JP7507277B2 - チャネル構造情報を示し、それを決定するためのシステムおよび方法 - Google Patents
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Description
(技術分野)
本開示は、概して、無線通信に関し、より具体的には、無線通信ネットワーク内のチャネル構造情報を示し、それを決定するためのシステムおよび方法に関する。
本開示は、概して、無線通信に関し、より具体的には、無線通信ネットワーク内のチャネル構造情報を示し、それを決定するためのシステムおよび方法に関する。
(背景)
過去数十年にわたって、モバイル通信は、音声サービスから高速ブロードバンドデータサービスまで進化している。新しいタイプの事業および用途、例えば、モバイルインターネットおよびモノのインターネット(IoT)のさらなる発展に伴って、モバイルネットワーク上のデータに関する需要は、指数関数的に増加し続けるであろう。将来的モバイル通信における多様化された事業および用途要件に基づいて、無線通信システムは、スループット、待ち時間、信頼性、リンク密度、コスト、エネルギー消費、複雑性、およびカバレッジ等の様々な要件を満たすべきである。
過去数十年にわたって、モバイル通信は、音声サービスから高速ブロードバンドデータサービスまで進化している。新しいタイプの事業および用途、例えば、モバイルインターネットおよびモノのインターネット(IoT)のさらなる発展に伴って、モバイルネットワーク上のデータに関する需要は、指数関数的に増加し続けるであろう。将来的モバイル通信における多様化された事業および用途要件に基づいて、無線通信システムは、スループット、待ち時間、信頼性、リンク密度、コスト、エネルギー消費、複雑性、およびカバレッジ等の様々な要件を満たすべきである。
LTE(ロングタームエボリューション)システムは、FDD(周波数分割デュプレックス)動作をペアリングされたスペクトル上で実施することをサポートすることができる(例えば、ダウンリンクをあるキャリア上で、アップリンクを別のキャリア上で実施する)。また、ペアリングされていないキャリア上でのTDD(時分割デュプレックス)動作もサポートする。従来のTDD動作モードでは、アップリンクおよびダウンリンクサブフレーム配分(構成0から構成6に対応する)の限定数の構成のみが、利用される。隣接するエリアは、同一構成を使用する、すなわち、同一伝送方向を伴う。eIMTA(拡張された干渉緩和およびトラフィック適合)の技術は、LTEシステムのアップリンクおよびダウンリンクを半静的に(10ms以上)構成し、隣接するエリアにTDDアップリンクおよびダウンリンクサブフレーム配分の異なる構成を使用させることができる。しかし、これらの構成は、依然として、上記に説明されるいくつかの構成に限定される。
5G/新無線(NR)システム等の将来的無線通信システムは、事業の高速適応要件を満たし、スペクトル利用の効率性をさらに改良するために、動的TDD動作、フレキシブルデュプレックス(またはデュプレックスフレキシビリティ)動作、および全デュプレックス動作をサポートするであろう。動的TDDを例として挙げると、動的TDD動作は、ペアリングされていないスペクトル上(またはペアリングされたスペクトル内のアップリンクまたはダウンリンクキャリア上)で伝送方向をアップリンクまたはダウンリンクとして動的または半動的に変更することを指す。eIMTAと比較して、動的TDD動作は、サブフレームレベル、時間スロットレベル、またはさらにより動的レベルの方向変更をサポートすることができる。eIMTAシステムは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を利用して、TDDサブフレーム構成を示すが、5G/NRシステムは、グループ共通PDCCHを使用して、あるグループの端末および/またはユーザに、ある制御情報、例えば、スロットフォーマット関連情報(SFI)について通知するであろう。例えば、5G/NRシステムにおける基地局(BS)は、グループ共通PDCCHを介して、SFIを示し、あるグループの端末に、1つ以上の時間スロット内のBSと各端末との間の伝送リンクのチャネル構造情報について通知することができる。チャネル構造は、伝送リンクの伝送属性のパターン、例えば、ダウンリンク(DL)、アップリンク(UL)、および/またはOTHERを含んでもよい。
既存の文献または既存の技術には、以下の問題、すなわち、(a)端末が異なる波形パラメータセット下でSFIインジケーションを理解し得る方法、(b)特に、SFIによって示される伝送方向が、ユーザ機器(UE)具体的ダウンリンク制御情報(DCI)によって示される伝送方向および/または半静的構成下における伝送方向と競合するとき、端末がチャネル構造内のOTHERフィールドをハンドリングし得る方法のいずれかに関する満足の行くソリューションが存在しない。
(要約)
本明細書に開示される例示的実施形態は、先行技術に提示される問題のうちの1つ以上のものに関連する問題を解決し、かつ添付の図面と関連して検討されるときに以下の詳細な説明を参照することによって容易に明白となるであろう、付加的特徴を提供することを対象とする。種々の実施形態によると、例示的システム、方法、デバイス、およびコンピュータプログラム製品が、本明細書に開示される。しかしながら、これらの実施形態は、限定ではなく、一例として提示されることが理解され、開示される実施形態に対する種々の修正が、本開示の範囲内に留まったまま行われることができることが、本開示を熟読する当業者に明白となるであろう。
本明細書に開示される例示的実施形態は、先行技術に提示される問題のうちの1つ以上のものに関連する問題を解決し、かつ添付の図面と関連して検討されるときに以下の詳細な説明を参照することによって容易に明白となるであろう、付加的特徴を提供することを対象とする。種々の実施形態によると、例示的システム、方法、デバイス、およびコンピュータプログラム製品が、本明細書に開示される。しかしながら、これらの実施形態は、限定ではなく、一例として提示されることが理解され、開示される実施形態に対する種々の修正が、本開示の範囲内に留まったまま行われることができることが、本開示を熟読する当業者に明白となるであろう。
一実施形態では、第1のノードによって実施される方法が、開示される。本方法は、無線信号を第2のノードから受信することと、無線信号によって示されるチャネル構造情報を取得することと、無線信号のために構成される第1の波形パラメータセットを決定することと、チャネル構造情報に基づいて、第1の波形パラメータセットに対する所定の持続時間内の第1のノードと第2のノードとの間の伝送リンクの伝送属性を決定することとを含む。
さらなる実施形態では、第1のノードによって実施される方法が、開示される。本方法は、第2のノードのための第1の波形パラメータセットおよび所定の持続時間を構成し、第1のノードと第2のノードとの間の伝送リンクの伝送属性を決定することと、チャネル構造情報を示す無線信号を生成することと、無線信号を第2のノードに伝送することであって、第2のノードは、チャネル構造情報に基づいて、第1の波形パラメータセットに対する所定の持続時間内の伝送リンクの伝送属性を決定する、こととを含む。
別の実施形態では、いくつかの実施形態において開示される方法を行うように構成される、通信ノードが、開示される。
さらに別の実施形態では、いくつかの実施形態において開示される方法を行うためのその上に記憶されるコンピュータ実行可能命令を有する、非一過性コンピュータ可読媒体が、開示される。
本願明細書は、例えば、以下の項目も提供する。
(項目1)
第1のノードによって実施される方法であって、前記方法は、
無線信号を第2のノードから受信することと、
前記無線信号によって示されるチャネル構造情報を取得することと、
前記無線信号のために構成される第1の波形パラメータセットを決定することと、
前記チャネル構造情報に基づいて、前記第1の波形パラメータセットに対する所定の持続時間内の前記第1のノードと前記第2のノードとの間の伝送リンクの伝送属性を決定することと
を含む、方法。
(項目2)
前記伝送属性は、
ダウンリンク(DL)フィールドであって、その下で、前記第1のノードは、ダウンリンク信号を受信することが可能である、ダウンリンク(DL)フィールドと、
アップリンク(UL)フィールドであって、その下で、前記第1のノードは、アップリンク信号を伝送することが可能である、アップリンク(UL)フィールドと、
OTHERフィールドであって、その下で、前記第1のノードは、前記OTHERフィールドが、それぞれ、DLフィールドまたはULフィールドに更新されたことを示す動的インジケーションを前記第2のノードから受信した後、ダウンリンク信号の受信またはアップリンク信号の伝送のいずれかを行うことが可能であり、前記アップリンク信号および前記ダウンリンク信号の各々は、半静的に構成される周期的または非周期的信号である、OTHERフィールドと
のうちの少なくとも1つを含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記OTHERフィールドは、ガード周期(GP)を2つの異なる伝送方向間に含み、
前記DLフィールドおよび前記ULフィールドは、任意のGPを含まない、項目2に記載の方法。
(項目4)
前記所定の持続時間は、
任意の波形パラメータセットに関連しない絶対時間周期と、
第2の波形パラメータセットと関連付けられた相対時間周期であって、前記相対時間周期の長さは、前記第2の波形パラメータセットの値に依存する、相対時間周期と
のうちの少なくとも1つに基づいて決定される、項目1に記載の方法。
(項目5)
前記チャネル構造情報は、第1の時間単位に対応する構造コードブックのセット内に含まれる1つ以上のチャネル構造を示し、
前記1つ以上のチャネル構造の各々は、前記所定の持続時間内の1つ以上の第2の時間単位と、前記1つ以上の第2の時間単位の伝送属性のパターンとをカバーする、項目1に記載の方法。
(項目6)
前記第1の時間単位は、1つ以上の無線フレーム、1つ以上のサブフレーム、1つ以上のスロット、および1つ以上のスロットのグループのうちの少なくとも1つを含み、
前記第2の時間単位は、1つ以上の直交周波数分割多重化(OFDM)シンボル、1つ以上のOFDMシンボルのグループ、1つ以上のミニスロット、および1つ以上のスロットのうちの少なくとも1つを含む、項目5に記載の方法。
(項目7)
前記構造コードブックのセットは、任意の波形パラメータセットに関連せず、所定の数の第2の時間単位をカバーするチャネル構造を示し、前記方法はさらに、
前記チャネル構造情報によって示される前記1つ以上のチャネル構造に対応する第1の時間単位内の第1の数(N0)の第2の時間単位を決定することと、
前記第1の波形パラメータセットに対応する第1の時間単位内の第2の数(N1)の第2の時間単位を決定することと、
N0とN1を比較することと、
前記所定の持続時間の各第1の時間単位内の伝送属性を決定することであって、前記伝送属性を決定することは、
N0がN1と等しいとき、前記N0個の第2の時間単位の対応する第2の時間単位の伝送属性に基づいて、前記N1個の第2の時間単位の各々の伝送属性を決定することと、
N0がN1未満であり、N0=N1/kであるとき、k倍による前記N0個の第2の時間単位の連結に基づいて、前記N1個の第2の時間単位の伝送属性を決定することと、
N0がN1よりも大きく、N0=N1*kであるとき、前記N0個の第2の時間単位をk個の部分に等しく分割し、前記k個の部分の各々を対応する第1の時間単位内のN1個の第2の時間単位に対応させることによって、前記N1個の第2の時間単位の伝送属性を決定することと
に基づいている、ことと
を含む、項目5に記載の方法。
(項目8)
前記分割または連結動作は、(a)N0が、N1未満であり、N1/kと等しくないときと、(b)N0が、N1よりも大きく、N1*kと等しくないときとのうちの少なくとも1つが発生するとき、前記所定の持続時間内の前記N1個の第2の時間単位のみに適用される、項目7に記載の方法。
(項目9)
前記構造コードブックのセットは、標準化要件、半静的構成、動的構成、および他のチャネル信号のうちの少なくとも1つに基づいて決定される第3の波形パラメータセット下、第2の時間単位の数をカバーするチャネル構造を示し、
前記所定の持続時間内の伝送属性は、
前記構造コードブックのセットによって示される前記チャネル構造内の第2の時間単位の数と、
前記所定の持続時間内の異なる波形パラメータセット下の伝送属性の整合と
のうちの少なくとも1つに基づいて決定される、項目5に記載の方法。
(項目10)
前記無線信号は、第1のセットの帯域幅部分(BWP)上で受信され、
前記伝送属性は、前記所定の持続時間内の第2のセットのBWPに関して決定され、
前記第1のセットのBWPは、前記第2のセットのBWP内に同様に含まれる1つ以上のBWPを含み、
前記第2のセットのBWPは、同一または異なる波形パラメータセットを有する複数のBWPを含み、
前記第1および第2のセットのBWP内の各BWPは、標準化要件、半静的構成、動的構成、および他のチャネル信号のうちの少なくとも1つに基づいて決定される、項目1に記載の方法。
(項目11)
第1のノードによって実施される方法であって、前記方法は、
第2のノードのための第1の波形パラメータセットおよび所定の持続時間を構成し、前記第1のノードと前記第2のノードとの間の伝送リンクの伝送属性を決定することと、
チャネル構造情報を示す無線信号を生成することと、
前記無線信号を前記第2のノードに伝送することと
を含む、方法。
(項目12)
前記伝送属性は、
DLフィールドであって、その下で、前記第2のノードは、ダウンリンク信号を受信することが可能である、DLフィールドと、
ULフィールドであって、その下で、前記第2のノードは、アップリンク信号を伝送することが可能である、ULフィールドと、
OTHERフィールドであって、その下で、前記第2のノードは、前記OTHERフィールドが、それぞれ、DLフィールドまたはULフィールドに更新されたことを示す動的インジケーションを前記第1のノードから受信した後、ダウンリンク信号の受信またはアップリンク信号の伝送のいずれかを行うことが可能であり、前記アップリンク信号および前記ダウンリンク信号の各々は、半静的に構成される周期的または非周期的信号である、OTHERフィールドと
のうちの少なくとも1つを含む、項目1に記載の方法。
(項目13)
前記OTHERフィールドは、GPを2つの異なる伝送方向間に含み、
前記DLフィールドおよび前記ULフィールドは、任意のGPを含まない、項目12に記載の方法。
(項目14)
前記所定の持続時間は、
任意の波形パラメータセットに関連しない絶対時間周期と、
第2の波形パラメータセットと関連付けられた相対時間周期であって、前記相対時間周期の長さは、前記第2の波形パラメータセットの値に依存する、相対時間周期と
のうちの少なくとも1つに基づいて決定される、項目11に記載の方法。
(項目15)
前記チャネル構造情報は、第1の時間単位に対応する構造コードブックのセット内に含まれる1つ以上のチャネル構造を示し、
前記1つ以上のチャネル構造の各々は、前記所定の持続時間内の1つ以上の第2の時間単位と、前記1つ以上の第2の時間単位の伝送属性のパターンとをカバーする、項目11に記載の方法。
(項目16)
前記第1の時間単位は、1つ以上の無線フレーム、1つ以上のサブフレーム、1つ以上のスロット、および1つ以上のスロットのグループのうちの少なくとも1つを含み、
前記第2の時間単位は、1つ以上のOFDMシンボル、1つ以上のOFDMシンボルのグループ、1つ以上のミニスロット、および1つ以上のスロットのうちの少なくとも1つを含む、項目15に記載の方法。
(項目17)
前記構造コードブックのセットは、任意の波形パラメータセットに関連せず、所定の数の第2の時間単位をカバーするチャネル構造を示し、前記第2のノードは、
前記チャネル構造情報によって示される前記1つ以上のチャネル構造に対応する第1の時間単位内の第1の数(N0)の第2の時間単位を決定することと、
前記第1の波形パラメータセットに対応する第1の時間単位内の第2の数(N1)の第2の時間単位を決定することと、
N0とN1を比較することと、
前記所定の持続時間の各第1の時間単位内の伝送属性を決定することであって、前記伝送属性を決定することは、
N0がN1と等しいとき、前記N0個の第2の時間単位の対応する第2の時間単位の伝送属性に基づいて、前記N1個の第2の時間単位の各々の伝送属性を決定することと、
N0がN1未満であり、N0=N1/kであるとき、k倍による前記N0個の第2の時間単位の連結に基づいて、前記N1個の第2の時間単位の伝送属性を決定することと、
N0がN1よりも大きく、N0=N1*kであるとき、前記N0個の第2の時間単位をk個の部分に等しく分割し、前記k個の部分の各々を対応する第1の時間単位内のN1個の第2の時間単位に対応させることによって、前記N1個の第2の時間単位の伝送属性を決定することと
に基づいている、ことと
を実施する、項目15に記載の方法。
(項目18)
前記分割または連結動作は、(a)N0が、N1未満であり、N1/kと等しくないときと、(b)N0が、N1よりも大きく、N1*kと等しくないときとのうちの少なくとも1つが発生するとき、前記所定の持続時間内の前記N1個の第2の時間単位のみに適用される、項目17に記載の方法。
(項目19)
前記構造コードブックのセットは、標準化要件、半静的構成、動的構成、および他のチャネル信号のうちの少なくとも1つに基づいて決定される第3の波形パラメータセット下、第2の時間単位の数をカバーするチャネル構造を示し、
前記所定の持続時間内の伝送属性は、
前記構造コードブックのセットによって示される前記チャネル構造内の第2の時間単位の数と、
前記所定の持続時間内の異なる波形パラメータセット下の伝送属性の整合と
のうちの少なくとも1つに基づいて決定される、項目15に記載の方法。
(項目20)
前記無線信号は、第1のセットのBWP上で伝送され、
前記伝送属性は、前記所定の持続時間内の第2のセットのBWPに関して決定され、
前記第1のセットのBWPは、前記第2のセットのBWP内に同様に含まれる1つ以上のBWPを含み、
前記第2のセットのBWPは、同一または異なる波形パラメータセットを有する複数のBWPを含み、
前記第1および第2のセットのBWP内の各BWPは、標準化要件、半静的構成、動的構成、および他のチャネル信号のうちの少なくとも1つに基づいて決定される、項目11に記載の方法。
(項目21)
項目1-10のいずれか1項に記載の方法を行うように構成される、通信ノード。
(項目22)
項目1-10のいずれか1項に記載の方法を行うためのその上に記憶されるコンピュータ実行可能命令を有する、非一過性コンピュータ可読媒体。
(項目23)
項目11-20のいずれか1項に記載の方法を行うように構成される、通信ノード。
(項目24)
項目11-20のいずれか1項に記載の方法を行うためのその上に記憶されるコンピュータ実行可能命令を有する、非一過性コンピュータ可読媒体。
本願明細書は、例えば、以下の項目も提供する。
(項目1)
第1のノードによって実施される方法であって、前記方法は、
無線信号を第2のノードから受信することと、
前記無線信号によって示されるチャネル構造情報を取得することと、
前記無線信号のために構成される第1の波形パラメータセットを決定することと、
前記チャネル構造情報に基づいて、前記第1の波形パラメータセットに対する所定の持続時間内の前記第1のノードと前記第2のノードとの間の伝送リンクの伝送属性を決定することと
を含む、方法。
(項目2)
前記伝送属性は、
ダウンリンク(DL)フィールドであって、その下で、前記第1のノードは、ダウンリンク信号を受信することが可能である、ダウンリンク(DL)フィールドと、
アップリンク(UL)フィールドであって、その下で、前記第1のノードは、アップリンク信号を伝送することが可能である、アップリンク(UL)フィールドと、
OTHERフィールドであって、その下で、前記第1のノードは、前記OTHERフィールドが、それぞれ、DLフィールドまたはULフィールドに更新されたことを示す動的インジケーションを前記第2のノードから受信した後、ダウンリンク信号の受信またはアップリンク信号の伝送のいずれかを行うことが可能であり、前記アップリンク信号および前記ダウンリンク信号の各々は、半静的に構成される周期的または非周期的信号である、OTHERフィールドと
のうちの少なくとも1つを含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記OTHERフィールドは、ガード周期(GP)を2つの異なる伝送方向間に含み、
前記DLフィールドおよび前記ULフィールドは、任意のGPを含まない、項目2に記載の方法。
(項目4)
前記所定の持続時間は、
任意の波形パラメータセットに関連しない絶対時間周期と、
第2の波形パラメータセットと関連付けられた相対時間周期であって、前記相対時間周期の長さは、前記第2の波形パラメータセットの値に依存する、相対時間周期と
のうちの少なくとも1つに基づいて決定される、項目1に記載の方法。
(項目5)
前記チャネル構造情報は、第1の時間単位に対応する構造コードブックのセット内に含まれる1つ以上のチャネル構造を示し、
前記1つ以上のチャネル構造の各々は、前記所定の持続時間内の1つ以上の第2の時間単位と、前記1つ以上の第2の時間単位の伝送属性のパターンとをカバーする、項目1に記載の方法。
(項目6)
前記第1の時間単位は、1つ以上の無線フレーム、1つ以上のサブフレーム、1つ以上のスロット、および1つ以上のスロットのグループのうちの少なくとも1つを含み、
前記第2の時間単位は、1つ以上の直交周波数分割多重化(OFDM)シンボル、1つ以上のOFDMシンボルのグループ、1つ以上のミニスロット、および1つ以上のスロットのうちの少なくとも1つを含む、項目5に記載の方法。
(項目7)
前記構造コードブックのセットは、任意の波形パラメータセットに関連せず、所定の数の第2の時間単位をカバーするチャネル構造を示し、前記方法はさらに、
前記チャネル構造情報によって示される前記1つ以上のチャネル構造に対応する第1の時間単位内の第1の数(N0)の第2の時間単位を決定することと、
前記第1の波形パラメータセットに対応する第1の時間単位内の第2の数(N1)の第2の時間単位を決定することと、
N0とN1を比較することと、
前記所定の持続時間の各第1の時間単位内の伝送属性を決定することであって、前記伝送属性を決定することは、
N0がN1と等しいとき、前記N0個の第2の時間単位の対応する第2の時間単位の伝送属性に基づいて、前記N1個の第2の時間単位の各々の伝送属性を決定することと、
N0がN1未満であり、N0=N1/kであるとき、k倍による前記N0個の第2の時間単位の連結に基づいて、前記N1個の第2の時間単位の伝送属性を決定することと、
N0がN1よりも大きく、N0=N1*kであるとき、前記N0個の第2の時間単位をk個の部分に等しく分割し、前記k個の部分の各々を対応する第1の時間単位内のN1個の第2の時間単位に対応させることによって、前記N1個の第2の時間単位の伝送属性を決定することと
に基づいている、ことと
を含む、項目5に記載の方法。
(項目8)
前記分割または連結動作は、(a)N0が、N1未満であり、N1/kと等しくないときと、(b)N0が、N1よりも大きく、N1*kと等しくないときとのうちの少なくとも1つが発生するとき、前記所定の持続時間内の前記N1個の第2の時間単位のみに適用される、項目7に記載の方法。
(項目9)
前記構造コードブックのセットは、標準化要件、半静的構成、動的構成、および他のチャネル信号のうちの少なくとも1つに基づいて決定される第3の波形パラメータセット下、第2の時間単位の数をカバーするチャネル構造を示し、
前記所定の持続時間内の伝送属性は、
前記構造コードブックのセットによって示される前記チャネル構造内の第2の時間単位の数と、
前記所定の持続時間内の異なる波形パラメータセット下の伝送属性の整合と
のうちの少なくとも1つに基づいて決定される、項目5に記載の方法。
(項目10)
前記無線信号は、第1のセットの帯域幅部分(BWP)上で受信され、
前記伝送属性は、前記所定の持続時間内の第2のセットのBWPに関して決定され、
前記第1のセットのBWPは、前記第2のセットのBWP内に同様に含まれる1つ以上のBWPを含み、
前記第2のセットのBWPは、同一または異なる波形パラメータセットを有する複数のBWPを含み、
前記第1および第2のセットのBWP内の各BWPは、標準化要件、半静的構成、動的構成、および他のチャネル信号のうちの少なくとも1つに基づいて決定される、項目1に記載の方法。
(項目11)
第1のノードによって実施される方法であって、前記方法は、
第2のノードのための第1の波形パラメータセットおよび所定の持続時間を構成し、前記第1のノードと前記第2のノードとの間の伝送リンクの伝送属性を決定することと、
チャネル構造情報を示す無線信号を生成することと、
前記無線信号を前記第2のノードに伝送することと
を含む、方法。
(項目12)
前記伝送属性は、
DLフィールドであって、その下で、前記第2のノードは、ダウンリンク信号を受信することが可能である、DLフィールドと、
ULフィールドであって、その下で、前記第2のノードは、アップリンク信号を伝送することが可能である、ULフィールドと、
OTHERフィールドであって、その下で、前記第2のノードは、前記OTHERフィールドが、それぞれ、DLフィールドまたはULフィールドに更新されたことを示す動的インジケーションを前記第1のノードから受信した後、ダウンリンク信号の受信またはアップリンク信号の伝送のいずれかを行うことが可能であり、前記アップリンク信号および前記ダウンリンク信号の各々は、半静的に構成される周期的または非周期的信号である、OTHERフィールドと
のうちの少なくとも1つを含む、項目1に記載の方法。
(項目13)
前記OTHERフィールドは、GPを2つの異なる伝送方向間に含み、
前記DLフィールドおよび前記ULフィールドは、任意のGPを含まない、項目12に記載の方法。
(項目14)
前記所定の持続時間は、
任意の波形パラメータセットに関連しない絶対時間周期と、
第2の波形パラメータセットと関連付けられた相対時間周期であって、前記相対時間周期の長さは、前記第2の波形パラメータセットの値に依存する、相対時間周期と
のうちの少なくとも1つに基づいて決定される、項目11に記載の方法。
(項目15)
前記チャネル構造情報は、第1の時間単位に対応する構造コードブックのセット内に含まれる1つ以上のチャネル構造を示し、
前記1つ以上のチャネル構造の各々は、前記所定の持続時間内の1つ以上の第2の時間単位と、前記1つ以上の第2の時間単位の伝送属性のパターンとをカバーする、項目11に記載の方法。
(項目16)
前記第1の時間単位は、1つ以上の無線フレーム、1つ以上のサブフレーム、1つ以上のスロット、および1つ以上のスロットのグループのうちの少なくとも1つを含み、
前記第2の時間単位は、1つ以上のOFDMシンボル、1つ以上のOFDMシンボルのグループ、1つ以上のミニスロット、および1つ以上のスロットのうちの少なくとも1つを含む、項目15に記載の方法。
(項目17)
前記構造コードブックのセットは、任意の波形パラメータセットに関連せず、所定の数の第2の時間単位をカバーするチャネル構造を示し、前記第2のノードは、
前記チャネル構造情報によって示される前記1つ以上のチャネル構造に対応する第1の時間単位内の第1の数(N0)の第2の時間単位を決定することと、
前記第1の波形パラメータセットに対応する第1の時間単位内の第2の数(N1)の第2の時間単位を決定することと、
N0とN1を比較することと、
前記所定の持続時間の各第1の時間単位内の伝送属性を決定することであって、前記伝送属性を決定することは、
N0がN1と等しいとき、前記N0個の第2の時間単位の対応する第2の時間単位の伝送属性に基づいて、前記N1個の第2の時間単位の各々の伝送属性を決定することと、
N0がN1未満であり、N0=N1/kであるとき、k倍による前記N0個の第2の時間単位の連結に基づいて、前記N1個の第2の時間単位の伝送属性を決定することと、
N0がN1よりも大きく、N0=N1*kであるとき、前記N0個の第2の時間単位をk個の部分に等しく分割し、前記k個の部分の各々を対応する第1の時間単位内のN1個の第2の時間単位に対応させることによって、前記N1個の第2の時間単位の伝送属性を決定することと
に基づいている、ことと
を実施する、項目15に記載の方法。
(項目18)
前記分割または連結動作は、(a)N0が、N1未満であり、N1/kと等しくないときと、(b)N0が、N1よりも大きく、N1*kと等しくないときとのうちの少なくとも1つが発生するとき、前記所定の持続時間内の前記N1個の第2の時間単位のみに適用される、項目17に記載の方法。
(項目19)
前記構造コードブックのセットは、標準化要件、半静的構成、動的構成、および他のチャネル信号のうちの少なくとも1つに基づいて決定される第3の波形パラメータセット下、第2の時間単位の数をカバーするチャネル構造を示し、
前記所定の持続時間内の伝送属性は、
前記構造コードブックのセットによって示される前記チャネル構造内の第2の時間単位の数と、
前記所定の持続時間内の異なる波形パラメータセット下の伝送属性の整合と
のうちの少なくとも1つに基づいて決定される、項目15に記載の方法。
(項目20)
前記無線信号は、第1のセットのBWP上で伝送され、
前記伝送属性は、前記所定の持続時間内の第2のセットのBWPに関して決定され、
前記第1のセットのBWPは、前記第2のセットのBWP内に同様に含まれる1つ以上のBWPを含み、
前記第2のセットのBWPは、同一または異なる波形パラメータセットを有する複数のBWPを含み、
前記第1および第2のセットのBWP内の各BWPは、標準化要件、半静的構成、動的構成、および他のチャネル信号のうちの少なくとも1つに基づいて決定される、項目11に記載の方法。
(項目21)
項目1-10のいずれか1項に記載の方法を行うように構成される、通信ノード。
(項目22)
項目1-10のいずれか1項に記載の方法を行うためのその上に記憶されるコンピュータ実行可能命令を有する、非一過性コンピュータ可読媒体。
(項目23)
項目11-20のいずれか1項に記載の方法を行うように構成される、通信ノード。
(項目24)
項目11-20のいずれか1項に記載の方法を行うためのその上に記憶されるコンピュータ実行可能命令を有する、非一過性コンピュータ可読媒体。
本開示の種々の例示的実施形態は、以下の図を参照して下記に詳細に説明される。図面は、例証目的のためだけに提供され、単に、本開示の読者の理解を促進するための本開示の例示的実施形態を描写する。したがって、図面は、本開示の範疇、範囲、または可用性の限定と見なされるべきではない。明確にするため、かつ例証の容易性のため、これらの図面は、必ずしも、正確な縮尺で描かれていないことに留意されたい。
(例示的実施形態の詳細な説明)
本開示の種々の例示的実施形態は、当業者が本開示を作製および使用することを可能にするために、付随の図を参照して下記に説明される。当業者に明白となるであろうように、本開示を熟読後、本明細書に説明される実施例の種々の変更または修正が、本開示の範囲から逸脱することなく、行われることができる。したがって、本開示は、本明細書に説明および図示される例示的実施形態および用途に限定されない。加えて、本明細書に開示される方法におけるステップの具体的順序または階層は、単に、例示的アプローチである。設計選好に基づいて、開示される方法またはプロセスのステップの具体的順序または階層は、本開示の範囲内に留まったまま、並べ替えられることができる。したがって、当業者は、本明細書に開示される方法および技法が、種々のステップまたは行為をサンプル順序において提示し、本開示が、明示的にそうではないことが述べられない限り、提示される具体的順序または階層に限定されないことを理解するであろう。
本開示の種々の例示的実施形態は、当業者が本開示を作製および使用することを可能にするために、付随の図を参照して下記に説明される。当業者に明白となるであろうように、本開示を熟読後、本明細書に説明される実施例の種々の変更または修正が、本開示の範囲から逸脱することなく、行われることができる。したがって、本開示は、本明細書に説明および図示される例示的実施形態および用途に限定されない。加えて、本明細書に開示される方法におけるステップの具体的順序または階層は、単に、例示的アプローチである。設計選好に基づいて、開示される方法またはプロセスのステップの具体的順序または階層は、本開示の範囲内に留まったまま、並べ替えられることができる。したがって、当業者は、本明細書に開示される方法および技法が、種々のステップまたは行為をサンプル順序において提示し、本開示が、明示的にそうではないことが述べられない限り、提示される具体的順序または階層に限定されないことを理解するであろう。
5G/NRにおけるBSは、グループ共通PDCCHを使用して、ユーザ機器(UE)端末のグループに、ある制御情報、例えば、スロットフォーマット関連情報(SFI)について通知し、有効持続時間内のBSと各UEとの間の伝送リンクのチャネル構造情報を示すであろう。チャネル構造は、伝送リンクの伝送属性のパターン、例えば、DL、UL、および/またはOTEHRを含んでもよい。既存の文献または既存の技術には、以下の問題、すなわち、第1に、UEが異なる波形パラメータセット下でSFIインジケーションを理解し得る方法、第2に、特に、SFIによって示される伝送方向が、UE特有のDCIによって示される伝送方向および/または半静的構成下の伝送方向と競合するとき、UEがチャネル構造内のOTHERフィールドをハンドリングし得る方法のいずれかに関する満足の行くソリューションが存在しない。
第1の問題に関して、5G/NRでは、どの帯域幅部分(BWP)構成をサポートするかに対して未だ最終決定されていないため、本教示は、単一BWPをアクティブ化する場合と、複数のBWPをアクティブ化する場合の両方を説明するであろう。波形パラメータセット、例えば、ヌメロロジーは、BWPに密接に関連する。例えば、DL BWPのためのシステムによって構成されるヌメロロジーは、DL BWP内のPDCCH(物理ダウンリンク制御チャネル)、PDSCH(物理ダウンリンク共有チャネル)、および対応するDMRS(復調基準信号)に適用されることができ、UL BWPのためのシステムによって構成されるヌメロロジーは、UL BWP内のPUCCH(物理アップリンク制御チャネル)、PUSCH(物理アップリンク共有チャネル)、および対応するDMRSに適用されることができる。NRの現在のプロセスによると、ヌメロロジーは、SCS(サブキャリア空間)、OFDMシンボル長、スロット内に含有されるOFDMシンボルの数、CP(巡回プレフィックス)長等に対応してもよい。
第1の問題を解決するために、本教示は、異なる波形パラメータセット下、例えば、アクティブ化されることになる異なるBWPに対応する異なるヌメロロジー下、UEがBSから受信されたSFIインジケーションに基づいて、チャネル構造、例えば、UEとBSとの間の伝送リンクの伝送属性を決定するための方法およびシステムを提供する。本開示の種々の実施形態によると、SFIパターンは、所定の数のスロットまたはOFDMシンボルまたは所定の長さの時間をカバーしてもよく、UEは、異なるヌメロロジー下の伝送属性の整合の有無にかかわらず、チャネル構造を決定してもよい。
第2の問題に関して、5G/NRシステムは、現在、「未知」を意味するためのOTHERフィールドを使用する。すなわち、端末は、任意の仮定を行わずに、かつOTHERフィールドが「空」であることを解明せずに、OTHERフィールドを「伝送方向未決定」であると理解するであろう。第2の問題を解決するために、本教示は、本開示のいくつかの実施形態による、SFIによって示される伝送方向が、UE特有のDCIによって示される伝送方向および/または半静的構成下の伝送方向によって更新されるとき、UEが、OTHERフィールド内の伝送属性を更新し、OTHERフィールド内でダウンリンクおよび/またはアップリンク信号を受信および/または伝送するための方法およびシステムを提供する。
本教示に開示される本方法は、1つ以上のセルを含む、セルラー通信ネットワーク内に実装されることができる。各セルは、その配分された帯域幅で動作し、適正な無線カバレッジをその意図されるユーザ、例えば、UEデバイスに提供する、少なくとも1つの基地局(BS)を含み得る。種々の実施形態では、本開示におけるBSは、次世代ノードB(gNB)、伝送/受信ポイント(TRP)、アクセスポイント(AP)等を含む、またはそのようなものとして実装されることができる。本教示では、用語「端末」および「UE」は、同義的に使用されるであろう。
BSおよびUEデバイスは、通信リンクを介して、例えば、ダウンリンク無線フレームを介して、BSからUEに、またはアップリンク無線フレームを介して、UEからBSに、相互に通信することができる。各無線フレームは、データシンボルを含み得る、サブフレームにさらに分割されてもよい。BSおよびUEは、本明細書では、本開示の種々の実施形態による、本明細書に開示される方法を実践することができ、無線および/または有線通信が可能であり得る、「通信ノード」または全般的「ノード」の非限定的実施例として説明され得る。
図1は、本開示のいくつかの実施形態による、基地局(BS)100のブロック図を図示する。BS100は、本明細書に説明される種々の方法を実装するように構成され得る、デバイスの実施例である。図1に示されるように、BS100は、システムクロック102と、プロセッサ104と、メモリ106と、送信器112および受信器114を備える、送受信器110と、電力モジュール108と、BWP構成生成器120と、チャネルインジケーション生成器122と、コードブック構成生成器124と、パラレル伝送属性インジケータ126とを含有する、筐体140を含む。
本実施形態では、システムクロック102は、BS100の全ての動作のタイミングを制御するために、タイミング信号をプロセッサ104に提供する。プロセッサ104は、BS100の一般的動作を制御し、中央処理ユニット(CPU)および/または汎用マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGAS)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、コントローラ、状態機械、ゲート論理、離散ハードウェアコンポーネント、専用ハードウェア有限状態機械、またはデータの計算または他の操作を実施し得る、任意の他の好適な回路、デバイス、および/または構造の任意の組み合わせ等の1つ以上の処理回路またはモジュールを含むことができる。
読取専用メモリ(ROM)およびランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含み得る、メモリ106は、命令およびデータをプロセッサ104に提供することができる。メモリ106の一部はまた、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)を含むことができる。プロセッサ104は、典型的には、メモリ106内に記憶されるプログラム命令に基づいて、論理および算術演算を実施する。メモリ106内に記憶される命令(ソフトウェアとして知られる)は、プロセッサ104によって、本明細書に説明される方法を実施するために実行されることができる。プロセッサ104およびメモリ106は、ソフトウェアを記憶および実行する、処理システムをともに形成する。本明細書で使用されるように、「ソフトウェア」は、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード等と称されるかどうかにかかわらず、任意のタイプの命令を意味し、これは、1つ以上の所望の機能または処理を実施するための機械またはデバイスを構成することができる。命令は、コードを含むことができる(例えば、ソースコードフォーマット、バイナリコードフォーマット、実行可能コードフォーマット、またはコードの任意の他の好適なフォーマットにおいて)。命令は、1つ以上のプロセッサによって実行されると、処理システムに、本明細書に説明される種々の機能を実施させる。
送信器112および受信器114を含む、送受信器110は、BS100が、データを遠隔デバイス(例えば、UEまたは別のBS)に伝送し、そこから受信することを可能にする。アンテナ150が、典型的には、筐体140に取り付けられ、送受信器110に電気的に結合されてもよい。種々の実施形態では、BS100は、複数の送信器、複数の受信器、複数の送受信器、および/または複数のアンテナを含む(図示せず)。送信器112は、異なるパケットタイプまたは機能を有するパケットを無線で伝送するように構成されることができ、そのようなパケットは、プロセッサ104によって生成される。同様に、受信器114は、異なるパケットタイプまたは機能を有するパケットを受信するように構成され、プロセッサ104は、複数の異なるパケットタイプのパケットを処理するように構成される。例えば、プロセッサ104は、パケットのタイプを決定し、適宜、パケットおよび/またはパケットのフィールドを処理するように構成されることができる。
チャネル構造インジケーション生成器122は、BS100とUEとの間の伝送リンクについてのチャネル構造情報を示す、無線信号を生成してもよい。例えば、無線信号は、あるグループのUEデバイスにブロードキャストされるべきSFIを搬送する、グループ共通PDCCH信号であってもよい。チャネル構造インジケーション生成器122は、送信器112を介して、無線信号をUEデバイスのグループに送信し、UE毎に、波形パラメータセット、例えば、BWPに対応するヌメロロジーに基づいて、所定の持続時間内のBWP上のBS100とUEとの間の伝送リンクのチャネル構造を決定してもよい。
本教示の種々の実施形態によると、所定の持続時間は、SFIインジケーションの有効時間範囲を表し、チャネル構造インジケーション生成器122によって生成された標準化要件、半静的構成、または動的インジケーションによって決定される。異なる実施形態によると、SFIインジケーションの有効時間範囲は、任意の波形パラメータセットに関連しない絶対時間周期または所定の波形パラメータセットと関連付けられた相対時間周期のいずれかであってもよい。後者の場合、相対時間周期の長さは、波形パラメータセット、例えば、ヌメロロジーの値に依存し、本ヌメロロジーは、(a)その下でSFIパターンがUEに示される、ソースヌメロロジー、(b)その下でUEが伝送リンクの伝送属性を決定するであろう、標的ヌメロロジー、および(c)その下で無線信号がBWP上でUEに伝送される、伝送ヌメロロジーのうちの少なくとも1つと等しくてもよい。
BWP構成生成器120は、UEのために、1つ以上のBWPを構成およびアクティブ化してもよい。例えば、UEが、N(Nは、1よりも大きい整数である)個のBWP上のチャネル構造を決定するために、N個のBWPのうちの1つ以上のもの上でSFIを検出および受信するようにUEを構成することが可能性として考えられる。N個のBWPは、同一または異なるヌメロロジーを有してもよい。BWP構成生成器120は、BWP毎に、独立して、ヌメロロジーを構成し、SFIインジケーションを生成するために、BWPの構成をチャネル構造インジケーション生成器122に知らせることができる。
コードブック構成生成器124は、構造コードブックのセットを生成および構成してもよい。構造コードブックのセットは、本教示の異なる実施形態によると、チャネル構造パターン、例えば、SFIパターンのセットを含み、所定の数のスロットまたはOFDMシンボルまたは所定の長さの時間をカバーする。UEは、コードブック構成生成器124によって、標準化または半静的構成に基づいて、構造コードブックのセットを知らされ得る。構造コードブックのセットの知識を有することで、UEは、チャネル構造インジケーション生成器122によって生成および伝送されるSFIインジケーションに従って、構造コードブックをルックアップすることによって、具体的SFIパターンを取得し、BWPに対応するヌメロロジーを考慮しながら、具体的SFIパターンに基づいて、BWP上のBS100とUEとの間の伝送リンクのチャネル構造を決定することができる。
パラレル伝送属性インジケータ126は、SFIインジケーションとパラレル様式において、伝送リンクの伝送属性のインジケーションを生成してもよい。例えば、パラレル伝送属性インジケータ126は、UE特有のDCIおよび/または半静的構成信号に基づいて、伝送属性を示してもよい。グループ共通PDCCH内のSFIは、あるグループのUEデバイスにブロードキャストされるが、UE特有のDCIは、送信器112を介して、具体的UEに送信される。競合が、SFIによって示される伝送方向とパラレル伝送属性インジケータ126によって生成されたパラレルインジケータとの間に存在するとき、UEは、最新伝送属性インジケーションに基づいて、伝送属性を更新してもよい。
一実施形態では、プロセッサ104は、チャネル構造を決定するために使用されるべきスキームを決定してもよい。例えば、プロセッサ104は、SFIパターンが所定の数のスロットまたはOFDMシンボルまたは所定の長さの時間をカバーするかどうかを決定することができ、また、UEが異なるヌメロロジー下で伝送属性の整合の有無にかかわらずチャネル構造を決定すべきかどうかを決定することができる。プロセッサ104は、標準化または動的構成に従って、スキームを決定することができる。
電力モジュール108は、1つ以上のバッテリ等の電源と、調整された電力を図1における上記に説明されるモジュールのそれぞれに提供するための電力調整器とを含むことができる。いくつかの実施形態では、BS100が、専用外部電源(例えば、壁電気コンセント)に結合される場合、電力モジュール108は、変圧器と、電力調整器とを含むことができる。
上記に議論される種々のモジュールは、バスシステム130によって、ともに結合される。バスシステム130は、データバスと、バスデータバスに加え、例えば、電力バス、制御信号バス、および/またはステータス信号を含むことができる。BS100のモジュールは、任意の好適な技法および媒体を使用して、相互に動作可能に結合されることができることを理解されたい。
いくつかの別個のモジュールまたはコンポーネントが、図1に図示されるが、当業者は、モジュールのうちの1つ以上のものが、組み合わせられる、または共通に実装されることができることを理解するであろう。例えば、プロセッサ104は、プロセッサ104に関して上記に説明される機能性を実装するだけではなく、また、BWP構成生成器120に関して上記に説明される機能性も実装することができる。逆に言えば、図1に図示されるモジュールはそれぞれ、複数の別個のコンポーネントまたは要素を使用して、実装されることができる。
図2は、本開示のいくつかの実施形態による、チャネル構造情報を示すために、BS、例えば、図1におけるBS100によって実施される方法200のためのフローチャートを図示する。202では、BSは、UEがBWPのセット上のBSとUEとの間の伝送リンクのチャネル構造を決定するための有効持続時間を構成する。204では、BSは、BWPのセット内のBWP毎に、波形パラメータセットを構成する。206では、BSは、標準化または半静的構成に基づいてUEに知らされている構造コードブックのセットに基づいて、チャネル構造情報を示す無線信号を生成する。BSは、次いで、208において、無線信号をUEに伝送する。
図3は、本開示のいくつかの実施形態による、ユーザ機器(UE)300のブロック図を図示する。UE300は、本明細書に説明される種々の方法を実装するように構成され得る、デバイスの実施例である。図3に示されるように、UE300は、システムクロック302と、プロセッサ304と、メモリ306と、送信器312および受信器314を備える、送受信器310と、電力モジュール308と、SFIパターン決定器320と、ヌメロロジー比較ユニット322と、ヌメロロジー決定器324と、伝送属性決定器326と、伝送属性更新器328とを含有する、筐体340を含む。
本実施形態では、システムクロック302、プロセッサ304、メモリ306、送受信器310、および電力モジュール308は、BS100内のシステムクロック102、プロセッサ104、メモリ106、送受信器110、および電力モジュール108と同様に作用する。アンテナ350が、典型的には、筐体340に取り付けられ、送受信器310に電気的に結合される。
SFIパターン決定器320は、受信器314を介して、無線信号をBS、例えば、BS100から受信し、無線信号によって示されるチャネル構造情報を取得してもよい。上記に議論されるように、無線信号は、BSと関連付けられたあるグループのUEデバイスにブロードキャストされているSFIを搬送する、グループ共通PDCCH信号であってもよい。無線信号から取得されるSFIインジケーションに基づいて、SFIパターン決定器320は、標準化または半静的構成に基づいて決定された構造コードブックをルックアップすることによって、具体的SFIパターンを取得することができる。SFIパターン決定器320は、示されるSFIパターンを、ヌメロロジー比較のためのヌメロロジー比較ユニット322と、伝送属性決定のための伝送属性決定器326とに送信してもよい。
無線信号は、第1のセットのBWP上でUE300によって受信および検出されるが、UE300は、第1のセットのBWPを含む、第2のセットのBWP上でチャネル構造を決定してもよい。第2のセットのBWPは、同一または異なるヌメロロジーを有してもよい。第1および第2のセットのBWP内の各BWPは、標準化要件、半静的構成、動的構成、および他のチャネル信号のうちの少なくとも1つに基づいて決定されてもよい。ヌメロロジー決定器324は、無線信号、標的BWPの伝送ヌメロロジー、標準化要件、半静的構成、動的構成、および他のチャネル信号のうちの少なくとも1つに基づいて、第2のセットのBWPの標的BWPと称されるBWP毎に、標的ヌメロロジーと称されるヌメロロジーを決定してもよい。ヌメロロジー決定器324は、各標的ヌメロロジーを、ヌメロロジー比較のためのヌメロロジー比較ユニット322と、伝送属性決定のための伝送属性決定器326とに送信することができる。
ヌメロロジー比較ユニット322は、SFIパターン決定器320からの示されるSFIパターンおよびヌメロロジー決定器324からの標的ヌメロロジーの両方を受信してもよい。いくつかの実施形態では、示されるSFIパターンは、任意のヌメロロジーに関連しないが、しかし、所定の数のOFDMシンボル、すなわち、示されるSFIパターン下のスロット長のみに関連する。この場合、ヌメロロジー比較ユニット322は、示されるSFIパターン下のスロット長と各標的ヌメロロジー下のスロット長を比較することができる。他の実施形態では、示されるSFIパターンは、ソースヌメロロジーと称される、具体的ヌメロロジーに関連する。ソースヌメロロジーは、標準化要件、半静的構成、動的構成、および他のチャネル信号のうちの少なくとも1つに基づいて決定されてもよい。この場合、ヌメロロジー比較ユニット322は、ソースヌメロロジーと各標的ヌメロロジーを比較することができる。いずれの場合も、比較結果に基づいて、ヌメロロジー比較ユニット322は、伝送属性決定器326が各標的BWP上のBS100とUE300との間の伝送リンクの伝送属性を決定するためのチャネル構造パラレル移動スキームを決定してもよい。異なる実施形態によると、パラレル移動スキームは、SFIインジケーションの有効時間範囲を表す所定の持続時間内の標的ヌメロロジー下のOFDMシンボルのみに適用される、連結および/または分割動作を含んでもよい。
伝送属性決定器326は、SFIパターン決定器320によって決定された示されるSFIパターンに基づいて、かつヌメロロジー比較ユニット322によって決定されたパラレル移動スキームに従って、ヌメロロジー決定器324によって決定された標的ヌメロロジーに対する所定の持続時間内の各標的BWP上のBS100とUE300との間の伝送リンクの伝送属性を決定してもよい。
伝送属性更新器328は、受信器314を介して、例えば、UE特有のDCIおよび/または半静的構成信号に基づいて、ある更新された伝送属性インジケーションをBS100から受信してもよい。競合が、SFIによって示される伝送方向と伝送属性更新器328によって受信されたパラレルインジケータとの間に存在するとき、伝送属性更新器328は、最新伝送属性インジケーションに基づいて、伝送属性を更新してもよい。
図4は、本開示のいくつかの実施形態による、チャネル構造情報を決定および更新するために、UE、例えば、図3におけるUE300によって実施される方法400のためのフローチャートを図示する。402では、UEは、無線信号をBSから受信する。404では、UEは、無線信号から、BSとUEとの間の伝送リンクのチャネル構造を示すチャネル構造情報を取得する。406では、UEは、BSによって構成される波形パラメータセットおよび有効持続時間を決定する。408では、UEは、波形パラメータセットに対する有効持続時間内の伝送リンクの伝送属性を決定する。随意に、410では、UEは、BSからのパラレル伝送属性インジケーションの受信に応じて、伝送リンクの1つ以上の伝送属性を更新する。
本開示の異なる実施形態が、ここで、以降において詳細に説明されるであろう。本開示における実施形態および実施例の特徴は、競合せずに、任意の様式において、相互に組み合わせられ得ることに留意されたい。
実施形態1では、示されるSFIパターンは、UEが異なる標的ヌメロロジー下でチャネル構造を決定するための所定の数のOFDMシンボルに対応する。BSの標準化または半静的構成に基づいて、UEは、SFIパターン1、SFIパターン2、...SFIパターンNを含む、SFIパターンのコードブックのセットを理解することができ、異なるSFIパターンは、異なるチャネル構造、例えば、スロット構造を表す。例えば、SFIパターン1は{7’D’2’O’5’U’}を表し、SFIパターン2は、{12’D’1’O’1’U’}を表し、SFIパターン3は、{2’D’1’O’10’U’1’O’}を表し、SFIパターン4は、{3’D’2’O’2’U’}を表す等となり、「D」は、「ダウンリンク」の伝送属性を有する、OFDMシンボルまたはシンボルグループを示し、「U」は、「アップリンク」の伝送属性を有する、OFDMシンボルまたはシンボルグループを示し、「O」は、「OTHER」の伝送属性を有する、OFDMシンボルまたはシンボルグループを示す。コードブックセット内のSFIパターンは全て、同一数のOFDMシンボルのスロット構造を示してもよい、または異なる数のOFDMシンボルのスロット構造を示してもよい。数が同一であるかどうかにかかわらず、あるSFIパターンに関して、これは、N0個のOFDMシンボルのスロット長を伴うスロット構造を示し、N0は、N0=7またはN0=14等の正の整数である。
UEは、SFIインジケーションをBWPのCORESET(制御リソースセット)から受信し、これは、コードブックセット内のあるSFIパターンを示し、BWPのヌメロロジーは、ヌメロロジー1として構成される。ヌメロロジー1下のスロットは、N1個のOFDMシンボルを含有する。伝送ヌメロロジー(伝送されるBWPのヌメロロジー)は、本実施形態では、標的ヌメロロジーと等しいが、伝送ヌメロロジーは、いくつかの他の実施形態では、標的ヌメロロジーと異なり得ることを理解されたい。
N0およびN1を比較することによって、UEは、チャネル構造決定のための異なるパラレル移動スキームを決定することができる。
N1がN0と等しい場合、UEは、示されるSFIパターンに従って、OFDMシンボル毎に、1対1のマッピングを行うことができる。図5に示されるように、UEは、各スロット内、SFI510によって示される有効スロット内、およびBWPの周波数ドメイン内のN1個のOFDMシンボルの伝送属性を決定することができる。図5は、ヌメロロジー1下のOFDMシンボル長(またはサブキャリア間隔)の異なる実施例520、530、540を示し、N0=N1=14である。ヌメロロジー1下のOFDMシンボル長(またはサブキャリア間隔)のサイズにかかわらず、UEは、単に、SFIパターン510に示されるOFDMシンボルのそれぞれの伝送属性をヌメロロジー1下の対応するOFDMシンボルにマッピングすることができる。
N1がN0未満である場合、SFIパターンによって示されるスロットは、ヌメロロジー1下で複数のスロットに分割されてもよい。通常、N0は、N1の整数倍、すなわち、N0=N1*kであって、kは、正の整数である。図6に示されるように、N0=14およびN1=7であるとき、1つのN0が、2つのN1に分割され、次いで、ヌメロロジー1下の2つの連結されたスロットのスロット構造は、SFIパターン610によって示されるスロット構造に対応する。図6は、ヌメロロジー1下のOFDMシンボル長(またはサブキャリア間隔)の異なる実施例620、630、640を示す。ヌメロロジー1下のOFDMシンボル長(またはサブキャリア間隔)のサイズにかかわらず、端末は、単に、SFIパターン下の1つのスロット内のN0個のOFDMシンボルのそれぞれの伝送属性を、それぞれ、ヌメロロジー1下のN1個のOFDMシンボルを含む、k個のスロット内の対応するOFDMシンボルにマッピングすることができ、ヌメロロジー1下のk個のスロット内のOFDMシンボルは、SFIパターンのインジケーションに従って、1対1で伝送属性を割り当てられる。
N1がN0よりも大きい場合、UEは、SFIパターンによって示されるスロット構造を連結し、ヌメロロジー1下のスロット構造を得ることができる。通常、N1は、N0の整数倍、すなわち、N1=N0*kであって、kは、正の整数である。図7に示されるように、SFIパターン710によって示されるN0個のOFDMシンボルを含有する2つのスロット構造が、連結され、連結されたスロット構造のOFDMシンボル伝送属性は、ヌメロロジー1下でN1個のOFDMシンボルを含有するスロットにマッピングされる。図7は、ヌメロロジー1下のOFDMシンボル長(またはサブキャリア間隔)の異なる実施例720、730、740を示す。ヌメロロジー1下のOFDMシンボル長(またはサブキャリア間隔)のサイズは、連結後、シンボル毎の伝送属性割当の動作に影響を及ぼさない。
N1が、N0の整数倍ではないとき、およびN0が、N1の整数倍ではないときでも、分割または連結動作は、有効持続時間内のN1個のシンボルのみに適用され得ることを理解されたい。
コードブックセット内のチャネル構造は、本実施形態では、スロットに対応するが、コードブックセット内のチャネル構造は、本教示の種々の実施形態では、1つ以上の無線フレーム、1つ以上のサブフレーム、1つ以上のスロット、および1つ以上のスロットのグループのいずれかに対応してもよいことを理解されたい。また、各チャネル構造は、本実施形態では、OFDMシンボルのうちの1つ以上のものをカバーし、一連のOFDMシンボル内の伝送属性のパターンを示すが、チャネル構造パターンは、一般に、1つ以上の時間単位内の伝送属性のパターンを示すことができ、各時間単位は、1つ以上のOFDMシンボル、1つ以上のOFDMシンボルのグループ、1つ以上のミニスロット、および1つ以上のスロットのうちのいずれかを含んでもよいことが理解され得る。
実施形態1は、SFIパターン下の単一OFDMシンボルの長さを強調または要求するものではない。単一OFDMシンボルの長さは、SFIパターンの標準化または半静的構成に基づいて、識別される場合とそうではない場合がある。単一OFDMシンボルの長さが、識別されない場合、SFIパターンに対応するOFDMシンボルの数を提供することのみ必要である。
実施形態1は、BSがUEのために単一BWPまたは複数のBWPを構成およびアクティブ化する場合およびBSが単一SFIまたは複数のSFIをUEに伝送する場合に適用されることができ、これは、以下の場合を含む。
第1の場合では、BSは、UEのために1つのみのBWPを構成およびアクティブ化する。UEは、アクティブBWPのCORESET上でSFIを検出および受信し、SFIパターンインジケーションをアクティブBWPのSFIから読み取り、実施形態に説明される方法によって、インジケーションに基づいて、アクティブBWP上のスロット構造を決定する。
第2の場合では、BSは、UEのために複数のBWPを構成およびアクティブ化する。UEは、SFIを複数のBWP内の1つのみのBWPから検出および受信し、SFIパターンインジケーションをSFIから読み取り、それぞれ、実施形態に説明される方法によって、インジケーションに基づいて、複数のアクティブBWPのそれぞれ上のスロット構造を決定する。
第3の場合では、BSは、UEのために複数のBWPを構成およびアクティブ化する。UEは、複数のBWPの少なくともいくつか(全部または一部であるが、1つよりも多く)上でSFIを検出および受信する。UEは、複数のSFIを受信してもよい。UEは、SFIパターンインジケーションをBWP xから読み取り、実施形態に説明される方法によって、インジケーションに基づいて、アクティブBWP x上のスロット構造を決定する。UEは、SFIパターンインジケーションをBWP yから読み取り、インジケーションに基づいて、実施形態に説明される方法によって、アクティブBWP y上のスロット構造を決定する。すなわち、UEは、独立して、各BWPのSFIインジケーションに従って、各BWPのスロット構造を決定する。
実施形態2では、示されるSFIパターンは、所定の長さの時間に対応し、異なるヌメロロジー下の伝送属性は、時間ドメイン内で整合される。BSの標準化または半静的構成に基づいて、UEは、SFIパターン1、SFIパターン2、...SFIパターンNを含む、ヌメロロジー0(ソースヌメロロジー)下のコードブックセットを理解することができ、異なるSFIパターンは、ヌメロロジー0下の異なるスロット構造を表す。ヌメロロジー0は、その独自の具体的SCS、OFDMシンボル長、それぞれ、SCS0、OSL0、N0として示される、スロット内に含有されるOFDMシンボルの数を有する。OSL0およびN0に基づいて、ヌメロロジー0下のスロット長T0を決定することができ、T0=OSL0*N0であって、ソースヌメロロジーは、標準化要件、半静的構成、動的構成、および他のチャネル信号のうちの少なくとも1つに基づいて決定される。
UEは、SFIをBWPのCORESETから読み取り、SFIパターンを取得し、BWPのヌメロロジーは、ヌメロロジー1(標的ヌメロロジー)として構成される。ヌメロロジー1は、その独自の具体的SCS、OFDMシンボル長、それぞれ、SCS1、OSL1、N1として示される、スロット内に含有されるOFDMシンボルの数を有する。OSL1およびN1に基づいて、ヌメロロジー1下のスロット長T1を決定することができ、T1=OSL1*N1である。伝送ヌメロロジー(伝送されるBWPのヌメロロジー)は、本実施形態では、標的ヌメロロジーと等しいが、伝送ヌメロロジーは、いくつかの他の実施形態では、標的ヌメロロジーと異なり得ることを理解されたい。
ヌメロロジー0およびヌメロロジー1を比較することによって、UEは、チャネル構造決定のための異なるパラレル移動スキームを決定することができる。
ヌメロロジー0が、ヌメロロジー1と同一である、すなわち、SCS0が、SCS1と等しく、OSL0が、OSL1と等しく、N0が、N1と等しい場合、UEがSFI内のSFIパターンを読み取った後、UEは、図8に示されるように、直接、ヌメロロジー0下のN0個のシンボル810のそれぞれの伝送属性についてのSFIパターンインジケーションをヌメロロジー1下のN1個のシンボル820のうちの対応する1つにマッピングすることができる。
ヌメロロジー0が、ヌメロロジー1と異なる場合、下記に示されるように、3つの異なる場合が存在する。
第1の場合では、SCS0は、SCS1と等しく、OSL0は、OSL1と等しいが、N0は、N1と等しくない。N0が、N1よりも大きいとき、図9に示されるように、ヌメロロジー0下のSFIパターン910によって示される1つのスロットは、ヌメロロジー1下で複数のスロット920に分割される。N0が、N1未満であるとき、ヌメロロジー0下のSFIパターン1010によって示される複数のスロットは、図10に示されるように、ヌメロロジー1下の1つのスロット1020に連結される。
第2の場合では、SCS0は、SCS1と等しくなく、OSL0は、OSL1と等しくなく、N0は、N1と等しい。図11に示されるように、OSL0が、OSL1よりも大きい(SCS0がSCS1未満であるときと同等である)とき、通常、T0=k*T1であって、kは、正の整数であって、SFIパターン1110によって示されるヌメロロジー0下のOFDMシンボルのそれぞれの伝送属性は、ヌメロロジー1下の複数(k)個のOFDMシンボル1120にマッピングされ、OSL0が、OSL1未満である(SCS0がSCS1よりも大きいときと同等である)とき、典型的には、T0=T1/kであって、kは、正の整数であって、SFIパターンによって示されるヌメロロジー0下の複数のOFDMシンボル1110の伝送属性は、ヌメロロジー1下のOFDMシンボル1130のうちの対応する1つの異なる部分にマッピングされる。本方法に基づいて、ヌメロロジー0およびヌメロロジー1下の2つのスロット構造の「D」、「O」、「U」フィールドが、時間ドメイン内で相互に整合されることが確実にされる。すなわち、SFIパターンによって示されるヌメロロジー0下のスロット長T0内のスロット構造は、ヌメロロジー1下のT0(可能性として、k*T1またはT1/k)と同一時間長内のスロット構造と同一である。
第3の場合では、SCS0は、SCS1と等しくなく、OSL0は、OSL1と等しくなく、N0は、N1と等しくない。図12および図13に示されるように、ここでの方法は、第2の場合におけるものに類似し、ヌメロロジー0およびヌメロロジー1下の2つのスロット構造の「D」、「O」、「U」フィールドが、時間ドメイン内で相互に整合されることを確実にするという目的を伴う。図12に示されるように、SFIパターンによって示されるヌメロロジー0下の1つのOFDMシンボル1210の伝送属性は、ヌメロロジー1下の2つの異なるスロット内の2つのOFDMシンボル1222、1224にマッピングされてもよい。図13に示されるように、SFIパターンによって示されるヌメロロジー0下の2つの異なるスロット内の2つのOFDMシンボル1312、1314の伝送属性は、ヌメロロジー1下の対応する1つのOFDMシンボルのうちの異なる部分1322、1324にマッピングされてもよい。
第2の場合および第3の場合に関して、ヌメロロジー1下のスロット長T1が、ヌメロロジー0下のスロット長T0と等しくないとき、(a)標準化要件または半静的構成または動的インジケーションによって決定されたSFI有効持続時間、または(b)半静的構成または動的インジケーションによって決定されたSFI有効スロットの数のいずれかに基づいて、連結または分割の範囲を決定することができる。
第1の状況では、標準化要件または半静的構成または動的インジケーションに従って、UEは、SFIインジケーションの有効時間範囲がM0個のOFDMシンボルであることを決定することができる。次いで、UEが、ヌメロロジー1下のスロット構造を決定すると、UEは、有効時間範囲M0*OSL0内のスロット構造のみを決定することができる。分割または連結動作は、有効時間範囲外のスロットまたはOFDMシンボルには適用されることができない(N0が、N1*kと等しいかどうか、およびN0が、N1/kと等しいかどうかにかかわらず)。
代替として、第1の状況では、標準化要件または半静的構成または動的インジケーションに従って、UEは、SFIインジケーションの有効時間範囲がM0個のスロットであることを決定することができる。次いで、UEが、ヌメロロジー1下のスロット構造を決定すると、UEは、有効時間範囲M0*T0内のスロット構造のみを決定することができる。分割または連結動作は、有効時間範囲外のスロットまたはOFDMシンボルには適用されることができない。
第2の状況では、標準化要件または半静的構成または動的インジケーションに従って、UEは、SFIインジケーションの有効時間範囲がM0個のOFDMシンボルであることを決定することができる。次いで、UEが、ヌメロロジー1下のスロット構造を決定すると、UEは、有効時間範囲M0*OSL1内のスロット構造のみを決定することができる。分割または連結動作は、有効時間範囲外のスロットまたはOFDMシンボルには適用されることができない。
代替として、第2の状況では、標準化要件または半静的構成または動的インジケーションに従って、UEは、SFIインジケーションの有効時間範囲がM0個のスロットであることを決定することができる。次いで、UEが、ヌメロロジー1下のスロット構造を決定すると、UEは、有効時間範囲M0*T1内のスロット構造のみを決定することができる。分割または連結動作は、有効時間範囲外のスロットまたはOFDMシンボルには適用されることができない。
SFIインジケーションの有効時間範囲は、本実施形態では、単一SFIパターンをカバーするが、SFIインジケーションの有効時間範囲は、他の実施形態では、複数のSFIパターンをカバーしてもよいことを理解されたい。例えば、有効時間範囲は、5つのタイムスロットをカバーしてもよく、最初の2つのスロットは、SFIパターン1に従い、残りの3つのスロットは、SFIパターン2に従う。別の実施例では、有効時間範囲は、SFIパターン3に従う前半の部分と、SFIパターン4に従う後半の部分とを含む、スロットをカバーしてもよい。
実施形態3では、実施形態2における方法が、複数のBWPに適用される。
BSが、UEのためにN(Nは、1よりも大きい整数である)個のBWPを構成およびアクティブ化すると、SFIをN個のBWP上で検出および受信する、またはSFIをBWPのうちの1つのみの上で検出または受信するように、UEを構成することが可能である。各BWPのヌメロロジーは、独立して構成されることができる。BSは、BWP1のヌメロロジーをヌメロロジー1として構成し、BWP2のヌメロロジーをヌメロロジー2として構成し、BWP NのヌメロロジーをヌメロロジーNとして構成することができる。
BSは、SFIをBWPのうちの1つのみの上で検出および受信するように、UEを構成してもよい。BSが、SFIをBWP x(xは、[1,N]内の正の整数である)上で検出および受信するようにUEを構成すると仮定すると、SFIによって示されるスロットパターンは、ヌメロロジーXに対応する。BWP x以外のN-1BWPに関して、構成されるヌメロロジーがヌメロロジーxと同一であるかどうかにかかわらず、UEは、ヌメロロジーx下のSFIに基づいて、全N個のBWPのスロット構造を決定する。具体的方法は、実施形態2のものと同一である。
BSはまた、SFIを各BWP上で検出および受信するように、UEを構成してもよい。BWP xに関して、そのヌメロロジーが、ヌメロロジーxである場合、BWP上のBSによって読み取られるスロットパターンは、ヌメロロジーxに対応する。BWP yに関して、そのヌメロロジーが、ヌメロロジーyである場合、BWP上のBSによって読み取られるスロットパターンは、ヌメロロジーyに対応する。
実施形態4では、示されるSFIパターンは、所定の数のスロットまたはOFDMシンボルに対応し、異なるヌメロロジー下の伝送属性が時間ドメイン内で整合されることを確実にする必要がない。BSの標準化または半静的構成に基づいて、UEは、SFIパターン1、SFIパターン2、...SFIパターンNを含む、ヌメロロジー0下のコードブックセットを理解することができ、異なるSFIパターンは、ヌメロロジー0下の異なるスロット構造を表す。ヌメロロジー0は、その独自の具体的SCS、OFDMシンボル長、それぞれ、SCS0、OSL0、N0として示される、スロット内に含有されるOFDMシンボルの数を有する。OSL0およびN0に基づいて、ヌメロロジー0下のスロット長T0を決定することができ、T0=OSL0*N0である。
UEは、SFIをBWPのCORESETから読み取り、SFIパターンを取得し、BWPのヌメロロジーは、ヌメロロジー1(標的ヌメロロジー)として構成される。ヌメロロジー1は、その独自の具体的SCS、OFDMシンボル長、それぞれ、SCS1、OSL1、N1として示される、スロット内に含有されるOFDMシンボルの数を有する。OSL1およびN1に基づいて、ヌメロロジー1下のスロット長T1を決定することができ、T1=OSL1*N1である。伝送ヌメロロジー(伝送されるBWPのヌメロロジー)は、本実施形態では、標的ヌメロロジーと等しいが、伝送ヌメロロジーは、いくつかの他の実施形態では、標的ヌメロロジーと異なり得ることを理解されたい。
ヌメロロジー0およびヌメロロジー1を比較することによって、UEは、チャネル構造決定のための異なるパラレル移動スキームを決定することができる。
ヌメロロジー0下のN0が、ヌメロロジー1下のN1と等しい場合、UEは、図14に示されるように、ヌメロロジー1下のOSL1(またはSCS1)が、ヌメロロジー0下のOSL0(またはSCS0)と等しいかどうかを検討せずに、直接、N0個のシンボル1410のそれぞれのSFIパターンによって示される伝送属性をN1個のシンボル1420のうちの対応する1つにマッピングすることができる。
ヌメロロジー0下のN0が、ヌメロロジー1下のN1と等しくない場合、N0=k*N1であるとき(kは、正の整数である)、UEは、図15に示されるように、ヌメロロジー0下のスロット1510をヌメロロジー1下のk個のスロット1520、1530、1540に分割し、次いで、ヌメロロジー0下のSFIパターンインジケーションに従って、ヌメロロジー1下のOFDMシンボルのそれぞれの伝送属性を決定することができる。N0=N1/kであって、kが、正の整数であるとき、UEは、図16に示されるように、ヌメロロジー0下のk個のスロット1610をヌメロロジー1下の1つのスロット1620、1630、1640に連結し、次いで、ヌメロロジー0下のSFIパターンインジケーションに従って、ヌメロロジー1下のOFDMシンボルのそれぞれの伝送属性を決定することができる。同様に、システムは、ヌメロロジー1下のOSL1(またはSCS1)がヌメロロジー0下のOSL0(またはSCS0)と等しいかどうかを検討しない。
標準化要件または半静的構成または動的インジケーションに従って、UEは、SFIインジケーションの有効時間範囲がM0個のOFDMシンボルであることを決定することができる。次いで、UEが、ヌメロロジー1下のスロット構造を決定すると、UEは、有効時間範囲M0*OSL1内のスロット構造のみを決定することができる。分割または連結動作は、有効時間範囲外のスロットまたはOFDMシンボルには適用されることができない。代替として、標準化要件または半静的構成または動的インジケーションに従って、UEは、SFIインジケーションの有効時間範囲がM0個のスロットであることを決定することができる。次いで、UEが、ヌメロロジー1下のスロット構造を決定すると、UEは、有効時間範囲M0*T1内のスロット構造のみを決定することができる。再び、分割または連結動作は、有効時間範囲外のスロットまたはOFDMシンボルには適用されることができない。
実施形態5では、実施形態4における方法は、複数のBWPに適用され、実施形態5は、実施形態3におけるものに類似するステップに従うことができる。
実施形態6では、SFIインジケーションがUE特有のDCIおよび/または半静的構成信号と競合するとき、問題を解決するための方法が、開示される。ある条件が満たされると、UEは、図17に示されるように、SFIによって示される「O」フィールド内のOFDMシンボル上で、半静的に構成される周期的または非周期的ダウンリンク信号を受信する、または半静的に構成される周期的または非周期的アップリンク信号を送信することができる。
時間t1 1710では、実施形態1-5における方法のうちの1つを使用して、UEは、受信されたSFIインジケーションに基づいて、BWP上のスロット構造を決定することができる。スロット構造は、「O」フィールドを含有する。「O」の伝送属性を有するOFDMシンボルに関して、UEは、任意のダウンリンク/アップリンク信号またはダウンリンク/アップリンクチャネルをこれらのOFDMシンボル上で受信/伝送することができない。
時間t2 1720では、UEは、UE特有のDCIを受信し、これは、伝送属性「O」を伴うOFDMシンボルが、DL伝送のために使用されることを示す。次いで、t2から開始して、UEはまた、UE特有のDCIによって示される対応するシンボル上のDLまたはUL伝送に加え、CSI-RS(チャネル状態情報-基準信号)、DMRS(復調基準信号)等の半静的に構成される周期的または非周期的ダウンリンク信号を、DL伝送のために使用され、伝送属性「O」を有し得る、OFDMシンボル102上で受信することができる。
時間t3 1730では、UEは、更新されたSFIインジケーションを受信し、更新されたSFIインジケーションに従って、前の動作を繰り返す。
時間t4 1740では、UEは、UE特有のDCIを受信し、これは、伝送属性「O」を伴うOFDMシンボルが、UL伝送のために使用されることを示す。次いで、t4から開始して、UEはまた、UE特有のDCIによって示される対応するシンボル上のDLまたはUL伝送に加え、SRS(サウンディング基準信号)、DMRS等の半静的に構成される周期的または非周期的アップリンク信号を、UL伝送のために使用される「O」の伝送属性を伴うOFDMシンボル104上で伝送することができる。
実施形態7では、2つの異なる伝送方向間のガード周期(GP)を決定するための方法が、開示される。UEは、アップリンク伝送とダウンリンク伝送との間またはダウンリンク伝送とアップリンク伝送との間の遷移時間GPを必要とする。本実施形態では、GPは、SFIパターンによって示される「O」の伝送属性を伴う時間範囲内になければならない。GPは、「O」フィールド全体を占有する、または「O」フィールドの一部のみを占有することができる。
本開示の種々の実施形態が、上記に説明されたが、それらは、限定としてではなく、実施例としてのみ提示されたことを理解されたい。同様に、種々の略図は、例示的アーキテクチャまたは構成を描写し得、これは、当業者が、本開示の例示的特徴および機能を理解することを可能にするために提供される。しかしながら、そのような当業者は、本開示は、図示される例示的アーキテクチャまたは構成に制限されず、種々の代替アーキテクチャおよび構成を使用して実装されることができることを理解するであろう。加えて、当業者によって理解されるであろうように、一実施形態の1つ以上の特徴は、本明細書に説明される別の実施形態の1つ以上の特徴と組み合わせられることができる。したがって、本開示の範疇および範囲は、上記に説明される例示的実施形態のいずれかによって限定されるべきではない。
また、「第1」、「第2」等の指定を使用した本明細書における要素の任意の参照は、概して、それらの要素の量または順序を限定するものではないことを理解されたい。むしろ、これらの指定は、本明細書では、2つ以上の要素または要素のインスタンス間で区別する便宜的手段として使用されることができる。したがって、第1および第2の要素の参照は、2つのみの要素が採用され得る、または第1の要素がある様式において、第2の要素に先行しなければならないことを意味するものではない。
加えて、当業者は、情報および信号が種々の異なる技術および技法のいずれかを使用して表されることができることを理解するであろう。上記の説明において参照され得る、例えば、データ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、およびシンボルは、例えば、電圧、電流、電磁波、磁場または粒子、光場または粒子、または任意のそれらの組み合わせによって表されることができる。
当業者はさらに、本明細書に開示される側面に関連して説明される、種々の例証的論理ブロック、モジュール、プロセッサ、手段、回路、方法、および機能のいずれかが、電子ハードウェア(例えば、デジタル実装、アナログ実装、またはその2つの組み合わせ)、ファームウェア、命令を組み込む種々の形態のプログラムまたは設計コード(本明細書では、便宜上、「ソフトウェア」または「ソフトウェアモジュールと称され得る)、またはこれらの技法の任意の組み合わせによって実装されることができることを理解するであろう。
ハードウェア、ファームウェア、およびソフトウェアの本可換性を明確に図示するために、種々の例証的コンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップは、概して、その機能性の観点から上記に説明されている。そのような機能性が、ハードウェア、ファームウェア、またはソフトウェア、またはこれらの技法の組み合わせとして実装されるかどうかは、特定の用途および全体的システム上に課される設計制約に依存する。当業者は、説明される機能性を特定の用途毎に種々の方法で実装することができるが、そのような実装決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じさせるものではない。種々の実施形態によると、プロセッサ、デバイス、コンポーネント、回路、構造、機械、モジュール等は、本明細書に説明される機能の1つ以上のものを実施するように構成されることができる。規定された動作または機能に関する、用語「~ように構成される(configured to)」または「~のために構成される(configured for)」は、本明細書で使用されるように、規定された動作または機能を実施するように物理に構築される、プログラムされる、および/または配列される、プロセッサ、デバイス、コンポーネント、回路、構造、機械、モジュール等を指す。
さらに、当業者は、本明細書に説明される種々の例証的論理ブロック、モジュール、デバイス、コンポーネント、および回路が、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または他のプログラマブル論理デバイス、または任意のそれらの組み合わせを含み得る、集積回路(IC)内に実装される、またはそれによって実施されることができることを理解するであろう。論理ブロック、モジュール、および回路はさらに、アンテナおよび/または送受信器を含み、ネットワークまたはデバイス内の種々のコンポーネントと通信することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであることができるが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、または状態機械であることができる。プロセッサはまた、コンピューティングデバイス、例えば、DSPおよびマイクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと併せた1つ以上のマイクロプロセッサの組み合わせ、または本明細書に説明される機能を実施するための任意の他の好適な構成の組み合わせとして実装されることができる。
ソフトウェア内に実装される場合、機能は、1つ以上の命令またはコードとして、コンピュータ可読媒体上に記憶されることができる。したがって、本明細書に開示される方法またはアルゴリズムのステップは、コンピュータ可読媒体上に記憶されるソフトウェアとして実装されることができる。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体および通信媒体の両方を含み、コンピュータプログラムまたはコードを1つの場所から別の場所に転送することを可能にされ得る、任意の媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の利用可能な媒体であることができる。限定ではなく、一例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、または所望のプログラムコードを命令またはデータ構造の形態で記憶するために使用され得、かつコンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を含むことができる。
本書では、用語「モジュール」は、本明細書で使用されるように、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、および本明細書に説明される関連付けられた機能を実施するためのこれらの要素の任意の組み合わせを指す。加えて、議論の目的のために、種々のモジュールは、離散モジュールとして説明される。しかしながら、当業者に明白となるであろうように、2つ以上のモジュールが、組み合わせられ、本開示の実施形態に従って関連付けられた機能を実施する、単一モジュールを形成してもよい。
加えて、メモリまたは他の記憶装置および通信コンポーネントが、本開示の実施形態において採用されてもよい。明確にする目的のために、上記の説明は、異なる機能単位およびプロセッサを参照して本開示の実施形態を説明していることを理解されたい。しかしながら、異なる機能単位、処理論理要素、またはドメイン間の機能性の任意の好適な分布が、本開示から逸脱することなく使用されてもよいことが明白であろう。例えば、別個の処理論理要素またはコントローラによって実施されるように例証される機能性は、同一処理論理要素またはコントローラによって実施されてもよい。故に、具体的機能単位の参照は、厳密な論理または物理構造または編成を示すのではなく、説明される機能性を提供するための好適な手段の参照にすぎない。
本開示に説明される実装の種々の修正が、当業者に容易に明白となり、本明細書に定義された一般的原理は、本開示の範囲から逸脱することなく、他の実装に適用されることができる。したがって、本開示は、本明細書に示される実装に限定されることを意図するものではなく、下記の請求項において制限されるように、本明細書に開示される新規特徴および原理と一致する最も広い範囲と見なされる。
Claims (16)
- 第1のノードによって実施される方法であって、前記方法は、
無線信号を第2のノードから受信することと、
前記無線信号によって示されるチャネル構造情報を取得することと、
前記無線信号によって示される前記チャネル構造情報のために構成される第1のヌメロロジーを決定することであって、前記第1のヌメロロジーは、第1のセットの帯域幅部分(BWP)に関連する、ことと、
半静的構成を前記第2のノードから受信することと、
前記半静的構成に基づいて第2のヌメロロジーを決定することであって、前記第2のヌメロロジーは、第2のセットのBWPに関連し、前記第2のセットのBWPは、前記第1のセットのBWPを含む、ことと、
前記チャネル構造情報に基づいて、第1の波形パラメータセットに対する所定の持続時間内の前記第1のノードと前記第2のノードとの間の前記第2のセットのBWPのうちのBWP上の伝送リンクの伝送属性を決定することであって、前記伝送属性は、前記第1のヌメロロジーおよび前記第2のヌメロロジーと関連付けられ、前記所定の持続時間は、前記伝送属性の有効時間範囲を表し、いずれのヌメロロジーにも関連しない絶対時間周期に基づいて決定される、ことと
を含む、方法。 - 第1のノードによって実施される方法であって、前記方法は、
第2のノードによって使用されるべき所定の持続時間および第1のヌメロロジーを構成することにより、前記第1のノードと前記第2のノードとの間の第2のセットの帯域幅部分(BWP)のうちのあるBWP上の伝送リンクの伝送属性を決定することであって、
前記伝送属性は、前記第1のヌメロロジーおよび第2のヌメロロジーと関連付けられ、
前記所定の持続時間は、前記伝送属性の有効時間範囲を表し、いずれのヌメロロジーにも関連しない絶対時間周期に基づいて決定され、
前記第1のヌメロロジーは、第1のセットのBWPに関連し、前記第2のヌメロロジーは、前記第2のセットのBWPに関連し、前記第2のセットのBWPは、前記第1のセットのBWPを含み、
前記第2のヌメロロジーは、半静的構成に基づいている、
ことと、
前記第1のヌメロロジーに関連するチャネル構造情報を示す無線信号を生成することと、
前記無線信号を前記第2のノードに伝送することと
を含む、方法。 - 前記伝送属性は、少なくとも1つのフィールドを含み、前記少なくとも1つのフィールドは、
ダウンリンク(DL)フィールドであって、その中で、前記第2のノードは、ダウンリンク信号を受信することが可能である、ダウンリンク(DL)フィールド、
アップリンク(UL)フィールドであって、その中で、前記第2のノードは、アップリンク信号を伝送することが可能である、アップリンク(UL)フィールド、または、
OTHERフィールドであって、その中で、前記第2のノードは、前記OTHERフィールドが、それぞれ、DLフィールドもしくはULフィールドに更新されたことを示す動的インジケーションを前記第1のノードから受信した後、ダウンリンク信号の受信もしくはアップリンク信号の伝送のいずれかを行うことが可能であり、前記アップリンク信号および前記ダウンリンク信号の各々は、半静的に構成される信号である、OTHERフィールド
を含む、請求項2に記載の方法。 - 前記チャネル構造情報は、第1の時間単位に対応する構造コードブックのセット内に含まれる1つ以上のチャネル構造を示し、
前記1つ以上のチャネル構造の各々は、前記所定の持続時間内の1つ以上の第2の時間単位と、前記1つ以上の第2の時間単位の伝送属性のパターンとをカバーする、請求項2に記載の方法。 - 前記構造コードブックのセットは、半静的構成に基づいて決定される第3のヌメロロジー下、いくつかの第2の時間単位をカバーするチャネル構造を示し、
前記所定の持続時間内の前記伝送属性は、前記所定の持続時間内の異なるヌメロロジー下の伝送属性の整合に基づいて決定される、
請求項4に記載の方法。 - 非一過性コンピュータ可読媒体であって、前記非一過性コンピュータ可読媒体は、その上に記憶されるコンピュータ実行可能命令を有し、前記コンピュータ実行可能命令は、第1のノードのプロセッサによって実行されると、前記プロセッサに、請求項1に記載の方法を実施させる、非一過性コンピュータ可読媒体。
- 非一過性コンピュータ可読媒体であって、前記非一過性コンピュータ可読媒体は、その上に記憶されるコンピュータ実行可能命令を有し、前記コンピュータ実行可能命令は、第1のノードのプロセッサによって実行されると、前記プロセッサに、請求項2に記載の方法を実施させる、非一過性コンピュータ可読媒体。
- プロセッサ、メモリ、および無線インターフェースを備える第1の通信装置であって、前記メモリは、命令を記憶し、前記命令は、前記プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに、方法を実施させ、前記方法は、
無線信号を第2のノードから受信することと、
前記無線信号によって示されるチャネル構造情報を取得することと、
前記無線信号によって示される前記チャネル構造情報のために構成される第1のヌメロロジーを決定することであって、前記第1のヌメロロジーは、第1のセットの帯域幅部分(BWP)に関連する、ことと、
半静的構成を前記第2のノードから受信することと、
前記半静的構成に基づいて第2のヌメロロジーを決定することであって、前記第2のヌメロロジーは、第2のセットのBWPに関連し、前記第2のセットのBWPは、前記第1のセットのBWPを含む、ことと、
前記チャネル構造情報に基づいて、第1の波形パラメータセットに対する所定の持続時間内の第1のノードと前記第2のノードとの間の前記第2のセットのBWPのうちのBWP上の伝送リンクの伝送属性を決定することであって、前記伝送属性は、前記第1のヌメロロジーおよび第2のヌメロロジーと関連付けられ、前記所定の持続時間は、前記伝送属性の有効時間範囲を表し、いずれのヌメロロジーにも関連しない絶対時間周期に基づいて決定される、ことと
を含む、第1の通信装置。 - 前記チャネル構造情報は、第1の時間単位に対応する構造コードブックのセット内に含まれる1つ以上のチャネル構造を示し、
前記1つ以上のチャネル構造の各々は、前記所定の持続時間内の1つ以上の第2の時間単位と、前記1つ以上の第2の時間単位の伝送属性のパターンとをカバーする、請求項8に記載の第1の通信装置。 - 前記構造コードブックのセットは、半静的構成に基づいて決定される第3のヌメロロジー下、いくつかの第2の時間単位をカバーするチャネル構造を示し、好ましくは、
前記所定の持続時間内の伝送属性は、前記所定の持続時間内の異なるヌメロロジー下の伝送属性の整合に基づいて決定される、
請求項9に記載の第1の通信装置。 - プロセッサ、メモリ、および無線インターフェースを備える第1の通信装置であって、前記メモリは、命令を記憶し、前記命令は、前記プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに、方法を実施させ、前記方法は、
第2のノードによって使用されるべき所定の持続時間および第1のヌメロロジーを構成することにより、第1のノードと前記第2のノードとの間の第2のセットの帯域幅部分(BWP)のうちのBWP上の伝送リンクの伝送属性を決定することであって、
前記伝送属性は、前記第1のヌメロロジーおよび第2のヌメロロジーと関連付けられ、
前記所定の持続時間は、前記伝送属性の有効時間範囲を表し、いずれのヌメロロジーにも関連しない絶対時間周期に基づいて決定され、
前記第1のヌメロロジーは、第1のセットのBWPに関連し、前記第2のヌメロロジーは、前記第2のセットのBWPに関連し、前記第2のセットのBWPは、前記第1のセットのBWPを含み、
前記第2のヌメロロジーは、半静的構成に基づいている、
ことと、
前記第1のヌメロロジーに関連するチャネル構造情報を示す無線信号を生成することと、
前記無線信号を前記第2のノードに伝送することと
を含む、第1の通信装置。 - 前記チャネル構造情報は、第1の時間単位に対応する構造コードブックのセット内に含まれる1つ以上のチャネル構造を示し、
前記1つ以上のチャネル構造の各々は、前記所定の持続時間内の1つ以上の第2の時間単位と、前記1つ以上の第2の時間単位の伝送属性のパターンとをカバーする、請求項11に記載の第1の通信装置。 - 前記構造コードブックのセットは、半静的構成に基づいて決定される第3のヌメロロジー下、いくつかの第2の時間単位をカバーするチャネル構造を示し、好ましくは、前記所定の持続時間内の前記伝送属性は、前記所定の持続時間内の異なるヌメロロジー下の伝送属性の整合に基づいて決定される、請求項12に記載の第1の通信装置。
- 前記伝送属性は、少なくとも1つのフィールドを含み、前記少なくとも1つのフィールドは、
ダウンリンク(DL)フィールドであって、その中で、前記第2のノードは、ダウンリンク信号を受信することが可能である、ダウンリンク(DL)フィールド、
アップリンク(UL)フィールドであって、その中で、前記第2のノードは、アップリンク信号を伝送することが可能である、アップリンク(UL)フィールド、または、
OTHERフィールドであって、その中で、前記第2のノードは、前記OTHERフィールドが、それぞれ、DLフィールドもしくはULフィールドに更新されたことを示す動的インジケーションを前記第1のノードから受信した後、ダウンリンク信号の受信もしくはアップリンク信号の伝送のいずれかを行うことが可能であり、前記アップリンク信号および前記ダウンリンク信号の各々は、半静的に構成される信号である、OTHERフィールド
を含む、請求項11に記載の第1の通信装置。 - 前記伝送属性は、少なくとも1つのフィールドを含み、前記少なくとも1つのフィールドは、
ダウンリンク(DL)フィールドであって、その中で、前記第2のノードは、ダウンリンク信号を受信することが可能である、ダウンリンク(DL)フィールド、
アップリンク(UL)フィールドであって、その中で、前記第2のノードは、アップリンク信号を伝送することが可能である、アップリンク(UL)フィールド、または、
OTHERフィールドであって、その中で、前記第2のノードは、前記OTHERフィールドが、それぞれ、DLフィールドもしくはULフィールドに更新されたことを示す動的インジケーションを前記第1のノードから受信した後、ダウンリンク信号の受信もしくはアップリンク信号の伝送のいずれかを行うことが可能であり、前記アップリンク信号および前記ダウンリンク信号の各々は、半静的に構成される信号である、OTHERフィールド
を含む、請求項1に記載の方法。 - 前記伝送属性は、
ダウンリンク(DL)フィールドであって、その中で、前記第2のノードは、ダウンリンク信号を受信することが可能である、ダウンリンク(DL)フィールド、
アップリンク(UL)フィールドであって、その中で、前記第2のノードは、アップリンク信号を伝送することが可能である、アップリンク(UL)フィールド、または、
OTHERフィールドであって、その中で、前記第2のノードは、前記OTHERフィールドが、それぞれ、DLフィールドもしくはULフィールドに更新されたことを示す動的インジケーションを前記第1のノードから受信した後、ダウンリンク信号の受信もしくはアップリンク信号の伝送のいずれかを行うことが可能であり、前記アップリンク信号および前記ダウンリンク信号の各々は、半静的に構成される信号である、OTHERフィールド
のうちの少なくとも1つを含む、請求項8に記載の第1の通信装置。
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