体表示Z200の移動表示は、予告演出A、予告演出B、発展示唆演出、発展演出Bの最大4回実行可能である形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、可動体の移動や擬似可動体表示の移動表示の実行回数は上記回数以外の回数実行するようにしてもよい。
In addition, in the characteristic part 241SG, during the variable display period of the super reach, the movement of the mounted
さらに、可動体を一の可変表示期間に第1回数の移動を可能とした場合、擬似可動体表示を一の可変表示期間に第1回数よりも多い第2回数の移動を可能とすることが好ましい。このようにすることで、可動体演出の実行機会を増加し過ぎて大当り期待度を下げてしまうことがないようにする代わりに、擬似可動体表示の実行機会を増加することで、演出が少なくなって興趣が低下することを防止できる。 Furthermore, when the movable body is allowed to move a first number of times in one variable display period, it is preferable to allow the pseudo movable body display to move a second number of times, which is greater than the first number, in one variable display period. By doing this, it is possible to avoid increasing the number of opportunities for the movable body performance to be performed too much, which would lower the expectation of a jackpot, and instead to prevent a decrease in interest due to fewer performances by increasing the number of opportunities for the pseudo movable body display to be performed.
また、上記複数の演出以外、例えば、大当り確定報知後の再抽選における図柄昇格時や大当り中演出などにおいて擬似可動体表示の移動表示を行うようにしてもよく、その際に移動表示される擬似可動体表示は、第1擬似可動体表示Z100や第2擬似可動体表示Z200とは異なる擬似可動体表示としてもよい。 In addition to the above multiple effects, for example, when the pattern is promoted in the re-draw after the jackpot confirmation notification or during the jackpot, the pseudo-movable body display may be moved, and the pseudo-movable body display that is moved at that time may be a pseudo-movable body display different from the first pseudo-movable body display Z100 and the second pseudo-movable body display Z200.
また、有利状態に制御されることを示唆する特別示唆演出として予告演出Aを適用し、遊技者にとって有利な内容を報知する報知演出として発展演出Bを適用し、報知演出が実行されることを示唆する所定演出として発展示唆演出を適用し、有利状態に制御されることを報知する特別演出として決め演出を適用し、特別演出が実行される前に前記特別演出が実行されることを示唆する特定演出として予告演出Bを適用した形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、上記以外の各種演出を適用可能である。また、これら各種演出は一のスーパーリーチの可変表示期間にて実行可能であったが、複数の可変表示期間に跨って実行可能な演出であってもよい。 In addition, an example has been given in which a preview effect A is applied as a special suggestion effect suggesting that control will be made into an advantageous state, a development effect B is applied as a notification effect notifying the player of content that is advantageous to the player, a development suggestion effect is applied as a predetermined effect suggesting that a notification effect will be executed, a decision effect is applied as a special effect notifying that control will be made into an advantageous state, and a preview effect B is applied as a specific effect suggesting that the special effect will be executed before the special effect is executed, but the present invention is not limited to this and various other effects can be applied. In addition, although these various effects can be executed during the variable display period of one Super Reach, they may also be effects that can be executed across multiple variable display periods.
また、遊技者にとって有利な内容とは、パチンコ遊技機1においては、擬似連、大当り、小当り、リーチ、保留連、チャンスアップ演出、先読予告演出、時短付きはずれ、後述する天井時短制御等、可変表示結果や制御や演出が含まれてもよい。また、スロットマシンにおいては、チャンスゾーン(CZ)当選、アシストタイム(AT)当選、リプレイタイム(RT)当選、ボーナス当選等が含まれてもよい。
In addition, in the case of the
また、前記特徴部241SGにおいて、第1擬似可動体表示Z100や第2擬似可動体表示Z200の表示を開始するときに、遊技盤2や遊技機用枠3に設けられた遊技効果ランプ9などの輝度を低下させたり消灯することで、第1擬似可動体表示Z100や第2擬似可動体表示Z200の表示を目立たせる一方で、第1擬似可動体表示Z100や第2擬似可動体表示Z200の表示を消去するときには、遊技盤2や遊技機用枠3に設けられた遊技効果ランプ9などの輝度を高めたり点灯させることで、第1擬似可動体表示Z100や第2擬似可動体表示Z200に対する遊技者の意識をそらすことができる。
In addition, in the characteristic part 241SG, when the display of the first pseudo-movable body display Z100 and the second pseudo-movable body display Z200 is started, the brightness of the
また、前記特徴部241SGにおいて、遊技盤2や遊技機用枠3に設けられた遊技効果ランプ9等の光量調整を遊技者の操作にて可能とする一方で、第1擬似可動体表示Z100の発光表示部Z108Aや第2擬似可動体表示Z200の発光表示部Z208A~Z208Eの光量調整を遊技者の操作にて不可能とすることが好ましい。このようにすることで、擬似可動体表示の見栄えが損なわれたり目立たなくなったりすることを抑制できる。
Furthermore, in the characteristic portion 241SG, it is preferable that while the player is able to adjust the light intensity of the
また、前記特徴部241SGでは、発展示唆演出において、第1特定初期表示位置に表示している第2擬似可動体表示Z200を非表示とするときに、第1特定演出表示位置を含む表示領域に報知関連画像としてキャラクタ画像Z310を優先して表示する形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、報知関連画像は、報知演出(例えば、発展演出B)に関連する画像であればキャラクタ画像以外の画像(例えば、煙、霧、波などを模した画像など)を用いてもよい。 In addition, in the characteristic section 241SG, when the second pseudo-movable body display Z200 displayed at the first specific initial display position is made invisible in the development suggestion performance, an example is given of a form in which the character image Z310 is preferentially displayed as the notification-related image in the display area including the first specific performance display position, but the present invention is not limited to this, and the notification-related image may be an image other than a character image (for example, an image imitating smoke, fog, waves, etc.) as long as it is an image related to the notification performance (for example, development performance B).
また、前記特徴部241SGでは、発展演出Bにおいて、決め演出の実行を示唆する示唆画像として、リーチタイトル画像Z51を表示開始時の態様にて表示する形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、示唆画像は決め演出の実行を示唆するものであれば、リーチタイトル画像以外の画像(例えば、強スーパーリーチ演出や決め演出にて出現するキャラクタ画像など)を用いてもよい。 In addition, in the characteristic section 241SG, an example was given of a form in which the reach title image Z51 is displayed in the state it is in when the display starts as a suggestive image that suggests the execution of a deciding performance in the development performance B, but the present invention is not limited to this, and the suggestive image may be an image other than a reach title image (for example, a character image that appears in a strong super reach performance or a deciding performance) as long as it suggests the execution of a deciding performance.
また、前記特徴部241SGでは、第1擬似可動体表示Z100と第2擬似可動体表示Z200とは別個の期間に表示可能とされた形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、複数の擬似可動体表示を共通の期間に移動表示させてもよい。このようにする場合、例えば、第1擬似可動体表示Z100の移動表示可能範囲と第2擬似可動体表示Z200の移動表示可能範囲とが重複し、該重複領域にて第1擬似可動体表示Z100と第2擬似可動体表示Z200とを表示する場合、第1擬似可動体表示Z100と第2擬似可動体表示Z200とのうち一方を他方よりも手前側の表示レイヤーに表示することで、互いの前後位置関係などを意識させることができるため、より現実的な演出を実現できる。 In addition, in the characteristic portion 241SG, an example is given in which the first pseudo movable body display Z100 and the second pseudo movable body display Z200 can be displayed in separate periods, but the present invention is not limited to this, and multiple pseudo movable body displays may be moved and displayed in a common period. In this case, for example, when the movable displayable range of the first pseudo movable body display Z100 and the movable displayable range of the second pseudo movable body display Z200 overlap, and the first pseudo movable body display Z100 and the second pseudo movable body display Z200 are displayed in the overlapping area, by displaying one of the first pseudo movable body display Z100 and the second pseudo movable body display Z200 on a display layer closer to the viewer than the other, the viewer can be made aware of the relative front-to-back positions of each other, thereby realizing a more realistic presentation.
また、前記特徴部241SGでは、第1擬似可動体表示Z100や第2擬似可動体表示Z200の機構表示部Z100B、Z200Bが画像表示装置5の表示領域の縁部で切れて表示されることを考慮して、画像表示装置5の表示領域において擬似可動体表示の機構表示部の表示が開始される部分を覆い隠すように、搭載可動体やセンター飾り枠等を配置してもよいし、搭載可動体を移動させて擬似可動体表示の機構表示部の表示が開始される部分を視認困難としてもよい。
In addition, in the characteristic portion 241SG, taking into consideration that the mechanism display portions Z100B, Z200B of the first pseudo-movable body display Z100 and the second pseudo-movable body display Z200 are displayed cut off at the edges of the display area of the
また、前記特徴部241SGでは、可変表示の表示結果として「時短付きはずれ」が含まれる形態を例示したが、CPU103は、所定条件(例えば、ステップS6の初期化処理においてRAM102に記憶されるフラグ、カウンタ、バッファをクリアするクリア処理を行うこと、大当り遊技状態に制御すること、表示結果を時短付きはずれとすることのうちいずれか)が成立したときから可変表示が規定回数(例えば、900回など)行われたことに基づいて、大当り遊技状態を介さずに時短状態に制御する天井時短制御を実行可能としてもよい。尚、規定回数の内部カウントは前記所定条件の成立でリセットされ、また、天井時短制御による時短状態の時短回数(例えば、900回)は、通常の時短状態の時短回数(例えば、100回)とは異なっていてもよい。
In addition, in the characteristic section 241SG, an example was given of a form in which the display result of the variable display includes "miss with time reduction", but the
上記のような天井時短制御が実行され、上記所定条件が成立せずに可変表示の実行回数が上記規定回数に到達したときに、演出制御用CPU120は、第1擬似可動体表示Z100や第2擬似可動体表示Z200といった擬似可動体表示の移動表示を実行可能としてもよい。このように、大当りの報知、時短付きはずれの報知、天井時短制御の報知など各報知において擬似可動体表示の移動表示を実行可能としてもよく、各報知において擬似可動体表示の種別や移動表示の態様などを異ならせてもよい。
When the above-mentioned ceiling time-saving control is executed and the number of times the variable display is executed reaches the above-mentioned specified number of times without the above-mentioned predetermined condition being met, the
また、前記特徴部241SGでは、大当りの報知として第1擬似可動体表示Z100を移動表示させる形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、可変表示結果が小当りや時短付きはずれとなる場合や、上記した天井時短制御が実行される場合は、第1擬似可動体表示Z100や第2擬似可動体表示Z200の移動表示により、小当りや時短付きはずれの報知や天井時短制御の実行条件が成立したことの報知を行う一方で、可変表示結果が大当りとなる場合は、搭載可動体32の移動により大当りの報知を行うようにしてもよい。
In addition, in the characteristic section 241SG, a form in which the first pseudo movable body display Z100 is moved to notify of a jackpot has been exemplified, but the present invention is not limited to this. If the variable display result is a small jackpot or a miss with time reduction, or if the above-mentioned ceiling time reduction control is executed, the first pseudo movable body display Z100 or the second pseudo movable body display Z200 may be moved to notify of a small jackpot or a miss with time reduction, or to notify that the conditions for executing the ceiling time reduction control have been met, while if the variable display result is a jackpot, the mounted
また、可変表示の表示結果が小当りや時短付きはずれとなる場合と、可変表示の表示結果が大当りとなる場合とで、共通の種別の擬似可動体表示を用いて報知するが、移動表示の態様が異なるようにしてもよい。また、可変表示の表示結果が小当りや時短付きはずれとなる場合と、可変表示の表示結果が大当りとなる場合とで、擬似可動体表示を用いて報知するが、擬似可動体表示の種類が異なるようにしてもよい。 Also, when the display result of the variable display is a small win or a miss with time reduction, and when the display result of the variable display is a big win, a common type of pseudo-moving body display is used to notify, but the manner of the moving display may be different.Also, when the display result of the variable display is a small win or a miss with time reduction, and when the display result of the variable display is a big win, a pseudo-moving body display is used to notify, but the type of pseudo-moving body display may be different.
また、前記特徴部241SGでは、パチンコ遊技機として、大当り遊技終了後に確変状態に制御可能な所謂1種のパチンコ遊技機を適用した形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、大当り遊技終了後の時短状態において小当りを契機としてV入賞が発生することにより大当り遊技状態に制御可能な所謂1種2種の遊技機であってもよく、遊技性は種々に変更可能である。
In addition, in the characteristic section 241SG, a pachinko gaming machine that can be controlled to a high probability state after a jackpot game ends is used as an example, but the present invention is not limited to this, and it may be a so-called
また、前記実施の形態では、遊技機の一例としてパチンコ遊技機1などを例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、予め定められた球数の遊技球が遊技機内部に循環可能に内封され、遊技者による貸出要求に応じて貸し出された貸出球や、入賞に応じて付与された賞球数が加算される一方、遊技に使用された遊技球数が減算されて記憶される、所謂、封入式遊技機にも本発明を適用可能である。これら封入式遊技機においては遊技球ではなく得点やポイントが遊技者に付与されるので、これら付与される得点やポイントが遊技価値に該当する。
In addition, in the above embodiment, a
また、前記実施の形態では、遊技媒体の一例として、球状の遊技球(パチンコ球)が適用されていたが、球状の遊技媒体に限定されるものではなく、例えば、メダル等の非球状の遊技媒体であってもよい。 In addition, in the above embodiment, spherical gaming balls (pachinko balls) were used as an example of gaming media, but the gaming media is not limited to spherical gaming media and may be non-spherical gaming media such as medals.
また、前記実施の形態では、遊技機の一例としてパチンコ遊技機が適用されていたが、例えば遊技用価値を用いて1ゲームに対して所定数の賭数を設定することによりゲームが開始可能となるとともに、各々が識別可能な複数種類の図柄を変動表示可能な変動表示装置に変動表示結果が導出されることにより1ゲームが終了し、該変動表示装置に導出された変動表示結果に応じて入賞が発生可能とされたスロットマシンにも適用可能である。 In addition, in the above embodiment, a pachinko gaming machine was applied as an example of a gaming machine, but the present invention can also be applied to a slot machine in which, for example, a game can be started by setting a predetermined number of bets for one game using gaming value, one game ends when a variable display result is derived from a variable display device that can variably display multiple types of identifiable patterns, and a prize can be won depending on the variable display result derived from the variable display device.
本発明の遊技機は、遊技媒体を封入し入賞の発生に基づいて得点を付与する封入式遊技機やスロットマシンなどにも適用することができる。また、遊技が可能な遊技機とは、少なくとも遊技を行うものであれば良く、パチンコ遊技機やスロットマシンに限らず、一般ゲーム機であっても良い。 The gaming machine of the present invention can also be applied to slot machines and other enclosed gaming machines that enclose gaming media and award points based on winning. In addition, a gaming machine capable of playing games is one that at least allows playing games, and is not limited to pachinko gaming machines or slot machines, and may be a general game machine.
1 パチンコ遊技機
4A 第1特別図柄表示装置
4B 第2特別図柄表示装置
5 画像表示装置
32 搭載可動体
100 遊技制御用マイクロコンピュータ
103 CPU
120 演出制御用CPU
1
120 Performance control CPU
Claims (1)
前記有利状態に制御されることを示唆する示唆演出として、第1示唆演出と、第2示唆演出と、第3示唆演出と、第4示唆演出と、を含む複数種類の示唆演出を実行可能な示唆演出実行手段と、
前記第1示唆演出の演出結果が報知されるよりも前に第1発展演出を実行可能であるとともに、前記第2示唆演出の演出結果として前記有利状態に制御されないことが報知された後に前記第1発展演出とは異なる第2発展演出を実行可能な発展演出実行手段と、
前記示唆演出の実行中に、実行回数に応じて前記有利状態に制御される期待度が異なるチャンスアップ演出を実行可能なチャンスアップ演出実行手段と、
前記示唆演出が実行され、演出結果として前記有利状態に制御されないことが報知された後に、前記有利状態に制御されることを報知する復活特殊演出を実行可能な復活特殊演出実行手段と、
擬似可動体表示を第1表示位置から該第1表示位置とは異なる第2表示位置に移動表示可能な表示手段と、
前記有利状態に制御されることを報知する特別演出を実行可能な特別演出実行手段と、
前記特別演出が実行される前に特定演出を実行可能な特定演出実行手段と、
を備え、
前記示唆演出実行手段は、
前記第1発展演出が実行された後において前記第3示唆演出を実行可能であり、
前記第2発展演出が実行された後において前記第4示唆演出を実行可能であり、
前記チャンスアップ演出実行手段は、
前記第1示唆演出の演出結果として前記有利状態に制御されないことが報知されることなく前記第3示唆演出が実行されているときに実行される前記チャンスアップ演出の実行回数が、前記第1示唆演出が実行されているときに実行される前記チャンスアップ演出の実行回数よりも多くなるように前記チャンスアップ演出を実行可能であり、
前記第2示唆演出の演出結果として前記有利状態に制御されないことが報知された後に前記第4示唆演出が実行されているときに実行される前記チャンスアップ演出の実行回数が、前記第2示唆演出が実行されているときに実行される前記チャンスアップ演出の実行回数以下となるように前記チャンスアップ演出を実行可能であり、
前記復活特殊演出が実行される期間である第1期間は、前記第2示唆演出の演出結果として前記有利状態に制御されないことが報知されてから前記第4示唆演出が終了するまでの期間である第2期間よりも短く、
前記表示手段は、
前記特定演出と前記特別演出とにおいて前記擬似可動体表示の移動表示が可能であり、
前記特定演出において前記擬似可動体表示を移動表示する場合に、前記擬似可動体表示を前記第1表示位置から前記第2表示位置に移動表示させた後、該第2表示位置から前記第1表示位置に移動表示させることなく非表示とすることが可能であるとともに、前記特別演出の実行を示唆する示唆画像を、前記第2表示位置を含む表示領域に表示可能であり、
前記特別演出において前記擬似可動体表示を移動表示する場合に、前記擬似可動体表示を前記第1表示位置から前記第2表示位置に移動表示させた後、該第2表示位置から前記第1表示位置に移動表示させてから非表示とすることが可能である、
ことを特徴とする遊技機。 A gaming machine that can be controlled to an advantageous state that is advantageous to a player,
a suggestion performance execution means capable of executing a plurality of types of suggestion performances including a first suggestion performance, a second suggestion performance, a third suggestion performance, and a fourth suggestion performance as suggestion performances that suggest control to the advantageous state;
a development performance execution means capable of executing a first development performance before the performance result of the first suggestion performance is notified, and capable of executing a second development performance different from the first development performance after it is notified that the advantageous state will not be achieved as a performance result of the second suggestion performance;
A chance-up effect execution means for executing a chance-up effect in which the degree of expectation controlled to the advantageous state varies depending on the number of times the effect is executed during the execution of the suggestion effect;
A revival special performance execution means capable of executing a revival special performance that notifies the player that the advantageous state will be controlled after the suggestion performance is executed and a performance result is notified that the advantageous state will not be controlled;
a display means for moving and displaying a pseudo movable body display from a first display position to a second display position different from the first display position;
A special effect execution means capable of executing a special effect that notifies the player that the game is controlled to the advantageous state;
A specific performance execution means capable of executing a specific performance before the special performance is executed;
Equipped with
The suggestion performance execution means includes:
The third suggestion performance can be executed after the first development performance is executed,
The fourth suggestion performance can be executed after the second development performance is executed,
The chance-up effect execution means includes:
the chance-up effect can be executed so that the number of times that the chance-up effect is executed when the third suggestion effect is being executed without being notified that the advantageous state will not be reached as a result of the first suggestion effect is greater than the number of times that the chance-up effect is executed when the first suggestion effect is being executed;
the chance-up effect can be executed such that the number of times that the chance-up effect is executed when the fourth suggestion effect is being executed after it has been notified that the advantageous state will not be achieved as a result of the second suggestion effect is equal to or less than the number of times that the chance-up effect is executed when the second suggestion effect is being executed;
A first period during which the revival special effect is executed is shorter than a second period during which the fourth suggestion effect ends after it is notified that the advantageous state will not be achieved as a result of the second suggestion effect,
The display means includes:
The pseudo movable body display can be moved and displayed in the specific performance and the special performance,
When the pseudo-movable object display is moved in the specific performance, the pseudo-movable object display can be moved from the first display position to the second display position, and then hidden without being moved from the second display position to the first display position, and a suggestion image suggesting the execution of the special performance can be displayed in a display area including the second display position;
When the pseudo-movable object display is moved during the special performance, the pseudo-movable object display may be moved from the first display position to the second display position, and then moved from the second display position to the first display position before being hidden.
A gaming machine characterized by:
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