JP7502262B2 - 動物安楽死方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、動物安楽死のための装置及び方法に関する。
農業において、動物の飼育に携わる人々には高水準の注意及び福祉を提供することが求められている。これには、成長のための、そして、動物の完全なライフサイクルの全段階を通してのストレスのない環境が含まれる。
自然界と同様に、商業的に飼養されている動物のライフサイクルも、怪我、罹患、及び病気を伴うことがある。自然界では、これは多くの場合、苦痛とゆっくりしたストレスの多い死を伴う。現代の農業においては、熟練した牧畜業者及び獣医が、高水準の動物福祉を保証し、必要に応じて、長引くストレスの多い死を防止するために、迅速且つ人道的に動物を安楽死させる決定を下す責任がある。大規模商業農場において、迅速且つ人道的に動物を安楽死させる必要性は日常的な出来事であり得る。2001年の英国における口蹄疫(Foot and Mouth Disease)の発生のような、大規模な病気の発生のとき、多数の動物を迅速に安楽死させて病気の蔓延を防止する必要がある。
これらの動物の安楽死を実行しなければならなかった2001年大流行中の前線の労働者の多くが、外傷後ストレス症候群(Post-Traumatic Stress Syndrome)の症状を示した。この例は、商業農場での日々の業務よりはるかに大きいが、同じストレッサが存在する。最大の快適さ及びケアを提供して急速な生産的成長を確実にするやり方で動物が飼育されることを保証することがその唯一の職務である熟練労働者がこのとき、これらの同じ動物を安楽死させるよう求められる。彼らは迅速且つ人道的な対応の必要性を明確に認識しているが、現在利用可能な方法は、動物を安楽死させるという必要な行為に関連する感情的な反応を低減する解決策を提供していない。いくつかの状況においては、人間の心的外傷又はストレスを制限する方法が現在存在しないため、動物が迅速に処理されない。
現在の方法論には、最適な安楽死を妨げるいくつかの欠点がある。動物安楽死のいくつかの既存の技術は、麻酔薬の過剰摂取に依存しており、標的動物に投与される管理された薬物を用いている。しかしながら、薬物は資格のある獣医師によってのみ投与することができ、このプロセスは費用がかかる可能性がある。他の技術は、例えば、弾丸、又はキャプティブボルトの使用を伴う頭蓋外傷に依存するが、このプロセスは心的外傷性のものとなる可能性があり、プロセス中に放出され得る血液及び体液を伴う。動物安楽死のいくつかの方法は感電死を用いるが、このような方法は、その方法を意図したように機能させるため、標的動物に対する特定の解剖学的位置に電圧/電流を正確に投与する必要がある。大量の血液を放出することに関連する健康及び安全上の影響のために失血は依然として望ましくはないが、失血前の無意識な状態を保証するため、屠殺前に電撃も現在用いられている。げっ歯類の餌のような殺鼠剤をげっ歯類に用いることができるが、殺鼠剤の使用は毒性があり、死を長引かせるという結果になる可能性がある。
したがって、高度な安楽死技術を通じて動物及び人間の両方の福祉を改善する機会が存在する。
本発明の目的は、動物及び人間の福祉を改善するのを助けることができる安楽死システム及び方法を提供することである。記載のような安楽死方法は単一のプロセスであり、これは動物を瞬時に無意識な状態にする電撃と同時に、低酸素症を誘発する大気圧の減少を組み合わせることを含む。このプロセスは、動物及び人間のオペレータの両方に人道的な安楽死プロセスを提供する。
本発明の一態様によれば、少なくとも1匹の動物を安楽死させるための装置が提供される。この装置は封止可能チャンバを含み、これは、少なくとも1匹の動物がチャンバ内へ進入するための少なくとも1つの開口と、少なくとも1匹の動物を気絶させて無意識な状態にするのに十分な電流の流れを少なくとも1匹の動物に投与するためにチャンバ内に配置された少なくとも2つの導電性要素と、封止可能チャンバから空気を排出するように動作可能に構成された空気排出システムと、少なくとも2つの導電性要素に電流を供給するための電気供給制御ユニットと、を含む。
いくつかの実施形態において、電気供給制御ユニットはまた、人間の安全インターロックを動作させ、監視アルゴリズムを動作させ、動作条件/時間を監視して最適な安楽死条件が確実に実施されるようにし、デバイスの進行中の動作を監視し、可能性のあるメンテナンス/サービス要件をオペレータに通知するように、又はこれらの機能を組み合わせて機能することができる。
本発明の他の一態様によれば、封止可能チャンバ内で少なくとも1匹の動物を安楽死させる方法が提供される。この方法は、封止可能チャンバ内に配置された少なくとも2つの導電性要素に、少なくとも1匹の動物を気絶させて無意識な状態にするのに十分な電圧/電流を印加するステップと、封止可能チャンバから空気を排出するステップと、を含む。
本発明の他の一態様によれば、プロセッサによって実行されたとき、封止可能チャンバ内で少なくとも1匹の動物を安楽死させる方法を実施するコンピュータ実行可能命令が記録された非一時的コンピュータ可読メモリが提供される。この方法は、封止可能チャンバに動作可能に接続された電気供給制御ユニットを制御して、封止可能チャンバ内に配置された少なくとも2つの導電性要素に、少なくとも1匹の動物を気絶させて無意識な状態にするのに十分な電圧/電流を印加するステップと、封止可能チャンバに動作可能に接続された空気排出システムを制御して、封止可能チャンバから空気を排出するステップと、を含む。
本発明のこれら及び他の特徴は、添付の図面を参照する次の説明からより明らかになるであろう。
本発明の一実施形態による、動物安楽死のための装置の内面図である。 図1に示される装置の外面図である。 本発明の他の一実施形態による、動物安楽死のための装置の断面図である。 図3に示される装置の斜視図である。 本発明の一実施形態による、げっ歯類防除に用いるための動物安楽死の装置を示す図である。 本発明の一実施形態による、封止可能ヒンジ付きドアを通って動物安楽死の装置に入るげっ歯類の断面図である。 本発明の他の一実施形態による、封止可能ヒンジ付きドアを通って動物安楽死の装置に入る大型動物の斜視図である。 本発明の一実施形態による、動物安楽死の方法のフローチャートである。 本発明の他の一実施形態による、動物安楽死の方法のフローチャートである。
本明細書に記載しているのは、動物を安楽死させるプロセスを伴う動物安楽死のための装置及び方法である。
本開示の様々な実施形態によれば、この動物安楽死プロセスは同時に、
a.安楽死チャンバにおける電撃により、動物を瞬時に無意識な状態にすることと、
b.安楽死チャンバにおける大気圧を減少させて動物の低酸素症を誘発し、これにより動物が無意識な状態の間に死に至ることと、
を含む。
本発明は、人間のオペレータを実際の安楽死事象から隔離するのに役立つ。安楽死は封止された箱の中の機械によって実施され、人間は動物に触れたり、安楽死事象が起こっているのを見たりしない。プロセスからのこの距離により、安楽死の周りの人間の苦痛及びトラウマが少なくなる。
図1は、本開示の一実施形態による、動物安楽死のための装置(10)の内面図を示す。図2は、図1に示すような装置(10)の外面図を示す。
図1及び図2に示すように、装置(10)は、1又は2以上の動物を積むことができる封止可能チャンバ(1)を含む。封止可能チャンバ(1)は、1又は2以上の動物がチャンバ(1)内に進入するための少なくとも1つの開口(2)を含み、チャンバ(1)は、開口(2)を閉じることによって封止することができる。
この実施形態において、チャンバ(1)は、基部(6)及び側壁(7)を含み、少なくとも1つの開口(2)は、開口(2)を通して動物を積み降ろしするために適合されたチャンバ(1)の頂部にある封止可能ヒンジ付きドア(8)を含む。換言すれば、図1及び図2に示すような装置(2)は、トップローディング特徴を含む。この構成は、げっ歯類、ウサギ、家禽、子豚、又は拾い上げてデバイス内へ置くことができる他の小家畜のような小動物を安楽死させるのに有益であり得るが、特に装置が大型動物用の用途に改造された場合、後で示すように、他の構造を想定することができる。
封止可能チャンバは、装置の全体的な構成及びサイズに応じて、異なる程度に「封止可能」とすることができるということが想定されている。例えば、いくつかの実施形態において封止可能チャンバ(1)は、完全な封止を要求しなくてもよいが、致命的な動物の低酸素症を誘発する点まで大気圧を低下させることが可能になるのに十分な程度まで固く閉じられるべきである。
装置(10)は、チャンバ(1)全体にわたって配置された少なくとも2つ、及び図示の実施形態において、複数の導電性要素(3)をさらに備える。導電性要素(3)は、動物を無意識な状態にするのに十分な電圧/電流を動物に投与するように作用する。
図1に示すように、導電性要素(3)は、チャンバ(1)全体にわたってアレイ状に配置された一連の垂直チェーンである。導電性要素(3)は、電撃プロセスにおいて用いるため、帯電するように構成されている。
他の実施形態において、動物と導電性要素(3)、例えば電極との間に物理的接触がなくてもよい。電気がたどる経路を提供するものであれば電極は何でもよく、電圧が間隔をジャンプするのに十分であれば、これは空気でもよいということを当業者は理解するであろう。さらなる実施形態において、電極は、エンクロージャの底部に液体を含むことができ、図1に示すようにこれは1つのチェーン又は複数のチェーンとすることができ、そうでなければこれはチャンバ(1)の床又は側壁に構成することができる。
電気を伝導するため、当業者は、異なる電圧の2つの点が要求されることになるということを理解するであろう。通常、正と見なされる接点及び負と見なされるものがあることになるが、一方の接点を他方より正とすることもでき、電圧の差別化を引き起こして電流を流すことも可能である。
装置(2)には、導電性要素(3)に電流を供給するための電気供給制御ユニット(5)が取り付けられている。電気供給制御ユニット(5)は、例えば、発電機、太陽電池、及び/又はバッテリを含む電力供給装置、及び/又は外部電源に接続するための電源コードを含むことができる。本開示の一実施形態において、導電性要素(3)に印加される電圧/電流は、少なくとも110VのACである。他の実施形態において、導電性要素(3)に印加される電圧/電流は、220VのACであってもよい。さらなる実施形態において、電極又は制御ユニット又は動作コントロールに印加される電圧/電流は、当業者に明らかであるように、十分なパラメータのDCであってもよい。異なる実施形態は、当業者に明らかであるように、他の電圧/電流パラメータを選択することを伴うことができる。
装置(2)はまた、封止可能チャンバ(1)から空気を排出するように動作可能に構成された空気排出システム(4)を含む。空気排出システム(4)は、低酸素症を誘発するためにチャンバ(1)から空気を抽出するように構成された真空ポンプとすることができる。
空気排出システム(4)は、装置の全体的な構成及びサイズに応じて、異なる程度に空気を「排出」するように構成することができるということが理解されよう。例えば、ほとんどの実施形態において空気排出システム(4)は、致命的な動物の低酸素症を誘発する点までチャンバ(1)内の大気圧を下げるように構成する必要があるのみである。
電気部品のすべては、電気供給制御ユニット(5)及び空気排出システム(4)と通信するように構成された制御ユニット(11)(図6参照)によって制御することができる。制御ユニット(11)は、空気排出システム(4)及び電気供給制御ユニット(5)の動作を制御するためのソフトウェアを実行するように構成されたプロセッサ又はマイクロプロセッサを含む。ソフトウェアは、一貫した安全な有用性を保証するために必要とされる様々なパラメータを制御する。制御ユニット(11)はまた、装置(10)の外部からのユーザ操作及び/又は制御を可能にするために提供されるユーザインターフェースを含むことができる。制御ユニット(11)は、装置の内又は外部の1又は2以上の追加のデバイスと通信するためのネットワーク接続、例えば、ワイファイ(Wi-Fi)及び/又はブルートゥース(Bluetooth)接続を含むことができる。
制御されるパラメータのうち、動物の異なる種について、動物を無意識な状態にする電圧/電流及びサイクル時間の正しいタイプ及び量をこのシステムは決定することができるということが理解されるべきである。いくつかの好ましい実施形態において、これは、確実に無意識な状態を継続するため、定期的なサイクルで繰り返すことができる。
この装置は、装置(10)の搬送を容易にするための車輪(14)のセットを含む搬送可能カートとして取り付けることができる。
図3は、本開示の他の一実施形態による、動物安楽死装置(10)の断面図である。図4は、図3に示すような装置(10)の斜視図である。
図3及び図4に示すように、チャンバ(1)は、基部(6)、頂部(9)、及び側壁(7)を含む。この実施形態において、少なくとも1つの開口(2)は、開口(2)を通して動物を積み降ろしするために適合されたチャンバ(1)の一端にある封止可能ヒンジ付きドア(8)を含む。チャンバ(1)は、封止可能ヒンジ付きドア(8)がローディングランプ及びゲートとして機能するように適合されている輸送コンテナとして成形及び寸法決めされている。
基部(6)は、装置(10)の内容物を空にするためのリフト(12)及び/又は装置の内容物を空にするための基部の床にある封止可能ドア(図示せず)をさらに含むことができる。リフティング機構は、装置内へ置かれる又は移動する動物のサイズ及び量によって要求/規定されるような様々なタイプのものとし得るということが当業者には明らかであろう。これらのタイプは、人力の適用、ウィンチ又はレバーのような機械的手段、シリンダ、モータ又はレバーを含む水力、及びアクチュエータ、モータ、コイル又はレバーを含む電気機構を含むことができるが、これらに限定されない。
図3に示すように、この装置は、ユーザが装置(10)を引っ張る又は牽引することを可能にするように適合された少なくとも1つの引っ張り又は牽引要素(15)を含むことができる。
図5は、げっ歯類の使用のための動物安楽死装置(1)を示す。図6は、封止可能ヒンジ付きドア(8)を通って装置(10)に入るげっ歯類の断面図である。図7は、封止可能ヒンジ付きドア(8)を通って装置(10)に入るより大きな動物の斜視図である。
図6及び図7に示す実施形態において、装置(10)は、動物トラップとして成形及び寸法決めすることができ、餌ステーション(16)をさらに含む。いくつかの実施形態において、この装置は、制御ユニット(11)と通信するように構成されたセンサを含むことができる。センサは、封止可能チャンバ(1)における餌ステーション(16)に接続され、少なくとも1匹の動物の存在を検出するように構成することができる。動物が餌ステーション(16)で検出されると、制御ユニット(11)は、チャンバ(1)の一端にある封止可能ヒンジ付きドア(8)を制御して閉じる。非限定的な一実施形態において、センサは、動物の存在を検出する赤外線センサとすることができ、或いは、これは動物の体重を検出するスケール又は動物の全体的なサイズを推定するカメラを含むことができる。他のセンサオプションも同様に想定され、装置の意図された用途に基づいて当業者には明らかであろう。
いくつかの実施形態において、この装置はまた、制御ユニット(11)と通信するように構成された封止可能チャンバ(1)に取り付けられたカメラ(17)又は画像捕捉ユニットを含むことができる。カメラ(17)は、動物の1又は2以上の画像を捕捉し、画像認識のために画像を制御ユニット(11)に送信することができる。制御ユニット(11)は、画像認識ソフトウェアを実行して動物の種を決定するように構成されている。動物の種がげっ歯類のような所定の種と一致すれば、制御ユニット(11)は、上述のプロセスを自動的に制御して開始することができる。
このように、この方法は、げっ歯類のような特定の種において、げっ歯類がトラップに入るように誘惑され得る場合、人間のオペレータから独立して動作することができ、記載のプロセスは、毒素、外傷及び/又は閉じ込めの使用を通じてではなく人道的にげっ歯類を安楽死させる。
図8は、本開示の一実施形態による、動物安楽死のコンピュータ実施方法(800)である。この方法は、プロセッサを含む制御ユニット(11)が、電気供給制御ユニット(5)を制御して(802)1又は2以上の動物を気絶させて無意識な状態にするのに十分な電圧/電流を印加するための命令を実行するステップを含み、電圧/電流は、封止可能チャンバ(1)内に配置された少なくとも2つの導電性要素(3)に印加される。空気排出システム(4)は、封止可能チャンバ(1)から空気を排出するように制御される(804)。
本開示の様々な実施形態によれば、いかなる人間のオペレータも外傷又は薬物を直接送達することなくシステムが安楽死を提供することができるよう、動物を封止可能チャンバ(1)に置くことができる。この間接的な方法により、安楽死に関連する人間の不快感及びストレスが除去され、必要且つ適切なときに迅速に安楽死を提供する人々の意志を高めるであろう。特に心的外傷性のものであれば、安楽死に対する自然な人間の嫌悪感があり、記載の方法はこのような嫌悪感を排除し、人間の福利を向上させるであろう。
本開示の様々な実施形態において説明したような装置又は方法を用いるとき、薬物又はガスは要求されない。封止可能チャンバ(1)は、安全で人間の健康に危険を及ぼさないように設計することができる。
装置(10)は堅牢で簡素な設計であり、手頃な価格のユニットを可能にし、コストは適切な安楽死に対するバリアにはならないであろう。
ソフトウェアが、プロセスの有効性を制御し、動物及びオペレータの両方に最適な結果を保証することができる。人為的危険を防止し、適切な積載及び動作を保証するため、セーフガードが組み込まれる。いくつかの実施形態において、ソフトウェアプログラムは、確実に無意識な状態にすることが達成されるように、そして空気が排出されるまで確実に無意識な状態が継続するように計られた期間、動物のサイズ及びタイプに比例する電圧/電流を印加するように設計される。さらなる実施形態において、ソフトウェアプログラムは、チャンバの封止を試験して空気が効果的に排出されることを確認することになる。この実施形態において、封止又は電気供給に問題があれば、安楽死シーケンスが開始されないという通知がユーザに送信される。これにより、機器に問題があれば動物が怪我をすることはないということが保証される。さらに他の実施形態において、メンテナンス作業の必要性を検出し、ソフトウェアプログラムで動作して継続的な効果的な性能を保証するセンサがシステムに含まれる。ソフトウェアは、封止可能チャンバの開口、又は蓋に組み込まれたセンサと関連して動作し、チャンバが開いている間、又はいかなるメンテナンス中も電圧/電流が印加されないことを保証し、オペレータ又は居合わせた人が不注意に怪我をしないことを保証することもできる。
図9は、本開示の他の一実施形態による、動物安楽死のコンピュータ実施方法(900)である。この方法は、少なくとも1匹の動物が封止可能チャンバ(1)において検出されたとき(902)に開始する。これは、制御ユニット(11)が、封止可能チャンバにおける餌ステーション(16)に接続されたセンサから、少なくとも1匹の動物の存在の検出信号を受信するステップを含むことができる。検出信号が受信されると、プロセッサは、上記封止可能チャンバの一端にある封止可能ヒンジ付きドア(8)を制御して閉じる(904)。続いて、又は同時に、プロセッサは、封止可能チャンバ(1)に取り付けられたカメラ(17)に、少なくとも1匹の動物の画像を捕捉する(906)ように指示することができる。少なくとも1匹の動物の画像が受信されると、プロセッサは、画像認識ソフトウェアを実施して(908)少なくとも1匹の動物の種を判定する。プロセッサは次いで少なくとも1匹の動物の種が所定の種と一致するかどうかを判定し(910)、少なくとも1匹の動物の種が所定の種と一致すると判定されると、電撃(912)及び空気排出(914)のステップを開始するように指示することができる。
本明細書に開示の方法のいずれも、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又はこれらの任意の組合せにおいて実施することができる。ソフトウェアとして実施される場合、この方法、行為又は動作は、コンピュータ可読命令としてプログラム又はコード化され、固定又は非一時的コンピュータ可読媒体、コンピュータ可読メモリ、機械可読メモリ又はコンピュータプログラム製品上に電子的、磁気的又は光学的に記録することができる。換言すれば、コンピュータ可読メモリ又はコンピュータ可読媒体は、コードの命令を含み、これは、メモリ内へロードされ、コンピューティングデバイスのプロセッサ上で実行されると、コンピューティングデバイスに前述の方法の1又は2以上を実施させる。
コンピュータ可読媒体は、命令実行システム、装置又はデバイスによって、又はこれらに関連して用いるためのプログラムを含有、格納、通信、伝播又は搬送する任意の手段とすることができる。コンピュータ可読媒体は、電子、磁気、光学、電磁気、赤外線又は任意の半導体システム又はデバイスとすることができる。例えば、本明細書に開示の方法を実施するコンピュータ実行可能コードは、CD-ROM、DVD、RAM、ROM、EPROM、フラッシュメモリ又は任意の適切なメモリカードなどを含むがこれらに限定されないコンピュータ可読媒体上に明白に記録することができる。この方法は、ハードウェアにおいて実施することもできる。
[実施例]
獣医のケースレポート
背景:農場で豚を安楽死させる現在の方法論には、いくつかの欠点がある。麻酔薬の過剰摂取によって動物を安楽死させることができるが、このプロセスは費用がかかり、農場の状況に適用可能ではない。他のより一般的な技術は、弾丸、又はキャプティブボルト機器の使用を伴う頭蓋外傷に依存するが、このプロセスは心的外傷性のものとなる可能性があり、血液及び体液の放出を伴う。動物安楽死のいくつかの方法は感電死を用いることができるが、このような方法は、その方法を意図したように機能させるため、標的動物に対する特定の解剖学的位置に電圧/電流を正確に投与する必要がある。安楽死の手段として二酸化炭素が利用可能であるが、動物は死が起こる前に空気を求めて奮闘することがある。安楽死に伴うトラウマは、最適な適用を妨げ、人間の健康に悪影響を及ぼすことがある感情的な反応を人々にもたらす可能性がある。
失血前の無意識な状態を保証するため、屠殺時に電撃が現在用いられている。大量の血液を放出することに関連する健康及び安全上の影響のために失血は依然として望ましくないので、このプロセスは農場では実用的でない。動物を気絶させて確実に瞬時に意識を失わせることと合わせて、動物が感覚を取り戻す前に死を確実にする方法を伴う改善された安楽死技術を通じて動物及び人間の両方の福祉を改善する機会が存在する。このケースレポートは、動物の人道的な安楽死のための実用的な方法になるように発展し得るプロセスを説明している。
技術:既存の衝撃技術、並びに低圧チャンバを作成する空気排出を利用するという概念を選択し、獣医の監督下で試験した。予後不良のために人道的に淘汰される予定であった商業農場からの2頭の新生の小さな子豚が、安楽死のために提示された。これらの重量は約1.5kgで、次の方法で安楽死させた。
1)子豚にAzaperone (Stresnil) DIN 00755710を2.2mg/kgで注射して、手順の20分前に豚を鎮静化及び静穏化した。
2)市販のスタナー、Hogスタナー(Best and Donovan社、米国オハイオ州シンシナティ)を用いて子豚を気絶させた。子豚1は1秒間280ボルトを受けた。子豚2は2秒間280ボルトを受けた。
3)市販の真空パッカー、Gastrovac Pro(Henkovac Vacuum systems社、オランダ、セルトーヘンボス)を用いて豚の周りから空気を排出し、子豚が置かれる持続的な陰圧環境を作成した。
観察:スタナーにより、両子豚は瞬時に、眼瞼/角膜反射又は周囲の認識の欠如に基づいて無意識になった。子豚は意識を取り戻さず、認識の兆候がなく、眼瞼、絞扼、又は角膜反射もなかった。死戦期呼吸が認められたが、これは予想される終末期の事象であった。子豚は30分間継続的に監視され、生命の兆候が検出されなかった3分後に死亡宣告された。
結論:豚を気絶させて意識を除去することとこれに続く即時の空気の排出の組合せにより、これら2頭の子豚を人道的に安楽死させることに成功した。これは、上で概説した技術を用いて動物を安楽死させることができるという概念の証明を反映している。商業的適用には改良が必要とされるが、この技術は現在の技術に対して顕著な利点を提供し、発展をさらに調査すべきである。
1又は2以上の現在好ましい実施形態を例として説明してきた。当業者には、請求項において画定されるような本発明の範囲から逸脱することなく、いくつかの変形及び修正を行うことができるということが明らかであろう。

Claims (26)

  1. 少なくとも1匹の動物を安楽死させるための装置(10)であって、
    前記少なくとも1匹の動物がチャンバ(1)内へ進入するための少なくとも1つの開口(2)を有する封止可能な前記チャンバ(1)と、
    前記少なくとも1匹の動物を気絶させて無意識な状態にするのに十分な電流を前記少なくとも1匹の動物に印加するために前記チャンバ(1)内に配置された少なくとも2つの導電性要素(3)と、
    気排出システム(4)と、
    前記導電性要素(3)に電圧/電流を供給するための電気供給制御ユニット(5)と、を備え、
    前記空気排出システムが、前記封止可能なチャンバ(1)から空気を排出し、低酸素症を誘発するのに適切な大気圧の低下を引き起こすように動作可能に構成される、前記装置(10)。
  2. 前記チャンバ(1)が、基部(6)及び側壁(7)を備え、前記チャンバ(1)の頂部にある封止可能なヒンジ付きドア(8)が、少なくとも1つの開口(2)を通して少なくとも1匹の動物を積み降ろしするために適合されている、請求項1に記載の装置(10)。
  3. 前記チャンバ(1)が、基部(6)、頂部(9)、及び側壁(7)を備え、前記チャンバ(1)の一端にある封止可能なヒンジ付きドア(8)が、少なくとも1つの開口(2)を通して少なくとも1匹の動物を積み降ろしするために適合されている、請求項1に記載の装置(10)。
  4. 前記チャンバ(1)の全体にわたってアレイ状に配置された複数の導電性要素(3)を備える、請求項1に記載の装置(10)。
  5. 前記空気排出システム(4)が、前記チャンバ(1)から空気を抽出するように構成された真空ポンプを備える、請求項1に記載の装置(10)。
  6. 前記電気供給制御ユニット(5)が、電力供給装置、及び/又は外部電源に接続するための電源コードを備える、請求項1に記載の装置(10)。
  7. 前記電力供給装置が、発電機、太陽電池、及び/又はバッテリを備える、請求項6に記載の装置(10)。
  8. 前記空気排出システム(4)及び前記電気供給制御ユニット(5)の動作を制御するソフトウェアを実行するためのプロセッサを含む制御ユニット(11)をさらに備える、請求項1に記載の装置(10)。
  9. 前記導電性要素(3)に印加される電圧/電流が、少なくとも110V又は少なくとも220VのAC又はDCであり、又は気絶させて無意識な状態にするのに十分である、請求項1に記載の装置(10)。
  10. 前記封止可能なヒンジ付きドア(8)がローディングランプ及びゲートとして機能するように適合されている輸送コンテナとして成形及び寸法決めされている、請求項3に記載の装置(10)。
  11. 前記基部(6)が、前記装置の内容物を空にするためのリフト(12)を備える、請求項10に記載の装置(10)。
  12. 前記基部(6)が、前記装置の内容物を空にするための封止可能なトラップドアを備える、請求項10に記載の装置(10)。
  13. 前記装置(10)の搬送を容易にするように構成された車輪(14)のセットをさらに備える、請求項1に記載の装置(10)。
  14. ユーザが前記装置(10)を引っ張る又は牽引することを可能にするように適合された少なくとも1つの引っ張り又は牽引要素(15)をさらに備える、請求項13に記載の装置(10)。
  15. 動物トラップとして成形及び寸法決めされ、かつプロセッサと通信するように構成されたセンサを有する餌ステーション(16)をさらに備え、前記プロセッサが、動物が前記餌ステーション(16)で感知されると、前記チャンバ(1)の一端にある封止可能なヒンジ付きドア(8)を閉じるように構成されている、請求項8に記載の装置(10)。
  16. プロセッサと通信するように構成された画像捕捉ユニット(17)をさらに備え、前記プロセッサが、前記画像捕捉ユニットによって撮影された種を認識することができる画像認識ソフトウェアを動作させる、請求項15に記載の装置(10)。
  17. 前記制御ユニット(11)が、Wi-Fi及び/又はブルートゥースインターネット接続をさらに備える、請求項16に記載の装置(10)。
  18. 封止可能なチャンバ(1)内で少なくとも1匹の動物を安楽死させるための方法であって、
    前記封止可能なチャンバ(1)内に配置された少なくとも2つの導電性要素(3)に、前記少なくとも1匹の動物を気絶させて無意識な状態にするのに十分な電圧/電流を印加するステップと、
    前記封止可能なチャンバ(1)から空気を排出し、低酸素症を誘発するのに適切な大気圧の低下を引き起こすステップと、
    を含む、前記方法。
  19. 少なくとも2つの導電性要素(3)に印加される電圧/電流が、少なくとも110V又は少なくとも220VのAC又はDC、又は気絶させて無意識な状態にするのに十分な電圧/電流である、請求項18に記載の方法。
  20. 前記封止可能なチャンバ(1)における餌ステーション(16)に接続されたセンサによって、少なくとも1匹の動物の存在を検出するステップと、
    前記少なくとも1匹の動物の存在が検出されると、前記封止可能なチャンバ(1)の一端にある封止可能なヒンジ付きドア(8)を閉じるステップと、
    をさらに含む、請求項18に記載の方法。
  21. 前記封止可能なチャンバ(1)に取り付けられた画像捕捉ユニット(17)によって、少なくとも1匹の動物の画像を捕捉するステップと、
    前記少なくとも1匹の動物の画像の画像認識を実行して前記少なくとも1匹の動物の種を判定するステップと、
    をさらに含む、請求項20に記載の方法。
  22. 少なくとも1匹の動物の種が所定の種と一致するかどうかを判定するステップと、
    前記少なくとも1匹の動物の種が前記所定の種であると判定されると、印加及び排出のステップを自動的に実行するステップと、
    をさらに含む、請求項21に記載の方法。
  23. 請求項8に記載の装置に備えられたプロセッサによって実行されたとき、封止可能なチャンバ(1)内で少なくとも1匹の動物を安楽死させる方法を実行するコンピュータ実行可能命令が記録された非一時的コンピュータ可読メモリであって、前記方法が、
    前記封止可能なチャンバ(1)に動作可能に接続された電気供給制御ユニット(5)を制御して、前記封止可能なチャンバ(1)内に配置された少なくとも2つの導電性要素(3)に、前記少なくとも1匹の動物を気絶させて無意識な状態にするのに十分な電圧/電流を印加するステップと、
    前記封止可能なチャンバ(1)に動作可能に接続された空気排出システム(4)を制御して、前記封止可能なチャンバ(1)から空気を排出し、低酸素症を誘発するのに適切な大気圧の低下を引き起こすステップと、
    を含む、前記非一時的コンピュータ可読メモリ。
  24. プロセッサによって実行されたとき、
    前記封止可能なチャンバにおける餌ステーション(16)に接続されたセンサから、少なくとも1匹の動物の存在の検出信号を受信することと、
    前記検出信号を受信すると、前記封止可能なチャンバの一端にある封止可能なヒンジ付きドア(8)を制御して閉じることと、
    を実行するコンピュータ実行可能命令をさらに含む、請求項23に記載の非一時的コンピュータ可読メモリ。
  25. プロセッサによって実行されたとき、
    前記封止可能なチャンバ(1)に取り付けられた画像捕捉ユニット(17)を制御して、少なくとも1匹の動物の画像を捕捉することと、
    前記少なくとも1匹の動物の画像の画像認識を実行して前記少なくとも1匹の動物の種を判定することと、
    を実行するコンピュータ実行可能命令をさらに含む、請求項24に記載の非一時的コンピュータ可読メモリ。
  26. プロセッサによって実行されたとき、
    少なくとも1匹の動物の種が所定の種と一致するかどうかを判定することと、
    前記少なくとも1匹の動物の種が前記所定の種と一致すると判定されると、前記電気供給制御ユニット(5)及び前記空気排出システム(4)の制御のステップを自動的に実行することと、
    を実行するコンピュータ実行可能命令をさらに含む、請求項25に記載の非一時的コンピュータ可読メモリ。
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