JP7507454B2 - ユーザーアイコン表示システム、ユーザーアイコン表示システムのプログラム - Google Patents

ユーザーアイコン表示システム、ユーザーアイコン表示システムのプログラム Download PDF

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特許法第30条第2項適用 令和2年8月11日に集合カメラにようこそ!ページに掲載 https://scamera.jp
本発明は、複数のユーザー端末とサーバとを備えてユーザー端末のユーザーのアイコンを表示するユーザーアイコン表示システム、および、そのプログラムに関する。
従来、プロジェクターと、複数の端末とを含み、複数の端末のうちプロジェクターと接続可能な端末のユーザーの名称と、接続可能な端末のユーザーのアイコンとを表示する表示システムが知られている(例えば、特許文献1)。
特開2019-164183号公報(特に、段落0014~段落0033)
しかしながら、上述した従来の表示システムは、複数の端末のうちプロジェクターと接続可能な端末のユーザーのアイコンをプロジェクターがスクリーンに投影する画面で表示する構成であったため、各ユーザーの端末において各ユーザーとの関係を表示することに対応することが困難であるという問題があった。
そこで、本発明は、前述したような従来技術の問題を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、例えば、リモートワーク中であっても各ユーザーとバーチャル空間データ上で会うことができるユーザーアイコン表示システム、および、そのプログラムを提供することである。
本請求項1に係る発明は、複数のユーザー端末とサーバとを備えてユーザー端末のユーザーのアイコンを表示するユーザーアイコン表示システムであって、前記ユーザー端末が、前記サーバにアクセスする際、ユーザー端末のカメラによって撮影された動画データをユーザー特定情報とともにサーバへ送信し、前記サーバが、前記ユーザー端末から受信したユーザー特定情報に基づいて所定条件を満たすか否かを判定し、所定条件を満たすグループのユーザー端末に、ユーザー特定情報、ユーザーの動画データおよびバーチャル空間データを送信し、各ユーザー端末のブラウザが、前記バーチャル空間データを表示するとともにバーチャル空間にユーザーの動画データをアイコンとして表示し、前記ユーザー端末における各ユーザーのアイコンデータの表示が、他のユーザーからの音声による連絡を受け付けるオープン状態表示と、他のユーザーからの音声による連絡を受け付けないクローズ状態表示とを有し、前記ユーザー端末における所定のオープン状態設定操作に基づいて操作したユーザーのアイコンデータの表示がオープン状態表示に切り替わり、前記ユーザー端末における所定のクローズ状態設定操作に基づいて操作したユーザーのアイコンデータの表示がクローズ状態表示に切り替わり、前記ユーザー端末における他のユーザーのアイコンデータの表示に対して選択操作すると、操作のあったユーザー端末と、選択された他のユーザー端末との間でサーバを介して音声データの通信が行われ、前記音声データの通信が行われている間、ブラウザにおいて音声データの通信が行われている複数のユーザーのアイコンデータの表示が、互いに連結して表示され、通話中以外のユーザー端末のブラウザに表示されたバーチャル空間においても、通話中で音声データの通信が行われている複数のユーザーのアイコンデータの表示が、互いに連結して表示される構成であることにより、前述した課題を解決するものである。
本請求項2に係る発明は、請求項1に記載されたユーザーアイコン表示システムの構成に加えて、前記サーバが、前記ユーザー端末から動画データおよびユーザー特定情報を受信した際、画像認識手段を用いて動画データに映っている内容に所定時間の間に動きがあるか否かを判定し、所定条件を満たすグループのユーザー端末に対して同じグループの動画データおよびユーザー特定情報を送信するときに判定結果に応じて動画データに付加表示データを付加し、各ユーザー端末のブラウザが、前記サーバから受信した同じグループの複数のアイコンデータとしての動画データに付加表示データを付加して表示し、前記判定結果が識別自在な構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載されたユーザーアイコン表示システムの構成に加えて、前記バーチャル空間の背景が、前記ユーザー端末における選択操作またはサーバの設定によって変更自在な構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載されたユーザーアイコン表示システムの構成に加えて、前記ブラウザにおけるユーザー自身のアイコンデータが、前記ユーザー端末におけるユーザーの操作に基づいてブラウザに表示されたバーチャル空間内で移動自在な構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載されたユーザーアイコン表示システムの構成に加えて、前記ブラウザが表示するチャット画面において、重要メッセージの旨のチェックボックスにチェックが入れられて、入力欄に入力されたメッセージが送信されると、重要メッセージを受信したユーザー端末のブラウザのバーチャル空間における上側において、受信した重要メッセージの文字データが、所定方向へ向かって流れるように表示される構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項6に係る発明は、請求項に記載されたユーザーアイコン表示システムの構成に加えて、前記ブラウザのチャット画面において受信した重要メッセージを既読にする操作を行うまで、受信した重要メッセージの文字データがバーチャル空間において流れ続けるように構成されていることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項7に係る発明は、請求項5または請求項6に記載されたユーザーアイコン表示システムの構成に加えて、前記ブラウザのチャット画面の未読のチャットメッセージの数に基づいて、バーチャル空間に表示されたユーザー自身のアイコンデータに、未読のチャットメッセージの数が表示されるように構成されていることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項8に係る発明は、複数のユーザー端末とサーバとを備えてユーザー端末のユーザーのアイコンを表示するユーザーアイコン表示システムのプログラムであって、前記ユーザー端末が、ユーザー端末のカメラによって撮影された動画データをユーザー特定情報とともにサーバへ送信する送信ステップと、前記サーバが、前記ユーザー端末から受信したユーザー特定情報に基づいて所定条件を満たすか否かを判定し、所定条件を満たすグループのユーザー端末に、ユーザー特定情報、ユーザーの動画データおよびバーチャル空間データを送信するアイコン動画データ送信ステップと、各ユーザー端末のブラウザが、前記バーチャル空間データを表示するとともにバーチャル空間にユーザーの動画データをアイコンとして表示するアイコン動画データ表示ステップと、前記ユーザー端末における各ユーザーのアイコンデータの表示が、他のユーザーからの音声による連絡を受け付けるオープン状態表示と、他のユーザーからの音声による連絡を受け付けないクローズ状態表示とを有し、前記ユーザー端末における所定のオープン状態設定操作に基づいて操作したユーザーのアイコンデータの表示がオープン状態表示に切り替わり、前記ユーザー端末における所定のクローズ状態設定操作に基づいて操作したユーザーのアイコンデータの表示がクローズ状態表示に切り替わるオープン・クローズ状態表示切り替えステップと、前記ユーザー端末における他のユーザーのアイコンデータの表示に対して選択操作があったとき、操作のあったユーザー端末と、選択された他のユーザー端末との間でサーバを介して音声データの通信を行い、前記音声データの通信を行っている間、ブラウザにおいて音声データの通信を行っている複数のユーザーのアイコンデータの表示を、互いに連結して表示し、通話中以外のユーザー端末のブラウザに表示されたバーチャル空間においても、通話中で音声データの通信を行っている複数のユーザーのアイコンデータの表示を、互いに連結して表示する通話中アイコン連結表示ステップとを有していることにより、前述した課題を解決するものである。
本請求項9に係る発明は、請求項8に記載されたユーザーアイコン表示システムのプログラムの構成に加えて、前記ブラウザが表示するチャット画面において、重要メッセージの旨のチェックボックスにチェックが入れられて、入力欄に入力されたメッセージについて送信操作があったとき、重要メッセージを受信したユーザー端末のブラウザのバーチャル空間における上側において、受信した重要メッセージの文字データを、所定方向へ向かって流れるように表示する重要メッセージ表示ステップをさらに有していることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項10に係る発明は、請求項9に記載されたユーザーアイコン表示システムのプログラムの構成に加えて、前記重要メッセージ表示ステップにおいて、前記ブラウザのチャット画面において受信した重要メッセージを既読にする操作を行うまで、受信した重要メッセージの文字データをバーチャル空間において流し続けるように構成されていることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本発明のユーザーアイコン表示システムは、複数のユーザー端末とサーバとを備えていることにより、各ユーザー端末がサーバを介して互いに通信してユーザー端末のユーザーのアイコンを各ユーザー端末において表示することができるばかりでなく、以下のような特有の効果を奏することができる。
本請求項1に係る発明のユーザーアイコン表示システムによれば、所定条件を満たすグループの各ユーザー端末のブラウザのバーチャル空間データ上に各ユーザーのアイコンデータが表示されるため、例えば、リモートワーク中であっても各ユーザーとバーチャル空間データ上で会うことができる。
さらに、各ユーザーの現在の状況を映す動画データがアイコン・サムネイル表示されるため、各ユーザーが自分以外のメンバーの状況を簡単に把握することができる。
つまり、ユーザー端末の前で在席中か離席中かの状況がリアルタイムで表示されるため、在席中のユーザーは自分以外のメンバーの状況を簡単に把握することができる。
例えば、リモートワーク中であってもオフィスに出社しているときと同様に他のメンバーに話しかけていいか否かを簡単に把握することができる。
また、ユーザーによる所定のオープン・クローズ状態設定操作に基づいて操作をしたユーザーのアイコンデータのオープン状態表示・クローズ状態表示が切り替わって他のユーザーに自身の状況が伝わるため、各ユーザーは自身が集中して取り組みたいときはクローズ状態表示にして他のユーザーの相談などに応じてもよいときはオープン状態表示にして他のユーザーとコミュニケーションを適度に取りつつ作業効率を維持・高めることができる。
さらに、話したい相手のアイコンデータの表示を選択操作するだけで音声によってやりとり自在となるため、ユーザーは簡単に所望の相手と話すことができる。
また、やりとりの相手として選択する際、アイコンデータが動画データである場合、相手ユーザーのアイコンデータに相手ユーザーの在席・離席の状況が映るため、ユーザーは音声でやりとり可能か否かを簡単に判断することができる。
さらに、音声でやりとりしている間はやりとりしているユーザーのアイコンデータの表示が連結して表示されるため、他のユーザーはやりとり中の状況を一目で理解することができる。
本請求項2に係る発明のユーザーアイコン表示システムによれば、請求項1に係る発明が奏する効果に加えて、アイコンデータとしての動画データに映っている対象であるユーザーは通常、姿勢を変えたりして多少なりとも動くがあり、画像データに映っているのが実際のユーザーであるか写真であるかが判別されるため、好ましくない操作を見破ることができ、そのような操作を抑制することができる。
本請求項3に係る発明のユーザーアイコン表示システムによれば、請求項1または請求項2に係る発明が奏する効果に加えて、その日の気分によって選択自在に背景が変わるため、例えば、リモートワークでほぼ同じ場所でユーザー端末を用いて仕事をする場合であってもブラウザで表示されたバーチャル空間の背景を変えて気分転換することができる。
本請求項4に係る発明のユーザーアイコン表示システムによれば、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに係る発明が奏する効果に加えて、バーチャル空間内でユーザーが自分の場所を移動自在となるため、例えば、オフィスのバーチャル空間である場合は自分が出社して着席したような感じを楽しむことができる。
さらに、部署毎にフロアやエリアが決まっている場合は、自分がその場所まで移動することによって自身のアイコンデータが他のメンバーのアイコンデータに接近して表示されるため、他のメンバーに出社していることをアピールすることができる。
また、自身のアイコンデータが他のメンバーのアイコンデータに接近して表示されると実際に近くにいるような錯覚が生じるため、適度な緊張感を維持することができる。
本請求項5に係る発明のユーザーアイコン表示システムによれば、請求項1乃至請求項4のいずれか1つに係る発明が奏する効果に加えて、受信したユーザーが、受信したことに気づきやすくなるため、送信したユーザーは、相手に対してメッセージをより確実に伝えることができる。
本請求項6に係る発明のユーザーアイコン表示システムによれば、請求項に係る発明が奏する効果に加えて、ブラウザのチャット画面において受信した重要メッセージを既読にする操作を行うまで、受信した重要メッセージの文字データがバーチャル空間において流れ続ける。
本請求項7に係る発明のユーザーアイコン表示システムによれば、請求項5または請求項6に係る発明が奏する効果に加えて、ブラウザのチャット画面の未読のチャットメッセージの数に基づいて、バーチャル空間に表示されたユーザー自身のアイコンデータに、未読のチャットメッセージの数が表示される。
本請求項8に係る発明のユーザーアイコン表示システムのプログラムによれば、請求項1に係る発明が奏する効果と同様、所定条件を満たすグループの各ユーザー端末のブラウザのバーチャル空間データ上に各ユーザーのアイコンデータが表示されるため、例えば、リモートワーク中であっても各ユーザーとバーチャル空間データ上で会うことができる。
さらに、各ユーザーの現在の状況を映す動画データがアイコン・サムネイル表示されるため、各ユーザーが自分以外のメンバーの状況を簡単に把握することができる。
つまり、ユーザー端末の前で在席中か離席中かの状況がリアルタイムで表示されるため、在席中のユーザーは自分以外のメンバーの状況を簡単に把握することができる。
例えば、リモートワーク中であってもオフィスに出社しているときと同様に他のメンバーに話しかけていいか否かを簡単に把握することができる。
また、ユーザーによる所定のオープン・クローズ状態設定操作に基づいて操作をしたユーザーのアイコンデータのオープン状態表示・クローズ状態表示が切り替わって他のユーザーに自身の状況が伝わるため、各ユーザーは自身が集中して取り組みたいときはクローズ状態表示にして他のユーザーの相談などに応じてもよいときはオープン状態表示にして他のユーザーとコミュニケーションを適度に取りつつ作業効率を維持・高めることができる。
さらに、話したい相手のアイコンデータの表示を選択操作するだけで音声によってやりとり自在となるため、ユーザーは簡単に所望の相手と話すことができる。
また、やりとりの相手として選択する際、アイコンデータが動画データである場合、相手ユーザーのアイコンデータに相手ユーザーの在席・離席の状況が映るため、ユーザーは音声でやりとり可能か否かを簡単に判断することができる。
さらに、音声でやりとりしている間はやりとりしているユーザーのアイコンデータの表示が連結して表示されるため、他のユーザーはやりとり中の状況を一目で理解することができる。
本請求項9に係る発明のユーザーアイコン表示システムのプログラムによれば、請求項8に係る発明が奏する効果に加えて、受信したユーザーが、受信したことに気づきやすくなるため、送信したユーザーは、相手に対してメッセージをより確実に伝えることができる。
本請求項10に係る発明のユーザーアイコン表示システムのプログラムによれば、請求項9に係る発明が奏する効果に加えて、ブラウザのチャット画面において受信した重要メッセージを既読にする操作を行うまで、受信した重要メッセージの文字データがバーチャル空間において流れ続ける。
本発明の実施例であるユーザーアイコン表示システムの概念を示す図。 本発明の実施例であるユーザーアイコン表示システムの動作例を示すチャート図。 本発明の実施例であるユーザーアイコン表示システムのユーザー端末のブラウザに表示されたバーチャル空間を示す図。 (A)(B)はユーザー端末のブラウザに表示されたバーチャル空間の表示を変更した例を示す図。 本発明の実施例であるユーザーアイコン表示システムにおいて所定チームに参加操作したときの様子を示す図。 本発明の実施例であるユーザーアイコン表示システムにおいてアイコンデータのオープン状態表示およびクローズ状態表示の例を示す図。 本発明の実施例であるユーザーアイコン表示システムにおいて音声データの通信が行われているユーザーのアイコンデータの表示の例を示す図。 (A)(B)は本発明の実施例であるユーザーアイコン表示システムのデータベースに登録された各ユーザーの顔写真データを示す概念図およびブラウザにおいて画像認識手段を用いてユーザー判定した結果を識別自在に表示した様子を示す図。 本発明の実施例であるユーザーアイコン表示システムのチャット画面の表示の例を示す図。 本発明の実施例であるユーザーアイコン表示システムのバーチャル空間の重要メッセージの文字データの表示の例を示す図。
本発明のユーザーアイコン表示システムは、複数のユーザー端末とサーバとを備え、ユーザー端末が、サーバにアクセスする際、ユーザー特定情報をサーバへ送信し、サーバが、ユーザー端末から受信したユーザー特定情報に基づいて所定条件を満たすか否かを判定し、所定条件を満たすグループのユーザー端末に、ユーザー特定情報、ユーザーのアイコンデータおよびバーチャル空間データを送信し、各ユーザー端末のブラウザが、バーチャル空間データを表示するとともにバーチャル空間にユーザーのアイコンデータを表示する構成であることにより、例えば、リモートワーク中であっても各ユーザーとバーチャル空間データ上で会うことができるものであれば、その具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。
また、本発明のユーザーアイコン表示システムのプログラムは、ユーザー端末が、ユーザー特定情報をサーバへ送信する送信ステップと、サーバが、ユーザー端末から受信したユーザー特定情報に基づいて所定条件を満たすか否かを判定し、所定条件を満たすグループのユーザー端末に、ユーザー特定情報、ユーザーのアイコンデータおよびバーチャル空間データを送信するアイコンデータ送信ステップと、各ユーザー端末のブラウザが、バーチャル空間データを表示するとともにバーチャル空間にユーザーのアイコンデータを表示するアイコンデータ表示ステップとを具備していることにより、例えば、リモートワーク中であっても各ユーザーとバーチャル空間データ上で会うことができるものであれば、その具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。
例えば、ユーザー端末は、デスクトップ型パーソナルコンピュータ端末、ノート型パーソナルコンピュータ端末、スマートフォン端末、タブレット端末、腕時計型端末、眼鏡型端末など、アイコンデータを表示部のブラウザにおいて画面表示するものであって、所謂インターネットである広域ネットワーク、ローカルネットワーク、電話回線などを含む通信ネットワークによりサーバと接続してデータを送受信するものであれば如何なるものであっても構わない。
また、サーバは、クラウド環境に作られたクラウドサーバでもよいし、サーバを構成する物理サーバの数は1つでも複数でもよい。
さらに、アイコンデータは、静止画像データでも動画データでもよい。
動画データは、ストリーミング送信・受信した動画でもよいし、所定間隔ごとに静止画像をデータにしてコマ送りのようにみせるものでもよい。
また、バーチャル空間データは、ブラウザに表示されるアイコンの背景として表示されるものであればよく、所謂、3D(スリーディメンション)の立体空間の表示に限らず、所謂、2D(ツーディメンション)の平面空間の表示でもよい。
バーチャル空間は、屋内の部屋や屋外の空間の概念を示すものであり、立体的な概念は不要であり、平面的であってもよく、バーチャル空間の背景は、無地なものなど如何なるものであってもよい。
さらに、ユーザー特定情報は、ユーザー名情報、ユーザーの電子メールアドレス情報やユーザー識別情報など、ユーザーを特定できる情報であれば如何なるものであっても構わない。
以下に、本発明の実施例であるユーザーアイコン表示システム100について、図1乃至図8(B)に基づいて説明する。
ここで、図1は、本発明の実施例であるユーザーアイコン表示システム100の概念を示す図であり、図2は、本発明の実施例であるユーザーアイコン表示システム100の動作例を示すチャート図であり、図3は、本発明の実施例であるユーザーアイコン表示システム100のユーザー端末110のブラウザ111に表示されたバーチャル空間を示す図であり、図4(A)および図4(B)は、ユーザー端末110のブラウザ111に表示されたバーチャル空間の表示を変更した例を示す図であり、図5は、本発明の実施例であるユーザーアイコン表示システム100において所定チームに参加操作したときの様子を示す図であり、図6は、本発明の実施例であるユーザーアイコン表示システム100においてアイコンデータICのオープン状態表示およびクローズ状態表示の例を示す図であり、図7は、本発明の実施例であるユーザーアイコン表示システム100において音声データの通信が行われているユーザーのアイコンデータICの表示の例を示す図であり、図8(A)は、本発明の実施例であるユーザーアイコン表示システム100のデータベース121に登録された各ユーザーの顔写真データPTを示す概念図であり、図8(B)は、ブラウザ111において画像認識手段を用いてユーザー判定した結果を識別自在に表示した様子を示す図であり、図9は、本発明の実施例であるユーザーアイコン表示システム100のチャット画面116の表示の例を示す図であり、図10は、本発明の実施例であるユーザーアイコン表示システム100のバーチャル空間の重要メッセージの文字データTX2の表示の例およびピンク色の外縁のマークMV1や青色の外縁のマークMV2の表示の例を示す図である。
本発明の実施例であるユーザーアイコン表示システム100は、図1に示すように、複数のユーザー端末110と、サーバ120とを備えている。
そして、ユーザー端末110のユーザーのアイコンを表示するように構成されている。
具体的には、ユーザー端末110が、バーチャル空間への入室やユーザーアイコン表示システム100へのログインなどしてサーバ120にアクセスする際、ユーザー特定情報の一例としてユーザーの電子メールアドレスやユーザー名情報をサーバ120へ送信する。
すると、サーバ120が、ユーザー端末110から受信したユーザー特定情報に基づいて所定条件を満たすか否かを判定する。
そして、サーバ120が、所定条件を満たすグループのユーザー端末110に、ユーザー特定情報、ユーザーのアイコンデータICおよびバーチャル空間データVRを送信する。
すると、各ユーザー端末110のブラウザ111が、バーチャル空間データVRを表示するとともにバーチャル空間にユーザーのアイコンデータICを表示するように構成されている。
これにより、所定条件を満たすグループの各ユーザー端末110のブラウザ111が表示するバーチャル空間データVR上に各ユーザーのアイコンデータICが表示される。
その結果、例えば、リモートワーク中であっても各ユーザーとバーチャル空間データVR上で会うことができる。
続いて、ユーザーアイコン表示システム100の動作例について、より詳しく説明する。
図2に示すように、ステップS1では、ユーザー端末110が、サーバ120へアクセスしてバーチャル空間への入室操作やユーザーアイコン表示システム100にログインする操作をしたか否かを、ユーザー端末110またはサーバ120が判定する。
入室操作やログイン操作ありと判定した場合はステップS2へ進み、他方、まだないと判定した場合はステップS1を繰り返す。
ステップS2では、送信ステップとして、ユーザー端末110が、ユーザー特定情報をサーバ120へ送信する。
この際、入室する部屋情報やグループ名情報をもサーバ120へ送信するように構成してもよいし、グループ名情報がユーザー名情報と関連付けられて予めサーバ120のデータベース121に登録されて、サーバ120が、ユーザー端末110からユーザー名情報を受信するだけで受信したユーザー名情報に基づいてユーザーのグループ名情報を把握するように構成してもよい。
グループ名情報は、会社名情報や会社の部署名情報などグループを特定できるものであればよい。
また、ユーザー端末110が、ユーザーの電子メールアドレスおよび入室する部屋情報をセットでサーバ120へ送信する構成でもよいし、サーバ120が、ユーザー端末110から受信したユーザーの電子メールアドレスに基づいて、予めユーザーの電子メールアドレスと関連付けられた部屋情報を把握するように構成してもよい。
ステップS3では、アイコンデータ送信ステップとして、サーバ120が、ユーザー端末110から受信したユーザー特定情報に基づいて所定条件を満たすか否かを判定する。
例えば、サーバ120が、データベース121を参照して、受信したユーザー名情報が所定のグループ名情報と関連付けられているか否かを判定する。
または、サーバ120が、データベース121を参照して、入室しようとする部屋情報が登録されているか否か、および、登録されていなければ新たに作成されているか否かを判定する。
関連付けていると判定した場合や、入室しようとする部屋情報が登録されている、または、作成されていると判定した場合はステップS4へ進み、他方、関連付けられていないと判定した場合や、入室しようとする部屋情報が登録も作成もされていないと判定した場合はエラー表示する。
部屋情報が登録されていないと判定した場合は、作成・登録を促す表示をしてもよい。
つまり、ユーザーが入室しようとしているバーチャル空間の部屋情報(グループ名情報)が指定されているか否かを判定し、指定されていれば、ステップS4へ進む。
ステップS4では、アイコンデータ送信ステップとして、サーバ120が、ユーザーアイコン表示システム100における所定のグループへのユーザーのログインや、指定されたバーチャル空間への入室を許可する。
ステップS5では、アイコンデータ送信ステップとして、所定条件を満たすグループのユーザー端末110に、ユーザー特定情報、ユーザーのアイコンデータICおよびバーチャル空間データVRを送信する。
ステップS6では、図3に示すように、アイコンデータ表示ステップとして、各ユーザー端末110のブラウザ111が、バーチャル空間データVRを表示するとともにバーチャル空間にユーザーのアイコンデータICを表示する。
これにより、前述したように、所定条件を満たすグループの各ユーザー端末110のブラウザ111が表示するバーチャル空間データVR上に各ユーザーのアイコンデータICが表示される。
その結果、例えば、リモートワーク中であっても各ユーザーとバーチャル空間データVR上で会うことができる。
なお、アイコンデータICについて、アイコンデータICが静止画像データである場合は、サーバ120に予め登録されたユーザーの静止画像データをサーバ120から所定条件を満たすグループのユーザー端末110に送信する。
さらに、本実施例では、アイコンデータICが、ユーザー端末110のカメラ113によって撮影された動画データである。
アイコンデータICが動画データである場合は、ユーザー端末110が、カメラ113によって撮影された動画データをユーザー特定情報の一例であるユーザーの電子メールアドレス情報および入室しようとする部屋情報とともにユーザー端末110からサーバ120へ送信する。
すると、サーバ120が、ユーザー端末110から受信した電子メールアドレス情報および部屋情報に基づいて所定条件を満たすか否かを判定する。
そして、サーバ120が、所定条件を満たすグループのユーザー端末110に、動画データおよびユーザー特定情報を送信する。
すると、各ユーザー端末110のブラウザ111が、サーバ120から受信した動画データをアイコンとして表示するように構成されている。
これにより、各ユーザーの現在の状況を映す動画データがアイコン・サムネイル表示される。
その結果、各ユーザーが自分以外のメンバーの状況を簡単に把握することができる。
つまり、ユーザー端末110の前で在席中か離席中かの状況がリアルタイムで表示される。
その結果、在席中のユーザーは自分以外のメンバーの状況を簡単に把握することができる。
例えば、リモートワーク中であってもオフィスに出社しているときと同様に他のメンバーに話しかけていいか否かを簡単に把握することができる。
より具体的には、各ユーザー端末110のブラウザ111が、サーバ120から受信した動画データを縦100ピクセル、横100ピクセル以下のサイズ、または、縦35mm、横35mm以下のサイズでアイコン・サムネイル表示するように構成されている。
ここで、縦100ピクセル、横100ピクセル以下のサイズ、または、縦35mm、横35mm以下のサイズであれば、ユーザーの顔や姿が鮮明でなくなるがユーザーが映っていることを他のユーザーは理解できる。
なお、特に、縦50ピクセル、横50ピクセル以下のサイズ、または、縦17mm、横17mm以下のサイズにすると、ユーザーの誰かの顔が映っていることがわかるが、その誰かがすぐにはわからないくらい鮮明でなくなるため、各ユーザーは他のユーザーの視線を気にしすぎずに適度な緊張感を持つことができる。
つまり、自分の顔や姿が他のユーザー端末110に映っているが、自分であることがすぐにはわからないくらい鮮明でなくなるため、ユーザー自身が過度のストレスを感じることなく、最低限の緊張感を維持することができる。
より具体的には、化粧の有無やひげのそり残しの有無がわからないため、ユーザー自身が顔を動画で撮影されてもストレスをほとんど感じない。
これにより、同じグループの各ユーザー端末110の前の現在の様子が撮影されて各ユーザー端末110の前にいる各ユーザーの顔が映った動画データが各ユーザー端末110のブラウザ111にアイコンやサムネイルのように小さくリアルタイムで表示される。
その結果、各ユーザーは他のユーザーの雰囲気を感じ取り適度な緊張感を持ってユーザー端末110を用いて各ユーザーの作業をすることができる。
つまり、ユーザーの顔や姿が鮮明でないが、ユーザーが映っていることを他のユーザーは理解できる程度に小さくリアルタイムで表示される。
その結果、各ユーザーは他のユーザーの視線を気にしすぎずに適度な緊張感を持ってユーザー端末110を用いて各ユーザーの作業をすることができる。
また、本実施例では、ブラウザ111におけるユーザー自身のアイコンデータICが、ユーザー端末110におけるユーザーの操作に基づいてブラウザ111に表示されたバーチャル空間内で移動自在に構成されている。
例えば、ユーザーのバーチャル空間への入室が許可されると、ユーザーのアイコンデータICが、バーチャル空間の上端または下端に表示される。
そして、ユーザーが、自身のユーザー端末110のブラウザ111において、自身のアイコンデータICを矢印カーソル114で選択してドラッグ操作をすると、ブラウザ111におけるアイコンデータICの表示位置情報の一例であるX-Y座標情報がユーザー端末110からサーバ120へ送信される。
そして、サーバ120が、ユーザー端末110から受信したX-Y座標情報を各ユーザー端末110へ送信する。
すると、各ユーザー端末110のブラウザ111において、アイコンの移動操作を行ったユーザーのアイコンデータICの表示位置が、受信したX-Y座標情報に基づいて変更される。
これにより、バーチャル空間内でユーザーが自分の場所を移動自在となる。
その結果、例えば、オフィスのバーチャル空間である場合は自分が出社して着席したような感じを楽しむことができる。
さらに、部署毎にフロアやエリアが決まっている場合は、自分がその場所まで移動することによって自身のアイコンデータICが他のメンバーのアイコンデータICに接近して表示される。
その結果、他のメンバーに出社していることをアピールすることができる。
また、自身のアイコンデータICが他のメンバーのアイコンデータICに接近して表示されると実際に近くにいるような錯覚が生じる。
その結果、適度な緊張感を維持することができる。
さらに、本実施例では、ブラウザ111に表示されたバーチャル空間の背景が、ユーザー端末110における選択操作またはサーバ120の設定によって変更自在に構成されている。
例えば、図3に示すように、ブラウザ111が、一例として「ABCカフェテリア」の背景を表示しているときに、設定ボタン112を操作して他の背景を選択自在に設けられている。
そして、一例として、図4(A)に示すように、予め設けられた選択肢の「ABCキャンプ」の背景に変更したり、図4(B)に示すように、予め設けられた選択肢の「ABCオフィスビル」の背景に変更自在に設けられている。
1人のユーザーがバーチャル空間の背景を変更する操作を行ったとき、操作を行ったユーザー端末110のブラウザ111におけるバーチャル空間の背景のみが変更する構成でもよいし、所定条件を満たすグループ内の全てのユーザー端末110のブラウザ111におけるバーチャル空間の背景が変更する構成でもよい。
1人のユーザーのバーチャル空間の背景の変更操作を、グループ内の全てのユーザー端末110のブラウザ111に反映させる場合、変更操作を行ったユーザー端末110において選択されたバーチャル空間データVRの選択情報に基づいて、サーバ120が、選択されたバーチャル空間データVRをグループ内の全てのユーザー端末110に送信することによって反映される。
また、ユーザーの選択操作によってバーチャル空間の背景を変更する構成について説明したが、サーバ120の設定によって変更する構成でもよい。
例えば、サーバ120が、日付変更に基づいて、予め設けられた選択肢の中からランダムに選択し、グループ内の全てのユーザー端末110のブラウザ111に表示されるバーチャル空間データVRを毎日変更するように構成してもよい。
また、本実施例では、ユーザー端末110またはサーバ120が、ユーザー端末110におけるユーザーによる所定チーム参加操作の有無を判定する。
例えば、図5に示すように、ユーザーが、所定チーム参加操作の一例として右クリックでチーム参加ウィンドウ115を開いて、チーム参加ウィンドウ115の中から参加したい対象チームを選択する。
そして、所定チーム参加操作ありのとき、ユーザー端末110が、ユーザー端末110のマイクおよびスピーカをオンにして、サーバ120との間で音声データを送受信し、所定チーム内である選択したチーム内のユーザー端末110間における会話に参加自在に構成されている。
これにより、例えば、各ユーザーがリモートワーク中であっても会議室に入室するように所定チーム参加操作をするだけでチーム内の会話が聞こえる。
その結果、各ユーザーはチーム内の他のメンバーの会話に簡単に参加することができる。
なお、この際、例えば、各チーム別にバーチャル空間のエリアが分けられていて、ユーザーが参加操作をすると、参加操作したユーザーのアイコンデータICの位置が、選択したチームのエリア内に移動するように構成してもよい。
これにより、チーム別にエリアおよびユーザーのアイコンデータICが表示される。
その結果、どのユーザーがどのチームに参加しているかを他のユーザーが簡単に把握することができる。
さらに、本実施例では、図6に示すように、ユーザー端末110における各ユーザーのアイコンデータICの表示が、他のユーザーからの音声による連絡を受け付けるオープン状態表示の一例である環状マークRGの表示と、他のユーザーからの音声による連絡を受け付けないクローズ状態表示の一例であるアイコンのみ表示とを有している。
技術的思想としては、ユーザーが、オープン状態表示と、クローズ状態表示とを見分けることができればよい。
そして、一例として、ユーザー端末110における所定のオープン状態設定操作の一例として設定ボタン112でオープン状態を選択する操作に基づいて操作したユーザーのアイコンデータICの表示がオープン状態表示の一例である環状マークRGが付加された表示に切り替わる。
他方、ユーザー端末110における所定のクローズ状態設定操作の一例として設定ボタン112でクローズ状態を選択する操作に基づいて操作したユーザーのアイコンデータICの表示がクローズ状態表示の一例である環状マークRGのない表示に切り替わるように構成されている。
これにより、ユーザーによる操作に基づいて操作をしたユーザーのアイコンデータICのアイコン・サムネイルのオープン状態表示・クローズ状態表示が切り替わって他のユーザーに自身の状況が伝わる。
その結果、各ユーザーは自身が集中して取り組みたいときはクローズ状態表示にし、他のユーザーの相談などに応じてもよいときはオープン状態表示にして他のユーザーとコミュニケーションを適度に取りつつ作業効率を維持・高めることができる。
なお、例えば、ユーザー端末110のスピーカをオンにする操作に基づいて操作したユーザーのアイコンデータICの表示がオープン状態表示に切り替わり、ユーザー端末110のスピーカをオフにする操作に基づいて操作したユーザーのアイコンデータICの表示がクローズ状態表示に切り替わるように構成してもよい。
また、本実施例では、図7に示すように、ユーザー端末110における他のユーザーのアイコンデータICの表示に対して一例として矢印カーソル114で選択操作したとする。
例えば、選択したときに表示される通話ボタンを操作してもよい。
特に、ユーザーのアイコンデータICのアイコン・サムネイルのオープン状態表示・クローズ状態表示が切り替わる構成の場合に、アイコンデータICのオープン状態表示の一例である環状マークRGの表示を見て相手を選択するとよい。
すると、操作のあったユーザー端末110と、選択された他のユーザー端末110との間でサーバ120を介して音声データの通信が行われるように構成されている。
これにより、話したい相手のアイコンデータICのアイコン・サムネイルを選択操作するだけで音声でやりとり自在となる。
その結果、ユーザーは簡単に所望の相手と話すことができる。
さらに、やりとりの相手として選択する際、相手ユーザーのアイコンデータICが動画データである場合、相手ユーザーの在席・離席の状況が映る。
また、アイコンデータICが静止画像データである場合であっても、オープン状態表示・クローズ状態表示によって相手の意思や状況が表示される。
その結果、ユーザーは音声でやりとり可能か否かを簡単に判断することができる。
さらに、本実施例では、音声データの通信が行われている間、ブラウザ111において音声データの通信が行われている複数のユーザーのアイコンデータICの表示が、互いに連結して一例として連結マークJTとともに表示されるように構成されている。
これにより、音声でやりとりしている間はやりとりしているユーザーのアイコンデータICの表示が連結して表示される。
その結果、他のユーザーはやりとり中の状況を一目で理解することができる。
さらに、本実施例では、図8(A)に示すように、各ユーザー特定情報の一例であるユーザー名情報および各ユーザーの顔写真データPTが、サーバ120のデータベース121に互いに関連付けられて予め登録されている。
さらに、サーバ120が、ユーザー端末110からアイコンデータICとしての動画データおよびユーザー特定情報の一例であるユーザー名情報を受信した際、画像認識手段を用いて動画データに映っている顔が予め登録されたユーザーの顔か否かをデータベース121のユーザーの顔写真データPTおよびユーザー特定情報の一例であるユーザー名情報に基づいて判定する。
例えば、画像認識手段は、ユーザーの顔を構成する要素の目、鼻、口、眉、耳、髪、顔やあごの輪郭のうち、少なくとも目と眉とを認識することで人物の顔と判定し、目および眉の形状や位置、大きさの特徴に基づいて人物が登録されたユーザー本人か否かを推定・判定する。
そして、サーバ120が、同じグループ名の各ユーザー端末110に対して同じグループの動画データおよびユーザー特定情報の一例であるユーザー名情報を送信するときに判定結果に応じて動画データおよびユーザー名情報の少なくとも一方としての動画データに第1種付加表示データを付加する。
すると、図8(B)に示すように、各ユーザー端末110のブラウザ111が、サーバ120から受信した同じグループの複数のアイコンデータICとしての動画データおよび第1種付加表示データを表示して判定結果を識別自在にするように構成されている。
本実施例では、動画データに映っている顔が予め登録されたユーザーの顔であると判定した場合に、動画データに例えば、緑色の外縁の第1種付加表示データとしての本人確認マークCKを付加している。
なお、ユーザー本人ではない(または不明)と判定した場合に赤色の外縁の第1種付加表示データを付加する構成でもよい。
これにより、予め登録されたユーザー本人か否かが判定されて判定結果が各ユーザー端末110のブラウザ111に識別自在に表示される。
その結果、各ユーザーの顔がサムネイルのように小さく表示されても映っているのがユーザー本人か否かを簡単に確認することができる。
なお、画像認識手段を用いて動画データに映っている顔が予め登録されたユーザーの顔か否かの判定を常時行うように構成するとよい。
理由は、図8(B)に示すように、ユーザーの顔の特に目がユーザー端末110のカメラ113に映らなくなった場合、ユーザーの本人確認の判定ができないため、本人確認マークCKが付加されない。
その結果、ユーザーの入れ替わりなどの不正を抑制することができるからである。
また、ユーザーが在席か、席を外しているかが一目瞭然だからである。
図8(B)に示すように、各ユーザー端末110のブラウザ111において、ユーザー操作による矢印カーソル114によって動画データが指されたとき、各ユーザー端末110のブラウザ111が、指された動画データと関連付けされたユーザー名情報を表示するため、誰が長時間席を外しているのかを各ユーザーは簡単に知ることができる。
さらに、ユーザーの本人確認の判定ができない状態になったときの時間をユーザー毎に記録するように構成してもよい。
また、ユーザーの本人確認の判定ができている期間のログ、および、ユーザーの本人確認の判定ができなくなった期間のログをとるように構成してもよい。
リモートワークであってもユーザー端末110の前から長時間離れているのは好ましくないからである。
また、ユーザーの本人確認の判定ができない状態になっているときの時間が、所定期間(時間)になったと判定した場合、サーバ120が、その旨をユーザーのスマートフォン端末などの携帯移動端末(ユーザー端末110)へ通知するように構成してもよい。
また、本実施例では、サーバ120が、ユーザー端末110から動画データおよびユーザー特定情報を受信した際、画像認識手段を用いて動画データに映っている内容に所定時間の一例として15秒の間に動きがあるか否かを判定する。
そして、所定条件を満たすグループのユーザー端末110に対して同じグループの動画データおよびユーザー特定情報を送信するときに判定結果に応じて動画データに第2種付加表示データを付加する。
例えば、動きがあると判定した場合、動画データに例えば、ピンク色の外縁のマークMV1を付加し、動きがないと判定した場合、動画データに例えば、青色の外縁のマークMV2を付加する。
そして、図9および図10に示すように、各ユーザー端末110のブラウザ111が、サーバ120から受信した同じグループの複数のアイコンデータICとしての動画データに第2種付加表示データであるピンク色の外縁のマークMV1または青色の外縁のマークMV2を付加して表示し、判定結果が識別自在に構成されている。
これにより、アイコンデータICとしての動画データに映っている対象であるユーザーは通常、姿勢を変えたりして多少なりとも動くがあり、画像データに映っているのが実際のユーザーであるか写真であるかが判別される。
その結果、好ましくない操作を見破ることができ、そのような操作を抑制することができる。
なお、動きがあると判定した場合、および、動きがないと判定した場合の両者に第2種付加表示データを付加したが、判定結果が識別自在であればよく、いずれか一方の場合のみに第2種付加表示データを付加する構成でもよい。
さらに、本実施例では、図9に示すように、ユーザー端末110のブラウザ111において相手のアイコンデータICを選択してチャット画面116を表示させてチャットでやりとりすることも可能に設けられている。
チャット画面116に表示されるユーザーのアイコンデータICについても、ブラウザ111のバーチャル空間に表示されるアイコンデータICと同様である。
例えば、動きの有無に応じてピンク色の外縁のマークMV1や青色の外縁のマークMV2を付加して表示してもよい。
チャット画面116の入力欄117に文字を入力して送信ボタン118を操作すると、入力した文字データが、ユーザー端末110からサーバ120を介して他のユーザー端末110へ送信される。
この際、「チーム全員にメッセージを送る」のチェックボックスCB1にチェックを入れると、同じバーチャル空間に表示されたアイコンデータICの全てのユーザー端末110へ文字データが送信される。
そして、受信した全てのユーザー端末110のブラウザ111のチャット画面116では、他のメッセージ表示と区別しやすいように、一例として黄色の背面で全員宛のメッセージである文字データTX1が表示されるように構成されている。
また、受信したユーザー端末110において、受信したメッセージを表示しただけでは既読にならず、既読ボタン119を操作する、または、全て既読にする所定操作によって、既読になる。
メッセージ送信時刻だけでなく、既読時刻の情報も表示されるように構成されている。
また、送信する際に、「重要メッセージ」のチェックボックスCB2にチェックを入れて、入力欄117に入力したメッセージを送信すると、受信したユーザー端末110のブラウザ111のチャット画面116では、他のメッセージ表示と区別しやすいように、一例としてピンク色の背面でメッセージである文字データTX2が表示されるように構成されている。
さらに、図10に示すように、重要メッセージを受信したユーザー端末110のブラウザ111のバーチャル空間における上側において、受信した重要メッセージの文字データTX2が、一例として所定方向として右側から左側へ向かって流れるように表示されるように構成されている。
これにより、受信したユーザーが、受信したことに気づきやすくなる。
その結果、送信したユーザーは、相手に対してメッセージをより確実に伝えることができる。
なお、ブラウザ111のチャット画面116において受信した重要メッセージを既読にする操作を行うまで、受信した重要メッセージの文字データTX2がバーチャル空間において流れ続けるように構成されている。
さらに、ブラウザ111のチャット画面116の未読のチャットメッセージの数に基づいて、バーチャル空間に表示されたユーザー自身のアイコンデータICに、未読のチャットメッセージの数が表示されるように構成されている。
このようにして得られた本発明の実施例であるユーザーアイコン表示システム100は、複数のユーザー端末110とサーバ120とを備え、ユーザー端末110が、サーバ120にアクセスする際、ユーザー特定情報をサーバ120へ送信し、サーバ120が、ユーザー端末110から受信したユーザー特定情報に基づいて所定条件を満たすか否かを判定し、所定条件を満たすグループのユーザー端末110に、ユーザー特定情報、ユーザーのアイコンデータICおよびバーチャル空間データVRを送信し、各ユーザー端末110のブラウザ111が、バーチャル空間データVRを表示するとともにバーチャル空間にユーザーのアイコンデータICを表示する構成であることにより、例えば、リモートワーク中であっても各ユーザーとバーチャル空間データVR上で会うことができる。
さらに、アイコンデータICが、ユーザー端末110のカメラ113によって撮影された動画データであり、ユーザー端末110が、カメラ113によって撮影された動画データをユーザー特定情報とともにユーザー端末110からサーバ120へ送信し、サーバ120が、ユーザー端末110から受信したユーザー特定情報に基づいて所定条件を満たすか否かを判定し、所定条件を満たすグループのユーザー端末110に、動画データおよびユーザー特定情報を送信し、各ユーザー端末110のブラウザ111が、サーバ120から受信した動画データをアイコンとして表示する構成であることにより、各ユーザーが自分以外のメンバーの状況を簡単に把握することができ、例えば、リモートワーク中であってもオフィスに出社しているときと同様に他のメンバーに話しかけていいか否かを簡単に把握することができる。
また、サーバ120が、ユーザー端末110から動画データおよびユーザー特定情報を受信した際、画像認識手段を用いて動画データに映っている内容に所定時間の間に動きがあるか否かを判定し、所定条件を満たすグループのユーザー端末110に対して同じグループの動画データおよびユーザー特定情報を送信するときに判定結果に応じて動画データに付加表示データを付加し、各ユーザー端末110のブラウザ111が、サーバ120から受信した同じグループの複数のアイコンデータICとしての動画データに付加表示データを付加して表示し、判定結果が識別自在な構成であることにより、好ましくない操作を見破ることができ、そのような操作を抑制することができる。
さらに、バーチャル空間の背景が、ユーザー端末110における選択操作またはサーバ120の設定によって変更自在な構成であることにより、例えば、リモートワークでほぼ同じ場所でユーザー端末110を用いて仕事をする場合であってもブラウザ111で表示されたバーチャル空間の背景を変えて気分転換することができる。
また、ブラウザ111におけるユーザー自身のアイコンデータICが、ユーザー端末110におけるユーザーの操作に基づいてブラウザ111に表示されたバーチャル空間内で移動自在な構成であることにより、例えば、オフィスのバーチャル空間である場合は自分が出社して着席したような感じを楽しむことができ、他のメンバーに出社していることをアピールするとともに適度な緊張感を維持することができる。
さらに、ユーザー端末110またはサーバ120が、ユーザー端末110におけるユーザーによる所定チーム参加操作の一例としてのチーム参加ウィンドウ115の操作の有無を判定し、チーム参加ウィンドウ115の操作ありのとき、ユーザー端末110が、ユーザー端末110のマイクおよびスピーカをオンにして、サーバ120との間で音声データを送受信し、所定チーム内のユーザー端末110間における会話に参加自在な構成であることにより、各ユーザーはチーム内の他のメンバーの会話に簡単に参加することができる。
また、ユーザー端末110における各ユーザーのアイコンデータICの表示が、他のユーザーからの音声による連絡を受け付けるオープン状態表示と、他のユーザーからの音声による連絡を受け付けないクローズ状態表示とを有し、ユーザー端末110における所定のオープン状態設定操作の一例として設定ボタン112でオープン状態を選択する操作に基づいて操作したユーザーのアイコンデータICの表示がオープン状態表示に切り替わり、ユーザー端末110における所定のクローズ状態設定操作の一例として設定ボタン112でクローズ状態を選択する操作に基づいて操作したユーザーのアイコンデータICの表示がクローズ状態表示に切り替わる構成であることにより、各ユーザーは自身が集中して取り組みたいときはクローズ状態表示にして他のユーザーの相談などに応じてもよいときはオープン状態表示にして他のユーザーとコミュニケーションを適度に取りつつ作業効率を維持・高めることができる。
さらに、ユーザー端末110における他のユーザーのアイコンデータICの表示に対して選択操作すると、操作のあったユーザー端末110と、選択された他のユーザー端末110との間でサーバ120を介して音声データの通信が行われる構成であることにより、ユーザーは簡単に所望の相手と話すことができる。
また、音声データの通信が行われている間、ブラウザ111において音声データの通信が行われている複数のユーザーのアイコンデータICの表示が、互いに連結して一例として連結マークJTとともに表示される構成であることにより、他のユーザーはやりとり中の状況を一目で理解することができる。
さらに、本発明の実施例であるユーザーアイコン表示システム100のプログラムは、ユーザー端末110が、ユーザー特定情報をサーバ120へ送信する送信ステップS2と、サーバ120が、ユーザー端末110から受信したユーザー特定情報に基づいて所定条件を満たすか否かを判定し、所定条件を満たすグループのユーザー端末110に、ユーザー特定情報、ユーザーのアイコンデータICおよびバーチャル空間データVRを送信するアイコンデータ送信ステップS3、S4、S5と、各ユーザー端末110のブラウザ111が、バーチャル空間データVRを表示するとともにバーチャル空間にユーザーのアイコンデータICを表示するアイコンデータ表示ステップS6とを具備していることにより、例えば、リモートワーク中であっても各ユーザーとバーチャル空間データVR上で会うことができるなど、その効果は甚大である。
100 ・・・ ユーザーアイコン表示システム
110 ・・・ ユーザー端末
111 ・・・ ブラウザ
112 ・・・ 設定ボタン
113 ・・・ カメラ
114 ・・・ 矢印カーソル
115 ・・・ チーム参加ウィンドウ
116 ・・・ チャット画面
117 ・・・ 入力欄
118 ・・・ 送信ボタン
119 ・・・ 既読ボタン
120 ・・・ サーバ
121 ・・・ データベース
PT ・・・ 顔写真データ
VR ・・・ バーチャル空間データ
IC ・・・ アイコンデータ
RG ・・・ 環状マーク(オープン状態表示)
JT ・・・ 連結マーク(通話中)
CK ・・・ 本人確認マーク(本人在席マーク)
MV1 ・・・ ピンク色の外縁のマーク(動きありマーク)
MV2 ・・・ 青色の外縁のマーク(動きなしマーク)
CB1 ・・・ (チーム全員にメッセージを送る)チェックボックス
CB2 ・・・ (重要メッセージの)チェックボックス
TX1 ・・・ (チーム全員宛のメッセージの)文字データ
TX2 ・・・ (重要メッセージの)文字データ

Claims (10)

  1. 複数のユーザー端末とサーバとを備えてユーザー端末のユーザーのアイコンを表示するユーザーアイコン表示システムであって、
    前記ユーザー端末が、前記サーバにアクセスする際、ユーザー端末のカメラによって撮影された動画データをユーザー特定情報とともにサーバへ送信し、
    前記サーバが、前記ユーザー端末から受信したユーザー特定情報に基づいて所定条件を満たすか否かを判定し、所定条件を満たすグループのユーザー端末に、ユーザー特定情報、ユーザーの動画データおよびバーチャル空間データを送信し、
    各ユーザー端末のブラウザが、前記バーチャル空間データを表示するとともにバーチャル空間にユーザーの動画データをアイコンとして表示し、
    前記ユーザー端末における各ユーザーのアイコンデータの表示が、他のユーザーからの音声による連絡を受け付けるオープン状態表示と、他のユーザーからの音声による連絡を受け付けないクローズ状態表示とを有し、
    前記ユーザー端末における所定のオープン状態設定操作に基づいて操作したユーザーのアイコンデータの表示がオープン状態表示に切り替わり、
    前記ユーザー端末における所定のクローズ状態設定操作に基づいて操作したユーザーのアイコンデータの表示がクローズ状態表示に切り替わり、
    前記ユーザー端末における他のユーザーのアイコンデータの表示に対して選択操作すると、操作のあったユーザー端末と、選択された他のユーザー端末との間でサーバを介して音声データの通信が行われ、
    前記音声データの通信が行われている間、ブラウザにおいて音声データの通信が行われている複数のユーザーのアイコンデータの表示が、互いに連結して表示され、通話中以外のユーザー端末のブラウザに表示されたバーチャル空間においても、通話中で音声データの通信が行われている複数のユーザーのアイコンデータの表示が、互いに連結して表示される構成であることを特徴とするユーザーアイコン表示システム。
  2. 前記サーバが、前記ユーザー端末から動画データおよびユーザー特定情報を受信した際、画像認識手段を用いて動画データに映っている内容に所定時間の間に動きがあるか否かを判定し、所定条件を満たすグループのユーザー端末に対して同じグループの動画データおよびユーザー特定情報を送信するときに判定結果に応じて動画データに付加表示データを付加し、
    各ユーザー端末のブラウザが、前記サーバから受信した同じグループの複数のアイコンデータとしての動画データに付加表示データを付加して表示し、前記判定結果が識別自在な構成であることを特徴とする請求項に記載のユーザーアイコン表示システム。
  3. 前記バーチャル空間の背景が、前記ユーザー端末における選択操作またはサーバの設定によって変更自在な構成であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のユーザーアイコン表示システム。
  4. 前記ブラウザにおけるユーザー自身のアイコンデータが、前記ユーザー端末におけるユーザーの操作に基づいてブラウザに表示されたバーチャル空間内で移動自在な構成であることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1つに記載のユーザーアイコン表示システム。
  5. 前記ブラウザが表示するチャット画面において、重要メッセージの旨のチェックボックスにチェックが入れられて、入力欄に入力されたメッセージが送信されると、重要メッセージを受信したユーザー端末のブラウザのバーチャル空間における上側において、受信した重要メッセージの文字データが、所定方向へ向かって流れるように表示される構成であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載のユーザーアイコン表示システム。
  6. 前記ブラウザのチャット画面において受信した重要メッセージを既読にする操作を行うまで、受信した重要メッセージの文字データがバーチャル空間において流れ続けるように構成されていることを特徴とする請求項5に記載のユーザーアイコン表示システム。
  7. 前記ブラウザのチャット画面の未読のチャットメッセージの数に基づいて、バーチャル空間に表示されたユーザー自身のアイコンデータに、未読のチャットメッセージの数が表示されるように構成されていることを特徴とする請求項5または請求項6に記載のユーザーアイコン表示システム。
  8. 複数のユーザー端末とサーバとを備えてユーザー端末のユーザーのアイコンを表示するユーザーアイコン表示システムのプログラムであって、
    前記ユーザー端末が、ユーザー端末のカメラによって撮影された動画データをユーザー特定情報とともにサーバへ送信する送信ステップと、
    前記サーバが、前記ユーザー端末から受信したユーザー特定情報に基づいて所定条件を満たすか否かを判定し、所定条件を満たすグループのユーザー端末に、ユーザー特定情報、ユーザーの動画データおよびバーチャル空間データを送信するアイコン動画データ送信ステップと、
    各ユーザー端末のブラウザが、前記バーチャル空間データを表示するとともにバーチャル空間にユーザーの動画データをアイコンとして表示するアイコン動画データ表示ステップと
    前記ユーザー端末における各ユーザーのアイコンデータの表示が、他のユーザーからの音声による連絡を受け付けるオープン状態表示と、他のユーザーからの音声による連絡を受け付けないクローズ状態表示とを有し、前記ユーザー端末における所定のオープン状態設定操作に基づいて操作したユーザーのアイコンデータの表示がオープン状態表示に切り替わり、前記ユーザー端末における所定のクローズ状態設定操作に基づいて操作したユーザーのアイコンデータの表示がクローズ状態表示に切り替わるオープン・クローズ状態表示切り替えステップと、
    前記ユーザー端末における他のユーザーのアイコンデータの表示に対して選択操作があったとき、操作のあったユーザー端末と、選択された他のユーザー端末との間でサーバを介して音声データの通信を行い、前記音声データの通信を行っている間、ブラウザにおいて音声データの通信を行っている複数のユーザーのアイコンデータの表示を、互いに連結して表示し、通話中以外のユーザー端末のブラウザに表示されたバーチャル空間においても、通話中で音声データの通信を行っている複数のユーザーのアイコンデータの表示を、互いに連結して表示する通話中アイコン連結表示ステップとを有していることを特徴とするユーザーアイコン表示システムのプログラム。
  9. 前記ブラウザが表示するチャット画面において、重要メッセージの旨のチェックボックスにチェックが入れられて、入力欄に入力されたメッセージについて送信操作があったとき、重要メッセージを受信したユーザー端末のブラウザのバーチャル空間における上側において、受信した重要メッセージの文字データを、所定方向へ向かって流れるように表示する重要メッセージ表示ステップをさらに有していることを特徴とする請求項8に記載のユーザーアイコン表示システムのプログラム。
  10. 前記重要メッセージ表示ステップにおいて、前記ブラウザのチャット画面において受信した重要メッセージを既読にする操作を行うまで、受信した重要メッセージの文字データをバーチャル空間において流し続けるように構成されていることを特徴とする請求項9に記載のユーザーアイコン表示システムのプログラム。
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