JP7525854B2 - ロボット、制御装置及びそのプログラム - Google Patents
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Description
12 検出装置
13 制御装置(移動範囲推定装置)
19 働きかけ要否判定手段
20 働きかけ実行手段
22 予測分布領域導出部
23 干渉確率特定部
24 要否決定部
27 確率算出部
29 閾値決定部
30 働きかけ指令部
32 回避量調整部
33 移動制御部
CP 接近地点
G 予測分布領域
H 対象歩行者(移動障害物)
Claims (6)
- 周囲に存在する移動障害物の位置情報及び速度情報を検出する検出装置と、当該検出装置の検出結果から、前記移動障害物との将来的な干渉を回避するための働きかけを行う制御装置とを備え、前記干渉を回避しながら自律移動可能なロボットにおいて、
前記制御装置は、前記働きかけの要否を判定する働きかけ要否判定手段と、当該働きかけ要否判定手段で前記働きかけが必要と判定されたときに、前記働きかけを実行するようにロボットを動作制御する働きかけ実行手段とを備え、
前記働きかけ要否判定手段は、将来の所定時刻にて前記移動障害物が存在する位置の確率分布を表す予測分布領域を求める予測分布領域導出部と、前記移動障害物とロボットの将来的な相対位置関係から、前記予測分布領域を用いて、前記干渉が発生する確率である干渉確率を特定する干渉確率特定部と、当該干渉確率を所定の閾値と対比して前記働きかけの要否を決定する要否決定部とを備え、
前記予測分布領域導出部では、前記検出装置の検出結果から、前記移動障害物の等速直線運動モデルで中心座標を算出し、前記移動障害物の速度と回転角に対応する2軸とした二変量ガウス分布からなる確率密度関数を領域範囲とする前記予測分布領域を求め、所定時刻において所定位置に前記移動障害物が存在する確率が推定され、
前記要否決定部は、現時刻における前記移動障害物とロボットの相対関係に応じて、前記閾値を決定する閾値決定部と、前記干渉確率が前記閾値よりも大きいときに、前記働きかけを行うように前記働きかけ実行手段に指令する働きかけ指令部とを備え、
前記閾値決定部では、前記移動障害物とロボットの相対距離が、予め設定された所定値未満になる将来時刻が存在すると予測されるときに、当該将来時刻における前記相対距離が前記所定値以上になるように、ロボットを更に相対移動させる際の移動ベクトルに相当する最小のズレ幅が算出され、前記ズレ幅を標準偏差として前記確率密度関数に代入して前記閾値を算出することを特徴とするロボット。 - 前記予測分布領域の標準偏差は、前記検出装置の測定誤差に関する要素と、将来の速度情報が現在の状態を維持する確率に対応する保持可能性に関する要素とを総合して決定され、
前記保持可能性は、前記検出装置で検出された過去のログデータの遷移状態に応じて特定されることを特徴とする請求項1記載のロボット。 - 前記干渉確率特定部は、前記干渉確率を求める際の各種条件値を算出する条件値算出部と、前記条件値から、前記予測分布領域を表す数式を用いて前記干渉確率を算出する確率算出部とを備え、
前記条件値算出部では、現時刻における前記検出装置の検出結果から、前記移動障害物がロボットに接近する接近状態になると予測される将来の接近時刻までの現時刻からの経過時間である時間情報と、前記接近状態における所定の接近地点の位置情報とが前記条件値として求められ、
前記移動障害物とロボットの将来的な相対移動予測によるそれらの相対距離が、予め設定された所定値を常時下回らないと推定される場合に、前記移動障害物とロボットが最接近する時刻が前記接近時刻とされ、当該接近時刻における前記移動障害物とロボットとの間を結ぶ直線上で、ロボットから前記所定値分離れた地点が前記接近地点とされる一方、前記相対距離が将来的に前記所定値を下回る時があると推定される場合に、前記相対距離が前記所定値に一致する最も早い時刻が前記接近時刻とされ、当該時刻におけるロボットの予測位置が前記接近地点とされ、
前記確率算出部では、前記数式に前記条件値を代入することにより、前記接近地点での前記移動障害物の存在確率を前記干渉確率として算出することを特徴とする請求項1記載のロボット。 - 前記働きかけ実行手段は、前記働きかけ時に前記干渉を回避するための回避量を調整する回避量調整部と、当該回避量を基準としてロボットの移動制御を行う移動制御部とを備え、
前記回避量調整部では、干渉回避に最低限必要となる一定の干渉回避幅に、前記予測分布領域の大きさに応じて変化する安全距離を加算することで前記回避量が求められることを特徴とする請求項1記載のロボット。 - 周囲に存在する移動障害物の位置情報及び速度情報を検出する検出装置の検出結果に基づき、前記移動障害物との将来的な干渉を回避するための働きかけを行うように、ロボットの自律移動を制御する制御装置において、
前記働きかけの要否を判定する働きかけ要否判定手段と、当該働きかけ要否判定手段で前記働きかけが必要と判定されたときに、前記働きかけを実行するようにロボットを動作制御する働きかけ実行手段とを備え、
前記働きかけ要否判定手段は、将来の所定時刻にて前記移動障害物が存在する位置の確率分布を表す予測分布領域を求める予測分布領域導出部と、前記移動障害物とロボットの将来的な相対位置関係から、前記予測分布領域を用いて、前記干渉が発生する確率である干渉確率を特定する干渉確率特定部と、当該干渉確率を所定の閾値と対比して前記働きかけの要否を決定する要否決定部とを備え、
前記予測分布領域導出部では、前記検出装置の検出結果から、前記移動障害物の等速直線運動モデルで中心座標を算出し、前記移動障害物の速度と回転角に対応する2軸とした二変量ガウス分布からなる確率密度関数を領域範囲とする前記予測分布領域を求め、所定時刻において所定位置に前記移動障害物が存在する確率が推定され、
前記要否決定部は、現時刻における前記移動障害物とロボットの相対関係に応じて、前記閾値を決定する閾値決定部と、前記干渉確率が前記閾値よりも大きいときに、前記働きかけを行うように前記働きかけ実行手段に指令する働きかけ指令部とを備え、
前記閾値決定部では、前記移動障害物とロボットの相対距離が、予め設定された所定値未満になる将来時刻が存在すると予測されるときに、当該将来時刻における前記相対距離が前記所定値以上になるように、ロボットを更に相対移動させる際の移動ベクトルに相当する最小のズレ幅が算出され、前記ズレ幅を標準偏差として前記確率密度関数に代入して前記閾値を算出することを特徴とする制御装置。 - 周囲に存在する移動障害物の位置情報及び速度情報を検出する検出装置の検出結果に基づき、前記移動障害物との将来的な干渉を回避するための働きかけを行うように、ロボットの自律移動を制御する制御装置のプログラムにおいて、
前記制御装置は、前記働きかけの要否を判定する働きかけ要否判定手段と、当該働きかけ要否判定手段で前記働きかけが必要と判定されたときに、前記働きかけを実行するようにロボットを動作制御する働きかけ実行手段としてコンピュータを機能させ、
前記働きかけ要否判定手段は、将来の所定時刻にて前記移動障害物が存在する位置の確率分布を表す予測分布領域を求める予測分布領域導出部と、前記移動障害物とロボットの将来的な相対位置関係から、前記予測分布領域を用いて、前記干渉が発生する確率である干渉確率を特定する干渉確率特定部と、当該干渉確率を所定の閾値と対比して前記働きかけの要否を決定する要否決定部とを備え、
前記予測分布領域導出部では、前記検出装置の検出結果から、前記移動障害物の等速直線運動モデルで中心座標を算出し、前記移動障害物の速度と回転角に対応する2軸とした二変量ガウス分布からなる確率密度関数を領域範囲とする前記予測分布領域を求め、所定時刻において所定位置に前記移動障害物が存在する確率が推定され、
前記要否決定部は、現時刻における前記移動障害物とロボットの相対関係に応じて、前記閾値を決定する閾値決定部と、前記干渉確率が前記閾値よりも大きいときに、前記働きかけを行うように前記働きかけ実行手段に指令する働きかけ指令部とを備え、
前記閾値決定部では、前記移動障害物とロボットの相対距離が、予め設定された所定値未満になる将来時刻が存在すると予測されるときに、当該将来時刻における前記相対距離が前記所定値以上になるように、ロボットを更に相対移動させる際の移動ベクトルに相当する最小のズレ幅が算出され、前記ズレ幅を標準偏差として前記確率密度関数に代入して前記閾値を算出することを特徴とする制御装置のプログラム。
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